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ロシア海軍黒海艦隊のラプトル型哨戒艇の1隻は女性乗組員で構成される

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『タス通信』より
2020年3月4日配信
【「ラプトル」艇の最初の女性乗組員はサンクトペテルブルクの訓練センターへ到着した】
モスクワ、3月4日/タス通信

「ラプトル」型哨戒艇の最初の実験的な女性乗組員は、訓練の為にサンクトペテルブルク統合訓練センターへ到着した。
水曜日にロシア連邦国防省ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の談話を参照して報じた声明では、こう述べられた。

「ロシア連邦国防相の決定に沿って、3名から成るラプトル型哨戒艇の最初の実験的な女性乗組員が黒海艦隊で形成されました。
乗組員の複合訓練は、サンクトペテルブルクで行なわれます。
それは、理論及び実地が含まれており、4月27日まで続きます」

声明は、海軍訓練センターの開発の問題に関する会議での総司令官の談話を引用した。

彼は、統合センターでの研修中、乗組員は、動力装置、電波工学兵装、通信システム及び航法システムを含む艇の機器設備に習熟し、艇の制御技量を習得する事を指摘した。
研修は、センターの練習-訓練複合体を含めて行なわれる。
「今後数日間で、乗組員は、浸水及び火災への対処、更には救命筏へ乗る事を含むダメージコントロールの計画訓練を開始します」
エフメノフ
は付け加えた。

提督は、訓練完了後、乗組員は黒海艦隊へ戻り、自身の義務の遂行へ着手すると説明した。

プロジェクト03160「ラプトル」型哨戒艇は、海軍の発注により工場『ペラ』で建造されている。
同プロジェクト艇は、昼間及び夜間時に、駐留所から100海里離れた沿岸ゾーン、海峡、河口で哨戒勤務へ就く為に意図されている。
更に「ラプトル」は、20名までの海軍歩兵隊員の移送作戦、小型目標の迎撃及び捕捉、勤務海域での捜索-救助作戦へ使用される。

装甲艇は、口径14.5mm機関銃遠隔操作複合体と、旋回台に設置された2基の口径7.62mm機関銃「ペチェネグ」で武装する。



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ロシア海軍プロジェクト03160「ラプトル」哨戒艇は、サンクトペテルブルク『ペラ』造船所で建造されており、2015年3月5日に最初の3隻が就役して以来、現在までに計14隻が就役し、バルト艦隊黒海艦隊へ配備されています。



無論、これまで「ラプトル」の乗組員は全て男性でしたが、この度、黒海艦隊「ラプトル」の1隻の乗組員(3名)を試験的に全て女性で構成する事になりました。

これまでロシア海軍戦闘艦艇には女性乗組員は居ませんが、補助艦船には少数ながら居るようであり、例えば大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」(現在は南極遠征中)には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居る事が明らかにされています。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】


2020年3月初頭の時点で、ロシア連邦軍には総計で41000名以上の女性軍人が勤務しており、この内の約4000名が士官(内44名が大佐)です。
『タス通信』より
2020年3月3日配信
【ショイグ:女性が居ないロシア軍は想像もできない】
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新型海洋曳船セルゲイ・バルクはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された

2020年2月21日、プロジェクト23470海洋曳船の1番船「セルゲイ・バルク」はロシア連邦海軍へ就役しました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2020年2月21日14時23分配信
ロシア軍管区(艦隊)広報サービス発表
【新たな海洋曳船「セルゲイ・バルク」は黒海艦隊の一員として受け入れられた】

本日(1月21日)、黒海艦隊主要基地セヴァストーポリ市で、海洋曳船「セルゲイ・バルク」補助艦隊支援船支隊の一員として受け入れられた。

聖アンドレイ旗の掲揚が始まる前、艦隊司令部、曳船の乗組員、製造工場の代表、黒海艦隊の退役将兵及び聖職者が参加する清めの儀式が行なわれた。
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艦隊へ加わった後、船の乗組員には海上への出航準備の点検が控えており、その後、曳船は計画戦闘訓練任務を遂行する。

[参照]
海洋曳船「セルゲイ・バルク」
黒海艦隊の為に建造されたプロジェクト23470のトップ船である。
それは、氷上及び澄んだ水上での船、浮揚物体及び建造物の海上曳航、港湾海域での艦船の先導、海上での護衛作戦実施の為に意図されている。

船上に在る特殊機器のお陰により、「セルゲイ・バルク」は、水上物体の様々な種類の火災を消火する為の操作を実行できる。



プロジェクト23470海洋曳船の1番船「セルゲイ・バルク」は、2014年10月30日にロシア内陸部ヤロスラヴリ造船工場で起工され、2016年12月27日に進水しました。
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2018年7月末にヤロスラヴリから内陸水路経由でセヴァストーポリへ回航され、最終艤装が行なわれました。
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2019年8月初頭から航行試験が始まりました。
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そして2020年2月21日にセヴァストーポリ聖アンドレイ旗初掲揚式典(就役式典)が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
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プロジェクト23470海洋曳船は、現在までに3隻が起工されています。

2番船「アンドレイ・ステパノフ」は2015年7月23日に起工され、2017年6月29日に進水しました。
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3番船「カピタン・ナイデン」は2016年に起工され、2019年11月28日に進水しました。
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今後、4番船「カピタン・セルゲーエフ」も起工されます。

ロシア海軍の為のヘリコプター発着練習船の建造は再開された

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年1月20日18時3分配信
【海上航空隊の為の練習「ヘリコプター母艦」の建造は再開された】

ゴロジェッツ『造船-造修営団』は、海軍の為のプロジェクト14400海上特殊船の建造を再開した。
『Mil.Press FlotProm』は2名の事情に通じた(造船)分野の情報提供者より伝えられた。


海上航空隊の為の練習「ヘリコプター母艦」の建造の一時停止は、昨年3月に伝えられた。
対談者によると、作業は2019年10月に再開された。

遅延は、設計局、中央設計局『バルト船舶設計』、造船所『造船-造修営団』の特異な連携、更には設計文書の完全な一式の欠如により説明される。

2018年9月、設計局の主任設計者マクシム・ヴォロスニコフは、『造船-造修営団』が2019年半ばに船の文書を受け取ると表明した。
2019年、設計局と工場は修正を続けた。
同社は公式なコメントを出さなかった。

プロジェクトには一連の変化を被った。
例えば、推進複合体噴水推進装置スクリューに替えられた。
設計社と発注主は更に、電波航法機器システムについても同意したと情報提供者の1人は『Mil.Press FlotProm』へ話した。

プロジェクト14400船の作成は、海上航空隊、特に艦上ヘリコプターのパイロットの訓練形式を更新する大規模な作業の構成要素である。
出版物によると、船は、エイスク海軍海上航空隊第859戦闘適応・飛行再訓練センターの為に意図されている。
その流体動力学特性は、アゾフ海タガンログ湾エリアに対応している。
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対応するコンセプトの開発には、フライトシミュレーターを専門とする科学技術サービスセンター『ディナーミカ』が従事している。
このテーマに関連する試験設計作業は、試験設計作業「ラズゴーン」により実施されていると他の対談者は付け加えた。
プロジェクト14400船は、試験設計作業「ラズゴーン-海軍」の枠組みにより起工された。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト14400海上特殊船
は、航空艦でのヘリコプターKa-27/29/31の着艦及び発艦の為の飛行要員の技量の習熟を含む艦上ヘリコプター乗員の訓練の為に意図されている。

その満載排水量は842トン、最大長66.9メートル、最大幅12.7メートル、吃水線までの吃水は2.1メートル。
船の最大速力は12ノット、燃料満載での航続距離は500海里、食料及び真水を補充した際の自立航行期間は2日。

設計社は中央設計局『バルト船舶設計』である。
草案設計は2014年、技術設計は2015年に用意された。
船の建造契約は2017年に署名された。
発注はクルイロフ国立研究センターにより出された。

船は造船所『造船-造修営団』で2018年6月28日に起工された。
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「ヘリコプター母艦」は、2019年7月に国家試験へ入る予定だった。



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プロジェクト14400海上特殊船は、艦載ヘリコプターの発着訓練を行なう為の船です。
2018年6月28日にロシア内陸部ニジニ・ノヴゴロド州ゴロジェッツ市『造船-造修営団』で起工されました。
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プロジェクト14400海上特殊船は、クラスノダール州エイスクにあるロシア海軍飛行試験訓練センターの近くの海上でヘリコプターの発着訓練を行なう為「だけ」に建造されます。
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2018年6月に起工されたものの、その後、建造工事は中断し、2019年末に再開されました。

現在の所、ロシア海軍の水上艦でヘリコプターを大量に搭載できるのは、近代化改装中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」くらいしか無く、それ以外は大抵1機か、多くても2機(プロジェクト1155大型対潜艦)か3機(プロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦)程度ですが、2020年5月9日には新世代汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻が起工されます。
[ロシア海軍の為の新世代汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は大祖国戦争勝利75周年記念日の2020年5月9日に起工される]

ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦ニコライ・ズーボフはサンクトペテルブルクで起工された

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年11月28日8時12分配信
【『アドミラルティ造船所』で第2のプロジェクト23550哨戒砕氷艦が起工された】

11月27日・水曜日夕方のサンクトペテルブルクへの充実した訪問中、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは『アドミラルティ造船所』を訪れ、哨戒砕氷艦「ニコライ・ズーボフ」~プロジェクト23550の2番艦の起工式典へ参加した。
同社広報サービスが伝えたように、国家元首は更に、工場で建造される受注品についての知識を得た。


当初、「ニコライ・ズーボフ」の起工は2018年春に計画されていた。
その建造は2020年の完了が予定されていた。
しかし2018年3月、アレクサンドル・ブザコフは、哨戒砕氷艦の引き渡しプログラムは4年延期された事を認めた。
彼によると、プロジェクト23550の2番艦の引き渡しは2024年になる。

哨戒砕氷艦のトップ「イワン・パパーニン」『アドミラルティ造船所』で2017年4月に起工され、今年10月25日に進水した事が想い起こされる。
その海軍への引き渡しは2019年に計画されていたが、今は2023年に延期されている。

プロジェクト23550型の艦は、戦闘、捜索救助、科学研究機能を兼ね備えている。
任務の中には、北極水域の保護と監視、護送、遭難船の曳航、支援船への同行及び支援、更には救助作戦への参加(座礁した船の撤去を含む)、特殊貨物の移送が有る。
「イワン・パパーニン」型砕氷艦は、更に消火も可能である。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト23550艦
の排水量は約9000トン、全長114メートル、幅18メートル、吃水6メートル。
出力約15メガキロワットの動力装置は、18ノットの速力の発揮が可能である。
スクリュー複合体には、出力約6000キロワットの2基の全回転スクリューポッドと、出力約500キロワットのトンネル型操舵装置が含まれる。
自立行動期間は約70日、航続距離は10000海里、基礎乗組員は49名、追加人員47名。

哨戒砕氷艦の兵装には、自動砲AK-176MAが含まれる。
この他、艦上にはヘリコプター及び無人飛行装置、更には2隻の高速戦闘艇「ラプトル」が駐留できる。



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ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]

プロジェクト23550は軽武装の艦ですが、ヘリコプター無人機を搭載し、更には高速哨戒艇プロジェクト03160「ラプトル」を2隻搭載できます。
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「イワン・パパ―ニン」と命名されたプロジェクト23550の1番艦は、2017年4月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された]


2019年10月25日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで進水した]


当初、「イワン・パパ―ニン」は2020年に、今後起工される2番艦「ニコライ・ズーボフ」は2021年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[プロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2020年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、「資金供給の問題」の為、「イワン・パパ―ニン」の引き渡しは2023年、「ニコライ・ズーボフ」は2024年に延期される事になりました。
[2隻のプロジェクト23550(イワン・パパーニン型)砕氷哨戒艦は2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される]


そして2019年11月27日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンも出席して2番艦「ニコライ・ズーボフ」の起工式典が『アドミラルティ造船所』で開催されました。

ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで進水した


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年10月25日13時26分配信
【「イワン・パパーニン」は『アドミラルティ造船所』の船台を出た】

10月25日・金曜日、『アドミラルティ造船所』で2等多目的砕氷艦(哨戒砕氷艦)のトップ「イワン・パパーニン」の進水式典が開催された。
『Mil.Press FlotProm』記者は、現地より伝えた。
「パパーニン」は、中央海洋設計局『アルマーズ』が開発したプロジェクト23550を最初に代表する。
行事はモスクワ時間13時に始まり、艦の船尾は13時29分に水面へ触れた。


式典には、『アドミラルティ造船所』の多数の従業員~労働者、技術者、エンジニア、デザイナー、更には軍事船員と退役将兵が出席した。

『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフは、砕氷船「レーニン」が進水した1959年以来、60年に渡る作業により、同社は、このような艦を建造する豊富な経験を有すると話した。

「北極グループは、このタイプの艦を待ち望んでいます」
ブザコフ
は付け加えた。

ロシア海軍技術管理部長イーゴリ・ズヴァリチ少将は、プロジェクト23550砕氷艦のトップは、海軍にとって根本的に新しい艦であると言った。
彼は、砕氷艦の部分的な電気推進を有する強力な動力装置と兵装に着目した。

『統合造船業営団』取締役会会長ゲオルギー・ポルタフチェンコは、この艦が、今週に70周年を迎えた中央海洋設計局『アルマーズ』にとって最高の贈り物であるとの意見を示した。

「イワン・パパーニン」『アドミラルティ造船所』で2017年4月に起工された。
その海軍への引き渡しは2019年に計画されていたが、今では2023年に延期されている。

プロジェクト23550砕氷艦のトップの乗組員は、2020年初頭の形成が計画されている。

第2位のシリーズ艦「ニコライ・ズーボフ」の起工時期は、2018年から2020年に延期された。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト23550型
の艦は、戦闘、捜索救助、科学研究機能を兼ね備えている。
任務の中には、北極水域の保護と監視、護送、遭難船の曳航、支援船への同行及び支援、更には救助作戦への参加(座礁した船の撤去を含む)、特殊貨物の移送が有る。
「イワン・パパーニン」型砕氷艦は、更に消火も可能である。

哨戒艦の排水量は約9000トン、全長114メートル、幅18メートル、吃水6メートル。
出力約15メガキロワットの動力装置は、18ノットの速力の発揮が可能である。
スクリュー複合体には、出力約6000キロワットの2基の全回転スクリューポッドと、出力約500キロワットのトンネル型操舵装置が含まれる。
自立行動期間は約70日、航続距離は10000海里、基礎乗組員は49名、追加人員47名。

艦は、厚さ1.7メートル、航行中には1メートル(登録クラスArc7)の氷を突破できる。
兵装には、自動砲AK-176MAが含まれる。
この他、艦上にはヘリコプター及び無人飛行装置、更にはプロジェクト20800揚陸強襲艇プロジェクト23321エアクッション船「マヌル」が駐留する。
艦上設備は、少なくとも80トンの牽引力を有する曳航装置と、約28トンの吊り下げ能力を持つ2基の電動油圧貨物クレーンである。

艦は、完全にロシア製のコンポーネントで建造されている事は注目される。



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ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]

プロジェクト23550は軽武装の艦ですが、ヘリコプター無人機を搭載し、更には高速哨戒艇プロジェクト03160「ラプトル」を2隻搭載できます。
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「イワン・パパ―ニン」と命名されたプロジェクト23550の1番艦は、2017年4月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された]


そして2019年10月25日に進水しました。


当初、「イワン・パパ―ニン」は2020年に、今後起工される2番艦「ニコライ・ズーボフ」は2021年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[プロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2020年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、「資金供給の問題」の為、「イワン・パパ―ニン」の引き渡しは2023年、「ニコライ・ズーボフ」は2024年に延期される事になりました。
[2隻のプロジェクト23550(イワン・パパーニン型)砕氷哨戒艦は2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍北方艦隊の最新偵察艦ユーリー・イワノフは長期任務を終えてセヴェロモルスクへ帰投した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年2月5日15時47分配信
【特殊用途艦「ユーリー・イワノフ」は遠距離航海からセヴェロモルスクへ到着した】

セヴェロモルスクへ、遠距離航海任務を遂行した後の特殊用途艦「ユーリー・イワノフ」が到着した。

埠頭では、乗組員の歓迎式典が開催された。
恒久駐留地点へ戻り、与えられた任務を成功裏に遂行した船員を、北方艦隊参謀長ウラジーミル・グリシェチキン中将が祝福した。
彼は、艦は、この数ヶ月間に大西洋及び地中海で自信を持って行動し、18000海里以上を走破した事を指摘した。

ウラジーミル・グリシェチキン中将は乗組員の奉仕に感謝し、更に、功績が顕著な将兵へ表彰状を手渡した。

大祖国戦争時代に北方艦隊で始まった伝統により、艦長へ子豚の丸焼きが贈られた。

[参照]
特殊用途艦「ユーリー・イワノフ」
は、プロジェクト(18280)のトップ艦である。
それは、1960~70年代にソヴィエト連邦海軍の偵察部隊を率いたソヴィエト社会主義共和国海軍中将ユーリー・ワシーリエヴィチ・イワノフに敬意を表して命名された。

艦は、『アイスベルク』中央設計局により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
進水は2013年9月30日である。
聖アンドレイ旗掲揚式典は、2015年の『ロシア海軍の日』7月26日にバルチースクで開催された。
同年11月、艦は北方艦隊へ到着し、意図される任務の遂行に着手した。



プロジェクト18280中型偵察艦の1番艦「ユーリー・イワノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2004年12月27日に起工され、2013年9月30日に進水しました。
[建造中のロシア海軍新型偵察艦ユーリー・イワノフ]
[新型偵察艦ユーリー・イワノフは進水した]

その後、『北方造船所』岸壁で艤装工事が進められていましたが、これも完了し、2014年11月27日から航海試験を開始しました。
[ロシア海軍の新型偵察艦ユーリー・イワノフは航海試験を開始した]


2014年末(12月末)、ロシア海軍へ納入されました。
[新型偵察艦ユーリー・イワノフはロシア海軍へ納入された]

2015年6月23日には洋上試験の為に出航しています。


「ロシア海軍の日」(7月の最終日曜日)の2015年7月26日、バルト艦隊基地バルチースクでの海軍記念日観艦式へ参加し、その最中に聖アンドレイ旗の初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。
[新型偵察艦ユーリー・イワノフは2015年7月26日にロシア海軍へ正式に就役する]

就役後も暫くの間はバルチースクに留まっていましたが、2015年11月中旬に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ回航されました。
[ロシア海軍最新鋭偵察艦ユーリー・イワノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

その後、「ユーリー・イワノフ」の動向がロシア海軍(ロシア国防省)から公表される事は有りませんでしたが、2019年2月5日、遠距離航海任務を終えてセヴェロモルスクへ帰投したと発表されました。

「ユーリー・イワノフ」は、2018年4月にはセヴェロモルスクに居た事は確かですが、その後、大西洋及び地中海への遠距離航海へ出発したようです。
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2018年9月以降は、バルト海に居たようです。

クロンシュタット「ユーリー・イワノフ」(2018年9月初頭)
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2019年1月中旬には、バルト海中型海洋給油船「アカデミック・パシン」の航行試験に協力しました。
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[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる船上への貨物移送試験を行なった]

その後にバルト海を離れ、2月5日にセヴェロモルスクへ到着しました。


なお、2番艦「イワン・フルス」も2018年6月25日に就役し、同年12月末には黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しています。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]
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ロシア海軍太平洋艦隊へ5隻目のグラチョノク級対水中工作艇が就役した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年1月14日5時47分配信
【太平洋艦隊の対水中工作艇は厳かに聖アンドレイ旗を掲げた】

新たなプロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇太平洋艦隊の軍備として受領された。

対水中工作艇への海軍旗初掲揚式典には、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊司令部、退役将兵及び全連邦軍事スポーツ少年団員が出席した。

新たな艇は、太平洋艦隊が再軍備プログラムの枠組みで受け取った同プロジェクト艦艇の5隻目となる。

「グラチョノク」は、水中の破壊工作テロリスト部隊及び手段との戦いの為、更には、艦船駐留所水域での戦闘潜水夫の活動の保障の為に意図されている。

艇は大口径機関銃、対水中工作擲弾及び携帯高射ミサイル複合体を装備している。
電波電子及び水中音響兵装は、戦闘潜水夫のような小型で目立たない水中物体の捜索実施を可能にする。




プロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇(哨戒艇)は、基地及び周辺海域の警備の為の小型艦艇であり、現在までに17隻が就役しています。

[ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造]
P-104「ナヒーモヴェツ」
:2010年5月4日就役、バルト艦隊
P-191「カデート」:2012年5月15日就役、黒海艦隊
P-349「スヴォーロヴェツ」:2012年11月14日就役、黒海艦隊
P-350「クルサント・キーロヴェツ」:2013年8月22日就役、黒海艦隊
P-351「ユナルメーツ・カスピヤ」:2013年10月15日就役、カスピ小艦隊
P-355「ユナルメーツ・クルイマ」:2014年10月9日就役、黒海艦隊
P-424「キネリ」:2014年10月9日就役、黒海艦隊
P-433:2017年9月16日就役、黒海艦隊
更に2隻が建造中

[ウラジオストクの『東方造船所』で建造]
P-377
:2014年2月23日就役、太平洋艦隊
P-420「ユナルメーツ・プリモリヤ」:2014年2月24日就役、太平洋艦隊
P-417「ユナルメーツ・カムチャツキー」:2014年9月25日就役、太平洋艦隊
P-431:2017年12月28日就役、太平洋艦隊
5番艇:2019年1月14日就役、太平洋艦隊

[ルイビンスクの『造船工場ヴィンペル』で建造]
P-340「ユナルメーツ・ザポリャーリヤ」
:2017年1月14日就役、北方艦隊
P-421:2017年1月14日就役、北方艦隊
P-429:2017年7月14日就役、北方艦隊
P-430「ワレーリー・フェデャニン」:2017年11月9日就役、北方艦隊

黒海艦隊所属艇は、シリアタルトゥースへ派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の対水中工作艇P-433はシリアへ到着した]

ロシア海軍の為の新型測量船が建造されている

『タス通信』より
2018年1月2日9時7分配信
【2021年までにロシア海軍の為の9隻の新たな測量船が建造される】
モスクワ、1月2日/タス通信

2隻のプロジェクト19910小型測量船、2隻のプロジェクト23040G大型測量艇、更には2隻の最新大型測量艇プロジェクト23370Gロシア海軍の為に2021年までに建造される。
水曜日の国防省広報サービスには、こう記載されている。

「現在、2隻のプロジェクト19910小型測量船の建造が進められています」
国防省
は述べ、これらは、ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』で建造されている「アレクサンドル・ロゴツキー」と命名された船と、ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』で建造されている測量船「ニコライ・スコスイレフ」であると説明した。
これらは、それぞれ2019年及び2020年に海軍へ加入する。
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更に『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場では、2隻の新たなプロジェクト23040G大型測量艇の工事が行なわれている。
以前に同社は、バルト艦隊測量サービスの為の2隻の同類のプロジェクトの建造を完了している。
新たな艦艇シリーズは、2019年に海軍へ受け入れられる。

北方艦隊及び太平洋艦隊の為、2018年に2隻の最新大型測量艇プロジェクト19920が起工され、建造中である。
2021年までに、更に3隻の新たなプロジェクト23370G大型測量艇が建造される。
その建造には、造船企業『KAMPO』が従事している。

[新たな測量艦艇]
プロジェクト19910小型測量船
は、ロシア海軍測量サービスのニーズの為に特別に建造されている船のシリーズである。
主な任務:航法海上ブイ及び全種類の標識の設置及び撤去、沿岸及び水上の航法機器設備のメンテナンス(検査、充電、修理)、無設備の海岸の沿岸測量部隊の作業を保障する為の様々な貨物の運送。

プロジェクト19920「バクラン」大型測量艇は、一連のロシア連邦海軍の測量サービスの旧式の大型測量艇の代替及び拡充を可能とする為にニジニーノヴゴロド市公開株式会社『ヴィンペル設計局』で開発された。
艇は、特に、沿岸部隊、海軍基地及び射爆場での艦の戦闘及び日常活動の保障の為に勤務する。

プロジェクト23370G艇は、航路安全作業及び各種の測量作業を遂行する為、沿岸航行安全浮標の設置、取り外し及びメンテナンス、無設備の海岸へ配置されているものを含めた沿岸の航法機器設備施設への修理作業班、作業要員、食料、燃料及び他の貨物の移送、更には、音響深度測定による深度測定操作の為に意図されている。

新たなプロジェクト23040Gは、公開株式会社『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場が開発した多機能泊地緊急救助支援艇プロジェクト23040の発展型である。
新たなプロジェクトの優れた特色は中央、そして船尾ポストでの様々なモードの船の移動の制御が可能な船内勤務にある。
快適な航海操作及び安全の為、制御ポストでの様々なモードへの迅速な転換が規定されている。



プロジェクト19910小型測量船は、現在までに7隻が起工され、2隻が就役しています。
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[ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』]
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「バイガチ」
:2002年9月18日起工/2006年8月29日進水/2007年11月25日就役。バルト艦隊へ配備
「ニコライ・スコスイレフ」:2015年12月24日起工/2019年就役予定

[ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』]
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「アレクサンドル・ロゴツキー」
:2016年2月19日起工/2018年7月19日進水/2019年就役予定

[ウラジオストク『東方造船所』]
「ヴィクトル・ファレーエフ」
:2006年10月24日起工/2011年11月12日進水/2013年4月27日就役。太平洋艦隊へ配備
[小型水路測量船ヴィクトル・ファレーエフに聖アンドレイ旗が揚がる]

この他、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』でも3隻が起工されています。


プロジェクト19920「バクラン」大型測量艇は11隻が起工され、9隻が就役しています。
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[ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』]
BGK-2090
:2004年6月27日起工/2008年5月15日進水/2008年12月27日就役。カスピ小艦隊へ配備
「ニコライ・チモシェンコ」:2011年起工/2012年8月31日進水/2012年11月25日就役。北方艦隊へ配備
「エフゲニー・グニツェヴィチ」:2013年10月9日起工/2015年6月26日進水/2015年12月17日就役。バルト艦隊へ配備
「ユーリー・ベロフ」:2014年5月14日起工/2016年7月5日進水/2016年12月21日就役。黒海艦隊へ配備
「ヴセヴォロド・ヴォロビエフ」:2015年6月26日起工/2016年9月2日進水/2016年11月24日就役。北方艦隊へ配備
6番艇:2016年起工
7番艇:2016年起工

[ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』]
「ユーリー・トロフィモフ」
:2006年10月17日起工/2008年7月17日進水/2009年6月17日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2151:2012年3月起工/2013年進水/2013年12月14日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2152:2013年11月起工/2014年6月3日進水/2015年6月14日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2153:2013年11月起工/2015年進水/2015年12月就役。太平洋艦隊へ配備


プロジェクト23040G大型測量艇は4隻が起工され、1隻が就役しています。
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[『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場]
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「ゲオルギー・ジーマ」
:2016年8月16日起工/2018年5月17日進水/2018年12月28日就役。バルト艦隊へ配備
「アレクサンドル・エヴラノフ」:2016年8月16日起工/2018年6月28日進水
「ウラジーミル・コジツキー」:2018年5月17日起工
「ボリス・スロボドニク」:2018年5月17日起工


プロジェクト23370G大型測量艇は、1番艇が2018年8月に起工されており、更に2隻の起工が計画されています。

[オレホヴォ・ズエヴォ『KAMPO』]
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「ミハイル・カザンスキー」
:2018年8月27日起工

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ベースとなったプロジェクト23370/23370M多機能救助艇は既に14隻が就役しています。
(北方艦隊1隻、太平洋艦隊1隻、バルト艦隊5隻、黒海艦隊3隻、カスピ小艦隊4隻)

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは起工された


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年12月12日15時36分配信
【砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」型の軽量化ヴァージョンはサンクトペテルブルクで起工された】

12月12日・水曜日、サンクトペテルブルクの造船商会『アルマーズ』で、ロシア海軍の為に意図されているプロジェクト21180Mディーゼルエレクトリック砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」の起工式典が開催された。
『Mil.Press FlotProm』特派員は現地より報告した。


「我々には、難しい作業が待ち受けていますが、無事に完了する事を確信しております。
砕氷船は、海軍にとって必要な課題を解決します」

同船のプロジェクトを開発したニジニ・ノヴゴロド設計局『ヴィンペル』の総取締役ヴャチェスラフ・シャタロフは起工式典で語った。

砕氷船の海軍への引き渡しは2022年に予定されている。
新たな船は、太平洋艦隊での勤務へと向かう事が計画されている。
係留港はペトロパブロフスク・カムチャツキーとなる。

砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」は、プロジェクト21180船「イリヤー・ムーロメツ」の軽量ヴァージョンである。
「海軍には、同プロジェクト船よりも吃水の少ない砕氷船が必要です」
2017年、『Mil.Press FlotProm』のインタビューに対し、『ヴィンペル』主任エンジニアのドミトリー・ポサドフは述べた。

「エヴパチー・コロヴラト」は、結氷条件下での艦船の自立先導全種類の氷上作業、曳航保障、基地から離れた地域への貨物の移送、遭難した船の救助の実行の為に意図されている。

プロジェクト21180M砕氷船の満載排水量は4080トン、船体の長さは82メートル、幅19メートル、吃水4.6メートル。
速力14ノット、航続距離76000海里、自立行動期間30日、乗組員28名。
速力2ノットで厚さ1メートルの氷を突破できる。

プロジェクト21180船のトップ、ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は6000トンの排水量を有する。
同船は『アドミラルティ造船所』で2015年4月23日に起工され、2016年6月に進水し、2017年11月30日に海軍へ引き渡された。



プロジェクト21180ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、2017年11月30日にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ配備されました。
[新型砕氷船イリヤー・ムーロメツ、ロシア海軍へ就役(2017年11月30日)]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは北方艦隊基地へ到着した]

海軍向けの砕氷船は、ソヴィエト連邦時代の1960年代(1960年~1970年)にプロジェクト97砕氷船が8隻建造されて以来、ほぼ50年ぶりとなります。


「イリヤー・ムーロメツ」の就役から1年以上経った2018年12月12日、プロジェクト21180M砕氷船の1番船「エヴパチー・コロヴラト」サンクトペテルブルク『アルマーズ』造船所で起工されました。
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プロジェクト21180Mは、プロジェクト21180を小型化した砕氷船であり、基本的な機能は同一です。
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「エヴパチー・コロヴラト」は2022年の就役が予定されており、就役後は太平洋艦隊へ配備されます。

更に、プロジェクト21180M砕氷船の2番船の建造も予定されており、こちらは2027年に就役し、北方艦隊へ配備されます。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年12月12日16時4分配信
【海軍の為の第2の「エヴパチー・コロヴラト」型砕氷船は2027年になれば竣工する】

ロシア海軍の為に汎用モジュール戦闘艦が開発される

『タス通信』より
2018年12月3日18時13分配信
【統合造船業営団は汎用戦闘艦の原案を開発した】
モスクワ、12月3日/タス通信

『統合造船業営団』は、4つの様々な目的を果たす為に変身できるモジュール上部構造物を有する汎用戦闘艦の原案を開発した。
『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは報道陣へ伝えた。

「我々の設計局の1つは、汎用艦の原案を用意しています。
それは4つの様々な目的に使えます」
ラフマノフ
は話した。

営団のトップは説明した。
「これは、船の艦首部分及び吃水線より下は同一ですが、様々な戦闘任務を遂行する為の特殊な上部構造物を有します」

彼は、新たなプロジェクトの詳細を明らかにしなかった。



今回、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏が初めて明らかにした「汎用戦闘艦」は、上部構造物がモジュール方式になっているらしく、このモジュールを交換する事により、様々な戦闘任務を遂行できるとの事です。

ラフマノフ氏が言う所の「4つの様々な戦闘任務」が具体的に何を指しているのかは説明されていませんが、おそらくは、対空防衛、対潜防衛、対艦、対水中工作員(或いは対機雷防衛)といった所でしょうか。