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ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ワシーリー・トルシンの上部構造物が設置される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月30日13時44分配信
【『ヤンターリ』の専門技術者は大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」の上部構造物の据え付けを準備する】

沿バルト造船工場『ヤンターリ』では、最新のプロジェクト11711大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」の船体の艦首及び艦尾セクションが造船台から展開された。
造船所広報サービスによると、屋外船台の位置で上部構造物の据え付け作業を加速できる。


大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」は、ロシア海軍の為に意図されている第3のプロジェクト11711艦である。
これは、2019年4月、同型のもう1隻の大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」と同時に『ヤンターリ』で起工された。

ロシア海軍の一員として、2隻の基礎プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」が勤務に就いている。
その排水量は5000トン、船体長120メートル、幅16.5メートル。
速力18ノット。乗組員数100名。

「ワシーリー・トルシン」「ウラジーミル・アンドレーエフ」は、より大きな寸法を得て排水量は7000~8000トンに増加する。
各艦は13両までの主力戦闘戦車或いは36両までの装甲車両及び歩兵戦闘車両、更には海軍歩兵大隊の輸送が可能である。

大型揚陸艦は、2基の30mm6銃身砲AK-630と1基の2重砲身AK-630M-2で武装する。
甲板上には捜索救助ヘリコプターKa-27或いは輸送戦闘ヘリコプターKa-29が駐留する。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水、2018年6月20日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

以後はバレンツ海で行動しています。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]


2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。
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[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2022年2月以降は黒海へ派遣されています。
[黒海でロシア海軍の演習へ参加する北方艦隊とバルト艦隊の6隻の大型揚陸艦はセヴァストーポリへ入港した]
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以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

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この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦は排水量が約40パーセント増加する]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の船体は、2022年1月までに形成されました。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフの船体は2021年末までに形成される]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンの船体は形成された]
今後は上部構造物が設置されます。

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】
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バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」は艦対空ミサイル「リドゥート」で空中標的と海上標的を撃破した

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テレビ局『ズヴェズダー』より
2022年6月29日21時8分配信
【コルベット「ソーブラジテルヌイ」はミサイル複合体「リドゥート」でバルト海の仮想敵を破壊した】

バルト艦隊コルベット「ソーブラジテルヌイ」は、垂直発射海上配置高射ミサイル複合体「リドゥート」から海上及び空中の目標への実地射撃を実行した。
乗組員は与えられた任務を滞りなく果たした。

ミサイル射撃中、2基の空中標的が撃破された。
更に、かなり離れた小型水上目標を模した盾船へ2基のミサイルを正確に命中させた。
ミサイル標的は、小型ロケット艦「パッサート」コルベット「ストイーキー」から発射された。
演習はバルト艦隊の海上射爆場で実施された。
その場所は、民間船舶航行及び全てのタイプの航空機の飛行にとって一時的に危険であると宣言された。
12隻以上の艦船が安全を保障した。

最近、バルト艦隊の常時即応部隊の演習が実施された事が想い起こされる。
それには、コルベット「ソーブラジテルヌイ」も参加した。
訓練中、艦の乗り組組員は「敵」ミサイル攻撃の撃退と、艦砲による対応射撃へ取り組んだ。



プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水しました。


2011年7月11日より洋上試験を開始し、2011年10月14日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]


なお、日本では、20380の2番艦「ソーブラジテルヌイ」以降は「20381」とされていますが、「ソーブラジテルヌイ」以降も「20380」です。

2012年7月29日に親衛海軍旗を授与され、親衛艦となりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2012年7月28日
【海軍記念日にコルベット「ソーブラジテルヌイ」は親衛艦となる】

元々は、第2次大戦中の1943年3月1日、黒海艦隊駆逐艦「ソーブラジテルヌイ」親衛海軍旗が授与されました。
『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【駆逐艦「ソーブラジテルヌイ」】
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1966年3月19日に親衛駆逐艦「ソーブラジテルヌイ」が退役した後、親衛海軍旗と艦名はプロジェクト58ロケット巡洋艦へ受け継がれたのですが、この艦は就役前に「ワリャーグ」と改名された為、今度は「ワリャーグ」が親衛称号艦になってしまいました。
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「ソーブラジテルヌイ」の名は、1963年12月26日に就役し、黒海艦隊へ配属されたプロジェクト61警備艦へ受け継がれました。
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同艦が1992年12月23日に退役してから十数年後、プロジェクト20380コルベット「ソーブラジテルヌイ」を襲名したのですが、今度は、こちらも親衛称号を復活させる事になり、2012年3月、ロシア海軍総司令官の指示により、改めて親衛称号が授与されました。

2012年9月2日、火災事故により損傷し、2013年5月中旬に修理を終えて復帰しました。
[コルベット「ソーブラジテルヌイ」で火災が発生した]
[コルベット「ソーブラジテルヌイ」は修理を終えて復帰した]

2013年6月中旬に復帰後初の洋上戦闘訓練を行ないました。
[コルベット「ソーブラジテルヌイ」はバルト海で戦闘訓練を行なう]

2013年10月18日から23日までアイルランド南西部のコーク港を非公式訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年10月14日13時04分
【バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌ」はアイルランドへの非公式訪問へと向かった】

2014年4月末には他の同型艦2隻と共に対艦ミサイルを発射しました。
[3隻のステレグーシチー型コルベットは対艦ミサイルを同時に発射した]

2014年6月には対空ミサイルを水上目標へ発射しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」はリドゥ―ト艦対空ミサイルを海上目標へ命中させた]

2015年1月から3月まで太平洋艦隊向けの同型艦「ソヴェルシェーンヌイ」(2017年7月20日就役)乗組員の訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員はバルト海での研修を終えた]

2015年4月中旬には、他の同型艦3隻と共にバルト艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のプロジェクト20380コルベットは4隻揃って演習に参加した]

2015年9月中旬にはロシア・ベラルーシ合同演習『連合の盾-2015』へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の3隻の最新コルベットは対艦ミサイルを同時に発射した]

2016年4月初頭から5月末までディーゼルエンジンのオーバーホールを行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ソーブラジテルヌイ"はエンジンのオーバーホールを行なう]

2016年10月、同型艦「ボイキー」(2013年5月16日就役)と共に北大西洋へ進出しました。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]

2017年3月には黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」(2016年6月7日就役)と共に洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはバルト海で砲撃訓練を行なった]


2017年4月にも「ボイキー」と共に北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日バルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はバルチースクへ帰投した]
この間、2017年4月14日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。


2017年9月には戦略演習『ザーパド-2017』へ参加しました。


2017年10月14日から2018年1月14日まで「ボイキー」と共に地中海、アデン湾への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベットは地中海・アデン湾遠征を終えて帰投した]
「ソーブラジテルヌイ」は初めてアデン湾まで進出し、ジブチを訪問しました。

2018年4月上旬にはバルト艦隊水上艦部隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット"ソーブラジテルヌイ"はバルト海で対空戦闘演習を行なった]

2018年8月初頭には北方艦隊原子力潜水艦バルト海で演習を行ないました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

2018年10月22日から11月13日まで同型艦「ストイーキー」(2014年7月27日就役)と共に北大西洋へ進出しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋遠征から戻ってきた]

2019年1月下旬には「ボイキー」と共に、バルト海へ入ったアメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-107「グレーヴリー」(2010年11月20日就役)及びDDG-78「ポーター」(1999年3月20日就役)の監視任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ボイキー"は、バルト海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦グレーヴリーとポーターを監視する]

2019年3月2日、親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」は、バシコルトスタン共和国ウファ市と後援協定を締結しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット"ソーブラジテルヌイ"はウファ市と後援協定を締結した]

2019年8月上旬にバルト海で実施されたロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

2019年10月下旬から11月上旬まで同型艦「ストイーキー」と共に北大西洋へ進出しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋遠征から戻ってきた]

2020年3月上旬、同型艦「ステレグーシチー」(2008年2月27日就役)と共に共に北海へ進出しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ステレグーシチー"と"ソーブラジテルヌイ"は北海で演習を行なった]

2020年4月初頭には同型艦「ステレグーシチー」及び「ストイーキー」バルト海で射撃演習を行ないました。

2020年6月にクロンシュタット『クロンシュタット海洋工場』へ回航され、オーバーホールが始まりました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット"ソーブラジテルヌイ"は2021年春までクロンシュタットでオーバーホールを行なう]

オーバーホールを2021年2月に完了して復帰した後、バルト海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット"ソーブラジテルヌイ"はバルト海で砲撃訓練を行なった]

2021年6月23日~27日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロン『IMDS-2021』で展示されました。
[2021年6月23日~27日にサンクトペテルブルクで開催される国際海軍サロンIMDS-2021でロシア海軍の最新艦が展示される]

2021年8月22日~28日に開催された国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2021』では、8月26日~28日にクロンシュタットで展示されました。

2021年9月10日~15日にベラルーシバルト海で実施された戦略演習『ザーパド-2021』へ参加しました。


2021年10月26日には対潜/対魚雷複合体「パケート」による魚雷迎撃訓練を行ないました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2021年10月26日20時23分配信
【コルベット「ソーブラジテルヌイ」はバルト海で対魚雷防護により「敵」を撃退した】


2021年12月27日に高射ミサイル「リドゥート」の発射訓練を行ないました。

[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」は高射ミサイル「リドゥート」で空中標的を撃墜した]

2022年1月24日、同型艦「ストイーキー」と共にバルチースクを出航し、遠距離航海へ出発しました。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は遠距離航海へ出発した]

2隻のコルベットバルト海を出て北海へ入り、その後、ラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過し、2月初頭にはアイルランド南方海域へ進出しました。


同時期に北方艦隊艦船部隊アイルランド南方海域で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート「アドミラル・カサトノフ」は北東大西洋(アイルランド南方海域)で対空戦闘訓練を実施した]

その後、北方艦隊艦船部隊地中海東部へ向かいましたが、2隻のコルベットバルト海へ引き返し、2月16日にはバルチースク基地へ帰投しました。
[アイルランド南方海域へ進出したロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は母港バルチースクへ帰投した]

2022年3月中旬にバルト海へ出航し、3月13日には空中目標と海上目標へ高射ミサイル「リドゥート」を発射しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」はバルト海で高射ミサイル「リドゥート」発射訓練を実施した]

2022年6月20日にバルト海対艦ミサイル「ウラン」を発射しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」はバルト海で対艦ミサイル「ウラン」発射訓練を実施した]

更に同日、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」と共に対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはバルト海で対空戦闘訓練を実施した]

6月29日には艦対空ミサイル「リドゥート」を空中目標と海上目標へ発射しました。

ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット3隻と大型対潜艦はウラジオストクで対空戦闘訓練を実施した

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『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2022年6月30日8時56分配信
【太平洋艦隊は無人機の攻撃を撃退する演習を実施した】
モスクワ、6月30日、インテルファクス

太平洋艦隊の艦は、演習中に沿海地方の駐留所で仮想敵無人機の攻撃を撃退した。
太平洋艦隊は木曜日に発表した。

「太平洋艦隊の艦は対空防衛演習を実施し、その目的は、沿海地方の駐留所を仮想敵無人飛行装置による偵察及び攻撃からの防護にありました」
広報サービスは伝えた。

目標が艦載高射ミサイル複合体の攻撃ゾーンへ入ると、要員は電子ミサイル発射により、その兵器を使用する為の手順へ取り組んだ事が指摘された。

艦隊によると、演習には、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、そして更に大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が関わった。

「仮想敵として、艦隊海上航空隊の無人飛行装置の要員、そして更に数機の量産ドローンのモデルが参加しました」
太平洋艦隊
は伝えた。




2022年5月20日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)などがウラジオストクを出航しました。

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5月末に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。


2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】

6月1日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」オホーツク海で対空防衛演習を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月1日10時38分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は「敵」爆撃機を無力化した】

6月9日、海上自衛隊護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道根室半島南東沖でフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月14日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」太平洋上で対空防衛演習を行ないました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2022年6月14日11時11分配信
【太平洋艦隊コルベット支隊は太平洋で空中「打撃」を撃退した】

6月15日、コルベット「グレミャーシチー」太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】

同じ6月15日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」北海道襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌6月16日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」伊豆諸島海域を西進しました。
6月17日には指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が同じ海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月17日、ロシア国防省指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベットフィリピン海へ入ったと発表しました。
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『タス通信』より
2022年6月17日9時31分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入った】

6月19日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」沖縄本島宮古島の間の海域を通過し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月19日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月21日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月23日にウラジオストクへ帰投しました。
[2022年6月上旬の太平洋演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はウラジオストクへ帰投した]

6月30日、コルベット3隻と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」ウラジオストクで対空防衛演習を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊とロシア地理学協会はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査へ向かった

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『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2022年6月29日14時33分配信
【太平洋艦隊はクリル(千島)探検へ向かった-ロシア国防省】
モスクワ、6月29日、インテルファクス

太平洋艦隊支援船支隊クリル諸島(千島列島)へのロシア地理学会の探検に参加するとロシア連邦国防省は水曜日に発表した。

「前日(6月28日)、ロシア地理学会の水中研究センターの代表が乗る船支隊は太平洋艦隊の駐留所から出航し、現在、探検作業の実行場所であるマトゥア島(松輪島)への移動を行なっています」
声明では、こう述べられた。

当局によると、クリル諸島におけるロシア連邦海軍ロシア地理学会水中研究センターの水中研究探検には、救助船「イーゴリ・べロウソフ」小型水路調査船「アレクサンドル・ロゴツキー」が関わる。

「イーゴリ・べロウソフ」船上には有人水中装置「C-エクスプローラー3.11」が有り、「マトゥア近郊の海底の追加検査の為に使用される」と声明では述べられている。
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「潜水夫は、実験潜水の枠組みにおいて深度100メートル以上へ潜ります。
太平洋艦隊とロシア地理学会研究センターの合同探検の結果は、研究者へ与えられた全ての複合課題を完全に実行した後で公表されます」

広報サービスは述べた。

近年、ロシアクリル諸島の軍事グループを大幅に増やしている。
特にロシア軍は、マトゥア軽軍用輸送機を受け入れる飛行場を作成した事を通知した。
2016年には、マトゥアロシア連邦海軍の艦船駐留所を作成する計画がある事が報じられた。

昨年12月2日、太平洋艦隊ロシア沿岸ミサイル複合体「バスチオン」マトゥアへ配備したと発表した。

複合体「バスチオン」(科学生産合同『機械製造』、コーポレーション『戦術ミサイル兵器』)は、海岸の防護と、集中砲火及び電波電子対抗策の条件下で揚陸艦連合部隊や船団、打撃艦グループ航空母艦グループを構成して行動する様々なクラス及びタイプの水上艦、更には単艦及び地上無線制御目標を撃破する為に意図されている。

複合体「バスチオン」ロシア海軍の全ての艦隊へ配備されている。
沿岸ミサイル複合体「バスチオン」ミサイル「オーニクス」の飛翔距離は500キロメートルに及ぶ。

2019年4月、ロシア国防省は、クリル諸島クナシル島(国後島)ゾーンで対空防衛戦闘当直が活動へ入ったと発表した。
2020年12月1日、東方軍管区は、S-300V4システムクリル諸島へ配備されたと発表した。

太平洋艦隊機関紙『戦闘当直』は2016年秋、ロシアがイトゥルプ島(択捉島)クナシル島へ新たな沿岸ミサイル複合体「バル」「バスチオン」を配備したと記した。

2018年8月、イトゥルプ島「ヤスヌイ」空港への最新多目的戦闘機Su-35の展開が報じられた。

クリル列島には、機関銃-砲兵師団が配置されている。
2017年5月、東方軍管区広報サービスは、師団が、無人機を含む新たな風貌の兵器及び軍用車両を受け取ると発表した。
更に、クリル諸島グループは近代化された戦車T-72B3で増強されたと発表された。

日本は、1855年の貿易及び境界線の条約を引用し、クリル群島南方の4つの島~イトゥルプ、クナシル、シコタン、ハボマイの領有を主張している。
モスクワの立場は、南クリル第二次世界大戦の結果としてソヴィエト社会主義共和国連邦の一部として加わったというものであり、国際法的枠組みを持つロシアの主権には疑問の余地は無い。



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現在、クリル諸島(日本側呼称・千島列島)には、ロシア海軍沿岸ミサイル部隊は駐留していますが、ロシア海軍「軍港」は存在せず、艦船も駐留していません。

2016年3月下旬、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、クリル諸島ロシア海軍「基地」が造られる可能性に初めて言及し、クリル諸島へ太平洋艦隊の調査部隊を派遣すると述べました。
[クリル諸島にロシア海軍太平洋艦隊の基地が建設されるかもしれない]

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2016年5月7日、大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」サルベージ船KIL-168など6隻で構成され、太平洋艦隊副司令官アレクサンドル・リャブヒン中将が指揮する調査部隊ウラジオストクを出航し、5月14日にクリル諸島中部のマトゥア島へ到着しました。

以後、マトゥア島太平洋艦隊の基地を建設する可能性についての調査が行なわれました。
[クリル諸島のマトゥア島にロシア海軍太平洋艦隊の基地が建設される?]

マトゥア島には太平洋戦争中に旧日本海軍が建設した飛行場跡(3本の滑走路)が残されており、その復旧の可能性についても調査が進められました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]


2016年5月末からはヘリコプター発着の為のマトゥア島飛行場の復旧作業が始まりました。
この他、大型揚陸艦が海岸へ貨物を荷揚する為の海岸の整備も行われました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍飛行場を再建する]

これと並行して旧日本軍の地下施設(掩体壕など)の本格的な調査(重機による掘削)も行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍地下施設を調査する]
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の旧日本軍地下施設の調査を続ける]

2016年6月下旬には、ドヴォイナヤ湾旧日本海軍零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が発見されました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)で旧日本海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が発見された]

2016年6月末までにマトゥア島の調査は全て完了し、調査隊は一旦撤収しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査を全て完了した]


2017年にはマトゥア島の第2次調査が実施される事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2017年6月~9月にクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査を行なう]

2017年5月30日、第2次マトゥア島調査隊を乗せた太平洋艦隊艦船支隊ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)調査部隊はウラジオストクから出航した]

6月7日、太平洋艦隊艦船支隊マトゥア島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)調査部隊は現地に到着した]

更に、最新鋭の潜水艦救助船「イーゴリ・ベロウソフ」(2015年12月25日就役)が派遣され、マトゥア島沖の海底で発見された潜水艦(1944年6月1日に撃沈されたアメリカ海軍潜水艦「へリング」)の調査が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフはクリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)沖で沈没した潜水艦を調査する]

マトゥア島の第2次調査は9月初頭に完了し、2017年9月7日には現地の設備や人員を収容する為の艦船部隊がマトゥア島へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2017年度のクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査を完了した]

以後、マトゥア島には太平洋艦隊の将兵が常駐し、飛行場が運用されています。
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[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の飛行場を運用する]
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)に常駐する]

2021年12月初頭にはマトゥア島超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配備されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を配備した]

クリル列島の中央部に位置するマトゥア島は、「バスチオン」に加え、今後も対空防衛兵器電波電子戦闘機材などが配備されます。
[クリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)のロシア海軍太平洋艦隊駐留部隊は増強される]


そして2022年、数年ぶりにロシア太平洋艦隊ロシア地理学協会によるマトゥア島の調査が行なわれる事になり、調査チームを乗せた救助船「イーゴリ・ベロウソフ」小型水路調査船「アレクサンドル・ロゴツキー」(プロジェクト19910、2019年9月7日就役)は6月28日にウラジオストクを出航しました。

今回は、主にマトゥア島周辺の海底を調査するようです。

2021年12月17日の火災事故により損傷したロシア海軍の最新コルベット「プロヴォールヌイ」の為の新たな上部構造物は2022年末に完成する

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『タス通信』より
2022年4月14日20時2分配信
【サンクトペテルブルクの造船所はコルベット「プロヴォールヌイ」の為の新たな上部構造物を2022年に引き渡す】
サンクトペテルブルク、4月14日/タス通信

『中部ネヴァ川造船工場』(サンクトペテルブルク、『統合造船業営団』へ加入)は、以前に火災が発生したコルベット「プロヴォールヌイ」の為の新たな上部構造物の製造を2022年に計画している。

「我々は契約を締結し、私が思いますに、今年にはそれ(上部構造物)を御引き渡し致します」
『中部ネヴァ川造船工場』
総取締役ウラジーミル・セレドホは、コルベットの為の上部構造物の製造時期に関する『タス通信』の質問に答え、記者団へ話した。

サンクトペテルブルク(『北方造船所』)において建造中のコルベット「プロヴォールヌイ」で火災が発生したのは昨年12月17日であった。
火災の結果、船体は損傷を受けず、艦の上部構造物のみが撤去される。
『タス通信』へ造船分野の情報提供者が伝えたように、コルベットは2026年には完全に復旧できるだろう。

「プロヴォールヌイ」は、海軍プロジェクト20385コルベットシリーズの第2の誘導ミサイル兵器コルベットである。
2013年に起工され、海軍への引き渡しは2022年末に計画されていた。
現在、『北方造船所』では更にコルベット「「グレミャーシチー」を完成させている。
コルベットの主要兵装は、ミサイル複合体「カリブル」高射ミサイル複合体「リドゥート」である。
『タス通信』の情報筋によると、プロジェクト20385及び20386コルベット海軍における需要は、おおよそ18隻になる。



プロジェクト20385コルベット2番艦「プロヴォールヌイ」は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で2013年7月25日に起工されました。
[プロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」は起工された]
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2019年9月には屋内造船台から出渠し、屋外で工事が進められました。
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2021年1月、「プロヴォールヌイ」の乗組員がロシア太平洋艦隊北東軍集団(カムチャツカ方面部隊)の第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイの乗組員が編成された]

「プロヴォールヌイ」は、2021年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、その後、2022年に延期されました。
[プロジェクト20385(グレミャーシチー型)コルベット2番艦プロヴォールヌイは2021年末にロシア海軍へ就役する]

「プロヴォールヌイ」の乗組員は2021年9月末にサンクトペテルブルク海軍総合訓練センターへ到着しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年9月29日10時45分配信
【サンクトペテルブルクへ研修の為に第2のプロジェクト20385コルベット乗組員が到着した】

訓練は11月初頭に完了しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年11月8日10時30分配信
【第2のプロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」乗組員はサンクトペテルブルクでの訓練を完了した】



2021年12月17日18時22分頃(モスクワ時間)、『北方造船所』の第6作業台で建造作業中の「プロヴォールヌイ」で火災が発生しました。
火災の正確な原因は未だ判明していませんが、作業上の安全規則違反、つまり、溶接などの火気作業の際の可燃物の撤去を怠った可能性が高いようです。
[サンクトペテルブルクで建造中のロシア海軍太平洋艦隊向けコルベット"プロヴォールヌイ"で火災が発生した]

火災は12月18日午前9時ころに鎮火されましたが、この火災により、「プロヴォールヌイ」多層複合材料製の上部構造物は完全に焼失してしまいました。

火災による損害額などの算定は、これから評価が始まるところであり、最終的にどのような判定が下されるのかは現時点においては不明です。
[2021年12月17日の火災事故によるコルベット"プロヴォールヌイ"の損害の評価が始まる]

ただ、船体には重大な損傷は無かったので、建造工事は再開されます。
[2021年12月17日の火災事故により損傷したロシア海軍の最新コルベット"プロヴォールヌイ"は上部構造物を作り直して建造を再開する]

焼失した多層複合材料製の上部構造物は、サンクトペテルブルク『ネヴァ川造船工場』(多層複合材料製船体のプロジェクト12700対機雷防衛艦を建造している造船所)で新たに製造されます。
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その完成と『北方造船所』への引き渡しは2022年末に予定されています。

一方、既に編成されている「プロヴォールヌイ」の乗組員チームは、同艦の完成が予定よりも大幅に遅れるので、一旦解散する事になりました。
[2021年12月17日の火災事故により損傷したロシア海軍の最新コルベット「プロヴォールヌイ」の乗組員チームは一旦解散する]

「プロヴォールヌイ」ロシア海軍へ引き渡されるのは、2026年以降になるようです。
[2021年12月17日の火災事故により損傷した最新コルベット「プロヴォールヌイ」は2026年以降にロシア海軍へ就役する]

ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は南シナ海で戦闘演習を実施した

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『インテルファクス・極東ニュース』より
2022年6月29日8時28分配信
【太平洋艦隊の戦闘艦は南シナ海で複合演習を実施した】
ウラジオストク、6月29日、インテルファクス-極東

太平洋艦隊戦闘艦の乗組員は、南シナ海エリアで対空防衛訓練及び仮想敵潜水艦捜索演習を実施した。
太平洋艦隊広報サービスは発表した。

複合演習には、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」コルベット「グレミャーシチー」の乗組員が参加した。

「フリゲートとコルベットの戦闘要員は、演習の第1段階で仮想空中目標を探知、追跡し、高射ミサイル複合体リドゥートの仮想発射を伴う艦載対空兵器を使用する攻撃任務へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

第2段階で将兵は仮想敵潜水艦を発見し、対潜兵器を使用して破壊する訓練を行なった。




2022年5月20日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)とコルベット「グレミャーシチー」(337)は、他のロシア太平洋艦隊の主力水上艦と共にウラジオストクを出航しました。

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5月末に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。


2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】

6月1日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」オホーツク海で対空防衛演習を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月1日10時38分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は「敵」爆撃機を無力化した】

6月9日、海上自衛隊護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道根室半島南東沖で太平洋艦隊水上艦部隊を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月15日、コルベット「グレミャーシチー」太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】

同じ6月15日、太平洋艦隊水上艦部隊北海道襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌6月16日、太平洋艦隊水上艦部隊伊豆諸島海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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その後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」コルベット「グレミャーシチー」、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」は本隊と別れ、フィリピンへ向かいました。
(本隊は6月23日にウラジオストクへ帰投)

6月22日にフィリピンマニラ港へ寄港しました。
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6月23日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はフィリピンのマニラ港訪問を終えて出航した]

6月25日にベトナムカムラン港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はベトナムを訪れた]

6月28日にカムラン港から出航し、南シナ海で戦闘演習を行ないました。

ブヤン-M小型ロケット艦10番艦グラードは2022年末にロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ配備される

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『タス通信』より
2022年6月29日9時3分配信
【小型ロケット艦「グラード」は年末までにバルト艦隊のロケット艦旅団を増強する】
モスクワ、6月29日/タス通信

有翼ミサイル「カリブル」を搭載し、『ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』で建造されているプロジェクト21631「ブヤン-M」型小型ロケット艦「グラード」は、今年末までにバルト艦隊第36小型ロケット艦旅団を増強する。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「小型ロケット艦グラードは近い内にゼレノドリスク工場の埠頭岸壁からバルト艦隊の試運転基地への移動を行ない、試験プログラムを完全に実行します。
今年末までに艦は第36小型ロケット艦旅団へ加入します。
この連合部隊への加入は、艦隊の打撃グループを充実させます」

対談者は話した。

彼は、艦隊の戦術連合部隊の一員としてプロジェクト21631小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」「セルプホフ」が勤務に就いている事を想い起こした。

『タス通信』は、この情報を公式には確認していない。

プロジェクト21631小型ロケット艦は、『ゼレノドリスク計画設計局』により開発された。
「グラード」は、10隻目のプロジェクト21631小型ロケット艦である。
『ゼレノドリスク工場』は、更なる2隻の同プロジェクト艦~「ナロ・フォミンスク」「スタヴロポリ」の建造を進めている。
同プロジェクト艦は約950トンの排水量を有しており、25ノットまでの速力を発揮できる。
小型ロケット艦の兵装には、ミサイル複合体「カリブル」、口径100mの砲装置A-190、そして更に高射ミサイル「イグラ」の為の「ギブカ」発射装置高射砲複合体AK-630-M2「ドゥエト」が有る。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の10番艦「グラード」は、ロシア内陸部ゼレノドリスク『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2017年4月24日に起工されました。


[ロシア海軍の為のプロジェクト21631小型ロケット艦の10番艦グラードは起工された]

当初の予定では、2021年8月中の進水が予定されていましたが、少し遅れて2021年9月17日に進水しました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦10番艦グラードは2021年8月30日までに進水する]
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その後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

艤装工事完了後、「グラード」ロシア内陸水路経由バルト海へ回航され、そこで洋上試験を行ないます。

「グラード」は2022年末にロシア海軍へ引き渡され、バルト艦隊第36ロケット艇旅団第106小型ロケット艦大隊へ配備されます。
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プロジェクト21631小型ロケット艦は、これまでに12隻が起工され、この内の9隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部ゼレノドリスク『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されています。
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建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月18日納入/2014年12月19日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号636「ヴイシニー・ヴォロチョーク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年8月22日進水/2018年5月25日納入/2018年6月1日就役
黒海艦隊へ配備

建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2018年7月18日進水/2018年12月10日就役
黒海艦隊へ配備

建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工/2019年6月11日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備予定

建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2020年4月進水/2021年1月30日就役
黒海艦隊へ配備

建造番号640「グラード」Град
2017年4月24日起工/2021年9月17日進水/2022年就役予定
バルト艦隊へ配備予定

建造番号641「ナロ・フォミンスク」Наро-Фоминск
2018年2月23日起工/2022年前半進水予定/2022年以降就役予定
バルト艦隊へ配備予定

建造番号642「スタヴロポリ」Ставрополь
2018年7月12日起工/2023年就役予定

大洋調査船エフゲニー・ゴリグレジャンは2022年7月末にロシア海軍へ就役する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月9日8時18分配信
【情報筋は大洋調査船「エフゲニー・ゴリグレジャン」の新たな引き渡し時期を告げた】

ロシア連邦国防省深海研究総局の為に沿バルト造船工場『ヤンターリ』が建造したプロジェクト02670大洋調査研究船「エフゲニー・ゴリグレジャン」は、7月末に発注者へ引き渡される。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。


「エフゲニー・ゴリグレジャンは、バルト海での国家試験プログラムを成功裏に完了しました。
『海軍の日』(2022年は7月31日に祝われる)までに大洋調査船は御客様へ御引き渡し致します」

対談者は話した。

以前、同社広報サービスは、「エフゲニー・ゴリグレジャン」は6月20日までに就航すると言っていた。

船の航行試験は今年3月に始まった。

プロジェクト02670大洋調査研究船「エフゲニー・ゴリグレジャン」は、プロジェクトB-92海洋曳船MB-305をベースにして2016年に再起工された。
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それは2017年に発注者への引き渡しが計画されていた。
2018年、『Mil.Press FlotProm』の情報筋は、『ヤンターリ』への製品の供給社に問題が有ると述べた。

2020年2月、セルゲイ・ミハイロフは、2018年11月に作業は公式に停止し、2019年中に交渉が行なわれ、2019年に、更なる国家契約の履行に関する発注者との問題が解決した事を認めた。

2020年12月末、船は進水した。

2021年10月、航行試験は11月中旬に始まると報じられた。

大洋調査船「エフゲニー・ゴリグレジャン」の主な任務は、水中での技術的作業、海洋での環境モニタリング、海底での海洋調査、海上で捜索・救助部隊へ支援を与える事に在る。
船は水中救助装置を受け入れる事が出来る。
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大洋調査船の排水量は4000トン、自立航行期間30日、乗組員32名+探検要員25名。
船は中央海洋設計局『アルマーズ』(『統合造船業営団』へ加入)により開発された。

情報分析サービスによると、株式会社沿バルト造船工場『ヤンターリ』カリーニングラードに登録されている。
規定資本は426300ルーブルである。
『統合造船業営団』は56.81パーセントの株式を所有し、更に33.26パーセントは株式会社『西方造船センター』が所有している。
残りの部分は少数株主である。



プロジェクトB92海上弾薬輸送船「イグラ」は、ポーランドシュチェチン造船社で1982年12月10日に起工され、1983年4月9日に進水し、1983年11月3日に就役し、北方艦隊へ配備されました。
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2008年に海洋曳船MB-305としてバルト艦隊へ転属しました。
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2016年3月19日、大洋調査研究船へ改造される事になり、カリーニングラード造船工場『ヤンターリ』においてプロジェクト02670「エフゲニー・ゴリグレジャン」として再起工されました。
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2020年12月25日に進水しました。
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2021年6月4日に造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
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[ロシア海軍の大洋調査船エフゲニー・ゴリグレジャンは係留試験を開始した]

「エフゲニー・ゴリグレジャン」の航行試験は2021年11月中旬に始まる予定でしたが、その航行試験を開始する為に『ヤンターリ』からバルチースク海軍基地へ移動したのは2021年1月末でした。
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[ロシア海軍の大洋調査船エフゲニー・ゴリグレジャンは洋上試験の準備を進めている]

2022年3月11日、「エフゲニー・ゴリグレジャン」バルト海で航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の大洋調査船エフゲニー・ゴリグレジャンはバルト海で洋上試験を開始した]

航行試験は6月には完了しました。

「エフゲニー・ゴリグレジャン」ロシア海軍への引き渡しは、2022年7月末に予定されています。

近代化改装後のロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイ、バルト海でソナーの動作試験実施(2022年5月下旬)

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『タス通信』より
2022年5月26日0時22分配信
【警備艦「ネウストラシムイ」は海上で水中音響システムの試験を実施した】
カリーニングラード、5月25日/タス通信

バルト艦隊の海上射爆場で航行試験を行なっているバルト艦隊警備艦「ネウストラシムイ」は、艦載水中音響システム(ソナー)使用の際の動作能力と効率を点検した。
水曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「工場航行試験の枠組みで警備艦ネウストラシムイ乗組員は、航行中、停止中、投錨停泊中の様々な距離と深度での潜水艦、機雷、魚雷、そして更に水中破壊工作員の捜索と探知を含めた水中状況分析の為に意図されている水中音響システムの動作能力を点検しました」
広報サービスは話した。

特に、「ネウストラシムイ」乗組員は工場の代表と共に、遠距離で水中目標を探知する水中音響能力の点検に特別な注意を払った事が指摘された。

広報サービスは、この為に小型対潜艦「アレクシン」「ネウストラシムイ」へ向けて数発の魚雷を発射したと説明した。
その結果、警備艦の専門家は、水中音響ステーションから受け取ったデータを使用し、情報を特定し、兵器の使用を保障する他の艦載システムと連携した。

「その結果、水中音響システムは、その高い効率が確認され、艦の音響専門家の前に与えられた課題は、完全かつ高い品質で解決されました」
広報サービスは『タス通信』へコメントした。

以前に報じられたように、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』の専門家は、警備艦「ネウストラシムイ」の主要機構部分の為の作業を行なった。
増速用エンジンは復元されて再び設置され、更には兵装及び支援機械が近代化された。
海上で続けられた航行試験の枠組みにおいて、乗組員は既に砲及びミサイル射撃を成功裏に実行し、意図された他の課題を解決した。
全ての複合試験が完了すれば、「ネウストラシムイ」バルト艦隊の戦闘編制へ復帰し、艦隊の水上艦連合部隊の一員としての任務遂行を続ける。



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プロジェクト11540警備艦の1番艦「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で1987年3月25日に起工され、1988年5月25日に進水し、1990年12月28日にソ連海軍へ納入されました。
1991年3月14日にバルト艦隊へ編入されましたが、正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催されたのは、ソ連邦解体後の1993年1月24日でした。

就役前の「ネウストラシムイ」(1991年11月)
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就役後、1994年、2002年、2004年、2006年、2007年にNATO海軍との合同演習『BALTOPS』へ参加しました。

2003年にはロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンイギリス訪問に同行し、ロンドンを訪れました。

2004年8月~9月には、初の地中海遠征を行ない、この間にフランス、スペイン、ポルトガルを訪問しました。

警備艦「ネウストラシムイ」は、2008年秋にロシア海軍で最初のアデン湾海賊対処任務に就きました。
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[ロシア海軍第1次ソマリア遠征]

2008年のアデン湾海賊対処任務の際に「ネウストラシムイ」が捕獲したソマリア海賊のボート
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そして2010年初頭、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第6次ソマリア遠征]

2010年2月5日にはソマリア海賊7名を拘留しました。
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[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊拘留]
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊を拘留(RIAノーボスチ)]

2011年6月にはデンマークコペンハーゲンを訪問しました。

2012年7月から9月に掛けて北方艦隊大型揚陸艦と共に地中海へ派遣されました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

その後、オーバーホールが行なわれました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は長期航海の為に修理を実施する]

「ネウストラシムイ」は、2013年3月下旬にバルチースクを出港、3度目の海賊対処任務の為にアデン湾へ向かい、10月17日に帰投しました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は3度アデン湾から帰ってきた]


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その後、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、修理および部分的な近代化改装(一部の電子機器の換装)が始まりました。

ガスタービン機関は、サマーラ工場で修理されました。
[ロシア海軍のフリゲート"ネウストラシムイ"のガスタービン機関はサマーラで修理される]

当初、「ネウストラシムイ」は2015年末までに復帰する計画でしたが、2016年末、そして2017年11月と何度も延期される事になりました。
[ロシア海軍のフリゲート「ネウストラシムイ」は2015年に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2016年末に復帰する]
[近代化改装されるロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2017年11月に復帰する]

「ネウストラシムイ」の舷側番号は、就役以来「712」でしたが、2017年春頃に「772」へ変更されました。
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2018年2月14日14時30分頃(モスクワ時間)、『ヤンターリ』で修理中の「ネウストラシムイ」で火災が発生しました。
火災は同日16時31分に鎮火しました。
消火には54名の消防隊員と15両の消防車が参加し、負傷者は居ませんでした。

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月14日20時54分配信
【緊急事態省:警備艦「ネウストラシムイ」の火災は2時間で消し止められた】

「ネウストラシムイ」の修理完了は、2019年に延期される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を完了する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を終えて復帰する]

そして結局、2019年中の修理完了も実現せず、翌2020年に延期される事になりました。
[修理中の警備艦ネウストラシムイは2020年にロシア海軍バルト艦隊へ復帰する]

しかし、2020年中の復帰も実現せず、翌2021年に延期されました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイの近代化改装は2021年に完了する]

2021年8月18日、ようやく「ネウストラシムイ」の係留試験(造船所の岸壁で各機器の動作点検)が始まりました。
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[近代化改装中のロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイの係留試験が始まった]
係留試験完了後、洋上試験の準備の為、2021年12月28日に『ヤンターリ』からバルチースク基地へ移動しました。
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[近代化改装されたロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは洋上試験の準備を行なう]

2022年2月15日、「ネウストラシムイ」バルト海へ出航し、洋上試験を開始しました。
[近代化改装されたロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイはバルト海で洋上試験を開始した]

2月下旬にバルチースクへ戻り、2月23日の『祖国防衛者の日』にはナヒーモフ幼年学校の生徒が訪れました。
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その後、洋上試験を再開し、3月末~4月初頭に艦載砲(AK-100 100mm単装砲)、高射ミサイル砲複合体「コールチク」、魚雷の発射試験を行ないました。
[近代化改装されたロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイはバルト海で兵装射撃試験を実施した]

4月20日には高射ミサイル「キンジャール」発射試験を行ないました。
『タス通信』より
2022年4月20日20時30分配信
【バルト艦隊の警備艦「ネウストラシムイ」は複合体「キンジャール」のミサイル射撃を実行した】

5月25日にはソナーの動作試験を行ないました。

全ての試験の完了後、「ネウストラシムイ」バルト艦隊へ復帰します。

近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備したロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験を開始した


『タス通信』より
2022年6月28日15時13分配信
【黒海艦隊の潜水艦「アルローサ」は8年ぶりに外海へ出航した】
セヴァストーポリ、6月28日/タス通信

修理及び近代化が行なわれた黒海艦隊最古の潜水艦「アルローサ」は、航行試験実施の為、8年ぶりに海上へ出航した。
『タス通信』は火曜日に黒海艦隊第13艦船修理工場より伝えられた。

以前、セヴァストーポリの軍機関の情報提供者は、潜水艦は近代化の後に複合体「カリブル-PL」搭載艦になると『タス通信』へ伝えた。

「潜水艦は(セヴァストーポリ湾から外海へ)出航しました。
8年ぶりに潜水艦は様々な運用モードでテストされ、用途上の行動能力を示さなければなりません」

対談者は話した。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。
ソヴィエト連邦崩壊後、「アルローサ」は、黒海で唯一の戦闘可能なロシア連邦潜水艦であり続けた。

5月初頭に潜水艦の修理が完了したと伝えられ、「アルローサ」は新たな戦闘能力及び技術能力を獲得し、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦と同等の潜水艦となった。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
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1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
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2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。
[プロジェクト06363潜水艦]

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年6月になりました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】


近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。


2022年6月28日、「アルローサ」は洋上試験を行なう為にセヴァストーポリから出航しました。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは洋上試験を行なう]

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]