ロシア海軍向けのプロジェクト11356Rフリゲート後期建造艦3隻は黒海艦隊の為に完成する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月1日15時57分配信
【黒海艦隊の為に3隻のフリゲートが工場『ヤンターリ』で建造され、それ以降の契約は外国の顧客の為に計画されている-(ロシア)海軍副総司令官】
サンクトペテルブルク、7月1日、インタファクス

ロシア連邦黒海艦隊沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造されるプロジェクト11356フリゲートを更に3隻受け取る。
土曜日、ロシア海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは発表した。

「第2のトリオは確実に完成し、黒海艦隊へ加わります」
ヴィクトール・ブルスク
は、サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2017)において話した。

彼によると、同プロジェクトの次の艦は、外国の顧客の為に建造される。

沿バルト造船工場『ヤンターリ』は、ロシア連邦国防省との2つの契約により、黒海艦隊の為に6隻のプロジェクト11356フリゲートを建造しなければならない。
この内の3隻が建造されて海軍へ引き渡され、更なる2隻の船体は、様々な建造段階に在る。
これらの動力装置が不在だったことに関連し、インド海軍の為に完成させる問題が検討された。

プロジェクト11356フリゲートは、高精度有翼ミサイル3M-54TEを有する艦載ミサイル複合体「カリブル-NK」、多チャンネル高射ミサイル複合体「シチーリ-1」を装備する。
艦には、コンツェルン『海洋情報システムアガート』に含まれる科学生産合同『メリディアン』が開発、供給する戦闘情報管理システム「トレボバニエ-M」が設置されている。



[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)は、インド海軍向けとして計6隻が建造された「タルワー」級フリゲートロシア海軍向けヴァージョンです。
[「タルワー」級(プロジェクト1135.6)]
[プロジェクト11356(タルワー級)の装備]
[プロジェクト11356R(改タルワー級)フリゲート]

プロジェクト11356Rの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、2010年12月18日に起工され、2014年3月14日に進水、2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
2016年6月に黒海艦隊基地へ回航された後は度々地中海東部へ進出しています。

2番艦「アドミラル・エッセン」は2011年7月8日に起工、2014年11月7日に進水、2016年6月7日に就役しました。
[第2のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはロシア海軍へ就役した]
2017年4月末に黒海艦隊基地へ向けて出航し、5月中旬には地中海東部へ到達しました。

現在、この2隻は地中海東部に居ます。
[地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の約15隻の艦船が行動している]

2017年5月末と6月下旬には、シリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンと潜水艦クラスノダールはパルミラのISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

3番艦「アドミラル・マカロフ」は2012年2月29日に起工、2015年9月2日に進水し、2016年7月末から洋上試験が行われています。
2017年秋にロシア海軍へ引き渡され、今年末までに黒海艦隊基地へ到着する予定です。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年11月に黒海艦隊基地へ到着する]


4番艦「アドミラル・ブタコフ」は2013年7月12日に、5番艦「アドミラル・イストミン」は2013年11月15日に起工されました。

6番艦「アドミラル・コルニロフ」は、まだ公式には起工されていませんが、既に船体は製造されているようです。

「アドミラル・ブタコフ」は2016年3月2日に造船台から出され、現在は岸壁に係留されています。
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4番艦以降の3隻は、ウクライナからのガスタービンエンジンの供給問題により建造が中断しました。
[ガスタービンエンジン代替問題]
ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア「サトゥルン」、「アヴローラ」、「トゥルボコン」、ウクライナ「ゾーリャ機械設計」が関わっており、エンジンの主要パーツはロシアで製造し、最終組立は「ゾーリャ機械設計」で行なわれていたのですが、2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係も悪化し、ガスタービン生産の分業体制も瓦解しました。

この為、2016年初春頃からインドへの売却交渉が行なわれ、2017年2月にはインドへの売却が決まったと報じられました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為に建造されたプロジェクト11356Rフリゲートの4番艦と5番艦はインドへ売却される]

しかし、2017年4月末以降にロシア国内でのガスタービンエンジンの生産体制が整い、ガスタービンの生産再開の目途が立った事と、更には、シリア作戦への参加の実績を買われたのか、プロジェクト11356Rの後期建造艦3隻は、ロシア海軍向けとして建造が再開される事になりました。
[ロシア海軍向けのプロジェクト11356Rフリゲート後期建造艦3隻の建造工事は2018年に再開される]

プロジェクト11356Rの前期建造艦3隻は、ガスタービン集合体M7N1(巡航用ガスタービンDS-71ブースト用ガスタービンDT-59から成るユニット)を搭載していましたが、後期建造艦3隻は、出力14000馬力のガスタービンエンジンM70FRU4基によるCOGAG(COmbined Gas turbine And Gas turbine)方式となるようです。
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ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年11月に黒海艦隊基地へ到着する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年6月10日18時50分配信
【最新フリゲート「アドミラル・マカロフ」は年末に黒海艦隊水上艦部隊へ補充される】

最新のプロジェクト1135.6フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、2017年11月に黒海艦隊水上部隊へ補充される。
軍備担当の海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、海軍水上部隊の更新全般の問題に関する議論を行なった海軍総司令部での審議会の作業の結果、こう述べた。
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プロジェクト1135.6フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、全段階の試験及び物資の準備を完了した後、バルト艦隊から黒海艦隊への艦隊間移動を行ない、今年11月に黒海艦隊の常時駐留場所への回航が計画されている。

「黒海艦隊の水上構成の更新は、海軍総司令部の計画及び国家軍事造船プログラムに沿って進められております。
高精度ミサイル兵器複合体を装備した次のプロジェクト1135.6フリゲートの黒海艦隊への加入は、同艦隊が、その作戦担当ゾーンで、より効果的に任務を遂行する事を可能にします」
ヴィクトール・ブルスク中将
は強調した。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2012年2月29日に起工され、2015年9月2日に進水した。
これは、株式会社『北方計画設計局』により開発され、ロシア連邦国防省の発注下で沿バルト造船工場『ヤンターリ』が建造したプロジェクト1135.6フリゲートシリーズの3番艦である。

艦のシリーズの最初の2隻~警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び「アドミラル・エッセン」は、2016年の3月11日及び6月7日に海軍へ引き渡され、現在は黒海艦隊の一員として任務を遂行している。



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[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]

1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった]

試験後、「アドミラル・マカロフ」は、一旦『ヤンターリ』造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦アドミラル・マカロフは艦対空ミサイル発射試験後にカリーニングラード造船所へ戻った]

2017年4月1日、「アドミラル・マカロフ」『ヤンターリ』造船所からバルチースク基地へ移動しました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの洋上試験の最終段階が始まる]

その後、バルト海へ出航して高射ミサイル複合体「シチーリ-1」などの試験を行ない、4月28日にはバルト艦隊の防空演習へ参加しました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフはバルト艦隊の防空演習へ参加した]

「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年6月に予定されています。
[プロジェクト11356R警備艦の3番艦アドミラル・マカロフは2017年6月にロシア海軍へ引き渡される]

「アドミラル・マカロフ」は、2017年11月に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着します。


昨年に就役した同型艦2隻~「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、現在、地中海東部に居ます。
[巡航ミサイル"カリブル"を搭載するロシア海軍黒海艦隊の2隻のフリゲートと1隻の潜水艦は地中海東部に留まる]


なお、建造工事が中断していたプロジェクト11356R4番艦以降の3隻は、以前にはインドへ売却されるとも言われていましたが、2018年から工事が再開される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊向けとなるプロジェクト11356Rフリゲートの建造工事は2018年に再開される]

ロシア海軍向けのプロジェクト11356Rフリゲート後期建造艦3隻の建造工事は2018年に再開される

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『イズベスチヤ』より
2017年6月2日0時2分配信
【停滞していた「ブレヴェストニク」シリーズは復活する】

ロシア造船業界は、キエフがエンジン供給を拒否したが故に中断されていたプロジェクト11356フリゲートの建造を再開する。

『統合造船業営団』は、3隻のプロジェクト11356「ブレヴェストニク」フリゲートの作業を2018年に再開する。
以前、これらの艦の建造は、キエフガスタービン装置の供給を拒否したが故に停止されていた。
作業継続の決定は、ロシアの新たなガスタービン装置M70FRUM90FRの予備試験の結果により下された。
専門家によると、これらの艦の出現は、地中海、中部大西洋及び北大西洋、更には北極ゾーンにおける(ロシア)海軍の能力を大幅に向上させる。

現在、海軍には、発注されたこのクラスの艦6隻の内の3隻が在る。
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」黒海艦隊に加わっている。
残る3隻のフリゲート「アドミラル」シリーズ「ブタコフ」、「イストミン」、「コルニロフ」は、カリーニングラード工場『ヤンターリ』で、保管の様々な段階に在る。
これらは、バルト艦隊の為に意図されている。

その建造は、ロシアが事前に代金を支払ったニコラエフ企業『ゾーリャ機械設計』の動力装置DS71D090の供給をウクライナが拒否したが故に中断した。
完成させる事が出来なくなったが故に、「アドミラル」インド海軍へ売却されると見られていた。
『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフ『イズベスチヤ』へ伝えたように、艦の建造は、新たな動力装置を考慮に入れた然るべき試験と改正の後、2018年に再開される。

「決定は下され、科学研究試験設計作業が必要となります」
アレクセイ・ラフマノフ
は説明した。
「ですが、ロシア製ガスタービンにより生じる設計サイクルでの多くの作業を考慮した事により、艦の建造方式の如何なる変更も実行する必要は有りません。
私共は、これらの科学研究試験設計作業が、それほど大きなものだとは思っておりません。数年前に我々は不要なものを切り捨てておりますので」


アレクセイ・ラフマノフが指摘したように、期限はガスタービン集合体にのみ依存するものでは無い~造船業界には、全ての主要システムの契約更新が控えている。

「従いまして、我々が保証期間、機器の操作期間と然るべき保管期間を守る事が出来たのは非常に重要です」
『統合造船業営団』
のトップは話した。

海軍総司令部『イズベスチヤ』へ話したように、プロジェクトの基本的な考慮事項として、2基のガスタービンエンジンM70FRU「タンデム」に設置される。
予備計算によると、それは最大出力14000馬力を艦に保障する。
この場合、艦は速力30ノットを発揮できる。
これは時速60km以上となり、現代の戦闘艦としては非常に相応しいものと考えられる。
その航続距離は4850海里~9000kmである。
これは、燃料の補給無しでバルト艦隊主要基地バルチースクからシリアロシア基地タルトゥースへ充分に到達できる。

海軍兵器専門家アレクサンドル・モズゴヴォイは、プロジェクト11356フリゲートを完成させる決定は歓迎されると『イズベスチヤ』へ話した。

「それは我々の海軍には、とても必要であり、インドへ売却などすれば、私達は3隻の良い艦を失ってしまいます」
専門家は指摘した。
「この汎用艦は、地中海、中央大西洋、そして北大西洋で行動できます。
それは今、欠落しています。
何故なら、ソヴィエト時代に建造された全ての大型艦は老朽化し、その寿命を終えておりますので。
プロジェクト11356に代わるフリゲートは、事実上ありませんし」


プロジェクト11356「ブレヴェストニク」フリゲートの全長は125メートル、幅15メートル。乗組員180名。
艦上には、長距離有翼ミサイル「カリブル」或いは最新の超音速対艦複合体「オーニクス」を発射できる8基の発射装置3S14が配置されている。
艦の対空防衛は、高射ミサイル複合体「シチーリ-1」により保障される。
艦は100mm砲A-190、4基の533mm魚雷発射管を有する。
ヘリコプターKa-27或いは打撃機Ka-52型「カトラン」が駐留できる。



[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)は、インド海軍向けとして計6隻が建造された「タルワー」級フリゲートロシア海軍向けヴァージョンです。
[「タルワー」級(プロジェクト1135.6)]
[プロジェクト11356(タルワー級)の装備]
[プロジェクト11356R(改タルワー級)フリゲート]

プロジェクト11356Rの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、2010年12月18日に起工され、2014年3月14日に進水、2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
2016年6月に黒海艦隊基地へ回航された後は度々地中海東部へ進出しています。

2番艦「アドミラル・エッセン」は2011年7月8日に起工、2014年11月7日に進水、2016年6月7日に就役しました。
[第2のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはロシア海軍へ就役した]
2017年4月末に黒海艦隊基地へ向けて出航し、5月中旬には地中海東部へ到達しました。

現在、この2隻は地中海東部に居ます。
[地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の約15隻の艦船が行動している]

3番艦「アドミラル・マカロフ」は2012年2月29日に起工、2015年9月2日に進水し、2016年7月末以降に洋上試験が行われています。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフはバルト艦隊の防空演習へ参加した]
2017年6月にはロシア海軍へ引き渡される予定です。


4番艦「アドミラル・ブタコフ」は2013年7月12日に、5番艦「アドミラル・イストミン」は2013年11月15日に起工されました。

6番艦「アドミラル・コルニロフ」は、まだ公式には起工されていませんが、既に船体パーツの製造は始められているようです。

「アドミラル・ブタコフ」は2016年3月2日に造船台から出され、現在は岸壁に係留されています。
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4番艦以降の3隻は、ウクライナからのガスタービンエンジンの供給問題により建造が中断しました。
[ガスタービンエンジン代替問題]
ソ連/ロシア艦船用ガスタービンエンジンの製造には、ロシア「サトゥルン」、「アヴローラ」、「トゥルボコン」、ウクライナ「ゾーリャ機械設計」が関わっており、エンジンの主要パーツはロシアで製造し、最終組立は「ゾーリャ機械設計」で行なわれていたのですが、2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係も悪化し、ガスタービン生産の分業体制も瓦解しました。

この為、2016年初春頃からインドへの売却交渉が行なわれ、2017年2月にはインドへの売却が決まったと報じられました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為に建造されたプロジェクト11356Rフリゲートの4番艦と5番艦はインドへ売却される]

しかし、2017年4月末以降にロシア国内でのガスタービンエンジンの生産体制が整い、ガスタービンの生産再開の目途が立った事により、プロジェクト11356Rの後期建造艦3隻は、ロシア海軍向けとして建造が再開される事になりました。


プロジェクト11356Rの前期建造艦3隻は、ガスタービン集合体M7N1(巡航用ガスタービンDS-71ブースト用ガスタービンDT-59から成るユニット)を搭載していましたが、後期建造艦3隻は、出力14000馬力のガスタービンエンジンM70FRUを2基「タンデムに配置する」との事ですから、4基のM70FRUによるCOGAG(COmbined Gas turbine And Gas turbine)方式となるようです。

以前にはプロジェクト11356Rは全て黒海艦隊向けとされていましたが、建造再開に当たり、後期建造艦3隻はバルト艦隊へ配備される事になりました。

ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフはバルト艦隊の防空演習へ参加した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年4月28日19時59分配信
【国家試験実施中のフリゲート「アドミラル・マカロフ」は仮想敵の空中攻撃を撃退した】

バルト艦隊の戦闘訓練計画に沿って、海洋射爆場で小型ロケット艦「ゲイゼル」「リヴェン」は、ロケット艦及びフリゲート「アドミラル・マカロフ」の複合対空防衛への取り組みの為、ミサイル標的の発射を実施した。

この日、バルト海での国家受領試験の最終段階を実施したフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、初めて対空防衛複合体を使用した。

最新艦の対空防衛戦闘班は、設定基準時間に空中標的を発見し、高射ミサイル「シチーリ」で撃破した。

第2段階では、仮想敵の空中攻撃手段がバルチースク海軍基地ロケット艦ロケット艇により撃破された。

合計で10隻以上の艦船がバルト海の演習へ参加した。



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[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]

1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった]

試験後、「アドミラル・マカロフ」は、一旦『ヤンターリ』造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦アドミラル・マカロフは艦対空ミサイル発射試験後にカリーニングラード造船所へ戻った]

2017年4月1日、「アドミラル・マカロフ」『ヤンターリ』造船所からバルチースク基地へ移動しました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの洋上試験の最終段階が始まる]

その後、バルト海へ出航して高射ミサイル複合体「シチーリ-1」などの試験を行ない、4月28日にはバルト艦隊の防空演習へ参加しました。


記事中で名前が出ているバルト艦隊小型ロケット艦「ゲイゼル」「リヴェン」は、他の同艦隊所属艦艇と共に4月26日からバルト海で演習を行なっています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年4月26日20時40分配信
【バルト艦隊の艦は砲撃戦の練習を行なった】

そこへ、同じくバルト海で兵装の試験を行なっていた就役前の「アドミラル・マカロフ」も参加したという事のようです。


「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年6月に予定されています。
[プロジェクト11356R警備艦の3番艦アドミラル・マカロフは2017年6月にロシア海軍へ引き渡される]


なお、「アドミラル・マカロフ」に続いて起工されたプロジェクト11356R4番艦5番艦インドへ売却される事になった為、「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍向けのプロジェクト11356の最終艦となります。
[ロシア海軍黒海艦隊の為に建造されたプロジェクト11356Rフリゲートの4番艦と5番艦はインドへ売却される]

ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの洋上試験の最終段階が始まる

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『タス通信』より
2017年4月3日15時25分配信
【フリゲート「アドミラル・マカロフ」の国家受領試験の最終段階が始まる】
カリーニングラード、4月3日/タス通信特派員アレクサンドル・アルヒポフ

沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されたフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、艦上高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の動作の不具合の問題を取り除いた後、国家受領試験の最終フェーズの為、試験実施基地バルチースク市を出航した。
同社の広報サービスは発表した。

「4月1日、警備艦アドミラル・マカロフは、工場水域から試験実施基地バルチースク市へ移動しました。
試験実施チームと同艦の乗組員は、国家受領試験を完了させる為、次の出航を準備しています」

広報サービスは伝えた、

艦の国家受領試験は昨年10月7日に始まり、バルト海及びバレンツ海で実施された。
出航時と2つの艦隊間移動の際、同艦は良好な耐航性と全てのシステムの整然とした動作を示したが、複合体「シチーリ-1」の動作に不具合が見つかった。
今年の第1クオーター(1-3月)に、その製造者と艦の試験実施チームは合同で問題を解決したと広報サービスは説明した。
試験の最終段階では艦の全てのシステムの安定した動作が確認されなければならず、加えて同社は、艦の発注者への引き渡しは今年前半に予定されている事を説明した。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は2012年2月29日に起工され、2015年9月2日に進水した。
これは、ロシア連邦国防省の発注下で沿バルト造船工場『ヤンターリ』が建造するプロジェクト11356警備艦シリーズの3番艦である。
艦シリーズの最初の2隻~「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2016年3月11日に、「アドミラル・エッセン」は(同年)6月7日に引き渡された。



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[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]

1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった]

試験後、「アドミラル・マカロフ」は、一旦『ヤンターリ』造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦アドミラル・マカロフは艦対空ミサイル発射試験後にカリーニングラード造船所へ戻った]

そして2017年4月1日、「アドミラル・マカロフ」『ヤンターリ』造船所からバルチースク基地へ移動しました。
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近い内に再び海上へ出て高射ミサイル複合体「シチーリ-1」などの試験を行なうようです。

「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年6月に予定されています。
[プロジェクト11356R警備艦の3番艦アドミラル・マカロフは2017年6月にロシア海軍へ引き渡される]


なお、「アドミラル・マカロフ」に続いて起工されたプロジェクト11356R4番艦5番艦インドへ売却される事になった為、「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍向けのプロジェクト11356の最終艦となります。
[ロシア海軍黒海艦隊の為に建造されたプロジェクト11356Rフリゲートの4番艦と5番艦はインドへ売却される]