クリロフ国立研究センターはロシア海軍の新型艦の為の風洞及び水槽試験を行なっている

17-0604d.jpg
17-0604c.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給部発表
2017年6月2日0時0分配信
【ロシア海軍の為の新世代戦闘艦の作成には独自の技術が用いられている】

造船プログラムの枠組みにおけるロシア海軍の為の新世代戦闘艦の作成と設計には、『クリロフ国立研究センター』(サンクトペテルブルク)の新たな技術が用いられている。

特に、将来戦闘艦の大規模スケールモデルの空気力学試験の為、『クリロフセンター』はユニークな風洞空気力学設備を開発している。

空気力学試験は、海軍将来艦及び個々の施設と駐留インフラストラクチュアの風荷重と空力弾性の安定性の確定と、設計段階で作られたこれらのパラメータの評価を可能にし、艦の設計に必要な変更をタイムリーに加え、なおかつ、将来的に海軍支援船の建造後の段階で大きな労力と費用の掛かる改正を避ける事を可能にする。

これとは別に、風洞空気力学設備の助力による試験は、その艦上に海軍航空隊を載せる事が可能な様々なクラスの戦闘艦の設計にも必要である。

『クリロフセンター』風洞空気力学設備は、最先端科学技術と自前の空気力学研究室での長年に渡る作業の経験から実現した。
これは、空気の境界層のシミュレートと、大規模な模型試験における良質な詳細な検討、風荷重の判定精度の著しい向上を可能にするロシアで唯一の設備である。

更に、ロシア海軍の大きな排水量の将来戦闘艦の殆ど全てのクラスのモデルは、『クリロフセンター』の世界最大の深水槽(水槽は、全長600m及び670mの2つの部分から成る)で試験が実施される。
水槽は、水上艦(船)及び潜水艦の深海及び表面付近の条件下での曳航及び自走試験の為、更には、スクリュー推進軸及び個々の推進複合体の試験の為に意図されている。
それと同時に、深水槽は、ポリマー添加剤を使用する事により、自然条件下での将来艦の船体を覆う水流をシミュレートできる。

浅い吃水を有する海軍将来艦船のモデルの試験の為には、荒波の条件を作成できる浅水槽が使用される。

ロシア海軍の為の砕氷クラスの戦闘艦北極圏砕氷哨戒艦の建造開始に関連し、北極で使用する為の将来モデルと設計された艦船は、『クリロフセンター』の正確に結氷条件下での運航を正確に再現する事が可能な100mの氷水槽で試験が行なわれる。
氷水槽は、工学施設との連携プロセスによる最大限の可視化の性質を有する。
この為、水槽の底には、下からの映像と写真の撮影が可能な大きな観測窓が内蔵されている。
また、水槽の両側には2つの観測回廊が有る:1つは上方からモデルの動きを直接観察する為、もう1つは水面の横から。
このように、海軍総司令部の要望に沿った砕氷クラスの将来戦闘艦は、既に設計段階に在り、艦船の船体の全体的な氷荷重の計算を行なう事を可能にし、氷荷重を低減する技術を開発し、ロシア海軍砕氷船及び砕氷クラスの艦の船体の設計技術を効果的に向上させる事が出来る。

現在、風洞空気力学設備、深水槽氷水槽では、既に海軍の為に設計された艦船の試験が行なわれている。



【『クリロフ国立研究センター』公式サイト】


今回のロシア海軍広報部発表で取り上げられている『クリロフ国立研究センター』は、ロシア海軍向けなどの艦船の形状を研究する機関であり、艦船設計局とは違います。

『クリロフ国立研究センター』には実験用の風洞や大型水槽などが有り、ここで模型を使って様々な艦船の形状の実験を行ない、今後建造されるロシア海軍の新型艦の大まかな外形を決定して艦船設計局へ提示し、設計局は、これを基にして実際に建造される艦の設計を行ないます。
いわば、『中央航空流体力学研究所』(ツアギ)の海上版とでもいうべき機関です。

『クリロフ国立研究センター』は実験結果を基にして次世代艦の大まかな形状を決め、概念設計案として仕上げます。
この概念設計案をベースにして艦船設計局が艦を設計します。
最近では、ロシア海軍次世代水上艦航空母艦駆逐艦汎用ヘリコプター揚陸艦概念設計案3タイプをを作成しています。

多目的重空母「シトルム」
23000E-2.jpg

駆逐艦「シクヴァル」
16-0907a.jpg

汎用揚陸艦「ラヴィーナ」
16-0909g.jpg

無論言うまでも無く、これらの概念設計案は、風洞や水槽などの実験施設での実験を重ねて作られたものです。
もちろん、復元性、耐航性、航洋性なども全て計算された上で作られています。


最近では、北極圏の結氷条件下での運用を前提にしたロシア海軍の新型艦船の為の各種試験を行なう機会が増えています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された]
[新世代砕氷船イリヤー・ムーロメツは2017年秋にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の新たな北極圏複合補給艦プロジェクト03183の開発は2018年までに完了する]
スポンサーサイト

ロシア海軍の将来艦の建造計画が中止される事は無い

16-0802a.jpg
『イズベスチヤ』より
2016年8月1日0時1分配信
【駆逐艦「リデル」はレーザー兵器及び電磁兵器を受け取るかもしれない】

海軍は将来艦の概要を形成する。

経済的困難にもかかわらず、海軍は戦闘艦の建造プログラムの削減を計画していない。
2050年までの期間が考慮されている次のプログラムは、リスト及び量は、同じ量のまま残され、最終決定は未だ下されていない。
『イズベスチヤ』は、海軍の日の前日にサンクトペテルブルク『クリロフ国立研究センター』を訪れた海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将より伝えられた。

「長期的プログラムを具現化する為の選択肢は幾つか存在しますが、海軍の建設に関する新たなプログラムについては、最高司令官の最終決定は未だ下されておりません」
ブルスク
は説明した。

同時に、の根本的利益は、多かれ少なかれ明確である:それは、将来原子力駆逐艦「リデル」航空母艦「シトルム」「ラヴィーナ」型大型揚陸ヘリコプター母艦の建造である。
新たな技術の導入:通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置、変換器及び電力蓄積、更には電気駆動への移行。

「これは、単なる模型や予備設計ではありません」
連邦単一企業『クリロフ研究センター』
執行取締役ミハイル・ザゴロドニコフは状況について『イズベスチヤ』へコメントした。
「これは本格的な開発作業です。
これら各々の為に、私共は、そのシステム、機器、兵装が如何なるものになるのか、正確に御話する事が出来ます。
例えば、揚陸ヘリコプター母艦の人員及び車輌を上陸させる為の装置などについて、どれだけの時間が掛かるのか。
これらの複雑な問題全てに関しては、発注者との詳細な検討及び協議を必要とします」


『クリロフセンター』が指摘したように、将来の艦隊は、今日に形成される。
最も重要なベクトルの1つは、非大気依存発電装置及び電気駆動への移行である。
最初の大気から「独立した」発電装置は、2~3年間での作成が計画されている。
その出現により、潜水艦は、ディーゼルエンジンを使用して移動する際、水上へ浮上する事は無い。
この事は、海中でのディーゼルエレクトリック潜水艦の隠密性及自立性の増大を可能にする。
最初のこのようなシステムは、今日において艦隊へ配備されているプロジェクト636.3「ワルシャワンカ」型潜水艦を代替する新たなプロジェクト677「ラーダ」潜水艦が受け取る事になる。

電気駆動は、新たな戦闘能力を有する艦を作成する事になる。
例えば、今日において、このような設備は全ての砕氷船に存在する。
『中央設計局アイスベルク』(連邦単一企業『クリロフ研究センター』へ含まれる)総取締役・設計主任アレクサンドル・ルイシコフ『イズベスチヤ』へ説明したように、この事は、「動力ライン」~主動力装置及び推進軸を接続する総合システム~無しでの艦の建造を可能にする。
これは電力節約のみならず、氷上で作業する際に、砕いた氷の破片に関連してスクリュー群とシステムを過負荷から保護する。

この技術の軍事的展望は、完全な電化低騒音潜水艦の作成である。
この技術の要素は、既にプロジェクト885「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦の建造で具現化した。
同プロジェクト潜水艦のトップ「セヴェロドヴィンスク」は、低速で事実上深海から消え去る事を可能にする補助電気推進装置を受け取った。
シリーズの6番艦「ペルミ」は、金曜日にセヴェロドヴィンスクで起工された。

水上造船分野において、このようなプロジェクトは新たな原子力駆逐艦プロジェクト23560「リデル」になる。
艦は「ステルス」概念の枠組みにおいて作られる:刻まれた船体ライン、上部構造物、全ての兵装は内部へ収納される。
国防次官ユーリー・ボリソフによると、原子力推進装置のお蔭で、艦は世界の大洋におけるロシア海軍の常時の存在を確保できるようになる。
今日において、このような艦は海軍に1隻のみである~重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」
「リデル」型系列の駆逐艦の自立行動期間は、乗組員の物理的な能力によってのみ制限される。

専門家が指摘するように、「リデル」の原子力推進装置の出力は、最新鋭のアメリカ駆逐艦ズムワルトに匹敵する。
原子炉の大電力は、アメリカの場合のように、新たな物理的原理で動作する将来艦載兵器の設置を可能にする。
例えば、レーザー或いは電磁砲(レールガン)

ヴィクトール・ブルスク中将によると、来年には新たな大型揚陸ヘリコプター母艦の設計が開始される。
この「ラヴィーナ」は、フランスの「ミストラル」のロシア版であり、艦は10数機の攻撃ヘリコプターKa-52K、60両の軽装甲車両及び少なくとも20~30両の主力戦車或いは他のプロジェクトを積載できる。
ブルスクは詳細は明らかにしなかった。
新たな航空母艦についての話でも同様である。

「プロジェクト"シトルム"の準備は出来ております」
同プロジェクトの主要開発者ワレンチン・ベロネンコ『イズベスチヤ』へ話した。
「しかしながら、建造期間が長期に渡るが故に、将来に海軍が直面する事になる技術的課題を考慮した作業が必要になります。
私共は、敵艦にとって『安全』なものを建造すべきではありませんので」



【『クリロフ国立研究センター』公式サイト】

記事のタイトルは原子力駆逐艦「リデル」級となっていますが、記事本文は、今後に建造されるロシア海軍の新世代艦についての概要です。


現在、ロシア海軍の為の第5世代通常撃動力潜水艦「カリーナ」の開発が進められています。
「カリーナ」級は、新開発の非大気依存発電装置(AIP):改質型燃料電池を標準装備します。
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の1番艦は2018年に起工される]
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の為の非大気依存発電装置(AIP)の開発は完了した]


記事中では電気推進についても触れられていますが、例えば、2016年6月10日に進水したロシア海軍の為の新型砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は電気推進を採用しています。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]

今後建造される砕氷哨戒艦プロジェクト23550も電気推進になります。
[新型砕氷哨戒艦プロジェクト23550の1番艦は2018年にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍最新鋭多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」にも補助電気推進装置が装備されています。


ロシア海軍の為の新世代原子力駆逐艦「リデル」の1番艦は2019年に起工されます。
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデル級の1番艦は2019年に起工される]

現在の所、「リデル」級へのレーザー兵器或いは電磁砲(レールガン)の搭載は計画されていませんが、原子力推進の「リデル」級ならば、大量の電力を必要とするこれらの兵器の搭載は充分に可能でしょう。


ロシア海軍は、フランスから導入する予定だった「ミストラル」級に代わる国産の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]

記事中に出てくる「ラヴィーナ」は、汎用揚陸ヘリコプター搭載艦の概念設計案ですが、これをベースにして実際に建造される艦の本格的な設計作業は来年(2017年)から始まります。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]


ロシア海軍将来原子力空母は2020年代の建造が計画されています。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]


現在の所、これらの新型艦の建造計画の中止は全く考えられていません。

特に、「ミストラル」に代わる「ラヴィーナ」は、就役後は太平洋艦隊へ配備される事になるでしょう。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]

新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される

16-0716c.jpg
『タス通信』より
2016年7月16日9時49分配信
【情報筋:原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」と「カザン」は2018年に海軍へ加わる】
モスクワ、7月16日/タス通信

プロジェクト955A戦略水中ロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」プロジェクト885M多目的原子力潜水艦「カザン」ロシア海軍への加入は、計画時期よりも1年遅い2018年になる。
タス通信ロシア防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

以前、この2隻の潜水艦の海軍への納入は2017年に予定されていた。

「原子力潜水艦プロジェクト955A(コード名「ボレイ-A」)クニャージ・ウラジーミルとプロジェクト885M(コード名「ヤーセン-M」)カザンは、契約履行時期が後へずれ、2018年に海軍へ引き渡される事になります」
対談者は話した。

情報提供者は、「カザン」の進水は今年12月、「クニャージ・ウラジーミル」は2017年3月になる事を明らかにした。

2019年には、海軍へ第2の「ボレイ-A」(「クニャージ・オレグ」)と第2の「ヤーセン-M」(「ノヴォシビルスク」)が補充され、2020年には2隻の「ボレイ」が受領される。
「第8のボレイと第7のヤーセンを海軍が受領するのは、それぞれ2021年と2023年になります」
対談者は話した。

情報提供者によると、全ての「ボレイ」「ヤーセン」は、北方艦隊太平洋艦隊との間で、ほぼ等分に分配される計画である。
「これらの各艦隊は、4隻のボレイを取得する事になっています。
北方艦隊は1隻の基本型と3隻の改善プロジェクトを、太平洋艦隊は2隻の基本プロジェクトと2隻の改善型を」

情報提供者は説明した。

北方では4隻の「ヤーセン」(1隻の基本プロジェクト-「セヴェロドヴィンスク」と3隻の改善型)が、極東では3隻の改善プロジェクト多目的潜水艦が勤務に就く。

『統合造船業営団』は、この情報へのコメントで、プロジェクト「ボレイ-A」潜水艦(トップ艦と4隻の生産艦)は2020年までの国家軍備プログラムに沿って建造されていると言った。
「国家契約で設定された時期に海軍へ引き渡されます」

営団は、現在、既に3隻のプロジェクト「ボレイ」原子力潜水艦が海軍へ引き渡されている事を想い起した。
第6のプロジェクト「ヤーセン-M」潜水艦の起工は2016年7月に計画されている事を営団の広報サービスは想い起した。


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦2番艦(プロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
14-1102b.jpg
[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]


プロジェクト955「ボレイ」級原子力戦略用途水中巡洋艦4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]


「カザン」「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

以前には、この2隻の新世代原潜は2017年にロシア海軍へ引き渡される予定であると伝えられていましたが、今回の記事によると、2018年に延期されたとの事です。

「カザン」は2016年12月に、「クニャージ・ウラジーミル」は2017年3月に進水します。

戦略原潜「ボレイ」級は8隻、多用途原潜「ヤーセン」級は7隻の調達が計画されていますが、これらの新世代原潜は、北方艦隊太平洋艦隊で半分ずつ分けられることになります。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ4隻の第4世代戦略原潜ボレイ級が配備される]

[プロジェクト955「ボレイ」/955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中巡洋艦]
「ユーリー・ドルゴルーキー」(955):1996年11月2日起工/2007年4月15日進水/2012年12月29日納入/2013年1月10日就役
「アレクサンドル・ネフスキー」(955):2004年3月19日起工/2010年12月6日進水/2013年12月23日就役
「ウラジーミル・モノマーフ」(955):2006年3月19日起工/2012年12月30日進水/2014年12月10日納入/2014年12月19日就役
「クニャージ・ウラジーミル」(955A)2012年7月30日起工/2017年3月進水予定/2018年就役予定
「クニャージ・オレグ」(955A)2014年7月27日起工/2019年就役予定
「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」(955A)2014年12月26日起工/2020年就役予定
「インペラ―トル・アレクサンドルIII」(955A)2015年12月18日起工/2020年就役予定
8番艦(955A):2016年12月起工予定/2021年就役予定

[北方艦隊]
「ユーリー・ドルゴルーキー」(955
、2013年就役)
「クニャージ・ウラジーミル」(955A、2018年就役予定)
955A×2隻

[太平洋艦隊]
「アレクサンドル・ネフスキー」(955
、2013年就役)
「ウラジーミル・モノマーフ」(955、2014年就役)
「インペラ―トル・アレクサンドルIII」(955A、2020年就役予定)
955A×1隻


[プロジェクト885「ヤーセン」/885M「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦]
「セヴェロドヴィンスク」(885):1993年12月21日起工/2010年6月15日進水/2013年12月30日納入/2014年6月17日就役
「カザン」(885M)2009年7月24日起工/2016年12月進水予定/2018年就役予定
「ノヴォシビルスク」(885M):2013年7月26日起工/2019年就役予定
「クラスノヤルスク」(885M)2014年7月27日起工/2020年就役予定
「アルハンゲリスク」(885M)2015年3月19日起工/2021年就役予定
6番艦(「ペルミ」、885M)2016年7月29日起工予定/2022年就役予定
7番艦(885M):2017年起工予定/2023年就役予定

[北方艦隊]
「セヴェロドヴィンスク」(885
、2014年就役)
「カザン」(885M、2018年就役予定)
885M×2隻

[太平洋艦隊]
885M
×3隻

最後の「ボレイ」級(8番艦)は2021年に、最後の「ヤーセン」級(7番艦)は2023年にロシア海軍へ引き渡されるとの事です。

ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する

16-0607c.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年6月7日12時2分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」近代化の為にユニークなドックが建設される】

ムルマンスク第35艦船修理工場は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」近代化の為の準備を始める:これは、2つのドック室を完全に1つに統合する為のユニークな手順が行なわれる。
その結果、全長400メートル、幅80メートルの国内最大の「乾燥貯水池」が得られる。


『イズベスチヤ』が伝えているように、「アドミラル・クズネツォフ」のような艦を受け入れる事が出来る最も近い乾ドックは、セヴェロドヴィンスクの艦船修理工場に在る。
しかし、そこでは、同様のサイズと排水量の巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」が近代化に従事しており、その修理は少なくとも2020年までは続くだろう。
16-0607f.jpg

(今年)6月には、巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の技術的準備状態の回復の為の契約へ署名されなければならず、今年末には艦の近代化の為の作業量が決定される。
現在、『統合造船業営団』(ロシア)国防省は、作業の量と性質について討議している。

技術的準備状態の回復は、艦の主動力装置推進スクリュー群に関わる作業である:ボイラー、蒸気送入管、推進用シャフト。
16-0607i.jpg
その後、飛行甲板及び航空機拘束装置の近代化の問題について決定される。
13-1117b.jpg

現時点で「アドミラル・クズネツォフ」は、新たな翼~艦上戦闘機MiG-29K/KUBの受け入れを準備している。
6月末には航空隊との連携へ取り組む為の同艦の出航が計画されており、今秋に巡洋艦地中海への遠距離航海へと向かう。
帰港後、同艦は近代化を開始し、2~3年に渡って続く。


ムルマンスク市北方に位置する「第35艦船修理工場」(セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』ムルマンスク支所)では、現在、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のメンテナンス作業が行なわれています。
16-0607e.jpg

2017年初頭からは、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装が始まります。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

以前にはセヴェロドヴィンスクで近代化改装を行なうと言われていましたが、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装で屋外ドックが空かない為、これまで同艦の修理や整備を一手に引き受けていた「第35艦船修理工場」が近代化改装も手掛ける事になりました。

しかし、「第35艦船修理工場」の現在の乾ドックでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠出来ません。

そこで、現在の2つの乾ドックを一緒にし、周りを掘り下げて全長400メートル、幅80メートルに拡張する工事が行なわれることになりました。
16-0607d.jpg
工事が完了すれば、「アドミラル・クズネツォフ」も入渠出来るようになります。

クリミア半島のセヴァストーポリにロシア海軍黒海艦隊の潜水艦修理部局が創設された

16-0326a.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年3月25日14時59分配信
【セヴァストーポリに潜水艦修理の設計局が登場する】

艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」のセヴァストーポリ支所である「セヴァストーポリ海洋工場」には、潜水艦修理の為の計画工学局が作成された。
造船所の総取締役イーゴリ・ドレイは表明した。


「潜水艦のメンテナンス及び、緊急時を含む全ての種類の修理を行なう目的で、工場にはアドミラルティ造船所の黒海艦隊特殊計画工学局が組織されました」
同社のトップは『クリミア情報』紙のインタビューに対し述べた。

ドレイは、「ズヴェズドーチカ」支所である「セヴァストーポリ海洋工場」の生産設備で作業が開始された時、同社は黒海艦隊最新潜水艦「ノヴォロシースク」のメンテナンスの発注を受けたと説明した。
既知のように、潜水艦は、北方艦隊での試験を経てセヴァストーポリへ到着した後、造船所で仕上げ及び塗装作業を実施した。

今日において、同社は400名以上を雇用し、契約業者の500名以上の労働者がメンテナンスに従事している。
「セヴァストーポリ海洋工場」のトップは、将来的に造船所はメンテナンスのみならず、艦船の建造にも関わると述べた。

同社の復活は、2014年3月の国民投票の結果により発生したクリミア領域の所有国の変更後に始まった。
黒海艦隊最新ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト636.3は、(クリミア)半島の外のノヴォロシースクに駐留する。


16-0326b.jpg
16-0326c.jpg
【『セヴァストーポリ海洋工場』公式サイト】

[セヴァストーポリ船舶修理工廠「セヴモルザヴォード」]

セヴァストーポリ市内に位置する艦船修理工場「セヴァストーポリ海洋工場」は、ロシア北西部セヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」の傘下に入っています。
[セヴァストーポリ海洋工場はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場ズヴェズドーチカの傘下に入る]

その「セヴァストーポリ海洋工場」に、サンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」(ロシア海軍及び外国向けの通常動力潜水艦を建造)から技術者が出向し、潜水艦修理専門部局が設立されました。
黒海艦隊へ配備される潜水艦の修理や整備を円滑に進める為に。

現在、黒海艦隊の為の通常動力潜水艦プロジェクト06363の建造が進められており、1番艦と2番艦は黒海へ回航されています。
プロジェクト06363は最終的に6隻が黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト06363潜水艦]

既に「セヴァストーポリ海洋工場」は、黒海艦隊へ配備されたプロジェクト06363潜水艦「ノヴォロシースク」のメンテナンスを2015年12月初頭に終えています。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年12月8日11時41分配信
【セヴァストーポリは潜水艦「ノヴォロシースク」の修理を完了した】
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。