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アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2020年5月末~6月初頭にロシア海軍へ就役する

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『タス通信』より
2020年4月8日19時16分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は国防省へ5月末~6月初頭に引き渡せる】
モスクワ、4月8日/タス通信

プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・カサトノフ」は、ロシア国防省へ5月末~6月初頭に引き渡せる。
造船工場『北方造船所』が水曜日に公表した声明では、こう述べられている。

「国家試験の実施を考慮に入れますと、艦の国防省への御引き渡しは、5月末~6月初頭に行なえます」
声明では、こう述べられた。

現在、試験プログラムの全ての項目は殆ど実行されていると工場は説明した。
艦は「国家試験の最終段階へ着手します」
それはバルト海へ行き、その後、艦は塗装及び発注者への引き渡しを行なう為に工場へ戻る。

北方艦隊におけるフリゲートの試験は、(2019年)11月20日から数段階に渡り実施された。
白海フリゲートのミサイル兵器複合体の試験が行なわれ、艦の乗組員は有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」hの射撃を実施し、バレンツ海では砲射撃と魚雷射撃を実施し、更には航空隊及び支援船(航行中の燃料の補充と曳航)との連携、そして試験プログラムの一連の他の要素へ取り組んだ事を広報サービスは想い起こした。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」『北方計画設計局』により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
(2019年)10月に艦は、航行試験及び国家試験を完了する為にバルト海から白海への艦隊間移動を行ない、12月初頭にはセヴェロドヴィンスクからセヴェロモルスクへの基地間移動を行なった。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった]

今後、「アドミラル・カサトノフ」バルト海で最終洋上試験を行ない、それが終わった後に建造元の『北方造船所』へ戻り、ロシア海軍への引き渡しの準備を行ないます。

現在の所、「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡しは、2020年5月末~6月初頭になるようです。
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ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは近代化改装の為にクロンシュタットへ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年4月7日14時57分配信
【潜水艦「サンクトペテルブルク」は近代化の為にクロンシュタットへ向かった】

北方艦隊で試験運用に在るプロジェクト677ディーゼルエレクトリック潜水艦のトップ「サンクトペテルブルク」は、計画整備と近代化の為にクロンシュタットへ向かった。
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潜水艦バレンツ海からバルト海への艦隊間移動を行なう。
救助曳船「パミール」が同行してコラ半島の基地から出航した。
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現在、潜水艦ノルウェー海北部を進んでいる。
その捜索救助保障は、救助曳船「ニコライ・チケル」により行なわれる。
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基地間移動全ては水上位置で行なわれる。



ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦となるプロジェクト677「ラーダ」の1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は、サンクトペテルブルク市『アドミラルティ造船所』で1997年12月26日に起工され、2004年10月28日に進水し、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。

2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月以降に工事が再開され、2018年9月20日に進水しました。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは進水した]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは、2021年11月に予定されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキは2021年11月にロシア海軍へ引き渡される]

続く4番艦と5番艦は、2022年までの起工が予定されています。
[2022年にロシア海軍のラーダ級潜水艦2隻が起工される]


一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
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[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まり、試験運用を続けています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]

2016年11月17日にはバレンツ海から有翼ミサイルを発射しました。
ミサイルの種類は明らかにされていませんが、「カリブル」の対艦攻撃型でしょう。
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2020年4月初頭、「サンクトペテルブルク」ポリャールヌイを出航してクロンシュタットへ向かいました。

以前から予定されていた近代化改装(改良された2番艦以降と同レベルにする)が行なわれることになるようです。
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは近代化改装を行なう]

ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは新型コロナウィルスに関連して患者の収容人数を増やす

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『タス通信』より
2020年4月7日19時44分配信
【海上病院「イルティシュ」の収容人数はロシア連邦東方の国防省病院の負担軽減の為に増加する】
モスクワ、4月7日/タス通信

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、多くのコロナウィルス感染者を受け入れる可能性が有る極東の軍当局の病院の負担軽減の為、病院船「イルティシュ」の患者数の増加を命じた。

「私は、東方軍管区及び太平洋艦隊の司令官へ、軍病院管理総局と共に、10日以内に病院船イルティシュの収容数を450席に増加させるように指示を出しました」
ショイグ
は、火曜日の軍当局のテレビ電話会議で話した。

国防相によると、これは、極東の国防省の医療施設の負担を軽減し、コロナウィルス感染の兆候が有る者をより多く受け入れる可能性の為に準備され、この為に非感染者をより多くへ割り当てる為に必要な事である。

ロシアでは、4月7日に7497件のコロナウィルス感染が記録され、494人が回復した。
大部分の感染は、モスクワで発生している(5181件)。
連邦実施本部によると、モスクワ時間10時30分、58名が死亡している。
政府は、国の状況を知らせる為、ストップコロナウィルス・ロシア連邦リソースを開設した。




プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋から約1年間かけてナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
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[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]


2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月から9月まで東南アジアへの遠距離航海を行ない、この間にASEAN諸国国際演習『ADMMプラス』へ参加しました。

[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


2017年前半には地中海東部(シリア)へ派遣されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは地中海東部からウラジオストクへ帰投した]


2018年9月のロシア連邦軍大演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で揚陸艦部隊を護衛した]

2019年8月下旬に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、太平洋艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

最近では、2020年3月末~4月初頭の太平洋艦隊戦術演習へ参加しており、現在はオホーツク海に居ます。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊は演習を終えて基地へ戻る]

そして今回、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、間もなくウラジオストクへ帰投する「イルティシュ」の収容患者数の増加を命じました。

ロシア国内でも新型コロナウィルス感染者は増加しており、今後の極東地域での増加に対処する為、極東地域軍病院へ入院しているコロナウィルス感染者以外の患者を「イルティシュ」へ移し、軍病院のベッド数に空きを作るのが目的です。

「イルティシュ」へコロナウィルス感染者を受け入れるという話では有りません。

ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊は演習を終えて基地へ戻る

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月7日7時48分配信
【太平洋艦隊の戦術艦グループは演習完了後にカムチャツカの駐留所へ戻る】

ロシア北東軍集団水域保護連合部隊ロケット艦及び対潜艦は、太平洋での任務遂行後にカムチャツカの駐留所へ戻る。
9隻の小型ロケット艦及び小型対潜艦で構成される3個戦術グループは、太平洋艦隊の一連のグループ戦力演習の枠組みにおいて、遠海ゾーンでの課題を解決した。

対潜艦は、海上航空隊航空機Tu-142及びIl-38と連携し、指定海域での仮想敵潜水艦の捜索と練習用機雷の設置を行った。
小型ロケット艦は、仮想敵艦支隊への組織的な攻撃へ取り組み、仮想敵空中攻撃手段の攻撃を撃退し、砲撃戦闘を行なう為の連携動作を改善した。

北東軍集団の艦は、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の部隊と単一計画の下に海上で行動した。



日本海及びオホーツク海におけるロシア太平洋艦隊の戦術演習は、2020年3月25日に始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]

まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232ピョートル大帝湾機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】

翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)Ka-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]

翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった]
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演習部隊主力は3月26日に宗谷海峡へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

スラバ級ミサイル巡洋艦:ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦:駆逐艦「ブイストルイ」(715)
ウダロイI級駆逐艦2隻:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、「アドミラル・パンテレーエフ」(548)
グリシャV級小型フリゲート2隻:小型対潜艦「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻:ロケット艇R-14(924)、R-24(946)、R-297(954)、R-20(921)、R-18(937)、R-19(978)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
アルタイ改級補給艦2隻:中型海洋給油船「イリム」、「イジョラ」
オホーツク級航洋曳船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ」
アムール級工作艦:水上修理所PM-59
オビ級病院船:病院船「イルティシュ」


3月28日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、第66小型ロケット艦大隊所属の小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)も演習へ参加する為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
カムチャツカ方面部隊の出航に先立ち、第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264、MT-265ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港周辺で機雷源の掃海訓練を行ないました。

3月29日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38の協力の下に潜水艦の捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・パンテレーエフは対潜・対空戦闘演習を行なった]

宗谷海峡の東方海域(オホーツク海西部)には未だ流氷が残っており、演習参加部隊は、太平洋艦隊砕氷船「サドコ」「イワン・スサーニン」、そして民間の『ロスモルポルト』社砕氷船「カピタン・フレブニコフ」に先導されて流氷海域を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

3月31日、演習部隊に随伴する中型海洋給油船「イリム」(1972年11月17日就役)と「イジョラ」(1970年4月24日就役)は、4隻の小型ロケット艦(「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」、「スメルチ」)駆逐艦「ブイストルイ」へ洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はオホーツク海で洋上補給を行なった]

4月2日以降、クリル諸島南部を含むオホーツク海南部で本格的な実弾射撃演習が始まりました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3(イルクーツク州ベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属)もオホーツク海へ進出し、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMと共に演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]
[ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した]

カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した]

4月6日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264(738)とMT-265(718)は、アヴァチンスキー湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の海洋掃海艦は砲撃訓練を行なった]

そして演習の締め括りとして、太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、オホーツク海130㎜連装砲AK-130による陸上砲撃訓練を行ないました。

砲撃訓練を行なった具体的な場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリアの沿岸射爆場」との事ですから、おそらくはクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。
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[ロシア海軍太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艦ブイストルイはオホーツク海南部で地上への艦砲射撃訓練を行なった]

これで演習は完了し、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、と小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)は母港へ戻りました。

沿海地方に駐留する艦船は、今後、宗谷海峡を通過してウラジオストクなどの母港へ戻ります。

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった

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『タス通信』より
2020年4月6日17時28分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は北方艦隊での試験を完了し、バルト海へ行く】
セヴェロモルスク/ムルマンスク州、4月6日/タス通信

プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊での数段階に渡った国家試験プログラムを完了し、現在、バルト海への移動を行なっている。
月曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「北方艦隊におけるフリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"の試験は、(2019年)11月20日から数段階に渡り実施されました。
最初に白海でフリゲートのミサイル兵器複合体の試験が行なわれ、艦の乗組員は、アルハンゲリスク州のチジャ戦闘場へ配置された沿岸標的への有翼ミサイル"カリブル"の射撃と、海上に位置する標的への有翼ミサイル"カリブル"及び"オーニクス"の射撃を実施しました」

声明では、こう述べられた。

これに加え、バレンツ海フリゲートは、航空隊及び支援船(航行中の燃料の補充と曳航)と協同で海上および沿岸目標への砲射撃、水中位置への魚雷射撃、そして試験プログラムの一連の他の要素を実施した事を広報サービスは想い起こした。

艦隊は、全ての複合国家航行試験の完了後、艦の受領証書へ署名され、ロシア海軍へ受け入れられる事を通知した。
フリゲートは、北方艦隊水上艦連合部隊の1つへの編入が予定されている。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」『北方計画設計局』により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
(2019年)10月に艦は、航行試験及び国家試験を完了する為にバルト海から白海への艦隊間移動を行ない、12月初頭にはセヴェロドヴィンスクからセヴェロモルスクへの基地間移動を行なった。

プロジェクト22350フリゲート有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」を搭載する。
プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は2018年7月にロシア連邦海軍へ導入され、最初の生産艦「アドミラル・カサトノフ」は2014年に進水し、現在、艦の試験は完了している。
フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工された。
『北方造船所』では、同プロジェクトのフリゲート4隻が様々な建造段階に在る。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。

ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する

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『タス通信』より
2020年4月6日14時4分配信
【情報筋:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はミサイル「ツィルコン」を積み込む為に白海基地へ入った】
モスクワ、4月6日/タス通信

北方艦隊プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は、整備と極超音速ミサイル「ツィルコン」を積み込む為に白海基地へ入った。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は、一連の規定作業、更にはミサイル"ツィルコン"の発射装置を積み込む為に白海海軍基地へ入りました」
情報提供者は話した。

彼によると「艦からの極超音速ミサイルの2回目の試験射撃は、4月~5月の実施が予定されております」

北方艦隊広報サービス、更に科学生産合同『機械製造』(コーポレーション『戦術ロケット兵器』へ加入、メディアによるとミサイル「ツィルコン」を開発している)は、『タス通信』へ、情報提供者より提示された情報へのコメントを拒否した。

初めて「ツィルコン」「アドミラル・ゴルシコフ」で使用されたのは今年1月初頭だった(他のデータによると2019年12月末)。
フリゲートは、バレンツ海から距離500キロメートル以上の沿岸標的へのミサイル射撃を実施した。
年末までに艦は、更に3~4回の極超音速ミサイルの射撃を実施しなければならない。

[ツィルコン]
2011~2020年の国家軍備プログラムの枠組みで極超音速ミサイルを有する艦載複合体「ツィルコン」の作成計画は、2011年2月、国防次官の職務に従事していたウラジーミル・ポポフキンにより表明された。
ミサイルの飛翔試験は、メディアによると2015年に始まった。
『タス通信』の情報提供者が指摘するように、2018年末には海上標的に対する10回以上のミサイルの発射試験が完了した。

ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、2019年2月の連邦教書演説において、ミサイル「ツィルコン」は、およそマッハ9の速度を発揮し、距離1000km以上の水上目標や地上目標を撃破できると述べた。

ミサイル「ツィルコン」及び有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」の発射の為、汎用艦載射撃複合体(UKSK)3S-14が使用される。
この発射装置は、特に、プロジェクト22350フリゲート、プロジェクト20385コルベット潜水艦の為のヴァージョンはプロジェクト885「ヤーセン」多目的潜水艦が装備する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2019年2月末から7月下旬に掛けて世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2019年8月中旬にセヴェロモルスクへ帰投した後、2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]



「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]

帰投する前にバレンツ海で同型艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の洋上試験に協力したようです。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年1月にバレンツ海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

4月2日にセヴェロモルスクを出航し、白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで部分的な近代化を行なう]

4月4日にセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
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「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロドヴィンスクの艦船修理企業(おそらくは艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で定期整備と、部分的な近代化改装を行ないます。
近代化の具体的な内容は明らかにされていませんが、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用(発射)に関するもののようです。

定期整備と改修完了後、「アドミラル・ゴルシコフ」白海で試験を行ないます。
(おそらくは「ツィルコン」の発射試験も)


なお、「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年春にも「ツィルコン」の発射試験を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年春に2回目の極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なう]

更に数回の「ツィルコン」発射試験が2020年中に行なわれます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を数回行なう]

ロシア海軍太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艦ブイストルイはオホーツク海南部で地上への艦砲射撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア軍管区(艦隊)広報サービス発表
2020年4月6日6時47分配信
【太平洋艦隊の戦闘艦は演習中に沿岸目標を砲撃により制圧した】

太平洋艦隊の艦は、遠海ゾーンのグループ戦力戦術演習の枠組みにおける実地課題の解決を完了する。

演習の最終エピソードは、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」による沿岸目標への複合砲射撃の実施となった。

太平洋エリアの沿岸射爆場の1つで、艦は視認沿岸目標及び地形により隠蔽された見えない強化沿岸目標への砲射撃を実施した。
砲撃は、130mm艦載自動砲AK-130により行なわれた。
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仮想敵の防護された火点及び戦闘車両を模した標的を破壊し、グループは撤収段階へ着手した。

遠海ゾーンでのグループ戦力の演習は、日本海、オホーツク海、太平洋エリアで3月25日から行なわれた。
合計して15隻の戦闘艦艇、12隻の支援船、約20機の航空機及びヘリコプターが参加した。



ロシア太平洋艦隊は、2020年3月25日から日本海及びオホーツク海で戦術演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]

まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232ピョートル大帝湾機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】

翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)Ka-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]

翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった]
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演習部隊主力は3月26日に宗谷海峡へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

スラバ級ミサイル巡洋艦:ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦:駆逐艦「ブイストルイ」(715)
ウダロイI級駆逐艦2隻:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、「アドミラル・パンテレーエフ」(548)
グリシャV級小型フリゲート2隻:小型対潜艦「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻:ロケット艇R-14(924)、R-24(946)、R-297(954)、R-20(921)、R-18(937)、R-19(978)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
アルタイ改級補給艦2隻:中型海洋給油船「イリム」、「イジョラ」
オホーツク級航洋曳船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ」
アムール級工作艦:水上修理所PM-59
オビ級病院船:病院船「イルティシュ」


3月28日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、第66小型ロケット艦大隊所属の小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)も演習へ参加する為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
カムチャツカ方面部隊の出航に先立ち、第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264、MT-265ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港周辺で機雷源の掃海訓練を行ないました。

3月29日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38の協力の下に潜水艦の捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・パンテレーエフは対潜・対空戦闘演習を行なった]

宗谷海峡の東方海域(オホーツク海西部)には未だ流氷が残っており、演習参加部隊は、太平洋艦隊砕氷船「サドコ」「イワン・スサーニン」、そして民間の『ロスモルポルト』社砕氷船「カピタン・フレブニコフ」に先導されて流氷海域を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

3月31日、演習部隊に随伴する中型海洋給油船「イリム」(1972年11月17日就役)と「イジョラ」(1970年4月24日就役)は、4隻の小型ロケット艦(「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」、「スメルチ」)駆逐艦「ブイストルイ」へ洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はオホーツク海で洋上補給を行なった]

4月2日以降、クリル諸島南部を含むオホーツク海南部で本格的な実弾射撃演習が始まりました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3(イルクーツク州ベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属)もオホーツク海へ進出し、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMと共に演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]
[ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した]

カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した]

4月6日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264(738)とMT-265(718)は、アヴァチンスキー湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の海洋掃海艦は砲撃訓練を行なった]

そして演習の締め括りとして、太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、オホーツク海130㎜連装砲AK-130による陸上砲撃訓練を行ないました。

砲撃訓練を行なった具体的な場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリアの沿岸射爆場」との事ですから、おそらくはクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。
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ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の海洋掃海艦は砲撃訓練を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年4月6日6時50分配信
【カムチャツカの機雷掃海艦は演習中に海上および空中目標への射撃を実施した】

遠海ゾーンのグループ戦力戦術演習の最終段階の枠組みで、ロシア北東軍集団水域保護連合部隊海洋掃海艦は海上での戦闘訓練を実施した。
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アヴァチンスキー湾の海上射爆場で、2隻の機雷掃海艦から成る戦術グループは、海上移動時の支隊の組織的対空防衛の演習を実施し、砲装置AK-630の砲火で模擬空中目標を成功裏に撃破した。

演習中、艦は更に、対機雷任務へ取り組んだ。
掃海艦は指定海域で海上浮遊機雷を探知し、艦載砲の砲撃で破壊した。

演習中、乗組員は、放射線及び化学物質で汚染された条件下での実地活動の方式を改善し、艦のダメージコントロール訓練を実施した。



ロシア太平洋艦隊は、2020年3月25日から日本海及びオホーツク海で戦術演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]

まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232ピョートル大帝湾機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】

翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)Ka-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]

翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった]
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演習部隊主力は3月26日に宗谷海峡へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

スラバ級ミサイル巡洋艦:ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦:駆逐艦「ブイストルイ」(715)
ウダロイI級駆逐艦2隻:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、「アドミラル・パンテレーエフ」(548)
グリシャV級小型フリゲート2隻:小型対潜艦「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻:ロケット艇R-14(924)、R-24(946)、R-297(954)、R-20(921)、R-18(937)、R-19(978)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
アルタイ改級補給艦2隻:中型海洋給油船「イリム」、「イジョラ」
オホーツク級航洋曳船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ」
アムール級工作艦:水上修理所PM-59
オビ級病院船:病院船「イルティシュ」


3月28日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、第66小型ロケット艦大隊所属の小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)も演習へ参加する為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
カムチャツカ方面部隊の出航に先立ち、第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264、MT-265ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港周辺で機雷源の掃海訓練を行ないました。

3月29日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38の協力の下に潜水艦の捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・パンテレーエフは対潜・対空戦闘演習を行なった]

宗谷海峡の東方海域(オホーツク海西部)には未だ流氷が残っており、演習参加部隊は、太平洋艦隊砕氷船「サドコ」「イワン・スサーニン」、そして民間の『ロスモルポルト』社砕氷船「カピタン・フレブニコフ」に先導されて流氷海域を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

3月31日、演習部隊に随伴する中型海洋給油船「イリム」(1972年11月17日就役)と「イジョラ」(1970年4月24日就役)は、4隻の小型ロケット艦(「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」、「スメルチ」)駆逐艦「ブイストルイ」へ洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はオホーツク海で洋上補給を行なった]

4月2日以降、クリル諸島南部を含むオホーツク海南部で本格的な実弾射撃演習が始まりました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3(イルクーツク州ベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属)もオホーツク海へ進出し、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMと共に演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]
[ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した]

カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した]


4月6日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264(738)とMT-265(718)は、アヴァチンスキー湾で砲撃訓練を行ないました。

プロジェクト266ME海洋掃海艦MT-264(1989年9月就役)
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プロジェクト266ME海洋掃海艦MT-265(1989年12月就役)MT-265.jpg

ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年4月5日9時10分配信
【航空機Tu-142M3乗員はオホーツク海上空で仮想敵潜水艦を捜索し、破壊する任務へ取り組んだ】

太平洋艦隊対潜航空隊は、日本海、オホーツク海、太平洋エリアで実施されている遠海ゾーンのグループ戦力の一連の戦術演習計画下での行動を続けている。

飛行実施中、カーメニ・ルチェイ飛行場の3機の遠距離対潜航空機Tu-142M3の乗員は、オホーツク海エリア上空で仮想敵潜水艦を捜索、分類、追跡し、兵器を使用する任務へ取り組んだ。
長時間の飛行中に飛行士は、電波位置測定手段及び水中音響探知手段を複合使用し、ブイを設置し、そこから送信される情報を分析した。
指定海域で対潜機「敵」潜水艦へ仮想打撃を与えた。

これに加え、Tu-142M3乗員は、目標物の無い場所で指定ルート上空を飛行する技量と、地上電波工学航法手段を欠いた条件下で操縦する際の整然とした行動を改善した。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。

カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)
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ロシア太平洋艦隊は、2020年3月25日から日本海オホーツク海で大規模な演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

カーメニ・ルチェイ飛行場Tu-142M3オホーツク海へ進出して太平洋艦隊演習へ参加し、対潜戦闘訓練を行ないました。

ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年4月5日4時0分配信
【遠距離爆撃機Tu-22M3乗員は太平洋艦隊航空隊との連携へ取り組んだ】

遠距離航空隊の乗員は、太平洋艦隊航空隊と連携する指定任務へ取り組んだ。
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活動中に遠距離爆撃機の乗員は、イルクーツク州からハバロフスク地方の作戦飛行場への基地移動を行ない、オホーツク海上空での実地飛行を実施し、更には空中手段により標的を撃破する戦闘動作へ取り組んだ。

この戦闘訓練活動は、遠距離航空隊アムール連合部隊副司令セルゲイ・シェベル親衛大佐の指揮下で行なわれた。

乗員は、支隊の一員として指示された任務へ取り組んだ。



ロシア太平洋艦隊は、2020年3月25日から日本海オホーツク海で大規模な演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]


このTu-22M3は、イルクーツク州ノヴォマリチンスク近郊のベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属機ですが、ここからハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場(マンゴフト)を中継してオホーツク海へ進出しました。
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