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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはオーストラリアを去り、太平洋へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年4月28日3時41分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」はオーストラリア訪問を完了した】

太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、オーストラリアタウンズビル港への業務寄港を完了し、水、燃料、食料の在庫を完全な基準まで補充した。

太平洋艦隊の船は、南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる遠距離航海を続ける。
探検計画に沿って、「マルシャル・ゲロヴァーニ」太平洋エリアで一連の調査を行なう。

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」ウラジオストクから出航して以来、船は既に10000海里以上を進み、インドネシアジャカルタタンジュン・プリオク港へ到着し、この30年で初めて地球南磁極点正確な座標を確定する為の測定を行ない、更には、この海域の水文調査を行なった。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
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この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。


現役復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、南極遠征となり、2020年3月3日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した]

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は3月18日にインドネシアジャカルタへ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを訪問した]

3月25日にジャカルタを出航し、南極へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを去り、南極へ向かった]

4月9日、南極沖へ到着し、バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と合流しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年4月9日16時27分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は南極で合流した】

デュルヴィル海「マルシャル・ゲロヴァーニ」南磁極の測定を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南磁極を調査した]
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その後、南極を離れ、4月26日にはオーストラリアタウンズビル港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはオーストラリアのタウンズビル港を訪れた]
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4月28日にタウンズビル港を出航しました。

今後、「マルシャル・ゲロヴァーニ」太平洋上で各種調査を行ないます。


「マルシャル・ゲロヴァーニ」と共に南極遠征を行なったバルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、昨年12月3日に南極へ向けて出航し、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行ないました。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れ、ウルグアイモンテビデオへ寄港した後、3月16日に南極沖へ到着しています。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]
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その後、南極を離れ、4月25日にはセーシェル諸島へ到着しています。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはセーシェル諸島へ到着した]


記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはオーストラリアのタウンズビル港を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月26日5時17分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は業務寄港の為にオーストラリアのタウンズビル港へ到着した】

南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる遠距離航海を続けている太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、業務寄港の為にオーストラリアタウンズビル港へ到着し、水、燃料、食料の在庫を完全な基準まで補充する。

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」ウラジオストクから出航して以来、船は既に約10000海里以上を進み、インドネシアジャカルタタンジュン・プリオク港へ到着し、この30年で初めて地球南磁極点正確な座標を確定する為の測定を行ない、更には、この海域の水文調査を行なった。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
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この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。


現役復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、南極遠征となり、2020年3月3日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した]

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は3月18日にインドネシアジャカルタへ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを訪問した]

3月25日にジャカルタを出航し、南極へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを去り、南極へ向かった]

4月9日、南極沖へ到着し、バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と合流しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年4月9日16時27分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は南極で合流した】

デュルヴィル海「マルシャル・ゲロヴァーニ」南磁極の測定を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南磁極を調査した]
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その後、南極を離れ、4月26日にはオーストラリアタウンズビル港へ入港しました。
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「マルシャル・ゲロヴァーニ」と共に南極遠征を行なったバルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、昨年12月3日に南極へ向けて出航し、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行ないました。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れ、ウルグアイモンテビデオへ寄港した後、3月16日に南極沖へ到着しています。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]
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その後、南極を離れ、4月25日にはセーシェル諸島へ到着しています。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはセーシェル諸島へ到着した]


記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはセーシェル諸島へ到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年4月25日17時10分配信
【バルト艦隊探検隊はセーシェルへ到着した】
モスクワ、4月25日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、土曜日にセーシェル諸島へ到着したが、コロナウイルスが流行しているが故に、乗組員が沿岸へ上陸する事は無い。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、探検隊指揮官オレグ・オシポフ1等海佐より伝えられた。

船は3月9日にモンテビデオから出航し、アデレード島及びべリングスハウゼン海エリアで南極沿岸の追加調査を行ない、ピョートル1世島を調査し、南極エリアでの作業を行なった。
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「私共はセーシェルへ、物資~クロンシュタットまで移動する為に必要な燃料、水、食料~の補充の為だけに寄港いたしました。
コロナウイルスに関連して、セーシェル諸島への滞在計画は変更されました。
休養が計画されておりましたが、現行の制限により、沿岸への上陸は無くなりました」
オシポフ
は話した。

彼によると、全世界における切実なコロナウイルスの問題は、今後も乗組員へ影響を及ぼすだろう。

「この計画で、遠征ルートが調整され、私共は、紅海と地中海を経由せず、アフリカの西を一周します。
これにより、帰路へ必要な距離は3000海里増加しますが、地中海の港への寄港が無くなった事を考慮すれば、航海距離の増加は、僅かなものです」

探検隊指揮官は言った。

バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、2019年12月3日から南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる世界一周大洋探検へ参加している。
探検は、2020年6月までの半年以上続き、この間に南極での大規模な水路調査及び水文学調査が計画されている。



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プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。


2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

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2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


なお、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居ました。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】

2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まりました。
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オーバーホール完了後、2019年11月に洋上試験を行ない、バルト艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはオーバーホール後の航行試験を開始した]


2019年12月3日にクロンシュタットを出航し、南極調査航海へ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く]
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極調査航海へ出発した]


2019年12月12日にはポルトガルリスボンへ寄港し、大西洋中部で2020年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは洋上で新年を迎える]
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2020年1月11日から15日までブラジルリオデジャネイロを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月15日1時2分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はリオデジャネイロ港への業務寄港を完了した】

2020年1月19日から21日までウルグアイモンテビデオを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月19日22時15分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへ入った】

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その後、北方艦隊プロジェクト22010海洋学調査船「ヤンターリ」(2015年5月23日就役)と合流し、1月27日に南極べリングスハウゼン基地へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極大陸へ到着した]
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「アドミラル・ウラジーミルスキー」べリングスハウゼン基地周辺で1ヶ月間に渡り海洋調査を行ない、2月28日に同基地を去り、ウルグアイモンテビデオへ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

3月5日にモンテビデオへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月5日23時0分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへの業務寄港を行なった】

現在、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には20名の女性が乗っています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月7日7時0分配信
【ロシア海軍総司令官は世界一周探検中の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」船上の女性を祝福した】

3月10日にモンテビデオを出航し、再び南極へ向かいました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月10日17時56分配信
【大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへの業務寄港を滞りなく完了し、再び南極へ進路を取った】

3月16日に再び南極へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]

4月9日には、2020年3月3日にウラジオストクから南極へ向かった太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」デュルヴィル海で合流しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年4月9日16時27分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は南極で合流した】

デュルヴィル海「マルシャル・ゲロヴァーニ」南磁極の測定を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南磁極を調査した]
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その後、「アドミラル・ウラジーミルスキー」南極を離れてインド洋へ向かい、4月25日にセーシェル諸島へ到着しました。
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何時ものパターンなら、ここで各種物資(燃料、水、食料)を補充し、乗組員は上陸する所ですが、今回は全世界的なコロナウイルス流行の為、物資の補充のみを行ない、乗組員の上陸は取り止めとなりました。


記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南磁極を調査した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年4月13日6時48分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は南磁極地域の調査を行なった】

太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、遠距離航海を続けている。
ロシア地理学協会の支援下で行なわれる探検は3ヶ月以上続き、南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる。

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」ウラジオストクから出航して以来、船は既に約9000海里を進んでいる。

デュルヴィル海水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と合流し、その後、予想される地球南磁極点へ進み、年に数キロメートル位置が変わる正確な座標を確定する為、専門家は必要な測定、更には、この海域の水文調査を行なった。
ほぼ30年の間、南磁極の位置は、適切な計算により、遠隔地で決められていた事は注目に値する。

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は移動ルートに沿って進み続ける。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
19-0105b.jpg

この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。


現役復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、南極遠征となり、2020年3月3日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した]

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は3月18日にインドネシアジャカルタへ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを訪問した]

3月25日にジャカルタを出航し、南極へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを去り、南極へ向かった]

4月9日、南極沖へ到着し、バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と合流しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年4月9日16時27分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は南極で合流した】

デュルヴィル海「マルシャル・ゲロヴァーニ」南磁極の測定を行ないました。
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大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は昨年12月3日に南極へ向けて出航し、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行ないました。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れ、ウルグアイモンテビデオへ寄港した後、3月16日に南極沖へ到着しています。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを去り、南極へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月25日3時28分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」はインドネシアへの非公式訪問を完了した】

太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、3月18日に到着したインドネシアへの非公式訪問のを完了した。

ジャカルタ北方のタンジュン・プリオク港で乗組員は水と燃料を完全な基準まで補充し、南極沿岸への遠距離航海を続ける。

3月3日から行なわれている水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」の航海はロシア地理学協会の支援下で行なわれ、南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる。
航海は3ヶ月以上続く。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
19-0105b.jpg

この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。


現役復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、南極遠征となり、2020年3月3日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した]

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は3月18日にインドネシアジャカルタへ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを訪問した]

3月25日にジャカルタを出航し、南極へ向かいました。


バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は昨年12月3日に南極へ向けて出航し、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行ないました。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れ、ウルグアイモンテビデオへ寄港した後、3月16日に南極沖へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]
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今後、「マルシャル・ゲロヴァーニ」も合流します。
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
20-0319d.jpg

この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニはインドネシアを訪問した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月18日13時39分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は非公式訪問の為にインドネシアへ到着した】

本日(3月18日)、太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は非公式訪問の為にインドネシアへ到着した。

船は、太平洋艦隊大洋調査探検部長アレクサンドル・ヴィノグラードフ2等海佐の総指揮の下、3月3日から南極沿岸への遠距離航海任務を遂行している。
航海はロシア地理学協会の支援下で行なわれ、南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる。
航海は3ヶ月以上続く。

インドネシアジャカルタ北方のタンジュン・プリオク港で、乗組員は水と燃料を完全な基準まで補充し、太平洋艦隊将兵の為に、休養と文化プログラムが提供される。

訪問完了は3月21日に予定されている。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
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この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。


現役復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、南極遠征となり、2020年3月3日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した]

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は3月18日にインドネシアジャカルタへ寄港しました。


バルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は昨年12月3日に南極へ向けて出航し、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行ないました。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れ、ウルグアイモンテビデオへ寄港した後、3月16日に南極沖へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した]
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今後、「マルシャル・ゲロヴァーニ」も合流します。
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)
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ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは再び南極へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月16日14時0分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、世界一周探検の枠組みにおける海洋調査の為にべリングスハウゼン海へ到着した】

ロシア海軍大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、本日(3月16日)、ロシア船員による南極発見200周年及びイワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へ捧げられる世界一周探検の第5段階の枠組みにおける海洋調査を実施する為にべリングスハウゼン海へ到着した。
探検は2019年12月に始まり、今年6月まで続く。
ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、ロシア海軍総司令部の下のロシア地理学協会センターで船の到着の報告を受けた。

べリングスハウゼン海での調査中に大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、特に、海上航海地図を校正し、それを迂回する目的でピョートル1世島の沿岸の近隣海域を調査する。
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ピョートル1世島は無人であり、太平洋側の南極部分~南極海岸から400kmのべリングスハウゼン海に位置し、海域はアレクサンドル1世島に隣接する。
島は1821年1月11日(旧暦)にファッデイ・べリングスハウゼン及びミハイル・ラーザレフが指揮するロシア探検隊により発見され、ロシア常備艦隊を作った皇帝ピョートル1世に敬意を表して命名された。

島は南緯60度の南に在り、南極に関する国際合意が適用される。

ロシア海軍総司令部の下のロシア地理学協会センター(サンクトペテルブルク)では、海軍本部が毎日受け取っている大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」の世界一周探検のデータが分析されている。

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、世界一周探検の全ての段階を入念に分析する任務を与えた。
その規模と重要性は、世界の大洋研究におけるロシア海軍の行動の価値ある継続である。

2020年6月まで続く大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」の探検中、様々なルートで水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」大洋研究調査船「ヤンターリ」が参加する。
探検ルートは、このように、1月28日の南極発見日に大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」大洋研究調査船「ヤンターリ」「べリングスハウゼン」ステーションへ到着し、ステーションの要員と共に記念行事を行なうように計画された。
探検は、ロシア地理学協会との綿密な連携により実行されている。



プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。

2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

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2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


なお、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居ました。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】

2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まりました。
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オーバーホール完了後、2019年11月に洋上試験を行ない、バルト艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはオーバーホール後の航行試験を開始した]


2019年12月3日にクロンシュタットを出航し、南極調査航海へ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く]
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極調査航海へ出発した]


2019年12月12日にはポルトガルリスボンへ寄港し、大西洋中部で2020年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは洋上で新年を迎える]
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2020年1月11日から15日までブラジルリオデジャネイロを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月15日1時2分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はリオデジャネイロ港への業務寄港を完了した】

2020年1月19日から21日までウルグアイモンテビデオを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月19日22時15分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへ入った】

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その後、北方艦隊プロジェクト22010海洋学調査船「ヤンターリ」(2015年5月23日就役)と合流し、1月27日に南極べリングスハウゼン基地へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極大陸へ到着した]
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
19-0105f.jpg

この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)

「アドミラル・ウラジーミルスキー」べリングスハウゼン基地周辺で1ヶ月間に渡り海洋調査を行ない、2月28日に同基地を去り、ウルグアイモンテビデオへ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

3月5日にモンテビデオへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月5日23時0分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへの業務寄港を行なった】

現在、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には20名の女性が乗っています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月7日7時0分配信
【ロシア海軍総司令官は世界一周探検中の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」船上の女性を祝福した】

3月10日にモンテビデオを出航し、再び南極へ向かいました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年3月10日17時56分配信
【大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへの業務寄港を滞りなく完了し、再び南極へ進路を取った】

3月16日に再び南極へ到着しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の水路調査船マルシャル・ゲロヴァーニは南極調査航海へ出発した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年3月3日15時57分配信
【太平洋艦隊の水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」はウラジオストクから南極への遠距離航海へ出発した】

本日(3月3日)、太平洋艦隊水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」ウラジオストクから南極沿岸への遠距離航海へ出発した。
南極発見200周年及びイワン・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へと捧げられる航海は、ロシア地理学協会の支援下で行なわれ、3ヶ月間続く。

航海の前に「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ウラジオストク艦船修理センター『ダーリザヴォード』をベースにして修理が行なわれ、その中で、各システム及びメカニズムは、より最新のものと交換された。

デュルヴィル海「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、2019年12月3日からロシア海軍の世界一周大洋調査探検へ参加しているバルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」との合流を計画している。

海上および南極沖の移動中に太平洋艦隊の専門家は、深さの測定及び一連の航路途中での調査を行なう。

航海中に「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、マレーシア、オーストラリア、フィリピン、大韓民国の港を訪れる。

航海指揮官は、太平洋艦隊探検部長アレクサンドル・ヴィノグラードフ2等海佐である。



プロジェクト862水路調査船の16番船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、ポーランドグダニスク造船所で建造され、1983年7月29日に就役しました。
就役後は、太平洋艦隊へ配備され、現在に至っております。
19-0105b.jpg

この数年間はウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれ、2020年2月中旬に艦隊へ復帰しました。

復帰後の「マルシャル・ゲロヴァーニ」の最初の任務は、今回の記事の通り、南極遠征になります。

「マルシャル・ゲロヴァーニ」は2020年3月3日にウラジオストクを出航しましたが、既にバルト艦隊大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は昨年12月3日に南極へ向かい、今年1月末から2月末まで南極べリングスハウゼン基地に滞在して各種調査を行なっています。
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[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった]

「アドミラル・ウラジーミルスキー」は2月末に一旦南極を離れていますが、今度は南極大陸太平洋側のデュルヴィル海へ向かい、「マルシャル・ゲロヴァーニ」と合流します。
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(右下がデュルヴィル海)


記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)

ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極を去り、ウルグアイへ向かった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年2月28日0時10分配信
【ロシア海軍の船は南極西部の調査を完了し、ウルグアイのモンテビデオ港へ進路を取った】
モスクワ、2月28日、インタファクス

世界一周探検を行なっているロシア海軍大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、南極西部ベリングスハウゼン海での海洋学研究調査を完了し、モンテビデオ港(ウルグアイ)へ進路を取った。
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部は発表した。

「大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはベリングスハウゼン海での海洋学研究調査を完了し、モンテビデオ港(ウルグアイ)へ進路を取りました。
3月5日に到着します。
船の乗組員は健常であり、機材設備と海洋調査機器は正常モードで動作しております」
ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将
は、大洋研究調査船に乗っている世界一周探検指揮官オレグ・オシポフ1等海佐より報告を受けた。

大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、(2019年)12月3日にクロンシュタット市を去り、ロシア船員による南極発見200周年及びイワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へ捧げられる大規模世界一周大洋探検を開始した。
探検は2020年6月まで続く。



プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。

2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

19-0105h.jpg

2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


なお、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居ました。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】

2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まりました。
19-0105a.jpg

オーバーホール完了後、2019年11月に洋上試験を行ない、バルト艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはオーバーホール後の航行試験を開始した]


2019年12月3日にクロンシュタットを出航し、南極調査航海へ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く]
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極調査航海へ出発した]


2019年12月12日にはポルトガルリスボンへ寄港し、大西洋中部で2020年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは洋上で新年を迎える]
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2020年1月11日から15日までブラジルリオデジャネイロを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月15日1時2分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はリオデジャネイロ港への業務寄港を完了した】

2020年1月19日から21日までウルグアイモンテビデオを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月19日22時15分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへ入った】

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その後、北方艦隊プロジェクト22010海洋学調査船「ヤンターリ」(2015年5月23日就役)と合流し、1月27日に南極べリングスハウゼン基地へ到着しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極大陸へ到着した]
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
19-0105f.jpg

この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)

「アドミラル・ウラジーミルスキー」べリングスハウゼン基地周辺で1ヶ月間に渡り海洋調査を行ない、2月28日に同基地を去り、ウルグアイモンテビデオへ向かいました。

モンテビデオ到着は3月5日に予定されています。

ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極大陸へ到着した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年1月28日0時40分配信
【(ロシア)海軍の調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」と「ヤンターリ」は、ロシア船員による第6大陸発見200周年を祝う為に南極へ到着した】
モスクワ、1月28日、インタファクス

ロシア海軍大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」「ヤンターリ」は、1月28日に「べリングスハウゼン」ステーションで開催されるロシア船員による第6大陸発見200周年を記念する祝賀行事へ参加する為、南極沿岸へ到着した。
火曜日、ロシア連邦国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部の代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。

「双方の船はマクスウェル湾の泊地へ入りました、
ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将が述べたように、現在、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の決定に沿って、南極発見200周年及びイワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン提督生誕250周年記念日へ捧げられる世界一周大洋探検が行なわれております。
探検には、海軍の複数の大洋研究船及び測量船が参加しております。
探検中、定められた航路上で、大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーへ、他のロシア海軍の測量船及び調査船~具体的には、測量船マルシャル・ゲロヴァーニと大洋研究調査船ヤンターリが合流します」
ディガロ
は話した。

彼は、探検は、ロシア地理学協会との綿密な連携により、2019年12月から2020年6月まで実施されると説明した。
行程は、南極発見記念日の2020年1月28日に大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」「ヤンターリ」ロシア南極ステーション「べリングスハウゼン」へ到着し、ステーションの要員と合同で記念行事を行なうように計画されている。

その過程で、特殊な海底地形データを取得し、南極を洗う海での海洋学及び水文気象学の研究により、気候データベースの大幅な充足が可能となる。
「国際航海地図を現代の水準で作成し、保持するというロシア連邦の国際的義務に沿って、ベリングスハウゼン海での水路作業が計画されており、その資料により、1998年発行のロシア航海地図INT9172の改定が可能となります。
航路測定データは、全ての海と大洋の航海地図の情報を明確化する為に使用されます。
デュルヴィル海では、南磁極の位置を明確する為の作業が計画されております」
国防省
下の海軍の代理人は説明した。



プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。

2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

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2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


なお、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居ました。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】

2018年5月末にはシチリア島へ到着しました。


2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まりました。
19-0105a.jpg

オーバーホール完了後、2019年11月に洋上試験を行ない、バルト艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはオーバーホール後の航行試験を開始した]


2019年12月3日にクロンシュタットを出航し、南極調査航海へ向かいました。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く]
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは南極調査航海へ出発した]


2019年12月12日にはポルトガルリスボンへ寄港し、大西洋中部で2020年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは洋上で新年を迎える]
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20-0128a.jpg
2020年1月11日から15日までブラジルリオデジャネイロを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月15日1時2分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はリオデジャネイロ港への業務寄港を完了した】

2020年1月19日から21日までウルグアイモンテビデオを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2020年1月19日22時15分配信
【ロシア海軍の大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」はモンテビデオへ入った】

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その後、北方艦隊プロジェクト22010海洋学調査船「ヤンターリ」(2015年5月23日就役)と合流し、1月27日に南極べリングスハウゼン基地へ到着しました。
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記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)

今回の南極調査航海には、「アドミラル・ウラジーミルスキー」「ヤンターリ」の他に、太平洋艦隊プロジェクト862測量船「マルシャル・ゲロヴァーニ」(1983年7月29日就役)も参加します。
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