FC2ブログ

シリアのタルトゥース港にロシア海軍の艦船修理施設が開設される

19-0808c.jpg
『タス通信』より
2019年8月8日9時32分配信
【ロシア海軍艦船の為の艦船修理複合体がタルトゥースで開設される】
モスクワ、8月8日/タス通信

黒海艦隊艦船修理複合体は、タルトゥースロシア海軍物資-技術供給所で8月末から作業を開始する。
『タス通信』は木曜日に造船分野の情報提供者より伝えられた。

「8月末、シリアのタルトゥースで、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の艦船及び潜水艦の小規模な修理を保障する黒海艦隊の艦船修理複合体が作業を開始します」
対談者は話した。
情報提供者は、新たな複合体の為に「最新の工作機器が購入され、タルトゥースへ送られる」と付け加えた。

現在までに、地中海戦隊ロシア艦船の小規模修理は、ローテーションに基づいてタルトゥースで勤務に就く黒海艦隊水上修理所(工作船)により保障されてきた。
工作船の当直は、たいていは6ヶ月間に渡る。

『タス通信』は、情報提供者より提示された情報を公式に確認していない。

2017年、ロシアシリアは、49年間に渡りタルトゥースロシア物資-技術供給所を配置する合意へ署名した。
合意文書によると、タルトゥースには、核動力装置を装備するものを含め、11隻までの艦船が駐留できる。
更には、基地の艦船修理能力の拡大が提示されている。

7月28日の『海軍の日』に、タルトゥースでは、ロシア常設連合部隊を構成するディーゼルエレクトリック潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、水上艦船修理支援船、海洋救助曳船、対水中工作哨戒艇が参加するパレードが行なわれた。



現在、シリアタルトゥースには、ロシア海軍第720物資-技術供給所が置かれています。
元々は、ソ連邦海軍時代の1971年に設立されたものです。

これは、地中海東部で行動するロシア海軍の艦船へ各種物資を供給し、更には、艦船の整備や簡単な修理を行なう為のものです。

艦船の整備や簡単な修理の為、タルトゥースにはロシア海軍工作船1隻が交代で常駐しています。

工作船PM-56
16-1224d.jpg

PM-138
16-1224c.jpg

ロシア海軍は2013年初頭から地中海東部へ艦船を常時展開させており、同年6月1日には、地中海ロシア海軍艦船を統一指揮する為、「地中海作戦連合部隊」が創設されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

2015年10月には、タルトゥース港内の浚渫作業が行なわれました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥース港の浚渫作業を行なった]

2016年10月、ロシア国防省は、タルトゥースへ恒常的な海軍基地を作成する意向を示しました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥースへ恒常的な基地を作る]

2016年12月23日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、タルトゥースの海軍基地の拡張に関するシリアロシアの協定に関する法令へ署名しました。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍基地は拡張される]

2017年1月20日までに、ロシアシリアは、タルトゥースの海軍基地に関する新たな協定へ署名しました。
新たな協定により、ロシア海軍は今後49年間タルトゥースを自由に使用できるようになります。
[ロシアとシリアはタルトゥースのロシア海軍基地に関する新たな協定を締結した]

協定は2017年12月にロシア連邦議会で批准され、正式に発効しました。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]


そして2019年8月、タルトゥースに新たな艦船修理複合体が開設される事になりました。
この修理施設は、2019年8月末から稼働を開始します。

これにより、タルトゥース工作船を交代で常駐させる必要は無くなります。
スポンサーサイト



ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリアのタルトゥース沖で対機雷演習を行なった

19-0731a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月30日14時4分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は地中海で対機雷行動へ取り組んだ】

地中海海軍常設グループの一員として任務を遂行している黒海艦隊海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、戦闘訓練計画の枠組みで、艦船駐留地点水域における対機雷行動へ取り組んだ。

訓練中に乗組員は様々な種類の接触型及び非接触型掃海具を使用し、指定海域で機雷の捜索を行なった。

船員は、直接に意図された任務への取り組みと共に、海上移動中及び無防備の泊地へ停泊中の艦のダメージコントロール、対空及び対水中工作防衛の艦内演習を実施した。

海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、2019年7月から地中海海軍常設艦船グループの一員として任務を遂行している。



16-0213c.jpg
プロジェクト266M海洋掃海艦「ナヴォードチク」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)中部ネヴァ川造船工場で建造され、1974年11月21日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1982年には「クルスキー・コムソモーレツ」と改名されました。

就役後は大西洋(西アフリカ沖)の漁場でソ連漁船の警護任務に就き、1980年代のイラン・イラク戦争時にはペルシャ湾へ派遣されました。
1987年にはペルシャ湾で27隻のソ連商船を護衛し、1988年には32隻の商船(タンカー、貨物船)を護衛しました。

ソ連邦解体後の1992年2月15日には旧名へ戻され、1999年7月25日に「コヴロヴェツ」と改名されました。

その後は黒海から出る事は有りませんでしたが、2016年2月中旬、28年ぶりに黒海を出てシリア沖へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルと海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海へ入った]

2016年5月末にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリはシリア沖に到着した]

2016年12月末にセヴァストーポリを出航し、12月27日にボスポラス海峡を南下しました。
「コヴロヴェツ」は、2017年1月9日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは再びシリア沖へ派遣された]

2017年5月2日にボスポラス海峡を北上しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海東部を去った]

2017年5月4日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年には地中海東部へ行く事は有りませんでしたが(黒海内でのみ行動)、2019年7月初頭、ほぼ2年ぶりに同海域へ派遣される事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖へ行く]

そして7月30日、「艦船駐留地点」付近の海域で機雷捜索などの訓練を行ないました。
具体的な地名は明らかにされていませんが、地中海ロシア海軍「艦船駐留地点」は、シリアタルトゥース港しか有りません。
19-0731b.jpg


ロシア海軍は、2016年2月から交代で黒海艦隊掃海艦1隻をシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた



『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年7月28日12時30分配信
【『海軍の日』に敬意を表し、タルトゥース駐留所で艦船パレードが行なわれた】

『海軍の日』シリアタルトゥース港泊地で、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊に加わっている艦及び支援船のパレードが行なわれた。

パレードの隊列には、ディーゼルエレクトリック潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、水上艦船修理支援船、海洋救助曳船、対水中工作哨戒艇が加わった。

パレードの航空部門には、航空グループ航空機及びヘリコプターが参加した:前線爆撃機Su-24M、多機能戦闘爆撃機Su-34、戦闘機Su-35、ヘリコプターMi-8AMTSh、Mi-35M。
ロシア航空宇宙軍航空機は、タルトゥース港水域のパレード隊列の上空を飛行した。

『海軍の日』に敬意を表し、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」では、地中海での戦闘訓練任務の遂行の結果、顕著な働きを見せた艦の乗組員の表彰が行なわれた。

パレードは完了し、ロシアの最新艦の能力が示され、艦船グループの構成要員の熟練度が証明された。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められています。
この日には、各艦隊の基地で観艦式などのイベントが開催されます。

ロシア海軍の物資補給所が置かれているシリアタルトゥース港でも、2017年から『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれるようになりました。

2017年7月30日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「クラスノダール」、救助曳船SB-739、海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」、偵察艦「ワシーリー・タチシチェフ」、警備艦「プイトリーヴイ」、フリゲート「アドミラル・エッセン」、サルベージ船KIL-158が参加しました。
この他、査閲艦艇として哨戒艇「ユナルメーツ・クルイマ」も参加しました。


2018年7月29日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「コルピノ」、偵察艦「キルディン」、海洋掃海艦「トゥルビニスト」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「グラード・スヴィヤージスク」、サルベージ船KIL-158が参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』の観艦式が行なわれた]


そして2019年7月28日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、工作船PM-138、救助曳船「シャフテル」、対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」が参加しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンは地中海を去った

19-0722b.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月22日9時27分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は地中海での任務遂行を完了した】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の艦船部隊に所属する海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、地中海海軍常設艦船連合部隊の一員としての任務遂行を完了した。

現在、同艦の乗組員は、黒海海峡・ダーダネルス及びボスポラスを通航し、黒海の恒久駐留場所であるノヴォロシースクへの移動を行なっている。

海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、2019年4月から地中海で任務を遂行していた。
遠海ゾーンの海軍常設艦船連合部隊の計画ローテーションに基づき、同艦は海洋掃海艦「コヴロヴェツ」と交代した。



プロジェクト02668「アガート」海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、元々はベトナム海軍向けのプロジェクト266MEとして1994年にサンクトペテルブルクで起工されましたが、ベトナムがキャンセルした為に工事は中断しました。

その後、新世代掃海艦の為の機器のテスト用として建造が再開される事になり、2006年5月26日に進水しました。
[新型掃海艦プロジェクト02668「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」]

2007年7月25日からフィンランド湾で洋上試験を開始しました。
[新型掃海艇「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」洋上テスト開始 ]

洋上試験は2008年も続けられました。
[新型掃海艇「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」近影(2008年2月23日) ]
[新型掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリン近影(2008年6月12日) ]

2008年7月29日に内陸水路経由で黒海沿岸ノヴォロシースクへ回航されました。
[ノヴォロシースクの掃海艦「ヴィツェ-アドミラル・ザハリン」]

2009年1月17日にノヴォロシースクで海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍新掃海艦「ヴィツェ-アドミラル・ザハリン」就役 ]

以後、ノヴォロシースク海軍基地をベースに黒海で活動しています。

2017年4月5日には黒海東岸トルコ海軍との合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海で合同演習を行なった]

就役以来、黒海から出た事の無かった「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」でしたが、2018年1月21日にボスポラス海峡を南下して初めて地中海へ入り、2月24日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ到着した]

シリア沖でパトロールを行なっていた「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、5月29日に地中海を去り、その後、ノヴォロシースク基地へ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンは地中海を去り、母港ノヴォロシースクへの帰路に就いた]

その後、ケルチ海峡クリミア大橋の警備任務に就いていました。
[クリミア大橋を警護していたロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはケルチ港へ入った]


2019年4月6日、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入り、その後、シリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ行く]

シリア沖で行動していた「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」は、7月22日にダーダネルス海峡へ入り、母港ノヴォロシースクへ向かいました。

既にシリア沖には、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」と交代する海洋掃海艦「コヴロヴェツ」が到着しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖へ行く]


ロシア海軍は、2016年2月以降、交代で掃海艦1隻を常にシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)へ行く

19-0716c.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年7月16日11時0分配信
【「カリブル」で武装するロシアの軍艦「ウグリーチ」は地中海へ入った】
イスタンブール、7月16日、インタファクス

カスピ小艦隊小型ロケット艦「ウグリーチ」地中海水域へ入った。
イスタンブール海上ポータルサイトは伝えた。

「河川-海」クラスの小型ロケット艦「ウグリーチ」プロジェクト21631の最初の生産艦であり、2010年にロシア連邦海軍の為に建造された。
それは、ミサイル複合体「カリブル-NK」を含む最も現代的な風貌の砲、ミサイル、電波工学兵装を装備する。

2015年秋、小型ロケット艦「ウグリーチ」は、カスピ小艦隊の4隻の艦から成るグループの一員として、カスピ海の指定海域から「イスラム国」(ロシア連邦では非合法のテロ組織)のインフラ施設へ有翼ミサイル「カリブル」で打撃を与えた。

伝えられているように、2018年夏、カスピ小艦隊の同型の小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」「グラード・スヴィヤージスク」は、遠海ゾーンの海軍常設作戦連合部隊へ加わって指示された任務を遂行する為、地中海への移動を行なった。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の2番艦「ウグリーチ」は、ロシア内陸部ゼレノドリスク市『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2011年7月22日に起工され、2013年4月10日に進水し、2014年7月27日に就役し、カスピ小艦隊へ編入されました。

2015年10月7日、カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ海南方からシリアテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後はカスピ海で行動し、2016年9月9日には海上標的へ「カリブル」を発射しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月9日6時9分配信
【カスピ小艦隊の艦はミサイル「カリブル」の射撃演習を実施した】

19-0716b.jpg
就役以来カスピ海から出た事が無かった「ウグリーチ」でしたが、7月中旬に黒海へ回航され、7月15日にはボスポラス海峡へ入りました。

今後、「ウグリーチ」地中海東部(シリア沖)へ向かいます。

記事中で触れられていますが、2018年6月~10月にはカスピ小艦隊の同型艦「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグは地中海からアストラハンへ帰投した]

現在は、「ヴェリキー・ウスチュグ」地中海東部へ派遣されています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ヴェリキー・ウスチュグは地中海へ入った]

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で艦載ヘリコプターの発着訓練を行なった

19-0716a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月16日10時3分配信
【黒海艦隊のヘリコプターは地中海で計画飛行を実施した】

戦闘訓練計画に沿って、ヘリコプターKa-27PL乗員は、地中海海軍常設グループの一員として任務を遂行しているフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の甲板からの実地飛行を行なった。

特に、黒海艦隊海上航空隊の飛行士は、フリゲート乗組員と協同で、航行中、そして投錨停泊中の艦の甲板からの発艦及び着艦の海上任務へ取り組み、更には潜水艦の捜索及び追尾の訓練を行なった。

並行して、艦の航空複合体の全ての機構の整然な動作を点検する目的で、ヘリコプターの飛行を支援する艦内班の訓練が実施された。



プロジェクト11356Rフリゲートの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494)は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で2010年12月18日に起工され、2014年3月14日に進水し、2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

2016年6月9日に黒海艦隊セヴァストーポリ基地へ到着しました。
[ロシア海軍最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]

以後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、6回に渡り地中海への航海を行ないました。
2016年9月下旬~10月上旬、2016年11月初頭~12月下旬、2017年2月末~3月末、2017年4月初頭~7月中旬、2017年12月初頭~2018年5月末、2018年8月下旬~10月末)

2019年2月初頭~3月下旬までセヴァストーポリ『セヴァストーポリ海洋工場』のドックへ入り、オーバーホールを行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はセヴァストーポリでオーバーホールを開始する]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はセヴァストーポリでのオーバーホールを完了する]

2019年4月初頭からオーバーホール後の点検も兼ねて洋上訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はオーバーホール後に戦闘訓練を開始した]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で射撃演習を行なった]


2019年4月21日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部へ到着した]

4月23日未明、同型艦「アドミラル・エッセン」及び小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)と共に夜間の通信訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の軍艦は地中海東部で夜間の通信訓練を行なった]

5月6日には、地中海沿岸の艦船駐留所(シリアタルトゥース港)を敵のミサイル攻撃から護るという想定の対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はシリアのタルトゥース港で対空防衛演習を行なった]

5月8日~9日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はキプロスへ行く]

5月13日、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」と共にシリアタルトゥース港へ寄港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはシリアのタルトゥースへ入港した]

5月末に再びキプロスリマソール港へ寄港し、5月31日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はキプロス訪問を終えた]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、その後も地中海東部に滞在し続けており、7月16日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「オルスク」:2019年7月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く

19-0714a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2019年7月13日11時42分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」は地中海への移動を行なっている】

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」は、セヴァストーポリから地中海への計画移動を行なっている。

現在、艦の乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を行なっている。

移動を行なった後、艦は計画ローテーションの枠組みで、遠海ゾーンの海軍常設連合部隊の一員として加わる。



今や、ロシア海軍で唯一現役に在るプロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、長期オーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。


2018年には、地中海東部へ3回派遣されています。

1回目は、2018年3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2回目は、4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

3回目は、2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]


2019年1月には、黒海へ入ったアメリカ海軍の軍艦の監視任務へ就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

その後も黒海で行動し、最近では、7月中旬の黒海艦隊演習へ参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月13日9時10分配信
【黒海艦隊の艦は演習実施後に駐留地点へ戻る】

他の演習参加艦はセヴァストーポリへ帰投しましたが、「プイトリーヴイ」は戻らずに黒海を南下し、7月13日にボスポラス海峡へ入りました。

今後、「プイトリーヴイ」地中海東部(シリア沖)へ向かい、同海域に居る他の艦と交代します。
どの艦と交代するのかは明らかにされていませんが、2019年4月下旬から地中海東部(シリア沖)に滞在しているフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」でしょうか。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部へ到着した]

ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-56はシリアから戻ってくる

19-0712q.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月12日14時8分配信
【黒海艦隊の水上修理所PM-56は地中海からセヴァストーポリへ戻る】

黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56は、地中海からセヴァストーポリへ戻る。
現在、船は黒海海峡・ダーダネルス及びボスポラスを通過している。

グループの一員としての滞在期間中に補助船は、地中海で任務を遂行しているロシア海軍の艦船の技術的準備状態の保障及び保持を行なった。

以前、遠海ゾーンで水上修理所PM-56は、計画ローテーションに基づいて黒海艦隊の同型船PM-138と交代した。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっています。
17-0614e.jpg

工作船PM-56
16-1224d.jpg

工作船PM-138
16-1224c.jpg

タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
17-0614f.jpg

PM-56は、2019年1月から地中海東部に滞在していました。

それから5ヶ月以上経った2019年6月29日、PM-56と交代する為、PM-138セヴァストーポリを出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-138と給油船イワン・ブブノフは地中海東部へ向かった]

そしてPM-56は7月12日にダーダネルス海峡へ入り、セヴァストーポリへの帰路に就きました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「オルスク」:2019年7月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖へ行く

19-0706b.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月6日12時7分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は地中海への移動を行なう】

黒海艦隊海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、セヴァストーポリから地中海への移動を行なう。
現在、艦の乗組員は黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスを通過している。

地中海への移動後、海洋掃海艦地中海ロシア海軍常設グループへ加わり、用途上の任務の遂行へ着手する。

対機雷艦の乗組員にとって、これは今年初の遠海ゾーンへの航海である。

計画ローテーションに基づき、海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、2019年4月から遠海ゾーンで任務を遂行している「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」と交代する。



16-0213c.jpg
プロジェクト266M海洋掃海艦「ナヴォードチク」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)中部ネヴァ川造船工場で建造され、1974年11月21日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1982年には「クルスキー・コムソモーレツ」と改名されました。

就役後は大西洋(西アフリカ沖)の漁場でソ連漁船の警護任務に就き、1980年代のイラン・イラク戦争時にはペルシャ湾へ派遣されました。
1987年にはペルシャ湾で27隻のソ連商船を護衛し、1988年には32隻の商船(タンカー、貨物船)を護衛しました。

ソ連邦解体後の1992年2月15日には旧名へ戻され、1999年7月25日に「コヴロヴェツ」と改名されました。

その後は黒海から出る事は有りませんでしたが、2016年2月中旬、28年ぶりに黒海を出てシリア沖へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルと海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海へ入った]

2016年5月末にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリはシリア沖に到着した]

2016年12月末にセヴァストーポリを出航し、12月27日にボスポラス海峡を南下しました。
「コヴロヴェツ」は、2017年1月9日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは再びシリア沖へ派遣された]

2017年5月2日にボスポラス海峡を北上しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海東部を去った]

2017年5月4日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年には地中海東部へ行く事は有りませんでしたが(黒海内でのみ行動)、2019年7月初頭、ほぼ2年ぶりに同海域へ派遣される事になりました。

「コヴロヴェツ」は、2019年4月上旬からシリア沖へ派遣されている「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」と交代します。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ行く]


ロシア海軍は、2016年2月から交代で黒海艦隊掃海艦1隻をシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]

ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-138と給油船イワン・ブブノフは地中海東部へ向かった

19-0630d.jpg
19-0630c.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年6月29日17時0分配信
【黒海艦隊の水上修理所と給油船は地中海へ行く】
モスクワ、6月29日、インタファクス

水上修理所(工作船)PM-138給油船「イワン・ブブノフ」セヴァストーポリから出航し、地中海へ向かった。
黒海艦隊の公式代理人アレクセイ・ルリョフは発表した。

「部隊の計画ローテーションに沿って、黒海艦隊の水上修理所PM-138と給油船イワン・ブブノフは、この地域の海軍常設連合部隊の委員として任務を遂行する為、セヴァストーポリから地中海への移動を行ないます」
ルリョフ
は話した。

「現在、支援船は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通過移動を行なっています」
彼は指摘した。

グループの一員として居る間、給油船の乗組員は、艦への給油及び様々な物資装備の補充を行ない、水上修理所の乗組員は、で任務を遂行しているロシア海軍の艦船の技術的準備状態の維持を保障する。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっています。
17-0614e.jpg

工作船PM-56
16-1224d.jpg

工作船PM-138
16-1224c.jpg

タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
17-0614f.jpg

現在は、2019年1月下旬に派遣されたPM-56地中海東部に滞在しています。
それから5ヶ月以上経った2019年6月29日、PM-138セヴァストーポリを出航し、地中海東部へ向かいました。

なお、PM-138と共に大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」地中海東部へ派遣される事になりました。

「イワン・ブブノフ」は、昨年6月~7月に地中海東部へ派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」2019年6月中旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年6月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
工作船PM-56:2019年1月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在