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ロシア海軍の第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー(ライカ)は対艦ミサイル/弾道ミサイルのモジュールを装備する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年12月24日11時33分配信
【ロシアの第5世代潜水艦「ハスキー」は弾道ミサイルを持つ】
モスクワ、12月24日、インタファクス

将来の第5世代潜水艦「ハスキー」は、弾道ミサイルで武装する。
造船に関する連邦評議会の会議において配布された資料では、こう述べられている。

「原子力潜水艦プロジェクト"ハスキー"(ライカ)は、対艦ミサイル及び弾道ミサイルのモジュールを使用します」
文書では、こう述べられた。

以前、同プロジェクト潜水艦極超音速ミサイル「ツィルコン」で武装すると報じられた。

プロジェクト「ハスキー」『マラヒート』設計局が開発している。
『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフが述べたように、同プロジェクトの最初の潜水艦は、7~10年後には建造できる。



【サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』公式サイト】
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]

ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多目的原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」(ハスキー犬)の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」]

「ハスキー」級には水中無人機が搭載されます。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]

「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になります。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]

「ハスキー」級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提示されています。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提案されている]

その後、『マラヒート』機械製造局は、モジュール構造と、人工知能を有する第5世代多目的原子力潜水艦「ライカ」(ライカ犬)の開発作業を開始しました。
[ロシア海軍の第5世代多目的原子力潜水艦ライカの開発作業が始まった]

おそらくは、「ハスキー」第5世代多目的原子力潜水艦の基本型であり、これに各種モジュールを挿入したのが「ライカ」でしょう。

「ハスキー」/「ライカ」の為のモジュール(ミサイル発射機区画)は、これまでは打撃有翼ミサイル(「カリブル」「オーニクス」「ツィルコン」)のみであると言われていましたが、今回、この他に弾道ミサイルのモジュールも有る事が判明しました。

「ハスキー」/「ライカ」は、モジュールを挿入する事により、巡航ミサイル原潜にも弾道ミサイル原潜にも変身できるという歴史上前例の無いユニークな原子力潜水艦になるようです。
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ロシア海軍の第5世代多目的原子力潜水艦ライカの開発作業が始まった

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『タス通信』より
2019年4月17日9時33分配信
【情報筋:ロシアは第5世代原子力潜水艦作成の為の試験開発作業を開始した】
モスクワ、4月17日/タス通信

サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、第5世代多目的原子力潜水艦作成の為、コード名「ライカ」の下で試験設計作業を開始した。
水曜日、『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

彼によると
「2018年末、マラヒートは、コード名ハスキーによる第5世代多目的原子力潜水艦の輪郭を決める為の科学研究作業を完了しました。
作業結果は、軍当局に承認されました」


「その後、マラヒートは、潜水艦作成の次の段階~試験設計作業・コード名ライカへ着手しました」
対談者は話した。

彼は、開発される潜水艦の予定される技術的特性は明らかにしなかったが、その打撃兵器の種類の1つは、極超音速ミサイル「ツィルコン」になる事を指摘した。
情報提供者は付け加えた。
「ライカはモジュール構造と、人工知能の統合戦闘情報管理システムを有します」

『統合造船業営団』は、試験設計作業「ライカ」開始に関する情報について、『タス通信』へコメントしなかった。

2018年6月、『マラヒート』の年次報告書で、将来の新世代多目的原子力潜水艦作成の為の試験設計作業は、2019年に開始しなければならない事が報告された。
文書は、2018~2027年の期間の国家軍事プロジェクトにおいて作業の実施が提示されている事を指摘したが、作業のコード名は明らかにしなかった。

[第5世代潜水艦の作業]
新世代潜水艦
の草案設計が進められている事は、以前から何度も報じられている。
特に、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、2018年5月、専門家は潜水艦の輪郭の複数のヴァージョンを提案しており、この中からの最適な選択が控えていると話した。
この時、彼は、潜水艦「ハスキー」の名を受けていると話した。

現在、ロシアでは、第4世代の多目的潜水艦「ヤーセン」型及び戦略潜水艦「ボレイ」型のシリーズが建造されている。



【サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』公式サイト】

[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]

ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多目的原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」]

「ハスキー」級には水中無人機が搭載されます。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]

「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になります。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]

「ハスキー」級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提示されています。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提案されている]


そして今回、「ロシア防衛産業の匿名希望の情報提供者」は、『マラヒート』機械製造局第5世代多目的原子力潜水艦「ライカ」(ライカ犬)の試験開発作業を開始した事を明らかにしました。

「ライカ」は、モジュール構造と、人工知能を有するとの事です。

今回、初めて名前が出てきた「ライカ」と、以前から何度も報じられている「ハスキー」(シベリアン・ハスキー)の関連性については何も言及していませんが、全く別の潜水艦である事は考えにくいでしょう。

以前、第5世代多目的原子力潜水艦はモジュール方式になると報じられた事が有りました。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]
これは、基本プラットフォーム(原子力潜水艦)有翼ミサイル区画を挿入すれば、有翼ミサイル原潜に変身できるというものです。
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おそらくは、第5世代多目的原子力潜水艦の基本プラットフォームが「ハスキー」、これに有翼ミサイル区画を挿入したのが「ライカ」という事でしょう。

ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2027年12月末に就役する

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『タス通信』より
2018年5月31日13時51分配信
【情報筋:最初の第5世代潜水艦「ハスキー」は2027年に建造される】
モスクワ、5月31日/タス通信

極超音速ミサイル「ツィルコン」で武装する第5世代原子力潜水艦「ハスキー」のトップの建造は、2027年の完了が計画されている。
『タス通信』ロシア防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ハスキーは、2018~2027年の国家軍備プログラムに含まれています。
このクラスの潜水艦の建造の為の試験設計作業は2023年の開始が計画されており、トップ艦の納入は2027年末までとなります」
対談者は話した。

彼は更に付け加えた。
「最新の多目的潜水艦の基礎となる兵装は、極超音速対艦ミサイル・ツィルコンになります」

情報提供者によると、既に実施されている潜水艦の設計の為の科学研究作業の結果は「不満足と認められる」
何故ならば、それは「発注者の必要条件を満たしていない」からである。

『統合造船業営団』の代理人は、この情報について『タス通信』へコメントしなかった。

[ハスキーとツィルコン]
2014年初頭、『マラヒート』設計局は、第5世代多目的原子力潜水艦の設計を公表した。
2016年、プロジェクトのコード名「ハスキー」が知られるようになった。
当初、科学研究作業は設計局の主導で行なわれ、2016年にはロシア連邦国防省との契約が締結された。
2018年4月末、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、プロジェクト「ハスキー」ロシア海軍の意見に沿って仕上げられると述べた。
建造には、予定されているように『北方機械製造事業』が従事する。

将来潜水艦の戦術-技術的特性は秘密にされている。
公開情報によると、「ハスキー」は、国内海軍の伝統に従い、2重船体(複殻式)と12000トン以下の排水量を有するだろう。
潜水艦には最新の戦闘情報管理システム、水中音響複合体、ロシア軍の単一情報スペースと統合されるシステムが装備される。

極超音速ミサイル汎用ミサイル複合体「ツィルコン」『科学生産合同・機械製造』により開発され、現在は試験が実施されている。
予定されているように、それは空中の搭載機及び海上の搭載艦へ配置される。

現在、ロシアは、第4世代のプロジェクト885「ヤーセン」多目的潜水艦シリーズを建造している。
この潜水艦は、2011~2020年の国家軍備プログラムの計画下で建造されており、現在はK-560「セヴェロドヴィンスク」1隻のみが引き渡されている。



【サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』公式サイト】

[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]

ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多目的原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

「ハスキー」級には水中無人機が搭載されます。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]

「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になります。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]

「ハスキー」級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提示されています。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提案されている]

どのようなヴァージョンが提示されているのかは明らかにされていませんが、以前、第5世代多目的原潜はモジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)になると報じられた事が有りますので、おそらくは、このモジュール方式も、複数のヴァージョンの内の1つでしょう。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

更には、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅に自動化されたヴァージョンも有るかもしれません。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提案されている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年5月22日1時48分配信
【ロシア第5世代潜水艦「ハスキー」の外観は確定している】
モスクワ、5月22日-ロシア通信社ノーボスチ

第5世代潜水艦「ハスキー」の概念設計と外観の確定は完了し、戦術-技術的特性の立案が行なわれる。
『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは語った。

「将来の第5世代潜水艦ハスキーの概念設計と、外観の確定を、我々は既に完了しております。
複数のヴァージョンが提案されており、今後は、その中からの最適な選択が控えております」

彼は『イズベスチヤ』紙のインタビューに対し、こう話した。

「現在は、新たな潜水艦の戦術-技術的特性の立案が行なわれています。
プロジェクト"ハスキー"は、未だ軍事機密のままです」
ラフマノフ
は付け加えた。

第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の公表されている情報は少ない。
知られているのは、この潜水艦が、2011年2月に初めてメディアが言及した極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」を有する将来ミサイル複合体を搭載するという事である。
予想されているミサイル複合体の符号は3K-22ミサイル自身は3M22である。

以前、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクが語ったように、プロジェクト「ハスキー」原子力潜水艦の建造は、『2018~2025年の国家軍備プログラム』に組み込まれている。



【サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』公式サイト】

[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]

ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多目的原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

「ハスキー」級には水中無人機が搭載されます。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]

「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になります。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]


そして今回、ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、「ハスキー」級の概念設計は完了し、複数のヴァージョンが提示されていると述べました。

どのようなヴァージョンが提示されているのかは明らかにされていませんが、以前、第5世代多目的原潜はモジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)になると報じられた事が有りますので、おそらくは、このモジュール方式も、複数のヴァージョンの内の1つでしょう。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

更には、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅に自動化されたヴァージョンも有るかもしれません。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級と第5世代戦略原潜の開発は『2018年~2027年の国家軍備プログラム』において継続される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年12月25日9時30分配信
【第5世代原子力潜水艦の開発は『2018~2027年の国家軍備プログラム』承認後に継続される】
モスクワ、12月25日、インタファクス-AVN

第5世代原子力潜水艦の外観の形成作業は、『統合造船業営団』設計局『ルビーン』『マラヒート』の主導により進められている。
月曜日、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフ『インタファクス-AVN』のインタビューに対し、こう述べた。
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この作業は「2018年から2027年までの期間の国家軍備プログラムの承認後に継続されます~あとの詳細は、軍事機密です」
アレクセイ・ラフマノフ
は話した。

周知の通り、海洋工学中央設計局『ルビーン』の専門分野の1つである大陸間弾道ミサイル搭載戦略用途原子力ロケット潜水艦が開発されている。
サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』原子力多目的潜水艦を開発している。

公開情報によると、『マラヒート』は、特に、兵装として極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を受け取る予定の「ハスキー」型原子力潜水艦を立案している。
ミサイルの開発は、レウトフ科学生産合同『機械製造』で進められている。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた機械製造局『マラヒート』は、現在、第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業を進めています。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]


一方、ソ連/ロシア海軍戦略原潜(弾道ミサイル原潜)を手掛けてきた海洋工学中央設計局『ルビーン』も、既に第5世代戦略原子力潜水艦の設計作業に取り掛かっています。

ただ、第5世代戦略原潜の前に、第4世代戦略原潜「ボレイ-A」の改良型である「ボレイ-B」が建造される事になったので、第5世代戦略原潜の建造が開始されるのは、早くても2020年代末でしょう。

第5世代戦略原潜の為の新型弾道ミサイルも開発されます。
[モスクワ熱技術研究所はロシア海軍の為の新型SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を開発する]

ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年12月20日3時46分配信
【原子力潜水艦「ハスキー」の就役期間は半世紀以上となる】
モスクワ、12月20日-ロシア通信社ノーボスチ

第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の就役期間は52年になる。
サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』ロボット工学部長オレグ・ウラソフ『ロシア通信社ノーボスチ』へ語った。

アカデミー会員N.N.イサーニン記念サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、第4世代原子力潜水艦「ヤーセン」を含む原子力潜水艦の開発に従事している。

「正確に申し上げますと、このハスキーは、それ(註:ロボット複合体)と共に存在します。
私共は、その為に、艦の作成における将来の作成を実現する上での設置複合体の為の技術的可能性が如何なるものとなるのかを定めます。
この艦は52年間に渡り就役します。
艦は、明日には形成されるでしょう」
ウラソフ
は話した。

『マラヒート』の代理人は、海軍をサポートする国産の海洋ロボット機器及び全てロシア国内で用意されるエンジンの開発に関する全ロシア協議会での報告において公表した。
ウラソフロボット機器の開発の枠組みにおける国の強化というテーマで話し、更には第5世代多目的潜水艦「ハスキー」の為のロボット工学複合体の作成へ詳細に言及した。

以前、ウラソフは、今日において「ハスキー」の概略設計は定められており、外観は形成されていると『ロシア通信社ノーボスチ』へ伝えた。
潜水艦には、水中及び空中で動作するロボット工学複合体の装備が計画されている。
潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」の進水式典において海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフは、プロジェクト「ハスキー」の科学研究作業は2018年に完了すると発言した。

潜水艦の建造は、2018年~2027年の国家軍備プログラムにおいて計画されている。
更に、潜水艦は新たな極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」を搭載できる事が知られている。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]


「ハスキー」級には「水中、空中で動作するロボット複合体」が装備されます。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年12月19日3時10分配信
【第5世代原子力潜水艦はロボットを装備する】

「ロボット複合体」というのは、要するに無人機の事です。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]


「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になるとの事です。
例えば、2030年頃に就役すれば、2080年代まで現役に留まることが出来るでしょう。

ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日14時9分配信
【次世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」は2025年までに起工される】
セヴェロドヴィンスク(アルハンゲリスク州)、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

次の第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の起工は、2023~2024年に計画されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』は金曜日に、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将より伝えられた。

現在、ロシア連邦海軍は、第4世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン」を軍備採用している。

「おおよそは、起工(原子力潜水艦「ハスキー」の)は2023~2024年に予定されております」
プロジェクト「ヤーセン-M」原子力潜水艦「ウリヤノフスク」
の起工式典の為に工場『セヴマシュ』へ来訪したブルスクは話した。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

現在の所、「ハスキー」級の建造開始は2020年以降に予定されています。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]


そして今回、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、「ハスキー」級の1番艦の起工は、2023から2024年に予定されていると発言しました。

さる7月28日に起工された第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の最終艦「ウリヤノフスク」は、2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される予定となっているので、その後で第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造が始まる事になるようです。
[ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された]
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

ロシア造船業界はロシア海軍の為の第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の建造を開始する用意がある

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月28日12時12分配信
【『統合造船業営団』は新世代原子力潜水艦の生産を開始する用意がある】
サンクトペテルブルク、6月28日-ロシア通信社ノーボスチ

『統合造船業営団』は、ロシア国防省から然るべき発注を受けた場合、第5世代原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の建造を開始する用意がある。
水曜日、『統合造船業営団』副総裁(軍事造船担当)イーゴリ・ポノマリョフ国際海軍サロン(IMDS-2017)の最中に『ロシア通信社ノーボスチ』へ伝えた。

「この問題は、ロシア国防省及びロシア海軍に責任が在ります。
『統合造船業営団』は、然るべき発注を受けた際、第5世代原子力潜水艦の生産を開始する用意があります」

彼は話した。

以前、『統合造船業営団』は、第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の外観の形成作業が始まったと発表した。
それは、現在建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられているプロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦を代替する。

これまでに知られているのは、新たな多目的潜水艦将来戦略原子力潜水艦と最大限の統一を図る事と、その兵装が極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」という事だけである。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

2016年4月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級多用途原潜戦略原潜を統合すると発言しました。
[ロシア海軍第5世代原潜ハスキー級は多用途原潜と戦略原潜を統合する?]

しかし、「ハスキー」級を設計する『マラヒート』機械製造局のトップ、ウラジーミル・ドロフェーエフ氏は、「ハスキー」級弾道ミサイルを搭載する事は出来ないと述べました。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級は第4世代原潜ヤーセン級の経験を基に開発され、弾道ミサイルを搭載しない]

現在の所、「ハスキー」級の建造開始は2020年以降に予定されています。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]


今回、『統合造船業営団』副総裁(軍事造船担当)イーゴリ・ポノマリョフ氏は、ロシア国防省からの発注が有れば「ハスキー」級の建造を開始する用意があると述べているので、設計は殆ど完了しているようです。


ロシア海軍第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の建造は、2017年7月28日に起工され、2023年に就役する予定の7番艦で終了します。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは2017年7月28日に起工される]

その後、第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造へ移行する事になるでしょう。

ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される

16-0906k.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月6日12時21分配信
【潜水艦「ハスキー」の建造契約は2018年以降に締結される】
モスクワ、9月6日-ロシア通信社ノーボスチ

第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の建造契約は、潜水艦の予備設計が完成する2018年以降に締結される。
『統合造船業営団』の軍事造船担当副総裁イーゴリ・ポノマリョフは、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

「第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクトハスキーの外観は、更なる形成状態に在ります。
多目的原子力潜水艦プロジェクトの予備設計の開発には、約2年を要します。
この艦を建造する契約を締結する可能性については、私共が、このプロセスを完了した後で現実のものとなるでしょう」
ポノマリョフ
は、『統合造船業営団』が参加するフォーラム『アルミヤ(軍)-2016』に関し、こう話した。

以前、『統合造船業営団』は、第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の外観の形成作業が始まったと発表した。
それは、現在建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられているプロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦を代替する。

これまでに知られているのは、新たな多目的潜水艦将来戦略原子力潜水艦と最大限の統一を図る事と、その兵装が極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」という事だけである。


ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

2016年4月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級多用途原潜戦略原潜を統合すると発言しました。
[ロシア海軍第5世代原潜ハスキー級は多用途原潜と戦略原潜を統合する?]

しかし、「ハスキー」級を設計する『マラヒート』機械製造局のトップ、ウラジーミル・ドロフェーエフ氏は、「ハスキー」級弾道ミサイルを搭載する事は出来ないと述べました。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級は第4世代原潜ヤーセン級の経験を基に開発され、弾道ミサイルを搭載しない]

「ハスキー」級の開発契約は既に締結されており、2020年以降に建造が始まります。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]


ロシア海軍第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の建造は、2023年に就役する予定の7番艦で終了します。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後、第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造へ移行する事になるでしょう。
或いは、「ヤーセン」級が全て完成する前に「ハスキー」級の建造が始まる可能性も有りますが・・・

ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年8月8日22時42分配信
【第5世代原子力潜水艦の建造は2020年以降に始まる】
モスクワ、8月8日-ロシア通信社ノーボスチ

(ロシア)国防省第5世代多目的原子力潜水艦の開発契約を承認し、潜水艦の建造は2020年以降に開始される。
サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』総取締役ウラジーミル・ドロフェーエフは発表した。

「国防省との契約が締結され、新世代艦の作成作業が始まりました。
次世代艦が作成される時期は-2020年以降には現実のものとなるでしょう」
ドロフェーエフ
ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送で発言した。

以前、『統合造船業営団』は、第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の外観の形成作業が始まったと発表した。
それは、プロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦を代替する。

これまでに知られているのは、新たな多目的潜水艦将来戦略原子力潜水艦と最大限の統一を図る事と、その兵装が極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」という事だけである。


ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

2016年4月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級多用途原潜戦略原潜を統合すると発言しました。
[ロシア海軍第5世代原潜ハスキー級は多用途原潜と戦略原潜を統合する?]

しかし、「ハスキー」級を設計する『マラヒート』機械製造局のトップ、ウラジーミル・ドロフェーエフ氏は、「ハスキー」級弾道ミサイルを搭載する事は出来ないと述べました。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級は第4世代原潜ヤーセン級の経験を基に開発され、弾道ミサイルを搭載しない]

「ハスキー」級の開発契約は既に締結されており、2020年以降に建造が始まります。

ロシア海軍第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の建造は、2023年に就役する予定の7番艦で終了します。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後、第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造へ移行する事になるでしょう。
或いは、「ヤーセン」級が全て完成する前に「ハスキー」級の建造が始まる可能性も有りますが・・・