ロシア海軍北方艦隊のナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で砲撃訓練を行なった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年6月14日12時53分配信
【原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はバレンツ海で海上及び空中目標を撃った】
モスクワ、6月14日、インタファクス-AVN

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、バレンツ海でミサイル攻撃へ指向される演習へ取り組んだ。
水曜日に北方艦隊司令部は発表した。

「重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー乗組員の海上及び沿岸目標への電子ミサイル発射を伴うミサイル攻撃への取り組みの枠組みにおいて、演習中に仮想敵の水上並びに地上部隊に対する単艦での戦闘行動実施の様々なエピソードが有りました」
『インタファクス-AVN』
が受け取った北方艦隊広報サービスの声明では、こう述べられた。

更に、海上及び空中目標への実地砲及び高射射撃を実施し、航行中の艦の持久の為の闘い(ダメージコントロール)の演習と訓練が実行されたとプレスリリースは述べた。

水曜日、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ中将の統制の下、バレンツ海で海上での単艦行動の錬成任務に対応する手順の訓練を行なった。

訓練には、合同司令部、連合部隊司令部、艦隊の管理部、各部署のトップ、合同本部及び連合部隊本部の士官、1等艦及び2等艦の艦長が参加したと声明は述べている。



ロシア北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで実施された重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海(シリア沖)遠征へ参加しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機は、2016年11月中旬から2017年1月初頭までシリア領内テロ組織への空爆作戦へ参加しましたが、「ピョートル・ヴェリキー」は、「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする「空母機動部隊」を護る為の「盾」の役割に徹し、シリア作戦での出番は有りませんでした。
(搭載している打撃有翼ミサイル「グラニート」は地上攻撃も可能であり、当然ながらシリア領内テロ組織を攻撃する事も可能だったが、実行されなかった)

シリア沖から帰港して約4ヶ月後の2017年6月14日、「ピョートル・ヴェリキー」は乗組員の錬成任務の為、バレンツ海へ出航しました。

この4ヶ月の間に乗組員の入れ替えが有り、新兵も入ってきた為、新たな乗組員が艦に慣れる為、先ず初めに港内で停泊訓練が行われ、そして今回、海上へ出て訓練が行なわれました。

今回は「ピョートル・ヴェリキー」1隻だけの訓練でしたが、近い内には北方艦隊の他の艦船と一緒に演習を行なう事になるでしょう。


「ピョートル・ヴェリキー」を始めとする巡洋艦クラスの大型水上戦闘艦は、今後も長期間に渡り現役に留まります。
[ロシア海軍は今後も巡洋艦を維持する]


「ピョートル・ヴェリキー」の同型艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、現在、大規模な近代化改装を行なっていますが、同艦の改装終了後、「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まります。
[近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2017年に大型機器の設置を開始する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]
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近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2017年に大型機器の設置を開始する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年2月21日13時6分配信
【近代化が実施されている巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は新たな段階の作業を始める】

2017年、(生産)合同『セヴマシュ』で修理と近代化が実施されている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、作業の新たな範囲を広げる:大型機器の設置が始まる。
2月21日・火曜日、セヴェロドヴィンスク企業の広報サービスは発表した。


また、2017年にはシステムとパイプラインの据え付けを開始する。
現在、造船所『セヴマシュ』は、船体の設備の充実へ取り組み、電気設備作業の準備を行なっている。

の修理に当たり、3次元モデリングに関連する革新的な作業方法が使用された。
現実の条件下において同じ空間での多数の機器を組み合わせ、モデルで相対的な位置を確認し、より効率的な作業を行なう事を助ける。

納入責任者ウラジーミル・パブロフが指摘したように、の複数の部屋の作業場で配管の準備を行なう実験的な作業は、良好な結果を示している。
新たな体制下で、製品の製造時間は大幅に削減されなければならない。

プロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、1999年以降、セヴェロドヴィンスク企業に在る。
2008年に同艦は使用済み核燃料を撤去し、2013年に『セヴマシュ』(ロシア)国防省巡洋艦の修理と近代化の契約を締結した。
その結果、ロシア海軍で最も強力なとならなければならない。
2014年、「アドミラル・ナヒーモフ」『セヴマシュ』注水貯水池へ移動した。
2016年にはの機器が取り外された。
楽観的な予想に反し、「アドミラル・ナヒーモフ」の高度な近代化の完了は2020年に延期された。

プロジェクト1144「オルラーン」巡洋艦は、航空母艦を除き、原子力推進装置を有する打撃戦闘艦としては世界最大である。
大型の水上目標及び沿岸目標の撃破、総合的な対空・対潜防衛を提供する為に意図されている。
同プロジェクト艦は25800トンの排水量を有しており、全長は250メートル、乗組員は120名の士官を含め759名である。



プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」(1989年4月21日就役、旧名「カリーニン」)は、1999年8月にオーバーホールの為、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所へ回航されましたが、使用済み核燃料を撤去した以外には殆ど作業は行なわれず、岸壁に係留されていました。
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近代化改装の為の契約は2013年6月に締結され、以後、近代化改装工事が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
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2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドック(貯水池)へ入渠しています。
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[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]

近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体しました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]

既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

2015年8月末までに「アドミラル・ナヒーモフ」の古い各種機器の撤去、解体作業は完了し、続いて艦の清掃や洗浄などが行なわれました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの機器の解体・撤去作業は完了した]

「アドミラル・ナヒーモフ」の船体の清掃などと並行して行なわれていた船体構造の点検では特に問題点は見つからず、ショットピーニングなどの作業が終わった後、新たな各種機器の設置作業へ取り掛かる事になりました。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは船体構造の点検を終えた]

「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器(兵装など)は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為、『セヴマシュ』は新たなガントリークレーン「ヴィーチャズィ」を導入しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな大型クレーンが導入された]

「アドミラル・ナヒーモフ」は近代化改装により新たな情報管理システムが装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]

新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」も装備されます。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

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兵装や電子機器類の殆ど全てを入れ替える「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は、2020年までに完了する予定です。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2020年までの完了が予定されている]

今年(2017年)には、大型の各種機器の設置が始まります。
具体的な内容には触れられていませんが、ミサイル発射機(例えば3S-14汎用ミサイル垂直発射機)などの事でしょう。

ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2020年までの完了が予定されている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省(ロシア連邦海軍)情報・マスコミュニケーション部発表
2017年1月13日9時15分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と近代化は2020年までの完了が計画されている】

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と高度な近代化は2020年までの完了が計画されている。
現在、全ての必要な作業は造船企業『セヴマシュ』(セヴェロドヴィンスク)で進められている。

工場の専門技術者は、艦の居住保障システム、電波技術兵装、艦内動力の交換と更新を行なっている。

近代化計画では、更に、巡洋艦のミサイル複合体及び砲兵装の交換が規定されている。

『セヴマシュ』は、国家契約に沿って重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と近代化を行なっている。

作業実施スケジュールの各段階における報告を、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は定期的に受けている。

近代化の結果、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、完全に新しい戦術-技術的特性を有する事になり、ロシア海軍水上戦力のポテンシャルを大幅に向上させる。

[参照]
プロジェクト1144「オルラーン」重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」
は、1992年まで「カリーニン」の名を持っていた。
同艦は『バルト造船工場』で1983年5月17日に起工された。
1986年4月25日に進水した。
1988年12月30日にロシア海軍の戦闘編制へ補充された。
1992年4月22日、「アドミラル・ナヒーモフ」と改名された。



プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」(1989年4月21日就役、旧名「カリーニン」)は、1999年8月にオーバーホールの為、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所へ回航されましたが、実際には殆ど作業は行なわれず、岸壁に係留されていました。
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近代化改装の為の契約は2013年6月に締結され、以後、近代化改装工事が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
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2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドック(貯水池)へ入渠しています。
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[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]

近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体しました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]

既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

2015年8月末までに「アドミラル・ナヒーモフ」の古い各種機器の撤去、解体作業は完了し、続いて艦の清掃や洗浄などが行なわれました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの機器の解体・撤去作業は完了した]

「アドミラル・ナヒーモフ」の船体の清掃などと並行して行なわれていた船体構造の点検では特に問題点は見つからず、ショットピーニングなどの作業が終わった後、新たな各種機器の設置作業へ取り掛かります。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは船体構造の点検を終えた]

「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器(兵装)は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為、『セヴマシュ』は新たなガントリークレーン「ヴィーチャズィ」を導入しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな大型クレーンが導入された]

「アドミラル・ナヒーモフ」は近代化改装により新たな情報管理システムが装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]

新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」も装備されます。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

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兵装や電子機器類の殆ど全てを入れ替える「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は、以前には2018年末~2019年前半頃に完了すると伝えられていましたが、今回、ロシア海軍広報部は、2020年までに完了すると発表しました。

ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは2018年以降に近代化改装を開始する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年11月16日12時6分配信
【巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は2018年以降に改修される】
モスクワ、11月16日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の修理及び近代化は、同型艦「アドミラル・ナヒーモフ」の改修完了後に開始できる。
『ロシア通信社ノーボスチ』『統合造船業営団』軍事造船担当副総裁イーゴリ・ポノマリョフより伝えられた。

公開情報によると、巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の計画修理は2018年に完了しなければならない。

現在、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、北方艦隊艦船グループの一員として地中海シリア沖で任務を遂行している。

「巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの修理と近代化は、総合スケジュールに沿ってセヴマシュで進められています。
この艦の作業完了後、巡洋艦ピョートル・ヴェリキーが同様の近代化作業を開始する事が出来るでしょう」
『統合造船業営団』
の代理人は話した。

彼は、全ては軍当局の更なる計画に依存している事を強調した。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(プロジェクト1144「オルラーン」)は1998年から海軍の戦闘編制に在籍し、航空母艦を除き、原子力推進装置を有する打撃戦闘艦としては世界最大のままである。
巡洋艦の船体の長さは250メートル以上、幅28メートル、排水量は約25000トン、航続距離に制限は無く、自立行動期間は60日、乗組員は1000名以上である。
巡洋艦の主な兵装は、対艦有翼ミサイル「グラニート」である。



[ロシア海軍の現用ロケット巡洋艦(プロジェクト1164及びプロジェクト1144)は近代化される]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは17歳になった]

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現在、セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所では、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の大規模な近代化改装が行なわれています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装終了後、続いて同型艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まります。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは2010年代末に近代化改装を実施する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は2020年代初頭に完了する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装完了時期については、2018年とも2019年とも言われておりますが、公式には2018年とされています。

改装工事が順調に進み、2018年に完了できれば、続いて「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装を始める事が出来ます。
今回、『統合造船業営団』軍事造船担当副総裁イーゴリ・ポノマリョフ氏は、具体的に何時から「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装を始めるのかについては明言を避けていますが。


なお、「ピョートル・ヴェリキー」は、2016年10月15日から重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に地中海遠征を行なっており、現在はシリア沖に居ます。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年8月8日11時37分配信
【巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は新たな情報管理システムを受け取る】
モスクワ、8月8日-ロシア通信社ノーボスチ

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は近代化の過程で、艦長の意思決定を補助し、艦への映像を提供する新たな情報管理システムを装備する。
月曜日、ロシア通信社ノーボスチ『統合機器製造営団』広報秘書官レオニード・ホジンより伝えられた。

新たな開発は、乗組員の作業の利便性、意思決定及び情報伝達のスピード、更には艦全体の制御操作を増大させる。
巡洋艦の近代化はセヴェロドヴィンスク企業『セヴマシュ』で実施されており、2018年には完了しなければならない。

「『統合機器製造営団』は、戦闘艦の近代化及び修理作業の枠組みにおいて、プロジェクト1144オルラーン重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの為の新たな情報管理システムを作成します」
ホジン
は話した。

彼は、現在、巡洋艦には、小さな一組のパラメータを有する情報案内システムが装備されていると説明した。

「我々は、その能力を大幅に拡張する事になるでしょう。
作成される重要な管理ネットワークには、内部通信、データ保管、ビデオ中継ネットワーク、スタッフの意思決定を補助するインテリジェンスシステムが含まれます」
『統合機器製造営団』
の公式代理人は強調した。

彼によると、新たなシステムでは、展開される可能性のある出来事についてのシナリオを予測し、正しい行動の為の選択肢を提示する事を可能にする。
また、乗組員の助けを借りて、様々なデータライブラリを引きだし、映像を含めた現代的な情報通信技術を利用できるようになる。

プロジェクト1144「オルラーン」重原子力ロケット巡洋艦航空母艦を除き、原子力推進装置を有する世界最大の打撃戦闘艦であり、大型の水上目標及び沿岸目標の撃破、更には戦闘艦連合部隊へ総合的な対空・対潜防衛を提供する為に意図されている。
同プロジェクト艦の排水量は25800トン、全長250メートル、乗組員は120名の士官を含む759名である。


プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」(1989年4月21日就役、旧名「カリーニン」)は、1999年8月にオーバーホールの為、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所へ回航されましたが、実際には殆ど作業は行なわれず、岸壁に係留されていました。
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近代化改装の為の契約は2013年6月に締結され、以後、近代化改装工事が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
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2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドック(貯水池)へ入渠しています。
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[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]

近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体しました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]

既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

ロシア海軍首脳と造船所のトップは、「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装が2018年には終了すると繰り返し表明しています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍への復帰を予定している]
[ロシア海軍は近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフを2018年に受領する]
[セヴェロドヴィンスク造船所は重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフを2018年にロシア海軍へ納入できる]

2015年8月末までに「アドミラル・ナヒーモフ」の古い各種機器の撤去、解体作業は完了し、続いて艦の清掃や洗浄などが行なわれました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの機器の解体・撤去作業は完了した]

「アドミラル・ナヒーモフ」の船体の清掃などと並行して行なわれていた船体構造の点検では特に問題点は見つからず、ショットピーニングなどの作業が終わった後、新たな各種機器の設置作業へ取り掛かります。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは船体構造の点検を終えた]

「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器(兵装)は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為、『セヴマシュ』は新たなガントリークレーン「ヴィーチャズィ」を導入しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな大型クレーンが導入された]


「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は、2018年末~2019年前半頃には完了する予定であり、その後、同型艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まります。
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[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]