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ロシア海軍に在籍する主要水上艦

2015年8月2日現在、ロシア海軍に在籍する主要水上艦一覧。

★航空母艦
[プロジェクト11435重航空巡洋艦]
「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」1991年就役、修理中
2010年代末に近代化改装予定
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★原子力巡洋艦
[プロジェクト11442「オルラン」重原子力ロケット巡洋艦](キーロフ級)
「アドミラル・ラーザレフ」1984年就役、退役予定
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「アドミラル・ナヒーモフ」1988年就役、近代化改装中
「ピョートル・ヴェリキー」1998年就役、2010年代末に近代化改装予定
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★巡洋艦
[プロジェクト1164「アトラント」ロケット巡洋艦](スラヴァ級)
「モスクワ」1982年就役
「マルシャル・ウスチーノフ」1987年就役、近代化改装中
「ワリャーグ」1989年就役
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[プロジェクト1134B大型対潜艦](カーラ級)
「ケルチ」1974年就役、退役予定
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★駆逐艦
[プロジェクト11551大型対潜艦](ウダロイII級)
「アドミラル・チャバネンコ」1999年就役、修理中
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[プロジェクト1155「フレガート」大型対潜艦](ウダロイ級):近代化改装予定
「ヴィツェ-アドミラル・クラコーフ」1981年就役、修理中
「アドミラル・トリブツ」1985年就役、修理中
「セヴェロモルスク」1987年就役
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「マルシャル・シャーポシニコフ」1985年就役
「アドミラル・ヴィノグラードフ」1988年就役
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「アドミラル・レフチェンコ」1988年就役
「アドミラル・ハルラモフ」1989年就役、予備役
「アドミラル・パンテレーエフ」1991年就役

[プロジェクト956「サリィチ」駆逐艦](ソブレメンヌイ級)
「ブールヌイ」1988年就役、修理中
「ブイストルイ」1989年就役
「ベズボヤズネンヌイ」1990年就役、予備役
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「ベスポーコイヌイ」1991年就役、予備役
「ナストーイチヴイ」1992年就役
「アドミラル・ウシャコーフ」1993年就役
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★フリゲート
[プロジェクト11540「ヤストレブ」警備艦](ネウストラシムイ級)
「ネウストラシムイ」1993年就役、修理中
「ヤロスラフ・ムードルイ」2009年就役

[プロジェクト1135「ブレヴェストニク」警備艦](クリヴァクI級)
「ラードヌイ」1980年就役

[プロジェクト1135M「ブレヴェストニク」警備艦](クリヴァクII級)
「プイトリーヴイ」1981年就役

[プロジェクト61/01090警備艦」(カシン級)
「スメトリーヴイ」1969年就役、修理中
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★コルベット
[プロジェクト20380コルベット]
「ステレグーシチー」2008年就役
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「ソーブラジテルヌイ」2011年就役
「ボイキー」2013年就役
「ストイーキー」2014年就役
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[プロジェクト11661警備艦](ゲパルト級)
「タタルスタン」2003年就役、修理中
「ダゲスタン」2012年就役
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★揚陸艦
[プロジェクト775大型揚陸艦](ロプーチャI級)
「オレネゴルスキー・ゴルニャク」1976年就役
「コンドポガ」1976年就役
「アレクサンドル・オトラコフスキー」1978年就役
「オスリャブヤ」1981年就役
「アドミラル・ネヴェリスコイ」1983年就役
「ミンスク」1983年就役
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「カリーニングラード」1984年就役
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「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」1985年就役
「アレクサンドル・シャバリン」1985年就役
「ツェーザリ・クニコフ」1986年就役
「ノヴォチェルカッスク」1987年就役
「ヤマル」1988年就役

[プロジェクト775M大型揚陸艦](ロプーチャII級)
「アゾフ」1990年就役
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「ペレスウェート」1991年就役
「コロリョーフ」1991年就役

[プロジェクト1171大型揚陸艦](アリゲーター級)
「サラトフ」1966年就役
「オルスク」1968年就役、予備役
「ニコライ・ヴィルコフ」1974年就役
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「ニコライ・フィリチェンコフ」1975年就役
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ロシア海軍に在籍する潜水艦

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2015年8月2日現在、ロシア海軍に在籍する各種潜水艦一覧。

★戦略弾道ミサイル原子力潜水艦
[プロジェクト955「ボレイ」]
K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(2013年就役)
K-550「アレクサンドル・ネフスキー」(2013年就役)
K-551「ウラジーミル・モノマーフ」(2014年就役)

[プロジェクト667BDRM「デリフィン」](デルタIV級)
K-51「ヴェルホトゥリエ」(1984年就役)
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K-84「エカテリンブルク」(1985年就役)
K-114「トゥーラ」(1987年就役)
K-117「ブリャンスク」(1988年就役)
K-18「カレリア」(1989年就役)
K-407「ノヴォモスコフスク」(1990年就役)

[プロジェクト667BDR「カリマール」](デルタIII級)
K-223「ポドリスク」(1979年就役)
K-433「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」(1980年就役)
K-44「リャザン」(1982年就役):修理中

★巡航ミサイル原子力潜水艦
[プロジェクト885「ヤーセン」]
K-560「セヴェロドヴィンスク」(2014年就役)

[プロジェクト949A「アンテイ」](オスカーII級)
K-132「イルクーツク」(1988年就役):近代化改装中
K-119「ヴォロネジ」(1989年就役)
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K-410「スモレンスク」(1990年就役)
K-442「チェリャビンスク」(1990年就役):近代化改装中
K-266「オリョール」(1992年就役):修理中
k-456「トヴェリ」(1992年就役)
K-186「オムスク」(1993年就役)
K-150「トムスク」(1996年就役)

★攻撃原子力潜水艦
[プロジェクト971「シチューカ-B」](アクラ級)
K-263「バルナウル」(1987年就役):予備役
K-322「カシャロート」(1988年就役):修理中
K-391「ブラーツク」(1989年就役):近代化改装中
K-317「パンテーラ」(1990年就役)
K-331「マガダン」(1990年就役):修理中
K-461「ヴォルク」(1991年就役):近代化改装中
K-419「クズバス」(1992年就役):修理中
K-328「レオパルト」(1992年就役):近代化改装中
K-154「チグル」(1993年就役)
K-295「サマーラ」(1995年就役):近代化改装中
K-157「ヴェプリ」(1995年就役):修理中
K-335「ゲパルト」(2001年就役)

[プロジェクト945A「コンドル」](シエラII級)
B-534「ニジニ・ノヴゴロド」(1990年就役)
B-336「プスコフ」(1993年就役):修理中

[プロジェクト945「バラクーダ」](シエラI級)
B-239「カルプ」(1984年就役):近代化改装中
B-276「コストロマ」(1987年就役)

[プロジェクト671RTMK「シチューカ」](ヴィクターIII級)
B-388「ペトロザヴォーツク」(1988年就役)
B-138「オブニンスク」(1990年就役)
B-414「ダニール・モスコフスキー」(1990年就役)
B-448「タンボフ」(1992年就役):修理中

★通常動力潜水艦
[プロジェクト677「ラーダ」]
B-585「サンクトペテルブルク」(2010年就役)

[プロジェクト6363「ワルシャワンカ」](改キロ級)
B-261「ノヴォロシースク」(2014年就役)
B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年就役)
B-262「スタールイ・オスコル」(2015年就役)
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[プロジェクト877「パルトゥス」](キロ級)
B-260「チタ」(1981年就役)
B-227「ヴィボルグ」(1982年就役)
B-402「ヴォログダ」(1984年就役)
B-806「ドミトロフ」(1986年就役):修理中
B-445「スヴャチテリ・ニコライ・チュドトヴォーレッツ」(1988年就役):修理中
B-394「ヌルラト」(1988年就役)
B-808「ヤロスラヴリ」(1988年就役)
B-800「カルーガ」(1989年就役)
B-464「ウスチ・カムチャツスク」(1990年就役)
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B-494「ウスチ・ボリシェレツク」(1990年就役)
B-459「ウラジカフカース」(1990年就役):近代化改装中
B-471「マグ二トゴルスク」(1990年就役)
B-871「アルローサ」(1990年就役):近代化改装中
B-177「リぺツク」(1991年就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年就役):修理中
B-190「クラスノカメンスク」(1992年就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年就役)
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[プロジェクト641](フォックストロット級)
B-435(1970年就役)

[プロジェクト641B「ソム」](タンゴ級)
B-380「スヴャトイ・クニャージ・ゲオルギー」(1982年就役):修理中

★特務原子力潜水艦
[プロジェクト941UM](タイフーン級)
TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1981年就役)

[プロジェクト09786(元プロジェクト667BDR)](デルタ・ストレッチ級)
BS-136「オレンブルク」(1981年就役/2006年再就役)

[プロジェクト09787(元プロジェクト667BDRM)](元デルタIV級)
BS-64(1986年就役):改造中

[プロジェクト10831「ロシャリク」]
AS-12(2004年就役?)

[プロジェクト1910「カシャロート」](ユニフォーム級)
AS-13(1986年就役):予備役
AS-15(1991年就役)
AS-33(1994年就役)

[プロジェクト1851「ネリマ」](エックスレイ級)
AS-23(1986年就役):修理中
AS-21(1991年就役)
AS-35(1995年就役)

★試験用潜水艦
[プロジェクト20120「サルガン」]
B-90「サロフ」(2008年就役)

ロシア海軍戦略原潜部隊は常にアップグレードされている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月26日16時47分配信
【ロシア連邦海軍:戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続ける】
モスクワ、6月26日-ロシア通信社ノーボスチ

北方並びにカムチャツカ戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続ける。
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は表明した。

以前、総司令官は、ロシア連邦が既に第5世代原子力潜水艦の開発作業を進めており、それはモジュール方式プラットフォームと兵装の統合、ロボット化複合体の存在において現在のものとは異なる事を指摘した。

「北方並びにカムチャツカの戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続けます。
高度な必要条件に適合させる為、我々は、科学技術の進歩による迅速な開発を行ないます」
チルコフ
は表明した。

彼は、国内技術による独特の水中造船は、戦略核戦力の水中構成要素のポテンシャルの然るべき水準での維持を可能にすると付け加えた。


現在、ロシア海軍には3タイプ12隻の戦略原子力潜水艦(弾道ミサイル原子力潜水艦)が在籍しています。
(プロジェクト955「ボレイ」原子力水中ロケット巡洋艦、プロジェクト667BDRM「デリフィン」原子力戦略用途水中巡洋艦、プロジェクト667BFR「カリマール」原子力戦略用途水中巡洋艦)

★北方艦隊
[第31潜水艦師団]ガジエヴォ
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K-51「ヴェルホトゥリエ」(プロジェクト667BDRM、1984年12月29日就役)
K-84「エカテリンブルク」(プロジェクト667BDRM、1985年12月30日就役)
K-114「トゥーラ」(プロジェクト667BDRM、1987年10月30日就役)-2014年12月からセヴェロドヴィンスクで寿命延長改修工事中
K-117「ブリャンスク」(プロジェクト667BDRM、1988年9月30日就役)
K-18「カレリア」(プロジェクト667BDRM、1989年10月10日就役)
K-407「ノヴォモスコフスク」(プロジェクト667BDRM、1990年11月27日就役)
K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(プロジェクト955、2013年1月10日就役)

★太平洋艦隊
[第25潜水艦師団]ヴィリュチンスク
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K-223「ポドリスク」(プロジェクト667BDR、1979年11月27日就役)
K-433「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」(プロジェクト667BDR、1980年12月15日就役)
K-44「リャザン」(プロジェクト667BDR、1982年9月17日就役)-現在、沿海地方ボリショイ・カーメニでオーバーホール中、2015年末に復帰予定
K-550「アレクサンドル・ネフスキー」(プロジェクト955、2013年12月23日就役)-現在は北方艦隊基地ガジエヴォに駐留、2015年にヴィリュチンスクへ回航予定
K-551「ウラジーミル・モノマーフ」(プロジェクト955、2014年12月19日就役)-現在は北方艦隊基地ガジエヴォに駐留、2016年にヴィリュチンスクへ回航予定


搭載する弾道ミサイルは、4タイプが運用されています。
R-29RKU-2:2006年軍備採用(プロジェクト667BDR)
R-29RMU2「シネーワ」:2007年7月軍備採用(プロジェクト667BDRM)
R-29RMU2.1「ライネル」:2014年4月軍備採用(プロジェクト667BDRM)
R-30「ブラヴァー」:2013年軍備採用(プロジェクト955)


この他、北方艦隊にはプロジェクト941重原子力戦略用途水中巡洋艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」が在籍しておりますが、既に戦略原潜としての任務を解かれ、各種試験などに使われています。
[ロシア海軍のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは白海へ出航した]

北方艦隊プロジェクト667BDRM戦略原潜6隻は、以前に寿命延長、弾道ミサイル更新などの第1次近代化改装を行なっており、一巡して現在は第2次近代化改修が進行中です。
[全てのデルタIV級戦略原潜は寿命を35年に延長する]
既に2隻(ヴェルホトゥリエ、エカテリンブルク)の第2次近代化改修は終了し、続いて3隻目(トゥーラ)に取り掛かっています。

太平洋艦隊プロジェクト667BDR戦略原潜3隻は667BDRMよりも古く、艦齢は30年を越えており、新世代戦略原潜プロジェクト955極東方面に回航されれば順次退役する事になります。
[ロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級は太平洋艦隊のデルタIII級を代替する]

ただし、現在オーバーホール中の「リャザン」は、今後しばらくの間は現役に留まるでしょう。
[ロシア海軍太平洋艦隊のデルタIII級戦略原潜リャザンのドック修理が始まった]

第4世代戦略原潜プロジェクト955シリーズは後続艦が建造中であり、現行の国家軍備プログラム(2011-2020年まで)において2020年頃までに計8隻の調達が計画されています。

[プロジェクト955A原子力水中ロケット巡洋艦]
「クニャージ・ウラジーミル」:2012年7月30日起工、2017年就役予定
「クニャージ・オレグ」:2014年7月27日起工、2018年就役予定
「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」:2014年12月26日起工、2019年就役予定
7番艦:2015年12月21日起工予定
8番艦:2016年起工予定


この8隻は、おそらくは北方艦隊太平洋艦隊へ半分ずつ配備される事になるでしょう。

今後の状況によっては、2020年代に更なる改良型が追加調達される可能性も有ります。
[ロシア海軍のボレイ級戦略原潜は2020年以降に更なる発展型が開発される]

「ボレイ」級の次の第5世代戦略原子力潜水艦の開発作業も既に始まっていますが、実際に建造が開始されるのは2030年以降になります。
[ロシア第5世代原子力潜水艦は2030年以降に建造される]
[ロシアは第5世代潜水艦の設計作業を始めている]

ロシア海軍は19隻の大型揚陸艦を有する

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『イタルタス』より
2014年4月3日10時55分配信
【(ロシア)国防省は揚陸部隊の艦の更新を行なう】
モスクワ、3月4日/イタルタス

ロシア海軍は2013年に戦略抑止力を提供する目的の為に最高司令官から指示された特別な任務を遂行し、重要な役割が大型揚陸艦に割り当てられた。
本日(3月4日)、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、電話会議において表明した。

「今日、海軍の編制には、このクラスの19隻の艦が含まれています。
平均運用期間は、約25年になります」
国防相
は指摘した。

彼によると、現在、国防省は、揚陸部隊の艦の更新を実施している。
「2015年、海軍の編制へ大型揚陸艦イワン・グレンと、更には2隻のヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクとセヴァストーポリが加入します」
ショイグ
は述べた。

「しかしながら、このような対策だけでは不十分であり、従いまして、このクラスの艦の機器準備状態の回復に注意を払う事が重要であります」
彼は話した。

彼によると「毎年、少なくとも2隻の大型揚陸艦の復元が提供されなければなりません」

「ですが、所要の戦闘準備水準を維持する為の必要な追加措置により、揚陸艦の運用は強化されます。
今日、海軍総司令部からは、この方向で行くと聞いております」
ショイグ
は話した。


今回、セルゲイ・ショイグ国防相が述べた「このクラス(大型揚陸艦)の19隻の艦」は、以下の艦を指しています。

[太平洋艦隊]
大型揚陸艦「オスリャブヤ」(プロジェクト775、1981年就役)
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(プロジェクト775、1983年就役)
大型揚陸艦「ペレスウェート」(プロジェクト775M、1991年就役)
大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」(プロジェクト1171、1974年就役)

[北方艦隊]
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」(プロジェクト775、1976年就役)
大型揚陸艦「コンドポガ」(プロジェクト775、1976年就役)
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(プロジェクト775、1978年就役)
大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(プロジェクト775、1985年就役)

[黒海艦隊]
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(プロジェクト775、1986年就役)
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(プロジェクト775、1987年就役)
大型揚陸艦「ヤマル」(プロジェクト775、1988年就役)
大型揚陸艦「アゾフ」(プロジェクト775M、1990年就役)
大型揚陸艦「サラトフ」(プロジェクト1171、1966年就役)
大型揚陸艦「オルスク」(プロジェクト1171、1968年就役)
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(プロジェクト1171、1975年就役)

[バルト艦隊]
大型揚陸艦「ミンスク」(プロジェクト775、1983年就役)
大型揚陸艦「カリーニングラード」(プロジェクト775、1984年就役)
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(プロジェクト775、1985年就役)
大型揚陸艦「コロリョーフ」(プロジェクト775M、1991年就役)


プロジェクト775/775M(ロプーチャ級)が15隻、プロジェクト1171(アリゲーター級)が4隻です。

プロジェクト775M大型揚陸艦「ペレスウェート」
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プロジェクト1171大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」
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ロシア海軍大型揚陸艦は、2012年末から地中海での活動を活発化させており、2013年には、バルト艦隊、太平洋艦隊、北方艦隊大型揚陸艦地中海へ派遣されました。
[大型揚陸艦カリーニングラードはバルチースク基地へ戻った]
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは地中海から母港バルチースクへ帰ってきた]
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
[ロシア北方艦隊の大型揚陸艦は地中海へ行く]
[ロシア北方艦隊の12隻の水上艦船及び潜水艦が洋上で行動している]

現在も、バルト艦隊大型揚陸艦2隻と北方艦隊大型揚陸艦2隻が地中海へ派遣されています。

しかし今回の記事で述べられているように、揚陸艦の平均艦齢は25年に達しており、本来ならば代艦が必要な時期に差し掛かっております。

現在、ロシア海軍向けに建造中の大型揚陸艦「イワン・グレン」1隻のみであり、この他にヘリコプター揚陸ドック艦「ミストラル」級フランスで建造されています。
[新型揚陸艦イワン・グレン]
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]

これだけでは現在の大型揚陸艦勢力を全て更新するのには到底足りないし、後続の新型揚陸艦の具体的な建造予定は立っていません。

それ故に、ロシア海軍の現用艦を修理して使い続ける必要が有ります。

一例をあげると、黒海艦隊大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は、2013年7月に修理の為、ブルガリアへ回航されました。
[黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフは修理の為ブルガリアに到着した]

ロシア海軍大型揚陸艦で最古参の「サラトフ」も、10ヶ月間掛けて修理が行なわれ、今年2月に復帰しました。
[大型揚陸艦サラトフは修理を終えて現役に復帰した]

ミサイル給兵艦「ダウガヴァ」近影(2013年1月末)

ロシア太平洋艦隊所属のミサイル給兵艦(海洋兵器輸送艦)「ダウガヴァ」
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[ミサイル給兵艦「ダウガヴァ」]

カムチャツカ半島に駐留するプロジェクト667BDR(デルタIII級)戦略原潜弾道ミサイルを輸送する為の艦であり、1980年12月に就役しました。

普段はペトロパブロフスク・カムチャツキー港に駐留していますが、今年になってからウラジオストクに回航されてきました。
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2013年1月30日の「ダウガヴァ」
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「ダウガヴァ」が居るのは、ウラジオストク金角湾艦船修理工場ダーリ・ザヴォードです。
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「ダウガヴァ」は、ダーリ・ザヴォードでオーバーホールを行なうようです。
つまり、まだ当面の間は現役に留まるという事でしょう。


この他、ロシア北方艦隊にはプロジェクト941(タイフーン級)戦略原潜の弾道ミサイル輸送用のミサイル給兵艦「アレクサンドル・ブリキン」が居ましたが、こちらは既に除籍されています。
[ミサイル給兵艦「アレクサンドル・ブリキン」]

深海潜水艇(バチスカーフ)AS-12

ソ連/ロシア海軍プロジェクト1839救助深海装置(バチスカーフ)AS-12
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[ロシア/ソ連のバチスカーフ(深海潜水艇)と幻(妄想)の海底戦車]

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト1839・AS-12】

1977年2月、ゴーリキー(現ニジニ・ノヴゴロド)造船工場「クラースノエ・ソルモヴォ」で起工。
1979年1月30日に進水、1979年6月29日にソヴィエト連邦海軍へ引き渡されました。

1980年12月10日に赤旗太平洋艦隊の編制へ加入し、救助船「ゲオルギー・コジミン」を母船としてウラジオストク南端のウリス湾に配備されました。

救助船「ゲオルギー・コジミン」
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1983年には大韓航空機撃墜事件で撃墜され、海底200メートルに沈んだ大韓航空ボーイング747旅客機の探索に参加しました。

2004年、ロシア海軍の編制から除籍されました。


そして、2009年以降はウリス湾の岸壁で放置されています。
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AS-12が置かれているのは、ウリス湾のこの場所(画面の真ん中)です。
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ウリス湾には、ディーゼル潜水艦などが駐留しています。
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[ウリス湾(ウラジオストク)近影]

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ロシア海軍現有艦艇

7月29日はロシア海軍記念日でした。
今年(2012年)、ロシア海軍は創設316周年を迎えました。


『ロシア通信社ノーボスチ』情報グラフィックより
2012年7月29日配信
【ロシア海軍】


海軍総司令官:ヴィクトル・ヴィクトロヴィチ・チルコフ中将


【北方艦隊】
主要基地:セヴェロモルスク
司令官:ウラジーミル・イワノヴィチ・コリョローフ中将
旗艦:重航空巡洋艦プロジェクト1143.5「アドミラル・クズネツォフ」
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[水中戦力]
弾道ミサイル原子力潜水艦9隻
有翼ミサイル原子力潜水艦3隻
多用途原子力潜水艦14隻
特殊原子力潜水艦8隻
特殊ディーゼル潜水艦1隻
ディーゼル潜水艦7隻
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[水上戦力]
重航空巡洋艦1隻
重原子力ロケット巡洋艦2隻
ロケット巡洋艦1隻
大型対潜艦5隻
駆逐艦2隻
小型対潜艦6隻
小型ロケット艦3隻
砲艇2隻
海洋掃海艦4隻
基地掃海艦6隻
泊地掃海艦1隻
大型揚陸艦4隻
揚陸艇4隻

合計84隻


【太平洋艦隊】
主要基地:ウラジオストク
司令官:セルゲイ・ヨシフォヴィチ・アバキャンツ少将
旗艦:ロケット巡洋艦プロジェクト1164「ワリャーグ」
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[水中戦力]
弾道ミサイル原子力潜水艦3隻
有翼ミサイル原子力潜水艦5隻
多用途原子力潜水艦6隻
ディーゼル潜水艦8隻
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[水上戦力]
重原子力ロケット巡洋艦1隻
ロケット巡洋艦1隻
大型対潜艦4隻
駆逐艦4隻
小型対潜艦8隻
小型ロケット艦4隻
ロケット艇11隻
海洋掃海艦2隻
基地掃海艦7隻
大型揚陸艦4隻
揚陸艇4隻

合計73隻


【バルト艦隊】
主要基地:バルチースク
司令官:ヴィクトル・ペトロヴィチ・クラフチュク中将
旗艦:駆逐艦プロジェクト956「ナストーイチヴイ」
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[水中戦力]
ディーゼル潜水艦3隻

[水上戦力]
駆逐艦2隻
警備艦5隻
小型対潜艦7隻
小型ロケット艦4隻
ロケット艇7隻
基地掃海艦5隻
泊地掃海艦15隻
大型揚陸艦4隻
エアクッション揚陸艦2隻
揚陸艇3隻

合計58隻


【黒海艦隊】
主要基地:セヴァストーポリ
司令官:アレクサンドル・ニコラエヴィチ・フェドテンコフ少将
旗艦:ロケット巡洋艦プロジェクト1164「モスクワ」
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[水中戦力]
ディーゼル潜水艦2隻

[水上戦力]
ロケット巡洋艦1隻
大型対潜艦1隻
警備艦3隻
小型対潜艦7隻
小型ロケット艦4隻
ロケット艇5隻
海洋掃海艦7隻
基地掃海艦2隻
泊地掃海艦2隻
大型揚陸艦7隻
揚陸艇2隻

合計44隻


【カスピ小艦隊】
主要基地:アストラハン
司令官:セルゲイ・ガヴリロヴィチ・アレクミンスキー少将
旗艦:警備艦プロジェクト1166.1「タタールスタン」
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[水上戦力]
警備艦1隻
ロケット艇5隻
小型砲艦2隻
砲艇5隻
基地掃海艦2隻
泊地掃海艦4隻
揚陸艇7隻

合計26隻


ロシア海軍の全ての合計で285隻


なお、この数字は、2012年7月下旬の時点でロシア連邦海軍に在籍している艦艇のものです。
これらの艦艇が、全て稼働状態に在るわけではありません。

例えば、太平洋艦隊重原子力ロケット巡洋艦1隻(アドミラル・ラーザレフ)は、稼働状態に在りません。
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北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦2隻の内、1隻(アドミラル・ナヒーモフ)は10年以上前からセヴェロドヴィンスク造船所で修理待ちです。
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この他、北方艦隊及び太平洋艦隊大型揚陸艦の在籍数から見て、大型揚陸艦イワン・ロゴフ型(北方艦隊ミトロファン・モスカレンコ太平洋艦隊アレクサンドル・ニコラエフ)は、もはやロシア海軍に在籍していない事が伺えます。

大型揚陸艦「ミトロファン・モスカレンコ」
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大型揚陸艦「アレクサンドル・ニコラエフ」
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今年(2012年)、ロシア海軍に就役予定の艦は、弾道ミサイル原子力潜水艦1隻もしくは2隻、多用途原子力潜水艦1隻、警備艦2隻などです。

最後のカーラ級ミサイル巡洋艦ケルチ近影(2012年6月)

ロシア黒海艦隊所属のプロジェクト1134B大型対潜艦「ケルチ」

西側では、「カーラ」級ミサイル巡洋艦として知られています。

「カーラ」級ソヴィエト連邦時代の1970年代に7隻が就役しましたが、「ケルチ」は、その最後の1隻です。
[最後のカーラ型ミサイル巡洋艦「ケルチ」]

写真は、2012年6月にウクライナセヴァストーポリで撮影された大型対潜艦「ケルチ」です。

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「ケルチ」後部ヘリコプター格納庫
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RBU-6000ロケット爆雷12連装発射機
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高射ミサイル複合体「シトルム」(SA-N-3)連装発射機
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AK-726 76mm連装砲
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対潜ミサイル複合体「メチェーリ」(SS-N-14)4連装発射筒
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533mm5連装長魚雷発射管
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RBU-1000ロケット爆雷6連装発射機
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「ケルチ」艦橋内
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「ケルチ」の鐘
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大型対潜艦「ケルチ」は、現在、予備役に編入されています。

ウリス湾(ウラジオストク)近影

ロシア太平洋艦隊の主要基地でもあるウラジオストクの南部ウリス湾
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ここには、太平洋艦隊潜水艦ミサイル艇補給艦などが駐留しています。


ウリス湾北部
キロ級潜水艦3隻、タランタル級ミサイル艇9隻などが停泊しています。
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潜水艦及びミサイル艇
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ウリス湾南端
左側の大型の船2隻は「ボリス・チリキン」型給油船です。
おそらくは、左側が「ウラジーミル・コレチツキー」、右側が「ボリス・ブートマ」でしょう。
「ボリス・ブートマ」は何度もアデン湾へ派遣されています。
「ボリス・チリキン」型給油船2隻の右側に居るのは病院船「イルティシュ」です。
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ウリス湾造船所
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