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ヴィクトール・ソコロフ中将は正式にロシア海軍黒海艦隊司令官に就任した

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『タス通信』より
2022年10月7日20時7分配信
【セヴァストーポリでソコロフへの黒海艦隊司令官旗の移管式典が開催された】
タス通信、10月7日

この職務に任命されたヴィクトール・ソコロフ中将への黒海艦隊司令官旗の移管式典は、金曜日にセヴァストーポリ黒海艦隊本部で開催された。
金曜日に黒海艦隊広報サービスは発表した。

「本日、黒海艦隊本部で海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の主催の下、この職務に任命されたヴィクトール・ソコロフ中将への黒海艦隊司令官旗の移管式典が開催されました」
広報サービスは指摘し、任命されたのは9月である事を説明した。

広報サービスは、式典には艦隊の副司令官と黒海艦隊本部の管理部長が出席した事を明らかにした。

8月19日、ソコロフは若い士官との会合中、8月10日付のロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグの命により黒海艦隊司令官代行に任命されたと述べた。

中将は2020年からソヴィエト連邦海軍元帥N.G.クズネツォフ記念海軍大学校を率いていた。
1985年に軍学校を卒業後、様々な艦隊で勤務し、2013年~2020年には北方艦隊副司令官の職務に従事した。



ヴィクトール・ニコラエヴィチ・ソコロフは1962年4月4日に生まれ、1982年8月1日にM.V.フルンゼ記念海軍高等学校へ入学し、1985年6月30日にを卒業しました。
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1985年8月~1987年8月に太平洋艦隊警備艦SKR-61の水雷戦闘班長、1987年8月~1989年10月に海洋掃海艦「ヤコリ」水雷戦闘班長、1989年10月~1990年12月に基地掃海艦BT-51水雷戦闘班長、1990年12月~1991年12月に海洋掃海艦「ヤコリ」副長、1992年9月~1993年9月に海洋掃海艦「ザリャド」艦長を務めました。
1993年9月~1994年9月に太平洋艦隊第187掃海艦大隊参謀長、1994年9月~1995年8月に第81掃海艦大隊司令を務めました。

1995年9月1日にN.G.クズネツォフ記念海軍大学校へ入学し、1998年7月30日に卒業しました。

1998年8月~2000年6月に太平洋艦隊作戦管理部長、2000年6月~2002年9月に第165水上艦旅団参謀長、2002年9月~2004年9月に第165水上艦旅団司令を務めました。

2004年9月にロシア連邦軍参謀本部アカデミーへ入学し、2006年7月に卒業しました。

2006年8月~2010年8月に沿海地方多種戦力小艦隊副司令官、2010年8月~2012年9月に沿海地方多種戦力小艦隊司令官を務めました。

この間、2009年1月~4月には太平洋艦隊第1次アデン湾派遣海賊対処部隊指揮官を務めました。
[ロシア海軍第2次ソマリア遠征]

2011年に少将へ昇進しました。

2012年9月~2013年8月には北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官を務めました。

2013年8月~2019年12月に北方艦隊副司令官を務め、2014年には中将に昇進しました。

2016年10月~2017年2月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする「空母機動部隊」の指揮官として地中海遠征を行ない、シリア空爆作戦の指揮を取りました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2020年1月~2022年8月初頭までN.G.クズネツォフ記念海軍大学校校長を務めました。

2022年8月10日付でイーゴリ・オシポフ大将に代わり黒海艦隊司令官代行に任命されました。
[ヴィクトール・ソコロフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官代行に任命された]

2022年9月には正式に黒海艦隊司令官に任命され、10月7日にはセヴァストーポリの艦隊司令部で司令官旗の授与式典が開催されました。
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ヴィクトール・ソコロフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官代行に任命された

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『タス通信』より
2022年8月19日17時22分配信
【ヴィクトール・ソコロフは黒海艦隊司令官代行に任命された】
セヴァストーポリ、8月19日/タス通信

以前にクズネツォフ提督記念海軍大学校校長のポストに在ったヴィクトール・ソコロフ中将は、黒海艦隊司令官代行に任命された。

「私が黒海艦隊司令官代行に任命されました」
ソコロフ
は金曜日の若い士官との会合で述べた。

彼は、8月10日付の国防相令により任命された事を明らかにした。

ソコロフは2020年から大学校を率いていた。
1985年に海軍学校を卒業した後、様々な艦隊で勤務した。
2013~2020年には北方艦隊副司令官のポストに従事した。



ヴィクトール・ニコラエヴィチ・ソコロフは1962年4月4日に生まれ、1982年8月1日にM.V.フルンゼ記念海軍高等学校へ入学し、1985年6月30日にを卒業しました。
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1985年8月~1987年8月に太平洋艦隊警備艦SKR-61の水雷戦闘班長、1987年8月~1989年10月に海洋掃海艦「ヤコリ」水雷戦闘班長、1989年10月~1990年12月に基地掃海艦BT-51水雷戦闘班長、1990年12月~1991年12月に海洋掃海艦「ヤコリ」副長、1992年9月~1993年9月に海洋掃海艦「ザリャド」艦長を務めました。
1993年9月~1994年9月に太平洋艦隊第187掃海艦大隊参謀長、1994年9月~1995年8月に第81掃海艦大隊司令を務めました。

1995年9月1日にN.G.クズネツォフ記念海軍大学校へ入学し、1998年7月30日に卒業しました。

1998年8月~2000年6月に太平洋艦隊作戦管理部長、2000年6月~2002年9月に第165水上艦旅団参謀長、2002年9月~2004年9月に第165水上艦旅団司令を務めました。

2004年9月にロシア連邦軍参謀本部アカデミーへ入学し、2006年7月に卒業しました。

2006年8月~2010年8月に沿海地方多種戦力小艦隊副司令官、2010年8月~2012年9月に沿海地方多種戦力小艦隊司令官を務めました。

この間、2009年1月~4月には太平洋艦隊第1次アデン湾派遣海賊対処部隊指揮官を務めました。
[ロシア海軍第2次ソマリア遠征]

2011年に少将へ昇進しました。

2012年9月~2013年8月には北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官を務めました。

2013年8月~2019年12月に北方艦隊副司令官を務め、2014年には中将に昇進しました。

2016年10月~2017年2月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする「空母機動部隊」の指揮官として地中海遠征を行ない、シリア空爆作戦の指揮を取りました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2020年1月~2022年8月初頭までN.G.クズネツォフ記念海軍大学校校長を務めました。

そして2022年8月10日付でイーゴリ・オシポフ大将に代わり黒海艦隊司令官代行に任命されました。
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ロシア海軍黒海艦隊の中型偵察艦キルディンはクロンシュタットへ到着した

ロシア海軍当局からは何も発表されていませんが、ロシア黒海艦隊中型偵察艦「キルディン」は2022年8月2日にクロンシュタットへ到着しました。
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プロジェクト861M中型偵察艦「キルディン」(1970年5月23日に水路調査船として就役、その後、偵察艦に改造され1977年に再就役)は、2021年10月8日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
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2021年10月下旬にはアラビア海へ進出し、オマーンマスカット港へ寄港した後、11月1日に出航し、アラビア海で行動中のイギリス海軍空母部隊を追跡しました。
『SwissInfo』より
2021年11月7日16時43分配信
【ロシア海軍の偵察艦はオマーン近くのブリテン航空母艦グループを追跡している-メディア】

その後に地中海へ戻り、2022年7月17日には小型海洋給油船「ヴィツェ・アドミラル・パロモフ」(2021年5月29日就役)と共にアルジェリアアルジェ港へ入港し、7月19日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の中型偵察艦キルディンと小型海洋給油船ヴィツェ・アドミラル・パロモフはアルジェリアのアルジェ港を訪れた]

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その後、「ヴィツェ・アドミラル・パロモフ」と共にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入り、ビスケー湾、英仏海峡、北海を通過してバルト海へ入りました。

そして8月2日にクロンシュタットへ到着しました。
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「キルディン」クロンシュタットまで来た理由は、おそらくはオーバーホールの為でしょう。
(現在、ロシア海軍の艦はボスポラス海峡を通過できない)

なお、「キルディン」に同行してきた「ヴィツェ・アドミラル・パロモフ」は、クロンシュタットの南方に在るロモノソフ港へ入港しました。
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ロシア海軍は交代で地中海アラビア海偵察艦を派遣していますが、現在、地中海にはバルト艦隊中型偵察艦「ワシーリー・タチシシェフ」が滞在しています。
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ロシア海軍黒海艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフと多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは地中海へ入った

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『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年12月25日10時51分配信
【2隻の新たな艦が黒海艦隊を強化する為にバルト海から移動を行なっている】
モスクワ、12月25日、インテルファクス

バルト海から黒海艦隊への移動を行なっている2隻の新たなロシア艦地中海へ入った。
土曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフと後方支援船フセヴォロド・ボブロフで構成される黒海艦隊艦船支隊は、ジブラルタル海峡の通行を行ない、地中海エリアへ入りました」
声明では、こう述べられた。

軍によると、艦はバルト艦隊から黒海艦隊への計画艦隊間移動を行なっている。

「乗組員にとって、これは初めての艦隊間移動であり、その中で彼等には5000海里以上の航海と一連の艦上演習の実施が待ち受けています」
黒海艦隊
は伝えた。

対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」は、2021年8月にロシア連邦海軍へ受け入れられた。

地中海には、ロシア戦隊が常時行動している。
それは、約15隻の艦と支援船で構成される。

ロシア黒海艦隊は、近年、長距離有翼ミサイル「カリブル」(コンツェルン『アルマーズ-アンテイ』)を装備する6隻のディーゼルエレクトリック潜水艦、一連のフリゲート小型ロケット艦を受け入れている。

最近、黒海艦隊へ修理後の旗艦ロケット巡洋艦「モスクワ」が復帰した。

ロシア連邦海軍総参謀長ヴィクトール・クラフチェンコ予備役大将は、ロシア黒海艦隊は毎年5~6隻の現代的な艦を受け入れていると以前に『インテルファクス』へ話した。
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「黒海における戦闘艦の数ではトルコが優勢であり、ロシアの質とトルコ(の数)は、おおよそ肩を並べております」
提督は話した。



プロジェクト12700「アレクサンドリト」対機雷防衛艦の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]


起工から1年以上経った2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。

[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]

この火災により焼けた「ゲオルギー・クルバトフ」ガラス繊維強化プラスチック製船体を修復する為、同艦の進水は延期される事になりました。

「ゲオルギー・クルバトフ」の船体の修復は2020年6月に完了し、7月15日には造船台から出ました。
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは2020年6月に進水する]
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは2020年9月に進水する]

2020年9月30日、「ゲオルギー・クルバトフ」はようやく進水しました。

[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはサンクトペテルブルクで進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2021年6月1日からバルト海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは洋上試験を開始した]



洋上試験完了後、2021年8月20日にバルト艦隊基地バルチースク聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
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[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはロシア海軍へ就役した]


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プロジェクト23120多機能後方支援船の2番船MB-75は、2013年12月19日にサンクトペテルブルク『北方造船所』で起工されました。
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2015年2月5日に「フセヴォロド・ボブロフ」と改名されました。

2016年11月14日に進水しました。
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その後、岸壁で艤装作業が進められました。
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「フセヴォロド・ボブロフ」の洋上試験は、2020年12月初頭にバルト海で開始される予定でしたが、延期されました。
[ロシア海軍の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験の準備を進めている]

2021年3月20日、「フセヴォロド・ボブロフ」は洋上試験の最初の段階となる工場航行試験を開始する為にサンクトペテルブルクから出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験を開始した]

3月31日に補給の為、一旦クロンシュタットへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはフィンランド湾で洋上試験の第1段階を終えた]

補給を終えた「フセヴォロド・ボブロフ」は4月4日に工場航行試験を再開し、同等の排水量(つまり9500トン前後)の船の曳航試験を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはフィンランド湾で洋上試験を再開した]

4月中旬に洋上試験を一旦終え、船体外部の点検の為にサンクトペテルブルク『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは船体の点検の為にサンクトペテルブルクへ戻った]

5月17日にサンクトペテルブルクを出航し、工場航行試験を再開しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験を再開した]

その後、工場航行試験が完了し、最終洋上試験となる国家試験が始まりました。

国家試験は8月2日までに完了しました。
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[最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは2021年8月中旬にロシア海軍へ就役する]

8月6日には国家試験の受領証書への署名が行なわれました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年8月6日17時31分配信
【後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」は海軍へ納入された】

2021年8月21日、クロンシュタット港ロシア海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

[最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはロシア海軍へ就役した]


この2隻は就役後もバルト海に留まっていましたが、2021年12月に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かう]

2隻の艦船は12月中旬にバルチースクを出航し、北海、英仏海峡、ビスケー湾を通過し、12月25日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
今後、2隻はセヴァストーポリへ向かいます。

プロジェクト23120多機能後方支援船が黒海艦隊へ配備されるのは今回が初めてになりますが、プロジェクト12700「アレクサンドリト」対機雷防衛艦は、これまでに2隻~「イワン・アントノフ」(460)と「ウラジーミル・イェメリヤノフ」(466)が配備されています。
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ロシア海軍黒海艦隊のノヴォロシースク海軍基地の拡張工事は殆ど完了している

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『タス通信』より
2021年12月21日22時32分配信
【哨戒艦「セルゲイ・コトフ」は国家試験を完了する】
モスクワ、12月21日/タス通信

プロジェクト22160哨戒艦「セルゲイ・コトフ」は国家試験を完了する。
火曜日に黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地司令官ヴィクトール・コチェマゾフ少将は述べた。
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「統合部隊の編成には、6隻のディーゼルエレクトリック潜水艦、沿岸ミサイル複合体バルとバスチオン、現代的なプロジェクト22160哨戒艦~トップのワシーリー・ブイコフ、生産艦ドミトリー・ロガチョフパーヴェル・デルジャーヴィン、そして現在、国家試験を完了しているセルゲイ・コトフが加わっています」
彼は軍当局の合同会議中に報道陣へ話した。

コチェマゾフは、ノヴォロシースク海軍基地は、ロシア海軍で最大の作戦-戦術統合部隊である事を想い起こした。
その構成には、水域保護艦連合部隊及び潜水艦部隊、そして更に沿岸ロケット-砲連合部隊、特殊用途の軍部門支援部門が含まれている。

彼によると、基地にはユニークで現代的なインフラが有る。
連邦目標プログラム実現の枠組みにおいて、基地領域で大掛かりな水力工学作業が行なわれた。
既に防波堤防護システムが作成されている。
1400キロメートルに及ぶ東防波堤は運用へ入っており、間もなく850キロメートルに及ぶ西防波堤の建設が完了する。
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現在、ノヴォロシースク基地は5つの埠頭を有しており、これらは100隻以上の排水量15000トンから30000トンの現代的な戦闘艦の受け入れを可能にする。
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連邦目標プログラムの枠組みで、合計して26ヶ所の沿岸インフラの建物と施設が建造され、統合部隊での運用へ入っている。
それには海軍では未だ唯一の高度な練習-訓練複合体「アファリナ」と、更には練習-訓練複合体「ゲフェスト」が含まれる。
今年、要員を収容する為の共同宿舎を持つ潜水艦連合部隊本部の6階建ての建物が運用へ入った。



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黒海東岸ノヴォロシースクでは、2000年代半ばから黒海艦隊の為の海軍基地の拡張工事が始まりました。

2006年2月13日
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2009年6月10日
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2012年9月11日
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1997年5月28日にロシアウクライナが締結した旧ソ連黒海艦隊の分割協定により、黒海艦隊は2017年5月28日までセヴァストーポリ(クリミア)に駐留できる事になっていました。
『ロシア黒海艦隊情報サイト』より
【ロシア連邦及びウクライナによる黒海艦隊の分割パラメータに関する合意(キエフ、1997年5月28日)】

2000年代には、ウクライナは、ロシア黒海艦隊の駐留期間延長など一切認めないという態度を貫いてました。
つまり、「2017年までに出ていけ」という事です。
[ウクライナは、2017年までのロシア海軍基地の撤退を求める]
[ロシア黒海艦隊は、2017年末までにウクライナを去る]
[ロシア黒海艦隊は、2017年5月28日までにウクライナを退去しなければならない]

この為、2003年にロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、セヴァストーポリに代わる黒海艦隊の基地をノヴォロシースクへ建設する法令に署名し、建設工事が始まりました。
当初は、100隻の艦船を収容できる基地を2012年までに建設する計画でした。
[黒海艦隊基地ノヴォロシスクは、2012年までに完成する]

その後、ウクライナには親ロシア派政権が誕生し、2010年4月21日に締結されたハリコフ合意により、黒海艦隊の駐留期間は25年延長されました(2042年までの駐留が可能となった)。

しかし、2014年3月に起こったウクライナ危機によりクリミア半島を巡る状況は大きく変わり、ロシア連邦へ編入されました。
[ロシア-ウクライナ間の黒海艦隊協定は廃止された]
[ロシア海軍黒海艦隊の艦船の大部分はセヴァストーポリに駐留する]
ロシア黒海艦隊は、セヴァストーポリに駐留できなくなるという可能性を憂慮する必要は無くなりました。

この為、ノヴォロシースク海軍基地の拡張工事を急ぐ必要は無くなり、完了も先延ばしされました。

2014年9月30日
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2017年3月6日
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2018年12月2日
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2020年5月27日
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2021年11月15日
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2021年末、埠頭の建設は完了し、他の施設も、ほぼ出来上がっています。

黒海艦隊向けに建造された6隻のプロジェクト06363潜水艦で構成される第4独立潜水艦旅団の本部もノヴォロシースクへ置かれています。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦はノヴォロシースクを基地とする]

計6隻の建造が計画されているプロジェクト22160哨戒艦ノヴォロシースクへ配備されています。
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[プロジェクト22160哨戒艦]

この他、海洋掃海艦「ジェレズニャコフ」「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」「ワレンチン・ピクリ」などもノヴォロシースクに駐留しています。

ノヴォロシースク海軍基地の指揮下には、テムリュクに駐留する第382独立海軍歩兵大隊(軍番号45765)ウタシュに駐留する第11独立沿岸ロケット-砲旅団(軍番号00916)(地対艦ミサイル「バスチオン」「バル」を装備)、ノヴォロシースクに駐留する第136特殊用途水中破壊工作戦力・手段対処支隊(軍番号75976)といった沿岸部隊も有ります。
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テムリュク
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ウタシュ
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ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ノヴォチェルカッスクはクリミア半島で上陸演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年12月17日12時45分配信
【大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」と黒海艦隊の揚陸強襲部隊は海岸への海上揚陸部隊の上陸へ取り組んだ】

黒海艦隊大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」乗組員とクリミアに駐屯する揚陸強襲部隊は、合同で戦闘車両と連合部隊の人員を艦の中甲板へ積み込む複合課題へ取り組んだ。

合同演習の実施中、部隊は海上移動を行ない、無装備の海岸部分へ上陸した。

これに加えて大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」乗組員は、組織的対空防衛の任務へ取り組み、通信及びダメージコントロール訓練を実施した。

活動はオプーク兵種間射爆場において、冬季訓練期間の艦隊の部隊の戦闘訓練と日常活動計画に沿って実施された。



黒海艦隊大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(1987年就役)は、2020年には計7回の『シリア・エクスプレス』(黒海沿岸のロシア領からシリアへの貨物輸送任務)へ従事しました。

・3月2日にボスポラス海峡を南下、3月14日に北上。

[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ノヴォチェルカッスクはボスポラス海峡を通過してシリアへ向かった]

・4月20日にボスポラス海峡を南下、3月14日に北上。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ノヴォチェルカッスクは『シリア・エクスプレス』に従事する]

・5月17日にボスポラス海峡を南下、5月29日に北上。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦サラトフとノヴォチェルカッスクは『シリア・エクスプレス』に従事する]

・6月1日にボスポラス海峡を南下、6月12日に北上。

2020年2020年9月21日から26日までロシア南部黒海、カスピ海で実施されたロシア南方軍管区戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加する]

・11月4日にボスポラス海峡を南下、11月13日に北上。

・12月4日にボスポラス海峡を南下、12月15日に北上。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦サラトフとノヴォチェルカッスクは『シリア・エクスプレス』へ従事した後に黒海へ戻った]

・12月22日にボスポラス海峡を南下、12月29日に北上。
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2021年2月19日にボスポラス海峡を南下し、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ノヴォチェルカッスクは地中海東部で『シリア・エクスプレス』に従事する]

3月5日にボスポラス海峡を北上して黒海へ戻りました。

2021年4月12日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月25日に同海峡を北上して黒海へ戻りました。

2021年5月5日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、5月中旬に同海峡を北上して黒海へ戻りました。

以後は『シリア・エクスプレス』に従事する事は無く、黒海で行動していました。

2021年12月17日にクリミア半島東部のオプーク射爆場で上陸演習を行ないました。
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ロシア海軍黒海艦隊の海上航空隊と地対艦ミサイル部隊はクリミア沖で対艦攻撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年12月16日13時30分配信
【黒海艦隊は海上練習目標を破壊する為の海上航空部隊と沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の合同演習を実施した】

黒海艦隊は、戦闘訓練及び日常活動計画に沿って、海上航空隊戦闘機及び爆撃機沿岸対艦ミサイル複合体「バスチオン」による海上練習目標を破壊する為の合同演習を実施した。

演習計画によると、黒海エリアで破壊工作員グループを乗せた仮想敵水上艦が探知された。

仮想敵の役割は、警備艦「ラードヌイ」乗組員が演じた。

目標の複合破壊の任務を遂行する為、空中へ黒海艦隊対空防衛・海上航空隊の当直グループの航空機が上がり、クリミア半島領域に駐留する沿岸対艦ミサイル複合体「バスチオン」班は、その地域の位置までの行進を行ない、ミサイル複合体の使用を準備した。

演習の第1段階で多目的戦闘機Su-30SM前線爆撃機Su-24Mの乗員は、水上目標へミサイル及び爆弾による打撃を与える為の戦闘進路への進入へ取り組んだ。

第2段階で複合体「バスチオン」班は敵艦のコースを追尾し、戦闘状態へ入り、電子発射方式で仮想目標へミサイル打撃を与える為の行動手順へ取り組んだ。

演習には200名以上の将兵、4機の航空機Su-30SM、2機の航空機Su-24M黒海艦隊ロケット-砲連合部隊の構成から沿岸対艦ミサイル複合体「バスチオン」大隊が参加した。




沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。

黒海艦隊では、クラスノダール地方と、そしてクリミア半島に駐留する第15独立沿岸ロケット-砲旅団へ配備されています。
[シリアへ派遣されたロシア海軍黒海艦隊の地対艦ミサイル"バスチオン"の代わりとなる同型のミサイルがクリミア半島へ到着した]

多用途複座戦闘機Su-30SMは、インド空軍などが導入しているSu-30MK系列機をロシア軍向けに改正した機体であり、ロシア航空宇宙軍及びロシア海軍航空隊への導入が進められています。

黒海艦隊には、1個飛行隊(エスカドリーリャ)分の12機のSu-30SMが配備されています。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊で多用途複座戦闘機Su-30SMの1個飛行隊が完全に形成された]


黒海艦隊Su-30SMは、クトゥーゾフ勲章授与・セヴァストーポリ赤旗・第43独立海上襲撃機航空連隊に所属しており、前線爆撃機Su-24Mと共にクリミア半島サキ飛行場に駐留しています。
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2021年12月16日、「バスチオン」大隊と海上航空隊Su-30SM及びSu-24Mクリミア半島沖で対艦攻撃の模擬訓練を行ないました。

「敵艦」の役は、警備艦「ラードヌイ」(1981年2月25日就役)が務めました。
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イランへ向かうロシア海軍黒海艦隊の救助曳船カピタン・グリエフはスエズ運河を通過して紅海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2021年7月28日9時0分配信
【黒海艦隊の救助船「カピタン・グリエフ」はスエズ運河を通行した】

救助曳船「カピタン・グリエフ」は、初めてノヴォロシースクからオマーン湾への海上移動を行なう。

ロシア曳船は、8月にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2021』ロシア海軍選抜チームの支援の為の本部船として使用される。

20日以上に渡って続く海上移動中、船の乗組員はスエズ運河を超え、3つの海峡と3つの湾、6つの海を通過する。



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プロジェクト22870救助曳船「カピタン・グリエフ」『アストラハン造船工場』で2016年1月27日に起工され、2018年5月18日に進水し、同年8月に内陸水路経由でノヴォロシースクへ回航されました。
黒海で洋上試験を行なった後、2018年12月20日にロシア海軍へ引き渡され、黒海艦隊の第314緊急救助船支隊へ配属されました。


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就役後は黒海で行動していましたが、2020年8月中旬に初めて地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツと救助曳船カピタン・グリエフは地中海東部へ向かった]
2020年12月末にノヴォロシースクへ帰投しました。

2021年7月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
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7月28日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。

今後、「カピタン・グリエフ」イランへ向かいます。

2年前の2019年には、同型船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」イランへ派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ到着した]

ロシア海軍黒海艦隊の沿岸防衛旅団のT-72B3戦車はクリミア半島で戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年7月8日11時30分配信
【黒海艦隊の軍団の戦車兵は装備品のT-72B3戦車からの射撃を実施した】

クリミア共和国アンガルスキー射爆場で、黒海艦隊軍団沿岸防衛連合部隊戦車T-72B3乗員が標準兵器からの戦闘射撃を実施した。
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射撃に先立ち戦車兵は、弾薬を積載し、行進位置から戦闘へ車両を移行させる行動へ取り組んだ。

敵の戦闘車両手動対戦車擲弾班、ヘリコプターを模した突然に出現した標的への射撃は、距離1000~2000メートルで戦車兵により実施された。

射撃条件下で、目標までの平均距離は約1.7kmであった。
短時間で砲撃ゾーンへ標的が出現し、戦車兵は即座に反撃する必要が有った。
加えて、砲撃任務の遂行は、目標の分布、1つの目標への砲撃の集中、戦闘演習中の単独及びグループ機動により複雑化した。

合計で戦闘射撃訓練の実施には約200名の将兵が参加し、約10両のT-72B3戦車が関わった。



クリミア半島に駐留するロシア黒海艦隊第22軍団ゴルロフスキー2度赤旗・スヴォーロフ勲章授与・第126独立沿岸防衛旅団は、2014年12月1日に編成されました。

元々は、大祖国戦争中の1941年9月1日に編成され、スターリングラード攻防戦、クリミア解放戦、ケーニヒスベルク攻略戦などに参加したゴルロフスカヤ2度赤旗・スヴォーロフ勲章授与・第126射撃師団(2代目)の流れを汲む部隊です。

ソビエト連邦解体後、ウクライナ海軍第36独立沿岸防衛旅団となり、2014年3月21日に黒海艦隊へ編入され、同年12月1日に再編成されました。

2017年2月10日には、上部組織として第22軍団が編成され、その指揮下に入りました。

[第126独立沿岸防衛旅団]
旅団本部
第1自動車化射撃大隊
第2自動車化射撃大隊
海軍歩兵大隊
戦車大隊
自走砲大隊
噴射推進砲大隊
狙撃兵射撃中隊
偵察大隊
通信管理大隊
電子戦闘中隊
放射線・化学・生物防護中隊
物資供給大隊
修理中隊
警備中隊
医療中隊


戦車大隊T-72B3戦車を装備しています。
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今後、第126独立沿岸防衛旅団にはT-72シリーズの最新型となるT-72B3M戦車が配備されます。
『イズベスチヤ』より
2021年7月7日0時1分配信
【精密な戦車:クリミア防衛は超防護のT-72B3Mで強化される】

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクとサラトフは黒海で砲撃訓練を実施した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2021年7月1日9時0分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦支隊は海上で砲射撃を実施した】

黒海艦隊大型揚陸艦「オルスク」「サラトフ」の乗組員は、合同任務への取り組みの枠組みにおいて、海上で砲射撃を実施した。

射撃は、黒海艦隊大型揚陸艦連合部隊の戦闘訓練計画に沿って、黒海の海上射爆場で行なわれた。

活動中、大型揚陸艦の乗組員は、海上揚陸部隊の仮想上陸を援護する行動へ取り組み、砲装置から海上および空中目標への射撃を実施した。

海上目標の役割として盾船標的が関わり、仮想敵空中攻撃手段の役割は、黒海艦隊対空防衛・海上航空隊水陸両用機Be-12が演じた。

更に、大型揚陸艦「オルスク」「サラトフ」の砲術班は、浮遊海上機雷模型を破壊する訓練を実施した。
全ての目標は成功裏に撃破された。

戦闘訓練活動実施中、射撃海域は民間船舶航行の為に閉鎖された。



プロジェクト1171大型揚陸艦の6番艦BDK-69は、カリーニングラード造船工場『ヤンターリ』で1967年3月7日に起工され、1968年2月29日に進水、1968年12月5日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

ソ連海軍時代には、地中海、大西洋、インド洋へ進出し、活発に行動していました。
1972年6月~7月にはエジプトへ駐留しました。

ソ連邦解体後も2000年代初頭までは稼働状態に在りました。

上陸演習を行なうBDK-69(1997年撮影)
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複合補給艦「べレジナ」と共に(2000年撮影)
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2002年10月20日に「オルスク」と命名されました。

2004年からオーバーホールが始まりましたが、資金の割り当てが不十分だった為に作業は殆ど進まず、事実上予備役となっていました。

2014年8月から本格的な修理工事が始まりました。
[ロシア黒海艦隊のアリゲーター級揚陸艦2隻はセヴァストーポリで修理される]

オーバーホールは2017年10月下旬に完了し、10月27日には艦の点検の為に出航しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年10月27日14時3分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「オルスク」は計画修理後に出航した】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2017年11月12日8時0分配信
【大型揚陸艦「オルスク」乗組員は艦の修理後の工場点検を完了した】

オーバーホール後の点検を終え、2017年12月中旬に艦隊へ復帰しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月12日13時6分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「オルスク」は修理後に戦闘任務遂行へ着手する】

2018年には計9回の「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸のロシア領からシリアへの貨物輸送任務)に従事しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへ行く]

2019年には計4回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

2020年春までに計2回の「シリア・エクスプレス」に従事した後、セヴァストーポリ『第13艦船修理工場』でオーバーホールが行なわれました。


プロジェクト1171大型揚陸艦の1番艦BDK-10は、カリーニングラード造船工場『ヤンターリ』で1964年2月5日に起工され、1964年7月1日に進水、1966年8月18日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。
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1967年2月22日に「ヴォロネジスキー・コムソモーレツ」と命名されました。

ソ連邦解体後の1992年2月15日にはBDK-65と改名され、2003年7月26日に「サラトフ」と命名されました。

2008年8月上旬の南オセチア紛争中には、ノヴォロシースクからアブハジアへの兵員輸送任務に従事しており、これに目を付けたグルジア海軍戦闘艇部隊(ミサイル艇2隻を含む)と護衛艦(小型ロケット艦「ミラーシュ」など)との間でアブハジア沖海戦が発生しました。


2013年1月下旬に実施されたロシア海軍3艦隊(北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)合同演習に参加した後は、セヴァストーポリでオーバーホールを行なっていました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

2014年2月中旬に現役へ復帰しました。
[大型揚陸艦サラトフは修理を終えて現役に復帰した]

2014年には計4回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

2015年には計7回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

2016年には計6回の「シリア・エクスプレス」へ従事しましたが、同年7月末に帰投して以来、長らくシリアへは派遣されていませんでした。

2020年4月10日、「サラトフ」は、ほぼ4年ぶりにボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、「シリア・エクスプレス」に従事しました。

2020年には計7回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

2021年には、6月下旬までに計4回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。


2021年7月1日、「オルスク」「サラトフ」は、黒海57mm連装砲ZIF-31の実弾射撃訓練を実施しました。
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なお、黒海では、6月28日から7月10日まで西側の海軍演習『シーブリーズ-2021』が実施され、アメリカ、カナダ、グレートブリテン、ネーデルラント、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、トルコ、ラトビア、ウクライナなどが参加します。