ロシア海軍地中海作戦連合部隊はシリアの化学兵器を載せた船を全力全開で護衛する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月24日13時50分配信
【ロシア軍艦はシリア化学兵器船を護送する】
モスクワ、12月24日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦海軍地中海グループの軍艦はシリアの化学兵器を載せた船を目的地まで護送する。
火曜日にロシア通信社ノーボスチはロシア連邦軍参謀本部の高位の代理人より伝えられた。
現在、グループの構成に含まれているのは、原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(北方艦隊)、警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)、4隻の大型揚陸艦-「ヤーマル」(黒海艦隊)、「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)、「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)である。
「特定任務の為の艦の割り当てに関する決定は、地中海における運用状況に基づいて下されます。
この決定は、海軍総司令官に報告された後、参謀本部長により下されます」
対談者は話した。
シリアの化学兵器を国外へ搬出する貨物船をロシア海軍が護衛するというニュースは、以前にも報じられています。
『毎日新聞』より
【OPCW:シリア化学兵器国外搬出 ロシア海軍が護衛】
[ロシア海軍の警備艦スメトリーヴイはシリアの化学兵器を積載した貨物船を護衛する]
今回の記事によると、シリアの化学兵器を運搬する船を護衛するロシア海軍の軍艦は、この6隻です。
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(北方艦隊、ロシア海軍地中海作戦連合部隊旗艦)

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)

大型揚陸艦「ヤーマル」(黒海艦隊)

大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)

大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)

大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)

つまり、ロシア海軍地中海作戦連合部隊の現有戦力のほぼ全てが投入されるという事です。
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