ロシア海軍の為の第4世代戦略原潜ボレイ級最終艦クニャージ・ポジャールスキーは起工された

16-1223a.jpg
『タス通信』より
2016年12月23日10時9分配信
【セヴェロドヴィンスクで8隻の「ボレイ」シリーズの最後の原子力ロケット艦が起工された】
セヴェロドヴィンスク、12月23日/タス通信

セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』プロジェクト955「ボレイ」の第8の原子力潜水艦「クニャージ・ポジャールスキー」が起工された。
タス通信特派員は現地から報告した。

艦の名前と起工日を記した起工記念板は、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将と『統合造船業営団』第1副総裁レオニード・ストルゴフにより潜水艦のセクションへ取り付けられた。

「クニャージ・ポジャールスキー」は8隻から成る「ボレイ」シリーズ及び5隻から成る改善プロジェクト「ボレイ-A」の最終となる。
これらの潜水艦中央設計局『ルビーン』により設計された。

このファミリーの3隻の潜水艦は既に海軍へ引き渡されている。
各々の潜水艦は16基の大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。

改善プロジェクトとなる潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」は2012年に起工された。
2014年には2隻の潜水艦「クニャージ・オレグ」「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」が起工された。
2015年には潜水艦「インペラ―トル・アレクサンドルIII」が起工された。

第8の潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」の作成を以って、原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ-A」シリーズは完了する。
ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは発表した。

「955A"ボレイ"シリーズは、この艦(クニャージ・ポジャールスキー)で完了します。
現在、海軍は中央設計局『ルビーン』と共に、この問題へ取り組んでいます」
ブルスク
は話した。

[第5世代戦略原子力潜水艦の開発]
第5世代戦略原子力潜水艦
の開発は、既にロシアで進められている。
プロジェクト955「ボレイ」を作成した海洋工学中央設計局『ルビーン』のトップ、イーゴリ・ヴィリニトは報道陣へ語った。

「設計のアイデアは既に作業が行なわれており、作業は進行中です」
彼は話した。

設計局のトップは、第5世代戦略原子力潜水艦は、第4世代とは兵装の構成が異なる事を強調した。



[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

プロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中ロケット巡洋艦シリーズは、計8隻が起工され、このうち3隻が就役済みです。

1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
2015年9月30日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しています。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、同年12月19日に就役しました。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]
2016年9月26日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した]


4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
就役は2018年に予定されています。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

5番艦(「ボレイ-A」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した]
就役は2019年に予定されています。

6番艦(「ボレイ-A」級としては3隻目)「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」は2014年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第6のボレイ級戦略原潜は起工された]
就役は2020年に予定されています。

7番艦(「ボレイ-A」級としては4隻目)「インペラートル・アレクサンドルIII」(皇帝アレクサンドル3世)は2015年12月18日に起工されました。
[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]
就役は2020年に予定されています。


そして2016年12月23日、8番艦(「ボレイ-A」級としては5隻目)「クニャージ・ポジャールスキー」が起工されました。
[ロシア海軍の新世代戦略原潜ボレイ級8番艦(最終艦)はクニャージ・ポジャールスキーと命名された]
「クニャージ・ポジャールスキー」は2021年の就役が予定されています。


「クニャージ・ポジャールスキー」を以ってプロジェクト955A「ボレイ-A」の建造は終了します。
ただ、更なる改良型が建造される可能性までは否定されていませんが。

「ボレイ」級に搭載される弾道ミサイル「ブラヴァー」は、今後も改良が続けられます。
[ロシア海軍の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)ブラヴァーは改良される]


15-1220c.jpg
更に、「ボレイ」級を設計した海洋工学中央設計局『ルビーン』のトップ、イーゴリ・ヴィリニト氏は、第5世代戦略原子力潜水艦の開発が既に始まっている事を明らかにしました。

既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」級の開発は進められていますが、これとは別に第5世代戦略原子力潜水艦も開発される事になるようです。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]

第5世代戦略原潜の開発に関する話は、2012年12月~2013年3月に初めて出て来て以来、全く音沙汰が有りませんでしたが、水面下で設計準備作業は進められていたようです。
[ロシア第5世代原子力潜水艦は2030年以降に建造される]
[ロシアは第5世代潜水艦の設計作業を始めている]

「ボレイ」級弾道ミサイル「ブラヴァー」を開発した『モスクワ熱技術研究所』は、新たな潜水艦用弾道ミサイルを開発します。
これが第5世代戦略原潜弾道ミサイルになるようです。
[モスクワ熱技術研究所はロシア海軍の為の新型SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を開発する]
スポンサーサイト

ロシア海軍太平洋艦隊の最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは任務を終えて帰投した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月23日11時18分配信
【原子力水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」はカムチャツカへ戻った】
ウラジオストク、11月23日-ロシア通信社ノーボスチ

原子力戦略用途水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は成功裏に戦闘任務を果たした後に太平洋艦隊潜水艦部隊の常時駐留地点ヴィリュチンスクへ戻った。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフは報道陣へ伝えた。

「桟橋で潜水艦乗組員は太平洋艦隊潜水艦部隊司令官、潜水艦連合部隊本部の士官、ヴィリュチンスク市区域行政府、家族と親類に出迎えられました。
原子力水中巡洋艦の艦長は、乗組員は全ての与えられた戦闘任務を果たし、艦の構成材に異常は無く、乗員は健常であり、物資を補充した後、新たな任務の遂行へ取り掛かる準備が出来ると報告しました」
マトヴェーエフ
は伝えた。

彼によると、太平洋艦隊潜水艦部隊司令官セルゲイ・レキシ少将は、与えられた任務を成功裏に果たした潜水艦船員を祝福し、艦長へ伝統的な子豚の丸焼きを手渡した。

原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は、ロシア第4世代原子力潜水艦である。
プロジェクト955「ボレイ」2番艦は、有名なロシアの司令官アレクサンドル・ヤロスラヴォヴィチ・ネフスキー大公に因んで命名された。



[新世代戦略原潜ボレイ級]
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]

第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級2番艦のK-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水し、2011年10月22日から海洋試験を開始しました。

ロシア海軍へ引き渡される前の2013年9月6日、白海弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]
[SLBMブラヴァー発射失敗の原因が発表された]

その後、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2013年12月30日、北方艦隊原潜基地ガジエヴォに到着しました。
[2隻のボレイ級戦略原潜はガジエヴォ基地に到着した]

その後は、ガジエヴォに「仮住まい」しながら慣熟訓練を行なっていました。

2014年11月28日、バレンツ海から弾道ミサイル「ブラヴァー」発射に成功しました。
[ロシア海軍最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーからの弾道ミサイル"ブラヴァー"発射は成功した]

2015年4月頃、弾道ミサイル「ブラヴァー」を定数の16基搭載し、戦闘即応体制が整いました。
[ロシア海軍最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは戦闘即応体制が整った]

15-0908b.jpg
8月中旬(8月15日)に「アレクサンドル・ネフスキー」カムチャツカへ向けて出航しました。
[ロシア海軍最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカへ回航される]

2015年9月30日、カムチャツカヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]


以後、「アレクサンドル・ネフスキー」の動向は全く公表されませんでしたが、2016年11月23日、「任務」を終えてヴィリュチンスク基地へ帰投しました。

「任務」の内容には一切触れられていませんが、オホーツク海での戦略核パトロールでしょう。
[ロシア海軍最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは2015年10月以降に太平洋艦隊で戦略核パトロールを開始する]


なお、「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」(2014年12月就役)も2016年9月26日にヴィリュチンスク基地へ到着しています。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した]

太平洋艦隊には、最終的に4隻の「ボレイ」級戦略原潜が配備され、現在配備されているプロジェクト667BDR(デルタIII級)と交代します。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ4隻の第4世代戦略原潜ボレイ級が配備される]

ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した

16-1114a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月14日9時33分配信
【ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」の船体の水密性試験が行われた】
モスクワ、11月14日-ロシア通信社ノーボスチ

株式会社『生産合同セヴマシュ』により建造された第4世代のプロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」の強度船体(耐圧殻)は水密性試験を実施した。
同社の広報サービスは月曜日に発表した。

「新世代の戦略水中ロケット艦の最初の生産艦クニャージ・オレグ(プロジェクト「ボレイ-A」)は、強度船体の基本的な水密性試験を完了しました」
声明では、こう述べられた。

指摘されたように、船体の水密性の点検は複雑な多くの過程であり、多くの準備時間を必要とする。
現時点では、艦の強度船体の試験の為の作業が進められている。

「試験は成功裏に実施されました。
これは、2014年の起工から始まった原子力潜水艦の作業は、良質で実行されたと御話する事が出来ます。
船体は、設計時本来の性能を引き出しました」
『セヴマシュ』
広報サービスは、潜水艦の納入責任者ミハイル・ポルジコフの談話を引用して話した。

「クニャージ・オレグ」サンクトペテルブルク株式会社『海洋工学中央設計局ルビーン』で設計され、最新世代に属する原子力戦略ロケット艦であり、弾道ミサイル「ブラヴァー」で武装している。
これは、原子力潜水艦「ボレイ/ボレイ-A」の第5の船体でる。
最初の3隻のロケット艦プロジェクト955「ボレイ」の下で建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ移管されている。
各原子力艦は、艦内に16基の海洋配置大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。

プロジェクト955A「ボレイ-A」ロケット巡洋艦のトップ~「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊の為に『セヴマシュ』で建造されている。
2014年には2隻の同プロジェクト潜水艦「クニャージ・オレグ」「ゲネラリーシムス・スヴォーフ」が、2015年には「インペラ―トル・アレクサンドルIII」が起工された。
ロシア海軍の戦闘編制は、合計で8隻の「ボレイ」の保有を計画している。



[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」の5番艦「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては2番艦)
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]

起工後の作業の進捗状態は、これまで公表されていませんでしたが、今回、強度船体(耐圧殻)の水密試験が完了した事が明らかにされました。
つまり、「クニャージ・オレグ」の耐圧殻は完成したという事です。
(「ボレイ」級は複殻式船体)

「クニャージ・オレグ」の就役は2019年に予定されています。

ロシア海軍の新世代戦略原潜ボレイ級8番艦(最終艦)はクニャージ・ポジャールスキーと命名された

15-1214a.png
『タス通信』より
【新たなプロジェクト955水中ロケット巡洋艦は「クニャージ・ポジャールスキー」と命名される】
モスクワ、11月4日/タス通信

今年12月にセヴェロドヴィンスク企業『セヴマシュ』で起工式典が開催されるプロジェクト955(コード名「ボレイ」)弾道ミサイル原子力潜水艦「クニャージ・ポジャールスキー」と命名される。
ロシア連邦国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部代表イーゴリ・ディガロが発表したように、然るべき指示書へロシア海軍総司令官は署名した。

「クニャージ・ポジャールスキーの名前が刻まれた起工記念板は、起工及び建造開始式典の最中に潜水艦の船体セクションへ取り付けられます」
ディガロ
は指摘した。

以前、タス通信防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた所によれば、第8のプロジェクト955「ボレイ」原子力潜水艦は、『セヴマシュ』で12月23日に起工される。
「クニャージ・ポジャールスキー」は、8隻から成る「ボレイ」シリーズの最終艦であり、改善されたプロジェクト「ボレイ-A」としては5隻目となる。

このファミリーの3隻の潜水艦は、既に海軍へ引き渡されている。
潜水艦は、16基の大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載する。

改善プロジェクトとして建造される潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」は2012年に起工され、2014年には2隻の潜水艦~「クニャージ・オレグ」「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」が起工された。
2015年には原子力潜水艦「インペラ―トル・アレクサンドルIII」が起工された。



[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

プロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中ロケット巡洋艦シリーズは、これまでに7隻が起工され、このうち3隻が就役済みです。

1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
2015年9月30日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しています。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、同年12月19日に就役しました。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]
2016年9月26日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した]


4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
就役は2018年に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

5番艦(改「ボレイ」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]
就役は2019年に予定されています。

6番艦(改「ボレイ」級としては3隻目)「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」は2014年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第6のボレイ級戦略原潜は起工された]
就役は2020年に予定されています。

7番艦(改「ボレイ」級としては4隻目)「インペラートル・アレクサンドルIII」(皇帝アレクサンドル3世)は2015年12月18日に起工されました。
[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]
就役は2020年に予定されています。


そして、2016年12月に起工される8番艦(改「ボレイ」級としては5隻目)は、ロシア海軍総司令官の指示により、17世紀初頭のロシアの英雄ドミートリー・ポジャールスキー公に因んで「クニャージ・ポジャールスキー」と命名されました。
16-1104a.jpg
「クニャージ・ポジャールスキー」は2021年の就役が予定されています。


現在の所、「ボレイ」級の調達予定隻数は8隻ですが、その後に更なる改良型の建造も考慮されています。
[ロシア海軍のボレイ級戦略原潜は2020年以降に更なる発展型が開発される]
[ロシア海軍第4世代戦略原潜ボレイ級の建造は2020年代にも継続される]
[ロシア海軍第4世代戦略原潜ボレイ級の改良は続けられる]

「ボレイ」級に搭載される弾道ミサイル「ブラヴァー」も改良が続けられます。
[ロシア海軍の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)ブラヴァーは改良される]

ロシア海軍北方艦隊の新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは弾道ミサイル"ブラヴァー"を2発同時に発射した

16-0928d.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月27日22時14分配信
【原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」から発射されたミサイル「ブラヴァー」は成功裏に目標へ命中した】
モスクワ、9月27日-ロシア通信社ノーボスチ

白海水域の戦略用途水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」から発射された2基のミサイル「ブラヴァー」は、カムチャツカクラ射爆場の目標へ成功裏に命中した。
ロシア国防省の情報・マスコミュニケーション部は発表した。
16-0928c.jpg
16-0928b.jpg

「本日・9月27日、戦略用途水中巡洋艦ユーリー・ドルゴルーキーは、白海水域からカムチャツカ半島のクラ射爆場へ2基の大陸間弾道ミサイル"ブラヴァー"の一斉発射試験を実施しました」
声明では、こう述べられた。

国防省によると、1基目のミサイル戦闘ブロック(弾頭)は、飛翔プログラムサイクルを完全に実行し、射爆場に設定された目標へ成功裏に命中した。
2基目のミサイルは飛翔プログラムの第1段階を実行した後に自爆処分された。

一斉発射は水中位置から実行された事を国防省は指摘した。



[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

16-0928a.jpg
プロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中巡洋艦の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

「ユーリー・ドルゴルーキー」は就役後もセヴェロドヴィンスクに居たのですが、9月3日夜にセヴェロドヴィンスクを出港し、ガジエヴォへ向かいました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは9月6日に駐留基地ガジエヴォへ到着する]

9月6日、ガジエヴォ基地へ到着しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォ基地へ到着した]

そして12月5日、定期修理の為、セヴェロドヴィンスクへ戻ってきました。
[戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクで定期修理を行なう]

12月24日に修理を完了しました。
[戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクでの修理を終えた]

12月30日、ガジエヴォに到着しました。
[2隻のボレイ級戦略原潜はガジエヴォ基地に到着した]

その後の動向は公表されていませんが、2014年7月27日の「ロシア海軍の日」にはセヴェロモルスクで観艦式に参加しています。

8月20日には2週間ぶりにガジエヴォ基地へ戻りました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2週間ぶりに基地へ戻った]

10月下旬、セヴェロドヴィンスクへ入港し、「ブラヴァー」ミサイルを満載(16発)しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは弾道ミサイル「ブラヴァー」を満載する]

ミサイルを満載した後、10月24日にセヴェロドヴィンスクを出港し、10月26日にはセヴェロモルスクへ入港しました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年10月27日12時55分配信
【「ユーリー・ドルゴルーキー」はセヴェロモルスクに停泊した】

2014年10月29日にはバレンツ海からカムチャツカへ向けて弾道ミサイル「ブラヴァー」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはバレンツ海からの弾道ミサイル発射に成功した]

2015年10月15日には、2ヶ月以上に渡る北極圏航海~具体的には戦略核パトロールを終え、ガジエヴォ基地へ戻っています。

[ロシア海軍北方艦隊の新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2ヶ月以上に渡る北極圏航海を終えて帰港した]


「ユーリー・ドルゴルーキー」は、就役前にも何度か「ブラヴァー」を発射しています。
[「全力全開」ブラヴァー発射試験(2010~2011年)]

2011年12月23日には、「ブラヴァー」2発を一斉発射しました。
[潜水艦発射弾道ミサイル「ブラヴァー」は一斉発射試験に成功した]


2016年には、「ユーリー・ドルゴルーキー」か、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」から2発の「ブラヴァー」の発射が計画されていました。
[ロシア海軍は2016年にバレンツ海から潜水艦弾道ミサイル"ブラヴァー"2発を一斉発射する]

そして2016年9月27日、「ユーリー・ドルゴルーキー」は、白海からカムチャツカ半島へ向けて2発の「ブラヴァー」を発射しました。
同艦にとって、6回目の「ブラヴァー」発射でした。

ただ今回は、1基のミサイルは正常に飛翔し、弾頭はカムチャツカ半島の目標へ命中したのですが、もう1基のミサイルは、発射された当初は正常に飛翔していたものの、第1段ロケットを切り離した後に何らかの不具合が起こったらしく(第2段ロケットのエンジン点火に失敗?)、自爆処分されました。

これまでに「ユーリー・ドルゴルーキー」は、「ブラヴァー」発射を全て成功させていたのですが、今回は「部分的な成功」となりました。


現在までに潜水艦用弾道ミサイルR-30「ブラヴァー」の発射は24回実施され、この内の7回は完全な失敗に終わっています。

1回目:2004年9月23日-成功
2回目:2005年9月27日-成功
3回目:2005年12月21日-成功
4回目:2006年9月7日-失敗
5回目:2006年10月25日-失敗
6回目:2006年12月24日-失敗
7回目:2007年6月28日-成功
8回目:2008年9月18日-成功
9回目:2008年11月28日-成功
10回目:2008年12月23日-失敗
11回目:2009年7月15日-失敗
12回目:2009年12月9日-失敗
13回目:2010年10月7日-成功
14回目:2010年10月29日-成功
15回目:2011年6月28日-成功
16回目:2011年8月27日-成功
17回目:2011年10月28日-成功

18回目:2011年12月23日-成功
19回目:2013年9月6日-失敗
20回目:2014年9月10日-成功
21回目:2014年10月29日-成功
22回目:2014年11月28日-成功
23回目:2015年11月14日-成功
24回目:2016年9月27日-部分的に成功