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ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンは2023年7月30日の『ロシア海軍の日』の総海軍パレード(クロンシュタットの観艦式)へ参加する

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『タス通信』より
2023年6月23日13時4分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」とコルベット「ストイーキー」は総海軍パレードに参加する】
クロンシュタット、6月23日/タス通信


国際海軍サロン(IMDS-2023)へ関わっている大型揚陸艦「イワン・グレン」は、総海軍パレードに参加する。
艦長アンドレイ・ジェー2等海佐は報道陣へ伝えた。

「私達は、今年の総海軍パレードへ参加します。
昨年にも、原子力潜水艦や(帆船)セドフと共に、大クロンシュタット泊地の静的部門へ参加しました。
今年、私達は動的部門へ参加します」

艦長は話した。

コルベット「ストイーキー」の一等航海士は、乗組員が同様にパレードへ参加すると話した。
「勿論です。
私達は、毎年それに参加しています。
このクロンシュタットで私達は通過します」

対応する質問に答え、彼は話した。

総海軍パレードは、通常、『海軍の日』サンクトペテルブルク及びクロンシュタットで開催される。

北方艦隊大型揚陸艦「イワン・グレン」及びバルト艦隊の艦~コルベット「ストイーキー」小型ロケット艦「セルプホフ」「ソヴィェツク」は、第11回国際海軍サロン(IMDS-2023)の参加者が訪れる為に開放されている。
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『IMDS-2023』は6月21日から25日までクロンシュタットで開催される。
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行事はロシア連邦産業・貿易省が主催する。
初めて、観光・レクリエーションクラスタ『フォルトフ島』の領域に在る『海軍栄光博物館』及び『会議・展示センター』が開催場所となった。
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造船所及び造船産業企業の展示会では、250を超えるロシア及び外国の参加者がプレゼンテーションを行なう。
『タス通信』は、『IMDS-2023』の戦略メディアパートナーである。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水し、2018年6月20日にロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、2021年春に「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した]

10月25日にはバレンツ海ヘリコプターKa-29の発着艦訓練を行ないました。
『Neftegaz』より
2021年10月26日22時1分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で強襲ヘリコプターの訓練を実施した】


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として1月26日未明にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共にバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月下旬に再びバレンツ海へ出航し、北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]

3月31日にバレンツ海へ出航し、演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]

その後、4月16日にバルト海へ入り、建造元であるカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、定期修理を行ないました。
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定期修理は7月上旬に完了しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラードで定期修理を完了した]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットサンクトペテルブルクで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
(「イワン・グレン」が参加したのはクロンシュタットの観艦式)
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]


観艦式が終わった後、8月初頭にクロンシュタットを出航し、原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」と共に8月6日にバルト海を出て北海へ入りました。
(原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」は8月5日に北海入り)
『The Barents Observer』より
2022年8月7日配信
【ノルウェーの外のロシア潜水艦】

その後、ノルウェー海に居た大型対潜艦「セヴェロモルスク」と合流し、8月中旬にセヴェロモルスク港へ帰投しました。
[2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にクロンシュタットの観艦式へ参加した大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰投する]


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ロシア連邦軍宣伝コンサートツアー『真実の力』へ参加する為、8月22日にセヴェロモルスク港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはロシア北方地域で宣伝活動航海を行なう為に出航した]


『真実の力』は、軍楽隊を乗せてロシア北方の港を巡り、各地でコンサートなどを開く宣伝活動であり、この他、「イワン・グレン」艦内の車両収容スペースは臨時博物館となり、地元住民へ公開されました。
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8月24日にはコラ半島カンダラクシャへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカンダラクシャへ到着した]

その後、カンダラクシャを出航し、8月28日にアルハンゲリスクへ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはアルハンゲリスクへ到着した]

9月2日にアルハンゲリスクを出航しました。


9月8日にムルマンスク港へ入港し、9月11日まで同市で一般公開されました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはムルマンスクを訪れる]

その後、セヴェロモルスク基地へ戻り、9月18日に出航してタイミル半島へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはタイミル半島へ向かった]

9月24日、北極遠征に従事していた大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」と共にエニセイ川沿いのドゥディンカへ寄港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはドゥディンカを訪れる]
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンと大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはドゥディンカへ到着した]

10月5日、「アドミラル・レフチェンコ」と共にドゥディンカを出航し、10月10日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はセヴェロモルスクへ帰投した]

2023年5月2日、バレンツ海で各種戦闘訓練を行なう為にセヴェロモルスクから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で戦闘演習を行なう為にセヴェロモルスクを出航した]

2023年6月初頭にバルト海へ入りました。
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6月21日から25日までクロンシュタットで開催される国際海軍サロン(IMDS-2023)で一般公開されています。

IMDS-2023が終わった後も「イワン・グレン」バルト海に留まり、7月30日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットで開催される総海軍パレードへ参加します。
[2023年7月30日の『ロシア海軍の日』の総海軍パレード(サンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式)GVMP-2023には北方艦隊の5隻の水上艦及び原子力潜水艦が参加する]


プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日に就役し、「イワン・グレン」と同様に北方艦隊へ配備されました。
2022年2月以降は黒海へ派遣されています。
[黒海でロシア海軍の演習へ参加する北方艦隊とバルト艦隊の6隻の大型揚陸艦はセヴァストーポリへ入港した]
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3番艦からは拡大型となり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工され、現在建造中です。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ワシーリー・トルシンの上部構造物が設置される]
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ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で戦闘演習を行なう為にセヴェロモルスクを出航した

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『クラースナヤ・ヴェスナ』より
2023年5月2日22時20分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」はセヴェロモルスクから海上へ出航した】

バレンツ海で計画任務へ取り組む為、大型揚陸艦「イワン・グレン」北方艦隊主要基地から出航した。
5月2日、ロシア国防省公式インターネットポータルで艦隊広報サービスは発表した。

艦の乗組員は海上で出ている間、総合艦内システム、通信機器、電波技術機器の機能を点検する。
更に軍人は、バレンツ海の各海域を航行する際の航法上の特徴に関する知識をチェックする。

軍事船員は、艦隊の海上及び沿岸の戦闘訓練射爆場で一連の砲射撃を行なう。
射撃は、浮遊機雷及び模擬空中目標に対して行なわれる。
これらに加え、沿岸の仮想敵火点の制圧への取り組みが計画されている。

揚陸部隊船員は、無防備の泊地へ投錨停泊中の対破壊工作防衛の演習を行ない、その中で実際に擲弾射撃を行なう。

プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」は、シリーズのトップ艦である事が想い起こされる。
それはカリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造され、2018年にロシア海軍へ受け入れられた。
艦の甲板は2機のヘリコプターの駐留を提供する。
艦は300名の揚陸隊員、13両の戦車或いは36両の主なタイプの装甲車両を運ぶ事が出来る。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水し、2018年6月20日にロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、2021年春に「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した]

10月25日にはバレンツ海ヘリコプターKa-29の発着艦訓練を行ないました。
『Neftegaz』より
2021年10月26日22時1分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で強襲ヘリコプターの訓練を実施した】


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として1月26日未明にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共にバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月下旬に再びバレンツ海へ出航し、北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]

3月31日にバレンツ海へ出航し、演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]

その後、4月16日にバルト海へ入り、建造元であるカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、定期修理を行ないました。
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定期修理は7月上旬に完了しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラードで定期修理を完了した]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットサンクトペテルブルクで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
(「イワン・グレン」が参加したのはクロンシュタットの観艦式)
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]


観艦式が終わった後、8月初頭にクロンシュタットを出航し、原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」と共に8月6日にバルト海を出て北海へ入りました。
(原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」は8月5日に北海入り)
『The Barents Observer』より
2022年8月7日配信
【ノルウェーの外のロシア潜水艦】

その後、ノルウェー海に居た大型対潜艦「セヴェロモルスク」と合流し、8月中旬にセヴェロモルスク港へ帰投しました。
[2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にクロンシュタットの観艦式へ参加した大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰投する]


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ロシア連邦軍宣伝コンサートツアー『真実の力』へ参加する為、8月22日にセヴェロモルスク港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはロシア北方地域で宣伝活動航海を行なう為に出航した]


『真実の力』は、軍楽隊を乗せてロシア北方の港を巡り、各地でコンサートなどを開く宣伝活動であり、この他、「イワン・グレン」艦内の車両収容スペースは臨時博物館となり、地元住民へ公開されました。
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8月24日にはコラ半島カンダラクシャへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカンダラクシャへ到着した]

その後、カンダラクシャを出航し、8月28日にアルハンゲリスクへ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはアルハンゲリスクへ到着した]

9月2日にアルハンゲリスクを出航しました。


9月8日にムルマンスク港へ入港し、9月11日まで同市で一般公開されました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはムルマンスクを訪れる]

その後、セヴェロモルスク基地へ戻り、9月18日に出航してタイミル半島へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはタイミル半島へ向かった]

9月24日、北極遠征に従事していた大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」と共にエニセイ川沿いのドゥディンカへ寄港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはドゥディンカを訪れる]
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンと大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはドゥディンカへ到着した]

10月5日、「アドミラル・レフチェンコ」と共にドゥディンカを出航し、10月10日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はセヴェロモルスクへ帰投した]


2023年5月2日、バレンツ海で各種戦闘訓練を行なう為にセヴェロモルスクから出航しました。


プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日に就役し、「イワン・グレン」と同様に北方艦隊へ配備されました。
2022年2月以降は黒海へ派遣されています。
[黒海でロシア海軍の演習へ参加する北方艦隊とバルト艦隊の6隻の大型揚陸艦はセヴァストーポリへ入港した]
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3番艦からは拡大型となり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工され、現在建造中です。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ワシーリー・トルシンの上部構造物が設置される]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にクロンシュタットの観艦式へ参加した大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰投する

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『北極テレビ』より
2022年8月13日18時0分配信
【主要海軍パレードへ参加した北方艦隊の艦は基地へ戻って来る】

クロンシュタット『海軍の日』を祝った主要海軍パレードの最大の参加者は、バルト海から北方艦隊への移動を完了する。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」大型揚陸艦「イワン・グレン」で構成される艦支隊は、ノルウェー海バレンツ海の境界を越える。
海上での計画戦闘訓練任務へ取り組んだ後、近日中に艦は北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ到着する。

大型揚陸艦「イワン・グレン」は、主要海軍パレードの静的部門へ参加した。
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コルベット「ボイキー」、原子力潜水艦「ヴェプリ」及び「セヴェロドヴィンスク」と共に単一縦列編成でクロンシュタット泊地の樽へ係留された。
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北方艦隊広報サービスによると、大型揚陸艦「イワン・グレン」の乗組員はセヴェロモルスクへ到着後、宣伝活動『真実の力』への参加の準備を開始する。
その中で、博物館の展示物、オーケストラとコンサート楽団を乗せた艦は、カンダラクシャからドゥディンカまで北方海域の港の航海を行なう。
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プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水し、2018年6月20日にロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、2021年春に「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した]

10月25日にはバレンツ海ヘリコプターKa-29の発着艦訓練を行ないました。
『Neftegaz』より
2021年10月26日22時1分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で強襲ヘリコプターの訓練を実施した】


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として1月26日未明にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共にバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月下旬に再びバレンツ海へ出航し、北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]

3月31日にバレンツ海へ出航し、演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]

その後、4月16日にバルト海へ入り、建造元であるカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、定期修理を行ないました。
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定期修理は7月上旬に完了しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラードで定期修理を完了した]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットサンクトペテルブルクで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
(「イワン・グレン」が参加したのはクロンシュタットの観艦式)
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]


観艦式が終わった後、8月初頭にクロンシュタットを出航し、原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」と共に8月6日にバルト海を出て北海へ入りました。
(原子力巡洋潜水艦「ヴェプリ」は8月5日に北海入り)
『The Barents Observer』より
2022年8月7日配信
【ノルウェーの外のロシア潜水艦】

その後、ノルウェー海に居た大型対潜艦「セヴェロモルスク」と合流しました。

「イワン・グレン」は8月中旬にセヴェロモルスク港へ帰投し、その後、宣伝コンサートツアー『真実の力』へ参加します。

『真実の力』は、オーケストラ楽団を乗せてロシア北方の港を巡り、各地でコンサートを開くイベントであり、コラ半島カンダラクシャから始まり、エニセイ川沿いのドゥディンカまで行きます。


なお、「イワン・グレン」と共に主要海軍パレード(サンクトペテルブルクの観艦式)へ参加した北方艦隊フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、パレード終了後は「イワン・グレン」とは行動を共にしていないようです。
或いは、地中海東部へ行くのかもしれません。

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラードで定期修理を完了した

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『タス通信』より
2022年7月15日7時31分配信
【揚陸艦「イワン・グレン」は修理後に海上パレードへ参加する】
モスクワ、7月15日/タス通信

北方艦隊プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」は、修理後、今年7月31日にサンクトペテルブルク及びクロンシュタットで行なわれる主要海軍パレードへ参加する。
『タス通信』は造船分野の情報筋より伝えられた。

「イワン・グレンは、この3ヶ月間、製造企業~カリーニングラードの沿バルト造船工場『ヤンターリ』で計画修理が行なわれていました。
現在、大型揚陸艦の修理作業は完全に終わっています。
イワン・グレンは、他の艦や潜水艦の中で主要海軍パレードで北方艦隊を代表する準備を行なっています」

対談者は話した。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

現在、海軍の戦闘編制には2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦が在る。
更なる2隻の近代化プロジェクト11711艦工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されている。

プロジェクト11711大型揚陸艦の排水量は6000トンを超える。
各艦は、13両の主力戦車或いは36両の装甲兵員輸送車及び歩兵戦闘車、或いは30台の車両、そして更に海軍歩兵大隊を輸送できる。

公式筋、特に『統合造船業営団』トップ、アレクセイ・ラフマノフが語ったように、近代化プロジェクトの大型揚陸艦は、前任者と比較して大きな排水量を有する。
これらは、新たな上部構造物~2つに代えて1つを備え、更には戦闘ヘリコプターの搭載も可能である。

「イワン・グレン」は2018年6月20日に海軍へ受け入れられた。
これは、ロシアの現代史において設計、建造された最初の揚陸艦である。
海軍の要望による多くの改善が故に、その作業は20年以上に渡って行なわれた。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水し、2018年6月20日にロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、2021年春に「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した]

10月25日にはバレンツ海ヘリコプターKa-29の発着艦訓練を行ないました。
『Neftegaz』より
2021年10月26日22時1分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で強襲ヘリコプターの訓練を実施した】


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として1月26日未明にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共にバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月下旬に再びバレンツ海へ出航し、北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]

3月31日にバレンツ海へ出航し、演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]

その後、4月16日にバルト海へ入り、建造元であるカリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、定期修理を行ないました。
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定期修理は7月上旬に完了し、今後、「イワン・グレン」は7月31日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルククロンシュタットで行なわれる主要海軍パレードへ参加するようです。


「イワン・グレン」は、就役前の2017年7月30日にもクロンシュタット主要海軍パレードへ参加しています。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]



プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日に就役し、「イワン・グレン」と同様に北方艦隊へ配備されました。
2022年2月以降は黒海へ派遣されています。
[黒海でロシア海軍の演習へ参加する北方艦隊とバルト艦隊の6隻の大型揚陸艦はセヴァストーポリへ入港した]
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3番艦からは拡大型となり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工され、現在建造中です。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ワシーリー・トルシンの上部構造物が設置される]

ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ワシーリー・トルシンの上部構造物が設置される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月30日13時44分配信
【『ヤンターリ』の専門技術者は大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」の上部構造物の据え付けを準備する】

沿バルト造船工場『ヤンターリ』では、最新のプロジェクト11711大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」の船体の艦首及び艦尾セクションが造船台から展開された。
造船所広報サービスによると、屋外船台の位置で上部構造物の据え付け作業を加速できる。


大型揚陸艦「ワシーリー・トルシン」は、ロシア海軍の為に意図されている第3のプロジェクト11711艦である。
これは、2019年4月、同型のもう1隻の大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」と同時に『ヤンターリ』で起工された。

ロシア海軍の一員として、2隻の基礎プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」が勤務に就いている。
その排水量は5000トン、船体長120メートル、幅16.5メートル。
速力18ノット。乗組員数100名。

「ワシーリー・トルシン」「ウラジーミル・アンドレーエフ」は、より大きな寸法を得て排水量は7000~8000トンに増加する。
各艦は13両までの主力戦闘戦車或いは36両までの装甲車両及び歩兵戦闘車両、更には海軍歩兵大隊の輸送が可能である。

大型揚陸艦は、2基の30mm6銃身砲AK-630と1基の2重砲身AK-630M-2で武装する。
甲板上には捜索救助ヘリコプターKa-27或いは輸送戦闘ヘリコプターKa-29が駐留する。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水、2018年6月20日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

以後はバレンツ海で行動しています。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した]


2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。
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[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2022年2月以降は黒海へ派遣されています。
[黒海でロシア海軍の演習へ参加する北方艦隊とバルト艦隊の6隻の大型揚陸艦はセヴァストーポリへ入港した]
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以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

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この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦は排水量が約40パーセント増加する]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の船体は、2022年1月までに形成されました。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフの船体は2021年末までに形成される]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンの船体は形成された]
今後は上部構造物が設置されます。

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で演習を実施した

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『Korabel.Ru』より
2022年4月1日6時52分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は計画任務へ取り組む為にバレンツ海へ出航した】

艦隊の沿岸及び海上の戦闘訓練射爆場で艦の乗組員は、総合艦内システム、電波技術機器及び通信機器の機能を点検する。

更に、戦闘部門の当直士官及び航海士は、バレンツ海の各海域の航行の航法の特徴を知ると北方艦隊広報サービスは伝えた。

揚陸艦船員は更に、無防備の泊地へ投錨停泊する際の対水中破壊工作防衛演習を行ない、実際の擲弾射撃を行なう。

以前、大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は、バレンツ海及びコラ湾海上配置艦上襲撃ヘリコプターKa-29の飛行を保障するサイクル訓練へ取り組んだ。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水し、2018年6月20日にロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、2021年春に「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した]

10月25日にはバレンツ海ヘリコプターKa-29の発着艦訓練を行ないました。
『Neftegaz』より
2021年10月26日22時1分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で強襲ヘリコプターの訓練を実施した】


2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として1月26日未明にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共にバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月下旬に再びバレンツ海へ出航し、北方艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]

3月31日にバレンツ海へ出航し、演習を行ないました。

ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンの船体は形成された

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『タス通信』より
2022年1月11日9時4分配信
【近代化された2隻の大型揚陸艦の船体は工場『ヤンターリ』で形成された】
モスクワ、1月11日/タス通信

沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造されている近代化されたプロジェクト11711大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、技術設計が修正され、その船体造船台で形成されている。
『タス通信』工場総取締役イリヤー・サマリンより伝えられた。

「大型揚陸艦の建造は、集積された技術設計の下で行なわれております。
今日における建造サイクルの製造期間は、造船台です。
双方の艦の船体の形成が進められています」

彼は話した。

総取締役は、沿バルト造船工場で起工された「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、その前任プロジェクトとは著しく異なっており、従って建造スケジュールは近代化の為の作業を考慮して調整されていると説明した。

「試験開始までに、技術的な順番での非常に多くの生産上の課題の遂行が控えており、これらの艦の工場航行試験について申し上げるのは、未だ時期尚早ですね」
サマリン
は指摘した。

近代化プロジェクト大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、前任ヴァージョンとは異なり、運用能力が向上し、ロシア連邦海軍の最新揚陸部隊の基礎を成す。
プロジェクト11711大型揚陸艦の排水量は6000トンを超える。
各艦は13両までの主力戦闘戦車或いは36両までの装甲車両及び戦闘車両或いは30両の車両、更には海軍歩兵大隊の輸送が可能である。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水、2018年6月20日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]


以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦は排水量が約40パーセント増加する]

2022年1月上旬の時点で、「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の船体は、ほぼ形成されているようです。
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフの船体は2021年末までに形成される]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはペチェンガ湾で自動車化射撃部隊と海軍歩兵部隊の車両積載訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年8月15日19時27分配信
【北方艦隊の自動車化射撃兵及び海軍歩兵は大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員と共に海上揚陸の準備への取り組みを行なった】

大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は、北方艦隊独立自動車化射撃旅団及び独立海軍歩兵旅団の部隊と共に、支点方式で中甲板へ軍用車両を積載する海上揚陸準備の課題へ取り組んだ。

訓練は、バレンツ海ペチェンガ湾で行なわれた。
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それには、多目的輸送車MTLB-V、装甲輸送車BTR-82Aを含む約40両の装甲車両装軌車両及び装輪車両が関わった。

訓練中に大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は、海上揚陸部隊を受け入れる際の艦の操艦と平衝の要素へ取り組み、車両運転手は揚陸艦の中甲板へ入り、海上移動の為に車両を固定する課題で技量を向上させた。

近い内に揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は、バレンツ海北方艦隊戦闘訓練射爆場で一連の計画任務へ取り組む。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期され、2016年5月末開始予定も延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に艦の消磁システムの不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で不具合の改修が進められていました。
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2017年6月3日にカリーニングラードからバルチースクへ移動し、6月上旬に洋上試験を再開しました。

[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

その後、7月30日の「ロシア海軍の日」観艦式へ参加するため、クロンシュタットへ移動しました。

7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

その後、洋上試験を再開し、10月21日にはバルト海AK-630M 30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月21日11時14分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で砲複合体の試験を行なった】

10月27日にも30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月27日14時29分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は海上で砲射撃を実施した】

11月14日までに工場航行試験は終わりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年11月14日20時53分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は工場航行試験を完了した】

その後、国家試験が始まり、12月9日までに軍用車両の積載及び下船試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月9日11時6分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の国家試験の枠組みで車両積載試験が実施された】

12月22日までにバルト海30mm機関砲(AK-630M 30mmガトリング砲30mm2連ガトリング砲「ドゥエト」)の射撃試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月22日14時0分配信
【試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」はバルト海で砲射撃を実施した】


「イワン・グレン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、艦の後進の制御に問題が有る事が判明した為、またもや引き渡しが延期されました。
[最新大型揚陸艦イワン・グレンのロシア海軍への引き渡しは2018年春以降になる]

2018年4月3日、「イワン・グレン」国家試験を再開する為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは洋上試験再開の為にバルト海へ出航した]

5月4日までに試験は完了し、カリーニングラード造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの洋上試験は完了した]

その後は造船所で検査が行なわれ、6月2日に完了しました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ引き渡す前の検査を完了した]

そして2018年6月20日、「イワン・グレン」ロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった]

就役時には「イワン・グレン」の舷側番号は「135」でしたが、最近「010」に変更されました。
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2021年5月21日にはコラ湾グリャズナヤ入り江(サフォノヴォ)装甲兵員輸送車の積載訓練を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはコラ湾沿岸で装甲兵員輸送車の積載訓練を行なった]

5月23日にはモトフスキー湾海軍歩兵部隊の上陸演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で上陸演習を行なった]

8月15日にはペチェンガ湾自動車化射撃旅団(ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団)及び海軍歩兵旅団(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)の車両の積載訓練を行ないました。


2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]


以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】

ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフの船体は2021年末までに形成される

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『タス通信』より
2021年6月24日8時43分配信
【ロシア海軍の為の近代化された「揚陸艦」の船体は年末までに形成される】
サンクトペテルブルク、6月24日/タス通信

近代化されたプロジェクト11711大型揚陸艦のトップの船体は、2021年末までに形成される。
『タス通信』は、国際海軍サロン(IMDS-2021)の最中に沿バルト造船工場『ヤンターリ』総取締役イリヤー・サマリンより伝えられた。

「2021年末までに船台でトップ艦の船体の形成を計画しております」
彼は話した。

彼によると、2隻の大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の建造は、承認された2020年の技術設計に沿って進んでいる。
「工場は、総合スケジュールと製造プログラムにより設定された期限を守るよう精一杯努力しております。
2021年末までには作業-設計文書の発行を完了し、取り引きされる機器、製品、システムを全て揃え、船台でのトップ艦の船体の形成を計画しております」


当初、工場は2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」を建造した。
これらはロシア連邦海軍へ引き渡されている。
2019年4月23日、『北方造船所』に居たロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンがビデオ会議モードで参加し、工場で2隻の近代化されたプロジェクト11711大型揚陸艦「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の起工式典が開催された。

公式筋、特に『統合造船業営団』トップ、アレクセイ・ラフマノフが語ったように、近代化プロジェクトの大型揚陸艦は、前任者と比較して大きな排水量を有する。
これらは、新たな上部構造物~2つに代えて1つを備え、更には戦闘ヘリコプターの搭載も可能である。

『IMDS-2021』は、6月23日から27日までサンクトペテルブルクで開催される。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工され、2012年5月18日に進水、2018年6月20日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]


以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]
[ロシア海軍の改イワン・グレン型大型揚陸艦は排水量が約40パーセント増加する]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」は、太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは海軍歩兵部隊の乗船訓練を実施し、バレンツ海へ出航した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年6月17日18時45分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は海軍歩兵の戦闘車両の積載へ取り組んだ】

北方艦隊大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」乗組員は、沿岸での海軍歩兵の戦闘車両及び要員の乗船へ取り組んだ。
演習は、海軍歩兵隊員の恒久駐屯所スプートニク村から離れたバレンツ海ペチェンガ湾で行なわれた。
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車両及び人員の乗船は、支点方式で行なわれた。
活動中、艦内へ受け入れる海上揚陸部隊の人員及び車両の最大数の点検が行なわれた。

合計で、30両以上の装甲兵員輸送車BTR-80及び貨物トラックを含む数十量の車両、更には標準射撃兵器を持つ海軍歩兵大隊が艦へ配置された。

海軍歩兵を乗船させた後、大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」北方艦隊艦支隊の一員としての合同活動へ取り組む為に出航した。
それには更に、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」救助曳船「アルタイ」も加わっている。

数週間前、同プロジェクトのトップ~大型揚陸艦「イワン・グレン」は、同様の車両及び人員の最大容量の乗船へ取り組んだ。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]

その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。


起工から約3年を経た2018年5月25日に進水しました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは進水した]

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艤装中の「ピョートル・モルグノフ」は、2018年12月末にディーゼル発電機を始動させました。
[ロシア海軍のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはディーゼル発電機を始動した]

造船所の岸壁での「ピョートル・モルグノフ」の係留試験(と乗組員の居住)は2019年5月中旬に始まり、6月中旬には洋上試験の開始が予定されていました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年5月中旬に係留試験を開始する]
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年6月中旬に洋上試験を開始する]

その後、洋上試験開始時期は2019年9月に延期されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年9月に洋上試験を開始する]

結局、洋上試験(工場航行試験)が開始されたのは2019年12月13日でした。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を開始した]

「ピョートル・モルグノフ」ロシア海軍への引き渡しは、2019年末に予定されていましたが、2020年春頃に延期されました。

2020年1月23日、「ピョートル・モルグノフ」バルト海で洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を再開した]

試験を終えてバルチースクへ一旦戻った後、3月19日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で射撃試験を行なう為に出航した]

海岸への車両の上陸試験と30mmガトリング砲の射撃試験を行なった後、3月30日にカリーニングラードへ戻りました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海での射撃試験を完了した]

洋上試験は4月中旬の再開が予定されていましたが、5月初頭に延期されました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフの洋上試験は2020年5月上旬以降に再開される]

結局、洋上試験(工場航行試験)が再開されたのは5月25日でした。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を再開した]
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を続ける]

バルト艦隊海上航空隊の協力により「ピョートル・モルグノフ」レーダー(電波位置測定ステーション)などの動作試験が行なわれ、5月29日には兵装の射撃試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で射撃試験を実施した]

工場航行試験は6月初頭の完了が予定されていましたが、7月中旬にずれ込みました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは2020年6月上旬に工場航行試験を完了する]
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは工場航行試験の最終段階を開始した]

工場航行試験の完了後、「ピョートル・モルグノフ」は最終洋上試験となる国家試験を始める予定でしたが、その前に『ロシア海軍の日』(毎年7月の最終日曜日、2020年は7月26日)の観艦式(主要海軍パレード)へ参加する事になりました。
[最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはクロンシュタットで2020年7月26日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する]



『ロシア海軍の日』観艦式が終わった後、「ピョートル・モルグノフ」は洋上試験を再開しました。

しかし、9月29日に洋上試験を終えてカリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』へ戻ってきた「ピョートル・モルグノフ」コロナウイルスの検査を行なった結果、41名が陽性反応を示しました。
この為、陽性患者は入院し、残る乗組員も艦内に隔離される事になりました。
当然の事ながら洋上試験は中断する事になりました。
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦ピョートル・モルグノフ乗組員はコロナウイルスに感染した]

それから1ヶ月以上経った11月3日、「ピョートル・モルグノフ」は洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海で洋上試験を再開した]

11月7日には30mm機関砲AK-630Mによる機雷掃討を行ないました。
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦ピョートル・モルグノフはバルト海の洋上試験で機雷を掃討した]

11月13日までに洋上試験は全て完了しました。
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは洋上試験を完了した]

2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

「ピョートル・モルグノフ」は2021年1月下旬に北方艦隊基地への移動を開始し、2021年1月30日にセヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地への移動を準備する]
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]


その後は乗組員の錬成訓練を行なっていました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは乗組員の訓練を行なっている]

2021年6月17日、「ピョートル・モルグノフ」ペチェンガ湾で海軍歩兵部隊の車両と人員を乗船させ、バレンツ海へ出航しました。

「ピョートル・モルグノフ」には、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、救助曳船「アルタイ」が同行しています。


プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日に就役しています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

以前にはプロジェクト11711の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定でしたが、2隻が追加建造される事になり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]