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ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海艦隊の戦闘機Su-30SMと対空戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年10月28日12時29分配信
【黒海艦隊海上航空隊のSu-30SMは、工場航行試験中の新たな小型ロケット艦「イングシェチア」と訓練を実施した】

黒海艦隊海上航空隊多目的戦闘機Su-30SM乗員は、工場航行試験の枠組みで小型ロケット艦「イングシェチア」乗組員と訓練を実施した。

工場航行試験中、航空機乗員は、艦の空中目標探知システムの点検の為、艦を仮想爆撃する戦闘進路への進入を行なった。

小型ロケット艦「イングシェチア」の対空防衛班は、空中攻撃手段に対する任務~空中目標の探知、コースの追跡、仮想撃破~を遂行した。

小型ロケット艦「イングシェチア」乗組員とSu-30SMの演習は、新たな艦の工場航行試験実施計画の一部として初めて行なわれた。

[参照]
小型ロケット艦「イングシェチア」
は、最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装を装備する多目的艦である。

黒海艦隊の為に建造される小型ロケット艦「イングシェチア」は、近代化された「ブヤン-M」シリーズの8番艦である。
同プロジェクト艦は増大した排水量を有し、海上および沿岸目標の撃破の為に意図されている長距離最新高精度ミサイル兵器汎用ミサイル複合体「カリブル」を装備する。
プロジェクト「ブヤン-M」の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。
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それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。


[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]

2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された]
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9月30日、「イングシェチア」ノヴォロシースク海軍基地から出航し、黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海で洋上試験を開始した]

10月25日にはセヴァストーポリへ到着しました。
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その後、同港を出港し、10月28日には黒海艦隊多用途複座戦闘機Su-30SMを「敵役」に見立てた対空戦闘訓練を行ないました。

「イングシェチア」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されており、引き渡し後は黒海艦隊へ編入されます。
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ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBはクリミアの発着艦訓練施設ニートカでの訓練を完了した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年10月29日13時35分配信
【北方艦隊艦上航空隊の飛行士はクリミアの複合体ニートカでの訓練を完了した】

北方艦隊の航空・防空連合部隊の独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、クリミアのサキ飛行場での訓練課程を完了した。
この10月中、彼等は航空隊地上試験訓練複合体(ニートカ)で着艦技量を向上させた。

ムルマンスク州からクリミアへ3機の航空機MiG-29Kと2機のMiG-29KUBが移動飛行を行なった。
航空連隊司令ウラジーミル・コクリン指揮下で到着した17名の戦闘機飛行士が飛行技量を向上させた。
彼らは、10回以上の交代飛行勤務へ取り組み、250回以上の
トレーナー上空の低高度飛行を行ない、約100回仮想甲板へ接触し、更には(着艦フックへ)引っ掛けて着陸した。

訓練の結果、最も準備の進んだ数名の飛行士が航空母艦での飛行許可を受け、連隊司令官は訓練プログラムを成功裏に遂行し、教官飛行士のテストへ移行した。

北方艦隊艦上戦闘機航空連隊の戦闘訓練計画に沿って、今週にはコラ半島のセヴェロモルスク-3飛行場への移動飛行が行なわれる。

[参照]
航空隊地上試験訓練複合体(ニートカ)
は、航空母艦甲板を模した特別な地上練習-訓練複合体であり、航空母艦からの航空機の発着艦技術への習熟の為に意図されている。

複合体は、艦の飛行甲板と同様のトランポリン台航空機拘束装置を装備した特別な鋼鉄の飛行場である。
飛行場の大きさは、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」飛行甲板の大きさに等しい。

ニートカは、艦上航空機の飛行試験、水平離着陸、更には飛行士の研修の為に使用されている。
トランポリンから最初に戦闘機Su-27が離陸したのは1982年8月であった。



[艦上戦闘機MiG-29K/KUB]
[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の新たな艦上戦闘機は、当初、Su-27KUB(1999年初飛行)とMiG-29K/KUB(2007年初飛行)の2機種から選ぶ事になっていました。
[ロシア海軍は、2016年以降に新しい艦上戦闘機を採用する]

艦上戦闘機Su-27KUB(Su-33UB)
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その後、2009年2月にはMiG-29K/KUBに絞られる事になりました。
[ロシア海軍、MiG-29KUBを導入]

艦上戦闘機MiG-29K/KUB24機の購入契約が締結されたのは、それから3年後の2012年2月29日でした。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]

ロシア海軍向けのMiG-29KUB量産1号機は2013年10月下旬に初飛行しました。
[ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した]

2013年11月下旬、当初の計画通りに2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)ロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した]

2014年12月2日までに8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUBが、当初の計画通りにロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍へ10機の艦上戦闘機MiG-29K/KUBが引き渡された]

2015年12月末までに10機のMiG-29Kが引き渡され、契約分全機の納入が完了しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの為の艦上戦闘機MiG-29K/KUBは契約分全機(24機)の納入を完了した]

MiG-29Kは、現用の艦上戦闘機Su-33と共に重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」で運用されます。
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]

2016年1月には、MiG-29K/KUBを装備する新たな航空連隊~第100独立艦上戦闘機航空連隊が編成されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの為の新たな艦上戦闘機MiG-29Kの航空連隊の編成は殆ど完了している]

2016年3月20日、第100独立艦上戦闘機航空連隊としての本格的な飛行訓練が始まりました。
[MiG-29K/KUBで編成されたロシア海軍の新たな艦上戦闘機航空連隊は本格的な戦闘訓練飛行を始めた]

2016年6月からはクリミア半島サキ飛行場へ進出し、「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板を模した艦上戦闘機発着艦訓練施設(旧ニートカ)で訓練を行ないました。
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2016年8月8日に初めて「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフへ初めて艦上戦闘機MiG-29KRが着艦した]

母艦となる「アドミラル・クズネツォフ」には、MiG-29K/MiG-29KUBを運用する為の新たな慣性航法システムが装備されています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは艦上戦闘機MiG-29K/KUBを運用する為の新型システムを搭載する]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この遠征において「アドミラル・クズネツォフ」には、少なくとも4機のMiG-29K(機体番号41、46、47、49)と3機のMiG-29KUB(機体番号50、52、53)が搭載されていました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]

2016年11月13日には1機のMiG-29K「アドミラル・クズネツォフ」への着艦時に墜落しました。
機体は海中に没しましたが、パイロットは無事に救助されました。
[地中海東部のロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機MiG-29Kの墜落事故が発生した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機MiG-29KRの墜落事故(2016年11月13日)・続報]

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月15日からシリア領内のテロ組織への空爆を開始し、MiG-29K/MiG-29KUBも参加しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33とMiG-29K/KUBは2016年11月~2017年1月にシリア領内のテロ組織を空爆した]

「アドミラル・クズネツォフ」の帰投後、空母部隊の将兵はクレムリンで表彰を受けました。
[シリア軍事作戦へ参加したロシア海軍北方艦隊の空母部隊の将兵はクレムリンで表彰を受けた]


この動画で6:04から登場する士官(キリール・エフゲニエヴィチ・レヴャキン大尉)は、MiG-29Kパイロット(第100独立艦上戦闘機航空連隊の飛行中隊長)です。
レヴャキン大尉は2016年8月に初めて「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦し、この前のシリア遠征では17回のフライト(発着艦)を行ないました。


現在、第100独立艦上戦闘機航空連隊MiG-29K/KUBの大半は、艦上戦闘機Su-33と共にセヴェロモルスク-3飛行場へ駐留しています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29Kは空中戦闘訓練を行なった]
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2018年4月10日には、Su-33と共にロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の対空防衛訓練で「敵機役」を務めています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で艦上戦闘機Su-33及びMiG-29Kを相手に対空戦闘訓練を行なった]

2018年6月8日、第100艦上戦闘機航空連隊MiG-29K/KUBは、発着艦訓練を行なう為、クリミア半島サキ飛行場艦上戦闘機発着訓練施設(旧ニートカ)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29Kはクリミア半島の発着艦訓練施設ニートカで訓練飛行を行なう]
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2018年7月29日の「ロシア海軍の日」には、クロンシュタット及びサンクトペテルブルクで行なわれた主要海軍パレードへ参加しました。
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第100艦上戦闘機航空連隊MiG-29K/KUBは、ムルマンスク州セヴェロモルスク-3飛行場に駐留し、訓練飛行を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBは悪天候下で飛行訓練を行なった]
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBはコラ半島及びバレンツ海で戦闘飛行訓練を行なった]
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBは戦闘飛行訓練を行なった]

2019年9月25日、第100艦上戦闘機航空連隊MiG-29K/KUBは、再びクリミア半島艦上戦闘機発着訓練施設(旧ニートカ)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBはクリミアの発着艦訓練施設ニートカで訓練を行なう]

10月11日からニートカでの着艦訓練を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBはクリミアの発着艦訓練施設ニートカで着艦訓練を行なった]

10月29日までに訓練は完了しました。


MiG-29K/KUB「母艦」アドミラル・クズネツォフは、2018年4月末から近代化改装工事を行なっており、艦隊へ復帰するのは早くても2021年になります。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年10月28日19時15分配信
北方艦隊の巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は無防備の泊地へ停泊中の対空防衛へ取り組んだ】

アフリカ西海岸から遠くない大西洋上で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、無防備の泊地への停泊中における敵空中攻撃手段の仮想攻撃を撃退する為の対空防衛手段の制御及び電波電子戦闘の訓練を実施した。

訓練中、電波位置測定ステーション及び兵器制御システムを完全な準備状態へ移行する規範行動へ取り組んだ。
空中目標を撃破する為の速射小口径砲及び高射ミサイル複合体「フォルト」(地上版S-300の同類)の準備状態の点検が行なわれた。

更に、投錨停泊時、臨検グループの要員による仮想容疑船の引き留め及び臨検の実地取り組みが行なわれた。
艦船支隊の対水中破壊工作防衛活動が行なわれた。
巡洋艦、更には支援船救助曳船SB-406給油船「ヴャジマ」の推進スクリュー群と船体水中部分の対水中工作点検が行なわれた。
戦闘演習活動に加え、巡洋艦の乗組員は、全ての環境安全活動を順守して給油船からディーゼル燃料を補充した。

物資補充完了後、北方艦隊艦船支隊は錨を上げ、南方向へ進路を取った。
現在、支隊アフリカ沿岸近くの大西洋の中立水域の航海を続けている。

この前の日曜日、巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の乗組員210名は、地理学ディクテーションへ参加した。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。
この2ヶ月間に巡洋艦地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャを訪れ、支援船キプロスギリシャへの業務寄港を行なった。

セヴェロモルスクから出航して以来、艦は約20500海里を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。

現在、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は、大西洋を南下しています。

ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは白海からカムチャツカ半島へ弾道ミサイル"ブラヴァー"を発射した



『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年10月30日5時3分配信
【潜水艦「クニャージ・ウウラジーミル」は初めて「ブラヴァー」発射を実行した】
モスクワ、10月30日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト955A(ボレイ-A)原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」は、試験の枠組みで初めて弾道ミサイル「ヴラヴァー」発射を実行した。
ロシア国防省の情報・マスコミュニケーション部は発表した。

ロケット巡洋艦白海エリアの水中位置からカムチャツカクラ射爆場へ射撃を行なった。

「ミサイルは正常モードで飛翔し、演習用戦闘ブロック(弾頭)は指定時間に射爆場へ到達した事が客観的な監視手段により記録されました」
部門は指摘した。

現在、国家軍備プログラムに沿って、ロシア海軍の為に8隻の「ボレイ」級潜水艦の建造が計画されている。
この内の3隻は完成し、海軍へ加わっている:「ユーリー・ドルゴルーキー」、「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」
第4の潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」は航行試験を行なっている。

「ブラヴァー」(NATO分類はSS-NX-30)は、3段固体燃料大陸間弾道ミサイルである。
それはプロジェクト955「ボレイ」水中巡洋艦へ配置される。
これは、10個までの個別誘導核弾頭を搭載でき、仮想敵の対ミサイル防衛を突破できる。
ミサイルの最大飛翔距離は8000キロメートル以上。

第4世代原子力水中巡洋艦プロジェクト「ボレイ」及び「ボレイ-A」シリーズは「ブラヴァー」ミサイルで武装しており、今後数十年のロシア海洋核戦力の基礎となる使命を帯びている。



[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦シリーズの4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]

2017年11月17日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]


「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「クニャージ・ウラジーミル」は、2018年11月28日から12月24日まで洋上試験(工場航行試験)の第1段階を実施しました。
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「クニャージ・ウラジーミル」は、初の試みとして、艦の洋上試験と並行して乗組員の慣熟訓練も行なっています。
[2019年末までにロシア海軍へ就役するボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは洋上試験と乗組員の慣熟訓練を同時並行で行なう]
これまでは、海軍へ引き渡された後に乗組員の慣熟訓練を開始し、それが終わった後でパトロールなどの洋上任務に就いていたのですが、引き渡される前に乗組員の慣熟訓練も済ませ、就役後、すぐに洋上任務へ就けるようにするのが狙いです。
これが上手く行けば、今後就役する他の新造艦でも実施される事になるでしょう。

「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月10日にセヴェロドヴィンスクを出航しています。


「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月末から航行試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年6月末に航行試験を再開する]

2019年10月30日未明、「クニャージ・ウラジーミル」は、弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年中に弾道ミサイル"ブラヴァー"を発射する]
[ロシア海軍は2019年に10基の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)ブラヴァーを受け取る]

「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月に予定されています。
[第4のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月28日13時49分配信
【バルト艦隊艦船支隊はインド洋へのルート上でシリアのタルトゥース港へ寄港した】

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成され、遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊艦船支隊は、シリアタルトゥース港への寄港を行なった。

シリアの港へ寄港する前日、艦船支隊は船舶航行集中条件下での航行演習を実施した。
更に、指揮所は仮想敵潜水艦の探知と、その追尾の行動へ取り組んだ。

バルト海から地中海への海上移動中、船員は7000海里以上を進んだ。

支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上ヘリコプターKa-27を搭載する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年10月25日15時9分配信
【全てのプロジェクト1155大型対潜艦は近代化の後にフリゲートとなる】

今後数年で全てのプロジェクト1155大型対潜艦が近代化され、フリゲートへ再分類される。
『Mil.Press FlotProm』特派員は海軍総司令部の高位の情報提供者より伝えられた。


2015年からウラジオストク『ダーリザヴォード』で高度な近代化が行なわれている「マルシャル・シャーポシニコフ」は、2019年に公式にフリゲートへ再分類された。

対談者によると、今、残りの同プロジェクト艦も近代化後に再分類する決定が下されている。
彼は、これが海軍、まず第一に太平洋艦隊の戦闘能力を強化すると付け加えた。

近代化の後、艦は高精度有翼ミサイル搭載艦対潜艦の能力が組み合わされる。

プロジェクト1155大型対潜艦の満載排水量は7570トン、船体の長さは163.5メートル、32ノットの速力を発揮する。
航続距離は、経済速力18ノットで5000海里、自立航行期間30日。
乗組員220名(29名の士官を含む)

艦の兵装構成:2基の100mm砲 AK-100、2基の45mm半自動砲21-KM、4基の30mm高射砲複合体AK-630、2基の高射ミサイル複合体「キンジャール」、2基の対潜複合体「ラストルブ-B」、2基の反応爆雷装置RBU-6000、更に魚雷発射管
大型対潜艦には2機のヘリコプターKa-27PLが駐留する。



太平洋艦隊に所属するプロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。
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2基の「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒AK-100 100mm単装砲2番砲塔、ガスタービンエンジンなどが撤去されています。

ガスタービンエンジン『クロンシュタット海洋工場』へ送られ、修復されます。
[クロンシュタット海洋工場はロシア海軍の全ての艦艇用ガスタービンエンジンを修理する]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]
「ウラン」4連装発射筒(3R-60U)は、「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒の在った場所に設置されるようです。

この他、有翼ミサイル「カリブル」用の垂直発射機3S-14も装備されるようです。
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ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】
2基の3S-14モジュールとの事ですから、計16基の発射機が設置されるようです。

2018年2月16日、「マルシャル・シャーポシニコフ」で、溶接作業中に木製足場へ引火した事により火災が発生しました。

[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]
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その後、『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]
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「マルシャル・シャーポシニコフ」の再就役は、2021年末~2022年初頭になるようです。
[近代化改装される大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは2021-2022年にロシア海軍へ復帰する]

近代化改装後の「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されます。


そして、ロシア海軍に在籍する全てのプロジェクト1155大型対潜艦は、「マルシャル・シャーポシニコフ」と同様の近代化改装が行なわれます。

現在、ロシア海軍には、プロジェクト1155大型対潜艦8隻と、改型のプロジェクト11551大型対潜艦1隻が在籍しています。

[北方艦隊]
「ヴィツェ-アドミラル・クラコーフ」(626):1982年2月9日就役
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「セヴェロモルスク」(619):1987年12月30日就役
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「アドミラル・レフチェンコ」(605):1989年5月1日就役
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「アドミラル・ハルラモフ」(678):1990年4月1日就役、予備役
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「アドミラル・チャバネンコ」(650、プロジェクト11551):1999年1月28日就役
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[太平洋艦隊]
「アドミラル・トリブツ」(564):1986年2月15日就役
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「マルシャル・シャーポシニコフ」(543):1986年2月15日就役
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「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572):1989年5月1日就役
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「アドミラル・パンテレーエフ」(548):1992年5月1日就役

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太平洋艦隊「アドミラル・トリブツ」は、2014年から2016年7月まで限定的な近代化改装(電子機器類の交換のみ)を行ないました。
[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]

北方艦隊「アドミラル・チャバネンコ」も2014年から近代化改装を行なってますが、完了は2023年頃になるようです。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・チャバネンコの近代化改装は2023年までに完了する]

他の艦も2020年代に近代化改装が行なわれるようです。
これらの艦も、近代化改装によりフリゲートへ類別変更されます。

修理中の警備艦ネウストラシムイは2020年にロシア海軍バルト艦隊へ復帰する

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『タス通信』より
2019年10月26日16時10分配信
【ロンドンまでプーチンに同行した警備艦「ネウストラシムイ」は2020年に海軍へ復帰する】
モスクワ、10月26日/タス通信

2003年のロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンロンドン訪問へ同行し、何度もNATOの演習へ参加したバルト艦隊警備艦「ネウストラシムイ」は、長期修理の後、2020年に戦闘編制へ復帰する。
『タス通信』は、沿バルト造船工場『ヤンターリ』代理人セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。

「ネウストラシムイの海軍への御引き渡しは、2020年半ばに予定しております」
対談者は話した。
戦闘当直へ復帰するまでに、艦は全ての種類の航行試験を行なう。

「ネウストラシムイ」は、沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で2014年から大規模修理を始めた。

2003年夏、ウラジーミル・プーチングレートブリテン訪問の枠組みで、艦はロンドンへ到着し、テムズ沿岸のグリニッジ埠頭に係留された。
これは、ロシア-ブリテン関係の歴史においてロシア海軍戦闘艦の初めてのグレートブリテン訪問であった。
プーチンは外遊の枠組みでヨーク公と共に「ネウストラシムイ」を訪れた。

艦は、以前に実施されたバルト海でのロシアNATOの合同海上演習へ5回参加した~1994年、2002年、2004年、2007年。

プロジェクト11540(コード名「ヤストレブ」)警備艦「ネウストラシムイ」は、『ヤンターリ』で1987年に起工され、1988年に進水し、1990年に艦は海軍へ加入した。
警備艦の満載排水量は4350トン、艦の主要兵装は、対潜ロケット魚雷複合体「ヴォドパード-NK」である。
(海軍の)編制には、もう1隻の同プロジェクト艦「ヤロスラフ・ムードルイ」が在る。
第3の「ヤストレブ」も起工されたが、後に廃棄された。



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プロジェクト11540警備艦の1番艦「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で1987年3月25日に起工され、1988年5月25日に進水し、1990年12月28日にソ連海軍へ納入されました。
1991年3月14日にバルト艦隊へ編入されましたが、正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催されたのは、ソ連邦解体後の1993年1月24日でした。

就役前の「ネウストラシムイ」(1991年11月)
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就役後、1994年、2002年、2004年、2006年、2007年にNATO海軍との合同演習『BALTOPS』へ参加しました。

2003年にはロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンのイギリス訪問に同行し、ロンドンを訪れました。

2004年8月~9月には、初の地中海遠征を行ない、この間にフランス、スペイン、ポルトガルを訪問しました。

警備艦「ネウストラシムイ」は、2008年秋にロシア海軍で最初のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第1次ソマリア遠征]

2008年のアデン湾海賊対処任務の際に「ネウストラシムイ」が捕獲したソマリア海賊のボート
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そして2010年初頭、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第6次ソマリア遠征]

2010年2月5日にはソマリア海賊7名を拘留しました。
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊拘留]
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊を拘留(RIAノーボスチ)]

2011年6月にはデンマークコペンハーゲンを訪問しました。

2012年7月から9月に掛けて北方艦隊大型揚陸艦と共に地中海へ派遣されました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

その後、オーバーホールが行なわれました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は長期航海の為に修理を実施する]

「ネウストラシムイ」は、2013年3月下旬にバルチースクを出港、3度目の海賊対処任務の為にアデン湾へ向かい、10月17日に帰投しました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は3度アデン湾から帰ってきた]


その後、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、修理および部分的な近代化改装(一部の電子機器の換装)が行なわれています。

ガスタービン機関は、サマーラ工場で修理されます。
[ロシア海軍のフリゲート"ネウストラシムイ"のガスタービン機関はサマーラで修理される]

当初、「ネウストラシムイ」は2015年末までに復帰する計画でしたが、2016年末、そして2017年11月と何度も延期される事になりました。
[ロシア海軍のフリゲート「ネウストラシムイ」は2015年に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2016年末に復帰する]
[近代化改装されるロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2017年11月に復帰する]

2018年2月14日14時30分頃(モスクワ時間)、『ヤンターリ』で修理中の「ネウストラシムイ」で火災が発生しました。
火災は同日16時31分に鎮火しました。
消火には54名の消防隊員と15両の消防車が参加し、負傷者は居ませんでした。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月14日20時54分配信
【緊急事態省:警備艦「ネウストラシムイ」の火災は2時間で消し止められた】

「ネウストラシムイ」の修理完了は、2019年に延期される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を完了する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を終えて復帰する]

そして結局、2019年中の修理完了も実現せず、翌2020年に延期される事になりました。


記事中でも触れられていますが、プロジェクト11540警備艦は2隻がロシア海軍へ就役しています。

2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は1991年に起工された後、資金難で工事が中断され、2000年代半ば以降に工事が再開され、2009年6月19日にロシア海軍へ納入、同年7月24日にバルト艦隊へ編入され、正式に就役しました。
[ネウストラシムイ級2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はロシア海軍へ納入された ]
[フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」、バルト艦隊に編入 ]

現在はインド洋への遠距離航海を行なっています。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイのインド洋遠征(2019年10月-) ]

この他、3番艦「トゥマン」が1993年に起工されましたが、1998年に工事は中止され、その後も再開される事は無く、2015年には正式に工事中止が決まりました。
[ロシア海軍は警備艦トゥマンと練習艦ボロジノの建造を完全に断念した]
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ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年10月27日12時40分配信
【ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の乗組員はアフリカ西海岸近くで『地理学ディクテーション』を提出した】
モスクワ、10月27日、インタファクス

日曜日の『地理学ディクテーション』活動への最も遠い参加者は、大西洋アフリカ西海岸近くで指定任務を遂行しているロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員となる。
北方艦隊は発表した。

「活動への最大の参加者は、ムルマンスク州のアラクルッチ村に駐屯する北方艦隊の北極自動車化射撃兵旅団の将兵です。
300名以上の北極圏自動車化射撃兵が地理学ディクテーションを提出しました」
『インタファクス』
が受け取った声明では、こう述べられた。

更に活動には、北極調査の専門家~北方艦隊水路調査サービスの軍人及び民間勤務者が参加した。
彼らには、この5年間の北氷洋の海上学術調査中に30以上の地理学上の発見がある。

北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフは、コラ北極圏に学校が設立されてから3年連続で活動へ参加しているムルマンスクのナヒーモフ学校生と共にディクテーションを提出したと艦隊司令部は伝えた。

北方艦隊の軍部隊及び文化機関、ムルマンスク及びアルハンゲリスク州、コミ共和国ロシア国防省の教育機関の領域に在る総計36ヶ所の公開及び非公開会場で、7000名以上の軍人と民間の専門家が地理学ディクテーションに参加する。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
ロシア地理学協会公式サイトより
【地理学ディクテーション-2019】

南シナ海のロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はロシア地理学協会のイベントへ参加した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年10月27日6時57分配信
【南シナ海の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」で120名の太平洋艦隊船員はロシア地政学教会の地理学ディクテーションを提出した】

太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成され、アジア太平洋地域で遠距離航海任務を果たしている太平洋艦隊艦船支隊は、更にロシア地政学教会国際地理学ディクテーションへ参加した。

南シナ海大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に開設された啓蒙活動広場の1つで、150名以上の太平洋艦隊船員が口述の質問に回答した。

太平洋艦隊将兵の作業は電子形式に変換され、検証の為、通信システムによりロシア地理学協会のアドレスへ送信された。



太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、他の太平洋艦隊所属艦船と共に2019年8月中旬~下旬に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、8月末~9月中旬に掛けてオホーツク海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとロケット艇2隻は太平洋で対艦ミサイルを発射した]

「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、9月17日に宗谷海峡を西進して日本海へ入り、その後、ウラジオストクへ戻りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年9月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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2019年10月1日、「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)を伴い、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
艦船支隊指揮官は、第36水上艦師団司令官アレクサンドル・シュヴァルツ1等海佐です。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアジア-太平洋地域への遠距離航海を開始した]


10月7日に対馬海峡を通過して東シナ海へ出ました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年10月8日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

10月10日に東シナ海で対テログループの訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対テロ訓練を行なった]

10月17日にタイサッタヒープ海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを訪れた]

10月20日にサッタヒープを出航し、タイ海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを去った]

10月27日、南シナ海に居る太平洋艦船支隊の将兵は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
ロシア地理学協会公式サイトより
【地理学ディクテーション-2019】


今回の太平洋艦船支隊の航海期間は3ヶ月以上になるとの事ですから、ウラジオストクへ帰投するのは2020年1月初頭でしょう。

ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを去り、カンボジアへ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年10月26日6時0分配信
【練習艦「ペレコプ」はウラジオストクへの寄港を完了し、遠洋航海を続ける】

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、海軍総司令部の決定により送り出された遠距離航海士航海の枠組みで4日間のウラジオストクへの寄港を完了した。

沿海地方へ停泊中、艦は物資を完全な基準まで補充し、航海期間に海上実習を行なうS.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校の第3コースの120名の生徒を艦内へ受け入れた。
「ペレコプ」で将来の士官は航海士学科の知識を確実なものとし、艦の制御の技量を向上させ、当直士官の代役として当直に就く。

S.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校の生徒は、航海士航海をセヴァストーポリで完了する計画である。

計画によると、艦が訪れる次の港は、カンボジアシアヌークビルになる。

2018年に練習艦「ペレコプ」は250日間にわたる遠距離航海を行ない、40000海里以上を進み、初めて北方海上航路を通過した。
「ペレコプ」では、1000名以上の海軍研修学校の生徒が実習を行なった。

今回の航海で、同艦は8月23日にクロンシュタットから出航した。



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プロジェクト887練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。


2018年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)まで行き、更には北極海を横断しました。
(2018年3月1日出航、同年11月14日帰港)
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[練習艦ペレコプ遠洋実習航海(2018年3月-11月)]


2019年7月5日、「ペレコプ」クロンシュタット港を抜錨し、2019年度の遠洋実習航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは遠洋実習航海へ出発した]

7月7日、「ペレコプ」バルチースク基地へ入港しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルチースク基地へ入港した]
ここで「クズネツォフ記念海軍アカデミー」カリーニングラード分校の生徒110名を乗せ、物資を補給した後、7月10日にバルチースク基地を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルト海を去る]

7月10日には大ベルト海峡へ入り、カテガット海峡、スカゲラク海峡を通過して7月13日に北海へ出ました。
これらの海峡を通過する際には、海軍兵学校の生徒が練習艦の乗組員に代わって当直に立ちました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北海へ入った]

その後、「ペレコプ」北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾を通過し、7月17日までにジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ペレコプ」地中海を横断して7月25日に黒海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは黒海へ入った]

7月26日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

その後、「ペレコプ」は、セヴァストーポリの海軍兵学校生徒を乗せて出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはクロンシュタットへ行く]

8月初頭に北アフリカスペイン領セウタへ寄港し、8月9日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北アフリカのスペイン領セウタを訪れた]

8月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年8月12日17時45分配信
【練習艦「ペレコプ」は大西洋へ入った】

その後、「ペレコプ」ビスケー湾ラマンシュ海峡を通過し、8月14日には北海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは再び北海へ入った]

北海からバルト海へ入り、一旦クロンシュタット港へ戻った「ペレコプ」は、8月23日に出航し、今度はバレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバレンツ海へ向かった]

8月26日には大ベルト海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ行く]

その後、「ペレコプ」は、北海、ノルウェー海、バレンツ海を通過し、9月1日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月初頭にセヴェロモルスクを出航した後、9月8日にアルハンゲリスク港へ入港、9月10日に出航し、北極海横断航海へ向かいました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプはアルハンゲリスクを訪れた後に北極海へ向かった]

9月16日にヴィリキツキー海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはヴィリキツキー海峡へ入った]

9月18日にはチクシ湾へ投錨停泊しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾へ投錨停泊した]

9月20日にチクシ湾を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾を去り、ぺヴェクへ向かった]

9月22日にぺヴェク港を訪れました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を訪れた]
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9月23日にぺヴェク港を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を去った]

「ペレコプ」北極海を更に東へ進み、10月1日にはベーリング海へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を越えてベーリング海へ入った]

10月3日、「ペレコプ」カムチャツカ半島太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
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[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカ半島へ到着した]

「ペレコプ」は10月18日にヴィリュチンスクを出航し、サハリンコルサコフ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカを去り、サハリンへ向かった]

10月20日にコルサコフへ短期間寄港した後、10月22日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ到着した]

「ペレコプ」は10月26日にウラジオストクを出航し、カンボジアシアヌークビルへ向かいました。