地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の12隻の艦船が行動している

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年5月28日9時45分配信
【地中海の(ロシア)海軍常設連合部隊の一員として黒海艦隊の10隻以上の戦闘艦と支援船が任務を遂行している】

地中海ロシア海軍常設連合部隊の一員として黒海艦隊の10隻以上の戦闘艦支援船が任務を遂行している。

グループは、最新フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」、警備艦「スメトリーヴイ」、大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」、「ニコライ・フィリチェンコフ」「アゾフ」、潜水艦「クラスノダール」、機雷掃海艦、対水中工作艦、給油船と他の支援船で構成される。

グループは、変化する軍事的・政治的状況を考慮し、地中海で任務を遂行する部隊の管理の改善の為に作成された。
2012年12月から、海軍の艦は、この地域での常時の任務遂行へ着手した。
ロシア海軍地中海連合部隊司令官はパーヴェル・ヤスニツキー1等海佐である。



現在、地中海東部には、少なくとも12隻のロシア海軍の艦船が展開しています。

黒海艦隊警備艦(フリゲート)「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、2017年4月初頭から地中海東部で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロス訪問を終えた]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」の同型艦「アドミラル・エッセン」は、5月5日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入り、5月15日から17日までキプロスリマソール港を訪問し、現在は地中海東部に居ます。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはキプロスのリマソールへ寄港した]

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は5月22日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ入った]

黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」は、5月19日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部で行動しています。

黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は5月20日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部で行動しています。

黒海艦隊大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は5月23日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部で行動しています。

黒海艦隊潜水艦「クラスノダール」は、5月13日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の第4のプロジェクト06363潜水艦クラスノダールはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

黒海艦隊海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」は3月末から地中海東部で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは再び地中海東部(シリア沖)へ派遣された]

黒海艦隊偵察艦「キルディン」は2月初頭から地中海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦キルディンはシリア沖へ行く]

黒海艦隊哨戒艇(対水中工作艇)「ユナルメーツ・クルイマ」は4月6日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部(シリア)に居ます。

黒海艦隊海洋曳船MB-174は4月6日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部で行動しています。

黒海艦隊工作船PM-138は1月18日にボスポラス海峡を通過し、現在は地中海東部で行動しています。


この内、「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「スメトリーヴイ」の3隻の水上戦闘艦大型揚陸艦3隻は、2017年5月23日から27日までリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]


これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
現在の地中海作戦連合部隊司令官は、パーヴェル・ゲンナジエヴィチ・ヤスニツキー1等海佐です。
詳細は明らかにされていませんが、2016年秋頃から司令官を務めているようです。

地中海作戦連合部隊には旗艦が置かれており、地中海東部へ派遣される水上戦闘艦が交代で務めています。
現在の旗艦は明らかにされていませんが、おそらくは、3隻の水上戦闘艦の中で最も長く地中海東部に滞在している「アドミラル・グリゴロヴィチ」でしょう。

ヤスニツキー1佐は3代目の司令官ですが、初代はユーリー・スタニスラヴォヴィチ・ゼムスキー1等海佐、2代目はアレクサンドル・アナトリエヴィチ・オクン1等海佐です。

これまで地中海作戦連合部隊には、黒海艦隊以外にも、北方艦隊バルト艦隊から何隻かの艦船が常時派遣されていましたが、現在、地中海東部に居るロシア海軍の艦船は、全て黒海艦隊所属です。
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ヘリコプターKa-62の艦載型が開発される?


『タス通信』より
2017年5月26日15時16分配信
【Ka-62は将来に海洋ヴァージョンを得るかもしれない】
モスクワ、5月26日/タス通信

カモフ設計局は、折り畳み式のローター及び尾部を有するヘリコプターKa-62の海洋ヴァージョンの作成を提示する。
展示会『HeliRussia-2017』株式会社『カモフ』総取締役セルゲイ・ミヘーエフは表明した。

「格納庫が作られている艦に対応するKa-62の開発の為のアイデアを現実化するのは簡単な事ですよ。
折り畳み式ローターという独特の解決策を見込んでおりますので」

彼は話した。

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ヘリコプター市場に応じて、既にローターのみならず、尾部の折り畳みが作成、提示されている。
「私共は、完全に独自のヘリコプターを作成し、巨大なニッチを代替する事が可能であり、軍用及び民間用の双方の課題を実行できます」
ミヘーエフ
は話した。

前日、N.I.サズイキン記念アルセーニエフ航空機会社『プログレス』(ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』、国営法人『ロステフ』へ加入)の発着場からKa-62の飛行試作機が最初の試験飛行を行なったと報じられた。

フライトは、時速110kmで15分間に渡って続けられ、ヘリコプターの全ての必要な仕上げは成功裏に完了した事が示された。
ロシア連邦産業貿易省は、2030年までに365機のKa-62の販売を計画している。
更に当局は、Ka-62は、最大離陸重量-7トンのヘリコプターの中で最も競争力が有るだろうと予測している。

昨年(2016年)4月、Ka-62の飛行試作機は、全体的な動作能力の評価と主要電力供給システム及び機上機器の点検の為、初めて地上からの離脱を行なった。

Ka-62が使用される主要分野は、旅客輸送、救助活動、更には石油の分野での作業が含まれる。
高レベルの動力装備は、高空での広範囲のヘリコプターの操作を保障する。
Ka-62は、熱帯気候での使用と海上の飛行が可能である。



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ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』公式サイトより
【ヘリコプターKa-62】

ヘリコプターKa-62の艦載型を開発するという話は、2012年10月にも出ています。
[ロシア海軍、Ka-62艦載型を採用?]
この時は、ロシア海軍の小型のヘリコプター搭載艦、例えばプロジェクト20380/20385コルベットの搭載機としての需要が見込まれていました。

今回、『カモフ』社のトップ、セルゲイ・ミヘーエフ氏は、Ka-62艦載型がロシア海軍向けであるとは言っていませんが、外国向けも考慮してるのかもしれません。

ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの為だったウラグバの埠頭は放置されている

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年5月25日12時32分配信
【放置された「クズネツォフ」の為のヴィジャエヴォの埠頭は機器の一部を失っている】

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の為の浮き埠頭プロジェクト16182は、稼働不能となっている。
施設を設計した中央設計局『モノリート』の総取締役ウラジーミル・ヴォルコフは『中央海軍ポータル』へ話した。
ヴィジャエヴォ近郊のウラグバに在る埠頭は、2000年代初頭からは、その用途の為に使用されていない。
業界は、それを復元する用意があるが、海軍の決定を待っている。


「クズネツォフ」の為の埠頭は長い年月を経た後、それ自身は保持されているが、その機器の一部は失われたか、或いは動作不能状態に在る。

『中央海軍ポータル』設計局から伝えられたように、2016年1月、設計局の専門技術者は、施設の状態を評価する為にヴィジャエヴォへ行き、その後、近代化の為の提案を用意している。
エンジニアは埠頭を調査し、ポンツーン本体、ブリッジ装置、沿岸の結合施設、パイプライン機構一式、船舶用システム、電気機器の状態を評価した。

[レポート:「クズネツォフ」の為の埠頭は機器が失われ、それは稼働しない]
施設のポンツーン本体と船舶用装置の状態は、中央設計局『モノリート』の評価では、悪くない。
「ただ、幾つかの要素は欠けておりますし、埠頭の金属棒は交換する必要が有ります」
設計局
『中央海軍ポータル』特派員へ伝えた。

レポートの抜粋

「配管系機構一式は稼働不能であり、その大部分は撤去され、舟橋間とブリッジ接続部、配管の付属品は欠けている。
特に、配管支柱、ホース装置支柱と幾つかの配管システムは残されている」

「船舶用システムは不完全な状態に在る」

「電力舟橋の電気機器は非稼働である」

「電力舟橋の電気機器は不完全な状態に在る。
高圧配電装置は稼働不能であり、機器が無い。
照明装置パネル、無効電力代用装置は稼働不能であり、制御ブロックと機器が無い。
沿岸の高圧電源ケーブルと電源間引込配分装置と変圧器は交換が必要である」

北方艦隊
広報サービスは、施設の状態に関する『中央海軍ポータル』の質問への回答を拒否した。
それはロシア国防省へ送られた質問に沿っている。

[「クズネツォフ」に浮き埠頭は必要か?]
元海軍総司令官ウラジーミル・マソリン上級大将は、埠頭の状態が悪化している事は驚く事では無いと『中央海軍ポータル』へ語った。
「それは何の保護も有りませんし、何処でも歩き回れます。
2000年代初頭から、巡洋艦はヴィジャエヴォに姿を見せていません」
マソリンは、巡洋艦のウラグバへの駐留は、湾の地理的位置とインフラストラクチュアの不足が故に不便であると話した。
彼によると、現状では、「クズネツォフ」は工場の近くに駐留する事が望ましい。


同時にマソリンは、このような埠頭は、海軍にはまだ必要であると語った。
「その作成に従事するのは、今でしょう。艦は駐留システムと共に設計されるものですから。
それは長期に渡るものとなり、高価であり、海軍は、ソヴィエト時代ですら、それを行なう為の時間的余裕は有りませんでした」

上級大将は、こう考えている。

艦は、1991年から1996年まで公式にヴィジャエヴォへ駐留し、第43ロケット艦師団へ加入していた。
その後、同艦は駐留場所を『第35艦船修理工場』の岸壁へ変更した。
ヴィジャエヴォの埠頭は、事実上放棄され、おそらくは保護されないまま残された。

マソリン提督は、海軍の指導部が、単に「埠頭の移転或いは保守を維持する為のタイムリーな決定を下さなかった」と見ている。
彼は更に、水上艦の為のインフラストラクチュアの不完全さは、沿岸の電力共有システムと、そのリソースを製造する機器が必ずしも全てでは無いと言った。

重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」の最後の艦長イーゴリ・リャブコフ1等海佐は、彼の巡洋艦は、このような埠頭を使用しなかったと『中央海軍ポータル』へ語った。
「ゴルシコフ」は、『セヴマシュ』か、『第35工場』か、セヴェロモルスクの停泊用樽に停泊していた。
彼によると、ヴィジャエヴォの施設は「他の理由により衰退し、放置されました。
貴方は1990年代に何が起こったのかを覚えているでしょう」
リャブコフは語った。


彼は、今、埠頭は、特に現状では巡洋艦に必要ないと付け加えた。
ただし、士官は、海軍の艦の為のインフラストラクチャには幾つかの問題点を見出している。

[『中央海軍ポータル』参考資料]
超重鉄筋コンクリート浮き埠頭プロジェクト16182
は、ゴロデツコイ造船所-現・公開株式会社『造修・造船営団』で建造された。
1989年に施設は発注者へ引き渡され、ヴィジャエヴォ近郊のウラグバへ設置された。

埠頭の岸壁は、沿岸に沿って設置されており、同様の施設と比べて寸法は小さい。
開発者によると、それは、嵐の条件下で係留されるする海軍の大型航空艦の停泊の課題を解決する。

1978年、このような埠頭が無かったが故に重航空巡洋艦「キエフ」セヴェロモルスクでスコールの為に停泊用樽から引き離され、錨を降ろし、エンジンを作動させたにも関わらず座礁した。

施設の全長は255メートル、本体幅13.5メートル、床からの深さ4メートル。
埠頭には、2つの電力舟橋を含む5つのポンツーンが有る。

これは、「ユニークかつ唯一のこの種類の埠頭」と開発者が言うように、排水量8万トンまでの航空巡洋艦の停泊を保障する。
それは、深さ50メートルまで、波の高さ2メートルまで、風速毎秒40メートルの場所に設置される。

『モノリート』『中央海軍ポータル』へ話したように、文書では埠頭の寿命は30年となっているが、実際には、これらの施設は半世紀か、それ以上使える。

再び埠頭を使用する為には、近代化と復旧作業のプロジェクトが必要であると『モノリート』総取締役ウラジーミル・ヴォルコフは『中央海軍ポータル』へ語った。
設計局は、然るべき算定を既に行なっている。


『中央海軍ポータル』は、埠頭の建設者-『造修・造船営団』とも接触した。
同社は『中央海軍ポータル』へ、工場は、類似の施設を建設する全ての必要な技術的作業の準備を整えていると確約した。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、1990年12月25日にソ連海軍へ納入され、海軍旗初掲揚式典を開催し、北方艦隊へ編入され、正式にソ連海軍へ就役しました。
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その後、ソ連邦解体直前の1991年12月1日に黒海沿岸セヴァストーポリを出航し、12月24日に北方艦隊基地ウラグバ(ヴィジャエヴォ)へ到着しました。
[エクソダス~空母クズネツォフ回航~(1991年12月)]

「アドミラル・クズネツォフ」が到着したウラグバには、今回の記事に登場する同艦の為の専用埠頭プロジェクト16182が用意されていました。
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北方艦隊には、「アドミラル・クズネツォフ」の前に2隻の重航空巡洋艦「キエフ」「バクー」(アドミラル・ゴルシコフ)が配備されていましたが、同艦隊の大型水上艦用基地セヴェロモルスクには、これらの艦が接岸できる埠頭も桟橋も無く、この2隻はセヴェロモルスク沖に停泊していました。
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重航空巡洋艦「キエフ」
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重航空巡洋艦「バクー」(アドミラル・ゴルシコフ)
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これでは何かと不便な為、重航空巡洋艦の為の基地として、セヴェロモルスクから離れたウラグバ基地に白羽の矢が立てられ、プロジェクト16182浮き埠頭が運び込まれました。

プロジェクト16182浮き埠頭は8万トンまでの重航空巡洋艦が停泊できるとの事ですから、「アドミラル・クズネツォフ」の次に北方艦隊へ配備される筈だった重原子力航空巡洋艦「ウリヤノフスク」にも対応していたようです。
(「アドミラル・クズネツォフ」の姉妹艦「ワリャーグ」太平洋艦隊配備予定だった)
[未完の原子力空母ウリヤノフスク]

「アドミラル・クズネツォフ」は1990年代末までウラグバ基地に駐留していましたが、当時のロシア海軍の極度の財政難により満足な整備が出来ず、艦の状態が悪化した為、2000年代初頭にはムルマンスク『第35艦船修理工場』へ回航されてオーバーホールが行なわれました。
[1993年のウラグバ基地]
[ウラ・グバ港(ヴィジャエヴォ)]
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「アドミラル・クズネツォフ」は2004年秋には修理を終えて復帰しましたが、二度とウラグバ基地へ戻る事は有りませんでした。
[クズネツォフ復帰まで~1990年代末~2004年~]
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その後、「アドミラル・クズネツォフ」は何度も地中海への遠距離航海を行ない、2016年11月にはシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは就役25周年を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この間、ウラグバ基地プロジェクト16182浮き埠頭は放置され、荒れ果ててしまいました。
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今回の記事のように、最近になって、このプロジェクト16182浮き埠頭を復活させようという動きが出てきましたが、実現する可能性は限りなく低いでしょう。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはポルトガルのリスボンを訪れた

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年5月27日12時56分配信
【ロシア海軍の軍艦はポルトガル港で食料と燃料の在庫を補充した】
モスクワ、5月27日、インタファクス-AVN

大西洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、ポルトガル首都への業務寄港を完了した。
土曜日にロシア軍当局は発表した。

「ロシア艦のリスボンへの業務寄港は3日間に渡りました。
寄港の主な目的は、水、食料、燃料の在庫の補充でした」
インタファクス-AVN
が受け取った北方艦隊広報サービスの声明では、こう述べられた。

「北方艦隊の対潜艦の乗組員は、遠距離航海計画に沿って大西洋での任務遂行を続けます」
艦隊本部は通知した。

2016年10月15日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して始まった遠距離航海中に、大型対潜艦「セヴェロモルスク」の乗組員は2度に渡り地中海での任務を果たした。
最初に地中海水域へ入った同艦は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」率いる航空艦グループの一員として3ヶ月間に渡り活動した。

(2017年)1月中旬、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、救助曳船「アルタイ」中型海洋給油船「ドゥブナ」を伴って遠距離航海任務の遂行に着手した。
ロシア船員スエズ運河を通過して紅海へ、そしてインド洋への移動を行なった。

その後、ロシア船員アフリカ大陸を周回し、アフリカアジアの10ヶ所の港を訪れた:
サラーラ(オマーン)、カラチ(パキスタン)、ヴィクトリア(セーシェル)、ダルエスサラーム(タンザニア)、ペンバ(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ共和国)、ウォルビスベイ(ナミビア)、ルアンダ(アンゴラ)、マラボ(赤道ギニア)、プライア(カーボベルデ)



[大型対潜艦「セヴェロモルスク」インド洋遠征(2016年10月-)]

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北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)は、2016年春から夏に掛けてムルマンスク第35艦船修理工場のドックへ入渠し、オーバーホールとソナーのアップグレードが行なわれました。
[ロシア海軍は対潜艦のソナーのオーバーホールを実施する]

2016年10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空打撃艦グループの一員としてセヴェロモルスクを出航し、地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海遠征へ出発した]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

航空打撃艦グループは、2016年10月21日にラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

10月25日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。

11月9日、地中海東部において大型対潜艦「セヴェロモルスク」「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、接近するネーデルラント海軍潜水艦(ワルラス級)を発見しました。
[地中海東部のロシア海軍空母部隊の大型対潜艦は接近するオランダの潜水艦を発見した]

航空打撃艦グループは11月12日までにシリア沖へ到着しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(艦上戦闘機Su-33)は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

航空打撃艦グループは、2017年の新年を地中海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の空母アドミラル・クズネツォフは地中海で新年(2017年)を迎える]

シリアでは、ロシアトルコ主導による停戦が成立し(2016年12月30日から発効)、国連安全保障理事会も、これを支持しています。

これを受け、航空打撃艦グループは、2017年1月6日以降にシリア沖を離れる事になりました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはシリア沖を去る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

しかし、「セヴェロモルスク」給油船「ドゥブナ」、救助曳船「アルタイ」は帰路には就かず、航空打撃艦グループと別れ、その後も地中海東部へ留まっていました。

北方艦隊艦船支隊(指揮官:スタニスラフ・ヴァリク1等海佐)
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」
救助曳船「アルタイ」


北方艦隊艦船支隊は2017年1月27日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、2017年2月7日に出航しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアラビア海の国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加する]

2月9日にパキスタンカラチ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはパキスタンを訪れた]

北方艦隊艦船支隊は、2月10日から14日にパキスタン沖で実施される国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』はパキスタンで始まった]

【演習『AMAN-2017』公式サイト】

2月13日と14日には海上での実地演習(アクティブフェーズ)が実施されました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』の海上での実地段階が始まった]

北方艦隊艦船支隊は演習終了後にパキスタンを去り、インド洋を南下しました。

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その後、北方艦隊支隊赤道を越え、古くからの船乗りの伝統行事である「赤道祭」が開催されました。
「セヴェロモルスク」にとっては、就役以来初めての「赤道祭」となりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はインド洋で赤道祭を準備する]

赤道を越えた北方艦隊艦船支隊は、2月28日にセーシェル諸島へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは赤道を越えてセーシェル諸島を訪れた]
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3月1日、北方艦隊艦船支隊の3隻はセーシェル諸島の首都ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島のヴィクトリア港へ入港した]
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北方艦隊艦船支隊は、3月4日にヴィクトリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島を去った]

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北方艦隊艦船支隊は西へ向かい、タンザニアダルエスサラーム港を訪れ、3月10日夕方に出航しました。

北方艦隊艦船支隊タンザニアを去った後、3月18日に隣国のモザンビークペンバ(ポルト・アメリア)を訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はモザンビークを訪問した]

その後、北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸を南下し、喜望峰沖を西へ進み、3月20日に南アフリカ共和国へ到着しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は南アフリカ共和国を訪問した]

南アフリカ共和国訪問を終えた北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸大西洋側を北上し、3月25日にナミビアウォルビス・ベイを訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はナミビアを訪れた]

ナミビアを出た後、4月1日から3日までアンゴラルアンダ港を訪問しました
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はアンゴラのルアンダを訪れた]

4月7日には赤道ギニアマラボ港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は赤道ギニアのマラボを訪れた]
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4月18日にはアフリカ大陸の西方の島国・カーボベルデプライア港へ到着しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはカーボベルデを訪れた]

4月21日にプライア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはカーボベルデを去った]

4月27日、アフリカ大陸を一周した大型対潜艦「セヴェロモルスク」は再びジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して再び地中海へ入った]
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しかし、救助曳船「アルタイ」給油船「ドゥブナ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」と別れ、そのまま大西洋を北上して帰路に就きました。
[ロシア海軍北方艦隊の救助曳船アルタイと給油船ドゥブナは母港へ戻った]

一方、大型対潜艦「セヴェロモルスク」地中海を東進し、5月4日から6日までキプロスリマソール港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはキプロス訪問を終えた]
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その後も地中海に滞在していましたが、5月23日にジブラルタル海峡を通過し、大西洋へ出ました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海を去った]

大西洋へ出た「セヴェロモルスク」は、5月25日にポルトガルの首都リスボンへ補給の為に寄港し、3日間滞在して5月27日に出航しました。
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ロシア海軍の艦船がNATO(北大西洋条約機構)加盟国であるポルトガルを訪問するのは、2016年6月10日~13日に太平洋艦隊基地へ回航される救助船「イーゴリ・ベロウソフ」以来、ほぼ1年ぶりになります。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクへ到着した]

2016年10月末以降は、歴史的にロシア海軍と縁の深いギリシャを除き、NATO加盟国の港へのロシア海軍の艦船の寄港は途絶えていました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは遠洋航海中に外国港を訪れる必要は無い]

ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年5月27日9時24分配信
【地中海における黒海艦隊の艦船の演習は完了した】

地中海における遠海ゾーンの海軍常設作戦連合部隊の戦力を成す黒海艦隊水上艦師団計画査閲戦術演習は完了した、

船団護衛活動、組織的対空、対潜、対水中工作防衛の訓練、対抗海上戦闘への取り組みを実施した後、警備艦「スメトリーヴイ」は、空中標的への複合体「ヴォルナ」ミサイル射撃を実行した。
その後、「スメトリーヴイ」は、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び「アドミラル・エッセン」と共に、海上目標を艦載砲射撃で撃破した。
更に、艦は、反応深海爆雷の射撃実行を伴う仮想敵潜水艦への攻撃へ取り組んだ。

今後、黒海艦隊の艦は、地中海海軍連合部隊司令部の計画下で任務の遂行を続ける。



ロシア海軍は、2017年5月24日から27日の間にリビア東部沖でミサイル発射演習を実施すると諸外国へ通知しています。
[ロシア海軍は2017年5月24日から27日までの間にリビア沖でミサイル発射演習を実施する]
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黒海艦隊警備艦(フリゲート)「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494)は、2017年4月初頭から地中海東部で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロス訪問を終えた]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」の同型艦「アドミラル・エッセン」(751)は、5月15日から17日までキプロスリマソール港を訪問し、現在は地中海東部に居ます。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはキプロスのリマソールへ寄港した]

警備艦「スメトリーヴイ」(870)は5月22日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ入った]


5月23日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「スメトリーヴイ」は、ロシア黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将の指揮下で戦術演習を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の水上艦は地中海で演習を開始した]

この他、5月19日にボスポラス海峡を通過した大型揚陸艦「アゾフ」(151)、5月20日にボスポラス海峡を通過した大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(152)、そして5月23日にボスポラス海峡を通過した大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(158)も演習へ参加しました。
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演習初日には大型揚陸艦3隻を警備艦3隻が護衛しましたが、2日目には、大型揚陸艦への攻撃を撃退するという想定下の演習が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の水上艦は地中海で演習を続ける]

演習3日目には、5隻の艦(おそらくは「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「スメトリーヴイ」大型揚陸艦2隻)が2つのグループに分かれて海上戦闘訓練が行われました。
[ロシア海軍黒海艦隊の水上艦は地中海で海上戦闘訓練を行なった]

そして演習最終日(4日目)には、「スメトリーヴイ」高射ミサイル複合体「ヴォルナ」を発射しました。
ロシア海軍が事前に通告した「ミサイル発射」は、これの事だったようです。
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その後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「スメトリーヴイ」による海上目標への砲撃が行なわれ、最後には「仮想敵潜水艦」への攻撃訓練が実施されました。

今回の黒海艦隊広報部発表では触れられていませんが、5月13日に潜水艦「クラスノダール」ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の第4のプロジェクト06363潜水艦クラスノダールはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「クラスノダール」「仮想敵潜水艦」として演習へ参加した事は有り得るでしょう。
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