fc2ブログ

ロシア海軍バルト艦隊の攻撃ヘリコプターMi-24と輸送戦闘ヘリコプターMi-8はカリーニングラード州で地上攻撃訓練を実施した

20-0620b.jpg
20-0620c.jpg
『タス通信』より
2023年7月5日0時53分配信
【バルト艦隊のヘリコプター乗員は敵の車両列及び人員を撃破する演習を行なった】
カリーニングラード、7月4日/タス通信

バルト艦隊海上航空隊打撃ヘリコプターMi-24及び輸送-戦闘ヘリコプターMi-8の10名以上の乗員は、カリーニングラード州の航空射爆場で実際の機関砲射撃及び爆撃を行ない、標的~仮想敵の車両列、人員、陣地を撃破した。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「ヘリコプターMi-24及びMi-8の乗員は、練習-訓練飛行中、超低高度及び中高度で距離500メートルから3000メートルの地上目標への航空攻撃手段の使用と、そして更に艦隊の沿岸軍部隊の前進の火力支援の保障、空中偵察の問題へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

戦闘動作での飛行中、ヘリコプター乗員無誘導航空ロケット耐熱練習爆弾P-50T2連装23mm速射機関砲GSh-23を装備する汎用機関砲コンテナUPK-23/250を使用し、単独またはペアで打撃を与えた事が指摘された。

「計画戦闘訓練活動には10​​機以上のヘリコプターMi-24とMi-8ヘリコプターが関わりました。
飛行士は航空攻撃手段の実地使用の為、計20回以上のヘリコプターの飛行を行ないました」

広報サービスは明らかにした。



バルト艦隊海上航空隊は、艦上対潜ヘリコプターKa-27、艦上輸送ヘリコプターKa-29、そして攻撃ヘリコプターMi-24、輸送ヘリコプターMi-8を保有しています。

[第396混成ヘリコプター連隊]
・第125独立ヘリコプター飛行隊:Mi-8、Mi-24
・第396独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊:Ka-27 Ka-29


Mi-24.jpg
特に、ロシア海軍航空隊Mi-24が配備されているのはバルト艦隊のみです。




バルト艦隊ヘリコプターは、カリーニングラード州ドンスコエ飛行場に駐留しています。
23-0118f.jpg
20-0620f.jpg
20-0620g.jpg


第125独立ヘリコプター飛行隊は、元々は陸軍航空隊第288独立ヘリコプター連隊(1976年12月20日創設、ウラジーミル市に駐留)の一部であり、当初はMi-8T輸送揚陸ヘリコプターを装備していました。
22-0316c.jpg

1977年3月、第288連隊攻撃ヘリコプターMi-24の導入を開始し、1987年4月にはカリーニングラード州へ移転しました。

1980年2月からアフガニスタンでの作戦に従事し、9年間で延べ500名以上の将兵が派遣され、18名が戦死しました。

1986年5月にはチェルノブイリ原子力発電所事故への対処の為、同地へ派遣されました。

1990年の時点で第288連隊は3個飛行隊(Mi-24飛行隊2個、M-8飛行隊1個)編成でしたが、1991年12月のソヴィエト連邦解体後は兵力が削減され、2個飛行隊(Mi-24飛行隊1個、M-8飛行隊1個)編成になりました。

1995年にはチェチェン紛争へ派遣されました。

1997年12月にロシア海軍バルト艦隊航空隊へ移管されました。

2002年7月1日付で第288独立ヘリコプター連隊第125独立ヘリコプター飛行隊へ再編され、2003年3月1日までに再編作業を完了して戦闘当直へ復帰しました。

現在では、8機程度のMi-24VPを保有しています。
スポンサーサイト



ロシア海軍黒海艦隊航空隊はクリミア半島上空で戦術飛行演習を実施した

23-0629g.jpg
『タス通信』より
2023年6月28日23時6分配信
【黒海艦隊海上航空隊はクリミア上空で戦闘戦術へ取り組んだ】
セヴァストーポリ、6月28日/タス通信

黒海艦隊海上航空隊前線爆撃機、戦闘機、攻撃ヘリコプター、対潜ヘリコプターの乗員は、クリミア上空で計画飛行戦術演習を実施した。
彼らは練習戦闘実施の戦術へ取り組んだ。
水曜日に艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

「黒海艦隊海上航空隊の飛行士は、ペア、小隊、飛行中隊の一員として、対空防衛手段による対抗という条件下で仮想敵の艦グループ、潜水艦、地上目標を撃破する戦闘動作の任務を遂行しました。
乗員の指揮官は、仮想練習戦闘で空中の支配権を獲得する任務を遂行する為の新たなアプローチを模索しました」

声明では、こう述べられた。

広報サービスは、演習中に部隊の技術者は定められた時間の間隔で飛行前の準備と航空機の整備に関する基準を満たしたと付け加えた。

飛行は艦隊の部隊の戦闘訓練計画に沿って、昼間及び夜間に様々な高度で実施された。



ロシア黒海艦隊海軍航空隊は、全てクリミア半島飛行場に駐留しています。
23-0629a.jpg

セヴァストーポリ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第43独立海上襲撃機航空連隊:サキ(ノヴォフェドロフカ)
前線爆撃機Su-24M、多用途戦闘機Su-30SM

23-0629b.jpg
23-0629c.jpg

第38独立混成航空連隊:カチャ
対潜水陸両用機Be-12ヘリコプターK-27、Mi-8

23-0629d.jpg
23-0629e.jpg
23-0629f.jpg

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機と爆撃機は夏季訓練期間の飛行訓練を開始した

22-1109a.jpg
23-0322a.jpeg
23-0209d.jpg
『Aviation EXplorer』より
2023年6月8日配信
【バルト艦隊海上航空隊の連合部隊は夏季訓練期間の最初の指揮飛行を開始した】
2023年6月8日、AEX.RU

バルト艦隊海上航空隊の連合部隊は、夏季訓練期間の最初の指揮飛行を開始した。
ロシア国防省西方軍管区広報サービスは発表した。

これらの飛行の主な課題は、戦闘訓練コースにおける最も困難な演習を実施する際の飛行要員の単一の訓練方法の開発に在る。

この数日間、航空部隊の指揮官とその副司令官は、戦闘機Su-27、多目的戦闘機Su-30SMとSu-30SM2、 前線爆撃機Su-24Mで昼間及び夜間の飛行訓練を実施する。
合計20機の航空機、そして更に様々な飛行場の機材が飛行訓練活動へ関わる。

飛行士は夜間及び悪天候の条件下での離陸と着陸、低高度及び超低高度での水面上での操縦術へ取り組む。
これに加え、飛行士は集団飛行任務やその他の戦闘訓練を実行する。

指揮飛行の特徴は、飛行士の編隊飛行の実施形態、飛行場に在る指揮グループと乗員の模範的連携、そして飛行交代勤務を支援する全ての部隊との連携に在る。



現在、バルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターは全てカリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。
MA-Balt.jpg


カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留するサンドミル・アレクサンドル・ネフスキー勲章授与・航空元帥A.I.ポクルイシキン記念第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
18-0126e.jpg
18-0126f.jpg

第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
18-0209b.jpg


チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
23-0209a.jpg
23-0209b.jpg
23-0209c.jpg

2016年12月初頭から第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊への多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ配備されています。

[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機と爆撃機は迎撃戦闘訓練を実施した

22-0908b.jpg
23-0504k.jpg
23-0209d.jpg
『Aviation EXplorer』より
2023年6月8日配信
【バルト艦隊の航空機の乗員は攻撃下からの航空機材の離脱へ取り組んだ】
2023年6月8日、AEX.RU

バルト艦隊グループの作戦演習の枠組みで、海上航空隊航空機の乗員は攻撃下からの航空機材の離脱へ取り組んだ。
ロシア国防省西方軍管区広報サービスは発表した。

活動の第1段階で、航空連隊の飛行士と技術要員は警報を受け、航空機Su-27、Su-24、Su-30SM、Su-30SM2ロケット-機関砲兵器複合体を装備する任務へ取り組んだ。
同時に、飛行場を防衛し、連合部隊の主力の攻撃からの離脱を援護する為に当直部隊が空へ上がった。

上空で戦闘機Su-27及びSu-30SMの飛行士は、爆撃機Su-24の乗員が演じる仮想敵との空中戦闘を行なった。
空襲を撃退した飛行士は、地域の作戦飛行場へ移転した。

この作戦演習のエピソードには、合計で約15機が関わった。

近い内に、前線爆撃機Su-24、多目的戦闘機Su-30SMSu-30SM2の乗員は、艦隊の射爆場の水上および沿岸の目標へミサイル爆弾による打撃を与える。
そして戦闘機航空隊航空機Su-27の飛行士は、空中戦闘の要素、航空攻撃手段の使用、対空防衛手段からの離脱の動作へ取り組む。



現在、バルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターは全てカリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。
MA-Balt.jpg


カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留するサンドミル・アレクサンドル・ネフスキー勲章授与・航空元帥A.I.ポクルイシキン記念第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
18-0126e.jpg
18-0126f.jpg

第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
18-0209b.jpg


チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
23-0209a.jpg
23-0209b.jpg
23-0209c.jpg

2016年12月初頭から第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊への多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ配備されています。

[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]

ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機隊の新人パイロットは艦上練習機Su-25UTGで練習飛行を実施した

23-0519a.jpg
『Aviation EXplorer』より
2023年5月18日配信
【北方艦隊の航空・防空軍の若い飛行士は北極圏上空で練習-訓練飛行を実施した】
2023年5月18日、AEX.RU

北方艦隊独立艦上戦闘機航空連隊へ補充された若い戦闘機飛行士は、北極圏空域で複合訓練へ取り組んだ。
ロシア国防省北方艦隊広報サービスは発表した。

パイロットは練習-訓練航空機Su-25UTGで中高度及び高高度での飛行を行なった。

飛行中、飛行士は簡単な操縦術の要素を実行し、極北の厳しい気象条件下で航空機を制御する技量を強化した。

飛行士の研修の為、バックアップ計器を使用して航空機を実際に制御した。

この訓練の実施中、飛行士の外部視界は航空機の操縦室内に設置された特殊カーテンにより遮られ、飛行士は計器により機体を制御する必要が有った。

「すぐに飛行する事は許可されませんでした。
最初は艦上タイプの航空機の理論的再訓練を経て、次に特殊シミュレーターで実地再訓練を受けました。
その後で、最初の訓練飛行への参加が許可されました」

若い航法士の1人は語った。

訓練中に若い飛行士は忍耐力を示し、年長の同僚の経験を取り入れ、高水準の飛行技量を習得する願望を示した。

数回の飛行交代勤務中、合計10回以上の離陸が行われた。

飛行に先立ち、全ての航空機材は地上勤務の専門家により検査、整備、そして更に給油が行われた。



[艦上訓練用練習機Su-25UTG]
13-0110h.jpg
艦上練習機Su-25UTGは、ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の為の着艦練習機です。
あくまでも純粋な練習機であり、艦上攻撃機としては運用されていません。
1989年~1990年に10機、1991年~1995年に5機が生産されましたが、現在の保有機数は7機です。

艦上戦闘機Su-33と共に「ソヴィエト連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念・第279艦上戦闘機航空連隊に所属しており、普段はムルマンスク地域セヴェロモルスク-3飛行場に駐留しています。
19-0312a.jpg
19-0312b.jpg

既に製造から25年以上が経過していますが、具体的な後継機の計画は無く、2010年代前半にはモスクワ郊外第121航空機修理工場で寿命延長近代化改修が行なわれました。
[艦上練習機Su-25UTGは寿命延長改修を行なった]

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の多用途複座戦闘機Su-30SMと前線爆撃機Su-24Mはバルト海で対艦攻撃訓練を実施した

23-0504k.jpg
23-0209d.jpg
『クラースナヤ・ヴェスナ』より
2023年5月4日11時5分配信
【バルト艦隊の飛行士は「敵」艦を破壊する訓練を実施した】

バルト艦隊海上航空隊航空機乗員は、計画練習-訓練飛行中に仮想敵戦闘艦支隊を破壊する任務へ取り組んだ。
5月3日、西方軍管区広報サービスはロシア国防省公式インターネットポータルで発表した。

戦闘訓練はバルト艦隊の海上射爆場で行なわれた。
訓練には、多機能戦闘機Su-30SM及び前線爆撃機Su-24の乗員が参加した。
飛行士は、仮想敵戦闘艦支隊の対空防衛システムを突破し、ミサイル爆弾による打撃を与える戦闘訓練を実施した。

艦による航空打撃への反撃を困難にする為、目標へのアプローチは、高度と速度を同時に操作して様々な方向から行なわれた。
「敵」戦闘艦支隊として、現在海上で任務を遂行しているバルト艦隊の艦が行動した。


計画戦闘訓練活動には、バルチースク海軍基地の数隻の水上艦海上航空隊の約10機の航空機が参加した。



バルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターは、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。

チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
23-0209a.jpg
23-0209b.jpg
23-0209c.jpg


2016年12月初頭から第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊への多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ配備されています。

[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]

ロシア海軍バルト艦隊の戦闘機Su-27とSu-30SMは空中戦闘訓練を実施した

22-1109a.jpg
23-0322a.jpeg
『AviaPort』より
2023年4月26日13時47分配信
【バルト艦隊の戦闘機飛行士は訓練戦闘を行なった】

計画飛行の枠組みにおいて、バルト艦隊海上航空隊の連合部隊の戦闘機Su-27の飛行士は、空中戦闘及び航空攻撃手段の使用の要素へ取り組んだ。

訓練計画の下、爆撃機Su-30SMが役割を演じる仮想敵航空機が国境を侵犯し、戦略上重要な軍事施設へミサイル爆弾による打撃を試みた。

警報を受けてSu-27の乗員は空へ上がり、目標を探知して識別した後、空中戦闘訓練中、電子ミサイル発射を行ない、仮想敵を破壊した。

飛行訓練活動には、バルト艦隊航空機Su-27及びSu-30SMの10名を超える乗員が関わった。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
18-0126g.jpg

チカロフスク飛行場に駐留するサンドミル・アレクサンドル・ネフスキー勲章授与・航空元帥A.I.ポクルイシキン記念第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
18-0126e.jpg
18-0126f.jpg

第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
18-0209b.jpg


チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
18-0126a.jpg
18-0126c.jpg
18-0126b.jpg
18-0126d.jpg

2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ到着しました。

[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]

ロシア海軍北方艦隊航空隊はバレンツ海で演習を実施した

23-0425a.jpg
23-0425b.jpg
『AviaPort』より
2023年4月24日14時22分配信
【北方艦隊の航空部隊は飛行-戦術演習を実施した】

北方艦隊航空・防空統合部隊は飛行-戦術演習を実施した。

飛行-戦術演習の最中に航空部隊の飛行隊の航空機Su-24MRの飛行士は空中偵察任務を遂行し、航空機MiG-31は、艦隊の部隊と施設を援護し、空中の敵を撃破した。
艦上戦闘機MiG-29Kのパイロットは、仮想敵の攻撃からの沿岸部隊の援護へ取り組み、バレンツ海エリアの射爆場で戦闘動作を行なった。

海上揚陸部隊の上陸支援、空中偵察、艦隊の打撃部隊の地上目標への火力攻撃の調整の任務は、無人飛行装置「オルラン-10」飛行隊の要員により遂行された。

遠距離対潜航空機Tu-142及び対潜ヘリコプターKa-27の乗員は、仮想敵潜水艦の捜索と追跡、そして更に艦隊対潜部隊との組織的連携の課題へ取り組んだ。

更に、ヘリコプターKa-27及びKa-29の乗員は、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」の甲板で発艦及び着艦の行動へ取り組んだ。
22-0625i.jpg
練習-訓練飛行の実施中、ヘリコプター乗員は、最適な着艦進入コースの選択、正しい方向、着艦の精度の実地技量を向上させた。



第45航空・防空軍は、北方艦隊の指揮下で北極圏の防空を担当する為、元々の北方艦隊海軍航空隊に、ロシア航空宇宙軍(空軍)から移管した航空部隊及び防空部隊を加えて2015年12月に編成されました。

[第1対空防衛師団]
ネヴェリスク-ベルリン・レーニン勲章・赤旗スヴォーロフ勲章・クトゥーゾフ・ヴォルダン・フメリニツキー第531親衛高射ミサイル連隊(ポリャールヌイ)
 高射ミサイル複合体S-400トリウムフ×12、高射ミサイル機関砲複合体パーンツィリ-S1×12

赤旗第583高射ミサイル連隊(オレネゴルスク)
 高射ミサイル複合体S-300PM×12、S-300PS×12

赤星勲章・第1528高射ミサイル連隊(セヴェロドヴィンスク)
 高射ミサイル複合体S-300PS×12

第331電波機材連隊(セヴェロモルスク)
第332電波機材連隊(アルハンゲリスク)
第223通信隊(セヴェロモルスク)
第877航空誘導所(ザポリャルヌイ)
第1539独立無線中継大隊(セヴェロモルスク)

[第3対空防衛師団]
第33高射ミサイル連隊(ノヴァヤ・ゼムリャ)
 高射ミサイル複合体S-400トリウムフ×12、S-300PM×12
ブレスト赤旗・第414親衛高射ミサイル連隊(チクシ)
 高射ミサイル複合体S-300PS×12

[航空部隊]
ヴィスレンスキー赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第98親衛混成航空連隊(モンチェゴルスク飛行場)
 高空迎撃戦闘機MiG-31×20、前線爆撃機Su-24M×12、戦術偵察機Su-24MR×12

第100独立艦上戦闘機航空連隊(セヴェロモルスク-3飛行場)
 艦上戦闘機MiG-29K、MiG-29KUB

スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊(セヴェロモルスク-3飛行場)
 艦上戦闘機Su-33多用途戦闘機Su-30SM、艦上練習機Su-25UTG

第403独立混成航空連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)
 対潜哨戒機Il-38、Il-20RT、Il-22M、An-12、Tu-134
遠距離対潜航空機飛行隊(キペロヴォ飛行場)
 遠距離対潜哨戒機Tu-142

第830道立艦上対潜ヘリコプター連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)
 Ka-27、Ka-29、Ka-31

第215無人飛行装置連隊(セヴェロモルスク-1飛行場)

第89独立航空編隊(タパギ飛行場)
 An-26、Mi-8MTV-5

ロシア海軍バルト艦隊航空隊はカリーニングラード州で地上爆撃演習を実施した

23-0406i.jpg
『Aviation EXplorer』より
2023年4月6日配信
【バルト艦隊海上航空隊の航空機の乗員はカリーニングラード州の射爆場で地上目標への爆撃へ取り組んだ】
2023年4月6日、AEX.RU

バルト艦隊海上航空隊の計画戦闘訓練活動の枠組みにおいて、前線爆撃機Su-24M、多目的戦闘機Su-30SM、Su-30SM2の乗員は、カリーニングラード州の射爆場で地上目標への爆撃へ取り組んだ。
ロシア国防省西方軍管区広報サービスは発表した。

飛行士は指定区域への飛行を行ない、地上の状況を明確にしてから、耐熱練習航空爆弾P-50T及び断片化高爆発性爆弾OFAB-100-120により敵の指揮所、強化陣地、人員、車両を模した実物大標的への照準爆撃を行なった。

爆撃は高度500メートル~1100 メートルで行なわれた。
全ての飛行士の実際の行動は、戦闘車両及び戦闘使用地域の地上に設置された客観的観測複合体により記録された。
客観的観測手段により得られたデータの分析は、全ての目標の100パーセントの撃破を示した。

飛行には、10機以上のSu-24M、Su-30SM、Su-30SM2の乗員が関わった。



現在、バルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターは全てカリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。
MA-Balt.jpg

[第34混成航空師団]

・ノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊(チェルニャホフスク飛行場)
前線爆撃機Su-24M、偵察機Su-24MR、多用途複座戦闘機Su-30SM/Su-30SM2

・サンドミル・アレクサンドル・ネフスキー勲章授与・航空元帥A.I.ポクルイシキン記念第689親衛戦闘機航空連隊(チカロフスク飛行場)
戦闘機Su-27

・第396混成ヘリコプター連隊(ドンスコエ飛行場)
 第125独立ヘリコプター飛行隊:Mi-8、Mi-24
 第396独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊:Ka-27、Ka-29

・第398独立輸送機飛行隊(フラブロヴォ飛行場):輸送機An-26



バルト艦隊は、2023年4月3日にカリーニングラード州に駐留する陸海空部隊が参加する総合演習を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊は陸海空部隊の総合演習を開始した]

第34混成航空師団所属の航空機も演習へ参加します。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊はカリーニングラード州で戦闘演習を行なう]

ロシア海軍北方艦隊航空隊はコラ半島で戦闘演習を実施した

23-0406g.jpg
23-0406h.jpg
『Aviation EXplorer』より
2023年4月6日配信
【北方艦隊の混成航空連隊の飛行士は意図された複合任務へ取り組んだ】
2023年4月6日、AEX.RU

戦闘訓練計画に沿って、北方艦隊混成航空連隊の飛行士は意図された複合任務を遂行した。
ロシア国防省北方艦隊広報サービスは発表した。

前線爆撃機Su-24迎​​撃戦闘機MiG-31の乗員は、ロケット-爆弾兵器を使用する戦闘動作へ取り組み、そして更に仮想敵航空機を探知、迎撃する一連の活動を実行した。
22-0909e.jpg
ロケット-爆弾打撃は、白海コラ半島沿岸のルムボフカ射爆場の水上及び地上の目標へ与えられた。
総計で敵の及び装甲車両を模した20以上の標的が撃破された。

戦闘訓練活動には数機の乗員が参加し、地上からの攻撃を回避する機動などの空中戦闘の要素へ取り組んだ。



第45航空・防空軍は、北方艦隊の指揮下で北極圏の防空を担当する為、元々の北方艦隊海軍航空隊に、ロシア航空宇宙軍(空軍)から移管した航空部隊及び防空部隊を加えて2015年12月に編成されました。

この時、モンチェゴルスク飛行場に駐留し、高空迎撃戦闘機MiG-31、前線爆撃機Su-24M、戦術偵察機Su-24MRを有するヴィスレンスキー赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第98親衛混成航空連隊北方艦隊の指揮下へ移管されました。
21-0117d.jpg
21-0117e.jpg
21-0117g.jpg
21-0117f.jpg