北方艦隊の大型揚陸艦ゲオルギー・ポベドノーセッツはシリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を終えて帰路に就いた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年3月25日14時35分配信
【大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は地中海での任務遂行を完了して大西洋へ出た】

北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は、地中海ロシア海軍作戦連合部隊の一員としての任務遂行を完了してジブラルタル海峡への移動を行ない、大西洋へ出た。

大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は2016年5月から地中海で任務を遂行し、黒海ロシア港へ寄港した。

遠距離航海中に大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は44000海里以上を航行した。

近い内に艦の乗組員は、基礎駐留地セヴェロモルスク市への移動計画に沿って大西洋での任務遂行を継続する。



北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(016)は、2016年5月に地中海へ派遣されました。

今回の北方艦隊広報部発表では「地中海での任務」の具体的な内容には全く触れられていませんが、黒海沿岸シリアを往航する貨物輸送任務(シリア・エクスプレス)です。

大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は2016年5月28日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。

以後、ボスポラス海峡を通過(南下・北上)して黒海地中海を往復し、シリアタルトゥースへ貨物を運びました。
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[2016年]
・6月11日南下/6月23日北上
・7月1日南下/7月中旬北上
・7月20日南下/7月28日北上
・8月6日南下/8月15日北上
・9月1日南下/9月13日北上
・9月24日南下/10月3日北上
・10月11日南下/10月18日北上
・10月29日南下/11月8日北上
・11月16日南下/11月26日北上
・12月4日南下/12月14日北上

[2017年]
・2月6日南下/2月16日北上


大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は、計11回の輸送任務を遂行しました。

2017年3月2日にボスポラス海峡を南下して地中海へ出た後、西へ向かい、母港セヴェロモルスクへの帰路に就きました。

そして3月25日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出ました。

これまで地中海には、シリア輸送任務の為、北方艦隊大型揚陸艦1隻が交代で派遣されてきましたが、現在の所、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」に代わる大型揚陸艦は派遣されていないようです。


現在、地中海東部には、黒海艦隊警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」、偵察艦「キルディン」、海洋掃海艦「コヴロヴェツ」、バルト艦隊大型揚陸艦「コロリョーフ」などが派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは地中海へ入った]
[ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフはシリアへ貨物を運ぶ]
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦キルディンはシリア沖へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは再びシリア沖へ派遣された]

この他、バルト艦隊工作船PM-82地中海東部へ向かいます。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は2017年3月に地中海東部(シリア沖)へ向かう]
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ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はナミビアを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年3月25日15時28分配信
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」はナミビアへ到着した】

本日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船「アルタイ」、中型海洋給油船「ドゥブナ」で構成される北方艦隊艦船支隊は、ナミビアの主要港ウォルビス・ベイへの業務寄港を行なった。

行事プログラムでは、この南部アフリカの国のロシア連邦大使館の代表との一連の儀礼行事、艦の司令部の(ナミビア)海軍司令部、ナミビア国防省の代表、市庁と港湾長への表敬訪問が提供される。

明日、北方艦隊将兵ナミビア船員は、バレーボール綱引きのスポーツ競技へ参加する。

ウォルビス・ベイ大型対潜艦「セヴェロモルスク」へ、ナミビア軍司令部、海軍歩兵軍団、海軍学校の生徒の代表、更には同市の住民とロシア大使館員の訪問が計画されている。

ナミビアへの滞在中、ロシア船員ウォルビス・ベイ市スワコプムント市の観光名所を見学し、郷土博物館、国立水族館、自然保護区「第7砂丘」を訪れる。
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この為に、受け入れ側は複数のバス旅行を企画している。

北方艦隊艦船支隊ナミビアへの業務寄港は、遠距離航海中のアフリカ大陸国家への第5の訪問である。
以前、ロシア船員セーシェル諸島、タンザニア、モザンビーク、南アフリカを訪問した。



[大型対潜艦「セヴェロモルスク」インド洋遠征(2016年10月-)]

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北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)は、2016年春から夏に掛けてムルマンスク第35艦船修理工場のドックへ入渠し、オーバーホールとソナーのアップグレードが行なわれました。
[ロシア海軍は対潜艦のソナーのオーバーホールを実施する]

2016年10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空打撃艦グループの一員としてセヴェロモルスクを出航し、地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海遠征へ出発した]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

航空打撃艦グループは、2016年10月21日にラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

10月25日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。

11月9日、地中海東部において大型対潜艦「セヴェロモルスク」「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、接近するネーデルラント海軍潜水艦(ワルラス級)を発見しました。
[地中海東部のロシア海軍空母部隊の大型対潜艦は接近するオランダの潜水艦を発見した]

航空打撃艦グループは11月12日までにシリア沖へ到着しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(艦上戦闘機Su-33)は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

航空打撃艦グループは、2017年の新年を地中海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の空母アドミラル・クズネツォフは地中海で新年(2017年)を迎える]

シリアでは、ロシアトルコ主導による停戦が成立し(2016年12月30日から発効)、国連安全保障理事会も、これを支持しています。

これを受け、航空打撃艦グループは、2017年1月6日以降にシリア沖を離れる事になりました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはシリア沖を去る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

しかし、「セヴェロモルスク」給油船「ドゥブナ」、救助曳船「アラタウ」は帰路には就かず、航空打撃艦グループと別れ、その後も地中海東部へ留まっていました。

「セヴェロモルスク」は2017年1月27日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、2017年2月7日に出航しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアラビア海の国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加する]

2月9日にパキスタンカラチ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはパキスタンを訪れた]

北方艦隊艦船支隊は、2月10日から14日にパキスタン沖で実施される国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』はパキスタンで始まった]

北方艦隊艦船支隊(指揮官:スタニスラフ・ヴァリク1等海佐)
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」
救助曳船「アラタウ」


【演習『AMAN-2017』公式サイト】

2月13日と14日には海上での実地演習(アクティブフェーズ)が実施されました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』の海上での実地段階が始まった]

北方艦隊艦船支隊は演習終了後にパキスタンを去り、インド洋を南下しました。

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その後、北方艦隊支隊赤道を越え、古くからの船乗りの伝統行事である「赤道祭」が開催されました。
「セヴェロモルスク」にとっては、就役以来初めての「赤道祭」となりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はインド洋で赤道祭を準備する]

赤道を越えた北方艦隊艦船支隊は、2月28日にセーシェル諸島へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは赤道を越えてセーシェル諸島を訪れた]
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3月1日、北方艦隊艦船支隊の3隻はセーシェル諸島の首都ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島のヴィクトリア港へ入港した]
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北方艦隊艦船支隊は、3月4日にヴィクトリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島を去った]

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北方艦隊艦船支隊は西へ向かい、タンザニアダルエスサラーム港を訪れ、3月10日夕方に出航しました。

北方艦隊艦船支隊タンザニアを去った後、3月18日に隣国のモザンビークペンバ(ポルト・アメリア)を訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はモザンビークを訪問した]

その後、北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸を南下し、喜望峰沖を西へ進み、3月20日に南アフリカ共和国へ到着しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は南アフリカ共和国を訪問した]

南アフリカ共和国訪問を終えた北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸大西洋側を北上し、3月25日にナミビアウォルビス・ベイへ到着しました。
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ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2017年3月31日に進水する

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『タス通信』より
2017年3月21日12時21分配信
【第2の「ヤーセン」型潜水艦は(2017年)3月31日に進水する】
モスクワ、3月21日/タス通信

第2の「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦の進水は3月31日に行なわれる。
『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコは報道陣へ伝えた。

「(3月)31日です」
彼は質問に答えた。

以前、防衛産業企業体の情報提供者は、第2の「ヤーセン」潜水艦「カザン」~はセヴェロドヴィンスクで3月30日に進水すると『タス通信』へ伝えた。

潜水艦『セヴマシュ』において、改善されたプロジェクト885Mの下で2009年から作成されており、2018年にロシア海軍へ引き渡されなければならない。

第4世代多目的原子力潜水艦「ヤーセン」は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により設計された。
プロジェクト885水中巡洋艦シリーズの1隻目「セヴェロドヴィンスク」は、2014年6月17日に海軍へ引き渡され2016年春まで試験運用を行なっていた。

多目的原子力潜水艦「カザン」、「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」、「ペルミ」は、改善されたプロジェクト「ヤーセン-M」の下で建造されている。
合計で、このプロジェクトの潜水艦7隻の建造が計画されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

以前には「カザン」は2017年3月30日に進水すると報じられていましたが、建造元の『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコ氏は、進水日は3月31日であることを明らかにしました。
[ロシア海軍の新世代原子力水中巡洋艦カザンは2017年3月30日に進水する]


「カザン」は、2018年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

統合造船業営団はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造資金を援助する

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『タス通信』より
2017年3月21日14時52分配信
【『統合造船業営団』は太平洋艦隊の為の6隻の「ワルシャワンカ」建造資金の一部を融資する】
モスクワ、3月21日/タス通信

『統合造船業営団』は、潜水艦の納入期限を保持する為、今後の金利補償による自己資金で、太平洋艦隊の為のプロジェクト636.3(「ワルシャワンカ」)潜水艦のシリーズ6隻の建造資金の一部を融資する。
営団総裁アレクセイ・ラフマノフは報道陣へ伝えた。

「何にも崩れてはおりません。
私共は、自身の義務を受け入れ、国家契約へ署名しました。
今日、割り当てられた資金量は、根本的に重要な建造の技術的スケジュールにより提供されるものよりも少なくなっております。
このため、私共は国防省と、私共が建造を継続できるようにする為、今後の金利補償により自身の資金を保障する事を決めました。
期限は計画のままです」

彼は語った。

以前の火曜日、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフは、太平洋艦隊の為の6隻の潜水艦の建造時期は延びると発言した。

「ワルシャワンカ」としても知られるプロジェクト636.3潜水艦は、中央設計局『ルビーン』により開発された。
その速力は20ノット、自立航行期間は45日、乗組員は50名以上、水上排水量2000トン以上、水中排水量は約4000トン。

黒海艦隊の為の6隻の潜水艦の建造は2010年に始まった。
太平洋艦隊の為に意図されている同様の第2シリーズの作成は、2017年の開始と2021年の完了が計画されている。
最初の2隻の潜水艦「モジャイスク」「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」と命名される。
以前、ブザコフは、2隻の潜水艦は2019年に、2隻は2020年に、2隻は2021年の引き渡しを計画していると発言した。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
現在、ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、黒海艦隊向けの6隻が就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。

プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代非核動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果がフィードバックされています。

プロジェクト06363潜水艦には有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]

今後は太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

太平洋艦隊向けの063631番艦「モジャイスク」2番艦「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」は2017年中に起工されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦の最初の2隻は2017年に起工され、2019年に就役する]
2018年には3番艦4番艦、2019年には5番艦6番艦が起工される予定です。
ロシア海軍への引き渡しは2019年から始まり、2021年までに6隻全てが引き渡される予定です。


しかしながら、太平洋艦隊向けの06363潜水艦建造の為の資金割り当ては充分では無いらしく、ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』は、『アドミラルティ造船所』へ建造資金の一部を援助するという異例の措置を取る事になりました。

ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2017年4月20日に起工される

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『タス通信』より
2017年3月21日12時23分配信
【ロシア連邦海軍の為の最初の砕氷哨戒艦は「イワン・パパ―ニン」と命名される】
モスクワ、3月21日/タス通信

4月20日の起工が計画されているロシア連邦海軍の為の最初の砕氷哨戒艦「イワン・パパ―ニン」と命名される。
『タス通信』『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフより伝えられた。

「それは、イワン・パパ―ニンと命名されます」
ブザコフ
は話した。

2016年、ロシア連邦国防省『アドミラルティ造船所』へ2隻のプロジェクト23550砕氷級哨戒艦を発注した。
これらは2020年末までに(ロシア)海軍へ引き渡されなければならない。

国防省が指摘したように、このプロジェクトの代表は、曳船、砕氷船、そして哨戒艦の特質を併せ持っている。
それは、最大で厚さ1.5メートルの結氷を突破できる。

更に、ロシア連邦海軍の為に『アドミラルティ造船所』が建造しているディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤ―・ムーロメツ」は今年(2017年)の海軍への引き渡しが計画されている。



ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]


そして今回、プロジェクト23550の1番艦は2017年4月20日に起工され、艦名は「イワン・パパ―ニン」となる事が明らかにされました。

イワン・ドミトリエヴィチ・パパ―ニン(1894年11月26日~1986年1月30日)は、ソヴィエト連邦時代の北極探検家です。
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1932年以降、北極圏の探検を何度も行ない(1956年まで)、1937年と1940年にソ連邦英雄勲章を授与され、1938年には地理学博士号を授与され、1943年にはソ連海軍少将(コントル-アドミラル)の階級を与えられました。

著書も有ります。
【パパーニンの北極漂流日記―氷盤上の生活】


ロシア北極圏を戦略的に重要な海域と位置付けており、2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されています。
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[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]