FC2ブログ

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に留まる

21-0427b.jpg
21-0427d.jpg
21-0427c.jpg
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月26日17時28分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦は未だ黒海へ留まる】

クリミア及び隣接海域での大規模演習後、北方艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」と「コンドポガ」は黒海へ留まる。
4月26日・月曜日、ロシア連邦国防省広報サービスは発表した。


先週のクリミア演習中、「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」の乗組員は、南方軍管区の部隊と合同で演習任務へ取り組んだ事が想い起こされる。

北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ大将は、冬季訓練期間の成績査定検査中、顕著な働きを見せた将兵へ感謝した。
特に、西方軍管区の射爆場での演習へ参加した部隊の減少は続いている。
北方艦隊独立自動車化射撃旅団の部隊は、鉄道輸送で恒久駐屯所へ戻った。

国防相セルゲイ・ショイグは4月22日に、クリミアの演習は成功裏に実行され、戦闘準備態勢の抜き打ち検査の目的は達成されたと言った。
この活動に関わった部隊は、5月1日までに恒久駐屯所へ戻らなければならない。

「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」は、プロジェクト775大型揚陸艦である。
各々は艦内へ強化戦車中隊を積載できる:12両の戦車或いは17両の装甲歩兵戦闘車または装甲兵員輸送車、更には250名の揚陸隊員

プロジェクト775大型揚陸艦の自立航海期間は6ヶ月。
兵装-2基の口径57mm2連装砲装置AK-725、2基の一斉射撃噴射推進火力システムA-125「グラード-M」の発射装置、4基の高射ミサイル複合体「ストリェラー-3」発射装置と携帯式高射ミサイル複合体「イグラ」



プロジェクト775大型揚陸艦の7番艦BDK-182は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月4日に起工され、1976年7月17日に進水し、1976年12月30日にソ連海軍へ納入され、翌1977年2月23日に海軍旗掲揚式典を開催して正式に就役し、北方艦隊へ編入されました。
1999年2月9日に「コンドポガ」と命名されました。

プロジェクト775の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。
2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」と命名されました。

この2隻はプロジェクト775の第1グループ(1974年~1979年に計12隻就役)に属しており、当初は「中型揚陸艦」に分類されていましたが、1977年には「大型揚陸艦」へ艦種変更されました。


「コンドポガ」(027)は、2012年7月から8月まで地中海東部への遠距離航海を行ないました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)は、2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

この数年間は、2隻とも北方艦隊北極遠征部隊「常連」でした。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、2021年3月下旬頃に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
21-0418b.jpg
21-0418a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った]

4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊南方軍管区の上陸演習へ参加しました。

[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]

演習が終わった後、セヴァストーポリへ入港しました。

2隻の大型揚陸艦は、直ぐに母港には戻らず、暫くの間は黒海に留まるようです。
スポンサーサイト



ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った

21-0418b.jpg
21-0418a.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年4月17日13時17分配信
【北方艦隊の2隻の大型揚陸艦は黒海へ入った】
イスタンブール、4月17日、インタファクス

北方艦隊の2隻の大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」は、土曜日に黒海エリアへ入った。
イスタンブールのサイトは伝え、海峡を通行する写真を公表した。

戦闘艦セヴァストーポリへ向かっている事は確実である。

手元の情報によれば、現在、地中海には、バルト艦隊の2隻の大型揚陸艦「カリーニングラード」「コロリョーフ」が居る。
3月末、これらはジブラルタル海峡を通過した。
21-0413b.jpg
21-0413c.jpg


土曜日に黒海艦隊は、15隻のカスピ小艦隊の艦艇が演習の為に黒海へ移動したと発表した。
「カスピ小艦隊艦艇支隊は、ケルチ海峡のクリミア大橋を通過して黒海へ入りました」
艦隊
の声明では、こう述べられた。
21-0418e.jpg
21-0418f.jpg
軍は、前日に支隊黒海艦隊の運用管轄下に入り、テムリュク港で燃料と食料の備蓄を補充したと発表した。

「成績査定検査への合格の計画に沿って、カスピ小艦隊の艇の乗組員は、黒海艦隊の部隊と協同でテスト海上演習へ参加します」
艦隊
の声明では、こう述べられた。

土曜日に南方軍管区は、50機以上の航空機黒海エリア上空の演習へ関わると発表した。



ロシア海軍大型揚陸艦は、2013年1月以降、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる『シリア・エクスプレス』に従事しています。
18-0616a.jpg

「シリア・エクスプレス」へ参加しているのは主に黒海艦隊所属艦ですが、この他に北方艦隊バルト艦隊の艦が派遣される事も有ります。


プロジェクト775大型揚陸艦の7番艦BDK-182は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月4日に起工され、1976年7月17日に進水し、1976年12月30日にソ連海軍へ納入され、翌1977年2月23日に海軍旗掲揚式典を開催して正式に就役し、北方艦隊へ編入されました。
1999年2月9日に「コンドポガ」と命名されました。

プロジェクト775の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。
2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」と命名されました。

この2隻はプロジェクト775の第1グループ(1974年~1979年に計12隻就役)に属しており、当初は「中型揚陸艦」に分類されていましたが、1977年には「大型揚陸艦」へ艦種変更されました。


「コンドポガ」(027)は、2012年7月から8月まで地中海東部への遠距離航海を行ないました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)は、2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

この数年間は、2隻とも北方艦隊北極遠征部隊「常連」でした。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、2021年3月下旬頃に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。


なお、今回の記事では地中海に居ると書かれているバルト艦隊大型揚陸艦「カリーニングラード」(102)と「コロリョーフ」(130)も、北方艦隊の2隻の大型揚陸艦に続き、ボスポラス海峡を北上して黒海へ入っています。
21-0418c.jpg
21-0418d.jpg

ロシア海軍北方艦隊の多機能後方支援船エリブルスはバレンツ海でPQ-17船団の沈没船を捜索する

21-0311g.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年3月17日16時25分配信
【「エリブルス」船はバレンツ海で北方艦隊とロシア地理学協会の複合探検任務の処理へ着手した】

前日の3月16日にバレンツ海へ出航した多機能後方支援船「エリブルス」は、愛国行為『戦争を忘れない』の枠組みで行なわれる北方艦隊ロシア地理学協会の複合探検計画の下での調査へ着手した。

現在、北方艦隊の船は、バレンツ海中央海域へ移動している。
船上に居る調査グループは、戦争中に悲劇で知られる船団PQ-17で沈んだ連合国の艦船を捜索する目的で、海底の地形を測量し、そのついでに海域の調査を行なう。

歴史家が以前に指摘した海域の1つへ到着すると、「エリブルス」船に乗っている調査グループは、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」により特定されたある種の大きな寸法の水中物体の追加調査の実施を計画している。

探検は複数の段階で構成されており、2021年9月まで続く。
それには地理学協会の水中捜索者が参加し、北方艦隊水路調査船及び水路調査艇砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」多機能後方支援船「エリブルス」、コラ多種戦力小艦隊の艦が関わる。

2018年から2020年に北方艦隊は、ロシア地理学協会と合同で、北極圏、バレンツ海、白海で数回の探検を実施した。
これらの探検はロシア連邦国防省首脳から高い評価を受け、2019年には国家賞『クリスタル・コンパス』が授与された。



18-0409f.jpg
プロジェクト23120多機能後方支援船の1番船「エリブルス」(ロシア南部大カフカース山脈エリブルス山)は、2012年11月14日にサンクトペテルブルク『北方造船所』で起工され、2015年6月26日に進水し、2018年4月9日にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入されました。
[プロジェクト23120多機能後方支援船エリブルスはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2019年2月末から7月下旬まで行なわれたフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海へ同行しました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2021年3月16日、バレンツ海へ出航しました。

現在、北方艦隊砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」第2世界大戦中の1942年7月初頭にドイツ軍の攻撃によりバレンツ海で壊滅したPQ-17船団の沈没船の調査を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の砕氷船イリヤー・ムーロメツはバレンツ海でPQ-17船団の沈没船を捜索する]
21-0311d.jpg
21-0311c.jpg
21-0311b.jpg
21-0311e.jpg

「エリブルス」PQ-17船団の捜索へ加わります。

ロシア海軍北方艦隊の砕氷船イリヤー・ムーロメツはバレンツ海でPQ-17船団の沈没船を捜索する

21-0311f.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年3月10日17時20分配信
【砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」はバレンツ海で北方艦隊とロシア地理学協会の複合探検任務の処理へ着手した】

北方艦隊の砕氷及び水路調査保障部隊の一連の任務を処理する為、数日前にバレンツ海へ出航した砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、愛国行為『戦争を忘れない』の枠組みで行なわれる北方艦隊ロシア地理学協会の複合探検計画の下での調査の実行へ着手した。

現在、砕氷船バレンツ海中央部分の氷縁境界付近で行動している。
調査グループは、先ず第一に、第2次世界大戦中、悲劇で知られる船団PQ-17で沈んだ連合国の艦船を捜索する目的で、海底の地形を測量し、そのついでに海域の調査を行なう。

歴史家が以前に指摘した海域の1つでの捜索中、既にある種の大きな寸法の水中物体が発見されており、今後の分類の為、より詳細な調査と研究を必要とする。

この物体の追加調査は、近い内に複合探検任務の処理へ参加する北方艦隊多機能後方支援船「エリブルス」や、探検計画下で行動する他の船により行なわれる事が計画されている。

探検は複数の段階で構成されており、2021年9月まで続く。
それには地理学協会の水中捜索者が参加し、北方艦隊水路調査船及び水路調査艇砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」多機能後方支援船「エリブルス」、コラ多種戦力小艦隊の艦が関わる。

2018年から2020年に北方艦隊は、ロシア地理学協会と合同で、北極圏、バレンツ海、白海で数回の探検を実施した。
これらの探検はロシア連邦国防省首脳から高い評価を受け、2019年には国家賞『クリスタル・コンパス』が授与された。



P21180.jpg

現在のロシアは、原子力砕氷船「アルクチカ」型を筆頭に各種砕氷船を保有していますが、これらの砕氷船ロシア海軍の所属ではありません。

ソ連邦海軍時代には、プロジェクト97砕氷船が8隻建造され、1960年から1970年に掛けて就役しました。
プロジェクト97『アドミラルティ造船所』で建造されました。

先代の砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」(プロジェクト97K)は1965年12月にソ連海軍へ納入され、太平洋艦隊へ配備されました。
15-0423b.jpg
15-0423c.jpg
ソ連邦解体後の1993年6月にロシア海軍から除籍されました。

初代「イリヤー・ムーロメツ」が姿を消してから20年以上経った2015年4月23日、プロジェクト21180砕氷船の1番船として新たな「イリヤー・ムーロメツ」が起工されました。
[ロシア海軍の為の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは2015年4月23日に起工される]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは起工された]


2代目「イリヤー・ムーロメツ」は2016年6月10日に進水しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]


進水後、『アドミラルティ造船所』の岸壁で艤装工事が進められ、係留試験が行なわれました。
17-0609b.jpg

「イリヤー・ムーロメツ」は、2017年7月22日から洋上試験~工場航行試験の第1段階を開始しました。
17-0831b.jpg

第1段階試験は8月29日に終了しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは洋上試験の第1段階を終えた]

続いて9月上旬まで工場航行試験の第2段階が実施されました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年9月14日1時7分配信
【最新砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は工場試験弾2段階を実行した】


これで工場航行試験は完了し、10月4日から最終洋上試験である国家受領試験が始まる予定でしたが、1日遅れて10月5日にサンクトペテルブルクを出航しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは2017年10月4日に最終洋上試験を開始する]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツの最終洋上試験はバルト海で始まった]


「イリヤー・ムーロメツ」の国家受領試験は11月下旬に完了し、2017年11月30日にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア海軍旗の初掲揚式典、即ちロシア海軍への就役式典が開催されました。
同時に造船所からロシア海軍への納入証書への署名も行われたようです。

[新型砕氷船イリヤー・ムーロメツ、ロシア海軍へ就役(2017年11月30日)]

「イリヤー・ムーロメツ」は2017年12月26日にバルチースク基地を出港し、2018年1月2日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは北方艦隊基地へ到着した]


18-0428d.jpg
4月12日には砕氷試験の為にセヴェロモルスク基地から出航し、4月24日にはカルスキエボロタ海峡へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年4月24日14時26分配信
【北方艦隊の最新砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」はカルスキエボロタへ入った】

4月末には未だ氷が張っている白海へ向かい、北方艦隊戦略用途原子力水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」を先導してセヴェロドヴィンスクへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新砕氷船イリヤー・ムーロメツは白海の結氷海域で戦略用途原子力水中巡洋艦ユーリー・ドルゴルーキーを先導した]

2018年8月上旬~10月上旬に実施されたロシア北方艦隊の7回目の北極海遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]

2019年8月初頭~9月末に実施されたロシア北方艦隊の8回目の北極海遠征へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]

2020年8月初頭~10月下旬に実施されたロシア北方艦隊の9回目の北極海遠征へ参加しました。
[]ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)


2021年3月上旬にバレンツ海へ出航し、第2世界大戦中の1942年7月初頭、ドイツ軍の攻撃によりバレンツ海で壊滅したPQ-17船団の沈没船の捜索を開始しました。
21-0311d.jpg
21-0311c.jpg
21-0311b.jpg
21-0311e.jpg

今後、プロジェクト23120多機能後方支援船「エリブルス」(2018年4月9日就役)も捜索活動へ参加します。
[プロジェクト23120多機能後方支援船エリブルスはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
21-0311g.jpg

ロシア海軍北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフは大将に昇進した

20-1211h.jpg

『タス通信』より
2020年12月10日23時23分配信
【プーチンは北方艦隊司令官モイセーエフへ大将の階級を授けた】
モスクワ、12月10日/タス通信

大統領ウラジーミル・プーチンは、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフへ大将の軍事階級を授ける法令へ署名した。
対応する法令は、木曜日に法律情報公式インターネットポータルで公開された。

更に、北東軍集団司令官アレクサンドル・ユダシェフは中将の階級を得た。

アレクサンドル・モイセーエフは、ロシアの軍事指導者であり、ロシア英雄(2011年)である。
北方艦隊潜水部隊司令官(2012年~2016年)
北方艦隊参謀長兼第1副司令官(2016年~2017年)
ロシア連邦軍参謀本部次長(2017年~2018年)
黒海艦隊司令官(2018年~2019年)
2019年から北方艦隊司令官。



アレクサンドル・アレクセーヴィチ・モイセーエフは、1962年4月16日にカリーニングラード州グヴァルジェイスキー地域ボルスコエ集落で生まれました。

1981年には徴兵されてウラル軍管区の兵士として勤務し、1982年にレニングラード(現サンクトペテルブルク)のA.S.ポポフ記念電波電子海軍高等学校へ入学し、1987年に卒業しました。

少尉任官後、北方艦隊戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦K-117「ブリャンスク」へ配属されました。

1994年には戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦K-18「カレリア」へ転属し、1995年7月にはK-117「ブリャンスク」副長に任命されました。

1997年11月から2001年7月まで戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-407「ノヴォモスコフスク」の艦長を務め、1998年7月7日には弾道ミサイルR-29RMをベースにしたロケット「シチーリ」で、ドイツ人工衛星2基の打ち上げに成功しています。

2003年にソ連邦海軍元帥N.G.クズネツォフ記念海軍アカデミーを卒業しました。

2003年6月に北方艦隊第31潜水艦師団参謀長に任命され、2006年8月には第12潜水戦隊副司令官に任命されました。

2007年8月から2009年8月まで第31潜水艦師団司令官を務め、2008年9月には、戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-44「リャザン」太平洋艦隊への回航の指揮官も務めました。
[デルタIII型戦略原潜「リャザン」、太平洋艦隊へ回航 ]

2011年2月14日にロシア連邦英雄称号を受けました。

2009年にロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーへ入学し、2011年春に卒業した後、2011年6月から2012年4月まで北方艦隊潜水艦部隊副司令官を務め、その後、司令官に昇格しました。

2013年2月20日に少将へ昇進し、2015年6月11日は中将に昇進しました。

2016年4月5日には北方艦隊参謀長、2017年11月22日にはロシア連邦軍参謀本部次長に任命されています。

2018年6月、黒海艦隊司令官に任命されました。
[アレクサンドル・モイセーエフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官に任命された]

2019年5月3日付で北方艦隊司令官に任命されました。
[ニコライ・エフメノフ大将はロシア海軍総司令官に就任した]

2020年12月10日付で大将に昇進しました。

極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験の支援任務に従事したロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスク基地へ帰投した

20-1127d.jpg
20-1127e.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年11月27日14時1分配信
【ミサイル「ツィルコン」の試験を支援した艦はセヴェロモルスクへ戻った】
モスクワ、11月27日、インタファクス

前日に新たな極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験海域を保護したロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊主要基地~セヴェロモルスクへ戻った。
金曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「彼らは1週間以上海に滞在し、困難な嵐の条件下で行動しました。
出航の最終段階で艦の乗組員は、極超音速ミサイル"ツィルコン"の試験実施海域の保護を保障しました」
北方艦隊
の声明では、こう述べられた。

広報サービスは、セヴェロモルスク「アドミラル・カサトノフ」乗組員は、最初の遠距離航海の準備を行なうと述べた~フリゲートは、戦闘艦・支援船支隊を率いる。

11月26日、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、白海エリアからバレンツ海の標的へ極超音速ミサイル「ツィルコン」の射撃を実施した。
「客観的観測データによると、極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は450km離れた海上目標を成功裏に撃破しました。
ミサイルの飛翔速度はマッハ8以上になりました」
ロシア連邦国防省
は伝えた。

ロシア連邦国防省は、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」による最初の「ツィルコン」の射撃は今年10月初頭に実施されたと述べた。

2019年2月、連邦教書演説においてロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、ミサイル「ツィルコン」は、約マッハ9の速度(マッハ-音の速度)で距離1000km以上の地上及び水上目標の撃破が可能であると述べた。

大統領は2019年12月2日に、今後数年間のロシア海軍の能力の強化は、「ツィルコン」(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』)使用の為に完成するフリゲート及び潜水艦の戦闘編制への受け入れに多くを依存していると言った。

昨年12月、プーチンは、極超音速ミサイル「ツィルコン」の作業計画は、海上のみならず、地上配置に関しても進められていると話した。

今年3月、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフは、北方艦隊潜水艦は近い内に極超音速兵器の試験への着手を計画していると話した。



ロシア北方艦隊プロジェクト1164「アトラント」(「スラヴァ」級)ロケット巡洋艦の2番艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月にセヴェロドヴィンスク市艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されて近代化改装が始まり、2016年12月末に工事と洋上試験を終えて艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]

復帰後は活発に行動しており、最近では、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ロス」バレンツ海まで進出してきた事を受け、同艦の監視任務の為に出航し、ノルウェー海南部まで追跡しています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海とノルウェー海でアメリカ海軍駆逐艦を追跡した後に母港へ帰投した]


1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2020年7月21日に就役した最新鋭艦です。

[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフはロシア海軍へ就役した]

最近では、バレンツ海白海で演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海と白海での演習を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]


2020年11月17日、この2隻はバレンツ海で演習を行なう為、一緒に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

しかし、バレンツ海は悪天候に見舞われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年11月20日18時7分配信
【バレンツ海及び白海の北方艦隊部隊は嵐の下での行動を準備する】

11月26日未明、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」(「アドミラル・カサトノフ」の同型艦)が白海から極超音速ミサイル「ツィルコン」バレンツ海の海上標的へ向けて発射した際、海上標的が置かれた海域の周辺で支援任務に従事しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

「ツィルコン」試験の支援任務を終えた「マルシャル・ウスチーノフ」「アドミラル・カサトノフ」は、11月27日にセヴェロモルスク基地へ帰投しました。

フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は、今後、最初の遠距離航海が予定されています。

なお、同型艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、2019年2月から7月まで世界を一周する遠距離航海を行なっています。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう

20-1112c.jpg
20-1108c.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年11月17日18時19分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦とフリゲートは戦闘演習任務を遂行する為にバレンツ海へ出航した】

本日(11月17日)、北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、計画戦闘訓練任務を遂行する為にバレンツ海へ出航した。

この数日間、艦の乗組員は戦闘班の整然とした行動へ取り組み、航行中及び停泊中に対空及び対潜防衛、ダメージコントロールの一連の艦内演習を行ない、更に北方艦隊航空・防空軍航空隊との連携へ取り組む。

海上での任務遂行を完了した後、ロケット巡洋艦フリゲートは、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスクへ戻る。



ロシア北方艦隊プロジェクト1164「アトラント」(「スラヴァ」級)ロケット巡洋艦の2番艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月にセヴェロドヴィンスク市艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されて近代化改装が始まり、2016年12月末に工事と洋上試験を終えて艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]

復帰後は活発に行動しており、最近では、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ロス」バレンツ海まで進出してきた事を受け、同艦の監視任務の為に出航し、ノルウェー海南部まで追跡しています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海とノルウェー海でアメリカ海軍駆逐艦を追跡した後に母港へ帰投した]


1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2020年7月21日に就役した最新鋭艦です。

[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフはロシア海軍へ就役した]

最近では、バレンツ海白海で演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海と白海での演習を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]


そして2020年11月17日、この2隻はバレンツ海で演習を行なう為、一緒に出航しました。

ロシア海軍北方艦隊の大型海洋給油船セルゲイ・オシポフは北極と北大西洋への遠距離航海を終えて母港へ帰投した

20-1112a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年11月11日18時30分配信
【給油船「セルゲイ・オシポフ」は北方艦隊主要基地で迎えられた】

本日(11月11日)、北方艦隊主要基地~セヴェロモルスク市では、北氷洋北極グループの艦船の、北大西洋大型対潜艦「セヴェロモルスク」の支援任務を遂行した大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」の歓迎式典が開催された。

給油船「セルゲイ・オシポフ」は、コラ湾シャヴォル岬の定係埠頭へ係留された。
乗組員の歓迎式典は、桟橋で開催された。
給油船の船長は、全ての指示された任務を成功裏に遂行した事を北方艦隊副司令官(物資-技術サービス供給担当)ドミトリー・ウクラインツ少将へ報告し、彼は、母国へ戻ってきた船員と給油船を護った海軍歩兵グループを祝福した。

給油船の船長は、伝統により子豚の丸焼きを贈られた。

合計して船は3ヶ月以上海上に滞在し、12000海里以上を航行し、北方艦隊の艦船へ燃料、水、他の液体貨物及び固形貨物の移送を数十回行なった。
給油船から艦へ物資を補充する操作は、北極及び大西洋の環境下で移動中及び停泊中に行なわれた。

沿岸での休養後、大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」乗組員は、北方艦隊の水上艦船の戦闘及び運用訓練を支援する為、海上での新たな訓練と新たな航海の準備を始める



プロジェクト1559V大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」(1973年就役、1997年2月10日までは「ドニエプル」)は、大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)と共に2020年8月5日から北極圏への遠距離航海へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]

遠征部隊の大部分は10月20日までに母港(セヴェロモルスク基地など)へ帰投しましたが、「セヴェロモルスク」「セルゲイ・オシポフ」ノルウェー海を南下して北海へ入り、10月28日にはグレートブリテン島北部のマレー湾(Moray Firth)へ入り、ここで洋上補給を行ないました。
20-1029a.jpg
20-1029b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはグレートブリテン島北部のマレー湾へ入った]

その後、「セヴェロモルスク」マレー湾を離れ、11月6日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは北極と北大西洋への遠距離航海を終えて母港へ帰投した]

しかし、「セルゲイ・オシポフ」マレー湾に留まり、中型偵察艦「ヴィクトール・レオーノフ」への洋上給油を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはスコットランド沖に現れた]

その後、「セルゲイ・オシポフ」もはマレー湾を離れ、11月11日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。

ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはスコットランド沖に現れた

20-1111d.jpg
20-1111e.jpg
『タス通信』より
2020年11月11日5時55分配信
【ブリテンの哨戒艦はスコットランド沖でロシア艦を追跡した】
ロンドン、11月10日/タス通信

ブリテン哨戒艦HMS「タイン」は、ロシア海軍北方艦隊の2隻の艦船をスコットランド東方沖で追跡した。
20-1111f.jpg
火曜日にグレートブリテン海軍広報サービスが発表した声明では、こう述べられた。

「哨戒艦HMSタインは、マレー湾で偵察艦ヴィクトール・レオーノフと、同行する給油船セルゲイ・オシポフの行動を追跡しました」
文書では、こう述べられた。
ブリテン海軍は、ロシア艦アイデン台風から避難し、更には給油動作を行なった事を認めた。



『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【中型偵察艦「オドグラフ」】

プロジェクト864中型偵察艦SSV-175ポーランドで建造され、1988年に就役し、当初は黒海艦隊へ編入されました。
ソ連邦解体後の1995年7月に北方艦隊へ転属し、2004年4月には「ヴィクトール・レオーノフ」と改名されました。

2010年代以降は大西洋、特にアメリカ東海岸沖等での活動が目立っています。

「ヴィクトール・レオーノフ」は、2014年前半にカリブ海で活動し、同年4月末にはニカラグア、ホンジュラスとの合同演習へ参加しています。
[北方艦隊の艦船はカリブ海で対麻薬国際演習に参加した]

2015年初頭にもカリブ海で行動しており、同年5月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはカリブ海から戻ってきた]

2017年2月中旬、「ヴィクトール・レオーノフ」アメリカ東海岸沖に現れました。
17-0216a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはアメリカ東海岸沖に現れた]

2017年3月7日にはキューバハバナ港を訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはキューバのハバナ港を訪れた]

その後、2017年5月に地中海へ入り、5月14日にはキプロスリマソール港へ寄港しました。
18-0123f.jpg

2018年1月23日、「ヴィクトール・レオーノフ」は再びアメリカ東海岸沖へ現れました。
その前にはカリブ海で行動しており、2018年1月中旬にはトリニダード・トバゴを訪れていたようです。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはアメリカ東海岸(ノースカロライナ沖)に現れた]

2019年12月中旬、「ヴィクトール・レオーノフ」は、三度アメリカ東海岸沖~サウスカロライナ州及びフロリダ州沖に現れました。
[ロシア海軍の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはアメリカ東岸沖に現れた]
19-1218b.jpg

そして2020年11月上旬にはグレートブリテン島北部(スコットランド)のマレー湾(Moray Firth)に出現しました。
20-1111a.jpg

その少し前には、北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)と大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」(1973年就役)がマレー湾へ入っています。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはグレートブリテン島北部のマレー湾へ入った]

その後、「セヴェロモルスク」マレー湾を離れました。
(11月6日に母港セヴェロモルスクへ帰投)
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはグレートブリテン島北部のマレー湾を去り、バレンツ海へ向かった]

しかし、「セルゲイ・オシポフ」マレー湾に留まり、「ヴィクトール・レオーノフ」への洋上給油を行ないました。
20-1029d.jpg

因みに、マレー湾沿岸には、イギリス空軍ロジーマス空軍基地が在り、P-8Aポセイドン対潜哨戒機などが駐留しています。
20-1111b.jpg
20-1111c.jpg

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは北極と北大西洋への遠距離航海を終えて母港へ帰投した

20-1106e.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年11月6日14時22分配信
【北方艦隊主要基地へ大型対潜艦「セヴェロモルスク」が北極航海から戻ってきた】

本日(11月6日)、北方艦隊主要基地~セヴェロモルスク市で、航海から戻ってきた大型対潜艦「セヴェロモルスク」の歓迎式典が開催された。
艦は、北氷洋上の北方艦隊の艦船の第9次北極航海の旗艦であった。
北極への航海の終了後、給油船「セルゲイ・オシポフ」と協同で北大西洋で指示された任務を遂行した。

セヴェロモルスクでの艦の歓迎式典の先頭に立ったのは、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将であった。
彼は、指示された任務を成功裏に遂行し、基地へ戻ってきた乗組員を祝福した。
艦隊の伝統により、艦隊司令官は、艦長アナトーリー・コジュロフ1等海佐へ子豚の丸焼きを贈った。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」は3ヶ月海上に居た。
この間に12000海里以上を航行し、砲、ミサイル、海上対潜兵器を使用する10回以上の戦術演習へ取り組んだ。
艦はタイミル及びチュクチで海上揚陸部隊の上陸、更にはアレクサンドラ島からの沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の射撃を支援した。


北極航海中、北方艦隊将兵ドゥディンカエグヴェキノの学校で勇敢さについての授業を行なった。

大祖国戦争におけるソヴィエト人民の勝利75周年を記念し、大型対潜艦「セヴェロモルスク」乗組員は北極上空で勝利旗を掲げた。
北極航海において船員は勝利旗のコピーを持って行き、重要な任務の遂行時に聖アンドレイ旗と共に掲揚した。

北極を訪れた勝利旗のコピーは、北方艦隊海軍博物館へ贈られる。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」は常に遠距離航海へ参加している。
その勤務中に数十万海里を航行し、全ての大洋を訪れた。
長期航海の平均期間は、約半年になる。



大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)と大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」(1973年就役)は、2020年8月5日から北極圏への遠距離航海へ参加しました。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]

遠征部隊の大部分は10月20日までに母港(セヴェロモルスク基地など)へ帰投しましたが、「セヴェロモルスク」「セルゲイ・オシポフ」ノルウェー海を南下して北海へ入り、10月28日にはグレートブリテン島北部のマレー湾(Moray Firth)へ入り、ここで洋上補給を行ないました。
20-1029a.jpg
20-1029b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはグレートブリテン島北部のマレー湾へ入った]

11月2日にマレー湾を離れ、バレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはグレートブリテン島北部のマレー湾を去り、バレンツ海へ向かった]

その途中にノルウェー海潜水艦捜索と対空防衛の演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を行なった]

11月6日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰投しました。