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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキューバへ行く?

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月18日13時10分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はキューバ行きを準備する】

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、キプロスリマソール港への業務寄港を終えた後、キューバ行きを準備する。
『中央海軍ポータル』北方艦隊の独自の情報提供者より伝えられた。

最近、ロシア連邦キプロス大使スタニスラフ・オサジチーキプロス国防相フォティス・フォティウリマソール重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を表敬訪問したと『SeverPost.ru』は報じた。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は2013年10月22日にセヴェロモルスクから遠距離航海へ出発した。
11月、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」と交代し、地中海海軍艦船グループを率いた。

地中海「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」乗組員との艦隊間協同動作の要素に習熟した。

(2014年)1月、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、シリアラタキア港から目的地までの化学兵器輸送に参加した。
これまでの遠距離航海中に巡洋艦は約19,000海里を航行した。

「ピョートル・ヴェリキー」は、北方艦隊プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦であり、1986年にバルト工場で起工され、1998年に海軍の組織へ加入した。
満載排水量-25860トン、全長-251.1メートル、幅-28.5メートル、吃水-10.3メートル、速力-31ノット、乗組員-655名、
兵装-砲システムAK-130、20基のSM-233発射装置、12基の高射ミサイル複合体「リーフ」、2基の高射ミサイル複合体「クリノーク」(キンジャール)、6基のロケット砲システム「カシターン」(コールチク)、2基のRPK-6M「ヴォドパード」RKPTE-1「ウダフ-1M」、RBU-12000、RBU-1000「スメルチ-3」、2基のPK-14発射装置(干渉発射複合体)、2機のヘリコプターKa-27「ヘリックス-B」である。
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[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」(塩城)が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

2月6日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領中華人民共和国シー・チンピン(習近平)国家主席は、地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
[ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した]

2月10日、第3次シリア化学兵器輸送船団の護衛を終えました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第3次輸送船団を護衛する]

2月12日、再びキプロスリマソール港を訪れました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは再びキプロスを訪れた]

2月14日、リマソール港に停泊中の「ピョートル・ヴェリキー」キプロス駐在ロシア大使キプロス国防相が訪れました。
[キプロス国防相は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを訪れた]

そして今回の記事によると、「ピョートル・ヴェリキー」は、リマソール訪問を終えた後、キューバへ行くとの事です。


「ピョートル・ヴェリキー」は、2008年9月22日から2009年3月10日まで大西洋・地中海・カリブ海・インド洋への遠距離航海を行ないましたが、直接キューバには行きませんでした。
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]

この時には、「ピョートル・ヴェリキー」と共にカリブ海へ来た北方艦隊大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、救助曳船SB-406黒海艦隊給油船「イワン・ブブノフ」キューバを訪問しました。
[ロシア北方艦隊艦艇支隊、キューバ訪問]
[ロシア北方艦隊艦艇支隊、ハバナ到着]
[ロシア海軍将兵は、ハバナのロシア正教会寺院を訪れた]
[キューバ軍参謀総長、「アドミラル・チャバネンコ」を視察]
[キューバ人は「アドミラル・チャバネンコ」を訪れた]
[北方艦隊艦艇支隊はキューバを去った]

2013年8月上旬には、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」、黒海艦隊給油船「イワン・ブブノフ」キューバを訪問しました。
[ロシア海軍艦船はキューバのハバナを訪れた]
[ロシア海軍艦船はキューバを去った]

キプロス国防相は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年2月15日0時24分配信
【キプロス共和国国防相フォティス・フォティウは重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を表敬訪問の為に訪れた】

ロシア連邦特命全権大使スタニスラフ・オサジチーキプロス共和国国防相フォティス・フォティウは、業務寄港の為、リマソール港(キプロス)に滞在している重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を表敬訪問の為に訪れた。

賓客を歓迎する為、ロシア艦の上甲板には儀仗兵が並び、ロシア及びキプロス国歌が演奏された。


歓迎式典の後、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦長ウラジスラフ・マラホフスキー1等海佐は艦内見学を行ない、キプロス軍当局のトップへロシア巡洋艦の技術的特性及び兵装について話した。
ロシア連邦特命全権大使スタニスラフ・オサジチーキプロス共和国国防相フォティス・フォティウは、艦の名誉ある訪問者のリストに記録された。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の現在のリマソール港訪問は、キプロス共和国への業務寄港としては既に2度目となる。
港への停泊中、艦の乗組員は食料の在庫を補充し、遠距離航海後の沿岸での休養の機会が与えられる。

数日中に重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」リマソール港への業務寄港活動を終え、地中海に常時駐留して行動するロシア海軍艦船連合部隊の一員としての活動を再開する予定である。

以前、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、中国、デンマーク、ノルウェーの海軍将兵と共同でシリア化学兵器輸送の第3段階の安全保障提供へと参加した。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の遠距離航海は2013年10月22日に始まり、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスク市を出航した。
遠距離航海中に艦の乗組員は19000海里以上を航行した。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」(塩城)が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

2月6日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領中華人民共和国シー・チンピン(習近平)国家主席は、地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
[ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した]

2月10日、第3次シリア化学兵器輸送船団の護衛を終えました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第3次輸送船団を護衛する]

2月12日、再びキプロスリマソール港を訪れました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは再びキプロスを訪れた]

そして2月14日、リマソール港に停泊中の「ピョートル・ヴェリキー」キプロス駐在ロシア大使キプロス国防相が訪れました。
キプロス駐在ロシア大使スタニスラフ・オサジチー氏は、2013年末のリマソール寄港の際にも「ピョートル・ヴェリキー」を訪れていますが、キプロス国防相の訪問は今回が初めてです。


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なお、「ピョートル・ヴェリキー」が訪れているキプロス島の南東海域には、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空艦グループが展開しています。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは再びキプロスを訪れた

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『イタルタス』より
2014年2月12日14時11分配信
【ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はリマソール港へ入港した】
アルハンゲリスク、2月12日/イタルタス特派員ウラジーミル・アヌフリエフ

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、本日(2月12日)、キプロスリマソール港への業務寄港を行なった。
イタルタス特派員は、北方艦隊公式代理人ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。

彼によると、リマソールへの訪問は、巡洋艦の今回の遠距離航海において2度目となる。

「港へ停泊中、同艦の乗員は休養及び地元の観光名所を見学する機会を与えられます」
セルガ
は話した。
「巡洋艦の乗組員は、更に物資を補充します」

今週初め、「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、シリア化学兵器輸送の第3段階の安全保障提供に関与していた。
同艦は、中国、デンマーク、ノルウェーの海軍将兵との連携活動を行なった。
「艦の行動を調整する国際司令部がピョートル・ヴェリキー艦上に駐留しました」
北方艦隊
の代理人は説明した。

巡洋艦の遠距離航海は2013年10月22日に始まり、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスク市を出航した。
11月10日、同艦には、北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦船が含まれ、地中海で行動する常設連合部隊の作戦司令部が配置された。
航海中に巡洋艦は約19000海里を航行した。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」(塩城)が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

2月6日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領中華人民共和国シー・チンピン(習近平)国家主席は、地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
[ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した]

2月10日、第3次シリア化学兵器輸送船団の護衛を終えました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第3次輸送船団を護衛する]

そして2月12日、乗員の休養と物資補充の為、再びキプロス島南部のリマソールを訪問しました。
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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第3次輸送船団を護衛する

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『イタルタス』より
2014年2月10日18時44分配信
【シリアから化学兵器の第3陣が搬出された】
ハーグ、2月10日/イタルタス特派員ヴィタリー・チギン

シリアは、化学兵器の第3陣を搬出した。
国際連合化学兵器禁止機関合同ミッションは発表した。

更にミッションは、「シリア領内における化学兵器の部品の廃棄への同国当局の取り組み」について確認した。
「化学物質はノルウェー貨物船の船上に在り、中華人民共和国、デンマーク、ノルウェー、ロシア連邦が海洋船団に同行しています」
声明では、こう述べられた。
ミッションは、公海における化学兵器を載せた船の安全保障の提供には、更にブリテンも関与していると伝えた。

シリアからの全ての有害な化学物質の搬出、そして同国外における廃棄は、2月5日までに完了しなければならなかったが、(情況の)不安定を含む幾つかの理由により、実行できなかった。
シリア当局自身は、化学兵器禁止機関の計画に従い、3月1日までに国内のイソプロパノールの全在庫を廃棄しなければならない。

これに先立ち、ロシア連邦国防省広報サービスは、ロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」シリア化学兵器輸送の第3段階の安全保障提供に参加すると発表した。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」(塩城)が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

2月6日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領中華人民共和国シー・チンピン(習近平)国家主席は、地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
[ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した]

そして2月10日、第3次シリア化学兵器輸送船団の護衛を実施しました。

中国海軍「ヤンチェン」も引き続き参加しているようです。


なお、「ピョートル・ヴェリキー」が滞在する地中海東部には、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空艦グループが到着しています。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]

ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月7日10時23分配信
【ロシア及び中華人民共和国の指導者は、戦闘艦「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」船員とテレビ電話会議を行なった】

ロシア大統領ウラジーミル・プーチン中華人民共和国主席シー・チンピン(習近平)は、地中海で勤務に就いている2ヶ国の軍艦の司令部とのビデオ会議を開催した。
国家元首は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」及び警備艦「ヤンチェン」(塩城)司令部と通信を行なった。

ウラジーミル・プーチンは、ロシア中国は、シリア情勢についての調整が行なわれたように、国際安全保障強化の為、あらゆる必要な措置を取ると表明した。

「ロシアと中国は、シリアの紛争を平和的方向へ転換させる為、数多くの事を行なっております。
化学兵器廃棄問題の解決の為の数多くの措置を含めて」
ウラジーミル・プーチン
は表明した。

中国及びロシアの戦闘艦の船員は、シリア化学兵器廃棄準備の実行の枠組において、弾薬(化学兵器)を載せた船の護送に関与している。

「貴方達との緊密な協力関係において、化学兵器輸送の護衛任務は2度に渡り成功裏に遂行されました。
貴方達は、シリア機器の政治的解決に多大な貢献を成しました」

シー・チンピンは、軍事的行動に関し言及した。

「将来、私共は、国際的な安全保障の強化の為、全ての必要な措置を取ります」
プーチン
は強調した。

(2014年)1月、ロシア中国は、地中海で初めて戦術軍事演習を行なった。
北方艦隊旗艦「ピョートル・ヴェリキー」フリゲート「ヤンチェン」は、ロシア及び中国海軍間の相互運用水準を高める為、合同演習を実施した。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
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12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

中国海軍フリゲート「ヤンチェン」も、引き続き護衛に参加しました。

そして2月6日、冬季オリンピックが開催されるロシアソチ市を訪れた中華人民共和国国家主席シー・チンピンは、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領と会談を行ないました。
この時、両首脳は地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
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『FNN』より
2014年2月7日6時40分配信
【中国・習近平国家主席、ロシア・ソチ到着 プーチン大統領と会談】

『朝日新聞デジタル』より
2014年2月7日12時39分配信
【中ロ首脳、ソチで会談 歴史問題で結束強調、日本を牽制】

『中国国際放送‎』より
2014年2月8日15時18分配信
【習近平主席、ソチから帰国】

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する

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『イタルタス』より
2014年1月28日0時47分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」はシリア化学兵器輸送の第2段階の安全保障を提供する】
モスクワ、1月28日/イタルタス

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、シリア化学兵器輸送の第2段階の安全保障提供に参加する。
この作戦は、中国、デンマーク、ノルウェー海軍の戦闘艦と共に実施される。
ロシア連邦国防省広報サービス・情報供給部は記者団に伝えた。

「同艦は指定区域において2隻の特殊輸送船アーク・フューチュラとタイコの護送を提供します」
国防省
は説明した。

更に国防省は、以前の1月7日、「ピョートル・ヴェリキー」中国警備艦と綿密に連携し、シリアラタキア港から目的地までシリア化学兵器の最初の1団を輸送する為の安全保障の提供に参加したと伝えた。

シリア化学兵器輸送の安全保障提供に関わる多国籍海軍の軍艦の行動の調整は、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦上に置かれた調整司令部により行なわれている。
この司令部は、中国、デンマーク、ノルウェーの戦闘艦の司令部の代表により構成されている。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]


12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「塩城」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]


そして1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
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中国海軍フリゲート「塩城」も、引き続き護衛に参加しているようです。


現在、地中海東部へ向かっている重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊がシリア化学兵器輸送船団の護衛に参加するという話も有りますが、現時点においては、未だ地中海東部(シリア沖)に到着していません。
[ロシア空母部隊はシリア化学兵器輸送の護衛に参加する]

地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月25日17時00分配信
【ロシア及び中国海軍将兵の演習が地中海で始まった】
モスクワ、1月25日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」中国警備艦「ヤンチェン」(塩城)が参加する演習は土曜日に地中海で開始された。
ロシア連邦国防省広報サービスは記者団に伝えた。

「演習は、高速艇を使用した連絡士官の交換による艦の会合で始まりました。
その後、乗組員は合同演習の仕上げに取り掛かり、その管理は、ロシア及び中国の指揮官が交互に実行します」

広報サービスはこう述べ、演習中、中国の同僚の要請により、ロシア海軍将兵は煙幕を張ると付け加えた。

当局は、演習中、更に艦載ヘリコプターのフライトが行なわれ、ロシアヘリコプターが中国艦の甲板へ、中国(のヘリコプター)ロシア巡洋艦の甲板へ着艦する事を指摘した
「更に彼等は合同対空防衛訓練を行ないます。
特に、模擬実在標的として艦載ヘリコプターが使用されます」

軍当局の代理人は説明した。

「このような活動は、2ヶ国間の協同動作において、初めて実施されます。
立案された計画下での演習の主な目的は、地中海東部における合同活動中のロシア及び中国の戦闘艦の間の合同運用の水準を上げる事にあります」
国防省
は締め括った。

ロシア-中国海軍演習の計画は、1月23日木曜日に「ヤンチェン」代表団が「ピョートル・ヴェリキー」を訪れた際に承認された。
これに先立ち、中国警備艦ロシア海軍巡洋艦の指揮グループが訪れた。

ロシア及び中国戦闘艦は、1月7日に初めて海洋作戦中の協同動作を確立した。
地中海でのシリア化学兵器輸送の安全保障を提供する事により。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
フリゲート「塩城」は、元々は海賊対処任務の為にアデン湾へ派遣されていたのですが、新たにシリア化学兵器輸送船護衛任務を命ぜられて地中海へ来ました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

その後、両艦は地中海で合同演習を実施すると発表されました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]

そして1月25日、合同演習が開始されました。


現在、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア北方艦隊航空艦グループ地中海東部へ向かっています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]


「ピョートル・ヴェリキー」は、2018年以降に近代化改装が開始されます。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装完了後、同型艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装が始まる]

地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される


『イタルタス』より
2014年1月19日5時1分配信
【ロシア連邦の巡洋艦乗組員は中国との合同演習を地中海で行なう】
モスクワ、1月19日/イタルタス

ロシア重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」中国警備艦「ヤンチェン(塩城)」乗組員は、近い内に地中海での戦術演習実施を計画している。
イタルタスは、ロシア連邦国防省広報サービスより伝えられた

「巡洋艦ピョートル・ヴェリキーに配置されているロシア海軍地中海常設作戦部隊指揮グループは、最近、中国海軍の警備艦ヤンチェンを訪れました」
軍当局
は話した。

「中国戦闘艦の艦上において、ロシア海軍将兵は外国の同僚との地中海における合同戦術演習実施の可能性について討議しました。
合意に基づき、そのような演習は近い内に実施されるでしょう」

同省は説明した

来たる演習の目的は、地中海東部で行動する際のロシア海軍及び中国海軍戦闘艦の合同作戦水準の向上にある。
ロシア及び中国海軍将兵の戦術演習中には、テロリストの脅威に対処する為の合同作戦への習熟、更には合同救助作戦を実施する。

「ピョートル・ヴェリキー」「ヤンチェン」は、1月7日からシリア化学兵器の最初の一団を載せたデンマーク特殊船「アーク・フューチュラ」を合同で護衛した。
護送の過程において、中国艦とは絶え間ない通信が維持された。
歴史上初めてロシア海軍中国海軍の軍艦は海洋作戦中の実地協同動作を実施した。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]
処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船は、2014年1月7日にシリアラタキア港を出港しました。
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ロシア海軍からは、この当時はシリア近海(キプロス島周辺)に滞在していた重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が護衛に参加しました。

[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
フリゲート「塩城」は、元々は海賊対処任務の為にアデン湾へ派遣されていたのですが、新たにシリア化学兵器輸送船護衛任務を命ぜられて地中海へ来ました。
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[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]


今回、シリアから搬出された化学兵器は、イタリアジョイアタウロ港へ運ばれ、同港に待機しているアメリカ廃棄処理輸送船「ケープ・レイ」へ移され、洋上で廃棄処分されます。

『AFP通信』より
2014年01月17日15時10分配信
【シリア化学兵器、伊の港での積み替えへ 地元は反発】


そして、今回、協同で護衛任務を遂行した「ピョートル・ヴェリキー」「塩城」は、近い内に地中海東部で合同演習を行なう事になりました。

「塩城」は、2013年7月にウラジオストク沖で行なわれたロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2013」にも参加しております。
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した

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『イタルタス』より
2014年1月14日11時34分配信
【ロシアと中国の軍艦は初めて軍事作戦中の協同動作を行なった】
モスクワ、1月14日/イタルタス

ロシア中国の戦闘艦は、地中海でのシリア化学兵器輸送の安全保障を提供する為、歴史上初めて軍事作戦中の協同動作を実施した。
11月14日、ロシア連邦国防省広報サービスは記者団に伝えた。

「1月7日、重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは、中国の警備艦イェンチェン(塩城)と緊密に連携し、シリア化学兵器の最初の一団を載せた特殊船アーク・フューチュラの護送及び安全保障の提供の為の指定任務を遂行しました。
護送の過程において、中国艦とは絶え間ない通信を維持しておりました」

軍当局は通知した。

「任務の特徴である歴史上初のロシア海軍及び中国海軍の軍艦間の軍事作戦中の協同動作は、成功裏に実施されました」
国防省
は強調した。

同省は、現在、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」地中海の指定海域に滞在し、更なるシリア化学兵器処理活動の安全保障の提供を準備していると伝えた。

「近い内に、この海域/地中海には、重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコ、大型揚陸艦オレネゴルスキー・ゴルニャクと3隻の保障船で構成されるロシア海軍航空艦グループが到着する予定です。
艦船は、地中海東部の北方艦隊の配置ポイントへの移動を行ないます」
国防省
は話した。

当局は、昨年12月18-20日、15機のロシア空軍軍事輸送航空隊航空機Il-76チカロフスキー飛行場からシリアラタキア国際空港へ38回のフライトを行ない、全輪駆動自動車75台、50台のトラック「カマズ-5350-314」及び25台の装甲トラック「ウラル-4320-31」の移送を実行した事を想起した。

「移送した自動車両は、輸送と、それに続く処分の為に特殊海洋船へ積み込まれるシリアの化学物質をラタキア海港まで輸送する為に使用されました」
国防省
は指摘した。

更に当局によると、化学兵器輸送の機器資材供給の目的で、シリア側へ20個の水タンク、13の野外キッチン、52の軍用テントUST-56が引き渡された。


処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船は、2014年1月7日にシリアラタキア港を出港しました。

ロシア海軍は、この当時はシリア近海(キプロス島周辺)に滞在していた重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を護衛任務に派出しました。
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[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。

「塩城」は元々はアデン湾に居たのですが、この任務を命じられて地中海へ来ました。
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ロシア海軍中国海軍は、これまでに何度も合同演習は実施しておりますが、今回のような(演習では無い)実地の軍事行動を協同で実施したのは初めてでした。

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月14日11時13分配信
【ロシア連邦の巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はシリア化学兵器輸送船団を護送した】
モスクワ、1月14日-ロシア通信社ノーボスチ

シリア化学兵器輸送の安全保障の為、原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が提供された。
ロシア海軍地中海作戦連合部隊司令官オレグ・ペシクロフ1等海佐は国防相に報告した。

「ラタキア港から実施された海上荷物輸送作業の安全保障任務、更には、シリア化学兵器の部品を運ぶノルウェー及びデンマーク船のシリア領海からの護送は、地中海海軍作戦連合部隊の一員である重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーにより実行されました」
ペシクロフ
は報告した。

彼は、ロケット巡洋艦の艦上には、化学兵器の輸送中の組織的連携作戦行動の為、調整センターのスタッフが配置されていたと述べた。
その構成員には、ロシア海軍作戦連合部隊司令部の代表、更には、デンマーク海軍、ノルウェー海軍、中国海軍の士官が含まれていた。

「化学兵器禁止機関の代表団、キプロスの国家連合組織、シリア・アラブ共和国及び海上国際部隊の間の組織的情報交換が実施されました。
作業は、調整管理センターの要員により行なわれました」

連合部隊司令官は強調した。

彼は、1月7日、ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」中国警備艦が、ラタキア港からの化学兵器の部品の最初の一団を載せたデンマーク専用船「アーク・フューチュラ」の護送実施に参加したと述べた。
「巡洋艦の乗組員は指示された任務を成功裏に果たしました。
現在、ロケット巡洋艦は指定海域(地中海)に滞在し、更なる化学兵器処理活動の安全保障を準備しています」
ペシクロフ
は話した。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

その後、処分の為にシリアから搬出される化学兵器を載せた船団の護衛に参加する事になりました。
14-0103c.jpg
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器を積載する貨物船を護衛する]

2014年1月7日、化学兵器輸送船団の護衛を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]

これまでに「ピョートル・ヴェリキー」シリア化学兵器輸送船の護衛に関しては、国連側からの情報は出ておりましたが、ロシア海軍側からの公式発表は一切有りませんでした。

今回、護衛任務が一段落したので、初めてロシア海軍側からの情報が出てきたという事でしょう。

今回の記事に登場するロシア海軍地中海作戦連合部隊司令官オレグ・ペシクロフ氏は、2006年12月末から2012年4月まで黒海艦隊大型対潜艦「ケルチ」艦長を務めていました。
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[最後のカーラ級ミサイル巡洋艦ケルチ近影(2012年6月)]

2013年6月1日にロシア海軍地中海作戦連合部隊が正式発足した際の司令官は、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスコイ1等海佐でしたが、その後、オレグ・ペシクロフ氏と交代したようです。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]