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ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グロームキー"と小型対潜艦2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月21日5時30分配信
【太平洋艦隊の対潜艦は日本海で仮想敵潜水艦を深海爆弾で攻撃した】

艦隊主要基地の水域防護艦旅団及びコルベット「グロームキー」で構成される捜索-打撃艦グループは、日本海ピョートル大帝湾海域で仮想敵潜水艦を捜索、破壊する合同演習を実施した。

捜索-打撃艦グループを構成して行動した小型対潜艦「コレーツ」「メチェーリ」は、太平洋艦隊ディーゼル潜水艦の内の1隻が役割を演じる仮想敵潜水艦を捜索する為の複合活動を行なった。

対潜艦の行動を支援する為、太平洋艦隊海上航空隊対潜航空機Il-38が参加した。

仮想敵潜水艦を探知後、小型対潜艦「コレーツ」「メチェーリ」は、指定座標への対水中深海爆弾の斉射を実施した。

以前、沿海地方多種戦力小艦隊の2個捜索-打撃艦グループ大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」により遂行された沿海地方沖での類似の対潜任務においては、魚雷及び深海爆弾の実地射撃が行なわれた。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットとしては2隻目となる「グロームキー」は、2012年4月20日に起工され、2017年7月28日に進水し、2018年12月25日に就役しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
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就役後の「グロームキー」の動向は公表されていませんが(ウラジオストク周辺で乗組員の慣熟訓練を行なっていたらしい)、2019年6月21日にはピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。

「グロームキー」の他に、ウリス湾に駐留する第11水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「コレーツ」、「メチェーリ」も演習へ参加しました。

小型対潜艦「コレーツ」(1990年2月28日就役)
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小型対潜艦「メチェーリ」(1991年3月14日就役)
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更に、沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38(第7062航空基地所属)も潜水艦の捜索へ参加しました。

演習の「敵役」は、ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の潜水艦の1隻が務めました。

記事中に登場する「対水中深海爆弾」とは、RBU-6000対水中ロケットの事です。
[ロシア海軍の為の対潜/対魚雷ロケットの生産が再開される]


なお、「グロームキー」の同型艦「ソヴェルシェーンヌイ」(2017年7月20日就役)は、6月8日に宗谷海峡を東進してカムチャツカ方面へ向かいました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
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ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月17日6時57分配信
【ピョートル大帝湾海域で太平洋艦隊の艦は、仮想敵潜水艦の捜索、追跡、そして破壊の課題へ取り組んだ】

本日、ピョートル大帝湾海域において、太平洋艦隊の5隻の対潜艦は、仮想敵潜水艦の捜索、追跡、そして破壊の課題へ取り組んだ。

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と、小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァ二」、MPK-221、「メチェーリ」で構成される2個捜索-打撃艦グループは、仮想敵潜水艦の捜索、追跡、そして仮想対抗射撃による破壊の課題へ取り組んだ。

水上艦の行動において「敵」側を演じたのは、沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼル潜水艦「ウスチ-ボリシェレツク」であった。
その任務は、隠密操艦で演習海域へ進入し、戦術グループの攻撃から逃れる事であった。

艦隊の海上航空隊対潜航空機Il-38及びTu-142の支援下で、大型対潜艦及び小型対潜艦潜水艦の捜索を行なった。
潜水艦の指定座標のデータを交換した後、4隻の小型対潜艦は、反応深海爆弾により潜水艦を攻撃した。
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」は更に、2基の実弾魚雷による対水中射撃を実施した。



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ウラジオストク(金角湾)に駐留する第44対潜艦旅団に所属する大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2019年5月下旬にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を行なった]

6月4日、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」と共にピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

6月10日にウラジオストクを訪問した日本海上自衛隊護衛艦「すずなみ」のホストシップを務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊基地ウラジオストクを日本海上自衛隊の艦が訪れた]

6月11日には日本海で対潜演習を行ない、潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」の敵役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは日本海で4本の魚雷を発射した]

6月15日には護衛艦「すずなみ」ピョートル大帝湾で合同捜索救助演習を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月15日10時10分配信
【太平洋艦隊と日本海上自衛隊の艦は、海上での合同捜索救助演習『サレックス-2019』を実施した】

そして6月17日、「アドミラル・パンテレーエフ」は、ピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。

「アドミラル・パンテレーエフ」の他に、ウリス湾に駐留する第11水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」、MPK-221、「メチェーリ」ソヴィエツカヤ・ガヴァ二に駐留する第38独立水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァ二」の4隻も演習へ参加しました。

小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」(1992年2月11日就役)
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小型対潜艦MPK-221(1987年12月30日就役)
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小型対潜艦「メチェーリ」(1991年3月14日就役)
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小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァ二」(1990年12月29日就役)
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更に、沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38と、カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する対潜哨戒機Tu-142(双方とも第7062航空基地所属)も潜水艦の捜索へ参加しました。

ただ、記事を読む限り、「アドミラル・パンテレーエフ」自身は敵潜水艦を攻撃しておらず(捜索には参加している)、4隻の小型対潜艦を統括する司令塔の役割を果たしていたようです。

演習の「敵役」は、ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の潜水艦「ウスチ-ボリシェレツク」(1991年3月14日就役)が務めました。
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記事中に登場する「反応深海爆弾」とは、RBU-6000対水中ロケットの事です。
[ロシア海軍の為の対潜/対魚雷ロケットの生産が再開される]

ロシア海軍太平洋艦隊基地ウラジオストクを日本海上自衛隊の艦が訪れた


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月10日6時13分配信
【日本海上自衛隊の戦隊水雷艦「すずなみ」は業務寄港の為にウラジオストクへ到着した】

(以前に)達した合意に沿って、本日、日本海上自衛隊戦隊水雷艦「すずなみ」は非公式寄港の為にウラジオストクへ到着した。

太平洋艦隊主要基地で、艦は太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊副司令官ワジム・フィリッポフ1等海佐に出迎えられた。
彼は、日本の艦で、先任の日本海上自衛隊第7護衛大隊司令ヒトシ・シミズ1等海佐、戦隊水雷艦艦長ツヨシ・サトー2等海佐及び連合部隊本部士官の代表と挨拶を交わした。
軍楽隊は、ロシア連邦及び日本の国家を演奏した。
伝統に沿って、ロシアの民族衣装を着た娘が日本の船員へパンと塩を贈呈した。

ヒトシ・シミズ1等海佐は、ロシア及び日本の報道機関の代表の為に会合を開き、その中で、(報道陣は)日本艦のウラジオストクへの訪問の目的および課題についての話を録音した。
その後、報道陣は戦隊水雷艦「すずなみ」を見学する機会を得た。

日本艦のウラジオストクへの停泊期間に、演習エピソードの最終的な合意の為の組織的な打ち合わせ、2ヶ国の船員の間のピンポン及び綱引きの親善試合の開催が計画されている。

訪問のホスト艦は、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」となる。

計画では、日本海上自衛隊の艦のウラジオストクへの訪問は、6月15日まで続く。
これと同時期に、ピョートル大帝湾で、海上での捜索救助の為のロシア-日本演習『サレックス-2019』の実施が計画されている。

ロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月4日6時30分配信
【太平洋艦隊の艦は演習中に仮想敵潜水艦を反応爆弾及び魚雷で攻撃した】

ピョートル大帝湾海域で太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦は、仮想敵潜水艦を捜索・破壊する演習を実施した。

日本海での対潜任務は、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」により果たされた。
各戦闘艦は、戦闘訓練射爆場の自身の扇形区で潜水艦の捜索を行なった。
捜索される「敵」潜水艦の役割は、ディーゼル潜水艦「ウスチ-ボリシェレツク」が演じ、航空隊対潜航空機Il-38対潜ヘリコプターKa-27PLは、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と共に参加して投下及び下降型水中音響探知手段を使用した。

潜水艦が居る座標を特定した後、艦は順番に対潜反応深海爆弾で打撃を与え、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」魚雷兵器潜水艦を攻撃した。



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ロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)は、2019年5月初頭に黄海で行なわれたロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』へ参加した後、ウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』へ参加した太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクへ帰投した]

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戦隊水雷艦(駆逐艦)「ブイストルイ」(1989年10月28日就役)は、最近では、2019年5月下旬にピョートル大帝湾で対空射撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは130mm連装砲と30mm機関砲による対空射撃訓練を行なった]

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大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2019年5月下旬にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を行なった]


2019年5月6日、この3隻はピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行ないました。

今回の「敵役」は、2017年にオーバーホールを終えた潜水艦「ウスチ-ボリシェレツク」(1991年3月14日就役)が務めました。
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記事中に登場する「対潜反応深海爆弾」とは、RBU-6000対水中ロケットの事です。
[ロシア海軍の為の対潜/対魚雷ロケットの生産が再開される]

ロシア海軍太平洋艦隊は2019年夏以降に日本、ベトナム、インドと合同演習を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年6月3日6時0分配信
【太平洋艦隊の船員は夏季演習期間に3つの国際海軍演習へ参加する】

本日、太平洋艦隊の夏季演習期間が始まった。
艦隊の連合部隊及び部門では、太平洋艦隊司令部の代表、将兵、退役軍人が参加するミーティングが行なわれた。
艦では、聖アンドレイ旗及び満艦飾を掲げる儀式が開催された。

太平洋艦隊司令官臨時代行セルゲイ・レキシ少将は、太平洋艦隊軍事評議会に代わり、新たな半年間の演習期間が始まった沿海地方多種戦力小艦隊の要員を祝福した。
ウラジオストクの艦船係留埠頭では、太平洋艦隊の大規模合同部隊に含まれる軍事部門及び連合部隊による合同隊列行進が行なわれた。
セルゲイ・レキシ少将は、(昨年)12月から(今年)5月までに艦隊の要員は、約50隻の様々なクラスの戦闘艦で海上での任務を果たした事を指摘した。
艦艇及び潜水艦の乗組員はm25回の高射ミサイル射撃、120回以上の砲射撃と60回以上の対潜戦闘訓練、機雷敷設訓練及び対機雷活動を行なった。
太平洋艦隊将兵は、半年間の演習期間に、ロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2018』と、ロシア-中国海軍双務演習『海洋協同-2019』へ参加し、更にはタイ海軍の艦船支隊と合同演習を実施した。
太平洋艦隊水上戦闘艦、戦闘艇、潜水艦、支援船の航海は5600時間以上に及んだ。

夏季演習期間、艦隊の将兵には、海上、野外、空中、そして専門技量の向上へ指向される120以上の戦闘訓練活動が待ち受けている。
その中で、艦隊の艦及び潜水艦、沿岸部隊、海上航空隊は実地活動へ取り組む。
太平洋艦隊戦闘艦及び支援船は、計画戦闘訓練活動への参加に加え、アジア-太平洋地域で指示された任務を遂行する。

現在、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される戦闘艦支隊は、遠距離航海中である。
航海中に支隊フィリピン、ベトナム、中国の港へ寄港した。

太平洋艦隊の将兵は、艦隊及び東方軍管区のチームを構成して軍競技会(国際を含む)へ参加する。

この他に、様々な方向性の日本、インド、ベトナム海軍の艦との合同海軍演習の実施が計画されている。
これらの計画の内の最初は、国際海軍協力の枠組みで今月に実施される日本海上自衛隊の艦との演習『サレックス-2019』である。
この演習中、海上での組織的な捜索及び救助の課題へ取り組む。

夏季演習期間中の最優先事項は、太平洋艦隊の部隊の戦闘準備レベルの質的な増加、専門の常備士官及び下士官の選抜及び準備、艦隊の軍備部門及び連合部隊の構成要員の練習の効率の増大にある。

新たな演習期間の開始式典は、連合部隊及び軍事部門の将兵の行進で完了した。



今回の太平洋艦隊広報部発表で触れられている「夏季演習期間」というのは、具体的には、2019年6月初頭から11月末までの期間を指しています。
(2019年12月1日からは、ロシア海軍を含めたロシア連邦軍の新年度が始まる)

この期間に、日本、ベトナム、インドとの合同海軍演習が予定されています。

まず初めに、6月10日から5日間、日本海上自衛隊護衛艦「すずなみ」ウラジオストクを訪問し、この間にロシア太平洋艦隊との合同捜索救助演習を実施します。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年5月31日4時30分配信
【日本海上自衛隊の戦闘艦はウラジオストクを訪れる】

この他、ベトナム海軍及びインド海軍との合同演習が2019年11月末までに実施されるようです。

今回の記事で触れられていますが、現在、ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」は、東南アジアへの遠距離航海を行なっています。
[ロシア太平洋艦隊の東南アジア遠征(2019年4月-)]

2019年4月末~5月初頭には、中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』黄海で実施されており、上記の3隻も参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

2018年12月中旬には、インド海軍との合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』ベンガル湾で実施されました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2018年10月-2019年1月)]


2015年7月26日に承認された新たな『ロシア連邦海洋ドクトリン』において、中国インド重要なパートナーと位置付けられています。
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]

ロシア海軍太平洋艦隊は2019年初頭にカムチャツカ半島へ新型地対艦ミサイルを配備した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年5月20日8時49分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊旅団は2019年に約20基の「バル」及び「バスチオン」を受け取った】
ハバロフスク、5月20日-ロシア通信社ノーボスチ

約20基の沿岸ミサイル複合体「バル」及び「バスチオン」は、今年初めにカムチャツカ独立沿岸ロケット旅団へ、前世代のミサイル複合体に代わり兵装として受け入れられた。
月曜日に刊行されたロシア軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツは述べた。
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「今年初め、カムチャツカの独立沿岸ロケット旅団で、新たな機材による増強が行なわれました。
1ヶ月間で我々は、1個大隊一式の沿岸ミサイル複合体バスチオン及びバルを受け取りました。
その数は、およそ20基であり、これにより我々は、退役した前世代の沿岸ミサイル複合体を新たな機材へ換えました」
アヴァキャンツ
はインタビューを受け、こう話した。

彼によると、機材は海上から半島へ届けられた。
既に、仮想敵艦船支隊へミサイルの電子発射を行なう最初の演習が実施されている。

沿岸ミサイル複合体「バル」は、領海及び海峡の監視、沿岸ゾーンのインフラ保護、更には敵の揚陸作戦を防ぐ為に意図されている。
ミサイルの射程距離は260キロメートルまでである。
複合体の完全な一斉射撃には32基のミサイルが含まれる。

移動沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、300キロメートル離れた全てのクラス及びタイプの水上艦船、単独目標、揚陸艦、航空母艦、打撃グループの撃破が可能であり、敵の揚陸から600キロメートルに渡る沿岸のカバーを保障する。




沿岸ミサイル複合体(地対艦ミサイル)「バル」は、亜音速艦対艦ミサイル「ウラン」/空対艦ミサイルKh-35の地上発射ヴァージョンです。
ロシア海軍の全ての方面艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、カスピ小艦隊)へ配備されています。


2014年末、沿海地方スモリャニノヴォに駐留する太平洋艦隊第72沿岸ロケット旅団「バル」が配備されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は沿海地方で新型地対艦ミサイルの発射訓練を行なった]

2016年11月には、クリル諸島(千島列島)南部のクナシル島(国後島)「バル」が配備されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は南クリル(千島)に新型地対艦ミサイルを配備した]

2019年2月末、ロシア太平洋艦隊原潜基地があるカムチャツカ半島ペトロパブロフスク・カムチャツキー市へ1個大隊分(10基)の沿岸ミサイル複合体「バル」が到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はカムチャツカ半島へ地対艦ミサイル"バル"を配備した]



沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

これまでに黒海艦隊北方艦隊バルト艦隊、そして太平洋艦隊へ配備されています。

黒海艦隊「バスチオン」部隊はシリアにも派遣されています。
[シリアへ派遣されたロシア海軍黒海艦隊の地対艦ミサイル"バスチオン"の代わりとなる同型のミサイルがクリミア半島へ到着した]

2016年11月15日には、シリア領内テロリスト施設を攻撃しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]


太平洋艦隊への「バスチオン」配備は2016年から始まり、同年3月初頭、沿海地方スモリャニノヴォに駐留する第72沿岸ロケット旅団へ配備されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊沿岸部隊は超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を初めて発射した]

2016年11月下旬には、クリル諸島南部のイトゥルプ島(択捉島)「バスチオン」が配備されました。
配備された部隊は、第520独立沿岸ロケット-砲旅団所属の第574独立沿岸ロケット砲大隊です。
[ロシア海軍太平洋艦隊は南クリル(千島)に新型地対艦ミサイルを配備した]

2017年2月、ロシア太平洋艦隊原潜基地と、更には第520独立沿岸ロケット-砲旅団司令部が在るカムチャツカ半島にも「バスチオン」の配備が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はカムチャツカ半島へ超音速対艦ミサイル"バスチオン"を配備した]

2019年3月、新たな「バスチオン」カムチャツカ半島へ到着しました。
[カムチャツカ半島へロシア海軍太平洋艦隊沿岸部隊の新たな超音速対艦ミサイル"バスチオン"が到着した]


現在の太平洋艦隊地対艦ミサイルの配備状況は以下の通りです。
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[第72沿岸ロケット旅団]
スモリャニノヴォ:「バスチオン」、「バル」

[第520独立沿岸ロケット-砲旅団]
ペトロパブロフスク・カムチャツキー:「バスチオン」、「バル」
イトゥルプ島:「バスチオン」
クナシル島:「バル」

ロシア海軍太平洋艦隊は2019年に2隻の巡航ミサイル"カリブル"搭載艦を受け取る

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『タス通信』より
2019年5月20日6時46分配信
【太平洋艦隊は2019年に2隻の水上艦と1隻の「カリブル」搭載潜水艦を受け取る】
モスクワ、5月20日/タス通信

太平洋艦隊は、2019年に初めて有翼ミサイル複合体「カリブル」で武装する2隻の水上艦と1隻の潜水艦を受け取る。
月曜日に刊行された新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツは述べた。
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「今年、我々は更に、初めて最新の有翼ミサイル複合体"カリブル"を有する2隻の戦闘艦の受領を予定しております。
艦隊の戦闘編制には、更に、新世代の"最新コルベット"グレミャーシチーが加入しなければなりません。
それは既に工場航行試験を行なっています。
艦が搭載するのは、有翼ミサイル"カリブル-NK"のみならず、プロジェクト20380コルベットと同様に最新の対空防衛複合体リドゥートで武装し、重要な対潜兵装を持ちます」
アヴァキャンツ
は話した。

彼は更に艦隊が必要とする為、魚雷兵装に加え、海上および地上目標へ打撃を与える事が出来る有翼ミサイルファミリー「カリブル-PL」を受け取る6隻のプロジェクト636.3ディーゼル潜水艦の建造を目指している事を指摘した。
「これらの潜水艦の1隻目を、我々は今年に受領する予定です」
司令官は指摘した。

彼によると、2019年に太平洋艦隊は、10隻以上の新たな水上戦闘艦、潜水艦及び補助艦隊の乗組員の形成を計画している。
「特に、新規建造シリーズの中には、太平洋艦隊の為に特別に建造されるコルベット"アルダル・ツィジェンジャポフ"、最新の海洋掃海艦、対水中工作艇、救助曳船、泊地潜水夫艇、ディーゼル潜水艦及び原子力潜水艦の乗組員の充足が控えております」
アヴァキャンツ
は付け加えた。

更に2019年末までに、ロシア北東軍集団水域防護旅団の艦艇構成には、小型ロケット艦「スメルチ」が増強される。
「これは、まず初めに主要打撃ミサイル複合体について高度な近代化を受けております。
対艦ミサイル"ウラン"のコンテナを配置する為、その場所に有ったミサイル"マラヒート"発射装置は取り外されています。
今後、小型ロケット艦は、このミサイルを16基搭載します」

提督は話した。

ミサイル複合体「カリブル」は、ロシア海軍の軍備として供給されている。
公表されたデータによると、この複合体を構成する有翼ミサイル3M-14の最大射撃距離は、亜音速飛翔で約2000kmに達する、
水上艦の為には複合体のヴァージョン「カリブル-NK」が、潜水艦の為には「カリブル-PL」が開発されている。
「カリブル」は特に、ロシアプロジェクト22350フリゲートプロジェクト21631「ブヤン-M」コルベットプロジェクト885「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦通常動力潜水艦プロジェクト877及び636.3、その他の艦の武装となっている。

「カリブル」の武装は、最大重量500kgに達する弾頭部のみである。
このミサイルは、ロシア戦闘艦及び潜水艦が、シリアのテロリストの施設を攻撃する為に使用した。



プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工され、2017年6月30日に進水し、2019年4月21日からバルト海で洋上試験を行なっています。

[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]
「グレミャーシチー」は2019年12月末までにロシア海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ配備されます。


太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の1番艦B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2017年7月28日にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で起工され、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]
「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」も2019年12月末までにロシア海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ配備されます。


この他、対艦ミサイル「ウラン」へ換装するなどの近代化改装が行なわれている太平洋艦隊所属のプロジェクト1234.1小型ロケット艦「スメルチ」(1984年3月4日就役)も、2019年中に復帰します。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフと小型ロケット艦スメルチは近代化改装される]
[ロシア海軍のプロジェクト12341小型ロケット艦(ナヌチュカ級)の近代化改装は始まっている]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は海上目標への複合砲射撃を実施した】

太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、ピョートル大帝湾海域で海上における単艦での用途上の行動へ取り組み、演習中に仮想敵空中攻撃手段からの攻撃を成功裏に撃退し、海上目標を砲撃で撃破した。

太平洋艦隊戦闘訓練射爆場大型対潜艦の乗組員は海上移動中の組織的対空防衛演習を実施した。
船員の行動の為の戦術環境は、東方軍管区航空・防空軍多機能戦闘機Su-35Sにより作られた。

更に、海上曳船の支援下で、仮想敵水上目標を模した海上曳航盾への複合砲射撃を実施した。
砲撃は、100mm砲により行なわれた。

海上浮遊機雷の模型を破壊する為に与えられた対機雷任務を遂行中、更に、6銃身自動艦載砲AK-630が使用された。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2018年10月1日から2019年1月24日まで東南アジアへの遠距離航海へ参加しています。
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[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2018年10月-2019年1月)]

2019年2月27日、「アドミラル・パンテレーエフ」は、同型艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」と共にピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

5月15日、「アドミラル・パンテレーエフ」は海上での各種演習を行なう為、ピョートル大帝湾へ出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で演習を行なった]

5月17日には、AK-100 100mm単装砲による水上目標への砲撃、そしてAK-630 6銃身30mm機関砲による機雷掃討訓練を実施しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年5月15日5時48分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は仮想敵艦へミサイル打撃を与える演習を実施した】

第2錬成任務K-2(海上における単艦での用途上の行動)要素への取り組みの枠組みで、太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、ピョートル大帝湾の海上戦闘訓練射爆場で一連の演習と訓練を実施した。

第1段階では、基地掃海艦BT-245が、主要基地から割当海域へ出航する艦の掃海先導を保障した。

海上を移動する乗組員は、東方軍管区航空・防空軍航空機Su-35のペアが演じる仮想敵側からの組織的対空防衛演習を実施した。

更に「アドミラル・パンテレーエフ」は、ロケット艇R-11及びR-24から成るロケット艇打撃グループと協同で、水上艦支隊主要ミサイル複合体で打撃を与える戦術へ取り組んだ。
演習中に大型対潜艦は電波電子妨害を発信した。

艦は海上での任務遂行を続ける。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2018年10月1日から2019年1月24日まで東南アジアへの遠距離航海へ参加しています。
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[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2018年10月-2019年1月)]

2019年2月27日、「アドミラル・パンテレーエフ」は、同型艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」と共にピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

そして5月15日、「アドミラル・パンテレーエフ」は海上での各種演習を行なう為、ピョートル大帝湾へ出航しました。

まず最初に、基地掃海艦BT-245(1989年9月30日就役)の先導によりウラジオストクを出航し(つまり、ウラジオストク周辺には機雷が敷設されているという想定)、その後、沿海地方に駐留するロシア航空宇宙軍戦闘機Su-35S「敵役」を務める対空戦闘訓練を行ないました。

そして、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留するロケット艇2隻~R-11(1991年9月1日就役)及びR-24(1994年12月27日就役)と協同で仮想敵水上部隊への模擬対艦ミサイル攻撃を行ないました。

ただし、「アドミラル・パンテレーエフ」自体は仮想敵艦へのミサイル攻撃は行なわず、電波電子妨害を行なってロケット艇の対艦ミサイル攻撃をサポートしたようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーとリャザンはカムチャツカ沖で『決闘』を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年4月2日6時6分配信
【太平洋艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦はカムチャツカで水中決闘を行なった】

太平洋艦隊潜水艦部隊の艦は、海上での演習任務への計画的取り組みを続けている。

戦闘訓練射爆場海域で、戦略用途原子力水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」「リャザン」は、双方が相手に対して兵器及び水中音響手段を使用し、決闘状況で決着を付ける潜水艦による攻撃及び反撃を行なう演習を実施した。

水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」「敵」潜水艦の捜索を行ない、射撃の為に有利な位置を占め、「敵」潜水艦への練習魚雷攻撃を行なった。
魚雷の実地射撃後、「敵艦」の反撃から逃れる目的で、戦略用途原子力水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は、一斉射撃後の操艦を行なった。

次に、原子力水中巡洋艦「リャザン」乗組員は、その後、同様に攻撃を掛け、反撃を行ない、魚雷から逃れる操艦を行なった。

様々なプロジェクトの水中巡洋艦同士の決闘状況においては、このような方式をシミュレートし、双方の潜水艦に水中戦闘での勝利のチャンスを均等に与える。



ロシア海軍第4世代原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦の2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工され、2010年12月6日に進水し、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2015年9月30日にカムチャツカヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

その後はオホーツク海での戦略核パトロール任務に就いています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは任務を終えて帰投した]

2017年6月から9月頃までクラシェ二ーンニコフ湾の浮きドックへ入渠していました。
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ヴィリュチンスク基地へ到着した後は、その動向は殆ど明らかにされていない「アレクサンドル・ネフスキー」ですが、2018年4月16日には、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」と対決方式の『決闘』演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフとアレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ沖で『決闘』を行なった]

2018年4月19日には、敵の潜水艦の攻撃を受けたという想定下での艦内の各種ダメージコントロールの訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーはダメージコントロール訓練を行なった]

2019年3月15日には、海上での乗組員の各種錬成訓練(錬成任務L-2)の一環として、基地周辺に機雷が敷設されているという想定下で、掃海艦の先導による出航訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーは海上訓練を行なう]


ロシア/ソ連海軍第2世代原子力潜水艦プロジェクト667BDR「カリマール」(デルタIII級)ロケット水中巡洋艦の14番艦(最終艦)K-44は、1980年1月31日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工され、1982年1月19日に進水、1982年9月17日に海軍へ納入、同年9月18日に海軍旗初掲揚式典が開催され、ソ連海軍へ就役しました。

1982年11月24日、赤旗北方艦隊に編入されました。
翌1983年から1987年まで毎年「自立戦闘任務」(戦略パトロール)を実施し、1987年からはセヴェロドヴィンスクで修理が行なわれました。

1990年7月28日から1993年12月31日までセヴェロドヴィンスク「ズヴェズドーチカ」工場で定期修理と近代化が実施されました。

1992年7月3日、「戦略用途原子力水中巡洋艦」に類別変更されました。

1995年6月7日には弾道ミサイルを使ってドイツブレーメン大学が開発した観測機器を打ち上げました。

1995年12月3日、結氷下の北極圏で浮上した際に損傷し、第10艦船修理工場で修理されました。

1998年1月にリャザン州と後援協定を締結し、同年1月10日に「リャザン」と命名されました。

2005年から2007年まで「ズヴェズドーチカ」で定期整備が行なわれました。
[戦略原潜「リャザン」(デルタIII型)は定期整備を終える]
[デルタIII型戦略原潜「リャザン」は、定期修理後のテストを終えた]

2008年8月1日、バレンツ海から弾道ミサイルを発射しました。
[デルタIII型戦略原潜「リャザン」、弾道ミサイル試射]

2008年8月末に北方艦隊原潜基地を出航し、9月30日にカムチャツカへ到着しました。
[デルタIII型戦略原潜「リャザン」、太平洋艦隊へ回航]

そして「リャザン」北方艦隊から太平洋艦隊へ転属しました。

2009年10月7日、オホーツク海から弾道ミサイルを発射しました。
[太平洋艦隊のデルタIII型戦略原潜、弾道ミサイル発射]

2011年、修理のために沿海地方ボリショイ・カーメニ「ズヴェズダー」工場へ回航されました。
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2015年4月末に「ズヴェズダー」工場のドックでの修理作業が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のデルタIII級戦略原潜リャザンのドック修理が始まった]

当初、「リャザン」は2015年末までには修理を終えて復帰する予定だったのですが、2015年12月末になっても修理は終わらず、結局、復帰は1年延びる事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略原潜リャザンは2016年末までにオーバーホールを終えて復帰する]

2017年2月15日にヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍の戦略用途原子力水中巡洋艦リャザンは近代化改装を終えて太平洋艦隊へ復帰し、カムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ戻った]

こちらも、復帰後の動向は殆ど公表されていませんが、2017年9月15日には原子力巡洋潜水艦K-419「クズバス」(1993年1月30日就役)とと対決方式の『決闘』演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦リャザンと原子力巡洋潜水艦クズバスは『決闘』を行なった]


そして2019年4月2日、ロシア海軍で最も古い第2世代戦略原潜「リャザン」と、最も新しい第4世代戦略原潜「アレクサンドル・ネフスキー」は、対決方式の水中戦闘訓練を行ないました。

無論現実には、戦略原潜同士が交戦する事など有り得ませんが。