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戦略演習『ヴォストーク-2022』及び中国海軍との太平洋合同パトロールへ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はウラジオストクへ帰投した


『タス通信』より
2022年10月4日11時1分配信
【ロシアと中国の艦は2度目の太平洋合同パトロールを完了した】
ウラジオストク、10月4日/タス通信

ロシア海軍中国海軍太平洋海域での合同パトロールを完了した。
火曜日にロシア国防省は報道機関へ伝えた。

「ロシア海軍と中国海軍の艦の2度目の太平洋海域での合同パトロールは完了しました」
軍当局は指摘した。

ロシア国防省が明らかにしたように、太平洋艦隊の艦は既にウラジオストクへ戻っている。
合同パトロールはこの3週間に渡り行なわれた。
艦は中国海軍と共に7000海里以上を航行し、日本海、オホーツク海、ベーリング海、フィリピン海、東シナ海を通過した。
彼らはベーリング海を訪れ、アリューシャン列島の一部を周回した。
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「ロシアと中国の船員は、様々な艦の隊列を組んでの操艦と艦グループの間の組織的通信へ取り組みました。
合同訓練が行なわれ、その間に対潜任務を果たし、海上での捜索と救助の問題を改善しました。
支隊の組織的対空防衛、艦上対潜ヘリコプター及び捜索救助ヘリコプターの飛行が行なわれました」

同省は付け加えた。
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ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
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054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加しました。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]
更には敵空母部隊への合同攻撃訓練も行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は戦略演習『ヴォストーク-2022』で空母部隊への合同攻撃訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
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(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した]


戦略演習『ヴォストーク-2022』が終わった後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は9月9日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入った]

その後、「マルシャル・シャーポシニコフ」『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア太平洋艦隊中国海軍の艦船部隊と合流して太平洋へ入り、合同パトロールを開始しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを開始した]

ロシア太平洋艦隊中国海軍の艦船部隊は、太平洋上で捜索救助訓練や対空戦闘訓練などを行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを続けている]
ロシア海軍中国海軍の艦は、ベーリング海(アリューシャン列島沖)へ進出しました。
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その後、ロシア海軍中国海軍の艦は太平洋を南下し、9月27日に犬吠埼沖及び御蔵島八丈島の間を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月27日公表
【中国及びロシア海軍艦艇の動向について】

9月28日~29日には大隅海峡を通過して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月29日公表
【中国及びロシア海軍艦艇の動向について】

ロシア海軍の艦は9月29日に対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月30日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

10月初頭にウラジオストクへ帰投しました。


ロシア海軍中国海軍の合同パトロールは、2021年10月中旬の合同演習『海洋協同-2021』が終わった後にも西太平洋で実施されています。

[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]
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戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを続けている


『タス通信』より
2022年9月23日11時3分配信
【ロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを行なっている】
モスクワ、9月23日/タス通信

ロシア海軍中国海軍戦闘艦の船員は、太平洋海域での合同パトロール中、海上での捜索救助と支隊の対空防衛を含む一連の訓練を実施した。
金曜日にロシア連邦国防省は発表した。

「ロシアと中国の船員は、様々な隊列を組んだ操艦と艦グループの間の組織的通信へ取り組みました。
幾つかの合同及び各個の訓練が行なわれ、その中で対潜任務を果たし、海上での捜索と救助、支隊の対空防衛の問題を改善し、艦に駐留する対潜ヘリコプター及び捜索救助ヘリコプターの飛行が行なわれました」

声明では、こう述べられた。

海上を移動するロシア艦は、中型海洋給油船「ペチェンガ」から何度か水と燃料を補充した。

パトロール中、ロシア海軍を代表するのはフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、そして更に中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊である。
人民解放軍海軍からは、駆逐艦「南昌」、警備艦「塩城」、複合補給船「東平湖」がパトロールへ関わる。
12日間で2ヶ国の支隊は3000海里以上を進んだ。
艦はパトロールを続けている事が指摘された。



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ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
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054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

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ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加しました。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]
更には敵空母部隊への合同攻撃訓練も行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は戦略演習『ヴォストーク-2022』で空母部隊への合同攻撃訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
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(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した]


戦略演習『ヴォストーク-2022』が終わった後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は9月9日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入った]

その後、「マルシャル・シャーポシニコフ」『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア太平洋艦隊中国海軍の艦船部隊と合流して太平洋へ入り、合同パトロールを開始しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを開始した]

ロシア太平洋艦隊中国海軍の艦船部隊は、太平洋上で捜索救助訓練や対空戦闘訓練などを行なっています。


ロシア海軍中国海軍の合同パトロールは、2021年10月中旬の合同演習『海洋協同-2021』が終わった後にも西太平洋で実施されています。

[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]

戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋で合同パトロールを開始した



『ズヴェズダーテレビ動画ニュース』より
2022年9月15日5時14分配信
【ロシア海軍と中国海軍の艦は太平洋海域で合同パトロールを実施する:動画】

ロシア連邦国防省は、ロシア海軍中国海軍の艦による太平洋での合同パトロールの映像を公開した。

乗組員には、グループの艦の間の合同戦術操艦と組織的通信への取り組みが待っている。
更に彼らは、実際の砲射撃の実行を伴う一連の演習を行ない、艦上ヘリコプターの飛行を保障する。

パトロール任務には、ロシア中国の間の海軍協力の強化、アジア太平洋地域の平和と安定の維持、海域の監視、そして更にロシア連邦中華人民共和国の海洋経済活動の対象の保護が含まれる。

パトロール中、ロシア海軍を代表するのはフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、そして更に中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊である。

人民解放軍海軍からは、駆逐艦「南昌」、警備艦「塩城」、複合補給船「東平湖」がパトロールへ関わる。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
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054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]
更には敵空母部隊への合同攻撃訓練も行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は戦略演習『ヴォストーク-2022』で空母部隊への合同攻撃訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
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(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した]


戦略演習『ヴォストーク-2022』が終わった後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は9月9日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入った]

その後、「マルシャル・シャーポシニコフ」『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア太平洋艦隊中国海軍の艦船部隊と合流して太平洋へ入り、合同パトロールを実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は合同パトロールを実施するかもしれない]


ロシア海軍中国海軍の合同パトロールは、2021年10月中旬の合同演習『海洋協同-2021』が終わった後にも西太平洋で実施されています。

[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]

ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は戦略演習『ヴォストーク-2022』で空母部隊への合同攻撃訓練を実施した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年9月9日17時57分配信
【ロシアと中国は『ヴォストーク-2022』で航空母艦への合同打撃へ取り組んだ】
モスクワ、9月9日-ロシア通信社ノーボスチ

戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』の最中、ロシア中国戦闘艦航空母艦グループへの大規模打撃へ取り組んだ。
ロシア連邦国防次官アレクサンドル・フォミンは演習の結果に関する外国駐在武官の為のブリーフィングで述べた。
彼によると、演習の特徴は「ロシア連邦と中華人民共和国の航空隊と戦闘艦の合同使用」となった。

フォミンは、演習の枠組みにおいて、特に「仮想敵の陸上部隊、航空母艦及び打撃艦グループを壊滅させる為に大規模な火力打撃を与え、防衛及び攻勢行動の実施」へ取り組んだ事を明らかにした。

将軍は、演習中に日本海中央部でこのエピソード~敵の海軍グループの捜索と撃破~が行なわれたと付け加えた。

海上射爆場では更に、敵潜水艦の捜索及び破壊、合同戦闘艦支隊の全種類の組織的な防衛、敵の空中攻撃手段の撃退、海上移動中の揚陸支隊の撃破の問題へ取り組んだ。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
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(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した]


戦略演習『ヴォストーク-2022』は9月7日に終わりましたが、日本海中央部で行なわれた演習中(おそらくは9月3日頃)に太平洋艦隊中国海軍の艦は空母部隊への攻撃訓練を行なっていた事がロシア国防次官アレクサンドル・フォミンから明らかにされました。

戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加したロシア海軍と中国海軍の艦は合同パトロールを実施するかもしれない

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『Korabel.Ru』より
2022年9月6日6時17分配信
【ロシアと中国の艦は2度目の合同パトロールを実施するかもしれない】

ロシア海軍中国海軍の艦は、演習『ヴォストーク-2022』の後、2度目の合同パトロールを実施するかもしれない。

新聞『グローバル・タイムス』中国軍事専門家の談話を引用して報じた。

演習『ヴォストーク-2022』終了後、2度目の合同海軍パトロールが実施されるかもしれない。
軍事専門家宋忠平は同紙へ伝えた。
彼は、現在、中華人民共和国ロシア連邦が特に軍事分野での全面的な協力を強化する事は、地域の平和と安定の維持を助力する上で非常に重要である事を強調した。
アナリストは、北京モスクワ間の軍事協力は第三者を対象としていない事を指摘した。

軍事専門家張学峰は、国際法規が許容する限り、中国ロシアは合同戦略パトロールを行なう事が出来ると同紙へ伝えた。
彼によると、中華人民共和国ロシア連邦が2度目の合同海軍パトロールを実施した場合、西側メディアは再び「この問題を膨らませる」事を始めるだろう。
張学峰は、中国は西側からの圧力には反応せず、自身の裁量であらゆる国と定期的な軍事交流及び作戦を行なう事を指摘した。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
22-0906j.jpg
(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。
[クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した]


戦略演習『ヴォストーク-2022』は9月7日に終わりましたが、中国の複数の軍事専門家は、この後にロシア海軍中国海軍の合同パトロールが行なわれるのではないかと見ています。


ロシア海軍中国海軍の合同パトロールは、2021年10月中旬の合同演習『海洋協同-2021』が終わった後にも西太平洋で実施されています。

[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]

クリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)に駐留するロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は戦略演習『ヴォストーク-2022』で超音速対艦ミサイルを発射した


『ズヴェズダーテレビ動画ニュース』より
2022年9月6日9時17分配信
【太平洋艦隊の「バスチオン」は初めてマトゥア島から海上目標へのミサイル射撃を実施した】

戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』の最中に、マトゥア島で24時間体制の戦闘当直へ就いている太平洋艦隊沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の要員は、初めて海上目標へのミサイル射撃を実施した。
ロシア国防省は発表した。
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演習計画の下で「敵」艦は、クリル群島の島の1つへ揚陸部隊を上陸させる為、ロシア連邦領海への侵入を試みた。

「敵」は電波技術手段により適時に探知され、その航路を追跡した。

仮想敵艦が攻撃距離へ入った時、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の要員は対艦ミサイル「オーニクス」を発射した。

以前、太平洋艦隊コルベット「グレミャーシチー」は、戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』の最中に、オホーツク海に在る仮想敵海上目標へ有翼ミサイル「カリブル」を発射した。
300キロメートル以上離れた目標は成功裏に撃破された。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア及び中国海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
22-0906j.jpg
(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

同日、千島列島中部の松輪島に駐留する太平洋艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊(2021年12月初頭に配備)は超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射しました。

戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した


『タス通信』より
2022年9月6日14時11分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は演習『ヴォストーク-2022』において複合体「カリブル」で標的船を破壊した】
モスクワ、9月6日/タス通信

太平洋艦隊コルベット「グレミャーシチー」戦略演習『ヴォストーク-2022』の枠組みにおいて標的船の破壊へ取り組み、ミサイル複合体「カリブル」の射撃を実施した。
火曜日にロシア国防省は報道機関へ伝えた。

「オホーツク海に居る太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"は、戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』の最中に海上目標へのミサイル複合体カリブルの射撃を実施しました。
仮想敵艦役として標的船が関わりました」

軍当局は話した。

国防省は、ミサイルは距離300キロメートル以上で目標を成功裏に撃破し、ミサイルの飛行経路は自然の障害物を迂回する事により複雑となった事を強調した。

「このような射撃は、ロシア海軍で初めて実施されました」
国防省は指摘した。

2022年9月1日から7日までロシア連邦軍参謀本部総長の指揮下で防衛及び攻勢行動へ取り組む戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、東方軍管区の9 ヶ所の射爆場、ブルドゥニ(ブリヤート)、ゴリャチエ・クリュチ(択捉島)、クニャズ・ヴォルコンスキー(ハバロフスク州)、ラグノエ(国後島)、テレムバ(ブリヤート)、ウスペノフスキー(サハリン)などと、そして更に日本海及びオホーツク海の海域及び沿岸ゾーンで行なわれる。
22-0829a.jpg
合計で演習『ヴォストーク-2022』には50000名以上の軍人、140機の飛行装置、60隻の戦闘艦艇、支援船を含む5000を越える兵器と軍用装備が参加する。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した]

9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
ミサイルは目標までの飛行経路で「自然の障害物を迂回した」との事ですから、おそらくは千島列島の島の何れかを間に挟んで発射し、ミサイルは島の上空を低高度で飛行して(この時に山などを迂回した)目標へ命中したのでしょう。
22-0906j.jpg
(戦略演習『ヴォストーク-2022』国後島択捉島でも実施されている)

戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はピョートル大帝湾で実弾射撃訓練を実施した



『タス通信』より
2022年9月5日15時50分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は演習『ヴォストーク-2022』の枠組みで潜水艦の破壊へ取り組んだ】
ウラジオストク、9月5日/タス通信

太平洋艦隊フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、戦略演習『ヴォストーク-2022』の枠組みで潜水艦の破壊へ取り組み、砲射撃を実施した。
月曜日に東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

フリゲートピョートル大帝湾の演習海域への出航は、海上機雷の可能性の有る航路を掃海する任務を担う2隻の基地掃海艦BT-215BT-325により保障された。
「マルシャル・シャーポシニコフ」機雷の危険性が高い海域を突破する際、艦の乗組員は海上浮遊機雷の模型を発見し、30mm速射自動砲装置AK-630からの射撃により破壊した。

演習計画の下、ロシア領海の境界線でフリゲートの水中音響装置(ソナー)は仮想敵潜水艦を探知した。
「潜水艦を捜索して特定する為、太平洋艦隊海上航空隊のヘリコプターKa-27PLがフリゲートから上がりました。
潜水艦を探知し、浮上を拒否した後、RBU-6000噴射推進爆撃装置から海域の潜水艦へ爆雷による打撃を与えました」

広報サービスは伝えた。

艦隊が話したように、実地行動の次の段階でフリゲートの乗組員は、2隻のロケット艇R-20及びR-24と連携して仮想敵艦との海上戦闘へ入った。
海上曳航盾標的への砲撃は、最新の100mm汎用艦載砲装置A-190から行なわれた。
この砲装置は、空中、海上、沿岸の目標の効果的な撃破を保障する。

「仮想敵空中攻撃手段による攻撃を撃退する課題を解決する過程で、フリゲートは砲装置A-190及びAK-630を複合使用し、そして更にアクティブ電子電波妨害の設置を行ないました」
太平洋艦隊
広報サービスは話した。
演習の最後の課題は、破壊工作員からフリゲートを防護する為の行動への取り組みであった。
「水中からの戦闘泳者によるフリゲートへの攻撃の可能性を排除する為、携帯式及び固定式対破壊工作擲弾複合体を使用した予防擲弾射撃が行なわれました」
艦隊は指摘した。

[演習『ヴォストーク-2022』]
2022年9月1日から7日まで防衛及び攻勢行動へ取り組む戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、東方軍管区の9 ヶ所の射爆場~ブルドゥニ(ブリヤート)、ゴリャチエ・クリュチ(択捉島)、クニャズ・ヴォルコンスキー(ハバロフスク州)、ラグノエ(国後島)、テレムバ(ブリヤート)、ウスペノフスキー(サハリン)などと、そして更に日本海及びオホーツク海の海域及び沿岸ゾーンで行なわれる。
22-0829a.jpg
合計で演習『ヴォストーク-2022』には50000名以上の軍人、140機の飛行装置、60隻の戦闘艦艇、支援船を含む5000を越える兵器と軍用装備が参加する。



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-215(593)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)、R-20(921)、R-24(946)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した]

一方、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」日本海(ピョートル大帝湾)で対潜戦闘訓練、機雷掃討訓練、対艦砲撃訓練、対空戦闘訓練、対水中破壊工作防衛訓練を行ないました。

戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊はオホーツク海で対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を実施した


『タス通信』より
2022年9月5日11時43分配信
【演習『ヴォストーク-2022』で太平洋艦隊と中国海軍の艦は「敵」航空機の襲撃を撃退した】
モスクワ、9月5日/タス通信

太平洋艦隊中国人民解放軍海軍戦闘艦は、演習『ヴォストーク-2022』の最中に日本海で仮想敵航空機の襲撃の合同での撃退、標準対空防衛手段から空中目標への砲射撃の実施へ取り組んだ。
月曜日にロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

「演習エピソードの条件下で、太平洋艦隊の艦と人民解放軍海軍の艦の電波位置測定探知手段(レーダー)は適時に2つの空中目標グループを特定し、そのコースを追跡しました。
艦は電波電子戦闘手段を活性化させ、アクティブ及びパッシブ妨害を設定しました。
目標が攻撃境界線へ入った時、2ヶ国の艦の乗組員は高射砲を使用しました」

軍当局は伝えた。

加えてこの時、もう1つのエピソードでは、小口径速射砲海上浮遊機雷の模型を破壊した。
水上目標への砲撃は、航行隊列の後に続く艦により行なわれた事をロシア連邦国防省は付け加えた。
更に、両艦隊の海上航空隊も参加して演習は行われた。
太平洋艦隊中国海軍艦上ヘリコプターは、標準搭載艦から飛行する際の発艦と着艦を組織的に改善し、パートナー国の艦の甲板上でホバリングした。

ロシア海軍を代表したのは指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、コルベット「グレミャーシチー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、大型揚陸艦「オスリャービャ」、「ペレスヴェート」、「ニコライ・ヴィルコフ」、そして更に支援船で構成される太平洋艦隊艦船支隊であった。
中国側からは、駆逐艦「南昌」、警備艦「塩城」、複合補給船「東平湖」が演習へ関わった。

2022年9月1日から7日までロシア連邦軍参謀本部総長の指揮の下で防衛及び攻勢行動へ取り組む戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、東方軍管区の7ヶ所の射爆場~ブルドゥニ(ブリヤート)、ゴリャチエ・クリュチ(択捉島)、クニャズ・ヴォルコンスキー(ハバロフスク州)、ラグノエ(国後島)、テレムバ(ブリヤート)、ウスペノフスキー(サハリン)と、そして更に日本海及びオホーツク海の海域及び沿岸ゾーンで行なわれる。
22-0829a.jpg



ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
DD101.jpeg

054A型フリゲート「塩城」
FF546.jpeg

903型総合補給艦「東平湖」

S902.jpeg


ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]

9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した]

9月5日、オホーツク海へ入ったロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対空戦闘訓練と機雷掃射訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は演習『ヴォストーク-2022』で擬装船への爆撃訓練を実施した

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『タス通信』より
2022年9月4日21時3分配信
【Tu-142M3は演習『ヴォストーク-2022』においてミサイル兵器を持つ「敵」艦を破壊した】
モスクワ、9月4日/タス通信

太平洋艦隊海上航空隊遠距離対潜航空機Tu-142M3演習『ヴォストーク-2022』の最中に、有翼ミサイルによる打撃を与える為の複合体を運ぶ仮想敵戦闘艦支隊の破壊へ取り組んだ。
日曜日にロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

演習経過の下、仮想敵戦闘艦支隊は支援船に偽装し、太平洋艦隊のインフラ施設へ有翼ミサイルによる打撃を与える為の複合体を運んでいた。
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「支隊の居場所と、その積載物の特性に関する情報は遠距離対潜航空機Tu-142M3の乗員へ転送されました。
上空で戦闘当直に就いていた対潜航空機Tu-142M3の乗員は進路を変更し、水上目標の捜索と探知を行ない、その後、演習用爆弾P-50Tにより実際の爆撃を行ないました。
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空中からの打撃は、海上標的の位置へ与えられました」

軍当局は伝えた。

国防省は、3機のTu-143M3が仮想敵船団を一度の戦闘アプローチで破壊した為、その計画の実行が不可能になったと付け加えた。

2022年9月1日から7日までロシア連邦軍参謀本部総長の指揮の下で防衛及び攻勢行動へ取り組む戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、東方軍管区の7ヶ所の射爆場~ブルドゥニ(ブリヤート)、ゴリャチエ・クリュチ(択捉島)、クニャズ・ヴォルコンスキー(ハバロフスク州)、ラグノエ(国後島)、テレムバ(ブリヤート)、ウスペノフスキー(サハリン)と、そして更に日本海及びオホーツク海の海域及び沿岸ゾーンで行なわれる。
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ロシア連邦軍東方軍管区戦略指揮参謀演習『ヴォストーク-2022』は、2022年9月1日から7日まで極東で実施され、太平洋艦隊中国海軍も参加します。
[ロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍は2022年9月1日~7日に極東で実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加する]
[2022年9月1日~7日に実施されるロシア連邦軍戦略演習『ヴォストーク-2022』においてロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部と中部で行動する]

『ヴォストーク-2022』へ参加する中国海軍の艦は、8月29日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年8月30日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

中国海軍の参加艦は、この3隻です。

055型駆逐艦「南昌」
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054A型フリゲート「塩城」
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903型総合補給艦「東平湖」

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ロシア太平洋艦隊からは、以下の艦を含む50隻以上が参加します。

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)
フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)
大型揚陸艦「オスリャービャ」(066)、「ペレスヴェート」(077)、「ニコライ・ヴィルコフ」(081)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「コレーエツ」(390)、他4隻
基地掃海艦BT-100(565)、BT-325(586)
ロケット艇R-11(940)、R-14(924)、R-18(937)、R-19(978)
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦
プロジェクト877/06363ディーゼル潜水艦

[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海とオホーツク海へ展開する]

9月2日、ウラジオストクを出航したロシア太平洋艦隊艦船部隊は、中国海軍艦船部隊日本海北部で合流しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊と中国海軍の艦船は日本海北部で合流した]

9月2日午後、ロシア太平洋艦隊艦船部隊小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、基地掃海艦2隻は日本海で対空ミサイル及び砲の実弾射撃を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦2隻、ロケット艇4隻、掃海艦2隻は日本海で対空目標への実弾射撃訓練を実施した]

同日、太平洋艦隊海上航空隊対潜哨戒機Il-38N×2機とIl-38×2機(沿海地方ニコラエフカ飛行場に駐留)は日本海機雷敷設訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は日本海で機雷敷設訓練を実施した]

同日、日本海北部で合流したロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊は対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で対潜戦闘訓練を実施した]

指揮艦「マルシャル・クルイロフ」コルベット「グレミャーシチー」は9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

翌9月3日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海北部で対水上砲撃訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海北部で砲撃戦訓練を実施した]

同日、オホーツク海に展開する4隻の小型対潜艦は、遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)と共に対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻はオホーツク海で対潜戦闘訓練を実施した]


9月4日、ロシア太平洋艦隊艦船部隊中国海軍艦船部隊日本海中央部で対潜戦闘訓練を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍と中国海軍の合同艦船部隊は日本海中央部で対潜戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア太平洋艦隊ロケット艇4隻(R-11、R-14、R-18、R-19)日本海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇4隻は超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」中国海軍の3隻は9月4日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月4日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

9月4日、3機の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3(ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留)は非武装支援船に偽装して巡航ミサイルを搭載した敵艦を攻撃するという想定で対艦爆撃訓練を行ないました。