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ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年5月12日16時30分配信
【最新のフリゲート「アドミラル・カサトノフ」及びコルベット「グレミャーシチー」は次週に航行試験プログラムの課題の遂行を続ける】

最新のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・カサトノフ」及びプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」は、バルト海の指定射爆場で工場航行試験の次の段階へ取り組む為、次週に出航する。

試験実施中、フリゲート「アドミラル・カサトノフ」バルチースク軍港コルベット「グレミャーシチー」クロンシュタット軍港への寄港を行ない、艦の乗組員は戦勝記念日の祝賀行事へ参加した。

工場航行試験プログラムの詳細は、海軍総司令部が『統合造船業営団』管理部代表、『北方造船所』幹部と協同で分析する。

4月、計画試験の課題を遂行する為の「アドミラル・カサトノフ」及び「グレミャーシチー」の乗組員の準備状態は、海軍総司令部の特殊作業部会により点検を受けた。
試験の為の艦の準備状態の各セグメントは、『北方造船所』及び『統合造船業営団』幹部により点検を受けた。
双方の乗組員は出航を許可された。

フリゲート及びコルベットの乗組員は、以前、以前に試験プログラムの全ての段階の実施と、更なる艦上機器及び兵装システムの操作の為、海軍総合研修センターで複合訓練を行なった。

工場航行試験中、動力装置、一連の艦内居住保障システム、航法複合体、通信システムを含む艦の電波工学兵装、救助手段、フェイルセーフシステム、換気、空調システムの機能が点検される。

フリゲート「アドミラル・カサトノフ」及びコルベット「グレミャーシチー」は、様々なモードでの航行速度、制御性及び操縦性、他の特性を点検する。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。


プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

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プロジェクト20385プロジェクト20380の改良型であり、兵装が強化されています。
[プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット]

20380対艦ミサイル「ウラン」に代わり、20385は対地攻撃も可能な打撃巡航ミサイル「カリブル」を装備します。

当初、プロジェクト20385には、ドイツMTU社製のディーゼルエンジンが装備される予定でしたが、ヨーロッパ諸国対ロシア制裁により、その供給は途絶えました。
[ロシアは水上艦用のエンジン供給を拒否したドイツとウクライナの企業を訴える]

この為、設計を変更してロシア『コロムナ工場』ディーゼルエンジン「ディーゼルユニットDDA12000」~が搭載される事になりました。
これは以前のプロジェクト20380と同じエンジンです。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

2016年4月末、『コロムナ工場』ディーゼルエンジンの設置作業が始まりました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの取り付けが始まった]


2016年5月19日までにディーゼルエンジンの設置作業は完了しました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの設置は完了した]


2017年6月30日、「グレミャーシチー」の進水式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]



2018年1月から造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"乗組員は艦内への居住を準備する]

「グレミャーシチー」の洋上試験開始は、当初の予定(2019年3月)より遅れ、2019年4月21日になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験を開始した]



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5月初頭に一旦クロンシュタットへ戻っていた「グレミャーシチー」は、5月6日に出航し、2回目の洋上試験をフィンランド湾で開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は2回目の洋上試験を開始した]

洋上試験中の5月8日、大祖国戦争(勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時クロンシュタットへ戻りました。

5月9日の戦勝記念日をクロンシュタット軍港で祝いました。
[ロシア海軍の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験中に大祖国戦争勝利74周年を祝った]


祝賀行事を終えた後、「アドミラル・カサトノフ」「グレミャーシチー」は、バルト海で洋上試験を続けます。


「アドミラル・カサトノフ」「グレミャーシチー」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]
[プロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される]
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ニコライ・エフメノフ大将はロシア海軍総司令官に就任した

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『タス通信』より
2019年5月8日18時21分配信
【新たなロシア海軍総司令官にニコライ・エフメノフが任命された】
モスクワ、5月8日/タス通信

これまで北方艦隊司令官だったニコライ・エフメノフ大将は、ロシア海軍総司令官に任命された。
ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの然るべき指示書は、水曜日の電話会議においてセルゲイ・ショイグ国防相により読み上げられた。

「2019年5月3日付のロシア連邦大統領令第203号による任命です:海軍総司令官-ニコライ・アナトリエヴィチ・エフメノフ大将。北方艦隊司令官-アレクサンドル・アレクセイヴィチ・モイセーエフ中将。
黒海艦隊司令官-イーゴリ・ウラジーミロヴィチ・オシポフ中将」
ショイグ
は話した。

彼は、これまで総司令官だったウラジーミル・コロリョーフ大将は、46年に渡った軍務を完了した事を指摘した。
「これまでに彼は、我が国の防衛力の強化の為、多くの事を成し遂げました。
彼の指揮下で、海軍は国際テロリストとの戦いを成功させ、長期にわたる中断後、世界の大洋における海軍の存在を復活させました。
海軍には、新たな潜水艦プロジェクト"ボレイ"及び"ヤーセン"が受け入れられました。
論理的アプローチにより作り上げられた2050年までの造船プログラムが遂行されます」

国防相は話し、提督の働きに感謝した。



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ウラジーミル・イワノヴィチ・コロリョーフは、1955年2月1日に生まれ、1977年にフルンゼ記念海軍兵学校を卒業した後、北方艦隊原子力潜水艦K-467へ配属され、1981年から原子力潜水艦K-495副長を務め、1987年には原子力潜水艦K-488艦長、1988年にはK-387艦長に任命されました。
1993年12月から第24潜水艦師団副司令官、1996年4月からは北方艦隊司令部の対潜防衛部門の部長を務め、2000年には第24潜水艦師団司令官、2002年3月~8月にはガジエヴォ基地司令官、2002年9月には第12潜水戦隊参謀長、2005年8月には同戦隊司令官に就任しました。

2007年には北方艦隊副司令官に任命され、2008年9月から2009年3月の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の遠距離航海の指揮官を務めました。
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]

2009年8月から北方艦隊第1副司令官兼参謀長を務め、2010年7月には黒海艦隊司令官に任命されました。

2011年6月23日には北方艦隊司令官に任命されました。
2013年2月20日には海軍大将へ昇進し、2014年12月1日からは北方統合戦略コマンド司令官を兼任しました。
(北方統合戦略コマンド司令官は北方艦隊司令官の兼任)
[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]

2015年11月からロシア海軍総司令官代行となり、2016年4月には正式にロシア海軍総司令官へ任命されました。
[北方艦隊司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督はロシア海軍総司令官代行に任命された]
[ウラジーミル・コロリョーフ提督は正式にロシア海軍総司令官に就任した]

それから3年を経て、コロリョーフ提督は海軍を引退する事になり、後任には北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将が任命されました。



ニコライ・アナトリエヴィチ・エフメノフは1962年4月2日に生まれ、1987年にレーニン共産党青年団記念海軍兵学校(潜水艦乗り育成)を卒業し、太平洋艦隊原子力潜水艦で勤務しました。

1990年代後半には原子力潜水艦K-490K-506の艦長を務め、1999年には第25潜水艦師団参謀長、2003年には副司令官、2004年には司令官に任命されました。

2006年には第16潜水戦隊参謀長、2010年には司令官、2012年には太平洋艦隊潜水艦部隊司令官に任命されました。

2012年9月から北方艦隊第1副司令官兼参謀長を務め、2015年11月には司令官代行となり、2016年4月には上記のコロリョーフ提督の後任の北方艦隊司令官となりました。
[ニコライ・エフメノフ中将は新たなロシア海軍北方艦隊司令官へ任命される]

2017年12月12日には海軍大将へ昇進しました。

そして2019年5月、またもコロリョーフ提督の後任として、今度はロシア海軍総司令官に就任しました。



エフメノフ提督がロシア海軍総司令官へ就任した事により、後任の北方艦隊司令官には、黒海艦隊司令官アレクサンドル・アレクセーヴィチ・モイセーエフ中将(1962年4月16日生まれ、エフメノフ提督と同年)が任命されました。
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[アレクサンドル・モイセーエフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官に任命された]

そして、モイセーエフ提督の後任の黒海艦隊司令官には、ロシア連邦軍参謀本部次長イーゴリ・ウラジーミロヴィチ・オシポフ中将(1973年3月6日生まれ)が任命されました。
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オシポフ中将は、これまでにカスピ小艦隊司令官を務めた事が有ります。

2015年10月7日と11月20日にカスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」カスピ海南方からシリア巡航ミサイル「カリブル」を発射しましたが、この時のカスピ小艦隊司令官がイーゴリ・オシポフ少将(当時)でした。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

ロシア海軍カスピ小艦隊のロケット艦タタールスタン、ダゲスタン、小型ロケット艦ウグリーチはカスピ海で戦闘訓練を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(カスピ小艦隊)広報サービス発表
2019年3月15日11時15分配信
【カスピ小艦隊の艦は演習中にチェチェン島の地下目標を破壊した】

カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」「タタールスタン」、更に小型ロケット艦「ウグリーチ」は、錬成任務K-2への取り組みの枠組みで、チェチェン島の仮想敵の地下指揮所を模した地上目標を撃破した。

戦闘演習任務の遂行中、艦グループは、艦載砲兵器により沿岸目標へ打撃を与えた。

砲撃の修正および目標破壊の可視監視を保障する為、必要な座標を指揮所へリアルタイムモードで転送する無人飛行装置が艦上から射出された。

艦グループへ空中から航空機による支援を与える為、第4航空・防空軍Su-30SM、Su-34は地上目標へ航空攻撃手段を使用した。

更に艦の乗組員は、海上射爆場で、無防備の泊地へ停泊する艦の対機雷防護任務、更には単独艦での戦術戦闘行動実施へ取り組む複合活動を遂行した。

加えて、ロケット艦は、高精度ミサイル複合体「カリブル」で水上目標を撃破する電子発射へ取り組んだ。

戦闘訓練活動には、カスピ小艦隊の艦と第4航空・防空軍の作戦-戦術航空隊が参加した。



ロシア海軍プロジェクト11661Kロケット艦は、2隻がカスピ小艦隊へ配備されています。

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1番艦「タタールスタン」は2003年8月31日に就役し、2014年9月から2016年5月まで近代化改装が行なわれました。
同艦はカスピ小艦隊の旗艦を務めています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊旗艦・警備艦タタールスタンは近代化改装を終えて復帰した]

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2番艦「ダゲスタン」は2012年11月28日に就役しました。
同艦は、ロシア海軍水上艦で初めて有翼ミサイル「カリブル」を搭載しています。
[警備艦ダゲスタンはロシア海軍へ引き渡された]


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プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の2番艦「ウグリーチ」は2014年7月27日に就役しました。


ロケット艦「ダゲスタン」小型ロケット艦「ウグリーチ」は、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」と共に2015年10月7日にカスピ海南方からシリア領内のテロ組織『イラク・レバントのイスラム国』(ISIL)拠点へ「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリア領内のISIL拠点へ「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


「ダゲスタン」は、2018年10月初頭の南方軍管区の大規模演習へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を地上目標へ発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊のロケット艦ダゲスタンは演習中に巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


2019年3月15日、カスピ小艦隊ロケット艦「タタールスタン」「ダゲスタン」小型ロケット艦「ウグリーチ」は、カスピ海で演習を行ない、チェチェン島の地下標的を砲撃しました。
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砲撃の支援の為、無人機が使用されました。

更に「ダゲスタン」「ウグリーチ」は、海上目標への有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。

ロシア海軍とトルコ海軍は黒海東岸で合同演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2019年3月8日10時1分配信
【黒海艦隊の艦はノヴォロシースクへの業務寄港を完了したトルコ海軍の艦と合同演習を実施した】

黒海艦隊の艦はトルコ海軍の艦へ同行して公海へ出航し、合同演習を実施した。

トルコ船員は3月6日から8日まで業務寄港の為にノヴォロシースクへ滞在していた。

演習中、黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の2隻の艦~哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」及び海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」乗組員は、コルベット「ブルガズアダ」及び機雷掃海艦「アクチャイ」乗組員と共にトルコ-ロシア合同演習『PASSEX』を実施した。

黒海水域での連携及び機動、更には機雷の脅威の可能性が有るゾーンにおける艦船支隊の先導の要素へ取り組んだ。

以前、ノヴォロシースク海軍基地司令部とトルコ海軍の代表は、ノヴォロシースク英雄市「栄光並木」「祖国の息子達」記念碑へ献花した。

[参照]
コルベット「ブルガザダ」
及び機雷掃海艦「アクチャイ」は、トルコ海軍国家演習『愛する祖国-2019』の枠組みにおいて訪問する外国港の1つとなるノヴォロシースクへの業務寄港を行なった。



ロシア黒海艦隊哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」は2018年12月20日に就役した最新鋭艦であり、現在は乗組員の慣熟訓練を行なっています。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海で戦闘訓練を行なった]

海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」(2002年1月20日就役)は、2018年8月下旬から12月末まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海を去り、母港ノヴォロシースクへ向かった]


2019年3月6日から8日まで、ノヴォロシースク海軍基地トルコ海軍の2隻の艦が訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年3月6日18時47分配信
【トルコ海軍の艦はノヴォロシースク港への業務寄港を行なった】

コルベット「ブルガズアダ」F513(2018年11月4日就役)
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掃海艇「アクチャイ」M270
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翌3月7日にはノヴォロシースク市内の大祖国戦争の記念碑への献花式典が開催されました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年3月7日16時42分配信
【ノヴォロシースク海軍基地司令部及びトルコ海軍代表団はノヴォロシースクの英雄並木で献花した】

トルコ海軍の艦は3月8日にノヴォロシースクを去り、黒海東岸「ワシーリー・ブイコフ」及び「ワレンチン・ピクリ」と合同演習を行ないました。

トルコ海軍ロシア海軍の合同演習は、2017年4月初頭以来、約2年ぶりになります。
[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海で合同演習を行なった]

ロシア海軍副総司令官(軍備担当)は交代する

『タス通信』より
2019年3月1日19時16分配信
【新たな軍備担当の海軍副総司令官が任命される】
モスクワ、3月1日/タス通信

イーゴリ・ムハメトシン中将は新たな軍備担当の海軍副総司令官へ任命される。
彼は、この職位にあったが、定年となって退役するヴィクトール・ブルスク中将と交代した。
金曜日に『タス通信』は軍当局の情報提供者より伝えられた。

「イーゴリ・ムハメトシン中将は、軍務に在る年齢の限界に達した事に関連し、この職位から解かれ、軍を退役するブルスク中将に代わる軍備担当の海軍副総司令官へ任命されます」
対談者は話した。

ブルスクは、2013年10月から軍備担当の海軍副総司令官の職務に従事していた。
ムハメトシンは、以前には、バルト艦隊参謀長兼第1副司令官の職位で勤務していた。



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ヴィクトール・ヨシフォヴィチ・ブルスクは1958年4月9日にウクライナドネツク市で生まれました。
1975年にF.E.ジェルジンスキー記念高等海軍機関学校へ入学し、主に原子力機関について学び、1980年に卒業後、機関士官として北方艦隊原子力潜水艦へ配属されました。
その後も原子力潜水艦の機関長、北方艦隊技術管理部長、更にはロシア連邦海軍技術管理部長を務め、2010年に少将へ昇進しました。

2013年10月4日、ロシア連邦大統領令第761号により、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)に任命され、2015年7月11日に中将へ昇進しました。

一貫して機関士官、技術士官としての道を歩んできたブルスク中将ですが、海軍中将の定年である60歳を迎えた事により、退役するようです。


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イーゴリ・チメルブラトヴィチ・ムハメトシンは1963年8月15日にバシコルトスタンネフテカムスク市で生まれ、1981年に太平洋海軍兵学校を卒業後、北方艦隊原子力潜水艦へ配属されました。
元々の専門は潜水艦のソナーを扱う技術士官でした。

2010年には北方艦隊潜水艦部隊司令官、2013年には太平洋艦隊潜水艦部隊司令官に任命され、2016年7月に太平洋艦隊参謀長、同年10月にバルト艦隊参謀長に任命されました。

そして2019年3月、技術士官出身の経歴を買われたのか、ブルスク中将の後任のロシア海軍副総司令官(軍備担当)に任命される事になったようです。

ロシア海軍は新型深海作業用バチスカーフを購入する

『タス通信』より
2019年1月10日0時37分配信
【情報筋:(ロシア)海軍は特殊操作を行なう為のバチスカーフの購入を計画している】
モスクワ、1月9日/タス通信

ロシア連邦海軍は、6隻の特殊水中操作を行なう為の透明なバチスカーフの購入を計画している。
水曜日に『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

深海有人装置は、情報提供者によると、『ガスプロム』の発注の下で2022年までに設計局『マラヒート』が作成し、基礎ヴァージョンは海底パイプラインの故障の検査及び除去の為に意図されている。
「ですが、装置にはロシア連邦国防省深海調査管理総局が関心を示しており、このバチスカーフを特殊水中操作を行なう為の手段として見ております」
対談者は話した。

彼によると、「海軍へ引き渡される装置は、3つの艦隊~北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊で任務を遂行する」予定である。
「これらの各艦隊は、少なくとも2隻の装置を受け取ります」
対談者は説明した。

情報提供者は、装置の為の作業は今年に開始されなければならないと述べた。
バチスカーフは様々なマニピュレータを装備し、2500mまでの深度で作業を遂行でき、その乗組員は3名から成る。
「装置は球形であり、透明な船体はアクリル及びチタンであり、電気で動き、最低限一昼夜に渡る作業継続を保障します。
装置を搭載するのは、事実上あらゆる民間船及び軍用船で可能です」

対談者は説明した。

バチスカーフの開発費用は、10億ルーブル以上になる。



今回の記事で取り上げられているバチスカーフは、元々は民間用であり、『ガスプロム』が発注し、『マラヒート』設計局が開発します。

【『ガスプロム』公式サイト】

【『マラヒート』サンクトペテルブルク海洋機械製造局公式サイト】

これにロシア国防省(ロシア海軍)が目を付け、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊向けに計6隻を購入する意向を示しているようです。

新型バチスカーフがどのようなものになるかは現時点では分かりませんが、以前の「ミール」(「ミール-1」「ミール-2」)のようなものになるかもしれません。
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ロシア海軍北方艦隊の為の新世代原子力潜水艦カザンとクニャージ・ウラジーミルの工場航行試験は2019年夏に完了する

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『タス通信』より
2019年1月8日8時12分配信
【情報筋:潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」と「カザン」の工場航行試験は今夏に完了する】
モスクワ、1月8日/タス通信

原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」(プロジェクト955A、コード名「ボレイ-A」)及び「カザン」(プロジェクト885M、コード名「ヤーセン-M」)は今夏に工場航行試験を完了する。
『タス通信』は造船業界の情報提供者より伝えられた。

「現在、双方の潜水艦の航行試験は、北方海域の海軍射爆場の結氷状況に関連し、実施は中断しています。
試験は続けられ、今夏に完了します」

対談者は話した。

彼は、試験完了の日付は計画されていると説明した。
「近代化された潜水艦へ設置される新たなシステムの大量のチェックに関連し、当初から試験完了は今夏に予定されております」
対談者は強調した。


『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

以前、両方の潜水艦を建造している『セヴマシュ』の総取締役は、「クニャージ・ウラジーミル」「カザン」の工場航行試験は、2018年12月末に完了しなければならないと報道陣へ伝えた。

[「カザン」と「クニャージ・ウラジーミル」]
「カザン」
は、改善プロジェクト「ヤーセン-M」の下で建造された最初の原子力潜水艦である。
電波工学兵装複合体の基本要素、近代化された兵器及び材料、更には新たな特徴的な方式の船体に関し、変更及び技術的解決がプロジェクトへ導入されている。
「カザン」多目的潜水艦であり、有翼ミサイル「カリブル」或いは超音速ミサイル「オーニクス」で武装している。

「クニャージ・ウラジーミル」は、改善プロジェクト955Aのトップ潜水艦である。
プロジェクト955及び955A(それぞれ「ボレイ」及び「ボレイ-A」)の開発者は『ルビーン』海洋工学中央設計局(サンクトペテルブルク)である。
プロジェクト955955Aの差異は知られていないが、公開情報によると、「ボレイ-A」は船体構造が近代化され、新たなエレクトロニクスが使用され、更にプロジェクト955A潜水艦は、低騒音レベル及び敵艦を損傷させる事が可能な他の特性が非常に良くなっている。
この潜水艦の基本兵装は、潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」である。



プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]

2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

2017年7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]

2018年9月24日、「カザン」は最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。

[ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンの航行試験が始まった]

2019年夏には、工場航行試験を終えて国家受領試験が始まり、同年秋には有翼ミサイル魚雷の発射試験を行ないます。
[ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンは2019年秋に巡航ミサイル及び魚雷の発射試験を行なう]

「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年にロシア海軍へ引き渡される]


プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2017年11月17日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]


ロシア側からの公式発表は有りませんが、「クニャージ・ウラジーミル」は既に洋上試験(工場航行試験)を開始しているようです。
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そして2019年夏から国家受領試験が始まり、同年秋には弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射試験を行ないます。
[ロシア海軍の為のボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年秋に弾道ミサイル"ブラヴァー"の発射試験を行なう]

「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月に予定されています。
[ボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く

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『タス通信』より
2019年1月5日18時34分配信
【ロシア海軍の研究調査船は2019~2020年に大規模な探検へ向かう】
サンクトペテルブルク、1月5日/タス通信

大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、2019~2020年に大規模な探検を行ない、南極海の調査を続ける。
土曜日、ロシア国防省は報道機関へ伝えた。

「ロシア海軍総司令部の監督の下、2019~2020年に計画されている大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーの次の大規模大洋探検の準備は継続しております」
国防省は話した。

軍当局によると、探検中に南極海の調査が続けられる。

国防省が話したように、探検は、イワン・クルゼンシュテールンの生誕250周年記念日に捧げられるものである。
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「これには、アドミラル・ウラジーミルスキーに加え、太平洋艦隊の測量船マルシャル・ゲロヴァーニも参加します」
防衛当局
は指摘した。

国防省の情報では、現在、船はクロンシュタット海洋工場で航海前修理及び大洋調査及び水路調査の為の新たな装置の追加装備を行なっている。



プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。

2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

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2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


2018年5月末にはシチリア島へ到着しました。


2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まり、完了は2019年11月に予定されています。
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今回のロシア国防省の発表によると、「アドミラル・ウラジーミルスキー」はオーバーホールを完了した後、つまり2019年12月に研究調査航海へ出発するようです。

そして翌2020年には、再び南極大陸へ行く事になります。

記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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「アドミラル・ウラジーミルスキー」と共に南極へ行く太平洋艦隊測量船「マルシャル・ゲロヴァーニ」プロジェクト862の1隻であり、こちらもポーランドで建造された船です。
(1983年7月29日就役)
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ロシア海軍の70隻以上の艦船は洋上で新年(2019年)を迎えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給部発表
2018年12月31日15時30分配信
【海軍の70隻以上の艦及び支援船は海上で新年を迎える】

ロシア海軍の70隻以上の及び支援船は、遠海ゾーン及び大洋ゾーンで、確立された戦闘準備態勢のレベルを落とす事無く新たな2019年を迎える。

及びでは祝賀行事が行なわれ、当直から解放された全ての乗組員が参加する。
監視所で当直に就いている将兵には、慣例によりジェド・マロースが訪れ、軍事船員へ甘美な贈り物を配る。

祝祭の前の特別な配給サービスでは、全てのロシア人が好きなサラダ「オリヴィエ」、更にはフルーツと甘いパンを含む伝統の祝祭メニューが用意される。

更に新年の夜、祖国の沿岸から離れて任務を遂行している水兵、下士官、准士官、士官へ、彼らの家族及び親類からの手紙、祝賀状、贈り物が渡される。



現在、太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」の3隻は、太平洋上を航行中です。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]

また、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも10隻のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」2017年9月初頭から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
2018年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」:2018年12月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「プリアゾヴィエ」:2018年12月末から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「イマン」:2018年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-31:2018年12月中旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2017年8月中旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
2018年12月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「カーマ」:2018年12月下旬から地中海東部に滞在


今回のロシア海軍広報部発表では触れられていませんが、この他にも、例えばパトロール中の北方艦隊及び太平洋艦隊戦略原子力潜水艦大西洋地中海で行動中の原子力潜水艦ロシア本土近海で行動中の通常動力潜水艦小型水上艦、特殊任務に就いている偵察艦調査船、測量船なども有り、大小の艦船を総計すると70隻以上が洋上に居るようです。

2018年にロシア海軍へ25隻以上の艦艇が就役した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年12月30日9時22分配信
【2018年にロシア海軍へ25隻以上の戦闘艦及び支援船が補充された】

「2018年、ロシア海軍には、25隻以上の戦闘艦、支援船及び支援艇が補充されました。
その中には、プロジェクト22350フリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"、プロジェクト20380コルベット"グロームキー"、プロジェクト11711大型揚陸艦"イワン・グレン"、小型ロケット艦"ヴイシニー・ヴォロチョーク"、"オレホヴォ・ズエヴォ"、"ムィティシ"、哨戒艦"ワシーリー・ブイコフ"、対水中工作艇及び哨戒艇、プロジェクト23120複合後方支援船"エリブルス"、泊地曳船及び曳航艇、更には幾つかの水路調査船及び捜索救助支援船が含まれます」

海軍総司令部造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ少将は述べた。
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「現在、兵器複合体を含む一連の能力値において、我々は、外国が建造した艦に優越していると確信できます。
今、ロシア海軍に在籍する小型ロケット艦は、既に、恒常駐留所を大きく離れた地中海での活動において、その効果性を示しております」
ウラジーミル・トリャピチニコフ
少将は付け加えた。

彼によると、既に今、同時並行で近海ゾーン艦が建造され、設計局は遠海ゾーン艦プロジェクトを開発し、既存のプロジェクト艦の近代化を行なっている。

計画によると、近い将来、大洋ゾーンの艦船グループの基礎は、増加した打撃戦闘能力と防衛潜在力を有する新世代多機能艦で構成される。



2018年にロシア海軍へ就役した主な艦船は、以下の通りです。

4月9日:プロジェクト23120多機能後方支援船「エリブルス」(北方艦隊)
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[プロジェクト23120多機能後方支援船エリブルスはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

6月1日:プロジェクト21631小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(黒海艦隊)

[プロジェクト21631小型ロケット艦の6番艦ヴイシニー・ヴォロチョークはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

6月20日:プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」(北方艦隊)

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

6月25日:プロジェクト18280中型偵察艦「イワン・フルス」(黒海艦隊)
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[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]

7月28日:プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(北方艦隊)

[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

12月10日:プロジェクト21631小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(黒海艦隊)

[プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦オレホヴォ・ズエヴォはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

12月17日:プロジェクト22800小型ロケット艦「ムィティシ」(バルト艦隊)

[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

12月20日:プロジェクト22160哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」、プロジェクト22870救助曳船「カピタン・グルイエフ」(黒海艦隊)

[新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

12月25日:プロジェクト20380コルベット「グロームキー」(太平洋艦隊)


[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

この他にも15隻以上の各種船艇(哨戒艇、水路調査艇、捜索救助艇、自走海上クレーン、泊地曳船など)が就役しました。

プロジェクト22350フリゲート、プロジェクト11711大型揚陸艦、プロジェクト20380コルベット、プロジェクト22160哨戒艦、プロジェクト21631小型ロケット艦、プロジェクト22800小型ロケット艦、プロジェクト23120多機能後方支援船は、同型艦が建造中です。

記事の最後で触れられていますが、より大型の遠海ゾーン艦、具体的には、プロジェクト22350Mフリゲート、汎用揚陸艦(ヘリコプター揚陸艦)、新世代原子力駆逐艦「リデル」の設計作業も進められています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22350Mフリゲート(改アドミラル・ゴルシコフ型)の草案設計の契約が締結された]
[新世代汎用揚陸艦セヴァストーポリ型]
[プロジェクト「リデル」原子力駆逐艦]