ロシア海軍黒海艦隊は第5地中海作戦戦隊創設50周年を祝った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年7月14日14時46分配信
【セヴァストーポリでロシア海軍地中海戦隊50周年に捧げられる祝賀行事が開催された】

本日(7月14日)、セヴァストーポリでは、20年以上に渡り地中海地域のパワーバランスと安定の維持に重要な役割を果たした地中海ロシア海軍第5作戦戦隊の創設50周年に捧げられる祝賀行事が開催された。

式典は、1967年から1992年まで、戦隊の一員として任務を遂行する艦が出航していた水雷岸壁で始まった。
現代の黒海艦隊の艦船の乗組員と退役将兵は、岸壁に位置する第5作戦戦隊の記念碑へ献花し、教会の最高管区長ミハイルの祈祷へ参加した。
その後、退役将兵は、セヴァストーポリのコミューン記念墓地に埋葬された戦隊の初代司令官ボリス・ペトロフ中将の記念碑へ敬礼した。
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地中海戦隊50周年へ捧げられる行事は、セヴァストーポリの海軍将校の家で行なわれた集会とコンサートで終了した。

ロシア海軍総司令官の指示により、2017年7月14日から、毎年7月14日は、海軍の記念すべき日~第5地中海戦隊創設記念日として設定された。

[参照]
地中海
というテアトル(劇場)での軍事活動の課題を解決する為に意図されたソヴィエト社会主義共和国連邦海軍第5(地中海)艦船作戦戦隊連合部隊は1967年7月14日に形成され、1992年12月31日に解散した。

2013年3月、地中海ロシア海軍常設連合部隊の設立が決定された。
2013年6月1日、連合部隊地中海地域における指示された任務の遂行へと着手した。



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地中海に滞在するソ連海軍の各艦隊の艦船を統一指揮する第5地中海作戦戦隊は、1967年7月14日に創設されました。

戦隊旗艦は、設立当初は巡洋艦「ジェルジンスキー」、後に指揮巡洋艦「ジダーノフ」が務めました。

巡洋艦「ジェルジンスキー」
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指揮巡洋艦「ジダーノフ」

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シリアタルトゥースの物資供給所は、元々は第5地中海作戦戦隊の活動を支援する為に作られたものです。
[ロシアとシリアはタルトゥースのロシア海軍基地に関する新たな協定を締結した]

地中海へは、黒海艦隊のみならず、北方艦隊バルト艦隊からも多数の艦船が派遣され、第5作戦戦隊司令部の指揮下で行動しました。

重航空巡洋艦「キエフ」(北方艦隊)
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重原子力ロケット巡洋艦「キーロフ」(北方艦隊)
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ロケット巡洋艦「スラヴァ」(現「モスクワ」、黒海艦隊)
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対潜巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
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大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(北方艦隊)

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ソ連邦解体直後の1992年2月、大型対潜艦「ケルチ」を中核とする黒海艦隊の部隊が地中海へ進出しましたが、これが第5地中海作戦戦隊の最後の活動となりました。
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第5地中海作戦戦隊は1992年12月31日に正式に解散しました。


それから20年以上が経った2013年6月1日、ロシア海軍地中海作戦連合部隊が創設されました。
見方を変えれば第5地中海作戦戦隊が名前を変えて復活したという事になるでしょう。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
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ロシア海軍の地中海における存在は「武力による脅し」では無い

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『イタルタス』より
2013年6月6日16時30分配信
【ウラジーミル・プーチン:ロシア海軍の地中海常時存在は「武力による脅し」では無い】
モスクワ、6月6日/イタルタス

ロシア海軍地中海常時存在の復活は「武力による脅し」では無い。
ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、ロシア連邦軍中央指揮所におけるテレビ会議中に表明した。

「地中海におけるロシア海軍の常時存在の復活-これは、武力による脅しの兆候を示すものではありません。
私共は、たいへん多くの事を我々のパートナーと共に行なっております。
犯罪組織の脅威に関連するNATO加盟国のパートナーを含め、そして更には、数多くの海賊対処活動を含め」
プーチン
は話した。

彼は、ロシア海軍グループには、最新艦及び最新兵器が適時に装備される予定である事を指摘した。

大統領は、ロシア海軍将兵は、地中海ゾーンに存在する全てのパートナーと同様、地中海エリアの他の国とも良好な関係とパートナーシップを確立する事を確信していると表明した。

「私は、あなた達全ての成功を祈ります。
キール下の7フィートが有らんことを(幸多からん事を)。
私は、全ての国家指導者及び国防省の任務が効率的かつ適切な水準で実行される事を切に願っております」

国家元首は話した。


[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日に編成され、同日から任務の遂行を始めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[ロシア海軍地中海作戦部隊は約10隻の艦で構成される]

ロシア海軍地中海展開は現在のシリア情勢に関連するものだと言われていますが、未だシリア内戦が始まってもいない2007年8月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・マソリン提督は、既にロシア海軍地中海常時展開の復活の意向を表明しています。
[ロシア海軍は、再び地中海に存在を示さなければならない]

そもそも、ロシア海軍18世紀後半(エカチェリーナ2世の治世下)から地中海で活動しています。
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ロシア黒海艦隊が創設されたのは1783年5月13日ですが、それよりも10年以上前の1770年、地中海に面したフランス沿岸コート・ダジュール(ヴィルフランシュ)にはロシア海軍基地が置かれていました。
[ロシア下院国防委員長はロシア海軍地中海作戦部隊について語った]

地中海は、昔からロシア海軍にとっての主要活動舞台だったのです。

ロシア海軍地中海作戦部隊は約10隻の艦で構成される

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『アルムス-タス』より
2013年6月6日15時18分配信
【海軍地中海作戦部隊の構成には、様々なクラスの約10隻の艦が加入する】
モスクワ、6月6日(アルムス-タス)

海軍地中海作戦部隊の構成には、様々なクラスの約10隻の艦が加入する。
ロシア連邦国防省は発表した。

「作戦部隊には、北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊の様々なクラスの約10隻の艦がローテーションで加入します」
ウラジーミル・プーチン大統領のロシア連邦軍中央指揮所訪問の為に準備された国防省の資料では、こう述べられた。
更に、個々のケースでは、太平洋艦隊所属艦の加入も予定されている。

資料で述べられているように、与えられた任務の規模に応じて部隊を構成する戦闘艦の隻数は増加する事も有る。

部隊には、プロジェクト1164巡洋艦(「モスクワ」「ワリャーグ」タイプ)、プロジェクト1155大型対潜艦(「アドミラル・レフチェンコ」タイプ)、プロジェクト11540警備艦(「ネウストラシムイ」「ヤロスラフ・ムードルイ」タイプ)、プロジェクト1171大型揚陸艦(「ニコライ・フィリチェンコフ」タイプ)、プロジェクト775大型揚陸艦(「カリーニングラード」タイプ)、プロジェクト775M大型揚陸艦(「アゾフ」タイプ)が加入する。

警備艦プロジェクト1135.6黒海艦隊の編制へ加入すれば、このクラスの艦は作戦部隊の一員として勤務するローテーションの基礎を成す。
作戦部隊の行動を保障する為、2-3隻の保障船(給油船と救助曳船)が各艦隊から派遣される予定である。


[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日に編成され、同日から任務の遂行を始めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

現在の作戦部隊旗艦は、太平洋艦隊から派遣された大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」です。
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
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「アドミラル・パンテレーエフ」に将旗を掲げる地中海作戦部隊司令官は、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスキー1等海佐です。
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地中海作戦部隊は、以下の戦闘艦で構成されます。

プロジェクト1164巡洋艦(モスクワ)
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プロジェクト1155大型対潜艦(ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ)
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プロジェクト11540警備艦(ヤロスラフ・ムードルイ)
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プロジェクト1171大型揚陸艦(ニコライ・フィリチェンコフ)
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プロジェクト775大型揚陸艦(カリーニングラード)
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プロジェクト775M大型揚陸艦(ペレスウェート)

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ただし、現時点ではプロジェクト1164ロケット巡洋艦地中海作戦部隊に参加していません。


そして近い将来には、黒海艦隊へ配備されるプロジェクト11356M警備艦も参加します。
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[フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の建造は計画通りに進んでいる]
[ロシア黒海艦隊は2014年に新造艦を受領する]


更に、今回の記事では触れられていませんが、ロシア海軍向けに建造されているヘリコプター空母「ミストラル」級地中海作戦部隊の旗艦として使用する構想も有ります。
[ロシア海軍のミストラル級は地中海作戦部隊の旗艦になるかもしれない]
[ミストラル級はロシア海軍地中海作戦部隊に加わるかもしれない]
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ロシア海軍向け「ミストラル」級の1番艦「ウラジオストク」太平洋艦隊へ配備されますが、上記の通り、地中海作戦部隊の初代旗艦が太平洋艦隊所属艦であるという事実は、近い将来にヘリ空母「ウラジオストク」地中海作戦部隊へ加わる可能性を否定しません。

ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している

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『インタファクス』より
2013年6月6日16時28分配信
【ロシア連邦海軍部隊は地中海での任務遂行を開始した】
モスクワ、6月6日、インタファクス.RU

ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務遂行を開始した。
ロシア連邦軍参謀本部総長・第1国防相代理ワレリー・ゲラシモフは表明した。

「作戦部隊は6月1日に形成され、地中海において与えられた任務の遂行を開始しました。
現在は16隻の水上艦と3機の艦上ヘリコプターで構成されています。
部隊の構成は状況に応じて変更されます。
作戦部隊司令部は、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフに展開しています」

ゲラシモフは話した。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

ロシア海軍地中海常設作戦部隊創設の話は今年(2013年)2月以降に表面化しました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されると発表されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

そして今回、ロシア連邦軍参謀本部総長(兼第1国防相代理)ゲラシモフ上級大将は、ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日に編成されており、既に任務遂行を開始していると発表しました。
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地中海作戦部隊の旗艦は、太平洋艦隊から派遣された大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が務めているとの事です。
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
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「アドミラル・パンテレーエフ」に将旗を掲げる地中海作戦部隊司令官は、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスキー1等海佐です。
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記事中の「16隻の水上艦」は、ロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)から地中海へ派遣された水上戦闘艦大型揚陸艦各種支援船(給油船、曳船、工作船など)「3機の艦上ヘリコプター」は、おそらく大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(太平洋艦隊)、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊)の艦載機(Ka-27ヘリコプター計3機)を指しています。

現在、地中海には、太平洋艦隊及びバルト艦隊から派遣された以下の艦船が展開しています。

[太平洋艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」

[バルト艦隊艦船支隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
大型揚陸艦「カリーニングラード」
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」
救助曳船「SB-921」
中型海洋給油船「レナ」


この他、黒海艦隊から大型揚陸艦などが交代で派遣されています。

黒海艦隊浮揚工場(工作船)PM-138シリアタルトゥースに駐留しています。
[工作船PM-138は地中海へ行く]
[ロシア海軍の工作船PM-138はボスポラス海峡を通過した]

更には、黒海艦隊所属の偵察艦1隻が交代で地中海へ派遣されています。

数日後には、新たな北方艦隊艦船支隊地中海作戦部隊へ加わります。
[北方艦隊の2隻の大型対潜艦は地中海西部で会合した]

[北方艦隊艦船支隊]
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」

ロシア連邦軍参謀本部総長代理は地中海戦隊について語った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月18日14時27分配信
【参謀本部総長代理は地中海戦隊の任務について話した】
モスクワ、5月18日-ロシア通信社ノーボスチ

創設されるロシア地中海戦隊ロシア指導者の手のレバーとなり、この海域の安定を提供する。
参謀本部総長代理アレクサンドル・ポストニコフ大将は表明した。

「我々は、この戦隊は我が国の指導者の手にあるレバーとして、この海域の安定を提供するものと理解しております」
彼は、土曜日にラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送で話した。

この戦隊の任務は、紛争地域からの民間人の避難、海賊との戦い、更には必要な場合は合同軍或いはNATO海軍部隊との連携活動であるとポストニコフは説明した。
地中海テロリストが出現する可能性について、将軍は、かなり低いと評価した。

「我々はNATOの同僚に打ち明けます。
地中海作戦戦隊を創設するというロシア連邦の軍事-政治指導者の決定は、私達に割り当てられた全ての国際的義務の遂行と国際軍事協力という課題を解決する為に意図されている事を」
ポストニコフ
は付け加えた。

彼は、作戦戦隊の創設に関し、ロシア軍NATOからの否定的な反応を予想していないと説明した。
「我々の見解では、それ(戦隊の創設)は地域の安定にプラスの影響を与え、ヨーロッパの安全保障システムに有機的に適合します。
それ故にNATOの同僚は、僕が思うに、この問題で特に動揺しているという事は何も有りません」

参謀本部総長代理は確認した。


『エコー・モスクワ』より
アレクサンドル・ポストニコフ大将が出演した番組
【2013年5月18日12時の放送】


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]
ポストニコフ大将は演習の総指揮官でした。

その後、2013年2月から地中海作戦部隊創設の話が表面化しました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

5月15日、ポストニコフ大将は地中海作戦部隊NATOと協力して海賊と戦う事も有ると述べました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊はアデン湾海賊対処任務に加わるかもしれない]

今回、ポストニコフ大将は地中海戦隊の任務として「紛争地域からの民間人の避難」を挙げています。

現在、地中海沿岸の「紛争地域」は、まず第一にシリアです。

5月1日、イスラエルを訪問した大型揚陸艦「アゾフ」に乗ってきたロシア黒海艦隊第197揚陸艦旅団司令官アレクセイ・コマロフは、シリア領内からのロシア市民の避難の為の準備は出来ていると発言しています。
[ロシア軍艦は歴史上初めてイスラエルを訪問した]

ロシア海軍地中海作戦部隊はアデン湾海賊対処任務に加わるかもしれない

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月15日14時31分配信
【海軍地中海戦隊は海賊との戦いに参加するかもしれない】
ブリュッセル、5月15日-ロシア通信社ノーボスチ

作成されるロシア地中海戦隊は、NATOと協力して海賊と戦うかもしれない。
水曜日、ロシア連邦軍参謀本部総長代理アレクサンドル・ポストニコフ-ストレリツォフ大将は記者団に伝えた。

「我々のNATOのパートナーの要望に応え、地中海でのNATOの対テロリスト作戦アクティブ・エンデバーにおける共同作業を強化します。
我々は、この共同活動がアデン湾における海賊との戦いと同じ原則に基づく事を指摘し、私共は肯定的な結果を得るでしょう」

将軍は話した。

また、参謀本部総長代理によると、作成されるロシア海軍地中海作戦戦隊
「海賊との戦い、もしも必要な時にはテロリスト、更には、如何なる危機的状況においても、我々はより高いレベルでの重要な合同任務で共同活動を行なう事が可能となります」

将軍によれば、全体的にロシアNATOは、実用的な軍事協力を成功裏に発展させている。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

5月中旬、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督は、地中海作戦部隊が将来的には大西洋インド洋で活動する可能性に言及しました。
[ロシア海軍地中海戦隊は大西洋やインド洋へ行くかもしれない]

インド洋に含まれるアデン湾で行動する事も有り得るでしょう。

ロシア海軍地中海作戦部隊旗艦は将来的には新造艦となる

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『イタル-タス』より
2013年5月13日17時42分配信
【海軍地中海部隊司令部は新たな艦に配置される】
セヴァストーポリ、5月13日/イタル-タス

ロシア海軍地中海部隊司令部を形成するという決定は、このエリアの環境の常設管理と作戦対応を固定化する為に採択された。
本日(5月13日)、ロシア海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将は発表した。

「地中海部隊を管理する上での運用経験を蓄積する為、管理グループの常設化と部隊司令部の形成が決定されました」
彼は説明した。
中将は指摘した。
「実際には、昨年末以来、海軍艦船は地中海に常時滞在しています。
ですが、その司令部と管理グループは毎回新しいものとなっておりました。
その結果、部隊を管理する士官が毎回交代しながらの常時任務の実施及び支隊艦船の海洋への滞在を余儀なくされました」


彼は、現在、大洋・遠海ゾーンでの戦闘勤務経験を有する士官が参加する司令部の基礎の形成が黒海艦隊基地で行なわれていると付け加えた。
フェドテンコフは、司令部が地中海で形成される部隊の艦の1隻に配置されると表明した-将来的には、新たに建造される艦になる。
地中海海軍艦隊間グループは、黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊、そして必要な場合には太平洋艦隊の艦で構成され、ローテーションで形成される。

グループの艦船の隻数は、国際情勢や今後の問題、更には、海軍演習エリアの計画に依って決められるとフェドテンコフは話した。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

地中海作戦部隊の旗艦としては、黒海艦隊旗艦「モスクワ」などが候補に挙げられており、更には、2014年以降に就役する「ミストラル」級も検討されています。
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[ロシア海軍のミストラル級は地中海作戦部隊の旗艦になるかもしれない]

フェドテンコフ中将の上司であるロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将も、「ミストラル」級地中海作戦部隊旗艦となる可能性に言及しています。
[ミストラル級はロシア海軍地中海作戦部隊に加わるかもしれない]

今回、フェドテンコフ中将は、将来的には新造艦地中海作戦部隊の旗艦にするとしか述べていませんが、この「新造艦」「ミストラル」級である可能性は高いでしょう。

建造中のロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」(2013年4月中旬)

フランスのサンナゼール造船所
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サンクト-ペテルブルクのバルト工場
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ロシア海軍地中海戦隊は大西洋やインド洋へ行くかもしれない

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月12日9時08分配信
【海軍地中海戦隊は他の場所でも使用されるかもしれない】
モスクワ、5月12日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ

ロシア海軍地中海部隊は、大西洋及びインド洋における課題の解決にも使用される予定である。
ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

以前、セルゲイ・ショイグ国防相は、地中海におけるロシアの利益を保護する為、常設海軍作戦部隊の独立管理部の創設が必要であると表明した。

「確かに、必要な場合は、他の近辺海域-大西洋とインド洋-で生じた何らかの課題の為に部隊を使用する事も有り得ます」
総司令官はこう話し、今のところは部隊の担当ゾーンは地中海である事を強調した。、

彼によると、現在、海上に常時滞在し、職責を果たす為の士官が準備されている。
「これらの人々は、地中海のみならず、大西洋とインド洋でも課題を果たす為、総合的に準備する必要があります」
チルコフは話した。

このような指示された任務の為、海軍アカデミーにおいては、作戦部隊勤務の為の選択士官研修プログラムが開発されていると海軍総司令官は指摘した。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

そしてチルコフ提督は、地中海作戦部隊が将来的には大西洋インド洋で活動する可能性にも言及しました。

以前、チルコフ提督は、インド洋太平洋にも常設作戦部隊を創設する可能性を示唆しました。
[ロシア海軍は太平洋とインド洋に常設作戦部隊を創設するかもしれない]

それは、地中海作戦部隊を他の海域に転用する事を指していたようです。

ミストラル級はロシア海軍地中海作戦部隊に加わるかもしれない

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月12日9時02分配信
【「ミストラル」は地中海戦隊の構成に含まれるかもしれない】
モスクワ、5月12日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ

(ロシア)海軍総司令部は、汎用ヘリコプター艦「ミストラル」型を将来的には地中海部隊の司令艦に含める事を計画している。
ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

以前、セルゲイ・ショイグ国防相は、地中海におけるロシアの利益を保護する為、常設海軍作戦部隊の独立管理部の創設が必要であると表明した。

「ええ、それは可能ですよ。
では何故、それをやらないのかですって?
長い目で見れば、最初の艦がロシア海軍の編制へ加入するのは、2015年より前にはなりませんからね」

このような艦を部隊の為に使用する可能性についての質問に対し、総司令官はこう答えた。

彼は、このクラスの艦は、長期に渡る海洋グループ管理の為の広範囲に及ぶ機会を有していると説明した。
「ついでに申しあげますと、多くの国は、このような目的の為、同様の艦を使用しておりますね」
彼は話した。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

「ミストラル」級地中海作戦部隊の旗艦にする可能性については、以前にも報じられています。
[ロシア海軍のミストラル級は地中海作戦部隊の旗艦になるかもしれない]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

今年や来年には実現出来ませんが、その先には「ミストラル」級地中海作戦部隊の旗艦として使用される可能性をロシア海軍総司令官チルコフ提督は否定していません。


建造中のロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」(2013年4月中旬)

フランスのサンナゼール造船所
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サンクト-ペテルブルクのバルト工場
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ロシア海軍地中海作戦部隊には潜水艦も加わる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月12日9時02分配信
【地中海部隊の構成には潜水艦が含まれるかもしれない】
モスクワ、5月12日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ

地中海作戦部隊の艦の構成は潜水艦の加入を含む5-6隻か、それ以上になる。
ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

以前、セルゲイ・ショイグ国防相は、地中海におけるロシアの利益を保護する為、常設海軍作戦部隊の独立管理部の創設が必要であると表明した。

「今年の計画では部隊構成は5-6隻の艦と保障船から成り、そのベースは、それぞれの艦隊~黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊、場合によっては太平洋艦隊も~からローテーションで交代します。
指示された任務の量に応じて部隊を構成する艦の隻数は増加される事も有り得ます」

総司令官は話した。

更に彼は、必要な場合、部隊の構成には潜水艦が加わると述べた。
「たぶん、将来的には。
それ(潜水艦)は、第5戦隊の時代にも存在しておりました。
原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦が。
全ては、その前後の状況によって決まります」

チルコフは話した。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

地中海作戦部隊司令部は今年夏に創設されます。
[ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年夏に創設される]

地中海作戦部隊への潜水艦の参加については、以前にロシア下院国防委員長ウラジーミル・コモエドフ(元黒海艦隊司令官)が述べています。
[ロシア下院国防委員長はロシア海軍地中海作戦部隊について語った]