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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船ぺガスはクリル諸島(千島列島)海域の測量と調査を終えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年6月30日4時6分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「ぺガス」はクリル諸島海域への航海を完了した】

太平洋艦隊水路調査船「ぺガス」は、クリル諸島海域への航海を完了した。

軍事水路調査隊は、この1ヶ月間、諸島の沿岸ゾーンと海の水文学的特徴の複合研究を実施した。
航路地図に変更を加える為のデータが正確化され、重力測量、海底地形測量、気象調査が行なわれた。

航海期間に設定された全ての任務を、専門家は完全に遂行した。



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プロジェクト862水路調査船の7番船「ぺガス」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1979年4月10日に就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。

2016年からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、最近に艦隊へ復帰しました。
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現役復帰後の「ぺガス」の最初の任務は、クリル諸島(千島列島)海域での調査と測量でした。

「ぺガス」は1ヶ月間に渡りクリル諸島海域で行動し、2020年6月30日にウラジオストクへ帰投しました。

同型船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、2020年3月~6月まで南極調査航海を行なっています。

[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査を終えてウラジオストクへ帰投した]
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ロシア海軍太平洋艦隊の第82号小型対潜艦と第107号小型対潜艦はオホーツク海及び太平洋への1ヶ月間の航海を終えてカムチャツカへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年7月1日6時24分配信
【太平洋艦隊の捜索打撃艦グループは太平洋海域で任務を遂行した後にカムチャツカへ戻った】

ロシア北東軍集団水域保護連合部隊捜索打撃艦グループは、遠海ゾーンで戦闘演習任務を成功裏に遂行した後にカムチャツカの駐留所へ戻った。

30日間に渡った航海で、第82号小型対潜艦(MPK-82)第107号小型対潜艦(MPK-107)は指定海域のパトロールを実施し、ロシア連邦旗のデモンストレーションを行ない、自身で、そして海上航空隊の対潜機と連携し、太平洋及びオホーツク海で仮想敵潜水艦を捜索する演習任務へ取り組んだ。
乗組員は、対潜兵器の実地使用、敵の空中攻撃手段からの攻撃の撃退の技量を向上させ、駐留場所から離れた航海海域を調査した。

1ヶ月間で捜索打撃艦グループの艦は2300海里を航行し、40回の戦闘訓練を実施した。

支隊の歓迎式典の枠組みで、練兵場で連合部隊の艦の乗組員の隊列更新が行なわれた。
2隻の小型対潜艦の艦長は、伝統により子豚の丸焼きを贈られた。
更に、航海の結果により、多くの将兵が昇進した。



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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦第82号小型対潜艦(MPK-82)は、ウクライナ『キエフ造船工場』で1989年4月20日に起工され、1991年4月20日に進水し、同年10月6日に就役しました。
1992年2月11日に太平洋艦隊へ編入され、同年10月1日にセヴァストーポリを出航し、12月20日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着しました。


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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦第107号小型対潜艦(MPK-107)は、極東『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1988年2月22日に起工され、1990年6月5日に進水し、1991年3月14日に就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ編入され、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留しています。

2隻の小型対潜艦は、第114水域防護艦旅団第117水域防護艦大隊に所属しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はカムチャツカ方面に2個対潜打撃群を形成する]


第82号小型対潜艦(MPK-82)第107号小型対潜艦(MPK-107)は、2020年春からカムチャツカ方面の演習へ何度も参加しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と小型対潜艦はカムチャツカ半島沖で対潜演習を行なった]

2隻の小型対潜艦は2020年6月1日にペトロパヴロフスク・カムチャツキーを出航し、オホーツク海及び太平洋で1ヶ月間に渡り演習を行なった後、7月1日に帰投しました。

航海期間と行動海域から見て、太平洋艦隊の2隻のコルベット(「ソヴェルシェーンヌイ」「グロームキー」)と一緒に行動していた事も有るようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

ロシア海軍太平洋艦隊のディーゼル潜水艦と小型対潜艦は日本海で『対決』した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年6月29日7時23分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で仮想敵艦支隊への魚雷射撃を実施した】

戦闘訓練計画に沿った日本海エリアでの戦術演習の実施中、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼル潜水艦の内の1隻は、仮想敵艦支隊への攻撃を実施した。

対潜部隊の活発な行動にも関わらず、潜水艦は隠密裏に海域へ進入し、揚陸支隊を模した艦を探知し、有利な位置から4発の実弾魚雷による戦術グループへの攻撃を成功させた。

午後、小型対潜艦「コレーエツ」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」、MPK-221で構成され、対潜航空機Il-38の支援下で行動する対潜打撃艦グループは、仮想敵潜水艦を探知し、破壊する任務を与えられた。

合同捜索活動中に潜水艦は探知され、対潜打撃艦グループ反応深海爆弾魚雷で攻撃した。



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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-222は、極東『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1987年1月7日に起工され、1987年4月29日に進水し、1990年2月28日に就役しました。

2003年11月24日、ロシア-日本戦争時の砲艇「コレーエツ」に因んで「コレーエツ」と命名されました。
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現在はウラジオストク南部ウリス湾に駐留しています。



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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-214は、黒海沿岸の『キエフ造船工場』で1987年8月20日に起工され、1990年3月30日に進水し、同年12月29日に就役しました。

就役後は太平洋艦隊へ編入され、1991年6月30日にサハリン南部のコルサコフへ到着しました。

2005年12月23日に「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」と命名され、2006年7月31日には同名の都市と後援協定を締結しました。

2006年11月には大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、潜水艦B-345、救助曳船SB-522と共に日本の舞鶴を訪問しています。
訪問を終えた後、日本海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」と合同演習を行ないました。

現在の駐留港は、艦名と同じソヴィエツカヤ・ガヴァニです。


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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-221は、極東『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1985年2月8日に起工され、1987年4月29日に進水し、1988年2月14日に就役しました。

就役後は太平洋艦隊へ編入され、現在はウラジオストク南部ウリス湾に駐留しています。


3隻の小型対潜艦は、6月28日に日本海潜水艦捜索演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦部隊と対潜哨戒機は日本海で潜水艦捜索演習を行なった]

沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38も演習へ参加しました。
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演習の「敵役」は、ウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の通常動力潜水艦(プロジェクト877)が務めました。
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翌6月29日、今度は潜水艦小型対潜艦グループを魚雷で攻撃し、小型対潜艦グループは反応深海爆弾対潜ロケットRBU-6000533mm魚雷潜水艦を攻撃しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の対潜艦部隊と対潜哨戒機は日本海で潜水艦捜索演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年6月28日4時0分配信
【太平洋艦隊の捜索打撃艦グループと海上航空隊は日本海で仮想敵潜水艦を捜索する課題へ取り組んだ】

演習中、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・パンテレーエフ」、小型対潜艦「コレーエツ」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」、MPK-221で構成される太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の2個捜索打撃艦グループは、指定海域で仮想敵潜水艦を捜索する課題を与えられた。
対潜部隊に対抗したのは、太平洋艦隊ディーゼル潜水艦である。

対潜戦術艦グループは、演習で海上航空隊航空機と連携した。
日本海エリア上空の飛行中、対潜航空機Il-38は、仮想敵潜水艦を捜索、分類し、追跡する課題を解決した。
対潜機は、電波位置測定手段及び設置型ブイ投下式水中音響探知手段を複合使用し、それをてきぱきと使用して受信した情報を分析した。
総計して対潜航空隊は6時間以上空中に滞在した。

演習中の水上艦対潜航空隊の合同活動は。成功と認められた。

演習訓練任務の遂行には、太平洋艦隊の5隻の水上艦、潜水艦海上航空隊の2機の対潜航空機の乗員が参加した。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(1986年2月15日就役)は、最近では2020年6月初頭にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、2020年5月17日に対馬海峡を南下して東シナ海へ入り、その後、太平洋上で行動した後、5月19日に対馬海峡を北上して日本海へ入り、ウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の10隻の艦船は洋上で『太平洋艦隊の日』を迎えた]

小型対潜艦「コレーエツ」(1990年2月28日就役)と「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(1990年12月29日就役)は、6月下旬に日本海で対潜戦闘訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦ソヴィエツカヤ・ガヴァニとコレーエツは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]


この4隻に小型対潜艦MPK-221(1987年12月30日就役)も加えた5隻は、6月28日に日本海潜水艦捜索演習を行ないました。

沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38も演習へ参加しました。
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演習の「敵役」は、ウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の通常動力潜水艦(プロジェクト877)が務めました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦ソヴィエツカヤ・ガヴァニとコレーエツは日本海で対潜戦闘訓練を行なった

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年6月23日9時31分配信
【太平洋艦隊のディーゼルエレクトリック潜水艦は日本海で敵潜水艦を演じた】

小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」と「コレーエツ」で構成される太平洋艦隊の捜索打撃艦グループは、日本海エリアで仮想敵潜水艦を捜索し破壊する演習を実施した。
ロシア連邦国防省広報サービスが伝えたように、目標の探知には、太平洋艦隊海上航空隊の2機の哨戒航空機Il-38が助力した。


敵の役割は、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼルアレクトリック潜水艦の内の1隻が演じたが、軍当局は、その艦名を明かさなかった。

潜水艦の探知後、水中音響手段により、その座標が確認され、艦は対潜深海爆弾の一斉射撃を行なった。

艦隊の部隊の総指揮は、駆逐艦「ブイストルイ」艦上から執られたと国防省広報サービスは付け加えた。

「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」「コレーエツ」は、プロジェクト1124M小型対潜艦であり、1990年から勤務に就いている。
これらは、潜水艦の捜索、探知、分類、破壊の為に意図されている。
2連装回転式533mm魚雷発射管、12連装反応爆撃装置RBU-6000、高射ミサイル複合体「オサー-MA」、砲装置A-176AK-630で武装している。

「ブイストルイ」プロジェクト956駆逐艦であり、1989年に海軍へ補充された。
満載排水量は7940トン、最大長156.5メートル、吃水5.96メートル。
「ブイストルイ」の兵装構成は、130mm砲及び30mm砲、対艦ミサイル及び高射ミサイル、魚雷発射管及び深海爆弾である。
艦上にはヘリコプターKa-27が配置されている。



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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-214は、黒海沿岸の『キエフ造船工場』で1987年8月20日に起工され、1990年3月30日に進水し、同年12月29日に就役しました。

就役後は太平洋艦隊へ編入され、1991年6月30日にサハリン南部のコルサコフへ到着しました。

2005年12月23日に「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」と命名され、2006年7月31日には同名の都市と後援協定を締結しました。

2006年11月には大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、潜水艦B-345、救助曳船SB-522と共に日本の舞鶴を訪問しています。
訪問を終えた後、日本海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」と合同演習を行ないました。

現在の駐留港は、艦名と同じソヴィエツカヤ・ガヴァニです。


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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-222は、極東『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1987年1月7日に起工され、1987年4月29日に進水し、1990年2月28日に就役しました。

2003年11月24日、ロシア-日本戦争時の砲艇「コレーエツ」に因んで「コレーエツ」と命名されました。
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現在はウラジオストク南部ウリス湾に駐留しています。



2020年6月、2隻の小型対潜艦日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。

対潜打撃部隊の総指揮は、駆逐艦「ブイストルイ」(1989年10月28日就役)から執られました。
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沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留する対潜哨戒機Il-38も演習へ参加しました。
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演習の「敵役」は、ウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の通常動力潜水艦(プロジェクト877)が務めました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦4隻はチュクチで上陸演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年6月8日5時30分配信
【太平洋艦隊の揚陸艦と海軍歩兵部隊はチュクチで無防備の海岸への揚陸部隊の上陸へ取り組んだ】

戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」、「オスリャービャ」、「アドミラル・ネヴェリスコイ」、「ペレスヴェート」は、ウラジオストクからチュクチ沿岸への移動を行ない、無防備の海岸へ海洋揚陸部隊を上陸させた。

プロヴィデニヤ湾で行なわれた演習中、水路調査部隊により事前に一時的な航路標識が設置された海岸区画への揚陸艦の組織的なアプローチへ取り組んだ。
車両及び人員の上陸は「支点」方式で行なわれた。

揚陸艦支隊の行動は、水路調査船「セヴェル」及び海洋曳船MB-61により保障された。

太平洋艦隊の艦は、遠隔地域へ約200名の将兵と約80両の工兵車両と特殊車両を送り届けた。
支援部隊の任務は、野外テントの展開と、新たな地域の場所の調査であった。



現在、ロシア太平洋艦隊には、4隻の大型揚陸艦が在籍しています。
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[第100揚陸艦旅団](フォキノ)
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
(1982年9月28日就役)
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大型揚陸艦「ペレスヴェート」(1991年4月10日就役)
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大型揚陸艦「オスリャービャ」(1981年12月19日就役)
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大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」(1974年7月30日就役)
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4隻とも稼働状態に維持されており、太平洋艦隊の演習へ度々参加していますが、4隻揃って演習へ参加するのは、極めて珍しい事です。

しかも今回は、沿海地方から遠く離れたチュクチ自治管区プロヴィデニヤ湾まで兵員と車両を輸送し、上陸演習を行ないました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の10隻の艦船は洋上で『太平洋艦隊の日』を迎えた


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年5月21日4月15日配信
【10隻の戦闘艦及び支援船の乗組員は『太平洋艦隊の日』を海上で迎えた】

5月21日はロシア『太平洋艦隊の日』である。
艦隊の誕生日を10隻以上の戦闘艦及び補助艦隊の船の乗組員が祝う。

特に、今年4月から太平洋艦隊で遠距離航海を行なっているコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」「グロームキー」で構成される支隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、砕氷船「サドコ」、水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」、海洋曳船と救助曳船、サルベージ船、そして更に数隻の海洋給油船が指示された任務を遂行している。

祭日を記念し、艦では乗組員が整列して式典を開催し、太平洋艦隊司令官からの祝電が読み上げられ、艦長の指示により顕著な働きを見せた将兵は表彰され、昇進した。



コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」333(2017年7月20日就役)と「グロームキー」335(2018年12月25日就役)は、2020年4月1日から遠距離航海を行なっており、現在は太平洋上に居ます。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は太平洋上で対テロ訓練を行なった]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」548(1991年12月15日就役)は、2020年5月14日にピョートル大帝湾ヘリコプターの発着訓練を行ないました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはヘリコプターの発着訓練を行なった]
その後、日本海を南下し、5月17日に対馬海峡を通過して東シナ海へ入っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年5月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」(1983年7月29日就役)は、2020年3月3日から南極遠征航海を行なっています。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはオーストラリアのタウンズビル港を去った]

砕氷船「サドコ」(1968年11月6日就役)は、2020年3月末に宗谷海峡付近の結氷海域を通過する太平洋艦隊水上艦部隊を先導し、その後も洋上で行動しているようです。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

この他にもサルベージ船、海洋曳船、救助曳船、数隻の給油船が、海上行動中に5月21日の『太平洋艦隊の日』を迎えました。

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アンナ皇帝治世下の1731年5月21日、ロシア帝国元老院は、ロシア極東方面のオホーツク軍港の開設とオホーツク軍小艦隊の創設を布告しました。
これがロシア太平洋艦隊の起源になります。
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはヘリコプターの発着訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年5月14日3時0分配信
【太平洋艦隊海上航空隊のヘリコプターKa-27乗員は大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」の甲板での発艦及び着艦へ取り組んだ】

沿海地方太平洋艦隊海上航空隊の飛行場の1つのヘリコプターKa-27乗員は、ピョートル大帝湾大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」の甲板での組織的な発艦及び着艦へ取り組んだ。

訓練には、対潜ヘリコプターKa-27PLが参加した。
実地行動中に飛行士は大型対潜艦と協同で、航行中及び停止中の戦闘艦の甲板からの10回の発艦及び着艦を行なった。
同時にヘリコプター乗員は、水中音響捜索手段を使用する対潜任務へ取り組んだ。

飛行中、飛行装置の有視界着艦を保障する手段の動作が点検され、艦からKa-27PLへの燃料補給、更には艦上基盤でヘリコプターを受け入れる為の複合活動へ取り組んだ。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、2019年10月から12月まで東南アジアへの遠距離航海へ参加しました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2019年10月-12月)]

2020年3月末~4月末の太平洋艦隊オホーツク海演習へ参加し、5月5日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]

2020年5月14日、「アドミラル・パンテレーエフ」は、艦載ヘリコプターKa-27PL(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)の発着艦訓練を行ないました。
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ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年5月5日1時30分配信
【太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦は遠海ゾーンでの演習後にウラジオストクへ戻ってきた】

本日(5月5日)、遠海ゾーンでの一連の戦術演習へ参加した太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦支隊ウラジオストクへ戻ってきた。

特に、祖国の基地へ艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」が到着した。

ウラジオストク泊地内で対潜艦の航空班は、演習期間に参加した艦の艦上ヘリコプターKa-27PLの地上飛行場へ移動する為の離艦を保障した。

1ヶ月の間、海上で艦は海上航空隊と合同で、支隊の対潜及び対空防衛の為の一連の演習を実施し、ミサイル及び砲射撃を行ない、砕氷船を伴ってラペルザ海峡海域の氷原を越えた。




2020年3月24日、ウラジオストクから太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を筆頭に数隻の艦船が出航しました。

ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
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大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
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複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
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病院船「イルティシュ」

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この他にも10数隻の艦船が参加する日本海及びオホーツク海におけるロシア太平洋艦隊の戦術演習は、2020年3月25日に始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]

まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232ピョートル大帝湾機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】

翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)Ka-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]

翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった]
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演習部隊主力は3月26日に宗谷海峡へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

スラバ級ミサイル巡洋艦:ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦:駆逐艦「ブイストルイ」(715)
ウダロイI級駆逐艦2隻:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、「アドミラル・パンテレーエフ」(548)
グリシャV級小型フリゲート2隻:小型対潜艦「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻:ロケット艇R-14(924)、R-24(946)、R-297(954)、R-20(921)、R-18(937)、R-19(978)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
アルタイ改級補給艦2隻:中型海洋給油船「イリム」、「イジョラ」
オホーツク級航洋曳船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ」
アムール級工作艦:水上修理所PM-59
オビ級病院船:病院船「イルティシュ」


3月28日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、第66小型ロケット艦大隊所属の小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)も演習へ参加する為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
カムチャツカ方面部隊の出航に先立ち、第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264、MT-265ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港周辺で機雷源の掃海訓練を行ないました。

3月29日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38の協力の下に潜水艦の捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・パンテレーエフは対潜・対空戦闘演習を行なった]

宗谷海峡の東方海域(オホーツク海西部)には未だ流氷が残っており、演習参加部隊は、太平洋艦隊砕氷船「サドコ」「イワン・スサーニン」、そして民間の『ロスモルポルト』社砕氷船「カピタン・フレブニコフ」に先導されて流氷海域を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

3月31日、演習部隊に随伴する中型海洋給油船「イリム」(1972年11月17日就役)と「イジョラ」(1970年4月24日就役)は、4隻の小型ロケット艦(「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」、「スメルチ」)駆逐艦「ブイストルイ」へ洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はオホーツク海で洋上補給を行なった]

4月2日以降、クリル諸島南部を含むオホーツク海南部で本格的な実弾射撃演習が始まりました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3(イルクーツク州ベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属)もオホーツク海へ進出し、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMと共に演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]
[ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した]

カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した]

4月6日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264(738)とMT-265(718)は、アヴァチンスキー湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の海洋掃海艦は砲撃訓練を行なった]

そして演習の締め括りとして、太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、オホーツク海130㎜連装砲AK-130による陸上砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艦ブイストルイはオホーツク海南部で地上への艦砲射撃訓練を行なった]

砲撃訓練を行なった具体的な場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリアの沿岸射爆場」との事ですから、おそらくはクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。
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これで演習は完了し、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、と小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)は母港へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊は演習を終えて基地へ戻る]

他の演習参加艦船(沿海地方から来た艦船)も、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港原潜基地ヴィリュチンスクへ寄港したようです。
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戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、4月11日にカムチャツカ半島沖で130mm連装砲AK-13030mm6連装機関砲AK-630による実弾射撃を単独で実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦隊水雷艦ブイストルイはカムチャツカ沖で砲撃訓練を行なった]

病院船「イルティシュ」は、津軽海峡を経由して4月13日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰投した]

4月16日、7隻の大型対潜艦及び小型対潜艦カムチャツカ半島沖で対潜演習を行ないました。
この内、2隻が大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・トリブツ」であり、あとの5隻は小型対潜艦です。
現在、カムチャツカ方面には6隻の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)、「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)が居ますので、この内の5隻が演習へ参加したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と小型対潜艦はカムチャツカ半島沖で対潜演習を行なった]

4月20日、第2親衛ロケット艇大隊(ウラジオストク南部ウリス湾に駐留)所属の6隻のロケット艇(R-14、R-24、R-297、R-20、R-18、R-19)サハリン沖で対空防衛演習を行ないました。
対潜哨戒機Il-38Nが空中標的を投下しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月20日6時5分配信
【太平洋艦隊の2個ロケット艇グループは空中目標への砲射撃を実施した】

4月24日、ロケット艇R-14、R-24、R-297、R-20、R-18、R-19大型揚陸艦「オスリャービャ」宗谷海峡を西進して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年4月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ロシア海軍当局からの発表は有りませんが、その後、母基地(ロケット艇ウラジオストク南部ウリス湾大型揚陸艦フォキノ)へ戻ったようです。

4月27日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」は、カムチャツカ半島沖で対空戦闘演習を行ない、3隻の小型対潜艦から発射されたミサイル標的「サマン」を、短距離対空ミサイル30mmガトリング砲で撃墜しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はカムチャツカ沖で対空戦闘演習を行なった]

4月30日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」は、「太平洋エリア」で沿岸への艦砲射撃訓練を行ないました。
場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリア」と言っているので、おそらくは、以前と同様にクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦は艦砲射撃訓練を行なった]

そして5月5日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」ウラジオストクへ帰投しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦は艦砲射撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月30日5時47分配信
【太平洋艦隊の艦は太平洋で戦闘射撃を実施した】

太平洋エリアにおいて太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊艦船支隊は、試験戦術演習の枠組みで空中及び沿岸目標への一連の実地ミサイル及び砲射撃を実施した。

本日(4月30日)、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」で構成される2個戦術艦グループは、地形により隠蔽された場所の沿岸目標への艦載自動機関砲AK-630及びAK-100からの射撃を実施した。
標的は、仮想敵の永久トーチカ及び装備蓄積所を模していた。

以前、アヴァチンスキー湾で、仮想敵の空中攻撃手段からの攻撃を集団で撃退する演習が行なわれた。
「敵」の攻撃を演じる3隻の小型対潜艦は、演習海域へ向けてミサイル標的「サマン」を発射した。
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飛翔する対艦有翼ミサイルを模して発射された標的は、適時に探知され、対空防衛手段により攻撃された。
攻撃を撃退する為、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、対空防衛複合体「オサー」を使用した。
大型対潜艦高射ミサイル複合体「キンジャール」を使用し、戦隊水雷艦「ブイストルイ」30mm6連装自動艦載砲装置AK-630が関わった。



日本海及びオホーツク海におけるロシア太平洋艦隊の戦術演習は、2020年3月25日に始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海とオホーツク海で演習を行なう]

まず初めに、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第11水域保護艦大隊所属の基地掃海艦BT-100、BT-114、BT-232ピョートル大帝湾機雷源の掃海訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日4時38分配信
【太平洋艦隊の掃海艦は、演習中に艦隊の部隊展開ルート上の機雷源の突破へ取り組んだ】

翌3月26日、演習参加艦でヘリコプター搭載能力を有する艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」~は、艦載ヘリコプターKa-27PL(対潜型)Ka-27PS(捜索救助型)(第7062航空基地所属、普段は沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留している)を受け入れ、発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦は日本海でヘリコプター発着訓練を行なった]

翌3月27日、第100揚陸艦旅団(フォキノ駐留)所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)は、ピョートル大帝湾で各種目標への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイは日本海で砲撃訓練を行なった]
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演習部隊主力は3月26日に宗谷海峡へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年3月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

スラバ級ミサイル巡洋艦:ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦:駆逐艦「ブイストルイ」(715)
ウダロイI級駆逐艦2隻:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)、「アドミラル・パンテレーエフ」(548)
グリシャV級小型フリゲート2隻:小型対潜艦「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻:ロケット艇R-14(924)、R-24(946)、R-297(954)、R-20(921)、R-18(937)、R-19(978)
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
アルタイ改級補給艦2隻:中型海洋給油船「イリム」、「イジョラ」
オホーツク級航洋曳船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ」
アムール級工作艦:水上修理所PM-59
オビ級病院船:病院船「イルティシュ」


3月28日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、第66小型ロケット艦大隊所属の小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)も演習へ参加する為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
カムチャツカ方面部隊の出航に先立ち、第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264、MT-265ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港周辺で機雷源の掃海訓練を行ないました。

3月29日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38の協力の下に潜水艦の捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・パンテレーエフは対潜・対空戦闘演習を行なった]

宗谷海峡の東方海域(オホーツク海西部)には未だ流氷が残っており、演習参加部隊は、太平洋艦隊砕氷船「サドコ」「イワン・スサーニン」、そして民間の『ロスモルポルト』社砕氷船「カピタン・フレブニコフ」に先導されて流氷海域を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の砕氷船は宗谷海峡の結氷海域を通過する艦船部隊を先導した]

3月31日、演習部隊に随伴する中型海洋給油船「イリム」(1972年11月17日就役)と「イジョラ」(1970年4月24日就役)は、4隻の小型ロケット艦(「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」、「スメルチ」)駆逐艦「ブイストルイ」へ洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はオホーツク海で洋上補給を行なった]

4月2日以降、クリル諸島南部を含むオホーツク海南部で本格的な実弾射撃演習が始まりました。
20-0401a.jpg
[ロシア海軍太平洋艦隊は2020年4月2日~8日にオホーツク海南部(クリル諸島南部)で実弾射撃演習を行なう]

太平洋艦隊海軍航空隊も演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦術演習へ20機以上の航空機とヘリコプターが参加する]

更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊超音速爆撃機Tu-22M3(イルクーツク州ベラヤ飛行場に駐留する第6952親衛航空基地所属)もオホーツク海へ進出し、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMと共に演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはオホーツク海上空で爆撃機Tu-22M3(バックファイア)を迎撃した]
[ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海のロシア海軍演習へ参加した]

カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3オホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はオホーツク海の演習へ参加した]

4月6日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団麾下の第117水域防護艦大隊所属の海洋掃海艦MT-264(738)とMT-265(718)は、アヴァチンスキー湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の海洋掃海艦は砲撃訓練を行なった]

そして演習の締め括りとして、太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、オホーツク海130㎜連装砲AK-130による陸上砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艦ブイストルイはオホーツク海南部で地上への艦砲射撃訓練を行なった]

砲撃訓練を行なった具体的な場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリアの沿岸射爆場」との事ですから、おそらくはクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。
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これで演習は完了し、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)と、と小型ロケット艦「イネイ」(418)、「モローズ」(409)、「ラズリーフ」(450)、「スメルチ」(423)は母港へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊は演習を終えて基地へ戻る]

他の演習参加艦船(沿海地方から来た艦船)も、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港原潜基地ヴィリュチンスクへ寄港したようです。
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戦隊水雷艦「ブイストルイ」は、4月11日にカムチャツカ半島沖で130mm連装砲AK-13030mm6連装機関砲AK-630による実弾射撃を単独で実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦隊水雷艦ブイストルイはカムチャツカ沖で砲撃訓練を行なった]

病院船「イルティシュ」は、津軽海峡を経由して4月13日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰投した]

4月16日、7隻の大型対潜艦及び小型対潜艦カムチャツカ半島沖で対潜演習を行ないました。
この内、2隻が大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・トリブツ」であり、あとの5隻は小型対潜艦です。
現在、カムチャツカ方面には6隻の小型対潜艦MPK-82(375)、MPK-107(332)、「ウスチ・イリムスク」(362)、「ホルムスク」(369)、「メチェーリ」(323)、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)が居ますので、この内の5隻が演習へ参加したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と小型対潜艦はカムチャツカ半島沖で対潜演習を行なった]

4月20日、第2親衛ロケット艇大隊(ウラジオストク南部ウリス湾に駐留)所属の6隻のロケット艇(R-14、R-24、R-297、R-20、R-18、R-19)サハリン沖で対空防衛演習を行ないました。
対潜哨戒機Il-38Nが空中標的を投下しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月20日6時5分配信
【太平洋艦隊の2個ロケット艇グループは空中目標への砲射撃を実施した】

4月24日、ロケット艇R-14、R-24、R-297、R-20、R-18、R-19大型揚陸艦「オスリャービャ」宗谷海峡を西進して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年4月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
ロシア海軍当局からの発表は有りませんが、その後、母基地(ロケット艇ウラジオストク南部ウリス湾大型揚陸艦フォキノ)へ戻ったようです。

4月27日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」は、カムチャツカ半島沖で対空戦闘演習を行ない、3隻の小型対潜艦から発射されたミサイル標的「サマン」を、短距離対空ミサイル30mmガトリング砲で撃墜しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はカムチャツカ沖で対空戦闘演習を行なった]

4月30日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦隊水雷艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・トリブツ」は、「太平洋エリア」で沿岸への艦砲射撃訓練を行ないました。

場所は明らかにされていませんが、「太平洋エリア」と言っているので、おそらくは、以前と同様にクリル諸島南部の何れかの島の太平洋側の海岸でしょう。