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ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』は完了した


『タス通信』より
2023年3月18日21時21分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアラビア海での合同演習の後にイランの港へ入港した】
モスクワ、3月18日/タス通信

ロシアフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、アラビア海エリアでロシア・中国・イランが参加した3ヶ国海軍演習の完了後にイランチャー・バハール港への業務寄港を行なった。
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土曜日に北方艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

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「本日(3月18日)、アラビア海エリアのイラン・イスラム共和国のチャー・バハール港水域で、ロシア海軍、中国人民解放軍海軍、イラン・イスラム共和国海軍の戦闘艦と支援船が参加した3ヶ国海軍演習が完了しました。
演習の海上部門の終了後、フリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"は、海上での合同作業の結果を総括し、真水と食料の備蓄を補充する為にイラン・イスラム共和国のチャー・バハール港への業務寄港を行ないました」

声明では、こう述べられた。

広報サービスが付け加えたように、3月16日~17日に演習の参加者は国際戦闘艦支隊の形成、様々な隊形及び戦闘隊列での合同戦術操艦へ取り組んだ。
これに加え、彼らは昼間に海上目標への砲射撃を行ない、そして夜間には空中目標を砲撃で撃破し、そして更に乗っ取られた船を解放し、海上で遭難した船を援助する訓練を実施した。

ロシア側からの艦船支隊フリゲートに加え、中型海洋給油船「カーマ」が代表した。
中国海軍からは駆逐艦「南寧」イラン海軍からはフリゲート「サハンド」、「ジャマラン」、コルベット「バヤンドル」、ロケット艇「トンダル」、小型ロケット艦「ゼレ」、補給船「シルザン」、輸送船「シャヒド・ナゼリ」と他の艦船が関わった。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、誘導ミサイル兵器を備え、遠海及び大洋ゾーンで任務を果たす為に意図されている最新の多目的艦である。
2018年に海軍へ受け入れられ、2021年に極超音速ミサイル「ツィルコン」の為に改装された。
「ツィルコン」で武装する艦は、海上及び陸上のあらゆる敵の目標へ正確かつ強力な打撃を与える事が出来る。
同時に極超音速ミサイル「ツィルコン」の特徴は、最新及び将来の対空防衛-対ミサイル防衛システムの突破を保証する能力である。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した]

3月13日にはインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、3月15日~19日にオマーン湾で実施されたロシア・中国・イラン海軍合同演習『海上安全帯-2023』へ参加しました。
[ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』は2023年3月15日~19日にオマーン湾で実施される]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、中国海軍及びイラン海軍との合同演習『海上安全帯-2023』へ参加する]

中国海軍からはアデン湾派遣部隊(第43次護衛艦隊)の1隻が参加しました。

駆逐艦「南寧」(2021年4月12日就役)
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イラン海軍からは以下の艦が参加しました。

駆逐艦「ジャマラン」(2010年2月19日就役)
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フリゲート「サハンド」(2018年12月1日就役)
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コルベット「バヤンドル」(1964年5月18日就役)
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イランチャー・バハール港で打ち合わせを行なった後、演習参加艦は3月17日にオマーン湾へ出航しました。
[ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』参加艦はオマーン湾へ出航した]

合同演習は3月18日に完了し、「アドミラル・ゴルシコフ」イランチャー・バハール港へ寄港しました。
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ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』参加艦はオマーン湾へ出航した

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『タス通信』より
2023年3月17日22時48分配信
【『海上安全帯-2023』参加艦は任務へ取り組む為に海上へ出航した】
モスクワ、3月17日/タス通信

ロシア連邦海軍フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」が関わるロシア・中国・イラン3ヶ国海軍演習『海上安全帯-2023』の参加艦は、実際の任務を果たす為に海上へ出航した。
金曜日に北方艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

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「ロシア連邦海軍、中華人民共和国海軍、イラン・イスラム共和国海軍が参加する3ヶ国海軍演習『海上安全帯-2023』の参加者は、チャー・バハール港(イラン)でブリーフィングを行ないました。
ブリーフィング中、海上での実際の行動に関する演習エピソードを地図上で描き、ガイドライン説明と戦術上の打ち合わせが行なわれました」

艦隊広報サービスは話した。

更に、参加者は演習エピソードへの取り組みの方法と順序、国際戦闘艦支隊の形成、合同操艦、砲射撃の実施、その他の問題について話し合った事が指摘された。

ブリーフィングが完了し、艦は海上へ出航した。
現在、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」中型海洋給油船「カーマ」で構成される北方艦隊艦船支隊は、オマーン湾中国人民解放軍海軍駆逐艦「南寧」イラン・イスラム共和国海軍フリゲート「サハンド」、「ジャマラン」、コルベット「バヤンドル」、他の艦船との合同活動へ取り組んでいる。
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ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した]

3月13日にはインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、3月15日~19日にオマーン湾で実施されるロシア・中国・イラン海軍合同演習『海上安全帯-2023』へ参加します。
[ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』は2023年3月15日~19日にオマーン湾で実施される]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、中国海軍及びイラン海軍との合同演習『海上安全帯-2023』へ参加する]

中国海軍からはアデン湾派遣部隊(第43次護衛艦隊)の1隻が参加します。

駆逐艦「南寧」(2021年4月12日就役)
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イラン海軍からは3隻が参加します。

駆逐艦「ジャマラン」(2010年2月19日就役)
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フリゲート「サハンド」(2018年12月1日就役)
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コルベット「バヤンドル」(1964年5月18日就役)
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イランチャー・バハール港で打ち合わせを行なった後、演習参加艦は3月17日にオマーン湾へ出航しました。

ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、中国海軍及びイラン海軍との合同演習『海上安全帯-2023』へ参加する

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『タス通信』より
2023年3月16日0時3分配信
【アラビア海エリアでロシア、中国、イランの3ヶ国軍事演習が始まった】
モスクワ、3月15日/タス通信

ロシア・中国・イラン3ヶ国海軍演習『海上安全帯-2023』は、イランチャー・バハール港地域のアラビア海エリアで始まった。
水曜日にロシア連邦国防省は発表した。
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「本日(3月15日)、イラン・イスラム共和国のチャー・バハール港地域のアラビア海エリアで、ロシア連邦海軍、中華人民共和国海軍、イラン・イスラム共和国海軍が参加する3ヶ国海軍演習『海上安全帯-2023』が始まりました」
軍当局は述べた。

ロシア側を代表するのは、北方艦隊艦船支隊フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」中型海洋給油船「カーマ」である。

演習の第1段階では、3ヶ国の軍事船員が、海上での実際の行動に関する演習エピソードを地図上で描き、ガイドライン説明と戦術上の打ち合わせを行なう。
演習の海上段階は3月16日から17日まで行われる。
この段階の枠組みで、参加者は国際戦闘艦支隊の形成、合同操艦、昼間と夜間の砲射撃を行なう。
更に、乗っ取られた船の解放、海上で遭難した船への援助のエピソードと、その他の一連の任務へ取り組む。

「北方艦隊の艦船支隊は、中国人民解放軍海軍の駆逐艦南寧、イラン・イスラム共和国海軍の駆逐艦ジャマラン、コルベット"バヤンドル"、他の艦船との合同活動へ取り組みます」
ロシア連邦国防省
は伝えた。

軍当局は、演習『海上安全帯-2023』の完了後、合同作業の結果が3月18日に総括される事を明らかにした。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
23-0110g.jpg
「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
23-0125a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
23-0201a.jpg

2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
23-0214d.jpeg

2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した]

3月13日にはインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、3月15日~19日にオマーン湾で実施されるロシア・中国・イラン海軍合同演習『海上安全帯-2023』へ参加します。
[ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』は2023年3月15日~19日にオマーン湾で実施される]

中国海軍からはアデン湾派遣部隊(第43次護衛艦隊)の1隻が参加します。

駆逐艦「南寧」(2021年4月12日就役)
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イラン海軍からは3隻が参加します。

駆逐艦「ジャマラン」(2010年2月19日就役)
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フリゲート「サハンド」(2018年12月1日就役)
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コルベット「バヤンドル」(1964年5月18日就役)
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ロシア海軍、中国海軍、イラン海軍の合同演習『海上安全帯-2023』は2023年3月15日~19日にオマーン湾で実施される

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『インテルファクス軍事ニュース出張所』より
2023年3月15日11時4分配信
【中国、ロシア連邦、イランは3月15日~19日にオマーン湾で軍事演習を行なう-中華人民共和国国防部】
ブリュッセル、3月14日、インテルファクス

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中国、ロシア、イランは、3月15日・水曜日にオマーン湾合同海軍演習を開始し、それは3月19日まで続く。
西側メディアは中華人民共和国国防部の発表を引用して報じた。

中国防衛当局は、演習は「参加国の海軍の実際の協力の深化」を助けると指摘した。

メディアによると、他の国も演習へ参加する。

今週初め、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、ロシア中国の関係は前例のない高水準に達したと言った。

「ロシアと中国の関係は、今日において新たな前例のない高水準に達しており、世界で地政学的な緊張が高まる中、世界の安定を支える支柱となっております」
彼は、中華人民共和国国防相に任命された中国の同僚である李尚福大将を祝福し、こう話した。
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ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した]

3月13日にはインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、3月15日~19日にオマーン湾で実施されるロシア・中国・イラン海軍合同演習『海上安全帯-2023』へ参加します。

ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋中央部(ソコトラ島東方海域)で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を実施した


『SeverPost』より
2023年3月13日14時24分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」のヘリコプター乗員はインド洋の上空に習熟した】

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」ヘリコプターKa-27乗員は、インド洋中央部潜水艦の捜索及び追跡の戦術動作へ取り組み、艦の甲板からの発艦を行なった。

飛行士は支隊の対潜警備飛行を実施し、潜水艦捜索の為の複合活動を実施し、水中音響ブイからの障壁を設置した。

飛行士の訓練は計画性を帯びていた。
飛行中、彼らは更に、艦船支隊の移動ルート上の空中及び水上の状況を明らかにする目的で空中偵察を実施した。

以前、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」中型海洋給油船「カーマ」で構成される北方艦隊艦船支隊は、戦闘艦及び支援船が参加するロシア、中国、南アフリカ共和国の3ヶ国海軍演習へ参加した。

北方艦隊フリゲートは、インド洋で2度目の赤道通過を行なった事が想い起こされる。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
23-0110g.jpg
「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した]

3月13日にはインド洋中央部で艦載ヘリコプターKa-27の飛行訓練を行ないました。

ロシア海軍当局は「インド洋中央部」としか言っていませんが、同行する給油船「カーマ」の位置から、具体的にはソコトラ島東方海域のようです。
【MT Anderson氏の2023年3月13日23時9分のツイート】

ロシア海軍北方艦隊の「アドミラル・ゴルシコフ」はインド洋で赤道を通過した


『タス通信』より
2023年3月10日21時8分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航海中に赤道を2回通過した】
モスクワ、3月10日/タス通信

北方艦隊フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、遠距離航海中に赤道を2回通過した。
艦隊広報サービスは金曜日に発表した。
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「本日(3月10日)、フリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"は、インド洋の赤道を通過し、北へ向かって移動しています」
声明では、こう述べられた。
北方艦隊によると、最初の赤道通過は2月に行なわれた。

広報サービスが指摘したように、遠距離航海中に艦は3つの大洋、5つの海、2つの海峡ゾーンを通過した。
「北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から出航して以来、北方艦隊のロシア船員は16100海里を走破しました」
声明は明らかにした。

極超音速ミサイル「ツィルコン」を装備するフリゲートは、1月4日にロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの号令下で戦闘勤務へ出発した。
1月に「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海で対空防衛演習を実施し、2月にはコード名『モシ』と呼ばれる南アフリカ共和国、ロシア連邦、中華人民共和国の合同海軍演習へ参加した。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、プロジェクト22350遠海・大洋ゾーン多目的フリゲートのトップであり、工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された。
2018年7月にロシア海軍へ加入した。
『クロンシュタット海洋工場』での計画技術的整備の後に艦隊間移動を行ない、2022年12月に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市へ到着した。

フリゲートの主な打撃兵器は、ミサイル複合体「カリブル-NK」である。
更に艦は、レウトフ科学生産合同『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)が開発、製造する最新極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験へ積極的に参加した。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
23-0125a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
23-0201a.jpg

2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。
[インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」インド洋を北上し、3月10日には赤道を通過しました。

インド洋南西部でのロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』は完了した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年2月27日13時53分配信
【「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は中華人民共和国及びロシア連邦の演習で「敵」水上目標を撃破した】

インド洋海域において、南アフリカ共和国及び中国との合同演習でロシアを代表するフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」の乗組員は、艦載砲装置から水上目標を撃破した。

仮想敵は距離12キロメートルで排除された。
我々の砲兵要員に続き、中国の軍事船員が戦闘へ入った。
合同演習のもう1つの任務は、空中からの攻撃の撃退にあった。
我々の戦闘対潜ヘリコプターKa-27は、海賊から民間船を取り戻した。

訓練の主な目的は、海賊との戦いを含めた大洋ゾーンにおける海上の脅威への対抗、海上で遭難した人員、艦船への援助と救助に在った。

大規模演習へ参加し、アフリカ沿岸へ到達する為、ロシア軍人大西洋全体とインド洋を縦断した。
フリゲートは、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」で武装し、初めてこのような遠距離航海へ向かった。

以前、今年には演習『モシ』が2月17日から26日まで実施されると伝えられた。
それに参加する為、ロシアフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」リチャーズ・ベイ港へ到着した。



『ズヴェズダーテレビ』より
2023年2月27日13時55分配信
【インド洋でロシア、中国、南アフリカ共和国の海軍演習は完了した】

ロシア国防省は、インド洋でのロシア、中国、南アフリカ共和国の海軍演習の完了を発表した。

「演習参加者は3日間に渡り、指定海域での多国籍戦闘艦支隊の形成、様々な構成及び戦闘隊列での合同戦術操艦、浮遊機雷を模した標的への射撃の実行を伴う海上移動中の対機雷防衛任務へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

更に3ヶ国の戦闘艦は海上目標への砲射撃を実施し、人質を乗せて拿捕された船を解放する戦術に磨きを掛けた。
演習参加者は海上で遭難した艦へ援助を与え、水上に浮かぶ人員を救助する訓練を行なった。

ロシア防衛当局は、一連のエピソードにはフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」で運用されている艦上ヘリコプターKa-27が参加していたと説明した。

ロシアからは「ゴルシコフ」自身と北方艦隊中型海洋給油船「カーマ」が代表した。
中国からはフリゲート「日照」、駆逐艦「淮南」、支援船「可可西里湖」が参加した。
南アフリカ共和国側からはフリゲート「メンディ」が演習へ関わった。

ロシア連邦国防省は、北方艦隊艦船支隊が計画に沿って遠距離航海任務の遂行を続けると付け加えた。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日に南アフリカ東部沖(インド洋)で始まった南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習『モシ-2』へ参加しました。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した]
合同演習『モシ-2』は2月27日に終了しました。

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加しました。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加しました。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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中国海軍の参加艦は2022年9月21日に青島から出航し、アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に従事していました。
『中華人民共和国国防部』公式サイトより
2022年2月20日22時28分配信
【海軍第42護衛部隊は中国・ロシア・南アフリカ三国海上演習へ参加する】

この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加しました。

ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した


『イズベスチヤ』より
2023年2月25日5時0分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」の海軍歩兵は演習『モシ-2023』の最中に仮想テロリストから船を解放した】

国際海軍演習『モシ-2023』は活動段階へ入った。
事前段階においてロシア海軍、南アフリカ国防軍、中国人民解放軍海軍の代表が三者議定書へ署名し、仮想テロリストからの船の救助を果たした。
これは2月25日に知られるようになった。

「我々全員と海上での幸運、穏やかな海、割り当てられた任務が成功裏に果たされる事を願っております。
温かい歓迎と、全ての問題に同意してくれた南アフリカ側へ感謝します。
協同行動は高い水準で組織されています。
我が方は、ロシア側が演習を実施する準備を整えている事を表明いたします」
フリゲート
の艦長上級補佐官(副長)パーヴェル・コノフは、三者文書へ署名した後に話した。

参加者への言葉として彼は、この演習は2度目となり、3度目の四者構成への架け橋になると付け加えた。

海軍歩兵が仮想テロリストから船を解放する枠組みでの演習段階の完了後、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の航海長コンスタンチン・ニキツェフは、海上での作業に先立つ三者会議がリチャーズ・ベイで行なわれ、演習の詳細が討議されたと話した。

「最初の段階では、エピソードの順番について話し合いました。
各々は、各エピソードのタイミング、開始時間、エピソード及び演習全体における各艦の役割と場所を受け取りました。
第2段階では、多種戦力支隊が、その役割と演習での特徴を明確に理解しなければならない為、艦のモデルを使用した航海図上での演習の描写が行なわれました。
その結果、全ての関係者は、演習がどのように実施されるのかを理解できるようになりました」

彼は話した。

ニキツェフによると、言葉の壁にも関わらず、グループ内でのやり取りは簡単だった~中国側と南アフリカ側の代表者は専門家であり、何の苦労もなく何が必要かを理解しているので。

「英語の基礎知識は演習の要素を説明し、特定の時点でどの艦がどの位置に居るべきかのかを判断するのには充分でした」
彼は締め括った。

2月22日、ロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習の開始式典が開催された。

演習の活動部門は2月25日から27日まで行われる。
その間に海上での合同砲射撃と戦術操艦が行われる。
3ヶ国の船員は、乗っ取られた船を臨検、解放する臨検グループの行動、遭難した船への援助、敵の空中攻撃手段からの攻撃の撃退へ取り組む

2月10日、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、大西洋で海上目標への砲射撃を実施した。
その1週間前の2月3日、ロシアフリゲートは国際演習中に極超音速ミサイル「ツィルコン」の戦闘訓練発射を行なう事が知られるようになった。
「ツィルコン」が国際演習で使用されるのは、これが初めてとなる。

1月初頭にロシア連邦大統領ウラジーミル プーチンは、「アドミラル・ゴルシコフ」の出航式典へ参加した。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日~27日まで南アフリカ東部沖(インド洋)で行なわれる南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習へ参加します。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加します。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加します。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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中国海軍の参加艦は2022年9月21日に青島から出航し、アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に従事していました。
『中華人民共和国国防部』公式サイトより
2022年2月20日22時28分配信
【海軍第42護衛部隊は中国・ロシア・南アフリカ三国海上演習へ参加する】

この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加します。

ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった

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『タス通信』より
2023年2月25日13時44分配信
【南アフリカ共和国国防省は南アフリカ共和国、中華人民共和国、ロシアの艦が演習の活動段階を開始したと発表した】
プレトリア、2月25日/タス通信

コード名『モシ-2』海軍演習へ参加する南アフリカ共和国、ロシア、中華人民共和国の艦は土曜日に外洋へ出航し、合同演習の活動段階を開始した。
南アフリカ共和国国防省『タス通信』へ伝えた。

艦の乗組員は、2月17日に始まった演習の準備段階中に開発された作戦の要素の実行へ着手した。
彼等(南アフリカ共和国国防省)によると、砲射撃、仮想敵の空中攻撃の撃退、対テロ行動、戦術操艦、遭難した船への援助が行なわれる。
演習の活動段階は2月27日に終了する。

演習ゾーンは、互いに87海里(161キロメートル)の距離にあるダーバン市からリチャーズ・ベイまでの海域となる。
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ロシアからフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」中型海洋給油船「カーマ」中国からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補助船1隻、南アフリカ共和国からはフリゲート1隻と補助船2隻が演習を代表する。
ロシアは、演習の主催国の地位を占めている。

「今回の演習の目的は、参加する3ヶ国の海軍間の調整と協力の水準の向上です」
南アフリカ共和国国防省
『タス通信』へ話し、演習『モシ-2』は3ヶ国の軍事知識、技能、作戦経験を交換する為のプラットフォームであると付け加えた。

南アフリカ共和国国防・退役軍人相タンディ・モディセは強調した「3ヶ国演習は海軍の運用システムを統合し、合同指揮システムを改善する事により、全ての参加国に利益をもたらします」

今回の南アフリカ共和国、ロシア連邦、中華人民共和国3ヶ国演習は2度目となる。
以前は、2019年11月、大西洋水域に在る南アフリカ南西部のケープタウン海域で実施された。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
23-0125a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日~27日まで南アフリカ東部沖(インド洋)で行なわれる南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習へ参加します。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加します。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加します。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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中国海軍の参加艦は2022年9月21日に青島から出航し、アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に従事していました。
『中華人民共和国国防部』公式サイトより
2022年2月20日22時28分配信
【海軍第42護衛部隊は中国・ロシア・南アフリカ三国海上演習へ参加する】

この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加します。

ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される

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『インテルファクス軍事ニュース出張所』より
2023年2月22日15時18分配信
【ロシア連邦、中国、南アフリカ共和国の艦はインド洋の演習で射撃を実施する】
モスクワ、2月22日、インテルファクス

極超音速ミサイル「ツィルコン」を装備するロシアのフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、中国及び南アフリカ共和国海軍の艦と共にインド洋での合同演習で砲射撃を実行する。
水曜日にロシア連邦北方艦隊広報サービスは発表した。


「演習の活動部門は2月25日から27日まで行なわれます。
海上で合同砲射撃、戦術操艦が行なわれます」

声明では、こう述べられた。

3ヶ国の船員は、乗っ取られた船を臨検、解放する臨検グループの行動、遭難した船への援助、敵の空中攻撃手段からの攻撃の撃退へ取り組む事が指摘された。

「ロシア連邦から演習を代表するのは北方艦隊のフリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"と中型海洋給油船カーマです。
中国海軍を代表するのはフリゲート日照、駆逐艦淮南、支援船可可西里湖、南アフリカ共和国海軍はフリゲート"メンディ"です」

艦隊は伝えた。

北方艦隊によると、演習にはオブザーバーとしてブラジル海軍の代表が参加する。

水曜日に南アフリカリチャーズ・ベイ港で、3ヶ国海軍演習の開始式典が開催された事が伝えられた。

「開始式典には、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将、中国海軍副総司令官李玉杰中将、南アフリカ共和国統合司令部副司令官ブベレ・ムラナ少将と特別なゲストが出席しました」
声明では、こう述べられた。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
23-0110g.jpg
「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
23-0125a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
23-0201a.jpg

2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]

その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日~27日まで南アフリカ東部沖(インド洋)で行なわれる南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習へ参加します。
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南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加します。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加します。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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中国海軍の参加艦は2022年9月21日に青島から出航し、アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に従事していました。
『中華人民共和国国防部』公式サイトより
2022年2月20日22時28分配信
【海軍第42護衛部隊は中国・ロシア・南アフリカ三国海上演習へ参加する】

この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加します。