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ロシア海軍退役中将セルゲイ・メニャイロはセヴァストーポリ知事代行に任命された

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『イタルタス』より
2014年4月15日10時29分配信
【プーチンはセルゲイ・メニャイロをセヴァストーポリ知事代行に任命する法令に署名した】
モスクワ、4月15日/イタルタス

ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、セルゲイ・メニャイロセヴァストーポリ知事代行に任命する法令に署名した。
法令は、クレムリンのサイトで公表された。
文書は、署名された日から発効する。

4月14日、ロシア大統領は、セルゲイ・メニャイロ及びアレクセイ・チャリイと会談し、元黒海艦隊副司令官をセヴァストーポリ知事代行に任命する法令に署名すると述べた。

プーチンは会談中にメニャイロへ彼が軍での勤務を終えた後の事について尋ねた。
メニャイロは、2011年に退役した後の彼の全ての仕事はセヴァストーポリと海軍に関連するものであり、現在は国有企業のトップを務めていると報告した。

「貴方は、経済問題については良く御存知でしょうか?」
大統領は質問し、肯定的な答えを受けた。
新たな市のトップは、セヴァストーポリが明確な問題に直面している事を確認した。
彼は、その中でも、まず最初に汚職との闘い、全ての当局組織の速やかな形成と「基礎体制の指導」を挙げた。

「連邦主体、市、これらは全て独立した活動形態であり、日々の時間に関連し、それは、一見した限りでは、うんざりする仕事です。
都市経済の維持・発展に関連する公共住宅、電気、水の供給、市民の生活水準の向上、これらは全ての管理部、知事の活動の主題です」
プーチン
は警告した。

「私は、最も重要な点を理解しております。
私は、社会的緊張を減らす為、全力で業務を行なう所存です」
メニャイロ
は答えた。


セヴァストーポリ知事代行に任命されたセルゲイ・イワノヴィチ・メニャイロ氏は、ロシア海軍退役中将です。
[セルゲイ・メニャイロ]

メニャイロ提督は、2008年8月のグルジア戦争においては、大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」に座乗してアブハジア方面ロシア海軍部隊を統括指揮しました。
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8月9日、10日には、グルジア海軍部隊と交戦しています。
[アブハジア沖海戦「詳細」]
[アブハジア沖の海上戦闘(2008年8月9~10日)とセルゲイ・メニャイロ中将]

その後、2009年5月30日から2011年12月22日に退役するまでロシア黒海艦隊副司令官を務めました。
[メニャイロ中将は黒海艦隊副司令官に就任する]

退役後は、ロシアの国営企業に「天下り」していたようです。

2014年3月18日、セヴァストーポリ市ウクライナから分離したクリミア共和国と共にロシア連邦へ編入され、ロシア連邦市となりました。
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そしてプーチン大統領は、新たにロシア連邦へ加わったセヴァストーポリ連邦市の知事代行として、グルジア戦争の英雄であるセルゲイ・メニャイロ提督を送り込みます。
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ウクライナ海軍フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」乗員はクリミアへ戻りたがっている

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月11日19時09分配信
【「ヘトマン・サハイダチヌイ」船員はクリミアへ戻りたがっている】

フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」で勤務しているウクライナ海軍の船員の一部は、彼らの家族が残されているクリミアへ戻る為、退職を望んでいる。
『中央海軍ポータル』は、将兵自身より伝えられた

「ヘトマン・サハイダチヌイ」乗組メンバーからの情報によると、彼らは辞表を書いたが、2014年3月17日から完全な戦闘即応モードへ入っているが故に現在は受理されていない。
船員達は、残された家族の居るクリミアへ戻る事を希望し、艦上に在って辞表の受理を待っている。

『中央海軍ポータル』特派員は、「ヘトマン・サハイダチヌイ」の5名の将兵と連絡を取ることが出来たが、この内の4名は辞職に関する情報を肯定し、1人は断固として否定した。

「我々は全員がクリミアへ戻る事を望んでおりますが、我が国の情勢が安定しなければ、それは実行されないでしょう。
誰も勤務から去ろうとはしておりません。
幸いにも、私達の家族は、その事を理解しております。
情況が正常化する時など、誰にも分かりません。
同時に、誰もが最悪のケースへと発展した場合に備えておりますが、それでも、最良の望みを捨てる事はありません」

『中央海軍ポータル』は、艦の高位の士官である情報提供者より伝えられた。

更に、複数の船員が、「ヘトマン・サハイダチヌイ」乗員の感情に関するあらゆる情報は公表しないように司令部から指示されていると述べた。

ウクライナのポータルサイト『Otkat』によると、オデッサに係留されている艦から3名の将兵が脱走し、この内の1名は既にクリミアへとへ辿り着き、ロシアのパスポートへの登録を始めている。
ウクライナ国防省の代理人は、脱走兵に関する情報を確認していない。
当局の広報サービスは、現在、軍の全てが完全な戦闘即応体制に在り、軍からの辞職など認められないと説明した。

フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」ウクライナ海軍の旗艦である。
クリミア騒乱が始まった時、同艦はNATO及びEU諸国海軍と共に地中海で海賊対処任務を実施しており、
その後、2014年3月5日には、同艦が今も居るオデッサ港へ入港した。


アデン湾海賊対処任務に従事し、2014年3月5日にオデッサへ帰港したウクライナ海軍フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」に関しては、以前にも一部の乗員がクリミアへ戻る事を望んでいると報じられました。
[ウクライナ海軍フリゲート"ヘトマン・サハイダチヌイ"乗員の約2割はクリミアへ戻る事を望んでいる]

既に同艦の乗員3名が脱走したという情報も有りますが、いずれにせよ、「ヘトマン・サハイダチヌイ」乗員の士気は、あまり高くは無さそうです。

ウクライナ海軍のロケット艇プリルキはセヴァストーポリを去り、ウクライナへ戻された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月11日13時37分配信
【情報提供者:ロシアはウクライナへ最初の戦闘艦艇の移送を始めた】
セヴァストーポリ、4月11日-ロシア通信社ノーボスチ

金曜日、ロシア黒海艦隊ウクライナへの最初のウクライナ海軍戦闘艦艇-ロケット艇「プリルキ」の移送を開始した。
ロシア通信社ノーボスチ黒海艦隊司令部の情報提供者より伝えられた。

クリミアには、現在、約70隻のウクライナ海軍の戦闘艦艇及び支援船が居る。

「黒海艦隊の2隻の泊地曳船は、セヴァストーポリのカランチノイ湾からのロケット艇の離岸を開始しました」
対談者は話した。

セヴァストーポリ湾を出たロケット艇黒海艦隊の大型海洋曳船により移送され、中立水域まで輸送された艇は、ウクライナ側と合流する。


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プロジェクト206MRロケット艇R-262レニングラード(現サンクトペテルブルク)スレドニエ・ネフスキー造船所で1979年に起工され、1980年12月に竣工しました。
就役後は黒海艦隊へ配備されました。

ソヴィエト連邦解体後、1995年12月30日にウクライナ海軍へ譲渡され、U153「プリルキ」と改名されました。
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2014年3月、クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、クリミア半島に居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
ロケット艇「プリルキ」も、その中の1隻でした。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

その後、接収艦艇はウクライナへ返還される事になりました。
[クリミアに残された旧ウクライナ海軍艦艇はウクライナへ返還される]

そして4月11日、ロケット艇「プリルキ」給油船「ファストフ」曳船に曳かれてセヴァストーポリを去り、ウクライナ側へ引き渡されました。

ドヌズラフ湖出口に沈められたロシア海軍除籍艦船は引き揚げられる

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2014年4月8日10時28分配信
【黒海艦隊の補助船はクリミアのドヌズラフ湖の封鎖を解除する】

4月6日、黒海艦隊補助船支隊セヴァストーポリを去り、ドヌズラフ湖エリアへ針路を取った。

支隊は、サルベージ船「KIL-158」「KIL-25」環境制御船「ピョートル・グラドフ」、海洋潜水作業船「VM-911」、泊地曳船「PB-389」で構成される。

補助船は、元ウクライナ海軍基地ドヌズラフの入り口に沈められた艦船の引き揚げ作業を実施しなければならない。

想い起して欲しい。
2014年3月、ドヌズラフに駐留するウクライナ海軍艦の逃走を防ぐ目的の為、大型対潜艦「オチャコフ」、海洋潜水作業船「VM-232」「VM-416」、更には、泊地艇が基地出口の防波堤の間に沈められた事を。
これらは、全て2008年~2011年の間に海軍から除籍された。

引き揚げ作業の実施には特殊ポンツーンが使用され、作戦開始は4月7日に予定されている。


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2014年3月5日、ロシア黒海艦隊除籍艦「オチャコフ」(プロジェクト1134B大型対潜艦、1973年就役/2011年除籍)がクリミア半島ドヌズラフ湖出口に沈められました。
[ロシア黒海艦隊の除籍艦オチャコフはクリミア半島のドヌズラフ湾口に沈められた]

続いて、同じく黒海艦隊除籍船数隻もドヌズラフ湖出口へ沈められました。
[ウクライナ海軍艦艇の一部はドヌズラフ湾内に閉じ込められた]

その後、ドヌズラフに駐留していたウクライナ海軍艦艇はロシアに接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

そしてクリミア共和国ロシア連邦へ編入された為、新たにロシア領となったドヌズラフ湖の出口に沈められた除籍艦船も引き揚げられる事になりました。

コルベット「テルノーピリ」はウクライナ海軍へ戻される

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月2日9時35分配信
【ウクライナ海軍はクリミアから自分の艦を取り戻す】

コルベット「テルノーピリ」は、クリミアからウクライナ本土への最初の再配置を準備している。
ロシア-ウクライナの機器再配置交渉に参加している党派「祖国」代表アンドレイ・センチェンコは、議会における説明会で話した。

「我々は協議を実施しております」
彼は話した。
「私達は、何も困難は無い事を保証されています。
4月1日が終わるまでに、艦艇、車輌、航空機の再配置スケジュールで合意しなければなりません。
我々が最初に再配置を準備する艦は、テルノーピリ、更には、ドヌズラフのキロヴォグラードになります。
現在、2隻の艦のみが再配置に関する問題を有しておりますが、残りは問題無く再配置できます。
総計で約70隻の各種艦艇を移動させる必要が有ります」
センチェンコ
は指摘した。


クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、クリミア半島に居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

ロシア海軍総司令官チルコフ提督は、これらの旧ウクライナ海軍艦艇ウクライナへ返還されると述べました。
[クリミアに残された旧ウクライナ海軍艦艇はウクライナへ返還される]

最初にウクライナ側へ返還されるのは、コルベット「テルノーピリ」になるようです。
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この他、ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」も、近い内にウクライナへ返還される事になります。
[潜水艦ザポリージャはウクライナ側へ返還される]

ウクライナ海軍フリゲート"ヘトマン・サハイダチヌイ"乗員の約2割はクリミアへ戻る事を望んでいる

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月2日11時36分配信
【「ヘトマン・サハイダチヌイ」乗組員の一部は辞職してクリミアへ戻る事を望んでいる】

ウクライナフリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」で勤務する約40名の契約船員は、辞職してクリミアへ戻る事を望んでいる。
セヴァストーポリニュースポータル『ForPost』は、オデッサに係留されている「サハイダチヌイ」乗員の1人の話を引用した。

この船員によると、「ヘトマン・サハイダチヌイ」の乗組員211名の内の約40名は、(クリミア)半島へ行く事を望んでいる。
フリゲートで勤務する船員で最も多い契約軍人は、家族の多くをクリミアへ残してきている。
(クリミア)半島がロシア領と認定された後に記された辞職に関する幾つかのリポートによると、首脳部は未だ(乗員を)帰還させてはいない。

「我々は、誰一人として、脱走という形で辞職し、セヴァストーポリへ行く事など望んでおりません。
反対に、軍事検察官は、それを"脱走兵"と見なすなどと脅しています。
彼等は、部分的動員が終了するまで、更に45日間は待つ必要が有ると言っております」

彼は説明した。

ウクライナ国防省の情報によると、船員は(辞職)申告書には署名しておらず、そのような事は確認されていない。

更に、ウクライナ海軍司令官セルゲイ・ハイドゥク少将は、「ヘトマン・サハイダチヌイ」艦上で表明した。
4月2日にウクライナ国防省が署名した法令により、今後、契約軍人は何の問題も無く辞職する事が可能となる。


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ウクライナ海軍フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」は、今回のウクライナ動乱が起こった2014年2月末には、アデン湾海賊対処任務を終えて戻ってくる途中でした。

2月28日にはギリシャスーダ港へ寄港しています。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月28日14時07分配信
【フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」はギリシャのスーダ湾海軍基地へ到着した】

そして3月1日、ロシア『イズベスチヤ』は、「ヘトマン・サハイダチヌイ」ロシアへ投降したなどと報じました。
2014年3月1日21時26分配信
【ウクライナ海軍旗艦「ヘトマン・サハイダチヌイ」はロシア側へ投降した】
これは、当時クリミアへ行っていたロシア連邦院(上院)議員イーゴリ・モロゾフ氏の話を伝えたものです。

その後、「ヘトマン・サハイダチヌイ」は、キエフ時間3月4日8時にダータネルス海峡へ入り、同日夕方にはボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
『イタルタス』より
2014年3月4日14時02分配信
【ウクライナ外務省:ウクライナ海軍フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」は黒海へ戻って来る】

3月5日、オデッサへ帰港しました。
『インタファクス-ウクライナ』より
2014年3月5日9時42分配信
【旗艦「ヘトマン・サハイダチヌイ」はウクライナ国旗の下にオデッサへ到着した】
「ウクライナ国旗の下に」という表現は、同艦がロシアへ投降したなどと報じたメディアに対する完全な嫌味でしょう。

その後、ロシア連邦クリミア共和国及びセヴァストーポリ特別市を編入し、クリミアに居たウクライナ海軍艦艇はロシアに接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

ウクライナ海軍に残されたのは、フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」を含めた10隻の艦艇のみでした。


しかし今回の記事によると、その「ヘトマン・サハイダチヌイ」の乗組員211名の内、約40名は家族の居るクリミアへ戻る事を希望しているようです。

クリミアに残された旧ウクライナ海軍艦艇はウクライナへ返還される


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月1日11時03分配信
【ウクライナ海軍の約80隻の艦船がクリミアに残されているとロシア海軍総司令官は表明した】
モスクワ、4月1日-ロシア通信社ノーボスチ

ウクライナ黒海艦隊の約80隻の戦闘艦及び保障船がクリミア及びセヴァストーポリに残されている。
火曜日、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は記者団に伝えた。

「今日、ロシア領のクリミア及びセヴァストーポリには、ウクライナ黒海艦隊の艦船が残されています。
79隻の艦船の内、25隻が戦闘艦です。これらについては検査を実施します」
チルコフ
は話した。

近い内に、これらの艦船はウクライナへ引き渡される。


クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、クリミア半島に居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

この内、ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」は、ウクライナへ返還される事になります。
[潜水艦ザポリージャはウクライナ側へ返還される]


今回のロシア海軍総司令官チルコフ提督の発言によると、他の旧ウクライナ海軍艦艇も、ウクライナへ返還される事になるようです。

潜水艦ザポリージャはウクライナ側へ返還される

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『イタルタス』より
2014年3月30日20時40分配信
【ウクライナ海軍唯一の潜水艦はセヴァストーポリからオデッサへ曳航される】
セヴァストーポリ、3月30日/イタルタス

ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」は、曳航されてオデッサへ移送される。
イタルタス黒海艦隊本部より伝えられたように、移送に従事するのはウクライナ軍人となるだろう。

「来週、ロシア軍及びウクライナ軍は、このプロセスを準備する為の最良の方法を話し合う協議を開催します」
対談相手の情報提供者は話した。
曳船は、ウクライナオデッサから来る予定である。
潜水艦「ザポリージャ」は作戦には不適当であり、新たな配置場所へ行く事は出来ない。

「ディーゼルエレクトリック潜水艦ザポリージャの騒音と戦闘能力という特性は、既に1980年代初頭から現代の海洋戦闘における必要条件を満たしておりません」
黒海艦隊
は伝えた。
「その理由は、居住保障システム、兵装、潜水艦のダメージコントロール手段が旧式化しており、乗組員にとっては安全ではない為です」

以前、ロシア黒海艦隊は、この潜水艦の使用を断念し、ウクライナ側も、移送に同意した。
乗組員は、黒海艦隊の一員としての勤務続行が提案されている。

潜水艦「ザポリージャ」は1970年に建造され、当初は北方艦隊の編制へ含まれていた。
1990年、潜水艦黒海へ移動した。
1997年にはウクライナ海軍の編制へ加入した。

2011年のロシア-ウクライナ演習「平和水路」において、欠陥を持つ潜水艦「ザポリージャ」は、仮想沈没船として使われた。
それは、遭難潜水艦の救助任務を果たす為、水底に横たわった。
「救助」潜水艦は、ロシア連邦黒海艦隊第13船舶修理工場の埠頭に接舷し、修理の為に滞在した。


クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、クリミア半島に居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」に関しては、ロシア黒海艦隊潜水艦部隊(第247独立潜水艦大隊)の司令と参謀長が出向いて説得工作を行ない、その結果、艦長と一部の乗員は艦を離れましたが、残りの乗員は潜水艦と共にロシア海軍へ加わる道を選びました。
[ウクライナ潜水艦ザポリージャ、ロシア黒海艦隊へ編入?]
[旧ウクライナ潜水艦ザポリージャはロシア海軍旗を揚げた]

ロシア黒海艦隊第247独立潜水艦大隊へ加わった旧「ザポリージャ」(B-435)ですが、早くもウクライナへ返還される可能性が出てきました。
[潜水艦B-435(旧ザポリージャ)はウクライナ海軍へ返還されるかもしれない]

ただ、今回の記事によると、「ザポリージャ」は自力航行できる状態には無く、オデッサまで曳航される事になるようです。
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「ザポリージャ」と共にロシア海軍へ加わった旧ウクライナ海軍サブマリナ―達は、引き続き黒海艦隊で勤務するようですが。

ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った

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『Tsenzor.Net』より
2014年3月26日10時35分配信
【ウクライナ海軍の編制には10隻の艦艇が残された】

51隻(の各種艦艇)はロシア軍に捕獲された。

(それ以外の)戦闘艦、戦闘艇、保障船ウクライナ海軍の編制へ残った。

[ウクライナ海軍の戦闘艦](2隻)
1:フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」-U130
2:砲艇「スカドフスク」-U170

[ウクライナ海軍の補助船](3隻)
1:偵察艦「ペレヤスラフ」-U512
2:潜水作業船「ネチシン」-U700
3:乾燥貨物船「スヴァトヴェ」-U763

[ウクライナ海軍のカッター(艇)](5隻)
1:カッターAK-01 - U172
2:カッターAK-02 - U173
3:対攪乱工作艇「ゴーラ・プリスタニ」-U241
4:カッター「ウラジーミル・ヴォルィンスキー」-U721
5:カッター「ピヴェデンヌイ」-U855


[ロシア旗を掲げたウクライナ海軍の戦闘艦及び補助船](51隻)
1:潜水艦 「ザポリージャ」-U01
2:統制艦「スラヴィティチ」-U510
3:大型揚陸艦「コンスタンチン・オリシャンスキー」-U402
4:中型揚陸艦「キロボグラード」-U401
5:海洋掃海艦「チェルニゴフ」-U310
6:海洋掃海艦「チェルカースィ」-U311
7:コルベット「ヴィニツァ」-U206
8:コルベット「ルツィク」-U205
9:コルベット「フメリニツキー」-U208
10:コルベット「テルノーピリ」-U209
11:ロケットコルベット「ドニエプル」-U155
12:ロケット艇「プリルキ」-U153
13:泊地掃海艇「ヘニチェスク」-U360
14:統制艦「ドンバス」-U500
15:潜水作業船「ポチャエフ」-U701
16:救助曳船「クレメネツ」-U705
17:捜索救助船「イズヤスラフ」-U706
18:消防艇「ボルシチフ」-U722
19:輸送船「ジャンコイ」 -U754
20:輸送船「スダク」-U756
21:給油船「バフマチ」-U759
22:給油船「ファストフ」-U760
23:消磁船「バルタ」-U811
24:物理フィールド管理船「セヴェロドネツク」-U812
25:海洋曳船「コレーツ」-U830
26:サルベージ船「ショストカ」-U852
27:浮揚倉庫「ゾロトノシャ」-U855
28:潜水作業船「カメンカ」-U860
29:曳船「クラスノペレソプスク」-U947
30:曳船「ドブノ」-U953
31:清掃船-U954
32:輸送船「ゴルロフカ」-U753
33:訓練艇「チギリン」-U540
34:訓練艇「スミラ」-U541
35:訓練艇「ノヴァヤ・カホーフカ」-U542
36:水路艇「スクヴィラ」-U635
37:カッター「U659」
38:カッター「U662」
39:カッター「U001」
40:カッター「コロステニ」-U853
41:カッター「ドブロポリエ」-U854
42:カッター「U926」
43:潜水作業艇「ロムニー」-U732
44:潜水作業艇「トクマク」-U733
45:衛生艇「ソーカリ」-U782
46:迎賓艇「イリイチェフスク」-U783
47:対攪乱工作艇「フェオドシヤ」-U240
48:魚雷艇「ヘルソン」-U891
49:曳航艇「ノヴォオゼルノエ」-U942
50:消防艇「エフパトリヤ」-U728
51:浮揚クレーン「カランチャク」-U802



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クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事により、セヴァストーポリに居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
[ウクライナ潜水艦ザポリージャ、ロシア黒海艦隊へ編入?]
[旧ウクライナ潜水艦ザポリージャはロシア海軍旗を揚げた]
[旧ウクライナ海軍統制艦スラヴィティチはロシア旗を揚げた]

セヴァストーポリ在伯艦艇のみならず、ドヌズラフ湾ウクライナ海軍基地ノヴォオゼルノエに居た艦艇も、結局ロシア軍の手に落ちました。
[ウクライナ海軍艦艇の一部はドヌズラフ湾内に閉じ込められた]


これらの旧ウクライナ海軍艦艇は、ロシア海軍の手により点検が行なわれた後、ロシア黒海艦隊で使用するか否かが決定されます。
[旧ウクライナ海軍艦艇は機器検査後にロシア黒海艦隊へ加わる]


そしてウクライナ海軍の手元には、フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」を始めとする10隻の艦艇が残されました。

この内、戦闘能力を有するのは2隻のみです。

フリゲート「ヘトマン・サハイダチヌイ」
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砲艇「スカドフスク」
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潜水艦B-435(旧ザポリージャ)はウクライナ海軍へ返還されるかもしれない

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『Tsenzor.Net』より
2014年3月29日9時49分配信
【ロシアはウクライナへ捕獲潜水艦「ザポリージャ」を返還するかもしれない】

プロジェクト641ディーゼルエレクトリック潜水艦「ザポリージャ」は、ウクライナ海軍へ復帰する。
ロシア海軍総参謀部は伝えた。

「それは、彼等の判断で使用或いは解体する為に、ウクライナ国防省へ移管される事も有り得ます」
対談者は説明した。

彼によると、潜水艦の年齢は44年である。
その戦闘能力は長期に渡り時代遅れとなっており、この数十年間は、殆ど任務遂行の為に海へ出ていない。

「ウクライナ側は定期的な努力を実行し、艦船修理企業は部隊へ復帰させるために努力していました。
ですが、この施策は、肯定的な結果として表れておりません」

彼は話した。

潜水艦「ザポリージャ」乗組員は、黒海艦隊の一員としての勤務続行が提案されている。
サンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で建造され、近い内に(黒海艦隊へ)補充される6隻の新たな潜水艦において。


クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、セヴァストーポリ在泊のウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。

ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」に関しては、ロシア黒海艦隊潜水艦部隊(第247独立潜水艦大隊)の司令と参謀長が出向いて説得工作を行ない、その結果、艦長と一部の乗員は艦を離れましたが、残りの乗員は潜水艦と共にロシア海軍へ加わる道を選びました。
[ウクライナ潜水艦ザポリージャ、ロシア黒海艦隊へ編入?]
[旧ウクライナ潜水艦ザポリージャはロシア海軍旗を揚げた]
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ロシア黒海艦隊第247独立潜水艦大隊へ加わった旧「ザポリージャ」(B-435)ですが、早くもウクライナへ返還される可能性が出てきました。
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ただし、ロシア海軍へ参加した「ザポリージャ」元乗組員は、今後新たに就役するプロジェクト06363潜水艦の乗組員となるようです。
[プロジェクト06363潜水艦]