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ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した


『タス通信』より
2019年10月14日11時8分配信
【ロシアのフリゲート「アドミラル・マカロフ」は東地中海で射撃演習を実施した】
タルトゥース/シリア、10月14日/タス通信

ロシアフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、東地中海で射撃演習を実施した。
艦長アントン・クプリン2等海佐は報道陣へ伝えた。

彼によると、特に船員は、口径100mm砲からの射撃を実施し、1分間に目標へ80発を発射した。

「艦の全ての兵装は、2年前に点検されており、直接にカリブルの射撃を行ない、高射複合体の射撃を行ないました。
同様のプロジェクト艦は既に何度も地中海で任務を遂行しており、今日において、おそらくはロシアで最新の兵器です」
クプリン
は話した。

フリゲートシリアタルトゥース海軍物資-技術サービス供給所へ入った。
ここまでの道程において、士官は「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍主要イコン『聖使徒アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌイ』と共にギリシャコルフ島へ到達し、ロシア週間へ参加した事を想い起こした。

「アドミラル・マカロフ」は、黒海艦隊へ加入した第3のプロジェクト11356フリゲートである。
同艦は2017年12月末にロシア海軍へ補充され2018年10月初頭に初めてセヴァストーポリへ到着した。
このタイプの艦は約4000トンの排水量を有し、30ノットまでの速力を発揮できる。
その兵装はミサイル複合体「カリブル」「シチーリ-1」、砲装置、魚雷及び反応爆弾である。

タルトゥース物資-技術サービス供給所は1971年に登場した。
2017年、ロシアシリアは、タルトゥースへ49年間に渡って供給所を配置できる合意へ署名した。
文書では、核動力装置を含む11隻の艦のシリアの港への駐留が提供される。
2019年7月28日のロシア海軍の日タルトゥースでパレードが行なわれ、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、通常動力潜水艦「スタールイ・オスコル」と他の艦艇が参加した。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
2019年9月上旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「ヴャジマ」:2019年9月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-406:2019年9月上旬から地中海東部に滞在
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ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年10月15日13時27分配信
【ロシア海軍の主要イコンはフョードル・ウシャコーフ提督の記念日に黒海艦隊本部へ届けられた】

本日(10月15日)、小型ロケット艦「ウグリーチ」乗組員は、ロシア海軍主要イコン『聖使徒アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌイ』地中海から黒海艦隊基地~セヴァストーポリ英雄市へ送り届けた。

以前、イコンフリゲート「アドミラル・マカロフ」により、ギリシャコルフ島及びシリアタルトゥース港ロシア艦船グループの物資-技術サービス供給所へ送り届けられた。

艦が到着し、聖物黒海艦隊本部へ移動するまで、それは2日間艦内に在った。

今後、ロシア海軍主要イコンは、提督の納骨所である聖ウラジーミル大聖堂での礼拝の為にもたらされる。

セヴァストーポリ聖物の到着は、神聖と正義の戦士フョードル・ウシャコーフの記念日に合わせられ、黒海艦隊本部でイコンは、セヴァストーポリ教会の代表により感謝の祈祷が行なわれた。

祈祷には、軍事評議会のメンバー、部門及びサービス部長、艦隊の連合部隊の指揮官と将兵が参加した。

祈祷の終わりに、艦隊司令部の敷地内に在る1790~1792年の黒海艦隊司令官フョードル・ウシャコーフ提督の記念碑へ敬意を表し、礼拝の参加者による献花が行なわれた。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の2番艦「ウグリーチ」は、ロシア内陸部ゼレノドリスク市『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2011年7月22日に起工され、2013年4月10日に進水し、2014年7月27日に就役し、カスピ小艦隊へ編入されました。

2015年10月7日、カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ海南方からシリアテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後はカスピ海で行動し、2016年9月9日には海上標的へ「カリブル」を発射しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月9日6時9分配信
【カスピ小艦隊の艦はミサイル「カリブル」の射撃演習を実施した】

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就役以来カスピ海から出た事が無かった「ウグリーチ」でしたが、7月中旬に黒海へ回航され、7月15日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)へ行く]

その後、「ウグリーチ」地中海東部(シリア沖)へ到着しました。

2019年7月28日の『ロシア海軍の日』にはタルトゥース観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部(シリア沖)に滞在しており、8月24日には戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)で戦闘演習を行なった]

10月14日にボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。

10月15日にセヴァストーポリへ到着しました。

なお、今回の記事には登場しませんが、今年6月から地中海東部へ派遣されていたカスピ小艦隊所属の同型艦「ヴェリキー・ウスチュグ」も、「ウグリーチ」と共にセヴァストーポリへ到着しています。
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[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ヴェリキー・ウスチュグは地中海へ入った]

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年10月4日12時57分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」は黒海海峡を通行する】

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を行なっている。

艦は、地中海海軍常設グループの一員としての任務を遂行した後、セヴァストーポリへ戻る。

遠海ゾーンへの滞在期間中、艦の乗組員は、対空防衛、海上戦闘実施、潜水艦の捜索及び破壊、船舶航行集中海域での行動を含む様々な複合艦上戦闘演習を実施した。

警備艦「プイトリーヴイ」セヴァストーポリ到着は10月5日の予定である。



今や、ロシア海軍で唯一現役に在るプロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、長期オーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。


2018年には、地中海東部へ3回派遣されています。

1回目は、2018年3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2回目は、4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

3回目は、2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]


2019年1月には、黒海へ入ったアメリカ海軍の軍艦の監視任務へ就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

その後も黒海で行動し、最近では、7月中旬の黒海艦隊演習へ参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月13日9時10分配信
【黒海艦隊の艦は演習実施後に駐留地点へ戻る】

他の演習参加艦はセヴァストーポリへ帰投しましたが、「プイトリーヴイ」は戻らずに黒海を南下し、7月13日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

9月上旬にはキプロスリマソール港へ寄港し、9月11日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはキプロスのリマソール港を去った]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月4日にダーダネルス海峡へ入りました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年10月3日16時45分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は地中海で複合演習を実施した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は、ギリシャコルフ島を出航した後、地中海エリアで戦闘訓練を行なう複合艦上演習を実施した。

演習の枠組みで艦上航空隊ヘリコプターKa-27PS乗員は、空中偵察飛行を行ない、捜索救助任務へ取り組み、その中でヘリコプターの飛行を五勝する艦内班の訓練が実施され、艦の全ての航空複合体システムの整然とした動作を点検した。

船員は仮想敵潜水艦の捜索、探知、追尾、破壊活動へ取り組み、反応深海爆弾射撃を実施し、更には海上移動中の艦の対空防衛演習を行ない、空中目標への高射ミサイルの電子発射を行ない、海上目標へ高精度兵器による仮想打撃を与える海上戦闘を実施した。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。

今後、「アドミラル・マカロフ」シリアタルトゥース港へ向かいます。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年8月上旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
2019年9月上旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「ヴャジマ」:2019年9月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-406:2019年9月上旬から地中海東部に滞在

シリアのタルトゥース港のロシア海軍艦船修理所は2019年10月15日に操業を開始する

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『タス通信』より
2019年9月27日2時57分配信
【タルトゥースのロシア連邦海軍基地の艦船修理所は10月15日から稼働する】
タルトゥース、9月26日/タス通信

シリアロシア海軍駐留所の艦船修理所は10月15日に作業を開始する。
遠海ゾーン作戦司令部副司令官(電気工学サービス担当)エフゲニー・グシンは報道陣へ伝えた。

「艦船修理所は2100平方メートルを占めます。
これは、タルトゥースに居る艦船の保証修理、技術サービス、定期作業を実行する為に意図されております。
現在、設備の設置が行なわれており、10月15日には機能し始めます」
グシン
は話した。

彼によると、艦船修理複合体の主な任務は、艦載機器システム及び機構の損傷や故障を手際よく取り除く事に在る。

グシンは、艦船修理所は、現時点でタルトゥースに滞在している水上修理所(工作船)よりも生産性が10倍に上がる事を強調した。



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現在、シリアタルトゥースには、ロシア海軍第720物資-技術供給所が置かれています。
元々は、ソ連邦海軍時代の1971年に設立されたものです。

これは、地中海東部で行動するロシア海軍の艦船へ各種物資を供給し、更には、艦船の整備や簡単な修理を行なう為のものです。

艦船の整備や簡単な修理の為、タルトゥースにはロシア海軍工作船1隻が交代で常駐しています。

工作船PM-56
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PM-138
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ロシア海軍は2013年初頭から地中海東部へ艦船を常時展開させており、同年6月1日には、地中海ロシア海軍艦船を統一指揮する為、「地中海作戦連合部隊」が創設されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

2015年10月には、タルトゥース港内の浚渫作業が行なわれました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥース港の浚渫作業を行なった]

2016年10月、ロシア国防省は、タルトゥースへ恒常的な海軍基地を作成する意向を示しました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥースへ恒常的な基地を作る]

2016年12月23日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、タルトゥースの海軍基地の拡張に関するシリアロシアの協定に関する法令へ署名しました。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍基地は拡張される]

2017年1月20日までに、ロシアシリアは、タルトゥースの海軍基地に関する新たな協定へ署名しました。
新たな協定により、ロシア海軍は今後49年間タルトゥースを自由に使用できるようになります。
[ロシアとシリアはタルトゥースのロシア海軍基地に関する新たな協定を締結した]

協定は2017年12月にロシア連邦議会で批准され、正式に発効しました。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]


上記のように、これまでは地中海東部で行動するロシア海軍の艦船の整備や簡単な修理を行なう為、タルトゥース工作船を交代で常駐させていたのですが、同海域におけるロシア海軍の活動が活発になった今となっては、これだけでは何かと不便になってきた事も有り、タルトゥースに新たな艦船修理施設が開設される事になりました。
[シリアのタルトゥース港にロシア海軍の艦船修理施設が開設される]

このタルトゥース艦船修理所は、2091年10月15日から稼働を開始します。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはキプロスのリマソール港を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年9月11日9時48分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」はリマソール港への業務訪問を完了した】

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」は、キプロス共和国リマソール港への業務寄港を完了し、遠海ゾーンのロシア海軍常設連合部隊の一員として任務遂行を続ける。

艦は、必要な物品の在庫を補充し、乗組員は沿岸へ降りる機会を得て、市内の歴史的名所への観光旅行を行なった。

ロシアフリゲートの外国港への寄港は、地中海での艦の滞在計画及び物資補充スケジュールに沿って実施された。

警備艦「プイトリーヴイ」は、2019年7月からロシア海軍常設連合部隊の一員として与えられた任務を遂行している。



今や、ロシア海軍で唯一現役に在るプロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、長期オーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。


2018年には、地中海東部へ3回派遣されています。

1回目は、2018年3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2回目は、4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

3回目は、2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]


2019年1月には、黒海へ入ったアメリカ海軍の軍艦の監視任務へ就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

その後も黒海で行動し、最近では、7月中旬の黒海艦隊演習へ参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月13日9時10分配信
【黒海艦隊の艦は演習実施後に駐留地点へ戻る】

他の演習参加艦はセヴァストーポリへ帰投しましたが、「プイトリーヴイ」は戻らずに黒海を南下し、7月13日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

それから現在まで地中海東部で行動しており、9月上旬にはキプロスリマソール港へ寄港し、9月11日に出航しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
2019年9月上旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「ヴャジマ」:2019年9月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-406:2019年9月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)で戦闘演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年8月24日13時0分配信
【小型ロケット艦「ウグリーチ」乗組員は地中海で演習を実施した】

遠方作戦ゾーンの海軍常設連合部隊の一員として任務を遂行している小型ロケット艦「ウグリーチ」は、地中海で複合演習を実施した。

戦闘訓練計画に沿って「ウグリーチ」乗組員は、単艦での「敵」水上艦との戦闘実施の方法及び海上移動中の艦の組織的対空防衛へ取り組んだ。

演習中、水上及び空中目標への砲射撃が実施され、更には、敵の空中攻撃を回避する目的での複合電波電子戦闘における妨害の設置の為の乗員の行動の方法へ取り組んだ。

更に、艦上航空隊と連携して船員は潜水艦の捜索及び追尾の訓練を実施した。

艦は、地中海での任務遂行を継続する。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の2番艦「ウグリーチ」は、ロシア内陸部ゼレノドリスク市『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2011年7月22日に起工され、2013年4月10日に進水し、2014年7月27日に就役し、カスピ小艦隊へ編入されました。

2015年10月7日、カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ海南方からシリアテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後はカスピ海で行動し、2016年9月9日には海上標的へ「カリブル」を発射しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月9日6時9分配信
【カスピ小艦隊の艦はミサイル「カリブル」の射撃演習を実施した】

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就役以来カスピ海から出た事が無かった「ウグリーチ」でしたが、7月中旬に黒海へ回航され、7月15日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)へ行く]

その後、「ウグリーチ」地中海東部(シリア沖)へ到着しました。

2019年7月28日の『ロシア海軍の日』にはタルトゥース観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部(シリア沖)に滞在しており、8月24日には戦闘訓練を行ないました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。
この内、大型揚陸艦シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)に従事しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

シリアのタルトゥース港にロシア海軍の艦船修理施設が開設される

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『タス通信』より
2019年8月8日9時32分配信
【ロシア海軍艦船の為の艦船修理複合体がタルトゥースで開設される】
モスクワ、8月8日/タス通信

黒海艦隊艦船修理複合体は、タルトゥースロシア海軍物資-技術供給所で8月末から作業を開始する。
『タス通信』は木曜日に造船分野の情報提供者より伝えられた。

「8月末、シリアのタルトゥースで、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の艦船及び潜水艦の小規模な修理を保障する黒海艦隊の艦船修理複合体が作業を開始します」
対談者は話した。
情報提供者は、新たな複合体の為に「最新の工作機器が購入され、タルトゥースへ送られる」と付け加えた。

現在までに、地中海戦隊ロシア艦船の小規模修理は、ローテーションに基づいてタルトゥースで勤務に就く黒海艦隊水上修理所(工作船)により保障されてきた。
工作船の当直は、たいていは6ヶ月間に渡る。

『タス通信』は、情報提供者より提示された情報を公式に確認していない。

2017年、ロシアシリアは、49年間に渡りタルトゥースロシア物資-技術供給所を配置する合意へ署名した。
合意文書によると、タルトゥースには、核動力装置を装備するものを含め、11隻までの艦船が駐留できる。
更には、基地の艦船修理能力の拡大が提示されている。

7月28日の『海軍の日』に、タルトゥースでは、ロシア常設連合部隊を構成するディーゼルエレクトリック潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、水上艦船修理支援船、海洋救助曳船、対水中工作哨戒艇が参加するパレードが行なわれた。



現在、シリアタルトゥースには、ロシア海軍第720物資-技術供給所が置かれています。
元々は、ソ連邦海軍時代の1971年に設立されたものです。

これは、地中海東部で行動するロシア海軍の艦船へ各種物資を供給し、更には、艦船の整備や簡単な修理を行なう為のものです。

艦船の整備や簡単な修理の為、タルトゥースにはロシア海軍工作船1隻が交代で常駐しています。

工作船PM-56
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PM-138
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ロシア海軍は2013年初頭から地中海東部へ艦船を常時展開させており、同年6月1日には、地中海ロシア海軍艦船を統一指揮する為、「地中海作戦連合部隊」が創設されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

2015年10月には、タルトゥース港内の浚渫作業が行なわれました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥース港の浚渫作業を行なった]

2016年10月、ロシア国防省は、タルトゥースへ恒常的な海軍基地を作成する意向を示しました。
[ロシア海軍はシリアのタルトゥースへ恒常的な基地を作る]

2016年12月23日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、タルトゥースの海軍基地の拡張に関するシリアロシアの協定に関する法令へ署名しました。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍基地は拡張される]

2017年1月20日までに、ロシアシリアは、タルトゥースの海軍基地に関する新たな協定へ署名しました。
新たな協定により、ロシア海軍は今後49年間タルトゥースを自由に使用できるようになります。
[ロシアとシリアはタルトゥースのロシア海軍基地に関する新たな協定を締結した]

協定は2017年12月にロシア連邦議会で批准され、正式に発効しました。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]


そして2019年8月、タルトゥースに新たな艦船修理複合体が開設される事になりました。
この修理施設は、2019年8月末から稼働を開始します。

これにより、タルトゥース工作船を交代で常駐させる必要は無くなります。

ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリアのタルトゥース沖で対機雷演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月30日14時4分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は地中海で対機雷行動へ取り組んだ】

地中海海軍常設グループの一員として任務を遂行している黒海艦隊海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、戦闘訓練計画の枠組みで、艦船駐留地点水域における対機雷行動へ取り組んだ。

訓練中に乗組員は様々な種類の接触型及び非接触型掃海具を使用し、指定海域で機雷の捜索を行なった。

船員は、直接に意図された任務への取り組みと共に、海上移動中及び無防備の泊地へ停泊中の艦のダメージコントロール、対空及び対水中工作防衛の艦内演習を実施した。

海洋掃海艦「コヴロヴェツ」は、2019年7月から地中海海軍常設艦船グループの一員として任務を遂行している。



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プロジェクト266M海洋掃海艦「ナヴォードチク」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)中部ネヴァ川造船工場で建造され、1974年11月21日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1982年には「クルスキー・コムソモーレツ」と改名されました。

就役後は大西洋(西アフリカ沖)の漁場でソ連漁船の警護任務に就き、1980年代のイラン・イラク戦争時にはペルシャ湾へ派遣されました。
1987年にはペルシャ湾で27隻のソ連商船を護衛し、1988年には32隻の商船(タンカー、貨物船)を護衛しました。

ソ連邦解体後の1992年2月15日には旧名へ戻され、1999年7月25日に「コヴロヴェツ」と改名されました。

その後は黒海から出る事は有りませんでしたが、2016年2月中旬、28年ぶりに黒海を出てシリア沖へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルと海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海へ入った]

2016年5月末にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリはシリア沖に到着した]

2016年12月末にセヴァストーポリを出航し、12月27日にボスポラス海峡を南下しました。
「コヴロヴェツ」は、2017年1月9日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは再びシリア沖へ派遣された]

2017年5月2日にボスポラス海峡を北上しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツは地中海東部を去った]

2017年5月4日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年には地中海東部へ行く事は有りませんでしたが(黒海内でのみ行動)、2019年7月初頭、ほぼ2年ぶりに同海域へ派遣される事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦コヴロヴェツはシリア沖へ行く]

そして7月30日、「艦船駐留地点」付近の海域で機雷捜索などの訓練を行ないました。
具体的な地名は明らかにされていませんが、地中海ロシア海軍「艦船駐留地点」は、シリアタルトゥース港しか有りません。
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ロシア海軍は、2016年2月から交代で黒海艦隊掃海艦1隻をシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在

シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた



『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年7月28日12時30分配信
【『海軍の日』に敬意を表し、タルトゥース駐留所で艦船パレードが行なわれた】

『海軍の日』シリアタルトゥース港泊地で、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊に加わっている艦及び支援船のパレードが行なわれた。

パレードの隊列には、ディーゼルエレクトリック潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、水上艦船修理支援船、海洋救助曳船、対水中工作哨戒艇が加わった。

パレードの航空部門には、航空グループ航空機及びヘリコプターが参加した:前線爆撃機Su-24M、多機能戦闘爆撃機Su-34、戦闘機Su-35、ヘリコプターMi-8AMTSh、Mi-35M。
ロシア航空宇宙軍航空機は、タルトゥース港水域のパレード隊列の上空を飛行した。

『海軍の日』に敬意を表し、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」では、地中海での戦闘訓練任務の遂行の結果、顕著な働きを見せた艦の乗組員の表彰が行なわれた。

パレードは完了し、ロシアの最新艦の能力が示され、艦船グループの構成要員の熟練度が証明された。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められています。
この日には、各艦隊の基地で観艦式などのイベントが開催されます。

ロシア海軍の物資補給所が置かれているシリアタルトゥース港でも、2017年から『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれるようになりました。

2017年7月30日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「クラスノダール」、救助曳船SB-739、海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」、偵察艦「ワシーリー・タチシチェフ」、警備艦「プイトリーヴイ」、フリゲート「アドミラル・エッセン」、サルベージ船KIL-158が参加しました。
この他、査閲艦艇として哨戒艇「ユナルメーツ・クルイマ」も参加しました。


2018年7月29日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「コルピノ」、偵察艦「キルディン」、海洋掃海艦「トゥルビニスト」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「グラード・スヴィヤージスク」、サルベージ船KIL-158が参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』の観艦式が行なわれた]


そして2019年7月28日の『ロシア海軍の日』タルトゥース観艦式には、潜水艦「スタールイ・オスコル」、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、警備艦「プイトリーヴイ」、小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「ウグリーチ」、工作船PM-138、救助曳船「シャフテル」、対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」が参加しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
警備艦「プイトリーヴイ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
サルベージ船KIL-158:2019年7月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年7月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「ウグリーチ」2019年7月中旬から地中海東部に滞在