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ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルは黒海で対艦ミサイルの模擬発射訓練を実施した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2023年4月19日14時54分配信
【潜水艦「スタールイ・オスコル」は意図された任務の遂行を準備する】

黒海艦隊のディーゼルエレクトリック潜水艦「スタールイ・オスコル」の乗組員は、錬成勤務L-3の要素へ取り組んでいる。
4月19日・水曜日にロシア連邦国防省広報サービスが説明したように、L-3は意図された任務の遂行の為の潜水艦の訓練プログラムの不可欠な部分である。


黒海の海上射爆場の1つで潜水艦乗員は、水上状況を明らかにする地上手段と連携し、敵水上艦へミサイル打撃を与える為の行動手順へ取り組んだ。
軍当局は、ミサイル射撃が電子発射により仮想実施された事を強調した。

訓練の次の段階では、乗組員は敵の対潜航空機及び水上艦の影響から逃れる為の行動を行なう。

「スタールイ・オスコル」黒海艦隊の為に『アドミラルティ造船所』で建造されたプロジェクト636.3(コード名「ワルシャワンカ」)シリーズの第3のディーゼルエレクトリック潜水艦である。
2015年に就役した。

プロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦は、敵の潜水艦水上艦との戦闘、そして更に海軍基地、海上及び沿岸交通線の防衛の為に海洋工学中央設計局『ルビーン』が開発した。

「ワルシャワンカ」の全長は73メートル、幅10メートル、排水量3950トン。
作業潜航深度-240メートル、限界深度-300メートル。
水中速力-20ノット、自立航行期間-45日。乗組員-52名。
潜水艦は6門の口径533mm魚雷発射管、機雷有翼ミサイル「カリブル」で武装する。



プロジェクト06363通常動力潜水艦3番艦B-262「スタールイ・オスコル」は、2012年8月17日に起工され、2014年8月28日に進水し、2015年7月3日にロシア連邦海軍へ就役しました。
[プロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはロシア海軍へ就役した]


その後、2015年7月27日の「ロシア海軍の日」にはバルチースクの観艦式へ参加しました。
[バルチースクの『海軍の日』記念観艦式にロシア海軍の最新鋭艦5隻が参加する]

2015年10月16日、深海試験や兵装試験-有翼ミサイル「カリブル」を含む-の為、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。

[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

2016年5月6日、バレンツ海有翼ミサイル「カリブル」対地型を沿岸目標へ発射しました。
(前日の5月5日には、「カリブル」対艦型を海上目標へ発射)
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

北方海域(バレンツ海)における「スタールイ・オスコル」の試験は2016年5月末までに全て完了しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはバレンツ海での試験を全て終えた]

「スタールイ・オスコル」ポリャールヌイを出航し、2016年6月初頭に英仏海峡を浮上航行中、ブリテン海軍フリゲートに視認されました。
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その後、大西洋を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは2016年7月初頭に黒海艦隊基地へ到着する]

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2016年6月29日午前にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは黒海へ入った]

2016年7月1日夕方、「スタールイ・オスコル」ノヴォロシースク基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦スタールイ・オスコルはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]

以後は2019年4月下旬まで黒海で行動していましたが、4月25日、「スタールイ・オスコル」ボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはオーバーホールの為にロシア北西部へ向かう]

地中海東部で行動した後、2020年1月31日にオーバーホールの為、ロシア北西部クロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはクロンシュタットでオーバーホールを行なう]
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『クロンシュタット海洋工場』での「スタールイ・オスコル」のオーバーホールは2020年7月までに完了し、7月26日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。


その後もバルト海に留まっており、11月1日には潜航訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海で潜航訓練を行なった]

2020年12月にバルト海を離れ、12月12日頃にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入り、12月下旬に地中海東部へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海から黒海への移動を準備する]

2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはタルトゥースの観艦式へ参加しました。
[シリアのタルトゥース港で5回目の『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

2021年9月22日にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入り、その後、ノヴォロシースクへ帰投しました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月22日17時50分配信
【黒海艦隊の潜水艦「スタールイ・オスコル」はダーダネルス及びボスポラス海峡を通行する】

2021年9月28日には同型艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共に有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月28日11時30分配信
【黒海艦隊の潜水艦は仮想敵艦グループへのミサイル打撃を与える演習を実施した】

2022年2月24日に始まったウクライナ特殊軍事作戦では、何度もウクライナ巡航ミサイル「カリブル」を発射しています。
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2023年3月20日には同型艦「コルピノ」と共に黒海魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノとスタールイ・オスコルは黒海で魚雷発射訓練を実施した]

4月19日には黒海対艦ミサイルの模擬発射訓練を行ないました。
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ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは2013年1月からクロンシュタット海洋工場で定期修理を行なう

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『タス通信』より
2022年10月22日17時56分配信
【潜水艦「ノヴォロシースク」は2023年にクロンシュタット工場で修理を行なう】
モスクワ、10月22日/タス通信

黒海艦隊プロジェクト636.3潜水艦「ノヴォロシースク」ロシア海軍地中海戦隊の一員として何ヶ月間かの当直に就いた後、2023年に『クロンシュタット海洋工場』で計画修理を行なう。
『タス通信』は造船業界の情報筋より伝えられた。

「10月13日にクロンシュタットへ到着した潜水艦ノヴォロシースクは、工場で計画修理が行なわれます。
それは2023年1月から始まる予定であり、3~4ヶ月間続きます」

彼は話した。

『タス通信』は、この件に関する公式の情報は持っていない。

ロシア黒海艦隊プロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦は、常に地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として加わっている。
最近は「ノヴォロシースク」「クラスノダール」だった。
同プロジェクト潜水艦地中海エリアからミサイル「カリブル-PL」で何度もシリアテロリストの目標へ打撃を与えた。
これらは更に、特殊軍事作戦中にも黒海エリアからウクライナの目標へ打撃を与えた。

黒海艦隊は、『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された6隻のプロジェクト636.3潜水艦を有している。

10月13日、ロシア国防省潜水艦「ノヴォロシースク」と、同行する救助曳船「セルゲイ・バルク」クロンシュタットへ到着したと発表した。
遠距離航海から戻った船員は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将に出迎えられた。



黒海艦隊向けプロジェクト06363潜水艦の1番艦B-261「ノヴォロシースク」は、2010年8月20日にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で起工され、2013年11月28日に進水し、2014年8月22日に正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはロシア海軍へ就役した]

2015年9月28日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはセヴァストーポリへ到着した]

その後は黒海内で行動し、2017年10月6日には有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーは黒海で巡航ミサイル"カリブル"発射訓練を行なった]

その後も黒海で行動していた「ノヴォロシースク」ですが、2019年12月4日にボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海へ入る]

以後、地中海東部に留まり、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』には、シリアタルトゥース港の観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部に滞在しており、10月16日には艦内での外科手術訓練が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海で外科手術の訓練を行なった]

11月初頭にはシリアタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはシリアのタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行なった]

2021年1月に地中海東部を離れ、オーバーホールを行なう為にバルト海沿岸のクロンシュタットへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれました。
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オーバーホール完了後、2021年12月末にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。

その後は主に地中海東部へ滞在していましたが、2022年9月下旬に海洋曳船「セルゲイ・バルク」(2020年2月21日就役)と共にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。

9月29日にはビスケー湾へ到達しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海を去り、クロンシュタットへ向かう]

その後、英仏海峡北海を通過し、10月初頭にバルト海へ入りました。

「ノヴォロシースク」と「セルゲイ・バルク」は10月13日にクロンシュタット(レニングラード海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海からレニングラード海軍基地(クロンシュタット)へ到着した]

「ノヴォロシースク」は2013年1月から『クロンシュタット海洋工場』で定期修理を行ないます。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットかサンクトペテルブルクで定期修理を行なう]
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黒海艦隊プロジェクト06363潜水艦6隻はノヴォロシースク海軍基地に駐留する第4独立潜水艦旅団に所属しており、現在は1隻がバルト海、1隻が地中海、4隻が黒海に居ます。

B-265「クラスノダール」(2015年11月5日就役)は、2020年8月からクロンシュタットでオーバーホールを行ない、その完了後に地中海へ向かい、2021年9月から現在まで同海域に滞在しています。

B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年12月30日就役)は、2020年11月からクロンシュタットでオーバーホールを行なった後、2021年3月から2022年2月中旬まで地中海で行動し、2022年2月末に黒海へ戻りました。

B-262「スタールイ・オスコル」(2015年7月3日就役)は2020年2月から7月までクロンシュタットでオーバーホールを行ない、2020年12月末から2020年9月下旬まで地中海で行動した後に黒海へ戻りました。

B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(2016年10月26日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

B-271「コルピノ」(2016年11月24日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

黒海に居る4隻は、2022年2月末以降のウクライナ特殊軍事作戦で何度か巡航ミサイル「カリブル」ウクライナへ発射しています。

ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海からレニングラード海軍基地(クロンシュタット)へ到着した


『タス通信』より
10月13日20時36分配信
【ロシア海軍総司令官は遠距離航海からクロンシュタットへ到着した船員を出迎えた】
サンクトペテルブルク、10月13日/タス通信

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、遠距離航海からクロンシュタットへ到着した船員を出迎えた。
木曜日にロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部は発表した。

「本日、潜水艦ノヴォロシースクと救助曳船セルゲイ・バルクの乗組員は、地中海での遠距離航海任務を遂行した後にクロンシュタットへ到着しました。
船員の歓迎式典は、レニングラード海軍基地の軍町の閲兵場で開催されました。
航海から戻った船員は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将と個人的に対面しました」

声明では、こう述べられた。

海軍総司令官は、遠海ゾーンで割り当てられた任務を滞りなく遂行した部下を祝福し、潜水艦曳船の乗組員へ伝統的な子豚の丸焼きを贈り、顕著な働きを見せた軍人へ表彰を授与した。

式典には更に、サンクトペテルブルククロンシュタット行政地区のトップ、オレグ・ドヴガニュクレニングラード海軍基地の軍人も出席した。

10月8日、造船分野の情報筋は『タス通信』へ、黒海艦隊プロジェクト636.3潜水艦「ノヴォロシースク」は、ロシア海軍地中海戦隊の一員として何ヶ月間かの当直に就いた後、ロシア北西部の企業の内の1つで計画修理を行なうと伝えた。
これは『クロンシュタット海洋工場』か、或いは『アドミラルティ造船所』(双方とも『統合造船業営団』のシステムに入っている工場)になる事が指摘された。
修理には3~4ヶ月間掛かる。

ロシア黒海艦隊プロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦は、常に地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として加わっている。
最近は「ノヴォロシースク」「クラスノダール」だった。
同プロジェクト潜水艦地中海エリアからミサイル「カリブル-PL」で何度もシリアテロリストの目標へ打撃を与えた。
これらは更に、特殊軍事作戦中にも黒海エリアからウクライナの目標へ打撃を与えた。



黒海艦隊向けプロジェクト06363潜水艦の1番艦B-261「ノヴォロシースク」は、2010年8月20日にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で起工され、2013年11月28日に進水し、2014年8月22日に正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはロシア海軍へ就役した]

2015年9月28日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはセヴァストーポリへ到着した]

その後は黒海内で行動し、2017年10月6日には有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーは黒海で巡航ミサイル"カリブル"発射訓練を行なった]

その後も黒海で行動していた「ノヴォロシースク」ですが、2019年12月4日にボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海へ入る]

以後、地中海東部に留まり、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』には、シリアタルトゥース港の観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部に滞在しており、10月16日には艦内での外科手術訓練が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海で外科手術の訓練を行なった]

11月初頭にはシリアタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはシリアのタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行なった]

2021年1月に地中海東部を離れ、オーバーホールを行なう為にバルト海沿岸のクロンシュタットへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれました。
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オーバーホール完了後、2021年12月末にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。

その後は主に地中海東部へ滞在していましたが、2022年9月下旬に海洋曳船「セルゲイ・バルク」(2020年2月21日就役)と共にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。

9月29日にはビスケー湾へ到達しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海を去り、クロンシュタットへ向かう]

その後、英仏海峡北海を通過し、10月初頭にバルト海へ入りました。

「ノヴォロシースク」「セルゲイ・バルク」は10月13日にクロンシュタット(レニングラード海軍基地)へ到着しました。

今後、「ノヴォロシースク」『クロンシュタット海洋工場』サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で定期修理を行ないます。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットかサンクトペテルブルクで定期修理を行なう]

『クロンシュタット海洋工場』
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『アドミラルティ造船所』
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黒海艦隊プロジェクト06363潜水艦6隻はノヴォロシースク海軍基地に駐留する第4独立潜水艦旅団に所属しており、現在は1隻がバルト海、1隻が地中海、4隻が黒海に居ます。

B-265「クラスノダール」(2015年11月5日就役)は、2020年8月からクロンシュタットでオーバーホールを行ない、その完了後に地中海へ向かい、2021年9月から現在まで同海域に滞在しています。

B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年12月30日就役)は、2020年11月からクロンシュタットでオーバーホールを行なった後、2021年3月から2022年2月中旬まで地中海で行動し、2022年2月末に黒海へ戻りました。

B-262「スタールイ・オスコル」(2015年7月3日就役)は2020年2月から7月までクロンシュタットでオーバーホールを行ない、2020年12月末から2020年9月下旬まで地中海で行動した後に黒海へ戻りました。

B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(2016年10月26日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

B-271「コルピノ」(2016年11月24日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

黒海に居る4隻は、2022年2月末以降のウクライナ特殊軍事作戦で何度か巡航ミサイル「カリブル」ウクライナへ発射しています。


ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットかサンクトペテルブルクで定期修理を行なう

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『タス通信』より
2022年10月8日9時2分配信
【ロシア連邦北西部の工場の内の1つで潜水艦「ノヴォロシースク」の修理が行なわれる】
モスクワ、10月8日/タス通信

黒海艦隊プロジェクト636.3潜水艦「ノヴォロシースク」は、ロシア海軍地中海戦隊の一員として何ヶ月間か当直に就いた後、ロシア北西部の企業の内の1つで計画修理を行なう。
『タス通信』は造船分野の情報筋より伝えられた。

「潜水艦はクロンシュタットへ行きます。
その後、修理を行なう場所が決定されます。
これは『クロンシュタット海洋工場』か、或いは『アドミラルティ造船所』(双方とも『統合造船業営団』のシステムに入っている工場)になり、修理は3~4ヶ月間続きます」

彼は話した。

『タス通信』は、この件についての公式な情報は持っていない。

ロシア黒海艦隊プロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦は、常に地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として加わっている。
最近は「ノヴォロシースク」「クラスノダール」だった。
同プロジェクト潜水艦地中海エリアからミサイル「カリブル-PL」で何度もシリアテロリストの目標へ打撃を与えた。
これらは更に、特殊軍事作戦中にも黒海エリアからウクライナの目標へ打撃を与えた。

黒海艦隊は、『アドミラルティ造船所』で建造された6隻のプロジェクト636.3潜水艦を有している。



黒海艦隊向けプロジェクト06363潜水艦の1番艦B-261「ノヴォロシースク」は、2010年8月20日にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で起工され、2013年11月28日に進水し、2014年8月22日に正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはロシア海軍へ就役した]

2015年9月28日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはセヴァストーポリへ到着した]

その後は黒海内で行動し、2017年10月6日には有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーは黒海で巡航ミサイル"カリブル"発射訓練を行なった]

その後も黒海で行動していた「ノヴォロシースク」ですが、2019年12月4日にボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海へ入る]

以後、地中海東部に留まり、2020年7月26日の『ロシア海軍の日』には、シリアタルトゥース港の観艦式へ参加しました。

[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

その後も地中海東部に滞在しており、10月16日には艦内での外科手術訓練が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海で外科手術の訓練を行なった]

11月初頭にはシリアタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはシリアのタルトゥース港でダメージコントロール訓練を行なった]

2021年1月に地中海東部を離れ、オーバーホールを行なう為にバルト海沿岸のクロンシュタットへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれました。
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オーバーホール完了後、2021年12月末にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。

その後は主に地中海東部へ滞在していましたが、2022年9月下旬に海洋曳船「セルゲイ・バルク」と共にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。

9月29日にはビスケー湾へ到達しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクは地中海を去り、クロンシュタットへ向かう]

その後、英仏海峡北海を通過し、10月初頭にバルト海へ入りました。
「ノヴォロシースク」クロンシュタットへ行き、その後、『クロンシュタット海洋工場』サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で定期修理を行ないます。

『クロンシュタット海洋工場』
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『アドミラルティ造船所』
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黒海艦隊プロジェクト06363潜水艦6隻はノヴォロシースク海軍基地に駐留する第4独立潜水艦旅団に所属しており、現在は1隻がバルト海、1隻が地中海、4隻が黒海に居ます。

B-265「クラスノダール」(2015年11月5日就役)は、2020年8月からクロンシュタットでオーバーホールを行ない、その完了後に地中海へ向かい、2021年9月から現在まで同海域に滞在しています。

B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年12月30日就役)は、2020年11月からクロンシュタットでオーバーホールを行なった後、2021年3月から2022年2月中旬まで地中海で行動し、2022年2月末に黒海へ戻りました。

B-262「スタールイ・オスコル」(2015年7月3日就役)は2020年2月から7月までクロンシュタットでオーバーホールを行ない、2020年12月末から2020年9月下旬まで地中海で行動した後に黒海へ戻りました。

B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(2016年10月26日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

B-271「コルピノ」(2016年11月24日就役)は、2017年8月末から2019年3月末まで地中海で行動した後に黒海へ入りました。

黒海に居る4隻は、2022年2月末以降のウクライナ特殊軍事作戦で何度か巡航ミサイル「カリブル」ウクライナへ発射しています。


ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からノヴォロシースク海軍基地へ帰投した

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『タス通信』より
2022年2月23日13時42分配信
【潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」はノヴォロシースクへ到着した】
セヴァストーポリ、2月23日/タス通信

黒海艦隊潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は、遠海ゾーンのロシア連邦海軍常設グループの戦力の一員として任務を遂行した後、恒久駐留所ノヴォロシースクへ戻ってきた。
水曜日の黒海艦隊広報サービスの声明では、こう述べられた。

「黒海艦隊のノヴォロシースク海軍基地の桟橋では、乗組員の歓迎式典が開催されました。
与えられた任務を滞りなく遂行し、祖国の港へ戻ってきた船員はノヴォロシースク海軍基地司令官と将兵の家族に祝福されました」

艦隊は伝えた。

潜水艦の乗組員は、専ら契約勤務の軍人のみが揃えられ、4ヶ月に渡り遠海ゾーンに在り、そこでロシア海軍常設連合グループの一員として任務を遂行した事が説明された。

乗組員には、国家及び当局表彰が授与され、感謝の意が表明された。

広報サービスは、近い内に潜水艦は計画技術整備を行ない、物資の備蓄を補充し、その後に乗組員は計画戦闘訓練任務の遂行へ着手すると付け加えた。



ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の2番艦B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2011年11月21日にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で起工されました。
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2013年7月下旬までに乗員団が編成され、艦長が任命されました。
「ロストフ・ナ・ドヌー」艦長に任命されたのは、同じ黒海艦隊潜水艦「アルローサ」艦長上級補佐官(副長)アンドレイ・アダムスキー2等海佐でした。
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーの艦長が任命された]

起工から約3年後の2014年6月26日に進水しました。

[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦の2番艦ロストフ・ナ・ドヌーは進水した]

2014年8月下旬、係留試験が開始されました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦の2番艦ロストフ・ナ・ドヌーは係留試験を開始した]

その後、2014年10月21日から工場航行試験が始まりました。
『ruspodplav』より
2014年11月2日23時44分配信
【「ロストフ・ナ・ドヌー」はサンクトペテルブルクへ戻ってきた】

2014年12月23日には洋上試験が全て完了しました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月23日13時26分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は国家試験から戻った】

その後、2014年12月27日に受領-引渡証書への署名が行なわれ、12月30日に海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊第4独立潜水艦旅団へ編入されました。
[潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはロシア海軍へ就役した]


就役した「ロストフ・ナ・ドヌー」は、まずバレンツ海へ移動して深海試験を行ない、その後に配備先の黒海艦隊基地-ノヴォロシースク海軍基地へ回航されます。
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは深海試験を行なう為にバレンツ海へ移動する]

2015年4月17日、「ロストフ・ナ・ドヌー」クロンシュタットを抜錨しました。
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはクロンシュタットを去り、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ向かった]

2015年5月22日、深海試験を行なう為、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

その後、バレンツ海で各種試験が行われました。

2015年10月2日には有翼ミサイル「カリブル」対地攻撃型の発射試験を実施しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはバレンツ海から地上目標へ巡航ミサイルを発射した]

2015年10月9日、「カリブル」対艦型を海上目標へ発射しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"(対艦型)を発射した]

2015年10月16日、ポリャールヌイ基地へ到着した同型艦「スタールイ・オスコル」と入れ違いに出航しました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

2015年10月29日、クロンシュタットへ入港しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは『補給』の為にクロンシュタットへ寄港した]

2015年11月5日にクロンシュタットを出航し、黒海へ向かいました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはクロンシュタットから黒海へ向かった]

その後、「ロストフ・ナ・ドヌー」の動向が公表される事は一切ありませんでした。

「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2015年12月8日までに地中海東部(シリア沖)へ到達しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のプロジェクト06363潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはシリア沖に居る]

2015年12月8日、「ロストフ・ナ・ドヌー」シリア沖からシリア国内のISIL(シリア・レバントのイスラム国)拠点へ有翼ミサイル「カリブル」対地攻撃型を発射しました。
「ロストフ・ナ・ドヌー」にとっては3度目となる有翼ミサイル発射は、ロシア海軍史上初の潜水艦発射有翼ミサイルの実戦使用となりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


12月13日にダータネルス海峡ボスポラス海峡を通過し、黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは黒海へ入った]

12月15日、ノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはノヴォロシースク基地へ到着した]

艦の定期整備を行なう為、12月25日にセヴァストーポリへ回航されました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはセヴァストーポリへ回航された]

その後は黒海で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーと『決闘』する]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーは黒海で巡航ミサイル"カリブル"発射訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌー及び対潜哨戒機は黒海で演習を行なった]

2020年4月29日には深度200メートル以上の潜航訓練を行ない、同日にセヴァストーポリへ帰投しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは黒海で潜航訓練を行なった]

「ロストフ・ナ・ドヌー」は、「ロシア北西の艦船修理企業」でオーバーホールを行なう為、2020年6月下旬にセヴァストーポリを出航し、6月23日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海へ入った]

暫く地中海に滞在した後、2020年10月31日にクロンシュタットへ到着しました。
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その後、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれました。
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オーバーホールを完了した「ロストフ・ナ・ドヌー」は2021年2月半ば頃に出航し、2月27日にラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過し、3月7日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

2021年3月下旬に地中海東部へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部に居る]

その後も地中海東部に滞在し続けていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の10隻以上の艦船が地中海で行動している]

「ロストフ・ナ・ドヌー」は2022年2月12日にダーダネルス海峡へ入りました。
[地中海東部に滞在していたロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはダーダネルス海峡を通過して黒海へ戻る]
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その後、マルマラ海ボスポラス海峡を通過し、2月13日には黒海へ入りました。

[地中海東部に滞在していたロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはボスポラス海峡を北上して黒海へ入った]

2月23日にノヴォロシースク海軍基地へ帰投しました。
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ボスポラス海峡を通過して黒海へ入ってからノヴォロシースクへ到着するまで10日間掛かっているので、この間「ロストフ・ナ・ドヌー」クリミア半島周辺海域で行なわれている黒海艦隊の演習へ参加していたようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の30隻以上の艦船は黒海(クリミア半島周辺海域)で演習を行なう為に出航した]
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊の対潜水陸両用機Be-12と対潜ヘリコプターKa-27PLは黒海で潜水艦捜索訓練を実施した]
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はクリミア半島周辺海域で砲撃戦訓練を実施した]


既に地中海東部には、「ロストフ・ナ・ドヌー」と交代する為、2021年2月以降にバルト海沿岸のクロンシュタットでオーバーホールを行なった同型艦潜水艦「ノヴォロシースク」が到着しています。

ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは基地内でダメージコントロール演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年1月2日6時0分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員はダメージコントロール演習を実施した】

黒海艦隊潜水艦連合部隊ディーゼルエレクトリック潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は、ダメージコントロール演習を実施した。

演習の筋書きによると、駐留所の岸壁の埠頭への停泊期間中、潜水艦の区画の1つで火災が発生した。

ダメージコントロールの最中に乗組員は緊急区画の密閉の基準を実行し、個人用防護手段を着用し、防衛境界線を作成し、区画の火災を極限化し、鎮火した。
更に、緊急区画と中央指揮所の要因の連携へ取り組んだ。

ダメージコントロール訓練は、黒海艦隊潜水艦及び水上艦の乗組員の戦闘訓練の義務的要素である。



プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。

[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]

就役後も同型艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)と共にバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

2017年8月中旬、「コルピノ」と共に黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]

2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]

2017年9月14日、同型艦「コルピノ」と共にシリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

2017年9月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」シリアイドリブ『アル=ヌスラ戦線』の施設へ計3基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月5日、同型艦「コルピノ」と共にシリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月31日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、シリアデリゾールへ計3基の「カリブル」を発射しました。

『タス通信』より
2017年10月31日17時53分配信
【潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」はデリゾールの『イスラム国』戦闘員へ「カリブル」で打撃を与えた】

その後も同型艦「コルピノ」と共に地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。
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2019年3月27日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」地中海東部を離れ、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは地中海を去り、黒海へ入った]

2019年3月29日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、就役後初めてセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはセヴァストーポリへ到着した]


その後セヴァストーポリを出航し、2019年4月3日には、所属する第4独立潜水艦旅団の本来の母基地であるノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]

2020年10月26日、同型艦「コルピノ」と共に黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]

2021年3月10日、同型艦「コルピノ」と共に演習を行なう為、黒海へ出航しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。

その後、同型艦「コルピノ」と共に再び出航し、3月29日には魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した]

2021年6月~7月にセヴァストーポリで修理が行なわれました。
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2021年8月18日に黒海へ出航し、各種訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは黒海で戦闘訓練を行なう]

2021年9月16日には魚雷発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月16日9時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は魚雷射撃を実施した】

2021年10月下旬のロシア南方軍管区の大規模演習(約8000名の将兵が参加)へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年10月20日11時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は仮想敵艦支隊へミサイル打撃を与えた】

ロシア連邦軍の新年度は12月1日から始まりましたが、それから2週間後の12月14日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、基地に停泊した状態での乗組員の各種の訓練(錬成任務L-1)を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルとヴェリキー・ノヴゴロドは基地内訓練を開始した]

2022年1月2日には基地に停泊した状態でダメージコントロール演習を実施しました。

ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルとヴェリキー・ノヴゴロドは基地内訓練を開始した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年12月14日10時0分配信
【黒海艦隊の潜水艦乗組員は錬成任務L-1への取り組みへ着手した】

黒海艦隊潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」「スタールイ・オスコル」の乗組員は、複合訓練の実施と第1錬成任務L-1の要素の遂行へ着手した。

錬成任務の要素の遂行中、乗組員は海上への出航、弾薬の積載と埠頭の岸壁へ停泊中の組織的な保護と防衛の訓練を行ない、更にはミサイル兵器を使用する為の行動手順、潜水艦の潜航と浮上の制御へ取り組む。

錬成任務への取り組みは、自身で、そして同種並びに多種艦グループの一員として用途上の任務を遂行する為の水中艦の訓練プログラムへ含まれる潜水艦の乗組員の訓練システムの必須の部分である。

活動は、クリミア及びノヴォロシースク海軍基地の駐留所における冬季訓練期間の枠組みで、艦隊潜水艦部隊の戦闘訓練計画に沿って行なわれる。



プロジェクト06363潜水艦の3番艦B-262「スタールイ・オスコル」は、2012年8月17日に起工され、2014年8月28日に進水し、2015年7月3日にロシア連邦海軍へ就役しました。
[プロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはロシア海軍へ就役した]


その後、2015年7月27日の「ロシア海軍の日」にはバルチースクの観艦式へ参加しました。
[バルチースクの『海軍の日』記念観艦式にロシア海軍の最新鋭艦5隻が参加する]

2015年10月16日、深海試験や兵装試験-有翼ミサイル「カリブル」を含む-の為、北方艦隊潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。

[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

2016年5月6日、バレンツ海有翼ミサイル「カリブル」対地型を沿岸目標へ発射しました。
(前日の5月5日には、「カリブル」対艦型を海上目標へ発射)
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

北方海域(バレンツ海)における「スタールイ・オスコル」の試験は2016年5月末までに全て完了しました。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルはバレンツ海での試験を全て終えた]

「スタールイ・オスコル」ポリャールヌイを出航し、2016年6月初頭に英仏海峡を浮上航行中、ブリテン海軍フリゲートに視認されました。
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その後、大西洋を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは2016年7月初頭に黒海艦隊基地へ到着する]

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2016年6月29日午前にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦スタールイ・オスコルは黒海へ入った]

2016年7月1日夕方、「スタールイ・オスコル」ノヴォロシースク基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦スタールイ・オスコルはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]


以後は2019年4月下旬まで黒海で行動していましたが、4月25日、「スタールイ・オスコル」ボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはオーバーホールの為にロシア北西部へ向かう]

地中海東部で行動した後、2020年1月31日にオーバーホールの為、ロシア北西部クロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはクロンシュタットでオーバーホールを行なう]
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『クロンシュタット海洋工場』での「スタールイ・オスコル」のオーバーホールは2020年7月までに完了し、7月26日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。


その後もバルト海に留まっており、11月1日には潜航訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海で潜航訓練を行なった]

2020年12月にバルト海を離れ、12月12日頃にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入り、12月下旬に地中海東部へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海から黒海への移動を準備する]

2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはタルトゥースの観艦式へ参加しました。
[シリアのタルトゥース港で5回目の『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]

2021年9月22日にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入り、その後、ノヴォロシースクへ帰投しました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月22日17時50分配信
【黒海艦隊の潜水艦「スタールイ・オスコル」はダーダネルス及びボスポラス海峡を通行する】

2021年9月28日には同型艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共に有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月28日11時30分配信
【黒海艦隊の潜水艦は仮想敵艦グループへのミサイル打撃を与える演習を実施した】


プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。

[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]

就役後も同型艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)と共にバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

2017年8月中旬、「コルピノ」と共に黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
17-0828d.jpg
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]

2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]

2017年9月14日、同型艦「コルピノ」と共にシリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

2017年9月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」シリアイドリブ『アル=ヌスラ戦線』の施設へ計3基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月5日、同型艦「コルピノ」と共にシリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月31日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、シリアデリゾールへ計3基の「カリブル」を発射しました。

『タス通信』より
2017年10月31日17時53分配信
【潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」はデリゾールの『イスラム国』戦闘員へ「カリブル」で打撃を与えた】

その後も同型艦「コルピノ」と共に地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。
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2019年3月27日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」地中海東部を離れ、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは地中海を去り、黒海へ入った]

2019年3月29日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、就役後初めてセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはセヴァストーポリへ到着した]


その後セヴァストーポリを出航し、2019年4月3日には、所属する第4独立潜水艦旅団の本来の母基地であるノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]

2020年10月26日、同型艦「コルピノ」と共に黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]

2021年3月10日、同型艦「コルピノ」と共に演習を行なう為、黒海へ出航しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。

その後、同型艦「コルピノ」と共に再び出航し、3月29日には魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した]

2021年6月~7月にセヴァストーポリで修理が行なわれました。
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2021年8月18日に黒海へ出航し、各種訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは黒海で戦闘訓練を行なう]

2021年9月16日には魚雷発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月16日9時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は魚雷射撃を実施した】

2021年10月下旬のロシア南方軍管区の大規模演習(約8000名の将兵が参加)へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年10月20日11時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は仮想敵艦支隊へミサイル打撃を与えた】


ロシア連邦軍の新年度は12月1日から始まりましたが、それから2週間後の12月14日、「スタールイ・オスコル」「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、基地に停泊した状態での乗組員の各種の訓練(錬成任務L-1)を開始しました。

停泊訓練を終えると、今度は海上での各種訓練(錬成任務L-2)を行ないます。


06363の1番艦「ノヴォロシースク」は2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれています。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

06363の2番艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2021年2月までサンクトペテルブルクでオーバーホールを行なった後、3月初頭に地中海へ入り、現在も同海域に居ます。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部に居る]

06363の4番艦「クラスノダール」は、2020年7月末からクロンシュタットでオーバーホールを行なった後、2021年9月に地中海へ入り、現在も同海域に居ます。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦クラスノダールは2021年初頭から1年間地中海東部に滞在する]

06363の6番艦「コルピノ」セヴァストーポリでオーバーホールを行なっており、2022年2月の復帰が予定されています。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノとフリゲート"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリでオーバーホールを行なう]

ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは黒海で戦闘訓練を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2021年8月18日9時30分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は錬成任務移行の為に海上へ出た】

黒海艦隊潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は、錬成任務L-2移行の為に海上へ出た。

海上へ出る前に潜水艦乗員は、戦闘及び航海の組織的な緊急準備へ取り組み、駐留所から出た後、指定深度への潜航を行なった。

海上射爆場で潜水艦の乗組員は、小型対潜艦「カシモフ」が役割を演じる仮想敵艦の捜索及び破壊の演習を行ない、更に、対潜艦の攻撃から逃れる目的で水中位置での操艦へ取り組む。
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錬成任務への移行中、潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は、双務演習の枠組みで水上艦への実弾魚雷射撃を実施し、乗組員は自身の任務への取り組みの枠組みで対潜兵装の使用を伴う潜水艦の捜索及び仮想破壊を行なう。

任務L-2は、単艦で海上での全範囲の自身の任務を自立して遂行する為の潜水艦の乗組員の準備に不可欠の要素である。



プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。

[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]

就役後も同型艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)と共にバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

2017年8月中旬、「コルピノ」と共に黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]

2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]

2017年9月14日、同型艦「コルピノ」と共にシリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

2017年9月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」シリアイドリブ『アル=ヌスラ戦線』の施設へ計3基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月5日、同型艦「コルピノ」と共にシリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月31日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、シリアデリゾールへ計3基の「カリブル」を発射しました。

『タス通信』より
2017年10月31日17時53分配信
【潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」はデリゾールの『イスラム国』戦闘員へ「カリブル」で打撃を与えた】

その後も同型艦「コルピノ」と共に地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。
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2019年3月27日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」地中海東部を離れ、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは地中海を去り、黒海へ入った]

2019年3月29日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、就役後初めてセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはセヴァストーポリへ到着した]


その後セヴァストーポリを出航し、2019年4月3日には、所属する第4独立潜水艦旅団の本来の母基地であるノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]

2020年10月26日、同型艦「コルピノ」と共に黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]

2021年3月10日、同型艦「コルピノ」と共に演習を行なう為、黒海へ出航しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。

その後、同型艦「コルピノ」と共に再び出航し、3月29日には魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した]

2021年6月~7月にセヴァストーポリで修理が行なわれました。
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2021年8月18日に黒海へ出航しました。

記事中に出てくる錬成任務L-2というのは、海上における乗組員の一通りの訓練の事です。
(その前に、基地に停泊した状態で一通りの訓練を行なう錬成任務L-1を遂行する)


06363の1番艦「ノヴォロシースク」は2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれています。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

06363の2番艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2021年2月までサンクトペテルブルクでオーバーホールを行なった後、3月初頭に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部に居る]

06363の3番艦「スタールイ・オスコル」は、2020年12月下旬から地中海東部に滞在しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海から黒海への移動を準備する]

06363の4番艦「クラスノダール」は、2020年7月末からクロンシュタットでオーバーホールを行ない、今もバルト海に留まっています。
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06363の6番艦「コルピノ」は黒海に居ます。
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ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは黒海で潜航訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年6月30日10時30分配信
【黒海艦隊の潜水艦「コルピノ」乗組員は水中位置で複合演習を実施した】

黒海艦隊潜水艦「コルピノ」乗組員は、第2錬成任務L-2の要素への移行の枠組みにおいて、水中位置での複合演習を実施した。

活動は、艦隊の潜水部隊の戦闘訓練計画に沿って、黒海エリアの海上射爆場の1つで実施された。

複合演習実施中、将兵は、通常及び緊急ヴァージョンの浮上及び潜航の為の潜水艦の制御の行動手順へ取り組み、最大深度200メートル以上の様々な深度への潜航を行なった。

更に潜水艦の乗組員はダメージコントロール訓練を実施し、その中で要員は深海で、空いた穴を塞ぎ、魚雷発射管を通じての避難準備の要素へ取り組んだ。

潜水艦の海上技量向上の次なる段階は、「海底に横たわる」戦闘訓練の要素を行なう深海潜航となる。



プロジェクト06363通常動力潜水艦の6番艦B-271「コルピノ」は、2014年10月30日に起工され、2016年5月31日に進水し、2016年11月24日に就役しました。

[黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノはロシア海軍へ就役した]

「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、就役後もバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

2017年8月中旬、先に就役した同型艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(2016年10月26日就役)と共に黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]

2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]

2017年9月14日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共にシリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

2017年10月5日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共にシリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年11月3日、「コルピノ」は、シリアアブ・カマルへ計6基の「カリブル」を発射しました。
(同時にロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-22M3が空爆)

『タス通信』より
2017年11月3日17時17分配信
【ロシア軍のTu-22M3と潜水艦「コルピノ」はシリアの『イスラム国』戦闘員へ打撃を与えた】

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「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、合計29基の「カリブル」を発射していますが、無論、2隻合わせても、これだけの「カリブル」を一度に搭載する事は出来ないので、1回発射する度にシリアタルトゥースへ寄港してミサイルを補充していたようです。

「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、その後も地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。
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「コルピノ」は2019年4月30日に地中海を去り、ダーダネルス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは地中海を去った]


2019年5月3日、「コルピノ」ノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノはノヴォロシースクへ到着した]

2019年10月9日、「コルピノ」は沿岸目標及び水上目標へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2020年1月9日に黒海で実施された北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した]

「コルピノ」は、2020年9月21日~26日にロシア南部で実施された戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加し、9月24日に沿岸目標へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2020年10月26日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共に黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]

2021年3月10日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共に演習を行なう為、黒海へ出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。

その後、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と共に再び出航し、3月29日に魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した]

2021年6月末に出航し、6月30日には黒海で潜航訓練を行ないました。

なお、黒海では、6月28日から7月10日まで西側の海軍演習『シーブリーズ-2021』が実施され、アメリカ、カナダ、グレートブリテン、ネーデルラント、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、トルコ、ラトビア、ウクライナなどが参加します。

ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年3月29日12時40分配信
【黒海艦隊の潜水艦は演習中に海上で魚雷射撃を実施した】

黒海艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦「コルピノ」「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、黒海エリアの水中位置から実弾魚雷射撃を行なった。

活動中に潜水艦乗員は戦闘訓練射爆場への移動を行ない、複合準備訓練を実施し、射撃実行の為の指定深度までの潜航を行なった。

潜水艦の乗組員は成功裏に指示された任務を遂行し、艦隊小型対潜艦の1隻が許容された安全距離で模した海上目標へ、水中位置からの魚雷兵器の射撃を実施した。

射撃は実弾魚雷で行なわれた。
活動完了後、全ての魚雷魚雷回収艇により水中から引き揚げられた。

黒海艦隊潜水艦の乗組員による魚雷兵器の使用の効率性は、実験室条件下での魚雷の目標への照準のデータを取得した後に評価される。

魚雷射撃は、潜水艦の戦闘訓練の義務的要素であり、承認された計画に沿って行なわれる。

以前、潜水艦「コルピノ」「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、小型対潜艦「スーズダレツ」及び「カシモフ」の演習へ参加し、この間、潜水艦仮想敵潜水艦の役割を演じた。



プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。

[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]

プロジェクト06363通常動力潜水艦の6番艦B-271「コルピノ」は、2014年10月30日に起工され、2016年5月31日に進水し、2016年11月24日に就役しました。

[黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノはロシア海軍へ就役した]

「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、就役後もバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

2017年8月中旬、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]

2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]

2017年9月14日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、シリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

2017年9月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」シリアイドリブ『アル=ヌスラ戦線』の施設へ計3基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月5日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、シリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年10月31日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、シリアデリゾールへ計3基の「カリブル」を発射しました。

『タス通信』より
2017年10月31日17時53分配信
【潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」はデリゾールの『イスラム国』戦闘員へ「カリブル」で打撃を与えた】

2017年11月3日、「コルピノ」は、シリアアブ・カマルへ計6基の「カリブル」を発射しました。
(同時にロシア航空宇宙軍爆撃機Tu-22M3が空爆)

『タス通信』より
2017年11月3日17時17分配信
【ロシア軍のTu-22M3と潜水艦「コルピノ」はシリアの『イスラム国』戦闘員へ打撃を与えた】

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「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、合計29基の「カリブル」を発射していますが、無論、2隻合わせても、これだけの「カリブル」を一度に搭載する事は出来ないので、1回発射する度にシリアタルトゥースへ寄港してミサイルを補充していたようです。

「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、その後も地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。
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2019年3月27日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」地中海東部を離れ、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは地中海を去り、黒海へ入った]

2019年3月29日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、就役後初めてセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはセヴァストーポリへ到着した]


その後セヴァストーポリを出航し、2019年4月3日には、所属する第4独立潜水艦旅団の本来の母基地であるノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]


一方、「コルピノ」は2019年4月30日に地中海を去り、ダーダネルス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは地中海を去った]


2019年5月3日、「コルピノ」ノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノはノヴォロシースクへ到着した]

2019年10月9日、「コルピノ」は沿岸目標及び水上目標へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2020年1月9日に黒海で実施された北方艦隊黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは黒海でロシア海軍北方艦隊及び黒海艦隊の合同演習を視察した]

「コルピノ」は、2020年9月21日~26日にロシア南部で実施された戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加し、9月24日に沿岸目標へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノは戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2020年10月26日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は揃って黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]

2021年3月10日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は演習を行なう為に黒海へ出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。

その後、「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は再び出航し、3月29日には魚雷発射訓練を行ないました。


06363の1番艦「ノヴォロシースク」は2021年2月中旬にクロンシュタットへ到着し、2月下旬からサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』でオーバーホールが行なわれています。
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[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットへ行く]

06363の2番艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は、2021年2月までサンクトペテルブルクでオーバーホールを行なった後、3月初頭に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部に居る]

06363の3番艦「スタールイ・オスコル」は、2020年12月下旬から地中海東部に滞在しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルはバルト海から黒海への移動を準備する]

06363の4番艦「クラスノダール」は、2020年7月末からクロンシュタットでオーバーホールを行なっており、2021年には地中海東部へ戻ります。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦クラスノダールは2021年初頭から1年間地中海東部に滞在する]