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サンクトペテルブルクのマラヒート設計局は通常動力潜水艦の為の閉サイクルガスタービン非大気依存発電装置の試験を続けている

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年6月19日18時17分配信
【マラヒートは統一ガスタービンエンジン非大気依存発電装置の試験を続ける】

サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、今年も統一ガスタービンエンジン非大気依存発電装置の試験を続ける。
法人情報公開センターが公表した同社の2019年の年次報告書には、こう記されている。


開発は、自身の主導で進められている。
統一ガスタービンエンジン非大気依存発電装置は、将来通常動力潜水艦及び機器装置の為に作成される。

開発者の情報によると、装置は通常動力潜水艦での使用が可能であり、水上及び水中航行の全てのモードで特殊ガスタービンエンジンは、空中大気動作モードから閉サイクル動作モード、そして逆へと滑らかに移行する。

艦内消費電力の供給能力及びバッテリー充電能力は、全てのモードで保障される。

非大気依存発電装置の見本モデルでは、専用シリーズでは無いガスタービン発電ユニットGTA-18Pが使用されている事は注目される。
2019年、それは製造工場であるチェリャビンスク株式会社・特殊設計局『トゥルビナ』により仕上げられた。
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『マラヒート』の発注に沿って、それは2018年夏に公表された。
作業費用は、過程文書によると198万ルーブルになる。
その後、試験は試験台で続けられている。

新たな非大気依存発電装置の為の技術的解決策は、2つの特許により保護されている。

2019年6月、『Mil.Press FlotProm』は既に新製品を予告していた。
それは、『マラヒート』設計主任イーゴリ・カラバエフが話した。
中型多目的(汎用)潜水艦P-750Bの為に、水中及び水上航行の為の統一発電装置が提供される。
その作成について、『Mil.Press FlotProm』記者は、『国際海軍サロン(IMDS)-2019』の最中に伝えられ、その模型は、フォーラム『アルミヤ-2019』で初めて展示された。

2019年6月25日、『マラヒート』指導者ウラジーミル・ドロフェーエフ『Mil.Press FlotProm』へ、彼の設計局非大気依存発電装置を有する潜水艦を5~6年で作成できると伝えた。
このような潜水艦バッテリー無しで可能な水中航行速力の質問に答え、彼は10~12ノットと語った。

「水中設計局」の1つに精通している情報提供者が話したように、将来の輸出を含めたロシア製通常動力潜水艦のポテンシャルは、国内非大気依存発電装置の作成の成功に依存している。

『マラヒート』は、2010年から閉サイクルガスタービンエンジン非大気依存発電装置の作成作業を自身の主導で進めている。
国内嫌気性装置電気化学非大気依存発電装置ヴァージョンは、海洋工学中央設計局『ルビーン』が作成している。
昨年10月に『Mil.Press FlotProm』が情報筋より伝えられたように、対応する試験設計作業は2019年に開始された。



ロシア潜水艦設計局である海洋工学中央設計局『ルビーン』は、以前から通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)改質型燃料電池の開発を進めています。
[ロシア海軍の通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置(AIP)の洋上試験の準備は進められている]

一方、ロシアのもう1つの潜水艦設計局であるサンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、閉サイクル・ガスタービン型AIP機関を開発しています。
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この閉サイクル・ガスタービン機関を搭載する潜水艦として、P-750Bの設計も進められています。
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[サンクトペテルブルクのマラヒート設計局は閉サイクルガスタービン非大気依存発電装置を持つ潜水艦P-750Bを開発する]

P-750Bは、ソ連邦時代に2隻が建造された小型潜水艦プロジェクト865「ピラーニャ」の拡大発展型という位置付けになります。


ただ、現時点ではロシア海軍への具体的な採用計画は有りませんが。
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ロシア海軍の次世代水上戦闘艦・原子力駆逐艦リデルとプロジェクト22350Mフリゲートの設計作業は一時中断されている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年4月18日21時6分配信
【『北方計画設計局』は、ロシア連邦国防省の決定の不在が故に将来原子力駆逐艦の作業を一時停止させている】
モスクワ、4月18日、インタファクス

『北方計画設計局』(『統合造船業営団』へ加入)は、ロシア連邦国防省の決定の不在が故に、将来原子力駆逐艦プロジェクト23560「リデル」及び改善プロジェクト22350Mフリゲートの開発作業を一時停止させている。
同社の2019年の年次報告書には、このように記載されている。

2017年~2019年のプロジェクト「リデル」駆逐艦の計画作業は、2016年に概略設計が完了した後、ロシア連邦国防省により一時停止させられていると報告書では述べられた。

これに加え、軍当局は、2019年に概略設計が完了した後の改善プロジェクト22350Mフリゲート作成の為の更なる作業の開始を決定していない。

同社の報告によると、国家防衛発注下の作業が一時停止しているという事実は、『北方計画設計局』「安定した財政及び経済姿勢を期待する事を可能にしない」

これと同時に、駆逐艦「リデル」及びプロジェクト22350Mフリゲートは、文書において、同社の最も有望な製品のリストに載せられている。

プロジェクト23560「リデル」駆逐艦は、ロシア連邦海軍の為の将来原子力水上ステルス艦プロジェクトである。
この艦は、14000トンの排水量を有し、大射程有翼ミサイル「カリブル」、最新の対空防衛システム電波電子戦闘システムで武装するものと予想されている。

駆逐艦の概略設計の為の作業は2015年4月から2016年末まで続いた。
艦の起工は2022年以降に行なわれる事が予想されていた。

プロジェクト22350Mフリゲート~これは改善されたプロジェクト22350艦であり、排水量とミサイル「カリブル-NK」の搭載数が増加する。



現在、ロシア海軍の為の2タイプの大型水上戦闘艦が計画されています。

プロジェクト23560「リデル」原子力駆逐艦は、満載排水量約2万トンの巡洋艦クラスの大型水上戦闘艦です。
現在、艦の大まかな設計(概略設計)が完了しています。
[プロジェクト「リデル」原子力駆逐艦]

プロジェクト22350Mフリゲートは、プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)の拡大発展型です。
こちらも、艦の大まかな設計(概略設計)が完了しています。
[プロジェクト22350Mフリゲート(超ゴルシコフ型)]

しかし、ロシア連邦国防省が、これ以上の作業の進行(本格的な細部の設計作業)に関する決定を下していない為、現在は双方とも作業が一時中断しています。

ロシア連邦国防省「リデル」22350Mに関する作業の進行を一時中断させているのは、おそらくは、以前には4隻で建造を打ち切る予定だったプロジェクト22350フリゲートが、少なくとも4隻の追加建造を決定した事に関係しているのでしょう。
(以前は22350の建造を4隻で打ち切って22350M「リデル」の建造へ移行する予定だった)
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲートの5番艦以降は24基の巡航ミサイル(対艦ミサイル)を搭載する]

更に、今年(2020年)には、2万5千トン級の汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻の建造も始まります。
[新世代汎用揚陸艦セヴァストーポリ型]

建造費用で比較すると、「リデル」1隻と汎用揚陸艦2隻、22350フリゲート4隻が、大体同じ金額(1000億ルーブル)になります。
22350Mフリゲートの建造費に関する情報は有りませんが、おそらくは汎用揚陸艦と同じくらいでしょう。

22350フリゲート汎用揚陸艦の数がある程度揃ってから、22350Mフリゲート、そして「リデル」の建造を開始するつもりなのでしょう。

決して原子力駆逐艦「リデル」とプロジェクト22350Mフリゲートの建造計画そのものが中止になったわけでは有りません。
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2020年4月末にロシア海軍の為の新世代汎用揚陸艦2隻、アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2隻、ヤーセン-M原子力水中巡洋艦2隻が起工される?

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『タス通信』より
2020年4月14日配信
【情報筋:ロシアは流行病にも関わらず、4月に6隻の戦闘艦を起工する】
モスクワ、4月14日/タス通信

ロシアは4月末、様々な造船所で一度に6隻の大型戦闘艦の起工を計画している。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「4月28日には、2隻の汎用揚陸艦がクリミアの工場『ザリフ』で、2隻のプロジェクト22350フリゲートがサンクトペテルブルクの『北方造船所』で、2隻のプロジェクト855M多目的潜水艦がセヴェロドヴィンスクの『セヴマシュ』で起工されなければなりません」
対談者は話した。
彼は指摘した。
「コロナウイルスの流行と多くの企業での労働時間交代の減少にも関わらず、戦闘艦隊の建設は計画に沿って続いております」

対談者は説明した。
「4月28日と言うのは、今現在の計画の日付であり、1~2日の延期は有り得るでしょう」

『北方造船所』及び『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)は、『タス通信』が情報提供者から提示された情報へコメントしなかった。
一方『ザリフ』は、現時点において、2隻の汎用揚陸艦の起工日に関する如何なる公式のデータも提示されていない事を指摘した。

ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが4月9日に『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフより報告されたように、コロナウイルスに関連する国の非稼働期間の発表後、『統合造船業営団』の企業では、32~55パーセントの労働者が働いた。
営団のトップによると、今秋から関与する人員は56~62パーセントに増加する。
ラフマノフは、『統合造船業営団』は検疫に関連して導入された全ての規則と訓令を順守していると付け加えた。

原子力潜水艦を建造する『統合造船業営団』最大の企業『セヴマシュ』は、月曜日に通常モードでの作業を再開し、65歳を超える従業員のみが家に留まっていると発表した。
従業員にはマスクが支給され、入り口で体温が測定され、人の間の距離は1.5メートルを順守している。



現在、ロシア海軍向けの新型艦の建造が急ピッチで進められています。
今年(2020年)にも、何隻かの新型艦が起工されます。
[2020年にロシア海軍の為の戦略原潜ボレイ-A級2隻の建造契約が締結され、多用途原潜ヤーセン-M級2隻、プロジェクト22350フリゲート2隻、汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻が起工される]

新世代の汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は、2020年5月頃にクリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』での起工が予定されています。
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[ロシア海軍の為の新世代汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻の建造費は1000億ルーブルになる]

2020年中には、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で、2隻のプロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)フリゲートの起工が予定されています。
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[2020年にロシア海軍の為の2隻のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートが起工される]

2020年中(5月9日?)には、セヴェロドヴィンスク市『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で、2隻のプロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦の起工が予定されています。
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[ロシア海軍の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクは2019年12月25日に進水する]


これまでの情報では、2隻の汎用揚陸艦及び2隻の「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦の起工日は2020年5月9日という話も出ていましたが、2隻のプロジェクト22350フリゲートに関しては、2020年中の起工という話しか出ていませんでした。

それが、今回の「防衛産業企業体の情報提供者」によると、6隻とも今年4月28日に起工するという話になりました。
ここで名前が上げられた造船所は、3社とも、この情報を否定も肯定もしていないので、現在の所は「そういう話も出ている」といった程度のものであり、未だ正式には決まっていないという事でしょう。

ゼレノドリスク造船所はロシア海軍黒海艦隊の為に4隻の小型ロケット艦と4隻の哨戒艦を建造する

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『タス通信』より
2019年12月28日21時57分配信
【2024年までにタタールスタンで黒海艦隊の為の8隻の哨戒艦及び小型ロケット艦が建造される】
セヴァストーポリ、12月28日/タス通信

造船営団『アク・バルス』(タタールスタン共和国)で、黒海艦隊の為の4隻の哨戒艦及び4隻の小型ロケット艦が2024年までに建造される。
土曜日、営団の総取締役レナート・ミスタホフは報道陣へ伝えた。

土曜日(12月28日)、セヴァストーポリで、小型ロケット艦「イングシェチア」黒海艦隊へ受け入れられた。
それは近代化されたプロジェクト21631「ブヤン-M」艦シリーズの8番艦である。
2019年6月に進水した。

「私共は、ここ(黒海艦隊)へ、更に4隻(の小型ロケット艦)を供給いたします。
毎年1隻ずつ」
ミスタホフ
は話した。
2020年には、同社は黒海艦隊21631シリーズ艦「グライヴォロン」の引き渡しを計画している。

彼は更に、黒海艦隊には既に2隻のプロジェクト22160哨戒艦が引き渡されており、もう4隻は、2020年~2023年に艦隊への引き渡しを計画している事を想い起こした。

ミスタホフは、2020年初頭には、プロジェクト21631「ブヤン-M」の発展を含め、同社の更なる作業が討議されると付け加えた。
このシリーズ艦の為のミサイル複合体及び対空防衛兵装の強化が計画されている。

[プロジェクト艦について]
ゼレノドリスク造船工場
の船台で建造されたプロジェクト22160哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」「ドミトリー・ロガチョフ」は、2018年12月と2019年6月に黒海艦隊へ受け入れられた。
プロジェクト22160コルベットは、北方計画設計局(『統合造船業営団』へ加入)により開発された。
海上経済ゾーンの防護及び保護の為に意図されている。

プロジェクト21631艦は、海上及び沿岸目標の攻撃の為に意図されている高精度汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」含む最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装で武装している。
プロジェクト「ブヤン-M」艦の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。



現在、ロシア内陸部タタールスタン共和国ゼレノドリスク市に在る『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』では、ロシア海軍向けの新型水上艦~プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦及びプロジェクト22160哨戒艦の建造が進められています。

プロジェクト21631小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、2019年12月28日にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[最新鋭小型ロケット艦イングシェチアはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

プロジェクト21631は、カスピ小艦隊に3隻、バルト艦隊に2隻、黒海艦隊に3隻が配備されていますが、後続の4隻(9番艦~12番艦)も全て黒海艦隊へ配備される事になるようです。

プロジェクト22160哨戒艦は、1番艦「ワシーリー・ブイコフ」、2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」黒海艦隊へ配備されていますが、後続の4隻も全て黒海艦隊へ配備されます。
[2023年までに6隻のプロジェクト22160哨戒艦がロシア海軍へ就役する]

今後のプロジェクト21631小型ロケット艦及びプロジェクト22160哨戒艦の就役スケジュールは、こうなります。
2020年:小型ロケット艦「グライヴォロン」、哨戒艦「パーヴェル・デルジャーヴィン」
2021年:小型ロケット艦「グラード」、哨戒艦「セルゲイ・コトフ」
2022年:小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」、哨戒艦「ヴィクトール・ヴェリキー」
2023年:小型ロケット艦「スタヴロポリ」、哨戒艦「ニコライ・シピャーギン」


最終的には、7隻のプロジェクト21631小型ロケット艦と6隻のプロジェクト22160哨戒艦黒海艦隊へ配備される事になります。

2020年にロシア海軍の為の戦略原潜ボレイ-A級2隻の建造契約が締結され、多用途原潜ヤーセン-M級2隻、プロジェクト22350フリゲート2隻、汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻が起工される


『タス通信』より
2019年12月28日19時25分配信
【(ロシア)国防省は2020年に潜水艦「ボレイ-A」及び「ヤーセン-M」の建造契約を締結する】
モスクワ、12月28日/タス通信

ロシア国防省は2020年に2隻のプロジェクト「ボレイ-A」潜水艦、2隻のプロジェクト「ヤーセン-M」潜水艦、2隻のプロジェクト22350フリゲート、2隻の汎用揚陸艦の建造契約を締結する。
土曜日に刊行された新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューで、当局の次官アレクセイ・クリヴォルチコは述べた。

「2020年には、国家防衛発注の課題の枠組みにおいて、大洋ゾーン(艦)を拡張する目的で、2隻のプロジェクト"ボレイ-A"の発注と建造契約締結、2隻のプロジェクト"ヤーセン-M"潜水艦、2隻のプロジェクト22350フリゲート、2隻の汎用揚陸艦の起工を計画しております」
彼は述べた。
クリヴォルチコは更に付け加えた。
「計画されている複合施策は、製造の構成要素開発に好ましい影響を及ぼします」

「造船業は、複雑なハイテクノロジー機器の製造分野の強化を継続し、新たな労働場所を作成します。
これは、何を置いてもまず第一に造船企業の労働者及び協力者の安定と福祉であり、更には、地域の予算への安定かつ定期的な納税であります」

彼は指摘した。


ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』より
2019年12月28日配信
【祖国の防衛力の信頼できる基盤】
ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコ氏へのインタビュー記事。


ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955/955Aは、現在までに8隻が起工されており、基本型の955(1~3番艦)は既にロシア海軍へ就役し、改良型の955Aは5隻が建造中であり、2020年には更なる2隻の955Aの建造契約の締結が予定されています。
[ロシア海軍の為の新たなボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2隻の建造契約は2020年に締結される]
今回、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコ氏が言及したのは、この2隻の事でしょう。

ロシア海軍第4世代多用途原子力潜水艦プロジェクト885/885Mは、現在までに7隻が起工されており、基本型の885(1番艦)は既にロシア海軍へ就役し、改良型の885Mは6隻が建造中であり、2020年5月9日には更なる2隻の885Mの起工が予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクは2019年12月25日に進水する]

ロシア海軍新世代水上戦闘艦であるプロジェクト22350フリゲートは、現在までに6隻が起工されており、1番艦は2018年にロシア海軍へ就役しています。
[ロシア海軍は改アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートを追加発注する]
5番艦以降は有翼ミサイル搭載数を増加させた(16基から24基)改良型となり、これが2020年に2隻起工される事になるようです。

ロシア海軍向けの新たな汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)の建造の話は数年前から何度も出ていますが、最近では、2020年中にクリミア半島造船工場『ザリフ』(ケルチ)で2隻を起工するという話が再三に渡って非公式筋から出ています。
[ロシア海軍の為の2万5千トン級汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は2020年5月にクリミア半島で起工される?]
[ロシア海軍の為の新たな汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は2020年にケルチ(ザリフ造船所)で起工され、2025年と2026年に就役する]
今回は、初めて公式筋から「2020年に2隻の汎用揚陸艦を起工」する話が出てきたので、建造場所はともかく、時期は確定してるようです。

近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦(フリゲート)マルシャル・シャーポシニコフと原子力水中巡洋艦イルクーツクは極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を使用できる


『タス通信』より
2019年11月8日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」と潜水艦「イルクーツク」はミサイル「ツィルコン」を使用できる】
ボリショイ・カーメニ/ウラジオストク、11月8日/タス通信

ロシア連邦太平洋艦隊の為に近代化されるプロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」プロジェクト949A(アンテイ)多目的原子力潜水艦「イルクーツク」は、最新の極超音速ミサイル「ツィルコン」を使用できる。
金曜日、極東造船クラスタ企業訪問の結果としてロシア国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは報道陣へ伝えた。

「2020年に我々は近代化された軍艦マルシャル・シャーポシニコフを受領しなければなりません。
(ウラジオストク艦船修理センター『ダーリザヴォード』)指導部は、与えられた課題へ適切に対応し、艦の納入時期の遅延は無いであろう事を確信しております。
この艦が受け取る汎用発射装置は、将来的には、最新の極超音速ミサイル"ツィルコン"の使用が可能となります」

彼は話した。

次官は、現在、極東工場『ズヴェズダー』(ボリショイ・カーメニ、沿海地方)において949AMの水準までの近代化を行なっており、2022年に太平洋艦隊への引き渡しが計画されている原子力潜水艦「イルクーツク」も同様の能力を得ると付け加えた。

特別な特性を有する将来対艦ミサイルの作成については、今年2月にロシア大統領ウラジーミル・プーチン連邦教書演説の際に発表した
プロジェクト「ツィルコン」では、飛翔速度9000km/h及び射程距離1000km以上のミサイルの作成が提示される。
このミサイルを搭載するのは、複合体「カリブル」を装備する水上艦及び潜水艦となる。
専門家によると、このミサイルの迎撃は、既存の防護手段では不可能である。



太平洋艦隊に所属するプロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。

ガスタービンエンジン『クロンシュタット海洋工場』へ送られ、修復されます。
[クロンシュタット海洋工場はロシア海軍の全ての艦艇用ガスタービンエンジンを修理する]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]
「ウラン」4連装発射筒(3R-60U)は、「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒の在った場所に設置されるようです。

この他、有翼ミサイル「カリブル」用の垂直発射機3S-14も装備されます。
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ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】
2基の3S-14モジュールとの事ですから、計16基の発射機が設置されるようです。

2018年2月16日、「マルシャル・シャーポシニコフ」で、溶接作業中に木製足場へ引火した事により火災が発生しました。

[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

その後、『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

「マルシャル・シャーポシニコフ」の再就役は、2020年末頃になるようです。

近代化改装後の「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されます。
[近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される]


プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII級)巡洋潜水艦K-132は、1985年5月8日にセヴェロドヴィンスク北方機械製造事業(セヴマシュ)で起工され、1987年12月29日に進水、1988年12月30日にソ連海軍へ納入され、1989年1月4日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式に就役しました。

1989年10月31日に赤旗北方艦隊に編入され、同年11月16日にザーパドナヤ・リッツァ基地へ配備されました。

1990年8月30日から9月27日にザーパドナヤ・リッツァ基地からカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ移動し、1990年10月29日付で赤旗太平洋艦隊へ転属しました。

1992年4月28日付で「原子力水中巡洋艦」へ分類変更され、1993年4月13日には「イルクーツク」と命名されました。
(合わせて同名の都市との後援協定を締結)

1997年11月には予備役に編入され、2001年11月には沿海地方ボリショイ・カーメニ市艦船修理工場『ズヴェズダー』へ回航されました。

それから10年以上経った2013年、ミサイルを換装する大規模な近代化改装が行なわれる事になりました。
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは汎用ミサイル発射機を装備する]

「イルクーツク」は2022年に太平洋艦隊への復帰が予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクと原子力巡洋潜水艦マガダンの近代化改装が始まる]


これらの艦は、打撃有翼ミサイル「カリブル」超音速対艦ミサイル「オーニクス」の他、将来的には、現在開発中の極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」も搭載できるようになります。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」]

ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事の準備は進められている

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年5月24日17時3分配信
【『第35艦船修理工場』は「アドミラル・クズネツォフ」の為の乾ドックを作成する作業の準備を始めた】

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の専門家は、『第35艦船修理工場』の乾ドック結合の為の技術的文書の準備を続けている。
そこでは、2020年にプロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のドック修理が始まる。
『Mil.Press FlotProm』は『ズヴェズドーチカ』より伝えられた。


然るべき作業は今年には始まるが、詳細な情報は知られていない。

新たな施設は、沈没した浮きドックPD-50と同様のタイプの水上艦及び潜水艦のドック入りを可能にすると業界の情報提供者は話した。
彼は、ドック結合プロジェクトは2010年代初頭には準備されていたが、この時には資金供給は具現化されなかったと付け加えた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」ロシア海軍への引き渡しは2021年に計画されているが、それは3~4ヶ月遅れる可能性が有る。
2019年3月19日、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは発言した。


[『Mil.Press FlotProm』参照]
2019年10月30日、『第82艦船修理工場』浮きドックPD-50(『ロスネフチ』が所有)から「アドミラル・クズネツォフ」が出渠する際、異常事態が発生し、その結果、ドックは沈んだ。
そのクレーンの1つが巡洋艦の甲板へ落下した。
艦は事故後、『第35艦船修理工場』の領域へ曳航された。

この時、『統合造船業営団』は、浮きドックの事故は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化の完了時期には影響を及ぼさない事を認めた。

その後、事故の結果、巡洋艦は52ヶ所に損傷を受けた事が判明した。
『統合造船業営団』は、その除去には約7000万ルーブルの費用が掛かると評価した。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(プロジェクト11435)の全長は306メートル、最大幅72メートル、満載排水量59000トン。
1990年に竣工した艦の修理及び近代化の契約は、2018年4月に署名された。
それは『第35艦船修理工場』が実行する。
作業には600億ルーブルの費用が掛かる。
それは2020年末の完了が見込まれており、その後、7ヶ月間に及ぶ試験が行なわれ、艦は2021年には海軍へ復帰する。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
現在、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長するなどの近代化改装が行なわれています。

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されます。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、ボイラー交換工事の準備を行なっています。
(9月2日の時点で飛行甲板上に新品のボイラーが確認できる)
【Capt(N)氏のツイート(2018年9月3日21時38分)】

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造された高圧ボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。

「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]


2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の修理(近代化改装)作業は第35艦船修理工場の岸壁で続けられますが、現段階での作業は艦内で実施されるものが殆どであり、飛行甲板上に「障害物」が横たわっていても関係無いようです。
[浮きドックPD-50の沈没事故は重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの修理作業を妨げない]

一方、「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

10月30日の浮きドック事故で「アドミラル・クズネツォフ」が受けた損傷は計52ヶ所に及び、その修復費用は約7000万ルーブルと見積もられています。
[浮きドックPD-50の沈没事故による航空母艦アドミラル・クズネツォフの損傷復旧には約7000万ルーブルの費用が掛かる]
「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には約600億ルーブルが計上されているので、7000万ルーブルは、その1パーセントにも満たない数字です。

更に、損傷を受けた部分は、元々近代化改装工事の過程で交換する予定だった箇所なので、損傷を受けようが受けまいが、どのみち近代化改装予算の範囲内で交換する事になります。
従いまして、今回の事故の損傷復旧の為、新たに7000万ルーブルを出費する必要は無いわけです。

[浮きドックPD-50の沈没事故による航空母艦アドミラル・クズネツォフの損傷復旧の為の追加支出の必要は無い]

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]

「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]


2019年3月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事の完了と海軍への引き渡しが、2021年末よりも3~4ヶ月遅れるかもしれないと発言しました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了は2021年末よりも3~4ヶ月遅れるかもしれない]

3~4ヶ月遅れるかもしれない理由は、沈没した浮きドックPD-50に代わる「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるドックの確保に関する問題です。
[ロシアは事故で沈没した大型浮きドックPD-50に代わる新たな浮きドックの外国への発注は計画していない]

現在の『第35艦船修理工場』の乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんが、同社の2つの乾ドックを結合し、「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、これが実行に移される事になりました。
現在、その為の準備が進められています。
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[ムルマンスクの第35艦船修理工場は再構築(ペレストロイカ)される]
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]

ドックの拡張工事完了後、「アドミラル・クズネツォフ」はドックへ入ります。
ただ、それは早くても2020年になり、これに伴い、「アドミラル・クズネツォフ」の改装工事の完了も遅れる事になりますが。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年にドックへ入る]


結合・拡張された『第35艦船修理工場』の新たな乾ドックは、「アドミラル・クズネツォフ」以外にも、北方艦隊大型水上艦原子力潜水艦などの整備や修理に使われる事になるでしょう。

セヴァストーポリ海洋工場はロシア海軍黒海艦隊の主要艦船修理工場となる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年4月15日3時10分配信
【以前のポロシェンコ工場は黒海艦隊の艦船修理の主要基盤となる】
モスクワ、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ

以前にはウクライナ大統領ペトロ・ポロシェンコが所有していたセヴァストーポリ『セヴモルザヴォード』は、黒海艦隊の艦船修理の為の基盤企業となる。
『ロシア通信社ノーボスチ』工場の取締役ウラジーミル・バジェノフより伝えられた。

この為に、その近代化及び技術的プログラムが開発される。

バジェノフは、工場の領域には、2つの区域が配置されている事を想い起こした:主要部分は「ユージノイ」「インケルマン」であり、総面積は53ヘクタールになる。

工場には、2つの乾ドック、船体修理、船体構造、船内機器、システム、配管を製造する特殊作業所が有る。

艤装及び係留試験は特殊岸壁で行なわれ、必要な交通路が整備されている。

バジェノフによると、これらは、様々なクラス及び用途の艦船の修理、ドック整備、改造及び近代化の為の要求により作成されている。

『セヴァストーポリ海洋工場』は、1783年に設立されたラーザレフ海軍工廠がベースになっている。

1990年代、企業は私有化され、ポロシェンコの所有物となった。

クリミアロシアへ復帰した後、工場は国有化され、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の支所となった。

今、『セヴモルザヴォード』には、2基の重海上クレーンが有る~PK-400「セヴァストーポリ」及びPK-700「グリゴリー・プロシャンキン」
今年も、ドックで黒海艦隊の戦闘艦及び支援船の修理及び整備が始まっている。

2世紀以上に渡り、工場は500隻以上の艦船を建造し、5000隻以上の艦船を修理した。



【『セヴァストーポリ海洋工場』公式サイト】
[セヴァストーポリ船舶修理工廠「セヴモルザヴォード」]
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『セヴァストーポリ海洋工場』は、セヴァストーポリ市内に位置する造船所であり、ロシア帝国時代の1783年に設立されました。

ロシア帝国時代には戦列艦などを建造しておりましたが、ソヴィエト連邦になってからは艦船の修理と、海上クレーンの建造を行なっていました。

ソ連邦解体後はウクライナの企業となりましたが、2014年3月にクリミアセヴァストーポリロシア連邦へ編入された為、ロシアの手に戻りました。

『セヴァストーポリ海洋工場』は、2015年3月以降、ロシア北西部セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の傘下に入っています。
[セヴァストーポリ海洋工場はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場ズヴェズドーチカの傘下に入る]

2019年4月23日にロシア海軍の為の2隻のプロジェクト22350フリゲートと2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦が起工される

『タス通信』より
2019年4月9日18時5分配信
【ショイグ:ロシア海軍の為の2隻のフリゲートと2隻の大型揚陸艦が4月23日に起工される】
モスクワ、4月9日/タス通信

ロシア海軍の為の2隻のプロジェクト22350フリゲートと2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦が4月23日にサンクトペテルブルク及びカリーニングラード造船所で起工される。
火曜日、ロシア連邦国防省のトップ、セルゲイ・ショイグは発表した。

「4月23日、発注分の遠海ゾーン艦~2隻のプロジェクト22350フリゲートがサンクトペテルブルクの造船工場『北方造船所』で、そして2隻の
プロジェクト11711大型揚陸艦がカリーニングラードの造船工場『ヤンターリ』で起工されます」

彼は、軍当局のセレクト会議において話した。

「同時に『北方造船所』では、プロジェクト20386コルベットの大規模船体ブロックの接合が行なわれます。
これは、ロシア海軍の戦闘ブリッグ"メルクーリイ"の5月の偉業達成190周年に敬意を表して命名されます」
国防相
は付け加えた。
彼は、フリゲート揚陸艦「2025年までに海軍への加入が計画されている」事を明らかにした。

現在、ロシア海軍には、ただ1隻のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)のみが配備されており、それは2018年7月に就役した。
軍は2019年12月に同型の2番艦「アドミラル・カサトノフ」の受領を予定している。
『北方造船所』は、更に2隻のプロジェクト22350フリゲートを建造している。

2018年6月になって、海軍は、ようやく1隻のプロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」を受領した。
『ヤンターリ』造船所は、同型の「ピョートル・モルグノフ」を建造している。
造船工場の総取締役エドゥアルト・エフィーモフは、このシリーズの艦は継続されないと話したが、2018年12月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは、海軍は、更に2隻あるいは3隻のこのクラスの改良プロジェクト艦を受け取ると語った。



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ロシア海軍の為の1等多目的フリゲート・プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク『北方造船所』で4隻が起工され、1番艦は2018年7月28日に就役しました。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥ゴルシコフ)(艦番号454)は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ引き渡されました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
その後、2019年2月末からは遠距離航海を行なっています。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-)]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」(海軍元帥カサトノフ)(艦番号431)は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水し、2018年12月下旬から洋上試験が始まりました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年12月に予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工されました。

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥イサコフ)は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

3番艦と4番艦は、ガスタービンエンジンの供給が大幅に遅延した為、建造も遅延しています。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦のガスタービンエンジンはロシア国内で製造されている]

3番艦は2021年末、4番艦は2022年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート3番艦と4番艦は2021年末と2022年末にロシア海軍へ引き渡される]

建造が4番艦でストップしているプロジェクト22350ですが、以前から、更に少なくとも2隻の追加建造が検討されています。
[ロシア海軍の為の更なる2隻のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートが2019年に起工される]


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プロジェクト11711大型揚陸艦は、カリーニングラード市沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造されています。

1番艦「イワン・グレン」(2004年12月24日起工/2012年5月18日進水)は2018年6月20日に就役し、10月22日には配備先の北方艦隊基地へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2番艦「ピョートル・モルグノフ」(2015年6月11日起工/2018年5月25日進水)は、2019年の就役が予定されています。
[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

以前にはプロジェクト11711の建造は2隻で終了する予定でしたが、一変して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]


そして2019年4月23日、2隻のプロジェクト22350フリゲートと2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦『北方造船所』及び沿バルト造船工場『ヤンターリ』で一斉に起工される事になりました。


2019年2月下旬、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、連邦教書演説中、近い内に5隻の遠海ゾーン水上艦が起工されると述べました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の開発は滞りなく進んでいる]
これは、4月23日に起工される4隻を指していたようです。

2020年以降、毎年2~3隻の原子力潜水艦がロシア海軍へ引き渡される

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『タス通信』より
2019年3月20日19時16分配信
【『統合造船業営団』は2020年から毎年2~3隻の原子力潜水艦を引き渡す】
クビンカ/モスクワ州、3月20日/タス通信

『統合造船業営団』は2020年から、ソヴィエト時代の造船ペースを上回る毎年2~3隻の原子力潜水艦ロシア海軍への引き渡しを始める。
水曜日、営団総裁アレクセイ・ラフマノフ『愛国者』公園での『統合造船業営団』科学-業務代表者会議において述べた。

「『北方機械製造事業』へ来る総発注は、既にソヴィエト時代すら超えております。
来年(2020年)からは、毎年2~3隻の潜水艦を御引き渡し致します」
ラフマノフ
は話し、これは原子力潜水艦についての事であると説明した。

以前、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、今年(2019年)、ロシア海軍へ2隻の原子力潜水艦と1隻のディーゼル潜水艦が補充されると述べた。



現在、セヴェロドヴィンスク造船所『北方機械製造事業』(セヴマシュ)は、ロシア海軍向けの複数のタイプの原子力潜水艦を建造しています。

プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中巡洋艦:「クニャージ・ウラジーミル」(2012年7月30日起工/2017年11月17日進水)、「クニャージ・オレグ」(2014年7月27日起工)、「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」(2014年12月26日起工)、「インペラートル・アレクサンドルIII」(2015年12月18日起工)、「クニャージ・ポジャールスキー」(2016年12月23日起工)
[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

プロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦:「カザン」(2009年7月24日起工/2017年3月31日進水)、「ノヴォシビルスク」(2013年7月26日起工)、「クラスノヤルスク」(2014年7月27日起工)、「アルハンゲリスク」(2015年3月19日起工)、「ペルミ」(2016年7月29日起工)、「ウリヤノフスク」(2017年7月28日起工)
[プロジェクト885ヤーセン原子力水中巡洋艦]

プロジェクト09852原子力調査潜水艦「ベルゴロド」(2012年12月20日再起工)
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドはスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドンを搭載する]

プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」(2014年7月27日起工)
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]


この内、2019年には、「クニャージ・ウラジーミル」「カザン」ロシア海軍へ引き渡されます。
[第4のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

そして2020年以降のロシア海軍への原子力潜水艦の引き渡しスケジュールは、おそらく、以下のようになるでしょう。

2020年:「クニャージ・オレグ」(955A)、「ノヴォシビルスク」(885M)、ベルゴロド(09852)
2021年:「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」(955A)、「クラスノヤルスク」(885M)
2022年:「インペラートル・アレクサンドルIII」(955A)、「アルハンゲリスク」(885M)、「ハバロフスク」(09851)
2023年:「クニャージ・ポジャールスキー」(955A)、「ペルミ」(885M)、「ウリヤノフスク」(885M)


その後は、プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中巡洋艦が追加発注され、そして第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の建造が始まります。
[ロシア海軍の第4世代戦略原子力潜水艦ボレイ級シリーズは10隻に増加する]
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]