ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は韓国の釜山を去り、日本の舞鶴へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年1月18日8時30分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊は釜山港への寄港を完了した】

本日(1月18日)、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、朝鮮共和国(大韓民国)釜山港への業務寄港を完了した。

訪問中、太平洋艦隊船員は、朝鮮共和国(大韓民国)海軍司令部の代表、釜山市長、ロシア連邦総領事と会合した。

太平洋艦隊将兵は釜山市の観光名所を訪れ、共和国(韓国)船員との一連の合同スポーツ行事を開催した。

沿海地方多種戦力小艦隊副司令官エドゥアルド・ミハイロフ少将指揮下の太平洋艦隊の戦闘艦は、2016年10月から世界の大洋海域で遠距離航海任務を遂行している。

太平洋艦隊船員は、インドネシアタンジュンプリオク港への業務訪問で国際兵器展示会『インドディフェンス-2016』へ参加し、タイ王国サッタヒープ港への寄港を行なった。
2016年12月中旬にはインド共和国ヴィシャーカパトナム港への寄港を行ない、ベンガル湾でのロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加した。

2017年1月初頭に艦船はマニラ港(フィリピン)への親善訪問を行なった。



[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』(2016年12月)]

太平洋艦隊艦船支隊は2016年10月15日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインド洋へ向かった]

[太平洋艦隊艦船支隊](指揮官:沿海地方小艦隊副司令官エドゥアルド・ミハイロフ少将)
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」


支隊は10月20日午後5時頃に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年10月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

11月1日にインドネシアタンジュンプリオク港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアのタンジュンプリオク港を訪問した]

11月6日にタンジュンプリオク港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はインドネシアを去った]


その後、駆逐艦「ブイストルイ」救助曳船「アラタウ」の2隻は本隊と別れ、11月17日午後3時頃には対馬海峡を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年11月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

11月21日までに駆逐艦「ブイストルイ」ウラジオストクへ帰港しました。
救助曳船「アラタウ」も帰港したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]


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一方、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」の2隻となった太平洋艦隊艦船支隊は12月初頭にタイ王国サッタヒープ港を訪れ、12月6日に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイ訪問を終えた]

太平洋艦隊艦船支隊は、12月14日から21日までヴィシャーカパトナムベンガル湾で実施されるロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加します。
(ベンガル湾での実際の海上演習は12月18日から21日まで)
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド海軍との合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加する]

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12月14日、太平洋艦隊艦船支隊ヴィシャーカパトナムへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインドのヴィシャーカパトナム港へ到着した]


12月15日には合同演習の打ち合わせが行なわれました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア軍管区(艦隊)広報サービス発表
2016年12月15日13時40分配信
【ロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2016』の参加者は合同実地行動の準備を行なう】

12月16日には、両国の演習参加艦の相互訪問と手旗信号の伝達訓練が行われました。
[ロシア海軍とインド海軍は互いの艦を相互訪問した]

12月17日には、殉職したインド海軍将兵の記念碑へ献花しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年12月17日6時7分配信
【演習『インドラ・ネイヴィー-2016』の参加者は死亡した船員の記憶に敬意を表した】

12月18日には、合同演習における海軍歩兵部隊の行動についての最終打ち合わせと、両国海軍将兵のスポーツ競技会が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の代表は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』での行動についての最終打ち合わせを行なった]

12月19日、ロシア海軍インド海軍の演習参加艦は、演習実施海域ベンガル湾へ出航しました。
[合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加するロシア海軍とインド海軍の艦船はベンガル湾へ向かった]


その後、ロシア海軍インド海軍の艦はベンガル湾で砲撃訓練や通信訓練、夜間の機動訓練を行ないました。
[ロシア海軍とインド海軍はベンガル湾で合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』を実施する]

12月20日もベンガル湾で対潜戦闘、対空戦闘、海賊船撃退訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍はベンガル湾で合同砲撃訓練を行なった]
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『インドラ・ネイヴィー-2016』は12月21日に終了し、太平洋艦隊艦船支隊は、海上でインド海軍艦船部隊と別れました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』は終了した]

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その後、太平洋艦隊艦船支隊は帰路に就き、南シナ海で2017年の新年を迎えました。
[インド海軍との合同演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は南シナ海で新年(2017年)を迎える]

2017年1月3日にフィリピンマニラ港を訪問しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はフィリピンのマニラを訪問した]

1月6日、フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏は大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」を視察しました。
[フィリピン大統領ドゥテルテはロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツを視察した]

太平洋艦隊艦船支隊は、1月7日にマニラ港訪問を終えて出航しました。

1月12日午後6時頃に対馬海峡を通過し、韓国方面へ向かいました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年1月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

1月13日に韓国釜山港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船は韓国の釜山港を訪れた]

そして1月18日に釜山港を出航し、日本へ向かいました。
(今回の太平洋艦隊広報部発表では全く触れられていませんが)
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太平洋艦隊艦船支隊は、1月20日から23日まで日本舞鶴港へ寄港します。

『日本海上自衛隊公式サイト』より
2017年1月17日発表
【ロシア海軍艦艇の訪日に伴うホストシップの派出及び日露捜索・救難共同訓練の実施について】

日本側ホストシップは、ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」です。

1月21日の11時から15時まで「アドミラル・トリブツ」は一般公開され、上甲板まで見学できます。

更に、ロシア海軍日本海上自衛隊の合同捜索救助演習が1月22日~23日に実施されます。
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ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部に居る


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年1月17日12時49分配信
【ロシア空母群は近日中にジブラルタルから大西洋への通過を行なう-メディア】
マドリード、1月17日、インタファクス-AVN

地中海航海からセヴェロモルスク基地へ戻る北方艦隊航空打撃艦グループは、近日中にジブラルタル海峡から大西洋への通過を行なう。
新聞『ABC』スペイン軍情報筋の話を引用して報じた。

それによると、スペイン沿岸付近を通過するロシア空母群スペイン海軍哨戒艦「カサドーラ」が監視している。
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グループは重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が率いており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」もグループの一員である。
その艦上航空隊は、シリアでの軍事作戦へ参加した。

ロシア空母群には、今後、ブリテン海軍の艦が追跡を準備している。
新聞『デイリー・テレグラフ』によると、このミッションの為、ブリテン司令部は1隻の駆逐艦と1隻のフリゲートの準備を整えている。

『デイリー・テレグラフ』は、ロシア連邦空母群は今後1週間の内にセヴェロモルスクへの航路上のブリテン沖を通り過ぎなければならない事を想い起した。

ロシア参謀本部総長ヴァレリー・ゲラシモフは、以前、シリアロシア連邦軍グループの削減の枠組みにおいて空母群地中海を去ると語った。
これは、昨年12月30日からのシリアでの停戦発効に関連するものである。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦長セルゲイ・アルタモノフ]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

ロシア海軍北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする機動部隊は、2016年10月15日にセヴェロモルスクを出航し、地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海遠征へ出発した]

10月17日にはノルウェートロンヘイム沖を航行していました。
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「ロシア海軍空母機動部隊」は、10月19日午前にノルウェー沖の公海上で艦載機の飛行訓練を開始しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機はノルウェー沖で飛行訓練を始めた]

「ロシア海軍空母機動部隊」ブリテン本土付近へ接近する為、ブリテン海軍は、同部隊を監視する為の艦を派遣しました。
[ブリテン海軍は英本土付近を通過するロシア海軍空母機動部隊を監視する為の軍艦を差し向ける]
[ロシア海軍のアドミラル・クズネツォフ機動部隊は英本土へ接近する]
[ブリテン海軍はロシア海軍空母機動部隊を監視する為に駆逐艦2隻とフリゲート1隻を派遣する]

10月21日、「ロシア海軍空母機動部隊」ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。

[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

10月24日にはポルトガル沖を航行していました。


10月25日にジブラルタル海峡を通過しました。


その後、ロシア航空艦グループ北アフリカスペイン領セウタへの寄港を予定していたようですが、スペイン側は、土壇場になって寄港許可を出し渋り、これに業を煮やしたロシアは、セウタへの寄港を諦めました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はスペイン領セウタへの寄港を取りやめた]

更には、地中海中部マルタも、自国港内でのロシア艦船への燃料補給を認めない事を表明しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは遠洋航海中に外国港を訪れる必要は無い]

ロシア海軍空母部隊は、10月27日から29日に掛けてアルジェリア沖で支援船(給油船「セルゲイ・オシポフ」、「ドゥブナ」、「カーマ」)から洋上補給を行ないました。
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[ロシア国防相セルゲイ・ショイグはロシア海軍空母部隊の地中海遠征について語った]

11月3日にはアルジェリア東海岸沖で演習を行ないました。
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[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフはアルジェリア沖に居る]

その後、ロシア海軍空母部隊地中海を東へ進みました。


11月3日にセヴァストーポリを出航し、11月4日にボスポラス海峡を通過した黒海艦隊警備艦(フリゲート)「アドミラル・グリゴロヴィチ」ロシア海軍空母機動部隊へ加わりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖へ向かった]

ロシア海軍空母機動部隊は、11月9日にはロードス島の南東海域で訓練飛行を実施しました。
11月10日~15日、11月17日~22日の期間には、キプロス島シリアの間の海域で訓練飛行とミサイル発射を実施します。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊はシリアのアレッポ空爆を準備する]

11月9日、ロシア海軍空母機動部隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、接近するネーデルラント海軍潜水艦(ワルラス級)を発見しました。
[地中海東部のロシア海軍空母部隊の大型対潜艦は接近するオランダの潜水艦を発見した]

11月10日にはキプロス島南東海域へ進出し、シリア上空へ作戦の事前調査の為に艦上戦闘機Su-33、艦上戦闘機MiG-29KR/KUBRを飛ばしています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は作戦行動の事前調査の為にシリア上空を飛行する]

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ロシア海軍空母機動部隊は11月12日までにシリア沖へ到着し、艦載機の飛行訓練を始めました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

11月13日には艦上戦闘機MiG-29Kが墜落しました。
[地中海東部のロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機MiG-29Kの墜落事故が発生した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機MiG-29KRの墜落事故(2016年11月13日)・続報]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(艦上戦闘機Su-33)は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


同じ11月15日には、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」シリア有翼ミサイルを発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]

「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」Su-33は、最近、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24を装備しています。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]

Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSシリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルを発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]

11月20日頃、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(8機のSu-33と1機のMiG-29KR)は、初めてシリアフマイミーン航空基地(ラタキア郊外)へ着陸しました。
その後、艦載機は「アドミラル・クズネツォフ」へ戻りました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリアのフマイミーン基地へ着陸した]

12月5日、1機のSu-33「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際、着艦拘束装置のケーブルを切ってしまった為に停止できず、海中に落ちました。
パイロットは脱出に成功しました。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は地中海東部(シリア沖)で空母への着艦に失敗して海中へ落ちた]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の海中落下事故(2016年12月5日)・続報]

「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする空母機動部隊は、その後もシリアタルトゥース沖に留まりました。
[空母アドミラル・クズネツォフを中核とするロシア海軍空母群は完全に自立して行動している]

現在のロシア海軍空母部隊は、この7隻で構成されています。
[北方艦隊航空艦グループ](指揮官:北方艦隊副司令官ヴィクトール・ソコロフ中将)
重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」
救助曳船「ニコライ・チケル」
救助曳船「アルタイ」


「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする機動部隊は、2017年の新年を地中海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の空母アドミラル・クズネツォフは地中海で新年(2017年)を迎える]

シリアではロシアトルコ主導による停戦が成立し(2016年12月30日から発効)、国連安全保障理事会も、これを支持しています。

これを受け、ロシア海軍空母部隊は、2017年1月6日以降にシリア沖を離れる事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは2017年1月に地中海を去る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはシリア沖を去る]

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は2016年11月中旬から12月末頃までにシリアテロ組織(イスラム国アル=ヌスラ戦線)の施設1252を破壊しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

ロシア海軍空母部隊は、1月10日にはクレタ島西方海域へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部を去る]

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1月11日にはリビア沖(おそらくはリビア東部沖)へ到達した「アドミラル・クズネツォフ」を、リビア国民軍司令官ハリーファ・ベルカシム・ハフタル元帥が訪れました。
[リビア国民軍司令官はロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]

今回、「アドミラル・クズネツォフ」は、40機程度の各種航空機を搭載しています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]


現在、ロシア海軍空母部隊地中海西部を西へ進んでおり、近日中にはジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出るようです。
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ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2017年夏に洋上試験を開始する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月17日9時57分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」の試験は今夏に実施される】
モスクワ、1月17日-ロシア通信社ノーボスチ

第2のプロジェクト22350フリゲートの試験は2017年夏に開始され、海軍への引き渡しは2017年末~2018年初頭に計画されている。
黒海艦隊司令官イーゴリ・カサトノフ提督は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューで述べた。
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このシリーズのトップ艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、現在、試験中である。
「アドミラル・カサトノフ」は2014年に進水した。
艦は、イーゴリ・カサトノフの父で、1964年から1974年までソヴィエト社会主義共和国連邦海軍第1副総司令官の職務に従事していたウラジーミル・アファナシエヴィチ・カサトノフ海軍元帥に敬意を表して命名された。
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「第2のプロジェクト22350フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は、今年夏に試験へと出発します。
2017年末~2018年初頭に同艦は海軍への軍備採用が計画されています」
カサトノフ
は話した。

プロジェクト22350フリゲートの満載排水量は4500トン、速力30ノット、航続距離4000海里、自立航行期間30日。
兵装は、有翼ミサイル「オーニクス」、130mm砲、高射ミサイル砲複合体「パラシ」、魚雷、ヘリコプターKa-27である。



[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

ロシア海軍向けのプロジェクト22350フリゲート(大型警備艦)「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

そして、起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は2016年11月に乗組員を受け入れる]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」垂直発射機3S-14UKSKを指しています。
[汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSK]

そして、2017年夏から「アドミラル・カサトノフ」の洋上試験が開始される予定です。


現在の所、「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年末~2018年初頭に予定されています。
[最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は2017年末にロシア海軍へ引き渡される]


現在までに、プロジェクト22350フリゲートは4隻が起工されています。

[プロジェクト22350フリゲート]
サンクトペテルブルクの「北方造船所」(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
Адмирал флота Советского Союза Горшков(工場番号921)
2006年2月1日起工/2010年10月28日進水/2017年前半就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」Адмирал флота Касатонов(工場番号922)
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2017年末-2018年初頭に就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・ゴロフコ」Адмирал Головко(工場番号923)
2012年2月1日起工/2019年就役予定

「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・イサコフ」
Адмирал флота Советского Союза Исаков(工場番号924)
2013年11月14日起工/2020年就役予定


1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、2017年前半にロシア海軍へ引き渡されるようです。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフのロシア海軍への引き渡しは2017年前半に延期された]

3番艦と4番艦の建造工事は、ガスタービンエンジンの供給遅延により遅れています。
[ロシア海軍の新型フリゲートの建造は停滞する]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)3番艦以降の為のロシア製ガスタービンは2017年末から供給を開始する]
[ロシア海軍の為のプロジェクト22350フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2017年夏-秋頃に進水する]

現在の所、プロジェクト22350フリゲートは、2025年までに6隻が引き渡される予定です。
[新世代フリゲート・プロジェクト22350は2025年までに6隻がロシア海軍へ就役する]

今後、プロジェクト22350『北方造船所』以外の造船所で建造される可能性も有ります。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)はカリーニングラード造船所でも建造されるかもしれない]

ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった

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『タス通信』より
2017年1月16日18時38分配信
【フリゲート「アドミラル・マカロフ」はバルト海で射撃を実施した】
カリーニングラード、1月16日/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ

第3のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、国家受領試験の枠組みにおいてバルト海での射撃を実施した。

『タス通信』バルト艦隊の公式代理人ローマン・マルトフより伝えられた。

「バルト艦隊の海洋射爆場で、フリゲート"アドミラル・マカロフ"は、仮想敵の有翼ミサイルへの高射ミサイル複合体シチーリの試験射撃を実行しました」
マルトフ
は話した。
彼は、この段階の試験には同艦隊の約10隻の艦と支援船が参加した事を指摘した。

沿バルト造船工場『ヤンターリ』広報秘書官セルゲイ・ミハイロフは、射撃は2016年末の実施が計画されていたが、「バルト海の芳しくない水文気象条件」が故に延期されたと『タス通信』へ話した。

[艦について]
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
『ヤンターリ』工場で2012年2月29日に起工され、2015年9月2日に進水した。
艦載兵装の点検に関する国家受領試験の北方ステージは、バレンツ海で実施された。
ロシア海軍への引き渡しは2016年末までに実行されなければならなかった。

「アドミラル・マカロフ」は、『ヤンターリ』で建造されたプロジェクト11356の3番艦である。
このシリーズの最初の2隻の艦~フリゲートのトップ「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、それぞれ2016年3月11日と6月7日に海軍へ引き渡された。

同プロジェクト艦は、単独で、そして連合部隊の一員として、水上艦潜水艦へ対抗し、空中攻撃手段からの攻撃の撃退の為に意図されている。
排水量は約4000トン、全長125メートル、速力30ノットである。

それは、有翼ミサイル「カリブル-NK」、自衛ミサイル複合体「シチーリ-1」、口径100mmのA-190砲、高射砲、反応爆弾発射機、魚雷で武装しており、更には艦上ヘリコプターKa-27を搭載できる。



[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]


そして1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為の対空ミサイルは2014年から受領される]
[ロシア海軍のプロジェクト11356Rフリゲート2番艦アドミラル・エッセンへ艦対空ミサイル発射機が設置された]


現在の所、「アドミラル・マカロフ」は、2017年3月末頃までにロシア海軍への引き渡しが見込まれています。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年春にロシア海軍へ引き渡される]


プロジェクト11356R警備艦は、現在までに5隻が起工され、2隻が就役しています。

[プロジェクト11356R警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」(カリーニングラード)で建造
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「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2014年3月14日進水/2016年3月10日納入/2016年3月11日就役
黒海艦隊へ編入

「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年11月7日進水/2016年5月31日納入/2016年6月7日就役
黒海艦隊へ編入

「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年9月2日進水/2017年春就役予定

「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/

「アドミラル・イストミン」Адмирал Истомин:工場番号01361
2013年11月15日起工


ただし、4番艦と5番艦は、現在、工事が中断されています。


2016年10月15日、インドゴアロシアインドによる各種兵器輸出協定が締結されました。
この中には、プロジェクト11356フリゲートの売却も含まれています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月15日13時12分配信
【プロジェクト11356フリゲートは「ブラーモス」ミサイルを装備できる】

ロシアインドへ4隻のプロジェクト11356フリゲートを売却しますが、この内の2隻はロシアの造船所で建造し、あとの2隻はインドの造船所でライセンス建造するとの事です。

ロシアで「建造」される2隻が、工事が中断された「アドミラル・ブタコフ」「アドミラル・イストミン」である可能性は高いでしょう。

イギリス海軍はロシア海軍空母部隊の追跡を準備する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年1月16日9時44分配信
【メディア:ブリテンの艦は航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の追跡を準備している】
モスクワ、1月16日-ロシア通信社ノーボスチ

ブリテンの戦闘艦は、シリアから戻り、スコットランド沖を通り過ぎるロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の追跡を準備している。
新聞『テレグラフ』は報じた。

ブリテン警備艦潜水艦は、NATO同盟国の支援下でロシア艦の動向を注意深く監視していると同紙は指摘した。

フィリップ・ジョーンズ提督が言ったように、王立海軍は、冷戦終結以来のロシア海軍の最も高水準な活発化に対処しなければならない。

ブリテン海軍の情報筋は、ロシア水上艦の移動は、スコットランド北方海域でのロシア潜水艦の活動が急激に増加した事に比べれば、不安の原因は非常に少ないと同紙へ伝えた。

以前、ロシア国防省の公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は、巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」と40機以上の艦上航空隊航空機を含むロシア空母群は、シリアでの対テロリスト作戦への参加を終え、セヴェロモルスク基地へ戻ると話した。



[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

ロシア海軍北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする機動部隊は、2016年10月15日にセヴェロモルスクを出航して地中海東部へ向かい、11月中旬にはシリア沖へ到着、11月15日からシリアへの空爆作戦へ参加しました。

2017年1月6日以降にシリア沖を離れ、帰路に就きました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]


「ロシア空母部隊」は、地中海東部へ向かう途中でブリテン本土付近へ接近した為、ブリテン海軍は、同部隊を監視する為の艦を派遣しました。
[ブリテン海軍は英本土付近を通過するロシア海軍空母機動部隊を監視する為の軍艦を差し向ける]
[ロシア海軍のアドミラル・クズネツォフ機動部隊は英本土へ接近する]
[ブリテン海軍はロシア海軍空母機動部隊を監視する為に駆逐艦2隻とフリゲート1隻を派遣する]

当然ながら、帰路もブリテン本土付近へ接近する事になると予想される為、ブリテン海軍は、再び同部隊を監視する為の艦の派遣を準備しているようです。