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北極遠征を終えたロシア海軍北方艦隊艦船部隊はセヴェロモルスク基地へ帰投した

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『タス通信』より
2018年10月11日20時4分配信
【北方艦隊艦船支隊は北極航海から基地へ到着した】
ムルマンスク、10月11日/タス通信

北氷洋での遠距離航海任務を遂行した北方艦隊戦闘艦・支援船支隊は、木曜日に基地-セヴェロモルスク市へ到着した。
木曜日に艦隊の広報サービスは発表した。

「本日、セヴェロモルスクで艦船支隊の歓迎式典が開催されました」
広報サービスは話した。

北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将は、与えられた任務は成功裏に果たされたという報告を受けた。
艦隊司令官は指摘した。
「大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフの基地への帰投は、北方艦隊の北極部隊の発展の次なる段階の完了であります」

支隊の単独航海の枠組みで、北方艦隊の艦と支援船は、初めてバレンツ海から北海航路経由で太平洋水域へ、そして逆方向への横断移動を行なった。
更に、初めてチクシ集落地域で北極ロシア領の防護の為の兵種間演習を実施し、チュクチ及びベーリング海チュクチ半島で艦隊戦力が行動した。

北方艦隊艦船の北極航海は8月8日に始まり、2ヶ月以上に渡って続いた。
航海中に9000海里以上を航行し、バレンツ海から北海航路経由で太平洋水域へ、そして逆方向への横断移動を行なった。
北方艦隊将兵は、戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加し、チクシ集落地域での北極ロシア領の防護の為の兵種間演習、ロシア島嶼領域防衛の為のノヴォシビルスク群島での演習、北極の安全保障の為のチュクチでの双務演習、ベーリング海峡及びベーリング海での救助演習、ロシア連邦の海上経済ゾーンの航行の安全を保障する一連の演習を含む10回以上の大規模演習を海上および地上で実施した。

ヴィリキツキー海峡、ラプテフ海及び東シベリア海の航行は、困難な航海環境の下で実施された。
結氷海域では、支隊の艦へ国営法人『ロスアトム』原子力砕氷船「50リェート・ポベードゥィ」「バイガチ」が同行した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、9月26日に発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊はノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島から超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を発射した]

10月1日、北方艦隊艦船支隊ディクソン沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はディクソン沖へ到着した]

10月6日にはバレンツ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海へ入った]

その後、ロシア境界線警備隊警備艦と合同で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海で演習を行なった]

そして10月11日、北方艦隊艦船支隊セヴェロモルスクへ帰投しました。
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ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海で演習を行なった

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『タス通信』より
2018年10月9日0時46分配信
【北方艦隊と境界線局はバレンツ海で合同演習を実施した】
ムルマンスク、10月9日/タス通信

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」に率いられ、北氷洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊北極グループは、バレンツ海西北極地域ロシア連邦保安庁境界線局の部隊と合同演習を実施した。
同艦隊の広報サービスは発表した。

「演習中、ロシア連邦の海上経済ゾーンの航行の安全を保障する複合問題への取り組みが行なわれました」
広報サービスは話した。

演習は3段階で実施された。
第1段階では、海域の貴重な水中生物資源の保護に関する組織的連携へ取り組んだ。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」及び境界線上警備艦「ポリャールナヤ・ズヴェズダー」の乗組員は、受け取ったデータを交換した。
第2段階では、艦上からヘリコプターKa-27が空中偵察実施の為に空へ上がり、飛行士は受け取ったデータを母艦へ転送した。

第3段階は、北方艦隊の部隊のみが参加し、海上で民間船の乗組員へ援助を与える訓練を実施する戦闘訓練活動だった。
民間船の役割は、最新のディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」が演じた。
西北極地域ロシア連邦保安庁境界線局は、船上には、緊急の医療援助を必要とする負傷者が居たと伝えた。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」艦上から、医療班を乗せたヘリコプターが発進し、仮想負傷者へ医療援助を与えた。

バレンツ海の合同演習は、北方艦隊艦・支援船支隊北極航海の最終段階である。
遠距離航海が始まって以来、艦船は9000海里以上を航行し、ラプテフ海ヤクーツク及びチュクチ沿岸、ベーリング海チュクチ沿岸での初めての海洋揚陸作戦の実施を含め、10回以上の合同戦術演習を実施した。
北方艦隊の艦と支援船が北極航海から恒久駐留所及び登録港へ戻るのは、数日後に予定されている。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、9月26日に発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊はノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島から超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を発射した]

10月1日、北方艦隊艦船支隊ディクソン沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はディクソン沖へ到着した]

10月6日にはバレンツ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海へ入った]

その後、ロシア境界線警備隊警備艦と合同で演習を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月6日12時2分配信
【北方艦隊北極グループはバレンツ海で演習を実施する】

本日、北氷洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊戦闘艦・支援船支隊は、バレンツ海へ入った。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」に率いられ、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」、救助曳船「パミール」、サルベージ船KIL-143、給油船「セルゲイ・オシポフ」で構成される支隊は、複雑な水文気象条件下のカルスキエボロタ海峡を通過した。

バレンツ海北方艦隊北極グループ戦闘艦は、ロシア連邦の海上経済ゾーンの航行の安全を保障する複合演習へ取り組む。
各々の演習は、西北極地域のロシア連邦保安庁境界線局警備艦の乗組員と連携した実施が計画されている。

遠距離航海が始まって以来、艦船は9000海里以上を航行し、ラプテフ海ヤクーツク及びチュクチ沿岸、ベーリング海チュクチ沿岸での初めての海洋揚陸作戦の実施を含め、10回以上の合同戦術演習を実施した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、9月26日に発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊はノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島から超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を発射した]

10月1日、北方艦隊艦船支隊ディクソン沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はディクソン沖へ到着した]

10月6日にはバレンツ海へ入りました。
ここでロシア境界線警備隊警備艦と合同で演習を行なった後、母港へ戻るようです。

ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はディクソン沖へ到着した

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『タス通信』より
2018年10月1日20時13分配信
【北方艦隊の艦船は北極航海の最終段階へ取り掛かった】
ムルマンスク、10月1日/タス通信

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」率いる北方艦隊戦闘艦・支援船支隊は、北極への遠距離航海の最終段階へ取り掛かった。
同艦隊の広報サービスは発表した。

「前日に艦船はラプテフ海からカラ海へヴィリキツキー海峡を通過し、ディクソン港泊地へ停船しました」
広報サービスは伝えた。

航海は、強い風と波打つ海上という困難な気象条件下で行なわれた。
艦船支隊のヴィリキツキー海峡の結氷海域の通過は、北方艦隊砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」により保障された。

ディクソンへ接近する北極グループは二手に分かれる。
旗艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」北ゼムリャ群島ゴロミャンニ島へ向かい、残りの艦船は給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に投錨停泊所へ到着する。
ゴロミャンニ島エリアで「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、ヘリコプターKa-27PSからの空挺強襲グループの降下へ取り組み、更には一連の他の戦闘演習任務を遂行する。

物資を補充した後、北方艦隊北極グループの艦船は、コラ湾へ進路を取る。
遠距離航海が始まってから、彼らは8000海里以上を航行し、ラプテフ海ヤクーツク及びチュクチ沿岸、ベーリング海チュクチ沿岸での初めての海洋揚陸作戦の実施を含め、10回以上の合同戦術演習を実施した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、9月26日に発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊はノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島から超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を発射した]

そして10月1日、北方艦隊艦船支隊ディクソンへ到着しました。

今後、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」北ゼムリャ群島ゴロミャンニ島へ向かい、それ以外の艦船は母港へ向かうようです。
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ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年9月24日16時3分配信
【北方艦隊北極グループはラプテフ海のコテリヌイ島へ到着した】

北極グループに加わっている北方艦隊の戦闘艦及び支援船は、ノヴォシビルスク群島コテリヌイ島へ到着した。

ラプテフ海で艦及び支援船の乗組員は、戦術演習を実施し、更には一連の艦内戦闘訓練活動を実施する。

前日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」率いる支隊は、東シベリア海の結氷海域、更にはサンニコフ海峡原子力砕氷船「バイガチ」の随伴下で無事に通り抜けた。

ルート上の流氷の偵察は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」艦上の捜索救助ヘリコプターKa-27PS乗員により実施された。
ヘリコプター乗員は、グループの移動の為、結氷状況、推薦する安全な方向に関する情報を転送した。

気象水文学予測及び結氷偵察データを考慮した進路の正確な計算のお陰により、艦船の航行は、主に安全な航海条件の開放された水域で行なわれている。

北方艦隊艦船の北極遠距離航海時、合計で7000海里以上を走破した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。


なお、コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、近い内に発射訓練を行ないます。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年9月25日13時32分配信
【北方艦隊のミサイル複合体「バスチオン」班は北極のロシア領の島嶼防衛演習で戦闘射撃を実施する】

ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年9月21日15時40分配信
【北方艦隊北極グループは困難な結氷状況の東シベリア海へ入った】

旗艦である大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」艦上でコラ小艦隊司令官オレグ・ゴルベフ中将が指揮する北方艦隊北極グループの艦船は、東シベリア海へ入った。

支隊は、国営法人『ロスアトム』原子力砕氷船「バイガチ」に随伴されて北海航路の西へ向かうルートを進んでいる。
航行は困難な結氷状況下で行なわれている。
チュクチ海東シベリア海では、氷結プロセスが始まっている。

艦船は縦列で進んでいる。
砕氷船「バイガチ」の後に大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、その後に大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」が続いている。
戦闘艦の後を支援船が進んでいる。

2週間前、北方艦隊支隊は、原子力砕氷船「50リェート・ポベードゥィ」に随伴されて東へ進んだ。
東シベリア海北方艦隊将兵は、砕氷船「バイガチ」の支援下で航行する練習艦「ペレコプ」と出会った。

現在、艦船は、軍事基地「セーヴェルヌィ・クレーヴェル」が在るラプテフ海コテリヌイ島(ノヴォシビルスク諸島)へ向かっている。
艦の乗組員と北極旅団及び海軍歩兵部隊の隊員は、次なる防衛へ指向される戦術演習へ参加する。

北方艦隊北極グループの艦船は8月8日からの遠距離航海を行なっている。
航海時に彼らは6000海里以上を走破し、演習『ヴォストーク-2018』へ参加し、ベーリング海チュクチ海チュクチ沿岸海洋揚陸部隊の上陸を行ない、対潜、対空、対水中工作防衛と、遭難した船を救助する一連の演習を実施した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
18-0813a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
18-0826g.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。

今回の記事に登場する原子力砕氷船「バイガチ」は、1980年代末にフィンランドバルチラ造船所で建造され、1989年にレニングラード(現サンクトペテルブルク)『バルト工場』へ回航されて原子力機関の設置と最終艤装を行ない、1990年7月25日に就航しました。
就航後、現在まで北極圏で活動しています。

ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった

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『タス通信』より
2018年9月20日20時51分配信
【北方艦隊の艦船はチュクチ海で対水中工作防衛演習を実施した】
ムルマンスク、9月20日/タス通信

北方艦隊北極グループは、チュクチ海の無防備の泊地へ停泊中に対水中工作防衛演習を実施した。
艦隊の広報サービスは発表した。

「演習は、艦船が給油船セルゲイ・オシポフから水と燃料の物資を補充する為、チュクチ海のヴァンカレム集落の泊地へ停泊中に実施されました。
実施された演習の主な目的は、無防備の泊地へ停泊する艦船支隊の組織的な対水中工作防衛への取り組みでした」

艦隊は話した。

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」の艦上では、海域の監視の為、当直要員が配置され、仮想水中工作員を撃滅する為の多連装擲弾筒が設置された。

更には、仮想敵の水中工作部隊及び手段へ対処する戦闘泳者部隊の活動の準備の為の潜水夫監視班が組織された。

演習中、北方艦隊将兵は小型水上目標への擲弾筒及び標準射撃兵器からの射撃へ取り組んだ。
演習実施及び給油船からの物資補充完了の後、北極グループの艦船は、北海航路を西へ向かうルートの移動を行なう為の航行隊列を形成した。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
18-0813a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
18-0826g.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
18-0911a.jpg

北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

そして9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った

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『タス通信』より
2018年9月19日18時38分配信
【北方艦隊の北極グループはチュクチ海へ入った】
ムルマンスク、9月19日/タス通信

北方艦隊艦船支隊北極航海の枠組みでチュクチ海へ入った。
水曜日に艦隊の広報サービスは発表した。

「北方艦隊の北極グループは、ベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました」
広報サービスは話した。

ベーリング海峡通過時、艦船は隊列航行での操艦を行ない、更には対舟艇任務へ取り組んだ。
戦闘艦・支援船支隊チュクチ海の航行は、複雑な水文気象条件下で行なわれる。
移動ルートには濃い霧が立ち込めていると広報サービスは指摘した。

支隊ヴァンカレム岬への進路を進んでいる。
泊地で艦船は、給油船「セルゲイ・オシポフ」からの水と燃料の物資補充の為に停止した。

以前、海軍歩兵及び北極自動車化射撃兵旅団の部隊の要員及び車両は、ベーリング海沿岸での両面戦術演習の実施後、大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」へ乗り込み、その後、戦闘艦支隊旗艦~大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、チュクチエグヴェキノト港泊地を去った。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

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その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。

ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年9月17日16時18分配信
【北方艦隊北極グループはチュクチで海洋揚陸部隊の上陸及び沿岸防衛の演習を実施する】

コラ小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の総指揮下でベーリング海において行動している北方艦隊北極グループは、チュクチエグヴェキノト港地域で海洋揚陸部隊の上陸及び沿岸防衛の両面戦術演習を実施する。

海岸の防衛位置には、数日前にヴァンカレム岬から北氷洋沿岸まで、道路の無い条件の270kmのルートの行進を行なった北極自動車化射撃兵旅団の部隊が占めていた。

海洋揚陸部隊の作戦行動開始前、北極グループ戦闘艦は、海岸の仮想敵のトーチカ制圧の任務へ取り組んだ。
標的位置への砲射撃は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」AK-100砲塔戦闘班及び大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」AK-725砲塔戦闘班により実施された。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」航空群のヘリコプターKa-27乗員は、「敵」への攻撃及び空挺部隊の降下へ取り組んだ。

砲撃後、大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」の海洋揚陸部隊の主力は上陸の準備を行なった。
海軍歩兵は装甲輸送車BTR-80で無防備の海岸への揚陸部隊の上陸戦闘実施の戦術へ取り組んだ。

演習中、攻撃側と防衛側は、偵察の実施と戦術状況明確化の為、無人飛行装置を積極的に使用した。


『タス通信』より
2018年9月18日17時20分配信
【北方艦隊北極グループはチュクチでの演習を完了した】
ムルマンスク、9月18日/タス通信

北方艦隊北極集団は、チュクチエグヴェキノト港地域での活動及び戦闘訓練を完了し、艦はベーリング海峡へ進路を取った。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「本日朝、戦闘艦支隊旗艦~大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフは、チュクチのエグヴェキノト港泊地を去り、ベーリング海峡へ進路を取りました」
広報サービスは話した。

海軍歩兵及び北極自動車化射撃兵旅団の部隊の人員及び車両は、ベーリング海沿岸での両面戦術演習の実施後、大型揚陸艦「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」へ乗り込んだ。

前日、北方艦隊将兵は、エグヴェキノト集落住民の為の一般文化プログラムを用意した。
民間住民へ見せる為、大型揚陸艦「コンドポガ」が公開された。
その艦上で船員は、現代的な地上及び海軍兵器、弾薬及び衣服を展示した。

集落の中央広場では、捜索救助ヘリコプターKa-27PSに基づく緊急救助設備の展示会が用意された。
更に、エグヴェキノト住民の前で、北方艦隊揚陸艦旅団歌と踊りのアンサンブルが披露された。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
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北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。

戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった


『タス通信』より
2018年9月15日11時5分配信
【北方艦隊の艦はオホーツク海で潜水艦の捜索へ取り組んだ】
タス通信、9月15日

北方艦隊戦闘艦・支援船支隊演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいてオホーツク海で対潜防衛の演習を実施した。
土曜日にロシア国防省広報サービスは発表した。

「演習中、支隊の構成に含まれている大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ乗組員は、艦の水中音響兵装と、更には対潜ヘリコプターKa-27PLを使用する潜水艦捜索の複合活動へ取り組みました。
飛行中にヘリコプター乗員は投下式水中音響ステーションを用いて捜索行動を実施しました」

声明では、こう述べられた。

この他、演習の各段階で戦闘班の訓練が実施され、艦の機雷-魚雷戦闘班は潜水艦を仮想強制浮上させ、更には全ての対潜兵器複合体を仮想使用した。
艦の乗組員は、更に、仮想敵潜水艦の攻撃からの防衛の演習課題を実行し、対潜操艦の要素を実施した。

北極グループを構成する北方艦隊部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加している。
8月8日以来、艦船は5000海里以上を航行し、北極で数回の演習を実施した。

演習『ヴォストーク-2018』は、ロシア極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域において、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で9月11日から17日まで実施される。、
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。



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2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
18-0813a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
18-0826g.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
18-0911a.jpg

北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

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9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
演習の相手役を務めたのは、太平洋艦隊潜水艦でしょう。

無論、北方艦隊所属の艦船がオホーツク海まで来たのは、今回が初めてです。