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2021年5月初頭にロシア海軍の為のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2隻、プロジェクト20380コルベット2隻、プロジェクト06363潜水艦2隻が起工される

『タス通信』より
2021年4月27日9時5分配信
【ロシアは『勝利の日』の機会に6隻の艦及び潜水艦を起工する】
モスクワ、4月27日/タス通信

ロシアの造船業は、6隻の及び潜水艦の起工で『勝利の日』を祝う。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「5月初頭に2隻のプロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦、2隻のプロジェクト20380コルベット、2隻のプロジェクト636.3潜水艦が起工されます」
彼は説明した。

対談者によると、2隻の戦略用途水中巡洋艦『セヴマシュ』で、2隻のコルベットアムール造船工場で、2隻のプロジェクト「ワルシャワンカ」潜水艦『アドミラルティ造船所』(全て『統合造船業営団』系列の加入企業)での起工が予定されている。
起工の正確な日時は未だ決まっていない。

『セヴマシュ』では水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」「クニャージ・ポチョムキン」『アドミラルティ造船所』では潜水艦「モジャイスク」「ヤクーツク」(太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト636.3潜水艦の5隻目と6隻目)が起工される。
起工が予定されているコルベットの名前は、未だ分かっていない。

『統合造船業営団』及び所属企業の広報サービスは、この情報にコメントしなかった。



プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」「クニャージ・ポチョムキン」は、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で2021年の起工が予定されています。
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[ロシア海軍の為のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイとクニャージ・ポチョムキンは2021年に起工される]

2020年12月中旬には、太平洋艦隊向けの新たなプロジェクト20380コルベット2隻の建造計画が締結されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の4隻のプロジェクト20385コルベットと2隻のプロジェクト20380コルベットの建造契約が締結された]
この2隻は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で起工されます。
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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦「モジャイスク」「ヤクーツク」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2021年の起工が予定されています。
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[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦モジャイスクとヤクーツクは2021年に起工される]

今回の「造船業界の匿名希望の情報提供者」によると、この6隻は、5月9日の『勝利の日』(大祖国戦争の戦勝記念日)に合わせ、2021年5月初頭に起工されるとの事です。
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ロシアのルビーン海洋技術中央設計局は潜航哨戒艦ストラーシュ(守護者)を設計した

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『タス通信』より
2021年4月12日16時26分配信
【中央設計局『ルビーン』はロシア初の潜航哨戒艦「ストラーシュ」を開発した】
モスクワ、4月12日/タス通信

中央設計局『ルビーン』(『統合造船業営団』へ加入)は、外国の発注者の為に意図されているロシアで初めての潜航哨戒艦を開発した。
『タス通信』中央設計局の広報サービスより伝えられた。

「『ルビーン』は、潜水艦と水上哨戒艦の長所を組み合わせた潜航哨戒艦の最初のモデルを提示します」
同社は話した。
プロジェクトは「ストラーシュ」(守護者)の名を受け、BOSS(Border and Offshore Submersible Sentry)の名で世界市場へ出される事を中央設計局は指摘した。

「世界市場における哨戒艦の価格は比較的安価であり、予算が少ない国でも受け入れられます。
密漁及び他の経済的犯罪を防ぐ事で運用は元が取れます。
このタイプの艦は多機能であり、保護の為、更には救助船や研究船としても使用できます」

広報サービスは通知した。

同社が指摘したように、『ルビーン』の艦を選択する際、機器は、水上艦及び航空機の為のシステムを含め、量産され、商業的な裏付けの在る既存のモデルへ出来る限り合わせる。

水中位置では、艦へ2つの利点を同時に与える:隠密裏に侵入者の監視を行ない、哨戒を中止せずに悪天候条件から逃れる可能性を。
「潜航艦は、模範的な潜水艦としても使用できます~偵察や他の任務の為に。
潜航哨戒艦は、同様の水上艦よりも、陸棚の調査能力が高くなります。
これは更に、将来の模範的な潜水艦の購入の為の乗組員とインフラストラクチュアを準備する為の安価な練習手段としても使えます」

広報サービスは付け加えた。

中央設計局『ルビーン』は、原子力潜水艦及び通常動力潜水艦の作成における世界的なリーダーの1つであり、ロシア最大の海洋技術設計局である。

ロシア海軍の戦略原子力潜水艦ボレイ-A級の為の新たな外部ゴム被覆材の生産が始まる

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『タス通信』より
2021年3月25日21時52分配信
【『ロステック』はプロジェクト「ボレイ-A」潜水艦の為の新たな水中音響被覆材の生産を開始する】
チェボクサルイ、3月25日/タス通信

『V.I.チャパエフ記念チェボクサルイ生産合同』(国営法人『ロステック』『テクノダイナミック』加入企業)は、戦略原子力潜水艦「ボレイ-A」の為の近代化された水中音響被覆材の生産を5月に開始する。
同社のゴム技術製造担当副総取締役セルゲイ・サンダロフは報道陣へ伝えた。

「プロジェクト"ボレイ-A"及び"ヤーセン"潜水艦の為に、2つの新たな特殊被覆材が開発されました。
ヤーセンの為の被覆材は、2014年から製造へ導入されました。
ボレイ-Aの為の近代化された被覆材は、現在、製造に就いており、始動時期は2021年5月です」

彼は話した。

ロシア潜水艦外部ゴム被覆材は、その可視性の低減の為に意図されており、自身の騒音や外部水中音響信号の効果的な抑制を可能にする。

サンダロフは、潜水艦被覆材は、重量80kgまでのの個々の平板から構成されていると説明した。
各々の平板は、複数のゴム層から成り、音響波を吸収する為の特別な部分が含まれている。
平板は、充填密閉剤の呪力により潜水艦の軽量船体(外部船体)の外へ接着され、ネジ(ロックリング)で補完固定される。
その後、塗料が塗られる。

『V.I.チャパエフ記念チェボクサルイ生産合同』は、完全な技術サイクルで全てのタイプの国内潜水艦の為の水中音響被覆材を生産するロシア唯一の企業である。
潜水艦の為の被覆材の製造は、1968年に創設された。
2003年から2020年まで、第4世代及び第4+世代の潜水艦の為の水中音響被覆材を生産する為の完全な近代化が行なわれた。
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セヴェロドヴィンスク造船所(セヴマシュ)はロシア海軍の原子力潜水艦にポリマー材を使用する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年2月9日14時20分配信
【『セヴマシュ』は原子力潜水艦の建造への複合材料の使用を見い出した】

『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)は、原子力潜水艦を建造する際の複合ポリマー材料の使用を習得した。
2月9日・火曜日に同社広報サービスが伝えたように、これは、重量100トン以上の機器を備えたブロックゾーンの設置の際に使用される。


同社の計画設計局のエンジニアは、固定ユニットの設計及び原子力潜水艦の基礎へ機器を備えた場所を設置する技術を改善した。
伝統的に使用されている鋼鉄の均一下敷の代わりに、彼らは複合ポリマー材料の使用を提示した。

『セヴマシュ』の代理人が指摘したように、以前、この技術は、基礎規範及び水中造船の経験が欠けていたが故に使用されなかった。
彼らは、ポリマー材料の重要な長所として、ポリマーの音響振動の減少が鋼鉄の3倍である事が示されたと言った。
これにより、原子力潜水艦にとって特に切実な振動機器を据え付ける為、より良い材料となる。

実験作業は、実験室の条件下で、直接に原子力潜水艦の窮屈な場所で行なわれた。
『セヴマシュ』は、国防省及び造船・艦船修理技術センターの専門家から必要な意見を受け取った。
新たな材料の使用は、設計組織により支援される。

『セヴマシュ』の専門家の計算によると、建造中の原子力潜水艦へのポリマー補正器の使用は、8000万ルーブル以上の節約を可能にする。
ポリマーの使用は資金と人件費を著しく削減し、その品質と信頼性は維持されると造船所広報サービスは指摘した。

『セヴマシュ』は、ロシア海軍の為の原子力潜水艦の2つのシリーズ:プロジェクト885/885M(コード名「ヤーセン/ヤーセン-M」)多目的潜水艦と、プロジェクト955/955A(コード名「ボレイ/ボレイ-A」)戦略ロケット艦を建造している事が想い起こされる。
更に造船所では、2隻の特殊用途原子力潜水艦プロジェクト09852「ベルゴロド」プロジェクト09851「ハバロフスク」の建造が続けられている。

サンクトペテルブルクの北方造船所の新たな乾ドックは2022年以降に稼働する

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『タス通信』より
2021年2月6日0時9分配信
【『北方造船所』は近い内に5隻の艦船の引き渡しを予定している】
モスクワ、2月5日/タス通信

『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、近い内に発注者へ5隻の艦船の引き渡しを予定している。
『タス通信』は同社の総取締役イーゴリ・オルロフより伝えられた。

「2020年に私共は2隻の艦を国防省へ御引き渡し致しました。
先ず3隻の漁師(漁船)、2隻の戦闘艦を」

彼は、近い将来の同社の引き渡し計画についての質問に答え、説明した。

国家防衛発注ラインにおいて『北方造船所』は、特に、プロジェクト22350フリゲートと、同番号の近代化プロジェクト、更にはプロジェクト20385コルベットを建造する。

現在、ロシア海軍には2隻のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」及び「アドミラル・カサトノフ」が引き渡されている。
更に、近代化プロジェクト2隻を含む4隻が建造されている。

『北方造船所』プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」を建造した。
もう1隻の同プロジェクト艦の建造が進められている。

[新たな船台]
オルロフ
は、『北方造船所』大洋ゾーン艦の建造の為の新たな船台を2022年に受け取ると述べた。

「2021年に建設の完了が計画されており、引き渡しは2022年です」
彼は話した。

彼の判断によると、新たな造船台の建造作業はスケジュールに沿って進んでいる。
幅50メートル以上、全長240メートルの造船台が2ヶ所建造される。
そこには、『統合造船業営団』及び発注者から与えられた課題により建造される艦船を据える事が出来る。

新たな船台は、プロジェクト22350Mフリゲートの建造の為に使用される予定である。

[プロジェクト22350フリゲートのトップ]
オルロフ
によると、『北方造船所』プロジェクト22350フリゲートのトップを起工する日時は、未だ設定されていない。

「フリゲートのトップを起工する日時は、未だ設定されていません。
サンクトペテルブルクの『北方計画設計局』は、新たな将来遠海ゾーン艦の作業に従事しています」

彼は話した。

以前、『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフは、近代化の後に『北方造船所』近代化プロジェクト22350Mフリゲートの建造に着手すると述べた。
彼によると、これは更により強力かつ良好な武装を持つ。
トップ艦の開発及び建造の国家契約へ署名されたと彼は付け加えた。

未確認の公開情報によると、プロジェクト22350Mフリゲートは、8基の汎用艦載射撃複合体の搭載が可能であり、64基のミサイル:「カリブル-NK」或いは「オーニクス」、そして将来的には極超音速の「ツィルコン」を持つ。



【『北方造船所』公式サイト】

サンクトペテルブルク『北方造船所』は、1912年11月14日に創立されました。
当初は『プチロフ造船所』という名前でしたが、1922年に『北方造船所』と改名されました。

1934年には『A.A.ジダーノフ記念造船工場』(第190工場)と改名されましたが、1989年には『北方造船所』に戻され、現在に至っています。

『北方造船所』(当初は『プチロフ造船所』)が最初に建造した船は、今もロシア海軍で現役に留まっている救助船「コムーナ」です。
(1912年11月12日起工、1913年11月17日進水、1915年7月14日就役、就役時の船名は「ヴォルホフ」)
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操業開始以来、主に駆逐艦クラスの水上戦闘艦を建造してきました。

特に、プロジェクト1134ロケット巡洋艦、プロジェクト1134A大型対潜艦、プロジェクト956戦隊水雷艦(駆逐艦)は、『北方造船所』のみで建造されました。

プロジェクト1134ロケット巡洋艦:1967年~1969年に4隻建造
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プロジェクト1134A大型対潜艦:1969年~1977年に10隻建造
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プロジェクト956戦隊水雷艦(駆逐艦):1980年~1993年に17隻建造(この他、中国海軍向けとして改型2隻を含む4隻建造)
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21世紀に入ってからは、ロシア海軍新世代水上戦闘艦プロジェクト20380コルベットプロジェクト20385コルベットプロジェクト20386コルベットプロジェクト22350フリゲート~を建造しています。

これまでに通常動力艦のみを建造してきた『北方造船所』ですが、2012年2月には、原子力推進艦を建造できる認可をロシア連邦政府から得ました。
[サンクトペテルブルク北方造船所は、原子力艦の建造を準備する]

これは、将来の原子力駆逐艦「リデル」の建造を見据えた措置です。

しかし、『北方造船所』の乾ドックのサイズは全長170メートル、幅20メートルであり、全長200メートル以上の「リデル」を建造するのは不可能です。

そこで、新たに、より大型の乾ドックが建設される事になりました。
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この大型乾ドックは2021年末までの完成が予定されています。

新たな大型乾ドックの完成後、先ずプロジェクト22350の拡大発展型であるプロジェクト22350Mフリゲートを建造し、その後に「リデル」が建造される事になります。

更には新世代原子力航空母艦の建造への参画(船体の一部の建造)も可能になります。

セヴェロドヴィンスク造船所セヴマシュはブロック-モジュール建造方式の導入によりロシア海軍の新世代原子力潜水艦の建造期間を18ヶ月短縮できる

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『タス通信』より
2021年1月19日16時5分配信
【『セヴマシュ』は原子力潜水艦の建造期間を短縮する】
モスクワ、1月19日/タス通信

生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ、『統合造船業営団』へ加入)は、新たなブロック-モジュール方式を用いる事により原子力潜水艦の建造期間を短縮する。
火曜日に同社広報サービスは発表した。

「『セヴマシュ』で定着するブロック-モジュール方式は、造船台での原子力潜水艦の建造期間の18ヶ月の短縮を可能にします。
原子力潜水艦の作成における新たな技術の使用は、更に、高度な準備状態の大型ブロック-モジュールから潜水艦の船体を組み立てる事により、作業の質を高め、労働量の減少を可能にします」

広報サービスは伝えた。

同社が伝えたように、新たな方式は、総取締役ミハイル・ブドニチェンコの監督下で。中央設計局『マラヒート』及び『ルビーン』、更に造船・造修技術センターと合同で同社の専門家が開発した。

『セヴマシュ』の特殊プロジェクト及び兵器計画設計局の総技術チーフ、アレクサンドル・スピリドノフは、同社が更に「デジタルモデル、新たな非破壊検査方法、『正確な形状』で艦の構造を製造する技術に基づく先進自動制御設計システムの導入」を計画していると述べた。
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これに加え、『セヴマシュ』の課題には、潜水艦の主船体の水圧試験の過程の変更が含まれる~造船台から専門セクションへの試験の移管、更には、原子力潜水艦の技術モジュールと、機器、システム、ケーブル線で満たされた機能モジュールの並行製造の組織化。

『セヴマシュ』は、ロシア最大の造船企業の1つである。


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現在、セヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』は、ロシア海軍第4世代原子力潜水艦2タイプを建造しています。

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[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

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[プロジェクト885ヤーセン原子力水中巡洋艦]

これらの原潜は、第3世代原子力潜水艦(プロジェクト941重戦略用途原子力水中巡洋艦、プロジェクト949/949A原子力水中巡洋艦、プロジェクト971原子力巡洋潜水艦、プロジェクト945/945A原子力大型潜水艦)の建造の際に導入された方式(つまり1980年代に導入された方式)により建造されています。

しかし、現行の建造方法は時間が掛かり過ぎるので、新たなブロック-モジュール建造方式の準備が進められています。
[セヴェロドヴィンスク造船所セヴマシュはロシア海軍の新世代原子力潜水艦建造の為の新技術の導入の準備を進めている]

ブロック-モジュール建造方式は、今後建造されるモジュール構造(基本形の攻撃原潜にミサイル区画を挿入すればミサイル原潜となる)の第5世代原子力潜水艦「ハスキー」(ライカ)で使用される事になるようです。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]

ロシア海軍及び他国海軍は40年間(1980年~2020年)で計71隻のキロ級潜水艦を受け取った

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『タス通信』より
2020年12月31日6時2分配信
【ロシア連邦海軍及び外国の顧客は40年間で71隻の潜水艦ワルシャワンカを受け取った】
モスクワ、12月31日/タス通信

ロシア海軍と外国の顧客は、この40年間に製造された71隻のプロジェクト877及び636(コード名「ワルシャワンカ」)ディーゼルエレクトリック潜水艦を受け取った。
『タス通信』海洋工学中央設計局『ルビーン』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスより伝えられた。

「この40年間で71隻のプロジェクト877及び636潜水艦が建造され、これらは全て契約で定められた時期に御客様へ御引き渡し致しました。
プロジェクト877及び636の輸出ヴァージョンは、計8ヶ国の海軍へ供給いたしました」

広報サービスは話した。

12月31日、最初の「ワルシャワンカ」プロジェクト877潜水艦のトップが海軍へ引き渡されてから40周年を迎える。
『ルビーン』が指摘したように「20世紀末から21世紀初頭に掛けて世界で最も成功した通常動力水中造船の1つとなるシリーズが始まりました」
インド海軍の為のプロジェクト877EKM艦シリーズは、ミサイル複合体「クラブ-S」を受け取った。

プロジェクト877潜水艦と、その近代化ヴァージョンのプロジェクト636は、最新の技術的解決策を実現している。
「これら2つのプロジェクトの作成は、プロジェクト641、685(コムソモーレツ)、877、636、677(ラーダ)潜水艦の設計主任ユーリー・コルミリツィンにより主導されました。
国家発注により与えられた課題は、対決場面で敵を超える第3世代通常動力潜水艦の作成でした:低騒音、強力な水中音響複合体と効果的な兵装が実現しました」

同社広報サービスは強調した。

プロジェクト877/636潜水艦は、ロシアで最も静粛な潜水艦であり、それは騒々しい動力装置が無く、流線形状と船体の特殊水中音響被覆により説明される。
西側からは、このクラスの潜水艦の隠密性の為に「ブラックホール」の名を受けた。
このシリーズの潜水艦は、水中及び水上艦へ対抗でき、海軍基地、沿岸、海上交通線の保護の為に意図されている。



海洋工学中央設計局『ルビーン』公式サイトより
【プロジェクト877】
【プロジェクト877E/EKM】
【プロジェクト636】

プロジェクト877/636潜水艦シリーズは、大きく分けてソ連/ロシア海軍向けの877、輸出ヴァージョンの877E/877KM/877EKM/08773、その改良型の636/636M/063631、それを更に改良したロシア海軍向けの06363が有ります。
世界的には、NATOコード名「キロ」級の方が良く知られています。

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト877系列】
【プロジェクト636系列】

今回の記事の71隻(1980年12月31日から2020年末までに就役した艦)の内訳は、以下の通りです。
なお、これら全てが今も現役に留まっているわけでは無く、一部の艦は既に退役しています。

ソ連/ロシア877×24隻06363×8隻
インド877KM×9隻、08773×1隻
ポーランド877E×1隻
ルーマニア877E×1隻
イラン877EKM×3隻
アルジェリア877EKM×2隻636M×2隻、063631×2隻
中国877EKM×2隻、636×2隻、636M×8隻
ベトナム063631×6隻

71隻と言うのは2020年12月31日の時点で就役している潜水艦であり、今後、ロシア海軍向けの06363が5隻就役します。
[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
[ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦1隻とラーダ級潜水艦1隻の建造契約が締結された]

セヴェロドヴィンスク造船所で建造されている特殊用途原子力潜水艦ベルゴロド、原子力水中巡洋艦カザンとノヴォシビルスク、戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年にロシア海軍へ就役する


『タス通信』より
2020年12月24日14時21分配信
【無人機「ポセイドン」搭載原子力潜水艦「ベルゴロド」は2021年に海軍へ引き渡される】
モスクワ、12月24日/タス通信

原子力水中無人機「ポセイドン」搭載潜水艦「ベルゴロド」と、2隻のプロジェクト「ヤーセン-M」潜水艦「カザン」及び「ノヴォシビルスク」ロシア海軍への引き渡しは、2021年に延期された。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「2020年末までに海軍は、原子力水中無人機ポセイドンを搭載するプロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドと、プロジェクト885M"ヤーセン-M"多目的原子力潜水艦カザン及びノヴォシビルスクを受け取る予定でした。
ですが、その引き渡し時期は、来年に延期されました」

対談者は話した。

他の造船分野の情報提供者は、この情報を確認した。
彼によると、この3隻の原子力潜水艦、更にプロジェクト955A(ボレイ-A)戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」海軍への引き渡しが来年に延期されたのは、主として潜水艦を建造する『セヴマシュ』に依る一連の理由が引き起こしたものである。
同社は、計画された試験プログラムを設定時期に実行できなかった。

[潜水艦の引き渡し]
「ボレイ-A」原子力潜水艦「クニャージ・オレグ」
は、2021年にロシア連邦海軍へ補充される。
軍当局の最終会議において国防相セルゲイ・ショイグは述べた。
以前、潜水艦は2020年の引き渡しが計画されていた。

『タス通信』は、生産合同『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)から公式コメントを得られなかった。

特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」は、2019年4月23日に造船台から出渠した。
その海軍への引き渡しは、無人水中装置「ポセイドン」の受け入れが2021年になるのにも関わらず、2020年末に予定されていた。

ロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力潜水艦のトップ「カザン」は、2017年3月21日に進水した。
その海軍への引き渡し時期は、一度ならず延期された。
以前、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、潜水艦海軍への引き渡しは2020年に計画されていると述べた。
12月9日、新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将は、潜水艦は年末までに全ての国家試験を完了すると述べた。

プロジェクト885M潜水艦の最初の生産艦「ノヴォシビルスク」は、2019年12月25日に進水した。
同艦も又、ロシア海軍への加入は2020年末に予定されていた。



プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになり、2012年12月20日に原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、改めて『セヴマシュ』で「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」の搭載母艦としての役割も果たします。
[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」は2020年にロシア海軍への引き渡しが予定されていましたが、同年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました。
[特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2020年6月に洋上試験を開始し、同年9月にロシア海軍へ引き渡される]


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]

2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

2018年9月24日から洋上試験が始まりました。


当初、「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2019年12月末に予定されていましたが、航行試験の結果、幾つかの不具合が発覚した為、翌2020年に延期されました。

しかし、2020年12月下旬になっても洋上試験は完了せず、引き渡しは2021年に延期される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンは白海で再び超音速対艦ミサイル"オーニクス"を発射した


プロジェクト885原子力水中巡洋艦「ヤーセン」シリーズの3番艦K-573「ノヴォシビルスク」(プロジェクト885M「ヤーセン-M」としては2隻目)は、2013年7月26日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所で起工されました。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]



2019年12月25日に『セヴマシュ』の造船台から出渠し、進水しました。

[ロシア海軍のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクはセヴェロドヴィンスクで進水した]

「ノヴォシビルスク」ロシア海軍への引き渡しは2020年末に予定されていましたが、同年中に洋上試験を開始する事すら実現できず、引き渡しは2021年に延期される事になりました。
[ヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクは2020年にロシア海軍へ引き渡される]


ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」シリーズの5番艦「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては2番艦)
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]

2020年7月16日に『セヴマシュ』造船台から出渠し、進水しました。

[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは進水した]

「クニャージ・オレグ」ロシア海軍への引き渡しも、2020年12月末に予定されていましたが、同年中には艤装工事を終える事すら出来ず、引き渡しは翌2021年に延期される事になりました。
[ボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは2020年12月にロシア海軍へ就役する]

ルビーン設計局はロシア海軍の第5世代戦略原子力潜水艦と第5世代通常動力潜水艦(カリーナ)の開発作業を進めている


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年12月6日10時16分配信
【中央設計局『ルビーン』は新たな戦略ロケット艦及び通常動力潜水艦の開発に着手している】
モスクワ、12月6日、インタファクス

海洋工学中央設計局『ルビーン』は、新世代の戦略潜水艦及び通常動力潜水艦を作成する為の作業を開始している。
同社の総取締役イーゴリ・ヴィリニトは述べた。

「長い年月を経て我々の艦隊へ加入しなければならない新世代艦を作成する為の設計作業は始まっております。
これは、もはやボレイでは無く、ボレイ-Aでも無く、ラーダでも無く、これは、もはや次の艦であり、我々が今日において考えているものです」
ヴィリニト
テレビ局『ズヴェズダー』の番組『軍への納入品』で語った。

「これらは、戦略ロケット艦であり、そして通常動力潜水艦です」
海洋工学中央設計局『ルビーン』
総取締役は話した。

彼によると、現在、設計局「30~40年の期間を見込んでいる」

海洋工学中央設計局『ルビーン』は、水中造船の為の主要なロシア設計局であり、『統合造船業営団』へ加入している。



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海洋工学中央設計局『ルビーン』は、主にソ連/ロシア海軍戦略原子力潜水艦通常動力潜水艦の設計を手掛けています。

現在は、同局が設計した第4世代潜水艦の建造が進められています。

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プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦:3隻就役。

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プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中巡洋艦:1隻就役、4隻建造中。

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プロジェクト677「ラーダ」通常動力潜水艦:1隻就役、2隻建造中、3隻の建造契約締結。


そして更に、その次の世代、つまり第5世代の戦略原子力潜水艦及び通常動力潜水艦の開発作業も既に始まっています。

第5世代通常動力潜水艦は、プロジェクト777A「カリーナ」という名前で設計作業が進められています。

第5世代戦略原子力潜水艦に関しては、未だプロジェクト番号もコード名も明らかにされていませんが、既に2010年代前半から開発の予備作業は始まっています。
[ロシア第5世代原子力潜水艦は2030年以降に建造される]
[ロシアは第5世代潜水艦の設計作業を始めている]

セヴェロドヴィンスク造船所セヴマシュはロシア海軍の新世代原子力潜水艦建造の為の新技術の導入の準備を進めている

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『タス通信』より
2020年10月9日19時11分配信
【『セヴマシュ』は新たな原子力潜水艦建造技術を導入する】
タス通信、10月9日

『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)は、原子力潜水艦建造のブロック-モジュール技術の導入を準備している。
同社広報サービスは通知した。

「この技術は、機器で満たされた大型ブロックから艦を組み立てる方法です」
同社の声明では、こう述べられており、ブロック-モジュール技術の使用は、原子力潜水艦の建造の労働力及び期間の削減を可能にする。

現在、生産現場では、第3世代原子力潜水艦の建造期間中に導入されたモジュール-ユニット方式が使用されている。
用意されたが、未だ試験を経ていない将来の原子力潜水艦のブロックセクションは、この方式によると、船体溶接製造所から造船台へ受け入れられ、更に、これらからブロックが形成され、その後で水圧試験段階を経過する。
その完了後、セクションは再び切断される。
この技術は、艦の建造期間を引き延ばす、
ブロック-モジュール技術の使用は、造船台での期間を短縮するのみならず、造船台から専門作業所へ大量の作業を移す事による費用の削減も計画されている。

「2016年、『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコの指導下で、創意に富んだ新たな原子力潜水艦建造技術の研究が始まりました」
プロジェクトの指導者アレクサンドル・スピリドノフは指摘した。
作成された作業グループには、水中艦の設計者も参加した。
『統合造船業営団』の公開プロジェクトの枠組みでブロック-モジュール方式は作成され、この技術を用いた新世代潜水艦の建造へと移行する。

生産現場では、新たな艦の建造方式を導入する為、新たなインフラストラクチュアが作成され、生産設備は近代化される。
更に、機器及びサービスを供給する新たなロジスティックが構築される。
ブロック-モジュール方式導入プロジェクトは、現在、開発段階に在り、系列部門で討議されている。
『セヴマシュ』は、将来、この技術を水中造船で使用する最初の企業となるだろう。



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現在、セヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』は、ロシア海軍第4世代原子力潜水艦2タイプを建造しています。

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[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

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[プロジェクト885ヤーセン原子力水中巡洋艦]

これらの原潜は、第3世代原子力潜水艦(プロジェクト941重戦略用途原子力水中巡洋艦、プロジェクト949/949A原子力水中巡洋艦、プロジェクト971原子力巡洋潜水艦、プロジェクト945/945A原子力大型潜水艦)の建造の際に導入された方式(つまり1980年代に導入された方式)により建造されています。

しかし、現行の建造方法は時間が掛かり過ぎるので、新たなブロック-モジュール建造方式の準備が進められています。

ブロック-モジュール建造方式は、今後建造されるモジュール構造(基本形の攻撃原潜にミサイル区画を挿入すればミサイル原潜となる)の第5世代原子力潜水艦「ハスキー」(ライカ)で使用される事になるようです。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]