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ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦トゥーラ及びユーリー・ドルゴルーキーは弾道ミサイルを発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年8月24日8時30分配信
【8月24日、戦闘訓練計画に沿って海洋配置弾道ミサイルの発射が成功裏に実施された】

8月24日、戦闘訓練計画に沿って、戦略用途ロケット水中巡洋艦「トゥーラ」からの海洋配置弾道ミサイル「シネーワ」の発射と、戦略用途ロケット水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」からの「ブラヴァー」の発射が成功裏に実施された。

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ミサイルは、北氷洋地域付近及びバレンツ海エリアから発射された。
ミサイル原寸大模型弾頭の飛翔は、完全なプログラムのサイクルで行なわれ、アルハンゲリスク州「チジャ」射爆場及びカムチャツカ半島「クラ」射爆場の演習目標へ成功裏に命中した。

発射中、潜水艦弾道ミサイルの技術的特性の課題と、艦載ミサイル複合体の全てのシステムの動作能力が確認された。



ロシア北方艦隊プロジェクト667BDRM(デルタIV)戦略用途原子力水中巡洋艦K-114「トゥーラ」(1987年11月5日就役)は、2017年12月末に寿命延長近代化改装工事を完了し、艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦トゥーラの近代化改装は完了した]

北方艦隊プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(2013年1月10日就役)は、2018年5月22日に白海からカムチャツカ半島クラ射爆場へ弾道ミサイル「ブラヴァー」4基を一斉発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ユーリー・ドルゴルーキーは弾道ミサイル"ブラヴァー"4基を一斉に発射した]

この2隻は第31潜水艦師団に所属し、ムルマンスク州ガジエヴォ基地に駐留しています。
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2019年8月24日、2隻の戦略用途原子力水中巡洋艦は、北氷洋(北極海)及びバレンツ海から、チジャ射爆場及びクラ射爆場弾道ミサイルを発射しました。

国防省公式発表の記述を読む限り、「トゥーラ」北極海からチジャ射爆場へ、「ユーリー・ドルゴルーキー」バレンツ海からクラ射爆場弾道ミサイルを発射したようです。

チジャ射爆場(ネネツ自治管区)
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クラ射爆場(カムチャツカ半島)
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クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式及びバルト海演習『大洋の盾-2019』へ参加した北方艦隊の艦船は母港へ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月19日14時59分配信
【北方艦隊からの主要海軍パレード参加艦は恒久駐留所へ到着した】

サンクトペテルブルク及びクロンシュタット主要海軍パレードへ参加した北方艦隊の艦及び潜水艦の基礎部分は、コラ半島の恒久駐留所へ到着した。
本日(8月19日)、セヴェロモルスクには、同名の大型対潜艦が到着した。
以前、ポリャールヌイ及びザオゼルスクの埠頭へ、潜水艦「ウラジカフカース」水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」が停泊した。

艦隊間移動中、北方艦隊の全ての1等及び2等の戦闘艦及び潜水艦は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ関わり、その中で、潜水艦の捜索、航空攻撃の撃退及び敵水上グループの撃破の為の合同戦術行動へ取り組んだ。

現在、北方艦隊からの主要海軍パレード及び演習『大洋の盾-2019』参加艦は、全て恒久駐留所へ到着している。
大西洋で遠距離航海任務を遂行しているロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」を除いては。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」の3隻は、2019年2月末からの世界一周航海http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-category-120.htmlを完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日までに北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦スモレンスクと支援船2隻はバルト海を去った]

その後、ノルウェー海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を実施した]

8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

そして8月19日までに主要海軍パレード及びロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した北方艦隊の艦船は、それぞれの母港へ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は世界一周航海を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]

ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海で演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月14日18時57分配信
【北方艦隊の艦はノルウェー海で演習を実施した】

主要海軍パレードへ参加した北方艦隊艦船支隊は、ノルウェー海エリアで多種打撃力グループの計画演習を実施した。

演習は、双務形態で行なわれた。
仮想敵部隊を演じたのは、多機能後方支援船「エリブルス」救助曳船「ニコライ・チケル」である。
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北方艦隊多種打撃力グループを構成して行動したのは、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」である。

演習の作戦段階で、北方艦隊艦船部隊遠距離対潜航空隊及び戦略航空隊との連携へ取り組んだ。

艦隊の多種戦力グループの活動中、仮想敵艦グループに対し、連続して様々な艦載兵器システムによる仮想打撃が与えられた。
更には、隊形替えによる様々な種類の航行隊列での戦闘艦支援船の合同操艦の要素へ取り組んだ。

艦内班の行動として行なわれた電子発射は、基地へ戻った後、様々な客観的観測手段により詳細に評価される。



北方艦隊フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」の3隻は、2019年2月末からの世界一周航海http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-category-120.htmlを完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れて南下し、遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

それ以外の艦船はノルウェー海で演習を続け、8月14日には、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」多機能後方支援船「エリブルス」救助曳船「ニコライ・チケル」の2つのグループに分かれ、フリゲート大型対潜艦による支援船グループへの仮想攻撃訓練が行なわれました。

この他、「遠距離対潜航空隊」及び「戦略航空隊」も参加したとの事ですから、北方艦隊遠距離対潜哨戒機Tu-142も演習へ参加したようです。

「戦略航空隊」は、おそらくは8月14日にバレンツ海及びノルウェー海を飛行したロシア航空宇宙軍戦略爆撃機Tu-95MSの事でしょう。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年8月14日17時51分配信
【ロシア航空宇宙軍の2機の戦略ロケット機Tu-95MSはバレンツ海及びノルウェー海エリア上空で計画飛行を行なった】

クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月5日13時36分配信
【北方艦隊艦船支隊は主要海軍パレードの後に故国の基地へ戻る】

本日(8月5日)、主要海軍パレードへ参加した北方艦隊艦船支隊は、バルト海峡の通航を完了して北海へ出た。

北海エリアにおいて、支隊から2個戦術グループが形成され、海上移動中の戦闘演習計画任務への取り組みを続ける。

最初のグループの構成には、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406が加わっている。
第2のグループを構成して行動しているのは、多機能後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」と、これを率いるフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」である。

近い内に、戦術グループを構成する北方艦隊の艦船は、海上移動中の艦船支隊の組織的対空防衛の複合演習を実施する。

遠洋ゾーンでの戦闘訓練計画活動を完了した後、一部の北方艦隊の艦船はコラ半島の恒久駐留地点へ到着し、他の一部は、遠距離航海計画の下で指示された任務の遂行を続ける。



北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

北方艦隊フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」の3隻は、2019年2月末からの世界一周航海を完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]


2019年8月1日からバルト海ロシア海軍ロシア航空宇宙軍演習『大洋の盾-2019』が始まりました。
『タス通信』より
2019年8月1日17時4分配信
【約70隻の艦船がバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する】

8月9日まで続く演習『大洋の盾-2019』には、49隻の戦闘艦艇、20隻の支援船、58機の航空機、10634名が参加します。
演習統制官は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将です。

主要海軍パレードへ参加した北方艦隊の艦船部隊も、演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船はバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する]

8月3日には北方艦隊水上戦闘艦による対潜戦闘訓練が行なわれました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加する北方艦隊の水上艦は対潜戦闘訓練を行なった]

[ロシア海軍の演習『大洋の盾-2019』はバルト海で続けられている]
演習『大洋の盾-2019』は8月9日まで続きますが、主要海軍パレードへ参加した北方艦隊の艦船部隊は、カテガット、スカゲラク海峡を通過し、8月5日には北海へ入りました。

北海へ入った後、北方艦隊の艦船部隊は、2019年2月から世界一周航海を行なった3隻(フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」)と、2019年7月にクロンシュタットへ移動した3隻(ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406)の2つのグループに別れました。

今回の北方艦隊広報部発表によると、この内の片方は母港へ戻り、もう片方は遠距離航海を続けるようです。
母港へ戻るのは、世界一周航海を行なった3隻のグループでしょうか。

なお、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、2018年にもクロンシュタット主要海軍パレードへ参加した後、地中海などへの遠距離航海を行なっています。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクの遠距離航海(2018年7月-2019年5月)]

ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦スモレンスクと支援船2隻はバルト海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月3日15時45分配信
【北方艦隊艦船支隊はバルト海峡の通行を開始した】

本日(8月3日)、後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」、原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」で構成される北方艦隊戦術グループは、バルト海峡の通行を開始した。
支隊バルト海側から大ベルト海峡へ入った。
大ベルト海峡の後、北方艦隊将兵はカテガット及びスカゲラクを通って北海へ出る。

船は航行規則を遵守し、互いに安全な距離を保って縦列船隊で移動している。
隊列の殿は水中巡洋艦「スモレンスク」が務め、水上位置で付いて行っている。

狭い場所を通過する間、艦船は通信及び主指揮所間の連携の訓練を行ない、乗組員は、隊列を組んだ操艦の合同活動へ取り組む。



北方艦隊原子力水中巡洋艦「スモレンスク」は、他の艦と共に2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

北方艦隊救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」は、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と共に2019年2月末からの世界一周航海を完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

その後、2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍ロシア航空宇宙軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船はバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する]

8月9日まで続く演習『大洋の盾-2019』には、バルト艦隊北方艦隊の計49隻の戦闘艦艇、20隻の支援船、58機の航空機、10634名が参加します。
演習統制官は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将です。


そして8月3日、多機能後方支援船「エリブルス」、救助曳船「ニコライ・チケル」、原子力水中巡洋艦「スモレンスク」の3隻はバルト海を離れ、大ベルト海峡へ入りました。

今後、3隻は北海へ入ります。
その後の行動は明らかにされていませんが、おそらくは母港への帰路に就くようです。

ロシア海軍北方艦隊は最新鋭原潜クニャージ・ウラジーミルとカザンの航行試験を継続する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年7月24日9時36分配信
【北方艦隊は2隻の新たな原子力潜水艦の試験の継続を発表した】
モスクワ、7月24日、インタファクス

北方艦隊の船員は、プロジェクト「ボレイ-A」戦略ロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」プロジェクト「ヤーセン-M」原子力水中ロケット巡洋艦「カザン」の試験を続ける。
北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将は表明した。
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「北方艦隊の要員は、プロジェクト"ボレイ-A"戦略ロケット艦クニャージ・ウラジーミルとプロジェクト"ヤーセン-M"原子力水中ロケット巡洋艦カザンを含む最新艦の試験プログラムの実行を保障します」
モイセーエフ
は報道陣へ話した。

3月、『セヴマシュ』のトップ、ミハイル・ブドニチェンコは、『インタファクス』のインタビューに対し、プロジェクト「ヤーセン」多目的ロケット水中巡洋艦が有する戦闘特性は、非核戦略抑止機能の遂行を可能にすると語った。

「プロジェクト"ヤーセン"原子力潜水艦は、汎用のミサイル及び魚雷兵器を搭載しております。
装備するミサイルは、対艦作戦だけでは無く、非核戦略抑止機能を遂行します」
ブドニチェンコ
は3月29日に公表されたインタビューで指摘した。
彼によると、ロシア連邦国防省は会議において何度も「我が国は、水中に長期間滞在できる高精度兵器を有する低騒音の艦を必要としている」と指摘した。

「プロジェクト"ヤーセン"及び"ボレイ"原子力艦は、より高技術かつハイテク潜水艦です」
ブドニチェンコ
は指摘した。

彼は更に、『セヴマシュ』が建造した原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」(プロジェクト955A「ボレイ-A」)「カザン」(プロジェクト885M「ヤーセン-M」)は試験を行なっていると述べた。
「今日において、海軍に在籍している艦は、全ての世界の大洋エリアにおいて、我が国の安全保障を請け負っております」
ブドニチェンコ
は強調した。

現在、ロシア海軍第4世代潜水艦を軍備採用している:有翼ミサイル「カリブル-PL」或いは「オーニクス」を有する多目的原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」/885M「ヤーセン-M」と、大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を有する戦略水中巡洋艦プロジェクト955「ボレイ」/955A「ボレイ-A」

これまでに、海軍の戦闘編制には、プロジェクト「ボレイ」戦略ロケット巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」、「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」と、プロジェクト「ヤーセン」多目的原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」が受け入れられている。



プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]

そして2017年11月17日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]


「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「クニャージ・ウラジーミル」は、2018年11月28日から12月24日まで洋上試験(工場航行試験)の第1段階を実施しました。
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「クニャージ・ウラジーミル」は、初の試みとして、艦の洋上試験と並行して乗組員の慣熟訓練も行なっています。
[2019年末までにロシア海軍へ就役するボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは洋上試験と乗組員の慣熟訓練を同時並行で行なう]
これまでは、海軍へ引き渡された後に乗組員の慣熟訓練を開始し、それが終わった後でパトロールなどの洋上任務に就いていたのですが、引き渡される前に乗組員の慣熟訓練も済ませ、就役後、すぐに洋上任務へ就けるようにするのが狙いです。
これが上手く行けば、今後就役する他の新造艦でも実施される事になるでしょう。

「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月10日にセヴェロドヴィンスクを出航しています。


「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月末から工場航行試験の第2段階を開始します。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年6月末に航行試験を再開する]

その後、最終試験である国家受領試験を行ない、これが終わった後、ロシア海軍への引き渡しの準備が整います。

「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月に予定されています。
[第4のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「カザン」は2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

2017年7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]

2018年9月24日、「カザン」は最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。

[ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンの航行試験が始まった]
試験は2019年1月初頭頃まで続きました。


「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2019年12月末に予定されていました。
[第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、航行試験の結果、幾つかの不具合が発覚した為、2019年中の引き渡しは実現できない可能性が出てきました。
[ヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンのロシア海軍への引き渡しは延期されるかもしれない]

「カザン」の不具合は修正され、2019年7月中には航行試験を再開できる見込みです。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年7月に航行試験を再開する]

ただ、「カザン」の2019年12月末のロシア海軍への引き渡しが実現するかどうかは未だ確定していません。

2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年7月13日14時37分配信
【北方艦隊艦船支隊は艦隊間移動を完了し、クロンシュタットへ到着した】

本日(7月13日)、北方艦隊艦船支隊は、戦闘訓練計画に沿って艦隊間移動を完了し、クロンシュタットへ到着した。

支隊は、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」、救助曳船SB-406で構成される。

北方艦隊艦船支隊の乗組員は、艦隊間移動時に2000海里以上の距離を走破し、海上移動中の艦船支隊の全種類の組織的防衛、海上で仮想遭難した船への援助、更にはダメージコントロールといった一連の艦上演習を実施した。
艦の司令部、当直士官及び当直班は航行の安全を保障し、狭い海域及び海峡ゾーンを通航する訓練を行なった。

北方艦隊艦船支隊の艦隊間移動航路は、全ての船舶航行の安全の必要性を考慮して設定された。

現在、支隊の全ての艦船は、クロンシュタット泊地の投錨停泊場所に居る。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、今年(2019年)は7月28日になります。

『ロシア海軍の日』には、各艦隊の主要港で観艦式が行なわれます。

バルト海では、サンクトペテルブルクバルチースクで毎年観艦式が行なわれていましたが、2017年からクロンシュタットでも観艦式が行なわれることになりました。
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2017年には、北方艦隊から重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、重戦略用途原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、潜水艦「ウラジカフカス」クロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊の艦船はセヴェロモルスクへ帰投した]


2018年には、北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、原子力水中巡洋艦「オリョール」、潜水艦「ウラジカフカス」クロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]



そして「マルシャル・ウスチーノフ」「セヴェロモルスク」は、今年(2019年)のクロンシュタットの観艦式にも参加する事になり、7月10日にバルト海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年7月10日20時16分配信
【北方艦隊艦船支隊はバルト海峡の通航を完了した】

今回クロンシュタットの観艦式へ初めて参加する原子力水中巡洋艦「スモレンスク」(1990年12月22日就役)は、2011年9月~2013年12月に寿命延長近代化改装を行ないました。
復帰後の動向は殆ど公表されていませんが、2016年10月にはノヴァヤゼムリャ島の地下目標へ有翼ミサイル「グラニート」を発射しています。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦スモレンスクは長距離打撃ミサイル"グラニート"をノヴァヤゼムリャ島の地下目標へ発射した]

7月13日、北方艦隊艦船部隊クロンシュタットへ到着しました。

なお、同じくクロンシュタットの観艦式へ参加する北方艦隊潜水艦「ウラジカフカス」は、7月10日にクロンシュタットへ到着しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区広報サービス発表
2019年7月10日23時8分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「ウラジカフカス」は主要海軍パレードへ参加する為にフィンランド湾へ入った】

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはバレンツ海で対空戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年6月23日14時43分配信
【北方艦隊艦船支隊はバレンツ海の演習で上空の「敵」航空機を撃退した】

北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、仮想敵の空中攻撃手段から艦船支隊への攻撃を撃退する複合戦闘訓練へ取り組んだ。
演習は、バレンツ海の艦隊戦闘訓練射爆場で実施された。
艦上戦闘機Su-33が敵の有翼ミサイル及び航空機による攻撃を模した。

艦の戦闘班は、空中目標の探知と分類、移動データの特定、目標指示へ取り組んだ。

遠距離及び中距離での模擬空中目標の撃破は、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」汎用口径砲塔AK-130及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(汎用砲)AK-100の要員により行なわれた。
近接ゾーンでの空中目標への射撃には、速射砲AK-630の戦闘班が取り組んだ。

演習を成功裏に実施した後、艦の乗組員は、連合部隊を構成し、バレンツ海で戦闘演習任務の遂行を続ける。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月にセヴェロドヴィンスク市艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されて近代化改装が始まり、2016年12月末に工事と洋上試験を終えて艦隊へ復帰しました。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]

2018年7月初頭からバルト海、そして地中海への遠距離航海を行ない、11月23日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
「マルシャル・ウスチーノフ」にとっては、1989年以来、ほぼ30年ぶりの地中海への航海となりました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海遠征を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2019年3月13日、戦闘演習を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
まず初めに、基地周辺(コラ湾)機雷が敷設されているという想定下で、基地掃海艦の先導の下でバレンツ海へ出ました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で戦闘演習を行なう]

3月15日には沿岸目標への砲撃訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年3月15日18時11分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」はバレンツ海で砲射撃を実施した】

3月22日には救助曳船及び給水補給船との合同訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で演習を実施した]

4月6日から29日まで重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)と共にバレンツ海及びノルウェー海で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは洋上演習を終えて母港へ帰投した]

5月26日にバレンツ海で対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で対空戦闘訓練を行なった]

5月29日から始まった北方艦隊バレンツ海演習へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]
[バレンツ海でロシア海軍北方艦隊の大演習が始まった]

6月21日のバレンツ海演習において、高射ミサイルを小型水上目標へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは水上目標へ艦対空ミサイルを発射した]


大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)は、2018年7月初頭から2019年5月まで遠距離航海を行ない、地中海、アデン湾、アラビア海まで進出しました。
途中までは「マルシャル・ウスチーノフ」も同行していました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクの遠距離航海(2018年7月-2019年5月)]


2019年6月23日、「マルシャル・ウスチーノフ」「セヴェロモルスク」バレンツ海へ出航し、対空戦闘訓練を行ないました。

「敵役」は、「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」所属の艦上戦闘機Su-33が務めました。
[艦上戦闘機Su-33]

ロシア海軍北方艦隊の3隻の原子力水中巡洋艦は北極の氷上へ浮上した

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『タス通信』より
2019年6月3日20時22分配信
【ロシア連邦の3隻の原子力潜水艦は演習の枠組みで北極の氷上へ浮上した】
モスクワ、6月3日/タス通信

プロジェクト885多目的原子力潜水艦のトップと2隻のプロジェクト667BDRM戦略潜水艦は、5月に北極の氷湖の中での浮上へ取り組んだ。
月曜日に公表された北方艦隊広報サービスの声明では、こう述べられている。

「北氷洋の氷の下での任務遂行には、水中原子力ロケット巡洋艦トゥーラ、ポドモスコフスク、セヴェロドヴィンスクが参加しました。
潜水艦は、指定海域での氷湖の捜索及び氷上への浮上を含む完全な範囲の氷下航行任務へ取り組みました」

広報サービスは伝えた。

北極航行中、北方艦隊原子力潜水艦の乗組員は、更に氷下での兵器使用の実地研究を御行なった。

[水中巡洋艦]
「トゥーラ」(K-114)
「ノヴォモスコフスク」(K-407)は、第3世代戦略潜水艦プロジェクト667BDRM「デリフィン」に属する。
これらは、弾道ミサイルR-29RMU2「シネーワ」を搭載する。
これはミサイルR-29RMの近代化ヴァージョンであり、衛星航法システム「グロナス」を使用する新たな管制システムを有する。

水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」(K-560)は、プロジェクト885「ヤーセン」のトップ艦であり、最初の第4世代潜水艦である。
有翼ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」で武装し、口径53mmの10門の魚雷発射管(魚雷弾数30本)を装備する。



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プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2014年6月17日に就役して以来、バレンツ海などで行動しています。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクは基地に停泊したまま巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

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プロジェクト667BDRM「デリフィン」戦略用途原子力水中巡洋艦の4番艦K-114「トゥーラ」(1987年11月5日就役)は、2014年12月から2017年12月末までセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で寿命延長近代化改装を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦トゥーラの近代化改装は完了した]

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プロジェクト667BDRM「デリフィン」戦略用途原子力水中巡洋艦の7番艦(最終艦)K-407「ノヴォモスコフスク」(1990年11月27日就役)は、2008年11月から2012年7月末まで艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で近代化改装を行ない、2016年10月には弾道ミサイル「シネーワ」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜ノヴォモスコフスクはカムチャツカへ向けて弾道ミサイルを発射した]


今回の北方艦隊広報部発表によると、これら3隻の原子力水中巡洋艦は、2019年5月中に北極海の氷の下を航行し、氷の下での兵器使用(おそらくは魚雷の発射)、氷上への浮上などの訓練を行なったとの事です。

バレンツ海でロシア海軍北方艦隊の大演習が始まった

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『タス通信』より
2019年5月29日19時57分配信
【北方艦隊の大規模演習がバレンツ海で始まった】
モスクワ、5月29日/タス通信

15隻の艦が関わり、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー聴講生が参加する北方艦隊の多種戦力演習はバレンツ海で始まった。
水曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「演習実施中、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー聴講生は、北方艦隊の多種部隊の海上での組織的統制を示す実地活動、更には、海上への打撃部隊の展開の為に適用される対機雷保障、対潜及び対空防衛の基礎的要素へ参加します」
艦隊は伝えた。

演習自体は5つのエピソードで構成される:仮想敵工作員の攻撃の撃退、打撃戦力展開の為の水域防護、艦船グループと対潜航空隊による合同での潜水艦捜索及び破壊、敵の空中攻撃手段を撃退する海上での組織的対空防衛、海上での遭難者の救助。

演習には、北方艦隊の15隻の水上艦、潜水艦、支援船、更には航空・防空軍航空機及びヘリコプターが関わる。
展開段階では、基地掃海艦「エリニヤ」及び「コロムナ」が、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、小型ロケット艦「アイスベルク」で構成される艦船支隊の駐留所から海上への出航を保障し、対機雷保護を行なう。

次のエピソードでは、潜水艦の捜索及び仮想破壊が提示される。
「小型対潜艦ユンガとブレストで構成される捜索打撃艦グループは、対潜航空機Il-38及びヘリコプターKa-27PL乗員と連携し、対潜兵器を使用して仮想敵潜水艦の捜索と破壊を行ないます」
艦隊は説明した。

対空防衛のエピソードで、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、小型ロケット艦「アイスベルク」、小型対潜艦「ユンガ」、「ブレスト」の乗組員は、爆撃機Su-24が設置を保障する標的へのミサイル及び砲射撃を実施する。
最終段階では、海洋曳船「セクスタン」及び潜水夫艇VM-2027で構成され、捜索救助ヘリコプターKa-27PSも参加する救助支隊の要員が海上での仮想遭難者の救助へ取り組む。



ロシア連邦軍の高級士官の教育を行なうロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの聴講生は、現在、ロシア北方艦隊司令部が置かれているセヴェロモルスクで実地研修を行なっています。

研修には、北方艦隊の艦の演習の見学も含まれており、まず初めに、5月26日に実施されたロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の対空戦闘訓練を地上で見学しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で対空戦闘訓練を行なった]

5月29日からは北方艦隊の15隻の艦船、更には航空隊が参加する演習が始まり、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの聴講生もロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」に同乗して海上での実地研修を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]