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ロシア海軍太平洋艦隊の大規模演習に参加する遠距離対潜哨戒機Tu-142と対潜哨戒機Il-38はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した

『ズヴェズダーテレビ』より
2023年6月17日6時34分配信
【Tu-142M3とIl-38は太平洋艦隊の演習中に「敵」潜水艦を撃破し、空中給油を行なった】

対潜航空機はカムチャツカの飛行場から離陸した。
飛行は数時間続いた。



太平洋艦隊海上航空隊Tu-142M3Il-38の乗員は、日本海及びオホーツク海エリアの遠海ゾーンにおける作戦演習の枠組みで、「敵」潜水艦の捜索、追跡と、その後の破壊へ取り組んだ。

対潜航空機カムチャツカ飛行場から離陸した。
訓練中、飛行士は電波位置測定(レーダー)及び水中音響(ソナー)の探知手段を使用した。

乗員は「敵」潜水艦の探知に成功し、その行動の追跡を始めた。
全ての情報は捜索-打撃艦グループへ転送された。

飛行は数時間続いた。
この間、Tu-142M3給油機Il-78Mから空中給油を行った。
一部の地域で対潜航空機には戦闘機MiG-31が同行した。

これに加え、航空機は対空防衛訓練へ参加し、「敵」航空隊の行動を模倣した。
艦の対空防衛要員は、仮想敵の攻撃を撃退した。

以前の6月5日、太平洋艦隊の60隻以上の艦は日本海及びオホーツク海で演習を開始した。
訓練は6月20日に完了する。




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ロシア太平洋艦隊遠距離対潜哨戒機Tu-142カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。

カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)
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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

ニコラエフカ飛行場
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エリゾヴォ飛行場
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エリゾヴォには太平洋艦隊海上航空隊第317独立混成航空連隊が配備されており、Il-38と、近代化改修されたIl-38Nが駐留しています。


太平洋艦隊は、2023年6月5日から20日まで日本海オホーツク海で大規模演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2023年6月5日~20日まで日本海とオホーツク海で大規模演習を実施する]
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で実弾射撃演習を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はオホーツク海で海上戦闘訓練を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはオホーツク海で掃海演習を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はオホーツク海で海上戦闘訓練を実施した]

6月15日には対潜哨戒機Il-38N/Il-38オホーツク海機雷敷設訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38はオホーツク海で機雷敷設訓練と潜水艦捜索訓練を実施した]

6月16日頃にはTu-142Il-38オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38はオホーツク海で機雷敷設訓練と潜水艦捜索訓練を実施した

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『AviaPort』より
2023年6月15日19時6分配信
【太平洋艦隊海上航空隊の対潜航空機Il-38の乗員は演習中に機雷源の敷設を実施した】

太平洋艦隊海上航空隊対潜航空機Il-38及びIl-38Nは、オホーツク海エリアでの作戦演習中に機雷原を敷設した。

早朝、飛行士は予備駐留飛行場から仮想敵潜水艦を捜索する為に離陸し、海上偵察を実施し、電波位置測定対潜探知手段(レーダー)及び水中音響対潜探知手段(ソナー)を使用して水中目標の捜索を行なった。

指定海域において対潜航空機は、仮想敵の艦が展開し、潜水艦が行動する可能性のあるルート上に空中から機雷源を敷設した。

2機の対潜航空機Il-38及び2機のIl-38N「敵」潜水艦の合同捜索へ取り組んだ。
仮想敵潜水艦の役割は太平洋艦隊潜水艦が演じた。

太平洋艦隊のグループ戦力演習には、約35機の海上航空隊飛行装置(航空機・ヘリコプター)、60隻以上の戦闘艦艦隊支援船、沿岸部隊、1万1000人以上の軍人が関わっている。

現在、艦隊の部隊は指定海域へ展開し、多種戦術艦グループの一員として、演習計画の下で実際の任務を遂行している。

太平洋艦隊の2023年の軍部隊の軍事指揮統制機関の訓練計画に沿って、6月5日から6月20日まで、太平洋艦隊司令官ヴィクトール・リーナ大将の指揮下で、日本海及びオホーツク海において遠海ゾーンの艦隊多種戦力の作戦演習が行なわれる。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

ニコラエフカ飛行場
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ニコラエフカには太平洋艦隊海上航空隊第7062ポルト-アルトゥルスカヤ(ポート・アーサー)赤旗航空基地が置かれており、Il-38と、近代化改修されたIl-38Nが駐留しています。

2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海上空を飛行した]

2022年2月12日には、対潜哨戒機Il-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]



2023年6月5日から20日まで日本海オホーツク海で実施されている太平洋艦隊の大規模演習へ参加し、6月15日にはオホーツク海で機雷敷設訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2023年6月5日~20日まで日本海とオホーツク海で大規模演習を実施する]
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で実弾射撃演習を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はオホーツク海で海上戦闘訓練を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはオホーツク海で掃海演習を実施した]

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38及びIl-38Nはピョートル大帝湾上空で潜水艦捜索訓練を実施した

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『Aviation EXplorer』より
2023年5月3日配信
【太平洋艦隊海上航空隊のIl-38の乗員はピョートル大帝湾で対潜防衛任務を遂行した】
2023年5月3日、AEX.RU

太平洋艦隊海上航空隊対潜航空機Il-38及びIl-38Nの乗員は、訓練飛行中に対潜防衛の戦術任務へ成功裏に取り組んだ。
ロシア国防省東方軍管区広報サービスは発表した。

訓練飛行は、太平洋艦隊海上航空隊の飛行要員の訓練計画に沿って、ピョートル大帝湾海域上空で行なわれた。
仮想敵として艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦の1隻が行動した。

飛行中に乗員は、電波位置測定対潜探知手段(レーダー)及び水中音響対潜探知手段(ソナー)を使用し、仮想敵潜水艦の捜索、分類、追跡の戦術行動へ取り組んだ。

Il-38の飛行士は飛行任務を成功裏に遂行し、飛行場へ戻ると、バックアップ計器による着陸へのアプローチの要素へ取り組んだ。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

ニコラエフカ飛行場
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ニコラエフカには太平洋艦隊海上航空隊第7062ポルト-アルトゥルスカヤ(ポート・アーサー)赤旗航空基地が置かれており、Il-38と、近代化改修されたIl-38Nが駐留しています。

2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海上空を飛行した]

2022年2月12日には、対潜哨戒機Il-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]

Il-38の後継となるロシア海軍の新たな4発対潜哨戒機の開発が始まった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年3月4日3時39分配信
【情報筋:ロシアはIl-38に変わる対潜航空機を開発する】
モスクワ、3月4日-ロシア通信社ノーボスチ

専門家はソヴィエト時代のIl-38に代わる基本的な対潜・偵察・哨戒航空機を作成する試験-設計作業へ着手した。
『ロシア通信社ノーボスチ』は情報筋より伝えられた。

「新たな機体は、このクラスの航空機の為の標準である4発エンジン形式を保持し、TV7-117ターボプロップエンジンの装備が計画されています」
彼は話した。
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対談者は将来の機体の数値は明らかにしなかったが、その飛行特性は「ターボプロップ対潜航空機とっては典型的なものになる」事を指摘した。

これに加え新たな航空機は、機上デジタルコンピュータ機器、多機能捜索-目標指示複合体、そして更に水中音響ブイを含む最新の機上機器を得ると情報筋は付け加えた。
兵器のリストも拡大する~Il-38と比較して搭載兵装の範囲は大きくなる。

機体は、ほぼ完全に国産の電子要素及びコンポーネントで構成される予定であると対談者は締め括った。

Il-38中距離対潜・海上哨戒航空機であり、Il-18旅客機をベースに作成され、1967年~1972年に製造された。
合計で60機がソヴィエト社会主義共和国連邦で製造され、最新の派生型はIl-38Nである。

航空機の基本バージョンは、敵潜水艦を捜索する為の水中音響ブイと、様々な対潜兵器~爆雷、魚雷、機雷を装備する。
近代化ヴァージョンIl-38Nは、距離320キロメートル以上の水上艦を発見できる多機能捜索-目標指示複合体「ノヴェッラ」を装備する。

このシステムは、数十の水中、水上、電波放射目標の同時追尾が可能である。
Il-38/Il-38Nの戦闘行動半径は2500キロメートルに達し、最高速度は時速650キロメートル、上昇限度は10000メートルである。

現在、ロシアには約25機のIl-38及びIl-38Nが有るが、これらの内の何機が稼働しているのかについての正確な情報は無い。
有名な刊行物『ミリタリーバランス』の2022年版では、ロシア海軍航空隊Il-38/Il-38Nの1個連隊と2個飛行隊が記載されており、このクラスの航空機にとっては24機分に相当する。
これに加え、Il-38インド海軍の軍備として存在する。
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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計25機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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更に、Il-38の後継となる新世代対潜哨戒機の開発も進められています。

以前には、新世代対潜哨戒機は既存の航空機をベースに開発される計画となっており、2機種が提案されていました。
[ロシア海軍の新たな対潜哨戒機は既存の航空機をベースに開発される]

Il-38を開発した『イリューシン』は、双発ターボプロップ旅客機Il-114-300をベースにした対潜哨戒機を提案していました。

[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]

一方、遠距離対潜哨戒機Tu-142(戦略爆撃機Tu-95の対潜型)を開発した『ツポレフ』は、双発ジェット旅客機Tu-214をベースにした対潜哨戒機を提案しました。


つまり、Il-114Tu-214のどちらかがロシア海軍新世代対潜哨戒機のベースに選ばれる事になっていました。


しかし、両機種ともロシア海軍が満足しなかった為か、Il-38と同様の4発ターボプロップの対潜哨戒機を新規開発する事になりました。
今回の記事では、何処が開発するのかは明らかにされていませんが、おそらくはIl-38と同じイリューシンでしょう。

エンジンは、Il-114旅客機Il-112V軍用輸送機が装備するクリモフTV7-117(おそらくは最新型のTV7-117ST)が予定されているようです。

Il-112V

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38は日本海上空で訓練飛行を実施した

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『インテルファクス軍事ニュース出張所』より
2023年1月19日8時15分配信
【ロシアの対潜航空機は日本海エリアで訓練飛行を実施した】
ウラジオストク、1月19日、インテルファクス-極東

太平洋艦隊海上航空隊の2機の対潜航空機Il-38の乗員は日本海で練習訓練飛行を実施した。
木曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「乗員は、現代的な電波位置測定及び水中音響の探知手段(レーダーとソナー)を使用して仮想敵潜水艦の捜索、分類、追跡へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

更に乗員は、水中音響ブイの仮想投下の行動手順へ取り組んだ。

Il-38の機長は、日中の困難な気象下で操縦する許可を得る為の管制飛行任務を遂行した。

飛行中、水面と山脈を越えて指定コースを通行し、地上の電波技術航法手段を欠く条件での操縦における整然とした行動の技量を向上させた。

飛行に先立ち、飛行エリアのルートと特徴を調査する為の事前準備が行なわれた。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

ニコラエフカ飛行場
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ニコラエフカには太平洋艦隊海上航空隊第7062ポルト-アルトゥルスカヤ(ポート・アーサー)赤旗航空基地が置かれており、Il-38と、近代化改修されたIl-38Nが駐留しています。

2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海上空を飛行した]

2022年2月12日には、対潜哨戒機Il-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]

ロシア海軍北方艦隊の対潜哨戒機Il-38はバレンツ海で潜水艦捜索訓練を実施した

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通信社『クラースナヤ・ヴェスナ』より
2022年12月8日12時26分配信
【北方艦隊のIl-38乗員ははバレンツ海で訓練を実施した】

北方艦隊航空・防空軍航空連隊対潜航空機Il-38乗員は、バレンツ海で仮想敵潜水艦を捜索する訓練を実施した。
12月8日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「飛行任務の遂行中、対潜航空機Il-38乗員は潜水艦を捜索し、分類する戦術的方法を実行し、そして更に電波位置測定手段(レーダー)及び水中音響手段(ソナー)の助力を得てそれを追跡しました」
広報サービスは声明で述べた。

飛行は、昼間及び夜間の困難な気象条件下で行なわれた事が指摘された。

Il-38乗員は戦闘訓練の実行に加え、更に計器での操縦技術と目印の無い場所の上空の指定コースの通行へ取り組んだ。

以前、バレンツ海の戦闘訓練射爆場で、北方艦隊コラ多種戦力艦隊小型対潜艦「スネシュノゴルスク」の乗組員が対潜射撃を実施した事が想い起こされる。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


北方艦隊Il-38/Il-38Nは、セヴェロモルスク-1飛行場に駐留する第403独立混成航空連隊へ配備されています。
(他にIl-20RT、Il-22M、An-12、An-26、Tu-134が所属)
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ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38はオホーツク海で夜間飛行訓練を実施した

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『Aviation EXplorer』より
【太平洋艦隊海上航空隊の対潜航空機Il-38は夜間条件での飛行を実施した】
2022年11月21日、AEX.RU

カムチャツカロシア北東軍集団対潜航空隊の飛行士は、太平洋艦隊の担当ゾーンのオホーツク海上空で計画夜間飛行を実施した。
ロシア国防省東方軍管区広報サービスは発表した。

練習訓練飛行には対潜航空機Il-38及びIl-38Nの乗員が関わった。
飛行士は、夜間時の離陸の技能、そして更に様々な気象の視界が制限された条件下での計器操縦の技術を向上させた。

これに加え乗員は、雲が低い条件下でのIl-38の着陸、そして更に短縮された滑走路の距離での着陸復行と航空機の着陸を行なった。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
15-0720c.jpg

2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38/Il-38Nは、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

カムチャツカ方面のIl-38N/Il-38第317独立混成航空連隊に所属しています。


エリゾヴォ飛行場
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2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]


2022年2月12日には、第317独立混成航空連隊所属のIl-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は太平洋上空で潜水艦捜索訓練を実施した

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『AviaPort』より
2022年8月26日14時21分配信
【太平洋艦隊の対潜航空機は5000平方キロメートル以上の面積の太平洋海域の上空飛行を行なった】

カムチャツカ半島東岸とクリル群島に沿った5000平方キロメートル以上の面積の太平洋海域の上空飛行は、ロシア北東軍集団混成航空連隊対潜航空機の飛行士により行なわれた。

飛行中、支隊を構成する2機の航空機Il-38N及びIl-38の乗員は、仮想敵を表す潜水艦水上艦の捜索、分類、追跡の任務を遂行した。
飛行士は標準装備の電波位置測定手段(レーダー)及び水中探知手段(ソナー)を複合使用した。

航空機は8時間以上に渡り空中へ滞在し、太平洋海域上空を監視した。

加えて飛行士は、太平洋の水面上での低高度及び極低高度で編隊を構成する航空機の操縦術へ取り組み、グループでの捜索を行なった。

指示された任務を遂行する効率を高める為、飛行士と北東軍集団水域保護連合部隊対潜戦術グループの艦との協同行動が組織された。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
Il-38-1987.jpg

現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
15-0720c.jpg

2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38/Il-38Nは、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

カムチャツカ方面のIl-38N/Il-38第317独立混成航空連隊に所属しています。


エリゾヴォ飛行場
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2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]


2022年2月12日には、第317独立混成航空連隊所属のIl-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38はピョートル大帝湾で潜水艦捜索訓練を実施した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年8月3日3時47分配信
【太平洋艦隊の航空機はピョートル大帝湾へ対潜防衛へ取り組んだ】
ウラジオストク、8月3日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊海上航空隊の軍事部門航空隊の対潜航空機Il-38乗員は、練習飛行中にピョートル大帝湾で仮想敵潜水艦を追跡した。
太平洋艦隊は発表した。

「フライトの実施中、乗員は電波位置測定手段(レーダー)及び水中音響手段(ソナー)を使用する仮想敵潜水艦の捜索、分類、そして追跡の戦術動作へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

飛行士は更に、昼間及び夜間時に良好及び困難な気象条件下での操縦の許可を得る為の検査飛行任務を遂行した。
乗員が行なった操縦術の困難な要素の1つは、バックアップ計器の下での着陸とエンジンの1基の故障を模した航空機の着陸の為のアプローチであった。

練習訓練飛行は、夏季訓練期間の戦闘訓練計画の枠組みにおいてピョートル大帝湾の海上射爆場の1つで実施された。
仮想敵として太平洋艦隊プロジェクト「ワルシャワンカ」潜水艦の1隻が行動した。



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旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

ニコラエフカ飛行場
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ニコラエフカには太平洋艦隊海上航空隊第7062ポルト-アルトゥルスカヤ(ポート・アーサー)赤旗航空基地が置かれており、Il-38と、近代化改修されたIl-38Nが駐留しています。

2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海上空を飛行した]

2022年2月12日には、対潜哨戒機Il-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]

ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38はカムチャツカ沖で潜水艦捜索訓練を実施した

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『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2022年3月24日3時51分配信
【カムチャツカの軍用航空機の乗員は仮想敵潜水艦の捜索訓練を実施した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、3月24日、インテルファクス極東

カムチャツカで2機の太平洋艦隊対潜航空機Il-38の乗員は、近海ゾーンで練習-訓練飛行を実施した。
木曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。
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「飛行士は、Il-38の水中音響兵装の助力による仮想敵潜水艦の捜索訓練をアヴァチンスキー湾海域で何時間にも渡り実施しました」
声明では、こう述べられた。

捜索ステーションの操作手は、飛行士が設定コースを維持している間に対潜複合装置の使用へ取り組んだ。

更にIl-38は、地上の電波技術航空航法手段を欠く条件下で目印の無い場所の上空のコースを通行する訓練を実施した。

飛行士は戦闘艦と連携した。



『イリューシン』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現在は、北方艦隊太平洋艦隊に計30機程度が配備されています。

現用のIl-38は、2012年以降、Il-38N仕様への近代化改修が行なわれています。

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。
Il-38の上部に追加されたのが「ノヴェッラ-P-38」複合体です。
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2025年までに計30機のIl-38Il-38N仕様へ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


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太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38は、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に配備されています。

エリゾヴォ飛行場
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ニコラエフカ飛行場
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2015年3月以降は太平洋艦隊航空隊にも近代化改修されたIl-38Nの配備が始まっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
[ロシア海軍航空隊の近代化改修された対潜哨戒機Il-38N『フョードル・ゾロトゥヒン』号はカムチャツカのエリゾヴォ基地へ到着した]
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38Nは北極圏を監視する]


2022年2月12日には、対潜哨戒機Il-38Nオホーツク海周辺で太平洋艦隊潜水艦を目標にして対潜演習を行なっていた時、クリル諸島ウルップ島周辺海域に居たアメリカ海軍ヴァージニア級原子力潜水艦を発見しています。
[アメリカ海軍のヴァージニア級原子力潜水艦はロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と潜水艦の対潜演習中にウルップ島周辺海域で発見された]