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ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で地対艦ミサイル部隊と合同演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月19日9時30分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は複合体「バル」及び「バスチオン」班と合同演習を実施した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員と機動沿岸対艦ミサイル複合体「バスチオン」及び「バル」戦闘班の要員は、黒海艦隊の計画戦闘訓練活動へ取り組む為の合同演習へ参加した。

演習計画では、複合体「バスチオン」及び「バル」大隊は、「敵」艦を探知及び仮想撃破しなければならず、「アドミラル・グリゴロヴィチ」の対空防衛戦闘部署は、沿岸複合体ミサイルの撃退と、次に、ミサイル兵器発射への対応として「バスチオン」及び「バル」陣地を「壊滅」させなければならなかった。
戦闘演習では、実際にミサイルを使用する事無く電子発射が行なわれた。

対決戦闘演習の結果、フリゲートの対空防衛戦闘部署は沿岸ミサイル複合体を撃退し、「バル」及び「バスチオン」の陣地への対応として発射されたミサイルは、対艦ミサイル複合体の陣地をカバーする高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ」により破壊された。

実施された演習の分析により、艦隊の艦と沿岸複合体は、敵の最新の種類の兵器の使用という条件において効果的な防衛の実施が可能である事が示された。

合同演習は、地中海での任務遂行を完了したフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員が黒海へ入った事に関連して計画された艦隊沿岸ロケット-砲旅団の戦術演習計画の枠組みで実施され、その中で対艦ミサイル複合体は、戦闘準備の様々なステップの問題へ取り組んだ。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲートは、これまでにも何度か地中海東部へ派遣されています。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」(「494」、2016年3月11日就役)は、最近では、2017年12月初頭から2018年5月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った]

黒海へ入った「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊地対艦ミサイル部隊と合同演習を行ないました。



沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]


沿岸ミサイル複合体(地対艦ミサイル)「バル」は、艦対艦ミサイル「ウラン」/空対艦ミサイルKh-35の地上発射ヴァージョンです。

黒海艦隊では、セヴァストーポリに駐留する第15独立沿岸ロケット-砲旅団へ配備されています。
[シリアへ派遣されたロシア海軍黒海艦隊の地対艦ミサイル"バスチオン"の代わりとなる同型のミサイルがクリミア半島へ到着した]
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ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した

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『タス通信』より
2018年10月10日18時48分配信
【警備艦「プイトリーヴイ」は地中海からセヴァストーポリへ戻ってきた】
モスクワ、10月10日/タス通信

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」は、地中海での任務遂行の後にセヴァストーポリへ到着した。
水曜日に同艦隊の広報サービスは発表した。

「黒海艦隊の主要基地・セヴァストーポリ英雄市では、地中海のロシア連邦海軍常設グループの一員としての任務を遂行した後に戻ってきた警備艦プイトリーヴイの歓迎式典が開催されました」
声明では、こう述べられた。

艦は、黒海艦隊司令官、将兵の家族、船員、水上艦連合部隊の退役将兵、聖職者の代表に出迎えられた。
休養の後、乗組員は戦闘訓練任務の遂行を続ける。

遠海ゾーンで勤務に就いている間、「プイトリーヴイ」クルーは、地中海ロシア連邦海軍総司令官統制下の艦隊間演習へ参加した。

特に、艦は、単独もしくは艦船グループの一員としての戦闘実施へ取り組み、水上及び空中目標への砲射撃を行なった。
更に「プイトリーヴイ」は対潜任務を果たした。



黒海艦隊プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、最近ではオーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。
2018年には、3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2018年4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

そして10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はイタリアのメッシーナを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年9月25日11時29分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はイタリアのシチリア島のメッシーナ港への訪問を完了した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」は、シチリア島(イタリア)メッシーナ市港への業務寄港プログラムを完了した。

フリゲート「アドミラル・エッセン」イタリア都市への滞在中、艦の乗組員は、ロシア船員の記念碑とメッシーナの歴史的名所を訪れた。

ロシア艦イタリアの港への訪問は、同市が1908年の地震及び津波で被害を受けてから110年目に合わせられた。
この時、港に居たロシア海軍艦の乗組員は、イタリア住民を救助した初めての外来者となった。

この出来事により、2012年にはイタリアの地震の被害者を救助したロシア船員へ敬意を表し、メッシーナで記念碑の除幕式が開催された。



ロシア黒海艦隊「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャポロス島を訪問しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した]

9月19日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を去った]

9月23日、イタリアシチリア島(メッシーナ)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はイタリアのメッシーナを訪れた]
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そして9月25日にメッシーナを出航しました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はイタリアのメッシーナを訪れた

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『タス通信』より
2018年9月23日19時8分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はシチリアの港へ寄港した】
セヴァストーポリ、9月23日/タス通信

黒海艦隊フリゲートは、シチリア島の地震と、その後のロシア船員の地元住民の救助110周年に合わせ、同島の港へ訪問の為に入った。
同艦隊の情報供給部は発表した。

「黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は、シチリア島(イタリア)のメッシーナ港への業務寄港を行ないました。
ロシア艦のイタリアの港への訪問は、1908年に同市が地震と津波で崩壊してから110年目に合わせたものです。
この時、港に居たロシア海軍艦の乗組員は、イタリア住民を救助した初めての外来者となりました」

声明では、こう述べられた。

2012年、イタリアの地震の被害者を救助したロシア船員へ敬意を表し、メッシーナで記念碑が除幕された。
艦の停泊時、艦の乗組員は、この記念碑への訪問と、更には一連の表敬プログラムが計画されている。
この他、ロシア船員の為に、メッシーナの歴史及び文化的名所の見学が計画されている。
訪問は9月24日まで続く。



ロシア黒海艦隊「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャポロス島を訪問しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した]

9月19日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を去った]

そして9月23日、イタリアシチリア島(メッシーナ)へ到着しました。
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メッシーナ地震は、1908年12月28日に発生し、マグニチュード7.1、死者・行方不明者は合計8万2000名以上に達しました。
特にメッシーナ市では、人口の半数の7万5000人が死亡しました。

この時、ロシア海軍(バルト艦隊)戦列装甲艦「ツェサレーヴィチ」、「スラヴァ」、巡洋艦「アドミラル・マカロフ」「ボガトィーリ」、砲艦「コレーエツ」「ギリヤーク」から成る戦隊は、海軍士官候補生を乗せ、地中海で実習航海中だったのですが、住民救助の為、メッシーナへ向かいました。

戦列装甲艦「ツェサレーヴィチ」
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ロシア海軍は、メッシーナ地震100周年の2008年にも同市を訪問しています。
この時には、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」が訪れました。
[巡洋艦「モスクワ」はシチリア島を訪問する]
[ロシア海軍親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はシチリア島に到着する]

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を去った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月19日9時17分配信
【ロシア黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はギリシャの港への訪問を完了した】
モスクワ、9月19日-ロシア通信社ノーボスチ

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」は、ギリシャポロス島への訪問を完了した。
黒海艦隊情報供給部長アレクセイ・ルリョフ2等海佐は発表した。

フリゲートポロス島への寄港は、ロシア・ギリシャ間の外交関係確立の日から190周年に合わせられた。

「黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は、ポロス島(ギリシャ)への業務寄港プログラムを完了し、地中海での任務遂行を継続します」
ルリョフ
は話した。

彼によると、停泊中、艦の乗組員の為、ロシア海軍の歴史に関係した島の名所への見学ツアーが用意された。
更に、ギリシャロシア連邦特命全権大使アンドレイ・マスロフと、大使館付武官及び大使館職員がフリゲートを訪れた。



ロシア黒海艦隊「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャポロス島を訪問しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した]

そして9月19日に出航しました。

「アドミラル・エッセン」は、当面の間は地中海東部に留まるようです。

なお、現在、地中海東部には、「アドミラル・エッセン」の同型艦2隻~「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)と「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)も滞在しています。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年9月16日11時38分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はポロス島の港を訪問した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」は、ポロス島(ギリシャ)への業務寄港を行なった。

ポロス島へのロシア艦の訪問は、ロシアギリシャの外交関係回復190周年の記念日に合わせてのものである。

フリゲート「アドミラル・エッセン」乗組員のギリシャの島への滞在中、ロシアギリシャの関係を確立したギリシャ政府の最初の官邸の記念大理石板への献花が計画されている。

更に、艦の乗組員の為、島の観光名所を見物する文化プログラムが用意される。

黒海艦隊軍艦「アドミラル・エッセン」ポロス島への訪問は9月19日まで続く。



ロシア黒海艦隊「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャポロス島を訪問しました。
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ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年8月16日13時38分配信
【「アドミラル・グリゴロヴィチ」は初めて黒海で「カリブル」の射撃を実施した】
モスクワ、8月16日-ロシア通信社ノーボスチ

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海水域で初めてミサイル複合体「カリブル」の射撃を実施した。
黒海艦隊情報供給部長アレクセイ・ルリョフは発表した。

彼によると、フリゲートの乗組員は、複合体「カリブル」により海上目標へミサイル打撃を与え、およそ80kmに在る仮想敵艦を撃破した。

ルリョフは、ミサイル射撃を実施する海上射爆場は、安全保障の為に船舶航行が禁止された事を指摘した。

「射爆場を閉鎖する任務は、11隻の戦闘艦及び補助船、更には黒海艦隊海上航空隊の航空機により遂行されました」
彼は付け加えた。



黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(4942016年3月11日就役)は、2017年12月1日頃にセヴァストーポリを出港し、12月2日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
『インタファクス』より
2017年12月2日2時33分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海の海軍連合部隊へ補充された】

2017年12月20日には地中海東部艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月20日11時51分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」艦上航空隊のヘリコプターは地中海で計画飛行を実施した】

「アドミラル・グリゴロヴィチ」地中海東部で2018年の元旦を迎えました。

2018年1月6日にはキプロス島リマソール港へ寄港しました。
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1月29日に艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で艦上対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行なった]

3月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で戦闘演習を行なった]

その後も地中海東部に留まり、アメリカイギリスなどの艦船を監視していました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でアメリカ海軍などの軍艦を追尾している]
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した]

2018年4月下旬、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、警備艦「プイトリーヴイ」、「スメトリーヴイ」の4隻は地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

5月末、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を実施した]

2018年5月31日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」警備艦「プイトリーヴイ」ダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して地中海を去り、母港セヴァストーポリへの帰路に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

翌6月1日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」セヴァストーポリへ帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。

そして8月16日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しました。

これまでに「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、バレンツ海「カリブル」の発射試験を行ないシリア沖から『イラク・レバントのイスラム国』(ISIL)の施設を「カリブル」で攻撃した事はありますが、黒海で発射するのは今回が初めてです。

アレクサンドル・モイセーエフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官に任命された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年6月26日11時10分配信
【アレクサンドル・モイセーエフ中将は黒海艦隊司令官に任命された】

ロシア連邦大統領令により、アレクサンドル・アレクセーヴィチ・モイセーエフ中将は黒海艦隊司令官に任命された。

ロシア連邦英雄アレクサンドル・アレクセーヴィチ・モイセーエフ中将は、1962年4月16日にカリーニングラード州グヴァルジェイスキー地域ボルスコエ集落で生まれた。

A.S.ポポフ記念電波電子海軍高等学校(サンクトペテルブルク市)を1987年に卒業した。

29年以上に渡る北方艦隊原子力潜水艦での士官勤務を経ており、戦闘班の工兵グループから水中ロケット艦の艦長、潜水艦連合部隊司令官、潜水艦部隊司令官のポストに就いた。

北方艦隊での勤務は、北方艦隊参謀長兼第1副司令官のポストをもって終了した。

2017年11月、ロシア連邦軍参謀本部次長に任命された。

2003年、ソ連邦海軍元帥N.G.クズネツォフ記念海軍アカデミーを優等で卒業した。

2011年、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーを優等メダルで卒業した。

2011年2月14日、ロシア連邦大統領令により、軍務遂行における勇気と勇敢さの発揮に対し、アレクサンドル・アレクセーヴィチ・モイセーエフ1等海佐はロシア連邦英雄称号を受け、特別な優秀さを示す「金星」勲章を授与された。

2つの勇敢さに対する勲章、「軍における功績」勲章、2級「祖国に対する航跡」勲章、所轄官庁の勲章を授与されている。

前の艦隊司令官アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ヴィトコ大将は、海軍総司令部の新たな部署での軍務へと向かう。
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記事中でも触れられていますが、アレクサンドル・モイセーエフ提督は原子力潜水艦乗り出身であり、具体的には、北方艦隊戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦(戦略原子力潜水艦)で勤務していました。

1997年から2001年まで戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-407「ノヴォモスコフスク」の艦長を務め、1998年7月7日には弾道ミサイルR-29RMをベースにしたロケット「シチーリ」で、ドイツの人工衛星2基の打ち上げに成功しています。

2007年から2009年まで北方艦隊第31潜水艦師団司令官を務め、2008年9月には、戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-44「リャザン」太平洋艦隊への回航の指揮官も務めました。
[デルタIII型戦略原潜「リャザン」、太平洋艦隊へ回航 ]

2011年6月から2012年4月まで北方艦隊潜水艦部隊副司令官を務め、その後、司令官に昇格しました。

2016年4月5日には北方艦隊参謀長、2017年11月22日にはロシア連邦軍参謀本部次長に任命されています。

そして2018年6月、黒海艦隊司令官に任命されました。
ただ、実際には2018年5月上旬から黒海艦隊司令官代行を務めていたようです。

黒海艦隊司令官アレクサンドル・ヴィトコ大将は、ロシア海軍総司令部で勤務するとしか発表されていませんが、おそらくは第1副総司令官になるでしょう。

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフとオルスクはクリミア半島で上陸訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年3月20日14時9分配信
【クリミアで黒海艦隊の大型揚陸艦の乗組員は海軍歩兵の軍用車両の積載及び海洋揚陸部隊の上陸へ取り組んだ】

黒海艦隊の戦闘訓練計画に沿って、クリミアオプーク射爆場で戦術特殊訓練が行なわれ、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」「オルスク」の乗組員と黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の部隊は、その中で大型揚陸艦への軍用車両及び海軍歩兵隊員の組織的な積載、更には、無防備の海岸への海洋揚陸部隊の上陸へ取り組んだ。

訓練中、艦への車両の積載基準量は一時的に除去され、揚陸部隊の上陸の際に仮想戦闘を行なう各戦闘車両乗員の行動の正常さが評価された。

訓練には、海軍歩兵の300名の将兵と30両の車両が参加した。



黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」152(1975年12月30日就役)は、2017年前半には「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸からシリアタルトゥース港への物資輸送任務)へ7回従事しましたが、同年8月初頭に黒海へ戻ってからは、演習などに従事していました。

黒海艦隊大型揚陸艦「オルスク」148(1968年12月5日就役)は、2017年12月に長期修理を終えて10数年ぶりに艦隊へ復帰し、2018年からは「シリア・エクスプレス」へ2度従事しており、3月中旬に黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへの輸送任務に就いた]


そして2018年3月20日、2隻の大型揚陸艦クリミア半島オプークで上陸訓練を行ないました。
「オルスク」にとっては、10数年ぶりの上陸訓練になります。
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「ニコライ・フィリチェンコフ」「オルスク」は就役から40年以上のオールドタイマーですが、まだまだ現役に留まるようです。

ロシア海軍黒海艦隊の新ノヴォロシースク基地は60隻以上の艦船を収容できる

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『タス通信』より
2018年3月17日23時35分配信
【ノヴォロシースクの新たな駐留地点には60隻以上の艦船を収容できる】
モスクワ、3月17日/タス通信

黒海艦隊の為に作成されるノヴォロシースクの新たな駐留地点は、全ての作業を完了した後に60隻以上の艦船を収容できる。
ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送で述べた。

「私共は、ノヴォロシースクの黒海艦隊のゲオポルト基礎駐留地点の建設作業を続けております。
建設完了後、ゲオポルト水域には、60隻以上の戦闘艦及び特務艦が駐留できます」

彼は話した。

更に、太平洋艦隊ヴィリュチンスクの駐留地点の建設も進められており、既に最重要施設の建設は完了している。
潜水艦の駐留地点の建設完了と共に、太平洋艦隊第4世代水中巡洋艦の新たなグループが形成されるとコロリョーフは話した。



黒海東岸ノヴォロシースクでは、2000年代から黒海艦隊の為の海軍基地の拡張工事が行なわれていました。
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1997年5月28日にロシアウクライナが締結した旧ソ連黒海艦隊の分割協定により、黒海艦隊は2017年5月28日までセヴァストーポリ(クリミア)に駐留できる事になっていました。
『ロシア黒海艦隊情報サイト』より
【ロシア連邦及びウクライナによる黒海艦隊の分割パラメータに関する合意(キエフ、1997年5月28日)】

2000年代には、ウクライナは、ロシア黒海艦隊の駐留期間延長など一切認めないという態度を貫いてました。
つまり、「2017年までに出ていけ」という事です。
[ウクライナは、2017年までのロシア海軍基地の撤退を求める]
[ロシア黒海艦隊は、2017年末までにウクライナを去る]
[ロシア黒海艦隊は、2017年5月28日までにウクライナを退去しなければならない]

この為、2003年にロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、セヴァストーポリに代わる黒海艦隊の基地をノヴォロシースクへ建設する法令に署名し、建設工事が始まりました。
当初は、100隻の艦船を収容できる基地を2012年までに建設する計画でした。
[黒海艦隊基地ノヴォロシスクは、2012年までに完成する]

その後、ウクライナには親ロシア派政権が誕生し、2010年4月21日に締結されたハリコフ合意により、黒海艦隊の駐留期間は25年延長されました(2042年までの駐留が可能となった)。
因みに、今回の記事に登場するロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督は、2010年7月から2011年5月まで黒海艦隊司令官を務めていました。

しかし、2014年3月、クリミア半島を巡る状況は大きく変わりました。
[ロシア-ウクライナ間の黒海艦隊協定は廃止された]
[ロシア海軍黒海艦隊の艦船の大部分はセヴァストーポリに駐留する]
ロシア黒海艦隊は、セヴァストーポリに駐留できなくなるという可能性を憂慮する必要は無くなりました。

この為、ノヴォロシースク海軍基地の拡張工事は当初計画よりも縮小される事になり(100隻収容から60隻収容に縮小)、完了期日も先延ばしされました(2020年)。

将来的には、黒海艦隊潜水艦部隊(第4独立潜水艦旅団)ノヴォロシースクへ駐留する事になるようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦はノヴォロシースクを基地とする]

現在建造中のプロジェクト22160哨戒艦6隻も、就役後はノヴォロシースクへ配備される予定です。
[プロジェクト22160哨戒艦]