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近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは大型浮きドックPD-50へ入った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月20日8時11分配信
【ロシアは航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理を開始したと情報筋は語った】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、修理及び近代化の為、浮きドックへ入った。
『ロシア通信社ノーボスチ』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「はい、同艦はドックへ収まりました」
対談者は質問に答え、こう話した。

以前、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは、艦の修理及び近代化作業は2020年末の完了が計画されていると述べた。
2021年前半に試験が実施され、艦はロシア連邦海軍へ引き渡される。

現在、ロシア海軍には、ソヴィエト社会主義共和国連邦時代の1991年に運用を開始した重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」ただ1隻のみが在籍している。
更新後、同艦は更に20年間の就航が可能となる。

ロシア航空母艦の全長は306メートル、幅75メートル、艦の排水量は6万トン、最大航行距離8417海里(15万キロメートル以上)。
乗組員は、518名の士官と201名の下士官を含む1960名である。

「アドミラル・クズネツォフ」の標準航空団は、艦上航空機Su-33及びSu-25、更にはヘリコプターKa-27/Ka-29で構成される。
艦では、戦闘機MiG-29K及びヘリコプターKa-52Kの新たな航空群の試験が実施された。

加えて「アドミラル・クズネツォフ」は、打撃対艦有翼ミサイル複合体「グラニート」(トランポリン基部に配置された12基の甲板下発射装置)、高射ミサイル複合体「キンジャール」(4モジュール、192発のミサイル)と「コールチク」(8モジュール、256発のミサイルと48000発の弾丸)が設置されている。



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
現在、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長するなどの近代化改装が行なわれています。

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されます。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」の改装工事はムルマンスク第35艦船修理工場の岸壁で行なわれていますが、今後は、ムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠し、水面下部分の工事を行なうようです。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは浮きドックへ入る]

大型浮きドックPD-50
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[プロジェクト7454大型浮きドックPD-50]
スウェーデンのゴタヴェルケン・アレンダル社Gotaverken Arendalで建造
1980年竣工
基準排水量:135460t
満載排水量:215860t
全長:330m
幅:88m
吃水:6.1m
積載能力:80000t
工員:175名
第82艦船修理工場(ロスリャコヴォ)所属


「アドミラル・クズネツォフ」は、ボイラー交換工事の準備を行なっています。
(9月2日の時点で飛行甲板上に新品のボイラーが確認できる)
【Capt(N)氏のツイート(2018年9月3日21時38分)】

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造された高圧ボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。

「アドミラル・クズネツォフ」は、2018年9月19日までにPD-50へ入渠しました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2018年秋にロスリャコヴォの大型浮きドックへ入る]
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2018年9月中旬にロスリャコヴォの大型浮きドックへ入る]


近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機MiG-29K/KUB(2013年~2015年に納入)が「主力」となり、同機を完全に運用する為、同艦の航空機運用システムが更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの主力艦戦はMiG-29K/KUBになる]

さらに将来的には、既に開発作業が始まっているヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機が搭載される事になるでしょう。
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]
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近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2018年9月中旬にロスリャコヴォの大型浮きドックへ入る

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『タス通信』より
2018年9月8日17時18分配信
【情報筋:航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は9月14日~17日にドックへ据え付けられる】
モスクワ、9月8日/タス通信

ムルマンスク浮きドックPD-50への重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の曳航及び据え付けは9月14日に始まり、3日間に渡って続く。
『タス通信』は土曜日に防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「第35艦船修理工場の埠頭から艦は9月14日に曳航を開始します。
航空母艦のドックへの入渠は、簡単な課題ではありません。
全ての手順を行なうのには3日間掛かるが故に、完了は9月17日を予定しております」

対談者は話した。

彼は、航空母艦浮きドックへ曳航され、その後、ゆっくりとそこへ入り、専門設備の助力を得て固定されると説明した。
その後、ドックから水を排出され、艦は安全に固定される。

以前、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフが通知したように、艦船修理工場の専門家は、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のドック修理を準備している。
ロスリャコヴォの乾ドックで、造船所には、航空母艦の推進軸の点検が待ち受けている。

PD-50は、世界で大規模な浮きドックの内の1つである。
これは、ソヴィエト社会主義共和国連邦海軍の発注により1980年にスウェーデンで建造された。
ドックの全長は330メートル、幅67メートル、総積載量80000トン。
これは、大型水上艦及び潜水艦の修理の為に意図されている。
これは、ロシア連邦海軍大型水上艦航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の修理を意味している。

今年4月、造船業界はロシア連邦国防省プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理契約へ署名した。
修理作業は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』支所であるムルマンスク第35艦船修理工場に基づいて実行される。
以前、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクが述べたように、ロシア唯一の航空母艦の修理作業は今年5月に開始され、2021年には海軍は更新された艦の受領を見込んでいる。



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
現在、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長するなどの近代化改装が行なわれています。

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されます。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」の改装工事はムルマンスク第35艦船修理工場の岸壁で行なわれていますが、今後は、ムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠し、水面下部分の工事を行なうようです。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは浮きドックへ入る]

大型浮きドックPD-50
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現在、「アドミラル・クズネツォフ」は、ボイラー交換工事の準備を行なっているようです。
(9月2日の時点で飛行甲板上に新品のボイラーが確認できる)
【Capt(N)氏のツイート(2018年9月3日21時38分)】

「アドミラル・クズネツォフ」は、8基のボイラー(KVG-4)を、新たに製造された高圧ボイラーKVG-4と交換します。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月4日8時0分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」の新たなロシア製ボイラーは25年と見積もられている】
新たなボイラーKVG-4の寿命は25年になります。

「アドミラル・クズネツォフ」PD-50への入渠は、2018年9月14日~17日に予定されているようです。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2018年秋にロスリャコヴォの大型浮きドックへ入る]


近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機MiG-29K/KUB(2013年~2015年に納入)が「主力」となり、同機を完全に運用する為、同艦の航空機運用システムが更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの主力艦戦はMiG-29K/KUBになる]

さらに将来的には、既に開発作業が始まっているヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機が搭載される事になるでしょう。
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2018年秋にロスリャコヴォの大型浮きドックへ入る

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月3日19時29分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」は今秋にドックへ入る】

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」はドックへの設置と推進軸の診断を準備している。
9月1日に『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは報道陣へ伝えた。
『Mil.Press FlotProm』の艦隊の情報提供者は、巡洋艦は、この1~2ヶ月或いは、それよりも早期のドックへの設置が計画されている。


『統合造船業営団』トップによると、「クズネツォフ」近代化の全ての作業は「スケジュールを厳守して」行なわれており、ラフマノフは、それを個人的に2週間ごとに掌握している。

「ロスリャコヴォの浮きドックPD-50への艦の設置の準備過程は、最終段階に在ります。
然るべき文書は、現在、推進軸、スクリューの取り外しと、これらの問題点洗い出しと修復、更には艦底の船外部品の修理、船体の塗装などの作業概略様々な区分で海軍と統合造船業営団が合意しております」

艦隊の情報提供者は語った。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、2018年4月中旬から「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化契約の履行を開始した。
作業費用は、600億ルーブルになる。
それは2020年末に完了し、7ヶ月間の長期試験を行なった後、艦は2021年に海軍へ復帰する事が予定されている。

『統合造船業営団』トップ、アレクセイ・ラフマノフによると、近代化により「アドミラル・クズネツォフ」の勤務時期は20年間延長される。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
「アドミラル・クズネツォフ」
プロジェクト11435として建造された。
艦は、黒海造船工場で進水してから5年後の1990年に海軍へ加わった。

航空巡洋艦の全長は306メートル、最大幅72メートル、満載排水量59000トン。
航空団(戦闘機Su-33、MiG-29K、更にはヘリコプターKa-52、Ka-29、Ka-27)に加え、巡洋艦対艦有翼ミサイルP-700「グラニート」、高射ミサイル複合体「クリノーク」及び「カシタン」で武装している。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

「アドミラル・クズネツォフ」の改装工事はムルマンスク第35艦船修理工場の岸壁で行なわれていますが、今後は、ムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠し、水面下部分の工事を行なうようです。
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[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは浮きドックへ入る]

大型浮きドックPD-50
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現在、「アドミラル・クズネツォフ」は、ボイラー交換工事の準備を行なっているようです。
(9月2日の時点で飛行甲板上に新品のボイラーが確認できる)
【Capt(N)氏のツイート(2018年9月3日21時38分)】

「アドミラル・クズネツォフ」PD-50への入渠は、早ければ2018年9月中になるようです。


近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機MiG-29K/KUB(2013年~2015年に納入)が「主力」となり、同機を完全に運用する為、同艦の航空機運用システムが更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの主力艦戦はMiG-29K/KUBになる]

さらに将来的には、既に開発作業が始まっているヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機が搭載される事になるでしょう。
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは浮きドックへ入る

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『タス通信』より
2018年9月1日20時14分配信
【航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」はドック修理を準備している】
サンクトペテルブルク、9月1日/タス通信

艦船修理工場の専門家は、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」のドック修理を準備している。
土曜日に『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは報道陣へ伝えた。

「クズネツォフで行なわれる全ては、スケジュールを厳守しており、私は2週間ごとに掌握しております。
我々は、一連のキーとなる機構の交換時期に在り、解体と、部分的な近代化の為の大量の作業の準備を行ない、ドック修理を準備しています。
近い内に、我々は、ムルマンスクのドックへ入れ、
推進軸及び全ての機構部分の品質の問題点洗い出しを行なわなければなりません」
ラフマノフ
は話した。

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、艦隊の活動海域における海上及び空中支配の獲得、海軍力の戦闘安定性の付与、敵施設への航空打撃、揚陸部隊の上陸支援の為に意図されている。

艦は1990年に就航した。
満載排水量-58000トン、全長-304.4メートル、最大航行出力-20万馬力、速力-約30ノット。
24~26機の戦闘機及び12機のヘリコプターから成る航空群に加え、「アドミラル・クズネツォフ」は、対艦打撃ミサイル複合体及び高射ミサイル複合体で武装している。

(2018年)4月、造船業界はロシア連邦国防省プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理契約へ署名した。
作業は、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』が実行する。
伝えられているように、「クズネツォフ」の近代化を始めるムルマンスク第35艦船修理工場は、全ての必要な準備作業を行なっている。
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ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]

現在、「アドミラル・クズネツォフ」は、ムルマンスク第35艦船修理工場の岸壁で改装工事を行なっていますが、今後は、ムルマンスク北東のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠し、水面下部分の工事を行なうようです。
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大型浮きドックPD-50
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近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機MiG-29K/KUB(2013年~2015年に納入)が「主力」となり、同機を完全に運用する為、同艦の航空機運用システムが更新されます。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの主力艦戦はMiG-29K/KUBになる]

さらに将来的には、既に開発作業が始まっているヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機が搭載される事になるでしょう。
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの主力艦戦はMiG-29K/KUBになる

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『タス通信』より
2018年8月6日9時14分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」の近代化はMiG-29K/KUBの為の仕上げが予定されている】
モスクワ、8月6日/タス通信

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化には、艦上航空機MiG-29K/KUBの為の仕上げが含まれる。
艦の近代化設計を開発する『ネヴァ川計画設計局』のトップ、セルゲイ・オルロフ『タス通信』のインタビューで述べた。

「艦には、航空機MiG-29K/KUB、Su-33と複数のタイプのヘリコプターが駐留します。
正に航空機MiG-29K/KUBの為、いくらかの仕上げが必要となります。
飛行士が望むものは、何かこう新しく、より現代的で信頼性の有るものです。
殆ど全ての航空機器複合艦載システムは近代化されます」

彼は話した。

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は1991年に就役した。
その満載排水量は約59000トン、全長は306メートルに達し、艦は約30ノットの速力を発揮できる。
24~26機の航空機と12機のヘリコプターで構成される航空グループに加え、対艦及び高射ミサイル、砲装置で武装し、対潜兵器を搭載する。
艦の乗組員は1300名から成り、航空団の要員は660名を有する。

「アドミラル・クズネツォフ」における新たな戦闘機MiG-29K/KUBの試験は2016年夏に始まった。
この航空機は、2016~2017年のシリア沖への航海時、艦の航空グループの一員として在った。

2018年4月、艦の修理及び近代化の契約が署名された。

『ネヴァ川計画設計局』は、様々なクラスの航空艦及び揚陸艦を設計する国内唯一の設計局である。


『タス通信』より
2018年8月6日9時0分配信
【『ネヴァ川計画設計局』:「アドミラル・クズネツォフ」は修理後に新たな「知能」を得る】

『ネヴァ川計画設計局』総取締役セルゲイ・オルロフ氏へのインタビュー。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。
(8基のボイラーは全て交換し、タービンエンジンはリビルド)
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する]


今回の『ネヴァ川計画設計局』総取締役セルゲイ・オルロフ氏の発言を見ると、近代化改装後の「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機MiG-29K/KUB(2013年~2015年に納入)が「主力」となり、同機を完全に運用する為、同艦の航空機運用システムが更新されるようです。

MiG-29K/KUBは、今後近代化改修が計画されています。
『軍事産業企業体ニュース』より
2018年7月18日配信
【『統合航空機製造営団』は海軍航空隊へ近代化されるMiG-29Kの間もなくの供給を予告した】

「アドミラル・クズネツォフ」には、艦上戦闘機Su-33も搭載されており、寿命延長近代化改修が行なわれていますが、寿命は2025年頃までであり、2021年に復帰する同艦では、数年しか運用出来ない事になります。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは蒸気タービンエンジンを修復する

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『タス通信』より
2018年7月25日9時17分配信
【艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』のトップは「アドミラル・クズネツォフ」の近代化について話した】
モスクワ、7月25日/タス通信

ロシア唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は、修理及び近代化の後に7ヶ月間の試験を実施する。
艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』総取締役セルゲイ・マリチェフ『タス通信』のインタビューに対し、こう話した。

「今年4月中旬、2年半に渡る修理及び個々の近代化作業の契約が締結されました。
その(修理及び近代化)後、航空母艦には7ヶ月間の試験が控えています。
まず初めに、艦の主動力装置の大規模修理が計画されており、ボイラーは交換され、主要タービンユニット、動力セクション、タービン発電設備及びディーゼル発電装置、冷却機械は修理及び復旧します。
その次に、大量かつ複雑な技術的作業が在ります」

彼は話した。

マリチェフは、『ズヴェズドーチカ』の専門技術者は、契約署名までに艦の作業を始めており、既に全作業のスケジュールが構成され、技術的文書の発行が始まっている事を指摘した。。
現在、機器の取り外し、陸揚げ及び『キーロフ・エネルゴマシュ』、『プロレタリア工場』及び『カルジュスキー・タービン工場』への発送の総合スケジュールが定められている。
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「発注された修理作業は、文書受領の枠組みで5月から完全な規模で展開しております」
同社のトップは強調した。

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彼は、基本的な作業は『ズヴェズドーチカ』支所~ムルマンスク第35艦船修理工場の埠頭作業場で実行されると付け加えた。
「艦の推進軸及びスクリューの取り外し、修理の問題点の洗い出し、艦底部品の修理、船体の水中部分の塗装の為のドックへの設置の時期は定められております。
この操作には、ロスリャコヴォの浮きドックPD-50が計画されています」
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マリチェフ
は述べた。

[「クズネツォフ」の修理]
今年4月、造船所とロシア連邦国防省は、プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理契約に署名した。

以前にロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクが述べたように、ロシア唯一の航空母艦の修理は今年5月から始まり、2021年に海軍は更新された艦の受領を望んでいる。

航空巡洋艦は近代化の際に新たな対空防衛システム、特に「パーンツィリ-M」を受け取る。
この他、動力設備も交換され、新たなボイラー、一連の新たなポンプ、そして新たな飛行支援システム:着艦、観測、管理などのシステムが設置される。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]

2018年7月下旬から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
[近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった]

今回の記事で艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』総取締役セルゲイ・マリチェフ氏が述べているように、「アドミラル・クズネツォフ」は、まず始めに蒸気タービン機関の修復を行ないます。

8基のボイラーは全て交換され、タービンエンジン『キーロフ・エネルゴマシュ工場』(サンクトペテルブルク)により修復されます。


『キーロフ・エネルゴマシュ工場』は、近代化改装される重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」タービンエンジンも修復しています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

その前には、インドへ売却された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(元重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)のタービンエンジンも修復しています。
[空母ヴィクラマーディティヤ]

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、ボイラーを全て交換し、タービンエンジンは修復(リビルド)していますが、「アドミラル・クズネツォフ」も同じパターンになるようです。

近代化改装されるロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフのボイラーの撤去作業が始まった

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年7月24日10時17分配信
【近代化される「アドミラル・クズネツォフ」は主要蒸気ボイラーの内の1基を撤去した】

ムルマンスクの『第35艦船修理工場』(艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』)で修理されている重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、主要蒸気ボイラーKVG-4の内の1基を降ろした。
中国の情報源『Weibo』は然るべき写真を公表した事を『Lenta.Ru』は報じた。


外国の情報源の写真の外観のように、余命は尽きている:あらゆる写真が中国のジャーナリストへ示され、ロシアの情報筋が撮影したものは、あらゆる中華人民共和国の住民へ転送された。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、2018年春に「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化契約の履行に着手した。
作業費用は600億ルーブルになる。
その完了は2020年末に予定されており、艦の海軍への復帰は2021年になる。

『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフによると、近代化により「アドミラル・クズネツォフ」の勤務期間は20年間延長される。

「アドミラル・クズネツォフ」プロジェクト11435として建造された。
艦は、黒海造船工場で進水してから5年後の1990年に海軍へ加入した。

航空巡洋艦の全長は306メートル、最大幅72メートル、満載排水量59000トン。
航空団(戦闘機Su-33及びMiG-29K、更にはヘリコプターKa-52、Ka-29、Ka-27)に加え、巡洋艦対艦有翼ミサイルP-700「グラニート」、高射ミサイル複合体「クリノーク」及び「カシタン」で武装している。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに様々な数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる]


2018年7月下旬頃から「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーの撤去作業が始まりました。
今後は、交換が予定されている他の機器類も撤去されるでしょう。

ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の費用は約600億ルーブルになる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年5月4日9時0分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化には約600億ルーブルの割り当てが計画されている-情報筋】
モスクワ、5月4日、インタファクス-AVN

北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」(ソヴィエト連邦海軍元帥クズネツォフ)の修理及び近代化の為の技術的課題は署名され、承認されている。
金曜日、『インタファクス-AVN』は消息筋より伝えられた。

「航空母艦アドミラル・クズネツォフの修理及び近代化には、約600億ルーブルの割り当てが計画されております。
これは現在のレートで、およそ10億ドルになります」

彼は説明した。

彼の評価では「これは、航空母艦の修理及び近代化の選択肢としては、充分に楽観的なものです」
何故なら、以前の報道で言及された費用の範囲は、220億~650億ルーブルであったので。

インド海軍の為の同タイプの航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)の修理及び近代化の費用は、23億ドルと見積もられている。

以前、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将が伝えたように、航空母艦は、修理及び近代化の際に新たな対空防衛複合体、新たな要素の動力設備を受け取る。

「アドミラル・クズネツォフは、既に工場へ配置されています。
5月には当地で作業が開始されます。
その対空防衛兵装は改善されます。
新たな海上運用複合体パーンツィリが設置されます。
この他に、動力設備も交換されます:新たなボイラー、一連の新たなポンプ。
そして新たな飛行支援システム。
新たな着艦、観測、管理などのシステム」
ヴィクトール・ブルスク
は話した。

彼は、全ての近代化の作業は2020年末までの実行が計画されている事を指摘した。

以前に『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフが伝えたように、「アドミラル・クズネツォフ」は2020年末に修復され、2021年にロシア連邦海軍へ復帰する。
「私共は、作業(「アドミラル・クズネツォフ」の修理)を既に始めています。
私共は、全ての作業の完了を2020年末に計画しています。
2021年前半には試験を実施し、艦は海軍の戦闘即応部隊へ引き渡されます」
アレクセイ・ラフマノフ
は語った。

「アドミラル・クズネツォフ」は、昨年2月に地中海からセヴェロモルスクへ戻ってきた。
ロシア海軍の歴史上初めて、艦上戦闘機Su-33及びMiG-29KRは戦闘動作を行なった。

航空母艦の艦上には40機以上の飛行装置が在った。
「アドミラル・クズネツォフ」航空団の飛行士は420回の戦闘飛行を実行し、シリア領内のテロリストの1200以上の施設を撃破した。

公式データによると、「アドミラル・クズネツォフ」は、航海中に2機の艦上戦闘機を失った。
事故は着艦へのアプローチの際に発生し、飛行士は脱出した。

航空母艦地中海への航海の際、艦上打撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」の試験が実施された。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。
以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。
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『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】



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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]
今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。
17-0303d.jpg

近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は、2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

更には、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されています。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する]


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の費用については、これまでに、200億ルーブル650億ルーブル500億ルーブル250億ルーブルという数字が出ていましたが、結局、約600億ルーブルに落ち着いたようです。
この金額は、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の大規模な近代化改装の費用(500億ルーブル)よりも多くなっています。

近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する

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『タス通信』より
2018年4月30日9時1分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」は長距離対空防衛システム「ポリメント-リドゥート」を受け取る】
モスクワ、4月30日/タス通信

ロシア唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化の際に兵装として長距離海上高射ミサイルシステム「ポリメント-リドゥート」を受け取る。
『タス通信』造船業界の情報提供者より伝えられた。

「パーンツィリに加え、艦には、長距離対空防衛システム~最新の複合体ポリメント-リドゥートの設置が計画されています」
『タス通信』
は情報提供者より伝えられた。
現在、「クズネツォフ」は、近距離で動作する対空防衛複合体「キンジャール」及び「コールチク」のみを持っている。

コンツェルン『アルマーズ-アンテイ』(「ポリメント-リドゥート」の開発会社)は、情報提供者から提示された情報にコメントしなかった。

以前にロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクが述べたように、「クズネツォフ」の作業は5月に始まり、艦は新たな近距離動作ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を受け取る。
ブルスクによると、艦には更に、新たなボイラー及び新たな飛行支援システム、具体的には着艦、観測、管理システムが設置される。
海軍は、航空母艦の戦闘編制への受け入れは2021年になると見込んでいる。

造船業界の他の情報提供者が『タス通信』へ説明したように、艦の発着艦支援設備は、航空機拘束装置、無線標識群、信号設備が交換され、更に「クズネツォフ」は、全ての通信システムを交換する。
これについて情報提供者は指摘した。
「航空母艦の打撃ミサイル複合体グラニートの交換は有りません」

[「ポリメント-リドゥート」と「アドミラル・クズネツォフ」]
「ポリメント-リドゥート」
は、垂直発射の艦載ミサイルシステムである。
公開情報によると、システムは、最大で150kmまでの距離の空中目標を撃破する高射ミサイル9M96MDの使用が可能である。
具体的には、複合体はプロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」へ設置されており、今夏には試験を完了しなければならない。

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア海軍の唯一の航空母艦である。
1982年~1990年に『黒海造船工場』(ニコラエフ、ウクライナ)で建造された。
満載排水量は59000トン、全長306メートル、全速航行速力29ノット。
設計では、航空グループには26機の戦闘機と24機のヘリコプターが含まれている。



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ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、これ以前にも5回の地中海遠征を行なっています。
[第1次地中海遠征(1995年12月8日出港、1996年3月22日帰港)]
[第2次地中海遠征(2007年12月5日出港、2008年2月3日帰港)]
[第3次地中海遠征(2008年12月5日出港、2009年3月2日帰港)]
[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]
[第5次地中海遠征(2013年12月17日出港、2014年5月18日帰港]


「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。


シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。

『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】

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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。

『第35艦船修理工場』(ムルマンスク)
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]


そして更に、「アドミラル・クズネツォフ」には、新型の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されている事が明らかにされました。
ただし、非公式筋からの情報ですが・・・
[ロシア海軍の新世代艦対空ミサイル「リドゥート」/「ポリメント・リドゥート」]

高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体であり、長射程から短射程まで様々な高射ミサイルを使用できます。
[プロジェクト22350フリゲート(アドミラル・ゴルシコフ型)]
これを「アドミラル・クズネツォフ」に装備するとなると、既存の高射ミサイル複合体「キンジャール」(8連装回転式垂直発射機24基)と交換する事になるでしょう。
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「ポリメント-リドゥート」を装備するのなら、その管制用レーダーである4面フェーズドアレイレーダー「ポリメント」も装備しなければなりません。
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これは、現在、「アドミラル・クズネツォフ」の艦橋に設置されている4面フェーズドアレイレーダー「マルス・パッサート」と交換される事になるでしょう。

プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」
艦首130mm砲塔の後ろにある垂直発射機が「ポリメント-リドゥート」発射機
艦橋に装備されているのが4面フェーズドアレイレーダー「ポリメント」
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近代化改装される「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア海軍新世代水上戦闘艦に匹敵する強力な対空防衛能力を有する事になるようです。
自分自身のみならず、付き従う護衛艦や支援船も護る事が可能な対空防衛能力を・・・

近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年4月25日15時12分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」は、複合体「パーンツィリ」、新たな動力設備及び飛行支援システムを装備する】
サンクトペテルブルク、4月25日、インタファクス-AVN

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、新たな対空防衛複合体及び新たな要素の動力設備を近代化の際に受け取る。
水曜日、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクサンクトペテルブルクで報道陣へ伝えた。

「アドミラル・クズネツォフは、既に工場へ配置されています。
5月には当地で作業が開始されます。
その対空防衛兵装は改善されます。
新たな海上運用複合体パーンツィリが設置されます。
この他に、動力設備も交換されます:新たなボイラー、一連の新たなポンプ。
そして新たな飛行支援システム。
新たな着艦、観測、管理などのシステム」
ヴィクトール・ブルスク
は話した。

彼は、全ての近代化の作業は2020年末までの実行が計画されている事を指摘した。

以前に『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフが伝えたように、「アドミラル・クズネツォフ」は2020年末に修復され、2021年にロシア連邦海軍へ復帰する。
「私共は、作業(「アドミラル・クズネツォフ」の修理)を既に始めています。
私共は、全ての作業の完了を2020年末に計画しています。
2021年前半には試験を実施し、艦は海軍の戦闘即応部隊へ引き渡されます」
アレクセイ・ラフマノフ
ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送で語った。

彼は、『統合造船業営団』は、契約義務の枠組みにおける計画された航空母艦の修理作業の量について知らせる事は出来ないと指摘した。
『統合造船業営団』のトップは、このような艦(航空母艦)の新規建造は「長期、高価になる」事を強調した。



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ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、これ以前にも5回の地中海遠征を行なっています。
[第1次地中海遠征(1995年12月8日出港、1996年3月22日帰港)]
[第2次地中海遠征(2007年12月5日出港、2008年2月3日帰港)]
[第3次地中海遠征(2008年12月5日出港、2009年3月2日帰港)]
[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]
[第5次地中海遠征(2013年12月17日出港、2014年5月18日帰港]


「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。


シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。

『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】

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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。

『第35艦船修理工場』(ムルマンスク)
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]


そして今回、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将は、「アドミラル・クズネツォフ」は近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」を装備する事を明らかにしました。
[ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇シューヤは新型の高射複合体パーンツィリ-Mの試験艇となる]

当然ながら、これまでに装備されていた高射ミサイル砲複合体「コールチク」は撤去される事になるでしょう。
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この他、新たな要素の動力設備ボイラーも装備するとの事ですから、ボイラーも新型になるようです。
或いは、インドへ売却された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」と同様の軽油炊きボイラーになるかもしれません。
(現在の「アドミラル・クズネツォフ」ボイラーは重油炊き)

ブルスク中将の発言を見る限り、着艦拘束装置、航空機運用管理システム、戦闘情報管理システム、メインレーダーなども新型になるようです。