ロシア海軍バルト艦隊航空隊の対潜ヘリコプターは最新潜水艦ウファを標的にした演習を実施した
- カテゴリ:ロシアの艦載ヘリコプター

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2023年4月27日8時44分配信
【対潜ヘリコプターKa-27の演習に太平洋艦隊の「ワルシャワンカ」が参加した】
計画飛行戦術演習の枠組みでバルト艦隊海上航空隊の艦載対潜ヘリコプターKa-27の乗員は、仮想敵潜水艦の捜索、追跡、破壊へ取り組んだ。
ロシア連邦国防省が発表したように、敵潜水艦の役割は、『アドミラルティ造船所』が太平洋艦隊の為に建造した最新のプロジェクト636.3(コード名「ワルシャワンカ」)ディーゼルエレクトリック潜水艦「ウファ」が引き受けた。

軍当局によると、演習中にKa-27の乗員は潜水艦を捜索・分類する為の戦術動作へ取り組み、電波位置測定手段(レーダー)及び水中音響手段(ソナー)を使用して追跡した。
目標を探知する任務を遂行した後、ヘリコプター乗員は対潜兵器複合体を使用する技能を示した。
飛行及び実地爆撃は、バルト艦隊の海上射爆場海域の割り当てられたルート上で行なわれた。
飛行には、10機のヘリコプターKa-27及びKa-27Mモデルが関わった。
平行して計画飛行戦術演習の枠組みで、バルト艦隊海上航空隊の航空連合部隊の混成ヘリコプター連隊のヘリコプターMi-24及びMi-8の乗員は、カリーニングラード州の航空射爆場で標的へロケットと機関砲により打撃を与えた。
国防省広報サービスは、海上航空隊の飛行士は、日中と夜間に全ての戦闘演習任務を遂行した事を指摘した。
ヘリコプター乗員の戦闘訓練活動は週末まで続くと当局は付け加えた。
潜水艦「ウファ」は、太平洋艦隊の為に発注された6隻の「ワルシャワンカ」の4隻目であり、2022年に海軍へ引き渡された事が想い起こされる。
潜水艦は、バルト海で艦隊間移行の準備を続けている。

バルト艦隊のヘリコプターは、カリーニングラード州のドンスコエ飛行場に駐留する第396混成ヘリコプター連隊へ配備されています。


[第396混成ヘリコプター連隊]
・第125独立ヘリコプター飛行隊:Mi-8、Mi-24
・第396独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊:Ka-27、Ka-29
2018年には、近代化改修されたKa-27Mが6機配備されています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを5機受領した]
スポンサーサイト