プロジェクト20380コルベット"グロームキー"は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月7日5時49分配信
【太平洋艦隊はミサイル「カリブル」を有するコルベットプロジェクト「グロームキー」を2018年に受領できる】
コムソモリスク・ナ・アムーレ、2月7日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦太平洋艦隊は、ミサイル「カリブル」で武装するプロジェクト20380コルベット「グロームキー」を年末に受領できる。
ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフは発表した。

「我々は今、2018年の納入プログラムに関心を持っております。
コルベット"グロームキー"の納入プランについてですが、現在、艦の準備進捗度は84パーセントです。
年末に艦隊はこの艦を待っています」
ボリソフ
コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場の訪問中に報道陣へ語った。

彼は、昨年に工場は、このシリーズのコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」を引き渡したが、それは2年遅れた事を想い起こした。
「それ(グロームキー)はカリブルで武装し、これは恐るべき兵器です」
ボリソフ
は指摘した。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は2012年4月20日に起工されました。
[新世代コルベット「グロームキー」は起工された]

当初は2015年の引き渡しが予定されていましたが、建造工事は遅延しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の建造は対ロシア制裁の影響により遅延する]

起工から5年以上が経過した2017年7月28日に造船台を出渠しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第2のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"は造船台を出渠した]



契約軍人のみで構成される「グロームキー」乗組員は、2017年10月末までに編成を完了しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月1日4時21分配信
【太平洋艦隊は新たなコルベット「グロームキー」の乗組員の形成を完了した】

「グロームキー」乗組員は、11月24日にサンクトペテルブルク海軍統合訓練センターへ到着しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年11月24日15時38分配信
【コルベット「グロームキー」の乗組員は研修の為にサンクトペテルブルクへ到着した】


そして2018年2月7日、コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場を視察に訪れたロシア国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、「グロームキー」は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡されると発言しました。


なお、ボリソフ氏は、「グロームキー」有翼ミサイル「カリブル」を装備するとも述べています。

現在就役中の「グロームキー」の同型艦(プロジェクト20380)5隻は、いずれも対艦ミサイル「ウラン」を装備しており、「カリブル」は装備していません。

しかし、2017年12月末、『イズベスチヤ』は、プロジェクト20380コルベットが今後「カリブル」を装備すると報じています。
『イズベスチヤ』より
2017年12月27日0時1分配信
【ロシアのステルスコルベットは「カリブル」を装備する】

プロジェクト20380コルベットの中で、「グロームキー」が最初に「カリブル」を装備するのかもしれません。

現在の所、ロシア太平洋艦隊向けに4隻のプロジェクト20380コルベットの建造が計画されており、1隻目は2017年7月に就役しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]
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プロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2018年にロシア海軍へ引き渡される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月5日4時7分配信
【『北方造船所』は海軍へのコルベット「グレミャーシチー」の引き渡しを今年に計画している】
サンクトペテルブルク、2月5日-ロシア通信社ノーボスチ

造船工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、ロシア海軍へのプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」の引き渡しを2018年に計画している。
『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビュー工場の総取締役イーゴリ・ポノマリョフは、こう述べた。

「計画の下でグレミャーシチーを我々は今年に引き渡さなければなりません。
現在、建造証明は終了しています。
コルベットは、機器、電気接続回路の設置、塗装及び絶縁作業が進められており、現在は船用家具が受け入れられ、速やかにそれの設置が開始されます」

彼は話した。

彼によると、現在、コルベットは、今春に予定されている乗組員の居住の準備を進めている。

昨年秋、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ造船工場『北方造船所』を訪れ、コルベット「グレミャーシチー」は2018年にロシア連邦海軍への引き渡しが見込まれていると述べた。

プロジェクト20385は、海洋工学中央設計局『アルマーズ』により開発された。
同プロジェクトの多目的コルベットは、敵の潜水艦及び水上艦の探知と破壊、揚陸部隊の上陸支援、沿岸ゾーンの防護、他の艦の護衛の為に意図されている。
艦には、砲、ミサイル、対潜、水中音響、電波位置特定複合体が配置されている。
独自の建造方式と特殊被覆を組み合わせた複合材料の使用、更には、ミサイル兵装及びアンテナの台座を船体内部へ収納する事により、コルベットのレーダー反射面積、音響及び光学視認性は著しく低減した。

プロジェクト20385コルベットの排水量は2000トン以上、全長104メートル、幅13メートル、27ノットの速力を発揮する。
航続距離は約4000海里、乗組員99名。
同プロジェクトの兵装は、汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」、高射ミサイル複合体「リドゥート」、100mm砲A-190-01、2基の30mm高射自動砲AK-630M、対潜複合体「パケート」である。
コルベットには対潜ヘリコプターKa-27PL(Ka-27PS)が駐留できる。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
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プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

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プロジェクト20385プロジェクト20380の改良型であり、兵装が強化されています。
[プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット]

特に、20380対艦ミサイル「ウラン」に代わり、対地攻撃も可能な打撃ミサイル複合体「カリブル」を装備します。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

当初、プロジェクト20385には、ドイツMTU社製のディーゼルエンジンが装備される予定でしたが、ヨーロッパ諸国対ロシア制裁により、その供給は途絶えました。
[ロシアは水上艦用のエンジン供給を拒否したドイツとウクライナの企業を訴える]

この為、設計を変更してロシア『コロムナ工場』ディーゼルエンジン「ディーゼルユニットDDA12000」~が搭載される事になりました。
これは以前のプロジェクト20380と同じエンジンです。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

2016年4月末、『コロムナ工場』ディーゼルエンジンの設置作業が始まりました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの取り付けが始まった]


2016年5月19日までにディーゼルエンジンの設置作業は完了しました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの設置は完了した]


2017年6月30日、「グレミャーシチー」の進水式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]



「グレミャーシチー」は2018年6月に洋上試験を開始し、ロシア海軍への引き渡しは2018年末に予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2018年6月に洋上試験を開始する]

就役後、「グレミャーシチー」太平洋艦隊へ配備されます。


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これまでに「グレミャーシチー」の名前は北方艦隊の艦へ代々受け継がれており、先代の親衛駆逐艦「グレミャーシチー」(プロジェクト956)は、2013年5月1日に海軍旗を降納しています。
[ソブレメンヌイ級駆逐艦「ベズジェルージュヌイ」、「グレミャーシチー」と改名]
[新「グレミャーシチー」<4代目>(旧ベズジェルージュヌイ)]
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親衛旗と親衛称号はプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」へ受け継がれますが、今度は太平洋艦隊に所属する事になります。


プロジェクト20385の2番艦「プロヴォールヌイ」は2013年7月25日に起工されました。
[プロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。

プロジェクト20385は、当初は『北方造船所』で10隻程度の建造が予定されていましたが、結局2隻(「グレミャーシチー」「プロヴォールヌイ」)で打ち切られ、更なる改良発展型のプロジェクト20386の建造へ移行する事になりました。
[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
プロジェクト20386の1番艦「ジェルズキ―」は2016年10月28日に『北方造船所』で起工されています。

ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2018年6月に洋上試験を開始する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年1月11日13時40分配信
【コルベット「グレミャーシチー」の航行試験は(2018年)6月に始まる】
サンクトペテルブルク、1月11日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為に建造されているプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」は、2018年6月に航行試験へ向かわなければならない。
公開株式会社・造船工場『北方造船所』(『統合造船業営団へ加入』)は発表した。

現在、コルベット「グレミャーシチー」には規定電力が供給されている。
コルベットは、兵器システム、艦全体の水圧ポンプ、生活排水管理設備、空調設備の取り付けを完了している。
更に、調理室の建設も終わっている。
造船所は、主動力装置及び艦内システムの自動管理を担当する機器装置管理システムの取り付けを開始している。

「グレミャーシチーの電力受け入れは、係留試験の開始及び発注者の代表への艦内システムの引き渡しにより可能となります。
今後5ヶ月間で、同艦には約200の係留証明の終了が控えています。
グレミャーシチーは2018年6月に航行試験へ出発しなければなりません」
声明では、こう述べられた。

コルベット「グレミャーシチー」は2017年6月30日に進水した。
昨年秋、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ造船工場『北方造船所』を訪れ、コルベット「グレミャーシチー」は2018年にロシア連邦海軍への引き渡しが見込まれていると述べた。

プロジェクト20385は、海洋工学中央設計局『アルマーズ』により開発された。
同プロジェクトの多目的コルベットは、敵の潜水艦及び水上艦の探知と破壊、揚陸部隊の上陸支援、沿岸ゾーンの防護、他の艦の護衛の為に意図されている。
艦には、砲、ミサイル、対潜、水中音響、電波位置特定複合体が配置されている。
独自の建造方式と特殊被覆を組み合わせた複合材料の使用、更には、ミサイル兵装及びアンテナの台座を船体内部へ収納する事により、コルベットのレーダー反射面積、音響及び光学視認性は著しく低減した。

プロジェクト20385コルベットの排水量は2000トン以上、全長104メートル、幅13メートル、27ノットの速力を発揮する。
航続距離は約4000海里、乗組員99名。
同プロジェクトの兵装は、汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」、高射ミサイル複合体「リドゥート」、100mm砲A-190-01、2基の30mm高射自動砲AK-630M、対潜複合体「パケート」である。
コルベットには対潜ヘリコプターKa-27PL(Ka-27PS)が駐留できる。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
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プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

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プロジェクト20385プロジェクト20380の改良型であり、兵装が強化されています。
[プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット]

特に、20380対艦ミサイル「ウラン」に代わり、対地攻撃も可能な打撃ミサイル複合体「カリブル」を装備します。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

当初、プロジェクト20385には、ドイツMTU社製のディーゼルエンジンが装備される予定でしたが、ヨーロッパ諸国対ロシア制裁により、その供給は途絶えました。
[ロシアは水上艦用のエンジン供給を拒否したドイツとウクライナの企業を訴える]

この為、設計を変更してロシア『コロムナ工場』ディーゼルエンジン「ディーゼルユニットDDA12000」~が搭載される事になりました。
これは以前のプロジェクト20380と同じエンジンです。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

2016年4月末、『コロムナ工場』ディーゼルエンジンの設置作業が始まりました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの取り付けが始まった]


2016年5月19日までにディーゼルエンジンの設置作業は完了しました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの設置は完了した]


2017年6月30日、「グレミャーシチー」の進水式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]



「グレミャーシチー」は2018年6月に洋上試験を開始し、ロシア海軍への引き渡しは2018年末に予定されています。
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就役後、「グレミャーシチー」太平洋艦隊へ配備されます。


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これまでに「グレミャーシチー」の名前は北方艦隊の艦へ代々受け継がれており、先代の親衛駆逐艦「グレミャーシチー」(プロジェクト956)は、2013年5月1日に海軍旗を降納しています。
[ソブレメンヌイ級駆逐艦「ベズジェルージュヌイ」、「グレミャーシチー」と改名]
[新「グレミャーシチー」<4代目>(旧ベズジェルージュヌイ)]
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親衛旗と親衛称号はプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」へ受け継がれますが、今度は太平洋艦隊に所属する事になります。


プロジェクト20385の2番艦「プロヴォールヌイ」は2013年7月25日に起工されました。
[プロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。

プロジェクト20385は、当初は『北方造船所』で10隻程度の建造が予定されていましたが、結局2隻(「グレミャーシチー」「プロヴォールヌイ」)で打ち切られ、更なる改良発展型のプロジェクト20386の建造へ移行する事になりました。
[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
プロジェクト20386の1番艦「ジェルズキ―」は2016年10月28日に『北方造船所』で起工されています。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の第2のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"は造船台を出渠した

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『統合造船業営団』公式サイトより
【コルベット「グロームキー」は『アムール造船工場』の造船台を去った】
コムソモリスク・ナ・アムーレ、2017年7月28日

2017年7月28日、『アムール造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で、プロジェクト20380多目的警備艦(コルベット)「グロームキー」の造船台からの出渠及び艤装ドックへの設置が行なわれた。

この受注品の為の船台での建造期間は終了した。
この先は、艤装作業と試験となる。

伝統により、この日は『アムール造船工場』で3名が受勲され、「オープンドア」の日が公示され、造船台からの艦の出渠式典が開催され、ハバロフスク地方政庁、コムソモリスク・ナ・アムーレ市庁、ロシア連邦国防省及び海軍、省庁の代表、更には赤旗太平洋艦隊の士官と水兵、『統合造船業営団』、中央海洋設計局『アルマーズ』の代表、中央、地域、地元メディアの報道陣が出席した。

次の軍用受注品の出渠が『ロシア海軍の日』の前に行なわれた事は注目される。
『アムール造船工場』は、今日においても、極東における太平洋艦隊の為の戦闘艦建造の為の主要基盤のままである。

コルベット「グロームキー」は、今年7月20日に太平洋艦隊へ引き渡されたコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」のシリーズの2隻目である。
その戦術-技術的特性は、「古い兄弟」、そして更には「ソヴェルシェーンヌイ」と何ら変わりは無く、ロシア極東の遠海ゾーンの保護の為に使用される。

[インフォメーション]
多目的警備艦(コルベット)プロジェクト20380「グロームキー」
は、2012年4月に『アムール造船工場』で起工され、海軍への引き渡し時期は2018年である。

艦は、我が国の近海ゾーンでの行動、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘を行ない、更には海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊の砲撃支援、海上の艦船及び基地へミサイル-砲による打撃を与え、封鎖目的での担当ゾーンの哨戒の為に意図されている。

この多目的警備艦は、公海上で作戦を実施する為の独自の技術的パラメータ及び兵器構成を有している。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は2012年4月20日に起工されました。
[新世代コルベット「グロームキー」は起工された]

当初は2015年の引き渡しが予定されていましたが、建造工事は遅延しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の建造は対ロシア制裁の影響により遅延する]


そして起工から5年以上が経過した2017年7月28日に造船台を出渠しました。

「グロームキー」は、2018年末にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]

コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された

本日(2017年7月20日)、プロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」はロシア連邦海軍へ就役しました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2017年7月20日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]
[2017年7月20日にウラジオストクで最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"のロシア海軍への就役式典が開催される]

『タス通信』より
2017年7月20日8時36分配信
【最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は太平洋艦隊へ加わった】
ウラジオストク、7月20日/タス通信

太平洋艦隊の為に『アムール造船工場』で建造された最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」へのロシア連邦海軍旗掲揚式典は、木曜日に開催された。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐は発表した。

「業界からのコルベットの受領証書への署名及び海軍旗掲揚式典の後、艦は海軍総司令官の指示によりロシア海軍へ加入し、太平洋艦隊の戦闘編制へ含まれました。
艦への海軍旗掲揚へと捧げられる会合には、太平洋艦隊司令部、工場、地方行政府の代表と、海軍の退役将兵が出席しました」
マトヴェーエフ
は伝えた。

以前、コルベット工場航行試験及び国家受領試験プログラムを成功裏に実行し、この時に艦の全てのシステムと兵装が点検された。

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、プロジェクト20380コルベットシリーズの4隻目である。
コルベットのプロジェクトは、公開株式会社『中央海洋設計局アルマーズ』により開発された。
プロジェクト20380艦は、近海ゾーンで活動し、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘を行ない、更には、海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊への砲撃支援の為に意図されている。

艦の建造には「ステルス」技術が用いられている。
艦の物理的フィールドを削減する為、最新の成果が使用されている。
特に、艦のレーダー視認性をかなり減らす為に、上部構造物には電波を吸収する特性を持つ多層ガラス繊維強化プラスチックが材料として使用されており、更には、船体と上部構造物の建造方式も(レーダー視認性削減に)寄与している。

プロジェクト20380コルベットは、近海ゾーン艦である。
満載排水量は2200トンに達し、速力は27ノット、自立航行距離は4000海里である。
艦の兵装の基礎は、対艦ミサイル複合体「ウラン」及び高射ミサイル複合体「リドゥート」であり、コルベットは更に、口径100mmのA-190砲小口径高射複合体AK-630を装備する。
このタイプのコルベットは、魚雷発射装置「パケート」、飛行装置の為のヘリコプター発着場と格納庫を備えている。



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[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2006年6月30日にコムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で起工され、2012年10月にはサンクトペテルブルクで製造された上部構造物が海路でコムソモリスク・ナ・アムーレまで運ばれました。
[新型コルベット「ソヴェルシェンヌイ」の上部構造物はコムソモリスク-ナ-アムーレに到着した]

しかし、「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は大幅に遅延しました。
[ロシア太平洋艦隊の為の2隻の新型コルベットの建造は価格を巡る問題により遅延する]
[ロシア太平洋艦隊の為の新型コルベットの建造は遅延する]

その主な原因は、コルベットの建造価格に関するロシア国防省アムール造船工場の対立に有ったのですが、2014年4月、国防省造船所側の要求を受け入れ、建造費用の増額に同意しました。
[ロシア太平洋艦隊向けの新型コルベットの建造費用は130億ルーブルに増額された]

その後、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は進み、2015年1月~3月には「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員がバルト艦隊プロジェクト20380コルベット「ソーブラジテルヌイ」で実地訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"乗組員はバルト海での訓練を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員はバルト海での研修を終えた]

2015年5月22日に進水式典が開催されました。


[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は進水した]

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進水した「ソヴェルシェーンヌイ」は、2015年7月末にコムソモリスク・ナ・アムーレから沿海地方ボリショイ・カーメニへ回航されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2015年7月下旬に沿海地方へ回航される]
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ボリショイ・カーメニへ回航後、艤装工事が進められました。
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2016年11月初頭から消磁作業が始まりました。
舷側番号は「333」となりました。
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2017年1月初頭から係留試験が行われました。

2017年1月30日、「ソヴェルシェーンヌイ」は、航行試験を行なう為、初めて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を開始した]

3月16日に初めてA-190-01「ウニヴェルサール」100mm単装砲の射撃試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は100mm砲の射撃試験を行なった]

その後も日本海航行試験は続けられました。
6月19日までに、対艦ミサイル「ウラン」の発射試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は対艦ミサイルの発射試験を行なった]

6月20日には100mm単装砲対艦ミサイル標的を撃墜しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海での洋上試験中に対艦ミサイルを撃墜した]


6月28日には艦のソナーの試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海でソナーの試験を行なった]

6月30日までに100mm単装砲及び30mmガトリング砲の射撃試験、太平洋艦隊航空隊航空機を対象にしたレーダーなどの動作点検などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で洋上試験を続けている]

7月3日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で艦載ヘリコプターの着艦試験を行なった]

「ソヴェルシェーンヌイ」国家受領試験の海上段階を全て完了し、ボリショイ・カーメニに在る『アムール造船工場』の出張所)で艦の点検と塗装作業が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を完了した]

7月18日にはウラジオストクへ入港し、就役式典会場となる金角湾第33埠頭へ接岸しました。
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そして2017年7月20日、「ソヴェルシェーンヌイ」ロシア海軍へ納入され、海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。


ロシア海軍の就役は
1:受領-引渡証書への署名(造船所から海軍への艦の納入)
2:海軍旗の初掲揚式典・各艦隊部隊への編入(艦の正式な海軍への就役)

の2段階で行なわれますが、「ソヴェルシェーンヌイ」の場合、12も2017年7月20日に纏めて実施されました。

太平洋艦隊編入後、「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ半島(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)に駐留する第114水域保護旅団へ配備されます。



「ソヴェルシェーンヌイ」に続き、『アムール造船工場』では3隻の同型艦が建造されており、2018年~2020年にはロシア海軍へ引き渡される見込みです。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]

この他、6月30日にサンクトペテルブルクで進水したプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」(2018年末就役予定)も太平洋艦隊へ配備されるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]