ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナはプロジェクト777Aとなる

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年10月20日15時48分配信
【第5世代潜水艦「カリーナ」はトン数が少なくなる-『統合造船業営団』】
モスクワ、10月20日、インタファクス
第5世代潜水艦「カリーナ」の設計は、トン数が少なくなり、プロジェクトは番号777Aを受けた。
『統合造船業営団』年次報告書には、こう記されている。
文書は、『統合造船業営団』が「トン数の少ないプロジェクト777Aカリーナ潜水艦の設計」を進めている事を指摘した。
これに加え、営団は「通常動力潜水艦カリーナの機器、装置、メカニズム一式の製造システムを作成する目的の技術的再装備作業を継続している」
第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」の開発は、2015年にロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフが述べた。
彼によると、同プロジェクト潜水艦は、兵装及び静粛性の面で第4世代通常動力潜水艦よりも広範囲の能力を有する。
その後、設計局『ルビーン』が開発を進めている事が知られるようになった。
これは、設計局の総取締役イーゴリ・ヴィリニトにより伝えられた。
「カリーナ」の為に非大気依存発電装置が開発されると伝えられた。
当初、開発は2017年の完了が計画されていた。
2019年の報告書によると、非大気依存発電装置の試作品は、未だ準備が出来ていない。
報告書は更に、『統合造船業営団』が多目的原子力潜水艦「ライカ」型、プロジェクト22350Mフリゲート、新プロジェクト大型揚陸艦の設計を進めている事を指摘した。
2017年、ヴィリニトは、『ルビーン』が第5世代潜水艦の開発へ着手したと『インタファクス』へ伝えた。
彼によると、風貌の形成には「数年間」掛かる。
これに加え、同局が新世代の戦略原子力潜水艦を開発していると伝えた。
ロシア海軍の第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の設計作業は、海洋工学中央設計局『ルビーン』により進められています。
[ロシア海軍第5世代AIP潜水艦プロジェクトはカリーナと命名された]
[ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の予備設計作業は完了した]
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級は2017年から本格的な開発作業を始める]
「カリーナ」は「ガマズミ属」を意味します。
「カリンカ」は「カリーナ」の指小辞です。
海洋工学中央設計局『ルビーン』は、通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)-改質型燃料電池の開発も進めています。
[ロシア海軍の通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置(改質型燃料電池)は2023年末に作成される]
第5世代の「カリーナ」級は、この非大気依存発電装置を標準装備します。
「カリーナ」級の開発と建造は、『2018-2027年までの国家軍備プログラム』の下で実行されます。
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級は『2025年までの国家軍備プログラム』により建造される]
ただ、「カリーナ」級の設計が完了するのは早くても2021年以降ですから、建造開始は、それよりも後になります。
[ロシア海軍の第5世代潜水艦ハスキーとカリーナの開発作業は進められている]
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