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近代化されたフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"と新造コルベット"グレミャーシチー"及び"ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"は2020年にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される

『タス通信』より
2019年12月6日配信
【太平洋艦隊は近代化されたフリゲートと2隻のコルベットを2020年に受け取る】
モスクワ、12月6日/タス通信

太平洋艦隊は2020年に、現在近代化を行なっているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と、更に2隻のコルベット:「グレミャーシチー」「ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」を受け入れる。
金曜日に公開された新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューで太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は発言した。

「高度に近代化されたフリゲート(「マルシャル・シャーポシニコフ」)の艦隊への引き渡しは2020年に予定しております。
更に来年、我々は、最新コルベット"ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"と"グレミャーシチー"の受け入れを準備します」

新聞はアヴァキャンツの談話を引用した。

太平洋艦隊司令官は、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、船底外部部品及び船体構造の修理、更には新たな兵装システムの為のものを含む電気機器の据え付けを行なった事を指摘した。
アヴァキャンツは、12月にはフリゲートの主動力装置の試験が計画されていると付け加えた。

[艦について]
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
は1980年代半ばに建造され、1986年2月に太平洋艦隊へ加入した。
2013年には太平洋艦隊艦船支隊の一員としてアデン湾で対海賊当直に就き、2014年には4ヶ月以上に渡り太平洋及びインド洋で勤務に就いた。
現在は修理及び近代化を行なっている。
以前、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは、フリゲートは近代化中に汎用発射装置を受け取り、将来的には極超音速ミサイル「ツィルコン」の使用も可能になると述べた。

「グレミャーシチー」プロジェクト20385のトップ艦であり、2012年2月1日に起工され、2017年6月に進水した。
このプロジェクトのコルベットは、中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
これは、敵の潜水艦及び水上艦の探知と破壊、揚陸部隊の上陸支援、更には近海ゾーンにおける様々な課題を解決する為に意図されている。
コルベット「グレミャーシチー」は、太平洋艦隊ミサイル「カリブル」を搭載する最初の艦となる。

「アルダル・ツィジェンジャポフ」は、『アムール造船工場』で建造されるプロジェクト20380コルベットシリーズの3隻目であり、2015年夏に起工された。
艦は、2010年9月に、自身を犠牲にして太平洋艦隊駆逐艦「ブイストルイ」の機械区画の火災の拡大を防いだ水兵アルダル・ツィジェンジャポフに敬意を表して命名された。
ツィジェンジャポフは死後にロシア英雄称号が授与された。



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太平洋艦隊に所属するプロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。

2019年11月13日までに乾ドックから再進水しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート(大型対潜艦)マルシャル・シャーポシニコフはウラジオストクの乾ドックを出た]
「マルシャル・シャーポシニコフ」の再就役は、2020年末頃になるようです。

近代化改装後の「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されます。
[近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される]


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プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工され、2017年6月30日に進水し、2019年4月下旬から洋上試験を開始しました。

最初の洋上試験はバルト海で実施されていましたが、11月13日には白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ回航されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ到着した]

「グレミャーシチー」白海で最終洋上試験を行ない、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しを予定しておりましたが、今回の太平洋艦隊司令官アヴァキャンツ提督の発言によると、引き渡しは2020年に延期されたようです。


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太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの3番艦「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で2015年7月22日に起工され、2019年9月12日に造船台を出渠(進水)しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"は造船台を出た]

「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」の就役は2020年に予定されています。
[最新コルベット"ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"は2020年、"リェーズキー"は2021年にロシア海軍へ就役する]
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ロシア海軍太平洋艦隊の艦船はオホーツク海での演習を終えて母港へ戻る

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年10月23日3時50分配信
【太平洋艦隊の艦はカムチャツカで一連の演習へ参加した後にウラジオストクへ戻る】

戦闘訓練計画に沿って、この2週間にカムチャツカ半島沿岸で任務を遂行した太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦船は、沿海地方の恒久駐屯場所へ戻る。

統制艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、ロシア北東軍集団の艦及び航空隊と太平洋艦隊潜水部隊と共に、オホーツク海及び太平洋海域で一連の計画戦術演習へ関わった。

演習中、実地戦闘訓練遂行における仮想敵水上艦へミサイル打撃を与える問題、仮想敵空中攻撃手段の攻撃から戦闘艦支隊の集団防衛の任務、対潜活動へ取り組んだ。

艦は、最近の戦略指揮参謀演習『グロム-2019』へ関与し、チュクチでの初めての沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の射撃実施を保障した。

沿海地方多種戦力小艦隊司令官ウラジーミル・ヤクシェフ少将は、全ての与えられた任務は完全に遂行された事を指摘し、指揮下の部隊の行動の巧みさと正しさを高く評価した。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]

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9月3日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、太平洋側(つまりクリル諸島の南側の海域)へ移動して対潜戦闘訓練を行ないました。

9月4日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、引き続き太平洋側で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対潜戦闘訓練を行なった]

9月5日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ沖で海上標的への砲撃訓練を行ないました。
同日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」は、カムチャツカ沿岸への対地砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]

9月7日夜~9月8日未明、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、アヴァチンスキー湾に停泊中、水中工作部隊の襲撃を撃退する訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦2隻とコルベット2隻はカムチャツカ沖で水中工作部隊の撃退訓練を行なった]

9月14日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ロケット艇R-14、R-18は、太平洋側へ移動して対艦ミサイルを発射しました。
(「ワリャーグ」超音速長距離対艦ミサイル「ヴルカーン」R-14R-18超音速中距離対艦ミサイル「モスキート」を発射)
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとロケット艇2隻は太平洋で対艦ミサイルを発射した]

「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は9月下旬にウラジオストクへ戻り、10月1日にアジア-太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2019年10月-)]

他の艦船はオホーツク海に留まり、10月中旬に実施された戦略部隊の演習『グロム-2019』において、オホーツク海から弾道ミサイルを発射した戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「リャザン」(プロジェクト667BDR)のサポートに回りました。。

[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]

これでオホーツク海での演習は全て完了し、参加艦船は沿海地方(ウラジオストク)への帰路に就きました。

カムチャツカでロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊と海軍航空隊の演習が行なわれた



『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年10月5日7時28分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍歩兵旅団の双務演習へ艦隊海上航空隊の約15機の航空機及びヘリコプターが参加した】

カムチャツカで実施された太平洋艦隊海軍歩兵連合部隊の双務戦術演習へ、ロシア北東軍集団混成航空連隊高空迎撃戦闘機MiG-31、対潜航空機Il-38、輸送航空機An-26、艦上輸送戦闘ヘリコプターKa-29及び無人飛行装置「フォルポスト」「オルラーン」が参加した。
合計で約15機の飛行装置が関わった。

戦闘機MiG-31乗員は演習の活動段階中、海上揚陸部隊及び空中降下部隊の上陸ゾーンにおける低高度及び中高度での操縦、更には海軍歩兵部隊の防衛行動段階における敵位置へ爆撃による打撃を与える模擬空中攻撃へ取り組んだ。

対潜航空機Il-38は偵察飛行を実施し、仮想敵の揚陸艦及び揚陸防護支隊の捜索を行ない、更には沿岸部隊の戦闘射撃実施期間中に隣接する射爆場水域の安全を保障した。

演習実施中の航空機の飛行の特徴は、ペアを構成して水面上及び沿岸ゾーンを低空及び超低空で飛行した事に在った。

カムチャツカの条件での初めての実地任務遂行の為、演習へ輸送戦闘ヘリコプターKa-29が参加し、海軍歩兵を支援し、太平洋の沿岸の目標へ直接に航空ロケット打撃を与えた。

部隊の行動の客観的な監視、更には抵抗側の目標の偵察を行なう為、演習では広範囲に無人飛行装置「オルラーン-10」及び「フォルポスト」が使用された。



カムチャツカ半島には、ロシア太平洋艦隊クラスノダール-ハバロフスク2度赤旗授与・第40独立海軍歩兵旅団が駐留しています。

元々は第3独立海軍歩兵連隊という名称でしたが、2014年に第40独立海軍歩兵旅団へ改編されました。
[ロシア海軍歩兵の2個連隊は旅団に改編される]

第40独立海軍歩兵旅団は、2017年12月からT-80BV戦車の配備が始まっています。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年12月6日5時47分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍歩兵連合部隊は新たな戦車T-80BVを受領した】


カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊高空迎撃戦闘機MiG-31対潜哨戒機Il-38が駐留しています。

更に、以前には予備役保管されていた戦闘輸送ヘリコプターKa-29が修復され、太平洋艦隊海軍航空隊にも配備されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]


今回、カムチャツカで行なわれた第40独立海軍歩兵旅団の演習には、太平洋艦隊海軍航空隊MiG-31、Il-38、Ka-29、そして無人機が参加しました。
演習は、第40独立海軍歩兵旅団が、上陸する側と、それを迎え撃つ側に分かれて行なわれました。

本来は迎撃戦闘機であるMiG-31ですが、今回の演習では、上陸してくる敵部隊への爆撃を行ないました。

対潜哨戒機Il-38も、敵の揚陸部隊の偵察などに使用されました。


現在、ロシア海軍歩兵は5個旅団などで構成されています。

[北方艦隊]
キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団(スプートニク)

[太平洋艦隊]
第155独立海軍歩兵旅団(ウラジオストク)
クラスノダール-ハバロフスク2度赤旗授与・第40独立海軍歩兵旅団(ペトロパブロフスク・カムチャツキー)

[バルト艦隊]
スヴォーロフ及びアレクサンドル・ネフスキー勲章授与・第336べラストク親衛独立海軍歩兵旅団(バルチースク)

[黒海艦隊]
ジューコフ勲章授与・ソヴィエト社会主義共和国連邦成立60周年記念・第810親衛独立海軍歩兵旅団(セヴァストーポリ)
第382独立海軍歩兵大隊(テムリュク)

[カスピ小艦隊]
第414独立海軍歩兵大隊(カスピースク)
第727独立海軍歩兵大隊(アストラハン)

ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとロケット艇2隻は太平洋で対艦ミサイルを発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年9月14日4時40分配信
【太平洋艦隊の艦艇は演習中に太平洋上の目標へ有翼ミサイル打撃を与えた】

本日の太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の試験戦術演習中、太平洋海域で海上目標への有翼ミサイル射撃が実施された。

太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、約500km離れた標的船への有翼ミサイル複合体「ヴルカーン」の発射を実施した。
客観的観測データによると、指定時間にミサイルは目標を撃破した。

更に、ロケット艇R-14R-18から成るロケット艇打撃グループは、仮想敵水上艦を模した海上曳航盾へ、2基の有翼ミサイル「モスキート」によるミサイル打撃を与えた。
ミサイル発射は最大距離で実施された。
130km以上離れた標的の撃破が確認された。

戦闘訓練海域の安全保障は、太平洋艦隊の20隻以上の戦闘艦及び補助船太平洋艦隊海上航空隊航空機Tu-142、Il-38、MiG-31により行なわれた。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]

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9月3日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、太平洋側(つまりクリル諸島の南側の海域)へ移動して対潜戦闘訓練を行ないました。

9月4日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、引き続き太平洋側で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対潜戦闘訓練を行なった]

9月5日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ沖で海上標的への砲撃訓練を行ないました。
同日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」は、カムチャツカ沿岸への対地砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]

9月7日夜~9月8日未明、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、アヴァチンスキー湾に停泊中、水中工作部隊の襲撃を撃退する訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦2隻とコルベット2隻はカムチャツカ沖で水中工作部隊の撃退訓練を行なった]

9月14日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ロケット艇R-14、R-18は、太平洋側へ移動して対艦ミサイルを発射しました。
(「ワリャーグ」超音速長距離対艦ミサイル「ヴルカーン」R-14R-18超音速中距離対艦ミサイル「モスキート」を発射)

ロケット艇R-14(1991年12月28日就役)
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ロケット艇R-18(1992年8月24日就役)
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦2隻とコルベット2隻はカムチャツカ沖で水中工作部隊の撃退訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年9月8日8時42分配信
【太平洋艦隊の艦はアヴァチンスキー湾で無防備の泊地へ停泊中の防護の問題へ取り組んだ】

カムチャツカ沿岸で一連の計画戦術演習を行なっている太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦の乗組員は、無防備の泊地へ停泊中の防護及び防衛の実地課題へ取り組んだ。

訓練はアヴァチンスキー湾で行なわれ、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」が関わった。

夜間に、戦闘泳者の襲撃の脅威下での水中工作部隊・手段への当直活動への取り組みが始まり、固定式及び手動の対水中工作擲弾を使用する予防擲弾射撃が行なわれた。
更に、仮想戦闘泳者を撃滅する為、手榴弾が使用された。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]

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9月3日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、太平洋側(つまりクリル諸島の南側の海域)へ移動して対潜戦闘訓練を行ないました。

9月4日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、引き続き太平洋側で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対潜戦闘訓練を行なった]

9月5日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ沖で海上標的への砲撃訓練を行ないました。
同日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」は、カムチャツカ沿岸への対地砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]

9月7日夜~9月8日未明、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、アヴァチンスキー湾に停泊中、水中工作部隊の襲撃を撃退する訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年9月5日9時37分配信
【カムチャツカ沿岸において太平洋艦隊の2個戦術グループは、艦載砲で海上および沿岸目標を撃破した】

カムチャツカ沿岸における太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の計画戦術演習中、2個戦術グループは実地砲射撃を行なった。

戦闘訓練射爆場で、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」で構成される捜索打撃艦グループと、更には、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」が加入する打撃艦グループは、水上目標を模した海上曳航盾船へ順番に砲撃を行なった。

更に「ワリャーグ」「ブイストルイ」は、沿岸射爆場の標的場への複合砲射撃を実施した。
砲撃は、130mm砲装置AK-130から、可視及び土地の起伏で隠れた目標~仮想敵の永久トーチカ及び戦闘車両、更には工兵及び対揚陸強化堡塁へ行なわれた。

第2の戦術艦グループは、更に沿岸目標制圧訓練を実施した。

この他に、艦は、安全及び隠密機動の為の妨害設置を行なった。

戦闘訓練実施中の客観的監視は、無人飛行装置「オルラン-10」が参加して行なった。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]

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9月3日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、太平洋側(つまりクリル諸島の南側の海域)へ移動して対潜戦闘訓練を行ないました。

9月4日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、引き続き太平洋側で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対潜戦闘訓練を行なった]

9月5日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ沖で海上標的への砲撃訓練を行ないました。

同日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」は、カムチャツカ沿岸への対地砲撃訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対潜戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年9月4日7時12分配信
【太平洋艦隊の戦術艦グループは太平洋海域で対潜任務へ取り組んだ】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の一連の計画演習の枠組みで、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」「グロームキー」が加入する戦術艦グループは、太平洋で対潜任務への取り組みを続ける。
このような艦の構成での仮想敵潜水艦に対する行動は初めてとなる。
コルベットと共に、戦闘訓練射爆場では、海上航空隊対潜航空機Il-38ヘリコプターKa-27が作業を行なった。
部隊の活動の統制は、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」により行なわれた。
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前日、コルベットに加えて大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が入った捜索打撃艦グループは、仮想敵原子力潜水艦の合同捜索、分類を行ない、それを対潜兵器で攻撃した。
戦闘訓練中に魚雷反応深海爆弾が実地使用され、コルベット「グロームキー」複合体「パケート」の射撃を実施した。

更にコルベットの乗組員は、組織的通信、合同戦術操艦へ取り組み、海上での捜索救助訓練を実施した。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]

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9月3日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、太平洋側(つまりクリル諸島の南側の海域)へ移動して対潜戦闘訓練を行ないました。

9月4日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」は、引き続き太平洋側で対潜戦闘訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年9月3日5時6分配信
【太平洋艦隊の艦はオホーツク海での演習中に20回のミサイル発射を実施した】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦船グループは、オホーツク海エリアにおける一連の計画戦術演習中、仮想敵空中攻撃手段の攻撃からの戦闘艦支隊の集団防衛の課題へ取り組んだ。

「敵」の大規模攻撃を表す為、小型ロケット艦「ラズリーフ」「モローズ」、ロケット艇R-79、更には2隻の小型対潜艦が、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦(駆逐艦)「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・トリブツ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」で構成される戦術艦グループが行動している海域へ向け、様々な方向から短い間隔で有翼ミサイル標的及びミサイル標的「サマン」の発射を実行した。

攻撃を撃退する為、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、対空防衛ミサイル複合体「フォルト」及び対空防衛兵器複合体「オサー」を使用した。
大型対潜艦防衛高射ミサイル複合体「キンジャール」、駆逐艦複合体「ウラガーン」を使った。

客観的観測データによると、全ての目標は成功裏に撃破された。

戦闘訓練海域の安全保障は、太平洋艦隊の10隻の戦闘艦及び、更には海上航空隊航空機Il-38及びTu-142により行なわれた。



2019年8月15日午前5時頃、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、ウダロイI級駆逐艦宗谷海峡を通過し、オホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
スラバ級ミサイル巡洋艦(011):ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊旗艦)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(715):戦隊水雷艦「ブイストルイ」
ウダロイI級駆逐艦(564):大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」


8月24日~25日、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦(548):大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79(995)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


これらの艦船は、8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
"[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

8月29日にはカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した]

そして9月初頭、先にオホーツク海へ入っていたナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と、後から入った大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、オホーツク海対艦ミサイルの迎撃演習を行ないました。

迎撃用の標的として、小型ロケット艦「ラズリーフ」、「モローズ」対艦ミサイル「マラヒート」(SS-N-9)ロケット艇R-79対艦ミサイル「テルミート」(SS-N-2)小型対潜艦2隻はミサイル標的「サマン」(高射ミサイル「オサー-MA」をベースにした標的用ミサイル)を発射しました。

これらの標的ミサイルを、「ワリャーグ」遠距離高射ミサイル「フォルト-M」(SA-N-6)自衛用高射ミサイル「オサー-MA」(SA-N-4)「ブイストルイ」中距離高射ミサイル「ウラガーン」(SA-N-7)大型対潜艦2隻の自衛用高射ミサイル「キンジャール」(SA-N-9)で撃墜しました。

ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はカムチャツカ半島へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年8月29日5時38分配信
【太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊はカムチャツカへ到着した】

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、ロケット艇、病院船「イルティシュ」で構成される太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊は、ウラジオストクからカムチャツカ半島への基地間移動を行なった。

海上移動中に乗組員は、太平洋艦隊海上航空隊航空機と協同で、支隊の対空及び対潜防衛の課題へ取り組み、ロケット艇打撃グループは、仮想敵艦船支隊への攻撃戦術に磨きをかけ、海上での救助、通信、合同戦術操艦の訓練を実施した。

短期間の停泊と完全水準までの物資補充の後、艦は一連の統合戦術演習の枠組みで、オホーツク海エリアにおいて計画されたミサイル射撃及び砲射撃を行なう。



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ウラジオストク(金角湾)に駐留する第44対潜艦旅団に所属する大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2019年6月にピョートル大帝湾で対潜演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]


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ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

最近では、2019年8月初頭にヘリコプターの発着艦訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はピョートル大帝湾でヘリコプターの発着訓練を行なった]


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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットとしては2隻目となる「グロームキー」は、2018年12月25日に就役しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役後の「グロームキー」の動向は公表されていませんが(ウラジオストク周辺で乗組員の慣熟訓練を行なっていたらしい)、2019年6月21日にはピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グロームキー"と小型対潜艦2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]


8月23日、この3隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と最新鋭コルベット2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

その後、8月24日~25日にロケット艇3隻と複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」と共に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった]

演習旗艦は、2017年に近代化改装を終えて復帰した複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)が務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]

そして8月29日にカムチャツカ半島の軍港(おそらくペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。

カムチャツカで各種物資を補充した後、またオホーツク海で演習を行なうようです。


なお、オホーツク海には、以前にもロシア太平洋艦隊の大型水上艦が入っています。
こちらは、太平洋艦隊広報部からの公式発表は一切ありませんが。

8月8日:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月9日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

8月15日:太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

ロシア海軍太平洋艦隊水上艦艇部隊はオホーツク海で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年8月27日5時23分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はオホーツク海で複合戦術演習を実施した】

オホーツク海エリアにおいて、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊は複合計画試験戦術演習を実施した。

複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、ロケット艇、病院船「イルティシュ」を含む艦船支隊は、海上移動中に全ての種類の組織的な防衛へ取り組んだ。
特に、仮想敵空中攻撃手段の攻撃を撃退する演習が行なわれた。

対潜演習の枠組みにおいて、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と2隻のコルベットで構成される捜索打撃艦グループは、指定海域で潜水艦の捜索を行なった。
この目的の為、艦上配置対潜ヘリコプターKa-27PL遠距離対潜航空機Tu-142が関わった。

3隻の艇から成るロケット艇打撃グループは、実際に兵器を使用せずにパッシブ妨害の設定を行ない、水上艦支隊への戦術ミサイル攻撃へ取り組んだ。

戦術グループ及び海上航空隊の行動の統制は、太平洋艦隊複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」の艦内指揮所から行なわれた。



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ウラジオストク(金角湾)に駐留する第44対潜艦旅団に所属する大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、最近では、2019年6月にピョートル大帝湾で対潜演習を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]


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ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

最近では、2019年8月初頭にヘリコプターの発着艦訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はピョートル大帝湾でヘリコプターの発着訓練を行なった]


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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットとしては2隻目となる「グロームキー」は、2018年12月25日に就役しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役後の「グロームキー」の動向は公表されていませんが(ウラジオストク周辺で乗組員の慣熟訓練を行なっていたらしい)、2019年6月21日にはピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グロームキー"と小型対潜艦2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]


8月23日、この3隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と最新鋭コルベット2隻はピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

その後、8月24日~25日にロケット艇3隻と複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」と共に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ウダロイI級駆逐艦:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグシチー級フリゲート2隻:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻:大型ロケット艇R-14(924)、R-18(937)
タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇:大型ロケット艇R-79
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」


そして8月27日にオホーツク海で演習を行ないました。

演習の総指揮は、2017年に近代化改装を終えて復帰した複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)から行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]


なお、オホーツク海には、以前にもロシア太平洋艦隊の大型水上艦が入っています。

8月8日:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月9日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

8月15日:太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」宗谷海峡を通過
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年8月15日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】