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ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なう為に出航した

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『タス通信』より
2020年6月27日17時36分配信
【情報筋:「アドミラル・ゴルシコフ」は2回目の「ツィルコン」試験射撃の為に出航した】
モスクワ、6月27日/タス通信

北方艦隊プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、最新のロシア製極超音速ミサイル「ツィルコン」の2回目の試験射撃を実施する為に出航した。
『タス通信』は2名の防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「土曜日にゴルシコフは、ミサイル"ツィルコン"の2回目の試験発射を実施する為に白海海軍基地から出航しました」
対談者の1人は話した。
2人目の情報提供者は、フリゲートミサイル発射は「今後2週間以内に行なわれなければならない」事を指摘した。

対談者は、2020年の「ゴルシコフ」による「ツィルコン」発射総合プログラムにおいて、艦は7回のミサイル射撃を計画していると説明した。
「ですが、実行時期は遅延しています~2回目の発射は、当初は今春半ばに実施されなければなりませんでした」
情報提供者の1人は説明した。

対談者によると、試験射撃が延期された主な理由は、コロナウイルスの状況によるものである。

『タス通信』は、情報提供者から提示された情報を公式に確認していない。

「アドミラル・ゴルシコフ」は、整備と、次の試験射撃実施の為の極超音速ミサイル「ツィルコン」積載のため、4月初頭に白海基地へ入った。
2回目の発射は艦から4月~5月に実施される予定であった。

[「ツィルコン」の試験]
最初に「ツィルコン」が標準海上搭載艦から使用されたのは、今年1月初頭(他のデータによれば2019年12月末)だった:「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海から距離500km以上の沿岸標的へミサイルを発射した。
それまでの試験発射は、地上発射台或いは特殊訓練ポンツーンで行なわれていた。

ミサイル「ツィルコン」発射の為、汎用艦載射撃複合体(UKSK)3S-14が使用される。
この発射装置は、特に、プロジェクト22350フリゲートプロジェクト20385コルベット潜水艦の為のヴァージョンはプロジェクト885「ヤーセン」多目的潜水艦が装備する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2019年2月末から7月下旬に掛けて世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2019年8月中旬にセヴェロモルスクへ帰投した後、2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]



「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]

帰投する前にバレンツ海で同型艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の洋上試験に協力したようです。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年1月にバレンツ海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

4月2日にセヴェロモルスクを出航し、白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで部分的な近代化を行なう]

4月4日にセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
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「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロドヴィンスクの艦船修理企業(おそらくは艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で定期整備と、部分的な近代化改装が行なわれました。
近代化の具体的な内容は明らかにされていませんが、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用(発射)に関するもののようです。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する]
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

定期整備と改修を終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、6月27日にセヴェロドヴィンスクを出航しました。

「アドミラル・ゴルシコフ」は、白海で改修後の洋上試験と、「ツィルコン」の発射試験を行ないます。

当初、「アドミラル・ゴルシコフ」からの「ツィルコン」発射試験は、2020年春に行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染の影響(セヴェロドヴィンスクでも感染者が出ている)の為、7月にずれ込む事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年春に2回目の極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なう]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年中に更に数回の「ツィルコン」発射試験を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を数回行なう][極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2021-2022年にロシア海軍へ制式採用される]
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2020年6月末~7月初頭にロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2隻が起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年6月12日11時17分配信
【工場『北方造船所』は6月に2隻のフリゲートの起工を計画している】
サンクトペテルブルク、6月12日-ロシア通信社ノーボスチ

更なる2隻のプロジェクト22350フリゲートの起工を、造船工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は2020年6月末~7月初頭に予定している。
『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、工場の総取締役イーゴリ・ポノマリョフは述べた。

「それ(フリゲート)は、国防省が我々の前に置いた課題の下で既に改善されております。
技術的観点から、これらの課題は全て解決されます。
2隻のフリゲートの起工は、6月末~7月初頭に計画しております」

彼は話した。

ポノマリョフによると、『北方造船所』は、ロシア海軍へのプロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の引き渡しを今年7月末に計画している。
造船所では更に、第2の生産フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」が建造されており、3月に進水した。
プロジェクトは更に、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」、「アドミラル・アメリコ」、「アドミラル・チチャーゴフ」と続けられている。

彼は、フリゲート「アドミラル・アメリコ」「アドミラル・チチャーゴフ」は2年後の進水が計画されている事を指摘した。

プロジェクト22350フリゲートは、水上艦、船団、揚陸支隊の撃破、潜水艦の捜索及び破壊、地上目標の破壊、艦船の対空、対潜、対ミサイル防衛、海上揚陸部隊との合同活動、巡視、国境線の保護、民間船及び施設に対する危険な行動や世界の大洋海域で航行する為の脅威の防護の保障を含む広範囲の任務を遂行する為に意図されている。

艦の排水量は5000トン、速力29ノット、航続距離4500海里、自立行動期間30日、乗組員170名。



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ロシア海軍の為の1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク『北方造船所』で6隻が起工されており、1番艦は2018年7月28日に就役しました。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥ゴルシコフ)(艦番号454)は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ引き渡されました。
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[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
その後、2019年2月末から7月末まで世界を一周する遠距離航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」(海軍元帥カサトノフ)(艦番号431)は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水し、2018年12月下旬から洋上試験が始まり、2020年6月初頭に完了しました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年7月末に予定されています。
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[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2020年7月末にロシア海軍へ就役する]

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工され、2020年5月22日に進水しました。
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[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥イサコフ)は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

3番艦と4番艦は、ガスタービンエンジンの供給が大幅に遅延した為、建造も遅延しています。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

3番艦は2021年末、4番艦は2022年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]


建造は4隻で打ち切られる筈だったプロジェクト22350フリゲートですが、2018年7月末に就役した1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」の運用実績を踏まえ、建造が続行される事になりました。

2019年4月23日、プロジェクト22350フリゲートの第2シリーズとなる5番艦と6番艦が『北方造船所』で一斉に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22350フリゲート"アドミラル・アメリコ"と"アドミラル・チチャーゴフ"はサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト22350フリゲート5番艦「アドミラル・アメリコ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲート6番艦「アドミラル・チチャーゴフ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲート後期建造艦(5番艦~8番艦)は、有翼ミサイルの発射機が24基に増加します。
前期建造艦(1番艦~4番艦)は16基ですから、もう8基増やす事になります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの5番艦以降は24基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]
「アドミラル・アメリコ」は2024年、「アドミラル・チチャーゴフ」は2025年に就役予定です。

更なる2隻のプロジェクト22350フリゲート(7番艦と8番艦)は、2020年6月末~7月初頭の起工が予定されています。
[ロシア海軍は改アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートを追加発注する]

今後、プロジェクト22350フリゲートは近代化されます。
先ず初めに、1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」極超音速ミサイル「ツィルコン」の運用に関する部分的な近代化改装を行なうようです。
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

計8隻の建造が計画されているプロジェクト22350フリゲートは、北方艦隊に3隻、太平洋艦隊に3隻、黒海艦隊に2隻が配備されます。

太平洋艦隊へ配備される最初のプロジェクト22350フリゲートは、2019年4月23日に起工された5番艦「アドミラル・アメリコ」となります。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ3隻のプロジェクト22350フリゲート後期型が配備される]

プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2020年7月末にロシア海軍へ就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年6月12日3時5分配信
【海軍へのフリゲート「アドミラル・カサトノフ」引き渡し時期が決まった】
サンクトペテルブルク、6月12日-ロシア通信社ノーボスチ

造船工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、ロシア海軍へのプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の引き渡しを2020年7月末に計画している。
『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、工場の総取締役イーゴリ・ポノマリョフは述べた。

「フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"の試験は、殆ど完了しております」
彼は話し、フリゲートは7月26日に予定されている主要海軍パレードの前に引き渡すと説明した。

『北方造船所』総取締役は、フリゲート北方艦隊バルト艦隊で試験を行なった事を想い起こした。
彼によると、艦は試験時に「非常に良好な特性」を示した。

「試運転チームは、乗組員、支援艦隊の要員と共にフリゲートの入念な点検を行ないました。
最近、カサトノフは国家試験の海上部門を完了し、『北方造船所』へ戻りました。
6月中に、それは検査を行ないます」
ポノマリョフ
は付け加えた。

以前、フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」北方艦隊へ加わると報じられた。

プロジェクト22350フリゲートは、水上艦、船団、揚陸支隊の撃破、潜水艦の捜索及び破壊、地上目標の破壊、艦船の対空、対潜、対ミサイル防衛、海上揚陸部隊との合同活動、巡視、国境線の保護、民間船及び施設に対する危険な行動や世界の大洋海域で航行する為の脅威の防護の保障を含む広範囲の任務を遂行する為に意図されている。

艦の排水量は5000トン、速力29ノット、航続距離4500海里、自立行動期間30日、乗組員170名。

同プロジェクト艦はステルス技術(視認性を削減する技術)を用いて作成されており、遠洋ジーンで敵の水上艦及び潜水艦に対する戦闘行動の実施の為に意図されている。
フリゲートは、130mm砲装置A-192高射ミサイル複合体「リドゥート」、16基の対艦ミサイル「オーニクス」及び「カリブル-NK」の為の発射装置で武装する。
対潜兵器として複合体「パケート-NK」を使用する。
艦上へ対潜ヘリコプターKa-27を搭載する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった]

4月14日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト艦隊基地バルチースクへ到着した]

5月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、最終洋上試験を行なう為にバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で最終洋上試験を開始した]

6月2日には対魚雷兵器「パケート」(324mm魚雷迎撃用魚雷)の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で魚雷迎撃魚雷パケートの発射試験を行なった]

6月6日、全ての洋上試験を終えて建造元の『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は全ての洋上試験を完了した]
今後、「アドミラル・カサトノフ」『北方造船所』で検査とメンテナンスを行ない、一度海上へ検査出航した後、ロシア海軍への引き渡しの準備を行ないます。

「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡し(就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典の開催)は、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』よりも少し前になるようです。

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は全ての洋上試験を完了した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年6月6日21時34分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は国家試験の海上部門を完了した】
サンクトペテルブルク、6月6日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は国家試験の海上部門を完了し、検査を行なう為に『北方造船所』へ戻った。
造船所広報サービスは発表した。

「プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦アドミラル・フロータ・カサトノフは国家試験の海上部門を完了し、『北方造船所』へ戻りました。
6月中に艦の検査を行ない、その後に海軍へ御引き渡し致します」

声明では、こう述べられた。

バルト海での最終試験中、艦の全ての設計特性、システム及び兵器の動作がテストされ、潜水艦及び航空隊との連携へ取り組み、救助及び避難演習が行なわれた事が指摘された。

「我々はフィニッシュラインに達し、艦にとっての主要イベント~聖アンドレイ旗の掲揚へ近付いています。
この10ヶ月間、艦は2つの艦隊~北方艦隊とバルト艦隊での試験段階を通過し、様々な気象条件と海上の波で作業を行ないました。
試運転チームは乗組員、支援艦隊の要員と共にフリゲートの入念な点検を行ない、今、カサトノフは、国内海軍を強化する現代的で強力な遠海ゾーン艦であると確信をもって申し上げる事が出来ます」

声明では、『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフの談話が引用された。

来月に掛けて、造船所はメカニズム、主動力装置、装置、特殊機器のメンテナンスを行ない、船体及び内部船室の絶縁材と塗装覆を復元する。
検査が完了した後、フリゲートは監査出航を行ない、国家委員会が受領証書へ署名した後、ロシア連邦海軍への引き渡しを準備する。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、北方艦隊へ加わる。

プロジェクト22350フリゲートは、水上艦、船団、揚陸支隊の撃破、潜水艦の捜索及び破壊、地上目標の破壊、艦船の対空、対潜、対ミサイル防衛、海上揚陸部隊との合同活動、巡視、国境線の保護、民間船及び施設に対する危険な行動や世界の大洋海域で航行する為の脅威の防護の保障を含む広範囲の任務を遂行する為に意図されている。

艦の排水量は5000トン、速力29ノット、航続距離4500海里、自立行動期間30日、乗組員170名。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった]

4月14日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト艦隊基地バルチースクへ到着した]

5月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、最終洋上試験を行なう為にバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で最終洋上試験を開始した]

6月2日には対魚雷兵器「パケート」(324mm魚雷迎撃用魚雷)の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で魚雷迎撃魚雷パケートの発射試験を行なった]

6月6日、全ての洋上試験を終えて建造元の『北方造船所』へ戻りました。

今後、「アドミラル・カサトノフ」『北方造船所』で検査とメンテナンスを行ない、一度海上へ検査出航した後、ロシア海軍への引き渡しの準備を行ないます。

「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡し(就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典の開催)は、2020年7月になるようです。

ロシア海軍太平洋艦隊へ3隻のプロジェクト22350フリゲート後期型が配備される

『イズベスチヤ』より
2020年6月4日19時21分配信
【「アドミラル」の指示:「ツィルコン」を持つフリゲートは太平洋艦隊を強化する】

新たな戦闘艦は、古いソヴィエトの駆逐艦を代替する。
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最新のプロジェクト22350フリゲート3隻は太平洋艦隊へ向かう。
最初に極東へ定住するのは「アドミラル・アメリコ」になる。
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汎用戦闘艦の登場は、この地域で最も強力かつ現代的な打撃グループの1つの展開を可能にする。
これらのフリゲート極超音速ミサイル「ツィルコン」搭載艦となる。
このような兵器システムは、世界の海軍には未だ1つも無い事を軍事専門家は指摘した。

[旗のデモンストレーション]
太平洋
へのプロジェクト22350フリゲートの配備の基本的な決定は既に採択されていると『イズベスチヤ』軍当局の情報提供者より伝えられた。
最初に極東へ向かうのは「アドミラル・アメリコ」である。
太平洋艦隊は2023年にそれを受け取る予定である。
対談者によると、他に2隻の艦が2025年までに戦略的方向性を強化する。

軍事船員から「アドミラル」シリーズと呼ばれている艦は、合計8隻の生産が計画されている。
北方艦隊太平洋艦隊は3隻の艦を、黒海艦隊は2隻を受け取る。

今、海軍には1隻のフリゲートが含まれている~「アドミラル・ゴルシコフ」
第2の「アドミラル・カサトノフ」は国家試験を完了する。
それは年末までに海軍への引き渡しが予定されている。
第3の「アドミラル・ゴロフコ」と第4の「アドミラル・イサコフ」は、今後2年で海軍へ補充されなければならない。

将来の太平洋艦隊の一員となる「アドミラル・アメリコ」は、「アドミラル・チチャーゴフ」と共に昨年春に起工された。
シリーズの最期の艦の建造は、今年に開始されなければならない。
しかし、これらを起工する公式の式典は、未だ行われてさえいない。
従って、これらのフリゲートは未だ名前を受けていない。

太平洋艦隊の艦は、毎年中国及びインドとの合同演習へ参加している事を軍事専門家ワシーリー・カシンは想い起こした。
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「少なくとも年に2回、艦隊は艦を遠距離航海へ派遣する必要が有ります」
専門家は『イズベスチヤ』へ話した。
「並行して、彼らはソマリア沖でプレゼンスを維持する為の国際活動へ参加しなければなりません。
定期的に、港への寄港を伴う東南アジア諸国沿岸への航海や、ベトナムやシンガポールといったこれら諸国との合同演習が行なわれています」


新たなフリゲートは、古いソヴィエト駆逐艦大型対潜艦を代替し、我々のアジアでのプレゼンスを維持する。
現在、太平洋艦隊には、プロジェクト956駆逐艦と3隻のプロジェクト1155大型対潜艦が有る~これらは全てソヴィエト社会主義共和国連邦時代に建造された。

最新フリゲートは、平時に東南アジアや、その範囲内でのロシアの旗の能力のデモンストレーションの為に最適であると軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは考えている。
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「太平洋艦隊の部隊は定期的に太平洋及びインド洋水域への航海を行なっており、時には地中海まで到達する事も有ります」
専門家は『イズベスチヤ』へ話した。
「プロジェクト22350フリゲートは、このような任務に最適であり、強力な兵器を持つ美しく現代的な艦です。
惑星の遠隔地での存在は、ロシア海軍の能力の評価を可能にします。
重要なのは、信頼性が有り、良好な航海性能を有する事です。
フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は艦船支隊を率いて世界一周航海を行ない、この時に軍事船員は深刻な故障無く4万海里(少なくとも74000km)以上を航行しました


「アドミラル」海軍へ加入した後、北方艦隊太平洋艦隊は現代的な打撃グループ~各々3隻の同型フリゲートを受け取る。
海軍は、常にこれらの戦略的方向性へ強力な戦力を集中させてきた。
彼らは、特に潜水艦を考慮に入れると、常に黒海艦隊とバルト艦隊の能力を超えており、潜在的な敵の多目的艦及び航空機搭載艦連合部隊の攻撃の撃退の為に意図されていた事をドミトリー・ボルテンコフは指摘した。

[「ツィルコン」の威力]
「アドミラル」
シリーズの全ての代表は、遠海ゾーンで広範囲の任務を遂行できる。
彼らは、船舶、交通線の保護、テロリスト対策及び平和維持活動の実施の為に意図されている。
フリゲートの兵装は、他の艦の対空防衛の保障、揚陸支援、更には様々な地上及び海上目標へ打撃を与える事を可能にする。

新たなフリゲートは、ステルス技術を使用して製造されている。
彼らを見えなくする為、最新の複合構造材料が使用されている。
これに加え、彼らは完全に新しい船体構造及び上部構造物を受け取った。
これら全ての施策は、電波位置測定フィールドの視認性の低減を可能にした。

これらのシリーズ艦は、海軍で最も強力なものの1つである。
新たな汎用艦載射撃複合体3S-14は、有翼ミサイル「カリブル」対艦ミサイル「オーニクス」極超音速ミサイル「ツィルコン」の使用を可能にする。

最後の4隻の「アドミラル」は改善プロジェクトとして建造され、兵装が強化される:艦は、打撃ミサイルの為、16基では無く24基の垂直発射装置を得る。
将来の太平洋艦隊「アドミラル・アメリコ」は、これらのフリゲートの最初とならなければならない。

今、同プロジェクト艦では、最新兵器システムが積極的にテストされている。
今年1月、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海エリアからミサイル「ツィルコン」北ウラルに位置する射爆場の地上目標を撃破した。
射程距離は500kmを超えた事が知られている。
このように、同艦は、極超音速の弾丸を使用した海軍で最初の艦となった。

新たなミサイルは、実質的に傷つけ難い。
それは、マッハ8-9の速度まで加速し、少なくとも距離500kmの目標を撃破する。
最新の対空防衛システムでさえ、速度マッハ2.5が迎撃の為の限界である。
このため、あらゆる既存の敵の対空防衛ミサイルは、これ(ツィルコン)を捕捉、破壊する事は出来ない。

つい先日、「アドミラル・カサトノフ」乗組員は、国家試験の最終段階の枠組みにおいて、バルト海で自身を防護する課題へ取り組んだ。
演習中、小型対潜艦「アレクシン」練習用魚雷フリゲートを攻撃した。
「カサトノフ」乗組員は、対潜複合体「パケート-NK」の助力により攻撃を回避できた。

シリーズの最初のフリゲートは、近代化を待っている。
以前、『イズベスチヤ』は、「アドミラル・ゴルシコフ」の電波電子機器:レーダー、偵察手段、電波電子戦闘複合体の改良が計画されていると記した。
更に、電子機器の中身も更新され、ミサイル複合体「ツィルコン」の信頼できる動作を保障する。



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ロシア海軍の為の1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク『北方造船所』で6隻が起工されており、1番艦は2018年7月28日に就役しました。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥ゴルシコフ)(艦番号454)は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ引き渡されました。
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[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
その後、2019年2月末から7月末まで世界を一周する遠距離航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」(海軍元帥カサトノフ)(艦番号431)は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水し、2018年12月下旬から洋上試験が始まり、現在も続いています。
ロシア海軍への引き渡しは2020年末までに予定されています。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で魚雷迎撃魚雷パケートの発射試験を行なった]

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工され、2020年5月22日に進水しました。
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[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥イサコフ)は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

3番艦と4番艦は、ガスタービンエンジンの供給が大幅に遅延した為、建造も遅延しています。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

3番艦は2021年末、4番艦は2022年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]


建造は4隻で打ち切られる筈だったプロジェクト22350フリゲートですが、2018年7月末に就役した1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」の運用実績を踏まえ、建造が続行される事になりました。

2019年4月23日、プロジェクト22350フリゲートの第2シリーズとなる5番艦と6番艦が『北方造船所』で一斉に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22350フリゲート"アドミラル・アメリコ"と"アドミラル・チチャーゴフ"はサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト22350フリゲート5番艦「アドミラル・アメリコ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲート6番艦「アドミラル・チチャーゴフ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲート後期建造艦(5番艦~8番艦)は、有翼ミサイルの発射機が24基に増加します。
前期建造艦(1番艦~4番艦)は16基ですから、もう8基増やす事になります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの5番艦以降は24基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]
「アドミラル・アメリコ」は2024年、「アドミラル・チチャーゴフ」は2025年に就役予定です。

2020年にも2隻のプロジェクト22350フリゲート(7番艦と8番艦)が起工されます。
[ロシア海軍は改アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートを追加発注する]

今後、プロジェクト22350フリゲートは近代化されます。
先ず初めに、1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」極超音速ミサイル「ツィルコン」の運用に関する部分的な近代化改装を行なうようです。
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]


計8隻の建造が計画されているプロジェクト22350フリゲートは、北方艦隊に3隻、太平洋艦隊に3隻、黒海艦隊に2隻が配備されます。

太平洋艦隊へ配備される最初のプロジェクト22350フリゲートは、2019年4月23日に起工された5番艦「アドミラル・アメリコ」となります。

その後に2隻(つまり6番艦~8番艦の内の2隻)が配備されるとの事ですから、太平洋艦隊へ配備されるのは、全て打撃ミサイル搭載数が増加した(つまり打撃力が強化された)22350フリゲート後期建造艦になります。

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で魚雷迎撃魚雷パケートの発射試験を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2020年6月2日19時39分配信
【最新フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は国家試験の枠組みで対魚雷射撃を実施した】

最新のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、国家試験の最終段階実施の枠組みで対魚雷試験射撃を実施した。

バルト艦隊海上射爆場で艦の乗組員は、業界の代表と共に、小型対潜複合体「パケート」からの対魚雷兵器を使用したフリゲートの防護へ取り組んだ。

試験実施の際、バルチースク海軍基地小型対潜艦「アレクシン」は、練習用魚雷フリゲートを攻撃した。
次に、「カサトノフ」乗組員は、対潜複合体「パケート」の兵装である対魚雷兵器を使用した。
その結果、小型対潜艦「アレクシン」練習用魚雷による攻撃は、成功裏に撃退された。

[参照]
対潜複合体「パケート」
は、艦の近隣ゾーンでの潜水艦及び魚雷の破壊の為に意図されている。
複合体は、管制システム、特殊水中音響目標指示ステーション、発射管、熱機関対潜小口径魚雷及び対魚雷ヴァージョンで構成されている。
複合体は自律で、或いは艦の対潜防衛及び対魚雷防護輪郭の一部として、艦の水中音響複合体及びステーションに対応して自動或いは自動目標指示モードを提供し、更には艦を攻撃する魚雷の探知、分類、動作数値の決定を提供する。

「アドミラル・カサトノフ」は、ロシアの第2のプロジェクト22350フリゲートである。
同プロジェクトのトップ艦~ロシア海軍で最も現代的な艦の1つである「アドミラル・ゴルシコフ」は、2018年7月に北方艦隊へ加入した。
同プロジェクト艦はステルス技術を用いて作成されており、遠洋ジーンで敵の水上艦及び潜水艦に対する戦闘行動の実施、自身で、そして艦船連合部隊の一員として空中攻撃手段の攻撃を撃退する為に意図されている。

フリゲートは、130mm砲装置A-192高射ミサイル複合体「リドゥート」、16基の対艦ミサイル「オーニクス」及び「カリブル-NK」の為の発射装置で武装する。
対潜兵器として複合体「パケート-NK」を使用する。
艦上へ対潜ヘリコプターKa-27を搭載する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった]

4月14日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト艦隊基地バルチースクへ到着した]

5月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、最終洋上試験を行なう為にバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で最終洋上試験を開始した]

6月2日には対魚雷兵器「パケート」(324mm魚雷迎撃用魚雷)の発射試験を行ないました。


試験が終わった後に建造元の『北方造船所』へ戻り、ロシア海軍への引き渡しの準備を行ないます。

「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡しは、早くても2020年6月末になるようです。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2020年5月末~6月初頭にロシア海軍へ就役する]

ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される

『イズベスチヤ』より
2020年6月1日0時1分配信
【海の変化:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は近代化を待っている】

ミサイル複合体「ツィルコン」搭載艦は新たな兵器システムと機器を受け取る。
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現代的なロシアフリゲート・プロジェクト22350は近代化される。
まず初めに、「アドミラル・ゴルシコフ」
それは改善された電波電子機器の受領を計画している:レーダー、偵察手段、電波電子戦闘複合体。
更に、電子機器の中身も更新される~それは、ミサイル複合体「ツィルコン」の信頼できる動作を保障する。
同シリーズ艦の最初の2隻の運用結果により、変更が加えられた。
専門家は、フリゲートが強力かつ信頼できるものになる事を指摘した。

[シリーズの最初]
全てのプロジェクト22350フリゲートが、同様に完成する計画であると国防省の情報提供者は『イズベスチヤ』へ話した。
このタイプの新たな艦は、兵器システムの運用、居住保障、そして現行の戦闘艦の制御の経験を考慮して建造されている。

大きなシリーズになると、普通、最初の艦と後続の艦は異なるものになる。
同様の慣習は、ソヴィエト時代には一般的であったと元海軍総参謀長ワレンチン・セリヴァノフ提督は述べた。
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「このような状況は、重要な造艦プログラムが有る外国でも同じです」
彼は説明した。
「シリーズは何年間も建造されており、この間に運用経験が蓄積され、新たな機器、材料、通信システム、そして兵器が登場します。
プロジェクトの最初のフリゲート~アドミラル・ゴルシコフは、長年に渡り造られました。
それは2006年に起工され、設計は更に前から始まりました。
国内の兵器と造船は、この間に大いなる一歩を踏み出す事に成功しました。
調整の導入無しでは、もはや丸く収まりませんでした。
艦は30~40年間勤務し、この期間を大いなる変更無しに勤めあげなければなりません」


フリゲートの完成にプロジェクトの改正は必要無いとワレンチン・セリヴァノフは確信している。
今や設計局は、より大規模な作業を行なう為の余裕を持たせている。

重要なのは、「アドミラル・ゴルシコフ」が積極的に運用されている事であると軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは指摘した。
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「この間に、問題点が明確にされました」
彼は説明した。
「航行性能、兵器システムと居住保障システムの動作が点検され、更に、船体構造の弱点も明らかになりました。
得られたデータに基づいて結論が導き出されます」


分析の為の資料は十分に蓄積されている。
2019年にフリゲートは世界一周航海を行なった。
遠距離航海で軍事船員は175日間滞在し、4万海里(約74000km)以上を航行した。
フリゲートは、スリランカ、中国、エクアドル、キューバ、その他の国の港を訪れた。
スエズ運河パナマ運河を通過し、インド洋、太平洋、大西洋を横断した。
このような航海は、様々な気象ゾーンでの機器及び兵器システムの試験を可能にした事を軍事専門家は指摘した。

この他、今年2月、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海エリアから最新の極超音速ミサイル「ツィルコン」を発射した最初の水上艦となった。
弾丸は500km以上を飛翔し、北ウラルの射爆場の1つの地上目標へ正確に命中した事が知られている。

現代的な要件に立脚する改造の実例は、プロジェクト1155「ウダロイ」大型対潜艦の近代化である。
当初、それは敵潜水艦へ対処する為に建造され、結果として上手く行動する方法を学んだが、残念な事に、海上と陸上の目標へ打撃を与える可能性を有していなかった。
これに加え、対空防衛手段は弱かった。
このような特徴の為、海軍では冗談半分に「平和の鳩」と綽名を付けられた。
今、この問題点は修正される。
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最初に、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」が、有翼ミサイル「カリブル」極超音速ミサイル「ツィルコン」、そしてS-400「リドゥート」対空防衛複合体により強化される。

[艦上の新製品]
以前、『イズベスチヤ』は、同プロジェクトの第2のフリゲート「アドミラル・カサトノフ」が新たなロボット化システムを装備すると報じた。
特に、それは無人飛行装置「オルラン-10」を受け取る。

行動半径120kmのドローンフリゲートの為の偵察機となる。

艦の機器構成には、海上施設や沿岸の偵察の為に使用できる無人艇が含まれる。
必要なら、容疑船の遠隔臨検を提供する。
更に、プロジェクト22350艦シリーズの最後は、以前の16基では無く、打撃ミサイル「カリブル」「オーニクス」或いは「ツィルコン」の為の24基の垂直発射装置を受け取る事は周知の通りである。。

今、海軍には1隻のプロジェクト22350フリゲートが含まれている~「アドミラル・ゴルシコフ」
第2の「アドミラル・カサトノフ」は、現在、国家試験を行なっている。
それは年末までに海軍への引き渡しが予定されている。
第3の「アドミラル・ゴロフコ」と第4の「アドミラル・イサコフ」は、2年で海軍へ補充されなければならない。
更に同プロジェクト艦2隻が起工されている。

今後は、ユニークな対機雷複合体「ディアマンド」を取得する。
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それは艦から10kmまでの距離で動作し、深度100mmまでの機雷を探知し、除去できる。

フリゲートは、ステルス技術を使用して造られている。
特徴として、複合構造材料の使用、更には船体と上部構造物の新たな建造方式に注目する事が出来る。
これら全てが複合し、電波位置測定範囲での艦の視認性の低減を可能にする。

打撃ミサイルに加え、フリゲート対空防衛兵器複合体「ポリメント-リドゥート」を有しており、同時に16基までの目標を攻撃出来る。
それは先ず初めに、航空機、ヘリコプター、有翼ミサイルの迎撃の為に意図されている。
その実用距離は400kmである。
この他、2基の高射ミサイル砲複合体「パラシ」が有る。
水上及び地上目標は、更に、130mm砲装置A-192Mでも破壊できる。
フリゲートの自動制御システムは、他を簡単に単一戦闘回路へ統合できる。

同プロジェクトの最新艦は、近い将来に黒海へ配置される。
その為に、セヴァストーポリへ全ての必要なインフラストラクチャが建設される。
攻撃兵器を展開できるアメリカ対ミサイル防衛基地ルーマニアに在る事を考慮に入れると、それは地域の重要な抑止力となる。
このような決定は、中距離及び短距離ミサイルの廃止に関する条約から脱退した後のアメリカ合衆国への回答と見なせるだろう。



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ロシア海軍の為の1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク『北方造船所』で6隻が起工されており、1番艦は2018年7月28日に就役しました。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥ゴルシコフ)(艦番号454)は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ引き渡されました。
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[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
その後、2019年2月末から7月末まで世界を一周する遠距離航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」(海軍元帥カサトノフ)(艦番号431)は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水し、2018年12月下旬から洋上試験が始まり、現在も続いています。
ロシア海軍への引き渡しは2020年末までに予定されています。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で最終洋上試験を開始した]

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工され、2020年5月22日に進水しました。
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[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥イサコフ)は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

3番艦と4番艦は、ガスタービンエンジンの供給が大幅に遅延した為、建造も遅延しています。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

3番艦は2021年末、4番艦は2022年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]


建造は4隻で打ち切られる筈だったプロジェクト22350フリゲートですが、2018年7月末に就役した1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」の運用実績を踏まえ、建造が続行される事になりました。

2019年4月23日、プロジェクト22350フリゲートの第2シリーズとなる5番艦と6番艦が『北方造船所』で一斉に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22350フリゲート"アドミラル・アメリコ"と"アドミラル・チチャーゴフ"はサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト22350フリゲート5番艦「アドミラル・アメリコ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲート6番艦「アドミラル・チチャーゴフ」起工記念板
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プロジェクト22350フリゲートの5番艦~8番艦は、有翼ミサイルの発射機が24基に増加します。
1番艦~4番艦は16基ですから、もう8基増やす事になります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの5番艦以降は24基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]
「アドミラル・アメリコ」は2024年、「アドミラル・チチャーゴフ」は2025年に就役予定です。

2020年にも2隻のプロジェクト22350フリゲート(7番艦と8番艦)が起工されます。
[ロシア海軍は改アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートを追加発注する]


今後、プロジェクト22350フリゲートは近代化されます。
先ず初めに、1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」極超音速ミサイル「ツィルコン」の運用に関する部分的な近代化改装を行なうようです。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する]

ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年5月22日16時19分配信
【『北方造船所』で第3のプロジェクト22350フリゲートが進水した】

5月22日・金曜日、『北方造船所』でプロジェクト22350フリゲートの2隻目の生産艦(総計で3隻目)「アドミラル・ゴロフコ」が進水した。
この情報は、『Mil.Press FlotProm』が同社広報サービスより確認した。


コロナウイルス感染COVID-19の蔓延に対する制限に関連し、行事は閉鎖モードで報道関係者の参加無しに行なわれた。

進水には、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将『統合造船業営団』総裁顧問(軍事造船)ヴィクトール・チルコフ『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフ『北方計画設計局』総取締役アンドレイ・ジャチコフが参加した。

以前、2012年2月に起工された「アドミラル・ゴロフコ」は、ロシア製ガスタービン装置を装備する最初のプロジェクト22350艦になると伝えられた。
フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」「アドミラル・カサトノフ」には、増速用エンジンとしてウクライナの企業『ゾーリャ機械設計』が製造したガスタービン装置が使われている。

「アドミラル・ゴロフコ」海軍への引き渡しは、2021年末に計画されている。

プロジェクト22350フリゲートの満載排水量は5400トン、全長135メートル、幅16メートル。
艦は29ノットの速力を発揮する。
自立航行期間30日。
航続距離4500海里。
乗組員170名+海軍歩兵隊員20名。

22350フリゲートの主要打撃力は、高精度遠距離有翼ミサイル「カリブル」である。
この他、艦は130mm砲A-192高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」対潜兵器複合体「パケート」ミサイル砲システム「パラシ」を装備する。
艦上にはヘリコプターKa-27PLが駐留する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」と共にサンクトペテルブルク『北方造船所』で2012年2月1日に起工されました。


起工から2年後の2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係が悪化した為、ガスタービンエンジン(M90FR)の供給が途絶える事になりました。

元々、ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア及びウクライナの企業が関わっており、エンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
(主要部品はロシアの企業で製造し、それをウクライナへ送って最終組み立て)
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ウクライナでの最終組み立てが出来なくなった為、その為の設備をロシア国内に建設し、完全にロシア国内だけでガスタービンエンジンを生産できる体制を構築する必要が生じ、この体制作りに数年を要しました。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

ようやくガスタービンエンジン完全国産の目途が立ち、「アドミラル・ゴロフコ」用のガスタービン造船所へ供給されました。
これにより、建造が遅延していた「アドミラル・ゴロフコ」も進水する目途が立ちました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年7月1日までに進水する]

以前には2020年4月末~5月初頭の進水が予定されていましたが、新型コロナウイルス流行の影響の為、5月22日に延期されました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年4月末~5月初頭に進水する]
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年5月22日に進水する]
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現在の所、「アドミラル・ゴロフコ」ロシア海軍への引き渡しは2021年末に予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で最終洋上試験を開始した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2020年5月21日14時0分配信
【最新フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は国家試験の最終段階を実施する為に出航した】

最新のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、国家試験の最終段階を実施する為にバルチースクから出航した。

バルト艦隊海上射爆場で艦の乗組員は、業界の代表と共にフリゲートの兵器の性能通りの動作を点検し、プロジェクト20380コルベット「ストイーキー」及び「ステレグーシチー」と協同で一連の対潜任務を遂行する。
海上で乗組員は、対潜兵器及び対魚雷防護手段を用いて仮想敵潜水艦に対する戦術艦グループの戦闘行動実施へ実地で取り組む。

バルト海の海上射爆場では、恒常的にロシア海軍の為の新たな機材の試験が行なわれている。
これらの活動の支援には、バルト艦隊艦、支援船、救助部隊、海上航空隊が常に関わっている。

[参照]
「アドミラル・カサトノフ」
は、ロシアの第2のプロジェクト22350フリゲートである。
同プロジェクトのトップ艦~ロシア海軍で最も現代的な艦の1つである「アドミラル・ゴルシコフ」は、2018年7月に北方艦隊へ加入した。

プロジェクト22350艦ステルス技術を用いて作成されており、遠洋ジーンで敵の水上艦及び潜水艦に対する戦闘行動の実施、自身で、そして艦船連合部隊の一員として空中攻撃手段の攻撃を撃退する為に意図されている。

フリゲートは、130mm砲装置A-192高射ミサイル複合体「リドゥート」、16基の対艦ミサイル「オーニクス」及び「カリブル-NK」の為の発射装置で武装する。
対潜兵器として複合体「パケート-NK」を使用する。
艦上へ対潜ヘリコプターKa-27を搭載する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した]

12月1日(ロシア連邦軍の新年度の初日)、今度は白海からチジャ射爆場の地上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で地上目標へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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12月8日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスク泊地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ到着した]

12月18日、「アドミラル・カサトノフ」は、再び試験の為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海へ出航した]

試験後に一旦基地へ戻った後、12月24日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は兵装試験の為にバレンツ海へ出航した]

しかし、バレンツ海は悪天候の為、予定された試験は一部しか実行できておらず、兵装の射撃試験などは天候回復まで延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、洋上試験が全て完了しなかった為、2020年に延期される事になりました。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

年が明けた2020年1月11日、「アドミラル・カサトノフ」は、残りの洋上試験を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で最終洋上試験を再開した]

1月14日には沿岸目標へ130mm砲を発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で沿岸への艦砲射撃を行なった]

2月3日には高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2月9日には電波電子戦闘複合体による電波妨害の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で電波電子妨害試験を行なった]

2月11日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロモルスクへ帰投した]

2月14日、130mm砲A-192及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験などを行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で砲撃試験を行なう]

射撃試験実施後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、2月20日に再び出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で洋上試験を続ける]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月24日に出航しました。
「アドミラル・カサトノフ」は、水中音響複合体(ソナー)対潜兵器の試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海でソナーと対潜兵器の試験を行なう]

北方海域(バレンツ海白海)での洋上試験を全て完了した「アドミラル・カサトノフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクを去り、バルト海へ向かった]

4月14日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト艦隊基地バルチースクへ到着した]

5月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、最終洋上試験を行なう為にバルト海へ出航しました。
バルト艦隊コルベット「ストイーキー」(545)「ステレグーシチー」(550)が洋上試験に協力します。
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この2隻と組んで模擬対潜戦闘を行なうとの事ですから、バルト艦隊潜水艦(おそらくは「ドミトロフ」)も「相手役」として参加するようです。

試験が終わった後に建造元の『北方造船所』へ戻り、ロシア海軍への引き渡しの準備を行ないます。

「アドミラル・カサトノフ」ロシア海軍への引き渡しは、早くても2020年6月になるようです。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2020年5月末~6月初頭にロシア海軍へ就役する]

ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年5月22日に進水する

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『タス通信』より
2020年5月20日23時35分配信
【情報筋:『北方造船所』は5月22日にフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」を進水させる】
モスクワ、5月20日/タス通信

『北方造船所』は、5月22日に「カリブル」を搭載するプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」を進水させる。
『タス通信』は水曜日に防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「最新フリゲートの進水は、5月22日に予定されております。
式典は、コロナウイルスに関連し、最小の参加人数で開催されます」

彼は話した。

『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、情報提供者より提示された情報にコメントしなかった。

以前、他の情報提供者は、プロジェクト22350フリゲートの3隻目にして2隻目の生産艦である「アドミラル・ゴロフコ」は進水の準備が出来ていると『タス通信』へ伝えた。

以前、『北方造船所』は2隻のプロジェクト22350フリゲートを建造した。
「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、2018年7月から北方艦隊の一員として在籍している。
フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は試験を完了し、海軍への引き渡しを準備している。
『北方造船所』では、「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」が建造中である。
2019年4月23日、近代化された2隻のプロジェクト22350フリゲート『北方造船所』で起工された。
更に2隻の起工は近い内に予定されている。

プロジェクト22350フリゲートは、武装として、8基のミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」の為の汎用艦載射撃複合体2基を有する。
フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、レウトフ科学生産合同『機械製造』が開発している極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験へ参加した。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」と共にサンクトペテルブルク『北方造船所』で2012年2月1日に起工されました。


起工から2年後の2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係が悪化した為、ガスタービンエンジン(M90FR)の供給が途絶える事になりました。

元々、ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア及びウクライナの企業が関わっており、エンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
(主要部品はロシアの企業で製造し、それをウクライナへ送って最終組み立て)
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ウクライナでの最終組み立てが出来なくなった為、その為の設備をロシア国内に建設し、完全にロシア国内だけでガスタービンエンジンを生産できる体制を構築する必要が生じ、この体制作りに数年を要しました。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

ようやくガスタービンエンジン完全国産の目途が立ち、「アドミラル・ゴロフコ」用のガスタービン造船所へ供給されました。
これにより、建造が遅延していた「アドミラル・ゴロフコ」も進水する目途が立ちました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年7月1日までに進水する]

以前には2020年4月末~5月初頭の進水が予定されていましたが、新型コロナウイルス流行の影響の為か、5月22日に延期されました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年4月末~5月初頭に進水する]


現在の所、「アドミラル・ゴロフコ」ロシア海軍への引き渡しは2021年末に予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]