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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはマレーシアへ到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年3月16日11時14分配信
【ロシア艦船支隊は展示会へ参加する為にマレーシアへ到着した】
モスクワ、3月16日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊艦船支隊は、月曜日にマレーシアランカウイ島へ到着した。
国際航空・宇宙・海軍機器展示会「リマ-2015」へ参加する為に。
太平洋艦隊広報サービス部長ローマン・マルトフ1等海佐は発表した。

3月22日の訪問完了後、ロシア艦船支隊太平洋での遠距離航海任務遂行を継続する。

「本日、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、給油船ペチェンガ、曳船SB-522で構成され、アレクサンドル・ポタポフ1等海佐の指揮下で太平洋での戦闘任務を遂行している太平洋艦隊艦船支隊は、マレーシアのランカウイ島へ到着しました」
マルトフ
は伝えた。

彼は、6日間の訪問中に太平洋艦隊将兵は国際航空・宇宙・海軍機器展示会「リマ-2015」へ参加し、公式の開会式は3月17日に予定されている事を付け加えた。

太平洋艦隊艦船支隊は2月初頭にウラジオストク港を去った。
戦闘勤務中に太平洋艦隊将兵は一連の仮想敵潜水艦の探知・破壊の演習、そして艦内戦闘科訓練を実施した。
海軍歩兵対テロリスト部隊艦船支隊の保護及び防衛行動へ取り組んだ。


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とするロシア太平洋艦隊艦船支隊は、2015年2月初頭にウラジオストクを出港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはベトナムへ行く]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは遠距離航海へ出発した]

2月5日、対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年2月5日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

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2月上旬に南シナ海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は南シナ海で対潜戦闘訓練を行なった]

2月中旬にはベトナムカムランを訪問しました。
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3月1日~5日までタイ王国サッタヒープ海軍基地を訪問しました。
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『タイニュース』より
2015年3月12日17時30分配信
【タイを訪問したロシアの戦闘艦】

タイ海軍側のホストシップは外洋哨戒ヘリコプター母艦(軽空母)「チャクリ・ナルエベト」が務めたようです。

「アドミラル・パンテレーエフ」タイで一般公開されました。


そして3月16日、マレーシアランカウイ島へ到着しました。
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記事中で触れられている『LIMA(Langkawi International Maritime and Aerospace Exhibition)-2015』は2015年3月17日から21日まで開催されます。
【『LIMA-2015』公式サイト】
【『LIMA-2015』公式ツイッター】

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は南シナ海で対潜戦闘訓練を行なった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月11日12時41分配信
【ロシア連邦海軍支隊は太平洋で仮想敵潜水艦を破壊した】
モスクワ、2月11日-ロシア通信社ノーボスチ

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に率いられるロシア海軍艦船支隊太平洋での演習中に仮想敵の潜水艦を探知、破壊した。
水曜日、東方軍管区広報サービスは発表した。

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、給油船「ペチェンガ」、曳船SB-522で構成される支隊は2月初頭にウラジオストク港を出航し、現在は南シナ海中部に居る。

「太平洋上で戦闘任務を遂行している大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは、仮想敵潜水艦の探知・破壊の演習、そして一連の艦内戦闘科訓練を実施しました」
声明では、こう述べられた。

広報サービスは更に、海軍歩兵対テロリスト部隊が演習中に艦船の保護及び防衛行動へ取り組んだ事を指摘した。


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とするロシア太平洋艦隊艦船支隊は、2015年2月初頭にウラジオストクを出港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはベトナムへ行く]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは遠距離航海へ出発した]

2月5日、対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年2月5日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

現在は南シナ海の真ん中あたりに居るようです。
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「アドミラル・パンテレーエフ」支隊は、2月中旬にベトナムを訪問します。

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは遠距離航海へ出発した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月4日10時03分配信
【太平洋艦隊艦船支隊は遠距離航海の枠組においてベトナムへ向かった】
モスクワ、2月4日-ロシア通信社ノーボスチ

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に率いられる太平洋艦隊艦船支隊は遠距離航海へ出発し、ベトナム沿岸へと向かった。
水曜日、東方軍管区広報サービスは発表した。

現在、艦船支隊朝鮮海峡を通過し、東シナ海へ出る準備を進めている。

「ウラジオストクから、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、給油船ペチェンガ、曳船SB-522で構成される太平洋艦隊艦船支隊が遠距離航海へ出発しました」
声明では、こう述べられた。

広報サービスは、戦闘勤務中に太平洋艦隊将兵が9ヶ国を非公式訪問する事を指摘した。
最初に寄港する港は、ベトナムカムランになり、支隊は2015年2月14日に入港する。
祖国の沿岸へロシア支隊が戻るのは2015年5月に予定されている。

航海の目的には、海軍の存在の確保と、太平洋及びインド洋海域で(ロシア海軍)旗を示す事も含まれる。


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」ベトナム行きに関しては、東方軍管区(太平洋艦隊)の公式発表の前日に、同艦の幹部の親類から情報が出ていました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはベトナムへ行く]

そして今回、東方軍管区(太平洋艦隊)広報部より正式発表が有りました。

太平洋艦隊広報部によると、「アドミラル・パンテレーエフ」支隊は、まず初めにベトナムカムランを訪れ、その後、更に8ヶ国を訪問します。

広報部発表を見る限り、「アドミラル・パンテレーエフ」支隊インド洋まで行く事になるようです。

現在の所、ベトナム以外の訪問国については明らかにされていませんが・・・

ウラジオストクへの帰港は2015年5月の予定です。

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはベトナムへ行く

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年2月3日12時36分配信
【「アドミラル・パンテレーエフ」は、それにも関わらずベトナムへ向かった】

火曜日・2月3日5時頃(モスクワ時間)、プロジェクト1155大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、次なる航海へと向かった。
『中央海軍ポータル』は、(アドミラル・パンテレーエフの)司令部要員の親類より伝えられた。


これは、『中央海軍ポータル』が司令部要員の親類より伝えられた。
予備データによると、2月14日に同艦はベトナムへ到着しなければならない。

対談者の1人が『中央海軍ポータル』へ指摘したように、3日前、「アドミラル・パンテレーエフ」ウラジオストクから出て閉鎖行政区域フォーキノへ行き、同じ名前の太平洋艦隊海軍基地に位置していた。
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そして、そこ(フォーキノ)から同艦は戦闘勤務へと向かった。

太平洋艦隊公式代理人ローマン・マルトフは、火曜日・2月3日午前に『中央海軍ポータル』特派員との会話で、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、航海へは未だ向かっていないと表明した。

[『中央海軍ポータル』参考資料]
太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、1987年にカリーニングラード造船工場「ヤンターリ」で起工され、1988年に進水した。
1992年5月1日、艦隊の一員となった。
艦の速力-29.5ノット、乗員-293名、満載排水量-7480トン。
艦の兵装は、8基のロケット-魚雷「ラストルブ」、8基の高射ミサイル複合体「キンジャール」発射装置(ミサイル64発)、533mm魚雷砲塔AK-100及びAK-630M、ロケット爆雷装置RBU-6000
艦上には2機のヘリコプターKa-27が配置されている。

2009年、大型対潜艦は、アデン湾での対海賊当直の為の航海を行なった。
2011年8月から2012年2月、太平洋艦隊将兵は、アデン湾海域で海賊と戦う為、ソマリア沿岸への遠距離航海を行なった。
2012年6月13日から9月3日には、給油船「ボリス・ブートマ」大洋救助船「フォーチィ・クリロフ」を伴い、セルゲイ・ソボカリ1等海佐指揮下で、ハワイ諸島海域での大規模国際演習「リムパック-2012」への参加の枠組において遠距離航海任務を遂行した。
2014年5月には、艦船グループの一員として、南シナ海の演習「海洋協同-2014」の活動段階へ中国海軍と合同で参加した。
2014年10月には日本海軍との合同演習に参加した。


[ウダロイ級12番艦アドミラル・パンテレーエフ]

記事中でも触れられていますが、今回、ロシア太平洋艦隊広報部は、「アドミラル・パンテレーエフ」の出航については今の所公表していません。
この情報も、「アドミラル・パンテレーエフ」の幹部の親類から出てきたものです。

しかも、「アドミラル・パンテレーエフ」は、外国人も出入りできるウラジオストクからでは無く、外国人は入れないフォーキノから出航しています。

ただ、ベトナムへ向かうのであれば、対馬海峡(或いは、遠回りになるが津軽海峡)を通過しなければならず、この時点で日本海上自衛隊に視認されるでしょうから、その行動を秘匿する事は出来ないはずですが・・・

記事後半では「アドミラル・パンテレーエフ」の近年の主な行動について触れられていますが、この他、2013年には地中海へ派遣されています。
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~12月)]