ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは日本海で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年6月19日4時37分配信
【太平洋艦隊の駆逐艦「ブイストルイ」は演習中に仮想敵艦支隊への攻撃へ取り組んだ】

第1段階において、基地掃海艇BT-245及びBT-256を含む掃海艦艇グループは、駆逐艦が主要基地から出航する際の掃海を行ない、先導を保障した。

戦闘訓練射爆場の1つで太平洋艦隊将兵は、航空隊遠距離対潜航空機Tu-142が仮想敵側を演じ、対空防衛演習を実施した。
海上移動の際に乗組員は艦のダメージコントロール演習を行ない、更に船員は、人員の救助と艦上での治療活動を、より完全なものとした。

本日、「ブイストルイ」は、2隻のロケット艇R-29R-261で構成される戦術艦艇グループと協同で、水上艦支隊への主要ミサイル複合体による組織的な打撃へ取り組んだ。
演習中に駆逐艦は電波電子妨害の設置を行なった。

駆逐艦は海上での任務遂行を続ける。



今や太平洋艦隊で唯一稼働状態に在るプロジェクト956駆逐艦となった「ブイストルイ」(1989年10月28日就役)は、2015年8月下旬に日本海で実施されたロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
2016年1月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

その後、2016年6月20日に宗谷海峡を東進し、7月10日に同海峡を西進しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡通過(2016年6月20日)]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇は宗谷海峡を西進した]

2016年10月15日にウラジオストクを出航してインドネシアへ行き、その後、11月21日までにウラジオストクへ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]

2017年2月末から3月1日まで日本海で各種戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは海上戦闘訓練を実施した]

2017年3月9日に再び出航して日本海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で砲撃訓練を行なった]

2017年3月18日には親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と一緒に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]

2017年3月28日にも「ワリャーグ」と一緒に出航し、各種防空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

2017年6月25日には他の太平洋艦隊の水上艦と共に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、、7月3日に対空防衛演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊主力水上部隊は対空戦闘演習を行なった]

2017年7月4日には超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイとロケット艇2隻は超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]

2017年7月5日に再び宗谷海峡を通過して日本海へ入り、その後、ウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水上艦16隻はラ・ペルーズ海峡を通過して日本海へ入った]

その後の動向は明らかにされていませんが、ウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』でオーバーホールが行なわれていたようです。
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2018年6月4日、「ブイストルイ」は出航し、ウラジオストク南方のジェルトゥヒナ島で地上砲撃訓練を実施しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは地上目標へ130mm連装砲を発射した]

それから2週間後の6月19日、「ブイストルイ」は、基地掃海艇の支援下でウラジオストクを出航し、対空防衛などの演習を実施しました。

ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第165水上艦旅団第2親衛ロケット艇大隊に所属するロケット艇R-29(2003年9月24日就役)とR-261(1988年12月31日就役)も、「ブイストルイ」と行動を共にしました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは地上目標へ130mm連装砲を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年6月4日7時50分配信
【太平洋艦隊の艦は日本海で砲射撃を実施した】

本日、錬成任務K-2(海上における単艦での意図された行動)の海上要素への移行の枠組みにおいて、太平洋艦隊の艦は砲射撃を実施した。

ジェルトゥヒナ島地域の戦闘訓練射爆場で、駆逐艦「ブイストルイ」は、起伏のある場所で擬装あるいは隠蔽された非視認目標を制圧する砲射撃を2度実施し、仮想敵の防御火点及び戦闘車両を模した標的は破壊された。

別の練習射爆場では、大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」が演習中に単艦での組織的対空防衛の為、模擬空中目標への一連の砲射撃を実施した。
更に大型揚陸艦の砲手は、仮想敵の水上戦闘艦を表す曳航盾を艦砲で成功裏に撃破した。

もう1つの演習のエピソードは、浮遊機雷の破壊だった。
この目的の為、更に艦砲が使用された。

(太平洋)艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦は、海上での任務遂行を続ける。



今や太平洋艦隊で唯一稼働状態に在るプロジェクト956駆逐艦となった「ブイストルイ」(1989年10月28日就役)は、2015年8月下旬に日本海で実施されたロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
2016年1月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

その後、2016年6月20日に宗谷海峡を東進し、7月10日に同海峡を西進しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡通過(2016年6月20日)]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇は宗谷海峡を西進した]

2016年10月15日にウラジオストクを出航してインドネシアへ行き、その後、11月21日までにウラジオストクへ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]

2017年2月末から3月1日まで日本海で各種戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは海上戦闘訓練を実施した]

2017年3月9日に再び出航して日本海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で砲撃訓練を行なった]

2017年3月18日には親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と一緒に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]

2017年3月28日にも「ワリャーグ」と一緒に出航し、各種防空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

2017年6月25日には他の太平洋艦隊の水上艦と共に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、、7月3日に対空防衛演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊主力水上部隊は対空戦闘演習を行なった]

2017年7月4日には超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイとロケット艇2隻は超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]

2017年7月5日に再び宗谷海峡を通過して日本海へ入り、その後、ウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水上艦16隻はラ・ペルーズ海峡を通過して日本海へ入った]

その後の動向は明らかにされていませんが、ウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』でオーバーホールが行なわれていたようです。
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そして2018年6月4日、「ブイストルイ」は出航し、ウラジオストク南方のジェルトゥヒナ島で地上砲撃訓練を実施しました。
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さる5月28日には、北方艦隊の同型艦「アドミラル・ウシャコーフ」も地上目標への砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは地上目標へ130mm連装砲を発射した]


この他、大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」(1974年7月30日就役)も砲撃訓練を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは地上目標へ130mm連装砲を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年5月28日13時45分配信
【駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は沿岸目標攻撃へ取り組んだ】

バレンツ海で戦闘演習任務を遂行している北方艦隊駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」の乗組員は、沿岸目標への砲射撃を実施した。

演習には、汎用口径砲~艦首及び艦尾のAK-130砲の砲術班が関わった。
砲手は、沿岸から10km以上離れた非視認目標への攻撃へ取り組んだ。

計画性を有する戦闘訓練は、水上艦の海上における自身の意図された基礎行動を準備する錬成任務への移行の枠組みで実行された。

以前、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、小型対潜艦「ユンガ」、「スネシュノゴルスク」と共に北方艦隊艦船グループを構成して対空防衛の複合戦闘演習任務を遂行し、その中で高射ミサイル複合体班は、仮想敵の空中攻撃手段からの攻撃を撃退し、対艦有翼ミサイルを模した高速目標を追尾し、攻撃する訓練を実行した。



[ソブレメンヌイ級17番艦アドミラル・ウシャコーフ(旧ベッストラーシヌイ) ]

ロシア海軍向けのプロジェクト956駆逐艦の最終艦(17番艦)であり、今や北方艦隊で唯一のプロジェクト956となった「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役、2004年6月29日までは「ベッストラーシヌイ」)は、2004年以来、遠距離航海には参加していませんが、時々バレンツ海へ出て演習を行なっています。

2015年7月初頭にもバレンツ海で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で砲撃演習を行なう]

2016年6月8日からバレンツ海で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

2016年8月15日にも砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦と大型対潜艦はバレンツ海で砲撃訓練を行なった]


2017年8月24日、「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海130mm砲による対空射撃及び機雷掃討訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で130mm砲の射撃訓練を行なった]

2017年8月26日には沿岸目標への対地砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは対地砲撃訓練を実施した]

2017年9月14日から始まった北方艦隊の演習にも参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

9月15日には、北方艦隊艦上戦闘機Su-33「敵役」となり、Su-33の航空攻撃を撃退する演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で艦上戦闘機Su-33の攻撃を撃退した]

9月18日、「ピョートル・ヴェリキー」と共にルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはルイバチー半島付近で130mm砲の砲撃訓練を行なった]

9月19日にはバレンツ海の海上標的へ対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の水上艦と原子力潜水艦はバレンツ海で超音速対艦ミサイルを発射した]

9月20日には高射ミサイル及び艦砲によりミサイル標的を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で対艦ミサイルを撃墜した]


北方艦隊の水上艦部隊は2018年4月にバレンツ海で演習を実施しましたが、この時には「アドミラル・ウシャコーフ」は参加しませんでした。

2018年5月26日、「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海へ出航し、AK-130 130mm連装砲による対空砲撃及び機雷掃討訓練などを実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で130mm連装砲を発射した]

5月28日にはバレンツ海の沿岸目標へ2基のAK-130 130mm連装砲(合計4門)を発射しました。

プロジェクト956駆逐艦は、元々は130mm連装砲2基(計4門)を主兵装とする対地攻撃用駆逐艦として計画されたものですから、これが当初の計画通りの使い方と言えるでしょう。

ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で130mm連装砲を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年5月26日14時46分配信
【駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」はバレンツ海で計画射撃を実施した】

北方艦隊駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」の乗組員は、バレンツ海の射爆場で空中目標への砲射撃を実施した。
艦の対空防衛演習は、艦隊の春季演習期間の戦闘訓練計画活動の枠組みで実施された。

演習には、汎用口径砲~艦首及び艦尾のAK-130砲の砲術班が関わった。
彼らは、模擬空中目標への射撃を成功裏に実施した。
戦闘訓練実施中に、様々な方式の砲撃訓練~自動及び手動モードへ取り組んだ。
更に艦の乗組員は、浮遊機雷模型への複合射撃を実施した。
射撃を終えた後、駆逐艦は、バレンツ海で錬成戦闘訓練任務の遂行を続ける。

駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」の出航に先立ち、基地で艦の乗組員は、あらゆる準備を行なった。
北方艦隊船員は、艦の抜錨、戦闘及び航海の為の準備活動へ取り組み、停泊条件での対空防衛、ダメージコントロール活動を実施し、化学、生物、放射線汚染という想定下での行動、更には、無防備の泊地での対水中工作防衛を実施した。

今週、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの学生の年次実地取り組みの枠組みで実施される演習へ関与する。



[ソブレメンヌイ級17番艦アドミラル・ウシャコーフ(旧ベッストラーシヌイ) ]

今や北方艦隊で唯一のプロジェクト956駆逐艦となった「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)は、2004年以来、遠距離航海には参加していませんが、時々バレンツ海へ出て演習を行なっています。

2015年7月初頭にもバレンツ海で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で砲撃演習を行なう]

2016年6月8日からバレンツ海で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

2016年8月15日にも砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦と大型対潜艦はバレンツ海で砲撃訓練を行なった]


2017年8月24日、「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海130mm砲による対空射撃及び機雷掃討訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で130mm砲の射撃訓練を行なった]

2017年8月26日には沿岸目標への対地砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは対地砲撃訓練を実施した]

2017年9月14日から始まった北方艦隊の演習にも参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

9月15日には、北方艦隊艦上戦闘機Su-33「敵役」となり、Su-33の航空攻撃を撃退する演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で艦上戦闘機Su-33の攻撃を撃退した]

9月18日、「ピョートル・ヴェリキー」と共にルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはルイバチー半島付近で130mm砲の砲撃訓練を行なった]

9月19日にはバレンツ海の海上標的へ対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の水上艦と原子力潜水艦はバレンツ海で超音速対艦ミサイルを発射した]

9月20日には高射ミサイル及び艦砲によりミサイル標的を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で対艦ミサイルを撃墜した]


北方艦隊の水上艦部隊は2018年4月にバレンツ海で演習を実施しましたが、この時には「アドミラル・ウシャコーフ」は参加しませんでした。

そして2018年5月26日、「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海へ出航し、AK-130 130mm連装砲による対空砲撃及び機雷掃討訓練などを実施しました。
記事中では触れられていませんが、機雷への射撃は「複合射撃」と記されているので、AK-630 30mmガトリング砲も使われたようです。

ロシア海軍バルト艦隊の駆逐艦ベスパコーイヌイはクロンシュタットで記念艦として展示される



『タス通信』より
2018年5月13日12時15分配信
【駆逐艦「ベスパコーイヌイ」は『愛国者』公園へ加わる為にクロンシュタットへ再配備される】
カリーニングラード、5月13日/タス通信

バルト艦隊海洋曳船は、駆逐艦「ベスパコーイヌイ」カリーニングラード州バルト艦隊主要基地バルチースクからクロンシュタットへ連れて行き、その後、同艦は『愛国者』公園の海上支所の水上展示物となる。
日曜日、同艦隊の公式代理人ローマン・マルトフは報道陣へ伝えた。

「海洋曳船アナトーリー・プチツィンとMB-119は、駆逐艦ベスパコーイヌイのバルチースクから永久停泊場所クロンシュタットへの曳航操作を、スケジュールよりも早く完了しました」
彼は話した。

マルトフは、曳航指揮官アンドレイ・クズネツォフ1等海佐率いる艦船グループが、基地間移動の枠組みにおいてバルチースクからクロンシュタットまでの約800海里を3日で走破した事を説明した。

以前に伝えられたように、沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団へ加入』)と乗組員は、著名なロシア駆逐艦を博物館化し、『愛国者』公園へ移動させるための準備を行なった。
「ベスパコーイヌイ」の船体からスクリュー軸が取り外され、艦が常時乗組員により整備される事無く水上へ滞在出来るようにする為、船体自体は水密化及び塗装された。

駆逐艦「ベスパコーイヌイ」は1988年に『A.A.ジダーノフ記念第190工場』(現『北方造船所』、サンクトペテルブルク)で起工され、1990年に艦は進水し、1992年2月11日にバルト艦隊へ加入した。
艦隊の戦闘編制への在籍時、様々な種類の戦闘訓練において、何度もバルト艦隊の連合部隊、更には全海軍で最良と認められた。
駆逐艦「ベスパコーイヌイ」ロシア海軍の様々な訪問記録を作った:その乗組員は、1994年のブリテン女王サンクトペテルブルクへの訪問を保障し、ロシア大統領から表彰状を授与された。
何度も国際海軍演習へ参加し、多くの外国を訪問した。

プロジェクト956「サルイチ」駆逐艦『北方計画設計局』により開発された。
最大長は156.5メートル、幅17.2メートル、速力32ノット、満載排水量は、ほぼ8000トン、自立航行期間は30日。
艦は、砲、対艦有翼ミサイル発射装置、反応爆雷装置、高射ミサイル複合体「シチーリ」、魚雷発射管で武装している。
駆逐艦は艦上にヘリコプターKa-27を搭載できる。



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[ソブレメンヌイ級15番艦ベスパコーイヌイ]

プロジェクト956駆逐艦の15番艦「ベスパコーイヌイ」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)『A.A.ジダーノフ記念工場』(現『北方造船所』)で1987年4月8日に起工され、1990年6月9日に進水し、1992年2月11日にロシア海軍へ納入され、同年2月29日に聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、正式に就役しました。

当初、「ベスパコーイヌイ」太平洋艦隊への配備が予定されていたのですが、1992年1月29日には黒海艦隊へ転属し、同年8月24日には更にバルト艦隊へ転属しました。

1995年、1996年、1997年には、3年連続でバルト海NATO諸国海軍合同演習『BALTOPS』ロシア海軍を代表して参加しました。
1995年6月にはデンマークポーランドを訪問しました。

1998年7月にはブリテン、ベルギー、ネーデルラントを訪問しました。

1999年5月にはスウェーデン、デンマーク、ドイツ、ポーランドを訪問し、NATO諸国海軍合同演習『BALTOPS-1999』へ参加しました。

2001年にはNATO諸国海軍合同演習『BALTOPS-2001』へ参加しました。

2004年6月末にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍兵器展示会『IMDS-2004』へ出展されました。
[ソブレメンヌイ級駆逐艦ベスパコーイヌイ・その1]
[ソブレメンヌイ級駆逐艦ベスパコーイヌイ・その2]
[ソブレメンヌイ級駆逐艦ベスパコーイヌイ・その3]
[ソブレメンヌイ級駆逐艦ベスパコーイヌイ・その4]

2000年代末以降は予備役となり、もはやバルチースクから出航する事も無くなりました。
[ロシア海軍駆逐艦「ベスパコーイヌイ」をブロガーが訪れた]

2016年9月にはカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ移動し、博物館として永久保存する為の船体等の修復が始まりました。

2018年春には改装工事を完了し、5月13日には永久展示場所となるクロンシュタットへ到着しました。
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今後、「ベスパコーイヌイ」は同地で記念艦として展示されます。

ロシア海軍バルト艦隊旗艦・戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」は就役25周年を迎えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦軍バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2018年3月31日11時13分配信
【バルト艦隊旗艦・戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」25周年】

バルチースク軍港で、戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」への海軍旗初掲揚の日から25年目に捧げる祝賀行事が開催された。

艦の誕生日に捧げる祝賀行事は、乗員の隊列による聖アンドレイ旗及び満艦飾の掲揚で始まった。
功績ある将兵を報奨する艦長の指示書が読み上げられた。

近い内に同艦の乗組員は、錬成任務K-2の要素へ取り組む為の出航を準備する。
バルト艦隊の海上射爆場で「ナストーイチヴイ」乗組員には、砲及びミサイル射撃の実施、対空防衛演習の実施、更には、対潜任務への取り組みが控えている。

戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」は、1993年にロシア海軍の戦闘編制へ加入し、それから数ヶ月を経て、同艦はロシア海軍の歴史上初めてキール運河の通行を行なった。

戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」は、再三に渡り、砲撃及び戦術訓練において海軍の最優秀賞を獲得した。
1996年及び1997年に同艦はロシア最良の水上艦と認定された。

1996年7月、同艦は国際海軍演習『バルトップス-96』へ参加した。
1997年2月~4月、同艦は遠距離航海を行ない、総計で20000海里を航行した。

戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」は、ケープタウン及びサイモンズタウンでの南アフリカ共和国海軍創設75周年祝賀行事へロシア海軍を代表して参加した。
バルト艦隊の戦闘編制に在る間、戦隊水雷艦は80000海里以上を航行し、海上に2年以上滞在した。



プロジェクト956A戦隊水雷艦「モスコフスキー・コムソモーレッツ」は、1988年4月7日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)『A.A.ジダーノフ記念工場』(現『北方造船所』)で起工され、1991年1月19日に進水しました。
1992年2月15日に「ナストーイチヴイ」と改名され、同年10月から11月までバルト海で洋上試験が行なわれました。
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1992年12月30日にロシア海軍へ納入され、翌1993年3月27日にロシア海軍旗初掲揚式典を開催し、正式に就役しました。
就役と同時にバルト艦隊旗艦に指定されました。

就役から3ヶ月弱の1993年6月16日にキール運河を通過し、6月19日から26日までドイツキール市を訪問し、同市で開催されていたイベント『キール週間』へ参加しました。
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1994年7月4日から24日までフランスルーアン及びル・アーヴルを訪問しました。

1995年4月30日から7月20日までドック修理を行ないました。

1996年6月23日にはロシア大統領ボリス・エリツィンが訪れました。
1996年6月6日から17日までバルト海で行なわれたNATO加盟国海軍演習『バルトップス-96』へ参加し、10月10日から13日までフランスシェルブールを訪問しました。

1997年2月17日に遠距離航海へ出発し、3月15日から18日までアラブ首長国連邦アブダビで開催された国際兵器展示会『IDEX-1997』へ参加しました。
4月2日から6日まで南アフリカ共和国サイモンズタウン及びケープタウンを訪問し、南アフリカ共和国海軍創設75周年記念式典へ参加し、ネルソン・マンデラ大統領の訪問を受け、4月30日にバルチースクへ帰投しました。

1998年6月8日から19日までバルト海で行なわれたNATO加盟国海軍演習『バルトップス-98』へ参加しました。

1999年5月にはカリーニングラード『ヤンターリ』造船所でドック修理を行ない、同年9月21日から11月18日までクロンシュタットへ滞在し、中国へ売却される事になった同型艦の乗組員の研修を行ないました。

2000年2月8日にはドイツ連邦海軍艦隊司令官ディルク・ホルテン中将の訪問を受けました。

2003年6月7日から23日までバルト海で行なわれたNATO加盟国海軍演習『バルトップス-2003』へ参加しました。

2005年6月6日から17日までバルト海で行なわれたNATO加盟国海軍演習『バルトップス-2005』へ参加しました。
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2008年7月には、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ポーランドを訪問しました。

2009年9月には実地戦略演習『ザーパド-2009』へ参加しました。
[実地戦略演習「ザーパド-2009」と「ラドガ-2009」(2009年9月)]

2011年7月31日にはロシア大統領ドミトリー・メドベージェフの訪問を受けました。
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2015年2月には海上教会が置かれました。

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そして2018年3月27日、戦隊水雷艦「ナストーイチヴイ」は就役25周年を迎えました。
更に付け加えると、バルト艦隊旗艦就任25周年でもあります。

最近は海上へ出る機会も少なくなった「ナストーイチヴイ」ですが、近い内に戦闘訓練の為、バルト海へ出航するようです。


[駆逐艦ソブレメンヌイ型]
[ソブレメンヌイ級全艦リスト]

プロジェクト956戦隊水雷艦(駆逐艦)は、1981年から1994年に掛けて17隻がソ連/ロシア海軍へ就役しましたが、現在、稼動状態に在る艦は3隻です。
(太平洋艦隊「ブイストルイ」北方艦隊「アドミラル・ウシャコーフ」バルト艦隊「ナストーイチヴイ」)
この3隻の内、最近に遠洋航海を行なっているのは「ブイストルイ」のみです。


稼動艦3隻以外にも、一応は海軍籍に在る艦が3隻(太平洋艦隊「ブールヌイ」、「ベズボヤズネンヌイ」バルト艦隊「ベスパコーイヌイ」)有りますが、「ベズボヤズネンヌイ」は2000年代初頭から予備役保管中、「ブールヌイ」はオーバーホールを中止して予備役編入、「ベスパコーイヌイ」カリーニングラード造船所で博物館へ改装中であり、何れの艦も現役に復帰して海へ出る可能性はゼロです。

同時期に建造された他のロシア海軍水上戦闘艦プロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦、プロジェクト1164ロケット巡洋艦、プロジェクト1155大型対潜艦は近代化改装を行ない、2020年代にも現役に留まりますが、プロジェクト956には近代化改装の計画は有りません。
[ロシア海軍は今後も巡洋艦を維持する]
[ロシア海軍のプロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ型)5隻は2022年までに近代化改装される]

現在、ロシア海軍の艦船の機関は、ガスタービンエンジンディーゼルエンジンが大半を占めており、燃料は双方とも軽油を使っています。

しかし、プロジェクト956駆逐艦と、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のみは蒸気タービンエンジンであり、燃料は重油を使っています。
つまり、これらの艦の為にだけ別途に重油を用意する必要が有ります。

実質的には正規空母である「アドミラル・クズネツォフ」は近代化改装を行なって2020年代にも現役に留まりますがプロジェクト956は近代化してまで使い続けるだけの価値は無いとロシア海軍は見ているようです。

もしもプロジェクト956駆逐艦ガスタービン推進艦であったのならば、このような扱いは受けず、近代化改装も行われていたかもしれません・・・

エーゲ海でシエラレオネの貨物船と衝突したロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ヤーマルは船体の修理を終えた

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年3月9日11時0分配信
【情報筋は揚陸艦「ヤーマル」の船体の水中部分の修理が完了したと述べた】
モスクワ、3月9日、インタファクス-AVN

エーゲ海で外国船と衝突後に損傷を受けた大型揚陸艦「ヤーマル」は、上部構造物の修理の為にケルチへ向かう。
『インタファクス』は情報筋より伝えられた。

「ヤーマルはセヴァストーポリ海洋工場(セヴァストーポリ)を去りました。
船体の水中部分の修理は成功裏に完了しました」
彼は話した。

情報提供者によると、ケルチ工場『ザリフ』は、大型揚陸艦の上部構造物を修復する。

黒海艦隊によると、昨年12月30日、エーゲ海カルパトス海峡を通過中のばら積み貨物船「オルカ-2」(シエラレオネ船籍)と大型揚陸艦「ヤーマル」の衝突が発生した。

黒海艦隊広報サービスが以前に『インタファクス』へ伝えた所によれば、「ヤーマル」地中海からセヴァストーポリへ向かっていた。
衝突の結果、何ら負傷者は居ない。
艦は移動のままであり、指定地点への移動を続けた。

伝えられる所によれば、「ヤーマル」は昨年12月23日に黒海海峡を通過してシリアへ進み、2017年11月にも同国へ貨物を運んだ。



ロシア黒海艦隊プロジェクト775大型揚陸艦「ヤーマル」(1988年12月30日就役)は、この数年間は黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に就いています。
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2017年には、計11回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

・1月29日にボスポラス海峡を南下、2月18日に北上
・3月2日にボスポラス海峡を南下、3月12日に北上
・3月25日にボスポラス海峡を南下、4月6日に北上
・4月11日にボスポラス海峡を南下、4月21日に北上
・4月28日にボスポラス海峡を南下、5月7日に北上
・5月12日にボスポラス海峡を南下、5月21日に北上
・8月25日にボスポラス海峡を南下、9月3日に北上
・9月15日にボスポラス海峡を南下、9月28日に北上
・10月11日にボスポラス海峡を南下、10月22日に北上
・11月5日にボスポラス海峡を南下、11月17日に北上

「ヤーマル」は2017年12月23日にボスポラス海峡を南下し、シリアへ向かいました。

シリアから戻る途中の2017年12月30日、エーゲ海シエラレオネ貨物船「オルカ2」と衝突しました。

「ヤーマル」は2018年1月1日にボスポラス海峡を北上し、その後、セヴァストーポリへ帰港しました。

貨物船との衝突により、「ヤーマル」は上部構造物を破損し、船体にも損傷を受けた為、まずセヴァストーポリ艦船修理工場『セヴァストーポリ海洋工場』で船体の修理を行ないました。
[エーゲ海でシエラレオネの貨物船と衝突したロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ヤーマルの修理が始まる]
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「ヤーマル」の船体の修理は2018年3月初頭に完了し、今後はケルチへ回航され、同地の『ザリフ』造船所で上部構造物の復旧が行なわれます。
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフと小型ロケット艦スメルチは近代化改装される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月5日1時57分配信
【軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は打撃ミサイル兵器で強化される】
モスクワ、3月5日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊プロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は修理及び近代化を実施しており、打撃ミサイル兵器で強化される。
太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は語った。

「我々は、年齢が20~30年になる艦の運用を断念してはおりません。
これらの艦は、近代化の余地を持っております。
疑いも無く、このような艦は、沿海地方多種戦力小艦隊に所属しているプロジェクト1155大型対潜艦であります。
現時点で、これらの最初の1隻~大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの修理及び近代化の作業が進められています。
その中で、同艦は打撃ミサイル兵器で強化されます」
アヴァキャンツ
は、ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、こう話した。
これは月曜日にサイトで公開された。

彼は、現在、プロジェクト1234小型ロケット艦「スメルチ」の近代化作業へ入る段階を完了している付け加えた。
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「対艦有翼ミサイル"マラヒート"の有る場所は、より現代的なミサイル"ウラン"へと譲られます」
提督は説明した。


ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』より
2018年3月5日0時2分配信
【セルゲイ・アヴァキャンツ大将:それが戦闘準備態勢に関連しているのならば、我々にとって2流の課題では無い】
ロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将へのインタビュー記事。



太平洋艦隊プロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』で近代化改装工事が行なわれています。
2018年2月16日には火災事故を起こしています。
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[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

今回、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ提督は、「マルシャル・シャーポシニコフ」が近代化改装により打撃ミサイル兵器で強化されると言っていますが、これは対艦ミサイル「ウラン」を指しているようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]


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この他にアヴァキャンツ提督は、太平洋艦隊プロジェクト1234小型ロケット艦「スメルチ」(1984年3月4日就役)も近代化改装されると発言しています。
同艦も近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍のプロジェクト12341小型ロケット艦(ナヌチュカ級)は近代化改装される]

ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月16日8時47分配信
【ウラジオストクでの軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の火災は(機関)室の機器の取り外しの際に発生した】
モスクワ、2月16日、インタファクス-AVN

太平洋艦隊軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」への引火は、機関室への重要な機器の1つの設置の際の溶接作業時に引き起こされた。
金曜日、『インタファクス』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

太平洋艦隊大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は2015年から修理されている。
それは、艦船修理工場『ダーリザヴォート』(ウラジオストク)で進行中である。

「溶接作業時に木製の足場が燃え出しました。
火気作業の実施は、基礎設備の下で準備されました。
機関室への設置の際に引火しましたが、そこは空であり、機器は取り外されていました」

彼は話した。

情報提供者によると、他の設置された火気には燃え移っていない。

金曜日の以前、太平洋艦隊広報サービス部長ニコライ・ヴォスクレセンスキーは、火災は消し止められ、被害者は居ないと発表した。
火災により、設備は著しい損害を被っていない。

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、遠距離航海において、インド洋での船舶航行の安全を保障する作戦へ一度ならず参加している。
2010年5月、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」乗組員は、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」の解放作戦を実施した。

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年に沿バルト造船工場『ヤンターリ』で起工された。
1986年2月に太平洋艦隊の戦闘編制へ加入した。

修理後、同艦は、新たなミサイル及び砲兵装、更には現代的な電波電子戦闘システムと通信システムの取得が見込まれている。



プロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年5月25日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工され、1984年12月27日に進水し、1985年12月30日にソ連海軍へ納入されました。
1986年2月2日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。


「マルシャル・シャーポシニコフ」は、これまでに3度に渡りアデン湾海賊対処任務へ就いており、1度目は2010年2月25日に出港しています。
アデン湾到着後の5月6日には、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」を解放しました。
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【ソマリア海賊:露タンカー乗っ取り 翌日に解放】
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『ロシア通信社ノーボスチ』情報グラフィックより。
2012年5月7日配信
【乗っ取られたタンカー「モスクワ大学」の突入解放作戦】

この時のロシア海軍海賊対処部隊指揮官は、第44対潜艦旅団司令官イリダル・アフメロフ1等海佐でした。
[ソマリア海賊対処部隊指揮官イリダル・アフメロフの華麗な戦歴]

タンカー「モスクワ大学」を乗っ取ろうとしたソマリア海賊は1名が射殺され、10名が拘束されました。
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しかし、拘束された10名も、ボートに乗せられて海上へ放逐され、その後、死亡しました。
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結果的に、「モスクワ大学」を襲撃したソマリア海賊は、11名全てが死亡しました。
[アデン湾における大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの活躍を描いた映画が撮影される]


2012年11月2日から2013年4月21日まで遠距離航海を行ない、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア太平洋艦隊アデン湾派遣部隊はウラジオストクへ戻った]

2014年3月中旬から7月初頭までインド洋への遠距離航海を行ない、この間に3度目のアデン湾海賊対処任務を遂行しました。
[ロシア太平洋艦隊インド洋遠征(2014年3月-7月)]


2015年10月26日に宗谷海峡を東進し、11月16日に同海峡を西進したのを最後に、洋上での活動は見られなくなりました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年10月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年11月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』で近代化改装工事が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]

6隻のプロジェクト1155大型対潜艦が、2022年までに近代化改装を行ないます。
[ロシア海軍のプロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ型)5隻は2022年までに近代化改装される]


現地時間2018年2月16日10時4分(モスクワ時間で3時4分)、『ダーリザヴォート』で修理中の「マルシャル・シャーポシニコフ」で火災が発生しました。
『タス通信』より
2018年2月16日4時29分配信
【ウラジオストク港で太平洋艦隊の大型対潜艦が燃え出した】
現地時間10時10分には11台の消防車と約50名の消防隊員が現場に到着し、消火作業が始まりました。
10時30分には艦に乗っていた106名が避難しました。

モスクワ時間で6時頃までに火災は鎮火しました。
『タス通信』より
2018年2月16日6時6分配信
【ウラジオストクにおける太平洋艦隊の軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の火災は消し止められた】

火災の原因は、溶接作業中に木製の足場へ引火した事によるもののようです。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を完了する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月14日16時21分配信
【警備艦「ネウストラシムイ」の修理は2019年に完了する】

プロジェクト11540警備艦「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード造船工場『ヤンターリ』での修理後、2019年初頭に海軍へ引き渡される。
『Mil.Press FlotProm』は、海軍の消息筋より伝えられた。


彼は、2月14日・水曜日に発生した同艦の火災が、海軍への引き渡し時期に如何なる影響を及ぼしたのかについては明らかにしなかった。

「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード造船工場『ヤンターリ』で2014年から修理されている。
それは、2016年末の復帰が計画されていたが、問題点の洗い出しにより、大量の追加作業が必要となった為、警備艦の引き渡しは2017年11月に延期された。

『Mil.Press FlotProm』の海軍の情報提供者によれば、警備艦の船体及び船体構造は既に修復されており、動力装置の作業の完了が残されている。
それ(動力装置の作業)は『メタリスト-サマーラ』が実行している。
同社の技術ディレクター、アレクサンドル・カルプヒンによると、工場は、合意に正確に沿って同艦のガスタービンエンジンの作業を遂行している。

同プロジェクトの警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」の元乗組員の1人によると、このタイプの艦は、充分に信頼できる。
同時に、ウクライナ製ガスタービンの輸入代替問題及びニコラエフ企業『ゾーリャ機械設計』との契約破棄が故の困難さが確定した。
工場製造者によるガスタービンエンジンの技術的サービスに伴って行なわれている事について言えば、対談した士官は報道紙へ、仕上げは公文書に対応していると付け加えた。

2月14日、『Mil.Press FlotProm』は、工場『ヤンターリ』での警備艦の明確な修理完了時期に関し、同社広報サービスから対する質問への答えを得られなかった。

「ネウストラシムイ」は、プロジェクト11540警備艦のトップであり、1993年に『ヤンターリ』で建造された。
それは、敵潜水艦の捜索、探知、追尾及び破壊、海上における戦闘艦及び船舶の対艦及び対潜防衛の為、海上および基地で水中及び水上目標へ打撃を与え、陸軍の戦闘行動の支援、上陸支援、更には、海上揚陸部隊のカバーの為に意図されている。
バルト艦隊に加入している。



プロジェクト11540警備艦「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で1987年3月25日に起工され、1988年5月25日に進水し、1990年12月28日にソ連海軍へ納入されました。
1991年3月14日にバルト艦隊へ編入されましたが、正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催されたのは、ソ連邦解体後の1993年1月24日でした。

就役前の「ネウストラシムイ」(1991年11月)
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就役後、1994年、2002年、2004年、2006年、2007年にNATO海軍との合同演習『BALTOPS』へ参加しました。

2004年8月~9月には、初の地中海遠征を行ない、この間にフランス、スペイン、ポルトガルを訪問しました。

警備艦「ネウストラシムイ」は、2008年秋にロシア海軍で最初のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第1次ソマリア遠征]

2008年のアデン湾海賊対処任務の際に「ネウストラシムイ」が捕獲したソマリア海賊のボート
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そして2010年初頭、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第6次ソマリア遠征]

2010年2月5日にはソマリア海賊7名を拘留しました。
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊拘留]
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊を拘留(RIAノーボスチ)]

2012年7月から9月に掛けて北方艦隊大型揚陸艦と共に地中海へ派遣されました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

その後、オーバーホールが行なわれました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は長期航海の為に修理を実施する]

「ネウストラシムイ」は、2013年3月下旬にバルチースクを出港、3度目の海賊対処任務の為にアデン湾へ向かい、10月17日に帰投しました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は3度アデン湾から帰ってきた]

その後はカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、修理および部分的な近代化改装が行なわれています。
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ガスタービン機関は、サマーラ工場で修理されています。
[ロシア海軍のフリゲート"ネウストラシムイ"のガスタービン機関はサマーラで修理される]

当初、「ネウストラシムイ」は2015年末までに復帰する計画でしたが、2016年末、そして2017年11月と何度も延期される事になりました。
[ロシア海軍のフリゲート「ネウストラシムイ」は2015年に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2016年末に復帰する]
[近代化改装されるロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2017年11月に復帰する]

そして2017年11月の復帰も実現せず、未だに『ヤンターリ』で修理中です。


モスクワ時間で2018年2月14日14時30分頃、『ヤンターリ』で修理中の「ネウストラシムイ」で火災が発生しました。
火災は同日6時31分に鎮火しました。
消火には54名の消防隊員と15両の消防車が参加し、負傷者は居ませんでした。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月14日20時54分配信
【緊急事態省:警備艦「ネウストラシムイ」の火災は2時間で消し止められた】

「ネウストラシムイ」の修理完了は、2019年初頭と、更に延期される事になりました。

なお、以前に『ヤンターリ』総取締役エドゥアルト・エフィモフ氏も、『インタファクス』のインタビューに対し、「ネウストラシムイ」は2019年には海軍へ復帰できると話しています。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
【沿バルト造船工場『ヤンターリ』総取締役:警備艦「ネウストラシムイ」は2019年に復帰できる】
このインタビューは火災発生前のものですから、どのみち、同艦の修理完了予定は2019年となっているようです。