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ロシア海軍黒海艦隊の演習は完了した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年8月31日16時20分配信
【黒海艦隊の艦は、戦闘射撃演習を実施した後に恒久駐留所へ戻った】

黒海艦隊の10隻の艦は、南方軍管区司令官の統制下の指揮参謀演習へ参加した後、海上射爆場からセヴァストーポリ及びノヴォロシースクの恒久駐留所へ戻った。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、海洋掃海艦「ジェレズニャコフ」を含む戦闘艦の乗組員は、この3日間、黒海エリアで複合多種戦術戦闘演習任務を遂行し、海上および空中目標へのミサイル及び砲射撃を行なった。

射爆場での海上演習の為の艦船の出航は、2019年度の艦隊の戦闘訓練及び日常活動計画に沿って行なわれた。

更に指揮参謀演習の枠組みで、海洋揚陸部隊の上陸及び空挺部隊の降下が行なわれ、クリミア半島戦闘訓練射爆場黒海艦隊海軍歩兵部隊及び沿岸防衛軍団は、攻撃及び防衛活動へ取り組んだ。

南方軍管区司令官の統制下の演習には、8000名以上の将兵が参加し、200両以上の戦闘車両及び特殊車両、30機の航空機及びヘリコプター黒海艦隊の10隻の及び支援船が関与した。



2019年8月末からロシア南方軍管区の大規模演習が始まり、黒海艦隊も参加しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の新鋭水上艦は黒海で射撃演習を行なう]

演習中、小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は、巡航ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しました。


8月30日にはクリミア半島東部のオプークで上陸演習が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊はクリミア半島で上陸演習を行なった]
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これで黒海艦隊の演習は終了し、参加艦船は基地へ戻りました。
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ロシア海軍黒海艦隊はクリミア半島で上陸演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年8月30日20時15分配信
【黒海艦隊はクリミアのオプーク射爆場で艦、航空隊、砲兵が参加する大規模演習を実施した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「ミラーシュ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、大型揚陸艦、海洋掃海艦を含む10隻以上の支援船、約20機の航空機、100両の戦闘車両、特殊車両、1000名以上の将兵は、クリミア「オプーク」射爆場での兵種間演習へ参加した。

試験演習で黒海艦隊海軍歩兵部隊に与えられた任務は、艦船部隊、海上航空隊、南方軍管区航空軍団の支援の下、橋頭堡の占拠を行ない、その防御を固め、移動して仮想敵の陣地へ進入し更なる攻撃を加える事に在った。

海軍歩兵の任務遂行中、敵部隊が強力の為、沿岸や空中といった様々な方向からの不意の標準外の行軍が適用され、より短時間での近隣場所の占拠と攻撃の続行を可能にした。
特に、軍団航空隊ヘリコプターMi-8が背後から攻撃し、戦術空中機動グループ空挺部隊を降下させた。

艦船部隊と航空隊は、次に、海軍歩兵を支援し、対揚陸防衛を制圧する為、沿岸目標へのミサイル及び砲射撃、爆撃を実施した。
更に艦の乗組員は、大型揚陸艦「アゾフ」からの海洋揚陸部隊の上陸のエピソードへ取り組み、機雷源を掃海し、掃海艦揚陸支隊を先導した。

仮想敵の役割は、艦隊沿岸防衛軍団の旅団と砲兵部隊が演じた。
演習計画の下で、敵の沿岸占拠を阻止し、海上目標への砲射撃を実施する課題へ取り組んだ。

黒海艦隊艦船部隊の演習は、南方軍管区司令官の統制下の指揮参謀演習の枠組みにおける総合試験として実施される。

演習は、クリミア半島、クラスノダール地方、ロストフ州及びヴォルゴドンスク州に位置する黒海エリアの6ヶ所の戦闘訓練射爆場で実施される。

演習には8000名以上の将兵が参加し、200両以上の戦闘車両及び特殊車両、30機の航空機及びヘリコプター黒海艦隊の10隻の及び支援船が関与する。



2019年8月末からロシア南方軍管区の大規模演習が始まり、黒海艦隊も参加しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の新鋭水上艦は黒海で射撃演習を行なう]

8月30日にはクリミア半島東部のオプークで上陸演習が行なわれました。
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この演習には、地中海から戻ってきたフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」も参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過して黒海へ入る]

ロシア海軍黒海艦隊の新鋭水上艦は黒海で射撃演習を行なう

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月28日10時37分配信
【ロシア海軍の10隻の戦闘艦は黒海でミサイル及び砲射撃を実施する】
モスクワ、8月28日、インタファクス

10隻の戦闘艦は演習実施の為にセヴァストーポリ及びノヴォロシースクから出航した。
黒海艦隊は発表した。

「乗組員は仮想敵水上艦との海上戦闘を行ない、艦を模した盾船標的へのミサイル及び砲射撃を実施します」
『インタファクス』
が水曜日に受け取った声明では、こう述べられている。

演習には、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、「オレホヴォ・ズエヴォ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、海洋掃海艦「ジェレズニャコフ」、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」の関与が計画されている。
「合計で10隻の艦になります」
黒海艦隊
は通知した。

艦隊本部によると、黒海艦隊艦船部隊の機動演習は「南方軍管区司令官の統制下の指揮参謀演習の枠組みでの総合試験として実施されます」

以前、クリミア半島、クラスノダール地方、ロストフ州及びヴォルゴドンスク州に位置する黒海エリアの6ヶ所の戦闘訓練射爆場で演習が実施されると報じられた。
これには、8000名以上の将兵が参加し、200両以上の戦闘車両及び特殊車両、30機の航空機及びヘリコプター、10隻の艦及び支援船が関わる。



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プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2018年11月から2019年3月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリへ帰投した]

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プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の6番艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(2018年6月1日就役)は、2018年8月から11月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは地中海を去った]

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プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)は、2019年3月から6月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

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プロジェクト22160哨戒艦の2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」(2019年6月11日就役)は、就役後、黒海で慣熟訓練を行なっていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは海上戦闘訓練を行なった]

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プロジェクト12660「ルビーン」海洋掃海艦の1番艦「ジェレズニャコフ」(1988年12月30日就役)は、2019年3月に長期修理を完了して現役に復帰しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ジェレズニャコフはオーバーホールを完了した]

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プロジェクト02668「アガート」海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」(2009年1月17日就役)は、2019年4月から7月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンは地中海を去った]

これらの艦を含む10隻の黒海艦隊の艦船は、2019年8月末から黒海で実弾射撃を含む演習を行ないます。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海へ入ったアメリカ海軍の駆逐艦ポーターを追跡している

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『タス通信』より
2019年8月9日3時1分配信
【警備艦「スメトリーヴイ」は黒海でアメリカ合衆国海軍の駆逐艦「ポーター」を追跡している】
モスクワ、8月8日/タス通信

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は、黒海アメリカ合衆国海軍駆逐艦「ポーター」を追跡している。
ロシア連邦国家防衛管理センター(国防省に含まれる)が木曜日に公表した声明では、こう述べられている。
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「黒海艦隊は、8月8日に黒海南部海域へ入ったアメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器-対空防衛駆逐艦ポーターのコースを追跡してます」
声明では、こう指摘された。

当局は説明した。
「黒海におけるアメリカ合衆国海軍の艦の行動の直接監視は、黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイにより行なわれています」

以前、6月30日に黒海艦隊は、黒海へ入った後のアメリカ合衆国海軍誘導ロケット兵器駆逐艦「カーニー」の追跡を行なっていると発表された。
この時、当局は、モントルー国家間条約の規定ではトルコ海峡を通過する非黒海沿岸諸国戦闘艦に関して定められており、アメリカ駆逐艦黒海への滞在時間は、21日を超えてはならない事を想い起こした。



今やロシア海軍に唯一在籍するプロジェクト61(カシン級)警備艦となった「スメトリーヴイ」(1969年10月21日就役)は、2013年1月以降、度々地中海へ派遣されています。

2013年1月下旬に地中海東部および黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

2013年9月12日から2014年2月8日まで地中海への航海を行ないました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ戻った]

この間、2013年10月にはギリシャを訪問しています。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャを訪れた]

2014年5月から9月にも地中海への航海を行なっています。

帰港後はセヴァストーポリ浮きドックでオーバーホールが行なわれ、2015年8月下旬に復帰しました。
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2015年8月31日~9月1日に航行試験を行なった後、2015年9月14日にも検査航海の為に出航しました。
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2015年9月18日にセヴァストーポリを出航し、地中海ギリシャコルフ島(ケルキラ)へ向かいました。
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはギリシャへ行く]
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはセヴァストーポリを抜錨し、ギリシャへ向かった]

2015年9月22日、ギリシャパトラを訪問し、ロシア海軍旗である聖アンドレイ旗の由来となった聖人アンドレイ(アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌィイ)イエスの4番目の弟子(使徒)~の遺骸の一部が譲渡されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのパトラを訪問した]

2015年9月25日にはコルフ(ケルキラ)島を訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した]

その後、シリア沖へ向かい、2015年10月初頭には他の黒海艦隊所属艦と共に演習を実施しました。
[ロシア海軍は地中海で演習を実施した]

2015年12月13日、エーゲ海で投錨停泊中にトルコ漁船が衝突しそうになった為、警告発砲しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはエーゲ海でトルコ漁船と衝突しそうになった]

その後もエーゲ海地中海東部に滞在していたようですが、2015年12月末に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海を去った]

2016年1月、「スメトリーヴイ」の舷側番号は「870」に変更されました。
(以前は「810」だった)
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2016年3月6日にセヴァストーポリを出航して地中海へ向かい、6月10日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向かった]

2016年10月28日にセヴァストーポリを出航し、10月29日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

2016年10月31日から11月1日までギリシャを訪問し、ロシア皇帝家出身のギリシャ王妃オルガ(オリガ)の生誕165周年記念行事へ参加しました。

オリガ・コンスタンチノヴナ・ロマノヴァ(1851年9月3日~1926年6月18日)は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の弟コンスタンチン大公の娘であり、1867年にギリシャ国王ゲオルギオス1世と結婚してギリシャ王妃となりました。
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「スメトリーヴイ」ギリシャを去った後も地中海東部(シリア沖)に滞在し、ここで2017年の新年を迎えました。

2017年2月下旬には地中海東部に居るアメリカ海軍原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」を追尾しました。
ブログ『BMPD』より
【「スメトリーヴイ」は「ブッシュ」を追う】

「スメトリーヴイ」は2017年3月5日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、3月6日にセヴァストーポリへ帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは4ヶ月間の地中海航海を終えてセヴァストーポリへ帰投した]

2017年5月10日にセヴァストーポリを出航し、数日後に帰投しました。


それから10日後の2017年5月20日、セヴァストーポリから出航して対空戦闘訓練を行ない、高射ミサイル「ヴォルナ」AK-726 76mm連装砲を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

「スメトリーヴイ」は、そのまま南方へ向かい、5月22日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ入った]

「スメトリーヴイ」は、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」及び大型揚陸艦3隻と共に、2017年5月23日から27日までリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

その後も暫く地中海東部に留まっていました。
[地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の約15隻の艦船が行動している]

2017年6月2日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、6月3日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ帰港した]


2018年4月20日、警備艦「プイトリーヴイ」「スメトリーヴイ」黒海で演習を行ない、沿岸、海上、空中目標への砲撃、泊地で襲撃を受けた際の対処、艦内のダメージコントロールの訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年4月20日16時38分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」と「スメトリーヴイ」は海上で一連の戦闘訓練を実施した】

演習が終わった後も2隻はセヴァストーポリには戻らず、そのまま黒海を南下して2018年4月21日にボスポラス、ダーダネルス海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年4月末には地中海東部で実施された演習へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

その後も地中海東部に滞在し、2018年7月24日にはキプロスリマソール港への寄港を終えて出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはキプロス訪問を終えた]

2018年8月22日に地中海を去り、母港セヴァストーポリへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海を去った]
2018年8月25日にセヴァストーポリへ帰投しました。


2019年3月6日から数日間出航しました。


2019年4月16日にセヴァストーポリを出航し、4月19日に帰投しました。
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2019年5月21日にセヴァストーポリを出航し、フリゲート「アドミラル・エッセン」(2016年6月7日就役)、「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)、警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)と共に黒海で演習を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年5月21日10時54分配信
【黒海艦隊のフリゲートは演習実施の為に出航した】

ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年5月23日10時46分配信
【黒海艦隊のフリゲートと警備艦は海上射爆場で戦闘演習を実施した】

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2019年5月30日にセヴァストーポリを出航し、NATOの合同演習を監視する為にブルガリア沖へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはブルガリア沖でNATOの演習を監視する]

そして8月8日に黒海へ入ってきたアメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ポーター」の監視任務に就きました。


「スメトリーヴイ」は、今年(2019年)10月21日には就役50周年を迎えますが、同艦は1987年から1995年に掛けて「プロジェクト01090」近代化改装が行なわれている事も有ってか、当面の間は現役に留まるようです。

就役時の「スメトリーヴイ」(1969年)
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ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2019年7月27日16時50分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はノヴォロシースクからペルシャ湾への移動を成功裏に完了した】

ロシア曳船は、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加するロシア海軍選抜チームの支援の為、ペルシャ湾へ到着した。

現在、曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、イラン・イスラム共和国の島と同名のキーシュ港に係留され、ダイバー混成競技実行計画の下でロシアチームの訓練の支援へ着手している。

同プロジェクト支援船のこのような遠距離かつ長期の海上移動は、黒海艦隊の現代史上初めて行なわれた。

約30日間にわたった海上移動中、船の乗組員はスエズ運河、3つの海峡、6つの海を通過した。

船の全ての機構、設備、機器は正常で、乗組員は健常である。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

2019年7月3日、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースク海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった]

7月5日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海へ入った]

7月10日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

7月15日にはジブチへ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはジブチを訪問した]

その後、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かい、7月27日にイランキーシュ島へ到着しました。
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ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはジブチを訪問した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月15日10時11分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はジブチ港へ寄港した】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊の一員である救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、ジブチ港への業務寄港を行なった。

寄港は、ペルシャ湾への船の移動の枠組みで実行された。

黒海艦隊救助船は、必要な物資手段の在庫を補充し、指定地点へ移動する与えられた課題の遂行を継続する。

黒海艦隊曳船ロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。

20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

2019年7月3日、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースク海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった]

7月5日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海へ入った]

7月10日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

7月15日にはジブチへ寄港しました。

今後、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かい、イランを訪問します。

ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスエズ運河を通過して紅海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月10日9時12分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はスエズ運河を通過した】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊の一員である救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、スエズ運河を通過して紅海へ出た。

「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、初めてノヴォロシースクからペルシャ湾への移動を行なう。

現在、曳船は2つの海峡と3つの海を通過し、初めて紅海を通航してアラビア海へ入る。

ロシア曳船ロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。

20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

2019年7月3日、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースク海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった]

7月5日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海へ入った]

7月10日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。

今後、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かい、イランを訪問するようです。

ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月5日10時22分配信


黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊の一員である救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスを通過して地中海へ入った。

「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、初めてノヴォロシースクからペルシャ湾への移動を行なう。

ロシア曳船ロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。

20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

2019年7月3日、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースク海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった]

7月5日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。

今後、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かい、イランを訪問するようです。

ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月3日9時38分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は初めてペルシャ湾への移動を行なう】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊から、救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースクからペルシャ湾への移動を行なう。

黒海艦隊の現代史上初めて、同プロジェクト支援船は、このような遠距離海上移動を行なう。

ロシア曳船ロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。

現在、船の乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を準備している。

20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

そして2019年7月初頭、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かいました。

「プロフェッソル・ニコライ・ムール」イランを訪問するようです。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはブルガリア沖でNATOの演習を監視する

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『タス通信』より
2019年5月31日19時52分配信
【情報筋:黒海艦隊の警備艦はブルガリアの北大西洋条約機構(NATO)の対空防衛演習を監視する】
モスクワ、5月31日/タス通信

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は、ブルガリア沿岸で北大西洋条約機構(NATO)の対空防衛演習を監視する為にセヴァストーポリから出航した。
『タス通信』は地域の軍組織の情報提供者より伝えられた。

「昨日(5月30日)夕方、警備艦はセヴァストーポリから出航しました。
スメトリーヴイが海上へ出た目的は、ブルガリア領域および沿岸で実施される北大西洋条約機構(NATO)の対空防衛演習の追尾です」

対談者は説明した。

北大西洋条約機構の主導の下、5月~6月にブルガリア、ハンガリー、クロアチア、スロベニア、北マケドニアで、これらの国の連携に関する一連の多国籍及び国内演習~『セイバーガーディアン-2019』、『シャブラ-2019』、『ストリークバック-2019』、『スウィフトレスポンス-2019』が実施される。
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演習には、合計6000名のブルガリア、アメリカ合衆国、グレートブリテン、ウクライナ、ギリシャ、北マケドニア、カナダ、イタリアの将兵が参加する。
演習の目的は、機動能力及び合同軍隊区分の改善に在る。



今やロシア海軍に唯一在籍するプロジェクト61(カシン級)警備艦となった「スメトリーヴイ」(1969年10月21日就役)は、2013年1月以降、度々地中海へ派遣されています。

2013年1月下旬に地中海東部および黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

2013年9月12日から2014年2月8日まで地中海への航海を行ないました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ戻った]

この間、2013年10月にはギリシャを訪問しています。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャを訪れた]

2014年5月から9月にも地中海への航海を行なっています。

帰港後はセヴァストーポリ浮きドックでオーバーホールが行なわれ、2015年8月下旬に復帰しました。
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2015年8月31日~9月1日に航行試験を行なった後、2015年9月14日にも検査航海の為に出航しました。
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2015年9月18日にセヴァストーポリを出航し、地中海ギリシャコルフ島(ケルキラ)へ向かいました。
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはギリシャへ行く]
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはセヴァストーポリを抜錨し、ギリシャへ向かった]

2015年9月22日、ギリシャパトラを訪問し、ロシア海軍旗である聖アンドレイ旗の由来となった聖人アンドレイ(アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌィイ)イエスの4番目の弟子(使徒)~の遺骸の一部が譲渡されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのパトラを訪問した]

2015年9月25日にはコルフ(ケルキラ)島を訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した]

その後、シリア沖へ向かい、2015年10月初頭には他の黒海艦隊所属艦と共に演習を実施しました。
[ロシア海軍は地中海で演習を実施した]

2015年12月13日、エーゲ海で投錨停泊中にトルコ漁船が衝突しそうになった為、警告発砲しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはエーゲ海でトルコ漁船と衝突しそうになった]

その後もエーゲ海地中海東部に滞在していたようですが、2015年12月末に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海を去った]

2016年1月、「スメトリーヴイ」の舷側番号は「870」に変更されました。
(以前は「810」だった)
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2016年3月6日にセヴァストーポリを出航して地中海へ向かい、6月10日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向かった]

2016年10月28日にセヴァストーポリを出航し、10月29日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

2016年10月31日から11月1日までギリシャを訪問し、ロシア皇帝家出身のギリシャ王妃オルガ(オリガ)の生誕165周年記念行事へ参加しました。

オリガ・コンスタンチノヴナ・ロマノヴァ(1851年9月3日~1926年6月18日)は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の弟コンスタンチン大公の娘であり、1867年にギリシャ国王ゲオルギオス1世と結婚してギリシャ王妃となりました。
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「スメトリーヴイ」ギリシャを去った後も地中海東部(シリア沖)に滞在し、ここで2017年の新年を迎えました。

2017年2月下旬には地中海東部に居るアメリカ海軍原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」を追尾しました。
ブログ『BMPD』より
【「スメトリーヴイ」は「ブッシュ」を追う】

「スメトリーヴイ」は2017年3月5日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、3月6日にセヴァストーポリへ帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは4ヶ月間の地中海航海を終えてセヴァストーポリへ帰投した]

2017年5月10日にセヴァストーポリを出航し、数日後に帰投しました。


それから10日後の2017年5月20日、セヴァストーポリから出航して対空戦闘訓練を行ない、高射ミサイル「ヴォルナ」AK-726 76mm連装砲を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

「スメトリーヴイ」は、そのまま南方へ向かい、5月22日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ入った]

「スメトリーヴイ」は、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」及び大型揚陸艦3隻と共に、2017年5月23日から27日までリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

その後も暫く地中海東部に留まっていました。
[地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の約15隻の艦船が行動している]

2017年6月2日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、6月3日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ帰港した]


2018年4月20日、警備艦「プイトリーヴイ」「スメトリーヴイ」黒海で演習を行ない、沿岸、海上、空中目標への砲撃、泊地で襲撃を受けた際の対処、艦内のダメージコントロールの訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年4月20日16時38分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」と「スメトリーヴイ」は海上で一連の戦闘訓練を実施した】

演習が終わった後も2隻はセヴァストーポリには戻らず、そのまま黒海を南下して2018年4月21日にボスポラス、ダーダネルス海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年4月末には地中海東部で実施された演習へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

その後も地中海東部に滞在し、2018年7月24日にはキプロスリマソール港への寄港を終えて出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはキプロス訪問を終えた]

2018年8月22日に地中海を去り、母港セヴァストーポリへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海を去った]
2018年8月25日にセヴァストーポリへ帰投しました。


2019年3月6日から数日間出航しました。


2019年4月16日にセヴァストーポリを出航し、4月19日に帰投しました。
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2019年5月21日にセヴァストーポリを出航し、フリゲート「アドミラル・エッセン」(2016年6月7日就役)、「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)、警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)と共に黒海で演習を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年5月21日10時54分配信
【黒海艦隊のフリゲートは演習実施の為に出航した】

ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年5月23日10時46分配信
【黒海艦隊のフリゲートと警備艦は海上射爆場で戦闘演習を実施した】

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そして2019年5月30日にセヴァストーポリを出航し、NATOの合同演習を監視する為にブルガリア沖へ向かいました。


「スメトリーヴイ」は、今年(2019年)10月21日には就役50周年を迎えますが、同艦は1987年から1995年に掛けて「プロジェクト01090」近代化改装が行なわれている事も有ってか、当面の間は現役に留まるようです。

就役時の「スメトリーヴイ」(1969年)
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