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ロシア海軍北方艦隊に諸兵科連合軍が創設される

『イズベスチヤ』より
2023年7月3日0時1分配信
【北極管区:北方艦隊の一員として諸兵科連合軍が創設される】

何故ロシア北極は戦車と歩兵で強化されるのか
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北方艦隊の一員として新たな諸兵科連合軍が形成される。
この決定はロシア国防省により下されたと『イズベスチヤ』軍当局の情報筋より伝えられた。
それはフィンランド及びノルウェーを含む北方のロシア国境をカバーする。
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そこに戦略水中ロケット艦が駐留している事を含め、コラ半島の防衛はロシアにとって重要な任務である。
新たな軍の創設は、フィンランドスウェーデンNATO加盟を背景に、特に不可欠であると専門家は指摘する。

[今、貴方は軍に居る]
ロシア国防省
北方艦隊の一員として新たな諸兵科連合軍の形成を決定したと軍当局の情報筋は『イズベスチヤ』へ話した。
連合軍は軍団を基にして配備される。
軍の構成には、自動車化射撃旅団、連隊、師団が加わる。
その要員は北極の条件下での戦闘行動を訓練する。

10年以上前の軍事改革までは、北西方向はレニングラード軍管区の担当ゾーンに入っていた。
そこには軍どころか師団すら無く、独立旅団のみだった。
改革中にレニングラード軍管区モスクワ軍管区と統合され、その結果、西方軍管区が形成された。
しかし、北極に位置する部門と連合部隊は、構造的に北方艦隊へ加わっている。

「スウェーデンとフィンランドが条件付き中立国であった頃には、この地域には如何なる大規模部隊も保持する必要はありませんでした」
軍事歴史家ドミトリー・ボルテンコフ『イズベスチヤ』へ説明した。
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「ですが今、フィンランドがNATOへ加盟し、スウェーデンもその道を進んでおり、北西方向を強化する必要が有ります」

専門家は、今、そこには第200独立親衛自動車化射撃旅団、第80北極旅団、第61独立海軍歩兵旅団が駐留している事を指摘した。
彼は、第200旅団第80旅団師団に再編され、現在所属している第14軍団に再編される可能性を排除しなかった。
最も重要なのは、この方向に軍が創設されると、そこにはロケット旅団、対空防衛旅団などの強力な個別の連合部隊が出現する事である。
これにより、この地域のグループの能力は大幅に向上する。

ドミトリー・ボルテンコフによると、そこに戦略水中ロケット艦が駐留している事により、コラ半島の防衛は我が国にとって極めて重要である。

「ヨーロッパ情勢が不安定な現在、これら境界線の軍事的強化は特に不可欠です。
トルコがスウェーデンの同盟への仮名を長期間阻止できる可能性は低く、遅かれ早かれ圧力を受け、拒否権を撤回するでしょう」

ロシア国家経済・行政高等学院(RANKhiGS)北西研究所の社会技術管理科の主任教授インナ・ヴェトレンコ『イズベスチヤ』へ話した。
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6月初頭、ロシア連邦軍参謀本部組織動員総局局長エフゲニー・ブルディンスキーは、今年にモスクワ軍管区レニングラード軍管区が作成されると話した。
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彼は更に、2個軍~諸兵科軍航空軍~を創設する計画も発表した。
ブルディンスキーは、それらが形成される方面については明らかにしなかった。

[重要な方面]
近年、NATO諸国は北極地域への関心を高めている事を示している。
ノルウェーでは2年に1度、同盟の大規模演習『コールド・レスポンス』が実施されている。
2022年春には、それに3万名以上の軍人、200機以上の航空機、50隻以上の艦船が参加した。

昨年、ジョー・バイデン政権は2032年までの北極地域に関する国家戦略の更新版を発表した。
そこでは特に、北極におけるアメリカ合衆国の軍のプレゼンスを強化し、「主としてロシア側からの北極圏侵略を阻止する」為にパートナー諸国との演習を活発化し、NORADの対空防衛体制を近代化する必要性に言及されている。

ロシア軍は定期的に極緯度で演習を実施している。
特に、毎年の演習『ウムカ』では、要員の訓練と極地調査の両方が行われている。

昨年、演習の結果を受けて国防省は、太平洋艦隊有翼ミサイル水中巡洋艦「オムスク」「ノヴォシビルスク」チュクチ海エリアから水上位置で対艦有翼ミサイル「グラニート」「オーニクス」を発射したと発表した。
これに加え、演習の枠組みで潜水艦「マガダン」北方海上航路(北極海航路)に沿って太平洋への移動を行なった

7月1日、北方艦隊広報サービスは、コラ艦隊多種戦力小艦隊戦闘艦を含む北極グループが伝統的な北極航海を行ない、大陸沿岸、島嶼、そして北氷洋の海域での複合戦術演習へ取り組むと発表した。

今年春、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」率いる15隻の艦、潜水艦、支援船が複合演習へ参加した。

[新たな受け入れ]
近年、北方艦隊ロシア産業界が作成した最新艦を受け入れている。
特に、2023年には、静音潜水艦プロジェクト677「クロンシュタット」がそこへ補充される。
これらの潜水艦は排水量1800トン、速力21ノット、潜航深度は300メートル以上である。

これに加え、北方艦隊には最新のプロジェクト「ボレイ-A」水中戦略ロケット艦が加わっている。
更に、現代的なプロジェクト885「ヤーセン」及び885M「ヤーセン-M」多目的潜水艦と、プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」も勤務に就いている。
これらの艦は有翼ミサイル「カリブル」を搭載し、間もなく極超音速の「ツィルコン」で武装する。

ロシアは過去10年の半ばから北極緯度への軍集団の作成を開始した。
統合戦略司令部「北方艦隊」が創設され、軍管区と同等の地位となった。
それは、西方軍管区から割り当てられた領域と軍部隊をその管理下に受け入れた。

その後、北極グループ北極に位置する中央軍管区および東方軍管区の軍部隊により強化された。
第80及び第200独立自動車化射撃旅団で構成される第14軍団艦隊の沿岸部隊へ加わった。
部隊の戦闘員はスキーで戦い、トナカイのチームを使い、雪上でエスキモーの住居であるイグルーを建てる。
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沿岸ミサイル複合体「バル」及び「バスチオン」、対空防衛手段が北極の島へ配置されている。
極地の飛行場は再建され、そこでは戦闘機が勤務に就いている。
これに加え、定期的に他の地域からの陸上及び海上からの部隊の移動へ取り組んでいる。

2021年、北方艦隊艦船支隊は、演習中に北極海航路に沿った海上揚陸部隊の上陸訓練を行なった。
様々な地域で、極地の海岸を海軍歩兵及び北極自動車化射撃部隊部隊が襲撃した。



2010年のロシア軍再編により、ロシア連邦軍は、西方軍管区、南方軍管区、中央軍管区、東方軍管区の4つの軍管区構成となりました。
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ロシア海軍の各艦隊も、これらの軍管区に含まれています。
太平洋艦隊:東方軍管区
バルト艦隊:西方軍管区
黒海艦隊:南方軍管区
カスピ小艦隊:南方軍管区


北方艦隊は、以前には西方軍管区に含まれていたのですが、2014年12月1日に北極圏統合戦略司令部として独立しました。
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]

2021年1月1日から、北方艦隊は完全に軍管区と同等の扱いとなりました。
[ロシア海軍北方艦隊は2021年1月1日から正式に独立軍事管理単位となる]
[ロシア海軍北方艦隊は2021年1月1日からロシア連邦軍の軍管区となった]

軍管区としての北方艦隊は、コミ共和国、アルハンゲリスク州、ムルマンスク州、ネネツ自治管区を管轄下に置いています。
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2017年4月には北方艦隊地上部隊として第14軍団が編成されています。
(海軍歩兵部隊とは別)
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[第14軍団]
司令部(ムルマンスク)
第80独立自動車化射撃旅団(アラクルッチ)
ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立親衛自動車化射撃旅団(ペチェンガ)
第58独立管理大隊(ムルマンスク)
第71戦術グループ(アレクサンドラ島)
第99戦術グループ(コテリヌイ島)



2023年にはロシア連邦軍の大規模な改編が予定されており、モスクワ軍管区レニングラード軍管区が新たに創設されます。
おそらくは、現行の西方軍管区モスクワ軍管区レニングラード軍管区に分割するのでしょう。

これに関連し、隣接する北方艦隊地上部隊も増強され、第14軍団を拡大して諸兵科連合軍が創設される事になるようです。
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2023年7月30日の『ロシア海軍の日』の総海軍パレード(サンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式)GVMP-2023には北方艦隊の5隻の水上艦及び原子力潜水艦が参加する

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『タス通信』より
2023年6月1日9時37分配信
【総海軍パレードには北方艦隊の5隻の艦と潜水艦が参加する】
モスクワ、6月1日/タス通信

北方艦隊の5隻の潜水艦が、7月30日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルク及びクロンシュタットでの総海軍パレード(GVMP)へ関わる。
『タス通信』海軍に近い情報筋より伝えられた。

「7月30日に開催されるGVMPには、北方艦隊から5隻の艦と潜水艦が参加します。
参加が予定されているのは、特に大型揚陸艦イワン・グレン大型対潜艦セヴェロモルスク、原子力艦カザンと、パレード隊列への参加は3度目となるヴェプリです」

対談者は話し、パレード参加艦はの技術的状態により変更されるかもしれない事を指摘した。

『タス通信』は、この件に関する公式情報を持っていない。

以前に情報筋は『タス通信』へ、GVMP-2023は7月30日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルク及びクロンシュタットで開催されると伝えた。

[パレードについて」
『海軍の日』
GVMPの実際の開催は、2017年から復活した。
艦のパレードは、サンクトペテルブルクネヴァ川水域と大クロンシュタット泊地水域で開催される。
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それには、4艦隊全てと、そして更にカスピ小艦隊の艦と潜水艦が参加する。
式典は、海上及び空中部門から構成される。
艦の隊列の通行後、サンクトペテルブルク上空を海軍航空隊航空機及びヘリコプターが飛行する。

2022年の総海軍パレードには、40隻以上の艦艇及び潜水艦、そして更に42機の飛行装置(航空機及びヘリコプター)、3500名以上の軍人が参加した。

『海軍の日』は、2006年5月31日のロシア連邦大統領令により、7月の最終日曜日に祝われる。



ロシア『海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、2023年は7月30日になります。

『海軍の日』には、各方面艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、カスピ小艦隊)の基地で観艦式が開催されます。

2017年からは、これらに加え、サンクトペテルブルクネヴァ川及びクロンシュタット泊地で、各艦隊の観艦式とは別にロシア海軍全体の観艦式~総海軍パレード(GVMP)が開催されるようになりました。
当然ながら北方艦隊の艦も参加しています。
(ただし、サンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式は、2016年以前にはバルト艦隊のパレードとして開催されていた)


2017年7月30日の総海軍パレードには、には、北方艦隊から重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、重戦略用途原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、潜水艦「ウラジカフカス」が参加しました。

[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊の艦船はセヴェロモルスクへ帰投した]

2018年7月29日の総海軍パレードには、北方艦隊から原子力水中巡洋艦「オリョール」、潜水艦「ウラジカフカス」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」が参加しました。

[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

2019年7月28日の総海軍パレードには、北方艦隊から原子力水中巡洋艦「スモレンスク」、潜水艦「ウラジカフカス」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」が参加しました。

[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

2020年7月26日の総海軍パレードには、北方艦隊から原子力水中巡洋艦「オリョール」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」が参加しました。


2021年の7月25日の総海軍パレードには、北方艦隊から戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」、原子力水中巡洋艦「オリョール」、原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」が参加しました。

[2021年7月25日のクロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する北方艦隊の大型水上艦は現地へ到着した]

2022年7月31日の総海軍パレードには、北方艦隊から原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」、原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型揚陸艦「イワン・グレン」が参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]


そして2023年7月30日の総海軍パレードには、今の所、北方艦隊から原子力水中巡洋艦「カザン」、原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」、大型揚陸艦「イワン・グレン」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」など5隻の参加が予定されています。

「カザン」は、今回が総海軍パレードへの初参加となります。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で海上戦闘及び艦砲射撃の訓練を実施した

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国営テレビ・ラジオ放送社『ムルマン』より
2023年5月30日19時36分配信
【北方艦隊の船員はバレンツ海で戦術海上戦闘へ取り組んだ】

北方艦隊の艦は、バレンツ海ルイバチー半島海域で砲及び高射複合射撃を実施した。
演習は戦闘訓練計画に沿って実施され、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、「アドミラル・レフチェンコ」小型ロケット艦「ラッスヴェート」小型対潜艦「ブレスト」が艦グループを構成して行動した。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「大型対潜艦の戦闘部門の要員は、艦載砲兵器を使用して仮想敵水上艦との海上戦闘を行なう要素へ取り組みました。
空中方向からの攻撃を撃退するエピソードへの取り組み中、艦の対空防衛班の乗組員は、艦載高射兵器を使用しました。
高射ミサイル複合体キンジャールの戦闘要員は、模擬空中目標~艦上戦闘機Su-33から投下された発光航空爆弾~への射撃を行ないました」

声明では、こう述べられた。

艦隊は、演習中に大型対潜艦の乗組員は更に艦載ヘリコプターKa-27との協同行動へ取り組み、そしてミサイル-砲術戦闘部門の要員は、様々な視認及び隠蔽沿岸目標へ様々な種類の砲射撃を実施したと付け加えた。
演習期間中、バレンツ海の戦闘訓練実施海域は、民間船舶航行及び航空機の飛行の為に閉鎖された。



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現在、ロシア北方艦隊には3隻のプロジェクト1155「フレガート」大型対潜艦(「ウダロイ」型)が配備されており、全てセヴェロモルスクに駐留する第14対潜艦旅団に所属しています。

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大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(626、1982年1月10日就役/2010年112月7日再就役)は、2023年5月19日~20日にバレンツ海で実施された北方艦隊の演習『クムジャ-2023』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習『クムジャ-2023』を実施した]

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大型対潜艦「セヴェロモルスク」(619、1988年1月24日就役)は、2023年5月12日から数日間バレンツ海で戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはバレンツ海で戦闘演習を実施した]

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大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(605、1988年9月30日就役)は、2023年3月10日にコラ湾艦載ヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはコラ湾で艦載ヘリコプターの発着訓練を実施した]

2023年5月28日、3隻の大型対潜艦は対潜戦闘演習を行なう為にバレンツ海へ出航しました。
演習の相手役として、北方艦隊原子力潜水艦ディーゼル潜水艦も参加します。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で対潜演習を開始した]

5月29日、3隻の大型対潜艦バレンツ海対潜魚雷対潜ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で対潜魚雷と対潜ミサイルを発射した]

5月30日にはバレンツ海で海上戦闘(対空・対水上戦闘)及び沿岸への艦砲射撃の訓練を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で対潜魚雷と対潜ミサイルを発射した

『クラースナヤ・ヴェスナ』より
2023年5月29日23時44分配信
【北方艦隊の艦は海上で対潜兵器を使用した】

北方艦隊コラ多種戦力小艦隊対潜艦連合部隊は、バレンツ海対潜兵器複合体を使用した。
5月29日に艦隊広報サービスはロシア国防省公式インターネットポータルで発表した。


艦は、計画テスト戦術演習を実施する為にバレンツ海に居た。
それらは、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、「アドミラル・レフチェンコ」が加わる捜索-打撃艦グループを構成して行動していた。

演習は双務形式で行なわれた。
捜索-打撃艦グループには原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦が対抗した。

各々の対潜艦の乗組員は、敵潜水艦の捜索及び追跡の任務へ取り組んだ。
戦闘班は、模擬水中目標への(練習用)魚雷の実地射撃を行なった。

成功裏の射撃の結果、水中の敵は仮想破壊された。
演習の実施を支援する魚雷回収艇の乗組員は、射撃後の魚雷を発見し、水上へ引き揚げた。

それに加え、演習の実地段階中に大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」の乗組員は、対潜ミサイル複合体「ラストルブ-B」の射撃を実施した。
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演習中に軍事船員は更に、海上条件で様々なモードでの戦術行動へ取り組み、水中音響兵装(ソナー)の動作を点検した。



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現在、ロシア北方艦隊には3隻のプロジェクト1155「フレガート」大型対潜艦(「ウダロイ」型)が配備されており、全てセヴェロモルスクに駐留する第14対潜艦旅団に所属しています。

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大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(626、1982年1月10日就役/2010年112月7日再就役)は、2023年5月19日~20日にバレンツ海で実施された北方艦隊の演習『クムジャ-2023』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習『クムジャ-2023』を実施した]

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大型対潜艦「セヴェロモルスク」(619、1988年1月24日就役)は、2023年5月12日から数日間バレンツ海で戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはバレンツ海で戦闘演習を実施した]

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大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(605、1988年9月30日就役)は、2023年3月10日にコラ湾艦載ヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはコラ湾で艦載ヘリコプターの発着訓練を実施した]

2023年5月28日、3隻の大型対潜艦は対潜戦闘演習を行なう為にバレンツ海へ出航しました。
演習の相手役として、北方艦隊原子力潜水艦ディーゼル潜水艦も参加します。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で対潜演習を開始した]

5月29日、3隻の大型対潜艦バレンツ海対潜魚雷対潜ミサイルを発射しました。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、セヴェロモルスク、アドミラル・レフチェンコはバレンツ海で対潜演習を開始した

『PortNews』より
2023年5月28日14時0分配信
【北方艦隊の艦は対潜任務へ取り組む為にバレンツ海へ出航した】

計画戦闘訓練活動の枠組みにおいて、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、「アドミラル・レフチェンコ」で構成される捜索-打撃艦グループは、対潜任務へ取り組む為に北方艦隊の戦闘訓練射爆場へ出航した。
北方艦隊広報サービスは発表した。

駐留所からバレンツ海へ出航する艦の対機雷保護は、基地掃海艦「ソロヴェツキー・ユンガ」により保障された。
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艦の乗組員は、北方艦隊の戦闘訓練射爆場で潜水艦の捜索を行なう。
大型対潜艦の為の仮想敵として、原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦が行動する。

更に艦の乗組員は、捜索-打撃艦グループの一員としての合同操艦へ取り組む。

演習の最終段階で、対潜兵器複合体を使用する戦闘訓練が行なわれる。



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現在、ロシア北方艦隊には3隻のプロジェクト1155「フレガート」大型対潜艦(「ウダロイ」型)が配備されており、全てセヴェロモルスクに駐留する第14対潜艦旅団に所属しています。

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大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(626、1982年1月10日就役/2010年112月7日再就役)は、2023年5月19日~20日にバレンツ海で実施された北方艦隊の演習『クムジャ-2023』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習『クムジャ-2023』を実施した]

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大型対潜艦「セヴェロモルスク」(619、1988年1月24日就役)は、2023年5月12日から数日間バレンツ海で戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはバレンツ海で戦闘演習を実施した]

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大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(605、1988年9月30日就役)は、2023年3月10日にコラ湾艦載ヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはコラ湾で艦載ヘリコプターの発着訓練を実施した]

2023年5月28日、3隻の大型対潜艦は対潜戦闘演習を行なう為にバレンツ海へ出航しました。
演習の相手役として、北方艦隊原子力潜水艦ディーゼル潜水艦も参加します。

ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習『クムジャ-2023』を実施した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年5月25日6時38分配信
【バレンツ海で航空隊、水上部隊及び潜水部隊の連携へ取り組む演習『クムジャ-2023』が実施された】

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」小型ロケット艦補助支援船駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」で構成される艦船支隊バレンツ海へ向かった。
そこには北方艦隊の海上射爆場が在り、大規模演習『クムジャ-2023』が実施された。
その様子を『ズヴェズダー』特派員エレーナ・シヴォネンが見守った。

20年以上に渡り毎年行われている演習の目的は、水上部隊、潜水艦部隊、そして航空隊の連携への取り組みである。
この海上への出航は、北方艦隊将兵にとってだけでは無く、ゲストであるロシア連邦軍参謀本部アカデミーの学生にとっても重要であった。
駆逐艦には、乗組員よりも多くの人々が集まった。
彼らは信号艦橋から演習を注意深く観察した。

提督に加え、多くの将軍や大佐も居た。
その中にはロシア連邦軍参謀本部アカデミーの学生、セルゲイ・ブルンドゥコフも含まれている。
同時に、彼は北方艦隊において、人生で初めて艦へ乗った。

「北方艦隊の大規模演習は、我々の海軍の海軍力が存在する場所がある事を示しています」
彼は語った。

航路の安全は掃海艦により保障された。
彼らはケーブル3本の距離で支隊の前を進み、機雷を捜索した。
しかし、ゲストの注意は全て空へ向けられていた:ヘリコプターは海上でホバリングした。
それは水中音響(ソナー)システムのケーブルを投下し、潜水艦を探知する為に水柱を「探った」と言えるかもしれない。

「これらの実地行動は、戦闘行動や平時の両方における現代の状況における艦隊の部隊の能力を示しています」
北方艦隊
ロケット艦師団副司令官アナトリー・コズロフは説明した。

彼は、多くの人が戦闘艦の本格的な行動を初めて見たと付け加え、更に同意した。
「これは興味深く、ある種の疑問が生じ、特定のテーマについて議論が盛り上がっています」

最も壮観な段階は対空防衛である。
艦の乗組員は射撃の準備が整っていると報告した。
目標は500メートルで、信号ロケットを模したものである。
初めて乗る人には、音が大きいと警告される。
砲火が開かれた。
射撃は大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」により開始された。

「この複合体は、空中目標のみならず、更には海上及び沿岸目標への射撃にも使用されます。
20キロメートル以上離れた敵へ毎分90発の発射速度で射撃が出来ます」
特派員エレナ・シヴォネン
は話した。

俯瞰で見ると、演習は更にカラフルに見えた。
飛行士は空中から捜索し、仮想海上遭難者を速やかに発見し、救助した。

『ズヴェズダー』特派員は、司令部が演習は成功裏に実施されたと評価した事を指摘した。
軍事アカデミーの学生は海軍の編合部隊及び連合部隊の戦闘能力について、より多くの知識を得て、北方艦隊将兵は夏季訓練期間が始まる前にその経験を上乗せした。



北方艦隊演習『クムジャ-2023』は、2023年5月19日~20日にバレンツ海で実施されました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を開始した]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜演習を実施した]

ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜演習を実施した

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『タス通信』より
2023年5月20日15時55分配信
【北方艦隊の部隊は演習で仮想敵潜水艦の破壊へ取り組んだ】
タス通信、5月20日

北方艦隊の多種部隊はバレンツ海で仮想敵潜水艦を破壊する複合戦闘演習活動へ取り組み、対空防衛演習を実施した。
艦隊広報サービスは土曜日に発表した。

「バレンツ海の戦闘訓練射爆場で戦闘艦支隊が形成され、北方艦隊航空・防空軍の対潜航空隊と連携して仮想敵潜水艦の捜索及び破壊の任務へ取り組み、そして更に海上移動中の対空防衛の演習を実施しました」
声明では、こう述べられた。

艦船部隊の駐留所からの出航及び艦グループの展開は、コラ小艦隊水域保護連合部隊機雷掃海部隊により支援された。
この海上への出航期間中、艦グループは更に航行の安全要件を考慮した合同操艦の任務を遂行した。
捜索-救助部隊戦闘艦の乗組員と共に救助訓練任務へ取り組んだ。

この戦闘訓練活動へ参加した駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」の艦上には、海上実習を行なう為にムルマンスク・ナヒーモフ海軍学校の38名の生徒が乗っていた。
士官は将来の軍事船員へ艦のの構造や北方艦隊での勤務の特徴について話した。

北方艦隊の多種部隊演習は、計画戦闘訓練任務遂行の枠組みで実施された。
それには、15隻の水上艦、潜水艦、支援船、そして更に更に北方艦隊航空・防空軍航空機及びヘリコプターが参加した。
割り当てられた任務を遂行した後、艦隊の多種部隊は恒久駐留所へ戻る。



[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を開始した]

ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を開始した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年5月19日16時45分配信
【北方艦隊の部隊は演習の為にバレンツ海へ出航した】
モスクワ、5月19日-ロシア通信社ノーボスチ

駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」率いる15隻の艦、潜水艦、支援船で構成される北方艦隊の大規模多種戦力グループは、複合演習の為に海上へ出航した。
金曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「戦闘訓練射爆場では、駆逐艦アドミラル・ウシャコーフ率いる戦闘艦支隊、潜水艦、掃海艦グループ、捜索打撃艦グループ、捜索救助支援部隊、航空・防空軍の様々なタイプの飛行装置が行動します」
艦隊は伝えた。

演習には、15隻の水上艦、潜水艦、支援船、そして更に北方艦隊航空・防空軍航空機及びヘリコプターが関わる。
艦船部隊の駐留所からの出航及び艦グループの展開は、コラ小艦隊水域保護連合部隊機雷掃海部隊により支援された。

バレンツ海エリアの北方艦隊海上射爆場で、艦は対潜航空隊と連携して仮想敵潜水艦の捜索及び破壊、敵の航空攻撃を撃退する艦隊部隊の対空防衛へ取り組み、そして更に海上で遭難した人員の救助演習を行なう。

ロシア海軍北方艦隊の小型対潜艦オネガとナリヤン・マルは白海で実弾射撃演習を実施した

『タス通信』より
2023年5月4日14時34分配信
【北方艦隊の艦は白海の演習で海上及び空中目標への射撃を実行した】
ムルマンスク、5月4日/タス通信

北方艦隊小型対潜艦「オネガ」「ナリヤン・マル」白海で海上、沿岸、空中目標への砲射撃を伴う演習を実施した。
木曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「小型対潜艦オネガとナリヤン・マルの乗組員は、演習計画の枠組みにおいて、白海の海上射爆場で複合戦闘訓練を実施しました。
海上出航中の主な活動の1つは、海上、沿岸、空中目標への砲射撃の実施でした」

声明では、こう述べられた。

北海船員は敵艦との戦闘へ取り組み、様々な距離で沿岸標的を撃破した。
「オネガ」乗組員は更に海上での艦の対空防衛演習を実施し、空中からの攻撃を砲の助力で撃退した。

「砲撃の実施後、北方艦隊の白海海軍基地の対潜船員は、複合体AK-630への射撃を行ない、仮想機雷源を突破しました。
更に小型対潜艦の乗組員は、固定式及び携帯式の擲弾筒からの実地擲弾射撃を含めた水中破壊工作部隊及び手段への複合対処活動へ取り組みました」

艦隊広報サービスは付け加えた。

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プロジェクト1124「アリバトロース」小型対潜艦は、高射砲複合体AK-176M及びAK-630M噴射推進爆撃装置RBU-6000533mm魚雷発射管、そして更に最新の水中音響複合体で武装している。
それは、艦隊の部隊の駐留所の水域保護、沿岸及び近海ゾーンで潜水艦を捜索、追跡し、破壊する為に意図されている。



プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦MPK-7は、ロシア内陸部のゼレノドリスク造船工場で1989年4月20日に起工され、1990年6月30日に進水、1990年12月28日に就役しました。

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北方艦隊へ配備された後、当初はグレミハ(オストロノヴイ)基地に駐留していました。
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2003年6月に「オネガ」と命名されました。
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グレミハ基地の閉鎖に伴い、白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ転属し、現在に至っています。
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プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦「アルハンゲリスキー・コムソモーレツは、ロシア内陸部のゼレノドリスク造船工場で1988年8月17日に起工され、1990年3月9日に進水、1990年9月28日に就役しました。

北方艦隊へ配備された後、当初はグレミハ基地に駐留していました。

1992年2月15日付でMPK-130と改称され、2002年秋に「ナリヤン・マル」と改名されました。
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グレミハ基地の閉鎖に伴い、白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ転属し、現在に至っています。

ロシア海軍北方艦隊航空隊の北極圏演習は完了した


『タス通信』より
2023年4月15日0時37分配信
【北方艦隊は航空隊と対空防衛部隊の統制演習を完了した】
モスクワ、4月14日/タス通信

艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ大将指揮下で約2000名が参加した航空隊及び対空防衛部隊を統制する北方艦隊の指揮-参謀演習は完了した。
金曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「演習中、北方艦隊の軍事指揮組織は、北極海域の危機的状況を解決する為、航空隊及び対空防衛部隊を統制する行動へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

実地行動中、40機の飛行装置(航空機とヘリコプター)の91回の発進が6ヶ所の飛行場から行なわれ、数十回の戦闘訓練演習が行なわれた。

広報サービスは、北方海上航路におけるロシア連邦の海洋経済活動と海上交通線の安全保障に特別な注意を払った事を指摘した。

演習では更に、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊司令部航空機及び艦隊の艦船部隊との連携へ取り組んだ。

北方艦隊指導部は、危機的状況の解決及び戦闘行動の実行における航空隊及び対空防衛部隊の使用と統制を策定する際の様々なレベルの司令部と幕僚の準備態勢を積極的に評価した。
演習には1800名の将兵、約85両の軍用及び特殊車両、40機の飛行装置、15隻の艦及び支援船が参加した。



第45航空・防空軍は、北方艦隊の指揮下で北極圏の防空を担当する為、元々の北方艦隊海軍航空隊に、ロシア航空宇宙軍(空軍)から移管した航空部隊及び防空部隊を加えて2015年12月に編成されました。

[第1対空防衛師団]
ネヴェリスク-ベルリン・レーニン勲章・赤旗スヴォーロフ勲章・クトゥーゾフ・ヴォルダン・フメリニツキー第531親衛高射ミサイル連隊(ポリャールヌイ)
 高射ミサイル複合体S-400トリウムフ×12、高射ミサイル機関砲複合体パーンツィリ-S1×12

赤旗第583高射ミサイル連隊(オレネゴルスク)
 高射ミサイル複合体S-300PM×12、S-300PS×12

赤星勲章・第1528高射ミサイル連隊(セヴェロドヴィンスク)
 高射ミサイル複合体S-300PS×12

第331電波機材連隊(セヴェロモルスク)
第332電波機材連隊(アルハンゲリスク)
第223通信隊(セヴェロモルスク)
第877航空誘導所(ザポリャルヌイ)
第1539独立無線中継大隊(セヴェロモルスク)

[第3対空防衛師団]
第33高射ミサイル連隊(ノヴァヤ・ゼムリャ)
 高射ミサイル複合体S-400トリウムフ×12、S-300PM×12
ブレスト赤旗・第414親衛高射ミサイル連隊(チクシ)
 高射ミサイル複合体S-300PS×12

[航空部隊]
ヴィスレンスキー赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第98親衛混成航空連隊(モンチェゴルスク飛行場)
 高空迎撃戦闘機MiG-31×20、前線爆撃機Su-24M×12、戦術偵察機Su-24MR×12

第100独立艦上戦闘機航空連隊(セヴェロモルスク-3飛行場)
 艦上戦闘機MiG-29K、MiG-29KUB

スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊(セヴェロモルスク-3飛行場)
 艦上戦闘機Su-33多用途戦闘機Su-30SM、艦上練習機Su-25UTG

第403独立混成航空連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)
 対潜哨戒機Il-38、Il-20RT、Il-22M、An-12、Tu-134
遠距離対潜航空機飛行隊(キペロヴォ飛行場)
 遠距離対潜哨戒機Tu-142

第830道立艦上対潜ヘリコプター連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)
 Ka-27、Ka-29、Ka-31

第215無人飛行装置連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)

第89独立航空編隊(タパギ飛行場)
 An-26、Mi-8MTV-5



2023年4月10日に北方艦隊第45航空・防空軍の演習が始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊は北極圏で航空部隊の演習を開始した]
[ロシア海軍北方艦隊航空隊は北極圏で演習を続けている]
[ロシア海軍北方艦隊航空隊の対潜ヘリコプターKa-27Mと対潜哨戒機Tu-142はバレンツ海で対潜演習を実施した]

演習には北方艦隊の艦船も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の小型対潜艦スネシュノゴルスクとブレストはバレンツ海で対潜演習を開始した]
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチノフはロシア海軍北方艦隊のバレンツ海演習へ参加する]

演習は4月15日に完了しました。