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ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭偵察艦イワン・フルスは地中海へ入った

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月30日0時24分配信
【地中海へロシアの偵察艦「イワン・フルス」が入った】
イスタンブール、11月30日、インタファクス

ロシア海軍の新たな偵察艦「イワン・フルス」黒海海峡を通過して地中海エリアへ出た。
イスタンブールの情報ポータルサイトは発表し、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

NATOによると、艦は通信保障、ロシア海軍作戦連合部隊の戦闘指揮、電波電子戦闘及び偵察実施の為に意図されている。
艦の重要な任務の1つは、西側の情報筋によると、現在、ヨーロッパでは4隻のアメリカ合衆国海軍対ミサイル防衛駆逐艦により保障されているアメリカ海洋配置対ミサイル防衛システム「イージス」の追跡と、電波電子対抗である。

「イワン・フルス」は、地中海に常駐して活動しているロシア連邦海軍作戦連合部隊へ補充されるものと予想される。

ソヴィエト社会主義共和国海軍総参謀部偵察管理部長イワン・クジミチ・フルス中将に敬意を表して命名された艦は2013年11月に起工された。
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2018年6月25日、同艦は公式に海軍へ加入した。
これは、北方艦隊の為のシリーズ艦のトップ「ユーリー・イワノフ」に続いて海軍へ加入したこのタイプの第2の偵察艦である。
このような艦は、合計で少なくとも4隻の建造が計画されている。

以前に伝えられたように、金曜日(11月29日)、ロシア連邦国防省の管轄下にある会社『オボロンロギスティカ』巨大コンテナ船「スパルタ」黒海海峡を通過して地中海へ出た。
同船はノヴォロシースクからロシア海軍の物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ行く。

木曜日(11月28日)にはロシア連邦海軍補助部隊の一員である貨物船「ドヴィニツァ-50」黒海海峡を通過してシリアへ向かった。

この他、これ以前の土曜日(11月23日)、黒海海峡をシリアへ向けて黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」が通過した。
これは、大型揚陸艦「アゾフ」にとっては、この2ヶ月間で3回目のシリアへの航海であり、今年初めからは少なくとも5回目となる。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



ロシア海軍プロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

起工から3年半後の2017年5月16日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新世代偵察艦イワン・フルスはサンクトペテルブルクで進水した]



「イワン・フルス」は2017年5月末から造船所の岸壁で係留試験を開始し、2018年2月7日に工場航行試験へと出発しました。

[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは洋上試験を開始した]

それから2ヶ月以上経った4月20日の時点で、工場航行試験は80パーセントが完了していました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスはバルト海で洋上試験を行なっている]

「イワン・フルス」は4月27日までにサンクトペテルブルク『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは工場航行試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

その後、5月中旬から最終試験となる国家受領試験が始まり、6月18日までに完了しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは全ての試験を完了した]

そして6月25日、「イワン・フルス」は、『北方造船所』で正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]

「イワン・フルス」は、2017年4月27日にトルコ沖で民間船と衝突して沈没した偵察艦「リマン」の代わりとして、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦リマンはイスタンブール沖で民間船と衝突し沈没した]

「イワン・フルス」は就役後も暫くはバルト海に留まっていましたが、2018年12月末に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航されました。
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2019年初頭からは、黒海へ進入するアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]


以後も黒海でのみ活動していた「イワン・フルス」でしたが、2019年11月30日にボスポラス海峡を南下し、その後、地中海へ入りました。

「イワン・フルス」は、2019年6月初頭から地中海で行動している中型偵察艦「キルディン」(1970年5月23日就役)と交代するようです。
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現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年11月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィニツァ-50」2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在
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ロシア海軍黒海艦隊の輸送船ドヴィニツァ-50は『シリア・エクスプレス』に従事する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月28日22時30分配信
【黒海艦隊の補助船「ドヴィニツァ-50」は貨物を載せてシリアへ行く】
イスタンブール、11月28日、インタファクス

ロシア連邦海軍補助部隊の一員である貨物船「ドヴィニツァ-50」は、木曜日に黒海海峡を通過して地中海エリアへ向かった。
現地のインターネットポータルサイトは伝え、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

イスタンブールのサイトは、黒海艦隊補助船ノヴォロシースクから出航し、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。

今年には既にシリアへ3度貨物を運んでいる船の吃水から判断し、大量の荷物を積んでいる事が指摘された。

この前の土曜日、黒海海峡をシリアへ向けて黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」が通過した。
これは、大型揚陸艦「アゾフ」にとっては、この2ヶ月間で3回目のシリアへの航海であり、今年初めからは少なくとも5回目となる。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



輸送船「ケマー」(IMO 7500578、MMSI 271000812)は、1985年にトルコイスタンブール造船所で建造されました。
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2003年3月には「TKアントワープ」、2015年4月18日には「アリカン・デヴァル」と改名され、トルコ『デヴァル シッピング&トレーディング』社により運航されました。
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2015年にロシア海軍が購入し、「ドヴィニツァ-50」と改名され、同年秋に黒海艦隊へ編入されました。
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以後、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に従事しています。
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「ドヴィニツァ-50」は、2019年には3回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
・1月23日にボスポラス海峡を南下、2月7日に北上
・3月11日にボスポラス海峡を南下、3月26日に北上
・5月2日にボスポラス海峡を南下、8月10日に北上

そして11月28日、「ドヴィニツァ-50」ボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。

無論、今回の行き先もシリアタルトゥースでしょう。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年11月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィニツァ-50」:2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソールを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月28日12時35分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」はキプロスのリマソール港への業務寄港を行なった】

遠海ゾーンのロシア海軍常設連合部隊の一員として任務を遂行している黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、リマソール港(キプロス)への業務寄港を行なった。

停泊中、艦の物品の必要な在庫を補充し、乗組員は休養として市内の歴史的名所へのバス遠足を行なう。

ロシアフリゲートの外国港への寄港は、遠海ゾーンの艦の滞在計画及び在庫補充スケジュールに沿って行なわれる。

在庫を補充した後、艦の乗組員は、地中海海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を継続する。

以前、フリゲートの乗組員は、艦船支隊の一員としてアルジェリア海軍との演習へ参加した。

ロシアアルジェリアの船員は、合同で海上安全保障活動へ取り組み、その枠組みで艦の乗組員は、海賊及び経済活動違反の容疑がある船の臨検活動実施を伴う民間船舶航行の監視の訓練を行なった。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した]

2019年11月初頭に地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月7日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]

その後、プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」(2018年12月20日就役)及びプロジェクト22870救助曳船SB-739(2017年3月7日就役)と共にアルジェリアへ向かい、11月下旬にアルジェリア海軍と合同演習を行ないました。

[ロシア海軍黒海艦隊は地中海西部でアルジェリア海軍と合同演習を行なった]

合同演習が終わった後、再び地中海東部へ向かい、11月28日にはキプロスリマソールへ寄港しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフは『シリア・エクスプレス』に従事する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月23日21時19分配信
【ロシア海軍の大型揚陸艦「アゾフ」は地中海へ入った】
イスタンブール、11月23日、インタファクス

黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」は、土曜日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海エリアへ出た。
現地の情報ポータルサイトは伝えた。

艦がボスポラス海峡を通過する写真を公表したイスタンブールのサイトは、大型揚陸艦「アゾフ」が、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。
艦の吃水線から判断し、「アゾフ」は大量の荷物を積んでいる事が指摘された。

これは、大型揚陸艦「アゾフ」にとっては、この2ヶ月間で3回目のシリアへの航海であり、今年初めからは少なくとも5回目となる。

この前の木曜日、地中海へは更に黒海艦隊救助曳船「シャフテル」が向かっている。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



ロシア海軍大型揚陸艦は、2013年1月以降、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に従事しています。
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当初は大型揚陸艦のみが「シリア・エクスプレス」へ参加していましたが、2015年夏以降は海軍がチャーター或いは購入した貨物船も参加するようになりました。

「シリア・エクスプレス」へ参加しているのは、主に黒海艦隊所属艦です。


大型揚陸艦「アゾフ」(151)は、2019年には4回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
(2019年2月初頭~下旬と、2月末~3月上旬、6月中旬、10月末)
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフはシリアへ貨物を運ぶ]
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフとアゾフは『シリア・エクスプレス』に従事する]

そして11月23日、「アゾフ」ボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。

無論、今回の行き先もシリアタルトゥースでしょう。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2019年11月8日16時5分配信
【バルト艦隊の水上修理所PM-82はタルトゥースで任務遂行へ着手した】

バルト艦隊水上修理所(工作船)PM-82シリアタルトゥース港へ到着し、現在、乗組員は地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の活動の支援を開始している。

計画ローテーションに沿って、バルト艦隊水上修理所PM-82バルト海から地中海への移動を行ない、この海域で任務を遂行する海軍常設連合部隊へ加わった。

PM-82は、5隻から成るプロジェクト304水上修理所シリーズの3番船である。
水上修理所は、基礎駐留地点から遠く離れた海域で艦船の兵装及び機器を修理する為に意図されている。

水上修理所の満載排水量は5660トン、船の全長は120メートル以上。
最大速力13.5ノット。
航続距離9000海里。
自立行動期間40日。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっていました。
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工作船PM-56
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工作船PM-138
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タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
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プロジェクト304水上修理所(工作船)PM-82は、1977年12月22日にポーランド『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で起工され、1978年5月13日に進水し、同年9月30日にソ連海軍へ引き渡されました。
就役後、赤旗2度受賞バルト艦隊へ編入されました。

2014年からバルチースク「第33艦船修理工場」で近代化改装が行なわれ、2016年秋に復帰しました。
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PM-82は、2017年6月中旬にシリアへ派遣され、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリア沖に到着した]

その後、2017年10月下旬には黒海艦隊工作船PM-56と交代して地中海東部を去り、11月13日に母港バルチースクへ帰投しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月13日17時11分配信
【バルト艦隊の水上修理所(工作船)は地中海からバルチースクへ戻った】


2018年7月、PM-82は再びシリアへ派遣される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は地中海東部へ向かっている]

8月11日にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した]

その後、PM-82地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。


2019年1月21日、PM-82と交代する黒海艦隊工作船PM-56ボスポラス海峡を南下し、地中海へ入りました。

2019年2月初頭、PM-82地中海東部を離れ、母港バルチースクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は母港バルチースクへの帰路に就いた]

2月18日にバルチースクへ帰投しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアから母港バルチースクへ帰投した]


2019年10月23日、PM-82は3度目の地中海遠征へ出発しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
10月23日9時53分配信
【バルト艦隊の水上修理所は地中海へ向かう】

11月8日までに地中海東部シリアタルトゥース港へ到着しました。

既にタルトゥース港では艦船修理施設が稼働を開始しており、工作船は補助的な役割を果たすようです。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍艦船修理所は2019年10月15日に操業を開始する]

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月7日10時51分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は地中海で艦上航空隊との連携へ取り組んだ】

地中海ロシア海軍常設グループの一員として任務を遂行しているフリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は、戦闘訓練計画に沿って、ヘリコプターKa-27PS及びKa-27PL乗員との計画合同艦上複合訓練を実施した。

黒海艦隊海上航空隊の飛行士は、フリゲート乗組員と連携し、海上で移動中及び停止中の艦の甲板での発艦及び着艦課題へ取り組み、更には潜水艦の捜索及び追跡訓練を実施した。

同時に、艦の航空複合体の全てのシステムの整然とした動作を点検する目的で、ヘリコプターの飛行を保障する艦内班は訓練を実施した。

訓練にはヘリコプターKa-27PL及びKa-27PSが関わり、艦の甲板で20回の発艦及び着艦を行なった。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した]

2019年11月初頭に地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月7日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフは地中海へ入った

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『タス通信』より
2019年11月5日配信
【情報筋:軍艦「ワシーリー・ブイコフ」は地中海の幾つかの国の海軍と演習を行なう】
タス通信、11月5日

ミサイル「カリブル-NK」を搭載するプロジェクト22160哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」地中海へ入り、ロシア戦隊の一員として南地中海の幾つかの国の海軍と演習を行なう。
『タス通信』は火曜日にクリミアの軍機関の情報提供者より伝えられた。

「月曜日にワシーリー・ブイコフは黒海海峡を通過し、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として加わりました。
哨戒艦の遠距離航海任務の1つは、南地中海の2ヶ国の艦との演習へ参加する事です」

彼は説明した。

哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」プロジェクト22160のトップ艦である。
開発者は『北方計画設計局』(『統合造船業営団』へ加入)である。
ゼレノドリスク造船工場で建造された。
2018年12月に海軍へ引き渡された。

10月に「ワシーリー・ブイコフ」は数日間地中海へ入った。
その遠距離航海時にギリシャピュロス港を訪れ、ロシア船員ナヴァリノの海戦192周年に捧げられる行事へ参加した。



プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は、ロシア内陸部に位置するタタールスタン共和国『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年2月26日に起工され、2017年7月23日に進水し、2018年12月20日にノヴォロシースク海軍基地で海軍旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
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就役後、ノヴォロシースク海軍基地で乗組員の慣熟訓練を行ない、2019年1月9日にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはダメージコントロール訓練を行なった]


その後も基地での各種訓練が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上訓練の準備を進めている]

2月25日、「ワシーリー・ブイコフ」は海上での戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上で砲撃訓練を行なった]

3月7日には、砲撃訓練の他に、有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練も行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海で戦闘訓練を行なった]

3月8日にはトルコ海軍の艦との合同演習を行ないました。

[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海東岸で合同演習を行なった]

3月20日にはノヴォロシースク海軍基地小型対潜艦「エイスク」(1990年2月28日就役)と共に対空戦闘訓練を行ないました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年3月20日9時23分配信
【ノヴォロシースク海軍基地の艦の乗組員は演習中に対空防衛の問題へ取り組んだ】

3月21日、「ワシーリー・ブイコフ」ノヴォロシースク海軍基地でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースクでダメージコントロール訓練を実施した]

3月27日にはノヴォロシースク沖で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースク沖で射撃訓練を実施した]

4月5日にセヴァストーポリへ入港しました。
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5月中旬に出航し、5月21日にセヴァストーポリへ帰港しました。
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6月10日、「ワシーリー・ブイコフ」セヴァストーポリを出航し、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはバルト海へ向かった]

6月11日には黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過する]

その後、地中海へ入って同海域を西進し、6月18日には北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはスペインの飛び地セウタへ寄港した]
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6月20日にセウタを出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはスペインの飛び地セウタを去った]

「ワシーリー・ブイコフ」は6月21日にジブラルタル海峡を通過し、大西洋へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入った]

6月25日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは英仏海峡へ入った]

この時、グレートブリテン海軍最新鋭哨戒艦「フォース」「ワシーリー・ブイコフ」を追跡しました。
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その後、「ワシーリー・ブイコフ」バルト海へ入り、7月初頭にクロンシュタットへ到着しました。
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7月10日の「ワシーリー・ブイコフ」


7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)では、クロンシュタットの観艦式へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、クロンシュタットを出航してバルト海を去り、8月8日までに再びラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
今回もグレートブリテン海軍哨戒艦「フォース」が追跡しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは再び英仏海峡を通過した]

9月7日に最新鋭対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」(2019年1月26日就役)と共にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭対機雷防衛艦イワン・アントノフはセヴァストーポリへ到着した]

10月15日頃にセヴァストーポリを出航し、10月14日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャへ向かった]

10月19日にギリシャピュロス港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャのピュロスを訪れた]
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10月22日にピュロス港を出航し、セヴァストーポリへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャを去った]

10月24日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。

「ワシーリー・ブイコフ」は11月初頭にセヴァストーポリを出航し、11月4日に地中海へ入りました。

今後、「ワシーリー・ブイコフ」南地中海の2ヶ国の海軍と合同演習を行ないます。
何処の国と演習を行なうのかは未だ明らかにされていませんが、おそらくはエジプトアルジェリアでしょう。



現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年11月4日5時8分配信
【ロシア海軍と航空宇宙軍は地中海で演習を実施した】
タルトゥース(シリア)、11月4日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍航空宇宙軍は、地中海エリアの作戦連合部隊の戦闘準備態勢の点検の総括の枠組みで合同演習を実施した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は報告した。

演習には、5隻以上の戦闘艦及び支援船が参加した。

遠方作戦ゾーン作戦司令部の指揮官セルゲイ・トロネフ1等海佐が報道陣へ話したように、演習の主な特徴は、黒海艦隊、バルト艦隊の艦、更には支援船、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」、航空宇宙軍の航空隊、更に黒海艦隊掃海部隊、戦闘艇を構成に含む様々なグループが参加した事に在る。

「現時点で演習の活動段階は終わっております。
ミサイル兵器、砲兵器の組織的使用へ取り組み、海軍作戦連合部隊が担当する指定ゾーンの船舶航行の防護及び保護へ取り組みました。
演習は、肯定的な成果を達成しました」
トロネフ
は話した。

「部隊は、船舶航行の安全保障、対潜、対水中工作、対空防衛、兵器使用を含め、地中海東部に居る艦船グループ及び各外国海軍の艦の追跡の課題を遂行しました」
指揮官は強調した。

彼は、(演習が)戦闘訓練活動を恒久的に実施する戦闘準備態勢の規定水準を維持する為のものであると付け加えた。

「射撃演習は単独で、そして航空隊、沿岸部隊と合同で、当然ながら海軍の艦船も参加して実施されました」
1等海佐は締め括った。



現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在

今回の演習には、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」などが参加したようです。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した


『タス通信』より
2019年10月14日11時8分配信
【ロシアのフリゲート「アドミラル・マカロフ」は東地中海で射撃演習を実施した】
タルトゥース/シリア、10月14日/タス通信

ロシアフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、東地中海で射撃演習を実施した。
艦長アントン・クプリン2等海佐は報道陣へ伝えた。

彼によると、特に船員は、口径100mm砲からの射撃を実施し、1分間に目標へ80発を発射した。

「艦の全ての兵装は、2年前に点検されており、直接にカリブルの射撃を行ない、高射複合体の射撃を行ないました。
同様のプロジェクト艦は既に何度も地中海で任務を遂行しており、今日において、おそらくはロシアで最新の兵器です」
クプリン
は話した。

フリゲートシリアタルトゥース海軍物資-技術サービス供給所へ入った。
ここまでの道程において、士官は「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍主要イコン『聖使徒アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌイ』と共にギリシャコルフ島へ到達し、ロシア週間へ参加した事を想い起こした。

「アドミラル・マカロフ」は、黒海艦隊へ加入した第3のプロジェクト11356フリゲートである。
同艦は2017年12月末にロシア海軍へ補充され2018年10月初頭に初めてセヴァストーポリへ到着した。
このタイプの艦は約4000トンの排水量を有し、30ノットまでの速力を発揮できる。
その兵装はミサイル複合体「カリブル」「シチーリ-1」、砲装置、魚雷及び反応爆弾である。

タルトゥース物資-技術サービス供給所は1971年に登場した。
2017年、ロシアシリアは、タルトゥースへ49年間に渡って供給所を配置できる合意へ署名した。
文書では、核動力装置を含む11隻の艦のシリアの港への駐留が提供される。
2019年7月28日のロシア海軍の日タルトゥースでパレードが行なわれ、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、通常動力潜水艦「スタールイ・オスコル」と他の艦艇が参加した。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
2019年9月上旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「ヴャジマ」:2019年9月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-406:2019年9月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年10月15日13時27分配信
【ロシア海軍の主要イコンはフョードル・ウシャコーフ提督の記念日に黒海艦隊本部へ届けられた】

本日(10月15日)、小型ロケット艦「ウグリーチ」乗組員は、ロシア海軍主要イコン『聖使徒アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌイ』地中海から黒海艦隊基地~セヴァストーポリ英雄市へ送り届けた。

以前、イコンフリゲート「アドミラル・マカロフ」により、ギリシャコルフ島及びシリアタルトゥース港ロシア艦船グループの物資-技術サービス供給所へ送り届けられた。

艦が到着し、聖物黒海艦隊本部へ移動するまで、それは2日間艦内に在った。

今後、ロシア海軍主要イコンは、提督の納骨所である聖ウラジーミル大聖堂での礼拝の為にもたらされる。

セヴァストーポリ聖物の到着は、神聖と正義の戦士フョードル・ウシャコーフの記念日に合わせられ、黒海艦隊本部でイコンは、セヴァストーポリ教会の代表により感謝の祈祷が行なわれた。

祈祷には、軍事評議会のメンバー、部門及びサービス部長、艦隊の連合部隊の指揮官と将兵が参加した。

祈祷の終わりに、艦隊司令部の敷地内に在る1790~1792年の黒海艦隊司令官フョードル・ウシャコーフ提督の記念碑へ敬意を表し、礼拝の参加者による献花が行なわれた。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の2番艦「ウグリーチ」は、ロシア内陸部ゼレノドリスク市『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2011年7月22日に起工され、2013年4月10日に進水し、2014年7月27日に就役し、カスピ小艦隊へ編入されました。

2015年10月7日、カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ海南方からシリアテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後はカスピ海で行動し、2016年9月9日には海上標的へ「カリブル」を発射しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月9日6時9分配信
【カスピ小艦隊の艦はミサイル「カリブル」の射撃演習を実施した】

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就役以来カスピ海から出た事が無かった「ウグリーチ」でしたが、7月中旬に黒海へ回航され、7月15日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)へ行く]

その後、「ウグリーチ」地中海東部(シリア沖)へ到着しました。

2019年7月28日の『ロシア海軍の日』にはタルトゥース観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部(シリア沖)に滞在しており、8月24日には戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)で戦闘演習を行なった]

10月14日にボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。

10月15日にセヴァストーポリへ到着しました。

なお、今回の記事には登場しませんが、今年6月から地中海東部へ派遣されていたカスピ小艦隊所属の同型艦「ヴェリキー・ウスチュグ」も、「ウグリーチ」と共にセヴァストーポリへ到着しています。
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[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ヴェリキー・ウスチュグは地中海へ入った]