ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の海中落下事故(2016年12月5日)・続報

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年12月5日17時55分配信
【専門家:「アドミラル・クズネツォフ」のSu-33パイロットは航空機を救う事は出来なかった】

12月5日・月曜日、巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の航空拘束装置のケーブルが切断されたが故の事故で艦上多目的戦闘機Su-33が失われた。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)は、航空艦を指揮した経験を持つロシア海軍士官から、同様の状況において艦の乗組員とパイロットは、どのように行動しなければならないのかを聞いた。


匿名を希望する専門家によると、飛行士は唯一正しい行動を取った。
「似たようなケースは2005年にも有りました、
それは、射出による緊急脱出を除き、飛行士は他には何も実行できない事を示しております」

対談者は説明した。

実際には、航空拘束装置ケーブルが切断された事により、航空機は、再び離艦する為の十分な速度へ達する事が出来なかった。

「航空機の速度は、着艦時には時速約200kmですが、ケーブルが切断されれば、それは時速160kmか、それ以下に減速されます。
航空機は、このようなスピードでは再び離艦は出来ません。
従いまして、ケーブルを切断した航空機の命運は尽き、勇敢なる飛行士は射出により緊急脱出するしか無いのです」

専門家は強調した。

[アメリカの航空母艦において航空拘束装置のケーブルが切断された際に乗組員が見舞われた非常事態]
公開情報によると、同様の事故は、2003年にアメリカ合衆国海軍の航空母艦「ジョージ・ワシントン」で起こった。
その後、戦闘機F/A-18Eホーネットは艦上から落下し、切断されたケーブルにより数名の乗組員が負傷した。


専門家が説明したように、航空拘束装置ケーブルは、各々の着艦の後に検査され、交換は摩耗状態に依存する。
「摩耗の度合を考慮すれば、一定の割合でケーブルを交換すべきですね」
彼は締め括った。

「アドミラル・クズネツォフ」航空拘束装置には合計で4本のケーブルが有る。
航空機の着艦の際、それは12cm持ち上がる。
1本目のケーブルは、飛行甲板の端から46メートルの距離が有り、そこから互いに12メートル離れて2本のケーブルが有り、更に4本目のケーブル~予備~が有る。
パイロットは着艦を行なう際、航空機の特殊な制動鉤(フック)へ2本目のケーブルを引っ掛ける事が必要であり、そして3本目は尚の事良い。
飛行士は引っ掛ける時まで燃料を排出する事は無く、必要な場合には再び機体を空中へ上げる。

「アドミラル・クズネツォフ」における同様の事故は、2005年秋に大西洋北部で起こった。
戦闘機Su-33の着艦時に航空拘束装置ケーブルが切断され、航空機は甲板から飛び立ったが、海に沈んだ。
パイロットは射出による緊急脱出に成功した。
戦闘機が引き揚げられる事は無かった。

2016年11月13日、ロシア「アドミラル・クズネツォフ」航空団の戦闘機MiG-29KRは、技術的不具合が故の事故で失われた。
12月5日・月曜日、航空拘束装置の(ケーブル)切断が故の事故で、更に1機の艦上多目的戦闘機Su-33が失われた事が知られるようになった。



[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、少なくとも16機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、67、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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稼動状態に在る16機のSu-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


その後、7月1日からは母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊は、2016年10月15日に地中海へ向けて出航し、現在はシリア沖に展開しています。
Su-33は、10機程度が搭載されています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機シリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルKh-101を発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]

元々は空対空専門のSu-33でしたが、今回の地中海遠征へ出発する前に、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24-33が装備されました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]


11月20日頃、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(8機のSu-33と1機のMiG-29KR)は、初めてシリアフマイミーン航空基地(ラタキア郊外)へ着陸しました。
その後、艦載機は「アドミラル・クズネツォフ」へ戻りました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリアのフマイミーン基地へ着陸した]

そして12月5日、1機のSu-33「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際、着艦拘束装置のケーブルを切ってしまった為に停止できず、海中に落ちました。
パイロットは脱出に成功しました。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は地中海東部(シリア沖)で空母への着艦に失敗して海中へ落ちた]

11月13日には艦上戦闘機MiG-29Kが墜落しており、今回の地中海遠征において2度目の事故です。
[地中海東部のロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機MiG-29Kの墜落事故が発生した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機MiG-29KRの墜落事故(2016年11月13日)・続報]

記事中でも触れられていますが、11年前の2005年9月5日、大西洋上に居た「アドミラル・クズネツォフ」において、全く同様の事故が起こっています。




今回の記事に登場する「航空艦を指揮した経験を有するロシア海軍士官」(元「アドミラル・クズネツォフ」艦長?)は、着艦拘束装置のケーブルが切れた理由について直接には言及していませんが、
「ケーブルは毎回の着艦後に検査される」
「ケーブルの交換は摩耗の具合に依る」
「一定の割合(間隔)でケーブルを交換すべき」

と言っております。

つまり、これらの事を怠った為に事故が起こった可能性が高いでしょう。
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ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は地中海東部(シリア沖)で空母への着艦に失敗して海中へ落ちた


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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年12月5日13時26分配信
【Su-33は「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際に甲板を越えて飛び出した】
モスクワ、12月5日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアSu-33シリアでの戦闘任務を遂行した後、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦する際、甲板を越えて飛び出した。
(ロシア)国防省は発表した。
事故の原因は、航空拘束装置のケーブルが切断された事に起因する。

戦闘機パイロットは脱出に成功し、彼は捜索救助サービスにより艦上へ送り届けられた。
飛行士の健康状態は、如何なる危険にも晒されていない事を当局は指摘した。

国防省は更に、遠距離計画の下に地中海で行動しているロシア空母グループは、甲板からの航空機のフライトは任務に沿って継続すると伝えた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」率いる北方艦隊艦船グループは、11月中旬に地中海への移動を完了し、シリア沖で演習を始めた。
11月15日、航空母艦戦闘機Su-33は、初めてテロリストへ打撃を与えた。

11月14日、航空母艦へ着艦の為に進入していた戦闘機MiG-29が事故の為に失われた。
技術的障害が故に航空機巡洋艦から数キロメートルで墜落した。
MiG-29を操縦していた飛行士はタイミングよく脱出し、被害は無かった。



[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、少なくとも16機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、67、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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稼動状態に在る16機のSu-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


その後、7月1日からは母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊は、2016年10月15日に地中海へ向けて出航し、現在はシリア沖に展開しています。
Su-33は、10機程度が搭載されています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機シリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルKh-101を発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]

元々は空対空専門のSu-33でしたが、今回の地中海遠征へ出発する前に、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24-33が装備されました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]


11月20日頃、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(8機のSu-33と1機のMiG-29KR)は、初めてシリアフマイミーン航空基地(ラタキア郊外)へ着陸しました。
その後、艦載機は「アドミラル・クズネツォフ」へ戻りました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリアのフマイミーン基地へ着陸した]

そして12月5日、1機のSu-33「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際、着艦拘束装置のワイヤーを切ってしまった為に停止できず、海中に落ちました。
パイロットは脱出に成功しました。

11月13日には艦上戦闘機MiG-29Kが墜落しており、今回の地中海遠征において2度目の事故です。
[地中海東部のロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機MiG-29Kの墜落事故が発生した]
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機MiG-29KRの墜落事故(2016年11月13日)・続報]


なお、11年前の2005年9月5日、大西洋上に居た「アドミラル・クズネツォフ」において、全く同様の事故が起こっています。




「アドミラル・クズネツォフ」着艦拘束装置サンクトペテルブルクプロレタリア工場で製造されており、ロシア海軍だけでは無く、インド海軍でも使用されています。
[ロシアは着艦拘束装置の製造を再開した]
もしも着艦拘束装置に欠陥(設計ミスや製造ミス)が有るのならば、インド海軍でも同様の事故が多発しているでしょう。

ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している


『インタファクス』より
2016年11月18日14時10分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」のSu-33は爆撃精度を向上させる為の装備を有している】
モスクワ、11月18日、インタファクス-ロシア

航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、シリア沖への航海の前に、無誘導爆弾を使用した際の弾薬制御の為の特性の正確さを可能にする特殊計算サブシステムSVP-24-33を装備している。
『インタファクス』は金曜日に防衛産業企業体より伝えられた。

「今日までに、重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフに駐留しているかなりの数の艦上戦闘機が、この装置を装備しています」
対談者は話した

11月15日、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、(ロシア)海軍の歴史上初めて航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が戦闘行動へ関与し、航空機Su-33はテロリストへ取り組んだと発表した。

「それまでに私共は、全ての目標を非常に慎重に調査しました。
その主なものは、弾薬庫、違法武装集団の基礎訓練センター、これは正にテロリストです」

国防相は話した。

ロシア国防省の公式代理人イーゴリ・コナシェンコフは、火曜日の大規模攻撃中に「アドミラル・クズネツォフ」航空団のSu-33は、イドリブ県の大きな悪党グループ『アル=ヌスラ戦線』(ロシアでは非合法)を撃破したと後で付け加えた。

(コナシェンコフ)将軍は更に、複数の偵察チャンネルにより、夜戦指揮官として知られるムハンマド・ヘラル、アブ・ジャベル・ハルムジ、アブル・バフ・アル・アスファリを含め、少なくとも30名のテロリストの死亡が確認されたと述べた。



[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、少なくとも16機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、67、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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稼動状態に在る16機のSu-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


その後、7月1日からは母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊は、2016年10月15日に地中海へ向けて出航し、現在はシリア沖に展開しています。
Su-33は、10機程度が搭載されています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-)]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


そして11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機シリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルKh-101を発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]


もともとSu-33は対空戦闘専門の戦闘機であり、空対空兵装以外には無誘導爆弾ロケット弾くらいしか搭載できず、地上攻撃能力は殆ど有りませんでした。
『スホーイ商会』公式サイトより
【艦上戦闘機Su-33の武装】
砲兵装:内蔵式30mm機関砲
空対空ミサイル:R-27R1(パッシブレーダー誘導)、R-27T1(赤外線誘導)、R-73E(赤外線誘導)
無誘導(ロケット)弾:S-8KOM、S-80M、S-8BM、S-13T、S-130F、S-25-OFM-PU
航空爆弾:50kg、100kg、250kg、500㎏
集束カートリッジ爆弾:RBK-500
増加燃料漕:設置できない
懸架箇所:12


空対空ミサイル10発(R-73×4、R-27×6)を搭載して発艦するSu-27K(Su-33)



空対空専門のSu-33でしたが、今回の地中海遠征へ出発する前に、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24-33が装備されました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]

今回の記事では「かなりの数」としか述べられてませんが、10月上旬の時点で、機体番号60、67、71、77、78、84、85、88の8機にSVP-24-33が装備されました。
【高町紫亜のツイート:2016年10月9日18時36分】
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この他、今回の地中海遠征においては、上記の8機の他に、機体番号62、76Su-33「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されている事が確認されています。
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或いは、この2機にもSVP-24-33が装備されているかもしれません。

ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33のエンジン生産が再開される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月3日10時56分配信
【『統合発動機製造営団』は艦上戦闘機Su-33の為のエンジン生産を再開する】
モスクワ、10月3日-ロシア通信社ノーボスチ

艦上戦闘機Su-33の為のターボジェットエンジンAL-31Fの生産は、『ウファ発動機製造合同』の生産設備で再開される。
月曜日、『統合発動機製造営団』広報サービスは報道機関へ伝えた。

「『統合発動機製造営団』は国家発注による需要を保障する為、艦上戦闘機Su-33の為のターボジェットエンジンAL-31Fシリーズ3の生産を再開します。
エンジンは、公開株式会社『ウファ発動機製造合同』(『統合発動機製造営団』へ含まれる)により供給されます」

声明では、こう述べられた。

声明によると、海洋重戦闘機の為の新たなエンジンは、現代的な外観のAL-31Fファミリーのエンジンへ既に適用されている改良を導入して生産される。
海軍航空隊の軍備である航空機Su-33エンジンは、全段階の試験を実施した後に受け入れられる。

第4世代ターボジェットエンジンAL-31Fは、航空機Su-27と、その派生型(Su-30MK、Su-33、Su-34など)への設置が意図されている。
AL-31Fシリーズ3の特徴は、航空機が完全な戦闘荷重或いは2度目の緊急発進の為に飛行甲板から離艦する際に使用される追加特殊モードの導入が可能な事に有る。



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[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、この内の14機程度が稼働状態に在ります。
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Su-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


その後、7月1日から母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]

2016年夏以降、Su-33には、無誘導航空爆弾誘導爆弾並みの精度で使用する事ができる特殊計算サブシステムSVP-24が順次搭載されています。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]


そして今度は、Su-33のエンジン~AL-31F3の生産が再開される事になりました。
AL-31F3の生産は、ウファ市『ウファ発動機製造合同』で行なわれます。
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ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する

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『イズベスチヤ』より
2016年9月2日0時1分配信
【ロシア海軍は著しい精密さでシリアのテロリストを攻撃する】

艦上戦闘機Su-33は超精密照準システムを受け取る。

今年11月にシリア沿岸での戦闘勤務へ出発するロシア重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘航空機は、地上目標を撃破する為の特殊な機能を取得する。

『イズベスチヤ』ロシア国防省が話したように、艦上戦闘機Su-33は、現在、精密誘導手段を備えた従来の無誘導爆弾の使用を可能にする特殊計算サブシステムSVP-24を装備している。
最近にロシア海軍航空隊へ補充された最新鋭機MiG-29KRは、誘導航空爆弾及びミサイルで敵に打撃を与える。

ロシア海軍総司令部の計画によると、重航空巡洋艦「クズネツォフ」が含まれる艦船グループは、今年11月に戦闘勤務へと向かう。

『イズベスチヤ』のデータによると、今後の戦闘航海時のロシア唯一の航空母艦の航空グループには、およそ10機のSu-33と4機のMiG-29KRが含まれる。
しかし、その構成はまだ確立されておらず、変更される可能性も有る。

「SVP-24を備え付けたSu-33は自由落下爆弾を使用して敵へ打撃を与えます」
ロシア軍当局
の消息筋は『イズベスチヤ』へ説明した。
「そして、MiG-29が使用する事になる航空機用兵器の目録は、未だ完全には定まっておりません。
ですが、GLONASS信号により誘導されるものを含めた爆弾KAB-500ファミリーの改正型、更にはミサイルKh-35が計画されています」


航空機製造業界の代理人が『イズベスチヤ』へ話したように、航空母艦「クズネツォフ」の甲板からのMiG-29KRの飛行習熟作業は始まったばかりである。
主な課題の1つは、最近に航空巡洋艦の艦上へ設置された航空機慣性航法システム~複合表示航空機慣性システム「イリメニ」との連携動作のチェックである。

「MiG-29KRへの正確な『慣性』の表示は、甲板上での移動や、地上及び海上目標への戦闘での使用及び照準の精度に影響を及ぼします。
この作業が完了した後でのみ、『29』は航空機用兵器を搭載してクズネツォフの甲板から発艦出来るようになる事は完全に明白です」

対談者は『イズベスチヤ』へ説明した。

『ゲフェスト(ヘファイストス)&T』により開発された特殊計算サブシステムSVP-24は、軍用航空機の機上機器に直接設置され、わずかに数ブロックである。
航空機の空間上の位置、その座標及び飛行データ、更には、目標のデータに基づき、特殊計算サブシステムは、爆弾を投下する最適な軌道を計算する。
目標との最大誤差は数メートルを超える事は無い。

『ゲフェスト(ヘファイストス)&T』社は、『イズベスチヤ』に対し、SVP-24に関する作業を行なっている事は認めたが、それ以上のコメントは拒否した。

「SVP-24を装備した前線爆撃機Su-24Mは、シリアのロシア航空宇宙軍において、主なワークホースとなりました」
軍事専門家アントン・ラヴロフ
『イズベスチヤ』へ話した。
「機械は充分な精度を示し、多くの国の軍事専門家の評価と理解を得ました」

アントン・ラヴロフが指摘したように、SVP-24は、GPSで修正する航空爆弾に代わるものとして、空軍先進国で非常に人気がある。
ロシアシステムは、従来の爆弾を使用して同様の精度を有し、遥かに安価である。

「Su-33へSVP-24を装備させるロシア大統領の要求は、昨年末に出されました。
ですが、法的根拠の困難さが故に、契約は今年春に署名されました」
ロシア海軍
の消息筋は『イズベスチヤ』へ話した。

最初の近代化された機は既に海軍航空隊へ引き渡されている。
更なる2機は、現在、モスクワ州ジュコフスキーで近代化を行なっている。

対談者によると、作業時間は不足しているが、は、が戦闘勤務へ出発する時までに、1個飛行中隊の10機のSu-33は準備が整う事を確信している。


[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、この内の14機程度が稼働状態に在ります。
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Su-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]

その後、7月1日から母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


「アドミラル・クズネツォフ」は、今年(2016年)秋に地中海東部への遠征が計画されており、現在、その為の準備が進められています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征の準備を行なっている]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2016年秋に新たな艦上戦闘機と共に地中海東部へ行く]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの地中海遠征は約4ヶ月間に渡る]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月20日よりも前に地中海へ向かうかもしれない]

地中海東部へ進出した「アドミラル・クズネツォフ」は、シリア領内のISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加します。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは2016年10月から2017年1月までISIL(イラク・レバントのイスラム国)への空爆作戦へ参加する]


これに先立ち、Su-33には、特殊計算サブシステムSVP-24が搭載されることになりました。
記事を読む限り、Su-33へのSVP-24装備は、昨年(2015年)末にロシア大統領(ウラジーミル・プーチン)が要求したようです。

ロシア海軍の現用のSu-33は、対地攻撃用の精密誘導兵器(誘導爆弾対地ミサイル)の搭載・運用能力を持っておらず、使用できるのは無誘導のロケット弾爆弾のみです。

『スホーイ商会』公式サイトより
【艦上戦闘機Su-33の武装】
砲兵装:内蔵式30mm機関砲
空対空ミサイル:R-27R1(パッシブレーダー誘導)、R-27T1(赤外線誘導)、R-73E(赤外線誘導)
無誘導(ロケット)弾:S-8KOM、S-80M、S-8BM、S-13T、S-130F、S-25-OFM-PU
航空爆弾:50kg、100kg、250kg、500㎏
集束カートリッジ爆弾:RBK-500
増加燃料漕:設置できない
懸架箇所:12


空対空ミサイル10発(R-73×4、R-27×6)を搭載して発艦するSu-27K(Su-33)



しかし、記事中で書かれているように、このSVP-24を装備する事により、無誘導航空爆弾を、誘導爆弾並みの精度で使用する事が可能となります。

つまり、Su-33もシリア空爆作戦へ直接参加する事が可能になります。