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ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はNATOの戦闘機を追い払った


『タス通信』より
2019年8月13日22時10分配信
【ロシアのSu-27はバルト海上空でショイグの航空機からNATOの戦闘機を追い払った】
モスクワ、8月13日/タス通信

NATO(北大西洋条約機構)加盟国の戦闘機F-18は、バルト海の中立水域でロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグが乗る航空機への接近を試みたが、ロシアSu-27により追い払われた。
当局のトップが乗る航空機に居る『タス通信』特派員は報告した。

リーニングラードからモスクワへ向かうショイグが乗った航空機には、2機のSu-27バルト艦隊海上航空隊戦闘機が随伴していた。

NATO航空機F-18は、バルト海の中立海域上空で国防相航空機への接近を試みたが、戦闘機ロシアの飛行士に追い払われ、旅客機への接近を許さなかった。

カリーニングラードロシア連邦国防相は、新たな研修学校~ナヒーモフ海軍学校の分校の建設の為の土台の施工式典へ出席した。
この他、彼は、フメレフカ射爆場で行なわれている2019年度軍競技会『海上揚陸』を訪れた。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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駐留している場所が場所なだけに、外国機と接触する機会も少なくありません。
例えば2019年1月24日には、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するスウェーデン空軍航空機を探知し、スクランブル発進しています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった]

そして8月13日には、カリーニングラードを視察してモスクワへ戻るセルゲイ・ショイグ国防相を乗せた旅客機を護衛中、NATO軍戦闘機が接近してきたので、これを追い払いました。
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ロシア海軍バルト艦隊航空隊に第132混成航空師団が編成される

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『タス通信』より
2019年5月13日17時40分配信
【情報筋:カリーニングラード州に混成航空師団が設立される】
モスクワ、5月13日/タス通信

カリーニングラード州に駐留するバルト艦隊海上航空隊第72航空基地は、第132混成航空師団へ再編され、更には軍航空隊の新たな連隊が加わる。
『タス通信』は地域の軍機関の情報提供者より伝えられた。

「現在、第132混成航空師団及び、その一連の部隊の形成過程が進められており、師団司令部が形成されています」
対談者は話した。

特に、新たな連合部隊には、第689戦闘機航空連隊及び第4海洋襲撃機航空連隊が加わる。
「軍航空隊の連隊の形成が予定されています」
彼は付け加えた。

以前、カリーニングラード州ロシア軍グループの地上構成は強化されると伝えられた。
1月には、地域へ駐留するバルト艦隊沿岸・陸上部隊第11沿岸軍団第11独立戦車連隊が増強された事が知られるようになった。



バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった]
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっており、2018年夏までに計8機が配備されています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]
将来的には、バルト艦隊Su-24Mは、全てSu-30SMに機種改変されます。

そして最近、この2個航空連隊を統合した第132混成航空師団の編成が始まりました。

ロシア海軍の艦上戦闘機は巡航ミサイルの誘導能力を得る

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『イズベスチヤ』より
2019年4月2日0時1分配信
【航空母艦もイチコロ:戦闘機は極超音速ミサイルを誘導する】

(ロシア)海軍のパイロットは、仮想目標に関する他機や艦との標準リアルタイムモードでの情報の交換を学ぶ。

ロシア最新ミサイル「ツィルコン」「オーニクス」「カリブル」は、艦上戦闘機により目標へ導かれる。
Su-33MiG-29KRは、有りうべき敵の情報を、艦、地上基地、上級司令部へリアイルタイムモードで転送し、更には、これらからの情報を受け取る事が出来る。
国防省『イズベスチヤ』へ話した。

新たなシステムのお陰により、パイロットは自身でのみならず空中、海上および地上目標を撃破し、これらの物体へ有翼ミサイルを導く事が出来る。
1度のミサイル一斉射撃で、戦闘機編隊は敵航空母艦を海底へ送る事が出来る。
作業の第1段階は、今年末~来年初頭に完了する。

新たな航空システムの導入後、海洋戦闘機は効果的な偵察機となる:これらは艦及び対空防衛手段への空中敵の出現の事前警告のみならず、有翼ミサイル、対空防衛システムS-400、S-500及び艦載高射ミサイル複合体の為の目標指定を行なう。
MiG-29RMiG-29KUBRは既に情報交換システムを受け取っており、Su-33は現在、近代化の準備を行なっていると軍当局『イズベスチヤ』へ話した。

これらは全て、海軍の為に特別に開発される。
想い起こされるように、MiG-29R/KUBR第4++世代艦上多目的戦闘機である。
「地上」ヴァージョンとの差異は、防食保護の増大、着艦の際に引っ掛けるフック、折り畳み翼である。
この航空機の発艦重量は約25トン、戦闘積載量4.5トン、最大速度-時速2200km以上。

Su-33は、艦上戦闘機Su-27Kの高度な近代化ヴァージョンであり、1998年に作成された。
航空機の特色の1つは、他の戦闘機群への給油の為に使用出来る燃料給油タンクである。
第4世代戦闘機に属するSu-33の離陸重量は約35t、戦闘積載量6.5t、最大速度-時速2300km以上。

改修されたミグ「スホーイ」は、リアルタイムモードで艦、高級司令部、地上基地へ敵の座標を伝達できる。
戦闘機のレーダーの全ての情報は、海軍単一管理システムへ入り、海軍部隊、沿岸部隊或いは軍部隊の作戦行動の為のインタラクティブマップエリアをオンラインモードで構成する。

単一管理システムは、他の航空機、艦、対空防衛手段及び偵察機から必要な総合情報を受け取り、それを受けてパイロットは戦闘飛行を行なう。
これは、飛行士が戦闘任務を果たす為の戦術行動の最適な選択を可能にする。

航空機の実際の近代化は、空中艦隊の情報スイッチになると軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは考える。
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「新たなシステムは、正しい戦術攻撃、使用弾薬の選択を可能にします。
弾薬数量が不足の際、他の航空機へ目標を転送し、有翼ミサイルの為に、それ(目標)を『照らす』のです」
ドミトリー・ボルテンコフ
『イズベスチヤ』へ話した。

新たなシステムは、有翼ミサイルの攻撃、戦闘任務を果たす航空機、艦、潜水艦の行動の効率を著しく高めると元海軍総参謀長ワレンチン・セリヴァノフ提督は考える。
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「非常に多くの示された座標からの目標の正確な分類及び精密な判定のあらゆる能力、これは司令部の決定、潜在敵の艦の破壊の保証の提供を可能にします」
ワレンチン・セリヴァノフ
は話した。

艦上航空機の武装及び装備には大いなる注意が払われている。
MiG-29R/KUBRの弾薬には、まもなくミサイルKh-31が補充される。
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「31」は、敵の艦船を攻撃できるのみならず、沿岸の電波位置測定ステーション(レーダー)を破壊できる。
超音速のお陰でKh-31対空防衛システムにとっては事実上攻撃し難く、軍事俗語で「超音速の殺し屋」と呼ばれている。
航空母艦を海底へ送る為には、戦闘機編隊の一度のミサイル一斉射撃で充分である。



現在、近代化改装中のロシア海軍唯一の「航空母艦」重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2種類の艦上戦闘機を搭載しています。


1990年代後半に24機が生産された艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留しています。
現在の総保有機は20機であり、少なくとも15機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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2013年~2015年末に24機が納入された艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBは、北方艦隊第100独立艦上戦闘機航空連隊にのみ配備されており、こちらもセヴェロモルスク-3飛行場に駐留しています。


Su-33MiG-29Kを含む「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月15日からシリア領内テロ組織の施設への空爆を開始し、2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。

[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33とMiG-29K/KUBは2016年11月~2017年1月にシリア領内のテロ組織を空爆した]


今後、Su-33は電子機器やエンジンなどの近代化改修が行なわれます。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は近代化改修される]


そして更にSu-33及びMiG-29Kには、有翼ミサイル「カリブル」、「オーニクス」、そして「ツィルコン」の誘導能力が付与される事になりました。

ロシア海軍北方艦隊の艦上練習機Su-25UTGはクリミア半島のサキ飛行場へ移動した

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『タス通信』より
2019年3月12日2時25分配信
【情報筋:2機のSu-25UTGは艦上航空機複合体での訓練の為にクリミアへ到着した】
モスクワ、3月11日/タス通信

艦上配置練習戦闘襲撃機Su-25UTGのペアは、航空母艦からの発着艦への取り組みが可能な艦上航空隊地上試験訓練複合体(ニートカ)での訓練の為、クリミアサキ飛行場へ移動した。
『タス通信』軍当局の情報提供者より伝えられた。

「海軍海上航空隊の第279独立艦上戦闘機航空連隊のSu-25UTGのペアは、艦上飛行士の訓練の為の複合体ニートカが配置されているサキへ移動しました」
対談者は話した。

ロシア海軍海上航空隊第279独立艦上戦闘機航空連隊は、セヴェロモルスク-3飛行場に駐留している。
これは、艦上航空機Su-25UTG、MiG-29K、Su-33を装備するロシア海軍海上航空隊で唯一の連隊である。
これらの航空機は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海へ参加している。

艦上航空隊訓練複合体ニートカは、飛行士の航空艦への発着艦への習熟の為に意図されている。
複合体は、艦の飛行甲板と同様のトランポリン台航空機拘束装置を装備した特別な鋼鉄の飛行場である。
飛行場の大きさは、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の飛行甲板の大きさに等しい。



[艦上訓練用練習機Su-25UTG]
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艦上練習機Su-25UTGは、ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の為の着艦練習機です。
あくまでも純粋な練習機であり、艦上攻撃機としては運用されていません。
現在の保有機数は7機です。

艦上戦闘機Su-33と共に「ソヴィエト連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念・第279艦上戦闘機航空連隊に所属しており、普段はムルマンスク地域セヴェロモルスク-3飛行場に駐留しています。
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既に製造から20年以上が経過していますが、具体的な後継機の計画は無く、2010年代前半にはモスクワ郊外第121航空機修理工場で寿命延長近代化改修が行なわれました。
[艦上練習機Su-25UTGは寿命延長改修を行なった]


今回の記事で触れられているように、第279艦上戦闘機航空連隊練習機Su-25UTGは、クリミア半島サキ飛行場へ進出し、艦上機訓練施設「ニートカ」で新人パイロットの「発着艦」訓練を行なっています。
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2019年2月中旬にも第279艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33及び練習機Su-25UTGサキ飛行場へ移動しているのですが、3月上旬、更に2機の練習機Su-25UTGサキ飛行場へ向かったようです。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33の新人パイロットはクリミア半島の訓練複合体ニートカで『発着艦』訓練を行なう]

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年1月24日6時1分配信
【Su-27乗員はバルト海上空でスウェーデンの偵察機を迎撃した】

バルト海中立水域上空のロシア側監視空域において、ロシア連邦の国境へ接近する空中目標が探知された。

目標を捕捉する為、対空防衛当直部隊の戦闘機Su-27が空へ上がった。

ロシア戦闘機の乗員は、安全な距離で空中物体へ接近し、それが輸送物無しで飛行を行なっていたスウェーデン空軍偵察機「ガルフストリーム」である事を確認した。

ロシア連邦国境から外国機を退去させた後、ロシア戦闘機は無事に駐留飛行場へ戻った。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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カリーニングラード州で防空任務に就いている第689親衛戦闘機航空連隊Su-27ですが、2019年1月24日、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するスウェーデン空軍航空機を探知し、スクランブル発進しました。

記事中では「ガルフストリーム」と書かれていますが、正確には、ガルフストリームIVの派生型であるスウェーデン空軍電波電子偵察機S102Bコルペンのようです。
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ロシア海軍航空隊の2019年の装備調達予定


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年1月3日14時0分配信
【ロシア海軍海上航空隊グループへの航空機Su-30SM及びヘリコプターKa-27Mの補充は2019年にも継続する】

2019年、ロシア海軍海上航空隊は、航空集団の交換プログラムの枠組みにおける航空機Su-30SMの受け入れを継続する。
海上航空隊司令官でロシア英雄イーゴリ・コジン少将は述べた。
「同時に、近代化されたヘリコプターKa-27Mも納入されます」
彼は付け加えた。

「海上航空隊司令部の活動の主な方向の1つは、保有する飛行装置の積極的な近代化であります」
イーゴリ・S・コジン
少将は続けた。
「海軍海上航空隊の為の新たな航空機及びヘリコプター、打撃複合体の開発の為の科学研究及び試験設計作業も行われていますが」

海軍総司令部は更に、救助及び消火飛行装置としての性質を持つ水陸両用航空機Be-200海軍海上航空隊への受け入れの準備を行なっている。
この他、水陸両用航空機Be-12の新たな対潜複合体による近代化が計画されている。
これは、戦闘効率を増加し、意図される任務の成功裏の遂行を可能にする。

新造及び近代化された航空機及びヘリコプターを含めた海軍海上航空隊の飛行士のフライトは、2018年には総計32000時間に達した。



ロシア海軍航空隊は2014年7月に多用途複座戦闘機Su-30SMの受領を開始しており、2018年末までに黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊へ、少なくとも計22機が配備されています。
[多用途複座戦闘機Su-30SM]
最終的には50機程度の調達が計画されています。

近代化改修された艦載ヘリコプターKa-27Mの受領は2016年12月から始まり、2018年末までにバルト艦隊、北方艦隊、太平洋艦隊へ約20機が配備されています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを5機受領した]

以前から計画されていた黒海艦隊対潜水陸両用機Be-12「チャイカ」の近代化改修は、今年(2019年)から本格的に始まるようです。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

更には、こちらも以前から計画されていた救助・消火用水陸両用機Be-200の受領も、今年(2019年)から本格的に始まるようです。
『ベリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体』公式サイトより
【多目的水陸両用機Be-200】
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[ベリエフBe-200]
全幅:32.70m
全長:32.05m
全高:8.90m
翼面積:117.44平方m
自重量:25340kg
最大離陸重量:37900kg
エンジン:プログレスD-436TP×2基
最大推力:7500kg
最大速度:710km/h
巡航速度:600km/h
航続距離:3600km
最大積載時の航続距離:1400km
上昇限度:8000m
乗員:2名
最大積載量:貨物8000kg/乗客19名+貨物3000kg/救助隊員50名+負傷者30名/消火用水12000kg



今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、海軍航空隊の2019年の大まかな装備調達予定についてのみ話していますが、さる2018年12月上旬には、将来の予定も含めた話をしています。
[ロシア海軍航空隊司令官は語る]

ロシア海軍航空隊司令官は語る

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『タス通信』より
2018年12月10日7時2分配信
【(ロシア)海軍は海上航空隊の開発計画について話した】
モスクワ、12月10日/タス通信

ロシア海軍海上航空隊は、新たな海洋哨戒航空機を受領する。
その開発は、2020年代には完了しなければならない。
月曜日、新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、ロシア海軍海上航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は話した。

「(2021~2030年の)後半には、海上航空隊の全ての航空機及びヘリコプター集団の近代化と、沿岸に駐留する戦闘襲撃航空隊の航空機の更新が継続しており、尚且つ、将来哨戒航空複合体の量産が始まります」
コジン
は述べた。

以前、コジンは、海軍の為の新たな哨戒航空機の開発は、近い内に完了すると述べた。
「海軍総司令部及び海上航空隊司令部は、将来多目的艦載ヘリコプター及び地上配置ヘリコプターの開発を進めており、近い内には、現用の対潜航空機との交換が計画されている新たな哨戒航空機の開発が完了します」
海上航空隊司令官は2017年に指摘した。

前海軍総司令官ヴィクトール・チルコフは、将来の海軍総司令部は「海軍の軍備に在る対潜機Tu-142M3を将来航空機プロジェクトと交代させます」と話した。
Tu-142ソヴィエト及びロシア遠距離対潜航空機である。

[2つのタイプの新たなヘリコプター]
海上航空隊
は、2030年までに2つのタイプの新たなヘリコプター艦上戦闘ヘリコプター及び艦上及び沿岸配置の多目的ヘリコプター~を受け取るとコジンは更に付け加えた。

「沿岸及び艦上配置の将来多目的ヘリコプター複合体、艦上配置戦闘ヘリコプターの量産が始まります」
コジン
は話した。
将軍は、新たな機体は、2021年~2030年の海上航空隊航空機及びヘリコプター集団の更新プログラムの枠組みにおいて受領すると述べた。

新たな機体が登場するまで、海軍は現用のヘリコプターの近代化を継続する。
「艦上グループの為、対潜部隊及び目標指示部隊の基礎であるヘリコプターKa-27の、新たなヘリコプターKa-27Mへの再装備が計画されております。
事実上、それ(Ka-27M)は集団の半分を構成しております」
コジン
は述べた。

彼は更に、同時に、納入されたKa-27Mの更なる近代化作業が行なわれると付け加えた。
戦闘ヘリコプターに関しては、2020年までの期間に海軍艦上打撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」による再装備を計画している。

以前、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』総取締役アンドレイ・ボギンスキーは、ホールディングス将来多目的海上ヘリコプター「ミノーガ」の開発を継続していると述べた。
機体プロジェクトの概略技術設計は2019年第1四半期(1月~3月)に完了しなければならない。

伝えられているように、海軍は、揚陸タイプを含め、同時に複数のモデルの将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」を受け取る。
株式会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフは、10年もたてば、その量産を開始できると見ている。

[艦上無人機及び遠距離電波位置測定探知航空機]
海軍海上航空隊司令官は更に、艦上遠距離電波位置測定探知航空機及び艦上無人機は、2021年から2030年までの期間にロシア海軍海上航空隊へ軍備採用されると述べた。

「海上航空隊の軍備として、艦上電波位置測定巡視航空機、艦上配置無人飛行装置が採用されなければなりません」
コジン
は海上航空隊の将来の再軍備の質問に答え、こう話した。
将軍が説明したように、これらは2021年~2030年の期間に起こる。

コジンは、海上航空隊の開発は3段階で行なわれると述べた。
最初に、2021年から2030年までの期間に現用モデルの近代化の継続、海軍航空隊の将来モデル戦闘機材の軍備採用の開始計画されている。
2030年以降は、将来機材の開発が継続される。

ロシアは、以前には艦上遠距離電波位置測定探知航空機を作成していない。
ソヴィエト社会主義共和国連邦時代には、最初の原子力航空母艦「ウリヤノフスク」へ装備する為、艦上遠距離電波位置測定巡視・照準・管制・電波電子対抗航空機Yak-44が設計された。
艦上装置の開発が難航したが故に、Yak-44はモックアップのみが作られた。
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1993年、作業は資金供給が途絶えたが故に凍結された。

[遠距離北極水陸両用ヘリコプター]
ロシア海軍海上航空隊
は、2031年から2050年までの期間に、北極の為の新たな遠距離活動捜索救助水陸両用ヘリコプターを受け取る。

「北極及び北極海の大陸棚の条件下での活動を含む遠距離ゾーンの水陸両用クラスの捜索救助ヘリコプターが作成されます」
コジン
は話した。
彼によると、これは、2031年から2050年までの期間に製造される。

将軍は、この時期に海上航空隊は新世代多機能飛行装置及び新世代空中高精度兵器システムの軍備採用を予定していると付け加えた。
新たな機体が海軍に登場するまで、現用ヘリコプターの近代化が継続される。

北極の為にヘリコプターMi-8ATMSh-VAが既に作成されている。

北極旅団の為のヘリコプター供給契約は2016年2月に署名された。
新たなヴァージョンの基礎主要モデルとの違いは、断熱性の向上、操縦-航法及び電波通信機器(衛星信号無しで動作する慣性航法システムを含む)、エンジン加熱システム及びトランスミッションであり、マイナス40度でのエンジン始動操作を可能とする。

更に、再三に渡って水陸両用ヘリコプターMi-14PLの生産の再開の要望が出されているが、これまでの所、この機体の生産の問題への取り組みは行なわれていない。
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Mi-14は1960年代にMi-8をベースにして作成された。
水陸両用ヘリコプターは、ボート型機底と2つの胴体ブロックフロートを受け取り、それは同時に機体シャーシを支える為の流線形として役に立つ。

ヘリコプターは、等級3~4の波がある水上へ滞在できる。
Mi-14は様々な対潜兵装を装備し、機体は、核を含め対潜魚雷及び深海爆弾を受け入れる事ができる。
現在、ヘリコプターロシア海軍の軍備からは除外されている。



ロシア海軍の現用の対潜哨戒機を代替する新世代哨戒機の開発は以前から進められています。
[ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている]
[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]

ロシア海軍の現用の艦載ヘリコプターの後継となる新世代艦載ヘリコプター「ミノーガ」の開発も進められています。
[将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の概略設計は2019年3月末までにロシア海軍へ提示される]

攻撃ヘリコプターKa-52艦上機型Ka-52Kも開発され、数年後には量産を開始する見込みです。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2019年-2020年に開始できる]

その一方、現用の艦載ヘリコプターKa-27の近代化改装も進められています。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]


そして今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、初めて艦上早期警戒機の開発計画がある事を明らかにしました。
コジン少将は、それ以上の事は語っていませんが、現在、ロシア海軍に在籍する「航空母艦」アドミラル・クズネツォフスキージャンプ発艦方式であり、更に、ロシア海軍次世代艦上戦闘機となる新世代VSTOL戦闘機の開発も始まっています。
(VSTOL戦闘機スキージャンプで発艦する)
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

そうなると、これから開発される艦上早期警戒機も、おそらくはスキージャンプ発艦が前提となりますが、既に『べリエフ』社は、スキージャンプ発艦方式艦上早期警戒機の自主設計案を作成しています。
もしかすると、これをベースにして開発する事になるかもしれません。
[べリエフは艦上早期警戒機の特許を登録した]

艦上無人機に関しては、現在、『スホーイ』社により重打撃無人機「オホートニク」の開発が進められており、或いは、「オホートニク」の艦上機型が開発されるかもしれません。
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更に、イーゴリ・コジン少将は、北極圏向けの新型水陸両用ヘリコプターの開発計画がある事を明らかにしました。
以前には、ソ連時代に開発された水陸両用ヘリコプターMi-14の生産再開や近代化の話が何度も出ていましたが、結局、新たな機体を開発する事になったようです。
[2018年末までに水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関するロシア国防省(ロシア海軍)の決定が下される]

ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で迎撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年7月21日14時5分配信
【バルト艦隊の飛行士は計画訓練中に仮想敵の空中目標の迎撃及び対象への攻撃へ取り組んだ】

バルト艦隊海上航空隊基地の戦闘機飛行隊の飛行士は、カリーニングラード州での計画訓練中、航空機Su-27によるグループ飛行技術及び空中戦闘の要素へ取り組んだ。

パイロットは、複雑な操縦の要素及び高速目標の迎撃任務を遂行した。

特に、計画訓練で戦闘機Su-27乗員は、指定空域の捜索、目標の発見へ従事し、仮想敵航空機の飛行場への強制着陸へ取り組んだ。

訓練にはバルト艦隊海上航空隊の合計10機以上の航空機が関わった。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっており、2018年7月までに合計8機が到着しています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

エイスクのロシア海軍航空隊飛行訓練センター(新ニートカ)に新たな滑走路が建設される

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『タス通信』より
2018年7月7日17時9分配信
【艦上航空隊の訓練の為の航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンがエイスクに建設される】
モスクワ、7月7日/タス通信

艦上航空隊の訓練の為の航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンが2018年末までにエイスクに建設される。
ロシア連邦国防省は土曜日に報道機関へ伝えた。

「飛行場の敷地には、航空拘束装置を有する新たな離着陸ゾーンが建設されます。
それは、金属製被覆材の鉄筋コンクリート構造となります。
全てのコンクリート作業は既に実行されています」

当局は話した。
明らかにされたように「南方軍管区の海軍航空隊の飛行場の新たな施設の建設は、2018年末までに完了します」

南方軍管区へ出張中のロシア連邦第1国防次官ルスラン・ツァリコフが建設作業を視察したと国防省は付け加えた。
ツァリコフは更に、ウラジカフカースの軍事警察訓練センターの施設の建設の完了を査察した。
この他、ウラジカフカースで国防次官は北カフカース・スヴォーロフ軍事学校を訪れ、『全連邦軍事スポーツ少年団』北オセチア・アラニア地域本部長と会合した。



[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]

ロシアは、2010年からクラスノダール地方エイスク市に新たな艦上航空機発着艦訓練施設(ニートカ)の建設を始めました。
[ロシアは、2010年に空母パイロット訓練センターの建設を開始する]

2013年7月に艦載機による飛行試験が実施されました。
[艦上戦闘機MiG-29KUBは新ニートカで試験を行なう]

エイスク市第819戦闘応用・飛行再訓練センター(新「ニートカ」)では、主に、ロシア海軍航空隊へ導入される新型機(近代化改修された既存機を含む)への習熟訓練が行なわれています。
[エイスクの新ニートカは本格的に稼働を始める]


ロシア海軍航空隊艦上戦闘機隊は、2014年1月からエイスク新ニートカで訓練を始めています。
[ロシア北方艦隊の艦上戦闘機パイロットはエイスクの新ニートカで訓練を行なう]
[エイスクの新ニートカへ艦上戦闘機Su-33が到着した]
[ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将はエイスクのロシア海軍飛行訓練センター(新ニートカ)を視察した]

現在、新ニートカには、1組の発艦用トランポリン(スキージャンプ)着艦拘束装置から成る空母発着艦訓練施設が有りますが、この他に、新たな滑走路の建設が進められています。
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こちらにも着艦拘束装置が設置されるとの事ですから、空母発着艦訓練設備をもう1つ作るようです。


なお、スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33は、2018年5月末からクリミア半島サキ飛行場へ進出し、艦上航空機発着艦訓練施設(旧ニートカ)で飛行訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]

第100艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機MiG-29K/KUBは、2018年6月初頭にサキ飛行場へ進出し、旧ニートカで飛行訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29Kはクリミア半島の発着艦訓練施設ニートカで訓練飛行を行なう]

Su-33MiG-29K/KUB「母艦」アドミラル・クズネツォフは、2018年4月末に近代化改装の契約が締結され、艦隊へ復帰するのは2021年になるので、それまではサキエイスク「ニートカ」で訓練を行なう事になります。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

2018年末までに水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関するロシア国防省(ロシア海軍)の決定が下される

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『タス通信』より
2018年5月25日9時0分配信
【『ロシアン・ヘリコプターズ』は(ロシア)国防省と水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化の問題について詳細に検討する】
アスタナ、5月25日/タス通信

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(『ロステフ』へ加入)はロシア連邦国防省水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化の問題について詳細に検討しており、然るべき試験設計作業の開始の決定は、年末までに採択されるだろう。
『タス通信』は、ホールディングス副総取締役(軍用機器販売担当)ウラジスラフ・サヴェリエフより伝えられた。

「今日において、この問題は、国防省との更なる詳細な検討(の過程)に在ります。
我々は、軍当局から試験設計作業実施の技術的課題を受け取ります。
その提案は渡されていますが、どのような構成になるか、実行される作業量に関する指示がどうなるかの決定は、国防省に残されています。
ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、如何なる発注にも応じる用意があります」
サヴェリエフ
は、アスタナで開催される防衛展示会『KADEX-2018』において話した。

「2018年には、この決定は採択されなければならないでしょう」
対談者は付け加えた。

対潜ヘリコプターMi-14PLは、1960年代にMi-8を基にして作成された。
水陸両用ヘリコプターは、ボート型機底と2つの胴体ブロックフロートを受け取り、それは同時に機体シャーシを支える為の流線形として役に立つ。
ヘリコプターは、等級3~4の波がある水上へ滞在できる。
Mi-14は様々な対潜兵装を装備し、機体は、核を含め対潜魚雷及び深海爆弾を受け入れる事ができる。
現在、ヘリコプターロシア海軍の軍備からは除外されている。

公開情報によると、合計で273機のMi-14が製造された。
ヘリコプターは積極的に輸出された。
現在、幾つかのMi-14ポーランド海軍で勤務についており、それは公式メーカーが関わる事無く近代化されている。

ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、2015年7月の国際海軍サロン(IMDS-2015)において、Mi-14の製造再開プロジェクトを公表した。



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『ミル試作設計局』(現『M.l.ミル記念モスクワ・ヘリコプター工場』)が開発した水陸両用ヘリコプター(海面への着水が可能)Mi-14(NATOコード名「ヘイズ」)は1967年8月1日に試作機が初飛行し、1973年から1986年までに計273機が『カザン第387工場』で生産されました。
ベースになった機体はヘリコプターMi-8です。

Mi-14には対潜型、捜索救助型、掃海型などの派生型が存在し、ソヴィエト/ロシア海軍航空隊で使用され、ブルガリア、ベトナム、ドイツ民主共和国(東ドイツ)、ポーランド、キューバ、ユーゴスラビア、エチオピア、リビア、シリア、朝鮮民主主義人民共和国などへ輸出されました。

ロシア海軍航空隊からは既に退役していますが(対潜型Mi-14PLは1996年、捜索救助型Mi-14PSは2004年に退役)、現在でもポーランドウクライナなどで少数機が現役に在ります。
ロシア海軍でも、20機以上が予備役として保管されています。


ロシアでは既に過去の機体となっているMi-14ですが、2015年から生産再開の話が何度も出てきました。

2016年5月には、当時のロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏(現在はロシア連邦副首相)が、水陸両用ヘリコプターMi-14の生産再開計画について発言しています。
[ロシア海軍へ水陸両用ヘリコプターMi-14が復活する]

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現用の対潜ヘリコプターKa-27などで使用されている対潜爆弾「ザゴン-2」(2017年2月から生産開始)は、Mi-14でも使用できるようになります。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月23日12時33分配信
【「潜水艦キラー」Mi-14は対潜爆弾「ザゴン-2」を受け取る】


今回は、水陸両用ヘリコプターMi-14の近代化に関する話ですが、これはおそらく、ロシア海軍に保管されている機体を近代化改修して復活させるという事でしょう。