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タタールスタンのゼレノドリスク造船所は2022年10月までに5隻のカラクルト級小型ロケット艦をロシア海軍へ引き渡す

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年1月27日3時57分配信
【「カリブル」を有する小型ロケット艦「カラクルト」5隻は2022年10月に引き渡される】
モスクワ、1月27日-ロシア通信社ノーボスチ

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』で建造されるプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦5隻のシリーズの最終艦は、2022年10月にロシア海軍への引き渡しを計画している。
『ロシア通信社ノーボスチ』は同社の代理人より伝えられた。

「プロジェクト22800艦の5隻のシリーズは、2022年10月に御引き渡しします」
対談者は話した。

彼は、シリーズが続く可能性を排除しなかった。
「このシリーズの継続と、これらの艦の更なる建造の決定は、既に海軍へ引き渡されている艦の運用経験を基にして採択されます」
工場の代理人は指摘した。

プロジェクト22800小型ロケット艦は、中央海洋設計局『アルマーズ』により設計された。
艦の全長は67メートル、幅11メートル、吃水4メートル。
小型ロケット艦の兵装は、76mm汎用砲兵器高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」、更に打撃有翼ミサイル複合体「カリブル-NK」である。
ゼレノドリスク工場に加え、アムール造船工場、造船工場『ペラ』、東方造船所でも建造される。




プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦です。

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、『アルマーズ』設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに15隻が起工され、この内の2隻がロシア海軍へ引き渡されています。

最初の2隻:「ウラガーン」(工場番号251)と「タイフーン」(工場番号252)は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

「ウラガーン」改め「ムィティシ」は2018年12月17日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

「タイフーン」改め「ソヴィェツク」は、2019年10月12日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[カラクルト級小型ロケット艦2番艦ソヴィェツクはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
ロシア海軍への引き渡しは2019年12月に予定されています。

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」(工場番号254)が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]
「シトルム」改め「コゼリスク」は2019年10月9日に進水し、艤装を行なう為、『ペラ』造船所へ回航されました。
[ロシア海軍の為にクリミアで建造されたカラクルト級小型ロケット艦コゼリスク(シトルム)はサンクトペテルブルクで艤装を行なう]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」(工場番号253)が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」改め「オジンツォボ」は2018年5月5日に進水し、洋上試験の準備が進められています。
[高射複合体パーンツィリ-Mを装備するカラクルト級小型ロケット艦3番艦シクヴァル改めオジンツォボは洋上試験の準備を進めている]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」(工場番号257)が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」(工場番号255)が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]
2019年10月29日に進水し、艤装の為、『ペラ』造船所へ回航されました。

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」(工場番号256)が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]
2019年11月13日に進水し、艤装の為、『ペラ』造船所へ回航されました。

「オホーツク」「ヴィフリ」
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これで『ペラ』造船所と、その下請けのフェオドシヤ造船工場の契約分7隻は全て起工されました。


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ロシア内陸部タタールスタン共和国『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年8月に5隻の「カラクルト」を受注しました。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年~2017年に3隻の「カラクルト」を起工していますが、実際には、同社の下請けとして、クリミア半島ケルチ市に在る造船工場『ザリフ』で建造されています。
[クリミア共和国ケルチ市のザリフ造船所はロシア海軍将来空母の建造へ参加できる]
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「ツィクロン」(工場番号801):2016年起工
「アスコルド」(工場番号802):2016年起工
「アムール」(工場番号803):2017年7月30日起工

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2019年2月26日、今度は『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』本社で、同社が受注した4隻目の「カラクルト」となる「トゥーチャ」(工場番号804)が起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された]

5隻目の「タイフーン」(工場番号805)は2019年9月11日に起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦タイフーンはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された]
これで『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』契約分5隻も全て起工されました。

1隻目の「ツィクロン」は2020年末、5隻目の「タイフーン」は2022年10月にロシア海軍への引き渡しが予定されています。


この他、6隻の「カラクルト」級小型ロケット艦極東の造船所で建造されます。

2019年7月1日、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』「ルジェフ」(工場番号201)と「ウドムリャ」(工場番号202)が起工されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレ造船所でロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦ルジェフとウドムリャが起工された]

2019年12月26日、『アムール造船工場』「ウスリースク」(工場番号204)が起工されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレ造船所でロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦ウスリースクが起工された]
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ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年1月26日23時30分配信
【北方艦隊艦船支隊は地中海を去った】

地中海で任務を遂行していたロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊艦船支隊は、ジブラルタル海峡の通行を開始した。
数時間後、北方艦隊将兵は大西洋へ入る。

地中海から出る前に、<ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、中型海洋給油船から燃料の在庫を補充した。

大西洋水域で北方艦隊の艦船は、一連の計画演習へ取り組み、乗組員は海軍技量の改善を続ける。

北方艦隊戦闘艦支援船は、遠距離航海の最終段階~基地への帰投~に取り掛かった。
セヴェロモルスクへの到着は、2月前半に予定されている。

[参照]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
支援船を伴ったロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、(2019年)7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦支援船の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に北方艦隊将兵は地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。
大西洋ロシア船員は、カーボベルデ共和国プライア港赤道ギニアマラボ港への業務寄港を行なった。

(2019年)11月末、北方艦隊将兵は、船舶航行及び海上経済活動の安全を保障する為の初のロシア-中国-南アフリカ合同演習を実施した。
それには、中国人民解放軍海軍フリゲート「ウェイファン」、南アフリカ共和国海軍フリゲート「アマトラ」、更には南アフリカ共和国海軍支援船が参加した。

2020年1月上旬、巡洋艦は、黒海における北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ旗艦として参加した。
ロシア連邦軍最高司令官ウラジーミル・プーチンは、艦内へ設置された指揮所から演習を視察した。
演習には更に、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」も参加した。

北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して以来、巡洋艦は38500海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
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「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはケープタウンに居る]


「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は11月28日にケープタウンを出航し、喜望峰沖で南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖で中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を開始した]

合同演習は11月30日に完了し、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船南アフリカ沖を去りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖での中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を完了し、北大西洋へ向かった]

「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船大西洋を北上し、12月10日には赤道を越えて北半球へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道を越えて北半球へ入った]

12月18日にジブラルタル海峡を通過し、再び地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再び地中海へ入った]

12月24日、「マルシャル・ウスチーノフ」ダーダネルス海峡へ入り、その後、黒海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは黒海へ入った]

12月29日、「マルシャル・ウスチーノフ」セヴァストーポリへ到着しました。



2020年1月9日、黒海で行なわれた北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した]
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1月11日にセヴァストーポリを出航し、1月13日に地中海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海へ入った]

1月15日にキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再びキプロスのリマソールを訪れた]

1月18日にリマソール港を出航し、地中海西部へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスを去り、地中海西部へ向かった]

その後、地中海中部で以前に行動を共にしていた2隻の支援船、更には2019年12月3日から大西洋、地中海、黒海への遠距離航海を行なっている大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と合流しました。
[大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフの遠距離航海(2019年12月-)]

北方艦隊艦船支隊は1月22日にシチリア海峡を通過して地中海西部へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海西部へ入った]

1月24日、北方艦隊艦船支隊は、地中海西部給油船「ヴャジマ」から洋上給油を受けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海西部で洋上給油を行なった]

1月26日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはオマーンのサラーラ港を訪れた

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『タス通信』より
2020年1月26日配信
【警備艦ヤロスラフ・ムードルイ」は燃料と水を補充する為にオマーンへ碇泊した】
タス通信、1月26日

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、オマーンサラーラ港へ業務訪問の為に寄港した。
艦と乗組員は、燃料、水の在庫の補充と休養の為、1月29日までここへ留まる。
バルト艦隊広報サービスは発表した。

「1月26日、バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは、サラーラ港(オマーン)への計画業務寄港を行ないました。
港への碇泊時にロシア戦闘艦は、燃料を給油し、真水と食料の在庫を補充し、その乗組員は、沿岸で休養する機会を得ます」

声明では、こう述べられた。
その後、艦はインド洋海賊対処活動を続ける。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、救助曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」は、(2019年)10月1日にバルチースク(カリーニングラード州)を去った。
(2019年)12月に艦隊艦船支隊は、ロシア-インド演習『インドラ-2019』海上部門ロシア-イラン-中国3ヶ国演習『海上安全の帯-2019』へ参加した。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した]

その後、再びキプロスリマソール港を訪れ、11月25日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは再びキプロスのリマソール港を訪れた]

「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、11月27日までにスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

12月2日には紅海からアデン湾を通過してアラビア海へ向かう3隻の民間船の護衛を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で民間船団を護衛する]

12月5日に民間船の護衛を完了し(つまりアラビア海へ到達した)、インドへ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾を通過する民間船団の護衛を完了した]

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12月10日にインド東岸マルマガオ(パナジ)へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ到着した]

12月10日から15日までマルマガオへ滞在した後、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、12月16日からインド海軍との合同演習『インドラ-2019』を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習『インドラ-2019』を開始した]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習『インドラ-2019』で砲撃訓練を行なった]

合同演習は12月19日に完了し、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、イランチャーバハール港へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習を終えてイランへ向かった]

12月27日にチャーバハール港へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド洋北部でイラン海軍及び中国海軍と合同演習を行なう]

翌12月28日、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船インド洋北部へ出航し、イラン海軍及び中国海軍の艦との合同演習『海上安全の帯-2019』を開始しました。
[ロシア・イラン・中国海軍合同演習はインド洋北部で始まった]

合同演習は12月30日に完了し、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船イランを去りました。

1月4日~7日にオマーンサラーラ港へ寄港し、物資を補充しました。

1月9日、「ヤロスラフ・ムードルイ」アデン湾を西方向(紅海)へ通過するロシア民間船団の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾を通過する民間船団を護送する]

アデン湾民間船団を護送した後、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」(1997年3月24日就役)と合同演習を行なう為に合流しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは2020年1月下旬にアデン湾で日本海上自衛隊との合同演習へ参加する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアラビア海で日本海上自衛隊の護衛艦はるさめと合同演習を行なう]
無論、「ヤロスラフ・ムードルイ」日本との合同演習へ参加するのは、今回が初めてとなります。

1月21日、「ヤロスラフ・ムードルイ」「はるさめ」は、海賊に乗っ取られたという想定下の船(給油船「エリニヤ」)を解放する演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で日本海上自衛隊の護衛艦はるさめと対海賊合同演習を行なった]
同日夕方までにバルト艦隊日本海上自衛隊の合同演習は完了しました。
[ロシア海軍バルト艦隊と日本海上自衛隊の合同演習は完了した]

そして1月26日、「ヤロスラフ・ムードルイ」は再びオマーンサラーラ港へ寄港しました。
1月29日まで同港へ滞在し、各種物資を補充します。

極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を最初に装備するのはロシア海軍の新型フリゲートとなる

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『ロシア通信社ノーボスチ』(ラジオスプートニク)より
2020年1月21日14時5分配信
【極超音速ミサイル「ツィルコン」はフリゲートの1つに初めて登場する】
モスクワ、1月21日-ラジオスプートニク

ロシア海軍フリゲートの1つは、最新の海洋配置極超音速ミサイル「ツィルコン」で武装する。
『ロシア通信社ノーボスチ』ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将より伝えられた。

「ツィルコンは、艦隊の戦闘艦の1つであるフリゲートへ配置されます。
それは近代化され、様々な『子供の病気』を除去する試験が行なわれています。
現在、その試験は成功裏に行なわれています。
我々は、全てのカリブル搭載艦で、並行してツィルコンの試験も行います」
エフメノフ
は話した。

彼によると、「ツィルコン」が軍備採用されるのは「今後数年の内」になる。

ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが言ったように、海洋配置極超音速ミサイル「ツィルコン」はマッハ9の速度と1000km以上の飛翔距離を有する。
新たな兵器は、水上艦及び水中艦~将来の、そして現用の~への装備が計画されている。

以前、『ラジオスプートニク』は、極超音速ミサイル「キンジャール」及び「ツィルコン」の速度はマッハ10を超えると報じた。



極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」(ジルコン、風信子石)は、以前に長距離超音速有翼ミサイル「バザーリト」/「ヴルカーン」「グラニート」、そして超音速ミサイル「オーニクス」を開発した科学生産合同『機械製造』が新たに開発しているミサイルです。
[長距離打撃ミサイル複合体バザーリト/ヴルカーン]
[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]
[ロシア海軍は2019年に55基の超音速対艦ミサイル"オーニクス"を受領する]

科学生産合同『機械製造』は、長距離超音速有翼ミサイル「グラニート」の直接の後継となる筈だった「ボリード」(最大射程800km、飛翔速度マッハ4)の開発を1980年代末から開始し、1991年にはエンジンの最初の試験が行われたのですが、1990年代末には開発は中止されました。

「ツィルコン」の開発には、「ボリード」の開発作業の経験もフィードバックされているようです。


「ツィルコン」に関しては、ミサイルの名前以外の確たる情報は出ていませんが、射程距離は400~500km程度、飛翔速度はマッハ6以上になるようです。

「ツィルコン」の発射試験は2015年秋頃から始まっています。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]

「ツィルコン」の試験は、アルハンゲリスク州ネノクサ村に在るロシア海軍ミサイル発射試験場で行なわれており、初期には失敗した事も有るようです。
[ロシア海軍の為の巡航ミサイルは試射中にアルハンゲリスク州ネノクサ村の住宅へ落下した]
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「ツィルコン」の発射試験は秘密裡に行なわれていますが、2016年4月に行なわれた試験では最大速度マッハ8を記録しました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

「ツィルコン」の試験完了と生産開始は、2018年からスタートする新たな国家軍備プログラム(2018-2027年の国家軍備プログラム)において実現する事になります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

これまでに「ツィルコン」は、ネノクサ村ミサイル発射試験場から10回以上の発射試験が行なわれています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は10回以上の発射試験を行なった]

2019年2月20日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、教書演説において極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の開発は順調に進んでいると発言しています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の開発は滞りなく進んでいる]

「ツィルコン」の海上での発射試験は2022年末までには完了し、2023年にはロシア海軍の軍備として採用されます。
[極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2023年にロシア海軍へ制式採用される]

今回、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ提督も、「ツィルコン」「今後数年の内に」軍備として採用されると言っているので、やはり2023年頃の実戦配備を目指しているようです。


「ツィルコン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」対地/対艦巡航ミサイル「カリブル」の両方を発射できる汎用垂直発射機3S-14UKSKから発射できます。
(つまり、「カリブル」「オーニクス」と発射機を共有できる)

「ツィルコン」は、ロシア海軍の新世代艦であるプロジェクト22350フリゲート及びプロジェクト22350Mフリゲートプロジェクト885/885M「ヤーセン」原子力水中巡洋艦に装備されます。

この他、現在、大規模な近代化改装が行なわれている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」にも装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2022~2023年に完了する]

更に、今後に大規模な近代化改装が行なわれる同型艦の「ピョートル・ヴェリキー」にも装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は2020年に始まる]

同様に大規模な近代化改装が行なわれる4隻のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)にも装備されます。
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)は近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備する]

「ツィルコン」は、実質的には「グラニート」の後継という位置付けになるようです。

この他、現在、設計作業が進められており、2020年代から建造が始まるロシア海軍第5世代原子力潜水艦「ハスキー」/「ライカ」級にも装備されます。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]

基本的には大型水上艦及び原子力潜水艦に搭載される「ツィルコン」ですが、より小型の艦へ搭載する為の小型ヴァージョンも開発されます。
[ロシア海軍の小型艦の為に極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"軽量化型が開発される]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海西部で洋上給油を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年1月24日17時15分配信
【北方艦隊の艦は地中海で航行中に給油船からの燃料補給へ取り組んだ】

地中海で任務を遂行しているロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊艦船支隊は、本日(1月24日)、縦列方式での航行中の液体貨物の移送演習を実施した。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の乗組員は、給油船「ヴャジマ」から燃料を補充した。

液体貨物の移送時、環境安全活動へ取り組んだ。
給油船は、燃料移送接続装置の気密性と漏洩の有無を見守る為の組織的当直を行なった。

演習実施に先立ち、水文気象条件が評価された:海上の波と風速は、支隊の艦船の操艦の安全性に影響を与える可能性が有る。

北方艦隊将兵は、地中海での任務遂行を完了する。
数日後に彼らは大西洋へ出る。
支隊の一員として、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、中型海洋給油船「ヴャジマ」、救助曳船SB-406が行動している。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
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「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはケープタウンに居る]


「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は11月28日にケープタウンを出航し、喜望峰沖で南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖で中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を開始した]

合同演習は11月30日に完了し、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船南アフリカ沖を去りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖での中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を完了し、北大西洋へ向かった]

「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船大西洋を北上し、12月10日には赤道を越えて北半球へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道を越えて北半球へ入った]

12月18日にジブラルタル海峡を通過し、再び地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再び地中海へ入った]

12月24日、「マルシャル・ウスチーノフ」ダーダネルス海峡へ入り、その後、黒海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは黒海へ入った]

12月29日、「マルシャル・ウスチーノフ」セヴァストーポリへ到着しました。



2020年1月9日、黒海で行なわれた北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した]
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1月11日にセヴァストーポリを出航し、1月13日に地中海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海へ入った]

1月15日にキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再びキプロスのリマソールを訪れた]

1月18日にリマソール港を出航し、地中海西部へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスを去り、地中海西部へ向かった]

その後、地中海中部で以前に行動を共にしていた2隻の支援船、更には2019年12月3日から大西洋、地中海、黒海への遠距離航海を行なっている大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と合流しました。
[大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフの遠距離航海(2019年12月-)]

北方艦隊艦船支隊は1月22日にシチリア海峡を通過して地中海西部へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海西部へ入った]

1月24日、北方艦隊艦船支隊は、地中海西部給油船「ヴャジマ」から洋上給油を受けました。

今後、北方艦隊艦船支隊ジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入ります。

ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を再開した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年1月23日12時17分配信
【バルト海で大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」の試験が再開された】

第2のプロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は試験プログラムを継続する為に出航した。
1月23日・木曜日、沿バルト造船工場『ヤンターリ』広報秘書官セルゲイ・ミハイロフは『タス通信』へ話した。


彼によると、出航は数日間続く。
「航法複合体の試験及び砲射撃が予定されています」
造船所の代理人は話した。

彼は、艦のロシア海軍への引き渡しは2020年第1四半期が見込まれると付け加えた。

大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2015年6月に起工され、2018年5月25日に進水した。

2019年4月初頭、『Mil.Press FlotProm』特派員は『ヤンターリ』広報サービスより、「ピョートル・モルグノフ」は月末までに工場航行試験を完了し、国家試験を開始すると伝えられた。
しかし5月に工場航行試験の計画は6月となった。
サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)『ヤンターリ』総取締役エドゥアルト・エフィーモフは、大型揚陸艦は8月末までに試験へ入ると発言した。
その後、工場航行試験は9月に延期された。
結局、工場航行試験のスタートは12月中旬になった。

プロジェクト11711のトップ艦「イワン・グレン」は、14年間に渡った建造の後、2018年6月20日に海軍へ引き渡された。

2019年4月23日、『ヤンターリ』で第3及び第4のプロジェクト11711大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」が起工された。
『Mil.Press FlotProm』『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフが説明したように、新たな艦の寸法は増大し、排水量は7000~8000トンに増加する。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト11711艦
の排水量は5000トン、船体長120メートル、幅16.5メートル。
速力18ノット。乗組員100名。
艦は13両の戦車或いは36両の装甲歩兵車両、更には300名までの揚陸隊員を収容できる。

大型揚陸艦の武装は、2基の6銃身30mm自動砲AK-630と1基の2連6銃身30mm自動砲AK-630-M2である。
甲板には、捜索救助ヘリコプターKa-27PS或いは輸送戦闘ヘリコプターKa-29が駐留する。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]

その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。


起工から約3年を経た2018年5月25日に進水しました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは進水した]

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艤装中の「ピョートル・モルグノフ」は、2018年12月末にディーゼル発電機を始動させました。
[ロシア海軍のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはディーゼル発電機を始動した]

造船所の岸壁での「ピョートル・モルグノフ」の係留試験(と乗組員の居住)は2019年5月中旬に始まり、6月中旬には洋上試験の開始が予定されていました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年5月中旬に係留試験を開始する]
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年6月中旬に洋上試験を開始する]

その後、洋上試験開始時期は2019年9月に延期されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年9月に洋上試験を開始する]

結局、洋上試験が開始されたのは2019年12月13日でした。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を開始した]

「ピョートル・モルグノフ」ロシア海軍への引き渡しは、2019年末に予定されていましたが、2020年春頃に延期されました。

そして2020年1月23日、「ピョートル・モルグノフ」バルト海で洋上試験を再開しました。


プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日に就役しています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

以前にはプロジェクト11711の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定でしたが、2隻が追加建造される事になり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは地中海西部へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年1月22日13時56分配信
【北方艦隊艦船支隊はシチリア海峡を通過した】

本日(1月22日)、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊艦船支隊シチリア海峡を通過し、地中海西部へ入った。
支隊の一員として、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、中型海洋給油船「ヴャジマ」、救助曳船SB-406が行動している。

地中海通行時に艦船の乗組員は、コンピュータシミュレーション戦術環境を用いた対空防衛の計画演習を実施した。

以前、戦闘艦ギリシャ及びキプロスの港への業務寄港を行なった。
ジブラルタル海峡通過に先立ち、アルボラン海北方艦隊将兵は無防備の泊地に停泊中の艦船支隊の対水中工作防衛演習を行なう。

[参照]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
支援船を伴ったロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦支援船の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に北方艦隊将兵は地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。
大西洋ロシア船員は、カーボベルデ共和国プライア港赤道ギニアマラボ港への業務寄港を行なった。

11月末、北方艦隊将兵は、船舶航行及び海上経済活動の安全を保障する為の初のロシア-中国-南アフリカ合同演習を実施した。
それには、中国人民解放軍海軍フリゲート「ウェイファン」、南アフリカ共和国海軍フリゲート「アマトラ」、更には南アフリカ共和国海軍支援船が参加した。

2020年1月上旬、巡洋艦は、黒海における北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ旗艦として参加した。
ロシア連邦軍最高司令官ウラジーミル・プーチンは、艦内へ設置された指揮所から演習を視察した。

北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して以来、巡洋艦は37000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはケープタウンに居る]


「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は11月28日にケープタウンを出航し、喜望峰沖で南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖で中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を開始した]

合同演習は11月30日に完了し、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船南アフリカ沖を去りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖での中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を完了し、北大西洋へ向かった]

「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船大西洋を北上し、12月10日には赤道を越えて北半球へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道を越えて北半球へ入った]

12月18日にジブラルタル海峡を通過し、再び地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再び地中海へ入った]

12月24日、「マルシャル・ウスチーノフ」ダーダネルス海峡へ入り、その後、黒海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは黒海へ入った]

12月29日、「マルシャル・ウスチーノフ」セヴァストーポリへ到着しました。



2020年1月9日、黒海で行なわれた北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した]
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1月11日にセヴァストーポリを出航し、1月13日に地中海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海へ入った]

1月15日にキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは再びキプロスのリマソールを訪れた]

1月18日にリマソール港を出航し、地中海西部へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスを去り、地中海西部へ向かった]

その後、地中海中部で以前に行動を共にしていた2隻の支援船、更には2019年12月3日から大西洋、地中海、黒海への遠距離航海を行なっている大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と合流しました。
[大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフの遠距離航海(2019年12月-)]

北方艦隊艦船支隊は1月22日にシチリア海峡を通過して地中海西部へ入りました。

今後、北方艦隊艦船支隊ジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入ります。

ロシア海軍バルト艦隊と日本海上自衛隊の合同演習は完了した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2020年1月21日13時31分配信
【アラビア海におけるロシア-日本対海賊演習は成功裏に完了した】

アラビア海での対海賊へ指向されたロシア-日本合同演習は完了した。
2ヶ国の軍事船員は、合同計画で規定された全ての戦闘訓練行動のエピソードを完全にやり終えた。

1月20日と21日、演習実施海域で幾つかのエピソードが有った。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、給油船「エリニヤ」、救助曳船「ヴィクトール・コネツキー」で構成されるバルト艦隊艦船支隊日本海上自衛隊駆逐艦「ハルサメ」は、夜間の発光信号の使用を含む合同演習の要素へ取り組み、更には夜間に艦同士の相互情報交換を行なった。

2日目、ロシア日本の乗組員は、仮想海賊に捕獲された船を解放するシナリオへの取り組みを始めた。
その役割は、海洋給油船「エリニヤ」が演じた。
合同作戦中、ロシア及び日本対海賊グループは、数分で船を強襲し、「海賊」を無力化した。
その後、バルト艦隊海軍歩兵日本艦の臨検グループは、合同で船の臨検を行ない、仮想海賊から解放した。

同じ日に、ロシア及び日本の軍事船員は、艦砲により海上標的を撃破した。
その後、ロシア日本の艦の海上航空隊ヘリコプターは交差飛行を行ない、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」及び駆逐艦「ハルサメ」の甲板へ着艦した。

夕方、ロシア艦において、インド洋の海賊海域での連携の為の最初のロシア-日本演習の結果の総括が行なわれた。
双方は、演習プログラムが両国の艦船乗組員の高い水準の連携により、完全に実行されたと判定した。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上で、ロシア日本の代表団は、記念品の交換及び共同写真撮影の式典を行なった。

バルト艦隊日本海上自衛隊の艦同士の演習は、この海域で初めて実施された。

[参照]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、救助曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」
で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、(2019年)10月1日に軍港バルチースク市を去り、インド洋へ進路を取った。
(2019年)12月にバルト艦隊艦船支隊は、ロシア-インド軍種間合同演習『インドラ-2019』海上部門ロシア-イラン-中国3ヶ国演習『海上安全の帯-2019』へ参加した。
一連の国際演習を終えた後、バルト艦隊艦船支隊は、物資の補充と乗組員の休養の為、サラーラ港へ向かった。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した]

その後、再びキプロスリマソール港を訪れ、11月25日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは再びキプロスのリマソール港を訪れた]

「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、11月27日までにスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

12月2日には紅海からアデン湾を通過してアラビア海へ向かう3隻の民間船の護衛を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で民間船団を護衛する]

12月5日に民間船の護衛を完了し(つまりアラビア海へ到達した)、インドへ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾を通過する民間船団の護衛を完了した]

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12月10日にインド東岸マルマガオ(パナジ)へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ到着した]

12月10日から15日までマルマガオへ滞在した後、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、12月16日からインド海軍との合同演習『インドラ-2019』を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習『インドラ-2019』を開始した]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習『インドラ-2019』で砲撃訓練を行なった]

合同演習は12月19日に完了し、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、イランチャーバハール港へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド海軍との合同演習を終えてイランへ向かった]

12月27日にチャーバハール港へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインド洋北部でイラン海軍及び中国海軍と合同演習を行なう]

翌12月28日、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船インド洋北部へ出航し、イラン海軍及び中国海軍の艦との合同演習『海上安全の帯-2019』を開始しました。
[ロシア・イラン・中国海軍合同演習はインド洋北部で始まった]

合同演習は12月30日に完了し、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船イランを去りました。

1月4日~7日にオマーンサラーラ港へ寄港し、物資を補充しました。

1月9日、「ヤロスラフ・ムードルイ」アデン湾を西方向(紅海)へ通過するロシア民間船団の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾を通過する民間船団を護送する]

アデン湾民間船団を護送した後、「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」(1997年3月24日就役)と合同演習を行なう為に合流しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは2020年1月下旬にアデン湾で日本海上自衛隊との合同演習へ参加する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアラビア海で日本海上自衛隊の護衛艦はるさめと合同演習を行なう]
無論、「ヤロスラフ・ムードルイ」日本との合同演習へ参加するのは、今回が初めてとなります。

1月21日、「ヤロスラフ・ムードルイ」「はるさめ」は、海賊に乗っ取られたという想定下の船(給油船「エリニヤ」)を解放する演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で日本海上自衛隊の護衛艦はるさめと対海賊合同演習を行なった]
同日夕方までにバルト艦隊日本海上自衛隊の合同演習は完了しました。

ロシア海軍の為に6隻のアカデミック・パシン型給油船(補給艦)が建造される

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『タス通信』より
2020年1月21日配信
【(ロシア)海軍の為に更なる5隻の給油船~「アカデミック・パシン」と同類の船が建造される】
モスクワ、1月21日/タス通信

ロシア海軍は更なる5隻のプロジェクト23130給油船~火曜日に北方艦隊へ加入した「アカデミック・パシン」と同類の船を受け取る。
ロシア連邦国防省輸送支援部補助艦隊のチーフ、セルゲイ・エピファモフは報道陣へ伝えた。
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「これらの船の将来に触れますと、2019年にロシア連邦国防省は、更なる5隻の同プロジェクト給油船の建造を決定しました」
彼は、ムルマンスク州における船への(海軍)旗掲揚式典において話した。

エピファモフは更に、これと同様の給油船が2024年に北方艦隊へ引き渡される事を指摘した。
残りの同プロジェクト船が何時引き渡されるのか、何時建造するのかを彼は伝えなかった。

「この給油船は、北方艦隊専用では無く、海軍全体にとって、全ての給油船は汎用かつ多機能であり、全ての艦隊の為に、それは航行海域に制限は無く、船体は結氷海域でも使えるようにに造られます」
エピファモフ
へは話した。

1月21日、北方艦隊は、改善された特性を持つ海洋給油船「アカデミック・パシン」を受け取った。
船上で(海軍)旗掲揚式典が開催され、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将が出席した。
中型海洋給油船「アカデミック・パシン」プロジェクト23130のトップ船であり、『ネヴァ川造船・修理工場』で2014年に起工された。
その全長は130メートル、幅21メートル。
船は16ノットまでの速力の発揮が可能であり、自立作業期間は60日間である。



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『ネヴァ川造船・修理工場』公式サイトより
【中型給油船プロジェクト23130】

ロシア海軍の為の新たな中型海洋給油船・プロジェクト23130は、2013年5月に建造所を決める為の入札の公募が発表されました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)が建造される]

その結果、サンクトペテルブルク近郊のシュリッセリブルク市に在る『ネヴァ川造船・修理工場』で建造される事になり、2013年11月に建造契約が締結され、2014年2月末にはプレートカットが始まりました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)プロジェクト23130のプレートカットが始まる]

プロジェクト23130中型給油船の1番船「アカデミック・パシン」は、2014年4月26日に『ネヴァ川造船・修理工場』で起工されました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは起工された]

2年後の2016年5月26日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは進水した]

進水後は、造船所の岸壁で艤装工事が進められていました。

2018年3月初頭の「アカデミック・パシン」
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そして2018年5月18日、シュリッセリブルク市のすぐ近くのラドガ湖で航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの航行試験が始まった]

2018年8月には洋上補給システムの試験が行なわれました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは洋上補給システムの試験を続けている]

「アカデミック・パシン」ラドガ湖での試験は完了し、2018年9月11日にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはクロンシュタットへ行く]

2018年9月29日にクロンシュタットを出航し、フィンランド湾での試験を開始しました。



当局からの発表は有りませんが、2018年6月20日に就役し、10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した最新の大型揚陸艦「イワン・グレン」(135)がバルト海に居た頃、「アカデミック・パシン」から洋上補給を受けた事も有りました。
双方の行動履歴から見て、おそらくは2018年10月初頭あたりでしょう。
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[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

フィンランド湾での試験を終えた「アカデミック・パシン」は、2018年11月初頭にバルチースクへ移動しました。
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その後、バルチースクをベースにバルト海で洋上試験を行なっていました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの洋上試験は最終段階へ入る]

2019年1月中旬には、バルト海に居た北方艦隊偵察艦「ユーリー・イワノフ」への洋上給油を行なったようです。
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[ロシア海軍北方艦隊の最新偵察艦ユーリー・イワノフは長期任務を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

2019年1月下旬、バルト艦隊航空隊艦載ヘリコプターKa-27PSが協力し、ヘリコプターによる船上への貨物移送試験が実施されました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる船上への貨物移送試験を行なった]

その後もバルト海で洋上試験は続けられ、6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・カサトノフ」への洋上給油を行ないました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

7月初頭までに「アカデミック・パシン」ヘリコプターによる船上への貨物移送試験を完了しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる物資補給試験を完了した]

その後、「アカデミック・パシン」バルチースクを出航し、ムルマンスクへ向かい、7月16日に到着しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはムルマンスクへ行く]

『MarineTraffic.com』より
【アカデミック・パシン】

2019年8月23日の「アカデミック・パシン」
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その後もバレンツ海で洋上試験は続けられ、10月18日~19日に重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」への洋上補給(貨物移送)を行ないました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバレンツ海で重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーへの洋上補給を行なった]
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「アカデミック・パシン」の洋上試験は12月中旬頃に完了しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバレンツ海での洋上試験を完了する]

2019年12月30日にロシア海軍への正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催される予定でしたが、延期されました。
[新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは2019年12月30日にロシア海軍へ就役する]

2020年1月21日、北方艦隊基地セヴェロモルスクで、「アカデミック・パシン」の海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入されました。

[新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]


これまでにプロジェクト23130中型海洋給油船の2番船以降の建造計画は明確にされていませんでしたが、今回の「アカデミック・パシン」就役式典において、ロシア国防省が更なる5隻の同型船の建造を計画している事が明らかにされました。

つまり、1番船「アカデミック・パシン」を含めれば、合計6隻のプロジェクト23130中型海洋給油船が建造される事になります。
2番船も北方艦隊へ配備されるようですから、おそらく6隻の配置は、こうなるでしょう。
北方艦隊:2隻
太平洋艦隊:2隻
黒海艦隊:1隻
バルト艦隊:1隻

新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された

本日(2020年1月21日)、プロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」はロシア連邦海軍へ就役しました。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年1月21日14時11分配信
【最新の海洋給油船「アカデミック・パシン」は北方艦隊へ加わった】

本日(1月21日)、セヴェロモルスクで、中型海洋給油船「アカデミック・パシン」へのロシア海軍補助艦隊旗の初掲揚式典が開催された。
この日は、船の北方艦隊への就航の公式日となる。

式典には、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将が出席した。
彼は給油船の乗組員と北方艦隊補助艦隊の幹部へ重要な出来事を祝福し、北方艦隊は、駐留所から離れた水上部隊の動作能力を大幅に拡大する汎用後方支援船を受け取ったことを指摘した。

「給油船の試験は成功裏に実施され、その改善された戦術-技術的特性と、海上で戦闘艦へ乾燥貨物および液体貨物を移送する能力の増加が確認されました」
アレクサンドル・モイセーエフ中将
は話し、試験の際、同時に3隻の戦闘艦への縦走及び並走方式での燃料給油へ取り組んだ事を強調した。

昨年、新たな海洋給油船「アカデミック・パシン」は、バレンツ海での完全な試験プログラムを成功裏に実施した。
給油船の試験の各段階には、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」を含む艦隊の戦闘艦が参加した。

[参照]
プロジェクト23130中型海洋補給・給油船「アカデミック・パシン」
は、『ネヴァ川造船・修理工場』で建造された。

給油船は、単推進軸ディーゼル装置、船首操舵装置を装備する。
砕氷クラス「Arc4」を持つ。
乗組員及び乗客の船室、更に勤務区画は船尾居住区に配置されている。

船は、航行中に液体貨物及び乾燥貨物を縦列及び並列で移送する事を可能にする為の設備が備えられている。
その貨物システムは、同時に8種類の貨物を移送する。

給油船の全長と幅は、それぞれ130メートルと21メートルである。
最大速力16ノット。
自立航行期間60日。
乗組員24名。
最大排水量9000トン。



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『ネヴァ川造船・修理工場』公式サイトより
【中型給油船プロジェクト23130】

ロシア海軍の為の新たな中型海洋給油船・プロジェクト23130は、2013年5月に建造所を決める為の入札の公募が発表されました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)が建造される]

その結果、サンクトペテルブルク近郊のシュリッセリブルク市に在る『ネヴァ川造船・修理工場』で建造される事になり、2013年11月に建造契約が締結され、2014年2月末にはプレートカットが始まりました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)プロジェクト23130のプレートカットが始まる]

プロジェクト23130中型給油船の1番船「アカデミック・パシン」は、2014年4月26日に『ネヴァ川造船・修理工場』で起工されました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは起工された]

2年後の2016年5月26日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは進水した]

進水後は、造船所の岸壁で艤装工事が進められていました。

2018年3月初頭の「アカデミック・パシン」
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そして2018年5月18日、シュリッセリブルク市のすぐ近くのラドガ湖で航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの航行試験が始まった]

2018年8月には洋上補給システムの試験が行なわれました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは洋上補給システムの試験を続けている]

「アカデミック・パシン」ラドガ湖での試験は完了し、2018年9月11日にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはクロンシュタットへ行く]

2018年9月29日にクロンシュタットを出航し、フィンランド湾での試験を開始しました。



当局からの発表は有りませんが、2018年6月20日に就役し、10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した最新の大型揚陸艦「イワン・グレン」(135)がバルト海に居た頃、「アカデミック・パシン」から洋上補給を受けた事も有りました。
双方の行動履歴から見て、おそらくは2018年10月初頭あたりでしょう。
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[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

フィンランド湾での試験を終えた「アカデミック・パシン」は、2018年11月初頭にバルチースクへ移動しました。
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その後、バルチースクをベースにバルト海で洋上試験を行なっていました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの洋上試験は最終段階へ入る]

2019年1月中旬には、バルト海に居た北方艦隊偵察艦「ユーリー・イワノフ」への洋上給油を行なったようです。
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[ロシア海軍北方艦隊の最新偵察艦ユーリー・イワノフは長期任務を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

2019年1月下旬、バルト艦隊航空隊艦載ヘリコプターKa-27PSが協力し、ヘリコプターによる船上への貨物移送試験が実施されました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる船上への貨物移送試験を行なった]

その後もバルト海で洋上試験は続けられ、6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・カサトノフ」への洋上給油を行ないました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

7月初頭までに「アカデミック・パシン」ヘリコプターによる船上への貨物移送試験を完了しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる物資補給試験を完了した]

その後、「アカデミック・パシン」バルチースクを出航し、ムルマンスクへ向かい、7月16日に到着しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはムルマンスクへ行く]

『MarineTraffic.com』より
【アカデミック・パシン】

2019年8月23日の「アカデミック・パシン」
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その後もバレンツ海で洋上試験は続けられ、10月18日~19日に重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」への洋上補給(貨物移送)を行ないました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバレンツ海で重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーへの洋上補給を行なった]
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「アカデミック・パシン」の洋上試験は12月中旬頃に完了しました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバレンツ海での洋上試験を完了する]

2019年12月30日にロシア海軍への正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催される予定でしたが、延期されました。
[新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは2019年12月30日にロシア海軍へ就役する]

2020年1月21日、北方艦隊基地セヴェロモルスクで、「アカデミック・パシン」の海軍旗初掲揚式典が開催され、正式に就役しました。
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準同型船のプロジェクト23131汎用海洋給油船は、クリミア半島ケルチ市ザリフ造船所で2014年12月26日に2隻が同時起工され、建造中です。
[クリミア半島のケルチ造船所でロシア海軍の為の新たな給油船2隻が起工された]
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