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近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな航空機管制複合体レジストル-Eを装備する

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『タス通信』より
2021年5月11日9時7分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」は試験が完全ではない電波技術複合体を受け取るかもしれない】
モスクワ、5月11日/タス通信

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、修理中に、試験が完全ではない近距離航法、飛行管理、艦上航空隊の航空機の着艦アプローチ及び着艦の為の新たな艦載自動電波技術複合体を受け取るかもしれない。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

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「航空母艦の修理中、このような古い複合体レジストル-K42の新たな同類の複合体レジストル-Eへの交換が予定されてます。
これは、インド海軍へ首尾よく売り込まれております。
ですが、新たな複合体はロシア製電子機器を使用しており、ロシアが持つ2つの複合体ニートカ(航空機地上試験訓練複合体)の1つにおいて、未だ完全な試験を経ておりません」

対談者は話した。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

公開情報によると、複合体の個々のシステム~対談者は、その名を提示しなかった~は、エイスクニートカへ供給されている。
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これは特に、2次元電波位置測定器(レーダー)についての話である。
しかし、複合体の全ての準備が整っていないが故に、この装置の全ては完全な試験が行なわれていない。
伝えられているように、エイスクニートカは、2016年では無く、2023年になってから運用へ入る事が出来る。

専門家によると、国内製「レジストル」は、サキ複合体ニートカ航空母艦の完全なる地上類似体~での飛行訓練期間中に試験を行なうのが最適である。

対談者は、既存及び将来のロシア航空母艦の為の航空技術機器及び材料の作成の為の試験設計作業を遂行している会社が、既にサキへ移動している事を想い起こした。
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[複合体「レジストル-E」について]
複合体「レジストル-E」
は、チェリャビンスク測定機器-電波技術複合体科学研究所により開発及び製造され、現在、インド海軍へ2基が供給されている。
これは特に、『セヴマシュ』で近代化され、インド側へ引き渡されたインド海軍旗艦航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)へ装備されている。

測定機器-電波技術複合体科学研究所によると、インドにおける複合体の運用中、この国の海軍のパイロットは、1500回以上の航空母艦の甲板への着艦を行ない、複合体「レジストル-E」「最良の側面を発揮した」

複合体「レジストル-E」は、インド海軍ロシア海軍海上航空隊の軍備として在る艦上戦闘機MiG-29K/KUBとのデータ交換デジタルチャンネルを有する。
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「インドで建造されている航空母艦ヴィクラントの為の複合体レジストル-Eの供給は、指定期限内に実行いたしました」
測定機器-電波技術複合体科学研究所
は伝えた。
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[ロシア航空母艦、その地上類似体と航空機について]
サキ
複合体ニートカは、将来に何度も近代化される見通しにより「鉄」で建設されており、専門家によると、これがコンクリートで作られたエイスク複合体ニートカとの主な相違点である。
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今、サキニートカは修理と近代化を待っており、専門家によると、2021年夏には、艦上航空隊の戦闘飛行士が「クリミアの航空母艦」航空母艦への着艦訓練を行なう事が出来るだろう。

2017年2月、北方艦隊航空母艦打撃グループ地中海からセヴェロモルスクへ戻った。

グループには、特に、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が含まれていた。
「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、ロシア海軍の現代史上初めてシリア軍事作戦に関わった

現在、航空母艦『第35艦船修理工場』(『統合造船業営団』へ加入している艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の支所)で修理を行なっている。
北方艦隊海上航空隊には、Su-33Su-25UTGの第279と、MiG-29K/KUBの第100の2つの独立艦上戦闘機航空連隊が在る。

「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海において、その艦上には第279独立艦上戦闘機航空連隊と、パイロットがサキ複合体ニートカで訓練を行なった第100独立艦上戦闘機航空連隊の数機の航空機が在った。

手持ちの情報によると、この時、第100独立艦上戦闘機航空連隊航空機の大部分は、クリミアウクライナの一部だった時、その類似体が使用できなかったが故に建設が開始された新たな複合体ニートカが就役しなければならないエイスク飛行場に留まっていた。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。

なお、乾ドック拡張工事の最中、請負業者と発注者『第35艦船修理工場』との間で金銭トラブルが発生した為、2020年6月下旬に新たな請負業者として『オルゲネルゴストロイ』商会が選ばれ、工事が再開されました。
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[ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグはウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代改装を行なっているムルマンスク艦船修理工場を視察した]


2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた]

近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験は2022年に行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの洋上試験は2022年に行なわれる]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了予定時期は2022年末から変更されていない]


「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装の際に新たな航空機管制複合体を装備します。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

現在、「アドミラル・クズネツォフ」には、航空機管制複合体「レジストルK-42」(NATOコード名「ケイク・スタンド」)が装備されていますが、既に旧式化しており、インド海軍航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」に装備されている「レジストル-E」が、「アドミラル・クズネツォフ」にも装備されます。
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ロシア海軍のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化における輸入代替問題

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月28日16時5分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」:ヨーロッパ調の近代化】

2014年からロシア連邦軍の前には切迫した輸入代替問題が存立し続けており、それは既に伝統的に、ロシア海軍にとって最も切実である。
『Mil.Press FlotProm』編集者は、プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の戦闘能力の向上の最中に、この問題がどのように解決されたのかを明るみに出した。
ロシア唯一の航空巡洋艦は、一般的な灰色の背景に明るい点が目立つが、それにも関わらず、その艦内にはヨーロッパ起源の機器や材料が同様に採用され、ロシアの類似品で代替されている。


[国内製造者への緑の信号]
ロシア海軍
の再軍備大規模プログラムの実行は、新たに建造される艦船と既存の艦船の近代化における完全な輸入代替の極めて非日常の課題へ直面した。
現在、この問題は依然として切迫して存立し続けている:まだ使用されている輸入ディーゼルエンジン発電機、外国の船上クレーン(『パルフィンガー』『ソルメック』など)及び対火災システム、最近まで購入されていたノルウェー照明機器『グラモックス』中国で製造されたチェーンも同様に使用されている。

肯定的な傾向は、多くの方向で展望されている。
これは大規模国家プロジェクト、例えばプロジェクト22350フリゲートの為の海上ディーゼル-ガスタービンユニットM55Rの完全な国内製品の供給であり、ロシア連邦領内の製造企業の力による輸入機器の完全な局地化である。

輸入代替のもう1つの成功例として、スイスの企業『エンドレスハウザー』が製造した信号送受信機の使用を海軍が断念した事がある。
それは特に、サンクトペテルブルクの企業『ヴァルコム』の製品で代替された。

「この15年間、軍用艦への信号送受信機は、全て国内製が供給されていました。
製品が不足した時には『エンドレスハウザー』が使用されましたが、今では全て揃っています」

業界の情報提供者は本誌へ説明した。

輸入代替の主な問題は、海軍の建設において生じる。
海軍の艦船の修理と近代化の際、外国製品を使用する可能性は非常に制限される。
特に、航空巡洋艦のように特殊な機器プロジェクトで満たされている場合には。

[「クズネツォフ」の輸入代替の成功]
『Mil.Press FlotProm』
は、艦隊の他の艦船の輸入代替の失敗した前例についての手持ちの情報を考慮に入れ、重航空巡洋艦における外国製品の具体的な事情を明らかにした。

遠海ゾーンのシリア沖ロシア海軍作戦連合部隊の一員としての戦闘任務遂行の完了後の2017年10月、ロシア唯一の航空巡洋艦は、各個の近代化作業による技術的準備状態の回復を行なった。
設計支援作業は『ネヴァ川計画設計局』により保障された。
契約の主要請負業者として艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』が登場した。

当初、重航空巡洋艦の復帰は2021年に予定されていたが、2件の非常に不快な緊急事態(浮きドックPD-50の沈没と溶接作業を行なった結果の艦の火災)に関連し、修理完了は2022年に延期された
この時期は、特に、『ズヴェズドーチカ』の最新入札で記されている。

作業は、2018年4月20日の国家契約1822187302961442209025319号の枠組みで行なわれ、ロシア連邦国防省のニーズの為の作業が行なわれる。
「工場番号105・プロジェクト11435重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの技術的準備状態の回復作業と各個の近代化作業の実行(2022年に納入)」
国家調達サイトの通知には、こう記されている。

同時に、機器一式の製造の期間短縮と供給者の保証義務期間の制限が予測される一部の購入は、2024年に延期された。
供給企業の1つの代理人は伝えた。

国産機器の使用の成功例として、サンクトペテルブルクで製造された完全なるロシア製エレベータを入れる事が出来る。
2021年の調理用機器の大部分は、ネヴァ市の企業からも出荷される。
それでも尚、ベラルーシの企業主は、巡洋艦の調理器の近代化への参加を表明した。
「バラナヴィーチの製造者の野菜切り器、肉挽き器、ジャガイモ皮むき器、ミキサーが海上船の5つの調理室への設置を予定しています。
現在、製品の試験が行なわれています」

2020年9月にベラルーシの刊行物『我々の土地』は伝えた。

『Mil.Press FlotProm』が知ったように、ロシアの企業は「アドミラル・クズネツォフ」チェーンを供給した。
もう1つの例は、船の照明機器である。
このタイプのコンポーネントの主な問題は、製品一覧が1つの企業から購入された際の包括的な供給を保障する国内企業の能力の欠如にある。
これは、ロシア市場「盗んだ」、例えばノルウェー『グラモックス』である。
軍の発注による作業を拒否した後、その「空白」ポーランド中国の製品の供給で埋める事が試みられた。
しかし、「アドミラル・クズネツォフ」艦内に輸入品は浸透しなかった。
照明の6分の1の部分は、独自の生産で首都の企業からの供給が合意されており、製品一覧の残りは、「交換」の状態から修理の状態へ移行した。

このように、事実として多くの歴史的問題という立ち位置の下で『ネヴァ川計画設計局』、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、巡洋艦の艦内へ輸入品が入り込むことを防ぐ為、重要な作業を行なっていると言えるだろう。
設計局の元トップマネージャーの1人が説明したように、目に見える船体のみを国産に出来る民間造船とは異なり「海軍は、我々にとって多かれ少なかれ良いです」

最も目に見えて混乱したのは、航空巡洋艦船用家具の交換の話である。
当初、この作業は、2社:『海洋複合システム』或いは『ゲセル』の内の1社に与えられる予定だった。
この情報は、『ネヴァ川計画設計局』の職員により確認された。

『海洋複合システム』は、前国防相アナトリー・セルジュコフの決定でロシア連邦海軍の為の供給者として承認された有限責任会社『ストロングボックス・マリン・ファニチャー』を通して家具の供給を行なった会社として業界では知られている。
2016年には唯一の供給者としての主導的立場が揺らぎ、船家具の生産の専門企業や、造船工場の家具工房が市場で積極的な作業を始めた。
少なくとも2018年まで、ブランド『ストロングボックス』は軍の発注の為の国家調達に出ていた。
しかし、『海洋複合システム』社の作業の特質は変化した。

「彼らは既にロシアの金属家具の生産をマスターしていますが、名前は英語の『ストロングボックス』です。
1年前に『海洋複合システム』の海上造船部長は我々を連れて行き、機器を移送、調整し、予備試験を通過し、既に純粋にロシアの家具です」

2016年の海軍軍事科学研究センター『海軍アカデミー』の資料では、こう述べられている。

この情報の関連性は、『ネヴァ川計画設計局』の対談者により確認された。
「私はロシノの工場へ行きましたが、彼らはそこに居ます。
とても現代的で、良い生産です」

彼は述べた。

もう1人の業界の情報提供者は、全ての船家具製造企業が一般的に輸入材料を使用している事は取るに足らないと評価した。
これは特に、外国の補助材料、接着剤、ラミネートフローリングについての話である。

「アドミラル・クズネツォフ」の脈絡はで、大型家具の発注は艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』での独自製造で間に合う。
「当初、『ネヴァ川計画設計局』は『ゲセル』或いは『海洋複合システム』を提示しましたが、『ズヴェズドーチカ』は、これらの作業を近代化カテゴリーから修理カテゴリーへ移し、このようにして自力での作業実行を開始しました」
対談者は説明した。

[輸入タールのスプーン]
重航空巡洋艦
の近代化における輸入代替の総じて肯定的なマップは、外国製品の未実現の断念の一連の例により損なわれている。

艦の最も注意すべき問題は、排水浄化装置~適切な操作無くしては如何なる船も軍用艦も国際水域へ入る権利を持たない重要な機器~の交換である。
航空巡洋艦の乗組員は2000名弱であり、航海中は毎日膨大な量の日常生活水が生じ、世界の大洋へ排出する前に清掃し、消毒する必要が有る。
(排水浄化の質の必要条件は、MARPOL-73/78条約により厳しく制限されている)

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア産業界の積極的な提示にも関わらず、イタリア『テクニコマル』社から排水浄化装置エコマールの購入を予定している。
輸入機器は、軍の代表が参加する事無く『ロシア海上運送登録』の証明書により集合配達される。

輸入製品の歴史的要因の論拠として引用された出版物の対談者の1人:「適用はだいぶ前に合意され、当局の発注が形成され、全て承認されました」
彼は更に。国内の代案は、レニングラード地域の企業『ヴィネタ』の製品である事を指摘した。

「このテーマに関する議論は何時も有ります。
『ヴィネタ』はロシアの排水浄化機器を作成しています。
しかし、それは同じ効率性を持っていませんし、それはアドミラル・クズネツォフで非常に大きな効率性を持たなければなりません」

彼は説明した。

『ヴィネタ』は、巡洋艦の修理開始以来、「アドミラル・クズネツォフ」の為の排水浄化装置の作成に関する交渉が行なわれ、必要な性能の装置を設計したと伝えた。
軍事発注により同社が建造する効率性の低い同類の供給は2017年に始まった。
国内コンポーネントの割合は90パーセントと見積もられ、製造は軍の代表の管理下に在る。
これに加え、『ヴィネタ』排水浄化装置の技術的優位を主張している。
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「外国の製造者に対する当社の優位性は、装置の動作の為に追加の試薬を導入する必要が無い事です。
何しろ、我々の輸入競合社の殆どは、化学試薬の備蓄を機内へ運び、それを装置へ追加して作り上げるように提供されています。
ですが、これでは場所を占有し、追加の熟練した整備を必要とします。
これに加え、これらは乗組員の健康を害する恐れのある非常に危険な化学物質です。
我々の装置は、入ってくる海水から直接消毒する為に必要な全ての物質を生産するので、追加の整備を必要としません」
『アルミヤ・オンライン』
プロジェクトの枠組みにおける『ヴィネタ』のプレゼンテーションでは、こう述べられた。

2021年第1四半期末には、イタリア側が時間を弄ぶ状況が出来上がった。
『テクニコマール』は、『ヴィネタ』よりも短い供給時期を提示した。
長い討議の結果、『ネヴァ川計画設計局』は、同様の生産性で国内及び輸入機器の戦術技術的特性に準拠したレニングラード地域からの同社の製品を、イタリア装置製造企業の1つと共に供給する事で解決した。

航空巡洋艦では、2つの製造者~ロシア外国排水浄化装置の同時運用が受け入れられる事となった。
これは乗組員の作業と、機器の維持の双方を複雑にする。

もっとも、外国の供給者の選択に関連するリスクは、3月に『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフにより有声化されている。
「今、私共は、実際に各月に、既に供給された機器のメンテナンスや、交換部品の供給に関し、外国の会社が整備の為に来る事を拒否される事に直面しております。
これは生存の問題であり、ここで妥協は出来ないという事を、誰もがずっと以前に理解しなければなりません」


『統合造船業営団』トップの態度は、実際に確認されている。
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」には、以前既に「ヘリ-セップ」の分離器が置かれていた。
この発注の詳細に精通する業界の情報提供者によると、供給は「実験」の状態に在った。
その結果、操作開始の数ヶ月後、「ヘリ-セップ」は制御ボードを燃やすという報いを受けた。
それはアメリカ製である事が判明した。
それを交換する為の要素の供給をアメリカ合衆国は拒否した。
機器は、動作に戻らなかった。

ロシア唯一の航空巡洋艦の近代化の為の輸入機器の選択の理由について、対談者の1人は、供給が「誰かのロビー活動」である事を率直に指摘した。

「アドミラル・クズネツォフ」の復帰作業の為、輸入材料を使用する製品の選択のもう1つの例は、コーティング塗料『ヨトゥン・ペインツ』を使用する決定である。
これはノルウェーに本部が在る会社である。
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『ヨトゥン』航空巡洋艦の為に生産する使用材料の計画総量は52446リットル(47419リットルのニス材料を含む)である。
これは、国家発注に記されている「アドミラル・クズネツォフ」の船体及び上部構造物の塗装の為の技術的課題からのデータによる。

この状況は興味深い事に、艦の設計文書では、同類への交換の可能性無しで、この会社のニス材料を使用する要件がしっかりと確約されている事が判明している。
即ち、国内製造者の製品は考慮されておらず、入札も行なわれていないのである。

注目される事に、『ヨトゥン』数年前からロシアで独自に生産している
しかしながら、「アドミラル・クズネツォフ」の為の塗料がレニングラード地方の会社から供給されるかどうかは分からない。
材料の購入の責任は、巡洋艦の修理の為の契約の主履行者では無く、塗装作業を行なう下請け業者に在る

『ヨトゥン』の代表は、2017年にレノブラストでの生産におけるロシアの原材料の使用量を次のように決定した。
「250の製造ポジションの範囲内で国内原材料の部分を客観的に見積もる事は困難です。
しなしながら、それは平均して30パーセント以下です」


国内の3つのコーティング塗料製造会社の代表は、『ネヴァ川計画設計局』『ヨトゥン』を選択したという決定に戸惑いを表明した。
彼らによると、ニス材料の出所を客観的に見積もる為、2つの技術的要因と1つの経済的要因を見る必要が有る:製剤、原材料と、誰が会社の受益者なのかを。

『Mil.Press FlotProm』は、ノルウェーのルーツを持つニス材料が重航空巡洋艦の為に選択された論拠を見い出す事に成功した。
先ず初めに、『ヨトゥン』は必要な材料の一覧を全て総合的に供給できる。
これは、互換性が不明で試験されていない各個のポジションでは無く、コーティングシステムの選択の話である。
第2の要因は、コーティングシステムの技術-経済性が示された事である。
しかし、『ヨトゥン』の材料の購入金額は入札文書に記載されていない為、この論拠を確実に検証する事は出来ない。

にも関わらず、このような慣行~競争選択の可能性無しで単一の履行者の確固たる統一~は、多くの分野における国内産業の不安定な状況を悪化させるだろう。

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同じような状況は、航空機制止機(着艦拘束装置)の充填材料でも形成されている。
それはドイツにルーツを持つ。
同時に、我が国の主要材料研究所~科学研調査研究センター・クルチャトフ研究所『プロメテイ』の対談者が説明したように、このような材料は、サンクトペテルブルクの複数の企業が開発できる:『ゴムコーティング・製品科学調査研究所』『アカデミックS.V.レべデフ記念合成ゴム科学調査研究所』『プラストポリメル科学調査研究所』
無論、輸入代替を終了するという意思決定の場合は、科学調査・試験設計作業の実施と資金が必要になる。

しかしその一方、航空機制止機の適切な機能は、あらゆる航空母艦の機器にとって非常に重要であり、艦上航空隊航空機、即ち重航空巡洋艦の主武装の使用の可能性(或いは不可能性)に依存する。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化における次なる問題は、「小さな艦隊」に言及される。

巡洋艦艦載艇には、出力138キロワット(188馬力)の逆減速機を持つアメリカ製4サイクルディーゼル「キャタピラー-3056」が設置されている。
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ここで主発注者の選択は、先ず初めに単一質量あたりのエンジンの出力の要件の比較により決定された。
この決定には『海軍艦船・兵器科学調査研究所』が合意し、『ネヴァ川計画設計局』は、この決定を選択する際に大きな影響を与えなかった。

「アメリカ製」の国内の同類は、『ヤロスラヴリ機関工場』の海洋製品を基にしたディーゼル減速ユニットと見なす事が出来る。
しかし、重量・寸法特性で、それは外国の同類に劣る。
2021年に複数の企業が『ロシア海上運送登録』の要件として『ヤロスラヴリ機械工場』の海洋製品を使っている:サンクトペテルブルク、レニングラード地域、バルナウルで。
『Mil.Press FlotProm』が知ったように、現在、「アドミラル・クズネツォフ」へ供給された艇の同類は、既に国内製の動力装置を装備している。

別の問題は、ウクライナ領域で製造されたソヴィエト時代の機器とコンポーネントである。
艦上航空隊の飛行の保障に関連するキーとなる機器の部分について、設計文書では調整されておらず、ウクライナ領内に残っている企業のコンポーネントが置かれている。
しかし、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化過程に精通する対談者は、ロシアの同類の使用に関する技術的ストックは形成されており、ここでリスクが生じるとは見ていない。

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[「ヴィクラマーディティヤ」の有益な経験と航空艦隊の将来]
輸入代替の問題は、以前、「アドミラル・クズネツォフ」の姉妹艦~インドの航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の運命に影響を与えた。
輸入の選択は、艦の動力装置全体の深刻な故障と失敗へ殆ど繋がった。

2012年、白海及びバレンツ海での航空巡洋艦の試験の際に発覚した問題点が分析され、特別委員会は、蒸気ボイラーの部分的な故障の原因は、製造工場により許された断熱材の低品質の作業であると結論付けた。
これらのボイラーの設計と建造では、伝統的なロシアの断熱材であるアスベスト含有材料の代わりに、中国で製造された耐火(耐熱、耐火煉瓦)レンガが使用された。
このような交換は、発注主(インド側)の主張により行なわれた~「ヴィクラマーディティヤ」の8基のボイラーの為の主燃料としてディーゼル燃料重油に代えるのと同時に。

分析の間に専門家委員会は、故障の原因は中国製レンガそのものでは無く、レンガ積みの質の低さにあると結論付けた。
しなしながら、ボイラーの断熱を通常のロシアの技術により行なった場合、この問題は避ける事が出来た。
発注主による輸入製品の選択の支持は、少なくとも、否定的な結果の「雪だるま」へと繋がった。

「アドミラル・クズネツォフ」の状況は、ロシア航空艦隊への輸入品の浸透が、プロジェクト23900汎用揚陸艦の建造の為に接近する調達会社の文脈において重大なリスクを帯びる場合には注意を必要とする。
これらはクリミアに在る造船所『ザリフ』により建造されており、外国の供給社との確固たる合意の存在ですら、西側の制裁からの保護など無いのである。

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグはウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代改装を行なっているムルマンスク艦船修理工場を視察した

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『タス通信』より
2021年4月13日22時26分配信
【ショイグは「アドミラル・クズネツォフ」を修理するドックの再建の促進を要求した】
ムルマンスク、4月13日/タス通信

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入しているグループ企業)によりプロジェクトが実行されているムルマンスクに位置する『第35艦船修理工場』の乾ドックの再建と技術的再装備の作業のテンポと質の向上を要求した。

ショイグは、プロジェクトの実行中、新たな方向の作業が開かれる際には労力と手段を増大させる明確なスケジュールが必要になる事を指摘した。
彼は特に、施設で作業する為の人員と設備の数を増加させる必要が有ると指摘した。

国防相は、現在、ここで約400名と数十基の機材が関わっているとの報告を受けた。
ショイグの評価では、これらの労力は、24時間モードで行なう必要が有るこのような大規模作業の然るべきテンポの保障には不十分である。
更に国防相が指摘したように、スケジュールよりも遅れている場合には。

この時、ショイグは、最初の請負業者が杜撰で作業が低品質だった為、それを変更したという『統合造船業営団』幹部の説明を受け入れなかった。
「そのような説明は全て受け入れられませんね。
ドックは必要ですし、航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの修理と近代化は必要なのですよ」
ショイグ
は話した。

[ドック再建プロジェクト]
艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
により実行されているプロジェクトでは、既存の2室の乾ドックを1室に変換し、ドック施設の面積と深さの著しい増大が提示される。
ドックの再建は、ドック作業実施の部分における『第35艦船修理工場』の能力の大幅な拡大を可能にする。

ドック再建の完了後、『ズヴェズドーチカ』ムルマンスク支所は、ロシア北極圏で最大のドック建造物となり、原子力砕氷船、更にはロケット巡洋艦航空巡洋艦といった大排水量の艦船のドック作業実行の為の受け入れが可能となる。

『第35艦船修理工場』の乾ドック再建の実行は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の工場修理と近代化の作業を適時に完了させる重要な要素である。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。

なお、乾ドック拡張工事の最中、請負業者と発注者『第35艦船修理工場』との間で金銭トラブルが発生した為、2020年6月下旬に新たな請負業者として『オルゲネルゴストロイ』商会が選ばれ、工事が再開されました。
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた]

近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験は2022年に行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの洋上試験は2022年に行なわれる]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了予定時期は2022年末から変更されていない]

重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ修理資金横領事件

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年3月22日9時19分配信
【『第10艦船修理工場』取締役は「アドミラル・クズネツォフ」修理の詐欺容疑が在る】

ムルマンスクのオクチャブリスキー地方裁判所は、『第10艦船修理工場』総取締役エフゲニー・ズディンを2ヶ月間拘禁した。
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『47news』が明らかにしたように、彼は重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理へ割り当てられた4500万ルーブルの横領容疑が在る。


報道によると、特に大規模な詐欺の刑事事件は、2020年12月29日に告発された。
3月19日・金曜日、工場ズディン及び同社幹部のアパートで捜索が行なわれ、その後、総取締役は拘禁された。
ポリャールヌイ村に位置する『第10艦船修理工場』が加入している『統合造船業営団』は、ズディンの拘禁を確認した。
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「アドミラル・クズネツォフ」の大規模修理と近代化の契約の枠組みでの主請負は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』が獲得した事が想い起こされる。
『第10艦船修理工場』は、2018年~2019年に艦の燃料タンクの清掃作業の請負として参加した。
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『47news』が記しているように、ズディンが署名した文書では、実際に費やされた13000時間に代わり、23000標準時間が示されている。
取り調べでは、工場へ振り込まれた7100万ルーブルの内、4500万ルーブルが盗まれたと見られている。
予備情報によると、これが唯一の詐欺エピソードでは無い可能性が有る。

エフゲニー・ズディンは、2015年から『第10艦船修理工場』総取締役の職位に従事している。
2020年初頭、工場での賃金不払い額が1600万ルーブルに達したと報じられ、国の労働監査官はズディンと彼の会社に管理責任を負わせた。

現在、巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化は『第35艦船修理工場』で続けられている。
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艦の航行試験は2022年の開始が予定されている。

ロシア海軍総司令部は近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの洋上試験開始時期の前倒しを望んでいる

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『タス通信』より
2020年12月13日9時5分配信
【情報筋:軍は航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の出航時期を早める事を望んでいる】
モスクワ、12月13日/タス通信

ロシア海軍総司令部は、修理及び近代化の後の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の試験の為の出航の時期を早める事を望んでいる。
『タス通信』は、海軍総司令部に近い情報提供者より伝えられた。

「12月11日の海軍総司令部における会議で、艦上航空隊の飛行士の訓練問題について討議されました。
航空母艦の修理からの退出時期を早める事を求める提案が検討されました」

対談者は話した。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』広報サービスは、この情報について『タス通信』へコメントしなかった。

2018年春、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)は「アドミラル・クズネツォフ」の修理作業の実行へ着手した。
「今日、艦の技術的準備状態の回復は、総合スケジュール計画の中間に在ります」
造船分野の情報提供者は指摘した。
「アドミラル・クズネツォフ」の修理には2件の緊急事態が伴った事を報じた。
それは、艦が最初のドック入りを行なっていた際に沈没した浮きドックPD-50と、艦の発電機区画の1つでの火災についての話である。
公式筋は、これらは批判では無いと言った。

12月4日、造船分野の情報提供者は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」(ソ連邦海軍元帥クズネツォフ)は2022年に試験へ入ると『タス通信』へ伝えた。
この日、航空母艦は進水35周年の記念日を迎えた。


プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」ロシア海軍最大の艦にしてロシア連邦海軍唯一の航空母艦であり、50機のヘリコプター及び水平離着陸航空機の搭載が可能である。
更に、対艦ミサイル複合体及び高射ミサイル複合体砲装置で武装する。
その満載排水量は59100トン、最大長306メートル。
同艦は29ノットの速力発揮を可能とする。
1991年初頭に北方艦隊へ加わった。
2016年には地中海で初めて戦闘動作を行ない、この時に戦闘機シリアテロリストへ打撃を与えた。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。

なお、乾ドック拡張工事の最中、請負業者と発注者『第35艦船修理工場』との間で金銭トラブルが発生した為、2020年6月下旬に新たな請負業者が選ばれ、工事が再開されました。
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた]

近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験は2022年に行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの洋上試験は2022年に行なわれる]

この事に関し、ロシア海軍総司令部は、「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験開始時期を早める事を望んでいるようです。
要するに、「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験の際に、艦上戦闘機部隊(Su-33MiG-29K)の発着艦訓練を実地で行ないたいという事でしょう。
(艦上戦闘機部隊は、2017年2月初頭以降には「アドミラル・クズネツォフ」での発着艦を行なっていない)

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了予定時期は2022年末から変更されていない]

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの洋上試験は2022年に行なわれる

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『タス通信』より
2020年12月4日6時11分配信
【情報筋:航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は2022年に試験へ入る】
モスクワ、12月4日/タス通信

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」(ソ連邦海軍元帥クズネツォフ)は2022年に試験へ入る。
『タス通信』は、本日に航空母艦の進水35周年記念日を迎えた事に関連し、造船分野の2名の情報提供者より伝えられた。


「アドミラル・クズネツォフは、来年夏に2度目のドック入渠を行ない、2022年には航行試験へ入らなければなりません」
彼は指摘した。

対談者は、2018年夏に艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)が「アドミラル・クズネツォフ」の修理作業の実行へ着手した事を想い起こした。
「今日、艦の技術的準備状態の回復は、総合スケジュール計画の中間に在ります」
彼は指摘した。
今日、『ズヴェズドーチカ』にとって最大の契約履行は、「艦の勤務期間の5年延長を可能にする事です」
主な作業は、艦船修理センターの支所の1つで実行されており、ここに基づいて巡洋艦はば長年に渡り修理、メンテナンスを行ない、この工場の第25埠頭は、その基礎駐留所であった。
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『ズヴェズドーチカ』広報サービスは、上記の情報についてコメントしなかった。

情報提供者によると、技術的準備状態回復及び個々の近代化作業遂行の枠組みで、契約に沿って艦の主ボイラーの交換、主タービンユニットおよびスクリュー軸群ガスタービン-ディーゼル発電機の修理、電波電子兵装及び航空機器設備の更新が提示され、「契約では、これらに加え、新たな兵器複合体の設置が登録されています」
並行して、艦のドック修理の第1段階が完了した。

[現在の操作]
情報提供者が見るところ
「修理の参加者にとっての差し迫った中心テーマは、巡洋艦の後部ボイラー室への新たなボイラーの据え付けであり(前部ボイラー室のユニットの交換は以前に行なわれた)、全部で半年掛かります」

差し迫った近代化作業及び戦闘指揮所の再形成の為、総合スケジュールにおいて2021年に据え付けが計画されている新たな機器の基礎の準備には多くの量が割り当てられる。

「御客様側からの安定した資金供給のお陰により、『ズヴェズドーチカ』は、挫折する事無く請負業者と納入業者への前払いを行なっております」
情報提供者は話した。

以前、メディアは、「アドミラル・クズネツォフ」の修理には2件の緊急事態が伴った事を報じた。
それは、沈没した浮きドックPD-50と、艦の発電機区画の1つでの火災についての話である。
公式筋は、これらは批判では無いと言った。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。

なお、乾ドック拡張工事の最中、請負業者と発注者『第35艦船修理工場』との間で金銭トラブルが発生した為、2020年6月下旬に新たな請負業者が選ばれ、工事が再開されました。
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた]

近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」の洋上試験は2022年に行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了予定時期は2022年末から変更されていない]

ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の完了予定時期は2022年末から変更されていない

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2020年8月24日11時43分配信
【『統合造船業営団』は修理後の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」を期限通りに軍へ引き渡す予定である】
クビンカ(モスクワ州)、8月24日、インタファクス

ロシア唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化のテンポは加速しており、ロシア海軍への引き渡し時期を延期する為の事情の発生など有ってはならない。
月曜日、『インタファクス』『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。
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「我々には、確固たる確信が有ります。
ドック入りの時期、航空母艦の引き渡しの時期は、契約から変わる事は有りません。
海軍への引き渡しは、2022年に行なわれなければなりません」
ラフマノフ
フォーラム『アルミヤ-2020』において話した。

「請負業者の変更後、作業は、およそ3倍のテンポで進んでいる事を確信しております。
契約へ署名されたのが、ほんの2ヶ月前である事を考慮しても」
ラフマノフ
は、巡洋艦の近代化作業の現段階に関する質問に答え、こう話した。

6月29日、『インタファクス』オンライン記者会見において、ラフマノフは、航空母艦の修理の為の乾ドック建設の新たな請負業者との契約を締結した事を確認した。
「それは、非公開入札で選ばれた『オルゲネルゴストロイ』商会です。
私共は、充分な資金安定性を有し、我々に、来年夏までの期限の航空母艦のドック入りが可能である事を確信させたことにより、同社を選びました」

この時、ラフマノフは話した。

2019年12月12日、ムルマンスク工場で修理中の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」で火災が発生した。
予備データによると、火災は溶接作業中に起こった。
それは一昼夜で消火された。
火災の結果、2名が死亡し、更に14名が負傷した。
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ラフマノフが4月3日に『インタファクス』へ伝えたように、ロシア唯一の航空母艦が火災により被った損害は5億ルーブルになる。
彼の見立てによると、艦は2022年に海軍へ復帰するが、火災後の影響を取り除く必要が故に、以前の計画よりも5~6ヶ月遅れるだろう。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、2018年4月に航空母艦の技術的準備状態の回復及び近代化の国家契約を軍と締結した。

重航空巡洋艦は1982年に黒海造船工場の船台で起工された。
艦は50機以上の飛行装置を搭載できる。
伝えられているように、近代化中に「アドミラル・クズネツォフ」は、対空防衛複合体「パーンツィリ」の海上版、新たなボイラー、ポンプ、新たな飛行システム及び通信システムを得る。
艦には、主動力タービンの追加修理が控えている。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。

なお、乾ドック拡張工事の最中、請負業者と発注者『第35艦船修理工場』との間で金銭トラブルが発生した為、2020年6月下旬に新たな請負業者が選ばれ、工事が再開されました。
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]

これに先立ち、2022年9月1日までに艦の塗装作業の完了が計画されており、その後、洋上試験が始まります。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]

ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の損害額は3億5000万ルーブルと見積もられた

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『タス通信』より
2020年8月23日15時9分配信
【『統合造船業営団』は「アドミラル・クズネツォフ」の火災後の復旧を3億5000万ルーブルと見積もった】
モスクワ、8月23日/タス通信

『統合造船業営団』航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」が火災により被った損害額の計算を完了し、艦の復旧には最大で3億5000万ルーブル掛かる。
日曜日、フォーラム『アルミヤ-2020』での『タス通信』のインタビューに対し、『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフは述べた。

「今日において、私共は修復に掛かる費用がどの程度かを計算しております。
総予算は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルの範囲内です。
私共にとって幸いな事に、火災は、艦へ重大な影響を与えておりませんし、この出来事がアドミラル・クズネツォフの修理完了に何らかの影響を及ぼすと見なす理由は有りません」
ラフマノフ
は話した。

彼は、現在、「アドミラル・クズネツォフ」では集約的な作業が展開されており、艦のドック入りは、計画通り2021年夏に行なわれなければならない事を指摘した。
艦のロシア海軍への引き渡しは、以前と同様に2022年に計画されている。

『統合造船業営団』のトップは、航空母艦のドック入りは、国防省との合意の下で建設されている臨時ドックで行なわれると説明した。
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2023年には、この臨時ドックは、北方艦隊の艦の定期作業の為の主要施設へ変わらなければならない。

「アドミラル・クズネツォフ」は、シリア沖での戦闘勤務後の2017年に修理を始めた。
2018年10月30日、航空母艦ロスリャコヴォ第82艦船修理工場浮きドックPD-50から出る際、ドックが沈没した。
傾斜が発生したが故に、航空母艦の甲板へクレーンが落下した。
2019年12月12日、艦で火災が発生した。
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現在、「アドミラル・クズネツォフ」は、第35艦船修理工場(ムルマンスク『ズヴェズドーチカ』支所)に在る。
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ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まりました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

「アドミラル・クズネツォフ」が、この乾ドックへ入渠するのは2021年夏に予定されています。

この乾ドックは、取りあえずは「アドミラル・クズネツォフ」が入渠できるように最低限の工事を行ない、その後、2023年までに恒久的な施設として完成させる予定です。


2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の火災による損害額は、3億ルーブル~3億5000万ルーブルになるとの事です。

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]
[ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する]

これに先立ち、2022年9月1日までに艦の塗装作業の完了が計画されており、その後、洋上試験が始まります。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]

ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2022年末にロシア海軍北方艦隊へ復帰する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2020年6月25日12時49分配信
【『統合造船業営団』トップは「アドミラル・クズネツォフ」の修理完了時期を確認した】

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、修理後の2022年にロシア連邦海軍へ復帰し、艦の作業は完全な工程で進められている。
6月25日・木曜日、ラジオ局『モスクワの話』の生放送で『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは発言した。


「私は、私共の納入計画が如何なる延期も無く、変更も無い事をもう一度確認する用意があります:2022年に艦は再び海軍へ加入します」
彼は話した。

『統合造船業営団』トップによると、航空巡洋艦の艦内での修理作業は、2019年12月に発生した火災による損害を評価する為だけに一時中断した。

更にアレクセイ・ラフマノフは、「アドミラル・クズネツォフ」の修理の何れかの段階で乾ドックの建設業者を変更しても、作業完了時期に影響はないと付け加えた。

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、『第35艦船修理工場』(艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』支所)で修理と近代化が行なわれている。
2019年12月12日の火災は、艦の第1発電機区画での火気作業実施の際に発生し、500平方メートルを超える面積の火災は、12月13日朝になって鎮火した。
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事故の結果、艦の居住サービスの契約兵士と士官が死亡した。
10名以上が負傷した。

艦の火災による損害額が950億ルーブルを超えるかもしれないという報道が出てきた。
しかし今年4月、アレクセイ・ラフマノフは、損害は約5億ルーブルになると発言した。

これは、航空巡洋艦の修理中の第2の重大な緊急事態である:2018年10月30日、「アドミラル・クズネツォフ」第82艦船修理工場(『ロスネフチ』所有)の浮きドックPD-50から出渠する際に異常事態が発生し、その結果、ドックは沈没し、工場の整備士が死亡した。
クレーンの1つは巡洋艦の甲板へ落下した。
艦は緊急事態の後、『第35艦船修理工場』の領域へ曳航された。

1990年に就航した重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化の契約は、2018年4月に署名された。
作業費用は600億ルーブルになる。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
19-0319d.jpg
19-0904b.jpg
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まっています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

第35艦船修理工場乾ドック拡張工事(2019年11月末)
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されます。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の損害額の算定はほぼ完了し、5億ルーブル程度になるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災による損害額は約5億ルーブルと見積もられている]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]

これに先立ち、2022年9月1日までに艦の塗装作業の完了が計画されており、その後、洋上試験が始まります。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の修理費用は2億5140万ルーブルになる]

ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災の修理費用は2億5140万ルーブルになる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2020年6月16日23時58分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理には2億5140万ルーブル掛かる】
モスクワ、6月16日-ロシア通信社ノーボスチ

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(ムルマンスク)は、火災が発生した航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の一連の修理作業の為の入札の唯一の参加者との契約を締結するつもりであり、契約価格は、国家発注ポータルサイトのデータによると、2億5140万ルーブルである。

「アドミラル・クズネツォフ」での火災は、第1発電機区画で、船倉の零れた燃料へ溶接作業の火花が落下した結果により発生した。
火災は、ほぼ1日で鎮火され、2名が死亡し、10名以上が負傷した。
『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、火災は、修理及び近代化の後の2022年の海軍への引き渡し期限には影響しないと『ロシア通信社ノーボスチ』へ語った。
現在、船はムルマンスクで修理中である。

5月に公表された提案依頼書の資料によると、契約履行者には、右舷上部構造の清掃作業と右舷の塗装、更には上部構造物の船体構造の修理の実行が控えている。
清掃及び塗装のおおよその面積は、2000平方メートルを僅かに超える程度である。
同時に、請負業者は、自身で建築足場を取り付け、解体しなければならない。
契約価格は2億5250万ルーブルと宣言された。

国家発注ポータルサイトによると、入札には唯一の参加者が届け出た。
会社名は明らかにされていない。
参加者は最大額の契約費用を提示したが、契約前の交渉の結果、それは減額された。

「買付手続きの唯一の参加者との合意の締結、作業実行の総費用は、付加価値税を含む税金、輸送費、その他の義務的支払いを含め251,377,771.83ルーブルである」
買付委員会の最終議事録では、こう述べられている。
合意自体は、未だ締結されていない。

技術的課題によると、発注者は2020年8月31日までの作業の完了を望んでいる。
合意の有効期限は2022年11月30日である。



ロシア海軍唯一の「航空母艦」ウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月21日就役)は、シリア作戦(2016年11月~2017年1月)から帰投した翌年の2018年4月23日に近代化改装の契約が締結され、その直後に工事が開始されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]


近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるようです。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』により、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな近代化改装案が作成されました。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

「アドミラル・クズネツォフ」機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換される事になり、2018年7月下旬からボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

蒸気タービン機関自体も大規模な修復が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造されたボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。


「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月17日にムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った]

2018年10月30日未明、大型浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中、突然に電力供給が止まり、浮きドックは沈没しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した]

この事故により、浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
具体的には、飛行甲板に直径5メートル程の穴が開きました。

「アドミラル・クズネツォフ」は、事故後にロスリャコヴォからムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下したクレーンは、12月下旬に撤去されました。
[浮きドックPD-50の沈没事故により航空母艦アドミラル・クズネツォフの飛行甲板へ落下したクレーンは完全に撤去されている]


「アドミラル・クズネツォフ」の火災探知システムは、予算の都合の為か、半分だけが新型に取り換えられることになるようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは火災探知システムの半分を新型に替える]

更には、電力供給体系(ケーブル線)の一部も更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは電力供給体系を部分的に更新する]

「アドミラル・クズネツォフ」から取り外された蒸気タービンエンジンは、サンクトペテルブルク『キーロフ-エネルゴマシュ』などへ送られ、修復されます。
その完了は2020年に予定されています。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの蒸気タービンエンジン修復は2020年に完了する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により機関の能力もアップするようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな能力を得る]


従来の『第35艦船修理工場』乾ドックのサイズでは、「アドミラル・クズネツォフ」は入渠できませんでしたが、これを、同艦が入渠できるサイズに拡張する計画は以前から有り、PD-50沈没事故を受け、これが実行に移される事になりました。
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[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、ムルマンスク艦船修理工場の乾ドック拡張後にドック入りする]

『第35艦船修理工場』乾ドック拡張工事は、2019年7月以降に始まっています。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為のムルマンスク艦船修理工場の乾ドック結合・拡張工事は既に始まっている]

第35艦船修理工場乾ドック拡張工事(2019年11月末)
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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

この火災により、「アドミラル・クズネツォフ」第1発電機区画が全焼しましたが、致命的な損傷は受けておらず、修理及び近代化改装作業は続行されます。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する]

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏によると、「アドミラル・クズネツォフ」の損害額の算定はほぼ完了し、5億ルーブル程度になるとの事です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの2019年12月12日の火災による損害額は約5億ルーブルと見積もられている]

現在の所、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装を終えて復帰するのは、2022年末に予定されています。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2022年末に完了する]

これに先立ち、2022年9月1日までに艦の塗装作業の完了が計画されており、その後、洋上試験が始まります。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2022年秋に洋上試験を開始する]