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ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ロスを監視する

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『タス通信』より
2019年4月15日16時24分配信
【黒海艦隊部隊は黒海へ入ったアメリカ合衆国の駆逐艦を組織的に追跡している】
モスクワ、4月15日/タス通信

黒海艦隊部隊は、4月14日に黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍駆逐艦「ロス」の絶え間ない追跡を行なっている。
月曜日、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは報道機関へ伝えた。
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「黒海艦隊の指定部隊及び手段は、2019年4月14日に黒海水域へ入ったアメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦ロスの絶え間ない追跡を行なっております」
センターは話した。

「黒海へ入ったアメリカ合衆国の艦は、艦隊の沿岸電波工学手段により探知され、そのコースは常時監視下にあります」
国家センター
は説明した。

「加えて、アメリカ戦闘艦の行動の直接の監視は、黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフと偵察艦イワン・フルスににより行なわれております」
当局は付け加えた。



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アメリカ海軍を含む北大西洋条約機構加盟国海軍の軍艦は、定期的に黒海へ入っています。
ただし、モントルー条約の規定により、黒海沿岸諸国では無い国(無論、今回のアメリカも含まれる)の海軍の艦船は、21日しか黒海に滞在できないと定められている為、この規定に抵触しないサイクルで黒海への進入を繰り返しています。


2019年1月6日、アメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)が黒海へ入り、黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)が監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]

「フォート・マクヘンリー 」は1月11日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

1月19日夜、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-75「ドナルド・クック」(1998年12月4日就役)がボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
【合衆国軍艦ドナルド・クック(DDG 75)公式サイト】

「プイトリーヴイ」は、今度は「ドナルド・クック」の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]
「ドナルド・クック」は1月28日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

2月19日、「ドナルド・クック」は再び黒海へ入りました。

その「ドナルド・クック」の監視任務に就いたのは、昨年(2019年)に就役したばかりの黒海艦隊の最新鋭艦2隻~プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)とプロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」(2018年6月25日就役)でした。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

3月28日には、ネーデルラント海軍フリゲート「エヴェルトセン」、カナダ海軍フリゲート「トロント」、スペイン海軍フリゲート「サンタ・マリア」黒海へ入りました。

これに対し黒海艦隊は、2月にアメリカ海軍駆逐艦を追跡した偵察艦「イワン・フルス」と、昨年12月20日に就役した最新鋭哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」を監視の為に派遣しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する]


そして4月14日、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ロス」(1997年6月28日)が黒海へ入りました。

今回も、偵察艦「イワン・フルス」哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」が監視の為に派遣される事になりました。
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ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌー及び対潜哨戒機は黒海で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年4月11日10時20分配信
【潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は黒海艦隊海上航空隊と合同で黒海でのミサイルの電子発射を実施した】

黒海艦隊潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」乗組員は、春季演習期間の観察点検の枠組みにおいて、黒海艦隊海上航空隊との合同演習を実施した。

演習の枠組みで潜水艦の乗組員は、通信確立のために海面への浮上を行ない、仮想敵の海上および沿岸目標へミサイル複合体を使用する為の信号を受信した。

その後、緊急潜航を行ない、戦闘班は、探知、捕捉を実行し、水中位置から高精度兵器による仮想ミサイル打撃を与える為の電子発射を行なった。

次に、黒海艦隊海上航空隊航空機Be-12と2機の対潜ヘリコプターKa-27Mは、クリミア半島の飛行場から空へ上がり、仮想敵潜水艦を捜索する複合活動へ取り組んだ。
この時、ヘリコプターKa-27Mは、如何なる大型水中目標でも探知、座標の特定が可能な投下型水中音響ステーションを使用した。

飛行任務に沿って、ヘリコプター乗員は、潜水艦へ魚雷及び爆弾による仮想打撃を与える為の水中音響ステーションから対潜艦へのデータ転送へ取り組んだ。

計画戦闘訓練活動は、北大西洋条約機構海軍部隊合同演習『海上の盾-2019』の状況下で行なわれ、現実環境という条件下で意図された黒海艦隊部隊の戦闘演習任務への取り組みの為の良い助けとなっている。
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ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の2番艦B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2011年11月21日にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で起工されました。
[改キロ級潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」起工]

起工から約3年後の2014年6月26日に進水しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦の2番艦ロストフ・ナ・ドヌーは進水した]

2014年8月下旬、係留試験が開始されました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦の2番艦ロストフ・ナ・ドヌーは係留試験を開始した]

2014年10月21日から洋上試験が始まりました。
『ruspodplav』より
2014年11月2日23時44分配信
【「ロストフ・ナ・ドヌー」はサンクトペテルブルクへ戻ってきた】

洋上試験は2014年12月23日までに終わりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月23日13時26分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は国家試験から戻った】

その後、2014年12月27日に受領-引渡証書への署名が行なわれ、12月30日に海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊第4独立潜水艦旅団へ編入されました。
[潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはロシア海軍へ就役した]


2015年4月17日、「ロストフ・ナ・ドヌー」クロンシュタットを抜錨しました。
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはクロンシュタットを去り、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ向かった]

2015年5月22日、バレンツ海で深海試験を行なう為、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

その後、バレンツ海で各種試験が行われました。

2015年10月2日には有翼ミサイル「カリブル」対地攻撃型の発射試験を実施しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはバレンツ海から地上目標へ巡航ミサイルを発射した]

2015年10月9日、「カリブル」対艦型を海上目標へ発射しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"(対艦型)を発射した]

2015年10月16日、ポリャールヌイ基地へ到着した同型艦「スタールイ・オスコル」と入れ違いに出航しました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

2015年10月29日、クロンシュタットへ入港しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは『補給』の為にクロンシュタットへ寄港した]

2015年11月5日にクロンシュタットを出航し、黒海へ向かいました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはクロンシュタットから黒海へ向かった]

その後、「ロストフ・ナ・ドヌー」の動向が公表される事は一切ありませんでした。

「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2015年12月8日までに地中海東部(シリア沖)へ到達しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはシリア沖に居る]

2015年12月8日、「ロストフ・ナ・ドヌー」シリア沖からシリア国内のISIL(シリア・レバントのイスラム国)拠点へ有翼ミサイル「カリブル」対地攻撃型を発射しました。
「ロストフ・ナ・ドヌー」にとっては3度目となる有翼ミサイル発射は、ロシア海軍史上初の潜水艦発射有翼ミサイルの実戦使用となりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


12月13日にダータネルス海峡ボスポラス海峡を通過し、黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは黒海へ入った]

12月15日、ノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはノヴォロシースク基地へ到着した]

その後、艦の定期整備を行なう為、12月25日にセヴァストーポリへ回航されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはセヴァストーポリへ回航された]

その後、現在に至るまで黒海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーと『決闘』する]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーは黒海で巡航ミサイル"カリブル"発射訓練を行なった]


アメリカ合衆国、ブルガリア、カナダ、ギリシャ、ネーデルラント、トルコ、ルーマニア海軍の艦が参加するNATO海軍部隊の黒海合同演習『海上の盾-2019』は、4月8日から黒海南西部で実施されています。


ロシア黒海艦隊も、合同演習を観察する為に艦や航空機を派遣しています。


更に、最近にオーバーホールを終えて慣熟訓練を行なっていたフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)が黒海へ出航し、射撃演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で射撃演習を行なった]

そして潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」黒海へ出航し、海軍航空隊と合同で演習を実施しました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で射撃演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2019年4月11日6時15分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は仮想敵へ打撃を与える為に出航し、「カリブル」を使用した】

ミサイル複合体「カリブル」を装備する黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員は、黒海エリアで特別演習を実施した。

計画戦闘訓練活動は、北大西洋条約機構海軍部隊合同演習『海上の盾-2019』の状況下で行なわれ、現実環境という条件下で意図された黒海艦隊部隊の戦闘演習任務への取り組みの為の良い助けとなった。

演習中に「アドミラル・グリゴロヴィチ」は戦闘の為の艦の緊急準備を行ない、黒海エリアの指定海域の仮想敵へ打撃を与える為に出航した。
海上を移動する際、艦載ミサイル複合体「カリブル-NK」戦闘班は、探知、捕捉、そして仮想敵艦船支隊を模した水上目標への有翼ミサイル使用の複合活動を行なった。
フリゲート乗組員は更に、海上射爆場で、標的への砲射撃、高射ミサイル射撃、魚雷発射を成功裏に実施した。

北大西洋条約機構合同演習『海上の盾-2019』は、2019年4月8日から黒海南西部で行なわれており、アメリカ合衆国、ブルガリア、カナダ、ギリシャ、ネーデルラント、トルコ、ルーマニアの艦及び航空機が参加し、グルジア軍及びウクライナ軍の代表と連携している。
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以前、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは、「黒海エリアにおける北大西洋条約機構の艦の行動を監視する黒海艦隊の部隊及び手段の複合活動の実施」という非常時の状況の可能性において迅速な反応を示した。
「指定海域では、偵察艦、更には打撃艦グループ、沿岸ミサイル複合体バスチオン及びバル、海上航空隊の航空機が組織的当直にあたっております」
ロシア連邦軍
は説明した。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、海洋ゾーンフリゲート・プロジェクト11356のトップである。
同シリーズ艦の排水量は約4000トン、速力30ノット、自立航行期間30日。
「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル-NK」、自衛ミサイル複合体「シチーリ-1」、口径100mmのA-190砲、高射砲、反応爆弾装置、魚雷で武装し、更には艦上ヘリコプターKa-27を搭載できる。

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員は、何度も地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として任務を遂行した。



NATO海軍部隊の黒海合同演習『海上の盾-2019』は、4月8日から黒海南西部で実施されています。


ロシア黒海艦隊も、合同演習を観察する為に艦や航空機を派遣しています。


そして更に、最近にオーバーホールを終えて慣熟訓練を行なっていたフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)が黒海へ出航し、射撃演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はオーバーホール後に戦闘訓練を開始した]

ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇イワノヴェツとR-60は超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年4月5日11時39分配信
【黒海艦隊の艦艇は海上戦闘訓練射爆場でミサイル射撃を実施した】

黒海艦隊艦艇支隊は、黒海エリアでミサイル射撃を成功裏に実施した。

ロケット艇「イワノヴェツ」R-60で構成される打撃艦艇グループは、30海里以上離れた水上目標への対艦ミサイル「モスキート」ミサイル射撃を実施した。

ミサイルは、仮想敵艦船支隊を模した2隻の盾標的船から成る困難な位置の目標を成功裏に撃破した。

以前、乗組員は、仮想敵艦の打撃艦グループミサイル打撃を与える海上訓練行動を実施した。

この活動は、以前に承認された黒海艦隊艦艇部隊のミサイル射撃計画に沿って実行された。

ミサイル射撃が実施された海上射爆場は、民間船舶の航行が禁止された。
閉鎖射爆場での任務は、黒海艦隊の約14隻の水上艦艇及び支援船により遂行された。



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『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【ロケット艇R-334(イワノヴェツ)】
プロジェクト12411「モルニヤ」大型ロケット艇R-334は、1988年4月1日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)の『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、1989年7月28日に進水、1990年12月30日にソ連海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1998年11月にイワノヴォ州黒海艦隊第41ロケット艇旅団が後援協定を締結し、同年10月29日付で「イワノヴェツ」と命名されました。

2014年1月には、ソチ冬季オリンピックの警護の為、同市沖へ派遣されました。
[17隻のロシア艦艇がソチ冬季オリンピックを護る]

2016年8月に地中海東部へ派遣され、10月21日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇イワノヴェツは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

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『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【ロケット艇R-60】
プロジェクト12411大型ロケット艇R-60は、1985年12月10日にレニングラード『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、1986年12月30日に進水し、1987年12月12日にソ連海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。

2005年秋からは新型の高射砲複合体「パラシ」の洋上試験を行なっています。
[ロシア海軍の高射砲複合体パラシは高射ミサイル"ソスナ-R"を追加装備する]

2013年8月には大型揚陸艦「ミンスク」をエスコートして初めて地中海東部へ進出しました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦ミンスク、地中海へ]


2019年4月5日、2隻のロケット艇黒海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[超音速対艦ミサイル「モスキート」]

ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する


『タス通信』より
2019年3月29日15時28分配信
【(ロシア)海軍の艦は黒海へ入った北大西洋条約機構のフリゲートを追跡する】
モスクワ、3月29日/タス通信

ロシア海軍の艦は、黒海水域へ入った北大西洋条約機構の3隻のフリゲートグループ~ネーデルラント海軍、カナダ海軍、スペイン海軍~を追跡している。
金曜日、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは報道機関へ伝えた。
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ロシア連邦軍によると「黒海艦隊の部隊及び手段は、黒海水域へ入った北大西洋条約機構の3隻の誘導ロケットフリゲートグループ~ネーデルラント海軍、カナダ海軍、スペイン海軍~の追跡へ向かいました。
北大西洋条約機構の戦闘艦の行動の監視は、ロシア海軍の軍艦イワン・フルス及びワシーリー・ブイコフが行なっています」

当局は話した。

以前、海上スポッターポータル『 Bosphorus Naval News』は、木曜日に黒海へ、ネーデルラントフリゲート「エヴェルトセン」、カナダフリゲート「トロント」、スペインフリゲート「サンタ・マリア」で構成される北大西洋条約機構の作戦艦グループが入ったと伝えた。

「イワン・フルス」は、黒海艦隊の最新のプロジェクト18280偵察艦である(同プロジェクトの2番艦)。
艦隊の通信及び指揮の保障、偵察及び電波電子戦闘の実施、アメリカ対ミサイル防衛システムのコンポーネントの追尾の為に意図されている。

「ワシーリー・ブイコフ」は、黒海艦隊の最新のプロジェクト22160哨戒艦である(同プロジェクトのトップ艦)。
領海、200海里排他的経済水域の保護、攻撃を予防する目的での艦隊の艦船及び基地の防護の為に意図されている。
ミサイル複合体「カリブル」を装備できる。



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アメリカ海軍を含む北大西洋条約機構加盟国海軍の軍艦は、定期的に黒海へ入っています。
ただし、モントルー条約の規定により、黒海沿岸諸国では無い国(無論、今回のネーデルラント、カナダ、スペインも含まれる)の海軍の艦船は、21日しか黒海に滞在できないと定められている為、この規定に抵触しないサイクルで黒海への進入を繰り返しています。


2019年1月6日、アメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)が黒海へ入り、黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)が監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]

「フォート・マクヘンリー 」は1月11日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

1月19日夜、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-75「ドナルド・クック」(1998年12月4日就役)がボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
【合衆国軍艦ドナルド・クック(DDG 75)公式サイト】

「プイトリーヴイ」は、今度は「ドナルド・クック」の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]
「ドナルド・クック」は1月28日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

2月19日、「ドナルド・クック」は再び黒海へ入りました。

その「ドナルド・クック」の監視任務に就いたのは、昨年(2019年)に就役したばかりの黒海艦隊の最新鋭艦2隻~プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)とプロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」(2018年6月25日就役)でした。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]


3月28日には、ネーデルラント海軍フリゲート「エヴェルトセン」、カナダ海軍フリゲート「トロント」、スペイン海軍フリゲート「サンタ・マリア」黒海へ入りました。

そして黒海艦隊は、先月にアメリカ海軍駆逐艦を追跡した偵察艦「イワン・フルス」と、昨年12月20日に就役した最新鋭哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」を監視の為に派遣する事になりました。

哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」は、3月27日からノヴォロシースク沖で戦闘訓練を行なっていましたが、そのままNATOフリゲートの監視の為に派遣される事になったようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースク沖で射撃訓練を実施した]

偵察艦「イワン・フルス」は、3月20日にセヴァストーポリを出航しています。
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ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する


『タス通信』より
2019年2月20日0時24分配信
【ロシア軍は黒海でアメリカ駆逐艦を組織的に追跡する】
モスクワ、2月19日/タス通信

小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」偵察艦「イワン・フルス」を含む黒海艦隊部隊は、黒海へ入ったアメリカ駆逐艦「ドナルド・クック」を組織的に絶え間なく追跡している。
火曜日、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは報道機関へ伝えた。
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「モスクワ時間2019年2月19日17時0分、アメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦ドナルド・クックは黒海水域へ入りました。
黒海艦隊の指定部隊及び手段は、アメリカ駆逐艦を組織的に絶え間なく追跡しております。
その行動の直接の監視は、小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスにより行なわれております」

声明では、こう述べられた。

火曜日、これに先立ちアメリカ合衆国海軍第6艦隊広報サービスは、北大西洋条約機構の同盟国及び地域のパートナーと共に安全を保障し、地域の安定を強化し、海軍の戦闘即応性と能力を高める作戦を実施する為、アメリカロケット駆逐艦「ドナルド・クック」ダーダネルス海峡を通過して黒海へ向かっていると発表した。

「ドナルド・クック」黒海へ向かうのは、今年の初めから既に2度目である。
1月19日、「ドナルド・クック」は今年初めて黒海へ入った。
この時にアメリカ合衆国海軍第6艦隊広報サービスが発表したように、駆逐艦北大西洋条約機構の同盟国及び地域のパートナーと共に安全を保障し、地域の安定を強化し、海軍の戦闘即応性と能力を高める為の海上作戦を実施した。
その行動は、ロシア黒海艦隊部隊により追跡され、アメリカ駆逐艦を直接に監視したのは警備艦「プイトリーヴイ」であった。
1月28日、アメリカ駆逐艦黒海を去り、ボスポラス海峡を通過して地中海へ向かった。

モントルー国家間条約の規定では、トルコ海峡を通過する非黒海沿岸諸国の戦闘艦に関して定められており、アメリカ駆逐艦黒海への滞在時間は、21日を超えてはならない。



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記事中でも触れられていますが、アメリカ海軍の軍艦は、定期的に黒海へ入っています。
ただし、モントルー条約の規定により、黒海沿岸諸国では無い国(むろんアメリカも含まれる)の海軍の艦船は、21日しか黒海に滞在できないと定められている為、この規定に抵触しないサイクルで黒海への進入を繰り返しています。


2019年1月6日、アメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)が黒海へ入り、黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)が監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]

「フォート・マクヘンリー 」は1月11日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

1月19日夜、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-75「ドナルド・クック」(1998年12月4日就役)がボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
【合衆国軍艦ドナルド・クック(DDG 75)公式サイト】

「プイトリーヴイ」は、今度は「ドナルド・クック」の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

「ドナルド・クック」は1月28日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。


そして2月19日、「ドナルド・クック」は再び黒海へ入りました。

その「ドナルド・クック」の監視任務に就いたのは、昨年(2019年)に就役したばかりの黒海艦隊の最新鋭艦2隻です。

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プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は2018年12月10日に就役し、2019年2月18日から黒海で戦闘訓練を開始していましたが、急遽、アメリカ駆逐艦の監視任務へ派遣される事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で戦闘訓練を行なう]

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プロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」は2018年6月25日に就役し、同年12月末に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しています。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]
セヴァストーポリ到着後は目立った動きは有りませんでしたが、こちらもアメリカ駆逐艦の監視任務へ派遣される事になりました。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する

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『タス通信』より
2019年1月20日4時12分配信
【黒海艦隊の部隊は、黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍の駆逐艦を追跡している】
モスクワ、1月19日/タス通信

黒海艦隊の部隊は、土曜日の夜に黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍駆逐艦「ドナルド・クック」の追跡を行なっている。
ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは発表した。
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「黒海艦隊の部隊は、アメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦ドナルド・クックが黒海水域へ入った後、直ちに追跡を開始しました」
センターは話した。

明らかにされたように「黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは、アメリカの戦闘艦を直に監視する行動を開始しました。
更に、同艦隊の電子工学手段が、その追跡を支援しております。
駆逐艦ドナルド・クックは、モスクワ時間20時50分に黒海水域へ入りました」
国家防衛管理センター
は付け加えた。

軍は、モントルー国家間条約の規定ではトルコ海峡を通過する非黒海沿岸諸国戦闘艦に関して定められており、アメリカ駆逐艦黒海への滞在時間は、21日を超えてはならない事を想い起こした。



黒海艦隊プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、最近ではオーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。

2018年には、3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2018年4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]

既に艦齢37年近い超ベテランの警備艦「プイトリーヴイ」ですが、2019年の初行動は、1月6日に黒海へ入ったアメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)の監視任務となりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]

「フォート・マクヘンリー 」は1月11日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

1月19日夜には、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-75「ドナルド・クック」(1998年12月4日就役)がボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
【合衆国軍艦ドナルド・クック(DDG 75)公式サイト】

「プイトリーヴイ」は、今度は「ドナルド・クック」の監視任務に就きました。

なお、ロシア軍当局からの発表は有りませんが、1月17日には黒海艦隊中型偵察艦「キルディン」セヴァストーポリを出航しています。
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黒海艦隊地中海偵察艦を交代で派遣していますが、現在、地中海には、2018年12月末に派遣された中型偵察艦「プリアゾヴィエ」が居るので、「キルディン」黒海「プイトリーヴイ」と同様にアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就いている可能性が高いでしょう。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する

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『タス通信』より
2019年1月7日16時57分配信
【ロシア連邦国防省は黒海でアメリカ合衆国の揚陸艦の行動を監視していると表明した】
モスクワ、1月7日/タス通信

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」は、黒海水域でアメリカ揚陸艦の行動を監視している。

ロシア国防省は発表した。

「黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは、アメリカ合衆国海軍の揚陸輸送ドック艦フォート・マクヘンリーの行動を監視する複合活動を行なっています」
ロシア軍当局
は指摘した。

ロシア国防省は、アメリカ合衆国海軍の艦は、モスクワ時間2019年1月6日21時0分から黒海水域に滞在していると説明した。

モスクワ時間1月7日9時30分、「フォート・マクヘンリー」ルーマニアコンスタンツァ港へ入った。
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黒海艦隊プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、最近ではオーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。

2018年には、3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2018年4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]

既に艦齢37年近い超ベテランの警備艦「プイトリーヴイ」ですが、2019年の初行動は、黒海へ入ったアメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)の監視任務となりました。
【合衆国軍艦フォート・マクヘンリー(LSD 43)公式サイト】

ロシア海軍最古参の潜水艦救助船コムーナは黒海で演習を行なう為に出航した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年12月4日10時28分配信
【(ロシア)海軍で最古の黒海艦隊の潜水艦救助船「コムーナ」は海上で任務を遂行する】

黒海艦隊の戦闘訓練計画に沿って、ロシア海軍で最古の黒海艦隊潜水艦救助船「コムーナ」乗組員は、黒海の海上射爆場での任務遂行に着手した。

現在、船は様々な深海救助装置を適合させ、水中有人捜索救助装置AS-28乗組員及び無人複合体「パンテラ・プリョス」操作班との実地連携へ取り組む。

実地救助技量の向上の為、深度40メートル以上に潜水艦の昇降口ハッチの模型が海底に固定される。
「コムーナ」の専門家は装置AS-28の水中への発進、昇降口ハッチへの航行及びドッキング-分離を支援する。
実施される演習活動には、更に黒海艦隊特殊潜水夫船も加わる。

以前、「コムーナ」乗組員は、物理的フィールドの測定作業を実行し、全ての艦載設備及び機構の性能通りの動作の点検を実施し、無防備の泊地での船の組織的防衛へ取り組んだ。

[参照]
「コムーナ」
は、カタマラン(双胴)構造の海上潜水艦救助船である。
それは帝国海軍時代に引き渡され(1913年に進水し、1915年に海軍へ加入)、現在もロシア海軍で活動している唯一の船及び世界最古の船であり、海上で意図された任務の遂行をずっと続けている。



潜水艦救助船「コムーナ」は、1912年11月12日に起工され、1913年11月17日に進水し、1915年7月1日にロシア帝国海軍へ引き渡されました。
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1915年7月14日に海軍旗初掲揚式典を開催し、バルト艦隊へ編入されました。
(1967年に黒海艦隊へ転属)
就役時の船名は「ヴォルホフ」でした。
(1922年に「コムーナ」と改名)

以後、ロシア帝国海軍、ソヴィエト連邦海軍、そしてロシア連邦海軍で100年以上に渡り活動しています。
(2015年7月14日に就役100周年を迎えた)
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[ロシア海軍最古参・救助船「コムーナ」が見つめた93年]
[ロシア海軍最古参・救助船「コムーナ」就役93周年]
[ロシア海軍最古参・救助船コムーナは起工から100周年を迎えた]

2014年3月にはセヴァストーポリ浮きドックでのオーバーホールを完了しました。
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[ロシア海軍最古参・救助船コムーナはオーバーホールを終えた]

その後は黒海で度々演習を行なっています。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦救助船コムーナは黒海で救助演習を行なう]

2018年春頃からセヴァストーポリでオーバーホールが行なわれ、2018年11月下旬に復帰しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年11月22日11時38分配信
【海軍最古の潜水艦救助船「コムーナ」は出航する】


そして2018年12月4日、救助演習を行なう為に出航しました。


「コムーナ」は、近代化改装により「パンテラ-プリュス」などの最新機器を備えています。

遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」
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2016年2月以降は、太平洋艦隊から黒海艦隊へ移管されたバチスカーフAS-28(2008年に近代化改装)を搭載しています。
[小型潜水艇AS-28、現役復帰]

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クリミア大橋を警護していたロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはケルチ港へ入った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年11月28日15時26分配信
【クリミア橋を警護していた掃海艦はケルチへ入ったと情報筋は言った】
モスクワ、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ

黒海艦隊海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は水曜日に悪天候の為、ケルチの貨物港へ入った。
『ロシア通信社ノーボスチ』クリミアの治安機関の情報提供者より伝えられた。

日曜日、3隻のウクライナ海軍艦艇「ベルジャーンシク」、「ニーコポリ」、「ヤナ・カパ」黒海からケルチ海峡へ移動し、一時的に閉鎖されていたロシア連邦の領海エリアへ入り、ロシア国境を侵犯した。
彼らは危険な操艦を行ない、ロシア当局の正当な要請に従わず、拘留された。

「ウクライナ艦艇の事件まで掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはケルチ橋の海域に居り、その警護を行なっていました。
その後、この海域の急に天候が悪化した事により、掃海艦はケルチ港へ入りました。
天候条件の悪化により海峡は閉鎖され、全ての艦船は近くの港で天候の回復を待っています」

対談者は話した。

舷側番号908の掃海艦ケルチ港への移動を、『ロシア通信社ノーボスチ』特派員はモスクワ時間11時0分に海岸から観察した。

クリミア橋海域では、黒海艦隊掃海艦あるいは小型対潜艦が常時当直に就いており、ローテーションの枠組みで互いに交代している。
掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」ノヴォロシースクに駐留している。



プロジェクト02668「アガート」海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、元々はベトナム海軍向けのプロジェクト266MEとして1994年にサンクトペテルブルクで起工されましたが、ベトナムがキャンセルした為に工事は中断しました。

その後、新世代掃海艦の為の機器のテスト用として建造が再開される事になり、2006年5月26日に進水しました。
[新型掃海艦プロジェクト02668「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」]

2007年7月25日からフィンランド湾で洋上試験を開始しました。
[新型掃海艇「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」洋上テスト開始 ]

洋上試験は2008年も続けられました。
[新型掃海艇「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」近影(2008年2月23日) ]
[新型掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリン近影(2008年6月12日) ]

2008年7月29日に内陸水路経由で黒海沿岸ノヴォロシースクへ回航されました。
[ノヴォロシースクの掃海艦「ヴィツェ-アドミラル・ザハリン」]

2009年1月17日にノヴォロシースクで海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍新掃海艦「ヴィツェ-アドミラル・ザハリン」就役 ]

以後、ノヴォロシースク海軍基地をベースに黒海で活動しています。

2017年4月5日には黒海東岸トルコ海軍との合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海で合同演習を行なった]

就役以来、黒海から出た事の無かった「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」でしたが、2018年1月21日にボスポラス海峡を南下して初めて地中海へ入り、2月24日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ到着した]

シリア沖でパトロールを行なっていた「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、5月29日に地中海を去り、その後、ノヴォロシースク基地へ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンは地中海を去り、母港ノヴォロシースクへの帰路に就いた]


2018年11月25日、ケルチ海峡付近で行動していたウクライナ海軍の艦艇3隻は、ロシア連邦保安庁境界線警備隊警備艦に拘留されました。
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記事中で触れられていますが、ケルチ海峡クリミア大橋付近では、ロシア黒海艦隊の艦が交代で警備に就いており、ウクライナ海軍の事件が発生した時には、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が警備を担当していたようです。

そして事件から3日後、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」ケルチ港へ入りました。
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