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ロシア海軍の新たな対潜哨戒機は既存の航空機をベースに開発される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月26日9時10分配信
【ロシアはTu-142とIl-38を代替する新たな対潜航空機の作成を計画している】
モスクワ、8月26日、インタファクス

ロシア連邦国防省は、Tu-142Il-38を代替する為の新たな対潜航空機の作成に関する提案を開発者へ振り向けた。
ロシア産業貿易相デニス・マントゥロフは、『インタファクス』のインタビューに対し、こう述べた。
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「国防省は最近、既存のモデルをベースにした新たな哨戒航空機の作成の為の提案を用意する課題を設定しました。
今年には、根本的な選択が行なわれるでしょう」
マントゥロフ
は言った。

彼は、現在、更に遠距離対潜航空機Tu-142の高度な近代化の問題も検討されている事を指摘した。

2018年12月、ロシア連邦海軍海上航空隊司令官イーゴリ・コジンは、2021年から2030年の期間の計画で、将来航空哨戒複合体の量産が始まると話した。
以前に彼は、海上航空隊の既存の哨戒航空機(Tu-142Il-38)の全ての集団を代替する為の新たな開発が行なわれていると語った。
「これは、新たな汎用プラットフォームの作成と導入についての話です。
この最新の機体は多くの課題を解決し、外国の同類機を上回ります」
コジン
は話した。

以前に『イリューシン』は、将来的にIl-38を代替できる新たな対潜航空機を設計する為の作業は進行中であると『インタファクス』へ伝えた。
「現在、自主的に、既に在るIl型航空機をプラットフォームとする対潜航空機の作成の可能性を研究しております。
更には、完全に新しい航空機の開発というテーマにも取り組んでおります」

同社は話した。

更に、新世代対潜航空機の為のプラットフォームとして、Il-38Nのように複合体「ノヴェッラ」の装備が可能な双発ターボプロップ機Il-114-300が検討されていると伝えられた。

『ツポレフ』社での作業がどの程度進んでいるのかは、現時点では知られていない。

Tu-142は、遠距離対潜航空機/海洋哨戒航空機であり、『ツポレフ試作設計局』が開発した。
NATOコード名「ベア-F」である。
Tu-142の実際の航続距離は12500km、戦闘行動半径6400kmである。
航空機は、機上の航空魚雷もしくは対潜ミサイルを使用し、あらゆる敵潜水艦を破壊できる。

Il-38は、Il-18を基にして作成された対潜航空機である。
それは、自身で、或いは対潜艦と合同で潜水艦を捜索及び破壊し、海上偵察及び捜索救助作戦の為に意図されている。
航続距離は6500キロメートル、戦闘行動半径2200キロメートル、戦闘積載量は8400キログラムまでであり、対潜爆弾、魚雷、海上機雷を搭載する。



現在、ロシア海軍航空隊の現用対潜哨戒機Il-38は、Il-38Nへの近代化改修が進められています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

遠距離対潜哨戒機Tu-142も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は爆撃照準システムSVP-24を装備する]


更に、新世代対潜哨戒機の開発も進められています。
この新世代対潜哨戒機は、既存の航空機をベースにしたものとなります。

Il-38を開発した『イリューシン』は、旅客機Il-114-300をベースにした対潜哨戒機を提案しています。

[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]

一方、Tu-142を開発した『ツポレフ』は、旅客機Tu-214をベースにした対潜哨戒機を提案しています。


既にTu-214電子偵察機型Tu-214Rが開発されています。



Il-114Tu-214のどちらかがロシア海軍新世代対潜哨戒機のベースに選ばれる事になるようです。
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サンクトペテルブルクの『ロシア海軍の日』パレードとバルト海演習『大洋の盾-2019』へ参加した太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38Nはカムチャツカ半島のエリゾヴォ基地へ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシ沿海地方情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年8月16日8時0分配信
【2機の太平洋艦隊の対潜航空機Il-38Nは北方艦隊からカムチャツカへの移動飛行を行なった】

2機の太平洋艦隊対潜航空機Il-38N「ノヴェッラ」は、演習『大洋の盾-2019』の枠組みにおける任務を遂行した後にカムチャツカ半島の恒久駐屯所へ戻った。

「ノヴェッラ」は、遠距離対潜航空機Tu-142と共に、サンクトペテルブルク主要海軍パレード太平洋艦隊を代表し、その後、計画演習下で行動した。

ムルマンスク州北方艦隊飛行場モンチェゴルスクから「エリゾヴォ」航空基地への移動飛行において、約5000キロメートルの距離を通り抜けた。



『イリューシン』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現用のIl-38は、Il-38N仕様への近代化改修を受けます。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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北方艦隊は、2012年3月にIl-38N(15号機)を受領していますが、これはプロトタイプのようです。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nの飛行訓練を開始した]

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2014年7月15日、Il-38N「量産機」(機体番号19)ロシア海軍へ引き渡されました。
[近代化された対潜哨戒機Il-38Nは7月15日にロシア海軍へ引き渡される]
[近代化された対潜哨戒機Il-38N量産1号機はロシア海軍へ引き渡された]

その後、27号機、24号機、23号機が改修を終えてロシア海軍航空隊へ引き渡されています。

2015年3月30日には太平洋艦隊航空隊が初めてIl-38Nを受領しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

2015年6月30日、5機目となる「フョードル・ゾロトゥヒン」号(機体番号78、RF-75338)モスクワ近郊のジュコーフスキー飛行場ロシア海軍航空隊へ引き渡され、7月20日にカムチャツカ半島航空基地(エリゾヴォ)へ到着しました。
[ロシア海軍航空隊は5機目の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカへ配備される]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]


Il-38Nの第1バッチ近代化改修機の5機は、以下の航空基地へ配備されています。
(黒っぽい4発機がIL-38N)

・19号機「ラジー・パンコフスキー」(RF-75355):エイスク(クラスノダール地方)
・27号機「ヤコフ・クテポフ」(RF-75320):エイスク(クラスノダール地方)
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・23号機(RF-75322):ニコラエフカ(沿海地方)
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・24号機(RF-75341):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)
・78号機「フョードル・ゾロトゥヒン」(RF-75338):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)

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Il-38Nの第1バッチ近代化改修(2012年契約締結)は5機で終了しましたが、これに続く第2バッチの近代化改修の為の契約も2015年5月に締結されました。
[ロシア海軍航空隊の為の対潜哨戒機Il-38近代化改修の第2バッチの契約が締結された]

2016年12月29日、第2バッチの第1陣2機がイリューシン社からロシア海軍へ引き渡されました。
22号機「ヴィクトール・ポタポフ」11号機「ミハイル・ヴェロビツキー」と命名されました。
[ロシア海軍航空隊は2機の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

Il-38Nは、2019年初頭から北極圏の定期パトロール飛行を行なっています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]


2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


2019年6月、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する2機のIl-38Nロシア西部へ移動し、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。



その後、8月1日から9日までバルト海で実施されたロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

そして8月16日にエリゾヴォ飛行場へ帰投しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年8月6日16時25分配信
【ロシアのTu-142は太平洋上空で13時間の飛行を実施した】
モスクワ、8月6日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊遠距離対潜航空機Tu-142は、太平洋の中立水域上空で13時間の飛行を実施した。
東方軍管区広報サービスは発表した。

「太平洋艦隊海上航空隊の2機の遠距離対潜航空機Tu-142は、アリューシャン列島北方沖とアラスカおよびカナダ西方に沿って太平洋の中立水域上の空域の計画飛行を実施しました」
声明では、こう述べられた。

航空機Tu-142のエスコートは、エリゾヴォ飛行場(カムチャツカ地方)から空中へ上がった太平洋艦隊海上航空隊高空迎撃戦闘機MiG-31BMのペアにより行なわれた事は注目される。
戦闘機飛行士は対潜機と合流し、乗員と目視及び無線での接触を行ない、太平洋艦隊の担当ゾーンでエスコートしたことが伝えられた。

「13時間に渡る無着陸飛行中、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の給油航空機Il-78が対潜航空機への空中給油を行ないました」
発表では、こう付け加えられた。

太平洋艦隊海上航空隊航空機の飛行は、空域使用の国際法規に厳密に沿って実施されたことが強調された。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ(モンゴフト)に配備されています。
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2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142アラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。

カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊高空迎撃戦闘機MiG-31BMTu-142をエスコートしました。

太平洋艦隊のMiG-31は、2019年5月22日にロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSアラスカ及びアリューシャン列島沖を飛行した際にもエスコートしています。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の高空迎撃戦闘機MiG-31はアラスカ沖でロシア航空宇宙軍の戦略ロケット爆撃機Tu-95MSを護衛した]

ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は爆撃照準システムSVP-24を装備する

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『タス通信』より
2019年7月25日11時27分配信
【『イズベスチヤ』は対潜航空機Tu-142の近代化について報じた】
モスクワ、7月25日/タス通信

ロシア海洋航空隊遠距離対潜航空機Tu-142の近代化を行なう。
木曜日、『イズベスチヤ』紙は国防省の談話を引用して報じた。

通知された情報によると、航空機には、高精度照準システム「ゲフェスト」(SVP-24)が取り付けられる。
このシステムは、対潜魚雷、更には深海爆弾及び通常航空爆弾の使用の効率性の向上を可能にすると新聞は書いた。

『イズベスチヤ』が参照した軍事専門家の意見によると、航空機は、基地から1000キロメートル離れた場所へ打撃を与える遠距離爆撃機として行動する。
この他、今後、航空機の弾薬は、自動誘導弾頭の助力により水中の敵の探知が可能となる。

Tu-142(NATO分類「ベア-F」)は、遠方哨戒海域において敵の潜水艦の捜索及び破壊の為に意図されている。
この他、この飛行装置は、目標指定、捜索救助作業実施の為の偵察航空機として使用される。
Tu-142偵察航空機Tu-95RTsを基にして作成された。
最大速度は時速855キロメートル、巡航速度は時速720キロメートル。
実用飛行距離は12550キロメートル。
航空機は、対潜魚雷、深海爆弾、対艦ミサイルKh-35(NATO分類AS-20カヤック)で武装できる。
アメリカ『ミリタリーバランス』のデータによると、ロシア海軍海上航空隊は22機のTu-142M/MRを装備している。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

インド海軍Tu-142は2017年末までに退役しました。


現在、ロシア海軍航空隊では、各型合わせて北方艦隊に12機、太平洋艦隊に12機が在籍しています。
北方艦隊所属機はキぺロヴォ太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイに配備されています。

キぺロヴォ
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カーメニ・ルチェイ
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北方艦隊Tu-142は、度々地中海東部へ進出しています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Tu-142M3はシリア上空で目撃された]
[シリア上空で目撃されたロシア海軍航空隊の長距離哨戒機Tu-142M3は、地中海で警備艦アドミラル・グリゴロヴィチと合同演習を行なっていた]
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は地中海南東部で潜水艦探知演習を行なった]


Tu-142の近代化改修の話は、2015年4月に初めて出てきました。
[ロシア海軍航空隊の長距離対潜哨戒機Tu-142は近代化改修される]

以後、Tu-142の近代化改修に関する情報は出ていませんでしたが、水面下では計画が進められていたようです。
[ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る]

近代化改修されるTu-142は、特殊計算サブシステムSVP-24を装備します。
これにより、Tu-142は爆撃機として使う事も出来るようになります。

SVP-24は、ロシア海軍艦上戦闘機Su-33へ装備されています。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]


Tu-142以外のロシア海軍の現用対潜哨戒機も近代化改修が行なわれます。

対潜哨戒機Il-38は、Il-38Nへの近代化改修が行なわれています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

対潜水陸両用機Be-12も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

現用機の近代化改修と並行して新たな対潜哨戒機の開発も進められています。
[ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている]
[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]

ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する

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『イズベスチヤ』より
2019年5月27日0時1分配信
【海洋の偵察機:Il-38Nは北極で戦闘当直に就く】

対潜航空機は国際貿易ルートの監視を始めた。
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北海航路は、今、太平洋艦隊及び北方艦隊対潜航空機の監視下に在り、Il-38N「ノヴェッラ」が毎日のパトロールに就いている。
航空機は、この重要な輸送脈の近くで行動する潜水艦の行動を監視する:ロシアは、将来的にはヨーロッパ-アジア間の貨物の半分を運送できる貿易ルート上空の監視を保障する。

海軍総司令部『イズベスチヤ』へ話したように、対潜航空機を戦闘当直へ置く決定は、今年の初めに採択された。
Il-38N「ノヴェッラ」は、北方艦隊航空基地太平洋艦隊の2個混成連隊に在る。

春の演習で、カムチャツカ混成航空連隊は、北極地域の巡視を行なった。
対潜航空機グループは、北氷洋海域の飛行を行なった。
パイロットは、空中目標、水上艦及び潜水艦の捜索及び分類の任務を遂行した。
その追尾と同行には、電波位置測定手段及び水中音響手段が使用された。
任務は、最大限の困難さだった:飛行は、地上の電波工学航法手段を使わずに実施された。

有力な光学-電子複合体及び電波偵察複合体を持つIl-38北極での戦闘当直へ置くのは、完全に論理的である:航空機ロシアにとって重要な地域で緊急の情報を収集し、へ供給する。
第4航空・防空軍司令官でロシア英雄ワレリー・ゴルベンコ中将は『イズベスチヤ』へ語った。
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「戦闘当直は様々な方法で行なわれており、1機のIl-38は他機と交代できますし、それは空中へ一日中存在し、少なくとも1機の偵察航空機が常に存在します」
専門家は話した。
「定期的な飛行を組織化できれば、例えば、空中へ一日の内数時間上がり、或いは航空機が定められた区域のルート上の船の偵察へ就く事が出来るでしょう。
これは有益な戦術です」


Il-38は、ロシアの基礎的な対潜航空機である。
その用途は、水上及び水中事情の監視である。
このタイプの航空機は、結氷状況の監視の為に使用できる。

現在、近代化されたIl-38N「ノヴェッラ」は、最新の技術的解決策のお陰により、海洋及び大洋ゾーンのパトロールを行なう航空機の効率性が数倍に増加している。
最新機器は、同時に数十個の空中目標を90kmまで、水上艦船を320kmまでの距離での追尾を可能にする。
Il-38N「ノヴェッラ」は、潜水艦の追跡、機雷源の設置、更には北氷洋及び排他的経済監視水域での捜索救助活動へ関わる事が出来る。



『イリューシン』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現用のIl-38は、Il-38N仕様への近代化改修を受けます。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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北方艦隊は、2012年3月にIl-38N(15号機)を受領していますが、これはプロトタイプのようです。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nの飛行訓練を開始した]

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2014年7月15日、Il-38N「量産機」(機体番号19)ロシア海軍へ引き渡されました。
[近代化された対潜哨戒機Il-38Nは7月15日にロシア海軍へ引き渡される]
[近代化された対潜哨戒機Il-38N量産1号機はロシア海軍へ引き渡された]

その後、27号機、24号機、23号機が改修を終えてロシア海軍航空隊へ引き渡されています。

2015年3月30日には太平洋艦隊航空隊が初めてIl-38Nを受領しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

2015年6月30日、5機目となる「フョードル・ゾロトゥヒン」号(機体番号78、RF-75338)モスクワ近郊のジュコーフスキー飛行場ロシア海軍航空隊へ引き渡され、7月20日にカムチャツカ半島航空基地(エリゾヴォ)へ到着しました。
[ロシア海軍航空隊は5機目の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカへ配備される]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]


Il-38Nの第1バッチ近代化改修機の5機は、以下の航空基地へ配備されています。
(黒っぽい4発機がIL-38N)

・19号機「ラジー・パンコフスキー」(RF-75355):エイスク(クラスノダール地方)
・27号機「ヤコフ・クテポフ」(RF-75320):エイスク(クラスノダール地方)
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・23号機(RF-75322):ニコラエフカ(沿海地方)
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・24号機(RF-75341):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)
・78号機「フョードル・ゾロトゥヒン」(RF-75338):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)

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Il-38Nの第1バッチ近代化改修(2012年契約締結)は5機で終了しましたが、これに続く第2バッチの近代化改修の為の契約も2015年5月に締結されました。
[ロシア海軍航空隊の為の対潜哨戒機Il-38近代化改修の第2バッチの契約が締結された]

2016年12月29日、第2バッチの第1陣2機がイリューシン社からロシア海軍へ引き渡されました。
22号機「ヴィクトール・ポタポフ」11号機「ミハイル・ヴェロビツキー」と命名されました。
[ロシア海軍航空隊は2機の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

境界線上のIl-38

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『タス通信』より
2019年4月6日5時51分配信
【ロシア海軍航空隊の航空機は日本海上空で計画飛行を行なった】
モスクワ、4月5日/タス通信

(ロシア)海軍航空隊航空機Il-38日本海の中立水域上空で計画飛行を行なった。
(ロシア)国防省情報・マスコミュニケーション部は発表した。

「2019年4月5日、太平洋艦隊海上航空隊の航空機Il-38は、日本海の中立水域上空で計画飛行を実施しました」
声明では、こう述べられた。

ロシア航空機の飛行ルートの各々の段階で、大韓民国空軍戦闘機F-16及び日本航空自衛隊戦闘機F-15が随伴した事が指摘された。
国防省は、ロシア航空機の全ての飛行は、空域使用に関する国際法規に厳密に沿って行われており、他国の境界線を侵犯していない事を強調した。

航空機Il-38のシリーズ生産は1967年に始まり、5年のサイクルで行なわれた。
この期間に『ズナーミャ・トルダ』工場は65機を製造した。
その一部は既に約50年間現役に在り、これは、かなり長期の勤務期間と見られる。
しかし航空機は信頼できる滑空機であり、その運用期間は更に15年間の延長が可能である。
現在、50機の航空機Il-38が在籍しており、この内のおよそ半分は保管されている。
航空機は、北方艦隊航空基地及び太平洋艦隊沿海地方及びカムチャツカの2個混成連隊の軍備として在籍している。
幾つかの対潜航空機は、乗員の研修の為のエイスク第859訓練センターに居る。

2012年、国防省は、8機のIl-38近代化プロジェクト「ノヴェッラ」の一連の契約を締結した。
これは、シリアで戦闘の洗礼を経ている。
2018年春、1機のIl-38Nフマイミーン航空基地へ移動した。



『イリューシン』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計25機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

現在、近代化されたIl-38Nは8機程度が配備されていますが、それ以外は、未だ近代化されていないIl-38です。
(現時点では、未だ近代化されていない機体の方が多い)


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2019年4月5日、ロシア太平洋艦隊所属の対潜哨戒機Il-38日本海南西部を飛行し、日本航空自衛隊戦闘機F-15Jが緊急発進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月5日発表
【ロシア機の日本海における飛行について】

更には、韓国空軍F-16も緊急発進しました。

このIl-38は、沿海地方ニコラエフカ基地に駐留する機体でしょう。
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ニコラエフカ飛行場に駐留するIl-38Il-38N
(2機の黒っぽい4発機がIl-38N)
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通常、太平洋艦隊所属機の行動に関しては太平洋艦隊広報部から発表されるのですが、今回は、日本だけでは無く韓国戦闘機も緊急発進した為か(日本航空自衛隊防空識別圏は、ほぼ日本海全域をカバーしているので、ロシア軍機日本海上空を飛行すれば、殆どは航空自衛隊戦闘機の緊急発進の対象になる)、ロシア国防省広報部が声明を発表しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38Nはオホーツク海で潜水艦捜索・追尾訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年2月21日8時9分配信
【カムチャツカの航空機Il-38N乗員は対潜任務へ取り組む練習-訓練飛行を行なった】

太平洋艦隊海上航空隊対潜航空機Il-38N乗員のオホーツク海上空でのフライト実施中、新たな電波位置特定手段及び水中音響探知手段を複合使用する仮想敵潜水艦の捜索、分類及び追跡へ取り組んだ。
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Il-38Nの乗員チームは、日中及び夜間時の寒冷及び困難な気象条件下における操縦術の認可を受ける為の監視飛行任務を遂行した。
飛行中、水上表面及び地上表面の上空で、地上の航空広報電波工学手段が無いという想定下での追尾活動における操縦術の錬成任務を遂行し、技量を向上させた。

航空機のフライトに先行して、ルートの習熟及び飛行エリアに熟知する事前の準備が行なわれた。



『イリューシン』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現用のIl-38は、Il-38N仕様への近代化改修を受けます。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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北方艦隊は、2012年3月にIl-38N(15号機)を受領していますが、これはプロトタイプのようです。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nの飛行訓練を開始した]

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2014年7月15日、Il-38N「量産機」(機体番号19)ロシア海軍へ引き渡されました。
[近代化された対潜哨戒機Il-38Nは7月15日にロシア海軍へ引き渡される]
[近代化された対潜哨戒機Il-38N量産1号機はロシア海軍へ引き渡された]

その後、27号機、24号機、23号機が改修を終えてロシア海軍航空隊へ引き渡されています。

2015年3月30日には太平洋艦隊航空隊が初めてIl-38Nを受領しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

2015年6月30日、5機目となる「フョードル・ゾロトゥヒン」号(機体番号78、RF-75338)モスクワ近郊のジュコーフスキー飛行場ロシア海軍航空隊へ引き渡され、7月20日にカムチャツカ半島航空基地(エリゾヴォ)へ到着しました。
[ロシア海軍航空隊は5機目の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカへ配備される]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]


Il-38Nの第1バッチ近代化改修機の5機は、以下の航空基地へ配備されています。

・19号機「ラジー・パンコフスキー」(RF-75355):エイスク(クラスノダール地方)
・27号機「ヤコフ・クテポフ」(RF-75320):エイスク(クラスノダール地方)

・23号機(RF-75322):ニコラエフカ(沿海地方)

・24号機(RF-75341):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)
・78号機「フョードル・ゾロトゥヒン」(RF-75338):エリゾヴォ(カムチャツカ半島)


エリゾヴォ飛行場に駐留するIl-38Il-38N
2機の黒っぽい4発機がIL-38N
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Il-38Nの第1バッチ近代化改修(2012年契約締結)は5機で終了しましたが、これに続く第2バッチの近代化改修の為の契約も2015年5月に締結されました。
[ロシア海軍航空隊の為の対潜哨戒機Il-38近代化改修の第2バッチの契約が締結された]

2016年12月29日、第2バッチの第1陣2機がイリューシン社からロシア海軍へ引き渡されました。
22号機「ヴィクトール・ポタポフ」11号機「ミハイル・ヴェロビツキー」と命名されました。
[ロシア海軍航空隊は2機の近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

ロシア海軍北方艦隊へオーバーホールを終えた対潜哨戒機Tu-142MKが引き渡された

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『タス通信』より
2018年11月19日23時46分配信
【タガンロク航空機工場は北方艦隊へ修理後の対潜航空機Tu-142MKを引き渡した】
ロストフ・ナ・ドヌー、11月19日/タス通信

『G.M.べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は、ロシア連邦海軍へ修復された遠距離対潜航空機Tu-142MKを引き渡した。
月曜日、同社広報サービスは声明を出した。

「2018年11月19日、当社は、海軍航空隊へ修復した次の遠距離対潜航空機Tu-142MKを引き渡しました。
全ての必要な試験を実施した後、Tu-142MKは赤旗北方艦隊海上航空隊の乗員へ引き渡し、恒久駐留場所への移動飛行を成功裏に行ないました」

プレスリリースでは、こう述べられた。

Tu-142MKは、世界で最も大きな遠距離対潜防衛航空機の1つである。
それは、ありうべき敵の潜水艦との戦闘、長時間継続した長距離対潜防御線の作成と監視の為に意図されている。

大規模修理及び近代化の実施は、更新された航空機の運用期間の延長を可能にし、そのお陰で、更に長期に渡り戦闘編制へ留まる事が出来る。

『G.M.べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』『統合航空機製造営団』へ加入している。
同社は、新たな航空機器の開発、試験モデルの製造、様々な用途の飛行装置の量産に従事している。

『G.M.べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は、ロシア非常事態省の為の水陸両用機Be-200ChSと、ロシア連邦国防省の為の特殊航空複合体の製造者である。
更に『G.M.べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊航空機Tu-95MS、ロシア海軍航空隊Tu-142M、Tu-142M3、Tu-142MRの修理も行っている。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。
インド海軍Tu-142は2017年末までに退役しました。


現在、ロシア海軍航空隊では、各型合わせて北方艦隊に12機、太平洋艦隊に12機が在籍しています。
北方艦隊所属機はキぺロヴォ太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイに配備されています。

キぺロヴォ
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カーメニ・ルチェイ
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北方艦隊Tu-142は、度々地中海東部へ進出しています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Tu-142M3はシリア上空で目撃された]
[シリア上空で目撃されたロシア海軍航空隊の長距離哨戒機Tu-142M3は、地中海で警備艦アドミラル・グリゴロヴィチと合同演習を行なっていた]
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は地中海南東部で潜水艦探知演習を行なった]


『G.M.べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は、今年5月初頭にもオーバーホールを終えたTu-142MK(ウラジーミル・ドゥビンスキー)北方艦隊へ引き渡しています。


そして11月19日にも北方艦隊へオーバーホールを終えたTu-142MKを引き渡しました。

Tu-142MKは、Tu-142初期生産機の改良型です。
(Tu-142MKを更に改良したのがTu-142M3)

更にロシア海軍航空隊は、今年から近代化改修されたTu-142を受領します。
[ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る]

ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカはクリミアで爆撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月24日11時14分配信
【黒海艦隊の水陸両用航空機Be-12乗員はクリミアの射爆場で地上目標を撃破した】

黒海艦隊海上航空・防空部隊独立混成航空連隊水陸両用航空機Be-12「チャイカ」乗員は、クリミアオプーク射爆場で爆撃動作の問題へ取り組んだ。

飛行士は戦術飛行任務の遂行中、施設への戦術打撃へ取り組み、仮想敵の目標を模した地上標的の位置へ爆撃を行なった。

飛行戦術演習には、3機の航空機Be-12が関わった。

[参照]
航空機be-12「チャイカ」
は、水陸両用クラス(航空界の俗語では、またの名を「飛行艇」という)に属する。
それは、陸上の飛行場、そして水上から発進し、降りる事ができる。
現在、このユニークな種類の機体は、黒海艦隊海上航空隊にのみ軍備として存在する。



【株式会社「G.M.ベリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体」公式サイト】

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水陸両用機ベリエフBe-12「チャイカ」は、1959年から1973年に掛けて対潜型と捜索救助型が合計143機製造され、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊海軍航空隊に配備されました。
【ベリエフBe-12全機リスト】

[太平洋艦隊]
・第289独立対潜航空連隊(沿海地方、ニコラエフカ飛行場)
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・第317混成航空連隊(カムチャツカ半島、エリゾヴォ飛行場)
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[北方艦隊]
・第403独立対潜航空連隊(セヴェロモルスク飛行場)
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[黒海艦隊]
・第318独立対潜航空連隊(クリミア半島、ドヌズラフ飛行場)
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[バルト艦隊]
・第49独立対潜飛行隊(カリーニングラード、ノイチフ飛行場)

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1980年代にはBe-12の後継機としてA-40「アリバトロース」が開発されたのですが(1986年12月8日に初飛行)、1991年12月末のソ連邦解体後の極度の財政難により量産には至らず、試作のみで終わりました。
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1990年代末までには財政難により黒海艦隊以外のBe-12は全て退役しました。

ただ、黒海艦隊Be-12のみは、ウクライナとの黒海艦隊分割協定の絡みで退役せずに残されました。
1997年5月に締結された黒海艦隊分割協定では、セヴァストーポリ軍港の一部とクリミア半島の2ヶ所の飛行場を2017年5月まで使用できる事になりましたが、そこへ駐留する各種兵力は、この協定が成立した時点でクリミア半島に居た部隊に限られており、それ以外に新たな兵力~この場合は航空機をクリミアに配備しようとすれば、ウクライナとの事前協議を行ない、同国の同意を得る必要が有りました。

1997年5月の時点でクリミア半島に駐留していた固定翼対潜哨戒機Be-12のみであり、例えばロシア本土から他の対潜哨戒機Tu-142M3Il-38クリミアへ持ってこようとすればウクライナの同意を得なければならず、しかもウクライナは、これ以上ロシア海軍の兵力がクリミア半島へ増える事を望んでいませんでした。

このような政治的理由により、ロシア海軍としてはクリミア半島に駐留できる唯一の固定翼対潜哨戒機としてBe-12を細々と維持せざるを得ず、これが既定路線となりました。

なお、黒海艦隊協定は2014年春に破棄されました。
[ロシア-ウクライナ間の黒海艦隊協定は廃止された]


現在、ロシア黒海艦隊Be-12は、セヴァストーポリの北にあるカーチャ飛行場に駐留しています。
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2013年10月12日には捜索救助型のBe-12PS(RF-12008)が墜落しました。
[ロシア黒海艦隊の水陸両用機Be-12墜落]

稼働機が残り少なくなってきた為、2014年にはBe-12のオーバーホールが行なわれました。
[ロシア海軍航空隊のチャイカは復活する]

2014年4月には北方艦隊基地で行なわれたロシア海軍全艦隊の対潜航空隊による初の対潜戦闘競技会へ参加しました。
[ロシア海軍航空隊の「対潜道」競技会が開催された]

黒海艦隊クリミア半島周辺で演習を行なう際も、たびたびBe-12は参加しています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は黒海の「抜き打ち演習」に参加した]
[黒海艦隊のロケット艦部隊は対艦ミサイル発射演習を行なった]
[ロシア黒海艦隊のロケット艦は砲撃訓練を実施した]
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊は抜き打ち演習を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊は『抜き打ち演習』を実施する]
[ロシア海軍黒海艦隊はクリミアで上陸演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

2017年7月30日の「ロシア海軍の日」には、クロンシュタット「主要海軍パレード」に参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]


最近では、2018年10月19日に黒海艦隊小型対潜艦2隻の対潜戦闘訓練へ参加しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月24日11時14分配信
【黒海艦隊の小型対潜艦「スーズダレツ」と「ポヴォリノ」は潜水艦の捜索及び探知の訓練を実施した】

そして10月24日、クリミア半島オプークで爆撃訓練を行ないました。
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現在、ロシア海軍航空隊の現用対潜機~遠距離対潜哨戒機Tu-142、対潜哨戒機Il-38、対潜ヘリコプターKa-27PLの近代化改修が進められています。
[ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る]
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを毎年10機受領する]

対潜水陸両用機Be-12も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年8月30日19時52分配信
【(ロシア)海軍は近代化される対潜機Tu-142を受け取る】
タガンログ、8月30日-ロシア通信社ノーボスチ

海軍将兵は最初の近代化された後の対潜航空機Tu-142を今年(2018年)に受け取る。
木曜日、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは報道陣へ話した。

「契約は締結され、設定されたスケジュールの下で作業は実行されています。
最初の近代化された機体は、今年に受け取ります」

彼は、G.M.べリエフ記念タガンログ航空科学技術複合体への訪問中に話した。

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工場の訪問中に国防次官は、試験中の新たな電波位置測定巡視-誘導航空機A-100、航空機Tu-95MS及びTu-142の修復過程、更には航空機Be-200の製造ラインを視察した。


Tu-142は、ソヴィエト時代に製造されたターボプロップ対潜航空機である。
現在、太平洋艦隊及び北方艦隊で運用されている。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

インド海軍Tu-142は2017年末までに退役しました。


現在、ロシア海軍航空隊では、各型合わせて北方艦隊に12機、太平洋艦隊に12機が在籍しています。
北方艦隊所属機はキぺロヴォ太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイに配備されています。

キぺロヴォ
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カーメニ・ルチェイ
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北方艦隊Tu-142は、度々地中海東部へ進出しています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Tu-142M3はシリア上空で目撃された]
[シリア上空で目撃されたロシア海軍航空隊の長距離哨戒機Tu-142M3は、地中海で警備艦アドミラル・グリゴロヴィチと合同演習を行なっていた]
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は地中海南東部で潜水艦探知演習を行なった]



Tu-142は、2015年4月に近代化改修の話が初めて出てきました。
[ロシア海軍航空隊の長距離対潜哨戒機Tu-142は近代化改修される]

以後、Tu-142の近代化改修に関する情報は出ていませんでしたが、今回の記事の通り、水面下では計画が進められていたようであり、今年中に最初の近代化改修機がロシア海軍へ引き渡されるとの事です。


Tu-142以外のロシア海軍の現用対潜哨戒機も近代化改修が行なわれます。

対潜哨戒機Il-38は、Il-38Nへの近代化改修が行なわれています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

対潜水陸両用機Be-12も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

現用機の近代化改修と並行して新たな対潜哨戒機の開発も進められています。
[ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている]
[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]