ロシア海軍は深海捜索救助装置(バチスカーフ)の近代化を進めている
- カテゴリ:ロシアの深海潜水艇(バチスカーフ)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年10月16日9時30分配信
【「捜索救助保障コンセプト」実現の枠組みで海軍は自律救助深海装置の修理及び近代化プログラムを実行する】
「捜索救助保障コンセプト」実現の枠組みで海軍総司令部は、ロシア海軍の捜索・緊急救助作業艦隊の軍備として在る自律水中捜索救助深海装置「プリズ」型及び「べステル」の修理、近代化及び保守整備プログラムを実行している。

現在、サンクトペテルブルクの『カノネルスキー艦船修理工場』は、黒海艦隊の捜索・緊急救助作業サービスの為の救助深海装置「AS-28」(「プリズ」型)の修理と近代化を完了する。


装置は一連の試験を経て、近日中にはセヴァストーポリへの配送を開始する。

2021年に『カノネルスキー工場』は北方艦隊の自律救助深海水中装置「AS-36」の近代化と修理を完了する。
現在、工場の作業所の1つでは、装置の一連のシステムの更新の為の活発な作業は進められており、その特性の効率性は大幅に高められ、遭難した潜水艦へ援助を与える能力は拡張される。
自律深海水中捜索救助装置は、高度な近代化と修理が行なわれた。
これは、新たな位置測定システム、水中音響捜索システム、テレビ監視システム、更には、捜索救助作業実施の効率を大幅に向上させる生命保障システムの更新についての話である。
救助深海装置の乗組員は特殊訓練を経ており、その操作の為の実地経験を有している。
現在、ロシア海軍には6隻の深海救助装置(バチスカーフ)が在籍しています。
ソ連海軍時代の1980年代後半に建造された4隻のプロジェクト1855「プリズ」は、2008年~2016年に近代化改装が行なわれ、プロジェクト18551にアップグレードされました。
[北方艦隊]
・AS-36(プロジェクト18270):1996年就役/2021年に近代化改装完了予定
母船:救助船「ミハイル・ルドニツキー」(プロジェクト05360、1978年12月就役)
・AS-34(プロジェクト18551):1989年11月30日就役/2016年4月に近代化改装完了
母船:救助船「ゲオルギー・チトフ」(プロジェクト05361、1982年12月就役)
[太平洋艦隊]
・AS-40(プロジェクト18271):2016年2月1日就役
母船:救助船「イーゴリ・べロウソフ」(プロジェクト21300S、2015年12月就役)
・AS-30(プロジェクト18551):1988年11月12日就役/2013年8月に近代化改装完了
母船:救助船「アラゲズ」(プロジェクト537、1989年1月就役)
[黒海艦隊]
・AS-28(プロジェクト18551):1986年8月12日就役/2008年3月に近代化改装完了
母船:救助船「コムーナ」(1915年7月就役)
[バルト艦隊]
・AS-26(プロジェクト18551):1987年11月25日就役/2010年9月に近代化改装完了
母船:救助船SS-750(プロジェクト141S、1990年6月就役)
現在は、北方艦隊のプロジェクト18270深海捜索救助装置AS-36の近代化改装が進められており、2021年末までの完了が予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊の深海捜索救助装置(バチスカーフ)AS-36の近代化改装は2021年に完了する]
更には、プロジェクト1855「プリズ」の中で一番最初に近代化改装されたAS-28が、2019年12月から『カノネルスキー艦船修理工場』でオーバーホールを行なっています。
ロシア海軍情報供給グループ発表
2020年10月16日9時30分配信
【「捜索救助保障コンセプト」実現の枠組みで海軍は自律救助深海装置の修理及び近代化プログラムを実行する】
「捜索救助保障コンセプト」実現の枠組みで海軍総司令部は、ロシア海軍の捜索・緊急救助作業艦隊の軍備として在る自律水中捜索救助深海装置「プリズ」型及び「べステル」の修理、近代化及び保守整備プログラムを実行している。

現在、サンクトペテルブルクの『カノネルスキー艦船修理工場』は、黒海艦隊の捜索・緊急救助作業サービスの為の救助深海装置「AS-28」(「プリズ」型)の修理と近代化を完了する。


装置は一連の試験を経て、近日中にはセヴァストーポリへの配送を開始する。

2021年に『カノネルスキー工場』は北方艦隊の自律救助深海水中装置「AS-36」の近代化と修理を完了する。
現在、工場の作業所の1つでは、装置の一連のシステムの更新の為の活発な作業は進められており、その特性の効率性は大幅に高められ、遭難した潜水艦へ援助を与える能力は拡張される。
自律深海水中捜索救助装置は、高度な近代化と修理が行なわれた。
これは、新たな位置測定システム、水中音響捜索システム、テレビ監視システム、更には、捜索救助作業実施の効率を大幅に向上させる生命保障システムの更新についての話である。
救助深海装置の乗組員は特殊訓練を経ており、その操作の為の実地経験を有している。
現在、ロシア海軍には6隻の深海救助装置(バチスカーフ)が在籍しています。
ソ連海軍時代の1980年代後半に建造された4隻のプロジェクト1855「プリズ」は、2008年~2016年に近代化改装が行なわれ、プロジェクト18551にアップグレードされました。
[北方艦隊]
・AS-36(プロジェクト18270):1996年就役/2021年に近代化改装完了予定
母船:救助船「ミハイル・ルドニツキー」(プロジェクト05360、1978年12月就役)
・AS-34(プロジェクト18551):1989年11月30日就役/2016年4月に近代化改装完了
母船:救助船「ゲオルギー・チトフ」(プロジェクト05361、1982年12月就役)
[太平洋艦隊]
・AS-40(プロジェクト18271):2016年2月1日就役
母船:救助船「イーゴリ・べロウソフ」(プロジェクト21300S、2015年12月就役)
・AS-30(プロジェクト18551):1988年11月12日就役/2013年8月に近代化改装完了
母船:救助船「アラゲズ」(プロジェクト537、1989年1月就役)
[黒海艦隊]
・AS-28(プロジェクト18551):1986年8月12日就役/2008年3月に近代化改装完了
母船:救助船「コムーナ」(1915年7月就役)
[バルト艦隊]
・AS-26(プロジェクト18551):1987年11月25日就役/2010年9月に近代化改装完了
母船:救助船SS-750(プロジェクト141S、1990年6月就役)
現在は、北方艦隊のプロジェクト18270深海捜索救助装置AS-36の近代化改装が進められており、2021年末までの完了が予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊の深海捜索救助装置(バチスカーフ)AS-36の近代化改装は2021年に完了する]
更には、プロジェクト1855「プリズ」の中で一番最初に近代化改装されたAS-28が、2019年12月から『カノネルスキー艦船修理工場』でオーバーホールを行なっています。