fc2ブログ

ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はクロンシュタットでメンテナンスを行なった

『タス通信』より
2022年11月26日9時19分配信
【情報筋はフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」がメンテナンスを実施したと述べた】
モスクワ、11月26日/タス通信

北方艦隊フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、『クロンシュタット海洋工場』で技術的準備状態を回復する過程を実施した
『タス通信』は防衛産業企業体の情報筋より伝えられた。

11月23日、バルト艦隊広報サービスは、フリゲートがバルト海高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の海上目標へのミサイル射撃を成功裏に実行したと発表した。

「フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"の技術的準備状態を回復する作業は『クロンシュタット海洋工場』で実行されました」
情報筋は述べたが、この作業が促された理由は明らかにしなかった。

『タス通信』は、この件についての公式情報を持っていない。

「アドミラル ゴルシコフ」は、プロジェクト22350遠海・大洋ゾーン多目的フリゲートのトップであり、工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された。
2018年7月にロシア海軍へ加入した
その主な打撃兵器は、ミサイル複合体「カリブル-NK」である。
更に艦は、レウトフ科学生産合同『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)が開発、製造する極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験へ積極的に参加した。

22-1008b.jpg
『クロンシュタット海洋工場』は1858年に設立され、ロシアの主な艦船修理企業の1つである。
そこでは1万隻以上の艦船が修理された。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

18-0728b.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」北方艦隊第43ロケット艦師団へ編入されました。

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
19-0114c.jpg
北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。


2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

1月28日にはA-192 130mm単装砲による海上および陸上目標への砲撃、更にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で130mm砲を発射した]

1月31日には、北方艦隊掃海艦と協同で機雷源を突破する訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で機雷源突破訓練を行なった]

2月5日には、後方支援船「エリブルス」及び救助曳船「ニコライ・チケル」艦船支隊を編成し、北方艦隊副司令官ヴィクトール・ソコロフ中将が座乗する支隊の旗艦として行動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海の演習で艦船支隊の旗艦を務めた]

『Marine Traffic』より
【「エリブルス」】
【曳船「ニコライ・チケル」】

2月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、この2隻と共に遠距離航海へ出発し、大西洋へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海へ出発した]

3月3日にはノルウェー海艦載ヘリコプターを使用する潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノルウェー海で潜水艦捜索訓練を行なった]

その後、北方艦隊艦船支隊には、プロジェクトREF-675中型海洋給油船の1番船「カーマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「カーマ」】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、グレートブリテン島北部のマレー湾で訓練を行なった後、3月5日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡へ入った]

ロシア海軍の艦船がラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過する際には、必ずグレートブリテン海軍の水上艦が監視任務へ就きますが、今回は、45型駆逐艦「ディフェンダー」(2013年3月21日就役)でした。
19-0309a.jpg

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月8日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)を出てケルト海へ入りました。
19-0309b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

19-0312e.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月12日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
[スペイン空軍の対潜哨戒機P-3は地中海西部でロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"を監視する]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海を東へ進み、3月15日にはマルタ島周辺海域へ到達しました。
19-0315a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマルタ島周辺へ到達した]

3月19日には、地中海に居る北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」と共に、艦載ヘリコプターによる潜水艦の捜索や遭難者の捜索救助訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年3月19日16時54分配信
【北方艦隊のヘリコプター乗員は地中海の大型対潜艦「セヴェロモルスク」艦上からのフライトを行なった】

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海東部を通過してスエズ運河へ入り、3月21日には紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスエズ運河を通過して紅海へ入った]
19-0325a.jpg

3月25日にジブチへ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチへ寄港した]
19-0325c.jpg
3月28日にジブチを出航し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチを去り、アデン湾へ向かった]

4月1日にはインド洋(随伴船の位置から推察すると、正確にはアラビア海ソコトラ島東方海域)で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はアラビア海で対空戦闘訓練を行なった]
19-0403m.jpg
4月3日、「アドミラル・ゴルシコフ」スリランカコロンボ港へ入港しました。
19-0403n.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを訪れた]

4月6日、「アドミラル・ゴルシコフ」コロンボ港を出航し、中国青島へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを去り、中国へ向かった]

4月11日にマラッカ海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマラッカ海峡へ入った]
19-0412b.jpg
4月13日には南シナ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南シナ海へ入った]

4月16日にはフィリピン海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はフィリピン海へ入った]
19-0417d.jpg

4月20日に黄海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は黄海へ入った]

4月21日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島へ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国の青島港へ到着した]

4月23日には中国人民海軍創設70周年記念国際観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国への公式訪問を続けている]

4月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島を出航し、ウラジオストクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国を去り、ウラジオストクへ向かった]

4月28日に対馬海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は対馬海峡へ入った]

5月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はウラジオストクへ到着しました。
19-0511d.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はウラジオストクへ到着した]

5月7日、「アドミラル・ゴルシコフ」ウラジオストク金角湾第33埠頭を離れ、ウラジオストク西岸のアムール湾へ移動しました。
19-0511c.jpg
19-0511b.jpg

5月9日の大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)勝利74周年記念行事へ参加した後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は5月10日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中部太平洋へ向かった]
(ただし、給油船「カーマ」はそれよりも前に出航し、5月8日に津軽海峡を通過して太平洋へ入っている)

5月11日に津軽海峡を通過して太平洋へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年5月13日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は太平洋を東進し、5月15日にはハワイ諸島付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ沖へ到達した]
19-0525a.jpg
その後も「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はハワイ諸島周辺海域に留まり、5月24日にはハワイ諸島南東海域で対潜演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ南東沖で対潜演習を行なった]

5月30日には、太平洋西部で捜索救助演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は太平洋西部で捜索救助演習を行なった]

6月8日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は赤道を通過し、古くからの船乗りの伝統に従い、赤道祭が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で赤道祭が行なわれた]
19-0609a.jpg

6月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はエクアドルプエルト・ボリバル港へ入りました。
19-0611h.jpg
19-0611i.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルのプエルト・ボリバル港を訪問した]

6月12日、プエルト・ボリバル港ロシア連邦の祝日『ロシアの日』を祝いました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルで『ロシアの日』を祝った]

ソヴィエト連邦時代の1990年6月12日、ロシア・ソヴィエト連邦社会主義共和国の国家主権の宣言が採択された事を記念し、この日はロシア連邦の祝日となりました。
『ロシア・ビヨンド』(日本語版)より
【「ロシアの日」って何?】

6月13日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はプエルト・ボリバル港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルを去り、パナマ運河へ向かった]

6月15日には給油船「カーマ」から燃料を補充しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南アメリカ沖で洋上給油を行なった]

「アドミラル・ゴルシコフ」は6月18日までにパナマ運河の通過を完了してカリブ海へ入りました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はパナマ運河を通過してカリブ海へ入った]
19-0618c.jpg

翌6月19日、他の3隻の随伴船多機能後方支援船「エリブルス」、給油船「カーマ」、救助曳船「ニコライ・チケル」パナマ運河へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の支援船はパナマ運河を通過する]

6月20日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船3隻は、パナマ運河の出口で合流しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船はカリブ海へ入った]

6月24日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻(多機能後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」)は、キューバハバナ港へ入港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバのハバナ港へ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は、6月26日にハバナを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバを去った]
19-0625d.jpg
同じ6月26日、別行動を取っていた給油船「カーマ」は、物資補充の為、トリニダード・トバゴ島へ到着しました。

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船カリブ海を出て大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカリブ海を去った]
19-0630b.jpg

7月1日に「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は給油船「カーマ」と合流し、洋上で燃料補給を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋で洋上給油を行なった]

7月2日、「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上でA-192 130mm単装砲の実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋上で130mm砲を発射した]

7月5日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船大西洋の横断を終え、カーボベルデ付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデへ行く]
7月6日にはカーボベルデの首都プライア港へ入港しました。
19-0705c.jpg

7月8日にプライア港を出航し、大西洋北東海域へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデを去った]

7月12日にはカナリア諸島北方沖へ到達し、ここで潜水艦の捜索や強制浮上、潜水艦への武器使用の演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカナリア諸島沖で対潜演習を実施した]
19-0712n.jpg

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、ポルトガル・スペイン沖、そしてビスケー湾を通過し、7月17日に再びラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は英仏海峡へ入った]

グレートブリテン海軍、フランス海軍、ネーデルラント海軍の軍艦、ドイツ沿岸警備隊の艦に追跡された「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、7月19日にスカゲラク海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスカゲラク海峡へ入った]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ行く]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船バルト海へ入り、7月23日にクロンシュタットへ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


主要海軍パレードが終わった後、クロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後、ノルウェー海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を実施した]

8月19日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は世界一周航海を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年1月にバレンツ海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

4月2日にセヴェロモルスクを出航し、白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで部分的な近代化を行なう]

4月4日にセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
20-0404j.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロドヴィンスクの艦船修理企業(おそらくは艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で定期整備と、部分的な近代化改装が行なわれました。
近代化の具体的な内容は明らかにされていませんが、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用(発射)に関するもののようです。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する]
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

定期整備と改修を終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、6月27日にセヴェロドヴィンスクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なう為に出航した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、白海で改修後の洋上試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で演習を行なう]

当初、「アドミラル・ゴルシコフ」からの「ツィルコン」発射試験は、2020年春に行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染の影響(セヴェロドヴィンスクでも感染者が出ている)の為、結局、2回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては初)が実行されたのは、2020年10月6日になりました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は海上目標への極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なった]

11月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海から3回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては2回目)を実行しました。
公表された動画を見る限り、発射は夜間(おそらくは11月25日深夜~11月26日未明)に実施されたようです。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」発射試験を実行しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海から極超音速ミサイル"ツィルコン"を地上へ発射した]

2020年の「ツィルコン」発射試験は、全て成功と認められました。
具体的には、「驚くべき」命中精度を示したという事のようです。
[2020年の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"発射試験は全て成功と認められた]

2020年中の「ツィルコン」発射試験を全て終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、12月末に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を終えたロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港への帰路に就いた]


2021年には先ず基地内で乗組員の各種訓練を行ない、2月19日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
2月19日には、130mm砲による沿岸目標への艦砲射撃が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

3月24日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で射撃訓練を行なう]

翌3月25日、バレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル「オーニクス」を発射しました。
「アドミラル・ゴルシコフ」「オーニクス」を発射したのは、今回が初めてです。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル"オーニクス"を発射した]

3月26日には、A-192M130mm砲によるノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標への艦砲射撃を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノヴァヤ・ゼムリャ群島で艦砲射撃訓練を行なった]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月31日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で対空防衛演習を行なう]

翌4月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を発射する対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

5月9日の大祖国戦争戦勝記念日には、ムルマンスク市で一般公開されました。
21-0513b.jpg

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験を行なう為、2021年5月中旬にセヴェロドヴィンスクへ移動しました。
21-0517b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の最終試験の為にセヴェロドヴィンスクへ向かった]

2021年7月19日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からバレンツ海の地上目標(距離350km以上)への「ツィルコン」発射試験を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]
その後、セヴェロモルスクへ戻りました。

2021年10月28日にバレンツ海対空ミサイル「ポリメントリドゥート」を対空目標と、更に海上目標へ発射しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月28日19時30分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員はバレンツ海で高射ミサイル射撃を実施した】

10月末にはコラ湾に停泊中の「アドミラル・ゴルシコフ」の甲板で、4機のKa-27PS捜索救助ヘリコプターが昼間と夜間に計10回以上の発着艦訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月30日13時45分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はコラ湾でヘリコプターの着艦へ取り組んだ】

11月8日にセヴェロドヴィンスク白海海軍基地へ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年11月8日23時15分配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は白海海軍基地へ到着した】

11月18日に白海から海上目標へ「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

11月29日にも白海から「ツィルコン」を海上目標へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は再び海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月16日、白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月24日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、産業貿易相デニス・マントゥロフ氏や安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ氏などが参加するリモート会議の席上で、同日朝(モスクワ時間5時30分)に「ツィルコン」の一斉発射試験、つまり2発以上のミサイルの同時発射に成功したと発表しました。
[ロシア海軍は極超音速ミサイル「ツィルコン」の一斉発射試験に成功した]
プーチン大統領は、それ以上具体的な事は明らかにしませんでしたが、この発射試験も「アドミラル・ゴルシコフ」白海から実施した事は間違いないでしょう。
何処へ向けて発射したのかも明言されていませんが、順当に行って海上目標でしょう。

その後、セヴェロモルスクへ戻りました。


2022年1月末からのロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。

1月26日未明、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を始めとする北方艦隊の艦船部隊もバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

1月28日にはバレンツ海で砲撃訓練を行ないました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月15日に再びバレンツ海で演習を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを始めとするロシア海軍北方艦隊の約20隻の艦船はバレンツ海で演習を開始した]

2月16日には北方艦隊艦上戦闘機隊と協同で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊と艦上戦闘機隊はバレンツ海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

2月17日には北方艦隊第45航空・防空軍に所属する艦上戦闘機Su-33及びMiG-29K、そして更に前線爆撃機Su-24Mバレンツ海での対艦攻撃訓練の「相手役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊航空隊はバレンツ海で対艦攻撃訓練を実施した]

2月19日にはロシア連邦軍戦略抑止力演習『グロム』へ参加し、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア連邦軍戦略抑止力演習でロシア海軍の北方艦隊と黒海艦隊は、弾道ミサイルと巡航ミサイル、極超音速ミサイルを発射した]

2月22日に母港(セヴェロモルスクなど)へ帰投しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

3月2日、バレンツ海で沿岸目標への艦砲射撃訓練を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で艦砲射撃演習を行なう]

対地・対空射撃訓練を行なった後、3月5日に対艦砲撃戦闘訓練を行ない、セヴェロモルスク港へ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で対艦砲撃戦訓練を実施した]

5月下旬に行なわれた北方艦隊の演習『クムジャ-2022』へ参加しました。


『ズヴェズダーテレビ』より
2022年5月27日17時27分配信
【過酷な北方水域:北方艦隊の演習『クムジャ-2022』からの映像】

5月28日にはバレンツ海から距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射(2022年5月28日)]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]

これまで極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射試験に従事してきた「アドミラル・ゴルシコフ」ですが、そのままこのミサイルの最初の搭載艦となります。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の最初の搭載艦となる]

観艦式が終わった後もクロンシュタット軍港へ留まりました。
22-1124b.jpg

2022年10月にクロンシュタット海洋工場ヴェレシチンスキー記念ドックへ入渠し、メンテナンスが行なわれました。
22-1030k.jpg

ドックを出た後、11月23日にバルト海へ出航し、海上目標へ高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」を発射しました。
元々は対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」ですが、対艦攻撃にも使用できます。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバルト海で艦対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」を海上目標へ発射した]
スポンサーサイト



ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバルト海で艦対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」を海上目標へ発射した

22-1124a.jpg
『タス通信』より
2022年11月23日23時55分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバルト海で複合体「ポリメント-リドゥート」のミサイル射撃を実行した】
カリーニングラード、11月23日/タス通信

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、バルト海高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の海上目標へのミサイル射撃を成功裏に実行した。
水曜日にバルト艦隊広報サービスは発表した。
同艦隊の部隊は、フリゲートの乗組員によるこの課題の解決を支援した。

「バルト艦隊の海上射爆場でフリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"のミサイル-砲戦闘部署の専門家は、高射ミサイル複合体"ポリメント-リドゥート"からの実地射撃を実行し、海上目標へミサイル打撃を与える課題へ取り組みました」
広報サービスは話した。

北方艦隊フリゲートの乗組員が水上目標を破壊する任務を遂行中、バルト艦隊支援部隊が設置した小型盾船へ2基の高射ミサイルが命中した事が指摘された。

「ミサイル射撃は、仮想敵が電波電子対抗手段を使用する困難な妨害環境下で行なわれました」
広報サービスは話した。

更に、フリゲートの対空防衛手段の誘導システム及び電波技術手段を点検する目的で、バルト艦隊海上航空隊戦闘航空機が艦の上空飛行を行なった事を広報サービスは明らかにした。

バルト艦隊の海上射爆場は演習が行なわれている時、民間船舶及び民間航空機の飛行の為に閉鎖された。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

18-0728b.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」北方艦隊第43ロケット艦師団へ編入されました。

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
19-0114c.jpg
北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。


2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

1月28日にはA-192 130mm単装砲による海上および陸上目標への砲撃、更にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で130mm砲を発射した]

1月31日には、北方艦隊掃海艦と協同で機雷源を突破する訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で機雷源突破訓練を行なった]

2月5日には、後方支援船「エリブルス」及び救助曳船「ニコライ・チケル」艦船支隊を編成し、北方艦隊副司令官ヴィクトール・ソコロフ中将が座乗する支隊の旗艦として行動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海の演習で艦船支隊の旗艦を務めた]

『Marine Traffic』より
【「エリブルス」】
【曳船「ニコライ・チケル」】

2月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、この2隻と共に遠距離航海へ出発し、大西洋へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海へ出発した]

3月3日にはノルウェー海艦載ヘリコプターを使用する潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノルウェー海で潜水艦捜索訓練を行なった]

その後、北方艦隊艦船支隊には、プロジェクトREF-675中型海洋給油船の1番船「カーマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「カーマ」】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、グレートブリテン島北部のマレー湾で訓練を行なった後、3月5日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡へ入った]

ロシア海軍の艦船がラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過する際には、必ずグレートブリテン海軍の水上艦が監視任務へ就きますが、今回は、45型駆逐艦「ディフェンダー」(2013年3月21日就役)でした。
19-0309a.jpg

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月8日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)を出てケルト海へ入りました。
19-0309b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

19-0312e.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月12日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
[スペイン空軍の対潜哨戒機P-3は地中海西部でロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"を監視する]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海を東へ進み、3月15日にはマルタ島周辺海域へ到達しました。
19-0315a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマルタ島周辺へ到達した]

3月19日には、地中海に居る北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」と共に、艦載ヘリコプターによる潜水艦の捜索や遭難者の捜索救助訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年3月19日16時54分配信
【北方艦隊のヘリコプター乗員は地中海の大型対潜艦「セヴェロモルスク」艦上からのフライトを行なった】

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海東部を通過してスエズ運河へ入り、3月21日には紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスエズ運河を通過して紅海へ入った]
19-0325a.jpg

3月25日にジブチへ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチへ寄港した]
19-0325c.jpg
3月28日にジブチを出航し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチを去り、アデン湾へ向かった]

4月1日にはインド洋(随伴船の位置から推察すると、正確にはアラビア海ソコトラ島東方海域)で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はアラビア海で対空戦闘訓練を行なった]
19-0403m.jpg
4月3日、「アドミラル・ゴルシコフ」スリランカコロンボ港へ入港しました。
19-0403n.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを訪れた]

4月6日、「アドミラル・ゴルシコフ」コロンボ港を出航し、中国青島へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを去り、中国へ向かった]

4月11日にマラッカ海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマラッカ海峡へ入った]
19-0412b.jpg
4月13日には南シナ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南シナ海へ入った]

4月16日にはフィリピン海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はフィリピン海へ入った]
19-0417d.jpg

4月20日に黄海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は黄海へ入った]

4月21日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島へ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国の青島港へ到着した]

4月23日には中国人民海軍創設70周年記念国際観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国への公式訪問を続けている]

4月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島を出航し、ウラジオストクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国を去り、ウラジオストクへ向かった]

4月28日に対馬海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は対馬海峡へ入った]

5月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はウラジオストクへ到着しました。
19-0511d.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はウラジオストクへ到着した]

5月7日、「アドミラル・ゴルシコフ」ウラジオストク金角湾第33埠頭を離れ、ウラジオストク西岸のアムール湾へ移動しました。
19-0511c.jpg
19-0511b.jpg

5月9日の大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)勝利74周年記念行事へ参加した後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は5月10日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中部太平洋へ向かった]
(ただし、給油船「カーマ」はそれよりも前に出航し、5月8日に津軽海峡を通過して太平洋へ入っている)

5月11日に津軽海峡を通過して太平洋へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年5月13日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は太平洋を東進し、5月15日にはハワイ諸島付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ沖へ到達した]
19-0525a.jpg
その後も「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はハワイ諸島周辺海域に留まり、5月24日にはハワイ諸島南東海域で対潜演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ南東沖で対潜演習を行なった]

5月30日には、太平洋西部で捜索救助演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は太平洋西部で捜索救助演習を行なった]

6月8日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は赤道を通過し、古くからの船乗りの伝統に従い、赤道祭が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で赤道祭が行なわれた]
19-0609a.jpg

6月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はエクアドルプエルト・ボリバル港へ入りました。
19-0611h.jpg
19-0611i.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルのプエルト・ボリバル港を訪問した]

6月12日、プエルト・ボリバル港ロシア連邦の祝日『ロシアの日』を祝いました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルで『ロシアの日』を祝った]

ソヴィエト連邦時代の1990年6月12日、ロシア・ソヴィエト連邦社会主義共和国の国家主権の宣言が採択された事を記念し、この日はロシア連邦の祝日となりました。
『ロシア・ビヨンド』(日本語版)より
【「ロシアの日」って何?】

6月13日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はプエルト・ボリバル港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルを去り、パナマ運河へ向かった]

6月15日には給油船「カーマ」から燃料を補充しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南アメリカ沖で洋上給油を行なった]

「アドミラル・ゴルシコフ」は6月18日までにパナマ運河の通過を完了してカリブ海へ入りました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はパナマ運河を通過してカリブ海へ入った]
19-0618c.jpg

翌6月19日、他の3隻の随伴船多機能後方支援船「エリブルス」、給油船「カーマ」、救助曳船「ニコライ・チケル」パナマ運河へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の支援船はパナマ運河を通過する]

6月20日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船3隻は、パナマ運河の出口で合流しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船はカリブ海へ入った]

6月24日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻(多機能後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」)は、キューバハバナ港へ入港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバのハバナ港へ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は、6月26日にハバナを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバを去った]
19-0625d.jpg
同じ6月26日、別行動を取っていた給油船「カーマ」は、物資補充の為、トリニダード・トバゴ島へ到着しました。

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船カリブ海を出て大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカリブ海を去った]
19-0630b.jpg

7月1日に「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は給油船「カーマ」と合流し、洋上で燃料補給を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋で洋上給油を行なった]

7月2日、「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上でA-192 130mm単装砲の実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋上で130mm砲を発射した]

7月5日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船大西洋の横断を終え、カーボベルデ付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデへ行く]
7月6日にはカーボベルデの首都プライア港へ入港しました。
19-0705c.jpg

7月8日にプライア港を出航し、大西洋北東海域へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデを去った]

7月12日にはカナリア諸島北方沖へ到達し、ここで潜水艦の捜索や強制浮上、潜水艦への武器使用の演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカナリア諸島沖で対潜演習を実施した]
19-0712n.jpg

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、ポルトガル・スペイン沖、そしてビスケー湾を通過し、7月17日に再びラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は英仏海峡へ入った]

グレートブリテン海軍、フランス海軍、ネーデルラント海軍の軍艦、ドイツ沿岸警備隊の艦に追跡された「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、7月19日にスカゲラク海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスカゲラク海峡へ入った]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ行く]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船バルト海へ入り、7月23日にクロンシュタットへ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


主要海軍パレードが終わった後、クロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後、ノルウェー海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を実施した]

8月19日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は世界一周航海を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年1月にバレンツ海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

4月2日にセヴェロモルスクを出航し、白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで部分的な近代化を行なう]

4月4日にセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
20-0404j.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロドヴィンスクの艦船修理企業(おそらくは艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で定期整備と、部分的な近代化改装が行なわれました。
近代化の具体的な内容は明らかにされていませんが、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用(発射)に関するもののようです。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する]
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

定期整備と改修を終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、6月27日にセヴェロドヴィンスクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なう為に出航した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、白海で改修後の洋上試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で演習を行なう]

当初、「アドミラル・ゴルシコフ」からの「ツィルコン」発射試験は、2020年春に行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染の影響(セヴェロドヴィンスクでも感染者が出ている)の為、結局、2回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては初)が実行されたのは、2020年10月6日になりました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は海上目標への極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なった]

11月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海から3回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては2回目)を実行しました。
公表された動画を見る限り、発射は夜間(おそらくは11月25日深夜~11月26日未明)に実施されたようです。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」発射試験を実行しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海から極超音速ミサイル"ツィルコン"を地上へ発射した]

2020年の「ツィルコン」発射試験は、全て成功と認められました。
具体的には、「驚くべき」命中精度を示したという事のようです。
[2020年の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"発射試験は全て成功と認められた]

2020年中の「ツィルコン」発射試験を全て終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、12月末に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を終えたロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港への帰路に就いた]


2021年には先ず基地内で乗組員の各種訓練を行ない、2月19日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
2月19日には、130mm砲による沿岸目標への艦砲射撃が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

3月24日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で射撃訓練を行なう]

翌3月25日、バレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル「オーニクス」を発射しました。
「アドミラル・ゴルシコフ」「オーニクス」を発射したのは、今回が初めてです。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル"オーニクス"を発射した]

3月26日には、A-192M130mm砲によるノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標への艦砲射撃を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノヴァヤ・ゼムリャ群島で艦砲射撃訓練を行なった]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月31日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で対空防衛演習を行なう]

翌4月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を発射する対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

5月9日の大祖国戦争戦勝記念日には、ムルマンスク市で一般公開されました。
21-0513b.jpg

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験を行なう為、2021年5月中旬にセヴェロドヴィンスクへ移動しました。
21-0517b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の最終試験の為にセヴェロドヴィンスクへ向かった]

2021年7月19日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からバレンツ海の地上目標(距離350km以上)への「ツィルコン」発射試験を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]
その後、セヴェロモルスクへ戻りました。

2021年10月28日にバレンツ海対空ミサイル「ポリメントリドゥート」を対空目標と、更に海上目標へ発射しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月28日19時30分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員はバレンツ海で高射ミサイル射撃を実施した】

10月末にはコラ湾に停泊中の「アドミラル・ゴルシコフ」の甲板で、4機のKa-27PS捜索救助ヘリコプターが昼間と夜間に計10回以上の発着艦訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月30日13時45分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はコラ湾でヘリコプターの着艦へ取り組んだ】

11月8日にセヴェロドヴィンスク白海海軍基地へ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年11月8日23時15分配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は白海海軍基地へ到着した】

11月18日に白海から海上目標へ「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

11月29日にも白海から「ツィルコン」を海上目標へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は再び海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月16日、白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月24日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、産業貿易相デニス・マントゥロフ氏や安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ氏などが参加するリモート会議の席上で、同日朝(モスクワ時間5時30分)に「ツィルコン」の一斉発射試験、つまり2発以上のミサイルの同時発射に成功したと発表しました。
[ロシア海軍は極超音速ミサイル「ツィルコン」の一斉発射試験に成功した]
プーチン大統領は、それ以上具体的な事は明らかにしませんでしたが、この発射試験も「アドミラル・ゴルシコフ」白海から実施した事は間違いないでしょう。
何処へ向けて発射したのかも明言されていませんが、順当に行って海上目標でしょう。

その後、セヴェロモルスクへ戻りました。


2022年1月末からのロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。

1月26日未明、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を始めとする北方艦隊の艦船部隊もバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

1月28日にはバレンツ海で砲撃訓練を行ないました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月15日に再びバレンツ海で演習を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを始めとするロシア海軍北方艦隊の約20隻の艦船はバレンツ海で演習を開始した]

2月16日には北方艦隊艦上戦闘機隊と協同で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊と艦上戦闘機隊はバレンツ海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

2月17日には北方艦隊第45航空・防空軍に所属する艦上戦闘機Su-33及びMiG-29K、そして更に前線爆撃機Su-24Mバレンツ海での対艦攻撃訓練の「相手役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊航空隊はバレンツ海で対艦攻撃訓練を実施した]

2月19日にはロシア連邦軍戦略抑止力演習『グロム』へ参加し、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア連邦軍戦略抑止力演習でロシア海軍の北方艦隊と黒海艦隊は、弾道ミサイルと巡航ミサイル、極超音速ミサイルを発射した]

2月22日に母港(セヴェロモルスクなど)へ帰投しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

3月2日、バレンツ海で沿岸目標への艦砲射撃訓練を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で艦砲射撃演習を行なう]

対地・対空射撃訓練を行なった後、3月5日に対艦砲撃戦闘訓練を行ない、セヴェロモルスク港へ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で対艦砲撃戦訓練を実施した]

5月下旬に行なわれた北方艦隊の演習『クムジャ-2022』へ参加しました。


『ズヴェズダーテレビ』より
2022年5月27日17時27分配信
【過酷な北方水域:北方艦隊の演習『クムジャ-2022』からの映像】

5月28日にはバレンツ海から距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射(2022年5月28日)]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]

これまで極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射試験に従事してきた「アドミラル・ゴルシコフ」ですが、そのままこのミサイルの最初の搭載艦となります。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の最初の搭載艦となる]

観艦式が終わった後もクロンシュタット軍港へ留まりました。
22-1124b.jpg

2022年10月にクロンシュタット海洋工場ヴェレシチンスキー記念ドックへ入渠しました。
22-1030k.jpg

ドックを出た後、11月23日にバルト海へ出航し、海上目標へ高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」を発射しました。
元々は対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」ですが、対艦攻撃にも使用できます。
[ロシア海軍の新型艦対空ミサイル"ポリメント-リドゥート"は対艦攻撃も可能になった]

ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型シリーズのフリゲートは更に5隻建造される

22-1115d.jpg
『タス通信』より
2022年11月15日9時21分配信
【『北方造船所』は更に5隻のプロジェクト22350フリゲートを追加で起工する】
サンクトペテルブルク、11月14日/タス通信

プロジェクト22350ロケットフリゲート及び近代化されたプロジェクト22350シリーズを建造している『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、このタイプのフリゲートを更に5隻追加で起工する。
『タス通信』『北方造船所』総取締役イーゴリ・オルロフより伝えられた。

「無論、フリゲートシリーズの建造は継続します。
これらは大きく、長期に渡ります。
更に前方には5隻の艦が有ります。
加えて、現在建造を完了しているものも有ります」

彼は、近い将来の起工計画がどのようなものかと言う質問に答え、こう話した。

オルロフは、同社が「多くの艦」を起工させたと述べた。
「現在、これらは積極的に建造を進めております。
過去2年間が積極的な起工期間の場合、今は艦の積極的な納入期間が来ます。
まさにその数は、様々な建造段階の15隻から20隻までとなり、そのままとなります」

彼は指摘した。

『北方造船所』総取締役は更に、14隻から成る船のシリーズの建造の継続について話した。
彼によると、現在、新世代のプロジェクト20386コルベット「ジェルズキー」が建造されている。
「私達は多くの作業を行なっており、それは非常に大規模かつ重要なものです」
オルロフ
は要約した。

現在、造船所では6隻のプロジェクト22350フリゲート及び同番号の近代化された艦が様々な試験及び建造の段階に在る。
2隻のフリゲートは以前にロシア海軍へ引き渡された。

11月14日・月曜日、サンクトペテルブルク最大の造船企業『北方造船所』は創立110周年を迎えた。
22-1111b.jpg



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で8隻が起工されており、この内2隻がロシア海軍へ引き渡され、もう1隻は洋上試験を開始します。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Горшков»(工場番号921)
neva454.jpg
2006年2月1日起工/2010年10月29日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号454)

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」«Адмирал флота Касатонов»(工場番号922)
SF461-af-kasatonov.jpg
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2020年7月21日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号461)

「アドミラル・ゴロフコ」«Адмирал Головко»(工場番号923)
22350-gorovko-0929.jpg
2012年2月1日起工/2020年5月22日進水/2023年就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Исаков»(工場番号924)
22350-isakov-1026.jpg
2013年11月14日起工/2023年以降就役予定

「アドミラル・アメリコ」«Адмирал Амелько»(工場番号925)
2019年4月23日起工/2024年就役予定

「アドミラル・チチャーゴフ」«Адмирал Чичагов»(工場番号926)
2019年4月23日起工/2025年就役予定

「アドミラル・ユマシェフ」«Адмирал Юмашев»(工場番号927)
2020年7月20日起工/2025年就役予定

「アドミラル・スピリドノフ」«Адмирал Спиридонов»(工場番号928)
2020年7月20日起工/2026年就役予定


5番艦(「アドミラル・アメリコ」)以降は巡航ミサイルの搭載数を増加した改正型となります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの後期建造艦(5番艦以降)は32基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]


今回の『北方造船所』総取締役イーゴリ・オルロフ氏の発言によると、更に「5隻のフリゲート」の起工が予定されています。

22350の9番艦と10番艦の起工は既に決まっているので、更に3隻が追加建造されるようです。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2隻(9番艦と10番艦)は2022年に起工される]

ただ、この3隻がプロジェクト22350(改正型)になるのか、それとも拡大型のプロジェクト22350Mになるのかをオルロフ氏は明言していません。
(オルロフ氏は「フリゲート」としか言っていない)
[ロシア海軍の将来フリゲート(プロジェクト22350M「超ゴルシコフ」型)の排水量は9000~10000トンに増加する]
これまでの経緯を見れば、この3隻はプロジェクト22350Mの可能性が高いでしょう。

アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコの最初の洋上試験が始まる

『タス通信』より
2022年11月14日18時50分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は近日中に試験の第1段階へ入る】
サンクトペテルブルク、11月14日/タス通信

最新のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は、近日中に試験の第1段階へ入る。
月曜日に『タス通信』『北方造船所』総取締役イーゴリ・オルロフより伝えられた。

「我々はコルベット メルクーリイの試験の最終段階に在り、全ての困難にも関わらず、私共は、これを今年中に御引き渡しする望みを捨ててはおりません。
最新フリゲート アドミラル・ゴロフコの航行試験が始まり、近日中には試験の第1段階へ入ります」

彼は話した。

オルロフによると「近い内の御引き渡しの計画には、2隻の戦闘艦~コルベットとフリゲート、2隻の民間船~トロール船と延縄船が有ります」
「これらは全ての点において非常に困難であり、何故ならば私達はトップの見本を建造しているからです。これは民間船についての話です。
無論我々は、御客様と共にプロジェクトを洗練させております」
オルロフ
は指摘した。

「明日、我々の延縄船の初の海上への出航を計画しております。
12月にはトロール船も水上へ出ます。
これらは工場にとって重要な課題です。
このような艦の御引き渡しのペースは長い間有りませんでした。
来年には、更なる非常に重要な課題が控えております」


月曜日、『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は創立110周年を迎えた。
22-1111a.jpg



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」と共にサンクトペテルブルク『北方造船所』で2012年2月1日に起工されました。



本艦は「アドミラル・ゴロフコ」の名を持つ艦としては「2代目」になります。
初代「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト58ロケット巡洋艦として1961年4月20日に同じ『北方造船所』(当時は『A.A.ジダーノフ記念造船工場』)で起工され、1962年7月18日に進水、1964年12月30日に就役しました。
当初は北方艦隊へ配属されましたが、1968年3月に黒海艦隊へ転属し、1982年6月から1989年3月までセヴァストーポリでオーバーホールが行なわれました。
admiral-golovko.jpg
ソ連邦解体後も現役に留まり、1990年代には黒海艦隊旗艦を務め、2002年11月に除籍されました。
118-2000a.jpg
118-2000b.jpg


起工から2年後の2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係が悪化した為、ガスタービンエンジン(M90FR)の供給が途絶える事になりました。

元々、ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア及びウクライナの企業が関わっており、エンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
(主要部品はロシアの企業で製造し、それをウクライナへ送って最終組み立て)
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ウクライナでの最終組み立てが出来なくなった為、その為の設備をロシア国内に建設し、完全にロシア国内だけでガスタービンエンジンを生産できる体制を構築する必要が生じ、この体制作りに数年を要しました。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]
[ロシア海軍の新世代フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)における輸入代替問題]

ようやくガスタービンエンジン完全国産の目途が立ち、「アドミラル・ゴロフコ」用のガスタービン造船所へ供給されました。
これにより、建造が遅延していた「アドミラル・ゴロフコ」も進水する目途が立ちました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年7月1日までに進水する]

以前には2020年4月末~5月初頭の進水が予定されていましたが、新型コロナウイルス流行の影響の為、5月22日に延期されました。

[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
21-0601c.jpg

2021年夏以降に造船所の岸壁で係留試験を開始しました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは係留試験の準備を進めている]

「アドミラル・ゴロフコ」の洋上試験は2022年9月の開始が予定されていましたが、2ヶ月ほど遅れて11月中に始まります。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年9月に洋上試験を開始する]

「アドミラル・ゴロフコ」ロシア海軍への引き渡しは2022年12月末に予定されていましたが、洋上試験の開始が予定より2ヶ月以上遅れたので、2022年中の引き渡しは実現しないでしょう。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年12月末にロシア海軍へ就役する]


1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で8隻が起工されており、この内2隻がロシア海軍へ引き渡され、もう1隻が艤装中です。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Горшков»(工場番号921)
neva454.jpg
2006年2月1日起工/2010年10月29日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号454)

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」«Адмирал флота Касатонов»(工場番号922)
SF461-af-kasatonov.jpg
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2020年7月21日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号461)

「アドミラル・ゴロフコ」«Адмирал Головко»(工場番号923)
22350-gorovko-0929.jpg
2012年2月1日起工/2020年5月22日進水/2023年末就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Исаков»(工場番号924)
22350-isakov-1026.jpg
2013年11月14日起工/2023年以降就役予定

「アドミラル・アメリコ」«Адмирал Амелько»(工場番号925)
2019年4月23日起工/2024年就役予定

「アドミラル・チチャーゴフ」«Адмирал Чичагов»(工場番号926)
2019年4月23日起工/2025年就役予定

「アドミラル・ユマシェフ」«Адмирал Юмашев»(工場番号927)
2020年7月20日起工/2025年就役予定

「アドミラル・スピリドノフ」«Адмирал Спиридонов»(工場番号928)
2020年7月20日起工/2026年就役予定


5番艦(「アドミラル・アメリコ」)以降は巡航ミサイルの搭載数を増加した改正型となります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの後期建造艦(5番艦以降)は32基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]

9番艦10番艦の起工も予定されています。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2隻(9番艦と10番艦)は2022年に起工される]

ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2隻(9番艦と10番艦)は2022年に起工される

22-0812a.jpg
『イズベスチヤ』より
2022年8月25日0時0分配信
【極超音速のバリア:黒海艦隊は「ツィルコン」搭載フリゲートを受け取る】

これらは更新された対空防衛及び対潜防護のシステムで建造される
22-0825a.jpg

フリゲート極超音速ミサイル「ツィルコン」搭載艦は改善される。
今年に起工されるプロジェクト22350の9番艦と10番艦は、新たな電波位置測定システム対空防衛手段を受け取り、潜水艦からの防護は洗練される。
2028年までに双方のフリゲート黒海艦隊へ補充されるものと見られる。
このような艦シリーズの10隻目で最後の代表は、昨年に生涯を終えた元海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー提督に敬意を表して命名される事は注目される。

[総司令官への追悼]
軍当局が『イズベスチヤ』へ話したように、現在、22350フリゲートシリーズの最後の2隻の建造計画が合意されている。
これらの艦は新たな電波位置測定ステーション(レーダー)を受け取り、対空防衛システム及び複合体の更新が計画されている。
更に、潜在敵の潜水艦からの防護手段の改善プロジェクトも開発されている。
情報筋によると、主な任務は、将来の敵の攻撃手段からの信頼できる艦の防護と、フリゲートの乗組員が極超音速ミサイル「ツィルコン」を正確かつ時間通りに発射する能力の保証にある。

軍事歴史家ドミトリー・ボルテンコフによると、双方の最新フリゲートは少なくとも5年後には黒海艦隊へ補充される筈である。
19-0403a.jpg
この間に潜在敵には、既に新たな将来対艦兵器が出現しているかもしれない。

「レーダーにとって殆ど目立たない事を含めた新たな対艦ミサイルのラインになるでしょう。
或いは、例えば新たな高精度航空爆弾もしくはミサイルとか」

専門家は指摘した。
「22350フリゲートは極超音速ミサイル・ツィルコン搭載艦です。
従いまして、潜在敵の艦や航空機、そして潜水艦にとっては優先目標となります」


プロジェクト22350フリゲートの10隻目にして最終艦は、既に名を受けている~「アドミラル・ヴィソツキー」
今年8月、海軍総司令官ニコライ・エフメノフは、彼の前任者ウラジーミル・ヴィソツキー提督の記念碑を除幕した。
彼は、第10のフリゲートを彼(ヴィソツキー)に敬意を表して命名する事を決定したと述べた。
エフメノフによると、然るべき指示書は既に発行されている。

ウラジーミル・ヴィソツキー提督は、昨年2月に急死した。
彼は2007年から2012年までロシア海軍を指揮し、軍の水兵に彼自身の良い記憶を残した。
ヴィソツキーは今日まで(に亡くなった)最後の総司令官であり、その勤務は水上艦に費やされた。
特に、1990年代初頭には重航空巡洋艦「ワリャーグ」を指揮した。

「これは普通の伝統です~戦闘艦へその名前を付ける事は。
何故なら、総司令官は長い道程を歩みますので」

元海軍総参謀長ワレンチン・セリヴァノフ提督は『イズベスチヤ』へ説明した。
19-0403b.jpg

「ウラジーミル・ヴィソツキーは水上艦で勤務しました。
プロジェクト22350艦は、我々の海軍で最も現代的であり、大洋ソーンであらゆる任務を遂行できます。
それは空中打撃からの防護と、水上及び水中の目標に対する強力な兵器を持っています」


[「ツィルコン」搭載艦]
プロジェクト22350フリゲート
極超音速ミサイル「ツィルコン」の標準搭載艦とならなければならない。
このシリーズのトップ艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、この製品(ツィルコン)の試験場となった。
8月20日、国防省のトップ、セルゲイ・ショイグは、このミサイルの量産開始を発表した。
「我々は実際にそれ(ミサイル)を軍備採用し、今年には文書へ記録されます」
長官は話した。

軍当局によると、ミサイル「ツィルコン」は1000キロメートル以上の距離を走破できる。
その速度は音速の9倍になる。
それは大気の密集層での機動が可能である。
最新の対空防衛システム及び対ミサイル防衛システムでさえ、このような弾を効果的に撃破する事は出来ない~物体を探知した後の時間は短すぎる。
このミサイルは統一されており、水上及び地上の目標へ使用できる。

2月、国防省の情報筋は『イズベスチヤ』へ、極超音速ミサイル「ツィルコン」の最初の標準搭載艦は、今年12月に北方艦隊へ補充される第3のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」になると伝えた。

[「アドミラル」シリーズ]
艦隊のアドミラルと呼ばれるフリゲートシリーズは2006年に起工された。
トップ艦「アドミラル・ゴルシコフ」は2018年に海軍へ引き渡され、次の「アドミラル・カサトノフ」は2020年7月に就役した。
2022年末には海軍へ「アドミラル・ゴロフコ」が補充されなければならない。
計画によると、フリゲートシリーズは合計10隻作成されなければならない。
「アドミラル・イサコフ」は現在最終段階にあり、「アドミラル・チチャーゴフ」「アドミラル・アメリコ」の建造作業が進められている。
2020年、「アドミラル・スピリドノフ」「アドミラル・ユマシェフ」が起工された。

「これらのフリゲートは、時が経てばソヴィエト時代に建造されたプロジェクト1155大型対潜艦と交代しなければなりません」
ドミトリー・ボルテンコフ
は続けた。

「これらはミサイル・カリブルとツィルコンを発射できます。
現代的な対空防衛システムを備えた良い艦です。
その航海性能は優れています~フリゲート アドミラル・カサトノフは半年間地中海を航行しました。
今後数年間で、優れた武装の新たなフリゲートは、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊の水上部隊の基礎を構成するでしょう」


「アドミラル」シリーズフリゲートは、現代のロシア海軍を代表するものと考えられている。
これは、ポストソヴィエト時代に開発された最初の大型艦である。
それは自身で、そして連合部隊の一員として大洋ゾーンで行動できる。

プロジェクト22350の代表は、信頼性と優れた航海性能により際立っている。
2019年、海軍艦支隊を率いた「アドミラル・ゴルシコフ」シリーズのトップ艦は世界一周航海を行い、深刻な故障も無く40000海里(74000キロメートル)以上を走破した。

「アドミラル」の兵器庫には、有翼ミサイル「カリブル」対艦ミサイル「オーニクス」が含まれる。
艦には130mm砲装置A-192M、2基の30mm砲複合体「パラシ」対潜複合体「パケート-NK」が設置されている。
フリゲートには最新の効果的な電子戦闘システムが存在し、そのお陰により探知から確実に保護される。



21-1223j.jpg
1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で8隻が起工されており、この内2隻がロシア海軍へ引き渡され、もう1隻が艤装中です。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Горшков»(工場番号921)
2006年2月1日起工/2010年10月29日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号454)

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」«Адмирал флота Касатонов»(工場番号922)
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2020年7月21日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号461)

「アドミラル・ゴロフコ」«Адмирал Головко»(工場番号923)
2012年2月1日起工/2020年5月22日進水/2022年末就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Исаков»(工場番号924)
2013年11月14日起工/2023年就役予定

「アドミラル・アメリコ」«Адмирал Амелько»(工場番号925)
2019年4月23日起工/2024年就役予定

「アドミラル・チチャーゴフ」«Адмирал Чичагов»(工場番号926)
2019年4月23日起工/2025年就役予定

「アドミラル・ユマシェフ」«Адмирал Юмашев»(工場番号927)
2020年7月20日起工/2025年就役予定

「アドミラル・スピリドノフ」«Адмирал Спиридонов»(工場番号928)
2020年7月20日起工/2026年就役予定



そしてプロジェクト22350フリゲート9番艦10番艦は、今年中の起工が予定されています。
この2隻が22350の最後の建造艦となり、黒海艦隊への配備が予定されています。

10番艦は、2021年2月5日に死去したロシア海軍総司令官(2007年9月~2012年5月)ウラジーミル・ヴィソツキー提督の名前を取り、「アドミラル・ヴィソツキー」と命名される事が決まっています。
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート10番艦は「アドミラル・ヴィソツキー」と命名される]

ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート10番艦は「アドミラル・ヴィソツキー」と命名される

22-0824k.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年8月18日18時30分配信
【海軍総司令官はモスクワでヴィソツキー提督の記念碑を除幕した】
モスクワ、8月18日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、木曜日にモスクワウラジーミル・ヴィソツキー提督の記念碑を除幕し、プロジェクト22350フリゲートシリーズの10隻目を彼に敬意を表して命名するように指示した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員はリポートした。

ロシア連邦海軍総司令官(2007~2012年)ウラジーミル・ヴィソツキー提督は昨年2月5日に67歳で亡くなった。
22-0824j.jpg

記念碑の除幕はトロエクロフカ墓地で行われた。
式典には、元ロシア連邦海軍総司令官で『統合造船業営団』副総取締役のウラジーミル・コロリョーフ提督、『サロフ原子力センター』名誉科学局長ラディ・イリカエフ、元軍備担当副総司令官ニコライ・ボリソフ、未亡人ナタリヤ・ヴィソツカヤ、息子で現在ロシア連邦海軍3等海佐セルゲイ・ヴィソツキーが出席した。

「ヴィソツキー提督は困難で妥協の無い決断を下し、決して振り返らず、我々の最高司令官が言うように、決して誰にも屈しませんでした。
そして、海軍に必要であると信じれば、彼はそれに全力を注ぎました。
残念な事に、これが我々からの早い最後の航海への出発の理由でした」
エフメノフ
は話した。

彼によると、提督クラブとメンバーの支持を受けた艦隊軍事評議会の決定により、艦の1隻はヴィソツキーに敬意を表して命名される。
「指示は既に実行されています」

「アドミラル・ヴィソツキーは今後も海上で出航し、与えられた全ての任務を遂行します」
総司令官は約束した。

彼は『ロシア通信社ノーボスチ』へ、その艦はプロジェクト22350フリゲートシリーズの10隻目になると伝えた。
「これはアドミラルシリーズの続きになります」

ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、各々の総司令官には各々の期間が与えられている事を哲学的に指摘した。
「ヴィソツキー提督の運命は、遠海ゾーン艦:22350フリゲート20380コルベットのトップ艦の建造開始であり、シリーズは既に艦隊の戦闘編制に在ります」

「これは非常に重要であり、このような困難な時期に総司令官ヴィソツキーは、科学で形成された高度なアイデアへ産業界の努力を集中させました。
それは実行を開始する必要が有り、彼はそれを行ないました」
コロリョーフ
は話した。

彼は更に、ヴィソツキー提督がロシア大型揚陸艦の作成の起点に立っていた事を想い起こした。

「彼は、このアイデアを推し進めました。
彼のアイデアは、大型揚陸艦を指揮艦や司令部艦として使用する事でした」
コロリョーフ
は話した。

2020年、ケルチ造船工場『ザリフ』で最初の2隻のプロジェクト23900ヘリコプター母艦(汎用揚陸艦)が起工された。

次にニコライ・ボリソフ中将は、ヴィソツキーの下で「遠海ゾーン艦シリーズの建造が始まり、今日においては艦隊の主要打撃力となっている」事を『ロシア通信社ノーボスチ』に思い起こさせた。



21-1223j.jpg
1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で8隻が起工されており、この内2隻がロシア海軍へ引き渡され、もう1隻が艤装中です。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Горшков»(工場番号921)
2006年2月1日起工/2010年10月29日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号454)

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」«Адмирал флота Касатонов»(工場番号922)
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2020年7月21日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号461)

「アドミラル・ゴロフコ」«Адмирал Головко»(工場番号923)
2012年2月1日起工/2020年5月22日進水/2022年末就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Исаков»(工場番号924)
2013年11月14日起工/2023年就役予定

「アドミラル・アメリコ」«Адмирал Амелько»(工場番号925)
2019年4月23日起工/2024年就役予定

「アドミラル・チチャーゴフ」«Адмирал Чичагов»(工場番号926)
2019年4月23日起工/2025年就役予定

「アドミラル・ユマシェフ」«Адмирал Юмашев»(工場番号927)
2020年7月20日起工/2025年就役予定

「アドミラル・スピリドノフ」«Адмирал Спиридонов»(工場番号928)
2020年7月20日起工/2026年就役予定



未だ具体的な起工時期は決まっていませんが、プロジェクト22350フリゲート10番艦は、2021年2月5日に死去した元ロシア海軍総司令官(2007年9月~2012年5月)ウラジーミル・ヴィソツキー提督の名前を取り、「アドミラル・ヴィソツキー」と命名される事になりました。
22-0824l.jpg
[元ロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー提督は亡くなった]

ヴィソツキー提督の名前が22350フリゲート10番艦に付けられるという事は、既に9番艦の艦名も決まっている筈ですが、こちらに関しては明らかにされていません。

可能性として考えられるのは、ヴィソツキー提督と同じ年の1月23日に死去した元ロシア海軍総司令官(1992年8月~1997年11月)フェリックス・グロモフ上級大将でしょうか。
(この場合は「アドミラル・フロータ・グロモフ」となる)
[元ロシア海軍総司令官フェリックス・グロモフ提督は亡くなった]

ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新フリゲート「アドミラル・アメリコ」と「アドミラル・チチャーゴフ」は2024年と2025年に就役する

21-0216c.jpg
『タス通信』より
2022年8月15日16時0分配信
【フリゲート「アドミラル・アメリコ」と「アドミラル・チチャーゴフ」の海軍への引き渡しは2024年と2025年に計画されている】
クビンカ/モスクワ州、8月15日/タス通信

『北方造船所』は、プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・アメリコ」「アドミラル・チチャーゴフ」ロシア連邦海軍への引き渡しを2024年と2025年に計画している。
『タス通信』フォーラム『アルミヤ-2022』『北方造船所』総取締役イーゴリ・オルロフより伝えられた。

「双方のフリゲートはセクションの製造と船体の形成を続けており、機器とメカニズムの供給に関する合意を締結する為の作業が進んでおります。
アドミラル・アメリコは2024年、アドミラル・チチャーゴフは2025年に御引き渡ししなければなりません」

彼は話した。

オルロフによると、造船所では24隻の船体が様々な建造段階に在る。
これには特に、6隻のプロジェクト22350フリゲート及び同番号の近代化プロジェクト、4隻のコルベットが含まれており、全ての艦は、8隻の有翼ミサイル「カリブル-NK」搭載艦を含め、誘導ミサイル兵器を搭載する。

プロジェクトのトップ艦~フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、レウトフ科学生産連合『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)により開発・製造される最新極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の試験へ何度も参加した。
以前に『タス通信』は、このミサイルは今年秋にロシア海軍へ軍備採用されると伝えた。

国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』は、8月15日から21日までモスクワ郊外の『愛国者』展示センターで開催される。
22-0814a.jpg
行事はロシア国防省が主催する。



ロシア海軍の為の1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の5番艦「アドミラル・アメリコ」と6番艦「アドミラル・チチャーゴフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2019年4月23日に起工されました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト22350フリゲート"アドミラル・アメリコ"と"アドミラル・チチャーゴフ"はサンクトペテルブルクで起工された]

「アドミラル・アメリコ」起工記念板
19-0423h.jpg

「アドミラル・チチャーゴフ」起工記念板
19-0423i.jpg

プロジェクト22350フリゲート後期建造艦(5番艦以降)は、巡航ミサイル(対艦ミサイル)の発射機が24基~32基に増加します。
前期建造艦(1番艦~4番艦)は16基ですから、もう8基~16基増やす事になります。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの5番艦以降は24基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの後期建造艦(5番艦以降)は32基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]

「アドミラル・アメリコ」は2024年、「アドミラル・チチャーゴフ」は2025年にロシア海軍への引き渡しが予定されており、太平洋艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ3隻のプロジェクト22350フリゲート後期型が配備される]


プロジェクト22350フリゲートは、サンクトペテルブルク『北方造船所』で8隻が起工されており、この内2隻がロシア海軍へ引き渡され、もう1隻が艤装中です。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Горшков»(工場番号921)
2006年2月1日起工/2010年10月29日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号454)

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」«Адмирал флота Касатонов»(工場番号922)
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2020年7月21日就役
北方艦隊へ配備(舷側番号461)

「アドミラル・ゴロフコ」«Адмирал Головко»(工場番号923)
2012年2月1日起工/2020年5月22日進水/2022年12月末就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」
«Адмирал флота Советского Союза Исаков»(工場番号924)
2013年11月14日起工/2023年就役予定

「アドミラル・アメリコ」«Адмирал Амелько»(工場番号925)
2019年4月23日起工/2024年就役予定

「アドミラル・チチャーゴフ」«Адмирал Чичагов»(工場番号926)
2019年4月23日起工/2025年就役予定

「アドミラル・ユマシェフ」«Адмирал Юмашев»(工場番号927)
2020年7月20日起工/2026年就役予定

「アドミラル・スピリドノフ」«Адмирал Спиридонов»(工場番号928)
2020年7月20日起工/2027年就役予定

アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年12月末にロシア海軍へ就役する

22-0815i.jpg
『タス通信』より
2022年8月15日15時5分配信
【最新フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は2022年にロシア連邦海軍への引き渡しが計画されている】
クビンカ/モスクワ州、8月15日/タス通信

『北方造船所』は、プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」ロシア連邦海軍への引き渡しを2022年の終わりまでに計画している。
『タス通信』フォーラム『アルミヤ-2022』『北方造船所』総取締役イーゴリ・オルロフより伝えられた。

「フリゲート アドミラル・ゴロフコは今年中の御引き渡しを計画しております。
(アドミラル)イサコフは、船体組立作業と室内の塗装が続いております。
受注品の御引き渡しは、2024年になります」

彼は話した。

オルロフによると、造船所では24隻の船体が様々な建造段階に在る。
その中には、6隻のプロジェクト22350フリゲート及び同番号の近代化プロジェクト、4隻のコルベットが含まれており、全ての艦は、8隻の有翼ミサイル「カリブル-NK」搭載艦を含め、誘導ミサイル兵器を搭載する。

プロジェクトのトップ艦~フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、レウトフ科学生産連合『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)により開発・製造される最新極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の試験へ何度も参加した。
以前に『タス通信』は、このミサイルは今年秋にロシア海軍へ軍備採用されると伝えた。

国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』は、8月15日から21日までモスクワ郊外の『愛国者』展示センターで開催される。
22-0814a.jpg
行事はロシア国防省が主催する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」と共にサンクトペテルブルク『北方造船所』で2012年2月1日に起工されました。



本艦は「アドミラル・ゴロフコ」の名を持つ艦としては「2代目」になります。
初代「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト58ロケット巡洋艦として1961年4月20日に同じ『北方造船所』(当時は『A.A.ジダーノフ記念造船工場』)で起工され、1962年7月18日に進水、1964年12月30日に就役しました。
当初は北方艦隊へ配属されましたが、1968年3月に黒海艦隊へ転属し、1982年6月から1989年3月までセヴァストーポリでオーバーホールが行なわれました。
admiral-golovko.jpg
ソ連邦解体後も現役に留まり、1990年代には黒海艦隊旗艦を務め、2002年11月に除籍されました。
118-2000a.jpg
118-2000b.jpg


起工から2年後の2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係が悪化した為、ガスタービンエンジン(M90FR)の供給が途絶える事になりました。

元々、ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア及びウクライナの企業が関わっており、エンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
(主要部品はロシアの企業で製造し、それをウクライナへ送って最終組み立て)
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ウクライナでの最終組み立てが出来なくなった為、その為の設備をロシア国内に建設し、完全にロシア国内だけでガスタービンエンジンを生産できる体制を構築する必要が生じ、この体制作りに数年を要しました。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]
[ロシア海軍の新世代フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)における輸入代替問題]

ようやくガスタービンエンジン完全国産の目途が立ち、「アドミラル・ゴロフコ」用のガスタービン造船所へ供給されました。
これにより、建造が遅延していた「アドミラル・ゴロフコ」も進水する目途が立ちました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年7月1日までに進水する]

以前には2020年4月末~5月初頭の進水が予定されていましたが、新型コロナウイルス流行の影響の為、5月22日に延期されました。

[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められています。
21-0601c.jpg

「アドミラル・ゴロフコ」は造船所の岸壁で係留試験を行なっており、それが終わった後に洋上試験(工場航行試験と国家試験)を行ないます。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは係留試験の準備を進めている]

「アドミラル・ゴロフコ」の洋上試験は2022年9月の開始が予定されています。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年9月に洋上試験を開始する]

「アドミラル・ゴロフコ」ロシア海軍への引き渡しは2022年12月末に予定されており、1番艦及び2番艦と同様に北方艦隊へ配備されます。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ配備される]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年末にロシア海軍へ就役する]

ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の最初の搭載艦となる

neva454.jpg
『タス通信』より
2022年7月31日17時22分配信
【プーチン:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は極超音速の「ツィルコン」で最初に当直へ就く】
サンクトペテルブルク、7月31日/タス通信

ロシア連邦軍への最新極超音速複合体「ツィルコン」の供給は今後数ヶ月で始まり、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、このミサイルで戦闘当直へ就く最初の艦となる。
日曜日、サンクトペテルブルク主要海軍パレードロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン大統領は言った。

彼は、ロシア連邦海軍の兵装は常に改善されている事を指摘した。
「世界に同類が無く、如何なる障壁も無い最新の極超音速ミサイル複合体ツィルコンについて言及するだけで充分です」
プーチン
は話した。

「ロシア軍への供給は、今後数か月で始まります。
フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は、この恐るべき兵器を持って戦闘当直へ就く最初の艦となります。
極超音速ミサイル"ツィルコン"装備艦が勤務に就く海域は、ロシアの安全保障の利益に基づいて選択されます」
ロシア連邦大統領
は言った。

以前、情報筋は、ロシア海軍水上艦の為の最新極超音速ミサイル「ツィルコン」は、2022年9月に軍備採用されるだろうと述べた。

極超音速複合体「ツィルコン」の開発及び製造は、レウトフ科学生産合同『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)で行なわれている。
2019年2月20日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、その連邦教書演説中、複合体「ツィルコン」から成るミサイルは、マッハ9(音速の9倍)に等しい速度を発揮でき、1000キロメートル以上の射程を有すると言った。
2021年8月24日、軍事技術フォーラム『アルミヤ-2021』において、ロシア連邦国防省への「ツィルコン」供給契約が締結された。

2021年12月24日末、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、「ツィルコン」の一斉発射が行なわれたと発表した。
試験は、彼によると「成功し、申し分なかった」
2021年秋、水中搭載艦~原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」からのミサイルの最初の試験が始まった事が発表された。
今年5月28日に極超音速ミサイル「ツィルコン」の最大距離での発射試験が行なわれた。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

18-0728b.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」北方艦隊第43ロケット艦師団へ編入されました。

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
19-0114c.jpg
北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。


2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

1月28日にはA-192 130mm単装砲による海上および陸上目標への砲撃、更にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で130mm砲を発射した]

1月31日には、北方艦隊掃海艦と協同で機雷源を突破する訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で機雷源突破訓練を行なった]

2月5日には、後方支援船「エリブルス」及び救助曳船「ニコライ・チケル」艦船支隊を編成し、北方艦隊副司令官ヴィクトール・ソコロフ中将が座乗する支隊の旗艦として行動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海の演習で艦船支隊の旗艦を務めた]

『Marine Traffic』より
【「エリブルス」】
【曳船「ニコライ・チケル」】

2月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、この2隻と共に遠距離航海へ出発し、大西洋へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海へ出発した]

3月3日にはノルウェー海艦載ヘリコプターを使用する潜水艦捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノルウェー海で潜水艦捜索訓練を行なった]

その後、北方艦隊艦船支隊には、プロジェクトREF-675中型海洋給油船の1番船「カーマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「カーマ」】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、グレートブリテン島北部のマレー湾で訓練を行なった後、3月5日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡へ入った]

ロシア海軍の艦船がラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過する際には、必ずグレートブリテン海軍の水上艦が監視任務へ就きますが、今回は、45型駆逐艦「ディフェンダー」(2013年3月21日就役)でした。
19-0309a.jpg

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月8日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)を出てケルト海へ入りました。
19-0309b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

19-0312e.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は、3月12日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
[スペイン空軍の対潜哨戒機P-3は地中海西部でロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"を監視する]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海を東へ進み、3月15日にはマルタ島周辺海域へ到達しました。
19-0315a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマルタ島周辺へ到達した]

3月19日には、地中海に居る北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」と共に、艦載ヘリコプターによる潜水艦の捜索や遭難者の捜索救助訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年3月19日16時54分配信
【北方艦隊のヘリコプター乗員は地中海の大型対潜艦「セヴェロモルスク」艦上からのフライトを行なった】

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は地中海東部を通過してスエズ運河へ入り、3月21日には紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスエズ運河を通過して紅海へ入った]
19-0325a.jpg

3月25日にジブチへ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチへ寄港した]
19-0325c.jpg
3月28日にジブチを出航し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はジブチを去り、アデン湾へ向かった]

4月1日にはインド洋(随伴船の位置から推察すると、正確にはアラビア海ソコトラ島東方海域)で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はアラビア海で対空戦闘訓練を行なった]
19-0403m.jpg
4月3日、「アドミラル・ゴルシコフ」スリランカコロンボ港へ入港しました。
19-0403n.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを訪れた]

4月6日、「アドミラル・ゴルシコフ」コロンボ港を出航し、中国青島へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスリランカのコロンボを去り、中国へ向かった]

4月11日にマラッカ海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はマラッカ海峡へ入った]
19-0412b.jpg
4月13日には南シナ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南シナ海へ入った]

4月16日にはフィリピン海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はフィリピン海へ入った]
19-0417d.jpg

4月20日に黄海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は黄海へ入った]

4月21日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島へ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国の青島港へ到着した]

4月23日には中国人民海軍創設70周年記念国際観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国への公式訪問を続けている]

4月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は青島を出航し、ウラジオストクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中国を去り、ウラジオストクへ向かった]

4月28日に対馬海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は対馬海峡へ入った]

5月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はウラジオストクへ到着しました。
19-0511d.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はウラジオストクへ到着した]

5月7日、「アドミラル・ゴルシコフ」ウラジオストク金角湾第33埠頭を離れ、ウラジオストク西岸のアムール湾へ移動しました。
19-0511c.jpg
19-0511b.jpg

5月9日の大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)勝利74周年記念行事へ参加した後、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は5月10日にウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は中部太平洋へ向かった]
(ただし、給油船「カーマ」はそれよりも前に出航し、5月8日に津軽海峡を通過して太平洋へ入っている)

5月11日に津軽海峡を通過して太平洋へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年5月13日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は太平洋を東進し、5月15日にはハワイ諸島付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ沖へ到達した]
19-0525a.jpg
その後も「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はハワイ諸島周辺海域に留まり、5月24日にはハワイ諸島南東海域で対潜演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はハワイ南東沖で対潜演習を行なった]

5月30日には、太平洋西部で捜索救助演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は太平洋西部で捜索救助演習を行なった]

6月8日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船は赤道を通過し、古くからの船乗りの伝統に従い、赤道祭が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で赤道祭が行なわれた]
19-0609a.jpg

6月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はエクアドルプエルト・ボリバル港へ入りました。
19-0611h.jpg
19-0611i.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルのプエルト・ボリバル港を訪問した]

6月12日、プエルト・ボリバル港ロシア連邦の祝日『ロシアの日』を祝いました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルで『ロシアの日』を祝った]

ソヴィエト連邦時代の1990年6月12日、ロシア・ソヴィエト連邦社会主義共和国の国家主権の宣言が採択された事を記念し、この日はロシア連邦の祝日となりました。
『ロシア・ビヨンド』(日本語版)より
【「ロシアの日」って何?】

6月13日、「アドミラル・ゴルシコフ」と随伴船はプエルト・ボリバル港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はエクアドルを去り、パナマ運河へ向かった]

6月15日には給油船「カーマ」から燃料を補充しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は南アメリカ沖で洋上給油を行なった]

「アドミラル・ゴルシコフ」は6月18日までにパナマ運河の通過を完了してカリブ海へ入りました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はパナマ運河を通過してカリブ海へ入った]
19-0618c.jpg

翌6月19日、他の3隻の随伴船多機能後方支援船「エリブルス」、給油船「カーマ」、救助曳船「ニコライ・チケル」パナマ運河へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の支援船はパナマ運河を通過する]

6月20日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船3隻は、パナマ運河の出口で合流しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船はカリブ海へ入った]

6月24日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻(多機能後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」)は、キューバハバナ港へ入港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバのハバナ港へ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は、6月26日にハバナを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はキューバを去った]
19-0625d.jpg
同じ6月26日、別行動を取っていた給油船「カーマ」は、物資補充の為、トリニダード・トバゴ島へ到着しました。

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船カリブ海を出て大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカリブ海を去った]
19-0630b.jpg

7月1日に「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船2隻は給油船「カーマ」と合流し、洋上で燃料補給を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋で洋上給油を行なった]

7月2日、「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上でA-192 130mm単装砲の実弾射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は大西洋上で130mm砲を発射した]

7月5日、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船大西洋の横断を終え、カーボベルデ付近へ到達しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデへ行く]
7月6日にはカーボベルデの首都プライア港へ入港しました。
19-0705c.jpg

7月8日にプライア港を出航し、大西洋北東海域へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカーボベルデを去った]

7月12日にはカナリア諸島北方沖へ到達し、ここで潜水艦の捜索や強制浮上、潜水艦への武器使用の演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はカナリア諸島沖で対潜演習を実施した]
19-0712n.jpg

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、ポルトガル・スペイン沖、そしてビスケー湾を通過し、7月17日に再びラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は英仏海峡へ入った]

グレートブリテン海軍、フランス海軍、ネーデルラント海軍の軍艦、ドイツ沿岸警備隊の艦に追跡された「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船は、7月19日にスカゲラク海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はスカゲラク海峡へ入った]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ行く]

「アドミラル・ゴルシコフ」随伴船バルト海へ入り、7月23日にクロンシュタットへ到着しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


主要海軍パレードが終わった後、クロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後、ノルウェー海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を実施した]

8月19日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は世界一周航海を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2020年1月にバレンツ海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

4月2日にセヴェロモルスクを出航し、白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで部分的な近代化を行なう]

4月4日にセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]
20-0404j.jpg
「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロドヴィンスクの艦船修理企業(おそらくは艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で定期整備と、部分的な近代化改装が行なわれました。
近代化の具体的な内容は明らかにされていませんが、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用(発射)に関するもののようです。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はセヴェロドヴィンスクで極超音速ミサイル"ツィルコン"を積載する]
[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

定期整備と改修を終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、6月27日にセヴェロドヴィンスクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なう為に出航した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、白海で改修後の洋上試験を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で演習を行なう]

当初、「アドミラル・ゴルシコフ」からの「ツィルコン」発射試験は、2020年春に行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルス感染の影響(セヴェロドヴィンスクでも感染者が出ている)の為、結局、2回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては初)が実行されたのは、2020年10月6日になりました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は海上目標への極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なった]

11月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海から3回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては2回目)を実行しました。
公表された動画を見る限り、発射は夜間(おそらくは11月25日深夜~11月26日未明)に実施されたようです。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」発射試験を実行しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海から極超音速ミサイル"ツィルコン"を地上へ発射した]

2020年の「ツィルコン」発射試験は、全て成功と認められました。
具体的には、「驚くべき」命中精度を示したという事のようです。
[2020年の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"発射試験は全て成功と認められた]

2020年中の「ツィルコン」発射試験を全て終えた「アドミラル・ゴルシコフ」は、12月末に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を終えたロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港への帰路に就いた]


2021年には先ず基地内で乗組員の各種訓練を行ない、2月19日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
2月19日には、130mm砲による沿岸目標への艦砲射撃が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

3月24日にバレンツ海へ出航し、洋上戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で射撃訓練を行なう]

翌3月25日、バレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル「オーニクス」を発射しました。
「アドミラル・ゴルシコフ」「オーニクス」を発射したのは、今回が初めてです。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海からノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標へ超音速ミサイル"オーニクス"を発射した]

3月26日には、A-192M130mm砲によるノヴァヤ・ゼムリャ群島の地上目標への艦砲射撃を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はノヴァヤ・ゼムリャ群島で艦砲射撃訓練を行なった]

その後、一旦セヴェロモルスクへ戻り、3月31日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で対空防衛演習を行なう]

翌4月1日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を発射する対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

5月9日の大祖国戦争戦勝記念日には、ムルマンスク市で一般公開されました。
21-0513b.jpg

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験を行なう為、2021年5月中旬にセヴェロドヴィンスクへ移動しました。
21-0517b.jpg
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の最終試験の為にセヴェロドヴィンスクへ向かった]

2021年7月19日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からバレンツ海の地上目標(距離350km以上)への「ツィルコン」発射試験を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]
その後、セヴェロモルスクへ戻りました。

2021年10月28日にバレンツ海対空ミサイル「ポリメントリドゥート」を対空目標と、更に海上目標へ発射しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月28日19時30分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員はバレンツ海で高射ミサイル射撃を実施した】

10月末にはコラ湾に停泊中の「アドミラル・ゴルシコフ」の甲板で、4機のKa-27PS捜索救助ヘリコプターが昼間と夜間に計10回以上の発着艦訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年10月30日13時45分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はコラ湾でヘリコプターの着艦へ取り組んだ】

11月8日にセヴェロドヴィンスク白海海軍基地へ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年11月8日23時15分配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は白海海軍基地へ到着した】

11月18日に白海から海上目標へ「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

11月29日にも白海から「ツィルコン」を海上目標へ発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は再び海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月16日、白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は地上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月24日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、産業貿易相デニス・マントゥロフ氏や安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ氏などが参加するリモート会議の席上で、同日朝(モスクワ時間5時30分)に「ツィルコン」の一斉発射試験、つまり2発以上のミサイルの同時発射に成功したと発表しました。
[ロシア海軍は極超音速ミサイル「ツィルコン」の一斉発射試験に成功した]
プーチン大統領は、それ以上具体的な事は明らかにしませんでしたが、この発射試験も「アドミラル・ゴルシコフ」白海から実施した事は間違いないでしょう。
何処へ向けて発射したのかも明言されていませんが、順当に行って海上目標でしょう。

その後、セヴェロモルスクへ戻りました。


2022年1月末からのロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。

1月26日未明、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を始めとする北方艦隊の艦船部隊もバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

1月28日にはバレンツ海で砲撃訓練を行ないました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月15日に再びバレンツ海で演習を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを始めとするロシア海軍北方艦隊の約20隻の艦船はバレンツ海で演習を開始した]

2月16日には北方艦隊艦上戦闘機隊と協同で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊と艦上戦闘機隊はバレンツ海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

2月17日には北方艦隊第45航空・防空軍に所属する艦上戦闘機Su-33及びMiG-29K、そして更に前線爆撃機Su-24Mバレンツ海での対艦攻撃訓練の「相手役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊航空隊はバレンツ海で対艦攻撃訓練を実施した]

2月19日にはロシア連邦軍戦略抑止力演習『グロム』へ参加し、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア連邦軍戦略抑止力演習でロシア海軍の北方艦隊と黒海艦隊は、弾道ミサイルと巡航ミサイル、極超音速ミサイルを発射した]

2月22日に母港(セヴェロモルスクなど)へ帰投しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

3月2日、バレンツ海で沿岸目標への艦砲射撃訓練を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で艦砲射撃演習を行なう]

対地・対空射撃訓練を行なった後、3月5日に対艦砲撃戦闘訓練を行ない、セヴェロモルスク港へ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で対艦砲撃戦訓練を実施した]

5月下旬に行なわれた北方艦隊の演習『クムジャ-2022』へ参加しました。


『ズヴェズダーテレビ』より
2022年5月27日17時27分配信
【過酷な北方水域:北方艦隊の演習『クムジャ-2022』からの映像】

5月28日にはバレンツ海から距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射(2022年5月28日)]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]

これまで極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射試験に従事してきた「アドミラル・ゴルシコフ」ですが、そのままこのミサイルの最初の搭載艦となります。

アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年末にロシア海軍へ就役する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年6月1日10時52分配信
【「アドミラル・ゴロフコ」は極超音速兵器の最初の標準搭載艦となる】
セヴェロモルスク(ムルマンスク州)、6月1日-ロシア通信社ノーボスチ

年末までに北方艦隊の一員として加わるプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は、海上発射極超音速兵器の最初の標準搭載艦となる。
北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ大将は言った。

「国家軍備発展プログラム計画に沿って、今年末までに我々は、このプロジェクトの第3のフリゲート~アドミラル・ゴロフコの受け入れを予定しております。
これは、海上発射極超音速兵器の最初の標準搭載艦となります」

提督は、北方艦隊の日に合わせられた北極及び世界の大洋におけるロシアの国益保護に関する北方艦隊の課題についてのブリーフィングで述べた。

プロジェクト22350フリゲートは、水上艦の撃破、潜水艦及び地上目標の捜索と破壊、艦船の対空、対潜、対ミサイル防衛、海上揚陸部隊との合同行動、巡視勤務、国境線の保護、民間船及び施設の防護の保障と世界の大洋海域の航海にとっての機器や危険への対抗行動といった広範囲の任務遂行の為に意図されている。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」と共にサンクトペテルブルク『北方造船所』で2012年2月1日に起工されました。



本艦は「アドミラル・ゴロフコ」の名を持つ艦としては「2代目」になります。
初代「アドミラル・ゴロフコ」は、プロジェクト58ロケット巡洋艦として1961年4月20日に同じ『北方造船所』(当時は『A.A.ジダーノフ記念造船工場』)で起工され、1962年7月18日に進水、1964年12月30日に就役しました。
当初は北方艦隊へ配属されましたが、1968年3月に黒海艦隊へ転属し、1982年6月から1989年3月までセヴァストーポリでオーバーホールが行なわれました。
admiral-golovko.jpg
ソ連邦解体後も現役に留まり、1990年代には黒海艦隊旗艦を務め、2002年11月に除籍されました。
118-2000a.jpg
118-2000b.jpg


起工から2年後の2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係が悪化した為、ガスタービンエンジン(M90FR)の供給が途絶える事になりました。

元々、ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア及びウクライナの企業が関わっており、エンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
(主要部品はロシアの企業で製造し、それをウクライナへ送って最終組み立て)
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ウクライナでの最終組み立てが出来なくなった為、その為の設備をロシア国内に建設し、完全にロシア国内だけでガスタービンエンジンを生産できる体制を構築する必要が生じ、この体制作りに数年を要しました。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]
[ロシア海軍の新世代フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)における輸入代替問題]

ようやくガスタービンエンジン完全国産の目途が立ち、「アドミラル・ゴロフコ」用のガスタービン造船所へ供給されました。
これにより、建造が遅延していた「アドミラル・ゴロフコ」も進水する目途が立ちました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2020年7月1日までに進水する]

以前には2020年4月末~5月初頭の進水が予定されていましたが、新型コロナウイルス流行の影響の為、5月22日に延期されました。

[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められています。
21-0601c.jpg

今後、「アドミラル・ゴロフコ」は、先ず初めに造船所の岸壁で係留試験を開始し、それが終わった後に洋上試験(工場航行試験と国家試験)を行ないます。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは係留試験の準備を進めている]

「アドミラル・ゴロフコ」の洋上試験は2022年9月の開始が予定されています。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年9月に洋上試験を開始する]

「アドミラル・ゴロフコ」ロシア海軍への引き渡しは2022年末に予定されており、1番艦及び2番艦と同様に北方艦隊へ配備されます。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート3番艦アドミラル・ゴロフコは2022年にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ配備される]