ロシア海軍3艦隊合同演習はシリア情勢とは関係が無い
『ロシア通信社ノーボスチ』より
【地中海の海軍演習はシリアの出来事とは関係ない-黒海艦隊参謀部】
モスクワ、2月16日-ロシア通信社ノーボスチ
地中海の艦隊間グループ演習は、シリアでの出来事との関連性を有しない。
土曜日、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスキー1等海佐は述べた。
黒海艦隊、北方艦隊、バルト艦隊の20隻以上の艦船による艦隊間演習は、2012年末に実施された。
複数の西側及びロシアのメディアは、この演習がシリアへの兵器納入の為の偽装であると関連付けて報じた。
「この演習と、かの国(シリア)の情勢との間には、関連性が有りません」
ゼムスコイ氏は、ラジオ局「エコー・モスクワ」で話した。
彼によると、(演習の)主な課題は、海賊対処、航行中の貨物の受け渡し、更には、外部の脅威からの民間船の保護を仕上げる事にあった。
ゼムスコイ氏は、演習にはイスラエル、フランスといった国々が関心を有していたが、挑発行為は無かったと指摘した。
この10年間で最大のロシア海軍艦隊間グループ演習には、黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊の20隻以上の艦船、原子力艦1隻を含む3隻のロシア海軍潜水艦、更には遠距離航空隊及び第4航空・防空軍司令部が参加した。
演習は、ロシア連邦軍参謀本部総長代理アレクサンドル・ポストニコフ大将が統括した。
(2013年2月16日12時41分配信)
『エコー・モスクワ』より
今回、ユーリー・ゼムスキー氏が出演した番組
【2013年2月16日12時08分の放送】

ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習は、2013年1月19日に始まりました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習は黒海と地中海で始まった]

今回の演習には、ロシア海軍の23隻の水上艦船と3隻の潜水艦(内1隻は原子力潜水艦)が参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習には20隻の水上艦船と3隻の潜水艦が参加する]
地中海東部には、少なくとも14隻の水上艦船と2隻の潜水艦(内1隻は原子力潜水艦)が展開しました。
[ロシア連邦海軍3艦隊連合グループ]
指揮官:ロシア連邦海軍総参謀長代理レオニード・スハーノフ少将
旗艦:親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」
[黒海艦隊艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」
警備艦「スメトリーヴイ」
大型揚陸艦「サラトフ」
大型揚陸艦「アゾフ」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
海洋曳船MB-304
[バルト艦隊艦船支隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
大型揚陸艦「カリーニングラード」(黒海から地中海へ移動)
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(黒海から地中海へ移動)
中型海洋給油船「レナ」
救助曳船SB-921
[北方艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」
救助曳船「アルタイ」
黒海沿岸(ノヴォロシースク近郊のマーリ・ウトリシュ)では、バルト艦隊の大型揚陸艦2隻による上陸演習が実施されました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は黒海で揚陸演習を行なう]
[ノヴォロシースク近郊で上陸演習が行なわれた]

地中海東部では、黒海艦隊の戦闘艦が実弾発射訓練を行ないました。
[黒海艦隊の戦闘艦は実弾発射訓練を行なう]
[ロシア海軍3艦隊演習は地中海東部で続けられる]

北方艦隊艦船部隊は、対海賊戦闘訓練などを実施しました。
[北方艦隊海賊対処部隊は任務遂行の準備を終えた]
[大型対潜艦セヴェロモルスクは機雷破壊訓練を行なった]
今回の演習は、モスクワ市に在るロシア連邦軍参謀本部から地中海東部の演習部隊総旗艦「モスクワ」などの演習参加艦船へ指示が出されました。
更に、演習部隊総旗艦「モスクワ」は、地中海東部及び黒海にまたがる演習部隊を指揮しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習の結果が分析された]
記事中にあるように、今回の演習には、ロシア空軍の遠距離航空隊(戦略爆撃機部隊)も参加しました。
[プーチン大統領はロシア海軍3艦隊合同演習についての報告を受けた]
今回の演習に参加したバルト艦隊の大型揚陸艦2隻は、2013年1月中旬にシリアのタルトゥースへ入港し、同国へ納入する軍用車両を同港で降ろしていた事が明らかにされています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦2隻は再びノヴォロシースクへ入港した]

この事で、欧米とロシアのメディアが、今回の3艦隊合同演習がシリアへの兵器納入をカモフラージュする為に行なわれたのだと書き立てていますが、全くのナンセンスです。

その為だけに、20隻以上の水上艦船と3隻の潜水艦を集め、地中海東部のみならず黒海沿岸でも演習を実施するなどと言うのは馬鹿げています。

【地中海の海軍演習はシリアの出来事とは関係ない-黒海艦隊参謀部】
モスクワ、2月16日-ロシア通信社ノーボスチ
地中海の艦隊間グループ演習は、シリアでの出来事との関連性を有しない。
土曜日、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスキー1等海佐は述べた。
黒海艦隊、北方艦隊、バルト艦隊の20隻以上の艦船による艦隊間演習は、2012年末に実施された。
複数の西側及びロシアのメディアは、この演習がシリアへの兵器納入の為の偽装であると関連付けて報じた。
「この演習と、かの国(シリア)の情勢との間には、関連性が有りません」
ゼムスコイ氏は、ラジオ局「エコー・モスクワ」で話した。
彼によると、(演習の)主な課題は、海賊対処、航行中の貨物の受け渡し、更には、外部の脅威からの民間船の保護を仕上げる事にあった。
ゼムスコイ氏は、演習にはイスラエル、フランスといった国々が関心を有していたが、挑発行為は無かったと指摘した。
この10年間で最大のロシア海軍艦隊間グループ演習には、黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊の20隻以上の艦船、原子力艦1隻を含む3隻のロシア海軍潜水艦、更には遠距離航空隊及び第4航空・防空軍司令部が参加した。
演習は、ロシア連邦軍参謀本部総長代理アレクサンドル・ポストニコフ大将が統括した。
(2013年2月16日12時41分配信)
『エコー・モスクワ』より
今回、ユーリー・ゼムスキー氏が出演した番組
【2013年2月16日12時08分の放送】

ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習は、2013年1月19日に始まりました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習は黒海と地中海で始まった]

今回の演習には、ロシア海軍の23隻の水上艦船と3隻の潜水艦(内1隻は原子力潜水艦)が参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習には20隻の水上艦船と3隻の潜水艦が参加する]
地中海東部には、少なくとも14隻の水上艦船と2隻の潜水艦(内1隻は原子力潜水艦)が展開しました。
[ロシア連邦海軍3艦隊連合グループ]
指揮官:ロシア連邦海軍総参謀長代理レオニード・スハーノフ少将
旗艦:親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」
[黒海艦隊艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」
警備艦「スメトリーヴイ」
大型揚陸艦「サラトフ」
大型揚陸艦「アゾフ」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
海洋曳船MB-304
[バルト艦隊艦船支隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
大型揚陸艦「カリーニングラード」(黒海から地中海へ移動)
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(黒海から地中海へ移動)
中型海洋給油船「レナ」
救助曳船SB-921
[北方艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」
救助曳船「アルタイ」
黒海沿岸(ノヴォロシースク近郊のマーリ・ウトリシュ)では、バルト艦隊の大型揚陸艦2隻による上陸演習が実施されました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は黒海で揚陸演習を行なう]
[ノヴォロシースク近郊で上陸演習が行なわれた]

地中海東部では、黒海艦隊の戦闘艦が実弾発射訓練を行ないました。
[黒海艦隊の戦闘艦は実弾発射訓練を行なう]
[ロシア海軍3艦隊演習は地中海東部で続けられる]

北方艦隊艦船部隊は、対海賊戦闘訓練などを実施しました。
[北方艦隊海賊対処部隊は任務遂行の準備を終えた]
[大型対潜艦セヴェロモルスクは機雷破壊訓練を行なった]
今回の演習は、モスクワ市に在るロシア連邦軍参謀本部から地中海東部の演習部隊総旗艦「モスクワ」などの演習参加艦船へ指示が出されました。
更に、演習部隊総旗艦「モスクワ」は、地中海東部及び黒海にまたがる演習部隊を指揮しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習の結果が分析された]
記事中にあるように、今回の演習には、ロシア空軍の遠距離航空隊(戦略爆撃機部隊)も参加しました。
[プーチン大統領はロシア海軍3艦隊合同演習についての報告を受けた]
今回の演習に参加したバルト艦隊の大型揚陸艦2隻は、2013年1月中旬にシリアのタルトゥースへ入港し、同国へ納入する軍用車両を同港で降ろしていた事が明らかにされています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦2隻は再びノヴォロシースクへ入港した]

この事で、欧米とロシアのメディアが、今回の3艦隊合同演習がシリアへの兵器納入をカモフラージュする為に行なわれたのだと書き立てていますが、全くのナンセンスです。

その為だけに、20隻以上の水上艦船と3隻の潜水艦を集め、地中海東部のみならず黒海沿岸でも演習を実施するなどと言うのは馬鹿げています。

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