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ロシア海軍北方艦隊の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29はコラ半島で戦闘訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年10月11日14時30分配信
【北方艦隊の強襲ヘリコプターKa-29乗員は射爆場で海上目標と沿岸目標を撃破した】

強襲ヘリコプターKa-29乗員は、夏季訓練期間のテスト戦闘訓練活動実施の枠組みにおいて、白海コラ半島沿岸に位置するルムボフカ射爆場北方艦隊海軍歩兵の支援任務へ取り組んだ。
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ヘリコプターは、仮想敵の及び装甲車両を模した標的への無誘導航空ロケット弾の射撃を実施した。
彼らは、数回の捕捉で16発のロケットにより目標を撃破し、更に地上の攻撃からの回避機動へ取り組んだ。

射撃実施後、乗員は北方艦隊航空・防空軍独立艦載ヘリコプター連隊の駐留飛行場へ戻った。

ヘリコプターKa-29は、カモフ設計局輸送-戦闘ヘリコプターである。
それは同軸配置型ローターを有し、艦からの海軍歩兵部隊の上陸、貨物の移送、外部懸架装置への軍用装備、更には海軍歩兵の火力支援、敵の要員、車両、沿岸防御施設の撃破の為に意図されている。
医療後送、人員の移送、母船及び補給船から戦闘艦への貨物移送の為にも使用できる。

輸送ヴァージョンのヘリコプターは、個人用兵器を持つ16名の揚陸隊員、或いは担架の4名を含む10名の負傷者、或いは輸送用キャビンに2000kgの貨物、或いは外部懸架装置へ4000kgの貨物を載せる事が出来る。

ヘリコプターKa-29は、4銃身内蔵可動機関銃、航空機銃、無誘導航空ロケット弾で武装する。
爆弾を搭載できる。




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カモフ対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、プロトタイプKa-252TBが1976年7月28日に初飛行した後、1984年から1991年までに『クメルタウ工場』で59機が生産されました。
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海軍への軍備採用(制式採用)は1987年8月8日です。

Ka-29試作2号機
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ソ連邦時代には、プロジェクト1174大型揚陸艦(イワン・ロゴフ型)へ搭載されていましたが、1990年代以降に1174が退役した為、搭載艦が無くなり、殆どが予備役として保管されました。
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現在、ロシア海軍が保有するKa-29は28機であり、2015年頃までは極一部の機体だけが稼働状態に在りましたが、2016年から修復が開始されました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]

2016年12月、太平洋艦隊向けのKa-29の修理が完了し、沿海地方へ送られました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

2017年11月下旬からバルト艦隊にもKa-29が再配備されました。
なお、2018年4月13日に同艦隊のKa-29が墜落事故を起こしています。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29はバルト海に墜落した]

北方艦隊へ再配備されたKa-29の内の数機は、ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア作戦(2016年11月~2017年1月)へ参加しました。
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[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]
[ロシア海軍の艦載ヘリコプターKa-27とKa-29の近代化改修には重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのシリア遠征の経験が生かされる]

北方艦隊Ka-29は、セヴェロモルスク-1飛行場に駐留するキルケネス赤旗・第830独立艦上対潜ヘリコプター連隊(2個混成飛行中隊で構成)へ配備されています。。
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ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の試作1号機は2025~2026年に初飛行する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年9月29日8時6分配信
【最新ヘリコプター「ミノーガ」の最初の見本は2025年に作成される】
モスクワ、9月29日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為の最新ヘリコプター「ミノーガ」の試験見本が作成され、2025年に空中へ上がる。
『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』総取締役アンドレイ・ボギンスキーは言った。

「5年で私共は、最初の飛行見本を作成し、最初の"空中停止"を行なう準備を整えます。
私は、試験見本を2025年あるいは2026年には受け取ると正確に御話しできます。
これは、『ロシアン・ヘリコプターズ』が他の『ロステフ』企業と協力して行なう大いなる複合作業であります」

彼は話した。

将来艦上ヘリコプター(以前には「ミノーガ」として知られていた)作成の為の試験設計作業実行の契約は、フォーラム『アルミヤ-2020』の枠組みでロシア連邦国防省ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』により署名された。
以前、同社の副総取締役アンドレイ・シビトフは、新たな艦上ヘリコプターKa-27を代替すると報道陣へ伝えた。
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彼によると、海軍の為の将来艦載ヘリコプターの開発者である『カモフ』の前には、機器の標準化及び統合、更には新たな材料および技術を使用する為の新たな課題が置かれている。

その後、エンジン製造事業『統合エンジン製造営団カモフ』執行取締役アレクサンドル・ヴァターギンは、この機体はヘリコプター動力装置TV7-117の軍用ヴァージョンを受け取ると報道陣へ伝えた。
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ロシア(ソ連)ヘリコプターメーカーである『カモフ』は、ソ連/ロシア海軍の一連の艦載ヘリコプターを開発しましたが、艦の格納庫などの制限により、寸法を大幅に変える事は有りませんでした。
これらのヘリコプターには、一貫して二重反転ローターが採用されました。

Ka-25(1961年7月20日初飛行、1971年12月軍備採用)
メインローター直径:15.74m
全長:9.75m
全幅:3.76m
全高:5.37m
通常離陸重量:6970kg
最大離陸重量:7140kg

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Ka-27(1973年12月24日初飛行、1981年軍備採用)
メインローター直径:15.90m
全長:12.25m
全幅:3.80m
全高:5.40m
通常離陸重量:10700kg
最大離陸重量:12000kg

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そして1990年代には、Ka-27シリーズの後継として新型艦載ヘリコプターKa-40(通常離陸重量12000-13000kg、最大離陸重量14000-15000kg)が計画されましたが、資金不足により開発は中止されました。
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現在は、ロシア海軍主力艦載ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められており、機体寿命は10年間延長されます。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]

しかし、Ka-27を未来永劫に渡り使用し続ける事は出来ないので、『カモフ』による新たな艦上ヘリコプターが開発されることになりました。
[ロシア海軍の為の将来多目的艦上ヘリコプターが開発される]
[ロシア海軍航空隊の為の新世代艦上ヘリコプターは2020年までに作成される]
[Ka-27の後継となるロシア海軍の新世代艦載ヘリコプターが開発される]

将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」(ヤツメウナギ)と命名されており、機体のサイズはKa-27と同じ程度になるようです。
機体設計は全く新しいものとなりますが(つまりKa-27ベースにはならない)、二重反転ローターは受け継がれます。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプターはミノーガと命名された]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の為の新たな通信システムが開発される]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は全く新しい設計となる]

「ミノーガ」の概略設計は2019年7月までに完了しました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の概略設計は完了した]

2020年8月25日、モスクワ州クビンカ『愛国者公園』で開催されている国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2020』の最中に、「ミノーガ」の第1段階設計作業(試験-設計作業)の契約が締結されました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の第1段階設計作業の契約が締結された]

「ミノーガ」の試作1号機の初飛行は、2025年~2026年に予定されています。
開発が完了し、量産が始まるのは2020年代後半になります。

「ミノーガ」は、「対潜」、「捜索救助」、「兵員輸送」の3つのタイプへ短時間で変換できるモジュール方式のヘリコプターになるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]

更には無人タイプも開発される事になるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の無人型が開発される?]

ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型の艦載機となる

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『タス通信』より
2020年9月29日14時1分配信
【ロシア海軍の汎用揚陸艦の為にヘリコプター「ミノーガ」を装備できる】
モスクワ、9月29日/タス通信

将来海上ヘリコプター「ミノーガ」は、今年にクリミアで起工された汎用揚陸艦への駐留が可能である。
『タス通信』ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(『ロステフ』へ加入)総取締役アンドレイ・ボギンスキーより伝えられた。

「『アルミヤ-2020』において私共が試験設計作業の契約へ署名した海上配置将来ヘリコプター、これは、我々の第一の御客様が、海上の主題の観点から自身で見る事が出来る見込みの高いものです」
ホールディングス
のトップは話した。

フォーラム『アルミヤ-2020』の枠組みで、ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、国防省との将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」の試験設計作業の契約へ署名した。
将来的に、それは多目的艦載ヘリコプターKa-27を代替しなければならない。
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ヘリコプターは、先ず第一に、潜水艦の探知、追尾、破壊の為に意図されている。
ヘリコプターの寸法は、艦の規格に合わせられており、機体自身は兵器を設置する為のモジュールを受け取る。

最初の2隻の国産汎用揚陸艦「イワン・ロゴフ」「ミトロファン・モスカレンコ」は、ケルチ造船工場『ザリフ』で7月20日に起工された。

『タス通信』の情報提供者によると、ロシア汎用揚陸艦の排水量は3万トン以上になり、飛行甲板の長さは220メートルを超え、艦は16機の重打撃ヘリコプターを搭載し、1000名の海軍歩兵隊員を移送できる。



ロシア(ソ連)ヘリコプターメーカーである『カモフ』は、ソ連/ロシア海軍の一連の艦載ヘリコプターを開発しましたが、艦の格納庫などの制限により、寸法を大幅に変える事は有りませんでした。
これらのヘリコプターには、一貫して二重反転ローターが採用されました。

Ka-25(1961年7月20日初飛行、1971年12月軍備採用)
メインローター直径:15.74m
全長:9.75m
全幅:3.76m
全高:5.37m
通常離陸重量:6970kg
最大離陸重量:7140kg

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Ka-27(1973年12月24日初飛行、1981年軍備採用)
メインローター直径:15.90m
全長:12.25m
全幅:3.80m
全高:5.40m
通常離陸重量:10700kg
最大離陸重量:12000kg

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そして1990年代には、Ka-27シリーズの後継として新型艦載ヘリコプターKa-40(通常離陸重量12000-13000kg、最大離陸重量14000-15000kg)が計画されましたが、資金不足により開発は中止されました。
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現在は、ロシア海軍主力艦載ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められており、機体寿命は10年間延長されます。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]

しかし、Ka-27を未来永劫に渡り使用し続ける事は出来ないので、『カモフ』による新たな艦上ヘリコプターが開発されることになりました。
[ロシア海軍の為の将来多目的艦上ヘリコプターが開発される]
[ロシア海軍航空隊の為の新世代艦上ヘリコプターは2020年までに作成される]
[Ka-27の後継となるロシア海軍の新世代艦載ヘリコプターが開発される]

将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」(ヤツメウナギ)と命名されており、機体のサイズはKa-27と同じ程度になるようです。
機体設計は全く新しいものとなりますが(つまりKa-27ベースにはならない)、二重反転ローターは受け継がれます。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプターはミノーガと命名された]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の為の新たな通信システムが開発される]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は全く新しい設計となる]

「ミノーガ」の概略設計は2019年7月までに完了しました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の概略設計は完了した]

2020年8月25日、モスクワ州クビンカ『愛国者公園』で開催されている国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2020』の最中に、「ミノーガ」の第1段階設計作業(試験-設計作業)の契約が締結されました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の第1段階設計作業の契約が締結された]

「ミノーガ」の開発が完了し、量産が始まるのは2020年代後半になります。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は2025年頃から生産を開始する]

「ミノーガ」は、「対潜」、「捜索救助」、「兵員輸送」の3つのタイプへ短時間で変換できるモジュール方式のヘリコプターになるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]

更には無人タイプも開発される事になるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の無人型が開発される?]


「ミノーガ」は、2020年7月20日にクリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』で2隻(「イワン・ロゴフ」「ミトロファン・モスカレンコ」)が起工されたプロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦にも搭載される事になります。
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[プロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦(イワン・ロゴフ型)]

アルセーニエフ航空機会社プログレスはロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産準備を整えている


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年9月17日3時19分配信
【開発者は戦闘ヘリコプター「カトラン」の試験の完了について話した】
モスクワ、9月17日-ロシア通信社ノーボスチ

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海上ヘリコプターKa-52K「カトラン」は全ての試験を経ており、量産の準備は出来ているが、国防省サイドからの確固たる意見は無い。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、国立ヘリコプター製造センター『ミル・カモフ』の設計主任でロシア英雄セルゲイ・ミヘーエフより伝えられた。

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「アルセーニエフ工場は、完全に技術を習得しており、量産開始の為に必要なのはボタンを押す事だけです。
私にとっては少しも疑いは無く、今日において作成された機体と、その更なる近代化型は、無論海軍へ行きます」

対談者は話した。

同時に彼は、Ka-52Kは、現在、新たなフリゲート及びコルベットの納入時の試験へ参加している事を指摘した。

「そこ(新たな艦)でのヘリコプターの着艦プログラムは、必ず実行され、Ka-52Kはそこで動作します。
各々の艦には、その特性、構成、空気動力学、渦が有りますから。
従いまして、ヘリコプターの上空飛行を行なう事が必要であり、これは作業のプロセスです」

設計主任は話した。

彼は、一般的にはヘリコプターの試験は、搭載システムと動力装置のみの変更では無く、機器、兵器が変更される限りにおいて、その運用サイクル全体で行なわれる事を強調した。

以前、ヘリコプターKa-52Kは、2016年11月の航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海中にシリアで使用されたと伝えられた。

戦闘ヘリコプターKa-52Kは、株式会社『カモフ』が開発し、ロシア海軍へ軍備採用された「海上」ヘリコプター(Ka-25、Ka-27、Ka-29、Ka-31)のラインの延長である。
それは、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊の火力支援、戦術的縦深を持つ最前線での対上陸防衛の課題の解決の為に意図されている。
現代的な機上機器は、海上での位置が不明な場合のヘリコプターの航法を保障する。



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艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級へ搭載される筈だったKa-52Kは、当面の間は重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]


「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した]

現在までにKa-52Kは4機の試作機が製造されています。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは4機のプロトタイプが製造された]

2020年7月20日、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』で、Ka-52Kの母艦となる2万5千トン級の汎用揚陸ヘリコプター母艦「イワン・ロゴフ」型2隻が起工されました。

[ロシア海軍のプロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフとミトロファン・モスカレンコはクリミア半島のザリフ造船所で起工された]
[艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランはロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型の艦載機となる]
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ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の第1段階設計作業の契約が締結された

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『タス通信』より
2020年8月26日0時9分配信
【ヘリコプター「ミノーガ」の試験設計作業の第1段階は2023年までに予定される】
クビンカ/モスクワ州、8月25日/タス通信

ヘリコプター「ミノーガ」の試験設計作業の第1段階は、フォーラム『アルミヤ-2020』において署名された契約によると、2023年までに予定されている。
『タス通信』は火曜日にホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』のトップ、アンドレイ・ボギンスキーより伝えられた。

「これは、試験設計作業の第1段階です。
地上での作業の為の試験基盤の作成についての話です。
これは、システム、ユニット、構造の要素の地上での作業です」

彼は話した。
2015年に作成が知られるようになった将来海上ヘリコプター「ミノーガ」は、将来的には、多目的艦載ヘリコプターKa-27を代替しなければならない。
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ヘリコプターは、先ず第一に、潜水艦の探知、追尾、破壊の為に意図されている。
ヘリコプターの寸法は、艦の規格に合わせられており、機体自身は兵器を設置する為のモジュールを受け取る。

これに加え、ヘリコプターMi-26T2Vを供給する国家契約へ署名された。
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Mi-26T2Vは、20トンの吊り上げ能力を持つ重幅広胴体輸送ヘリコプターである。
機体には、最新の統合機上電波電子機器複合体NPK-902Vが装備されており、昼間及び夜間におけるルート上の自動飛行の制御、前もって指定した地点へ進入し、着陸へ入る事を可能にする。
Mi-26T2V機上防衛複合体は、対空防衛システムミサイルからの防護を保障する。
近代化されたヘリコプターの乗員構成には、5名が含まれる。



ロシア(ソ連)ヘリコプターメーカーである『カモフ』は、ソ連/ロシア海軍の一連の艦載ヘリコプターを開発しましたが、艦の格納庫などの制限により、寸法を大幅に変える事は有りませんでした。
これらのヘリコプターには、一貫して二重反転ローターが採用されました。

Ka-25(1961年7月20日初飛行、1971年12月軍備採用)
メインローター直径:15.74m
全長:9.75m
全幅:3.76m
全高:5.37m
通常離陸重量:6970kg
最大離陸重量:7140kg

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Ka-27(1973年12月24日初飛行、1981年軍備採用)
メインローター直径:15.90m
全長:12.25m
全幅:3.80m
全高:5.40m
通常離陸重量:10700kg
最大離陸重量:12000kg

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そして1990年代には、Ka-27シリーズの後継として新型艦載ヘリコプターKa-40(通常離陸重量12000-13000kg、最大離陸重量14000-15000kg)が計画されましたが、資金不足により開発は中止されました。
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現在は、ロシア海軍主力艦載ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められており、機体寿命は10年間延長されます。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]

しかし、Ka-27を未来永劫に渡り使用し続ける事は出来ないので、『カモフ』による新たな艦上ヘリコプターが開発されることになりました。
[ロシア海軍の為の将来多目的艦上ヘリコプターが開発される]
[ロシア海軍航空隊の為の新世代艦上ヘリコプターは2020年までに作成される]
[Ka-27の後継となるロシア海軍の新世代艦載ヘリコプターが開発される]

将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」(ヤツメウナギ)と命名されており、機体のサイズはKa-27と同じ程度になるようです。
機体設計は全く新しいものとなりますが(つまりKa-27ベースにはならない)、二重反転ローターは受け継がれます。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプターはミノーガと命名された]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の為の新たな通信システムが開発される]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は全く新しい設計となる]

「ミノーガ」の概略設計は2019年7月までに完了しました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の概略設計は完了した]

2020年8月25日、モスクワ州クビンカ『愛国者公園』で開催されている国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2020』の最中に、「ミノーガ」の第1段階設計作業(試験-設計作業)の契約が締結されました。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の本格的な設計作業は2020年に始まる]

「ミノーガ」の開発が完了し、量産が始まるのは2020年代後半になります。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は2025年頃から生産を開始する]

「ミノーガ」は、「対潜」、「捜索救助」、「兵員輸送」の3つのタイプへ短時間で変換できるモジュール方式のヘリコプターになるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]

更には無人タイプも開発される事になるようです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"の無人型が開発される?]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランはロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型の艦載機となる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年7月31日9時0分配信
【新たなロシアのヘリコプター母艦は打撃ヘリコプターKa-52「カトラン」で武装する】
モスクワ、7月31日、インタファクス

『ロシアン・ヘリコプターズ』は、最近にクリミアで起工された汎用揚陸艦の為の艦上機Ka-52K「カトラン」の試験再開を準備している。
『インタファクス』は、同ホールディングスの総取締役アンドレイ・ボギンスキーより伝えられた。

「貴方達は、最高司令官がヘリコプター母艦の起工式典へ参加したのを見たでしょう。
私共は、Ka-52Kの陸上部門の試験を全て完了しました。
残る問題は、搭載艦に関するものです」
ボギンスキー
は話した。

『インタファクス』が7月20日に伝えたように、クリミア『ザリフ』では、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの臨席下で、フランスヘリコプター母艦「ミストラル」の代案として開発された最初の2隻のプロジェクト23900艦が起工された。
この艦は、揚陸艇及びヘリコプターの関与により海上揚陸部隊を受け入れ、移送し、上陸させる為に意図されている。

「私共は、国防省とのアプローチを調和しております。
今、艦は起工され、私共には、更なる作業継続に関する対話が有ります」
ボギンスキー
は話した。

2019年11月、『ロステフ』航空クラスタのトップ、アナトーリー・セルジュコフは、『インタファクス』のインタビューに対し、現行の2027年までの国家軍備プログラムにおいては、搭載艦の不在にも関わらず、艦載ヘリコプターKa-52Kの作業継続が提供されていると発言した。

以前にボギンスキーは、艦上機「カトラン」の試験を完了する為、国防省との新たな契約が必要であると述べた。
「私共には今、この作業に関する契約は有りません。
我々は、Ka-52を『海に慣らす』新たな作業の立ち上げを待っています」

彼は話した。

戦闘ヘリコプターKa-52K「カトラン」は、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊への火力支援、前面地域及び戦術的縦深での対揚陸防衛の任務を果たす為に意図されている。
「カトラン」は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海の枠組みにおいて、試験飛行を成功裏に行なった。

更に伝えられているように、ヘリコプター母艦「ミストラル」へ装備する為のKa-52Kの供給に関するエジプトとの契約締結の交渉は続いている。
2017年夏、ロシアカイロへのヘリコプター「カトラン」供給の入札に勝利した事が公表された。



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艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級へ搭載される筈だったKa-52Kは、当面の間は重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]


「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した]

現在までにKa-52Kは4機の試作機が製造されています。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは4機のプロトタイプが製造された]

2020年7月20日、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』で、Ka-52Kの母艦となる2万5千トン級の汎用揚陸ヘリコプター母艦「イワン・ロゴフ」型2隻が起工されました。

[ロシア海軍のプロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフとミトロファン・モスカレンコはクリミア半島のザリフ造船所で起工された]
[ロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型は指揮艦として使用される]
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ロシア海軍北方艦隊の艦上対潜ヘリコプターの3分の1が近代化されたKa-27Mとなった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2020年4月11日11時0分配信
【北方艦隊の対潜ヘリコプターの飛行任務の3分の1は近代化された機体Ka-27Mの乗員により遂行された】

クメルタウ航空機製造事業(バシキール)での近代化を経て復帰したヘリコプターKa-27Mの乗員は、昨年の北方艦隊航空・防空軍独立艦上ヘリコプター航空連隊の冬期訓練期間中、対潜ヘリコプターの為に割り当てられた全ての任務の内の約30パーセントを遂行した。
彼らは、空中で50時間以上を過ごした。

飛行士は、駐留飛行場-セヴェロモルスク-1から飛行を行なった。
彼等は、様々な気象条件下や、日中及び夜間に飛行場の地域での操縦、戦闘訓練射爆場へのルート上の飛行と、潜水艦の水中無線音響及び水中音響捜索へ取り組んだ。
対潜ヘリコプター飛行中隊の飛行戦術演習中、Ka-27M乗員は実地対潜任務へ取り組んだ。

今日において、独立艦上ヘリコプター航空連隊の2個飛行中隊には、8機の近代化された機体Ka-27Mが含まれている。
外見は実質的にKa-27PLとの違いは無いが、Ka-27Mレベルへのヘリコプターの近代化の実施により、その完全な大規模修理、電気配線、各ユニット及び集合体、そして機上電波電子複合体の完全な交換が提供された。

[参照]
対潜ヘリコプターKa-27M
は、「グラスコクピット」概念が実現された最新のデジタル操縦航法複合体を装備し、飛行士は大量の情報の処理が可能となった。
複合体の概念はオープンアーキテクチャの原則に基づいており、そのお陰でヘリコプターの機上電波電子機器を、あらゆる任務を果たす為に簡単に変化させる事が出来る。
近代化された機体は、リアルタイムモードの防護チャンネルによる最新の情報処理・転送システムが導入されており、その結果、更新されたヘリコプターは、戦場において十分な価値を持つ最新情報ユニットとなった。



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現在、ロシア海軍は、艦載対潜ヘリコプターKa-27PLを50機以上保有しており、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊海軍航空隊で運用されています。
これらのKa-27PLは、電子機器を換装する近代化改装が行なわれ、Ka-27Mへアップグレードされます。
[ロシア海軍は艦載ヘリコプターKa-27Mを発注する]

Ka-27M試作機(0909号機)は、北方艦隊での試験が行なわれました。
[艦載ヘリコプターKa-27Mの試験は北方艦隊で行なわれている]

2014年12月には、北方艦隊所属の4機のKa-27PLが近代化改修を行なう事になりました。
[ロシア海軍の対潜ヘリコプターKa-27PLの近代化改修が始まる]

近代化改装されたKa-27Mの最初の8機は、2015年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でした。
[ロシア海軍の8機の対潜ヘリコプターKa-27が2015年に近代化される]

しかし、引き渡しは1年遅れて2016年12月になりました。
[ロシア海軍航空隊は8機の近代化改装された艦載対潜ヘリコプターKa-27Mを2016年12月に受領する]

2016年12月19日、近代化されたKa-27Mの第1号機がロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mの第1号機を受領した]

その後、残りの7機も2016年12月末~2017年1月初頭までに引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は8機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

この内の6機は、北方艦隊へ配備されました。
[ロシア海軍北方艦隊は2017年に6機の近代化された艦上ヘリコプターKa-27Mを受け取る]

この他、2017年末までに、もう2機が引き渡されたようです。
(合計10機)

何機かのKa-27Mは、クラスノダール地方エイスク基地で各種試験や乗員の訓練などに使われているようです。
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Ka-27Mへの近代化改修作業は『クメルタウ航空機製造事業』で実施されています。
[ロシアン・ヘリコプターズはロシア海軍航空隊へ近代化されたヘリコプターKa-27Mを供給する準備を整えている]
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2018年1月9日、次のKa-27Mグループがロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

2018年1月11日、バルト艦隊航空隊の基地へ1機目のKa-27Mが到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

2018年10月6日、バルト艦隊航空隊は更に5機のKa-27Mを受領しました。
これでバルト艦隊Ka-27Mは合計6機になりましたが、おそらくは、同艦隊所属のプロジェクト11540警備艦2隻とプロジェクト20380コルベット4隻への搭載用でしょう。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを5機受領した]


黒海艦隊でも数機のKa-27Mが運用されているようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌー及び対潜哨戒機は黒海で演習を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部へ到着した]

約50機のKa-27PLKa-27Mへ近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに約50機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領する]


近代化改装されたKa-27Mは、ロシア海軍全体で20機以上が配備されており、この内の8機が北方艦隊に配備されています。

現在、北方艦隊対潜ヘリコプターの全体の飛行任務の3分の1をKa-27Mが遂行しているとの事ですから、単純に計算して、北方艦隊には8機の近代化されたKa-27Mの他に、未だ近代化されていないKa-27PLが16機程度有るという事になります。

北方艦隊対潜ヘリコプター(Ka-27M/Ka-27PL)は、セヴェロモルスク-1飛行場に駐留するキルケネス赤旗・第830独立艦上対潜ヘリコプター連隊(2個混成飛行中隊で構成)に所属しています。
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既にKa-27の後継機となる将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」の開発も始まっています。
[ロシア海軍の将来艦載ヘリコプター"ミノーガ"の本格的な設計作業は2020年に始まる]

ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島沿岸で戦闘訓練を行なった



『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2020年4月9日7時0分配信
【太平洋艦隊海上航空隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカの沿岸目標へ航空ロケット打撃を与えた】

ロシア北東軍集団混成航空連隊輸送戦闘ヘリコプターKa-29の乗員は、沿岸及び海上目標への無誘導航空ロケット発射の実行を伴う演習を実施した。

演習の筋書きの下、アヴァチンスキー湾ハラクトイルスキー砂浜の戦闘訓練射爆場で、沿岸への侵入と沿岸地帯への揚陸部隊の上陸を行なう仮想敵の揚陸手段を探知した。
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仮想敵へ対抗する為、艦隊海上航空隊の2機のヘリコプターKa-29が指定地域へ派遣された。
パトロール中に乗員は、上陸手段を捜索する任務へ取り組んだ。
仮想敵の探知後、飛行士は、海上から80mm無誘導航空ロケット及び航空機関砲GSh-23を使用して海岸に位置する標的へ打撃を与えた。

演習中、15回の航空ロケットの発射が行なわれた。




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カモフ対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、プロトタイプKa-252TBが1976年7月28日に初飛行した後、1984年から1991年までに『クメルタウ工場』で59機が生産されました。
海軍への軍備採用(制式採用)は1987年8月8日です。

ソ連邦時代には、プロジェクト1174大型揚陸艦(イワン・ロゴフ型)へ搭載されていましたが、1990年代以降に1174が退役した為、搭載艦が無くなり、殆どが予備役として保管されました。
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現在、ロシア海軍が保有するKa-29は28機であり、2015年頃までは極一部の機体だけが稼働状態に在りましたが、2016年から修復が開始されました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]

2016年12月、太平洋艦隊向けのKa-29の修理が完了し、沿海地方へ送られました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

2017年11月上旬にも太平洋艦隊Ka-29が再配備されました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月9日8時20分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊へ6機の更新されたヘリコプターKa-29が補充された】

現在、太平洋艦隊には、12機程度のKa-29が配備されており、沿海地方ニコラエフカ飛行場カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場に駐留しています。

エリゾヴォ飛行場Ka-29は、第317独立混成航空連隊に所属しています。

ロシア海軍黒海艦隊航空隊は艦上電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31Rの本格的な慣熟訓練を開始した


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年3月13日9時12分配信
【ロシア連邦黒海艦隊は新たな電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31Rに習熟する】
モスクワ、3月13日、インタファクス

黒海艦隊海上航空隊の飛行士は、昨年に軍備として受け入れたヘリコプターKa-31Rの操縦へ着手した。

「Ka-27及びKa-29とKa-31Rは本質的に異なる事に関連し、黒海艦隊は、現行の海上航空隊のヘリコプター乗員の新たなタイプの飛行装置の再訓練プログラムを開発しております。
飛行士の訓練活動は、艦隊の戦闘訓練計画に含まれています」
『インタファクス』
が金曜日に受け取った黒海艦隊の発表では、こう述べられている。

Ka-31Rは、艦上配置ヘリコプターである(NATO分類-「ヘリックス-B」)。
それは、遠距離電波位置測定探知航空機及び沿岸レーダーの活動ゾーンの外で戦闘任務を遂行する艦船連合部隊への空中攻撃の脅威を24時間体制で前もって探知する為に意図されている。
機上に有する機器は、Ka-31Rの飛行高度よりも低いところで動く全ての目標(水上艦、航空機及びヘリコプター、有翼ミサイル)の探知を可能にする。

公開データによると、Ka-31Rは、固体素子で作られた強力な回転展望電波位置測定ステーションから成る遠距離電波位置測定探知複合体E-801「オーコ」(眼)を装備する。
この複合体は、電話装置及びテレビチャンネル無線通信、更には「味方-敵」国籍識別装置を統合される。

「オーコ」は回転展望し、電波水平線の範囲の水上艦を、距離150km以内の戦闘機タイプの空中目標を探知する。
目標探知後、その特徴を分類する。

複合体装置E-801は、20個までの目標の自動モードでの追尾と、全ての情報を艦船あるいは対空防衛地上指揮所へオープン及びクローズの情報交換テレビチャンネルで転送する事が可能である。




電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31は、対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29をベースにした早期警戒ヘリコプターです。

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元々は、ソ連海軍重航空巡洋艦「キエフ」型に搭載する為に開発されたのですが、試作機の初飛行は1987年になり、開発作業が進められている内にソ連邦は解体され、その後の財政難によりロシア海軍「キエフ」型は全て退役してしまいました。

除籍後の重航空巡洋艦「キエフ」(1993年9月)
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一方、ソ連/ロシア海軍「本格的な正規空母」である「アドミラル・クズネツォフ」型への搭載を目指して開発が進められていた固定翼早期警戒機Yak-44ソ連邦解体後に開発中止となりました。
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そこで、既に試作機が飛行し、ある程度開発が進んでいたものの、搭載艦が無くなってしまったKa-31「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載される事になりました。
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Ka-31は、試作機が2機製造された後、外国向けに合計23機が製造されました(インド向けに14機、中国向けに9機)。

Ka-31試作1号機
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Ka-31試作2号機
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インド海軍Ka-31
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中国海軍Ka-31
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ロシア海軍には、長らく2機の試作機しか無かったのですが、2013年以降に量産機Ka-31Rが2機引き渡されました。
[ロシア海軍の為の早期警戒ヘリKa-31が発注される]

Ka-31R量産1号機
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Ka-31R量産2号機
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その後、地上用のKa-31SV試作機が2機製造され、シリアで運用試験が行なわれました。

Ka-31SV試作1号機
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Ka-31SV試作2号機
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シリアラタキアで飛行試験を行なうKa-31SV



黒海艦隊は、2019年12月にKa-31Rを受け取りました。
『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31】

2020年2月末、Ka-31R黒海艦隊フリゲート「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)で発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の早期警戒ヘリコプターKa-31Rはフリゲート"アドミラル・マカロフ"で発着艦訓練を行なった]

そして3月中旬から本格的な慣熟訓練を開始しました。

ロシア海軍黒海艦隊の早期警戒ヘリコプターKa-31Rはフリゲート"アドミラル・マカロフ"で発着艦訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2020年2月26日11時30分配信
【黒海艦隊海上航空隊の偵察ヘリコプターKa-31Rは艦の甲板での発艦及び着艦へ取り組んだ】

黒海艦隊対空防衛・海上航空隊偵察ヘリコプターKa-31R乗員は、黒海エリアにおいてフリゲート「アドミラル・マカロフ」の甲板での実地飛行を行なった。

飛行任務に沿ってヘリコプター乗員はフリゲートの乗組員と協同で、航行中及び投錨停泊中の艦の甲板での発艦及び着艦を実行する行動へ取り組んだ。

意図された任務遂行の枠組みでKa-31R乗員は、フリゲートの偵察監視所の要員と協同で情報の交換へ取り組んだ。

更に、艦の全ての航空複合システムの整然とした動作を点検する目的で、ヘリコプターの飛行を保障する艦内班の訓練を行なった。

訓練中にヘリコプターKa-31R乗員は、艦の甲板での発艦及び着艦を合計20回行なった。



電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31は、対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29をベースにした早期警戒ヘリコプターです。

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元々は、ソ連海軍重航空巡洋艦「キエフ」型に搭載する為に開発されたのですが、試作機の初飛行は1987年になり、開発作業が進められている内にソ連邦は解体され、その後の財政難によりロシア海軍「キエフ」型は全て退役してしまいました。

除籍後の重航空巡洋艦「キエフ」(1993年9月)
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一方、ソ連/ロシア海軍「本格的な正規空母」である「アドミラル・クズネツォフ」型への搭載を目指して開発が進められていた固定翼早期警戒機Yak-44ソ連邦解体後に開発中止となりました。
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そこで、既に試作機が飛行し、ある程度開発が進んでいたものの、搭載艦が無くなってしまったKa-31「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載される事になりました。
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Ka-31は、試作機が2機製造された後、外国向けに合計23機が製造されました(インド向けに14機、中国向けに9機)。

Ka-31試作1号機
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Ka-31試作2号機
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インド海軍Ka-31
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中国海軍Ka-31
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ロシア海軍には、長らく2機の試作機しか無かったのですが、2013年以降に量産機Ka-31Rが2機引き渡されました。
[ロシア海軍の為の早期警戒ヘリKa-31が発注される]

Ka-31R量産1号機
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Ka-31R量産2号機
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その後、地上用のKa-31SV試作機が2機製造され、シリアで運用試験が行なわれました。

Ka-31SV試作1号機
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Ka-31SV試作2号機
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シリアラタキアで飛行試験を行なうKa-31SV



そして今回、Ka-31R黒海艦隊フリゲート「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)で発着艦訓練を行ないました。
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このKa-31Rは2019年12月に黒海艦隊へ引き渡された機体のようです。
『赤旗黒海艦隊情報リソース』より
【電波位置測定巡視ヘリコプターKa-31】