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ロシア海軍北方艦隊の小型対潜艦「スネシュノゴルスク」はバレンツ海で対潜演習を実施した

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通信社『クラースナヤ・ヴェスナ』より
2022年12月6日19時0分配信
【対潜艦「スネシュノゴルスク」はバレンツ海で射撃を実施した】

北方艦隊コラ多種戦力艦隊小型対潜艦「スネシュノゴルスク」の乗組員は、バレンツ海の戦闘訓練射爆場で対潜射撃を実施した。
12月6日に艦隊広報サービスは発表した。

艦の乗組員は、噴射推進爆撃装置RBU-6000から模擬水中目標への実地爆撃を行なった。
これに加え、水中破壊工作部隊及び手段へ対処する為、固定式及び手動の擲弾筒からの実際の投擲及び射撃を含む複合措置へ取り組んだ。

以前の11月、バレンツ海小型対潜艦「スネシュノゴルスク」の乗組員は、潜水艦捜索の複合活動を行ない、そして更に対潜操艦及び水中物体の追跡へ取り組んだ。

小型対潜艦「スネシュノゴルスク」は、高射砲複合体AK-176M及びAK-630M噴射推進爆撃装置RBU-6000、533mm魚雷発射管で武装している事が想い起こされる。
艦は最新の水中音響複合体を持っている。
小型対潜艦「スネシュノゴルスク」は、沿岸及び近海ゾーンで潜水艦を捜索、追跡し、破壊する為に意図されている。



プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-59は、ロシア内陸部の『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で1990年11月20日に起工され、1993年5月22日に進水し、1994年11月17日にロシア海軍へ就役しました。

1999年8月17日付で「スネシュノゴルスク」と命名されました。

2003年には白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ移転しました。

その後、ポリャールヌイ第7水域保護艦旅団第270親衛小型対潜艦大隊へ転属し、現在に至っています。
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1124シリーズは、原型の1124が1970年~1985年に38隻、改型の1124Mが1982年~1995年に31隻就役しました。

現在、ロシア海軍で現役に留まっているのは、1124が2隻(「ホルムスク」「アレクサンドロヴェツ」)、1124Mが18隻です。

プロジェクト1124(アレクサンドロヴェツ)
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プロジェクト1124M(スーズダレツ)
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[北方艦隊]
・第270親衛小型対潜艦大隊(ポリャールヌイ)
小型対潜艦「ブレスト」、「ユンガ」、「モンチェゴルスク」、「スネシュノゴルスク」

・第43独立水域保護艦大隊(セヴェロドヴィンスク・白海海軍基地)
小型対潜艦「ナリヤン-マル」、「オネガ」

[太平洋艦隊]
・第11水域保護艦大隊(ウラジオストク・ウリス湾)
小型対潜艦MPK-221、「コレーエツ」、「メチェーリ」、「ウスチ-イリムスク」

・第117水域保護艦大隊(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)
小型対潜艦「ホルムスク」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」、MPK-107、MPK-82

[黒海艦隊]
・第400対潜艦大隊(セヴァストーポリ)
小型対潜艦「アレクサンドロヴェツ」、「ムーロメツ」、「スーズダレツ」

・第181対潜艦大隊(ノヴォロシースク)
小型対潜艦「ポヴォリノ」、「エイスク」、「カシモフ」


なお、バルト艦隊にはプロジェクト1124/1124Mは1隻も居ませんが、その代わりに旧東ドイツで建造されたプロジェクト1331M小型対潜艦が6隻在籍しています。


これらの小型対潜艦の直接の後継となる新型艦は有りませんが、将来的に小型対潜艦の役割はプロジェクト20380コルベット20385コルベットが受け継ぐ事になるでしょう。
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは沿海地方で海軍歩兵部隊の乗船訓練を実施した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年11月9日9時31分配信
【沿海地方で大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」は車両及び海軍歩兵隊員の乗船へ取り組んだ】

太平洋艦隊の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」の乗組員は、艦への戦闘車両及び人員の組織的乗船の為の独立親衛海軍歩兵旅団の部隊との合同業務へ参加した。

11月9日・水曜日にロシア連邦国防省広報サービスが伝えたように、艦隊の戦闘訓練計画の枠組みにおける業務は、沿海地方の沿岸部隊射爆場の1つで行なわれた。

訓練中、艦へ戦闘車両を積載し、それを配置、固定する将兵の実地技量の向上に主な注意が払われた。

艦の積載甲板での訓練中、約70名の将兵が乗船し、そして更に装甲輸送車BTR-82A及び歩兵戦闘車BMP-3を含む10両の戦闘車両が配置された。

「アドミラル・ネヴェリスコイ」プロジェクト775大型揚陸艦であり、1982年から勤務に就いている。
このタイプの大型揚陸艦強化戦車中隊:12両の戦車や、歩兵戦闘車或いは装甲輸送車17両、そして更に250名の揚陸隊員の乗船が可能である。
自立航行期間は6ヶ月間。



プロジェクト775大型揚陸艦の第2グループの4番艦(775シリーズ通算16番艦)BDK-98ポーランドグダニスク造船所で建造され、1982年9月28日にソ連海軍へ納入されました。

1983年7月1日にバルチースクを出航し、1984年1月31日にウラジオストクへ到着し、太平洋艦隊へ配備されました。
この間、イエメン、エチオピア、モザンビーク、セーシェル諸島、ベトナム(カムラン)を訪問しました。

1989年10月4日から11月9日までインド洋で行動し、イエメンエチオピアを訪れました。

1990年1月から7月までエチオピアへ派遣されました。

2004年に上陸演習を行なうBDK-98
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2007年7月初頭にアメリカ海軍駆逐艦「カーチス・ウィルバー」ウラジオストクを訪問した際のホストシップを務めました。
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2011年7月24日付で「アドミラル・ネヴェリスコイ」と命名されました。

2012年8月下旬~9月上旬には『追憶の航海』(第2次大戦に従軍した退役将兵を乗せ、サハリンクリル諸島を巡る)へ参加しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船は「追憶の航海」を行なう]

2013年3月から12月まで地中海への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~12月)]

2014年5月下旬には東シナ海で実施されたロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

帰港後、ウラジオストクの艦船修理工場で修理が行なわれ、2015年2月に復帰しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは2015年2月に修理を終えて復帰する]

2015年7月下旬にはハバロフスク地方ワニノ港サハリン島ホルムスク港の間の貨客輸送任務に従事しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイはワニノ-ホルムスク間の貨客輸送を終えた]

2015年9月2日にサハリン南部のコルサコフ港で行なわれた第2次世界大戦終結70周年記念観艦式へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はサハリン南部で第2次世界大戦終結70周年記念観艦式を挙行する]

2016年5月~6月にクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)の調査を全て完了した]

2018年9月にはロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

2020年6月上旬には他の大型揚陸艦3隻と共にチュクチ半島(ベーリング海)へ派遣され、演習へ参加しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦4隻はチュクチで上陸演習を行なった]

その後もプロヴィデニヤ湾地域に留まり、演習を続けました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦と海軍歩兵部隊はチュクチで演習を続けている]

2020年8月のベーリング海でのロシア海軍演習『大洋の盾-2020』にも参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵はチュクチで上陸演習を行なった]

演習が終わった後も引き続き洋上に留まり、11月12日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦4隻は5ヶ月間の航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

2021年4月初頭、同型艦「ペレスヴェート」、「オスリャービャ」と共にカムチャツカへ移動し、クラスノダール-ハバロフスク2度赤旗授与・第40独立海軍歩兵旅団の上陸演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊はカムチャツカで上陸演習を行なった]

2021年6月中旬に同型艦「ペレスヴェート」と共にカムチャツカ半島へ派遣され、揚陸演習を行ないました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイとペレスヴェートはカムチャツカ沿岸で装甲兵員輸送車BTR-82Aの積載訓練を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイとペレスヴェートはカムチャツカ沿岸で海軍歩兵部隊の上陸訓練を実施した]

2021年11月初頭にオホーツク海へ入り、砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年11月2日12時45分配信
【太平洋艦隊の大型揚陸艦はオホーツク海で砲射撃を実施した】

2021年12月下旬、同型艦「オスリャービャ」と共にオホーツク海で機雷掃討、対空防衛、対水中破壊工作防衛の戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦オスリャービャとアドミラル・ネヴェリスコイはオホーツク海で機雷掃討訓練を行なった]

2022年1月下旬から始まったロシア海軍4艦隊同時演習の一環として、他の太平洋艦隊水上艦と共に2月7日にラペルザ海峡(宗谷海峡)を通過してオホーツク海へ入り、同海域で演習を行なった後、ウラジオストクへ帰投しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年2月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

他の大型揚陸艦3隻と共に3月8日頃にウラジオストクを出航し、3月9日に津軽海峡を通過して太平洋へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦4隻はオホーツク海で射撃演習を行なう為にサンガルスキー海峡(津軽海峡)を通過した]

3月15日、他の大型揚陸艦3隻と共に津軽海峡を西進し、日本海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊はウクライナへ派遣される]

11月9日には沿海地方海軍歩兵部隊第155独立親衛海軍歩兵旅団の積載訓練を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーはキルディン島からの廃金属の撤去を完了した

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『ロシアの海上の営み』より
2022年11月7日配信
【北方艦隊は北極圏のキルディン島からの廃金属の撤去を完了した】

北方艦隊の環境部隊の将兵は、バレンツ海キルディン島から全ての廃金属を撤去し、2022年には570トン以上の廃金属を回収した。
北方艦隊広報サービスの発表を『インテルファクス』は伝えた。
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2022年7月から10月末までに、570トン以上の廃金属から撤去された。
の領域では、2017年6月から金属ごみが清掃されている。

「北方艦隊ははキルディン島から合計964トン以上の廃金属を除去しました。
これらは、前世紀の90年代まで島に残されていた、軍用車両のシャーシ、車輪及びキャタピラーのトラック、スチール メタルの飛行場地域の鉄の金属片、ドラム缶、パイプ、ワイヤーです」

声明では、こう述べられた。

廃棄物は北方艦隊コラ多種戦力小艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」及び小型揚陸艇の乗組員によりから撤去された。

11月1日、セルゲイ ショイグ国防相は、この7年間で北極圏から29000トン以上の廃金属が撤去された事を発表した。



プロジェクト775大型揚陸艦の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。

2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)と命名されました。

2009年9月にバルト海へ派遣され、ロシア西部で行なわれたロシア連邦軍戦略演習『ザーパド-2009』へ参加しました。
[実地戦略演習「ザーパド-2009」と「ラドガ-2009」(2009年9月)]

2012年7月~9月に行なわれた3艦隊(北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)地中海遠征へ参加しました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

2014年11月下旬から2016年6月末まで地中海東部への遠距離航海を行ないました。
この間、黒海沿岸からシリアへの貨物輸送任務(シリア・エクスプレス)に就き、2015年5月中旬に地中海東部で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2015』へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは1年7ヶ月に及んだ長期航海を終えて帰港した]

2017年5月下旬には北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

2017年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2018年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
この時はオホーツク海まで進出し、ロシア連邦軍東方軍管区戦略演習『ヴォストーク-2018』にも参加しました。
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]

2019年7月22日にコラ湾海軍歩兵部隊水陸両用車の収容・発信訓練を行なう「アレクサンドル・オトラコフスキー」


2019年8月~9月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]

2020年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]


2021年3月下旬頃、同型艦「コンドポガ」と共に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った]

4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊南方軍管区の上陸演習へ参加しました。
[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]

演習が終わった後、セヴァストーポリへ入港し、当面の間は母港には戻らず、黒海に留まる事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に留まる]
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に居る]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、5月18日にボスポラス海峡を南下し、5月30日に同海峡を北上しています。
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おそらくは、「シリア・エクスプレス」でしょう。

その後も、度々セヴァストーポリから出航しています。

2021年6月9日


2021年6月29日
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7月6日、「コンドポガ」と共にセヴァストーポリから出航しました。
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7月7日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。


その後、地中海を西へ進み、7月19日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは地中海を去り、大西洋へ入った]

7月23日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過して北海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年7月23日17時15分配信
【北方艦隊の揚陸艦はラ・マンシュを通行した】

7月28日にノルウェー海を通過し、7月末にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーはノルウェー海を通過した]


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

2022年5月下旬には海軍歩兵部隊の車両の積載訓練を行ないました。
『PortNews』より
2022年5月22日12時52分配信
【北方艦隊北極グループの要員は海上揚陸の準備へ取り組んだ】

7月22日にはバレンツ海で洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーはバレンツ海で洋上訓練を行なう]

7月31日の『ロシア海軍の日』にはセヴェロモルスク沖で上陸作戦のデモンストレーションを行ないました。
『SeverPost』より
2022年7月19日20時25分配信
【北方艦隊は海軍の日にその能力を示す】
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2022年8月10日から10月10日まで北極圏への遠距離航海を行ないました。
[ロシア北方艦隊第11次北極遠征(2022年8月-10月)]

北極航海から戻った後、10月末までキルディン島からの金属ごみの搬出に従事しました。

北方艦隊揚陸艦は2017年6月以降、キルディン島からの金属ごみの搬出を行なっていましたが、今年で完了しました。

ロシア海軍バルト艦隊のエアクッション小型揚陸艦モルドヴィアはバルト海で海軍歩兵部隊の乗船と下船の訓練を実施した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年9月21日8時11分配信
【バルチースクで海軍歩兵隊員はエアクッション揚陸艦への乗船へ取り組んだ】

バルト艦隊海軍歩兵隊員とエアクッション揚陸艦「モルドヴィア」の乗組員は、バルチースク軍港で軍用車両及び特殊車両の乗船と下船に関する合同戦術特殊演習へ参加した。

ロシア連邦国防省広報サービスによると、揚陸-上陸手段の要員は、乗船(下船)ポイントとの組織的通信、主甲板へ車両を配置する為の実地行動、そして沿岸へ輸送した後の撤収の確立された基準へ取り組んだ。

更に演習の枠組みで、海軍歩兵部隊の将兵と艦の乗組員は、携帯高射ミサイル複合体「イグラ」「ストレラ」の要員が参加して乗船(下船)ポイントの対空防衛任務を遂行した。

演習には、バルト艦隊海軍歩兵隊員100名以上、約10両の軍用車両及び特殊車両が関わった。

「モルダヴィア」は、プロジェクト12322(コード名「ズーブル」)揚陸艦である。
全長557メートル、幅20メートル、排水量は535トンに達する。
それは高温ガスタービンエンジンを搭載する。
直径2.5 メートルのファン4基が艦へエアクッションを提供し、更に、可変迎え角を持つ直径5.5メートルのプロペラ3基で駆動する。
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艦は70ノットまでの速力を発揮する。

1隻の「ズーブル」は、150トンまでの戦車3両或いは海軍歩兵隊員を乗せた装甲兵員輸送車10両を海岸へ送り届けられる。
事実上、あらゆる無装備の海岸へ揚陸部隊を上陸させられる。



プロジェクト12322「ズーブル」小型エアクッション揚陸艦MDK-94は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)の『沿海造船工場』(現『造船商会アルマーズ』)で建造され、1991年10月15日にソ連海軍へ引き渡され、バルト艦隊へ配備されました。
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2001年3月12日に「モルドヴィア」と命名されました。


現在、ロシア海軍で現役に留まっているプロジェクト12322「ズーブル」は、「モルドヴィア」「エフゲニー・コチェシコフ」(770、1990年10月30日就役)の2隻のみであり、2隻ともバルト艦隊に所属しています。
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ロシア海軍バルト艦隊の小型対潜艦アレクシンとカバルディノ・バルカリヤはバルト海で対潜戦闘訓練を実施した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年9月20日17時48分配信
【小型対潜艦「アレクシン」と「カバルディノ・バルカリヤ」は仮想敵潜水艦を狩った】

小型対潜艦「アレクシン」と「カバルディノ・バルカリヤ」はバルト艦隊の海上射爆場で仮想敵潜水艦を捜索、探知、破壊する為の演習任務へ取り組んだ。
9月20日・火曜日、ロシア連邦国防省広報サービスは発表した。


軍当局によると、双務指揮参謀演習の枠組みで2隻の小型対潜艦の乗組員は成功裏に目標を分類し、対潜兵器の助力を得てそれを仮想破壊した。

訓練中、船員は噴射推進爆撃装置RBU-6000からの射撃を行ない、そして更に魚雷兵器の実地使用へ取り組んだ。

艦の乗組員は更に、対空防衛手段からの実地射撃を伴う様々な高度と方向からの空中攻撃を撃退する訓練を実施した。

「アレクシン」「カバルディノ・バルカリヤ」プロジェクト1331M小型対潜艦であり、1989年から勤務に就いている。
巡視勤務へ就き、水域を保護し、潜水艦との戦闘の為に意図されている。

プロジェクト1331M艦の排水量は935トン、船体の長さは75.2 メートル、幅9.78メートル。
24.5ノットまでの速力を発揮し、航続距離は2200海里。
乗組員80名。

艦は、76mmAK-176砲装置30mm砲AK-630噴射推進爆撃装置RBU-6000、533mm魚雷発射管、そして更に高射ミサイル複合体「ストレラ-3」及び「イグラ-1」で武装する。



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プロジェクト1331M小型対潜艦の10番艦MPK-224は旧東ドイツヴォルガスト市ペーネ造船所で1987年2月28日に起工され、1988年3月30日に進水、1989年4月21日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
2005年3月5日付で「アレクシン」と命名されました。

プロジェクト1331M小型対潜艦の11番艦MPK-227は旧東ドイツヴォルガスト市ペーネ造船所で1987年9月2日に起工され、1988年8月16日に進水、1989年6月29日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
2015年5月25日付で「カバルディノ・バルカリヤ」と命名されました。


現在は2隻とも第64水域保護艦旅団第264対潜艦大隊に所属し、バルチースク基地に駐留しています。


「アレクシン」(318)と「カバルディノ・バルカリヤ」(322)は、2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバルト海で行なわれた演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の小型対潜艦アレクシンとカバルディノ・バルカリヤはバルト海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

4月9日には他のバルト艦隊水上艦と共に砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍バルト艦隊の水上艦はバルト海で砲撃戦訓練を実施した]


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プロジェクト1331M小型対潜艦は1986年~1990年に掛けて合計12隻がソヴィエト連邦海軍へ就役しましたが、現在も現役に留まっているのは6隻です。

MPK-192(2011年1月28日から「ウレンゴイ」
1985年2月26日起工/1985年8月29日進水/1986年12月19日就役

MPK-205(1998年2月10日から「カザネツ」)
1985年1月4日起工/1985年12月28日進水/1986年4月28日就役

MPK-67
1985年3月28日起工/1986年4月19日進水/1987年6月30日就役
2005年6月22日除籍

MPK-99(2004年10月28日から「ゼレノドリスク」)
1985年6月25日起工/1986年8月12日進水/1987年12月28日就役

MPK-105
1985年12月30日起工/1986年11月20日進水/1988年3月16日就役
2014年除籍

MPK-213
1986年4月8日起工/1987年2月28日進水/1988年7月29日就役
2004年5月28日除籍

MPK-216
1986年6月22日起工/1987年6月25日進水/1988年9月30日就役
2005年6月22日除籍

MPK-219
1986年11月7日起工/1987年9月30日進水/1988年12月23日就役
2002年4月10日除籍

MPK-224(2005年3月5日から「アレクシン」)
1987年2月28日起工/1988年3月30日進水/1989年3月31日就役

MPK-227(2015年5月25日から「カバルディノ・バルカリヤ」)
1987年9月2日起工/1988年8月16日進水/1989年6月29日就役

MPK-228(1999年9月2日から「バシコルトスタン」)
1987年11月20日起工/1988年10月31日進水/1989年9月26日就役
2010年5月除籍

MPK-229(1996年4月19日から「カルムイキア」)
1988年2月23日起工/1989年1月30日進水/1990年4月6日就役

ロシア海軍太平洋艦隊の指揮艦マルシャル・クルイロフはピョートル大帝湾で艦載ヘリコプターKa-27の発着訓練を実施した

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『インテルファクス』極東ニュースより
2022年8月11日5時16分配信
【軍艦「マルシャル・クルイロフ」乗組員は遠海地方で艦上ヘリコプターの演習を実施した】
ウラジオストク、8月11日、インテルファクス-極東

沿海地方ピョートル大帝湾指揮艦「マルシャル・クルイロフ」乗組員は海上航空隊艦上ヘリコプターKa-27乗員の訓練を実施した。
木曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。

「乗員は指揮艦の甲板で数回の発艦及び着艦へ取り組み、その電波技術兵装、通信システム及び航空管制システムを点検する目的で上空飛行を行ないました」
声明では、こう述べられた。

訓練飛行の後、双方のヘリコプターは艦内へ留まった~乗員は指示された任務の海上での遂行を続ける。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」の艦上には2ヶ所のヘリコプター格納庫が有り、同時に2機のヘリコプターが駐留できる。
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プロジェクト1914複合測定艦の2番艦「マルシャル・クルイロフ」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)『アドミラルティ造船所』で1982年7月22日に起工され、1987年7月24日に進水し、1989年12月30日にソ連海軍へ納入されました。
1990年2月23日に海軍旗初掲揚式典が開催され、正式に就役しました。
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なお、1番艦「マルシャル・ニェジェーリン」は1977年11月19日に起工され、1981年10月30日に進水、1984年8月20日に就役し、太平洋艦隊へ配備されましたが、1998年5月30日に除籍されました。
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「マルシャル・クルイロフ」は1990年5月18日にサンクトペテルブルクから出航し、7月9日にカムチャツカ半島クラシェニーンニコフ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。20-0519c.jpg
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1991年8月15日に初めて弾道ミサイルを追尾しました。

1992年にはアメリカ西海岸シアトルを訪問しました。


1996年6月末にはクリル諸島シムシル島を訪れました。


その後はカムチャツカ半島を拠点として弾道ミサイルの追尾などに従事しました。


2004年4月には大陸間弾道ミサイル「トーポリ-M」の最大射程での発射試験のモニタリング、2011年8月には戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」からの弾道ミサイル「ブラヴァー」の最大射程での発射試験のモニタリングに従事しました。
[「全力全開」ブラヴァー発射試験(2010~2011年)]

2011年~2012年10月にウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で修理を行ない、一旦カムチャツカ半島へ戻りました。
[複合測定艦マルシャル・クルイロフは修理を終えて艦隊に復帰した]
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2014年9月8日の「マルシャル・クルイロフ」
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2014年10月17日に再びウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』へ到着し、近代化改装が始まりました。
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近代化改装が完了したのは2018年秋でした。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]

近代化改装完了後、「マルシャル・クルイロフ」沿海地方多種戦力小艦隊へ転属し、ウラジオストクへ配備されました。


2018年9月に実施されたロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加し、その中で行なわれた沿海地方での上陸演習では、上陸作戦の指揮統制艦として行動しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]

2019年8月末からオホーツク海で行なわれた太平洋艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船はオホーツク海での演習を終えて母港へ戻る]


2020年3月末から4月上旬までオホーツク海で行なわれた太平洋艦隊の戦術演習へ参加し、2020年5月初頭にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]

5月19日、「マルシャル・クルイロフ」ピョートル大帝湾へ出航し、艦載ヘリコプターKa-27PS(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)の発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフはピョートル大帝湾で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]

2020年8月15日に太平洋艦隊の他の水上艦と共にウラジオストクを出航し、オホーツク海、カムチャツカ半島およびチュクチ半島沖でのロシア海軍演習『大洋の盾-2020』へ参加し、9月16日に帰投しました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]

この間、8月24日にベーリング海北西部で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行ないました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフはベーリング海北西部で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]

2021年6月に太平洋中央部で実施されたロシア太平洋艦隊の大規模演習へ参加しました。
[ロシア太平洋艦隊のアジア-太平洋遠征と太平洋中央部演習(2021年5月-7月)]

2021年10月中旬に日本海で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2021』へ参加しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]

2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として日本海オホーツク海で演習を行なう為、2021年2月1日にウラジオストクから出航し、オホーツク海での演習を終えた後、3月14日に宗谷海峡を通過して日本海へ入り、その後、帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊の別動隊は宗谷海峡を通過して日本海へ入った]

3月28日に太平洋艦隊ロケット艇ピョートル大帝湾対艦ミサイル発射訓練を行ないましたが、この時の動画を見ると「マルシャル・クルイロフ」も一緒に出航していたようです。

[ロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇R-298とR-29はピョートル大帝湾の演習で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

3月31日には、ピョートル大帝湾太平洋艦隊水上艦、潜水艦、地上基地、対潜哨戒機Il-38Nとの通信や通信中継の訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフはピョートル大帝湾で通信訓練を実施した]

2022年5月20日にウラジオストクを出航し、5月末~6月上旬までオホーツク海太平洋で演習を行なった後、6月23日に帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)]
[2022年6月上旬の太平洋演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はウラジオストクへ帰投した]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』ウラジオストクの祝賀行事へ参加しました。
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8月11日にはピョートル大帝湾で2機の艦載ヘリコプターKa-27の発着艦訓練を行ないました。
いつもなら訓練終了後、ヘリコプターは駐留飛行場(沿海地方ニコラエフカ飛行場)へ戻るのですが、今回はそのまま「マルシャル・クルイロフ」に留まり、同艦と共に海上行動を続けます。

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーはバレンツ海で洋上訓練を行なう

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年7月22日9時21分配信
【大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」は演習の為にバレンツ海へ出航した】

大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、計画任務へ取り組む為、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクからバレンツ海へ出航した。
ロシア連邦国防省広報サービスが発表したように、沿岸及び海上の射爆場で大型揚陸艦の乗組員は全艦内システム、電波技術機器、通信システムの機能を点検する。


軍当局の代理人によると、更に、戦闘部門の当直士官及び航海士のバレンツ海の特定海域の航海における航法の特徴に関する知識の検査も計画されている。

揚陸艦船員は更に、無防備の泊地への投錨停泊時の対水中破壊工作防衛演習を行ない、実際に擲弾射撃を行なう。

広報サービスは、以前に大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」乗組員は、コラ湾で無防備の海岸への海上揚陸部隊の上陸を保障するサイクル訓練へ取り組んだと付け加えた。

「アレクサンドル・オトラコフスキー」プロジェクト775大型揚陸艦であり、1978年から勤務に就いている。
強化戦車大隊の乗船が可能である:12両の戦車或いは17両の歩兵戦闘車或いは装甲輸送車、そして更に250名の揚陸隊員。

プロジェクト775大型揚陸艦の自立航行期間は6ヶ月である。
兵装-2基の口径57mmAK-725連装砲装置、2基のA-215「グラード-M」噴射推進一斉射撃火力システム発射装置、4基の高射ミサイル複合体「ストレラ-3」発射装置と携帯高射ミサイル複合体「イグラ」
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プロジェクト775大型揚陸艦の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。

2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)と命名されました。

2009年9月にバルト海へ派遣され、ロシア西部で行なわれたロシア連邦軍戦略演習『ザーパド-2009』へ参加しました。
[実地戦略演習「ザーパド-2009」と「ラドガ-2009」(2009年9月)]

2012年7月~9月に行なわれた3艦隊(北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)地中海遠征へ参加しました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

2014年11月下旬から2016年6月末まで地中海東部への遠距離航海を行ないました。
この間、黒海沿岸からシリアへの貨物輸送任務(シリア・エクスプレス)に就き、2015年5月中旬に地中海東部で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2015』へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは1年7ヶ月に及んだ長期航海を終えて帰港した]

2017年5月下旬には北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

2017年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2018年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
この時はオホーツク海まで進出し、ロシア連邦軍東方軍管区戦略演習『ヴォストーク-2018』にも参加しました。
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]

2019年7月22日にコラ湾海軍歩兵部隊水陸両用車の収容・発信訓練を行なう「アレクサンドル・オトラコフスキー」


2019年8月~9月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]

2020年8月~10月に行なわれた北方艦隊北極遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]


2021年3月下旬頃、同型艦「コンドポガ」と共に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った]

4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊南方軍管区の上陸演習へ参加しました。
[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]

演習が終わった後、セヴァストーポリへ入港し、当面の間は母港には戻らず、黒海に留まる事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に留まる]
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に居る]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、5月18日にボスポラス海峡を南下し、5月30日に同海峡を北上しています。
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おそらくは、「シリア・エクスプレス」でしょう。

その後も、度々セヴァストーポリから出航しています。

2021年6月9日


2021年6月29日
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7月6日、「コンドポガ」と共にセヴァストーポリから出航しました。
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7月7日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。


その後、地中海を西へ進み、7月19日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは地中海を去り、大西洋へ入った]

7月23日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過して北海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年7月23日17時15分配信
【北方艦隊の揚陸艦はラ・マンシュを通行した】

7月28日にノルウェー海を通過し、7月末にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーはノルウェー海を通過した]


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

2022年5月下旬には海軍歩兵部隊の車両の積載訓練を行ないました。
『PortNews』より
2022年5月22日12時52分配信
【北方艦隊北極グループの要員は海上揚陸の準備へ取り組んだ】

7月22日にはバレンツ海で洋上訓練を行ないました。

「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、7月31日の『ロシア海軍の日』セヴェロモルスク沖で上陸作戦のデモンストレーションを行ないます。
『SeverPost』より
2022年7月19日20時25分配信
【北方艦隊は海軍の日にその能力を示す】

ロシア海軍北方艦隊の小型対潜艦ユンガとブレストはバレンツ海で対潜演習を実施した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年7月12日19時8分配信
【バレンツ海で北方艦隊の演習が始まった】
モスクワ、7月12日-ロシア通信社ノーボスチ

バレンツ海潜水艦と戦う為の戦術演習が始まった。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「北方艦隊の小型対潜艦ユンガとブレストは、捜索打撃艦グループを構成して戦闘訓練計画活動へ取り組む為、バレンツ海へ出航しました。
グループは、仮想低潜水艦を捜索、破壊する試験戦術演習の実行へ着手しました」

リリースではこう述べられた。

演習は数段階で行なわれ、それには更に対潜航空隊対空防衛部隊が参加する。

それに加えて船員は、捜索打撃艦グループの一員としての合同操艦の要素へ取り組み、緊急事態班の要員は、艦の航行中のダメージコントロールの訓練を行なう。

演習が終わると軍艦「ユンガ」「ブレスト」コラ小艦隊の主要基地~ポリャールヌイ市へ戻る。

プロジェクト「アリバトロース」小型対潜艦は、兵装として砲複合体AK-176M高射複合体AK-630M、噴射推進爆撃装置RBU-6000、魚雷、そして更に現代的な水中音響複合体を有する。
このクラスの艦は、水域の保護及び近海ゾーンで潜水艦と戦う為に意図されている。



プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-203は、『ゼレノドリスク造船工場』で1988年3月26日に起工され、1989年7月19日に進水し、1989年12月28日に海軍へ納入、1990年2月28日に海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役し、北方艦隊へ編入されました。
就役前の1990年2月8日に「ユンガ」と命名されました。
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2013年にはムルマンスク『第35艦船修理工場』でオーバーホールが行なわれました。


プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-194は、『ゼレノドリスク造船工場』で1987年5月11日に起工され、1988年7月30日に進水し、1988年9月27日に海軍へ納入、1988年11月9日に海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役し、北方艦隊へ編入されました。
1988年7月22日に「ブレストスキー・コムソモーレツ」と命名されましたが、1992年2月15日にはMPK-194へ戻され、2000年7月に「ブレスト」と命名されました。
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就役後はコラ半島原潜基地グレミハに駐留していましたが、同基地の廃止後はポリャールヌイ基地へ移転しました。

2016年にはムルマンスク『第35艦船修理工場』でオーバーホールが行なわれました。


1124シリーズは、原型の1124が1970年~1985年に38隻、改型の1124Mが1982年~1995年に31隻就役しました。

現在、ロシア海軍で現役に留まっているのは、1124が2隻(「ホルムスク」「アレクサンドロヴェツ」)、1124Mが18隻です。

プロジェクト1124(アレクサンドロヴェツ)
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プロジェクト1124M(スーズダレツ)
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[北方艦隊]
・第270親衛小型対潜艦大隊(ポリャールヌイ)
小型対潜艦「ブレスト」、「ユンガ」、「モンチェゴルスク」、「スネシュノゴルスク」

・第43独立水域保護艦大隊(セヴェロドヴィンスク・白海海軍基地)
小型対潜艦「ナリヤン-マル」、「オネガ」

[太平洋艦隊]
・第11水域保護艦大隊(ウラジオストク・ウリス湾)
小型対潜艦MPK-221、「コレーエツ」、「メチェーリ」、「ウスチ-イリムスク」

・第117水域保護艦大隊(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)
小型対潜艦「ホルムスク」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」、MPK-107、MPK-82

[黒海艦隊]
・第400対潜艦大隊(セヴァストーポリ)
小型対潜艦「アレクサンドロヴェツ」、「ムーロメツ」、「スーズダレツ」

・第181対潜艦大隊(ノヴォロシースク)
小型対潜艦「ポヴォリノ」、「エイスク」、「カシモフ」


なお、バルト艦隊にはプロジェクト1124/1124Mは1隻も居ませんが、その代わりに旧東ドイツで建造されたプロジェクト1331M小型対潜艦が6隻在籍しています。


これらの小型対潜艦の直接の後継となる新型艦は有りませんが、将来的に小型対潜艦の役割はプロジェクト20380コルベット20385コルベットが受け継ぐ事になるでしょう。

ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは就役20周年を迎えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2022年1月29日8時20分配信
【ノヴォロシースク海軍基地は海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」の(海軍)旗掲揚20周年を迎えた】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」艦上で、聖アンドレイ旗掲揚20周年及び艦の命名20周年に捧げられる行事が開催された。

艦の日は、乗組員が艦隊の一員として演習へ参加した海上への出航を終えた後に祝われた。

恒久駐留所へ到着した艦の乗組員の為に行事が開催され、演習中に顕著な働きを見せた将兵の表彰で終わった。

艦は2000年に進水し、その仕事の大部分をロシア及びソヴィエト海軍の歴史へ捧げた作家ワレンチン・サヴィチ・ピクリに因んで命名された。
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(海軍)旗掲揚式典は、ロモノソフ市(レニングラード州)で2002年1月26日に開催され、その後、艦は黒海艦隊への移動を行ない、ノヴォロシースク海軍基地の一員として加わった。



【海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」】
プロジェクト266ME海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」は、元々はインド海軍向けとして1990年にレニングラード『中部ネヴァ川造船工場』で起工されましたが、その後、インドが発注をキャンセルした為にロシア海軍へ引き取られる事になり、2000年5月30日に進水し、2002年1月26日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

2002年6月~7月、「ワレンチン・ピクリ」ノヴォロシースクへ回航され、黒海艦隊へ編入されました。

就役以来、一度も黒海から出た事のない「ワレンチン・ピクリ」でしたが、2016年5月12日-13日頃にノヴォロシースクを出航し、5月14日にボスポラス海峡を南下しました。
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2016年5月17日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリはシリア沖に到着した]

「ワレンチン・ピクリ」は、2016年8月17日にボスポラス海峡を北上し、その後ノヴォロシースクへ帰港しました。

それから7ヶ月ほど経過した2017年3月24日、「ワレンチン・ピクリ」ボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、3月27日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは再び地中海東部(シリア沖)へ派遣された]

「ワレンチン・ピクリ」は、2017年8月7日にボスポラス海峡を北上し、その後ノヴォロシースクへ帰港しました。

それから1年後の2018年8月下旬、「ワレンチン・ピクリ」は、三度シリア沖へ派遣される事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に滞在していましたが、2018年12月27日、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入り、その後、母港ノヴォロシースクへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海を去り、母港ノヴォロシースクへ向かった]

その後は黒海で行動していましたが、2019年10月15日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、2019年7月から地中海に居た海洋掃海艦「コヴロヴェツ」と交代しました。
(「コヴロヴェツ」対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」、海洋曳船MB-304と共に11月3日にボスポラス海峡を北上)

2020年1月30日にダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過し、母港への帰路に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海を去った]

2020年12月初頭、「ワレンチン・ピクリ」地中海東部へ派遣される事になりました。
「ワレンチン・ピクリ」と共に救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」地中海東部へ向かいました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海東部(シリア沖)へ派遣される]

地中海東部で2021年の新年を迎えました。
[ロシア海軍黒海艦隊の10隻以上の艦船が地中海に滞在している]

2021年1月26日には地中海東部(シリアタルトゥース港沖)で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリはシリアのタルトゥース沖で砲撃訓練を行なった]
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2021年2月25日に地中海東部を去り、ダーダネルス海峡へ入り、その後に母港ノヴォロシースクへ帰投しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海を去り、母港ノヴォロシースクへの帰路に就いた]

2021年7月上旬にケルチ海峡で掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年7月7日11時20分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」乗組員はケルチ海峡で対機雷行動へ取り組んだ】


2021年1月末から始まった黒海艦隊の大規模演習へ参加し、1月26日に掃海訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦は黒海で掃海訓練を実施した]

掃海訓練を終えた後、ノヴォロシースク海軍基地へ帰投し、1月28日に就役20周年記念式典を開催しました。

ロシア海軍カスピ小艦隊のロケット艦タタールスタンはアストラハンで近代化改装を行なう

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『タス通信』より
2022年1月27日9時7分配信
【ロケット艦「タタールスタン」はアストラハン工場で近代化される】
モスクワ、1月27日/タス通信

カスピ小艦隊プロジェクト11661ロケット艦「タタールスタン」は、修理と近代化の為にアストラハン艦船修理工場のドックへ入る。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「初めて冬季条件下でロケット艦タタールスタンは、修理及び近代化を行なう為にアストラハン艦船修理工場のドックへ入ります。
以前、このような操作は夏季のみに行なわれておりました」

彼は話した。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

ゼレノドリスク造船工場(造船営団『アク・バルス』へ加入)は6隻のプロジェクト11661及び11661Eを建造した:2隻(「タタールスタン」「ダゲスタン」)はカスピ小艦隊の為に、4隻はベトナム海軍の為に。

「タタールスタン」は、プロジェクト11661(コード名「ゲパルト」)警備艦である。
2003年にロシア海軍の戦闘編制へ加入し、一時期はカスピ小艦隊の旗艦だった。
艦は、複合任務遂行の為に意図されている:水中、水上、空中目標の捜索と戦闘、巡視勤務へ就く、護送作戦の実施、更には海上経済ゾーンの保護。
その主要打撃兵器は、射撃距離260キロメートルの有翼ミサイルKh-35を持つミサイル複合体「ウラン」である。



[遅れて来た「新型」~プロジェクト11661「ゲパルト」型]
プロジェクト11661Kロケット艦の1番艦「タタールスタン」は、ロシア内陸部の『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で1990年5月5日に起工され、1993年7月1日に進水しました。
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2002年7月27日にカスピ海沿岸のマハチカラ港へ到着し、2003年8月31日に聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
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以後、カスピ小艦隊旗艦としてカスピ海で行動しました。

2014年9月から『アストラハン艦船修理工場』で近代化改装工事が始まりました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(カスピ小艦隊)広報サービス発表
2016年1月4日17時0分配信
【カスピ小艦隊のロケット艦「タタールスタン」の近代化作業が実行されている】
「タタールスタン」は近代化により各種電子機器(レーダーなど)が更新されました。

2016年5月中旬までに近代化改装は完了し、カスピ小艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊旗艦・ロケット艦タタールスタンは近代化改装を終えて復帰した]

2019年にカスピ小艦隊の旗艦を2番艦「ダゲスタン」(2012年11月28日就役)と交代しました。


2020年10月中旬にアプシェロン半島沖の演習へ参加しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊はアプシェロン半島沖で軍事演習を始めた]

2022年1月末に『アストラハン艦船修理工場』へ回航され、再び近代化改装が行なわれる事になりました。


プロジェクト11661シリーズは、輸出型を含め合計6隻が建造されました。

2番艦「ダゲスタン」は2012年11月28日に就役し、「タタールスタン」と同様にカスピ小艦隊へ配備されました。
現在はカスピ小艦隊の旗艦を務めています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊旗艦・ロケット艦ダゲスタンはカスピースク基地で訓練を実施した]
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あとの4隻は輸出型のプロジェクト11661E(「ゲパルト3.9」型フリゲート)として建造され、艦尾にヘリコプター発着スペースを設け、高射複合体「パラシ」のフルスペック版を装備するなどの改正が行なわれました。

「ゲパルト3.9」型フリゲートは2011年~2018年に計4隻がベトナム海軍へ引き渡されました。

HQ-011「ディン・ティエン・ホアン」(2011年3月5日就役)
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HQ-012「ル・タイ・ト」(2011年7月25日就役)
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HQ-015「チャン・フン・ダオ」(2018年2月6日就役)
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HQ-016「グエン・フエ」(2018年2月6日就役)
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2021年8月には「ル・タイ・ト」「グエン・フエ」ウラジストクを訪問しています。

[国際海軍競技会『海洋杯-2021』へ出場するベトナム海軍のフリゲートはウラジオストクへ到着した]