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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは東南アジア遠征を終えてウラジオストクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年6月15日7時11分配信
【大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」と「アドミラル・トリブツ」は遠距離航海からウラジオストクへ戻ってきた】

本日(6月15日)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、アジア-太平洋地域における遠距離航海任務の遂行後にウラジオストクへ戻った。

太平洋艦隊主要基地では戦闘艦支隊の歓迎式典が開催され、太平洋艦隊副司令官デニス・ベレゾフスキー少将が出席した。

戦闘艦支隊指揮官セルゲイ・アランチェフ1等海佐は、遠距離航海から帰投した艦の機器は好調であり、必要な物資を補充した後、用途上の行動を行なう準備が整うと艦隊副司令官へ報告した。
デニス・ベレゾフスキー少将は、艦隊軍事評議会に代わり、与えられた任務を成功裏に果たした乗組員を祝福した。
伝統により、船員へ子豚の丸焼きが贈られた。

航海から帰投した艦へ捧げられる会合には、退役将兵、社会組織の代表、船員の家族及び親戚が参加した。
演説では、戦闘艦の乗組員が、海上において、自身の最も良い側面を発揮し、自信をもって正しく行動した事が指摘された。
歓迎式典は、太平洋艦隊水上艦連合部隊の将兵全員の行進で完了した。

太平洋艦隊戦闘艦支隊は、2019年4月1日から遠海ゾーンへの遠距離航海任務を遂行した。
遠距離航海中に艦はフィリピン、ベトナム、中国の港への寄港を行ない、ロシア-中国海軍国際演習『海洋協同-2019』へ参加した。



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2019年4月1日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

太平洋艦隊艦船支隊は、4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した]

4月16日にベトナムカムラン港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港へ到着した]
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4月21日にカムラン港を出航し、中国へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、中国へ向かった]

2019年4月末から5月初頭まで中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

合同演習が終わった後も、この3隻は他の演習参加艦のようにウラジオストクへは戻らず、再び東シナ海へ向かい、5月14日には艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行なった]

6月3日に宮古島北東海域を南進してフィリピン海へ入り、6月8日には同海域を北上して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年6月11日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
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この間、6月7日に「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、アメリカ海軍ミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」(1989年11月4日就役)と「ニアミス」を起こしました。
[アメリカ海軍のミサイル巡洋艦チャンセラーズビルは東シナ海でロシア海軍の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフの進路を妨害した]
この海域ではアメリカ海軍空母打撃群が行動しており、太平洋艦隊艦船支隊は、その動向を監視し、追跡していたようです。

6月12日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年6月13日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

太平洋艦隊艦船支隊は、6月15日にウラジオストクへ帰投しました。

帰投した太平洋艦隊艦船支隊を出迎えた太平洋艦隊副司令官デニス・ベレゾフスキー少将(1974年7月14日生まれ)は、2014年3月初頭までウクライナ海軍総司令官を務めていましたが、その後、ウクライナを離反しました。
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[前ウクライナ海軍総司令官ベレゾフスキー提督はロシア黒海艦隊副司令官に任命された]

2015年にはロシア連邦軍参謀本部アカデミーで研修を行ない、その後、太平洋艦隊副司令官に任命されました。


なお、同日、太平洋艦隊艦船支隊が帰投する数時間前には、6月10日からウラジオストクを訪問していた日本海上自衛隊護衛艦「すずなみ」が出航しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年6月15日2時39分配信
【日本海上自衛隊の戦隊水雷艦「すずなみ」はウラジオストク訪問を完了した】

ウラジオストク出航後、護衛艦「すずなみ」ピョートル大帝湾太平洋艦隊の艦船と合同捜索救助演習を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年6月15日10時10分配信
【太平洋艦隊と日本海上自衛隊の艦は、海上での合同捜索救助演習『サレックス-2019』を実施した】
ロシア側からは、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(「すずなみ」訪問時のホストシップ)、救助曳船「アラタウ」、大型水路調査艇BGK-2151が参加しました。
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アメリカ海軍のミサイル巡洋艦チャンセラーズビルは東シナ海でロシア海軍の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフの進路を妨害した

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『タス通信』より
2019年6月7日16時42分配信
【アメリカ合衆国の巡洋艦は東シナ海でロシア戦闘艦の通行を妨害した】
モスクワ、6月7日/タス通信

アメリカ合衆国ロケット巡洋艦は、東シナ海大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の進路を、同艦の艦首前50メートルで横切り、ロシア連邦の艦は緊急操作を余儀なくされ、巡洋艦の司令部は抗議を発表した。
太平洋艦隊広報サービスは金曜日に報道機関へ伝えた。

艦隊によると、このエピソードは、モスクワ時間6時35分に東シナ海南東部で発生した。
アメリカ合衆国海軍空母打撃群太平洋艦隊艦船支隊は、並行航路を進んでいた。

「誘導ロケット兵器巡洋艦チャンセラーズビルは、不意に移動方向を変更し、大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフの進路を横切りました。艦からの距離は50メートルでした」
広報サービスは話した。

付け加えられたように「衝突を防ぐ目的でアドミラル・ヴィノグラードフ乗組員は緊急操作の実施を余儀なくされました」
アメリカ艦
の司令部は抗議声明を出し、このような行動は許し難いと指摘した。

プロジェクト1155大型対潜艦は、大洋ゾーンで潜在敵の原子力潜水艦と戦い、ロシア海軍潜水艦の行動の保障及び水上艦の防護のために意図されている。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の排水量は約7500トンであり、アメリカ巡洋艦「チャンセラーズヴィル」は約9800トンである。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した]

4月16日にベトナムカムラン港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港へ到着した]
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4月21日にカムラン港を出航し、中国へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、中国へ向かった]

2019年4月末から5月初頭まで中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

合同演習が終わった後も、この3隻は他の演習参加艦のようにウラジオストクへは戻らず、再び東シナ海へ向かい、5月14日には艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行なった]

その後も東シナ海で行動していましたが、6月7日、支隊「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、東シナ海南東部でアメリカ海軍ミサイル巡洋艦CG-62「チャンセラーズビル」(1989年11月4日就役)と「ニアミス」を起こしました。

この海域ではアメリカ海軍空母打撃群が行動しており、太平洋艦隊艦船支隊は、その動向を監視し、追跡していたようです。


2016年6月17日には、地中海東部アメリカミサイル駆逐艦「グレイヴリー」ロシア海軍警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」が「ニアミス」を起こしています。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年5月14日7時37分配信
【太平洋艦隊海上航空隊の艦載ヘリコプターは東シナ海上空で対潜及び捜索救助任務へ取り組んだ】

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア-太平洋地域で遠距離航海任務の遂行を続けている。

東シナ海において、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」海上航空隊艦上ヘリコプターは、海域上空の計画飛行を実施し、意図された任務へ実地に取り組んだ。
捜索救助ヘリコプターKa-27PSは、訓練中に仮想遭難者の捜索と機上への引き揚げと医療援助を与える為の艦上への避難を行なった。

次に、ヘリコプターKa-27対潜ヴァージョンの乗員は、水中音響手段を使用する仮想敵潜水艦の捜索の技量を向上させた。

更にヘリコプター乗員は、支隊の艦のヘリコプター発着場からの発艦及び着艦へ取り組んだ。
合計で10回の発艦及び着艦が実施された。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した]

4月16日にベトナムカムラン港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港へ到着した]
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4月21日にカムラン港を出航し、中国へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、中国へ向かった]

2019年4月末から5月初頭まで中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

合同演習が終わった後も、この3隻は他の演習参加艦のようにウラジオストクへは戻らず、再び東シナ海へ向かい、5月14日には艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、中国へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年4月21日8時6分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はベトナム訪問を完了した】

本日(4月21日)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、ベトナムカムラン港への非公式訪問プログラムを完了した。

訪問の枠組みで、太平洋艦隊船員は、ベトナム海軍第4海軍管区司令部及びベトナム海軍司令部の代表と会合し、『カムラン』記念碑へ献花し、市内の名所を見物した。

太平洋艦隊戦闘艦は、4月1日にウラジオストクから遠距離航海へ出発した。
航海中、艦船は以前にマニラ港(フィリピン)への寄港を行なった。
主な航海の目的は、アジア-太平洋地域における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア-太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展に在る。
更に戦闘艦支隊は、ロシア-中国双務海軍演習『海洋協同-2019』へ参加する。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した]

4月16日にベトナムカムラン港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港へ到着した]

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そして4月21日にカムラン港を出航し、中国へ向かいました。

「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、昨年(2018年)6月上旬にもベトナムカムラン港を訪問しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を訪れた]


「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月29日から5月4日まで青島沖で実施される]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年4月16日7時17分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はベトナムへ到着した】

本日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、ベトナムカムラン港へ非公式訪問の為に到着した。

国際港埠頭で、ロシア艦船の歓迎式典が開催された。

訪問の枠組みで、太平洋艦隊船員は、ベトナム海軍第4海軍管区司令部及びベトナム海軍司令部の代表と会合し、『カムラン』記念碑への献花式典へ参加する。

太平洋艦隊将兵は、同市の観光名所を見物する。

太平洋艦隊戦闘艦は、4月1日にウラジオストクから遠距離航海へ出発した。
航海中、艦船は以前にマニラ港(フィリピン)への寄港を行なった。
主な航海の目的は、アジア-太平洋地域における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア-太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展に在る。
更に戦闘艦支隊は、ロシア-中国双務海軍演習『海洋協同-2019』へ参加する。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した]

そして4月16日にベトナムカムラン港へ到着しました。
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「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、昨年(2018年)6月上旬にもベトナムカムラン港を訪問しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を訪れた]


「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月末に実施される]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年4月13日9時47分配信
【太平洋艦隊及びフィリピン海軍の艦は南シナ海で操艦及び通信の合同演習を実施した】

本日(4月13日)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、フィリピン共和国の首都~マニラへの非公式訪問プログラムを完了した。

港から出た後、太平洋艦隊及びフィリピン海軍の艦は、南シナ海での演習実施へ着手し、その中で、合同戦術操艦及び組織的通信の課題へ取り組んだ。

太平洋艦隊艦船は4月8日からマニラへ滞在し、この期間に艦船支隊指揮官セルゲイ・アランチェフ1等海佐及び艦長のフィリピン海軍司令官への儀礼訪問が行なわれた。
太平洋艦隊将兵は、国民的英雄ホセ・リサール記念碑へ献花し、サッカーとバレーボールの親善スポーツ試合へ参加した。
更に、ロシア戦闘艦は、マニラ住民及びゲストの訪問の為に開放された。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]

マニラ滞在中、大型対潜艦2隻は一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された]

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行ないました。


「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月末に実施される]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはマニラで一般公開された


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年4月10日7時35分配信
【太平洋艦隊船員はフィリピンで親善スポーツ試合へ参加し、ロシア戦闘艦はマニラ住民及びゲストへ公開された】

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、4月8日に到着して以来、フィリピン共和国の首都~マニラへの非公式訪問を続けている。
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本日、訪問計画に沿って、ロシア船員は、フィリピン海軍の同僚とのバレーボール、サッカー、綱引きの親善スポーツ試合を開催した。
行事は、フォート・ボニファシオ海兵軍団の本拠地で行なわれた。
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戦闘艦支隊の乗組員の為、受け入れ国によるインストラムロスの歴史的地域リサール公園及び国立博物館への見学旅行が用意される。
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更に、ロシア戦闘艦支隊の船員はフィリピン海軍の戦闘艦の1隻を訪れ、太平洋艦隊の艦にはフィリピン軍及び生徒の代表団が乗り込む。

同日午後、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」は、マニラ住民及びゲストの訪問の為に開放される。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
19-0227a.jpg


2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した]
太平洋艦隊艦船支隊は4月13日までマニラに滞在します。

「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」は、昨年(2018年)6月にもマニラを訪れています。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]


「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月末に実施される]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラへ入港した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年4月8日5時30分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンへ到着した】

本日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、フィリピン共和国の首都~マニラへ非公式訪問の為に到着した。

コレヒドール島から港湾へ入るまで、ロシア艦船にはフィリピン海軍の当直艦が随伴した。
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マニラ港で、ロシア戦闘艦支隊の歓迎式典が開催された。

本日には、艦船支隊指揮官セルゲイ・アランチェフ1等海佐及び艦長のフィリピン海軍司令官への儀礼訪問が計画されている。

午後にロシア船員は、国民的英雄ホセ・リサール記念碑への献花へ参加する。
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太平洋艦隊戦闘艦支隊マニラ訪問は、4月13日の完了が計画されている。

太平洋艦隊戦闘艦支隊は、4月1日にウラジオストクから遠距離航海へ出発した。
航海期間に艦船は幾つかのアジア-太平洋地域諸国の港を訪れ、ロシア-中国双務海軍演習『海洋協同-2019』へ参加する。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


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2019年4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

太平洋艦隊艦船支隊は4月2日午後11時以降に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年4月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

そして4月8日、太平洋艦隊艦船支隊フィリピンマニラ港へ入港しました。

太平洋艦隊艦船支隊は4月13日までマニラに滞在します。

「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」は、昨年(2018年)6月にもマニラを訪れています。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]


「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月末に実施される]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは東南アジアへの遠距離航海へ出発した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年4月1日3時39分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はウラジオストクから遠距離航海へ出発した】

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」及び「アドミラル・トリブツ」、中型海洋給油船「イルクト」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、ウラジオストクから遠距離航海へ出発した。

航海期間に艦船は幾つかのアジア-太平洋地域諸国の港を訪れ、ロシア-中国双務海軍演習『海洋協同-2019』へ参加する。

航海指揮官に任命されたのは、太平洋艦隊水上艦連合部隊副司令官セルゲイ・アランチェフ1等海佐である。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役、2014~2016年に近代化改装)は、2018年5月初頭から7月中旬までアジア-太平洋地域への遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠洋航海(2018年5月-7月)]

その後、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
19-0227a.jpg


2019年2月27日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・パンテレーエフ」ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった]

3月2日には「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が、海上、空中、沿岸目標への砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月2日4時27分配信
【太平洋艦隊の艦は、海上、空中、沿岸目標への射撃を実施した】

3月22日から「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」ピョートル大帝湾で演習を開始し、初日には対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

演習は3月26日まで続けられ、対地、対水上砲撃訓練や対空防衛訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で5日間に渡る演習を行なった]


そして4月1日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」、そして中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)は、アジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。

2019年3月に「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」が何度もペアを組んで演習を行なったのは、今回の遠距離航海のリハーサルだったようです。

「アドミラル・ヴィノグラードフ」「アドミラル・トリブツ」東南アジア諸国を訪れ、2019年4月末には中国海軍との合同演習『海洋協同-2019』へ参加します。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2019』は2019年4月末に実施される]

今回の艦船支隊指揮官セルゲイ・ゲンナジエヴィチ・アランチェフ1等海佐は、2011年から2018年まで北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」艦長を務めていました。
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その後、太平洋艦隊第36水上艦師団副司令官に任命され、今回の遠距離航海の指揮官となりました。