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北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはキプロスを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年5月26日18時48分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、リマソール港へ入った】

本日(5月26日)、地中海ロシア艦船グループの一員として任務を遂行している北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、リマソール港(キプロス共和国)への業務寄港を行なった。

1ヶ月以上に渡る遠距離航海任務を遂行しているロシア大型対潜艦の乗組員にとって、今回のキプロス訪問は外国の港への2回目の寄港となる。
以前、大西洋の通過移動を完了した後、北方艦隊の船員はセウタ港(スペイン)を訪問した。

今回の寄港計画においては、艦への必要水準の物資補充の機会が提供される。
ロシア人船員は、地元の観光名所を見学し、沿岸で休養する機会を与えられる。

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」の遠距離航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを去った2014年4月15日に始まった。
現在までに、約5000海里を航行した。

ロシア艦は5月30日までリマソール港(キプロス)に滞在する予定であり、その後、遠距離航海任務遂行を継続する。
2013年、(同艦の)乗組員は、地中海大西洋においてロシア海軍艦船支隊の一員として一連の任務を遂行した。


北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2014年4月15日にセヴェロモルスク基地を出港し、地中海へ向かいました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった]

地中海には北方艦隊所属艦船が長期に渡り滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣されることになりました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

4月28日、地中海へ入り、スペインセウタ港へ寄港しました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはスペインのセウタ港を訪れた]

5月7日、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(2013年12月17日出港)から引き継ぎました。
[北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

その後も地中海東部に滞在し、5月26日にキプロスリマソール港へ寄港しました。

北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年5月7日12時04分配信
【「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は地中海のロシア連邦海軍グループを率いる】
ムルマンスク、5月7日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」地中海東部ロシア海軍常設連合部隊艦船との合流場所へ到着し、このグループを率いる。
西方軍管区下の北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガ1等海佐は発表した。

彼によると、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」には、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の艦船が含まれ、単一計画下で活動する作戦連合部隊の司令部が置かれている。

「以前、グループを艦上から統制していた重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと大型対潜艦アドミラル・レフチェンコは、ロシア連邦海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を完了しました」
セルガ
は伝えた。

地中海ロシア艦船グループには、合計で約10隻の様々なタイプの戦闘艦及び支援船が派出されている。
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、4月15日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを去った。
遠距離航海中に北方艦隊の大型対潜艦は4000海里以上を航行した。

以前、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、スペインセウタ港への業務寄港を行ない、この間に同艦の乗組員は必要な基準の物資を補充し、船員には沿岸で休養する機会が与えられた。

ロシアは2013年3月にこの海域へ太平洋艦隊艦船支隊を向かわせ、地中海戦隊の形成を始めた。
現在、地中海グループの基礎ローテーションには、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の艦船が関わっている。
地中海戦隊への物資供給は、タルトゥース定置所を中核として行なわれている。


北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2014年4月15日にセヴェロモルスク基地を出港し、地中海へ向かいました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった]

地中海には北方艦隊所属艦船が長期に渡り滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣されることになりました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

4月28日、地中海へ入り、スペインセウタ港へ寄港しました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはスペインのセウタ港を訪れた]


そして5月7日、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務に就きました。

以前、地中海作戦連合部隊の旗艦を務めていたのは、同じく北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(2013年10月22日出港、2013年11月10日から旗艦任務)でしたが、同艦は既に地中海を去っています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海を去った]

ただ、今回の記事によると、同じく以前から地中海へ派遣されていた北方艦隊大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(2013年12月17日出港)も地中海作戦連合部隊の旗艦を務めていた事が有ったようです。

つまり、地中海作戦連合部隊旗艦任務は、「ピョートル・ヴェリキー」から一時的に「アドミラル・レフチェンコ」へ引き継がれ、それから「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」に引き継がれたのかもしれません。

ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはスペインのセウタ港を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年4月28日16時25分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」はセウタ港(スペイン)への業務寄港を行なう】

本日(4月28日)、北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」セウタ港(スペイン)への業務寄港を行なう。
これに先立ち、スタニスラフ・ヴァリク1等海佐が指揮する大型対潜艦ジブラルタル海峡を通過し、地中海エリアへ入った。

業務寄港中に同艦の乗組員は必要基準の物資を補充する。
船員は、沿岸で休養する機会を得る。

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は4月15日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を去ってから13日で3000海里を航行し、北東大西洋の暴風海域を通り抜けた。

移動中に北方艦隊船員は海洋での技量の改善を続けた。
乗組員は、10回に渡り艦内演習及び訓練を実施した。

海軍の戦闘訓練計画に沿って大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」ロシア海軍常設艦隊間艦船グループへ補充され、地中海で任務を遂行する。

2013年、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員は、地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員として、そして大西洋艦船支隊の一員として一連の任務を遂行した。

北方艦隊船員は140日以上を海上で過ごし、外国の港への一連の業務寄港を行なった:ベルゲン(ノルウェー)、リヴァプール(グレートブリテン)、リスボン(ポルトガル)、リマソール(キプロス)、ハバナ(キューバ)、ラグアイラ(ベネズエラ·ボリバル共和国)


大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は2014年4月15日にセヴェロモルスク基地を出港し、地中海へ向かいました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった]

地中海には北方艦隊所属艦船が長期に渡り滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣されることになりました。

記事中でも触れられていますが、「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2013年にも地中海、大西洋、カリブ海への遠距離航海を行なっています。
(2013年5月11日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは長期航海を終えて基地へ戻った]

ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月15日11時41分配信
【軍艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は地中海航海へ出発した】
ムルマンスク、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、火曜日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から数ヶ月間に渡る地中海への遠距離航海へと出発した。
北方艦隊の代理人ワジム・セルガは発表した。

彼によると、スタニスラフ・ヴァリク1等海佐が指揮する同艦は、大西洋を通過して地中海へ行き、ロシア海軍艦隊間グループへ補充される。

「大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフの航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍の軍艦の定期的滞在の再開というロシア連邦国防省の要望の枠組みにおいて実行されます」
艦隊の代理人は話した。

数日前、「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員は、バレンツ海北方艦隊海洋射爆場において一連の任務の仕上げを完了した。
対潜艦船員の遠距離航海の準備の為、ミサイル、砲、対潜兵器を使用した一連の戦闘訓練が成功裏に実施された。

海洋訓練の重要な段階の1つは、対潜航空機Il-38及びヘリコプターKa-27の乗員と協同での仮想敵潜水艦の捜索、追跡、撃破という課題の遂行であった。

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員は、以前にも地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員として任務を遂行している。
2013年、乗組員は140日間を海上で過ごし、27000海里以上を航行した。




ロシア北方艦隊所属の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2013年にも地中海、大西洋、カリブ海への遠距離航海を行なっています。
(2013年5月11日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは長期航海を終えて基地へ戻った]


現在、地中海東部には、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を筆頭に10数隻の艦船が展開しています。
[ロシア北方艦隊の12隻の艦船が地中海に展開している]

これらの艦は長期に渡り地中海に滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣される事になったようです。