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ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年秋に進水する

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『タス通信』より
2021年4月18日9時5分配信
【「ポセイドン」搭載原子力潜水艦「ハバロフスク」は今秋に進水する】
モスクワ、4月18日/タス通信

無人水中装置「ポセイドン」を搭載するプロジェクト09851原子力潜水艦「ハバロフスク」は、今秋に進水する。
『タス通信』は防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ハバロフスクの進水は、2021年5月から秋へ数ヶ月間遅れます」
彼は話した。

「ハバロフスク」を建造している生産合同『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスは、情報提供者からの情報について『タス通信』へコメントしなかった。

以前の計画では、この出来事は今年5月に行なわれる事が想定されていた。

[潜水艦について]
「ハバロフスク」
は第2の「ポセイドン」搭載艦である。
第1のプロジェクト09852原子力潜水艦「ベルゴロド」は2019年4月23日に進水した。
当初、潜水艦プロジェクト949Aとして建造されていたが、その後、特殊プロジェクトにより再起工された。
「ベルゴロド」「ハバロフスク」は、6基の「ポセイドン」装置を搭載しなければならない。

後に「ポセイドン」と命名される水中装置の作成は、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが2018年3月の連邦教書演説で初めて述べた。

大統領によると、このような無人機は、広範囲の目標の撃破が可能な通常弾頭あるいは核弾頭を装備できる。
無人機は無制限の航行距離と、1キロメートル以上の作業深度を得る。



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プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
[原子力潜水艦ハバロフスクはロシア海軍の日に起工された]
[秘密のプロジェクト09851特務原潜ハバロフスク]
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「ハバロフスク」の詳細や具体的なスペック(艦の大きさなど)は、一切公表されていませんが、無人小型潜水艇を搭載するようです。
[ロシア海軍の為の特務原潜ハバロフスクの3Dモデルが作成された]

2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)が始まりました。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]

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「ハバロフスク」は、原子力水中無人機(大洋多目的システム)「ポセイドン」の搭載母艦としての機能も有しており、合計6基の「ポセイドン」を搭載します。

[]大洋多目的システム「ポセイドン」

「ハバロフスク」の進水時期はこれまでに何度も延期され、最近では2021年春~夏頃に予定されていましたが、また延期されて2021年秋となりました。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年春~夏に進水する]

「ハバロフスク」の配備先は未だ決まっていませんが、太平洋艦隊への配備も検討されています。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクはカムチャツカへ配備される?]


なお、2019年4月23日には、「ポセイドン」搭載原潜「ベルゴロド」が進水しています。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]
航行試験は2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]
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ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは太平洋艦隊へ配備される?

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『タス通信』より
2021年4月6日9時32分配信
【潜水艦「ベルゴロド」は太平洋で勤務に就く】
モスクワ、4月6日/タス通信

プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」は、国家試験を完了してロシア連邦海軍へ引き渡された後、太平洋で勤務に就く。
『タス通信』軍当局に近い情報提供者より伝えられた。

「予備情報によると、原子力潜水艦ベルゴロドは発注者へ引き渡された後、太平洋で勤務に就きます。
これは、世界の大洋のあらゆる地点で任務を果たす事を可能にします」

彼は話した。

『タス通信』は、『セヴマシュ』(「ベルゴロド」を建造している企業、『統合造船業営団』へ加入)広報サービスから、これに関するコメントを得られなかった。

以前、『タス通信』の情報提供者は、潜水艦「ベルゴロド」の国家試験は今年5月に始まると述べた。
他の『タス通信』の情報提供者は、特殊潜水艦原子力無人水中装置「ポセイドン」に加え、原子力深海ステーションAS-15を搭載できる。

子力水中無人機「ポセイドン」の最初の搭載艦~プロジェクト09852潜水艦「ベルゴロド」は、2019年4月23日に進水した。
当初、潜水艦は2020年に海軍への引き渡しが計画されていた。
報道によれば、これは、コロナウイルス流行に関連するものを含め、試験プログラムが完了しなかった事により実現しなかった。

現行の2027年までの国家軍備プログラムにおいて3隻の特殊用途原子力潜水艦の建造が計画されている。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」(深海原子力無人機)の搭載母艦としての役割も果たします。

[大洋多目的システム「ポセイドン」]

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更には「原子力深海ステーション」、即ち深海調査用の小型特務原子力潜水艦も搭載できます。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは深海調査用小型原子力潜水艦を搭載する]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は、2020年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、コロナウイルス流行による遅延(『セヴマシュ』でも感染者が出た)などの理由により、2020年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました
[セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する]

「ベルゴロド」の航行試験は、白海の解氷が予想される2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは洋上試験の準備を進めている]
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]

「ベルゴロド」の洋上試験(工場航行試験と国家試験)は、2021年9月の完了が予定されています。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年9月に完了する]

以前には北方艦隊へ配備されると見られていた「ベルゴロド」ですが、最近では、太平洋で勤務に就く、つまり太平洋艦隊への配備も検討されているようです。

ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年9月に完了する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2021年4月5日3時19分配信
【情報筋は「ポセイドン」搭載艦の試験が何時完了するのか話した】
モスクワ、4月5日-ロシア通信社ノーボスチ

海洋無人機「ポセイドン」を搭載する実験原子力潜水艦「ベルゴロド」(プロジェクト09852)の試験は今年9月に完了する。
現在、潜水艦は係留試験を行なっており、原子炉を始動している。
『ロシア通信社ノーボスチ』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

2019年4月、セヴェロドヴィンスク工場『セヴマシュ』で、潜水艦の公式進水式典が開催された。

「ベルゴロドは原子炉を始動しています。
係留試験が行なわれています。
その後、工場試験と国家試験が有ります。
9月には、潜水艦は全ての試験サイクルを完了します」

対談者は話した。

多目的原子力潜水艦「ベルゴロド」は、無人機「ポセイドン」の為の実験潜水艦である。
プロジェクト949A「アンテイ」(「クルスク」の同型)に属している潜水艦は、「ポセイドン」システムの為に特別に改造された。

「ポセイドン」の作業は、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが2018年の連邦教書演説で初めて発表した。
彼によると、このような無人機は通常もしくは核弾頭を装備し、航空母艦グループや沿岸の防衛施設やインフラストラクチュアを含む広い範囲の目標を撃破できる。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」(深海原子力無人機)の搭載母艦としての役割も果たします。

[大洋多目的システム「ポセイドン」]

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更には「原子力深海ステーション」、即ち深海調査用の小型特務原子力潜水艦も搭載できます。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは深海調査用小型原子力潜水艦を搭載する]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は、2020年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、コロナウイルス流行による遅延(『セヴマシュ』でも感染者が出た)などの理由により、2020年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました
[セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する]

「ベルゴロド」の航行試験は、白海の解氷が予想される2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは洋上試験の準備を進めている]
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]

「ベルゴロド」の洋上試験(工場航行試験と国家試験)は、2021年9月の完了が予定されています。

2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜ロシャリクは2025年までに復帰する

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『タス通信』より
2021年4月5日9時1分配信
【情報筋:原子力特殊潜水艦「ロシャリク」の修理は4年続く】
モスクワ、4月5日/タス通信

原子力水中有人装置AS-31(非公式名「ロシャリク」)の修理は、4年間続く。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「原子力特殊潜水艦ロシャリクの修理には4年掛かります。
その後、水中装置は戦闘編制へ復帰します」

彼は話した。

装置を修復している艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスは、この情報にコメントしなかった。

以前、『タス通信』は、3月にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、事故を起こした特殊潜水艦から原子炉の炉心を降ろす操作を完了し、それには1ヶ月掛かったと伝えた。
他の『タス通信』の情報提供者によると、潜水艦の検査が行なわれ、チタン製船体は事実上損傷していない事が立証されたので、その後、「ロシャリク」の近代化を伴う修理作業も同時に開始され、炉心が降ろされた。
伝えられる所によれば、修理中、原子炉の交換は計画されていない。

潜水艦AS-31の火災は7月1日に発生し、14名の船員が命を奪われた。
事故原因についてメディアは、リチウム電池の発火及び爆発と言った。
潜水艦原子炉は火災による損傷は無かった。
2019年11月、潜水艦艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ運ばれた。

AS-31のプロジェクト名と戦術-技術的特性は公式には公表されておらず、兵装を搭載せず、大深度へ潜航できる事が知られているのみである。
船体の特殊な形状~互いに接続された複数のチタンの球~故に、同名の1971年のアニメ映画のボールから成る馬の玩具に因んで「ロシャリク」のニックネームを付けられた。




2019年7月1日、ロシア海軍「科学研究深海装置」は、ロシア領海内での海底調査中に火災が発生し、乗組員14名が死亡しました。
[ロシア海軍の深海調査原潜で火災が発生し、乗員14名が死亡した]

ロシア国防省は、事故を起こした「科学研究深海装置」の名前などは一切公表していませんが、プロジェクト10831「ロシャリク」原子力深海ステーションのようです。
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原子力深海ステーションAS-12は、1988年頃にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2003年8月頃に進水、2010年頃に就役しました。
船体はチタン製です。
同級に関しては詳細は未だ不明です。
艦名については「AS-31」という説も有り、今回の『タス通信』の記事では、AS-31と記されています。

明確な要目も不明ですが、水中排水量は2100トン、全長は60メートル、幅は7メートル、水中速力は30ノット、潜航深度は少なくとも1000m以上(未確認情報によれば最大6000m)、乗員は25名と推定されています。
ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」とほぼ同サイズの小型原潜のようです。

「ロシャリク」級特務原潜AS-12(AS-31?)
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ロシャリク級は、以前には戦略原子力潜水艦プロジェクト667BDR(デルタIII級)K-129を改造した特殊用途原子力潜水艦プロジェクト09786(デルタ・ストレッチ)BS-136「オレンブルク」を母艦としており、同艦に搭載されて海洋で行動していました。
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2012年9月には北極圏へ行き、ロモノソフ海嶺メンデレーエフ海嶺の海底を調査しています。
『イズべスチヤ』より
2012年10月29日配信
【軍用原子力バチスカーフ「ロシャリク」は北極圏を探った】

北極圏で行動する母艦BS-136「オレンブルク」(2012年9月27日)
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ロシャリクは、2015年にも2回の遠距離航海を行なっています。
[ロシア海軍の特務原潜ロシャリクは2015年に2度の遠征を行なっていた]

2016年12月末にプロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」が再就役してからは、同艦を母艦としているようです。
[改造を終えた特務原潜ポドモスコヴィエ(モスクワ州)はロシア海軍へ引き渡された]


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事故後、ロシャリク搭載母艦(プロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦BS-64「ポドモスコヴィエ」)北方艦隊基地セヴェロモルスクへ入港しました。
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この事故の詳細や事故を起こした艦の名前は相変わらず公表されていませんが、ロシア国防省は、事故で死亡した乗員14名の名前は公表しています。
[2019年7月1日のロシア海軍の深海調査原潜の火災事故で死亡した乗組員14名の氏名が公表された]
死亡したのは艦長を始めとして佐官クラスの年長者が殆どですが、おそらくは、火災事故発生の際、若い乗組員(つまり、将来のロシャリク運用の中核となる人々)を助ける為、自分達が犠牲になったのでしょう。
(ロシャリクの標準乗員は25名なので、おそらく11名程度が生存している)

火災事故で損傷したロシャリクは、2019年11月初頭にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されました。
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[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜の修理は9月に始まる]
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31は修理の為にセヴェロドヴィンスクへ運ばれた]
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業が始まった]
機関部分以外の損傷は激しく、船体の一部を含め、殆どの機器は交換される事になるようです。

まず初めに、原子炉炉心を降ろす予定でしたが、作業は2021年に延期されました。
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業は2021年に延期された]
延期の理由は、ロシャリクよりも古い原子力深海ステーションAS-15(1991年12月30日就役)のオーバーホールを先に行なう事になった為です。

ロシャリク原子炉炉心は、2021年3月末までに降ろされました。
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)は原子炉の炉心を降ろした]

ロシャリクの修理と近代化改装には4年掛かるとの事ですから、艦隊へ復帰するのは2025年頃になります。

2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)は原子炉の炉心を降ろした

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『タス通信』より
2021年3月31日10時31分配信
【特殊潜水艦「ロシャリク」の原子炉の炉心を降ろす操作は完了した】
モスクワ、3月31日/タス通信

セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)の専門技術者は、水中有人装置AS-31(非公式名「ロシャリク」)の原子炉の炉心を降ろす操作を完了した。
『タス通信』軍当局に近い情報提供者より伝えられた。

「AS-31を復元してロシア連邦海軍へ戻す目的で、事故を起こした特殊潜水艦から原子炉の炉心を降ろす操作は3月に完了しました。
それは、約1ヶ月続きました」

彼は話した。

彼によると、潜水艦の検査が行なわれ、チタン製船体は事実上損傷していない事が立証されたので、その後、「ロシャリク」の近代化を伴う修理作業も同時に開始された。
修理中、原子炉の交換は計画されていないと対談者は説明した。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』広報サービスは、情報筋から提示された情報へコメントしなかった。

特殊用途原子力潜水艦AS-31の火災は7月1日に発生し、14名の潜水艦船員が命を奪われた。
この内の4名は、死後にロシア英雄称号が授与され、残り10名には勇敢さに対する勲章が授与された。
事故原因についてメディアは、リチウム電池の発火及び爆発と言った。
潜水艦原子炉は火災による損傷は無かった。
11月初頭、潜水艦艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ運ばれた。

AS-31のプロジェクト名と戦術-技術的特性は公式には公表されておらず、兵装を搭載せず、大深度へ潜航できる事が知られているのみである。
船体の特殊な形状~互いに接続された複数のチタンの球~故に、同名の1971年のアニメ映画のボールから成る馬の玩具に因んで「ロシャリク」のニックネームを付けられた。




2019年7月1日、ロシア海軍「科学研究深海装置」は、ロシア領海内での海底調査中に火災が発生し、乗組員14名が死亡しました。
[ロシア海軍の深海調査原潜で火災が発生し、乗員14名が死亡した]

ロシア国防省は、事故を起こした「科学研究深海装置」の名前などは一切公表していませんが、プロジェクト10831「ロシャリク」原子力深海ステーションのようです。
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原子力深海ステーションAS-12は、1988年頃にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2003年8月頃に進水、2010年頃に就役しました。
船体はチタン製です。
同級に関しては詳細は未だ不明です。
艦名については「AS-31」という説も有り、今回の『タス通信』の記事では、AS-31と記されています。

明確な要目も不明ですが、水中排水量は2100トン、全長は60メートル、幅は7メートル、水中速力は30ノット、潜航深度は少なくとも1000m以上(未確認情報によれば最大6000m)、乗員は25名と推定されています。
ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」とほぼ同サイズの小型原潜のようです。

「ロシャリク」級特務原潜AS-12(AS-31?)
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ロシャリク級は、以前には戦略原子力潜水艦プロジェクト667BDR(デルタIII級)K-129を改造した特殊用途原子力潜水艦プロジェクト09786(デルタ・ストレッチ)BS-136「オレンブルク」を母艦としており、同艦に搭載されて海洋で行動していました。
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2012年9月には北極圏へ行き、ロモノソフ海嶺メンデレーエフ海嶺の海底を調査しています。
『イズべスチヤ』より
2012年10月29日配信
【軍用原子力バチスカーフ「ロシャリク」は北極圏を探った】

北極圏で行動する母艦BS-136「オレンブルク」(2012年9月27日)
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ロシャリクは、2015年にも2回の遠距離航海を行なっています。
[ロシア海軍の特務原潜ロシャリクは2015年に2度の遠征を行なっていた]

2016年12月末にプロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」が再就役してからは、同艦を母艦としているようです。
[改造を終えた特務原潜ポドモスコヴィエ(モスクワ州)はロシア海軍へ引き渡された]


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事故後、ロシャリク搭載母艦(プロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦BS-64「ポドモスコヴィエ」)北方艦隊基地セヴェロモルスクへ入港しました。
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この事故の詳細や事故を起こした艦の名前は相変わらず公表されていませんが、ロシア国防省は、事故で死亡した乗員14名の名前は公表しています。
[2019年7月1日のロシア海軍の深海調査原潜の火災事故で死亡した乗組員14名の氏名が公表された]
死亡したのは艦長を始めとして佐官クラスの年長者が殆どですが、おそらくは、火災事故発生の際、若い乗組員(つまり、将来のロシャリク運用の中核となる人々)を助ける為、自分達が犠牲になったのでしょう。
(ロシャリクの標準乗員は25名なので、おそらく11名程度が生存している)

火災事故で損傷したロシャリクは、2019年11月初頭にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されました。
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[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜の修理は9月に始まる]
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31は修理の為にセヴェロドヴィンスクへ運ばれた]
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業が始まった]
機関部分以外の損傷は激しく、船体の一部を含め、殆どの機器は交換される事になるようです。

まず初めに、原子炉炉心を降ろす予定でしたが、作業は2021年に延期されました。
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業は2021年に延期された]
延期の理由は、ロシャリクよりも古い原子力深海ステーションAS-15(1991年12月30日就役)のオーバーホールを先に行なう事になった為です。

ロシャリク原子炉炉心は、2021年3月末までに降ろされました。

ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは深海調査用小型原子力潜水艦を搭載する

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『タス通信』より
2021年3月27日9時2分配信
【情報筋:潜水艦「ベルゴロド」は深海調査の為の装置AS-15を搭載できる】
モスクワ、3月27日/タス通信

プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」は、原子力無人水中装置「ポセイドン」に加え、原子力深海ステーションAS-15を搭載できる。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「原子力深海ステーションAS-15は、修理及び近代化が行なわれています。
深度3キロメートルで動作可能なステーションAS-15の搭載艦として、原子力潜水艦ベルゴロドが予定されています」

彼は話した。

この装置の修理及び近代化を行なっている艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)は、この情報について『タス通信』へコメントしなかった。

公開情報源によると、AS-15は第2のプロジェクト1910「カシャロート」特殊潜水艦である。
ステーションは1983年2月23日にレニングラード・アドミラルティ合同(現『アドミラルティ造船所』)で起工され、1991年12月30日に軍当局へ引き渡された。
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AS-15は、2000年に沈没した潜水艦「クルスク」の捜索・救助活動へ参加した4隻の番号ASの内の1隻である。
2013年からAS-15『ズヴェズドーチカ』で修理待ち状態に在った。
2020年、原子炉の炉心を降ろす操作が行なわれると報じられた。

以前、『タス通信』の情報筋は、潜水艦「ベルゴロド」の国家試験は今年5月に始まると述べた。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」(深海原子力無人機)の搭載母艦としての役割も果たします。

[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は、2020年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、コロナウイルス流行による遅延(『セヴマシュ』でも感染者が出た)などの理由により、2020年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました
[セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する]

「ベルゴロド」の航行試験は、白海の解氷が予想される2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは洋上試験の準備を進めている]
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]


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「ベルゴロド」は、「ポセイドン」を含む各種無人潜水艇の他に、「原子力深海ステーション」、即ち深海調査用の小型特務原子力潜水艦も搭載できます。

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プロジェクト1910「カシャロート」(NATOコード名「ユニフォーム」)原子力深海ステーションAS-15は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)の『アドミラルティ造船所』で1983年2月23日に起工され、1988年4月29日に進水、1991年12月30日にロシア海軍へ納入されました。
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2005年にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航され、修理と近代化が始まりました。
作業は停滞しておりましたが、2020年秋以降に原子炉の炉心が降ろされ、本格的に作業が始まりました。
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業は2021年に延期された]

AS-15の修理・近代化改装の完了時期は未だ明らかにされていませんが、復帰後は「ベルゴロド」が母艦になるようです。

ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクはカムチャツカへ配備される?

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『イズベスチヤ』より
2021年3月21日19時57分配信
【自由な潜航:特殊潜水艦はカムチャツカへ行くかもしれない】

新たな特殊用途原子力潜水艦は核魚雷「ポセイドン」を搭載する。

潜水艦「ハバロフスク」は駐留場所を探している。
国防省は既に、配置する艦隊と核「ポセイドン」搭載艦の為に必要な地上インフラストラクチュアについて取り組んでいる。
カムチャツカ半島ヴィリュチンスクは、今年進水しなければならない潜水艦の為の駐留所としての可能性が検討されている。
太平洋の大深度は、操艦及び隠密展開の最大の自由を保障すると専門家は説明した。
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[極東の基地]
現在、特殊用途潜水艦「ハバロフスク」の配置の問題が検討されている。
情勢に精通している軍当局の情報提供者は、駐屯の可能性の選択肢の1つはカムチャツカであると『イズベスチヤ』へ話した。
そこにはロシア太平洋艦隊の一部が居る。
しかしながら、『イズベスチヤ』の対談者によると、最終的な決定は未だ採択されていない。

太平洋艦隊潜水部隊司令官ウラジーミル・ドミトリエフ中将は、間もなく艦隊は、世界に同じものが無いものを含む最新戦闘ユニットを受け取ると言った。
彼によると、それは、既に知られているプロジェクト「ボレイ」ロケット艦及びプロジェクト「ヤーセン-M」に属するものでは無い。

ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、2021年末までに、新プロジェクト原子力潜水艦の駐留の為に必要な全てのインフラストラクチュアの建設を完了するつもりであると言った。

『イズベスチヤ』は既に、現在、水中無人機「ポセイドン」の保管、整備、使用準備の為の地上施設の作成は完了すると報じている。
作業は来年の終了が計画されている。

太平洋の大深度は、既に沿岸ゾーンにも出現しており、潜水艦の艦長に操艦の為の最大限の可能性を与えると元潜水艦艦長フセヴォロド・フムイロフ少将は『イズベスチヤ』へ話した。
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「任務に応じ、潜水艦は様々な深度へ入ります:敵艦を聴く場合、それは1つとして表示され、気付かれないように入らなければならない場合は別です」
専門家は説明した。
「これに加え、最大限の隠密性が水文気象条件と海上のうねりにより達成されます。
従いまして、艦長は状況を解決する為に先行の決定を下します。
違いは、例えばバレンツ海は海底まで約100メートルですが、太平洋の水路は、潜水艦の全ての能力の使用を可能にします」


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[潜水艦「ハバロフスク」]
特殊用途潜水艦「ハバロフスク」
は、ゼロから建造された最初の「ポセイドン」搭載艦である。
この潜水艦プロジェクト09851として『北方機械製造事業』で2014年に起工された。
メディアの報道では、それは既に高い段階の準備が整っており、2021年に進水しなければならない。

潜水艦の正確な特性は公表されていない。
それは、その寸法と乗組員数が水中巡洋艦に相当する事が知られている。
全長は100メートル以上になり、幅は約12メートル。
潜航状態での最大排水量は少なくとも10000トンになる。
「ハバロフスク」は、自動水中ロボット「ポセイドン」の為の6基の発射装置を配置すると伝えられている。
自衛の為に数基の魚雷発射管を搭載している可能性が有る。

今、他の「ポセイドン」搭載艦の建造が完了する。
それは潜水艦K-329「ベルゴロド」である。
沈没した「クルスク」と同型の多目的水中巡洋艦の建造は1992年から始まったが、その後、一時中止された。
2012年末、水中ロボット使用の為に適合した新プロジェクト09852として建造が再開された。

双方の特殊用途潜水艦の主兵装は、特別なロボット魚雷「ポセイドン」である。
自身の核動力装置のお陰により、それは事実上無限の航行距離を有する。
各々は強力な熱核弾を搭載する。
このような装置は、大規模核戦争の場合の敵艦戦隊及び沿岸目標に対し、反撃不能の報復打撃の為に使用できる。

[蜂の巣]
ヴィリュチンスク
に配置される原子力潜水艦と、高度の活発さ故、カムチャツカの基地は冷戦時代にアメリカ合衆国から「蜂の巣」のニックネームを得た。
今、極東では唯一の駐屯場所である。
ウラジオストク海域には、ディーゼル潜水艦のみが配置されている。

カムチャツカには、同時に2個原子力潜水艦師団が駐留している。
第25(師団)には3隻の戦略用途水中巡洋艦が加入している。
この内の2隻は、ミサイル「ブラヴァー」を持つ最新のプロジェクト955「ボレイ」潜水艦を表している~「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」
これらは2013年~2014年に建造された。
今年の夏の公式計画によると、そこには改善プロジェクトとして建造された「クニャージ・オレグ」が参加しなければならない。

第10潜水艦師団は9隻の魚雷及び有翼ミサイル多目的潜水艦の合同である。
そこには、最新のプロジェクト885M「ヤーセン-M」が増強される。
その最初は、今年末までに太平洋艦隊へ受け入れられる「ノヴォシビルスク」である。

2000年代、ヴィリュチンスクで、新たな潜水艦インフラストラクチュアを作成し、軍人及び家族の為の生活条件を向上させる大規模プログラムが開始された。

遠隔都市には、連邦予算の資金により、軍人の家族の余暇の為のウォーターパーク、スケートリンク、商業娯楽センターを持つスポーツ-建造増進複合体「オケアーン」が建設された。
新たな住宅団地が建設されている。

駐留インフラストラクチュアの作成は、新たな機材の受領と同調している。
新たな潜水艦の為の桟橋の建設は事実上完了している。
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更に、潜水艦へミサイルを積載する為の複合体や核兵器及び通常兵器の保管の為の耐震兵器庫が建造されたと報じられた。
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プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
[原子力潜水艦ハバロフスクはロシア海軍の日に起工された]
[秘密のプロジェクト09851特務原潜ハバロフスク]
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「ハバロフスク」の詳細や具体的なスペック(艦の大きさなど)は、一切公表されていませんが、無人小型潜水艇を搭載するようです。
[ロシア海軍の為の特務原潜ハバロフスクの3Dモデルが作成された]

2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)が始まりました。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]

「ハバロフスク」は、原子力水中無人機(大洋多目的システム)「ポセイドン」の搭載母艦としての機能も有しており、合計6基の「ポセイドン」を搭載します。

[]大洋多目的システム「ポセイドン」

「ハバロフスク」の進水時期はこれまでに何度も延期されており、今の所は2021年春~夏頃に予定されています。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年春~夏に進水する]


なお、2019年4月23日には、「ポセイドン」搭載原潜「ベルゴロド」が進水しています。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]
航行試験は2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]

「ベルゴロド」北方艦隊へ配備されるので(乗組員は北方艦隊から集められている)、「ハバロフスク」は、今回の記事の通り、太平洋艦隊へ配備される可能性が高いでしょう。

ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる

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『タス通信』より
2021年3月2日9時5分配信
【「ポセイドン」搭載潜水艦「ベルゴロド」の試験は5月に開始できる】
モスクワ、3月2日/タス通信

プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦(APL SPN)「ベルゴロド」の試験は、5月に開始できる。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。
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「ベルゴロドの国家試験は、白海が解氷した後の5月に始まります。
これは、深海核(無人機)ポセイドンの試験とは何ら関係有りません」

対談者は明らかにした。

『タス通信』は、これに対して『セヴマシュ』(「ベルゴロド」を建造している企業であり、『統合造船業営団』へ加入)広報サービスからコメントを得られなかった。

特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」は2019年4月23日に進水した。
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当初、それは2020年に海軍への引き渡しが計画されていた。
報道によれば、これは、コロナウイルス流行に関連するものを含め、試験プログラムが完了しなかった事により実現しなかった。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]
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「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」(深海原子力無人機)の搭載母艦としての役割も果たします。

[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は、2020年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、コロナウイルス流行による遅延(『セヴマシュ』でも感染者が出た)などの理由により、2020年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました
[セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する]

「ベルゴロド」の航行試験は、白海の解氷が予想される2021年5月に始まります。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは洋上試験の準備を進めている]

ただ、「ベルゴロド」にも搭載される深海原子力無人機「ポセイドン」の洋上試験は、もう少し後になるようです。

ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは洋上試験の準備を進めている

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『イズベスチヤ』より
2021年2月11日0時1分配信
【「ポセイドン」潜水艦:潜水艦は核ロボットの試験を準備する】

最新原子力潜水艦「ベルゴロド」は、新たな戦略抑止兵器の最初の標準搭載艦となる。

原子力水中ロボット「ポセイドン」の最初の標準搭載艦~原子力潜水艦「ベルゴロド」の試験の準備が始まる。
現在、原子力巡洋艦は最初の出航を準備している。
以前、特殊戦略水中無人機は、ディーゼル潜水艦B-90「サロフ」でテストされた。
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専門家は、革新的な弾薬を備えた複合体のプロジェクト作成の完了には、更に数年を必要とすると考えている。

[最終テスト]
以前、海上射爆場での「ポセイドン」の試験は成功裏に完了したと防衛当局のトップ、セルゲイ・ショイグは発表した。
更に、原子力潜水艦「ベルゴロド」でテストが行なわれると1月初頭に生産合同『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコは報道機関へ伝えた。
特殊潜水艦新兵器「ポセイドン」搭載艦の就役までに、実験潜水艦B-90「サロフ」で試験が行なわれた。
2008年から、模型と、その後に核ロボットのプロトタイプの発射が行なわれた。

1月に生産合同『セヴマシュ』は、建造中の原子力潜水艦「ベルゴロド」への「ポセイドン」の為の試験機器の据え付けの契約の締結について幾つかの通知書を用意した。
機材の正確な名前は明らかにされていない。
更に、安全及びダメージコントロールの為の艦内システムの据え付けを含む他の作業についても通知書に記されている。
文書に表記された日付のよると、潜水艦及び核無人機から成る複合体の開発完了の為には、更に5年掛かる。

「ベルゴロドの試験には、かなり多くの段階の実行が控えております」
潜水艦艦長イーゴリ・クルディン1等海佐は『イズベスチヤ』へ話した。
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「潜水艦の航行性能は、様々なモード及び動力装置の動作速度で点検されます。
最後は、ポセイドンの発射を含む実地魚雷射撃となります。
これに掛かる時間がどのくらいになるのかを御話しするのは、今は難しいですね。
これがシリーズの潜水艦ならば、何らかの予測を行なう事も出来ます。
ですが、このような特殊な艦のテストの為には、かなり長い時間が掛かる事も有り得ますね」


専門家は、当初、「ベルゴロド」プロジェクト949A「アンテイ」として起工された事を指摘した。
このような潜水艦は、1980年代中期から1990年代中期に建造され、今は、近代化を行ない、新たな兵器を受け取った多くの艦が現役に留まっている。

「これらの艦は、大いなる近代化の余裕を持たせて建造されました」
イーゴリ・クルディン
は説明した。
「例えば、兵器の発射管は、当時使用されていた弾薬よりも直径が大きいものでした。
その強度船体は長持ちし、核動力装置は、アクティブゾーンのみの交換を必要とし、電波電子機器と、全ての他の機器は、新たなものに交換できます。
従いまして、同プロジェクト潜水艦は、30年以上前に建造されたものであっても、現役に留まり、戦闘勤務へ就いています」


[核の心臓]
「ポセイドン」
は、新たな風貌の抑止兵器の1つであり、2018年にウラジーミル・プーチンが連邦教書演説で提示した。
それは、核を含む大量破壊手段を用いたロシアへの奇襲攻撃の場合でも、報復打撃の保証を与える為に意図されている。

新たなプロジェクトの心臓は、革新的な小型原子炉である。
この装置の詳細は明らかにされていない。
大統領によると、核動力装置原子力潜水艦のエンジンの100分の1の容量であり、その出力を超える。

大型魚雷に類似するロボット装置は、コンパクトな核エンジンのお陰で無制限の航行距離を有する。
それは深度1キロメートルまでの潜航を可能にする。
最大輪郭は、数メガトンに相当する強力な弾頭の設置を可能にする。
これは、潜在敵の沿岸インフラへ許容できない損害を与える為、更には航空母艦打撃グループを破壊するには充分である。
更に、爆薬を有する通常弾頭を無人機へ設置する事も出来る事が表明された。

国防省は、水中プラットフォーム及び実験潜水艦「サロフ」からの「ポセイドン」発射試験の動画を幾つか示した。


しかし、専用搭載艦からのテスト開始は、未だ伝えられていない。
様々な報道によると、各々は核ロボットの為の4基から6基のシャフト装置を搭載する。

[「ポセイドン」搭載艦]
「ベルゴロド」
は、その30歳の誕生日よりも少し前に就役しなければならない。
「航空母艦キラー」プロジェクト949A「アンテイ」の建造は1992年に始まった。
しかし、間もなく作業は、他のソヴィエト時代の未完成艦のように凍結された。
潜水艦は保管された。
長年に渡り、その運命は不確実なままであった。
2隻の同型潜水艦は、その建造が準備の少ない段階に在ったが、造船台で切断された。
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2006年、当時の軍当局のトップ、セルゲイ・イワノフは、国防省原子力潜水艦「ベルゴロド」を必要としないと言った。
他の顧客の為、その改装が検討されたが、アイデアは実現しなかった。

未完成の水中巡洋艦への関心は、「ポセイドン」作成プロジェクトの開始と共に戻った。
2009年、近代化潜水艦プロジェクトの開発が始まり、3年後に海軍総司令官は、「ベルゴロド」が特殊任務を解決する為に特別ヴァージョンで完成すると述べた。
2012年、潜水艦工場で再び起工され、船体の大規模なペレストロイカ(再編)が始まった。
有翼ミサイルの為の区画に代わり、新たな兵器の発射装置が設置された。
プロジェクト番号は、949Aから09852へ変更された。

2019年4月、潜水艦セヴェロドヴィンスクの船台から出渠した。

ウラジーミル・プーチン大統領は、テレビ中継でその進水を見た。
潜水艦は水上で点検が始まり、艤装が行なわれ、原子炉がテストされた。
試験は今年末の完了が予定されている。
以前、国防省は、最初の搭載艦の為の乗組員は既に形成され、潜水艦及びその兵器への実地での習熟が始まったと伝えた。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]
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「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」の搭載母艦としての役割も果たします。

[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。
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[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は2020年末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、同年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]
[セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する]

第3の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ウリヤノフスクは2027年までにロシア海軍へ就役する

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『タス通信』より
2021年1月15日9時2分配信
【情報筋:第3の超核魚雷「ポセイドン」搭載艦は2027年までに海軍へ引き渡される】
モスクワ、1月15日/タス通信

第3の原子力無人水中装置「ポセイドン」搭載艦となる特殊用途原子力潜水艦「ウリヤノフスク」ロシアで建造されており、潜水艦2027年までの国家軍備プログラムの枠組みで攻撃手段と共にロシア連邦海軍へ引き渡される。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「特殊用途原子力潜水艦ウリヤノフスク(プロジェクト09853)は、現行の2027年までの国家軍備プログラムの枠組みにおいて、この時までに国家試験を完了する水中装置と共に海軍へ引き渡されます。
最初の2隻の超核魚雷搭載艦とウリヤノフスクの違いは、初めて攻撃手段と共に単一の複合体として引き渡される事です」

彼は話した。

対談者によると、現在、艦の船体の建造は完了し、近い内に工場『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)で水圧試験が始まる。
「特殊用途原子力潜水艦ウリヤノフスクは、セヴマシュ造船所で2017年に起工されました。
これは、プロジェクト09851潜水艦ハバロフスクの弟です。
基本的な寸法は同じですが、より現代的なシステム及びメカニズムを採用する点でハバロフスクと異なります」

彼は付け加えた。

『タス通信』は、この原子力潜水艦の建造について生産合同『セヴマシュ』から公式なコメントを得られなかった。

当初、プロジェクト885M「ヤーセン-M」多目的潜水艦の6番目の船体が「ウリヤノフスク」の名を受けるものと予測されていた。

[潜水艦シリーズ]
2020年11月5日、防衛産業企業体の情報提供者は『タス通信』へ、「最後の審判」兵器超水中核魚雷「ポセイドン」の第2の搭載艦・プロジェクト09851原子力潜水艦「ハバロフスク」は2021年前半に工場『セヴマシュ』の船台を出ると伝えた。
最初の「ポセイドン」搭載艦プロジェクト09852潜水艦「ベルゴロド」は2019年4月23日に進水した。
同艦は2021年に海軍への引き渡しが予定されている。

2018年3月、情報提供者は『タス通信』へ、「ポセイドン」システム2027年までの国家軍備プログラムに含まれており、プログラムの有効期間末までに海軍の戦闘編制へ導入されなければならないと伝えた。

核動力を有するロシア無人水中装置に関しては、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが2018年3月の連邦教書演説で初めて話した。

彼は、このような無人機は、敵のインフラ施設、航空母艦グループなどの破壊が可能な通常弾頭あるいは核弾頭を装備できる事を指摘した。
国防省によると、装置「ポセイドン」搭載潜水艦と共に、いわゆる大洋多目的システムに含まれる。
無人機は高速力と無制限の航行距離を得て、作業潜航深度は1キロメートル以上になる。



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現在、セヴェロドヴィンスク『生産合同・北方機械製造事業』(セヴマシュ)では、原子力水中無人機(大洋多目的システム)「ポセイドン」搭載母艦となる特殊用途原子力潜水艦が建造されています。


1隻目の「ベルゴロド」は、元々はプロジェクト949A原子力水中巡洋艦として1992年7月24日に起工されたのですが、その後、工事は凍結され、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として2012年12月20日に改めて「起工」され、2019年4月23日に進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

2隻目のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日に起工され、2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)が始まりました。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]

進水は2021年前半に予定されています。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年春~夏に進水する]


これまで「ポセイドン」搭載原潜は、「ベルゴロド」「ハバロフスク」の2隻のみだと思われていましたが、今回、3隻目の「ポセイドン」搭載原潜が建造中である事が明らかにされました。

この原潜「ウリヤノフスク」と命名され、2017年に起工されているとの事です。

これに該当するのは、2017年7月28日に起工されたプロジェクト885M(ヤーセン-M)原子力水中巡洋艦の7番艦「ウリヤノフスク」しか有りません。


[ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された]

つまり、当初は「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦として起工されたが、その後、設計変更されて「ポセイドン」を搭載するプロジェクト09853特殊用途原子力潜水艦として建造が続けられているという事でしょう。