ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2018年5月下旬に進水する

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『タス通信』より
2018年2月20日14時48分配信
【大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は2018年5月に進水する】
カリーニングラード、2月20日/タス通信

沿バルト造船工場『ヤンターリ』ロシア海軍の為に建造している大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、2018年5月の進水を計画している。
『タス通信』は、造船所の広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。

「5月後半には大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは進水しなければなりません」
彼は話し、同艦の海軍への引き渡しの実施は、以前に計画されているように2018年であると付け加えた。

ミハイロフによると、2017年に揚陸艦は最初の技術的段階~造船台における艦の船体の組み立ての完了~を終了し、そして2018年には「受注品は、メインエンジン一式の交換を含めた大規模な作業が予定されています」

対談者は、専門家が「大型揚陸艦のトップ(註:「イワン・グレン」)の試験中に発覚した艦の制御の問題を除去する為の困難な操作を行なっている」と説明した。

工場『ヤンターリ』広報秘書官は、受注建造責任者セルゲイ・パンフィロフの指摘を引用した。
「これら全ての作業は4月末には完了しなければならず、5月後半には艦は進水しなければなりません」

プロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2015年6月11日に起工され、現在、造船台で進水前の位置に在る。

同プロジェクト艦は『ネフスキー計画設計局』により開発され、5000トンの排水量を有する。
艦は、13両の戦車、36両の装甲兵員輸送車あるいは歩兵戦闘車、300名の揚陸隊員を収容する。
指定場所へ強化された標準装備の海軍歩兵中隊を送り届け、ポンツーンにより上陸させる能力が見込まれている。
艦の兵装は、口径30mmの6銃身自動砲から成り、甲板の格納庫には2機の輸送戦闘ヘリコプターKa-29が駐留する。



[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]

その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。



そして起工から約3年を経て、2018年5月下旬に進水します。

現在の所、「ピョートル・モルグノフ」は2018年末にロシア海軍へ引き渡される予定です。


プロジェクト11711大型揚陸艦の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定です。
[ロシア海軍はプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)の調達を2隻で打ち切る]

その後は、より大型の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造へ移行します。
[ロシア海軍の新世代汎用ヘリコプター母艦プリボイ級1番艦セヴァストーポリはサンクトペテルブルクの『北方造船所』で2020年に起工される]
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ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている

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『タス通信』より
2018年2月19日9時10分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」の修理の為の全ての必要な書類は用意されている】
モスクワ、2月19日/タス通信

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の全ての設計書類は、艦の修理の為に全て用意されている。
『タス通信』のインタビューに対し、『ネフスキー計画設計局』総取締役セルゲイ・ウラソフは話した。

「この艦の全ての設計書類が我々の所に存在しているのは、簡単なことではありませんでした。
これらは修正され、建造へ使用されました。
1990年代初頭、我々は、黒海工場から全ての事前通知を受けました~訂正、建造中の修正、艦の引き渡し及び試験に関する」

彼は話した。

ウラソフによると、『ネフスキー計画設計局』は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』、プロレタリア工場や、ロシア唯一の航空母艦の修理に関わる他の企業と合同で作業を進めている。

「我々は、海軍から示されたアドミラル・クズネツォフの為のあらゆる作業に関する設計を用意しております」
設計者は強調した。

彼は、修理中に航空母艦には、然るべき品質の飲料水を一度に提供する新たな淡水化装置が設置されると付け加えた。

以前、『タス通信』ロシア防衛産業企業体の情報提供者から伝えられたように、3年と見積もられている航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化修理の契約は、2018年第1クオーター(3月末まで)にロシア連邦国防省統合造船業営団との間で署名される。



セルゲイ・ウラソフ氏へのインタビュー記事。
『タス通信』より
2018年2月19日9時0分配信
【『ネフスキー計画設計局』:「アドミラル・クズネツォフ」乗組員の為の条件は改善される】



『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月20日14時6分配信
【『統合造船業営団』は「アドミラル・クズネツォフ」近代化の契約への署名を計画している】
モスクワ、1月20日-ロシア通信社ノーボスチ

今日におけるロシア連邦海軍唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化の契約は、近い内の署名が計画されている。
『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは報道陣へ語った。

「私が思いますに、非常に間もなくです。
従いまして、私達は、非常に速やかに技術的課題の形成を終えなければなりません」

彼は、報道陣の質問に答え、こう話した。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日までにかけて、6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』ムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になります。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(セヴェロドヴィンスク)
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『第35艦船修理工場』(ムルマンスク)
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]

「アドミラル・クズネツォフ」の8基のボイラーの内、4基が新品に交換されるのは確実であり、ムルマンスク『第35艦船修理工場』には、2017年8月下旬に同艦の為の新造のボイラーが届けられています。
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近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2018年に始まる]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2018年に始まり、3年間に渡る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

以前には500億ルーブルと伝えられた「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装費用は、「ほぼ半分」(250億ルーブル程度)に減らされる事になるようです。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の予算は500億ルーブルよりも減らされる]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約への署名は、2018年3月末までに行なわれ、署名後に工事が開始されます。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約への署名は2018年1月~3月に行なわれる]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は契約署名と同時に始まる]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対潜戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年2月20日6時14分配信
【太平洋艦隊の艦は仮想敵潜水艦の捜索と破壊の任務を果たした】

太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、第2錬成任務(K-2)の要素への取り組み中、仮想敵潜水艦の捜索、探知、破壊の任務を成功裏に果たした。

日本海の戦闘訓練射爆場で、艦の乗組員は、太平洋艦隊海軍航空隊艦載ヘリコプターKa-27PLと連携して対潜活動~仮想敵潜水艦の捜索、探知、破壊の為の練習を行なった。
仮想敵の役割は、太平洋艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦の内の1隻が演じた。

対潜任務の遂行中にヘリコプターKa-27PL乗員は潜水艦を探知し、その座標を艦へ転送した。
大型対潜艦の乗組員は受け取った情報を処理し、各部局は、仮想敵潜水艦の分類と追跡の複合活動を行なった。
その後、大型対潜艦は、対潜魚雷の発射を仮想実行し、反応深海爆雷の発射を実際に行なった。

以前、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」の乗組員は、海上及び空中目標を砲撃で成功裏に撃破した。
この他、狭い場所の航行の課題へ取り組み、様々な部署の演習と訓練を行なった。



大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)は、2018年1月19日にピョートル大帝湾で地上及び海上目標への砲撃を含む各種演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

翌1月20日にはピョートル大帝湾捜索救助ヘリコプターKa-27PSを使った海上での捜索救助訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で捜索救助訓練を行なった]

2月14日にはピョートル大帝湾で対空・対水上砲撃訓練やダメージコントロール、対水中工作訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で演習を行なった]


大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2018年1月17日にはピョートル大帝湾ヘリコプターKa-27の発着訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年1月17日5時8分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊のヘリコプターKa-27乗員は大型対潜艦からの離艦及び着艦へ取り組んだ】

1月30日には、沿海地方に駐留する太平洋艦隊航空隊対潜哨戒機Il-38を敵機に見立てた対空防衛演習や、艦載ヘリコプターの発着訓練などを行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で演習を実施した]

2月2日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」の演習の相手役として、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が出てきました。
「ワリャーグ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」の戦闘訓練の「敵役」を務め、その後、救助訓練で「遭難船」の役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと共に演習を実施した]

2月13日には日本海で砲撃及びミサイル発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で実弾射撃訓練を行なった]


そして2月20日、これまでは別々に海上訓練を行なっていた「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、日本海で対潜戦闘訓練を実施しました。

訓練には「敵役」として、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する太平洋艦隊ディーゼル潜水艦1隻が参加しました。

ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月16日8時47分配信
【ウラジオストクでの軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の火災は(機関)室の機器の取り外しの際に発生した】
モスクワ、2月16日、インタファクス-AVN

太平洋艦隊軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」への引火は、機関室への重要な機器の1つの設置の際の溶接作業時に引き起こされた。
金曜日、『インタファクス』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

太平洋艦隊大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は2015年から修理されている。
それは、艦船修理工場『ダーリザヴォート』(ウラジオストク)で進行中である。

「溶接作業時に木製の足場が燃え出しました。
火気作業の実施は、基礎設備の下で準備されました。
機関室への設置の際に引火しましたが、そこは空であり、機器は取り外されていました」

彼は話した。

情報提供者によると、他の設置された火気には燃え移っていない。

金曜日の以前、太平洋艦隊広報サービス部長ニコライ・ヴォスクレセンスキーは、火災は消し止められ、被害者は居ないと発表した。
火災により、設備は著しい損害を被っていない。

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、遠距離航海において、インド洋での船舶航行の安全を保障する作戦へ一度ならず参加している。
2010年5月、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」乗組員は、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」の解放作戦を実施した。

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年に沿バルト造船工場『ヤンターリ』で起工された。
1986年2月に太平洋艦隊の戦闘編制へ加入した。

修理後、同艦は、新たなミサイル及び砲兵装、更には現代的な電波電子戦闘システムと通信システムの取得が見込まれている。



プロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年5月25日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工され、1984年12月27日に進水し、1985年12月30日にソ連海軍へ納入されました。
1986年2月2日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。


「マルシャル・シャーポシニコフ」は、これまでに3度に渡りアデン湾海賊対処任務へ就いており、1度目は2010年2月25日に出港しています。
アデン湾到着後の5月6日には、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」を解放しました。
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【ソマリア海賊:露タンカー乗っ取り 翌日に解放】
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『ロシア通信社ノーボスチ』情報グラフィックより。
2012年5月7日配信
【乗っ取られたタンカー「モスクワ大学」の突入解放作戦】

この時のロシア海軍海賊対処部隊指揮官は、第44対潜艦旅団司令官イリダル・アフメロフ1等海佐でした。
[ソマリア海賊対処部隊指揮官イリダル・アフメロフの華麗な戦歴]

タンカー「モスクワ大学」を乗っ取ろうとしたソマリア海賊は1名が射殺され、10名が拘束されました。
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しかし、拘束された10名も、ボートに乗せられて海上へ放逐され、その後、死亡しました。
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結果的に、「モスクワ大学」を襲撃したソマリア海賊は、11名全てが死亡しました。
[アデン湾における大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの活躍を描いた映画が撮影される]


2012年11月2日から2013年4月21日まで遠距離航海を行ない、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア太平洋艦隊アデン湾派遣部隊はウラジオストクへ戻った]

2014年3月中旬から7月初頭までインド洋への遠距離航海を行ない、この間に3度目のアデン湾海賊対処任務を遂行しました。
[ロシア太平洋艦隊インド洋遠征(2014年3月-7月)]


2015年10月26日に宗谷海峡を東進し、11月16日に同海峡を西進したのを最後に、洋上での活動は見られなくなりました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年10月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年11月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』で近代化改装工事が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]

6隻のプロジェクト1155大型対潜艦が、2022年までに近代化改装を行ないます。
[ロシア海軍のプロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ型)5隻は2022年までに近代化改装される]


現地時間2018年2月16日10時4分(モスクワ時間で3時4分)、『ダーリザヴォート』で修理中の「マルシャル・シャーポシニコフ」で火災が発生しました。
『タス通信』より
2018年2月16日4時29分配信
【ウラジオストク港で太平洋艦隊の大型対潜艦が燃え出した】
現地時間10時10分には11台の消防車と約50名の消防隊員が現場に到着し、消火作業が始まりました。
10時30分には艦に乗っていた106名が避難しました。

モスクワ時間で6時頃までに火災は鎮火しました。
『タス通信』より
2018年2月16日6時6分配信
【ウラジオストクにおける太平洋艦隊の軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の火災は消し止められた】

火災の原因は、溶接作業中に木製の足場へ引火した事によるもののようです。

ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2019年-2020年に開始できる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月15日12時32分配信
【『ロシアン・ヘリコプターズ』は艦上打撃機「カトラン」の量産は1~2年後に開始できると述べた】
アルセーニエフ(沿海地方)、2月15日、インタファクス-AVN

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(『ロシアン・テクノロジー』)は、艦載打撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」の試験完了は今年を見込んでおり、量産への移行は2019~2020年になる。
『インタファクス-AVN』のインタビューに対し、ホールディングスの総取締役アンドレイ・ボギンスキーは述べた。

「国家軍備プログラム(2018~2027年の)プロジェクトには、海軍の為のヘリコプターのヴァージョン"カトラン"が存在します。
これに関する契約は未だ有りませんので、正確な時期について御話しするのは難しいですね。
私共は、2019~2020年になると見ておりますが」
アンドレイ・ボギンスキー
Ka-52Kの量産開始時期についての質問に答え、こう言った。

Ka-52Kは、打撃ヘリコプターKa-52「アリガートル」の艦上ヴァージョンである。

アンドレイ・ボギンスキーは、ホールディングスが新たなヘリコプターの海上試験の完了を今年と見込んでいる事を指摘した。
「私共は望んでいます。
何はともあれ、国防省の我々の同僚が同様の希望を持っており、我々の希望、我々の能力と重なる事を」
アンドレイ・ボギンスキー
は話した。

ロシア連邦国防省が発表したように、Ka-52K「カトラン」は、将来の国産ヘリコプター母艦における戦闘使用が決定されている。

この他に、ヘリコプター母艦「ミストラル」へ装備する為のKa-52Kの供給に関するエジプトとの交渉は続いている。
2017年夏、ロシアカイロへのヘリコプター「カトラン」供給の入札に勝利した事が公表された。

戦闘ヘリコプターKa-52K「カトラン」は、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊への火力支援、前面地域及び戦術的縦深での対揚陸防衛の任務を果たす為に意図されている。

「カトラン」は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海の枠組みにおいて、試験飛行を成功裏に行なった。



艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級ヘリ空母へ搭載される筈だったKa-52Kは、当面の間は重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この間、2016年11月中旬から2017年1月初頭まで約2ヶ月ほどシリア沖に滞在し、シリア領内のテロ組織(イスラム国アル=ヌスラ戦線)への空爆作戦に参加しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

このシリア遠征において、「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機Su-33、艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB、救難ヘリコプターKa-27PS、対潜ヘリコプターKa-27PL、輸送戦闘ヘリコプターKa-29、早期警戒ヘリコプターKa-31、艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kを合計で約40機程度搭載しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
ただし、艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBとは違い、戦闘には参加していないようですが・・・
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]


「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した]

ロシア海軍向けのKa-52Kの為の契約は、2019年に締結される見込みです。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの供給契約は2019年に締結される]

早ければ、2019年にはKa-52Kの量産が開始されるでしょう。

Ka-52Kは、2020年以降に建造が開始される汎用ヘリコプター母艦「プリボイ」級の搭載機となります。
[ロシア海軍の新世代汎用ヘリコプター母艦プリボイ級1番艦セヴァストーポリはサンクトペテルブルクの『北方造船所』で2020年に起工される]