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ロシア海軍歩兵部隊と空挺軍部隊はドゥディンカで北方艦隊の大型揚陸艦へ乗艦した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月30日17時36分配信
【ノリリスクの演習へ参加した北方艦隊部隊はドゥディンカの揚陸艦への乗艦を開始した】

本日(8月30日)、北極の産業施設を防衛する兵種間戦術演習へ参加した北方艦隊海軍歩兵部隊及び空挺軍の戦術グループ中隊は、ドゥディンカ大型揚陸艦への車両の積載を開始した。
前日に将兵はノリリスクからドゥディンカまでの道程の行進を行なった。
自動車道を装輪車両装甲自動車「ルイシ」、装甲輸送車BTR-82A、一斉射撃反応火力システム「グラード」、軍団モーターバイクが行進した。
装軌車両2輪牽引車「アレウト」、戦車T-80BVM、自走砲「グヴォズディカ」、空挺戦闘車BMD-2~は、積載場所まで鉄道プラットフォームで運ばれた。
合計80両以上の車両ドゥディンカ港まで転進した。

北極の重要な産業施設を防衛する兵種間戦術演習の活動段階(アクティブフェーズ)は、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将の統制の下、タイミル半島ノリリスク市地域で8月26日に実施された。

兵種間戦術演習には、北方艦隊部隊、空挺軍部隊、中央軍管区の航空部隊、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊司令部が関わった。
演習には更に、内務省、非常事態省、連邦執行庁の部隊も参加し、対テロリストへ指向される複合任務へ取り組んだ。

北方艦隊軍団及び空挺軍の部隊は、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」北極航海任務の遂行を継続する。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(626)
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)
大型揚陸艦「コンドポガ」(027)
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。


[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した]
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8月17日、2隻の大型揚陸艦に乗ってきた海軍歩兵(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)及び北極圏旅団(第80独立自動車化射撃兵旅団)の将兵は、ドゥディンカ付近で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川沿岸のドゥディンカで上陸演習を行なった]

演習には、北極遠征部隊の他に、空挺軍部隊航空部隊も参加したようです。

その後、大型揚陸艦に乗ってきた海軍歩兵部隊は、ドゥディンカの東方に位置するノリリスク市(ニッケル、コバルト、銅を産出)へ派遣され、同地で8月26日に実施された工業施設防衛演習へ参加しました。
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演習の総指揮官は、北方艦隊(北方統合戦略コマンド)司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将が務めました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月26日15時21分配信
【北方艦隊は北極で大規模産業施設を防衛する演習を実施した】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月26日16時30分配信
【北方艦隊の爆撃航空隊はタイミルで仮想敵グループを撃破した】

8月29日には、クラスノヤルスク地方知事アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ウスス氏がドゥディンカに滞在する遠征部隊旗艦の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフをクラスノヤルスク地方知事が訪れた]

8月30日、ノリリスクの演習へ参加した海軍歩兵部隊空挺軍部隊ドゥディンカへ戻り、2隻の大型揚陸艦へ乗艦しました。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフをクラスノヤルスク地方知事が訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月29日19時47分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」をクラスノヤルスク地方知事が訪れた】

本日(8月29日)、連邦の重要な北極海港ドゥディンカに滞在している北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を、クラスノヤルスク地方知事アレクサンドル・ウススが訪れた。
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北方艦隊将兵は、ゲストの為に、艦の歴史と、その航海、基礎モデル兵装と軍事船員の勤務条件について知る広大な見学旅行を用意した。

北方艦隊艦船支隊が初めてドゥディンカ港へ入ったのは2015年9月であった。
2017年、北方艦隊将兵は、ここで同様に大量の艦船を移動させた。
この時、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、初めてエニセイ川の移動を行なった。

北方艦隊艦・支援船支隊の8度目の北極航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した8月5日に始まった。
支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

航海は、コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で行なわれている。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。


[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した]
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8月17日、2隻の大型揚陸艦に乗ってきた海軍歩兵(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)及び北極圏旅団(第80独立自動車化射撃兵旅団)の将兵は、ドゥディンカ付近で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川沿岸のドゥディンカで上陸演習を行なった]

演習には、北極遠征部隊の他に、空挺軍部隊航空部隊も参加したようです。

その後も北極遠征部隊ドゥディンカ港に滞在し、8月29日にはクラスノヤルスク地方知事アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ウスス氏(1954年11月3日生まれ、現在64歳)が遠征部隊旗艦の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を訪れました。

ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川沿岸のドゥディンカで上陸演習を行なった

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『タス通信』より
2019年8月17日19時59分配信
【北方艦隊は北極圏で演習を実施した】
タス通信、8月17日

北方艦隊連合グループは、航空隊及び空挺軍部隊の支援の下で土曜に北極圏で演習を実施した。
艦隊広報サービスは発表した。

「本日(8月17日)、タイミル半島において、エニセイ川のドゥディンカ地域の無防備の海岸へ海洋揚陸部隊を上陸させる戦闘行動を行なう戦術演習が実施されました。
演習には、北方艦隊の艦の乗組員、海軍歩兵及び北極自動車化射撃兵、更には空挺軍部隊が参加しました」

発表では、こう述べられた。

特に、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「コンドポガ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、ヘリコプターKa-27PS、高速揚陸艇、自走砲「グヴォズディカ」、海軍歩兵の20両以上の装輪車及び無限軌道車装甲輸送車、歩兵戦闘車、浮上雪上車が関わった。

演習の枠組みで、航空打撃が与えられ、特殊部隊の落下傘降下が行なわれ、艦載砲が使用され、工兵活動が研ぎ澄まされた。
「北極自動車化射撃兵部隊、海軍歩兵及び空挺部隊の上陸中、海洋揚陸部隊の上陸戦闘、沿岸橋頭堡の占領及び確保の合同戦術行動へ取り組みました」
発表では、こう指摘された。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。


[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した]
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そして8月17日、2隻の大型揚陸艦に乗ってきた海軍歩兵(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)及び北極圏旅団(第80独立自動車化射撃兵旅団)の将兵は、ドゥディンカ付近で上陸演習を行ないました。


演習には、北極遠征部隊の他に、空挺軍部隊航空部隊も参加したようです。

ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した



『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月14日11時7分配信
【北方艦隊はタイミルで重要な産業施設を防衛する演習を行なう】
モスクワ、8月14日、インタファクス

北方艦隊北極グループは、ドゥディンカ港での訓練の後、タイミルで重要な産業施設を防衛する演習を行なう。
水曜日、北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガは発表した。

「本日、大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ率いる北方艦隊北極グループは、北方海上航路のコース上でエニセイ川沿岸の右側に位置するドゥディンカ港へ到着しました」
セルガ
は言った。
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彼によると、港の埠頭には、更に大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」が係留され、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は投錨停泊地へ入った。

「近い内に北方艦隊北極グループは、ドゥディンカ港地域において、エニセイ川の無防備な海岸へ海洋揚陸部隊を上陸させる訓練へ着手します。
更に北方艦隊の部隊は、タイミル半島で重要な産業施設を防衛する兵種間演習の実施を計画しております」
セルガ
は話した。

彼は、北方艦隊の水上部隊の8度目の北極航海は、8月5日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して始まった事を想い起こした。
支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

北方海上航路コース上で船員は、この地域で活動するプラットフォーム「プリラズロムナヤ」を含め、救助及び対海賊へ指向される演習を実施した。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。
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ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月13日17時31分配信
【北方艦隊北極グループはエニセイ川でドゥディンカ港への移動を行なっている】

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」率いる北方艦隊北極グループは、ディクソン港から出航し、ドゥディンカ港までのエニセイ川の移動へ着手した。

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と共に、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」が続いている。
双方の揚陸艦の乗組員は、エニセイ川の移動は既に3度目になるが、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は初めてである。

エニセイ川に沿ったディクソン港からドゥディンカ港までの移動には、約40時間掛かる。
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明日(8月14日)の朝には、ディクソンに残留している給油船「セルゲイ・オシポフ」救助曳船「パミール」を除く北方艦隊北極グループは、ドゥディンカへ到着する。

港湾地域で北方艦隊将兵は、無防備の海岸への海洋揚陸部隊の上陸と戦闘車両の下船へ取り組む。
戦闘艦の乗組員の支援下で航海へ参加している北方艦隊陸上部隊及び沿岸部隊の将兵は、沿岸の占領、模擬戦闘射撃を伴う仮想敵の制圧の為の演習を実施する。

北方艦隊艦船支隊が初めてドゥディンカへ入ったのは4年前になる。
2017年、北方艦隊将兵は、ここで同様に大量の艦船を移動させた。
この時、大きな吃水を有する1等大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、初めてシベリアの大河の移動を行なった。

[参照]
北方艦隊
の水上部隊の8度目の北極航海は、8月5日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して始まった。
これまでに支隊の艦船は1500海里以上を移動した。
オレグ・ゴルべフ中将が指揮するグループは、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

ロシア北極東部への最初の大規模な航海は2012年に行なわれた。
ロシア海軍の歴史上初めて北方艦隊海軍歩兵コテリヌイ島の無防備の海岸へ初めての海洋揚陸部隊の上陸を実施した。

2013年、北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」率いる艦船支隊は、航空司令部「テンプ」を復活させる為、ノヴォシビルスク諸島へ機材を送り届けた。

2014年の北方艦隊部隊の大規模な北極圏航海は、ノヴォシビルスク諸島ロシア連邦の海岸および北極圏の島嶼ゾーンの保護の為の演習となった。

2015年には、タイミル半島の重要な施設の保護の為、北方艦隊北極圏自動車化射撃兵旅団の部隊との軍種間演習が初めて実施された。

2016年には、北方艦隊の歴史上初めて北極旅団の将兵が、ロシア最北の列島ゼムリャフランツァヨシファゼムリャアレクサンドル島の無防備の海岸への海洋揚陸部隊の上陸を実施した。

2017年、海軍歩兵北極自動車化兵は、ユーラシア大陸最北端のチェリュスキン岬へ初めて戦闘車両を上陸させた。

2018年、北方艦隊将兵は、初めてバレンツ海からベーリング海へ、そして逆方向への北極横断移動を行ない、チュクチヴァンカレム及びエグヴェキノト集落地域での揚陸部隊の上陸へ取り組み、コテリヌイ島沿岸ミサイル複合体「バスチオン」からの初めての射撃を行なった。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
北極遠征部隊ドゥディンカへ向かいます。
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ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月12日17時48分配信
【北方艦隊の艦船はディクソン港泊地へ到着した】

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」率いる北方艦隊艦・支援船支隊は、ロシア大陸部分の最北の港~ディクソンへ到着した。

月曜日に艦船は港の泊地へ投錨した。
投錨停泊時に戦闘艦は、支隊の一員である給油船「セルゲイ・オシポフ」からの組織的な物資補充を行なう。

近い内に艦の乗組員は、ドゥディンカ港までのエニセイ川の通行へ着手する。
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移動時に支隊は1400海里以上を踏破した。

以前、カラ海を航行中、艦の乗組員は、氷上先導の下での艦船の操艦の合同訓練を実施した。
戦闘艦及び支援船は、航海能力に沿って縦列ラインに整列した。

更に艦船は、エニセイ川水路の航行条件下で士官、航海士、レーダー操作員の当直へ従事する。

カラ海で北方艦隊艦・支援船支隊は、1942年8月、ソヴィエト船団を捜索する『ヴンダーラント』作戦実施中のファシスト重巡洋艦「アドミラル・シェーア」との不利な戦闘へ加わり、撃沈された砕氷汽船「アレクサンドル・シビリャコフ」乗組員へ敬意を表した。
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大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」の艦上から水上への献花が行なわれた。

北方艦隊の水上部隊の8度目の北極航海は、8月5日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して始まった。
支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

北方海上航路コース上で北方艦隊船員は、救助及び対海賊へ指向される演習の実施を継続する。
このような演習の1つは、前日に、この海域で活動する海上耐氷固定プラットフォーム「プリラズロムナヤ」で実施された。

航海は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実行される。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。

今後、北極遠征部隊エニセイ川を南下してドゥディンカへ向かいます。

ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月9日12時31分配信
【北方艦隊の艦・支援船支隊はカラ海へ入った】

本日(8月9日)、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」率いる北方艦隊艦・支援船支隊は、ノヴァヤゼムリャ島バイガチ半島の間のカルスキエボロタ海峡を通過し、カラ海北極航海任務を継続する。

グループを構成するのは、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」である。

前日、マトチキン海峡からカラ海へ、もう1つの北方艦隊艦・支援船グループが通過した。
その構成は、大型揚陸艦「コンドポガ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」である。

現在、カラ海では、北極航海計画に沿って、8月5日にセヴェロモルスクから出航した北方艦隊艦・支援船支隊が行動している。

カラ海では、結氷状況のモニタリングに特別な注意が払われる。
北方海上航路コース上で北方艦隊船員は、救助及び対海賊へ指向される演習の実施を継続する。
このような演習の1つは、前日に、この海域で活動する海上耐氷固定プラットフォーム「プリラズロムナヤ」で実施された。

航海は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実行される。
支隊の艦船は、北方海上航路のルート上をタイミル半島まで、その後はセヴェルナヤゼムリャ列島まで行く。
北方艦隊将兵は、北極の無防備の海岸での数回の海洋揚陸部隊の上陸へ参加し、重要な産業施設の防護演習を実施し、対潜任務へ取り組み、ミサイル及び砲射撃を実施する。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。

ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月8日17時28分配信
【北方艦隊はバレンツ海でロシアの経済活動の安全を保障する演習を実施した】

本日(8月8日)、北方艦隊艦船支隊は、バレンツ海エリアでロシア連邦の経済活動施設の安全を保障し、危機的状況が発生した場合に対処する為の演習を実施した。

北極航海中の北方艦隊艦船支隊は、海域で活動する海上耐氷固定プラットフォーム「プリラズロムナヤ」への様々な種類のテロリストの脅威を未然に予防する一連の課題を解決した。

これに応じた訓練は、対テロ部隊、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」乗組員と、対潜艦の艦上に駐留する艦上ヘリコプターKa-27乗員により実施された。

仮想危機的状況海域での人員の救助及び援助を与える課題には、救助曳船「パミール」乗組員が取り組んだ。

北方艦隊艦・支援船支隊による今度の北極航海は8月5日に始まった。

航海は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実行される。
支隊の艦船は、北方海上航路のルート上をタイミル半島まで、その後はセヴェルナヤゼムリャ列島まで行く。
北方艦隊将兵は、北極の無防備の海岸での数回の海洋揚陸部隊の上陸へ参加し、重要な産業施設の防護演習を実施し、対潜任務へ取り組み、ミサイル及び砲射撃を実施する。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。


昨年(2018年)の北極遠征の際にも、同様の演習が行なわれています。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう

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『タス通信』より
2019年8月7日19時59分配信
【北方艦隊の船はノヴァヤゼムリャ地域で対テロリスト演習を実施する】
モスクワ、8月7日/タス通信

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」を含む北方艦隊北極支隊の艦船は、ノヴァヤゼムリャ地域で対テロリスト演習を開始した。
水曜日に艦隊広報サービスが公表した声明では、こう述べられている。

「大型対潜艦及び支援船の乗組員は、北方海上航路エリアでテロリストの脅威を防止する演習へ参加します。
計画訓練中、大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフの艦上に配置されている対テロリスト部隊は、戦術行動へ取り組みます」

声明では、こう指摘された。

広報サービスによると、水曜日、北方艦隊北極艦・支援船支隊の一員である大型揚陸艦「コンドポガ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、ノヴァヤゼムリャ島の北方と南方を隔て、バレンツ海カラ海を結ぶマトチキン海峡の通行を開始した。
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北方艦隊艦船支隊北極航海は8月5日に始まった。
航海は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実施される。
支隊の艦船は、北方海上航路のルート上をタイミル半島まで、その後はセヴェルナヤゼムリャ列島まで行く。

「北方艦隊将兵は、北極の無防備の海岸での数回の海洋揚陸部隊の上陸へ参加し、重要な産業施設の防護演習を実施し、対潜任務へ取り組み、ミサイル及び砲射撃を実施します」
声明では、こう指摘された。



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ロシア北方艦隊は、2012年から北極圏での行動を活発化させています。

2012年9月、重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」を中核とする部隊が北極海への遠距離航海を行ないました。
(2012年9月12日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月)]

2013年9月にも、重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、「コンドポガ」を中核とする部隊が北極海への遠距離航海を行ないました。
(2013年9月3日出港、9月30日帰港)
この時には、ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島へ飛行場建設の為の各種機材や資材が陸揚げされ、同島の飛行場は再建されました。
[聖アンドレイの旗の下に]

2014年9月には、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、「コンドポガ」を中核とする部隊が北極圏へ派遣されました。
(2014年9月6日出港、10月9日寄港)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年10月9日14時09分配信
【ロシア北方艦隊の艦は北極圏航海から戻ってきた】

2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されました。
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]

2015年にも北極圏への遠距離航海と演習が実施されました。
艦船支隊は8月16日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏遠征へ出発した]
[北方艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
サルベージ船KIL-164
サルベージ船「アレクサンドル・プーシキン」
救助曳船「パミール」


2隻の大型揚陸艦には、何時もの海軍歩兵部隊(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)では無く、2012年に北方艦隊の指揮下へ移管された「ペチェンガ2等クトゥゾフ勲章受章・第200独立自動車化歩兵旅団」所属部隊が乗っていました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏のジクソンへ到着した]

演習はタイミル半島の重要な工業施設周辺、ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島でも実施され、遠征部隊は2015年10月10日に帰港しました。


2016年8月30日~10月7日には、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、救助曳船「パミール」、サルベージ船KIL-164などが北極圏への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏航海を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

この時には太平洋艦隊からも砕氷船「イワン・スサ―ニン」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が派遣され、ノヴォシビルスク諸島で合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは北極圏遠征から戻ってきた]

2017年8月10日~10月4日には、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、大型揚陸艦「コンドポガ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」などが北極圏への遠距離航海を行ないました。
[ロシア北方艦隊の北極海遠征(2017年8月-10月)]

2018年8月8日~10月11日には、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海を行ないました。
この時にはオホーツク海まで進出し、極東のロシア連邦軍大演習『ヴォストーク-2018』にも参加しました。
[ロシア北方艦隊北極圏遠征(2018年8月-10月)]


2019年8月5日、8度目となる北極圏への遠距離航海が始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年度とほぼ同じです。

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


遠征部隊の旗艦は、2018年度と同じ大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」です。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で対潜演習を実施した]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。

ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月6日17時13分配信
【北方艦隊北極グループは北方海洋航路の安全を保障する】

コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将指揮下の北方艦隊北極グループの艦船は、バレンツ海での機動演習へ取り組んでいる。
北方艦隊将兵は、航行隊列を組み、東方へ進路を取っている。
バレンツ海エリアの移動ルート上で、戦闘艦支隊の対空防衛演習を実施し、道すがら潜水艦の捜索を行ない、海上産業施設を仮想テロリストの攻撃から保護、防衛する課題へ取り組む。

北極グループの海上移動ルート上の天候条件は困難なままであるが、与えられた課題を解決する事は可能である。
近日中に艦船の乗組員は、北極で遭難した民間船への援助へ指向される救助演習を行なう。

8度目となる北方艦隊の艦及び支援船の北極航海には、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」が参加する。
彼らは、8月5日に恒久駐留地点セヴェロモルスク及びムルマンスクから出航した。
最初の一昼夜で支隊は200海里以上を進んだ。

航海は2ヶ月間実施される計画であり、主としてバレンツ海及びカラ海、タイミル半島地域、セヴェルナヤ列島及びノヴァヤゼムリャ列島、更にはゼムリャフランツヨシファへ行く。
航海の主な任務の1つは、北極におけるロシアの経済活動の安全保障である。



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ロシア北方艦隊は、2012年から北極圏での行動を活発化させています。

2012年9月、重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」を中核とする部隊が北極海への遠距離航海を行ないました。
(2012年9月12日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月)]

2013年9月にも、重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、「コンドポガ」を中核とする部隊が北極海への遠距離航海を行ないました。
(2013年9月3日出港、9月30日帰港)
この時には、ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島へ飛行場建設の為の各種機材や資材が陸揚げされ、同島の飛行場は再建されました。
[聖アンドレイの旗の下に]

2014年9月には、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、「コンドポガ」を中核とする部隊が北極圏へ派遣されました。
(2014年9月6日出港、10月9日寄港)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年10月9日14時09分配信
【ロシア北方艦隊の艦は北極圏航海から戻ってきた】

2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されました。
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]

2015年にも北極圏への遠距離航海と演習が実施されました。
艦船支隊は8月16日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏遠征へ出発した]
[北方艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
サルベージ船KIL-164
サルベージ船「アレクサンドル・プーシキン」
救助曳船「パミール」


2隻の大型揚陸艦には、何時もの海軍歩兵部隊(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)では無く、2012年に北方艦隊の指揮下へ移管された「ペチェンガ2等クトゥゾフ勲章受章・第200独立自動車化歩兵旅団」所属部隊が乗っていました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏のジクソンへ到着した]

演習はタイミル半島の重要な工業施設周辺、ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島でも実施され、遠征部隊は2015年10月10日に帰港しました。


2016年8月30日~10月7日には、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、救助曳船「パミール」、サルベージ船KIL-164などが北極圏への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極圏航海を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

この時には太平洋艦隊からも砕氷船「イワン・スサ―ニン」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が派遣され、ノヴォシビルスク諸島で合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは北極圏遠征から戻ってきた]

2017年8月10日~10月4日には、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、大型揚陸艦「コンドポガ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」などが北極圏への遠距離航海を行ないました。
[ロシア北方艦隊の北極海遠征(2017年8月-10月)]

2018年8月8日~10月11日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海を行ないました。
この時にはオホーツク海まで進出し、極東のロシア連邦軍大演習『ヴォストーク-2018』にも参加しました。
[ロシア北方艦隊北極圏遠征(2018年8月-10月)]


そして2019年8月5日、8度目となる北極圏への遠距離航海が始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年度とほぼ同じようです。

遠征部隊の旗艦は、2018年度と同じ大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」です。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で対潜演習を実施した]

2017年11月30日に就役した最新鋭砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」も同行します。
[新型砕氷船イリヤー・ムーロメツ、ロシア海軍へ就役(2017年11月30日)]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは北方艦隊基地へ到着した]