ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは東南アジア遠征を終えてウラジオストクへ帰投した
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2020年12月29日9時15分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊はウラジオストクへ戻った】
本日(12月29日)、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、遠距離航海任務の遂行後に艦隊主要基地ウラジオストク市へ到着した。
岸壁の艦船埠頭では、2ヶ月間の遠距離航海後の戦闘艦支隊の歓迎式典が開催された。
艦の歓迎へ捧げられる集会には、太平洋艦隊司令部と将兵の代表、軍事船員の家族と親類、退役将兵及び社会組織の代表が参加した。
艦隊司令官臨時代行セルゲイ・レキシは、太平洋艦隊軍事評議会に代わって、指示された遠洋航海任務を成功裏に遂行した乗組員を祝福した。
伝統により、乗組員へ子豚の丸焼きが贈られた。
太平洋艦隊戦闘艦支隊は2020年11月1日から遠距離航海任務を遂行した。
航海中に太平洋艦隊の艦船は、12000海里以上を走破し、トリンコマリー港(スリランカ)とタンジュンプリオク港(インドネシア、ジャカルタ市)を業務寄港の為に訪問し、アジア-太平洋地域の国との海軍協力の更なる発展を促進した。
歓迎式典は、太平洋艦隊の水上艦連合部隊の要員の隊列行進で完了した。
ロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、は、2020年3月下旬から5月初頭まで日本海及びオホーツク海で戦術演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]
2020年7月26日の『ロシア海軍の日』のウラジオストク(金角湾)の観艦式へ参加しました。
2020年8月中旬にウラジオストクを出航し、9月中旬までオホーツク海とベーリング海で演習を行ないました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]
9月16日にウラジオストクへ帰投しました。
[ベーリング海演習(『大洋の盾-2020』)へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]
「ワリャーグ」は10月16日にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で対空射撃及び機雷掃討訓練を行なった]
「アドミラル・パンテレーエフ」は10月19日にピョートル大帝湾で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはピョートル大帝湾で対水上射撃及び機雷掃討訓練を行なった]
10月28日~29日には2隻揃って日本海で各種演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは日本海で演習を行なった]
2020年11月1日、「ワリャーグ」と「アドミラル・パンテレーエフ」は、中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年1月12日就役)を伴ってウラジオストクを出航し、東南アジアへの遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
11月6日に対馬海峡を南下しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年11月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
12月1日にスリランカのトリンコマリー港を訪れました。


[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはスリランカのトリンコマリー港を訪れた]
12月3日にトリンコマリー港を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはスリランカのトリンコマリー港を去った]
12月5日にはベンガル湾でインド海軍とPASSEX(編隊航行訓練)を実施しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊とインド海軍はベンガル湾でPASSEX(編隊航行訓練)を実施した]
その後、インドネシアへ向かい、12月14日にはタンジュンプリオク港(ジャカルタ)を訪れました。


[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはインドネシアのタンジュンプリオク港を訪れた]
12月17日にタンジュンプリオク港(ジャカルタ)を去り、インドネシア海軍とPASSEX(編隊航行訓練)を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはインドネシアを去った]
12月22日には海上(おそらくは南シナ海)でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは海上でダメージコントロール訓練を行なった]
12月25日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2020年12月28日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
12月29日に母港ウラジオストクへ帰投しました。

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