ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2017年4月20日に起工される

16-0505b.jpg
『タス通信』より
2017年3月21日12時23分配信
【ロシア連邦海軍の為の最初の砕氷哨戒艦は「イワン・パパ―ニン」と命名される】
モスクワ、3月21日/タス通信

4月20日の起工が計画されているロシア連邦海軍の為の最初の砕氷哨戒艦「イワン・パパ―ニン」と命名される。
『タス通信』『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフより伝えられた。

「それは、イワン・パパ―ニンと命名されます」
ブザコフ
は話した。

2016年、ロシア連邦国防省『アドミラルティ造船所』へ2隻のプロジェクト23550砕氷級哨戒艦を発注した。
これらは2020年末までに(ロシア)海軍へ引き渡されなければならない。

国防省が指摘したように、このプロジェクトの代表は、曳船、砕氷船、そして哨戒艦の特質を併せ持っている。
それは、最大で厚さ1.5メートルの結氷を突破できる。

更に、ロシア連邦海軍の為に『アドミラルティ造船所』が建造しているディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤ―・ムーロメツ」は今年(2017年)の海軍への引き渡しが計画されている。



ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]


そして今回、プロジェクト23550の1番艦は2017年4月20日に起工され、艦名は「イワン・パパ―ニン」となる事が明らかにされました。

イワン・ドミトリエヴィチ・パパ―ニン(1894年11月26日~1986年1月30日)は、ソヴィエト連邦時代の北極探検家です。
17-0323b.jpg
17-0323a.jpg
17-0323c.jpg
17-0323d.jpg
1932年以降、北極圏の探検を何度も行ない(1956年まで)、1937年と1940年にソ連邦英雄勲章を授与され、1938年には地理学博士号を授与され、1943年にはソ連海軍少将(コントル-アドミラル)の階級を与えられました。

著書も有ります。
【パパーニンの北極漂流日記―氷盤上の生活】


ロシア北極圏を戦略的に重要な海域と位置付けており、2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されています。
16-0505c.jpg
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
スポンサーサイト

沿海地方のボリショイ・カーメニでロシア海軍太平洋艦隊の為の新型補給船が建造される

17-0307d.jpg
『タス通信』より
2017年3月7日9時57分配信
【(ロシア)国防省は補助艦隊の為の給油船シリーズを工場『ズヴェズダー』へ発注する】
ボリショイ・カーメニ/沿海地方/3月7日/タス通信

ロシア国防省は、極東工場『ズヴェズダー』補助艦隊の為の給油船シリーズの発注割り当てを計画しており、太平洋艦隊の為の補給船の契約は今年中の締結が計画されている。
ロシア連邦国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフは同社を訪れた際に報道陣へ伝えた。

「工場が大規模な建造工事の為の新たな生産施設を展開している事を利用し、我々は、補助艦隊~給油船シリーズの建造の発注を割り当てます。
今年には、2020年に納入されるタンカー型汎用補給船の為の契約の締結を計画しております」
ボリソフ
は話した。

彼によると、給油船の排水量は20000トンになり、船は太平洋艦隊のニーズを保障する。

国防次官は、工場『ズヴェズダー』は、太平洋艦隊潜水艦隊の修理と保守サービスを行なっているが故に、軍当局にとって最も期待される資産の1つである事を指摘した。

「従いまして、我々は、常時ここに在り、姿を見せているこの工場を非常に大事にしており、その再構築を進めています。
それは、造船業界の民間構成要素の非常に良い展望です」
ボリソフ
は締め括った。



【極東工場『ズヴェズダー』公式サイト】
17-0307c.jpg
極東工場『ズヴェズダー』は、沿海地方ボリショイ・カーメニ市に在る艦船修理工場です。

以前には、旧ソ連の大量の除籍原潜の解体工事を行なっていました。

最近では、太平洋艦隊原子力潜水艦の近代化改装を行なっています。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]
[ロシア海軍の原子力戦略用途水中巡洋艦リャザンは近代化改装を終えて太平洋艦隊へ復帰し、カムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ戻った]


これまでは艦船の新規建造は手掛けていなかった『ズヴェズダー』ですが、太平洋艦隊向けの新型補給船(給油船)を建造する事になりました。

新型補給船は排水量20000トン級との事であり、現在建造中のプロジェクト23130シリーズよりも大型になるようです。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは進水した]
[クリミア半島のケルチ造船所でロシア海軍の為の新たな給油船2隻が起工された]

新世代砕氷船イリヤー・ムーロメツは2017年秋にロシア海軍へ引き渡される

17-0221a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年2月21日2時0分配信
【最新砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は今年(2017年)秋にロシア海軍へ加入する】

軍事造船国家プログラムに沿って、企業『アドミラルティ造船所』ロシア海軍の為に建造されているプロジェクト21180砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、全ての段階の試験を完了した後、今年(2017年)秋にロシア海軍への引き渡しが計画されている。

現在、砕氷船は艤装段階に在り、これはスケジュールに沿って行なわれている。

プロジェクト21180砕氷船のトップは、ロシア海軍の為に建造されたものとしては45年ぶりとなる。
今年秋、係留試験、工場航行試験、国家受領試験を実施した後、砕氷船北方艦隊へ加わり、ロシア海軍北極圏グループの活動を保障する任務を遂行する。

「イリヤー・ムーロメツ」の特性は、北極圏における海軍戦闘艦支援船の結氷海域での先導を効果的に独立して行ない、更には、曳航の保障を行なう事を可能にする。

多機能船となる砕氷船の排水量は6000トンである。
起工式典は、2015年4月23日に『アドミラルティ造船所』で開催された。
2016年6月、砕氷船は、艤装作業を企業『アドミラルティ造船所』の水域で行なう為に進水した。

P21180.jpg
[参照]
「イリヤー・ムーロメツ」
は、結氷条件下における海軍戦力の駐留と展開の保障の為に意図されている単一甲板多機能船である。
は、海洋曳船、砕氷船、哨戒艦としての能力を同時に有しており、ロシア海軍北極圏グループの活動を保障する為に使用される。

プロジェクト21180砕氷船は、新たな電気推進原理と現代的な発電装置を有する新世代船である。
砕氷船の高い機動性は、フル回転機械式ツインスクリュー操舵装置(ツインアジマススラスター)船首操舵装置により提供され、結氷条件下で作業する船の機動特性を増加させる。

管理システムは、高い自動化率及び統合率を有する。
砕氷船は、電子地図作成航法情報システムを有する現代的な航法複合体を装備する。

砕氷船の基本戦術-技術特性
排水量-6000トン
全長-85メートル
幅-20メートル
船上の高さ-9.2メートル
吃水-6.8メートル
自立航行期間-60日
航続距離-9000海里
厚さ1.5メートルまでの結氷を通航可能
動力タイプ-ディーゼルエレクトリック推進操舵装置、各出力3.5メガワット
乗組員-35名




現在のロシアは、原子力砕氷船「アルクチカ」型を筆頭に各種砕氷船を保有していますが、これらの砕氷船ロシア海軍の所属ではありません。

ソ連邦海軍時代には、プロジェクト97砕氷船が8隻建造され、1960年から1970年に掛けて就役しました。
プロジェクト97『アドミラルティ造船所』で建造されました。

先代の砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」(プロジェクト97K)は1965年12月にソ連海軍へ納入され、太平洋艦隊へ配備されました。
15-0423b.jpg
15-0423c.jpg
ソ連邦解体後の1993年6月にロシア海軍から除籍されました。

初代「イリヤー・ムーロメツ」が姿を消してから20年以上経った2015年4月23日、プロジェクト21180砕氷船の1番船として新たな「イリヤー・ムーロメツ」が起工されました。
[ロシア海軍の為の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは2015年4月23日に起工される]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは起工された]


2代目「イリヤー・ムーロメツ」は2016年6月10日に進水しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]


進水後、『アドミラルティ造船所』の岸壁で艤装工事が進められました。
17-0221b.jpg
17-0221c.jpg
17-0221d.jpg

今回の発表で触れられているように、「イリヤー・ムーロメツ」は、2017年秋にロシア海軍への引き渡しが予定されており、就役後は北方艦隊へ配備されます。

ロシア海軍の最新鋭兵器輸送船アカデミック・コワリョーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した

16-0930a.jpg
『タス通信』より
2016年9月30日2時7分配信
【海軍の最新輸送船「アカデミック・コワリョーフ」はカムチャツカへの艦隊間移動を行なった】
モスクワ、9月30日/タス通信

海軍の最新海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」は、北方艦隊から太平洋艦隊カムチャツカの常時駐留場所までの艦隊間移動を行なった。
タス通信は、ロシア連邦国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部の代表イーゴリ・ディガロ1等海佐より伝えられた。

「海軍の支援部隊及び補助艦隊更新プログラム実行の枠組みにおいて、最新海上兵器輸送船プロジェクト20180TVアカデミック・コワリョーフは、北方艦隊から太平洋艦隊への艦隊間移動を行ない、常時駐留場所である閉鎖行政地域ヴィリュチンスク(カムチャツカ)へ到着しました」
ディガロ
は話した。

海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」は、太平洋艦隊の部隊の計画戦闘訓練の支援のために意図されている。
船は強化された耐氷クラス(Arc-5)を有しており、全長100メートル以上、排水量6000トン以上、乗組員は約60名。
船は海上配置ヘリコプターの受け入れが可能である。
更に、海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」には船舶自動ポジショニングシステムが装備されている。
それは、海上の波、風、海流の下で予定地点の保持を可能にする。
船には強力な90トンのクレーン及び転倒装置が装備されており、貨物吊り上げ作業の広範囲の任務の遂行を保障する。

[「アカデミック・コワリョーフ」]
海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」
プロジェクト20180TVとして『ズヴェズドーチカ』社で建造され、サンクトペテルブルク中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
2014年に船は造船台を出渠、進水した。
海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」の艤装は浮上状態で続けられた。
2015年3月~9月、造船所『ズヴェズドーチカ』は、同船の乗組員と契約相手組織の専門技術者と兵器輸送の係留試験プログラムを遂行し、船の工場航行試験開始の準備を行なった。

2015年10月、海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」は初めて出航した。
2015年12月、同船の乗組員と企業チームの試験実施チームは、工場航行試験プログラムを実施し、その後、海上兵器輸送船は国家受領試験を実施した。
2016年夏、船は北方艦隊から太平洋艦隊への艦隊間移動の為の全ての複合準備活動へ取り組んだ。

海上兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」は、セヴェロドヴィンスクの造船所・艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で建造されたプロジェクト20180の第2の支援船である。
プロジェクト20180のベースとなる救助曳船「ズヴェズドーチカ」と命名され、2010年に海軍へ引き渡され、現在は北方艦隊で勤務に就いている。
16-0930d.jpg

現在、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、ロシア連邦国防省の発注下で更に2隻の支援船~プロジェクト20183救助曳船「アカデミック・アレクサンドロフ」プロジェクト20181海上兵器輸送船「アカデミック・マケ―エフ」を建造している。



15-1219b.jpg
プロジェクト20180TV海洋兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」は、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」で2011年12月20日に起工されました。

2014年7月26日に造船台を出渠しました。


2015年10月から洋上試験を開始しました。

全ての試験は2015年12月1日までに完了しました。

2015年12月18日に受領-引渡証書へ署名され、合わせてロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入されました。
[弾道ミサイル輸送船アカデミック・コワリョーフはロシア海軍へ就役した]


12月26日、北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の新型兵器輸送船アカデミック・コワリョーフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

「アカデミック・コワリョーフ」は、ロシア海軍新世代戦略原潜プロジェクト955「ボレイ」弾道ミサイル「ブラヴァー」を8基輸送出来ます。


2016年8月30日、「アカデミック・コワリョーフ」北方艦隊艦船部隊と共に北極圏へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊は北極圏遠征へ出発した]

9月11日にはノヴォシビルスク諸島へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

9月21日には、ノヴォシビルスク諸島まで来た太平洋艦隊砕氷船「イワン・スサ―ニン」北方艦隊艦船部隊の合同演習が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年9月21日15時14分配信
【北極圏で北方艦隊と太平洋艦隊の艦船支隊の合同戦術演習が実施された】

この「イワン・スサ―ニン」は、「アカデミック・コワリョーフ」を迎えに来たようです。
16-0930c.jpg

その後、「アカデミック・コワリョーフ」北極圏を更に東へ進み(おそらくは「イワン・スサ―ニン」が同行して)、9月30日にカムチャツカ原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
16-0926a.jpg

その4日前の9月26日には、弾道ミサイル「ブラヴァー」を装備する最新の戦略原潜「ウラジーミル・モノマーフ」ヴィリュチンスクへ到着しています。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した]
これで太平洋艦隊には「ブラヴァー」搭載戦略原潜が2隻配備されることになりました。
(「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」)

現在、太平洋艦隊には海上兵器輸送船(弾道ミサイル輸送船)「ダウガヴァ」が在籍していますが、同船は旧世代の戦略原潜プロジェクト667BDR(デルタIII級)弾道ミサイル輸送が主任務です。
[ミサイル給兵艦「ダウガヴァ」]
[ミサイル給兵艦「ダウガヴァ」近影(2013年1月末)]

太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクは、いわば「陸の孤島」であり、基地への補給・輸送手段は海路と空路しか有りません。

そして、ヴィリュチンスクに駐留する戦略原潜用の弾道ミサイルについては、沿海地方から船で運ぶしかありません。
16-0930b.jpg

そこで、新世代戦略原潜太平洋艦隊配備に伴い、新世代戦略原潜用の弾道ミサイルを輸送する太平洋艦隊へ配備されることになりました。


プロジェクト20180支援船(救助曳船/海洋兵器輸送船)シリーズは4隻が起工され、2隻がロシア海軍へ就役しています。

救助曳船「ズヴェズドーチカ」(プロジェクト20180):2004年9月3日起工/2007年12月20日進水/2010年7月24日就役
北方艦隊へ配備

海洋兵器輸送船「アカデミック・コワリョーフ」(プロジェクト20180TV):2011年12月20日起工/2014年7月28日進水/2015年12月18日就役
太平洋艦隊へ配備

救助曳船「アカデミック・アレクサンドロフ」(プロジェクト20183):2012年12月20日起工

海洋兵器輸送船「アカデミック・マケ―エフ」(プロジェクト20183TV):2015年7月23日起工

ロシア海軍の為の新たな北極圏複合補給艦プロジェクト03183の開発は2018年までに完了する

16-0612b.jpg
16-0612c.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年6月10日13時34分配信
【(ロシア)海軍の為の新たな北極圏複合補給艦が作成される】

2018年までに北極ゾーンにおける海軍の必要性の為の新たな複合補給艦の開発が完了する。
6月10日・金曜日、海軍の代理人は報道陣へ伝えた。


将来艦は、新たな軍備プログラムの形成下で具体化される。
このプロジェクトコード番号03183が割り当てられた。
開発の更なる詳細については、未だ秘密のままである。

現時点においては、北極における海軍の必要性の為、『アドミラルティ造船所』ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤ―・ムーロメツ」が建造されており、6月10日・金曜日に進水した。
それは、砕氷の保障、結氷条件下での海軍力の駐留および展開、更には、艦の曳航を保障する為に意図されている。
への引き渡しは2017年に予定されている。

また、『アドミラルティ造船所』では、2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦が建造される。
それは、曳船、砕氷船、哨戒艦の特質も併せ持ち、最大で厚さ1.5メートルの結氷を突破できる。
その1隻目は2018年に海軍へ受け入れられる。


記事中で触れられているように、2016年6月10日、ロシア海軍向けの砕氷船としては40数年ぶりとなるプロジェクト21180砕氷船「イリヤ―・ムーロメツ」が進水しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]

この他にロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[新型砕氷哨戒艦プロジェクト23550の1番艦は2018年にロシア海軍へ引き渡される]


そして更に、北極圏向けとしてプロジェクト03183複合補給艦の設計が進められている事が明らかにされました。

ロシア海軍の為の新たな複合補給艦(船)については、2013年1月に名前が出てきただけであり、その後は全く音沙汰が無かったのですが、水面下で開発は進められていたようです。
[ロシア海軍は支援船を更新する]

プロジェクト03183複合補給艦の設計は2018年には完了し、新たな軍備プログラム:『2018-2025年の国家軍備プログラム』の下で建造される事になるようです。

プロジェクト03183複合補給艦の詳細は不明ですが、ロシア/ソ連海軍には、かつて1隻だけ「複合補給艦」が有りました。
それがプロジェクト1833複合補給艦「べレジナ」(1977年12月30日就役、2002年除籍)です。
[複合補給艦「べレジナ」]
16-0612e.jpg
16-0612a.jpg
16-0612d.jpg

「ベレジナ」が除籍されてから約20年を経て、新たな「複合補給艦」ロシア海軍に登場します。
16-0612f.jpg


ロシア北極圏を戦略的に重要な海域と位置付けており、2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されています。
16-0505c.jpg
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]