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サンクトペテルブルクの『バルト工場』はロシア海軍の大型水上艦の建造へ参加する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年6月25日16時7分配信
【海軍はバルト工場での軍用艦の建造を認可すると情報筋は伝えた】
サンクトペテルブルク、6月25日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍は、フリゲート級か、それ以上の艦の建造の為のフィールドの1つとして『バルト工場』を検討している。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「バルト工場は、如何なる艦も建造できます。
フリゲート級に始まり、排水量が今の大型対潜艦に匹敵する艦を。
ですが、これは、更なる可能性が評価できます」

彼は話した。

「バルト工場が大きな排水量の艦の建造へ着手する場合、それは、必ず他の企業との協業により行なわれます」
対談者は付け加えた。



【『バルト工場』公式サイト】

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サンクトペテルブルク『バルト工場』は、1856年5月26日に設立されたロシアの老舗の造船所です。

当初は、主にロシア帝国海軍の大型水上艦~戦列艦を建造しており、1910年代には、戦列艦「セヴァストーポリ」型4隻を建造しました。
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ソヴィエト連邦成立後、『オルジョニキーゼ記念造船工場』と改名され、1930年代末には戦列艦「ソヴィエツキー・ソユーズ」の建造に着手しましたが、大祖国戦争の為、完成には至りませんでした。
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大祖国戦争終了後は、ソ連海軍向けの水上艦や、民間船(タンカーなど)を建造し、1970年代には民間のタンカーをベースにしたプロジェクト1559V大型海洋給油船を6隻建造しました。
[ロシア海軍の給油船(補給艦)ボリス・チリキン級]

1970年代初頭からは原子力砕氷船の建造を開始しました。
[原子力砕氷船「アルクチカ」級]

1970年代末からはプロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦(「キーロフ」型)の建造を開始しました。
1144シリーズは4隻が建造され、最終艦「ピョートル・ヴェリキー」は1998年に就役しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーで就役20周年記念式典が開催された]

この他、1980年代後半には大型原子力偵察艦SSV-33「ウラル」を建造しています。
[原子力偵察艦SSV-33ウラルは解体される]

このように、1970年代からは大型原子力水上艦船の建造を専門にするようになりましたが、ソ連邦解体後、大型原子力水上艦船の新たな発注は途絶えました。

1990年代末から2000年代初頭に掛けて、インド海軍向けの「タルワー」級フリゲート3隻を建造しました。
[「タルワー」級フリゲート(プロジェクト1135.6)]

2000年代には2隻のプロジェクト21900ディーゼルエレクトリック砕氷船を建造しました。

砕氷船「モスクワ」(2008年12月11日就航)
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砕氷船「サンクトペテルブルク」(2009年12月2日就航)
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しかし、ソ連邦解体後の大幅な受注減で資金繰りに行き詰った『バルト工場』は2011年に破産し、ロシア造船業の総元締である『統合造船業営団』の直接の管理下で会社の再生が進められました。
翌2012年、海上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」の建造を再開しました。
[バルト工場は水上原子力発電所の建造を再開する]
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2011年6月にロシアフランスが締結したヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター母艦)「ミストラル」級2隻の建造契約に基づき、『バルト工場』は、2012年10月から2014年4月に掛けて2隻の「ミストラル」級の船体後部を建造しました。
(2隻の船体後部はフランスサンナゼール造船所へ回航され、同地で前部と接合)
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[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]
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[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦セヴァストーポリの船体後部は進水した]

2013年11月5日には、新世代の原子力砕氷船プロジェクト22220の1番船「アルクチカ」を起工しました。
[新型原子力砕氷船がサンクトペテルブルクのバルト工場で建造される]

2015年5月26日には2番船「シビーリ」、2016年7月25日には3番船「ウラル」が起工されました。

1番船「アルクチカ」は2016年6月16日、2番船「シビーリ」は2017年9月22日に進水しました。

「アルクチカ」進水


「シビーリ」進水


プロジェクト22220は、2022年までに3隻の就航が予定されています。


21世紀になってからは、一部の例外を除き、ロシア海軍向けの水上艦を建造していない『バルト工場』ですが、2021年以降、海軍向けの艦(遠海ゾーン艦)の建造を再開する事になりました。
[サンクトペテルブルクの『バルト工場』は2021年以降にロシア海軍向けの大型水上艦の建造を再開する]

今回の記事に登場する「防衛産業企業体の(匿名希望の)情報提供者」によると、ロシア海軍は、「フリゲート級」や、それよりも大型の水上艦(排水量が大型対潜艦に匹敵する艦)の建造を『バルト工場』にやらせる意向のようです。

現在の所、ロシア海軍向けとして計画され、建造開始が2020年以降となる「フリゲート級の艦」「排水量が大型対潜艦に匹敵する艦」と言えば、プロジェクト22350M(改アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートくらいしか有りません。
[ロシア海軍の次世代フリゲート・プロジェクト22350M(改アドミラル・ゴルシコフ型)の排水量は約8000トンになる]
[ロシア海軍の次世代フリゲート・プロジェクト22350M(改アドミラル・ゴルシコフ型)の建造開始は2020年以降になる]

また、『バルト工場』「大きな排水量の艦」を建造する場合は、必ず他の企業と協同で行なうとの事ですが、これは、おそらくは原子力駆逐艦「リデル」級汎用揚陸艦「セヴァストーポリ」型(「プリボイ」級)新世代航空母艦の事でしょう。
[プロジェクト「リデル」原子力駆逐艦]
[新世代汎用揚陸艦セヴァストーポリ型]
[ロシア新世代航空母艦]
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サンクトペテルブルクの『バルト工場』は2021年以降にロシア海軍向けの大型水上艦の建造を再開する

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『タス通信』より
2018年6月19日17時27分配信
【『バルト工場』は2021年以降に軍用艦の建造へ復帰できる】
サンクトペテルブルク、6月19日/タス通信

サンクトペテルブルク『バルト工場』は、実現化するプロジェクトの遠海ゾーン軍用艦の建造へ2021年以降に復帰できる。
同社が加入している『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、バルト工場の敷地内での『統合造船業営団』及び海軍の政府機関代表者会議の後、報道陣へ語った。

「私たちは、『バルト工場』の、ここ15年間の1等軍用艦(註:戦列艦、ロケット巡洋艦、航空母艦など)の建造経験を考慮して、このテーマについて討議いたしました。
我々は、まさしく、このセグメントについて御話ししており、これに関する討議を続けています。
我々は国防省と共に、遠海ゾーン艦を製造する方向への動きを形成していきます。
全てが進水し、『バルト工場』が民間から発注された作業を成功裏に完了した場合、軍の発注の復活を始める事ができるでしょう。
僕が思いますに、それは、2021年~2022年よりも前にはならないでしょうね」
ラフマノフ
は報道陣へ話した。

彼は、そのような決定が採択された場合、多角化製造の要素になる事を指摘した。

「我々は、それ(註:『バルト工場』の現在の民間船建造)を終わらせても、『統合造船業営団』の造船所を軍用と民間に分ける事は致しません。
各造船所は、国家防衛発注へ参加する事も、民間船を建造する事も出来ます。
我々は、1等艦の建造へ向かう意向を堅持しており、これは『バルト工場』についても同様です」
ラフマノフ
は指摘した。

『バルト工場』サンクトペテルブルクの造船企業であり、『統合造船業営団』へ加入している。
同社は、原子力砕氷船及び海上原子力発電所の建造を専門としている。



【『バルト工場』公式サイト】

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サンクトペテルブルク『バルト工場』は、1856年5月26日に設立されたロシアの老舗の造船所です。

当初は、主にロシア帝国海軍の大型水上艦~戦列艦を建造しており、1910年代には、戦列艦「セヴァストーポリ」型4隻を建造しました。
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ソヴィエト連邦成立後、『オルジョニキーゼ記念造船工場』と改名され、1930年代末には戦列艦「ソヴィエツキー・ソユーズ」の建造に着手しましたが、大祖国戦争の為、完成には至りませんでした。
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大祖国戦争終了後は、ソ連海軍向けの水上艦や、民間船(タンカーなど)を建造し、1970年代には民間のタンカーをベースにしたプロジェクト1559V大型海洋給油船を6隻建造しました。
[ロシア海軍の給油船(補給艦)ボリス・チリキン級]

1970年代初頭からは原子力砕氷船の建造を開始しました。
[原子力砕氷船「アルクチカ」級]

1970年代末からはプロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦(「キーロフ」型)の建造を開始しました。
1144シリーズは4隻が建造され、最終艦「ピョートル・ヴェリキー」は1998年に就役しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーで就役20周年記念式典が開催された]

この他、1980年代後半には大型原子力偵察艦SSV-33「ウラル」を建造しています。
[原子力偵察艦SSV-33ウラルは解体される]

このように、1970年代からは大型原子力水上艦船の建造を専門にするようになりましたが、ソ連邦解体後、大型原子力水上艦船の新たな発注は途絶えました。

1990年代末から2000年代初頭に掛けて、インド海軍向けの「タルワー」級フリゲート3隻を建造しました。
[「タルワー」級フリゲート(プロジェクト1135.6)]

2000年代には2隻のプロジェクト21900ディーゼルエレクトリック砕氷船を建造しました。

砕氷船「モスクワ」(2008年12月11日就航)
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砕氷船「サンクトペテルブルク」(2009年12月2日就航)
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しかし、ソ連邦解体後の大幅な受注減で資金繰りに行き詰った『バルト工場』は2011年に破産し、ロシア造船業の総元締である『統合造船業営団』の直接の管理下で会社の再生が進められました。
翌2012年、海上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」の建造を再開しました。
[バルト工場は水上原子力発電所の建造を再開する]
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2011年6月にロシアフランスが締結したヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター母艦)「ミストラル」級2隻の建造契約に基づき、『バルト工場』は、2012年10月から2014年4月に掛けて2隻の「ミストラル」級の船体後部を建造しました。
(2隻の船体後部はフランスサンナゼール造船所へ回航され、同地で前部と接合)
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[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]
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[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦セヴァストーポリの船体後部は進水した]

2013年11月5日には、新世代の原子力砕氷船プロジェクト22220の1番船「アルクチカ」を起工しました。
[新型原子力砕氷船がサンクトペテルブルクのバルト工場で建造される]

2015年5月26日には2番船「シビーリ」、2016年7月25日には3番船「ウラル」が起工されました。

1番船「アルクチカ」は2016年6月16日、2番船「シビーリ」は2017年9月22日に進水しました。

「アルクチカ」進水


「シビーリ」進水


プロジェクト22220は、2022年までに3隻の就航が予定されています。


21世紀になってからは、一部の例外を除き、ロシア海軍向けの水上艦を建造していない『バルト工場』ですが、2021年以降、海軍向けの艦(遠海ゾーン艦)の建造を再開する事になりました。

具体的に、どのような艦を建造するのかは明らかにされていませんが、可能性が高いのは、原子力駆逐艦「リデル」級汎用揚陸艦「セヴァストーポリ」型(「プリボイ」級)でしょう。
[プロジェクト「リデル」原子力駆逐艦]
[新世代汎用揚陸艦セヴァストーポリ型]

『バルト工場』は、以前には、「リデル」級「セヴァストーポリ」型の建造候補として挙げられた事も有ります。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級はサンクトペテルブルクのセーヴェルナヤ・ヴェルフィとバルト工場が協同で建造する]
[ロシア造船業界はミストラル級のようなヘリ空母を建造する用意がある]

現時点では、双方ともサンクトペテルブルク『北方造船所』での建造が有力視されていますが、大型水上艦の建造を1か所の造船所だけに集中させるのでは、『北方造船所』の負担ばかりが大幅に増える事になり、建造の遅延を招く恐れがあります。
[サンクトペテルブルク市の北方造船所は2019年末以降にロシア海軍の為の汎用揚陸艦プリボイ級と新世代駆逐艦リデル級を建造できる]

そこで、原子力砕氷船「アルクチカ」型の建造が一段落した後の『バルト工場』にも海軍の大型水上艦を建造させる事になったようです。

将来的には、新世代航空母艦の建造にも参加するかもしれません。
[ロシア新世代航空母艦]

『バルト工場』は、以前には新世代航空母艦の建造候補として挙げられています。
[ロシアの2つの造船所はロシア海軍の為の将来正規空母を建造できる]

セヴェロドヴィンスク造船所はロシア海軍の第4世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと第4世代多用途原潜カザンの航海試験の準備を進めている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年3月20日8時41分配信
【原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」と第4世代ロケット艦のトップ「カザン」は更なる試験の準備を行なっている-株式会社『セヴマシュ』総取締役】
モスクワ、3月20日、インタファクス-AVN

プロジェクト「ボレイ-A」原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」第4世代ロケット艦プロジェクト「ヤーセン-M」のトップ「カザン」は、現在、更なる試験の準備を行なっている。
株式会社『生産合同・北方機械製造事業』(セヴマシュ)総取締役ミハイル・ブドニチェンコは述べた。
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「2017年12月、プロジェクト"ボレイ-A"原子力潜水艦クニャージ・ウラジーミルは船台から出渠し、現在は、更なる試験の準備を行なっております。
同プロジェクトの他の艦の建造は、ロシア連邦国防省に承認されたスケジュールに沿っております」
ミハイル・ブドニチェンコ
は、火曜日に発行された『イズベスチヤ』紙のインタビューに対し、こう話した。

彼は更に付け加えた。
「一般的に、シリーズの次の艦の引き渡しは早くなります。
何故ならば、既に機器の動作は示されていますから」


多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」の引き渡し時期と隻数の質問に答え、生産合同『セヴマシュ』総取締役は説明した。
「第4世代ロケット艦のトップであるカザンは、現在、当社の岸壁に在り、海洋試験の準備をしております」

「原子力潜水艦アルハンゲリスクを含む同プロジェクトの他の艦は、船台での時期における造船台の過程に在ります。
セヴマシュが建造する原子力艦の隻数については、以前に海軍総司令官ウラジーミル・イワノヴィチ・コロリョーフ閣下が仰られた通り、プロジェクト"ヤーセン-M"原子力潜水艦が6隻、ボレイ-Aロケット艦が5隻です。
これらは、国内の原子力水中造船の、より良い成果を具現化したものです」
ミハイル・ブドニチェンコ
は強調した。



プロジェクト955「ボレイ」級戦略用途原子力水中巡洋艦の4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2017年11月17日に進水しました。

[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]

現在は造船所の岸壁で艤装中であり、2018年には洋上試験が行なわれます。
[ロシア海軍北方艦隊は2018年に最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの洋上試験を行なう]


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2017年3月31日に進水しました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]


2017年7月末からは造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]

現在は航海試験の準備が進められています。


この2隻の原潜北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

現在の所、この2隻のロシア海軍への引き渡しは、2018年末に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

サンクトペテルブルク市の北方造船所は2019年末以降にロシア海軍の為の汎用揚陸艦プリボイ級と新世代駆逐艦リデル級を建造できる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月5日10時11分配信
【『北方造船所』は2019年以降に駆逐艦と揚陸艦を建造できる】
サンクトペテルブルク、2月5日-ロシア通信社ノーボスチ

造船工場『北方造船所』は、新たな船台の建設完了後に汎用揚陸艦新世代駆逐艦「リデル」型を建造できる。
『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビュー工場の総取締役イーゴリ・ポノマリョフは、こう述べた。

「造船所は(新たな船台の建設完了後の2019年第4クオーターから)排水量25000トンまでの艦を建造できます。
この新たな艦には、リデル、更には、陸上戦闘車両及びヘリコプターを搭載できる汎用揚陸艦も含まれます。
これらの艦が、どのような外観になるのかは国防省が決めます。
我々が船台の建設を完了させた後でのみ、我々は、これらの課題を実行する準備が整い、これらの艦の建造を準備します」

彼は話した。

更には、民間造船ラインで造船所「アフラマックス」型タンカー及び石油プラットフォームを建造できる。

ポノマリョフは、昨年に『北方造船所』公開株式会社『メトロストロイ』と船台建設の契約を締結した事を想い起こした。

「我々は、許可文書に沿った形で、技術的監視、建設方法、市内で作業開始の合意への署名の準備といった建設開始の準備段階に在ります。
我々がこの書類のプロセスを完了した後でのみ、私が思いますに、これは3月~4月になるでしょうが、我々は、建設の活動段階へ移行するでしょう」

総取締役は話した。

以前、2つの船台を有する造船台エリアの建設の契約条件で合意したと報じられた。
それは、350トンの積載能力を持つガントリークレーン及び現代的な機器移送自走船舶用貨車基盤を装備する。
そこへ配置される現場技術者は、造船台の完成と製造される機械の取り付けに参加する。
作業は、2019年第4クオーター(10-12月)に完了しなければならない。
新たな複合体は、25000トンまでの大型船及び大型艦の大規模ブロック建造を可能にする。
これは、工場の製造ラインを、新世代フリゲート、揚陸艦、液化ガス輸送船、石油タンカーにまで拡張する。



【造船工場『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)公式サイト】

サンクトペテルブルク市『北方造船所』は、1912年11月14日に設立され、当初は『プチロフスカヤ・ヴェルフィ』という名前でした。
艦齢100年以上になる潜水艦救助船「コムーナ」も、『プチロフスカヤ・ヴェルフィ』で建造されました。
[ロシア海軍最古参・救助船「コムーナ」が見つめた93年]
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦救助船コムーナは黒海で救助演習を行なう]

ソヴィエト連邦時代には『A.A.ジダーノフ記念工場』と改名され、1960年代以降にはソ連海軍向けの比較的大型の水上戦闘艦を多数建造しました。
プロジェクト58ロケット巡洋艦:4隻
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プロジェクト61大型対潜艦:5隻
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プロジェクト1135警備艦:6隻
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プロジェクト1134ロケット巡洋艦:4隻
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プロジェクト1134A大型対潜艦:10隻
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プロジェクト1155大型対潜艦:4隻
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プロジェクト956駆逐艦:17隻
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ロシア連邦となってからはロシア海軍向けの艦の建造は激減し、1990年代後半~2000年代初頭には中国海軍向けのプロジェクト956E/956EM駆逐艦4隻などを建造して糊口を凌いでいました。

2000年代に入るとロシア海軍向けの新世代水上戦闘艦の建造が始まり、プロジェクト20380コルベットプロジェクト22350フリゲートプロジェクト20385コルベットプロジェクト20386コルベットなどが建造されています。

しかし、『北方造船所』の乾ドックの寸法は全長170メートル、幅21メートルであり、これ以上大きな艦は建造出来ません。
具体的には、プロジェクト1155大型対潜艦くらいの艦が、現在の『北方造船所』で建造できる最大の艦となります。

そこで、『北方造船所』に新たなドックが建設される事になり、2017年12月末に建設契約が締結されました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年12月29日12時51分配信
【北方造船所は新たな船台を建設する契約を締結した】

『北方造船所』には、全長250メートル、幅70メートルの乾ドックが2ヶ所建設され、その完成は2019年末に予定されています。

新たな乾ドックが完成すれば、『北方造船所』は、汎用ヘリコプター揚陸艦「セヴァストーポリ」型原子力駆逐艦「リデル」級(「オルロフ-チェスメンスキー」型)を建造出来るようになります。
[ロシア将来汎用揚陸艦]
[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]

クリロフ国立研究センターはロシア海軍の新型艦の為の風洞及び水槽試験を行なっている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給部発表
2017年6月2日0時0分配信
【ロシア海軍の為の新世代戦闘艦の作成には独自の技術が用いられている】

造船プログラムの枠組みにおけるロシア海軍の為の新世代戦闘艦の作成と設計には、『クリロフ国立研究センター』(サンクトペテルブルク)の新たな技術が用いられている。

特に、将来戦闘艦の大規模スケールモデルの空気力学試験の為、『クリロフセンター』はユニークな風洞空気力学設備を開発している。

空気力学試験は、海軍将来艦及び個々の施設と駐留インフラストラクチュアの風荷重と空力弾性の安定性の確定と、設計段階で作られたこれらのパラメータの評価を可能にし、艦の設計に必要な変更をタイムリーに加え、なおかつ、将来的に海軍支援船の建造後の段階で大きな労力と費用の掛かる改正を避ける事を可能にする。

これとは別に、風洞空気力学設備の助力による試験は、その艦上に海軍航空隊を載せる事が可能な様々なクラスの戦闘艦の設計にも必要である。

『クリロフセンター』風洞空気力学設備は、最先端科学技術と自前の空気力学研究室での長年に渡る作業の経験から実現した。
これは、空気の境界層のシミュレートと、大規模な模型試験における良質な詳細な検討、風荷重の判定精度の著しい向上を可能にするロシアで唯一の設備である。

更に、ロシア海軍の大きな排水量の将来戦闘艦の殆ど全てのクラスのモデルは、『クリロフセンター』の世界最大の深水槽(水槽は、全長600m及び670mの2つの部分から成る)で試験が実施される。
水槽は、水上艦(船)及び潜水艦の深海及び表面付近の条件下での曳航及び自走試験の為、更には、スクリュー推進軸及び個々の推進複合体の試験の為に意図されている。
それと同時に、深水槽は、ポリマー添加剤を使用する事により、自然条件下での将来艦の船体を覆う水流をシミュレートできる。

浅い吃水を有する海軍将来艦船のモデルの試験の為には、荒波の条件を作成できる浅水槽が使用される。

ロシア海軍の為の砕氷クラスの戦闘艦北極圏砕氷哨戒艦の建造開始に関連し、北極で使用する為の将来モデルと設計された艦船は、『クリロフセンター』の正確に結氷条件下での運航を正確に再現する事が可能な100mの氷水槽で試験が行なわれる。
氷水槽は、工学施設との連携プロセスによる最大限の可視化の性質を有する。
この為、水槽の底には、下からの映像と写真の撮影が可能な大きな観測窓が内蔵されている。
また、水槽の両側には2つの観測回廊が有る:1つは上方からモデルの動きを直接観察する為、もう1つは水面の横から。
このように、海軍総司令部の要望に沿った砕氷クラスの将来戦闘艦は、既に設計段階に在り、艦船の船体の全体的な氷荷重の計算を行なう事を可能にし、氷荷重を低減する技術を開発し、ロシア海軍砕氷船及び砕氷クラスの艦の船体の設計技術を効果的に向上させる事が出来る。

現在、風洞空気力学設備、深水槽氷水槽では、既に海軍の為に設計された艦船の試験が行なわれている。



【『クリロフ国立研究センター』公式サイト】


今回のロシア海軍広報部発表で取り上げられている『クリロフ国立研究センター』は、ロシア海軍向けなどの艦船の形状を研究する機関であり、艦船設計局とは違います。

『クリロフ国立研究センター』には実験用の風洞や大型水槽などが有り、ここで模型を使って様々な艦船の形状の実験を行ない、今後建造されるロシア海軍の新型艦の大まかな外形を決定して艦船設計局へ提示し、設計局は、これを基にして実際に建造される艦の設計を行ないます。
いわば、『中央航空流体力学研究所』(ツアギ)の海上版とでもいうべき機関です。

『クリロフ国立研究センター』は実験結果を基にして次世代艦の大まかな形状を決め、概念設計案として仕上げます。
この概念設計案をベースにして艦船設計局が艦を設計します。
最近では、ロシア海軍次世代水上艦航空母艦駆逐艦汎用ヘリコプター揚陸艦概念設計案3タイプをを作成しています。

多目的重空母「シトルム」
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駆逐艦「シクヴァル」
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汎用揚陸艦「ラヴィーナ」
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無論言うまでも無く、これらの概念設計案は、風洞や水槽などの実験施設での実験を重ねて作られたものです。
もちろん、復元性、耐航性、航洋性なども全て計算された上で作られています。


最近では、北極圏の結氷条件下での運用を前提にしたロシア海軍の新型艦船の為の各種試験を行なう機会が増えています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された]
[新世代砕氷船イリヤー・ムーロメツは2017年秋にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の新たな北極圏複合補給艦プロジェクト03183の開発は2018年までに完了する]

ロシア海軍の将来艦の建造計画が中止される事は無い

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『イズベスチヤ』より
2016年8月1日0時1分配信
【駆逐艦「リデル」はレーザー兵器及び電磁兵器を受け取るかもしれない】

海軍は将来艦の概要を形成する。

経済的困難にもかかわらず、海軍は戦闘艦の建造プログラムの削減を計画していない。
2050年までの期間が考慮されている次のプログラムは、リスト及び量は、同じ量のまま残され、最終決定は未だ下されていない。
『イズベスチヤ』は、海軍の日の前日にサンクトペテルブルク『クリロフ国立研究センター』を訪れた海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将より伝えられた。

「長期的プログラムを具現化する為の選択肢は幾つか存在しますが、海軍の建設に関する新たなプログラムについては、最高司令官の最終決定は未だ下されておりません」
ブルスク
は説明した。

同時に、の根本的利益は、多かれ少なかれ明確である:それは、将来原子力駆逐艦「リデル」航空母艦「シトルム」「ラヴィーナ」型大型揚陸ヘリコプター母艦の建造である。
新たな技術の導入:通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置、変換器及び電力蓄積、更には電気駆動への移行。

「これは、単なる模型や予備設計ではありません」
連邦単一企業『クリロフ研究センター』
執行取締役ミハイル・ザゴロドニコフは状況について『イズベスチヤ』へコメントした。
「これは本格的な開発作業です。
これら各々の為に、私共は、そのシステム、機器、兵装が如何なるものになるのか、正確に御話する事が出来ます。
例えば、揚陸ヘリコプター母艦の人員及び車輌を上陸させる為の装置などについて、どれだけの時間が掛かるのか。
これらの複雑な問題全てに関しては、発注者との詳細な検討及び協議を必要とします」


『クリロフセンター』が指摘したように、将来の艦隊は、今日に形成される。
最も重要なベクトルの1つは、非大気依存発電装置及び電気駆動への移行である。
最初の大気から「独立した」発電装置は、2~3年間での作成が計画されている。
その出現により、潜水艦は、ディーゼルエンジンを使用して移動する際、水上へ浮上する事は無い。
この事は、海中でのディーゼルエレクトリック潜水艦の隠密性及自立性の増大を可能にする。
最初のこのようなシステムは、今日において艦隊へ配備されているプロジェクト636.3「ワルシャワンカ」型潜水艦を代替する新たなプロジェクト677「ラーダ」潜水艦が受け取る事になる。

電気駆動は、新たな戦闘能力を有する艦を作成する事になる。
例えば、今日において、このような設備は全ての砕氷船に存在する。
『中央設計局アイスベルク』(連邦単一企業『クリロフ研究センター』へ含まれる)総取締役・設計主任アレクサンドル・ルイシコフ『イズベスチヤ』へ説明したように、この事は、「動力ライン」~主動力装置及び推進軸を接続する総合システム~無しでの艦の建造を可能にする。
これは電力節約のみならず、氷上で作業する際に、砕いた氷の破片に関連してスクリュー群とシステムを過負荷から保護する。

この技術の軍事的展望は、完全な電化低騒音潜水艦の作成である。
この技術の要素は、既にプロジェクト885「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦の建造で具現化した。
同プロジェクト潜水艦のトップ「セヴェロドヴィンスク」は、低速で事実上深海から消え去る事を可能にする補助電気推進装置を受け取った。
シリーズの6番艦「ペルミ」は、金曜日にセヴェロドヴィンスクで起工された。

水上造船分野において、このようなプロジェクトは新たな原子力駆逐艦プロジェクト23560「リデル」になる。
艦は「ステルス」概念の枠組みにおいて作られる:刻まれた船体ライン、上部構造物、全ての兵装は内部へ収納される。
国防次官ユーリー・ボリソフによると、原子力推進装置のお蔭で、艦は世界の大洋におけるロシア海軍の常時の存在を確保できるようになる。
今日において、このような艦は海軍に1隻のみである~重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」
「リデル」型系列の駆逐艦の自立行動期間は、乗組員の物理的な能力によってのみ制限される。

専門家が指摘するように、「リデル」の原子力推進装置の出力は、最新鋭のアメリカ駆逐艦ズムワルトに匹敵する。
原子炉の大電力は、アメリカの場合のように、新たな物理的原理で動作する将来艦載兵器の設置を可能にする。
例えば、レーザー或いは電磁砲(レールガン)

ヴィクトール・ブルスク中将によると、来年には新たな大型揚陸ヘリコプター母艦の設計が開始される。
この「ラヴィーナ」は、フランスの「ミストラル」のロシア版であり、艦は10数機の攻撃ヘリコプターKa-52K、60両の軽装甲車両及び少なくとも20~30両の主力戦車或いは他のプロジェクトを積載できる。
ブルスクは詳細は明らかにしなかった。
新たな航空母艦についての話でも同様である。

「プロジェクト"シトルム"の準備は出来ております」
同プロジェクトの主要開発者ワレンチン・ベロネンコ『イズベスチヤ』へ話した。
「しかしながら、建造期間が長期に渡るが故に、将来に海軍が直面する事になる技術的課題を考慮した作業が必要になります。
私共は、敵艦にとって『安全』なものを建造すべきではありませんので」



【『クリロフ国立研究センター』公式サイト】

記事のタイトルは原子力駆逐艦「リデル」級となっていますが、記事本文は、今後に建造されるロシア海軍の新世代艦についての概要です。


現在、ロシア海軍の為の第5世代通常撃動力潜水艦「カリーナ」の開発が進められています。
「カリーナ」級は、新開発の非大気依存発電装置(AIP):改質型燃料電池を標準装備します。
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の1番艦は2018年に起工される]
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の為の非大気依存発電装置(AIP)の開発は完了した]


記事中では電気推進についても触れられていますが、例えば、2016年6月10日に進水したロシア海軍の為の新型砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は電気推進を採用しています。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]

今後建造される砕氷哨戒艦プロジェクト23550も電気推進になります。
[新型砕氷哨戒艦プロジェクト23550の1番艦は2018年にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍最新鋭多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」にも補助電気推進装置が装備されています。


ロシア海軍の為の新世代原子力駆逐艦「リデル」の1番艦は2019年に起工されます。
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデル級の1番艦は2019年に起工される]

現在の所、「リデル」級へのレーザー兵器或いは電磁砲(レールガン)の搭載は計画されていませんが、原子力推進の「リデル」級ならば、大量の電力を必要とするこれらの兵器の搭載は充分に可能でしょう。


ロシア海軍は、フランスから導入する予定だった「ミストラル」級に代わる国産の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]

記事中に出てくる「ラヴィーナ」は、汎用揚陸ヘリコプター搭載艦の概念設計案ですが、これをベースにして実際に建造される艦の本格的な設計作業は来年(2017年)から始まります。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]


ロシア海軍将来原子力空母は2020年代の建造が計画されています。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]


現在の所、これらの新型艦の建造計画の中止は全く考えられていません。

特に、「ミストラル」に代わる「ラヴィーナ」は、就役後は太平洋艦隊へ配備される事になるでしょう。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]

新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される

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『タス通信』より
2016年7月16日9時49分配信
【情報筋:原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」と「カザン」は2018年に海軍へ加わる】
モスクワ、7月16日/タス通信

プロジェクト955A戦略水中ロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」プロジェクト885M多目的原子力潜水艦「カザン」ロシア海軍への加入は、計画時期よりも1年遅い2018年になる。
タス通信ロシア防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

以前、この2隻の潜水艦の海軍への納入は2017年に予定されていた。

「原子力潜水艦プロジェクト955A(コード名「ボレイ-A」)クニャージ・ウラジーミルとプロジェクト885M(コード名「ヤーセン-M」)カザンは、契約履行時期が後へずれ、2018年に海軍へ引き渡される事になります」
対談者は話した。

情報提供者は、「カザン」の進水は今年12月、「クニャージ・ウラジーミル」は2017年3月になる事を明らかにした。

2019年には、海軍へ第2の「ボレイ-A」(「クニャージ・オレグ」)と第2の「ヤーセン-M」(「ノヴォシビルスク」)が補充され、2020年には2隻の「ボレイ」が受領される。
「第8のボレイと第7のヤーセンを海軍が受領するのは、それぞれ2021年と2023年になります」
対談者は話した。

情報提供者によると、全ての「ボレイ」「ヤーセン」は、北方艦隊太平洋艦隊との間で、ほぼ等分に分配される計画である。
「これらの各艦隊は、4隻のボレイを取得する事になっています。
北方艦隊は1隻の基本型と3隻の改善プロジェクトを、太平洋艦隊は2隻の基本プロジェクトと2隻の改善型を」

情報提供者は説明した。

北方では4隻の「ヤーセン」(1隻の基本プロジェクト-「セヴェロドヴィンスク」と3隻の改善型)が、極東では3隻の改善プロジェクト多目的潜水艦が勤務に就く。

『統合造船業営団』は、この情報へのコメントで、プロジェクト「ボレイ-A」潜水艦(トップ艦と4隻の生産艦)は2020年までの国家軍備プログラムに沿って建造されていると言った。
「国家契約で設定された時期に海軍へ引き渡されます」

営団は、現在、既に3隻のプロジェクト「ボレイ」原子力潜水艦が海軍へ引き渡されている事を想い起した。
第6のプロジェクト「ヤーセン-M」潜水艦の起工は2016年7月に計画されている事を営団の広報サービスは想い起した。


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦2番艦(プロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]


プロジェクト955「ボレイ」級原子力戦略用途水中巡洋艦4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]


「カザン」「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

以前には、この2隻の新世代原潜は2017年にロシア海軍へ引き渡される予定であると伝えられていましたが、今回の記事によると、2018年に延期されたとの事です。

「カザン」は2016年12月に、「クニャージ・ウラジーミル」は2017年3月に進水します。

戦略原潜「ボレイ」級は8隻、多用途原潜「ヤーセン」級は7隻の調達が計画されていますが、これらの新世代原潜は、北方艦隊太平洋艦隊で半分ずつ分けられることになります。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ4隻の第4世代戦略原潜ボレイ級が配備される]

[プロジェクト955「ボレイ」/955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中巡洋艦]
「ユーリー・ドルゴルーキー」(955):1996年11月2日起工/2007年4月15日進水/2012年12月29日納入/2013年1月10日就役
「アレクサンドル・ネフスキー」(955):2004年3月19日起工/2010年12月6日進水/2013年12月23日就役
「ウラジーミル・モノマーフ」(955):2006年3月19日起工/2012年12月30日進水/2014年12月10日納入/2014年12月19日就役
「クニャージ・ウラジーミル」(955A)2012年7月30日起工/2017年3月進水予定/2018年就役予定
「クニャージ・オレグ」(955A)2014年7月27日起工/2019年就役予定
「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」(955A)2014年12月26日起工/2020年就役予定
「インペラ―トル・アレクサンドルIII」(955A)2015年12月18日起工/2020年就役予定
8番艦(955A):2016年12月起工予定/2021年就役予定

[北方艦隊]
「ユーリー・ドルゴルーキー」(955
、2013年就役)
「クニャージ・ウラジーミル」(955A、2018年就役予定)
955A×2隻

[太平洋艦隊]
「アレクサンドル・ネフスキー」(955
、2013年就役)
「ウラジーミル・モノマーフ」(955、2014年就役)
「インペラ―トル・アレクサンドルIII」(955A、2020年就役予定)
955A×1隻


[プロジェクト885「ヤーセン」/885M「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦]
「セヴェロドヴィンスク」(885):1993年12月21日起工/2010年6月15日進水/2013年12月30日納入/2014年6月17日就役
「カザン」(885M)2009年7月24日起工/2016年12月進水予定/2018年就役予定
「ノヴォシビルスク」(885M):2013年7月26日起工/2019年就役予定
「クラスノヤルスク」(885M)2014年7月27日起工/2020年就役予定
「アルハンゲリスク」(885M)2015年3月19日起工/2021年就役予定
6番艦(「ペルミ」、885M)2016年7月29日起工予定/2022年就役予定
7番艦(885M):2017年起工予定/2023年就役予定

[北方艦隊]
「セヴェロドヴィンスク」(885
、2014年就役)
「カザン」(885M、2018年就役予定)
885M×2隻

[太平洋艦隊]
885M
×3隻

最後の「ボレイ」級(8番艦)は2021年に、最後の「ヤーセン」級(7番艦)は2023年にロシア海軍へ引き渡されるとの事です。

ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年6月7日12時2分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」近代化の為にユニークなドックが建設される】

ムルマンスク第35艦船修理工場は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」近代化の為の準備を始める:これは、2つのドック室を完全に1つに統合する為のユニークな手順が行なわれる。
その結果、全長400メートル、幅80メートルの国内最大の「乾燥貯水池」が得られる。


『イズベスチヤ』が伝えているように、「アドミラル・クズネツォフ」のような艦を受け入れる事が出来る最も近い乾ドックは、セヴェロドヴィンスクの艦船修理工場に在る。
しかし、そこでは、同様のサイズと排水量の巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」が近代化に従事しており、その修理は少なくとも2020年までは続くだろう。
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(今年)6月には、巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の技術的準備状態の回復の為の契約へ署名されなければならず、今年末には艦の近代化の為の作業量が決定される。
現在、『統合造船業営団』(ロシア)国防省は、作業の量と性質について討議している。

技術的準備状態の回復は、艦の主動力装置推進スクリュー群に関わる作業である:ボイラー、蒸気送入管、推進用シャフト。
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その後、飛行甲板及び航空機拘束装置の近代化の問題について決定される。
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現時点で「アドミラル・クズネツォフ」は、新たな翼~艦上戦闘機MiG-29K/KUBの受け入れを準備している。
6月末には航空隊との連携へ取り組む為の同艦の出航が計画されており、今秋に巡洋艦地中海への遠距離航海へと向かう。
帰港後、同艦は近代化を開始し、2~3年に渡って続く。


ムルマンスク市北方に位置する「第35艦船修理工場」(セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』ムルマンスク支所)では、現在、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のメンテナンス作業が行なわれています。
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2017年初頭からは、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装が始まります。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

以前にはセヴェロドヴィンスクで近代化改装を行なうと言われていましたが、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装で屋外ドックが空かない為、これまで同艦の修理や整備を一手に引き受けていた「第35艦船修理工場」が近代化改装も手掛ける事になりました。

しかし、「第35艦船修理工場」の現在の乾ドックでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠出来ません。

そこで、現在の2つの乾ドックを一緒にし、周りを掘り下げて全長400メートル、幅80メートルに拡張する工事が行なわれることになりました。
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工事が完了すれば、「アドミラル・クズネツォフ」も入渠出来るようになります。

クリミア半島のセヴァストーポリにロシア海軍黒海艦隊の潜水艦修理部局が創設された

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年3月25日14時59分配信
【セヴァストーポリに潜水艦修理の設計局が登場する】

艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」のセヴァストーポリ支所である「セヴァストーポリ海洋工場」には、潜水艦修理の為の計画工学局が作成された。
造船所の総取締役イーゴリ・ドレイは表明した。


「潜水艦のメンテナンス及び、緊急時を含む全ての種類の修理を行なう目的で、工場にはアドミラルティ造船所の黒海艦隊特殊計画工学局が組織されました」
同社のトップは『クリミア情報』紙のインタビューに対し述べた。

ドレイは、「ズヴェズドーチカ」支所である「セヴァストーポリ海洋工場」の生産設備で作業が開始された時、同社は黒海艦隊最新潜水艦「ノヴォロシースク」のメンテナンスの発注を受けたと説明した。
既知のように、潜水艦は、北方艦隊での試験を経てセヴァストーポリへ到着した後、造船所で仕上げ及び塗装作業を実施した。

今日において、同社は400名以上を雇用し、契約業者の500名以上の労働者がメンテナンスに従事している。
「セヴァストーポリ海洋工場」のトップは、将来的に造船所はメンテナンスのみならず、艦船の建造にも関わると述べた。

同社の復活は、2014年3月の国民投票の結果により発生したクリミア領域の所有国の変更後に始まった。
黒海艦隊最新ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト636.3は、(クリミア)半島の外のノヴォロシースクに駐留する。


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【『セヴァストーポリ海洋工場』公式サイト】

[セヴァストーポリ船舶修理工廠「セヴモルザヴォード」]

セヴァストーポリ市内に位置する艦船修理工場「セヴァストーポリ海洋工場」は、ロシア北西部セヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」の傘下に入っています。
[セヴァストーポリ海洋工場はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場ズヴェズドーチカの傘下に入る]

その「セヴァストーポリ海洋工場」に、サンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」(ロシア海軍及び外国向けの通常動力潜水艦を建造)から技術者が出向し、潜水艦修理専門部局が設立されました。
黒海艦隊へ配備される潜水艦の修理や整備を円滑に進める為に。

現在、黒海艦隊の為の通常動力潜水艦プロジェクト06363の建造が進められており、1番艦と2番艦は黒海へ回航されています。
プロジェクト06363は最終的に6隻が黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト06363潜水艦]

既に「セヴァストーポリ海洋工場」は、黒海艦隊へ配備されたプロジェクト06363潜水艦「ノヴォロシースク」のメンテナンスを2015年12月初頭に終えています。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年12月8日11時41分配信
【セヴァストーポリは潜水艦「ノヴォロシースク」の修理を完了した】

ロシア海軍の為のボレイ級戦略原潜8番艦は2016年7月、ヤーセン級多用途原潜6番艦は12月に起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月18日14時8分配信
【第8の原子力潜水艦「ボレイ」はロシアで2016年に起工される】
モスクワ、3月18日-ロシア通信社ノーボスチ

2隻の原子力潜水艦戦略艦プロジェクト955「ボレイ」多目的艦プロジェクト885「ヤーセン」は、ロシアで2016年末までに起工される。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチ『統合造船業営団』公式代理人より伝えられた。

「6番目のプロジェクト885ヤーセン原子力潜水艦は、生産合同セヴマシュで2016年12月に起工されます。
次のプロジェクト"ボレイ"原子力潜水艦の起工は7月に計画されています。
艦名は未だ承認されていません」
『統合造船業営団』
代理人は話した。

以前、第8のプロジェクト955「ボレイ」原子力潜水艦「クニャージ・ポジャールスキー」の名を持つとされていた。
その起工は「海軍の日」(7月31日)の前に予定されている。

2020年までの国家軍備プログラムにより、合計で8隻の「ボレイ」と7隻の「ヤーセン」が建造され、海軍へ引き渡されなければならない。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

プロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中ロケット巡洋艦は、これまでに7隻が起工され、このうち3隻が就役済みです。

1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
2015年10月には北極圏航海を終えて帰港しています。
[ロシア海軍北方艦隊の新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2ヶ月以上に渡る北極圏航海を終えて帰港した]

2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
2015年9月末に太平洋艦隊カムチャツカ原潜基地へ到着しました。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、同年12月19日に就役しました。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]
2016年8-9月にはカムチャツカ原潜基地へ回航されます。
[ロシア海軍最新鋭原子力戦略用途水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフはバレンツ海での訓練を終えて基地へ戻った]

4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2017年にロシア海軍へ納入される]

5番艦(改「ボレイ」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]

6番艦「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」は2014年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第6のボレイ級戦略原潜は起工された]

7番艦「インペラートル・アレクサンドルIII」は2015年12月18日に起工されました。
[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに5隻が起工され、このうち1隻が就役済みです。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]

2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工されました。
[改ヤーセン級多用途原潜カザンのロシア海軍への引き渡しは2017年に予定されている]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]


2016年には、「ボレイ」級8番艦「ヤーセン」級6番艦が起工されます。
[2016年にロシア海軍の新世代戦略原潜ボレイ級8番艦と新世代多用途原潜ヤーセン級6番艦が起工される]

2016年の「ボレイ」級8番艦「ヤーセン」級6番艦の起工については以前から何度も報じられており、起工時期は7月と12月になるという情報も出ていましたが、具体的に、どちらの艦が何時起工されるのかという情報は有りませんでした。

今回、ロシア造船業界の総元締・総本山たる『統合造船業営団』の公式代理人(広報官)は、「ボレイ」級8番艦が2016年7月に、「ヤーセン」級6番艦は2016年12月に起工される事を明らかにしました。

艦名については、「ボレイ」級8番艦「クニャージ・ポジャールスキー」(中世ロシアの国民的英雄であるドミトリー・ミハイロヴィチ・ポジャールスキー公)になるという情報も有りますが、未だ決まっていないとの事です。

ポジャールスキー公の名前は、ソ連邦時代にはプロジェクト68bis巡洋艦「ドミトリー・ポジャールスキー」として命名されていました。
(1955年2月24日就役、太平洋艦隊へ配備、1987年3月5日除籍、1990年以降に解体)
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