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太平洋中央部(ハワイ諸島海域)の演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の支援船はウラジオストクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年7月14日8時0分配信
【太平洋で大規模演習へ参加した太平洋艦隊の支援船はウラジオストクへ戻った】

2ヶ月以上に渡りアジア-太平洋地域艦支隊の行動を保障した太平洋艦隊は、長期航海の後にウラジオストクへ戻った。
これに加え、船は太平洋中央部で行なわれた遠海ゾーンのグループ戦力演習へ参加した。

特に、給油船「イルクト」及び「ボリス・ブトマ」水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」病院船「イルティシュ」海洋曳船が恒久駐留所へ到着した。

航海中に給油船は、25回以上に渡り戦闘艦へ燃料と水の補給を行なった。
備蓄の補充は、気象条件に応じ、停止及び航行の双方で行なわれた。

大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」は、ベトナム及びフィリピンの港への業務寄港を行なった。

水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」は、航海期間に約15000キロメートルの線上で水文気象作業及び水路調査作業を行ない、7基の水文観測ステーションを設置し、約400回の水文気象観測を実施し、更に太平洋中央部で研究プログラムを実行した。

太平洋艦隊艦グループの支援任務全てを、補助艦隊は完全にやり遂げた。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した]

更にその後、今度はロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-95Tu-22M3も参加して、再び「敵の陸上軍事インフラ」「敵空母部隊」を攻撃する演習が行なわれました。
Tu-95「敵の陸上軍事インフラ」Tu-22M3「敵空母部隊」を攻撃するという想定でした。
[ロシア航空宇宙軍の爆撃機Tu-95MSとTu-22M3はロシア海軍太平洋演習へ参加した]

6月30日には「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」太平洋上で対空砲撃訓練を実施しました。
更に「ワリャーグ」は、短距離対空ミサイル「オサー-M」で海上目標を攻撃しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で砲撃訓練を実施した]
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7月4日に日本沖縄本島宮古島の間を通過し、その後、対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年7月6日発表
【ロシア海軍の動向について】

7月8日にウラジオストクへ帰投しました。

[太平洋中央部(ハワイ諸島海域)の演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した]

太平洋艦隊水上艦に随伴していた支援船部隊大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」、中型海洋給油船「イルクト」(1975年12月就役)、水路調査船「マルシャル・ゲロヴァーニ」(1983年7月29日就役)、病院船「イルティシュ」、海洋曳船は、一足遅れて7月14日にウラジオストクへ帰投しました。
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太平洋中央部(ハワイ諸島海域)の演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦はウラジオストクへ帰投した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年7月8日13時0分配信
【ウラジオストクで太平洋の大規模演習へ参加した太平洋艦隊の戦闘艦の歓迎式が行なわれた】

本日(7月8日)、太平洋中央部の大規模演習へ参加したグループを構成する太平洋艦隊の艦の歓迎式がウラジオストクで行なわれた。

沿海地方首都の艦船岸壁の埠頭へ7隻の戦闘艦が次々と係留された。
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その中には、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」の姿があった。

太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は、祖国の基地へ帰って来た軍事船員を祝福し、伝統に沿って艦長へ子豚の丸焼きを贈った。
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会合での演説で太平洋艦隊司令官は、艦隊の現代史において、太平洋のこの海域で、このような大規模演習を行なったのは初めてである事を強調した。
これには、太平洋艦隊の20隻以上の戦闘艦、潜水艦、船、海上航空隊航空機ヘリコプターが関わった。
2ヶ月間に渡り海上で部隊は20000海里以上を走破し、50の戦闘訓練が実施された。
太平洋艦隊司令官は、艦隊は大洋における地位を確立した事を指摘し、遠距離航海を遂行した優秀な水上艦連合部隊の要員へ感謝した。

式典は、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の人員の隊列行進で完了した。
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近い内に、遠海ゾーンでのグループの行動を保障した補助艦隊水路調査船は、恒久駐屯所へ戻る。

艦船岸壁での重要な出来事に敬意を表したオープンデーが開催され、その中で軍事船員の家族は、演習へ参加した戦闘艦の訪問へ招待された。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した]

更にその後、今度はロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-95Tu-22M3も参加して、再び「敵の陸上軍事インフラ」「敵空母部隊」を攻撃する演習が行なわれました。
Tu-95「敵の陸上軍事インフラ」Tu-22M3「敵空母部隊」を攻撃するという想定でした。
[ロシア航空宇宙軍の爆撃機Tu-95MSとTu-22M3はロシア海軍太平洋演習へ参加した]

6月30日には「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」太平洋上で対空砲撃訓練を実施しました。
更に「ワリャーグ」は、短距離対空ミサイル「オサー-M」で海上目標を攻撃しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で砲撃訓練を実施した]
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7月4日に日本沖縄本島宮古島の間を通過し、その後、対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年7月6日発表
【ロシア海軍の動向について】

7月8日にウラジオストクへ帰投しました。

太平洋中央部(ハワイ諸島海域)の演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦は2021年7月7日までにウラジオストクへ帰投する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
【2021年7月7日:太平洋中央部で遠距離航海任務を遂行後の太平洋艦隊戦闘艦支隊の歓迎式典(ウラジオストク市)】

ウラジオストク太平洋艦隊第33埠頭(艦船岸壁)で、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」で構成され、太平洋中央部で艦隊の多種戦力作戦演習へ参加した太平洋艦隊艦支隊の歓迎式典が開催される。

遠海ゾーンにおける艦隊の多種戦力作戦演習は、2021年6月7日から24日までの期間に実施された。
それには、20隻以上の水上戦闘艦、潜水艦、支援船、太平洋艦隊海上航空隊及び航空宇宙軍の20機以上の飛行装置が参加した。
その中で30回以上の戦闘訓練が実施され、海上航空隊航空機の総飛行は100時間を超え、艦上配置対潜ヘリコプターは20時間以上であった。
演習中、駐留所から遠く離れた場所での部隊の統制、対潜行動、支隊の組織的対空防衛、船団護送作戦、仮想敵の軍事インフラストラクチャの重要な施設への艦支隊の合同打撃、全種類の組織的な保障:作戦、戦闘、物資-技術、医療へ取り組んだ。

歓迎式典には、太平洋艦隊司令部の代表及び将兵、軍事船員の家族と親類が参加する。
埠頭で艦支隊指揮官が太平洋艦隊司令官へ報告した後、海軍の伝統により、丸パン子豚の丸焼きが贈られる。

式典の最後に報道陣は、艦を訪れ、その兵器や技術的手段、乗組員の勤務条件に精通する機会が提供される。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した]

更にその後、今度はロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-95Tu-22M3も参加して、再び「敵の陸上軍事インフラ」「敵空母部隊」を攻撃する演習が行なわれました。
Tu-95「敵の陸上軍事インフラ」Tu-22M3「敵空母部隊」を攻撃するという想定でした。
[ロシア航空宇宙軍の爆撃機Tu-95MSとTu-22M3はロシア海軍太平洋演習へ参加した]

6月30日には「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」太平洋上で対空砲撃訓練を実施しました。
更に「ワリャーグ」は、短距離対空ミサイル「オサー-M」で海上目標を攻撃しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で砲撃訓練を実施した]


太平洋中央部作戦演習へ参加した太平洋艦隊の主力水上艦は、7月7日までにウラジオストクへ帰投する予定です。

ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で砲撃訓練を実施した

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『タス通信』より
2021年6月30日9時48分配信
【太平洋艦隊艦支隊は太平洋でミサイル及び砲射撃を実施した】
モスクワ、6月30日/タス通信

太平洋艦隊艦支隊太平洋でミサイル及び砲射撃を実施し、仮想敵の空中攻撃を撃退し、海上標的を撃破した。
水曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"で構成される太平洋艦隊艦支隊は、太平洋エリアでミサイル及び砲射撃を実施しました。
実地行動中、戦闘艦は合同で仮想敵の空中攻撃手段の攻撃を撃退しました。
演習の目的は、熱帯気候条件での艦載兵器の動作の信頼性の点検でした」

声明では、こう述べられた。

模擬空中目標を撃破する為、巡洋艦「ワリャーグ」自衛高射ミサイル複合体「オサー」が関わり、更に130mm砲装置AK-130100mm汎用艦載砲装置A-190及び30mm6銃身自動艦載砲装置AK-630からも砲撃が行なわれた。
これに加え、乗組員は電波電子妨害を設定した。

更に支隊の艦は、海上目標への砲射撃を実施した。
この演習エピソードで太平洋艦隊旗艦の乗組員は、高射ミサイル複合体「オサー」で小型艦を模した標的を撃破した。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した]

更にその後、今度はロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-95Tu-22M3も参加して、再び「敵の陸上軍事インフラ」「敵空母部隊」を攻撃する演習が行なわれました。
Tu-95「敵の陸上軍事インフラ」Tu-22M3「敵空母部隊」を攻撃するという想定でした。
[ロシア航空宇宙軍の爆撃機Tu-95MSとTu-22M3はロシア海軍太平洋演習へ参加した]

6月30日には「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」太平洋上で対空砲撃訓練を実施しました。
更に「ワリャーグ」は、短距離対空ミサイル「オサー-M」で海上目標を攻撃しました。

なお、「オサー-M」による水上艦への攻撃は、南オセチア紛争中の2008年8月10日のアブハジア沖海戦黒海艦隊小型ロケット艦「ミラーシュ」が、グルジア海軍戦闘艇部隊に対して実際に行なっています。
[黒海艦隊の小型ロケット艦ミラーシュ、ロシア海軍旗を降納して退役(2020年10月23日)]

ロシア航空宇宙軍の爆撃機Tu-95MSとTu-22M3はロシア海軍太平洋演習へ参加した

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『タス通信』より
2021年6月24日11時21分配信
【軍は太平洋の演習において遠方ゾーンで敵への打撃を与える事に取り組んだ】
モスクワ、6月24日/タス通信

遠距離爆撃機Tu-95Tu-22M3は、太平洋演習において、太平洋艦隊の艦と合同で仮想敵の重要な施設へ打撃を与える事へ取り組んだ。
木曜日、ロシア国防省は報道機関へ伝えた。
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軍当局によると、航空機カムチャツカの飛行場から離陸し、太平洋中央部へ飛行した。
「航空宇宙軍の3機の戦略爆撃機Tu-95は、仮想地上目標へ有翼ミサイルによる模擬打撃を与えました」
軍当局
は伝えた。
更に演習の枠組みで、遠距離爆撃機Tu-22M3は、哨戒と仮想敵航空母艦打撃グループへ打撃を与える課題へ取り組んだ。
演習には更に、ロケット巡洋艦「ワリャーグ」フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」が参加した。

軍当局が伝えたように、遠距離航空隊航空機への同行は、太平洋艦隊高空迎撃戦闘機MiG-31BMにより行なわれた。
与えられた課題を解決した後、爆撃機tu-95は空中給油を行ない、駐留飛行場へ戻った。

[演習の経過]
国防省
は、海域で積極的に行動する外国の航空機から艦をカモフラージュする為の対空防衛演習中、エアゾール迷彩手段を使用したと話した:航空機やヘリコプターを探知する際、エアゾールカーテンを展開し、その後、専門家は定期的に小型煙幕弾複合体を使用する。
「カモフラージュは、艦のタイプと、その正確な座標を決める事を可能にせず、組織的対空防衛の為の追加の時間を与えました」
同省は指摘した。

これに加え、事前に航空機の飛行及び水上艦の為に閉鎖された太平洋海域で、打撃艦グループは、新たな100mm汎用艦載砲装置A-190から模擬海上および空中目標への砲射撃を実施し、巡洋艦「ワリャーグ」130mm砲装置Ak-130による砲撃を行ない、更にグループの全ての艦は、6銃身30mm自動砲装置AK-630を使用した。

更に、この中で、駐留所から遠く離れた場所での部隊の統制、対潜行動、支隊の組織的対空防衛、船団護送作戦、仮想敵の軍事インフラストラクチャの重要な施設への艦支隊の合同打撃、全種類の組織的な保障:作戦、戦闘、物資-技術、医療、その他~へ取り組んだ。

遠海ゾーンの太平洋艦隊の多種戦力作戦演習は、6月7日から24日まで行なわれた。
それには、艦隊の20隻以上の水上艦、潜水艦、支援船、艦隊海上航空隊及び航空宇宙軍の20機以上の飛行装置が参加した。
演習中に30以上の戦闘訓練が実施され、海上航空隊航空機の総飛行は100時間を超え、艦上配置対潜ヘリコプターは20時間以上であった。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した]

更にその後、今度はロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-95Tu-22M3も参加して、再び「敵の陸上軍事インフラ」「敵空母部隊」を攻撃する演習が行なわれました。

Tu-95「敵の陸上軍事インフラ」Tu-22M3「敵空母部隊」を攻撃するという想定でした。

Tu-95MSは、おそらくはアムール州のセリシェヴォ近郊のウクラインカ飛行場に駐留する機体でしょう。
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Tu-22M3は、モンゴフト近郊のカーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する機体でしょう。
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このTu-22M3は、2010年以降のロシア連邦軍の大規模な改編まではロシア海軍航空隊に所属していました。
(2010年以降に空軍/航空宇宙軍へ移管)

ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ諸島海域)で空母打撃群及び陸上軍事インフラへの攻撃訓練を実施した


テレビ局『ズヴェズダー』より
2021年6月21日5時0分配信
【無条件の要素:太平洋艦隊の大規模演習は初めて太平洋中央部で実施された】

遠海ゾーンの太平洋艦隊の多種戦力艦グループの乗組員は、演習中に仮想敵航空母艦打撃グループを破壊する課題へ取り組んだ。
演習中、艦は互いに約300海里離れた場所に居た。

最大限に戦闘に近い環境を作成する為、太平洋艦隊グループは2個戦術グループに分かれ、その1つが「敵」役を務めた。

演習中、太平洋艦隊の2個艦支隊は、クリル群島の南東から約2500海里離れた場所で行動し、仮想敵航空母艦打撃グループの探知、対抗、そしてミサイル打撃を与える課題へ取り組んだ。
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仮想ミサイル打撃は、艦隊旗艦・ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」により与えられた。

合同演習には更に、太平洋艦隊潜水艦海上航空隊遠距離対潜航空機Tu-142M3が参加した。
10000キロメートル以上を超えた海上航空隊航空機は、事前にカムチャツカエリゾヴォ飛行場への基地移動を行ない、そこから演習海域への飛行を実施した。

演習中、艦グループ海上航空隊は、仮想敵の軍事インフラストラクチャの重要な施設へ有翼ミサイルで仮想打撃を与える課題へ取り組んだ。
「ミサイル攻撃」は、水上艦及び空中から行なわれた。

Tu-142M3への近隣ゾーンでの同行は、太平洋艦隊高空迎撃戦闘機MiG-31BMにより行なわれた。
演習の枠組みで、遠距離航空機は、太平洋エリア上空でロシア航空宇宙軍特殊給油航空機Il-78からの給油を実施した。
給油は、高度5000メートル以上で時速500~600キロメートルで行なわれた。

太平洋艦隊海上航空隊は、演習中、更に仮想敵潜水艦の捜索と追跡へ取り組んだ。
この目的で、一度に6機の対潜機Il-38及びIl-38Nが2機ペアを構成してオホーツク海及び太平洋エリア上空へ配置された。
潜水艦の捜索は、標準の機内及び投下型の水中音響捜索手段を使用して行なわれた。
各々の対潜航空機は、空中へ少なくとも8時間滞在した。

更に太平洋艦隊の艦の乗組員は、演習の枠組みで戦闘艦支隊の組織的な対空及び対潜防衛の課題へ取り組み、船団護送作戦を実施した。

現代史上初めて太平洋中央部で実施されている太平洋艦隊の遠海ゾーン演習には、20隻までの水上戦闘艦、潜水艦、支援船が参加している。
航空隊からは、遠距離対潜航空機Tu-142M3、高空迎撃戦闘機MiG-31BMロシア航空宇宙軍航空機艦上対潜及び捜索救助ヘリコプターKa-27を含む約20機の飛行装置が演習へ参加している。

遠海ゾーンにおける太平洋艦隊の多種戦力グループ双務演習は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将の総指揮の下で行なわれている。



テレビ局『ズヴェズダー』より
2021年6月21日5時20分配信
【太平洋艦隊の艦は中央太平洋における初の演習で「敵」航空母艦を破壊した】

太平洋艦隊の数個多種戦力艦グループの乗組員は、仮想敵航空母艦を一掃する課題へ取り組んだ。
演習は太平洋中央部で2個艦支隊が参加して実施された。

活動の枠組みで「敵」部隊が探知され、その後、敵航空母艦グループに対し「ミサイル攻撃」が行なわれた。
仮想ミサイル攻撃は、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」により行なわれた。

演習へは更に、太平洋艦隊潜水艦海上航空隊遠距離対潜航空機Tu-142M3が参加した。
戦闘環境の作成は、艦グループを2個に分ける事により達成され、この内の1つは仮想敵として行動した。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した]

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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ沖まで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】


ロシア艦隊は、6月19日にはハワイ・オアフ島ホノルル南方沖35海里まで接近しました。
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【「OSINT-1」の2021年6月21日2時26分のツイート】

6月21日にはハワイ付近の海域で「敵空母部隊」を攻撃する演習を実施しました。
更には、「敵の陸上軍事インフラ」を攻撃する演習も実施しました。

記事中では名前は出ていませんが、おそらくは複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、病院船「イルティシュ」などが「敵空母部隊」の役割を演じたようです。


ロシア太平洋艦隊の10隻以上の艦船部隊がハワイ沖で演習を行なうのは今回が初めてですが、ソヴィエト連邦時代に遡れば、1985年3月~4月にソ連太平洋艦隊重航空巡洋艦「ノヴォロシースク」を中核とする「空母機動部隊」ハワイ沖で演習を行なっています。
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今回のロシア太平洋艦隊ハワイ付近での演習は、かつての「ノヴォロシースク」機動部隊ハワイ沖演習へのオマージュでしょうか・・・?
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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは東南アジアへの遠距離航海からウラジオストクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2021年6月21日4時23分配信
【大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と海洋曳船「カラル」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は遠距離航海からウラジオストクへ戻った】

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」海洋曳船「カラル」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、アジア-太平洋地域で遠距離航海任務を遂行した後にウラジオストクへ戻った。

1ヶ月半の航海で艦と船は約2500海里を走破し、水と燃料の備蓄を補充する為にシンガポールへの2度の寄港を行なった。



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ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(1986年2月15日就役/2016年7月再就役)と海洋曳船「カラル」(1990年2月5日就役)は、2021年4月末にウラジオストクを出航し、4月30日に対馬海峡を南下しました。
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『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月1日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

5月11日にシンガポールチャンギ港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはシンガポールを訪れた]
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5月14日にチャンギ港を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはシンガポールのチャンギ港を去った]

その後の動向は明らかにされていませんでしたが、6月5日に再びシンガポールチャンギ港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは再びシンガポールを訪れた]

6月8日にチャンギ港を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツはシンガポールを去った]

殆ど詳細が明らかにされていない「アドミラル・トリブツ」の今回の遠距離航海の目的ですが、2012年からインドへリースされていたロシア原子力潜水艦「チャクラ」(「ネルパ」)ロシア沿海地方へ向かうので、そのエスコートの為のようです。
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[インドがリースした原子力巡洋潜水艦ネルパはロシアへ返却される]
[インドがリースした原子力巡洋潜水艦チャクラ(ネルパ)は2020年春に爆発事故を起こした為にロシアへ返却される]

「チャクラ」は2021年5月27日にインド東部ヴィシャーカパトナムを出航し、6月3日にマラッカ海峡へ入っています。
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つまり、「アドミラル・トリブツ」「カラル」は、5月11日にシンガポールを出航した後、インドへ向かい、原潜「チャクラ」を出迎え、同艦をエスコートしてマラッカ海峡へ入り、再びシンガポールで水と燃料を補給したという事でしょう。


その後、「アドミラル・トリブツ」は6月16日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年6月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

6月21日にウラジオストクへ帰投しました。

ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部(ハワイ西方沖)で対空戦闘訓練を実施した

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『タス通信』より
2021年6月18日11時3分配信
【太平洋の演習で艦は航空隊と共に空中攻撃の撃退へ取り組んだ】
ウラジオストク、6月18日/タス通信

太平洋艦隊の艦は、太平洋演習の枠組みで航空機及びヘリコプターと共に空中攻撃の撃退任務へ取り組み、対空防衛訓練を実施した。
ロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

「艦隊の海上航空隊の航空機及びヘリコプターも参加し、艦支隊の対空防衛の信頼性が点検されました。
対空防衛班は、空中攻撃を撃退する実用技量を改善し、仮想敵の無人飛行装置への対抗に特別な注意が払われました」

軍当局は指摘した。

これに加え、ロシア連邦国防省が指摘したように、戦闘艦は仮想敵潜水艦の捜索へ取り組んでいる。
それには、艦載水中音響手段及び艦上対潜ヘリコプターKa-27PLを標準装備する太平洋艦隊フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、3隻のコルベットが関わっている。

太平洋での大規模演習は6月10日に始まった。
遠海ゾーンでの演習には、20隻までの水上戦闘艦、潜水艦、支援船が参加する。
更に、約20機の飛行装置も関わっている。

太平洋艦隊の多種戦力作戦演習は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将総指揮の下、訓練計画に沿って太平洋中央部で行なわれている。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で潜水艦の捜索演習を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した]

6月18日には対空戦闘訓練を実施しました。
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なお、ロシア側の発表では、演習実施海域は「太平洋中央部」としか述べられていませんが、ハワイ西方沖500~800kmくらいまで進出しているようです。
『日刊サン ハワイ』より
2021年6月16日配信
【ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸】

ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋中央部の演習へ参加した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年6月15日7時30分配信
【太平洋中央部で行なわれている太平洋艦隊多種戦力作戦演習の枠組みで、駐留所から離れて行動する多種グループの統制の問題へ取り組んだ】

演習計画に沿って、艦グループ海上航空隊と協同で対潜任務を処理し続けている。

特に、戦術グループを構成して行動している作戦連合部隊及び支援船の対潜保護を行ない、仮想敵潜水艦の捜索及び追跡の任務へ取り組んだ。
この目的で、水上艦艦底水中音響ステーション曳航式水中音響ステーションヘリコプター降下式水中音響ステーションが複合使用された。
艦上対潜ヘリコプターKa-27は、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」で活動した。

水上艦は実地行動中に遠距離対潜航空隊と連携した。
本日(6月15日)、カムチャツカエリゾヴォ飛行場から離陸した太平洋艦隊海上航空隊の3機の遠距離対潜航空機Tu-142M3は、距離約5000キロメートルの演習実施会期への飛行を行ない、用途上の任務を遂行し、駐留飛行場へ戻った。
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航空機は12時間空中に滞在した。
近隣ゾーンで対潜航空機には高空戦闘機MiG-31BMが同行した。

ロシア艦グループの行動は、外国海軍の大いなる関心を引き起こしている。

遠海ゾーンにおける艦隊の多種戦力作戦演習は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将総指揮の下、2021年の太平洋艦隊の部隊の軍指揮組織の準備計画に沿って行なわれる。
それには太平洋艦隊の20隻以上の水上艦、潜水艦、支援船が関わっている。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で潜水艦の捜索演習を実施した]

6月15日には、カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142M3カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ進出し、太平洋中央部まで飛行し、演習へ参加しました。

カーメニ・ルチェイ(マンゴフト)飛行場
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エリゾヴォ飛行場
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ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で潜水艦の捜索演習を実施した


テレビ局『ズヴェズダー』より
2021年6月13日6時0分配信
【太平洋艦隊の多種部隊は太平洋中央部の演習で整然とした作業を示した】

太平洋中央部で実施される遠海ゾーンの太平洋艦隊多種部隊の作戦演習の枠組みで、駐留所から著しく離れた場所で行動する多種戦力グループの統制の問題へ取り組んでいる。
艦隊の多種部隊間の組織的連携は、統制艦「マルシャル・クルイロフ」(旗艦)から直接行われる。

太平洋艦隊戦術艦グループは、駐留所及び当直へ就く海域から約4000キロメートル離れた場所への移動を行ない、演習任務を遂行する為に艦隊のグループの展開を行ない、演習実施海域の保護及び防衛へ着手した。

遠海ゾーンで艦グループは、多種戦力と連携して対潜戦闘任務を遂行する問題へ取り組んだ。
仮想敵潜水艦の捜索及び追尾の為、対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」対潜ヘリコプターKa-27PLが参加した。

訓練計画の下で、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は水中音響ステーションの助力により、太平洋艦隊グループの演習実施海域で潜水艦を探知した。
この探知は、グループを指揮する統制艦「マルシャル・クルイロフ」の主指揮所へ報告された。
探知された潜水艦を追跡、分類する為、水中音響機器を搭載するヘリコプターKa-27PLが上がった。

遠海ゾーンの太平洋艦隊グループ指揮官は、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」潜水艦を追跡し、演習実施海域から排除する決定を下した。
演習中に遠海ゾーンの太平洋艦隊の艦グループの乗組員は、自動艦載砲装置AK-630及び汎用艦載砲装置A-190からの砲射撃を実施した。

遠海ゾーンでの演習には、艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、誘導ミサイル兵器を装備するフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」、更には物資-技術支援船を含む20隻の水上戦闘艦、潜水艦、支援船が参加する。

更に演習には、遠距離対潜航空機Tu-142M3高空迎撃戦闘機MiG-31BMと他のロシア航空宇宙軍航空機を含む約20機の飛行装置が関わる。
太平洋中央部における太平洋艦隊の多種戦力作戦演習は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ総指揮の下、2021年の太平洋艦隊の部隊の軍指揮組織の準備計画に沿って行なわれる。



2021年5月1日、ロシア太平洋艦隊の4隻の水上戦闘艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543、1986年2月2日就役/2021年4月27日再就役)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)と共に遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート マルシャル・シャーポシニコフ、コルベット ソヴェルシェーンヌイ、グロームキー、大型海洋給油船ボリス・ブトマは東南アジアへの遠距離航海へ出発した]

5月5日に対馬海峡を南下し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年5月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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「ボリス・ブトマ」は、5月15日にベトナムカムラン港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を訪れた]

5月19日にカムラン港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはベトナムのカムラン港を去った]

5月22日にフィリピンマニラ港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を訪れた]

5月25日にマニラ港から出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型海洋給油船ボリス・ブトマはフィリピンのマニラ港を去った]


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「ワリャーグ」「マルシャル・シャーポシニコフ」は、5月28日に太平洋上で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとフリゲート マルシャル・シャーポシニコフは太平洋上で対空戦闘訓練を実施した]

一方、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」及び「グロームキー」は、5月29日にフィリピン海で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット ソヴェルシェーンヌイとグロームキーはフィリピン海で砲撃訓練を実施した]
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その後、これらの艦船は太平洋中央部へ集結し、更に複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」(1990年2月23日就役)、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(2020年12月25日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1992年5月1日就役)、病院船「イルティシュ」(1990年8月10日就役)なども合流し、演習を行なう事になりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊は太平洋中央部で演習を行なう]

6月13日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」などが参加する潜水艦の捜索・追尾訓練が実施されました。