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ロシア海軍航空隊司令官は語る

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『タス通信』より
2018年12月10日7時2分配信
【(ロシア)海軍は海上航空隊の開発計画について話した】
モスクワ、12月10日/タス通信

ロシア海軍海上航空隊は、新たな海洋哨戒航空機を受領する。
その開発は、2020年代には完了しなければならない。
月曜日、新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、ロシア海軍海上航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は話した。

「(2021~2030年の)後半には、海上航空隊の全ての航空機及びヘリコプター集団の近代化と、沿岸に駐留する戦闘襲撃航空隊の航空機の更新が継続しており、尚且つ、将来哨戒航空複合体の量産が始まります」
コジン
は述べた。

以前、コジンは、海軍の為の新たな哨戒航空機の開発は、近い内に完了すると述べた。
「海軍総司令部及び海上航空隊司令部は、将来多目的艦載ヘリコプター及び地上配置ヘリコプターの開発を進めており、近い内には、現用の対潜航空機との交換が計画されている新たな哨戒航空機の開発が完了します」
海上航空隊司令官は2017年に指摘した。

前海軍総司令官/strong>ヴィクトール・チルコフは、将来の海軍総司令部は「海軍の軍備に在る対潜機Tu-142M3を将来航空機プロジェクトと交代させます」と話した。
Tu-142ソヴィエト及びロシア遠距離対潜航空機である。

[2つのタイプの新たなヘリコプター]
海上航空隊
は、2030年までに2つのタイプの新たなヘリコプター艦上戦闘ヘリコプター及び艦上及び沿岸配置の多目的ヘリコプター~を受け取るとコジンは更に付け加えた。

「沿岸及び艦上配置の将来多目的ヘリコプター複合体、艦上配置戦闘ヘリコプターの量産が始まります」
コジン
は話した。
将軍は、新たな機体は、2021年~2030年の海上航空隊航空機及びヘリコプター集団の更新プログラムの枠組みにおいて受領すると述べた。

新たな機体が登場するまで、海軍は現用のヘリコプターの近代化を継続する。
「艦上グループの為、対潜部隊及び目標指示部隊の基礎であるヘリコプターKa-27の、新たなヘリコプターKa-27Mへの再装備が計画されております。
事実上、それ(Ka-27M)は集団の半分を構成しております」
コジン
は述べた。

彼は更に、同時に、納入されたKa-27Mの更なる近代化作業が行なわれると付け加えた。
戦闘ヘリコプターに関しては、2020年までの期間に海軍艦上打撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」による再装備を計画している。

以前、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』総取締役アンドレイ・ボギンスキーは、ホールディングス将来多目的海上ヘリコプター「ミノーガ」の開発を継続していると述べた。
機体プロジェクトの概略技術設計は2019年第1四半期(1月~3月)に完了しなければならない。

伝えられているように、海軍は、揚陸タイプを含め、同時に複数のモデルの将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」を受け取る。
株式会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフは、10年もたてば、その量産を開始できると見ている。

[艦上無人機及び遠距離電波位置測定探知航空機]
海軍海上航空隊司令官は更に、艦上遠距離電波位置測定探知航空機及び艦上無人機は、2021年から2030年までの期間にロシア海軍海上航空隊へ軍備採用されると述べた。

「海上航空隊の軍備として、艦上電波位置測定巡視航空機、艦上配置無人飛行装置が採用されなければなりません」
コジン
は海上航空隊の将来の再軍備の質問に答え、こう話した。
将軍が説明したように、これらは2021年~2030年の期間に起こる。

コジンは、海上航空隊の開発は3段階で行なわれると述べた。
最初に、2021年から2030年までの期間に現用モデルの近代化の継続、海軍航空隊の将来モデル戦闘機材の軍備採用の開始計画されている。
2030年以降は、将来機材の開発が継続される。

ロシアは、以前には艦上遠距離電波位置測定探知航空機を作成していない。
ソヴィエト社会主義共和国連邦時代には、最初の原子力航空母艦「ウリヤノフスク」へ装備する為、艦上遠距離電波位置測定巡視・照準・管制・電波電子対抗航空機Yak-44が設計された。
艦上装置の開発が難航したが故に、Yak-44はモックアップのみが作られた。
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1993年、作業は資金供給が途絶えたが故に凍結された。

[遠距離北極水陸両用ヘリコプター]
ロシア海軍海上航空隊
は、2031年から2050年までの期間に、北極の為の新たな遠距離活動捜索救助水陸両用ヘリコプターを受け取る。

「北極及び北極海の大陸棚の条件下での活動を含む遠距離ゾーンの水陸両用クラスの捜索救助ヘリコプターが作成されます」
コジン
は話した。
彼によると、これは、2031年から2050年までの期間に製造される。

将軍は、この時期に海上航空隊は新世代多機能飛行装置及び新世代空中高精度兵器システムの軍備採用を予定していると付け加えた。
新たな機体が海軍に登場するまで、現用ヘリコプターの近代化が継続される。

北極の為にヘリコプターMi-8ATMSh-VAが既に作成されている。

北極旅団の為のヘリコプター供給契約は2016年2月に署名された。
新たなヴァージョンの基礎主要モデルとの違いは、断熱性の向上、操縦-航法及び電波通信機器(衛星信号無しで動作する慣性航法システムを含む)、エンジン加熱システム及びトランスミッションであり、マイナス40度でのエンジン始動操作を可能とする。

更に、再三に渡って水陸両用ヘリコプターMi-14PLの生産の再開の要望が出されているが、これまでの所、この機体の生産の問題への取り組みは行なわれていない。
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Mi-14は1960年代にMi-8をベースにして作成された。
水陸両用ヘリコプターは、ボート型機底と2つの胴体ブロックフロートを受け取り、それは同時に機体シャーシを支える為の流線形として役に立つ。

ヘリコプターは、等級3~4の波がある水上へ滞在できる。
Mi-14は様々な対潜兵装を装備し、機体は、核を含め対潜魚雷及び深海爆弾を受け入れる事ができる。
現在、ヘリコプターロシア海軍の軍備からは除外されている。



ロシア海軍の現用の対潜哨戒機を代替する新世代哨戒機の開発は以前から進められています。
[ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている]
[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]

ロシア海軍の現用の艦載ヘリコプターの後継となる新世代艦載ヘリコプター「ミノーガ」の開発も進められています。
[将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の概略設計は2019年3月末までにロシア海軍へ提示される]

攻撃ヘリコプターKa-52艦上機型Ka-52Kも開発され、数年後には量産を開始する見込みです。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2019年-2020年に開始できる]

その一方、現用の艦載ヘリコプターKa-27の近代化改装も進められています。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]


そして今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、初めて艦上早期警戒機の開発計画がある事を明らかにしました。
コジン少将は、それ以上の事は語っていませんが、現在、ロシア海軍に在籍する「航空母艦」アドミラル・クズネツォフスキージャンプ発艦方式であり、更に、ロシア海軍次世代艦上戦闘機となる新世代VSTOL戦闘機の開発も始まっています。
(VSTOL戦闘機スキージャンプで発艦する)
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

そうなると、これから開発される艦上早期警戒機も、おそらくはスキージャンプ発艦が前提となりますが、既に『べリエフ』社は、スキージャンプ発艦方式艦上早期警戒機の自主設計案を作成しています。
もしかすると、これをベースにして開発する事になるかもしれません。
[べリエフは艦上早期警戒機の特許を登録した]

艦上無人機に関しては、現在、『スホーイ』社により重打撃無人機「オホートニク」の開発が進められており、或いは、「オホートニク」の艦上機型が開発されるかもしれません。
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更に、イーゴリ・コジン少将は、北極圏向けの新型水陸両用ヘリコプターの開発計画がある事を明らかにしました。
以前には、ソ連時代に開発された水陸両用ヘリコプターMi-14の生産再開や近代化の話が何度も出ていましたが、結局、新たな機体を開発する事になったようです。
[2018年末までに水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関するロシア国防省(ロシア海軍)の決定が下される]
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ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で迎撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年7月21日14時5分配信
【バルト艦隊の飛行士は計画訓練中に仮想敵の空中目標の迎撃及び対象への攻撃へ取り組んだ】

バルト艦隊海上航空隊基地の戦闘機飛行隊の飛行士は、カリーニングラード州での計画訓練中、航空機Su-27によるグループ飛行技術及び空中戦闘の要素へ取り組んだ。

パイロットは、複雑な操縦の要素及び高速目標の迎撃任務を遂行した。

特に、計画訓練で戦闘機Su-27乗員は、指定空域の捜索、目標の発見へ従事し、仮想敵航空機の飛行場への強制着陸へ取り組んだ。

訓練にはバルト艦隊海上航空隊の合計10機以上の航空機が関わった。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっており、2018年7月までに合計8機が到着しています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

エイスクのロシア海軍航空隊飛行訓練センター(新ニートカ)に新たな滑走路が建設される

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『タス通信』より
2018年7月7日17時9分配信
【艦上航空隊の訓練の為の航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンがエイスクに建設される】
モスクワ、7月7日/タス通信

艦上航空隊の訓練の為の航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンが2018年末までにエイスクに建設される。
ロシア連邦国防省は土曜日に報道機関へ伝えた。

「飛行場の敷地には、航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンが建設されます。
それは、金属製被覆材の鉄筋コンクリート構造となります。
全てのコンクリート作業は既に実行されています」

当局は話した。
明らかにされたように「南方軍管区の海軍航空隊の飛行場の新たな施設の建設は、2018年末までに完了します」

南方軍管区へ出張中のロシア連邦第1国防次官ルスラン・ツァリコフが建設作業を視察したと国防省は付け加えた。
ツァリコフは更に、ウラジカフカースの軍事警察訓練センターの施設の建設の完了を査察した。
この他、ウラジカフカースで国防次官は北カフカース・スヴォーロフ軍事学校を訪れ、『全連邦軍事スポーツ少年団』北オセチア・アラニア地域本部長と会合した。



[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]

ロシアは、2010年からクラスノダール地方エイスク市に新たな艦上航空機発着艦訓練施設(ニートカ)の建設を始めました。
[ロシアは、2010年に空母パイロット訓練センターの建設を開始する]

2013年7月に艦載機による飛行試験が実施されました。
[艦上戦闘機MiG-29KUBは新ニートカで試験を行なう]

エイスク市第819戦闘応用・飛行再訓練センター(新「ニートカ」)では、主に、ロシア海軍航空隊へ導入される新型機(近代化改修された既存機を含む)への習熟訓練が行なわれています。
[エイスクの新ニートカは本格的に稼働を始める]


ロシア海軍航空隊艦上戦闘機隊は、2014年1月からエイスク新ニートカで訓練を始めています。
[ロシア北方艦隊の艦上戦闘機パイロットはエイスクの新ニートカで訓練を行なう]
[エイスクの新ニートカへ艦上戦闘機Su-33が到着した]
[ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将はエイスクのロシア海軍飛行訓練センター(新ニートカ)を視察した]

現在、新ニートカには、1組の発艦用トランポリン(スキージャンプ)着艦拘束装置から成る空母発着艦訓練施設が有りますが、この他に、新たな滑走路の建設が進められています。
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こちらにも着艦拘束装置が設置されるとの事ですから、空母発着艦訓練設備をもう1つ作るようです。


なお、スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33は、2018年5月末からクリミア半島サキ飛行場へ進出し、艦上航空機発着艦訓練施設(旧ニートカ)で飛行訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]

第100艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機MiG-29K/KUBは、2018年6月初頭にサキ飛行場へ進出し、旧ニートカで飛行訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29Kはクリミア半島の発着艦訓練施設ニートカで訓練飛行を行なう]

Su-33MiG-29K/KUB「母艦」アドミラル・クズネツォフは、2018年4月末に近代化改装の契約が締結され、艦隊へ復帰するのは2021年になるので、それまではサキエイスク「ニートカ」で訓練を行なう事になります。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

2018年末までに水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関するロシア国防省(ロシア海軍)の決定が下される

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『タス通信』より
2018年5月25日9時0分配信
【『ロシアン・ヘリコプターズ』は(ロシア)国防省と水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化の問題について詳細に検討する】
アスタナ、5月25日/タス通信

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(『ロステフ』へ加入)はロシア連邦国防省水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化の問題について詳細に検討しており、然るべき試験設計作業の開始の決定は、年末までに採択されるだろう。
『タス通信』は、ホールディングス副総取締役(軍用機器販売担当)ウラジスラフ・サヴェリエフより伝えられた。

「今日において、この問題は、国防省との更なる詳細な検討(の過程)に在ります。
我々は、軍当局から試験設計作業実施の技術的課題を受け取ります。
その提案は渡されていますが、どのような構成になるか、実行される作業量に関する指示がどうなるかの決定は、国防省に残されています。
ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、如何なる発注にも応じる用意があります」
サヴェリエフ
は、アスタナで開催される防衛展示会『KADEX-2018』において話した。

「2018年には、この決定は採択されなければならないでしょう」
対談者は付け加えた。

対潜ヘリコプターMi-14PLは、1960年代にMi-8を基にして作成された。
水陸両用ヘリコプターは、ボート型機底と2つの胴体ブロックフロートを受け取り、それは同時に機体シャーシを支える為の流線形として役に立つ。
ヘリコプターは、等級3~4の波がある水上へ滞在できる。
Mi-14は様々な対潜兵装を装備し、機体は、核を含め対潜魚雷及び深海爆弾を受け入れる事ができる。
現在、ヘリコプターロシア海軍の軍備からは除外されている。

公開情報によると、合計で273機のMi-14が製造された。
ヘリコプターは積極的に輸出された。
現在、幾つかのMi-14ポーランド海軍で勤務についており、それは公式メーカーが関わる事無く近代化されている。

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、2015年7月の国際海軍サロン(IMDS-2015)において、Mi-14の製造再開プロジェクトを公表した。



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『ミル試作設計局』(現『M.l.ミル記念モスクワ・ヘリコプター工場』)が開発した水陸両用ヘリコプター(海面への着水が可能)Mi-14(NATOコード名「ヘイズ」)は1967年8月1日に試作機が初飛行し、1973年から1986年までに計273機が『カザン第387工場』で生産されました。
ベースになった機体はヘリコプターMi-8です。

Mi-14には対潜型、捜索救助型、掃海型などの派生型が存在し、ソヴィエト/ロシア海軍航空隊で使用され、ブルガリア、ベトナム、ドイツ民主共和国(東ドイツ)、ポーランド、キューバ、ユーゴスラビア、エチオピア、リビア、シリア、朝鮮民主主義人民共和国などへ輸出されました。

ロシア海軍航空隊からは既に退役していますが(対潜型Mi-14PLは1996年、捜索救助型Mi-14PSは2004年に退役)、現在でもポーランドウクライナなどで少数機が現役に在ります。
ロシア海軍でも、20機以上が予備役として保管されています。


ロシアでは既に過去の機体となっているMi-14ですが、2015年から生産再開の話が何度も出てきました。

2016年5月には、当時のロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏(現在はロシア連邦副首相)が、水陸両用ヘリコプターMi-14の生産再開計画について発言しています。
[ロシア海軍へ水陸両用ヘリコプターMi-14が復活する]

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現用の対潜ヘリコプターKa-27などで使用されている対潜爆弾「ザゴン-2」(2017年2月から生産開始)は、Mi-14でも使用できるようになります。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月23日12時33分配信
【「潜水艦キラー」Mi-14は対潜爆弾「ザゴン-2」を受け取る】


今回は、水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関する話ですが、これはおそらく、ロシア海軍に保管されている機体を近代化改修して復活させるという事でしょう。

ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で空中戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年3月22日16時29分配信
【バルト艦隊海軍航空隊のSu-27パイロットはバルト海上空で空中戦闘の計画演習を行なった】

バルト艦隊海軍航空隊航空基地戦闘機飛行隊の飛行士はフライトを実施し、仮想敵航空機との戦術管理空中戦闘へ取り組んだ。
戦闘機Su-27乗員は、空で様々な複合戦闘訓練の要素を実行し、様々な高度と様々な時間帯に攻撃及び防衛機動を用いた操縦技術の向上に特別な注意を払った。

予定ルートを飛行するロシア戦闘機は、バルト海の中立水域上空で空中空間使用の国際規則に厳密に従い、合同で空中移動の組織的統制を行なった。

戦術戦闘中にSu-27乗員は、交代で仮想敵航空機の捜索、探知、破壊へ取り組んだ。





バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]

続いて2017年には、5機のSu-30SMチェルニャホフスク飛行場へ配備されました。
(つまり、現在までに計6機)
[ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]


2018年1月26日には、Su-27、Su-24M、Su-30SMが参加する演習が行なわれました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27、前線爆撃機Su-24、多用途戦闘機Su-30SMは戦闘飛行訓練を行なった]

2018年2月8日には、Su-30SMが「敵役」を務め、Su-30SMから発射された有翼ミサイル(巡航ミサイル)Su-27が迎撃するというシナリオの演習が行なわれています。
[ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27は巡航ミサイルの迎撃訓練を行なった]

ロシア航空機製造業界は第5世代重戦闘機Su-57の艦上戦闘機型を開発する用意がある

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月28日8時55分配信
【『統合航空機製造営団』は将来航空母艦の為の新たな艦上戦闘機を開発する用意がある-設計主任】
モスクワ、2月28日、インタファクス-AVN

『統合航空機製造営団』将来航空母艦へ装備する為の新たな艦上戦闘機を開発する用意があり、軍からの発注が有れば、未だ採用されていないSu-57の艦載ヴァージョンを作成する。
『統合航空機製造営団』設計主任セルゲイ・コロトコフ『インタファクス』へ伝えた。

「かなり大量の作業になります。
必要な場合、それは無条件に実行されます。
我々は、それを熟知しております」
セルゲイ・コロトコフ
は、新たな航空母艦の為の将来の艦上戦闘機の作成について『インタファクス』へ話した。

彼は、『統合航空機製造営団』は、軍からSu-57(PAK FA)航空母艦での使用の為に適応させる発注は受けていない事を指摘した。
「国防省が、その要求を提起した場合、それは実行されます。
それは未だ要求されていませんが、どの程度のものであるのかを私は理解しております」

設計主任は話した。

彼によると、航空母艦と、その航空団を作成する作業は並行して行なわれる。
「我々が作るのは航空構成のみであり、艦には従事しておらず、何も接合点は有りません。
複合体は全ての活動、発艦、着艦、運用、電磁適合と、その先に関連します。
これは共同で行なわれるべきです」

彼は話した。

「私は、これは新たな技術的解決により行なわれるべきであると信じています。
新たな航空母艦を建造する場合、それは最新の方法を有していなければなりません~例えば電磁カタパルトとか」
セルゲイ・コロトコフ
は強調した。

「今、非常に重要な作業は、最新レベルの課題を遂行する事が可能な新たな技術的アプローチです。
従いまして、古い技術的アプローチを行なう場合、我々は、それと同様のものを受け取るでしょう。それは我々が今、既に有しているものです。
それは、何の為にやるのでしょうか?」
セルゲイ・コロトコフ
は語った。

数日前、ロシア連邦国防省の海軍造船兵器軍事研究センター所長ニコライ・マクシモフは、テレビ局『ズヴェズダー』の生放送で、ロシア連邦海軍の為の新たな航空複合体の作成が計画されていると述べた。
「予見される航空複合体の建造には、航空母艦自身、航空団、駐留システムが含まれます」
ニコライ・マクシモフ
は話した。

クリロフ国立研究センターの水上艦設計部長ワレンチン・ベロネンコによると、航空母艦の艦上には、その海洋ヴァージョンの作成が決定された場合、ロシア第5世代戦闘機Su-57が駐留できる。

以前、『統合造船業営団』のトップは、新たな国家軍備プログラムにおいて、新たな航空母艦の為の「作業の定義」が規定されると述べた。

Su-57(T-50、前線航空隊将来航空複合体、PAK FA)は、ロシア第5世代多目的戦闘機であり、スホーイ試作設計局により開発された。
それは、遠距離及び近距離戦闘における全ての種類の空中目標の破壊、敵の地上、水上目標の撃破、敵の対空防衛システムの突破、駐留場所から大きく離れた空中空間のモニタリングを行ない、敵の航空機の行動管制システムの破壊の為に意図されている。

PAK FAの初飛行は、2010年1月29日にコムソモリスク・ナ・アムーレで行なわれた。

一週間前、ロシアシリアへ4機のSu-57を試験の為に派遣した事が知られるようになった。

現在、ロシア海軍には、唯一の航空母艦重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が存在する。
その航空団は、シリアの軍事作戦へ参加した。
「アドミラル・クズネツォフ」は、間もなく近代化を始める予定である。



ロシア第5世代重戦闘機スホーイSu-57(T-50)は、2010年1月29日に試作機の初飛行が行なわれました。


現在までに10機の飛行試験用試作機と3機の地上試験用試作機が製造され、各種試験が行なわれています。

2017年12月5日には、新たなエンジン(製品30)を搭載したSu-57試作機の初飛行が行なわれました。


Su-57の第1次量産機12機(1個飛行隊分)の製造契約は2018年の署名が予定されており、最初の2機は2019年にロシア航空宇宙軍へ引き渡されます。
『タス通信』より
2018年2月8日6時0分配信
【(ロシア)国防省は2018年に12機の戦闘機Su-57の供給契約へ署名する】

Su-57は国家受領試験の第1段階を完了し、ロシア航空宇宙軍での「試験-戦闘運用」が始まっています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月8日7時17分配信
【最新戦闘機Su-57は試験-戦闘運用へ採用された】

将来的には、ロシア海軍将来航空母艦艦上戦闘機としてSu-57の艦上戦闘機型が作られる事になります。
ただ、具体的な開発時期は未だ決まっていないようですが・・・
[ロシア第5世代戦闘機T-50(PAK FA)の艦上戦闘機型が開発される]
[ロシア海軍将来正規空母は第5世代重戦闘機Su-57の艦上機型を搭載し、カタパルトとスキージャンプを並行装備する]
[ロシア第5世代重戦闘機Su-57の艦上戦闘機型が開発される]

これまでにSu-57の艦上戦闘機型の開発に関する話は、ロシア造船業界側或いはロシア海軍側からのみ出ていましたが、今回、初めてロシア航空機製造業界、つまり、実際にSu-57の艦上戦闘機型の開発を担当する事になる当事者の側から話が出てきました。



記事中で触れられていますが、2018年2月下旬、シリアフマイミーン航空基地へ2機のSu-57が到着しました。
『インタファクス』より
2018年2月22日10時38分配信
【メディアはロシア第5世代戦闘機がシリアへ現れたと報じた】

Su-57シリアで兵装などの試験を行なうようです。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月23日8時58分配信
【シリアでSu-57の戦闘能力の試験が行なわれるかもしれない-情報筋】

その数日後、更に2機のSu-57フマイミーン航空基地へ到着しました。
(つまり、合計で4機)
『インタファクス』より
2018年2月24日10時57分配信
【シリアの活動家は更なる2機のロシアのSu-57がシリアに居ると伝えた】

ロシア第5世代重戦闘機Su-57の艦上戦闘機型が開発される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月25日12時40分配信
【ロシアの戦闘機Su-57は将来航空母艦の為に適応できる】
モスクワ、2月25日、インタファクス

ロシアは、第5世代戦闘機Su-57の艦載ヴァージョンを取得できる。
クリロフ国立研究センターの水上艦設計部長ワレンチン・ベロネンコは述べた。
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「決定が下された場合、それ(Su-57)は、甲板(航空母艦)の為に適応します」
ワレンチン・ベロネンコ
テレビ局『ズヴェズダー』の生放送で話した。

ロシア連邦国防省の海軍兵器軍事研究センターの艦船将来計画部長ウラジーミル・ペペリャエフは、ロシア将来航空母艦プロジェクトには、トランポリン(スキージャンプ)加速装置(カタパルト)の並行装備が提供されると述べた。
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「トランポリンと加速装置を併用すれば、全ての航空機の発艦能力が増加します」
ウラジーミル・ペペリャエフ
は話した。

Su-57(T-50、前線航空隊将来航空複合体、PAK FA)は、ロシア第5世代多目的戦闘機であり、スホーイ試作設計局により開発された。
それは、遠距離及び近距離戦闘における全ての種類の空中目標の破壊、敵の地上、水上目標の撃破、敵の対空防衛システムの突破、駐留場所から大きく離れた空中空間のモニタリングを行ない、敵の航空機の行動管制システムの破壊の為に意図されている。

PAK FAの初飛行は、2010年1月29日にコムソモリスク・ナ・アムーレで行なわれた。

最近、非公式情報筋から、4機の戦闘機Su-57シリアロシアグループへ登場した事が知られるようになった。
「我々の数多くの兵器はシリアでの評価が行なわれており、Su-57も、そこへ向かいました。
これは、新たな戦闘機の他の気候条件での試験、そして更には防塵の試験を行なうための機会です」

情報筋は『インタファクス』へ話した。



ロシア第5世代重戦闘機スホーイSu-57(T-50)は、2010年1月29日に試作機の初飛行が行なわれました。


現在までに10機の飛行試験用試作機と3機の地上試験用試作機が製造され、各種試験が行なわれています。

2017年12月5日には、新たなエンジン(製品30)を搭載したSu-57試作機の初飛行が行なわれました。


Su-57の第1次量産機12機(1個飛行隊分)の製造契約は2018年の署名が予定されており、最初の2機は2019年にロシア航空宇宙軍へ引き渡されます。
『タス通信』より
2018年2月8日6時0分配信
【(ロシア)国防省は2018年に12機の戦闘機Su-57の供給契約へ署名する】

Su-57は国家受領試験の第1段階を完了し、ロシア航空宇宙軍での「試験-戦闘運用」が始まっています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月8日7時17分配信
【最新戦闘機Su-57は試験-戦闘運用へ採用された】

将来的には、ロシア海軍将来航空母艦艦上戦闘機としてSu-57の艦上戦闘機型が作られる事になります。
ただ、具体的な開発時期は未だ決まっていないようですが・・・
[ロシア第5世代戦闘機T-50(PAK FA)の艦上戦闘機型が開発される]
[ロシア海軍将来正規空母は第5世代重戦闘機Su-57の艦上機型を搭載し、カタパルトとスキージャンプを並行装備する]



記事中で触れられていますが、2018年2月下旬、シリアフマイミーン航空基地へ2機のSu-57が到着しました。
『インタファクス』より
2018年2月22日10時38分配信
【メディアはロシア第5世代戦闘機がシリアへ現れたと報じた】

Su-57シリアで兵装などの試験を行なうようです。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月23日8時58分配信
【シリアでSu-57の戦闘能力の試験が行なわれるかもしれない-情報筋】

その数日後、更に2機のSu-57フマイミーン航空基地へ到着しました。
(つまり、合計で4機)
『インタファクス』より
2018年2月24日10時57分配信
【シリアの活動家は更なる2機のロシアのSu-57がシリアに居ると伝えた】

ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27は巡航ミサイルの迎撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年2月8日14時35分配信
【バルト艦隊の戦闘機飛行士は有翼ミサイルの仮想攻撃を撃退した】

カリーニングラード州バルト艦隊海軍航空隊の航空基地の戦闘機飛行士は、対空防衛力の検査中に有翼ミサイルの仮想攻撃を撃退した。

仮想敵の役割は、バルト艦隊の軍事インフラストラクチュア施設への有翼ミサイル発射演習を行なった多目的戦闘機Su-30SMが演じた。

ミサイルの仮想攻撃の撃退の為、カリーニングラード州に駐屯するバルト艦隊海軍航空隊全天候戦闘機Su-27の乗員が警戒の為に上がった。

Su-27乗員は、タイミング良く目標を探知、捕捉し、「空対空」ミサイルにより指定境界で目標を成功裏に破壊した。

総計で演習には約10機の艦隊海軍航空隊航空機が参加した。



バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]

続いて2017年には、5機のSu-30SMチェルニャホフスク飛行場へ配備されました。
(つまり、現在までに計6機)
[ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]


今回の演習は、Su-30SMが「敵役」を務め、Su-30SMから発射された有翼ミサイル(巡航ミサイル)Su-27が迎撃するというシナリオの下で行なわれました。

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27、前線爆撃機Su-24、多用途戦闘機Su-30SMは戦闘飛行訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年1月26日13時52分配信
【バルト艦隊の飛行士は空中目標の迎撃及び仮想敵の施設へ打撃を加える事に取り組んだ】

カリーニングラード州バルト艦隊海軍航空隊航空基地の戦闘機飛行隊の飛行士は、Su-27のグループ操縦技術及び空中戦闘の要素へ取り組んだ。

パイロットは困難な操縦の要素及び高速目標の迎撃演習任務を遂行した。

特に、戦闘機Su-27の乗員の訓練計画では、指定地域での目標の捜索、検出、そして仮想敵航空機の飛行場への強制着陸へ従事した。

同時に、海軍航空隊前線爆撃機Su-24及び多目的戦闘機Su-30SMの乗員は、艦隊の海上及び陸上射爆場における水上及び地上目標への航空攻撃手段での仮想打撃へ取り組んだ。
パイロットは、正方形の海上で水上情勢を明確にする為の飛行任務を遂行し、更には仮想敵艦を模した標的への攻撃演習を行なった。

空中で打撃を与える事に加え、飛行士は困難な操縦形態へ取り組んだ:垂直、水平線及び編隊「横転」、戦闘方向転換、更には対空防衛手段による仮想敵からの捕捉回避。

合計で訓練には10機以上のバルト艦隊海軍航空隊の航空機が関わった。



バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]

続いて2017年には、5機のSu-30SMチェルニャホフスク飛行場へ配備されました。
(つまり、現在までに計6機)
[ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]

将来的には、バルト艦隊航空隊Su-24Mは、Su-30SMと完全に入れ替わることになります。
[多用途複座戦闘機Su-30SMはロシア海軍基地航空隊の主力となる]

べリエフは艦上早期警戒機の特許を登録した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年12月21日17時48分配信
【『べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は艦上遠距離電波位置特定巡視航空機へ取り組んでいる】

公開株式会社『べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』の設計者は、艦上あるいは陸上配置の電波位置特定監視低ジェット航空機の特許権を取った。
それは、回転展望式アンテナシステムを装備し、航空母艦のトランポリンから離艦できる。
連邦知的財産サイトは発表した。


特許は、2014年3月18日から発効しているが、掲載されたのは2016年1月になってからである。

「ニズコプラーン」(低飛行機)の略図によると、航空機はV型尾翼を有する。
中央部の翼にある電波展望機の前部及び後端は、翼の最後尾部よりも大きく縮小される。

「翼の中央部は、このように縮小され、前部及び後部端に設置され、アンテナの回転展望を保障する」
特許文書では、こう述べられている。

開発者によると、設計される空中船は、拡大したゾーンを照らす回転空中装置、アンテナの技術的可能性のみの限定、明らかな電波探知の減少、自由な乗組員の脱出の機会、更には電波工学複合体のアンテナの容易な出し入れを保障する。

この航空機の略図は、無人ヴァージョン作成の為に使用できる。
空中船のエンジンはジェットであり、滑走路或いは航空艦トランポリンからの発進の為の噴射チューブ(アフターバーナー)の装備が意図されている。

『べリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』は、組織的方向性に応じた問い合わせと、特許情報に関するコメントを拒否した。

ベラルーシ第558航空機修理工場の設計主任ウラジーミル・チムイリェフは、目立たない航空機を保障できるものは、例えば、特別な被覆或いは表面反射の減少であると『海軍作業』へ話した。

「電子手段の観点からの目立たなさは、新たなる適用、即ち高帯域信号にも及びます」
専門家は付け加えた。
「大きくない放射効率を持つ事は、航空機の目立たなさを生成し、この事は、それが非常に離れた目標を捕捉する事を可能にします」


チムイリェフは更に、特許の登録は、新たな航空機を作成する活発な作業を示す事にはならないと説明した。
「御話し出来るのは、設計の意図の記録は、ある種の科学的な成果という事です。
それを何らかの形で採択する事は、必須ではありません」
彼は纏めた。

国産の艦上遠距離電波位置特定巡視航空機プロジェクトは、1つとして具現化される事も、生かされる事もなかった。
それでもなお、ヤコブレフ記念試験設計局の専門家は、1970年代中期にYak-44の開発へと進んだ。
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航空機の模型だけは製造され、航空巡洋艦「トビリシ」(現「アドミラル・クズネツォフ」で試験が行われた。
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プロジェクトは1993年に凍結された。



『Google Patents』より
【回転展望アンテナシステムを有する艦上及び陸上配置の電波位置特定発見低航空機】

今回の記事で登場するべリエフ社艦上早期警戒機は、同社の自主設計案であり、現在の所、具体的な開発・製造予定は有りません。
ただ、特許登録しているので、将来的なニーズ~例えばロシア海軍インド海軍~は有ると見込んでいるようですが。


ロシア海軍は新たな航空母艦の建造を計画しており、2018年からスタートする「2018年~2027年の国家軍備プログラム」において、その開始が予定されています。
(就役するのは、このプログラムの期間内では無さそうですが・・・)
[ロシア海軍の新世代空母の建造は2023年~2028年に開始される]

更には、新世代航空母艦の艦載機として、『ヤコブレフ』社の新たなVSTOL艦上戦闘機の開発も計画されています。
[ロシア海軍の為の新たなVSTOL艦上戦闘機が開発される]

以前にロシア海軍将来空母概念設計(シトルム)を作成した『クリロフ国立研究センター』は、今度は軽空母の概念設計案を作成します。
[クリロフ国立研究センターは軽空母の概念設計案を作成する]

この「軽空母」スキージャンプ発艦方式のようですが、早期警戒機の搭載も想定されています。
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そして「奇しくも」、べリエフ社が自主設計し、特許登録した艦上早期警戒機は、アフターバーナー付ジェットエンジンを搭載し、スキージャンプ台からの発艦も可能です。

VSTOL戦闘機と通常の早期警戒機を搭載する空母というのは、実際に建造された事は有りませんが、設計され、建造の一歩手前まで漕ぎ着けた事は有ります。
それが、旧ソ連邦時代に計画されたプロジェクト114342重航空巡洋艦(改「バクー」型)です。
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この艦の主力艦載機は、当時開発中だったYak-41(141)超音速VSTOL戦闘機ですが、VSTOL空母であるにも関わらず、アングルドデッキ着艦拘束装置が付いており(本来、VSTOL機の着艦には不要)、ヤコブレフ艦上早期警戒機Yak-44も搭載するつもりでした。

プロジェクト114342は、プロジェクト11435(「アドミラル・クズネツォフ」)の前に計画され、国防相から建造の認可も降りていたのですが、結局、より大型でCTOL機(Su-27MiG-29)も運用可能な11435が建造される事になり、幻と消えました。

将来的には、このコンセプトがロシア海軍で復活する事になるかもしれません。