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ロシア空母部隊は地中海東部で防空演習を行なった


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『イタルタス』より
2014年4月1日12時05分配信
【北方艦隊は地中海でミサイル-砲射撃演習を実施した】
モスクワ、4月1日/イタルタス

北方艦隊の艦は、地中海で実施された対空防衛演習において、ミサイル-砲射撃を行なった。
これには、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」の乗組員が参加した。
イタルタスは、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。

「演習中、敵の空中攻撃を撃退する対空防衛の手段として、"アドミラル・クズネツォフ"乗組員は高射ミサイル複合体キンジャールと砲複合体AK-630の射撃を実施しました。
模擬空中目標へは、更に、高射ミサイル砲複合体コールチクと、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコの主砲AK-100が成功裏に命中しました」

彼は話した。

更に、連携行動への習熟中、艦の乗組員は、対艦ミサイルを回避する為、受動式電子戦妨害複合体による演習を行なった。
演習では、対空防衛の他、北方艦隊将兵は、移動中の艦における一連のダメージコントロール演習、限られた視認性及び船舶航行が集中するという条件下での機動演習、更には、日常の内部組織管理訓練が行なわれた。

現在、「アドミラル・クズネツォフ」「アドミラル・レフチェンコ」は、物資補充の為、地中海東部の投錨停泊地点へ移動している。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に地中海への遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動し、2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日~3月2日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

その後も地中海艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が続けられました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける]
[2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南西海域に居る]

その後、一旦キプロス島沖から離れ、地中海東部の何処か(シリア沖?)に投錨して艦のメンテナンスや物資補給が行なわれました。
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3月末、キプロス島南西海域へ戻り、艦載機の飛行訓練が再開されました。
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島沖で艦載機飛行訓練を再開する]

そして4月1日、随伴の大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」と共に、艦載対空兵器を使用した防空演習を実施しました。

この演習において、「アドミラル・クズネツォフ」は、装備されている全ての対空兵器を使用しました。

高射ミサイル複合体「キンジャール」(SA-N-9)
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30mm機関砲AK-630M
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高射ミサイル砲複合体「コールチク」(CADS-N-1)
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「アドミラル・クズネツォフ」地中海へ入ってから既に2ヶ月半が経過しましたが、ロシア海軍「空母機動部隊」は、当分の間、地中海東部に滞在するようです。

ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島沖で艦載機飛行訓練を再開する

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『イタルタス』より
2014年3月28日11時53分配信
【ロシアの飛行機とヘリコプターはキプロス海域の「アドミラル・クズネツォフ」甲板上から飛び立つ】
ムルマンスク、3月28日/イタルタス

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦上に駐留する北方艦隊海洋航空隊の甲板飛行士は、数日中にキプロス島南西海域で戦闘機Su-33及びヘリコプターKa-27の周期飛行を実施する。
金曜日、イタルタス西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガより伝えられたように、航空母艦は、地中海東部に投錨した後、この海域へ移動してきた。

「数日間続いた投錨中、アドミラル・クズネツォフ乗組員は、艦のシステム及び機器の計画メンテナンスを実施し、給油船セルゲイ・オシポフから物資を補充しました」
セルガ
は伝えた。

2013年12月17日に始まった航空巡洋艦の遠距離航海の間に北方艦隊飛行士は公海上の甲板から約300回のフライトを行ない、約260時間に渡り空中に滞在している。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動し、2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日~3月2日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

その後も地中海東部艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が続けられました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける]
[2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南西海域に居る]

その後、一旦キプロス島沖から離れ、地中海東部の何処か(シリア沖?)に投錨して艦のメンテナンスや物資補給が行なわれました。
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おそらくは、シリアタルトゥース港に居る工作船PM-56を呼び寄せて艦の整備が行なわれたのでしょう。
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その後、再びキプロス島南西海域へ戻り、艦載機の飛行訓練が再開されます。


なお、ヤポーニヤのメディアは、今回の「アドミラル・クズネツォフ」地中海遠征は、最近のウクライナ情勢の悪化の為に実施されたなどと報じていますが、全くの無関係です。

今回の地中海遠征は、遅くとも昨年(2013年)5月には計画されています。
[空母アドミラル・クズネツォフは2013-2014年に遠距離航海を行なう]
[空母アドミラル・クズネツォフは年末に地中海へ行く]

ヤポーニヤメディアは、「アドミラル・クズネツォフ」ウクライナ情勢悪化の為に地中海へ入り、キプロス島沖で演習を実施したなどと報じましたが、当ブログで逐一伝えている「アドミラル・クズネツォフ」の動向を追って行けば、それは馬鹿げた妄想に過ぎない事が分かるでしょう。
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大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはキプロスを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年3月19日16時04分配信
【北方艦隊の大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」はキプロスのリマソール港へ寄港した】

本日(3月19日)、地中海ロシア海軍作戦連合部隊の一員として任務を遂行している北方艦隊大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は、リマソール港(キプロス)への業務寄港を行なった。

3ヶ月以上に渡る遠距離航海に在る同艦の乗組員にとって、キプロス訪問は、外国の港への初めての寄港となる。
ここで同艦の乗組員は必要水準の物資を補充する。
更に船員は地元の観光名所を見学し、沿岸で休養する機会を与えられる。

「アドミラル・レフチェンコ」の遠距離航海は2013年12月17日に開始され、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」率いる艦隊の航空艦グループの一員として北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを出航した。
大型対潜艦は3月24日までリマソールに滞在する計画であり、その後、航空艦グループの一員としての任務遂行を継続する。


大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は、2013年12月17日、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に地中海遠征へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

2014年2月中旬、「アドミラル・クズネツォフ」と別れ、地中海東部黒海艦隊大型揚陸艦との合同演習を実施しました。
[大型対潜艦アドミラル・レフチェンコは2隻の揚陸艦と演習を行なった]

その後の同艦の動向については明らかにされませんでしたが(おそらくは「アドミラル・クズネツォフ」に随伴)、3月19日にキプロスリマソール港へ入港しました。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2月27日から3月2日までリマソール港を訪問しています。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南西海域に居る

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『イタルタス』より
2014年3月14日12時52分配信
【北方艦隊甲板飛行士はキプロス海域で飛行訓練を開始した】
ムルマンスク、3月14日/イタルタス

金曜日、北方艦隊海洋航空隊の甲板飛行士は、地中海キプロス島南西海域において重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」甲板からのフライトを開始した。
イタルタス西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガから伝えられた所によれば、甲板戦闘機Su-33及び艦載ヘリコプターKa-27の海洋飛行士は航法及び戦術飛行技量を改善し、艦載戦闘機は、空中目標への打撃及び戦闘機による攻撃からの離脱、戦闘での主導権の取得への適用の為、高度かつ複雑な操縦技術形態を実行する。

「飛行勤務中、艦載戦闘機は、航空母艦の甲板へ8回の上空通過、2回の甲板接触、15回の着艦を実施しました。
艦載ヘリコプター乗員は7回の離艦を行ないました」
セルガ
は説明した。

甲板航空隊の飛行士は、総計で25時間以上空中に滞在した。
良好な気象条件下でフライトは数日間に渡り継続される。

航空艦グループの遠距離航海中に北方艦隊航空団の飛行士は公海上で重航空巡洋艦の甲板から約300回のフライトを行ない、約250時間に渡り空中に滞在した。

[「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海]
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」が率いる北方艦隊航空艦グループは、2012年12月に北東大西洋及び地中海への遠距離航海へ出発した。
艦は単一計画下の連合部隊において広範囲に渡る複合訓練戦闘任務を遂行し、他の艦隊の艦と共に一連の活動を果たしていく。
特に、この航海においては、甲板航空隊の様々な気候帯で活動する完全な戦闘訓練が提供される。

1991年1月から北方艦隊の編制へ在籍している航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」にとって、これは7回目の遠距離航海となる。
1995年12月、「アドミラル・クズネツォフ」は多目的艦グループの一員として、初めてこのような(遠距離)航海へと出発した。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日~3月2日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

その後も地中海東部艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が続けられました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける]
[2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した]

そして現在も「アドミラル・クズネツォフ」キプロス島南西海域に滞在し、搭載機の訓練を続けています。
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なお、現在、地中海東部にはアメリカ合衆国海軍重原子力航空母艦「ジョージ・H・W・ブッシュ」も滞在しており、3月9日にはトルコアンタルヤ港へ寄港しています。
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2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年3月11日12時21分配信
【北方艦隊艦上航空隊飛行士は専門記録を破った】

地中海エリアで訓練飛行を実施中のロシア英雄イーゴリ・マトコフスキー大佐パーヴェル・ポドグゾフ中佐は、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」甲板への200回目の着艦を成し遂げた。

現在、イーゴリ・マトコフスキーパーヴェル・ポドグゾフは、ロシア海軍航空隊において活動中の戦闘飛行士の中で唯一、航空巡洋艦への200回目の着艦を果たしている。

空中での飛行勤務遂行中、彼等と他の艦上航空隊飛行士は、戦闘機Su-33の操縦技術向上を目的とした、あらゆる高度、速度、そして過負荷での高等かつ複雑な飛行術形態を実行する演習に取り組んだ。

北方艦隊海洋航空隊・独立艦上戦闘機航空連隊の戦闘機飛行士は、世界で唯一、北極緯度及び南洋という条件下において重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」甲板への着艦を一年中行なっている。

北方艦隊航空艦グループの遠距離航海は2013年12月17日に始まった。

以来、北方艦隊航空連隊飛行士は、公海上の航空巡洋艦の甲板からのフライトを実施し、かなり多くの実務経験を得ている。
160回以上の発艦が行なわれ、合計で空中に約130時間滞在している。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日~3月2日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

その後も地中海東部艦上戦闘機Su-33の空戦訓練が続けられました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける]


そして、地中海での飛行訓練の最中に2名のSu-33パイロットが「アドミラル・クズネツォフ」への200回目の着艦を達成しました。

イーゴリ・フェオクチストヴィチ・マトコフスキー大佐は1961年5月21日にウクライナセヴァストーポリで生まれ、1982年にV.M.コマロフ記念エイスク高等軍事飛行士学校を卒業し、バルト艦隊航空隊に配属されました。
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「アドミラル・クズネツォフ」での勤務は1990年代末からであり、1998年に初めて同艦へ着艦しました。
2006年から2009年まで「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」司令を務めました。
2008年4月には「ロシア連邦英雄」勲章を授与されています。

航空連隊司令の座を降りた現在も「アドミラル・クズネツォフ」Su-33パイロットとして勤務しており、今回の遠距離航海にも参加しています。


もう1人のパーヴェル・ポドグゾフ中佐は、第279艦上戦闘機航空連隊の副司令です。
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なお、「アドミラル・クズネツォフ」への着艦を最も多く行なったパイロットは、2001年に殉職したチムール・アパキージェ少将です。
(合計283回)
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]

現在のロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将も元Su-33パイロットであり、1997年から2002年まで第279艦上戦闘機航空連隊司令を務めていますが、「アドミラル・クズネツォフ」への着艦は約150回です。

空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年3月5日19時52分配信
【北方艦隊の艦上飛行士は地中海で戦術グループを構成し、空中戦闘技量を磨く】

北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦上に配備されている航空団の北方艦隊海洋航空隊飛行士は戦術グループを構成し、地中海水域で空中戦闘及び高速目標の迎撃といった要素への習熟を始めた。

艦上戦闘機Su-33のフライト実施中、近い内に飛行士は空中戦闘戦術技量を磨く。
それは、攻撃および防衛戦闘機動の活用、高機動有人機及び無人機への迎撃及び打撃を可能とする攻撃への対処、戦闘での主導権の取得といったものである。

更に艦上戦闘機飛行士は、航法技量の改善、航空グループの戦闘体制での編隊グループ飛行を行なう。

遠距離航海中に北方艦隊航空団の艦上航空グループ飛行士は公海上の甲板からのフライトを実施し、数多くの実地経験を得ている。
140回以上の発艦が行なわれ、合計で空中に約110時間滞在している。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日~3月2日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、当分の間、地中海に滞在するようです。

空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する

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『イタルタス』より
2014年3月3日14時28分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」はキプロスへの寄港後に地中海での任務遂行を再開した】
ムルマンスク、3月3​​日/イタルタス

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」は月曜日に地中海東部での遠距離航海任務の遂行を再開した。
イタルタス西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた所によると、近い内に艦上飛行士は重航空巡洋艦の甲板からの計画飛行の実施を継続する。

「前日の夕方にロシア艦はリマソール港(キプロス)への業務寄港活動を完了しました。
この間、艦上を共和国大統領ニコス・アナスタシアジス率いるキプロス共和国代表団が訪れました」
セルガ
は伝えた。

「アドミラル・クズネツォフ」の訪問は、ロシアキプロス共和国の国家間協力の歴史上で初めてのロシア航空艦リマソール港への業務訪問となった。

2013年12月17日から始まった遠距離航海中に重航空巡洋艦航空団の飛行士は公海上の甲板からのフライトを実施し、数多くの実地経験を得た。
彼らは、約130回の発艦を行ない、約100時間に渡り空中に滞在した。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海ヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]

2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

1月10日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった]

その後、フランス海軍と合同演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入る前にフランス海軍と合同演習を行なった]

1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月20日、地中海就役(海軍旗初掲揚)23周年の記念日を迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海で就役23周年を迎えた]

同日、航空艦グループ給油船「セルゲイ・オシポフ」は物資補充(現地で購入)の為にアルジェリアアルジェ港へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月6日、給油船「セルゲイ・オシポフ」は、物資補充の為、キプロス島へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはキプロスへ寄港した]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]


翌2月28日、リマソール港「アドミラル・クズネツォフ」キプロス大統領、キプロス国防相、キプロス海軍司令官が訪れました。
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]

そして3月2日夕方にリマソール港を出港しました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、当分の間、地中海東部に滞在するようです。

キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年2月28日17時07分配信
【重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」乗組員はキプロス共和国大統領率いる代表団を迎えた】

本日(2月28日)、キプロス共和国大統領ニコス・アナスタシアジス率いる同国代表団は、業務寄港の為にリマソール港(キプロス)へ滞在している重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」を表敬訪問に訪れた。
重航空巡洋艦へ乗り込んだ代表団は、キプロス共和国国防相フォティス・フォティウキプロス共和国海軍司令官キリヤコス・ポガニス大佐から成る。

名誉ある賓客の歓迎式典がロシア艦の飛行甲板上で開催され、両国の国歌が演奏され、儀仗兵が並んだ。

式典の後、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦長セルゲイ・アルタモノフ1等海佐は艦内見学を行ない、航空巡洋艦の技術的特性及び兵装、そして艦上航空機Su-33及びヘリコプターKa-27の能力について話した。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」リマソール港訪問は、ロシアキプロス共和国の国家間協力の歴史上で初めてのロシア航空艦の業務訪問となる。
同港への停泊中、艦の乗組員は物資を補充し、長期航海後に沿岸で休養する機会を与えられる。

数日中に重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」はリマソール港への業務寄港活動を終了し、地中海に常時駐留して行動するロシア海軍艦船連合部隊の一員としての活動を再開する予定である。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の遠距離航海は2013年12月17日に始まった。
重航空巡洋艦の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍艦の常時の存在を再開するというロシア連邦国防省の要請の枠組において実施され、数ヶ月間に渡って続けられる。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海ヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]

2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

1月10日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった]

その後、フランス海軍と合同演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入る前にフランス海軍と合同演習を行なった]

1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月20日、地中海就役(海軍旗初掲揚)23周年の記念日を迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海で就役23周年を迎えた]

同日、航空艦グループ給油船「セルゲイ・オシポフ」は物資補充(現地で購入)の為にアルジェリアアルジェ港へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月6日、給油船「セルゲイ・オシポフ」は、物資補充の為、キプロス島へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはキプロスへ寄港した]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

2月27日、キプロスリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
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翌2月28日、リマソール港「アドミラル・クズネツォフ」キプロス大統領、キプロス国防相、キプロス海軍司令官が訪れました。


ただ、「アドミラル・クズネツォフ」のサイズではリマソール港の岸壁へ接岸できないので、沖合に投錨しています。
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なお、北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」も2月中旬にリマソール港へ寄港しています。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは再びキプロスを訪れた]
[キプロス国防相は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを訪れた]

空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年2月27日12時27分配信
【「アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスのリマソールの港へ寄港した】
ムルマンスク、2月27日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海ロシア海軍艦グループの一員として任務を遂行している重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、リマソール港への業務寄港を行なった。
西方軍管区下の北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガ1等海佐は発表した。

「外国の港へのロシア艦の停泊中、キプロス共和国大統領ニコス・アナスタシアジス、キプロス共和国国防相フォティス・フォティウ、キプロス共和国海軍司令官キリヤコス・ポガニス大佐の艦上への訪問が計画されています」」
セルガ
は話した。

彼によると、巡洋艦リマソール港への訪問は、ロシアキプロス共和国の国家間協力の歴史上で初めてのロシア航空艦の業務訪問となる。

「リマソール港訪問は、2ヶ月以上に渡る遠距離航海任務を遂行している重航空巡洋艦乗組員にとって最初の外国の港への寄港になります」
艦隊の代理人は付け加えた。

寄港プランでは、必要な基準の物資補充が提供される。
更にロシア人船員は、地元の観光名所を見学し、沿岸で休養する機会を与えられる。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海は2013年12月17日に始まった。
重航空巡洋艦の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍艦の常時の存在を再開するというロシア連邦国防省の要請の枠組において実施され、数ヶ月間に渡って続けられる。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海ヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]

2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

1月10日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった]

その後、フランス海軍と合同演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入る前にフランス海軍と合同演習を行なった]

1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月20日、地中海就役(海軍旗初掲揚)23周年の記念日を迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海で就役23周年を迎えた]

同日、航空艦グループ給油船「セルゲイ・オシポフ」は物資補充(現地で購入)の為にアルジェリアアルジェ港へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月6日、給油船「セルゲイ・オシポフ」は、物資補充の為、キプロス島へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはキプロスへ寄港した]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]

そして2月27日、キプロスリマソール港を訪れました。
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、就役以来初のキプロス訪問となります。
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更に付け加えると、今回の遠距離航海において初めての寄港になります。

空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する

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『イタルタス』より
2014年2月18日12時22分配信
【イーゴリ・ツクルは「アドミラル・クズネツォフ」甲板へ100回の着艦を達成した5人目の飛行士となった】
アルハンゲリスク、2月18日/イタルタス

地中海エリアでの訓練飛行実施中、北方艦隊の戦闘機飛行士イーゴリ・ツクル中佐は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」甲板へ100回目の着艦を達成した。
火曜日、イタルタス特派員は、北方艦隊公式代理人ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。

彼によると、巡洋艦の甲板へ100回以上の着艦を行なった他の4名の北方艦隊飛行士は、ロシア英雄イーゴリ・マトコフスキー大佐、パーヴェル・ポドグゾフ中佐、パーヴェル・プリャドコ中佐、ユーリー・スースロフ中佐である。

「北方艦隊海洋航空隊・独立艦上戦闘機航空連隊の戦闘機飛行士は、世界で唯一、北極緯度、そして南洋という条件下において甲板への着艦を行なっております」
艦隊の代理人は指摘した。

セルガは、更に付け加えた。
「飛行勤務実施中、空中において艦上飛行士は、艦上戦闘機Su-33の操縦技量の向上を目的とした、あらゆる高度、速度、そして過負荷での高等かつ複雑な飛行術形態を実行する演習に取り組みました」

北方艦隊航空艦グループの遠距離航海は2013年12月17日に始まった。
彼等は、次なる段階において、駐留場所を遠く離れた世界の大洋で行動するロシア海軍戦力の一員となった。
現在、地中海では、黒海艦隊、北方艦隊、バルト艦隊の10隻以上の艦が任務を遂行している。


テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより
2014年2月18日13時25分配信
【艦上航空隊飛行士は自身の高等操縦技量を磨く】

北方艦隊の戦闘機飛行士イーゴリ・ツクルは、個人記録を達成した。
Su-33による航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」甲板への100度目の着艦を。
古い伝統により、士官はフックへぶつけられ、中佐のログブックには、新たな着艦が記録された。

飛行士の超精密作業は、クルーの編隊飛行技術により達成される。
もしも何かが上手く行かなくとも、彼らは常に鋼の神経と確かな腕を持っている。

「空において飛行士は言葉を聞くことは出来ません-ペアは、お互いに信号を理解しています。
翼を振れば注目を、機首を下げれば我に続け、急激なバンクは戦闘隊列の変更を。
電波封止モードで、特に低高度では、我々の戦闘機は殆ど見つける事は不可能です」
北方艦隊航空艦グループ
航海本部長セルゲイ・アランチェフは話した。

空における艦上航空隊の特別任務は、海軍の艦を空中から保護する事である。
北方艦隊将兵は、特に、航空巡洋艦を監視するアメリカフリゲートに注意を払う。
「アドミラル・クズネツォフ」は航路上でフライトを実施しなければならない。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海ヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]

2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

1月10日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった]

その後、フランス海軍と合同演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入る前にフランス海軍と合同演習を行なった]

1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月20日、地中海就役(海軍旗初掲揚)23周年の記念日を迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海で就役23周年を迎えた]

同日、航空艦グループ給油船「セルゲイ・オシポフ」は物資補充(現地で購入)の為にアルジェリアアルジェ港へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]

1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]

その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]

2月6日、給油船「セルゲイ・オシポフ」は、物資補充の為、キプロス島へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはキプロスへ寄港した]

2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]

そして地中海東部での艦載機の飛行訓練中、Su-33艦上戦闘機の搭乗員イーゴリ・ツクル中佐は、「アドミラル・クズネツォフ」への100回目の着艦を達成しました。

「アドミラル・クズネツォフ」甲板へ100回着艦した他の4名の搭乗員の内、ユーリー・スースロフ中佐は、今回の遠距離航海中(2014年1月8日)に100回目の着艦を達成しています。


パーヴェル・プリャドコ中佐は、前回の「アドミラル・クズネツォフ」遠距離航海(2011年12月-2012年2月)中に100回目の着艦を達成しました。
[空母「アドミラル・クズネツォフ」はマルタ島沖で飛行訓練を行なう ]

なお、今回の記事の「100回の着艦を達成した5名」というのは、あくまでも今回の遠距離航海において「アドミラル・クズネツォフ」に乗っているSu-33パイロットのみを指しています。
この5名以外に、少なくとも4名のパイロットが100回の着艦を達成しています。
[空母「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は陸上基地へ戻った]