ロシア海軍の将来空母の為のVSTOL艦上戦闘機が開発される

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『イズベスチヤ』より
2017年7月25日0時3分配信
【垂直離陸戦闘機の作成は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において始まる】

『2018-2025年の国家軍備プログラム』において、ロシア海軍将来航空母艦の為の垂直離陸戦闘機の作成が始まる。
海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は述べた。
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「試験設計作業は、『2018-2025年の国家軍備プログラム』において始まります。
我々は、このような航空機を必要としております」
コジン
は発言した。

以前、(ロシア)国防省は、垂直離陸航空機の作成の検討を行なっていると発表した。

ソヴィエト社会主義共和国連邦は、既に垂直離陸戦闘機~Yak-38を生産していた。
これらは航空巡洋艦に駐留し、230機以上が生産された。
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Yak-38を代替する為にYak-141の生産開始が計画されたが、プログラムは2004年に中断した。
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[ロシア将来航空母艦]

ロシア海軍の為の将来航空母艦Перспективный Авианосецの設計開発作業は2007年に始まりました。

現在の所、将来航空母艦は、5万トンから8万5千トンまでの3種類のヴァリエーション(軽空母、中空母、重空母)が検討されています。

重航空母艦(排水量80000-85000t、搭載機70機)
中航空母艦(排水量55000-65000t、搭載機50-55機)
軽航空母艦(排水量50000t)

建造費は重空母で3000億ルーブル、軽空母で1000億ルーブルと見積もられています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]
[ロシア将来空母の作成には約10年掛かり、費用は1000-3000億ルーブルになる]

将来航空母艦の最終設計案は2020年以降に固められます。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]
[新型原子力空母の建造はロシア海軍の将来計画に含まれている]

2016年11月~2017年1月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア軍事作戦へ参加していますが、この時の経験も将来航空母艦の設計に取り入れられます。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフのシリア遠征の経験は同艦の近代化改装と新たな空母の建造へ生かされる]
[正規空母アドミラル・クズネツォフを中核とする空母機動部隊のシリア遠征の経験はロシア海軍の新型艦の設計と建造へフィードバックされる]

現時点では将来航空母艦の建造開始の具体的な時期は未だ定められておらず、この件に関する決定は2025年近くに下されます。
[ロシア海軍の新たな航空母艦の建造に関する決定は2025年近くに下される]
[ロシア海軍の為の将来正規空母の建造開始は2025年よりも前にはならない]

将来航空母艦の設計作業は「2018-2025年の国家軍備プログラム」に組み込まれています。
[ロシア連邦の『2018-2025年の国家軍備プログラム』でロシア海軍の為の将来航空母艦の設計作業が進められる]
[ロシア海軍の為の将来航空母艦は2024年に建造を開始する]


2017年7月、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、ロシア海軍の将来の「航空巡洋艦」は、「2018-2025年の国家軍備プログラム」の終わりに建造が開始され、更に、その搭載機として、『ヤコブレフ』社による新世代VSTOL艦上戦闘機の開発が検討されていると発言しました。
[ロシア海軍の将来空母はVSTOL空母になるかもしれない]

ボリソフ氏は「ヤコブレフの中止されたライン」と言いましたが、これは、旧ソ連時代に開発されたものの試作機どまりだったYak-141の発展型という事のようです。

[モニノ空軍博物館のYak-141]
[Yak-141墜落事故(1991年10月5日)]
[ファーンボローのYak-141]

『ヤコブレフ』社は、Yak-141の発展型としてYak-43を、更には第5世代VSTOL軽戦闘機Yak-201を計画していましたが、何れもペーパープランで終わりました。

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[Yak-201計画値]
最大速度:低空で1250km/h、高空で1800km/h
戦闘行動半径:690km
航続距離:低空飛行で1250km、高度10000-12000mで2100km
実用上昇限度:15000m
全長:18.3m
全高:5.0m
全幅:通常時10.1m、折り畳み時5.9m
翼面積:63.4平方m
最大離陸重量:短距離陸時19500kg、垂直離陸時15800kg
兵装:Gsh-301 30mm機関砲×1(弾数120発)
R-77、R-73空対空ミサイル
Kh-31空対地ミサイル
Kh-35空対艦ミサイルなど



そして今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、「2018-2025年の国家軍備プログラム」においてロシア海軍将来空母の為のVSTOL戦闘機の開発が始まると述べました。

つまり、検討段階は終わり、開発が決定されたという事でしょう。
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ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は超音速巡航ミサイルの迎撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月17日6時58分配信
【航空機MiG-31の乗員は成層圏で超音速ミサイルを破壊した】

ロシア海軍航空隊の日を前に、カムチャツカに駐屯する航空機MiG-31の乗員は、成層圏での戦闘射撃で超音速有翼ミサイルを迎撃する飛行戦術演習を実施した。

北東軍部隊の航空基地の迎撃航空機MiG-31の乗員は、高度12000メートル以上を音速の3倍で飛翔する有翼ミサイルを破壊する為の戦闘演習を行なった。

有翼ミサイルは、オホーツク海水域の海上搭載艦から発射された。
飛行場「エリゾヴォ」(カムチャツカ地方)から警報下で発進した戦闘機の当直編隊は、会合コース上で指定目標を空対空ミサイルにより破壊した。

飛行中に戦闘機飛行士は、対空防衛任務遂行下における2機ペアの連携へ取り組んだ。

これらの任務の遂行は、MiG-31乗員の2機ペアでの編隊飛行への慣熟への取り組みを可能にし、仮想敵の有翼ミサイルの迎撃及び破壊の効率を上げる。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は12機のMiG-31B/BSと20機のMiG-31BMを保有しています。


MiG-31は度々訓練を行なっており、2016年7月中旬には、原子力潜水艦から発射された超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は原潜から発射された超音速巡航ミサイルを撃墜した]

12月24日には、敵の攻撃を受けて損傷したという想定下での滑走路への着陸訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2016年12月24日8時2分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31乗員は、損傷したという想定下の滑走路への着陸へ取り組んだ】

12月30日には、潜水艦捜索訓練を行なう対潜哨戒機Il-38の援護訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は対潜哨戒機Il-38を援護した]

2017年3月10日、一部のMiG-31エリゾヴォから沿海地方ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地(ロシア航空宇宙軍戦闘機Su-35が駐留)へ移動しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年3月10日10時31分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31編隊はカムチャツカから沿海地方への長距離飛行を行なった】

ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地
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2017年3月28日には、太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」の防空戦闘訓練へ「空中目標」として参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

4月3日にはMiG-31B/BSMiG-31BM沿海地方ピョートル大帝湾上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方で空中戦闘訓練を行なった]
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4月9日にツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ飛行場を離陸し、ホームベースであるカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方からカムチャツカへ戻った]

4月13日にはカムチャツカ半島有翼ミサイル(巡航ミサイル)の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での巡航ミサイル迎撃訓練を行なった]

5月19日には成層圏での迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での迎撃訓練を行なった]

6月16日にはカムチャツカ半島及び太平洋の上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31はカムチャツカ半島で空中戦闘訓練を行なった]

そして7月17日には超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を行ないました。


「超音速有翼ミサイル」の具体的な種類には全く触れていませんが、マッハ3以上の速度で飛翔したとの事ですから、おそらくは「グラニート」でしょう。
[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]

7月12日には太平洋艦隊原子力水中巡洋艦「トムスク」オホーツク海からカムチャツカ半島の地上目標へ「グラニート」を発射していますから、同艦が発射したのかもしれません。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはカムチャツカ半島の地上目標へ巡航ミサイル"グラニート"を発射した]


なお、MiG-31を開発したロシア航空機製造会社『ミグ』は、既にMiG-31の後継機の開発に着手しています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月14日9時59分配信
【ロシアはMiG-31を代替する新たな迎撃戦闘機の開発を始めた】

ミグ社は、MiG-31を代替する「遠距離迎撃将来航空複合体」の概念設計を行なっています。

ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている

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『タス通信』より
2017年7月17日0時24分配信
【ロシア連邦海軍航空隊の為の新世代哨戒航空機が作成される】
モスクワ、7月17日/タス通信

新世代対潜(哨戒)航空機ロシア海軍航空隊の為に作成される。
海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は報道陣へ伝えた。

「海軍総司令部及び海軍航空隊司令部は、将来多目的艦上及び地上配置ヘリコプターの作成作業を進めており、既存の対潜航空機の代替を計画している新たな哨戒航空機の開発は完成に近づいています」
彼は話した。

コジンは、既存の対潜航空機Il-38航空集団の60パーセントが高度な近代化を行なったと述べた。

艦上対潜ヘリコプター集団の半分以上が近代化された。

「輸送戦闘ヘリコプターKa-29の準備状態の回復と近代化の為の大量の作業が行なわれています。
既に、この機体は20機が在り、このヘリコプターの全ての集団の近代化の為の作業は続けられています」
コジン
は話した。

以前、ロシア連邦海軍の為、根本的に新たな海上配置ヘリコプター「ミノーガ」が作成されると伝えられた。
株式会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフは、約10年後に量産が開始されるものと見ている。

[Su-33の近代化]
コジン
によると、ロシア海軍航空隊の全ての戦闘機Su-33は近代化され、最新航空機Su-30SMの水準へと至る。

「航空機Su-33集団の半分は、海上及び地上目標に対する新たな戦闘動作システムを受け取りました。
その能力はSu-30SMの水準へ高められました。海軍航空隊の軍備として在る全ての航空機Su-33は、この近代化を実施します」

彼は話した。

コジンは、2017年末までに全航空集団の60パーセントが現代の海軍航空隊の航空技術の必要条件の水準に適応していると説明した。

彼は、この2年で海軍航空隊は20機以上の航空機Su-30SMを受領した事を想い起した。
戦闘機MiG-29を装備する新たな連隊が形成された。

7月17日、ロシア海軍航空隊は101年目の創設日を迎えた。




7月17日は「ロシア海軍航空隊の日」です。

第1次世界大戦中の1916年7月17日、バルト艦隊航空母船「オルリツァ」の4機の水上飛行機M-9バルト海上空で4機のドイツ機と交戦し、勝利を収めた事を記念し、この日が「海軍航空隊の日」となりました。


現在、ロシア海軍航空隊の現用対潜ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められています。
[ロシアン・ヘリコプターズはロシア海軍航空隊の為、1年に8機のヘリコプターKa-27を近代化改修できる]

戦闘輸送ヘリコプターKa-29もオーバーホールを行なって現役復帰しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

対潜哨戒機Il-38の近代化改修も進められています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


既存の機体の近代化改修と並行して、新世代機の開発も進められています。

Ka-27Ka-29の後継機として艦上多目的ヘリコプター「ミノーガ」の開発作業が進められており、2025年頃から量産が始まる見込みです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]

更に、現用の対潜哨戒機Il-38などの後継となる新世代哨戒機(旅客機Tu-214対潜哨戒機ヴァージョン?)も開発されています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38と電子偵察機Il-20の後継となる統一プラットフォームは2020年に初飛行する]
今回、ロシア海軍航空隊イーゴリ・コジン少将は、その開発は完了に近づいていると発言しました。


コジン少将は、艦上戦闘機Su-33の近代化にも言及していますが、これはおそらく、特殊計算サブシステムSVP-24-33の事でしょう。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]

ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31はカムチャツカ半島で空中戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年6月16日7時21分配信
【迎撃戦闘機MiG-31の乗員はカムチャツカ及び太平洋の上空で空中戦闘を行なった】

迎撃戦闘機MiG-31の乗員は、カムチャツカ及び太平洋の上空で空中戦闘の技量の習得へ取り組んだ。

飛行士は、仮想敵航空機の探知、迎撃、戦闘の実施を学んだ。
フライトは、夏季演習期間の戦闘訓練計画の枠組みで実施された。

飛行勤務実施中に飛行士は約30回の発進を行なった。
空中において迎撃戦闘機の乗員は、交互に超音速で遠距離及び最大高度の「敵」航空機を迎撃する合同任務へ取り組んだ。

更に、フライト中に飛行士は、大きな傾斜と曲線の機動の要素へ取り組み、照準複合体の能力値の限界での空中戦闘を行ない、昼間及び夜間の着陸へのアプローチへ取り組んだ。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は12機のMiG-31B/BSと20機のMiG-31BMを保有しています。


MiG-31は度々訓練を行なっており、2016年7月中旬には、原子力潜水艦から発射された超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は原潜から発射された超音速巡航ミサイルを撃墜した]

12月24日には、敵の攻撃を受けて損傷したという想定下での滑走路への着陸訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2016年12月24日8時2分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31乗員は、損傷したという想定下の滑走路への着陸へ取り組んだ】

12月30日には、潜水艦捜索訓練を行なう対潜哨戒機Il-38の援護訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は対潜哨戒機Il-38を援護した]

2017年3月10日、一部のMiG-31エリゾヴォから沿海地方ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地(ロシア航空宇宙軍戦闘機Su-35が駐留)へ移動しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年3月10日10時31分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31編隊はカムチャツカから沿海地方への長距離飛行を行なった】

ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地
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2017年3月28日には、太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」の防空戦闘訓練へ「空中目標」として参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

4月3日にはMiG-31B/BSMiG-31BM沿海地方ピョートル大帝湾上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方で空中戦闘訓練を行なった]
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4月9日にツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ飛行場を離陸し、ホームベースであるカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方からカムチャツカへ戻った]

4月13日にはカムチャツカ半島有翼ミサイル(巡航ミサイル)の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での巡航ミサイル迎撃訓練を行なった]

5月19日には成層圏での迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での迎撃訓練を行なった]

そして6月16日にはカムチャツカ半島及び太平洋の上空で空中戦闘訓練を行ないました。


なお、MiG-31を開発したロシア航空機製造会社『ミグ』は、既にMiG-31の後継機の開発に着手しています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月14日9時59分配信
【ロシアはMiG-31を代替する新たな迎撃戦闘機の開発を始めた】

ミグ社は、MiG-31を代替する「遠距離迎撃将来航空複合体」の概念設計を行なっています。

ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での迎撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年5月19日9時21分配信
【カムチャツカで戦闘機飛行士は成層圏の空中目標の迎撃を実施した】

カムチャツカ太平洋艦隊海軍航空隊の航空基地での戦闘機飛行士の戦闘訓練活動実施の枠組みにおいて、ロシア領空への仮想侵入者の成層圏迎撃訓練が実施された。

空中境界線上の侵入者の役割は、高度18000~20000メートルを超音速で飛行し、戦闘機飛行隊長で1級飛行士のセルゲイ・コデルレ中佐により操縦されるMiG-31が演じた。

目標の迎撃へ、その乗員に最近の軍事飛行学校の卒業生の士官を含む2機の戦闘機MiG-31が飛び立った。
乗員は、仮想空中目標の捜索、捕捉、破壊へ取り組んだ。
「侵入者」のデータは、地上の対空防衛手段から受け取った。

目標の迎撃に最適な条件を作成する為、乗員は、毎時2100kmの速度で戦闘機を成層圏下部へ上げなければならなかった。
空中境界線への仮想侵入者は、100~120kmの距離で破壊された。

航空基地司令ゲンナジー・ミロネンコ大佐の評価によると、与えられた戦闘任務を果たした若い飛行士は「良好」及び「優秀」である。

カムチャツカ戦闘機飛行隊海軍で最高のものの1つであり、戦闘機飛行隊の間で、空中戦闘実施において3年連続で1位を獲得した。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は12機のMiG-31B/BSと20機のMiG-31BMを保有しています。


MiG-31は度々訓練を行なっており、2016年7月中旬には、原子力潜水艦から発射された超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は原潜から発射された超音速巡航ミサイルを撃墜した]

12月24日には、敵の攻撃を受けて損傷したという想定下での滑走路への着陸訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2016年12月24日8時2分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31乗員は、損傷したという想定下の滑走路への着陸へ取り組んだ】

12月30日には、潜水艦捜索訓練を行なう対潜哨戒機Il-38の援護訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は対潜哨戒機Il-38を援護した]

2017年3月10日、一部のMiG-31エリゾヴォから沿海地方ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地(ロシア航空宇宙軍戦闘機Su-35が駐留)へ移動しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年3月10日10時31分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31編隊はカムチャツカから沿海地方への長距離飛行を行なった】

ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地
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2017年3月28日には、太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」の防空戦闘訓練へ「空中目標」として参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

4月3日にはMiG-31B/BSMiG-31BM沿海地方ピョートル大帝湾上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方で空中戦闘訓練を行なった]
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4月9日にツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ飛行場を離陸し、ホームベースであるカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方からカムチャツカへ戻った]

4月13日にはカムチャツカ半島有翼ミサイル(巡航ミサイル)の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での巡航ミサイル迎撃訓練を行なった]

そして5月19日には成層圏での迎撃戦闘訓練を行ないました。
ロシア国防省の発表を見る限り、新米パイロットの訓練も兼ねていたようです。


なお、第865独立戦闘機航空連隊は、5月15日に創設78周年を迎えました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年5月17日2時41分配信
【カムチャツカの戦闘機飛行隊の飛行士は、その空中部門の設立の日を迎えた】
1939年5月15日にカムチャツカで創設された第20襲撃機航空連隊第865独立戦闘機航空連隊の起源です。