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ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加した艦船はウラジオストクへ帰投した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年4月22日7時50分配信
【太平洋艦隊の艦は抜き打ち査察の後に駐留所へ戻ってきた】

太平洋艦隊の艦船は、戦闘準備態勢の抜き打ち査察及び太平洋、日本海、オホーツク海での任務遂行後に駐留所へ戻ってきた。
土曜日にロシア国防省は発表した。
物資を補充し、休養した後、乗組員は戦闘訓練計画に沿って任務遂行を続ける。

埠頭には、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、対潜艦、掃海艦、揚陸艦、ロケット艇が係留された。

以前にロシア国防相セルゲイ・ショイグ太平洋艦隊の抜き打ち査察を発表し、その部隊は完全な警戒態勢に入り、高度な戦闘準備段階へ入った事が想い起こされる。

査察中、敵の最新兵器が考慮された。
査察は軍の最高司令官(大統領)の決定により行なわれた。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
この時、合計18隻の艦船がオホーツク海へ入りました。

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

同日、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、日本海沿岸で陸上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は日本海沿岸で艦砲射撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー付近の海岸で実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加する戦闘輸送ヘリコプターKa-29はカムチャツカで実弾射撃訓練を実施した]

太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は4月20日に終了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は終了した]

演習の為にオホーツク海へ入っていた18隻の艦船は、4月19日~20日に宗谷海峡を西進して日本海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加した艦船は宗谷海峡を西進した]

4月22日にウラジオストクへ帰投しました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加した艦船は宗谷海峡を西進した

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年4月21日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

2023年4月19日~20日、ロシア海軍の18隻の艦船が宗谷海峡を西進し、日本海へ入りました。

オビ級病院船:病院船「イルティシュ」
ウダロイI級駆逐艦543:フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」
ウダロイI級駆逐艦548:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
ステレグーシチー級フリゲート333:コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」
ステレグーシチー級フリゲート339:コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇921:R-20
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇924:R-14
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇937:R-18
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇940:R-11
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇971:R-298
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇978:R-19
マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦331:複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」
ロプチャーI級戦車揚陸艦055:大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
ロプチャーII級戦車揚陸艦077:大型揚陸艦「ペレスヴェート」
ドゥブナ級補給艦:おそらくは中型海洋給油船「イルクト」
アレクサンドリート級掃海艇721:おそらくは対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」
アレクサンドリート級掃海艇757:おそらくは対機雷防衛艦「アナトーリー・シレモフ」
オホーツク級航洋えい船:海洋曳船「アレクサンドル・ピスクノフ


これらの艦船は、4月14日~20日に行なわれたロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加しました。
(4月17日頃に宗谷海峡を東進してオホーツク海入り)



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

同日、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、日本海沿岸で陸上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は日本海沿岸で艦砲射撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー付近の海岸で実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加する戦闘輸送ヘリコプターKa-29はカムチャツカで実弾射撃訓練を実施した]

太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は4月20日に終了し、演習参加部隊は基地へ戻ります。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は終了した]

ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は終了した

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『インテルファクス軍事ニュース出張所』より
2023年4月20日19時33分配信
【ロシア連邦国防省は太平洋艦隊の査察は完了し、艦は基地へ向かうと発表した】
モスクワ、4月20日、インテルファクス

ロシア国防省は、太平洋艦隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察は完了し、艦隊の部隊は恒久駐留所へ戻ると発表した。

「現在、抜き打ち査察に参加した太平洋艦隊の軍部隊は、駐留所及び恒久駐屯地へ戻っています」
声明では、こう述べられた。

「太平洋艦隊の抜き打ち査察には、合計で25000名以上の軍人、89機の航空機及びヘリコプター、12隻の潜水艦を含む167隻の軍用艦艇が参加しました」
国防省は述べた。

「抜き打ち査察により、太平洋艦隊の軍部隊は、大洋及び海域方向からの潜在敵の侵攻を撃退する課題を解決する為、高度の準備態勢に在る事が確認されました」
国防省は述べた。

太平洋艦隊の査察は、ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフの指揮の下で4月14日から行なわれた。

「艦隊の司令部と要員は、短時間で戦闘行動の為の部隊の準備を行ない、作戦展開を実行し、近海及び遠海ゾーンで複合戦闘訓練任務へ取り組みました」
ロシア連邦国防省
は声明で述べた。

軍によると、日本海、オホーツク海、ベーリング海において大規模ミサイル航空打撃を撃退し、潜水艦を捜索、破壊し、仮想敵の打撃艦グループ及び地上施設を模した目標への魚雷、砲射撃とミサイル発射を実施した。

「多目的潜水艦、対潜艦及び打撃艦、沿岸ミサイル複合体バルとバスチオンは、航空宇宙軍遠距離航空隊及び艦隊海上航空隊の航空機と連携し、作戦上重要な太平洋の地域~オホーツク海南部の敵部隊の展開を阻止し、クリル南部及びサハリン島への上陸を撃退する為の様々な方法へ取り組みました」
ロシア連邦国防省
は述べた。

軍は、太平洋艦隊沿岸部隊及び海軍歩兵部隊は、戦闘準備態勢を高い段階へ移行させる為の複合措置を行ない、実際に沿岸で対揚陸防衛を組織し、実行する課題へ取り組み、射爆場で演習及び戦闘射撃を行なったと述べた。

「航空宇宙軍の遠距離航空隊の戦略ミサイル搭載機Tu-95MSと遠距離爆撃機Tu-22M3は太平洋中央部への飛行を行ない、仮想敵艦グループを模擬攻撃しました。
太平洋艦隊海上航空隊の対潜航空機の乗員は、潜水艦を捜索し、破壊する演習を実施しました」

声明では、こう述べられた。

国防省は、艦隊対空防衛部隊が仮想敵の航空攻撃を撃退する任務を遂行し、高射ミサイル複合体S-400、高射ミサイル-機関砲複合体「パーンツィリ-S」、電波位置測定ステーション(レーダー)の戦闘当直要員は新たな配置地域へ展開したと伝えた。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

同日、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、日本海沿岸で陸上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は日本海沿岸で艦砲射撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー付近の海岸で実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加する戦闘輸送ヘリコプターKa-29はカムチャツカで実弾射撃訓練を実施した]

太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)は4月20日に終了し、演習参加部隊は基地へ戻ります。

ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加する戦闘輸送ヘリコプターKa-29はカムチャツカで実弾射撃訓練を実施した

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『タス通信』より
2023年4月20日12時2分配信
【ヘリコプターKa-29は太平洋艦隊の戦闘準備態勢の査察中に仮想敵破壊工作-偵察グループを撃滅した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、4月20日/タス通信

太平洋艦隊海上航空隊ヘリコプターKa-29は、戦闘準備態勢の抜き打ち査察中にカムチャツカで仮想敵破壊工作-偵察グループを撃滅した。
木曜日にロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

「カムチャツカの太平洋艦隊のヘリコプターKa-29の乗員は、太平洋艦隊の部隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察の枠組みで仮想敵破壊工作-偵察グループを撃滅しました」
声明では、こう述べられた。

偵察手段が破壊工作グループを探知した後、太平洋艦隊海上航空隊独立混成航空連隊ヘリコプターKa-29乗員は、破壊工作-偵察グループを捜索、撃滅する為に予備飛行場から発進した事が指摘された。
部隊の戦闘準備態勢の査察の第3段階に沿って、彼らは戦闘進路へ入り、特殊射爆場で仮想敵へ無誘導ロケットを発射した。

「実際の射撃中に『敵』破壊工作-偵察グループは撃滅されました。
訓練は、アヴァチャ湾の海岸ゾーンの沿岸射爆場の標的場で行なわれました」
ロシア連邦国防省
は説明した。

ロシア連邦軍最高司令官・ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの決定により、4月14日から太平洋艦隊の部隊の抜き打ち査察が行われており、警報が発令され、完全な準備態勢へ入った。
査察には遠距離航空隊、東方軍管区航空隊、支援部隊が関わる。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
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ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

同日、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、日本海沿岸で陸上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は日本海沿岸で艦砲射撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留する戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー付近の海岸で実弾射撃訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は日本海沿岸で艦砲射撃訓練を実施した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年4月20日6時6分配信
【コルベット「アルダル・ツィジェンジャポフ」は仮想敵の沿岸陣地を撃破した】
ウラジオストク、4月20日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、抜き打ち査察の第3段階の枠組みにおいて、艦隊戦闘艦支隊の一員として日本海100mm砲塔A-190からの砲射撃を実施し、仮想敵の沿岸目標を成功裏に撃破した。
コルベット艦長アンドロニク・シシマニャンは報道陣へ伝えた。

「艦隊の戦闘準備態勢を上げる措置の実行中、コルベット"アルダル・ツィジェンジャポフ"の乗組員は、潜在敵の沿岸陣地エリアへ砲塔A-190からの演習戦闘射撃を成功裏に実施しました」
シシマニャン
は話した。

艦の戦闘部門指揮官コンスタンチン・モシノフによると、射撃は問題なく実施され、目標は撃破された。
彼によると、これは要員の技量の確認である。

ロシア連邦軍最高司令官・ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの決定により、4月14日から太平洋艦隊の部隊の抜き打ち査察が行われており、警報が発令され、完全な準備態勢へ入った。
それには遠距離航空隊、東方軍管区の航空隊、支援部隊が関わる。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

同日、コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、日本海沿岸で陸上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。

ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロケット艇R-298はオホーツク海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年4月20日5時22分配信
【ロケット艇R-298はオホーツク海で有翼ミサイル「モスキート」を目標へ命中させた】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ロケット艇R-298は、オホーツク海エリアで海上目標への有翼ミサイル「モスキート」の射撃を実施した。
ミサイル発射は、実際に艦載兵器を用いる太平洋艦隊の戦闘準備態勢の査察の第3段階の枠組みで実施された。

ロケット艇の要員は、ミサイル射撃の実施によるミサイル攻撃へ入る際の行動へ取り組む任務を与えられた。
仮想敵艦の役として海上盾標的が使用された。

ロケット艇R-298の乗組員は、約70キロメートルの距離でミサイル「モスキート」を目標へ正確に命中させた。

戦闘訓練実施の安全は、海域を閉鎖する20隻以上の艦船と、そして更に太平洋艦隊海上航空隊航空機により保障された。

太平洋艦隊の部隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察は、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの決定により行なわれている。
査察中、沿海地方多種戦力小艦隊ロケット艇は、ロケット艇打撃グループを構成し、太平洋艦隊の艦及び潜水艦の総合グループとして行動している。

以前、太平洋艦隊原子力潜水艦は抜き打ち査察の枠組みで太平洋へ入った。
沿岸ミサイル複合体「バル」「バスチオン」カムチャツカ及びクリルへ展開した。
これに加え、Tu-95ベーリング海及びオホーツク海の上空を飛行した。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、R-298を含むロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した]

4月20日、オホーツク海へ入っていたロケット艇R-298は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の超音速爆撃機Tu-22M3はオホーツク海と日本海北部の上空を飛行した


『タス通信』より
2023年4月19日12時9分配信
【ロシア連邦航空宇宙軍の8機のTu-22M3は太平洋艦隊の査察中にオホーツク海及び日本海の上空飛行を実施した】
モスクワ、4月19日/タス通信

8機のロケット爆撃機Tu-22M3太平洋艦隊の抜き打ち査察中にオホーツク海及び日本海北部エリアの中立水域上空で戦闘演習飛行を行なった。
水曜日にロシア国防省は発表した。

「太平洋艦隊、航空宇宙軍の一部と支援部隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察の枠組みにおいて、8機の遠距離爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海及び日本海北部エリアの中立水域上の空域で戦闘演習飛行を実施しました。
査察中に遠距離爆撃機Tu-22M3の乗員は、太平洋艦隊の部隊の航空支援を行ないました」

声明では、こう述べられた。

当局は、遠距離航空隊の全ての飛行は、中立水域上での空域使用に関する国際規則に厳密に沿って行なわれ、他国の領空を侵犯していない事を強調した。

遠距離爆撃機Tu-22M3は、超音速誘導ミサイル及び爆弾により地上及び海上目標を攻撃する為に使用される。
実用飛行距離は7000キロメートルである。
核兵器の搭載機としても使用できる。

ロシア太平洋艦隊は4月14日に抜き打ち査察を行なう為、警報が発令され、完全な準備態勢へ入った。
船員は仮想敵のオホーツク海南部への侵入を阻止し、クリル諸島南部及びサハリン島への上陸を撃退しなければならないとロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは以前に述べた。
海軍総司令官ニコライ・エフメノフが指導する査察には、更にロシア航空宇宙軍の一部も参加する。

活動は、ロシア軍「大洋及び海域方向からの潜在敵の侵攻を撃退する」為の準備態勢を向上させる為に意図されており、更には戦略原子力潜水艦の行動の保障にも取り組む。
月曜日にショイグが述べたように、査察には、25000名以上の軍人、12隻の潜水艦を含む167隻の軍用艦艇が参加する。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、ロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍超音速爆撃機Tu-22M3は、オホーツク海日本海北部の上空を飛行しました。

カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機と迎撃戦闘機は戦闘訓練を実施した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年4月19日5時55分配信
【太平洋艦隊航空隊は仮想潜水艦及び領空侵犯航空機を破壊した】

太平洋艦隊航空隊は、様々な地域で仮想敵潜水艦を発見、破壊し、更に境界線を侵犯した航空機を撃墜した。
訓練は、太平洋艦隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察中に行なわれた。

対潜航空機Il-38「ノヴェッラ」の乗員は、水中音響ブイの助力により潜水艦を仮想探知した。
専門家は潜水艦の進路と速度を計算した。
命令を受け取った後、航空機魚雷で模擬目標を破壊した。

Il-38が遠方ゾーンで行動している間、近代的な対潜ヘリコプターKa-27PLは沿岸ゾーンで同じ任務を遂行した。
彼らは仮想敵潜水艦を発見し、航空兵器で攻撃した。

空対空ミサイルを装備した対空防衛当直の迎撃戦闘機MiG-31の乗員は、カムチャツカ地域の飛行場の1つから離陸した。
戦闘機は、航空機の機上電波位置測定ステーションの助力により境界線を侵犯した航空機を発見し、空対空ミサイルを発射した。

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの決定により、4月14日から太平洋艦隊の部隊の抜き打ち査察が行なわれている。
太平洋艦隊の要員は完全な警戒態勢へ入った。
査察には、遠距離航空機、東方軍管区航空隊の一部と支援部隊が参加する。

査察中、特に原子力潜水艦、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、戦略ロケット艦が関わる。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
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ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、ロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。
[カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

同日、カムチャツカに駐留する対潜哨戒機Il-38N迎撃戦闘機MiG-31は戦闘訓練を行ないました。

カムチャツカ及び千島列島のロシア海軍太平洋艦隊の地対艦ミサイル「バル」と「バスチオン」は駐屯地から戦闘演習地域へ展開した


『タス通信』より
2023年4月19日12時9分配信
【太平洋艦隊の査察中に沿岸ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」は展開した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、4月19日/タス通信

太平洋艦隊の軍人は抜き打ち査察の枠組みにおいて、沿岸ミサイル複合体「バル」「バスチオン」カムチャツカ及びクリルの陣地へ展開した。
ロシア国防省は水曜日に報道陣へ伝えた。
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「ロシア連邦軍最高司令官ウラジーミル・プーチンの決定により行なわれている太平洋艦隊の部隊の戦闘準備態勢の抜き打ち査察の枠組みにおいて、ロシア北東軍集団の沿岸ミサイル連合部隊の沿岸ミサイル複合体バルとバスチオンは、カムチャツカ及びクリル諸島へ展開しました」
声明では、こう述べられた。

複合体「バル」発射装置の要員は、展開命令を受けた事が指摘された。
その後、彼らは恒久駐屯所から指定地域へ移動した。
行進距離は30キロメートルに及んだ。

ロシア連邦国防省が説明したように、行進中、ミサイル連合部隊の軍人は、仮想敵破壊工作-偵察グループの攻撃の撃退へ実際に取り組んだ。

警戒態勢で複合体「バスチオン」は発射位置へ移動した。
それらはカムチャツカに連なる群島のマトゥア及びパラムシルで勤務している。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]

その後、ロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した]

同日、カムチャツカ及び千島列島に駐留する地対艦ミサイル「バル」「バスチオン」は駐屯所を出て演習地域へ移動しました。

抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは太平洋で敵空母群攻撃訓練を実施した


『タス通信』より
2023年4月19日11時26分配信
【原子力潜水艦「トムスク」は太平洋艦隊の抜き打ち査察中に仮想敵を破壊した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、4月19日/タス通信

太平洋艦隊プロジェクト949A(「アンテイ」)原子力水中ロケット巡洋艦「トムスク」は、戦闘準備態勢の抜き打ち査察中に仮想敵の航空母艦打撃グループを破壊した。

200キロメートル以上離れた目標を探知し、同時に原子力航空母艦が率いる航空母艦グループと識別した。
その後、潜水艦の乗組員は数分間でミサイル発射に必要な全ての計算を行なった。
その後に乗組員は艦の緊急潜航へ取り組んだ。

「敵」へ向け、22基の対艦有翼ミサイル「グラニート」の仮想一斉射撃が行なわれた。
目標は破壊された。
ミサイル一斉射撃の後、原子力水中巡洋艦の乗組員は回避機動を行ない、海域を去った。

「原子力水中巡洋艦トムスクは、太平洋艦隊の戦闘準備態勢の抜き打ち演習の枠組みで完全な戦闘準備態勢へ入りました。
意図された目的:敵の航空母艦打撃艦グループ、揚陸支隊及び船団の破壊の為、戦闘演習実施海域への展開を行ないました」
「トムスク」
艦長ローマン・ヴェリチェンコは報道陣へ話した。

ミサイル戦闘部門指揮官ウラジーミル・ゴレンコフが明らかにしたように、海上への出航までに彼の部門は意図された目的の為の兵器使用の準備を整えた。
彼の任務は祖国の防衛だと言った。
「命令を受ければ、それを実行する準備を私達は整えております」
ゴレンコフ
は指摘した。



2023年4月14日、ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まり、演習参加艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する艦船は日本海、オホーツク海、ベーリング海へ向かった]
23-0415a.jpg
ロシア国防省によると、演習中、ピョートル大帝湾(ウラジオストク沖)、オホーツク海南部、アヴァチャ湾(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖)は閉鎖されるとの事ですから、この海域でミサイル発射や砲撃などの実弾射撃が行なわれるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)中にオホーツク海南部、ピョートル大帝湾、カムチャツカ沖海域は閉鎖される]

4月15日にはウラジオストクから太平洋艦隊の主力水上艦が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する水上艦はウラジオストクから出航した]

同日、ロシア太平洋艦隊対潜哨戒機Il-38及びIl-38N(おそらくはカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場駐留)が潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38NとIl-38は潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31BMも迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31BMは迎撃戦闘訓練を実施した]

ロシア太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)には、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊戦略爆撃機Tu-95MS超音速爆撃機Tu-22M3も参加します。
[ロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSと超音速爆撃機Tu-22M3はロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち査察(演習)へ参加する]

4月16日、沿海地方ロシア海軍歩兵部隊(第155親衛海軍歩兵旅団)は、ウラジオストクの南西に在るクレルカ岬で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を実施した]

太平洋艦隊所属の地対空ミサイルS-400及びパーンツィリ-Sも駐屯地から戦闘演習地域へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高射ミサイル複合体S-400及び高射ミサイル-機関砲複合体パーンツィリ-Sは駐屯地から戦闘演習地域へ展開した]

4月17日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」日本海で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加しているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は日本海で実弾射撃演習を実施した]
その後、ロケット艇6隻と共に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2023年4月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

同日、カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留するロシア太平洋艦隊迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の迎撃戦闘機MiG-31は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]

同日、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場に駐留する遠距離対潜哨戒機Tu-142潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は潜水艦捜索訓練を実施した]

4月18日、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクに駐留する太平洋艦隊原子力潜水艦は出航し、太平洋へ展開しました。
動画で見る限り、5隻の原子力潜水艦(ボレイ級戦略用途原子力水中巡洋艦2隻、949A原子力水中巡洋艦1隻、、971U原子力巡洋潜水艦「クズバス」885M原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」)が出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力潜水艦は太平洋へ展開した]

同日、日本海ではコルベット「グロームキー」と3隻の小型対潜艦(このうち1隻は「コレーエツ」)が実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するコルベットと小型対潜艦は日本海で実弾射撃訓練を実施した]

同日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSは、ベーリング海オホーツク海の上空を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の抜き打ち演習へ参加するロシア航空宇宙軍の戦略爆撃機Tu-95MSはベーリング海とオホーツク海の上空を飛行した]

同日夕方(現地時間)、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ウラジオストクから出航しました。
同艦はウラジオストク艦船修理工場でメンテナンス中だったらしく、この為に他の艦よりも出航が数日後になったようです。
[抜き打ち査察(演習)へ参加するロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはウラジオストクから出航した]

4月19日、先にヴィリュチンスクから出航して太平洋へ展開していた原子力水中巡洋艦「トムスク」は敵空母群への模擬ミサイル発射訓練を行ないました。