ロシア造船業界はロシア海軍の為の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造を開始する準備を整えている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月30日19時38分配信
【(ロシア)海軍がそれを計画すれば『統合造船業営団』はロシア版「ミストラル」の建造を始める】
モスクワ、9月30日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア国防省がこれを計画すれば、『統合造船業営団』ロシア版「ミストラル」の建造を開始する用意がある。
ロシア通信社ノーボスチ『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

「問題は非常に簡単です。
(ロシア)国防省が望みさえすれば、このプログラムは起工され、我々は全てを行ないます」
ラフマノフ
は、『統合造船業営団』クリロフ国立研究センターが開発したヘリコプター空母「ラヴィーナ」型(「ミストラル」の同類)の建造開始の準備が出来ているのかという質問に答え、こう話した。



ロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されることになりました。
(1番艦は「ガマール・アブドゥル=ナーセル」、2番艦は「アンワル・アッ=サーダート」と改名)

エジプトへ引き渡された「ガマール・アブドゥル=ナーセル」(旧「ウラジオストク」)
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦の設計を進めていました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]

将来汎用揚陸艦の為に新たな戦闘情報管理システムも開発されます。
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]

搭載機は、元々は「ミストラル」用に開発されたKa-52Kなどになります。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級が配備される予定のウラジオストク南部ウリス湾では、埠頭の建設が続けられています。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]

現在の所、「ロシア版ミストラル」の建造は、2018年以降に『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みで開始される予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる]
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]
[ロシア海軍は4隻の汎用ヘリコプター揚陸艦を必要とする]


今回、ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』の総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、「ロシア版ミストラル」の建造の準備は整っていると言っていますが、要するに、ロシア国防省が望めば、今すぐにでも建造を開始できるという事でしょう。
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ロシア海軍は4隻の汎用ヘリコプター揚陸艦を必要とする

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『タス通信』より
2016年9月8日13時13分配信
【専門家は何故ロシア海軍に揚陸ヘリコプター母艦が必要なのかについて話した】
クビンカ/モスクワ州、9月8日/タス通信

ロシア海軍には4隻の汎用揚陸艦のニーズがあり、この内の1隻は地中海の常設グループの為に必要である。
『クリロフ国立研究センター』軍事技術協力開発管理部長ユーリー・エレミンは、こう考える。

『クリロフ・センター』は、排水量23000トンと見積もられている「プリボイ」型揚陸艦の概念案を開発した。
艦は900名までの海軍歩兵隊員と車両を輸送し、その航空群は16機のヘリコプターで構成される。

「このような艦は北方艦隊の為に1隻、太平洋艦隊の為には2隻が必要です。
地中海水域の重要性の増加~常設グループの艦の行動~を考慮いたしますと、黒海艦隊自体には、このような艦は必要が無いのですが、1隻は黒海艦隊へ配置する必要があるでしょう。
このような艦をバルト艦隊の為に建造する事は無意味です」
『クリロフ国立研究センター』軍事技術協力開発管理部長ユーリー・エレミン


彼によると、ロシア海軍「プリボイ」へ関心を有しているが「しかし、未だ決定されていません」

このタイプの艦1隻の費用は、専門家の推定では、今の価値で400~450億ルーブルになる。
このような艦は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』或いはサンクトペテルブルク『北方造船所』で建造できるだろう。

今、ロシア海軍には汎用揚陸艦は無い。

「ミストラル」型ヘリコプター空母は2011年にフランスへ発注されたが、ロシア連邦へ引き渡される事は無かった。
『統合造船業営団』は、国内の造船所が「ミストラル」の同類を作成する事が出来ると表明した。

7月末、海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは、汎用揚陸艦の為の技術的課題は既に用意されていると述べた。


ロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されることになりました。
(1番艦は「ガマール・アブドゥル=ナーセル」、2番艦は「アンワル・アッ=サーダート」と改名)

エジプトへ引き渡された「ガマール・アブドゥル=ナーセル」(旧「ウラジオストク」)
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦の設計を進めていました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]

将来汎用揚陸艦の為に新たな戦闘情報管理システムも開発されます。
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]

搭載機は、元々は「ミストラル」用に開発されたKa-52Kなどになります。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級が配備される予定のウラジオストク南部ウリス湾では、埠頭の建設が続けられています。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]

現在の所、「ロシア版ミストラル」の建造は、2018年以降に『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みで開始される予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる]
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]



今回の記事に登場する『クリロフ国立研究センター』は、ロシア海軍向けなどの艦船の形状を研究する機関であり、艦船設計局とは違います。

『クリロフ国立研究センター』には実験用の大型水槽などが有り、ここで模型を使って様々な艦船の形状の実験を行ない、今後建造されるロシア海軍の新型艦の大まかな外形を決定して艦船設計局へ提示し、設計局は、これを基にして実際に建造される艦の設計を行ないます。
いわば、『中央航空流体力学研究所』(ツアギ)の海上版とでもいうべき機関です。

『クリロフ国立研究センター』は実験結果を基にして次世代艦の大まかな形状を決め、概念設計案として仕上げます。
この概念設計案をベースにして艦船設計局が艦を設計します。
最近では、ロシア海軍次世代水上艦概念設計案3タイプをを作成しています。

多目的重空母「シトルム」
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駆逐艦「シクヴァル」
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汎用揚陸艦「ラヴィーナ」
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無論言うまでも無く、これらの概念設計案は、水槽などの実験施設での実験を重ねて作られたものです。
もちろん、復元性、耐航性、航洋性なども全て計算された上で作られています。



今回、『クリロフ国立研究センター』の軍事技術協力開発管理部長ユーリー・エレミン氏は『タス通信』のインタビューに応じ、ロシア海軍には4隻の汎用ヘリコプター揚陸艦が必要であると述べました。
その主な目的は、地中海での活動、つまり、2013年6月1日に創設されたロシア海軍地中海作戦連合部隊の中核としての活動です。

エレミン氏は4隻の汎用揚陸艦を、太平洋艦隊へ2隻、北方艦隊へ1隻、黒海艦隊へ1隻配備すべきだと言っています。
これでローテーションを組んで常に1隻を地中海へ展開させる為に。
ただ、黒海艦隊自体には、このような艦は必要無いが、地中海での運用を考慮すれば、1隻は同艦隊へ置いておいても良いという事でしょう。
バルト艦隊への配備は無意味であるとも言っています。

ロシア海軍が入手できなかった「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦も、地中海での運用が想定されていました。
[ロシア海軍のミストラル級は地中海作戦部隊の旗艦になるかもしれない]
[ミストラル級はロシア海軍地中海作戦部隊に加わるかもしれない]

ロシア海軍「ミストラル」級(当初は4隻調達予定)を太平洋艦隊北方艦隊へ配備し、黒海艦隊バルト艦隊へ配備するつもりは有りませんでした。
[ロシアはフランス製の強襲揚陸艦「ミストラル」型を購入する(イタルタス通信)]

ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年5月19日14時15分配信
【ロシアは「ミストラル」に代わる揚陸艦を2018-2025年に建造する】
モスクワ、5月19日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアは、「ミストラル」の為に設計されたヘリコプターKa-52Kを搭載する揚陸艦『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みで建造する。
木曜日、国防相代理ユーリー・ボリソフは記者団へ語った。

「新たなプロジェクトが建造される事になり、我々は『統合造船業営団』から提示された様々なオプションを検討しております。
これは、『2018-2025年の国家軍備プログラム』の対象となります」

彼は、展示会『ヘリロシア-2016』の最中に記者の質問に答え、こう話した。

「ミストラル」の為にロシアヘリコプターKa-52「アリガートル」打撃ヘリKa-50「ブラックシャーク」の近代化型~を開発した。
Ka-52の艦上バージョンの主な特徴は、軍艦「ミストラル」型の格納庫に適合する為の搭載システムであり、ヘリコプターのローターは折り畳みが可能となっている。

「カモフ」のヘリコプターマーケティング担当設計主任セルゲイ・ミヘーエフは、「ミストラル」の引き渡しが挫折してもKa-52Kロシアで使用できるとロシア通信社ノーボスチへ伝えた。
現在、ネフスキー計画設計局は、「ミストラル」の同類となる汎用揚陸艦プロジェクト「プリボイ」を開発している。

このような艦は、500名までの揚陸隊員と50両の装甲車両を輸送可能であり、その航空グループは16機までの揚陸ヘリコプターKa-29、対潜ヘリKa-27、或いは打撃ヘリKa-52Kで構成される。


ロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されることになりました。
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦の設計を進めていました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]

現在の所、「ロシア版ミストラル」の建造は2018年から始まる予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる]

将来汎用揚陸艦の為に新たな戦闘情報管理システムも開発されます。
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]

搭載機は、元々は「ミストラル」用に開発されたKa-52Kなどになります。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

「ミストラル」級が配備される予定のウラジオストク南部ウリス湾では、埠頭の建設が続けられています。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]


そして今回、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフ氏は、将来汎用揚陸艦『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みでの建造が計画されている事を明らかにしました。

ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月30日6時57分配信
【極東連邦管区では「ミストラル」の同類艦の為の埠頭の建設が継続される】
モスクワ、3月30日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊が受領しなかったフランス「ミストラル」に代わる大きな排水量のロシア艦の為の埠頭の建設は、ウラジオストクウリス湾で継続される。
連邦特殊建設局(ロシア特殊建設)局長アレクサンドル・ヴォロソフは発表した。

「ミストラル型ヘリコプター空母の配備が計画されていたウリス湾(ウラジオストク)では、国内で生産される大きな排水量の軍用船の為の建設・設置工事が継続されています」
ヴォロソフ
『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し表明した。

彼は、2016年のロシア特殊建設局の企業の主な努力が、ウラジオストクウリス湾太平洋艦隊艦船駐留所を含めた高層建築施設の納入の準備へ向けられる事を指摘した。

以前、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは、ロシア「ミストラル」(のような艦)を自身で建造出来ると表明した。

駐留所のインフラストラクチュア施設はロシアの為にフランスが建設し、ウラジオストクウリス湾へ2015年9月末に建設される計画だったが、その後、2隻の「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦(「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」)エジプトへ売却された。
駐留所の完全な建設は2017年12月末に完了する。
総全長約2.7キロメートルに及ぶ停泊地の再建と建設では、約1.6キロの固定桟橋、近代的な兵器積載所、更には、道路と鉄道線路が提供される。


ロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]


一方、「ミストラル」級ヘリ空母の為の新たな埠頭の建設は、2014年2月からウラジオストク南部ウリス湾で始まりました。

[ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の為のウラジオストク南部ウリス湾の新基地は2017年末までに完成する]

既に「ミストラル」級の契約は解除され、もはやロシア海軍へ引き渡される事は有りませんが、それでもウリス湾の埠頭の建設は続けられているとの事です。
将来、「ミストラル」級のような大型水上艦が駐留する為に。
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ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦の設計を進めていました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]

現在の所、「ロシア版ミストラル」の建造は2018年から始まる予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]

新たな全通甲板ヘリコプター揚陸艦の名前は、「ミストラル」級に付けられていた「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」が襲名される可能性が高いようです。
[ウラジオストクとセヴァストーポリの名はロシア海軍の将来ヘリコプター揚陸艦へ与えられる]

ウリス湾の新基地には、新たな「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」が配備されることになるでしょうか。
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ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月25日12時16分配信
【科学生産合同「マルス」は「ミストラル」のロシアの同類艦の管理システムを作成する】
モスクワ、3月25日-ロシア通信社ノーボスチ

(ロシア)海軍戦闘活動管理システムの自動化プロセスの分野におけるロシアの主導的企業であるウリヤノフスク科学生産合同「マルス」は、将来の揚陸ヘリコプター母艦「ミストラル」型ロシアの同類艦の為の管理システムを開発する準備を整えている。
総取締役ウラジーミル・マクラエフは、ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

「科学生産合同マルスは、このような将来艦の為の管理システムを作成する為に必要な経験と科学・技術的な蓄積を有しております。
それは、軍艦ミストラル型の為の管理システムの仕事、大型揚陸艦プロジェクト11711へ装備する為の当社の製品、輸出モデルである航空母艦の為の自動戦闘管理システム"レソルブ-E"、軍事技術協力ライン上における共同開発の枠組みを含む航空用途任務の複合体の強化といったものです」
マクラエフ
は話した。

昨年12月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは、同社はヘリコプター搭載艦の製造を開始する為に必要な全ての能力を有していると述べた。
このクラスには、ロシア連邦へ引き渡されなかったフランスの艦「ミストラル」も関連する。

以前、ロシア連邦海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ1等海佐(註:現在は少将へ昇進)は、「ミストラル」と同様の機能を有するロシアの大型揚陸艦の設計は、最終段階に在ると表明した。


[ロシア将来大型揚陸艦]

ロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]

取り外された機器は、ロシア海軍訓練センターで研修に使われる事になりました。
[ロシア向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器はロシア海軍へ引き渡される]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されることになりました。
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦の設計を進めていました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]

現在の所、「ロシア版ミストラル」の建造は2018年から始まる予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦の建造は2018年に始まる]

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そして今回、ロシア海軍(及び海外輸出用)の艦船の為の戦闘情報管理システムを製造するウリヤノフスク科学生産合同「マルス」のトップであるウラジーミル・マクラエフ氏は、ロシア海軍汎用ヘリコプター揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムを開発する事を明らかにしました。
【科学生産合同「マルス」公式サイト】

現在建造中のロシア海軍の新型艦には、主に「シグマ」系列の戦闘情報管理システムが搭載されていますが、更なる発展型が開発されるようです。
【戦闘情報管理システム「シグマ-E」(輸出モデル)】

記事中の「輸出モデルの航空母艦の為の自動戦闘管理システム"レソルブ-E"」というのは、インドへ輸出された空母「ヴィクラマーディティヤ」の事を指しています。
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【自動戦闘管理システム「レソルブ-E」(科学生産合同「マルス」公式サイト)】
【自動戦闘管理システム「レソルブ-E」(コンツェルン「海軍情報システム-アガート」公式サイト)】


科学生産合同「マルス」総取締役ウラジーミル・マクラエフ氏へのインタビュー記事。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月25日11時0分配信
【科学生産合同「マルス」:新たな管理システムによりロシア連邦海軍の艦は賢くなる】

科学生産合同「マルス」は、ロシア海軍プロジェクト22160哨戒艦プロジェクト22800小型ロケット艦プロジェクト20385/20380M/20386コルベット、プロジェクト23550砕氷警備艦、プロジェクト11711大型揚陸艦、プロジェクト11442M重原子力ロケット巡洋艦(近代化改装されるアドミラル・ナヒーモフ)の為の戦闘情報管理システムも作っています。