ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスはカムチャツカ沖で魚雷発射訓練を行なった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年9月8日8時40分配信
【原子力潜水艦「クズバス」は演習で仮想敵水上艦支隊を撃破した】
モスクワ、9月8日、インタファクス-AVN

太平洋艦隊原子力潜水艦「クズバス」は、演習において水中位置から水上目標への魚雷の実地複合射撃を成功裏に実施した。
インタファクス-AVN太平洋艦隊の代理人ウラジーミル・マトヴェーエフ1等海佐より伝えられた。

「戦闘訓練計画に沿って、多目的原子力潜水艦クズバスの乗組員は、太平洋艦隊の海洋射爆場で水上目標への魚雷射撃を実行しました。
合計で2本の魚雷が発射され、正確に目標へ命中しました。
射撃は実弾により実行され、必要な安全要件は最大限遵守いたしました」

彼は指摘した。

彼によると、仮想敵艦の役割として、太平洋艦隊カムチャツカグループ小型対潜艦が関わっていた。

原子力潜水艦「クズバス」は、1983年から2001年に建造されたプロジェクト971「シチューカ-B」である。
「シチューカ-B」は、ロシア海軍多目的原子力潜水艦の主要タイプである。

潜水艦「クズバス」は、2009年から2016年まで極東工場『ズヴェズダー』で修理されていた。
潜水艦は、居住保障システム、無線電波兵装及び水中音響兵装(ソナー)を更新した。

プロジェクト971潜水艦は約13000トンの水中排水量を有しており、(水中)速力は33ノット、潜航深度は600メートルである。
兵装は、4門の533mm魚雷発射管及び4門の650mm魚雷発射管である。
弾薬総数は、40基までの魚雷、有翼ミサイル、ロケット魚雷である。



プロジェクト971「シチューカ-B」(NATOコード名「アクラ」)原子力大型潜水艦K-419は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市レーニン共産党青年団記念造船工場(現アムール造船工場)で1991年7月28日に起工されました。

建造中にソ連邦は解体されましたが、1992年5月18日に進水し、1992年12月31日にロシア海軍へ納入されました。
この間、1992年4月28日には「原子力巡洋潜水艦」へ類別変更されました。

翌1993年1月30日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

1993年2月5日に太平洋艦隊第2潜水艦小艦隊・第45潜水艦師団へ編入され、7月10日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
1993年4月13日には「モルシュ」Моржと命名されました。

1995年10月14日から12月15日まで戦闘勤務を実施。
1996年5月5日から7月26日まで戦闘勤務を実施。
1997年7月6日から8月18日まで戦闘勤務を実施。

1998年1月29日にロシア海軍総司令官の指示で「クズバス」Кузбассと改名されました。
因みに、「クズバス」Кузбасс「クズネツク炭田」Кузнецкий угольный бассейн の略称です。

1998年5月1日、第10潜水艦師団へ転属しました。

2001年には小規模な修理を行ないました。

2007年8月には原子力巡洋潜水艦「ネルパ」(現在はインド海軍へリース)の試験の支援へ参加しました。

2007年9月から12月までボリショイ・カーメニドックで修理を実施。

2008年7月末にはウラジオストク沖でロシア海軍記念日の観艦式に参加しました。
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2009年にはボリショイ・カーメニ艦船修理工場「ズヴェズダー」へ回航され、核燃料交換などを含む大規模なオーバーホールと、部分的な近代化改装(プロジェクト971Uへのアップグレード)が始まりました。
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オーバーホール(近代化改装)は2015年秋にようやく完了しました。

2015年12月18日にはロシア連邦首相ドミトリー・メドベージェフ氏(前ロシア連邦大統領)が「クズバス」を視察しました。


当初の計画では、「クズバス」は2015年12月末までに太平洋艦隊へ復帰する筈だったのですが、数ヶ月間延びて2016年3月下旬になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月末までに復帰する]

「クズバス」は、「ロシア潜水艦乗員の日」である2016年3月19日に太平洋艦隊へ引き渡されました。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月19日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]


復帰した「クズバス」は、2016年7月31日の「ロシア海軍の日」ウラジオストクで行なわれた観艦式へ参加しました。

その後、カムチャツカ半島原潜基地ヴィリュチンスクへ向かいました。
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以後の「クズバス」の動向は一切公表されていませんでしたが、2017年9月8日にはカムチャツカ沖で魚雷発射訓練を実施しました。

その数日前にはカムチャツカ沖で対潜哨戒機Il-38の対潜戦闘訓練が行なわれており、太平洋艦隊原子力潜水艦の1隻が仮想敵役を務めましたが、これも「クズバス」かもしれません。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年9月5日6時18分配信
【カムチャツカで対潜航空機の乗員は潜水艦の探知へ取り組んだ】



ロシア海軍に就役中のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦の内、4隻(北方艦隊の2隻と太平洋艦隊の2隻)はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」で高度な近代化改装が実施され、プロジェクト971Mへアップグレードされますが、「クズバス」は、この6隻には入っていません。
(「クズバス」の場合、ソナーや通信機器、居住区などの限定的な近代化に留まっている)
[近代化改装されるプロジェクト971M原子力巡洋潜水艦レオパルドは2018年にロシア海軍へ復帰する]

既に太平洋艦隊からはK-391「ブラーツク」K-295「サマーラ」が2014年9月末にセヴェロドヴィンスクへ回航されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原潜ブラーツクとサマ―ラはセヴェロドヴィンスクの艦船修理工場へ到着した]


現在のロシア連邦海軍における原子力潜水艦の分類は以下の通りです。

重戦略用途原子力水中巡洋艦:プロジェクト941「アクラ」(タイフーン)
戦略用途原子力水中巡洋艦:プロジェクト667BDRM「デリフィン」(デルタIV)、プロジェクト667BDR「カリマール」(デルタIII)、プロジェクト955「ボレイ」
原子力水中巡洋艦:プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)、プロジェクト885「ヤーセン」
原子力巡洋潜水艦:プロジェクト971「シチューカ-B」(アクラ)
原子力大型潜水艦:プロジェクト945「バラクーダ」(シエラI)、プロジェクト945A「コンドル」(シエラII)、プロジェクト671RTMK「シチューカ」(ヴィクターIII)


弾道ミサイル或いは有翼ミサイルの専用垂直発射機を装備する原潜西側で言う所のSSBNSSGNに該当する艦は「水中巡洋艦」に分類されています。
一方、いわゆる「魚雷攻撃型原潜」は、「原子力大型潜水艦」に分類されています。

ただ、今回の記事に登場する「クズバス」を含むプロジェクト971のみは「原子力巡洋潜水艦」と、「原子力水中巡洋艦」「原子力大型潜水艦」の中間的な分類となっております。

上記の分類はソ連邦解体後の1992年に定められたものですが、この当時、971魚雷発射管から発射できる長射程有翼ミサイル「グラナート」(SS-N-21)を搭載し、戦略用途原子力水中巡洋艦を補完する戦力と見なされていた為、他の魚雷攻撃型原潜と区別して「巡洋潜水艦」となりました。
(ただし、その後に「グラナート」971原潜から降ろされましたが)
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近代化改装される原子力巡洋潜水艦ヴェプリは2017年末にロシア海軍へ復帰する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年4月29日0時49分配信
【プロジェクト971多目的原子力潜水艦「ヴェプリ」は、修理及び近代化作業の後、2017年末にロシア海軍潜水艦部隊へ復帰する】

既存のプロジェクトの原子力潜水艦の技術的能力を適切な水準に維持する為のプログラムの枠組みにおいて、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』に属する艦船修理企業『ネルパ』は、2017年末までに多目的原子力潜水艦「ヴェプリ」(プロジェクト971)(ロシア)海軍潜水艦部隊へ引き渡す。
ロシア海軍総司令部の技術的要望に沿って、潜水艦は技術的準備状態の回復及び艦内システム及び機構の更新の為の広範囲の複合作業が行なわれる。
試験後、原子力潜水艦「ヴェプリ」は、北方艦隊潜水艦部隊多目的原子力潜水艦グループの一員として意図された任務の遂行を続ける。

既存のプロジェクトの原子力潜水艦の修理と近代化は、第4世代潜水艦の受領と同様に海軍総司令部の常時の注目ゾーンに在り、世界の大洋における全ての複合任務の遂行を可能にするレベルで海軍の潜水艦の構成要素の維持を可能にする。

[参照]
原子力潜水艦「ヴェプリ」
は、改善されたプロジェクト971として計画設計局『マラヒート』により設計され、セヴェロドヴィンスク企業『セヴマシュ』で建造された。
それは、潜水艦の居住保障システム及び艦内電波電子機器複合体を更新する追加的近代化の今後の作業の為に余裕を持たせている。

原子力大型潜水艦プロジェクト971は、潜水艦、艦船グループとの戦闘と、敵の地上施設へ打撃を与える為に意図されている。
それは、魚雷有翼ミサイルの発射の為に対応している8基の魚雷発射管(単独及び一斉発射を提供する)から成る魚雷-ロケット複合体で武装している。
潜水艦は、伝統的な2重船体設計方式の構造タイプを有している。
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プロジェクト971「シチューカ-B」原子力大型潜水艦K-157は、1990年6月16日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。

1992年6月3日には「原子力巡洋潜水艦」に類別変更されました。
1993年4月6日に「ヴェプリ」(猪)と命名されました。

1994年12月10日に進水しました。

1995年6月29日から航行試験が始まり、同年11月3日に終了しました。

1995年11月25日に受領証書への署名が行なわれ、11月30日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

1995年12月10日にはヤーゲリナヤ湾ガジエヴォ基地へ到着し、12月29日には北方艦隊第24潜水艦師団へ編入されました。

1998年9月11日、ガジエヴォ基地に停泊中の「ヴェプリ」で殺人事件が発生し、8名の水兵が殺害されました。
犯人の水兵も射殺されました。

2003年7月5日~11日には、ノルウェー海フランス海軍との合同演習へ参加しました。

2004年9月には北東大西洋フランス海軍との合同演習へ参加しました。
9月21日から29日までフランスブレスト港を訪問しました。
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2012年には予備役となり、2013年11月20日には寿命延長近代化改装の為の契約が締結されました。

2014年に艦船修理工場『ネルパ』へ回航され、オーバーホールが始まりました。
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そして今回、ロシア海軍広報部は、「ヴェプリ」の近代化改装は2017年末までに完了し、現役に復帰すると発表しました。


ロシア海軍に在籍するプロジェクト971原潜の内、4隻が大規模な近代化改装(プロジェクト971M)を行ないます。
[近代化改装されるプロジェクト971M原子力巡洋潜水艦レオパルドは2018年にロシア海軍へ復帰する]

ただし、「ヴェプリ」は4隻のプロジェクト971Mには含まれておらず、2016年3月に現役復帰した太平洋艦隊の同型艦「クズバス」と同程度の限定的な近代化に留まるようです。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]

近代化改装されるプロジェクト971M原子力巡洋潜水艦レオパルドは2018年にロシア海軍へ復帰する

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『イズベスチヤ』より
2017年4月28日0時1分配信
【静かな「超アクラ」は「カリブル」で武装する】

更新された潜水艦は、(水上)艦と潜水艦を破壊でき、更には地上目標へ高精度の打撃を与える。

来年(2018年)、(ロシア)海軍は近代化された最初のプロジェクト971M多目的原子力潜水艦K-328「レオパルド」を受領する。
更新された艦は、最新の有翼ミサイル「カリブル」、現代的な電波電子機器と強力な水中音響ステーション(ソナー)を装備する。
その特性により、「アクラ」は、最も現代的なロシア潜水艦「ヤーセン」に近づく。
軍事船員は、更新されたプロジェクト971M潜水艦へ、既に「スペルアクラ」(超アクラ)というニックネームを付けている。

海軍総司令部『イズベスチヤ』へ、契約下で4隻の艦が近代化されると話した:K-328「レオパルド」、K-461「ヴォルク」、K-391「ブラーツク」、K-295「サマーラ」
作業遂行者は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)と定められている。
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「最初の更新されたプロジェクト971M艦レオパルドを(ロシア)海軍は2018年に受領します」
艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
公式代理人エフゲニー・グラジシェフ『イズベスチヤ』へ話した。
「近代化された艦の技術的及び戦闘特性は、第4世代多目的原子力潜水艦の為の海軍の必要条件に適合しています」

潜水艦971Mは、輸送船、潜水艦、航空母艦を狩る事が出来、更には、沿岸施設へ打撃を与える。
当初、「アクラ」の武装には、核弾頭を有する亜音速有翼ミサイル「グラナート」が有った。
その発射は、533mm魚雷発射管を通して行なわれていた。
艦の弾数は28基のミサイルであった。
しかし、1980年代末に「グラナート」海軍の軍備から除外された。

「超アクラ」「グラナート」が有った場所は、水中からの発射の為に特別に近代化された通常弾頭を持つ有翼ミサイル「カリブル」により占められる。
このミサイルは、シリアの対テロ作戦中の2015年12月にディーゼル潜水艦B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」から初めて発射された。
(註:「カリブル」潜水艦発射ヴァージョンの事を指す)

多目的原子力潜水艦プロジェクト971(工場コード名「バルス」)は、サンクトペテルブルク設計局『マラヒート』により開発された。
艦は深度600mへの潜航が可能であり、35ノット(約時速70km)の航行速度を有し、自立航行期間は100日以上になる。
艦では100名の乗組員が勤務している。
プロジェクト971原子力潜水艦のトップは1985年に建造された。
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「アクラ」乗組員の為に、休憩室、少人数のプール付きサウナ、トレーニング場、4名用船室が提供された。
しかし、その主な利点は、騒音特性水準の著しい減少に在る。
これは、「アクラ」を敵の音響ステーション(ソナー)から事実上判別できなくした。

軍事科学アカデミー教授ワジム・コジュリンは、プロジェクト971潜水艦は、NATO諸国及びアメリカ合衆国の海軍を常に緊張させていると『イズベスチヤ』へ伝えた。
それは、幾つかの海軍の好奇心へ繋がっている。

「1996年、ヘブリディーズ諸島海域におけるNATOの原子力潜水艦の捜索と探知の演習の最中、ブリテン海軍の沿岸局と通信している時に我々のアクラが現れました」
専門家は話した。
「潜水艦の艦長は、ブリテンへ救助を求めました。
潜水艦には、海上では手術できない急性虫垂炎の水兵が居たのです。
そして2012年には、カナダ海軍と、そしてアメリカ海軍が、北部アメリカ沖で2隻のアクラを同時に発見しました。
しかし、追跡を始めたら、両方とも急速に見失いました。
その後、海軍司令部は、ロシア(潜水艦)は少なくとも2ヶ月間アメリカ合衆国沖に居た事を認めましたが、それを発見する事は出来ませんでした」


2017年初頭には、以前に建造された16隻の「アクラ」の内、海軍の戦闘編制には4隻の艦のみが含まれている。
この内の3隻は北方艦隊、1隻は太平洋艦隊である。
それ以外の潜水艦は、修理或いは保管されている。



プロジェクト971「シチューカ-B」原子力大型潜水艦K-328は、1988年10月26日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
1991年1月24日には「レオパルド」と命名され、1992年6月3日には「原子力巡洋潜水艦」に類別変更され、6月28日に進水しました。

1992年10月15日から30日まで工場航行試験が行なわれ、12月15日には国家受領試験が完了し、同年12月30日に海軍へ納入されました。
1993年1月15日に海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。

就役後の1993年1月29日にガジエヴォ基地へ到着し、2月5日には第24潜水艦師団へ編入されました。

1997年と、2006年~2007年にセヴェロドヴィンスクで修理が行なわれました。

2011年7月にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航され、近代化改装が始まりました。

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当初の計画では2015年末までに改装を終えて復帰する筈だったのですが、今回の記事の通り、2018年末に延期されました。
[アクラ級原潜レオパルドは2015年に近代化改装を終えて復帰する]


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ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト971「シチューカ-B」】

プロジェクト971「シチューカ-B」(NATOコード名「アクラ」級)は、1985年から2001年に掛けて14隻がソ連/ロシア海軍へ就役し、更に1隻がインド海軍へリースする為に建造され、2012年に引き渡されています。
既に2隻が除籍・解体されており、現在、ロシア海軍に在籍しているのは12隻です。

[コムソモリスク・ナ・アムーレ(アムール造船工場)建造艦]太平洋艦隊へ配備
・K-284(工場番号501):1993年4月13日に「アクラ」と命名
1983年11月11日起工/1984年6月22日進水/1984年12月30日納入/1985年1月15日就役
1994年頃退役、2004~2008年に極東艦船修理工場『ズヴェズダー』で解体

・K-263(工場番号502):1993年4月13日に「デリフィン」と命名、2002年2月9日に「バルナウル」と改名
1985年5月9日起工/1986年5月28日進水/1987年12月30日納入/1988年1月11日就役

・K-322(工場番号513):1993年4月13日に「カシャロート」と命名
1986年9月5日起工/1987年7月18日進水/1988年12月30日納入/1989年3月1日就役

・K-391(工場番号514):1993年4月13日に「キート」と命名、1997年9月1日に「ブラーツク」と改名
1988年2月23日起工/1989年4月14日進水/1989年12月29日納入/1990年1月13日就役

・K-331(工場番号515):1993年4月13日に「ナルヴァル」と命名、2001年1月24日に「マガダン」と改名
1989年12月28日起工/1990年6月23日進水/1990年12月30日納入/1991年1月23日就役

・K-419(工場番号516):1993年4月13日に「モルシュ」と命名、1998年1月29日に「クズバス」と改名
1991年7月28日起工/1992年5月18日進水/1992年12月31日納入/1993年1月30日就役
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]

・K-295(工場番号517):1993年4月13日に「ドラコン」と命名、1999年8月30日に「サマーラ」と改名
1993年11月7日起工/1994年7月1日進水/1995年7月17日納入/1995年7月29日就役

・K-152(工場番号518):1993年4月13日に「ネルパ」と命名
1993年起工/2006年6月24日進水/2009年12月28日就役
2012年1月23日、インド海軍へリース、「チャクラ」と改名

・工場番号519号艦(「イルビス」?)
1994年起工
2007年、工事進捗度60パーセントで建造停止

・工場番号520号艦
1990年起工
1992年3月18日、工事進捗度25パーセントで建造中止、その後に解体

・工場番号521号艦
1991年起工
1992年3月18日、工事進捗度12パーセントで建造中止、その後に解体

[セヴェロドヴィンスク(セヴマシュ)建造艦]北方艦隊へ配備
・K-480(工場番号821):1991年7月24日に「バルス」と命名、1998年4月27日に「アク・バルス」と改名
1985年2月22日起工/1988年4月16日進水/1988年12月29日納入・就役
2002年10月1日除籍、2010年に艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で解体

・K-317(工場番号822):1990年10月10日に「パンテーラ」と命名
1986年11月6日起工/1990年5月21日進水/1990年12月27日納入/1990年12月30日就役

・K-461(工場番号831):1991年6月25日に「ヴォルク」と命名
1987年11月14日起工/1991年6月11日進水/1991年12月29日納入/1992年1月27日就役

・K-328(工場番号832):1991年1月24日に「レオパルド」と命名
1988年10月26日起工/1992年6月28日進水/1992年12月30日納入/1993年1月15日就役

・K-154(工場番号833):1991年7月24日に「チグル」と命名
1989年9月10日起工/1993年6月26日進水/1993年12月29日納入/1994年1月5日就役

・K-157(工場番号834):1993年4月6日に「ヴェプリ」と命名
1990年7月13日起工/1994年12月10日進水/1995年11月25日納入/1995年12月30日就役

・K-335(工場番号835):1993年2月22日に「ゲパルド」と命名
1991年9月23日起工/1999年9月17日進水/2001年12月3日納入/2001年12月4日就役
[ロシア海軍北方艦隊の親衛原子力巡洋潜水艦ゲパルトはオーバーホールを終えて復帰した]

・K-337(工場番号836):1994年1月25日に「クーグアル」と命名
1992年8月18日起工
1998年1月22日建造中止
2003年以降に解体(原子炉などは「ボレイ」級戦略原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」へ流用)

・K-333(工場番号837):1995年2月7日に「ルイシ」と命名
1993年8月31日起工
1997年10月6日建造中止
2004年以降、解体(原子炉などは「ボレイ」級戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」へ流用)


この内、「レオパルド」、「ヴォルク」、「ブラーツク」、「サマーラ」の4隻がセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で大規模な近代化改装(プロジェクト971M)を行ないます。
[セヴェロドヴィンスクの艦船修理センターはアクラ級原潜を近代化する]
[ロシア海軍の約10隻のアクラ級原潜とオスカーII級原潜が近代化改装される]

北方艦隊「ヴォルク」は、2014年8月にセヴェロドヴィンスクへ回航されています。
[ロシア海軍北方艦隊のアクラ級原潜ヴォルクはセヴェロドヴィンスクで近代化改装を行なう]

太平洋艦隊「ブラーツク」「サマーラ」も、2014年9月末にセヴェロドヴィンスクへ回航されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原潜ブラーツクとサマ―ラはセヴェロドヴィンスクの艦船修理工場へ到着した]

近代化改装されるプロジェクト971Mは、巡航ミサイル「カリブル」を装備します。
[ロシア海軍のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦(アクラ級)は近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備する]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

「カリブル」(潜水艦発射型)は、2015年12月8日に地中海東部潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ発射されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


プロジェクト971は、元々は核弾頭装備の対地攻撃用有翼ミサイル「グラナート」(最大射程3000km)を標準装備していたのですが、1990年代にアメリカとの協定により、戦略原潜(弾道ミサイル原潜)以外の全ての水上艦潜水艦に搭載されている核兵器を撤去する事になった為、971「グラナート」も退役しました。
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それから約20年を経て、近代化される971原潜には「グラナート」をベースにして開発された有翼ミサイル「カリブル」が搭載される事になります。

近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2016年3月22日3時4分配信
【原子力潜水艦「クズバス」は修理後に太平洋艦隊へ引き渡された】

3月19日・土曜日、ボリショイ・カーメニ艦船修理工場「ズヴェズダー」の埠頭で、原子力巡洋潜水艦「クズバス」が修理後に納入された。
潜水艦引き渡し式典には、太平洋艦隊司令部の代表、艦船修理工場の代表、潜水艦隊の退役将兵、(沿海)地方幹部、議員が出席した。

太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将はスピーチで指摘した。
「今日は重要な出来事です。
潜水艦は海軍へ引き渡されました。
それは、我々の部隊の作戦において最も重要な任務を遂行します。
私達は、艦船修理及び造船ベースが立ち上がるのを見ました。
数年で工場は復活、発展し、太平洋艦隊の原子力潜水艦隊の即応性を確保する為の全ての能力を有しています」


潜水艦の居住保障システム、無線電波兵装及び水中音響兵装(ソナー)は更新され、大部分の機器は、最新の同類のものと交換された。
その後、検査航行試験が行われ、3月上旬に成功裏に完了した。

式典の最後に、セルゲイ・アヴァキャンツ大将は、工場労働者と潜水艦乗組員へ『ソ連邦元帥S.G.ゴルシコフ』勲章を授与した。

原子力潜水艦「クズバス」は第3世代に属している。
それはコムソモリスク・ナ・アムーレで1991年7月28日に起工され、1992年12月31日に海軍へ引き渡された。
1998年までは「モルシュ」の名を有していた。
プロジェクト971U潜水艦は約13000トンの水中排水量を有しており、(水中)速力は33ノット、潜航深度は600メートルである。
兵装は、4門の533mm魚雷発射管及び4門の650mm魚雷発射管である。
弾薬総数は、40基までの魚雷、有翼ミサイル、ロケット魚雷である。


『SMISMITTY』のブログより
2016年3月19日20時25分配信
【修復された原子力潜水艦「クズバス」の太平洋艦隊への引き渡し式典】

「クズバス」引き渡し式典の写真が数多く掲載されています。


プロジェクト971「シチューカ-B」(NATOコード名「アクラ」)原子力大型潜水艦K-419は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市レーニン共産党青年団記念造船工場(現アムール造船工場)で1991年7月28日に起工されました。

建造中にソ連邦は解体されましたが、1992年5月18日に進水し、1992年12月31日にロシア海軍へ納入されました。
この間、1992年4月28日には「原子力巡洋潜水艦」へ類別変更されました。

翌1993年1月30日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

1993年2月5日に太平洋艦隊第2潜水艦小艦隊・第45潜水艦師団へ編入され、7月10日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
1993年4月13日には「モルシュ」Моржと命名されました。

1995年10月14日から12月15日まで戦闘勤務を実施。
1996年5月5日から7月26日まで戦闘勤務を実施。
1997年7月6日から8月18日まで戦闘勤務を実施。

1998年1月29日にロシア海軍総司令官の指示で「クズバス」Кузбассと改名されました。
因みに、「クズバス」Кузбасс「クズネツク炭田」Кузнецкий угольный бассейн の略称です。

1998年5月1日、第10潜水艦師団へ転属しました。

2001年には小規模な修理を行ないました。

2007年8月には原子力巡洋潜水艦「ネルパ」(現在はインド海軍へリース)の試験の支援へ参加しました。

2007年9月から12月までボリショイ・カーメニドックで修理を実施。

2008年7月末にはウラジオストク沖でロシア海軍記念日の観艦式に参加しました。
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2009年にはボリショイ・カーメニ艦船修理工場「ズヴェズダー」へ回航され、核燃料交換などを含む大規模なオーバーホールと、部分的な近代化改装(プロジェクト971Uへのアップグレード)が始まりました。
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オーバーホール(近代化改装)は2015年秋にようやく完了しました。

2015年12月18日にはロシア連邦首相ドミトリー・メドベージェフ氏(前ロシア連邦大統領)が「クズバス」を視察しました。


当初の計画では、「クズバス」は2015年12月末までに太平洋艦隊へ復帰する筈だったのですが、数ヶ月間延びて2016年3月下旬になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月末までに復帰する]

そして「クズバス」は、「ロシア潜水艦乗員の日」である2016年3月19日に太平洋艦隊へ引き渡されました。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月19日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]


復帰した「クズバス」は、今後、近い内にカムチャツカ半島原潜基地ヴィリュチンスクへ向かいます。
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ロシア海軍に就役中のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦の内、6隻(北方艦隊の3隻と太平洋艦隊の3隻)はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」で高度な近代化改装が実施され、プロジェクト971Mへアップグレードされますが、「クズバス」は、この6隻には入っていません。
(「クズバス」の場合、ソナーや通信機器、居住区などの限定的な近代化に留まっています)
[セヴェロドヴィンスクの艦船修理センターはアクラ級原潜を近代化する]
[ロシア海軍の約10隻のアクラ級原潜とオスカーII級原潜が近代化改装される]

既に太平洋艦隊からはK-391「ブラーツク」K-295「サマーラ」が2014年9月末にセヴェロドヴィンスクへ回航されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原潜ブラーツクとサマ―ラはセヴェロドヴィンスクの艦船修理工場へ到着した]


現在のロシア連邦海軍における原子力潜水艦の分類は以下の通りです。

重原子力戦略用途水中巡洋艦:プロジェクト941「アクラ」(タイフーン)
原子力戦略用途水中巡洋艦:プロジェクト667BDRM「デリフィン」(デルタIV)、プロジェクト667BDR「カリマール」(デルタIII)、プロジェクト955「ボレイ」
原子力水中巡洋艦:プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)、プロジェクト885「ヤーセン」
原子力巡洋潜水艦:プロジェクト971「シチューカ-B」(アクラ)
原子力大型潜水艦:プロジェクト945「バラクーダ」(シエラI)、プロジェクト945A「コンドル」(シエラII)、プロジェクト671RTMK「シチューカ」(ヴィクターIII)


弾道ミサイル或いは有翼ミサイルの専用垂直発射機を装備する原潜西側で言う所のSSBNSSGNに該当する艦は「水中巡洋艦」に分類されています。
一方、いわゆる「魚雷攻撃型原潜」は、「原子力大型潜水艦」に分類されています。

ただ、今回の記事に登場する「クズバス」を含むプロジェクト971のみは「原子力巡洋潜水艦」と、「原子力水中巡洋艦」「原子力大型潜水艦」の中間的な分類となっております。

上記の分類はソ連邦解体後の1992年に定められたものですが、この当時、971魚雷発射管から発射できる長射程有翼ミサイル「グラナート」(SS-N-21)を搭載し、原子力戦略用途水中巡洋艦を補完する戦力と見なされていた為、他の魚雷攻撃型原潜と区別して「巡洋潜水艦」となりました。
(ただし、その後に「グラナート」971原潜から降ろされましたが)

ロシア海軍のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦(アクラ級)は近代化改装により巡航ミサイル「カリブル」を装備する

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『タス通信』より
2016年3月19日19時56分配信
【原子力潜水艦プロジェクト971はミサイル複合体「カリブル」で武装する】
モスクワ、3月19日/タス通信

原子力潜水艦プロジェクト971は近代化された後に兵装としてミサイル複合体「カリブル」を受け取る。
ラジオ局『ロシアニュースサービス』の生放送でロシア海軍戦闘訓練管理部長ヴィクトール・コチェマゾフ少将は述べた。

「現在の潜水艦プロジェクト971の近代化では、このミサイル複合体の設置が予定されています」
彼は話した。

コチェマゾフによると、複合体の試験中に「その長所が積極的に示されました」
「そして潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーでの実戦使用は、この複合体が更なる発展の為の輝かしい将来性を有していることを示しました」

彼は強調した。

多目的原子力潜水艦プロジェクト971「シチューカ-B」(NATO分類-アクラ)は、以前には有翼ミサイル「グラナート」を搭載していた。
公表された情報によると、このミサイルは既に兵装から除かれている。


プロジェクト971「シチューカ-B」(NATOコード名「アクラ」級)は、1985年から2001年に掛けて14隻がソ連/ロシア海軍へ就役し、更に1隻がインド海軍へリースする為に建造され、2012年に引き渡されています。
既に2隻が除籍・解体されており、現在、ロシア海軍に在籍しているのは12隻です。

[コムソモリスク・ナ・アムーレ(アムール造船工場)建造艦]:太平洋艦隊へ配備
K-263(工場番号502):1993年4月13日に「デリフィン」と命名、2002年2月9日に「バルナウル」と改名
1985年5月9日起工/1986年5月28日進水/1987年12月30日納入/1988年1月11日就役

K-322(工場番号513):1993年4月13日に「カシャロート」と命名
1986年9月5日起工/1987年7月18日進水/1988年12月30日納入/1989年3月1日就役

K-391(工場番号514):1993年4月13日に「キート」と命名、1997年9月1日に「ブラーツク」と改名
1988年2月23日起工/1989年4月14日進水/1989年12月29日納入/1990年1月13日就役

K-331(工場番号515):1993年4月13日に「ナルヴァル」と命名、2001年1月24日に「マガダン」と改名
1989年12月28日起工/1990年6月23日進水/1990年12月30日納入/1991年1月23日就役

K-419(工場番号516);1993年4月13日に「モルシュ」と命名、1998年1月29日に「クズバス」と改名
1991年7月28日起工/1992年5月18日進水/1992年12月31日納入/1993年1月30日就役

K-295(工場番号517):1993年4月13日に「ドラコン」と命名、1999年8月30日に「サマーラ」と改名
1993年11月7日起工/1994年7月1日進水/1995年7月17日納入/1995年7月29日就役


[セヴェロドヴィンスク(セヴマシュ)建造艦]:北方艦隊へ配備
K-317(工場番号822):1990年10月10日に「パンテーラ」と命名
1986年11月6日起工/1990年5月21日進水/1990年12月27日納入/1990年12月30日就役

K-461(工場番号831):1991年6月25日に「ヴォルク」と命名
1987年11月14日起工/1991年6月11日進水/1991年12月29日納入/1992年1月27日就役

K-328(工場番号832):1991年1月24日に「レオパルド」と命名
1988年10月26日起工/1992年6月28日進水/1992年12月30日納入/1993年1月15日就役

K-154(工場番号833):1991年7月24日に「チグル」と命名
1989年9月10日起工/1993年6月26日進水/1993年12月29日納入/1994年1月5日就役

K-157(工場番号834):1993年4月6日に「ヴェプリ」と命名
1990年7月13日起工/1994年12月10日進水/1995年11月25日納入/1995年12月30日就役

K-335(工場番号835):1993年2月22日に「ゲパルド」と命名
1991年9月23日起工/1999年9月17日進水/2001年12月3日納入/2001年12月4日就役



12隻のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦の内、6隻(北方艦隊の3隻と太平洋艦隊の3隻)はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」で高度な近代化改装が実施されます。
近代化されるのは「レオパルド」、「ヴォルク」、「ブラーツク」、「サマーラ」、この他に2隻程度です。
[セヴェロドヴィンスクの艦船修理センターはアクラ級原潜を近代化する]
[ロシア海軍の約10隻のアクラ級原潜とオスカーII級原潜が近代化改装される]

北方艦隊「レオパルド」「ヴォルク」「ズヴェズドーチカ」で近代化改装工事が行なわれています。
[アクラ級原潜レオパルドは2015年に近代化改装を終えて復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のアクラ級原潜ヴォルクはセヴェロドヴィンスクで近代化改装を行なう]

太平洋艦隊「ブラーツク」「サマーラ」は、2014年9月末にセヴェロドヴィンスクへ回航されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原潜ブラーツクとサマ―ラはセヴェロドヴィンスクの艦船修理工場へ到着した]

この近代化改装により、これらの艦は対地/対艦有翼ミサイル「カリブル」を搭載します。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

「カリブル」は2015年12月8日に地中海東部潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ発射されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


プロジェクト971原潜は、元々は核弾頭装備の対地攻撃用有翼ミサイル「グラナート」(最大射程3000km)を標準装備していたのですが、1990年代にアメリカとの協定により、戦略原潜(弾道ミサイル原潜)以外の全ての水上艦潜水艦に搭載されている核兵器を撤去する事になった為、971「グラナート」も退役しました。
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それから約20年を経て、近代化される971原潜には「グラナート」をベースにして開発された有翼ミサイル「カリブル」が搭載される事になります。