ロシア海軍北方艦隊の最新原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年8月18日5時4分配信
【北方艦隊の原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は有翼ミサイル「カリブル」のミサイル射撃を実施した】

本日、北方艦隊多目的潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、海洋配置有翼ミサイル「カリブル」の射撃を成功裏に実施した。

乗組員は、バレンツ海北方艦隊戦闘訓練射爆場の1つで、水中位置から戦闘演習を実施した。
ミサイルは、アルハンゲリスク州チジャ射爆場へ発射された。
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発射境界線から目標位置までの距離は、およそ600kmであった。
監視施設によると、射撃は所定の精度で実行され、全ての飛翔及び技術的数値が確認された。

ミサイル射撃の準備及び戦闘演習の直接の実施において、原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」乗組員は、高いプロ意識と海軍技量を示した。

[参照情報]
多目的原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」
は、プロジェクト885「ヤーセン」のトップ艦である。
それは1993年に起工され、2010年6月15日に進水した。
潜水艦への海軍旗掲揚式典は2014年6月17日に開催された。
2014年7月27日の「ロシア海軍の日」の祝賀に捧げられる海上パレードの際、潜水艦は、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスク市泊地の戦闘艦の隊列に初めて加わった。

同プロジェクトの多目的原子力潜水艦は、音響フィールド水準が低減された第4世代艦である。
それは、地上、水上及び水中の物体の撃破の為に意図されている。
これらの潜水艦の兵装は、有翼ミサイル「カリブル」を含む現代的な魚雷及びミサイル兵器複合体で構成されている。




[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

ソ連邦解体から2年後の1993年12月21日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する]

その後も白海で各種試験が実施され、2014年9月、常駐基地となるザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かいました。
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[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは駐留基地ザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かった]

11月10日、ザーパドナヤ・リツァ浮上救助室の動作試験が行なわれました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは救助カプセルの動作試験を行なった]

2015年5月9日の大祖国戦争勝利70周年記念日には、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク沖の観艦式へ参加しました。


2015年6月6日、新型機器を搭載する「技術的作業」の為にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」へ回航されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ到着した]

その後の動向は明らかにされていませんでしたが、「技術的作業」を終えてザオゼルスクへ戻り、慣熟訓練を続けていたようです。
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[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]

慣熟訓練を終えた「セヴェロドヴィンスク」は、2016年4月初頭に北方艦隊の演習へ参加し、最新鋭魚雷「フィジーク」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[新型誘導魚雷フィジークはロシア海軍へ制式採用された]

2016年4月下旬、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)ロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

それから1年以上経った2017年8月18日、再びバレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)ロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。


今回のミサイル発射は、チジャ射爆場から約600km離れたバレンツ海の海域から行なわれたとの事です。


原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」は、汎用有翼ミサイル「カリブル」超音速対艦ミサイル「オーニクス」を搭載しています。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

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艦中央部のミサイル発射機(4連装8基)に最大で32基の「カリブル」「オーニクス」を搭載出来ます。
(この他、「カリブル」魚雷発射管からも発射できるので、更に搭載数を増やす事も可能)


「セヴェロドヴィンスク」は、現在までに有翼ミサイルを少なくとも8回発射しています。

2012年11月7日:潜航状態で「カリブル」対艦攻撃型を発射。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月26日:浮上状態で「カリブル」地上攻撃型を発射。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月28日:潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した]

2013年6月:潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射。
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2013年11月6日:潜航状態で超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射。
[原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した]

2014年9月初頭:潜航状態で有翼ミサイル(オーニクス?)を発射。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはミサイルを発射した]

2016年4月末:潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射。


2017年8月18日:潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射。
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ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日16時16分配信
【原子力潜水艦「カザン」は係留試験を開始した】
セヴェロドヴィンスク、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト「ヤーセン-M」型原子力潜水艦「カザン」の試験は開始され、今年には海へ出る。
『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコは報道陣へ伝えた。

「カザンは既に岸壁に在り、係留試験段階を開始します。
スケジュールに沿って、今年中には海へ出なければならず、そして来年に私共は海軍へ引き渡さなければなりません」
ブドニチェンコ
は話した。

金曜日に『セヴマシュ』で、更なる1隻の同プロジェクト潜水艦「ウリヤノフスク」の起工式典が開催された。

多目的原子力潜水艦「カザン」、「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」と「アルハンゲリスク」は、改善プロジェクト「ヤーセン-M」(885M)の下で建造されている。
それは13800トンの排水量を有し、潜航深度は520メートル、乗組員64名、自立航行期間100日、水中速力31ノット。

兵装として、機雷、533mm魚雷、有翼ミサイル「カリブル」「オーニクス」が有る。

ロシア連邦海軍ドクトリンによると、大規模シリーズ建造された同プロジェクトの将来潜水艦は、ロシア多目的原子力潜水艦の基礎となる。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「カザン」は2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

そして7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
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係留試験の後、「カザン」は今年中に航行試験を開始します。

「カザン」は、2018年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]


「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年~2024年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日14時4分配信
【原子力水中巡洋艦「ウリヤノフスク」は北方艦隊へ加入する】
セヴェロドヴィンスク、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

金曜日に工場『セヴマシュ』で起工され、海軍総司令官の指示により「ウリヤノフスク」と命名された多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」北方艦隊が受け取る。
海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク『ロシア通信社ノーボスチ』へ語った。

「この潜水艦は、北方艦隊が受領します」
ブルスク
巡洋艦の起工式典の直後に話した。

「我々は、2024年の変わり目に、この潜水艦(の受領)を見込んでおります。
セヴマシュは、この課題へ対処する事を願っております」
ブルスク
は指摘した。

原子力潜水艦「ウリヤノフスク」の起工式典中、潜水艦の名前、プロジェクト及び起工日、更には起工された場所が記された起工記念板が溶接された。
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起工は、プロジェクト「ヤーセン」及び「ボレイ」原子力潜水艦全てを建造した『セヴマシュ』の組立造船台で行なわれた。

原子力水中巡洋艦「ウリヤノフスク」は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により設計された多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」のラインの6隻目となる。
同プロジェクトのトップ艦「カザン」は2017年3月31日に進水し、工場で試験が行なわれている。

原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」、「ペルミ」は様々な建造段階に在る。
専門家が説明したように、プロジェクト「ヤーセン-M」は、電波技術兵器複合体、近代化された機器とロシア企業の協力により製造された材料に関し、根本的な変更及び技術的解決が採用されている。

ロシア連邦の海軍ドクトリンによると、大規模シリーズ建造された同プロジェクトの将来潜水艦は、ロシア多目的原子力潜水艦の基礎となると『セヴマシュ』は説明した。

水中巡洋艦シリーズ(プロジェクト「ヤーセン」)のトップ「セヴェロドヴィンスク」『セヴマシュ』で建造され、2014年6月17日に海軍へ引き渡された。
敵の潜水艦及び水上艦との戦闘のために意図されており、全く新しい兵器複合体及び自動化が導入されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

ロシア海軍第4世代原子力潜水艦であるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに6隻がセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」で起工され、このうち1隻が就役済みです。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工され、2017年3月31日に進水しました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]
ロシア海軍への引き渡しは2018年に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第6のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミはセヴェロドヴィンスクで起工された]


そして2017年7月28日、7番艦(改「ヤーセン」級としては6隻目)「ウリヤノフスク」が起工されました。
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[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは2017年7月28日に起工される]

ロシア海軍への引き渡しは「2024年の変わり目」、つまり2023年12月末頃になり、就役後は北方艦隊へ配備されます。


「ウリヤノフスク」は、ソ連/ロシア海軍の艦名としては2隻目(2代目)となります。

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先代(初代)の「ウリヤノフスク」は、プロジェクト11437重原子力航空巡洋艦の1番艦として1988年11月25日に起工されました。
[幻の「原子力空母」ウリヤノフスク級]
[未完の原子力空母ウリヤノフスク]
[原子力空母ウリヤノフスクの電子機器]
しかし、ソ連邦解体により完成する事無く解体されました。
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それから25年を経て、新たな「ウリヤノフスク」が建造される事になりました。


現在の所、「ヤーセン」級シリーズの建造は7隻で終了する予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後は第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級の建造へ移行します。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]

ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは2017年7月28日に起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月23日16時22分配信
【原子力潜水艦「ウリヤノフスク」は(2017年)7月28日にセヴェロドヴィンスクで起工される】
モスクワ、6月23日-ロシア通信社ノーボスチ

「ヤーセン-M」シリーズの最終となる最新原子力潜水艦「ウリヤノフスク」は、『セヴマシュ』で(2017年)7月28日に起工される。
ロシア国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部代表イーゴリ・ディガロは発表した。

「改善されたプロジェクト"ヤーセン-M"の下で建造される7番目の(シリーズの6隻目)第4世代原子力水中巡洋艦は、今年7月8日にセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ社での起工が計画されています。
ロシア海軍総司令官の指示により、潜水艦はウリヤノフスクと命名されます」
ディガロ
は、軍備担当海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクの談話を引用した。

2020年までに(訳注:現在では2023年以降に修正)海軍の為に7隻のプロジェクト「ヤーセン」潜水艦の建造が計画されており、この内の6隻は近代化されたプロジェクト885Mである。
水中巡洋艦シリーズのトップ「セヴェロドヴィンスク」は、2014年に海軍へ引き渡された。

多目的原子力潜水艦「カザン」、「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」は、改善されたプロジェクト「ヤーセン-M」(885M)の下で建造されている。
その排水量は13800トン、潜航深度520メートル、乗組員64名、自立行動期間100日、水中速力31ノット。
兵装には、機雷、魚雷、有翼ミサイル「カリブル」「オーニクス」が在る。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

ロシア海軍第4世代原子力潜水艦であるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに6隻がセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」で起工され、このうち1隻が就役済みです。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工され、2017年3月31日に進水しました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]
ロシア海軍への引き渡しは2018年に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第6のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミはセヴェロドヴィンスクで起工された]


そして今回、ロシア海軍広報部は、「ウリヤノフスク」と命名される7番艦(改「ヤーセン」級としては6隻目)の起工は2017年7月28日になると発表しました。
ロシア海軍への引き渡しは2023年以降になります。


「ウリヤノフスク」は、ソ連/ロシア海軍の艦名としては2隻目(2代目)となります。

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先代(初代)の「ウリヤノフスク」は、プロジェクト11437重原子力航空巡洋艦の1番艦として1988年11月25日に起工されました。
[幻の「原子力空母」ウリヤノフスク級]
[未完の原子力空母ウリヤノフスク]
[原子力空母ウリヤノフスクの電子機器]
しかし、ソ連邦解体により完成する事無く解体されました。
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それから25年を経て、新たな「ウリヤノフスク」が建造される事になりました。


現在の所、「ヤーセン」級シリーズの建造は7隻で終了する予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後は第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級の建造へ移行します。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]

ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した

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『タス通信』より
2017年3月31日10時16分配信
【第2のプロジェクト「ヤーセン」原子力潜水艦はセヴェロドヴィンスクで進水した】
セヴェロドヴィンスク、3月31日/タス通信

第2のプロジェクト「ヤーセン」多目的原子力潜水艦-「カザン」-は『セヴマシュ』造船台から出渠、進水した。
タス通信特派員は現地より報告した。

造船台からの出渠の指揮は工場の総取締役ミハイル・ブドニチェンコが執り、その後、艦長アレクサンドル・ベケトフ1等海佐が儀礼用のシャンパンボトルを艦の上で割った。
行事には更には、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将が出席した。

「最新の改善されたプロジェクト"ヤーセン-M"水中多目的巡洋艦の進水~これは正に、軍の為、海軍の為の全国的なイベントであります。
我々は共に、政府が承認した建造計画を実行していきます。
原子力潜水艦グループの作成は、世界の大洋のあらゆる海域における課題を解決し、ロシアの安全を保障します」
ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将
は式典において話した。

[しっかりと利益の擁護につとめる]
ドミトリー・ロゴージン
は、原子力潜水艦「カザン」と同類の艦がロシア連邦海軍に存在する事により、ロシアは、しっかりと、確信をもって国際舞台(アリーナ)で自身の利益を擁護できると発言した。

「今日、我々は、非常に素晴らしいゴールへの直線から出る瞬間に居ます~強力な艦-多目的原子力潜水艦カザンの」
彼は新たな原子力潜水艦の造船台からの出渠式典において話した。
「昨日、アルハンゲリスクで僕達は国際フォーラム『北極~対話の領域』の作業を終えました。
ですが、対話は、しっかりと、そして自信を持って声を維持しなければなりません。
我々が常に、しっかりと自信を持って声を出せるのは、我々に、このような潜水艦が有ってこそです。
これは、我々の造船の作業の成果です」


副首相は、軍事産業委員会理事会ロシア政府に代わり、作業を成し遂げたセヴェロドヴィンスク造船所へ感謝した。

[第3の原子力潜水艦の進水]
第3の「ヤーセン」型原子力潜水艦~「ノヴォシビルスク」の進水は2019年に計画されている。
海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフは、第2の同型潜水艦「カザン」の進水式典で述べた。
「3隻目の進水予定は、工場の計画から私が思いますに、2019年でしょう」
彼は話した。

「私が思いますに、この期限は明確に守り通されるでしょう。我々は、それに自信を持っております。
また、今年夏に我々は第4のボレイ-クニャージ・ウラジーミルを進水させます」

総司令官は付け加えた。

彼は更に、このタイプの第7の原子力潜水艦は、ウリヤノフスク市に因んで命名されると話した。
「最後の艦、6隻目(の生産艦、シリーズ7隻目)はウリヤフスクと命名され、我々は今年に起工します。
1隻を我々は既に潜水艦隊の一員として機能させています」

彼は話した。

「これらの艦は、北方艦隊と太平洋艦隊で勤務を行ないます」
コロリョーフ
「ヤーセン」シリーズについての話で説明した。

[このクラスの最新]
海軍総司令官
によると、プロジェクト「ヤーセン」艦は、統合戦闘システムを有し、低騒音であり、このクラスの潜水艦では最新である。

「セヴマシュは、数千の協力企業が作業するこれらの艦の建造の明確な難しさにも関わらず、それを成功裏に克服しています。
我々は、現代的な戦闘統合システム、現代的な通信手段とロケット魚雷複合体と、当然ながら前任者と比べて減少した騒音の最新の艦を得ました」
コロリョーフ
は話した。

次に、設計局『マラヒート』総取締役ウラジーミル・ドロフェーエフは、設計者が、その費用を削減しつつ、改善された戦闘性質を有する艦の作成を志したと付け加えた。
「私は、この課題は、今日までに解決されていると確信しております。
ヤーセンの技術は、次世代(第5世代)艦の作成の為の更なるステップの第一歩となります」

彼は指摘した。

[プロジェクト「ヤーセン」]
「カザン」
は、第2の「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦である。
それは『セヴマシュ』で2009年に起工された。
潜水艦シリーズの2隻目となる同艦は、改善されたプロジェクト885Mとしては1隻目となる。
「カザン」は2018年にロシア海軍へ引き渡される予定であり、既に潜水艦シリーズのトップ「セヴェロドヴィンスク」が勤務を行なっている北方艦隊へ加わる。

「ヤーセン」型原子力潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により設計された。
それは、敵の潜水艦水上艦を破壊し、海軍基地、港、艦船グループと他の目標へ打撃を与える為に意図されている。
その兵装は、魚雷に加え、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」が含まれている。

「ヤーセン」第4世代多目的原子力潜水艦に属している。
それは前任者とは異なり、魚雷発射管が艦首部分に配置されておらず、長距離で敵の探知を可能にする球状アンテナの水中音響複合体(ソナー)が在る。
また、プロジェクト885(M)潜水艦は、ユニークな半複殻船体構造を有している~軽量船体(単殻)は艦首とミサイル発射管区域のみである。

潜水艦シリーズのトップ「セヴェロドヴィンスク」は1993年末に起工され、2014年6月になって海軍へ引き渡された。
2016年春まで試験運用を行なっていた。

「カザン」に加え、『セヴマシュ』では改善プロジェクトの多目的潜水艦「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」、「ペルミ」が建造されている。
2023年までに合計で7隻の「ヤーセン」の建造が計画されている。
第7の潜水艦は2017年夏の起工が計画されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

そして2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2017年3月31日に進水する]


「カザン」は、2018年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]


「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

「ヤーセン」級シリーズは既に6番艦まで起工されており、7番艦(最終艦)は今年(2017年)に起工されます。

今回の「カザン」進水式典において、7番艦の名前は「ウリヤノフスク」となる事が初めて明らかにされました。
ロシア海軍の艦名を決定する最終的な権限はロシア海軍総司令官に有りますが、その総司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督自身の発言ですから、まず間違いないでしょう。