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近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは最終洋上試験の準備を進めている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年8月13日10時55分配信
【潜水艦「アルローサ」は試験の為に黒海への出航を準備している】
シンフェローポリ、8月13日-ロシア通信社ノーボスチ

セヴァストーポリで修復され、近代化されたディーゼルエレクトリック潜水艦「アルローサ」は、工場航行試験の為に海上への出航を準備しており、その後、潜水艦の艦隊への引き渡しが計画されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、『黒海艦隊第13艦船修理工場』の広報秘書官セルゲイ・ゴルバチョフより伝えられた。

セヴァストーポリでの「アルローサ」の修理と近代化は5月に完了し、潜水艦は係留試験を行なった。
工場の取締役パーヴェル・フローリャは以前に「アルローサ」は新たな戦闘能力と技術的能力を得る事を指摘した。
7月に潜水艦は工場試験の第1段階と第2段階を実施し、洗い出された問題点を取り除く為にセヴァストーポリへ戻ってきた。

「工場で最終修理を行なった潜水艦アルローサは、工場航行試験の前段階の準備を進めております。
以前の海上出航中に洗い出された問題点は除去され、作業は計画に沿って進んでおります」
ゴルバチョフ
は話した。

『第13艦船修理工場』海洋掃海艦「ジェレズニャコフ」のドック修理を完了しており、数隻の艦船がドック複合体に在り、新たな艦のドック入りが計画されていると対談者は指摘した。
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近代化により潜水艦は、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦に匹敵するようになったと以前に工場広報サービスは述べた。
2014年から2016年の期間、第4旅団には最新のミサイル兵装を含む装備の新たな潜水艦6隻が次々と加わった:「ノヴォロシースク」、「ロストフ・ナ・ドヌー」、「スタールイ・オスコル」、「クラスノダール」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」
2013年まで長期に渡り黒海艦隊で唯一の稼働潜水艦であったディーゼルエレクトリック潜水艦「アルローサ」は、修理と近代化の為、2014年に『第13艦船修理工場』へ置かれた。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
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1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
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2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年6月になりました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】

『第13艦船修理工場』は、近代化改装により「アルローサ」は、近年に黒海艦隊へ配備されたプロジェクト06363潜水艦(877の最終改良型)に匹敵する新たな戦闘力を得ると公言していますが、これは巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与された事を指すようです。
『タス通信』より
2022年5月6日9時5分配信
【情報筋:「カリブル」で武装する潜水艦「アルローサ」は黒海に留まる】

2022年6月28日、「アルローサ」は洋上試験を行なう為にセヴァストーポリから出航しました。

[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備したロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験を開始した]

洋上試験の第1段階を終えた「アルローサ」は、7月8日に一旦セヴァストーポリへ帰投しました。
[近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で最初の洋上試験を終えてセヴァストーポリへ帰投した]

7月15日にセヴァストーポリから出航し、洋上試験の第2段階を開始しました。
[近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験の第2段階を開始した]

7月下旬にセヴァストーポリへ戻り、最終調整を行なっています。

今後「アルローサ」は最終洋上試験を行ない、その後に黒海艦隊へ復帰します。


以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊第4独立潜水艦旅団へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]
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近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験の第2段階を開始した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年7月15日10時51分配信
【「アルローサ」は工場航行試験の第2段階の為に黒海へ出航した】
セヴァストーポリ、7月15日-ロシア通信社ノーボスチ

近代化されたディーゼルエレクトリック潜水艦「アルローサ」は、少なくとも1週間続く工場航行試験第2段階の為に黒海へ出航した。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、『黒海艦隊第13艦船修理工場』の広報秘書官セルゲイ・ゴルバチョフより伝えられた。

「アルローサ」の修理と近代化は5月に完了し、潜水艦は係留試験を行なった。
工場の取締役パーヴェル・フローリャは以前に「アルローサ」は新たな戦闘能力と技術的能力を得る事を指摘した。
7月初頭に潜水艦は工場試験の第1段階を実施し、洗い出された問題点を取り除く為にセヴァストーポリへ戻ってきた。

「潜水艦アルローサは、『第13艦船修理工場』での修理と近代化の後の工場試験第2段階の為に海上へ出航しました。
今回の出航は1週間以上続きます。
潜水艦の艦内には、機構の操作に関わる潜水艦船員を援助する艦隊の艦修理工が乗っています」
ゴルバチョフ
は話した。

近代化により潜水艦は、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦に匹敵するようになったと以前に工場広報サービスは述べた。
2014年から2016年の期間、第4旅団には最新のミサイル兵装を含む装備の新たな潜水艦6隻が次々と加わった:「ノヴォロシースク」、「ロストフ・ナ・ドヌー」、「スタールイ・オスコル」、「クラスノダール」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」

2013年まで長期に渡り黒海艦隊で唯一の稼働潜水艦であったディーゼルエレクトリック潜水艦「アルローサ」は、修理と近代化の為、2014年に『第13艦船修理工場』へ置かれた。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
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1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
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2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年6月になりました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】

近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。
『タス通信』より
2022年5月6日9時5分配信
【情報筋:「カリブル」で武装する潜水艦「アルローサ」は黒海に留まる】

2022年6月28日、「アルローサ」は洋上試験を行なう為にセヴァストーポリから出航しました。

[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備したロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験を開始した]

洋上試験の第1段階を終えた「アルローサ」は、7月8日に一旦セヴァストーポリへ帰投しました。
[近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で最初の洋上試験を終えてセヴァストーポリへ帰投した]

7月15日にセヴァストーポリから出航し、洋上試験の第2段階を開始しました。

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊第4独立潜水艦旅団へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]

近代化改装されたロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で最初の洋上試験を終えてセヴァストーポリへ帰投した


『タス通信』より
2022年7月8日15時53分配信
【黒海艦隊最古の潜水艦「アルローサ」は近代化の後の試験の第1段階を成功裏に終えた】
セヴァストーポリ、7月8日/タス通信

黒海艦隊潜水艦「アルローサ」は、その修理及び近代化の後の航行試験の第1段階を成功裏に実施した後にセヴァストーポリへ戻ってきた。
金曜日に『タス通信』黒海艦隊第13艦船修理工場の広報秘書官セルゲイ・ゴルバチョフより伝えられた。

「潜水艦アルローサは、航行試験の第1段階の実施後に工場の水域へ戻りました」
彼は話し、試験は成功裏に終わったことを確認した。

ゴルバチョフは、現在、洗い出された問題点が取り除かれ、潜水艦は試験の次の段階の準備を控えている事を明らかにした。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。

5月初頭に潜水艦の修理は完了すると伝えられ、「アルローサ」は新たな戦闘能力及び技術能力を獲得し、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦と同等の潜水艦となった。
以前、セヴァストーポリの軍機関の情報提供者は、潜水艦は近代化の後に複合体「カリブル-PL」搭載艦になると『タス通信』へ伝えた。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
21-0126d.jpg

1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
21-0126h.jpg

2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
21-0126e.jpg
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。
[プロジェクト06363潜水艦]

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
21-0126f.jpg

「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年6月になりました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】

近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。
『タス通信』より
2022年5月6日9時5分配信
【情報筋:「カリブル」で武装する潜水艦「アルローサ」は黒海に留まる】

2022年6月28日、「アルローサ」は洋上試験を行なう為にセヴァストーポリから出航しました。

[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備したロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験を開始した]

洋上試験の第1段階を終えた「アルローサ」は、7月8日に一旦セヴァストーポリへ帰投しました。
今後、洋上試験の第2段階が行なわれます。

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]

ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは太平洋で行動した後にウラジオストクへ帰投した

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『インテルファクス・極東ニュース』より
2022年7月6日8時17分配信
【太平洋艦隊の潜水艦は太平洋で任務を遂行した後にウラジオストクへ戻ってきた】
ウラジオストク、7月6日、インテルファクス-極東

太平洋艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は、太平洋で任務を遂行した後に艦隊主要基地ウラジオストクへ戻ってきた。
水曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。

「艦の乗組員は、与えられた遠距離航海任務を全て成功裏に遂行し、太平洋で45日間に渡り数千海里を進みました」
声明では、こう述べられた。

埠頭で潜水艦乗員は、司令部の代表、乗組員の家族に出迎えられた。

歓迎式典では伝統に沿って潜水艦の艦長へ子豚の丸焼きが贈られた。
数名の士官は昇進した軍階級章を授与され、遠距離航海で顕著な働きを見せた将兵には表彰状が授与された。

短期間の休養の後、潜水艦乗員は計画戦闘訓練任務の遂行を続ける。

ディーゼルエレクトリック潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『レーニン共産党青年団記念造船工場』で建造され、太平洋艦隊へ加入した。

艦は現代的なロケット及び魚雷兵器を装備し、隠密性は著しく高い。
同プロジェクトディーゼルエレクトリック潜水艦の主な用途は、水上艦及び潜水艦との戦闘である。



プロジェクト877大型潜水艦B-187は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市『アムール造船工場』で1991年5月7日に起工され、同年10月5日に進水、そして同年12月30日には受領-引渡証書への署名が行なわれ、ソ連海軍へ納入されました。
翌1992年に太平洋艦隊へ正式編入、第182独立潜水艦旅団の所属となり、カムチャツカ半島へ配備されました。

1993年1月~3月、1994年8月~9月、1995年3月15日~4月28日に戦闘勤務を実施。

1997年8月、東南アジアでの兵器展示会への参加準備の為、ウラジオストクへ回航されました。
1997年10月にはタイの展示会『タイ-97』(10月20日~27日)へ参加し、11月にはベトナムカムラン湾へ停泊、翌12月にはマレーシアの展示会『リマ-97』(12月2日~8日)へ参加しました。
この双方の展示会において、B-187は、輸出用潜水艦プロジェクト636「見本」として出展されました。
この時、西側は、本艦の艦名をBN-529「ロシア」と勘違いしています。
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東南アジアから帰港後、B-187ウラジオストク(ウリス湾)第19潜水艦旅団へ転属しました。

2003年、B-187は修理の為、ボリショイ・カーメニへ回航、その後、近代化改装を行なう為、建造元の『アムール造船工場』へ回航されました。

就役から24年が経過した2015年7月20日に「コムソモリスク・ナ・アムーレ」と命名されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のキロ級潜水艦B-187はコムソモリスク・ナ・アムーレと命名された]

2015年10月には造船台を出渠し、浮きドック「ゼーヤ」へ載せられ、引き続き艤装工事が進められました。


2016年5月5日、潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は再び進水し、艤装岸壁へ係留されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のキロ級潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは進水した]

その後、係留試験が行なわれ、2016年12月には航行試験が行なわれ、12月10日に終了しました。
[近代化されたロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは航行試験を終えた]

2016年12月19日、「コムソモリスク・ナ・アムーレ」太平洋艦隊基地(ウラジオストク南部のウリス湾)へ到着しました。
[近代化された潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレはロシア海軍太平洋艦隊基地へ到着した]
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2017年1月27日、太平洋艦隊への再編入式典が開催され、正式に再就役しました。

[近代化改装を終えた潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレはロシア海軍太平洋艦隊へ再就役した]

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その後の動向は殆ど公表される事は有りませんでしたが(2018年7月末にウラジオストクで行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式への参加のみ公表)、ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の潜水艦は、日本海でパトロールを行ない、更には同海域で行なわれる太平洋艦隊の演習にも参加しているので、「コムソモリスク・ナ・アムーレ」も、これらの活動へ参加しているようです。

更に、ウリス湾に駐留する潜水艦は、日本海で1対1の『対決』方式の戦闘訓練を何度か行なっているので、これに参加している可能性は高いでしょう。

2018年3月下旬
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

2019年3月上旬
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は対潜戦闘訓練を行なった]

2019年3月中旬
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は、2019年5月初頭に黄海で実施されたロシア海軍中国海軍合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

2019年6月11日、「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は、ロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)、戦隊水雷艦(駆逐艦)「ブイストルイ」(1989年10月28日就役)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)の3隻を相手に日本海魚雷攻撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレは日本海で4本の魚雷を発射した]

2020年7月26日にウラジオストクで行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式へ参加しました。
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その後の動向は明らかにされていませんでしたが、2022年7月6日にウラジオストクへ帰投しました。
「コムソモリスク・ナ・アムーレ」は45日間に渡り太平洋などで行動していたとの事ですから、2022年6月上旬に太平洋上で実施された太平洋艦隊の演習にも参加していたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)]

近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備したロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは黒海で洋上試験を開始した


『タス通信』より
2022年6月28日15時13分配信
【黒海艦隊の潜水艦「アルローサ」は8年ぶりに外海へ出航した】
セヴァストーポリ、6月28日/タス通信

修理及び近代化が行なわれた黒海艦隊最古の潜水艦「アルローサ」は、航行試験実施の為、8年ぶりに海上へ出航した。
『タス通信』は火曜日に黒海艦隊第13艦船修理工場より伝えられた。

以前、セヴァストーポリの軍機関の情報提供者は、潜水艦は近代化の後に複合体「カリブル-PL」搭載艦になると『タス通信』へ伝えた。

「潜水艦は(セヴァストーポリ湾から外海へ)出航しました。
8年ぶりに潜水艦は様々な運用モードでテストされ、用途上の行動能力を示さなければなりません」

対談者は話した。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。
ソヴィエト連邦崩壊後、「アルローサ」は、黒海で唯一の戦闘可能なロシア連邦潜水艦であり続けた。

5月初頭に潜水艦の修理が完了したと伝えられ、「アルローサ」は新たな戦闘能力及び技術能力を獲得し、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦と同等の潜水艦となった。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
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1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
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2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。
[プロジェクト06363潜水艦]

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年6月になりました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】


近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。
『タス通信』より
2022年5月6日9時5分配信
【情報筋:「カリブル」で武装する潜水艦「アルローサ」は黒海に留まる】

2022年6月28日、「アルローサ」は洋上試験を行なう為にセヴァストーポリから出航しました。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは洋上試験を行なう]

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]

近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは洋上試験を行なう

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『タス通信』より
2022年6月28日0時6分配信
【「カリブル」で再武装した黒海艦隊の最古の潜水艦は8年ぶりに海上へ出る】
セヴァストーポリ、6月27日/タス通信

修理及び近代化が行なわれた黒海艦隊最古の潜水艦は、航行試験実施の為、8年ぶりに海上へ出る。
『タス通信』は月曜日に黒海艦隊第13艦船修理工場より伝えられた。

以前、セヴァストーポリの軍機関の情報提供者は、潜水艦は近代化の後に複合体「カリブル-PL」搭載艦になると『タス通信』へ伝えた。

「潜水艦は、工場航行試験の為に出航する準備を完全に整えており、出航は近い内に行なわれます」
対談者は話した。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。
ソヴィエト連邦崩壊後、「アルローサ」は、黒海で唯一の戦闘可能なロシア連邦潜水艦であり続けた。

5月初頭に潜水艦の修理が完了したと伝えられ、「アルローサ」は新たな戦闘能力及び技術能力を獲得し、近年に黒海艦隊へ到着した6隻の潜水艦と同等の潜水艦となった。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
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1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
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2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。
[プロジェクト06363潜水艦]

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]
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しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年5月以降にずれ込みました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】


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近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。


「アルローサ」の航行試験は6月末に始まります。

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊へ留まる事になるようです。
[近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する]

近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備するポンプジェット潜水艦アルローサはロシア海軍黒海艦隊へ復帰する

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『タス通信』より
2022年6月17日9時5分配信
【情報筋:「カリブル」で武装する潜水艦「アルローサ」は黒海艦隊へ留まる】
モスクワ、6月17日/タス通信

近代化の結果、ミサイル複合体「カリブル-PL」搭載艦となったプロジェクト877V(パルトゥース)多目的ディーゼルエレクトリック潜水艦「アルローサ」バルト海への移転は取り止めとなった。
艦は黒海艦隊潜水艦旅団へ加わる。
『タス通信』セヴァストーポリの軍機関の情報提供者より伝えられた。

「修理と近代化の結果、黒海艦隊の潜水艦アルローサは、ミサイル複合体"カリブル-PL"搭載艦となり、第4独立潜水艦旅団へ加入します。
以前に計画されていたバルト艦隊への移転は、もはや関係有りません」

対談者は話した。

以前、クリミアの軍機関に近い『タス通信』の情報提供者は、潜水艦「アルローサ」黒海からバルト海への移転が計画されていると述べた。
黒海艦隊『第13艦船修理工場』での修理完了後、バルト艦隊へ行き、そこで建造中のプロジェクト636.3潜水艦の乗組員を準備するための訓練プラットフォームとなる。
当初、「アルローサ」の艦隊間移動は2020年に計画されていたが、修理の遅延により延期された。

『タス通信』は、この件に関する公式な情報を持っていない。

ディーゼルエレクトリック潜水艦B-871「アルローサ」は、ゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、1990年12月1日に海軍へ加入した。
潜水艦は、古典的なスクリューに代わり、最大限に隠密裏の動きを保障する噴水推進エンジンを装備するユニークなプロジェクト877Vにより建造された。

1990年12月から第153潜水艦旅団へ加わった。
1992年3月、乗組員チームの一部がウクライナへ忠誠を誓い、潜水艦乗っ取りの試みが発生した。
1993年6月の黒海艦隊分割後、ロシア黒海艦隊で唯一の稼働潜水艦となった。

2014年から2017年の期間に、ロシア連邦黒海艦隊へ6隻の新たなプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦有翼ミサイル複合体「カリブル」搭載艦が補充された。
黒海艦隊潜水艦シリアの戦闘行動へ参加し、ウクライナ特殊軍事作戦の枠組みにおいて意図された戦闘任務を遂行した。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
21-0126d.jpg

1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
21-0126h.jpg

2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
21-0126e.jpg
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなりました。
[プロジェクト06363潜水艦]

そんな「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
21-0126f.jpg

「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。
22-0622z.jpg

「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]
22-0622m.jpg
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しかし結局、「アルローサ」の近代化改装工事の完了は2022年5月にずれ込みました。
『タス通信』より
2022年5月6日20時4分配信
【セヴァストーポリで潜水艦「アルローサ」の修理が完了する】


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近代化改装により、「アルローサ」には巡航ミサイル「カリブル」の運用能力が付与されました。

以前にはバルト艦隊への転属が予定されていた「アルローサ」ですが、結局、黒海艦隊へ留まる事になるようです。
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ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対潜戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2021年6月29日8時0分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で仮想敵潜水艦への攻撃へ取り組んだ】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼル潜水艦日本海エリアで演習を行ない、その中で潜水艦の対潜手段を使用した仮想敵潜水艦への攻撃へ取り組んだ。

戦闘訓練射爆場で、太平洋艦隊潜水艦の内の1隻は、最新の水中音響対策手段を使用して仮想敵潜水艦の捜索と攻撃へ取り組んだ。
ディーゼル潜水艦「敵」潜水艦を探知し、有利な位置から仮想魚雷攻撃を行なった。

第2の潜水艦は回避機動を行なった。
潜水艦乗員は、仮想妨害設置と囮目標により追跡から逃れる課題へ取り組んだ。

海上での訓練は、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」により保障された。



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ロシア太平洋艦隊通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。

[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」
(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ-カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ-ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)

これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。

更には、潜水艦同士で「対決」する戦闘訓練も度々行っています。

2018年3月21日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

2019年3月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

2020年10月19日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対戦した]

2021年5月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で戦闘訓練を実施した]

そして2021年6月29日にも2隻の潜水艦(艦名非公表)が日本海で「対戦」しました。

ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装後にバルト艦隊へ転属するかもしれない

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『タス通信』より
2021年6月26日12時3分配信
【黒海艦隊最古の潜水艦「アルローサ」はドック修理を完了した】
セヴァストーポリ、6月26日/タス通信

黒海艦隊潜水艦「アルローサ」の修理のドック段階は完了し、セヴァストーポリ湾の埠頭の1つへ移された。
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『タス通信』黒海艦隊第13艦船修理工場より伝えられた。

「ドックから潜水艦を出渠させるためのドック操作が行なわれました。
潜水艦は、キレン湾水域の工場領域の埠頭へ移りました」

対談者は話した。
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彼は、潜水艦の艦隊の戦闘編制への復帰は、2021年11月に計画されている事を明らかにした。
潜水艦は、クリミアロシアへ再統合された直後に修理へ置かれた。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。
ソヴィエト連邦崩壊後、「アルローサ」は、黒海で唯一の戦闘可能なロシア連邦潜水艦であり続けた。

黒海艦隊広報サービスによると、2014年から2017年の期間に、黒海艦隊へ6隻の新たなプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦有翼ミサイル複合体「カリブル」搭載艦が補充された。


『タス通信』より
2021年6月26日13時59分配信
【情報筋:黒海艦隊最古の潜水艦はバルト艦隊へ移管されるかもしれない】
タス通信、6月26日

黒海艦隊最古の潜水艦「アルローサ」は、修理後にバルト艦隊へ送られるかもしれない。
『タス通信』は軍事分野の情報提供者より伝えられた。

先だって黒海艦隊第13艦船修理工場は、潜水艦の艦隊の戦闘編制への復帰は2021年11月に計画されていると『タス通信』へ伝えた。
現在、修理のドック段階は完了し、潜水艦は、セヴァストーポリキレン湾水域の埠頭へ移されている。

「アルローサ」は、ソヴィエト社会主義共和国連邦の崩壊直前にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)の『クラースノエ・ソルモヴォ』工場で建造され、プロジェクト877実験プロジェクトに属している。
その特徴は、スクリューに代わり、最大限の隠密裏の移動を保障する噴水推進装置が設置された事に在る。
噴水推進装置を持つ潜水艦は、海外からは「ブラックホール」と呼ばれている。
ソヴィエト連邦崩壊後、「アルローサ」は、黒海で唯一の戦闘可能なロシア連邦潜水艦であり続けた。

黒海艦隊広報サービスによると、2014年から2017年の期間に、黒海艦隊へ6隻の新たなプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦有翼ミサイル複合体「カリブル」搭載艦が補充された。



プロジェクト877V潜水艦B-871は、ロシア内陸部のゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)のクラースノエ・ソルモヴォ造船所で1988年5月17日に起工され、1989年9月10日に進水し、1990年12月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

プロジェクト877Vは、試験的に艦尾にポンプジェットを装備した実験艦です。
21-0126d.jpg

1991年12月から1992年3月まで戦闘勤務を行ないましたが、1992年3月13日に乗組員の一部がウクライナへ忠誠を誓い、機関室を占拠して潜水艦の乗っ取りを試みました。
乗っ取りの試みは阻止されたものの、ソ連邦解体後のロシア・ウクライナ間の黒海艦隊分割・帰属問題も有り、更にはバッテリーの不調も有って1992年から1996年までは殆ど動きませんでした。

ただし、1996年2月10日公開のジャッキー・チェン主演の映画「First Strike」(ファイナル・プロジェクト)には、B-871が「出演」しています。

0:45から登場する潜水艦がB-871です。

1996年5月22日にバッテリーの交換を完了し、ようやく動けるようになりました。
21-0126h.jpg

2004年1月5日に「アルローサ」と命名されました。
「アルローサ」は、ロシア宝石会社です。
【『アルローサ』公式サイト】

2011年6月にスペイン沖で実施された国際海軍演習『ボールド・モナーク-2011』に参加しました。


その後、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

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2014年6月にセヴァストーポリ第13艦船修理工場(黒海艦隊直営)で修理及び近代化が始まりました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている]

「アルローサ」の近代化改装作業の完了時期は何度も延期され、2017年末の完了予定も実現しませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサの近代化改装は2017年に完了する]

2014年から2016年に掛け、黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻が就役した為、黒海艦隊にとっては、「アルローサ」の復帰を急ぐ必要性は無くなっています。
[プロジェクト06363潜水艦]

黒海艦隊では持て余されている「アルローサ」ですが、今度はバルト艦隊へ転属させるという話が出てきました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはバルト艦隊へ転属する]

『第13艦船修理工場』の岸壁に係留されていた「アルローサ」でしたが、2019年5月末に同社の浮きドックへ入りました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]
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「アルローサ」の近代化改装作業の完了は2019年に予定されていましたが、またも延期されました。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2019年に完了する]

「アルローサ」は、2021年6月26日に浮きドックを出渠し、『第13艦船修理工場』の岸壁へ移動しました。

現在の所、「アルローサ」の近代化改装作業の完了は、2021年11月に予定されています。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサの近代化改装は2021年に完了する]

ただ、以前にも話が出ていたように、近代化改装完了後、バルト艦隊へ転属する事も有り得ますが。

ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年5月18日3時30分配信
【太平洋艦隊の潜水艦は仮想敵潜水艦への魚雷攻撃へ取り組んだ】

戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の2隻のディーゼル潜水艦は、日本海で仮想敵潜水艦を捜索・攻撃するテスト対潜戦術演習を実施した。

潜水艦の内の1隻は、擬装、「敵」を意味する潜水艦の探知の複合活動を行ない、有利な位置を占め、それを練習魚雷で実際に攻撃した。
その後、潜水艦は一斉射撃後の機動を行ない、密かに海域を去った。

攻撃を受けた潜水艦は、演習中、更に魚雷回避機動を行なった。

海上でのディーゼル潜水艦の行動は、太平洋艦隊コルベット「アルダル・ツィジェンジャポフ」により保障された。
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ロシア太平洋艦隊通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。

[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」
(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ-カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ-ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)

これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。

更には、潜水艦同士で「対決」する戦闘訓練も度々行っています。

2018年3月21日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

2019年3月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

2020年10月19日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対戦した]

そして2021年5月18日にも2隻の潜水艦(艦名非公表)が日本海で「対戦」しました。